JPH0211073B2 - - Google Patents
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- JPH0211073B2 JPH0211073B2 JP55054517A JP5451780A JPH0211073B2 JP H0211073 B2 JPH0211073 B2 JP H0211073B2 JP 55054517 A JP55054517 A JP 55054517A JP 5451780 A JP5451780 A JP 5451780A JP H0211073 B2 JPH0211073 B2 JP H0211073B2
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- Japan
- Prior art keywords
- signal
- adder
- feedback
- circuit
- color
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/64—Circuits for processing colour signals
- H04N9/646—Circuits for processing colour signals for image enhancement, e.g. vertical detail restoration, cross-colour elimination, contour correction, chrominance trapping filters
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
本発明は櫛形フイルタを用いた色信号処理回路
に関し、特に複数のベースバンド色信号を櫛形フ
イルタに入力してS/Nの改善比を大きくし、か
つ垂直解像度の劣化を少なくすることを目的とす
る。 第1図は色信号用櫛形フイルタを用いた従来の
カラーテレビジヨンカメラの要部回路を示すもの
である。同図において、入力端子1,2に入力さ
れた色差信号R−Y、及びB−Y信号は、入力端
子3に入力される色副搬送波で、変調器4によつ
て直角2相変調される。 変調器4の出力は第1の加算器5で帰還回路6
の出力と加算され、搬送色信号用1水平走査期間
遅延線7に導かれる。この遅延線7の出力は、変
調器4の出力とほぼ1:1の割合で第2の加算器
8で加え合わされる。第2の加算器8の出力は、
帰還回路6に導かれると同時に、搬送色信号出力
として出力端子9から取り出される。 以上のような構成の色信号処理回路において、
帰還回路6の帰還率βを大きくし、帰還量を大き
くしてゆくと、色信号のSN比が改善されること
はよく知られている。(例えば文献、藤尾:「クロ
スカラー除去、高解像度カラー再生方式」テレビ
ジヨン学会誌第21巻、第12号、879頁〜889頁)し
かしながら、従来は前記遅延回路に、超音波遅延
線を用いているために、帰還量を大きくするとそ
の不要反射成分による画質劣化が大きく、大きな
帰還量の帰還回路を構成できずSN比の改善を行
なえないのが実状であつた。(一般に、価格面の
制約から民生用機器に使用できる超音波遅延線の
不要反射成分は約−30dB程度である。) このような欠点を改善するために、前記遅延回
路として電荷結合素子を用いる方法が考えられる
が色搬送波で変調された色信号を、1水平走査期
間遅延させるには、信号帯域に対するナイキスト
の原理により電荷結合素子を駆動する駆動パルス
の周波数cを c>2(s+m) 但し、s:色搬送波周波数 m:色信号の最高周波数 としなければならない。例えばNTSC方式におい
ては、s≒3.58MHzであり、単管式等の簡易カラ
ーテレビジヨンカメラにおける色信号の帯域巾は
0.7MHz程度であるのでm=0.7MHzとすると、c
は8.56MHz以上の周波数としなければならない。
一方、電荷結合素子の駆動パルス周波数cと、信
号を一水平走査期間遅延させるに要する電荷結合
素子のビツト数Nおよび駆動に要する電力Pとの
間にはほぼ次式の関係があり、駆動パルス周波数
cが高くなると、ビツト数N、消費電力P共に増
加する。 N=c・Th ……… P∝Nc 2 ……… (但し、Th:水平走査期間) このように電荷結合素子を用いた一水平走査期
間遅延素子を用いて櫛形フイルタを構成する従来
の回路では、 (i) 前記遅延素子のビツト数が多いため歩留りが
低く、高価となる (ii) 消費電力が大きい という大きな欠点がある。 また従来の回路では搬送色信号を帰還形櫛形フ
イルタを通過させているため、色の種類により帰
還率を変化させることができず、したがつて垂直
方向の解像度劣化とSN比改善度を色の種類によ
り最適とすることができないという欠点もあつ
た。 本発明は上述した従来の欠点を改善した色信号
処理回路を提供するものである。以下本発明につ
いて実施例とともに説明する。 第2図は本発明の実施例を示すもので、第1図
に示した回路と同一部分には同一符号を付してい
る。 同図において、入力端子1および2に入力され
たR−Y、B−Y色差信号はそれぞれ、第1の加
算器10、帰還回路11、第2の加算器13、低
周波信号用の電荷結合素子を用いた一水平走査期
間遅延回路(以下「低周波信号用CCDIH遅延回
路」と略記する)12で構成された櫛形フイルタ
14及び第1の加算器10′帰還回路11′、第2
の加算器13′、低周波信号用CCDIH遅延回路1
2′で構成された櫛形フイルタ14′を介して、変
調器4に導かれ、入力端子3に導かれた色搬送波
で直角2相変調されて、出力端子9より搬送色信
号として出力される。 以上のような構成の信号処理回においては低周
波信号用CCDIH遅延回路の駆動パルス周波数c
は2mより高ければよく、従来例に比して格段に
低い周波数となり、CCDIH遅延素子を2個必要
とすることを考慮してもCCD遅延素子のビツト
数N、消費電力Pの低減を図ることができる。た
とえばs=3.58MHz、m=0.7MHzとして、ビツ
ト数N及び消費電力Pの従来例と本実施例との比
較をすると次の表のようになる。
に関し、特に複数のベースバンド色信号を櫛形フ
イルタに入力してS/Nの改善比を大きくし、か
つ垂直解像度の劣化を少なくすることを目的とす
る。 第1図は色信号用櫛形フイルタを用いた従来の
カラーテレビジヨンカメラの要部回路を示すもの
である。同図において、入力端子1,2に入力さ
れた色差信号R−Y、及びB−Y信号は、入力端
子3に入力される色副搬送波で、変調器4によつ
て直角2相変調される。 変調器4の出力は第1の加算器5で帰還回路6
の出力と加算され、搬送色信号用1水平走査期間
遅延線7に導かれる。この遅延線7の出力は、変
調器4の出力とほぼ1:1の割合で第2の加算器
8で加え合わされる。第2の加算器8の出力は、
帰還回路6に導かれると同時に、搬送色信号出力
として出力端子9から取り出される。 以上のような構成の色信号処理回路において、
帰還回路6の帰還率βを大きくし、帰還量を大き
くしてゆくと、色信号のSN比が改善されること
はよく知られている。(例えば文献、藤尾:「クロ
スカラー除去、高解像度カラー再生方式」テレビ
ジヨン学会誌第21巻、第12号、879頁〜889頁)し
かしながら、従来は前記遅延回路に、超音波遅延
線を用いているために、帰還量を大きくするとそ
の不要反射成分による画質劣化が大きく、大きな
帰還量の帰還回路を構成できずSN比の改善を行
なえないのが実状であつた。(一般に、価格面の
制約から民生用機器に使用できる超音波遅延線の
不要反射成分は約−30dB程度である。) このような欠点を改善するために、前記遅延回
路として電荷結合素子を用いる方法が考えられる
が色搬送波で変調された色信号を、1水平走査期
間遅延させるには、信号帯域に対するナイキスト
の原理により電荷結合素子を駆動する駆動パルス
の周波数cを c>2(s+m) 但し、s:色搬送波周波数 m:色信号の最高周波数 としなければならない。例えばNTSC方式におい
ては、s≒3.58MHzであり、単管式等の簡易カラ
ーテレビジヨンカメラにおける色信号の帯域巾は
0.7MHz程度であるのでm=0.7MHzとすると、c
は8.56MHz以上の周波数としなければならない。
一方、電荷結合素子の駆動パルス周波数cと、信
号を一水平走査期間遅延させるに要する電荷結合
素子のビツト数Nおよび駆動に要する電力Pとの
間にはほぼ次式の関係があり、駆動パルス周波数
cが高くなると、ビツト数N、消費電力P共に増
加する。 N=c・Th ……… P∝Nc 2 ……… (但し、Th:水平走査期間) このように電荷結合素子を用いた一水平走査期
間遅延素子を用いて櫛形フイルタを構成する従来
の回路では、 (i) 前記遅延素子のビツト数が多いため歩留りが
低く、高価となる (ii) 消費電力が大きい という大きな欠点がある。 また従来の回路では搬送色信号を帰還形櫛形フ
イルタを通過させているため、色の種類により帰
還率を変化させることができず、したがつて垂直
方向の解像度劣化とSN比改善度を色の種類によ
り最適とすることができないという欠点もあつ
た。 本発明は上述した従来の欠点を改善した色信号
処理回路を提供するものである。以下本発明につ
いて実施例とともに説明する。 第2図は本発明の実施例を示すもので、第1図
に示した回路と同一部分には同一符号を付してい
る。 同図において、入力端子1および2に入力され
たR−Y、B−Y色差信号はそれぞれ、第1の加
算器10、帰還回路11、第2の加算器13、低
周波信号用の電荷結合素子を用いた一水平走査期
間遅延回路(以下「低周波信号用CCDIH遅延回
路」と略記する)12で構成された櫛形フイルタ
14及び第1の加算器10′帰還回路11′、第2
の加算器13′、低周波信号用CCDIH遅延回路1
2′で構成された櫛形フイルタ14′を介して、変
調器4に導かれ、入力端子3に導かれた色搬送波
で直角2相変調されて、出力端子9より搬送色信
号として出力される。 以上のような構成の信号処理回においては低周
波信号用CCDIH遅延回路の駆動パルス周波数c
は2mより高ければよく、従来例に比して格段に
低い周波数となり、CCDIH遅延素子を2個必要
とすることを考慮してもCCD遅延素子のビツト
数N、消費電力Pの低減を図ることができる。た
とえばs=3.58MHz、m=0.7MHzとして、ビツ
ト数N及び消費電力Pの従来例と本実施例との比
較をすると次の表のようになる。
【表】
すなわち従来の回路に比し、ビツト数Nを約1/
3に、消費電力Pを約1/110に減少することがで
き、その効果は非常に大きい。 更に、以上述べた比較においては、従来例での
駆動パルス周波数の値を2×(s+c)に等しい
としたが、実際には、CCDIH遅延回路での群遅
延特性が平坦でない場合には第1図における第1
の加算器5に入力される変調器4からの出力の搬
送色信号と、CCDIH遅延回路7を通つた後帰還
回路6を介して入力される搬送色信号とに位相差
を生じる周波数成分が生じ、帰還量βを大きくす
ると、搬送色信号の位相が変化し、画面での色相
が変化する。 したがつて帰還量を大きくして、SN比の改善
を行なうためはcの値を2×(s+c)よりかな
り大きな値とする必要がある。これに対し本実施
例では、櫛形フイルタ14,14′に入力される
信号はベースバンドの信号であるため、CCDIH
遅延回路での群遅延特性不良は色相変化を招かな
いために群遅延特性の裕度が大きく、したがつて
cは2mに非常に近い値とすることができる。 このように実際には従来例と本実施例との差は
前述した値より大きな値となり、本実施例の効果
は更に大きくなる。 また、上記の構成では、R−Y信号とB−Y信
号をそれぞれ異なる帰還形櫛形フイルタを通過さ
せているため、必要に応じてR−Y信号用のフイ
ルタ14の帰還回路11の帰還率と、B−Y信号
用のフイルタ14′の帰還回路11′の帰還率を異
ならせることができる。例えば人間の目の解像度
が高く原信号のSN比の比較的良いことの多いR
−Y信号用のフイルタ14の帰還率を小さく、人
間の目の解像度が比較的低く、原信号のSN比の
悪いことの多いB−Y信号用のフイルタ14′の
帰還率を大きくすることにより、SN比が良く、
垂直解像度の劣化の目立たない画像を得ることが
できるという効果がある。 第3図は、第2図における櫛形フイルタ部の具
体回路構成を示すものである。 入力端子15にはR−Y色差信号が入力され、
結合コンデンサC3を介して、CCD遅延素子17
の第1の入力端子22に導かれる。この入力端子
22は抵抗R6を介してバイアス抵抗R1,R2によ
つて決定される直流電位にバイアスされている。
なおC1は交流成分バイパス用のコンデンサであ
る。そしてCCD遅延素子には入力端子16に入
力された色副搬送波をフリツプフロツプ回路18
で1/2に分周した信号Q−がクロツクドライバ
19を介した後駆動パルスφ1,φ2として加えら
れている。CCD遅延素子17の出力端子25よ
り得られた信号はトランジスタTr1及びそのエミ
ツタ抵抗R7よりなるバツフア回路を介して、抵
抗R8、ローパスフイルタ20、抵抗R9で色差信
号の最高周波数成分m以上の高周波成分を除去
した後に、トランジスタTr2及びそのエミツタ抵
抗R10よりなるバツフア回路に加えられる。また
結合コンデンサC4、トランジスタTr3、そのベー
スバイアス抵抗R11,R12及びエミツタ抵抗R13よ
りなるバツフア回路を介して導かれた、入力端子
15に入力されているR−Y色差信号と、上記ト
ランジスタTr2の出力とは結合コンデンサC5、抵
抗R15,R16よりなるマトリクス回路によつて加
え合わされる。そしてトランジスタTr4及び、そ
のエミツタ抵抗VR2よりなるバツフア回路を介し
て、出力端子21より出力として取り出される。
一方この出力は、トランジスタTr4のエミツタと
アース間に接続された可変抵抗器VR2の中点から
結合コンデンサC6を介して、CCD遅延素子17
の第2の入力端子23に導かれて、第1の入力端
子22に導かれた信号と加え合わされることによ
つて帰還回路が構成されている。なおその帰還率
は可変抵抗器VR2の中点の位置を変化させること
によつて可変できる。なお、第2の入力端子23
は、抵抗R5を介して第1の入力端子22と同一
電位にバイアスされている。またCCD遅延素子
17の入力基準ゲート24は、抵抗R3,R4およ
び交流分バイパスコンデンサC2によつてCCD遅
延線の入出力信号間の直線性の最良となる直流電
位にバイアスされている。また端子26には電源
電圧+Vccが印加されている。 以上述べた具体回路における遅延時間はCCD
遅延素子17の遅延時間と、ローパスフイルタ2
0の遅延時間とを加えた値が一水平走査期間とな
るように設計されている。また、本実施例におい
ては駆動パルスとして、色副搬送波を1/2に分周
したパルスを用いる構成としているため駆動パル
スを発生させるための発振器を設ける必要が無
い。 第4図は本発明の第2の実施例を示すもので、
第2図と異なる点は原色信号を櫛形フイルタに加
えてSN比改善を行なう構成とした点である。 すなわちそれぞれ入力端子27R,27B、27
Gに入力された赤R、青B、緑Gのベースバンド
の色信号は、それぞれ第1の加算器28R,28
B,28G、低周波信号用CCDIH遅延回路30R,
30B,30G、第2の加算器31R,31B,31
G、帰還回路32R,32B,32Gで構成された櫛
形フイルタ33R,33B,33Gを通つた後にマ
トリクス回路34に導かれて、出力端子35,3
6からR−Y、B−Y色差信号として取り出さ
れ、変調器4に導かれ、入力端子3に導かれた色
搬送波で直角2相変調されて出力端子9より搬送
色信号として出力される。 この実施例においても櫛形フイルタが第2図の
構成に比して1個多く必要となる欠点はあるが、
前述した実施例と同様の効果を得ることができ
る。 第5図は本発明の第3の実施例を示すもので、
第2図との差は櫛形フイルタによる画面の垂直解
像度劣化を補償する回路を付加した点にある。こ
の実施例においてはR−Y及びB−Y色差信号共
に同じ信号処理を行なつているので、R−Y信号
についてのみ第6図の波形図を用いて動作を説明
する。なお第6図aは例えば垂直方向に、白−赤
−白と変化している画像を撮像した時の、一垂直
走査期間のR−Y色差信号を示す。 入力端子1に加えられた第6図aに示すような
波形(但し第6図bの波形で示した42の期間を一
水平走査期間とする。)は、櫛形フイルタ14を
通過することによつてSN比は向上する反面第6
図bに示す波形のように垂直解像度が劣化する。
この垂直解像度が劣化した信号をレベル調整器3
7を介して、入力端子1に加えられた元の信号レ
ベルとほぼ同一にした後に、第一の減算器38に
加えて、元の信号と減算を行なうことによつて差
信号cを得る。この差信号cは低レベル抑圧回路
39によつて絶対値がδ以下の低レベルの信号が
抑圧され(波形をdに示す)、絶対値δ以下の信
号を抑圧した分を補償するために約(/(1−
δ/X)倍増幅されて(但しX:色差信号の基準
レベル)eに示す波形が得られる。そして、第2
の減算器40によつてレベル調整器37の出力
(波形b)より前記低レベル抑圧回路39の出力
(波形e)を減じることによつて波形を得る。
このの信号は櫛形フイルタ14の出力bに比し
て垂直解像度が補償されて、入力端子1に加えら
れた元のR−Y色差信号に近い信号となつてい
る。そしてそのSN比は低レベル抑圧回路によつ
て差信号eのノイズレベルが抑圧された信号を、
櫛形フイルタの出力信号bより減じているため、
定常状態においては櫛形フイルタの出力と同じ値
となつている。 第2の減算器40の出力は前記したR−Y信号
と同様に入力端子2に加えられた後に櫛形フイル
タ回路14′、垂直解像度補償回路41′を通過し
たB−Y信号と共に変調器4に加えられて、入力
端子3に加えられた色搬送波で直角2相変調され
て出力端子9より搬送色信号として取り出され
る。 第7図は本発明の第4の実施例を示す構成図で
あつて、原色信号を、櫛形フイルタ回路14,1
4′と垂直解像度補償回路41,41′に通す構成
としたものである。同図において入力端子43,
43′に加えられた赤R、青Bのベースバンドの
色信号はそれぞれ、第1の加算器10,10′、
低周波信号用IH遅延回路12,12′第2の加算
器13,13′、帰還回路11,11′よりなる櫛
形フイルタ14,14′及びレベル調整器37,
37′・第1の減算器38,38′・低レベル抑圧
回路39,39′、第2の減算器40,40′より
なる垂直解像度補償回路41,41′を通つた後
に、第3の減算器45,45′に加えられて、入
力端子44に加えられた、輝度Y信号(単域は、
R、B信号と同一とされている)と減算を処理さ
れて、R−Y、B−Y色差信号とされた後に、変
調器4に加えられ、入力端子3に加えられた色搬
送波によつて直角2相変調されて、出力端子9よ
り搬送色信号として取り出される。 本構成においては、R、B信号のみを櫛形フイ
ルタに通し、Y信号は通さない構成としている
が、これは、Y信号は一般にR、B信号に比して
SN比が良く色信号のSN比をほとんど決定しない
ためであり、また垂直解像度補償回路によつて櫛
形フイルタを通過した後のR、B信号の垂直解像
度を元の信号に近づけているため、このような構
成としても、垂直端の色誤差はほとんど生じな
い。 また以上述べた構成においては、R−Y、B−
Y信号、もしくはR、B信号共に櫛形フイルタに
通す構成としているが、一般的に最もSN比の悪
いB−Y信号もしくはB信号のみを櫛形フイルタ
に通すだけでも画面全体のSN比向上は大きく、
使用する櫛形フイルタの数を少なく構成できると
いう長所がある。 また以上の説明においては、カラーテレビジヨ
ンカメラへの本発明の櫛形フイルタを用いた色信
号処理回路を適用する場合について述べてきた
が、カラーテレビジヨン受像機において、カラー
テレビジヨン信号より分離されたR−Y、B−Y
信号もしくはR、B、Gのベースバンド色信号に
も適用できる事は明らかである。 以上のように本発明は、帰還形櫛形フイルタを
電荷結合素子と帰還回路を用いて構成しこれにベ
ースバンド色信号を入力するようにしたことによ
り、低周波駆動の電荷結合素子を使うことができ
消費電力を大幅に減少することができる。またベ
ースバンド色信号を通すことにより帰還量を大き
くすることができ、よつてS/Nを十分に改善で
きる。さらに各ベースバンド色信号ごとに前記帰
還形櫛形フイルタを設けており、必要によりそれ
ぞれの帰還率を変えて垂直解像度の劣化を目立た
なくすることもできその実用上の効果が大なるも
のである。
3に、消費電力Pを約1/110に減少することがで
き、その効果は非常に大きい。 更に、以上述べた比較においては、従来例での
駆動パルス周波数の値を2×(s+c)に等しい
としたが、実際には、CCDIH遅延回路での群遅
延特性が平坦でない場合には第1図における第1
の加算器5に入力される変調器4からの出力の搬
送色信号と、CCDIH遅延回路7を通つた後帰還
回路6を介して入力される搬送色信号とに位相差
を生じる周波数成分が生じ、帰還量βを大きくす
ると、搬送色信号の位相が変化し、画面での色相
が変化する。 したがつて帰還量を大きくして、SN比の改善
を行なうためはcの値を2×(s+c)よりかな
り大きな値とする必要がある。これに対し本実施
例では、櫛形フイルタ14,14′に入力される
信号はベースバンドの信号であるため、CCDIH
遅延回路での群遅延特性不良は色相変化を招かな
いために群遅延特性の裕度が大きく、したがつて
cは2mに非常に近い値とすることができる。 このように実際には従来例と本実施例との差は
前述した値より大きな値となり、本実施例の効果
は更に大きくなる。 また、上記の構成では、R−Y信号とB−Y信
号をそれぞれ異なる帰還形櫛形フイルタを通過さ
せているため、必要に応じてR−Y信号用のフイ
ルタ14の帰還回路11の帰還率と、B−Y信号
用のフイルタ14′の帰還回路11′の帰還率を異
ならせることができる。例えば人間の目の解像度
が高く原信号のSN比の比較的良いことの多いR
−Y信号用のフイルタ14の帰還率を小さく、人
間の目の解像度が比較的低く、原信号のSN比の
悪いことの多いB−Y信号用のフイルタ14′の
帰還率を大きくすることにより、SN比が良く、
垂直解像度の劣化の目立たない画像を得ることが
できるという効果がある。 第3図は、第2図における櫛形フイルタ部の具
体回路構成を示すものである。 入力端子15にはR−Y色差信号が入力され、
結合コンデンサC3を介して、CCD遅延素子17
の第1の入力端子22に導かれる。この入力端子
22は抵抗R6を介してバイアス抵抗R1,R2によ
つて決定される直流電位にバイアスされている。
なおC1は交流成分バイパス用のコンデンサであ
る。そしてCCD遅延素子には入力端子16に入
力された色副搬送波をフリツプフロツプ回路18
で1/2に分周した信号Q−がクロツクドライバ
19を介した後駆動パルスφ1,φ2として加えら
れている。CCD遅延素子17の出力端子25よ
り得られた信号はトランジスタTr1及びそのエミ
ツタ抵抗R7よりなるバツフア回路を介して、抵
抗R8、ローパスフイルタ20、抵抗R9で色差信
号の最高周波数成分m以上の高周波成分を除去
した後に、トランジスタTr2及びそのエミツタ抵
抗R10よりなるバツフア回路に加えられる。また
結合コンデンサC4、トランジスタTr3、そのベー
スバイアス抵抗R11,R12及びエミツタ抵抗R13よ
りなるバツフア回路を介して導かれた、入力端子
15に入力されているR−Y色差信号と、上記ト
ランジスタTr2の出力とは結合コンデンサC5、抵
抗R15,R16よりなるマトリクス回路によつて加
え合わされる。そしてトランジスタTr4及び、そ
のエミツタ抵抗VR2よりなるバツフア回路を介し
て、出力端子21より出力として取り出される。
一方この出力は、トランジスタTr4のエミツタと
アース間に接続された可変抵抗器VR2の中点から
結合コンデンサC6を介して、CCD遅延素子17
の第2の入力端子23に導かれて、第1の入力端
子22に導かれた信号と加え合わされることによ
つて帰還回路が構成されている。なおその帰還率
は可変抵抗器VR2の中点の位置を変化させること
によつて可変できる。なお、第2の入力端子23
は、抵抗R5を介して第1の入力端子22と同一
電位にバイアスされている。またCCD遅延素子
17の入力基準ゲート24は、抵抗R3,R4およ
び交流分バイパスコンデンサC2によつてCCD遅
延線の入出力信号間の直線性の最良となる直流電
位にバイアスされている。また端子26には電源
電圧+Vccが印加されている。 以上述べた具体回路における遅延時間はCCD
遅延素子17の遅延時間と、ローパスフイルタ2
0の遅延時間とを加えた値が一水平走査期間とな
るように設計されている。また、本実施例におい
ては駆動パルスとして、色副搬送波を1/2に分周
したパルスを用いる構成としているため駆動パル
スを発生させるための発振器を設ける必要が無
い。 第4図は本発明の第2の実施例を示すもので、
第2図と異なる点は原色信号を櫛形フイルタに加
えてSN比改善を行なう構成とした点である。 すなわちそれぞれ入力端子27R,27B、27
Gに入力された赤R、青B、緑Gのベースバンド
の色信号は、それぞれ第1の加算器28R,28
B,28G、低周波信号用CCDIH遅延回路30R,
30B,30G、第2の加算器31R,31B,31
G、帰還回路32R,32B,32Gで構成された櫛
形フイルタ33R,33B,33Gを通つた後にマ
トリクス回路34に導かれて、出力端子35,3
6からR−Y、B−Y色差信号として取り出さ
れ、変調器4に導かれ、入力端子3に導かれた色
搬送波で直角2相変調されて出力端子9より搬送
色信号として出力される。 この実施例においても櫛形フイルタが第2図の
構成に比して1個多く必要となる欠点はあるが、
前述した実施例と同様の効果を得ることができ
る。 第5図は本発明の第3の実施例を示すもので、
第2図との差は櫛形フイルタによる画面の垂直解
像度劣化を補償する回路を付加した点にある。こ
の実施例においてはR−Y及びB−Y色差信号共
に同じ信号処理を行なつているので、R−Y信号
についてのみ第6図の波形図を用いて動作を説明
する。なお第6図aは例えば垂直方向に、白−赤
−白と変化している画像を撮像した時の、一垂直
走査期間のR−Y色差信号を示す。 入力端子1に加えられた第6図aに示すような
波形(但し第6図bの波形で示した42の期間を一
水平走査期間とする。)は、櫛形フイルタ14を
通過することによつてSN比は向上する反面第6
図bに示す波形のように垂直解像度が劣化する。
この垂直解像度が劣化した信号をレベル調整器3
7を介して、入力端子1に加えられた元の信号レ
ベルとほぼ同一にした後に、第一の減算器38に
加えて、元の信号と減算を行なうことによつて差
信号cを得る。この差信号cは低レベル抑圧回路
39によつて絶対値がδ以下の低レベルの信号が
抑圧され(波形をdに示す)、絶対値δ以下の信
号を抑圧した分を補償するために約(/(1−
δ/X)倍増幅されて(但しX:色差信号の基準
レベル)eに示す波形が得られる。そして、第2
の減算器40によつてレベル調整器37の出力
(波形b)より前記低レベル抑圧回路39の出力
(波形e)を減じることによつて波形を得る。
このの信号は櫛形フイルタ14の出力bに比し
て垂直解像度が補償されて、入力端子1に加えら
れた元のR−Y色差信号に近い信号となつてい
る。そしてそのSN比は低レベル抑圧回路によつ
て差信号eのノイズレベルが抑圧された信号を、
櫛形フイルタの出力信号bより減じているため、
定常状態においては櫛形フイルタの出力と同じ値
となつている。 第2の減算器40の出力は前記したR−Y信号
と同様に入力端子2に加えられた後に櫛形フイル
タ回路14′、垂直解像度補償回路41′を通過し
たB−Y信号と共に変調器4に加えられて、入力
端子3に加えられた色搬送波で直角2相変調され
て出力端子9より搬送色信号として取り出され
る。 第7図は本発明の第4の実施例を示す構成図で
あつて、原色信号を、櫛形フイルタ回路14,1
4′と垂直解像度補償回路41,41′に通す構成
としたものである。同図において入力端子43,
43′に加えられた赤R、青Bのベースバンドの
色信号はそれぞれ、第1の加算器10,10′、
低周波信号用IH遅延回路12,12′第2の加算
器13,13′、帰還回路11,11′よりなる櫛
形フイルタ14,14′及びレベル調整器37,
37′・第1の減算器38,38′・低レベル抑圧
回路39,39′、第2の減算器40,40′より
なる垂直解像度補償回路41,41′を通つた後
に、第3の減算器45,45′に加えられて、入
力端子44に加えられた、輝度Y信号(単域は、
R、B信号と同一とされている)と減算を処理さ
れて、R−Y、B−Y色差信号とされた後に、変
調器4に加えられ、入力端子3に加えられた色搬
送波によつて直角2相変調されて、出力端子9よ
り搬送色信号として取り出される。 本構成においては、R、B信号のみを櫛形フイ
ルタに通し、Y信号は通さない構成としている
が、これは、Y信号は一般にR、B信号に比して
SN比が良く色信号のSN比をほとんど決定しない
ためであり、また垂直解像度補償回路によつて櫛
形フイルタを通過した後のR、B信号の垂直解像
度を元の信号に近づけているため、このような構
成としても、垂直端の色誤差はほとんど生じな
い。 また以上述べた構成においては、R−Y、B−
Y信号、もしくはR、B信号共に櫛形フイルタに
通す構成としているが、一般的に最もSN比の悪
いB−Y信号もしくはB信号のみを櫛形フイルタ
に通すだけでも画面全体のSN比向上は大きく、
使用する櫛形フイルタの数を少なく構成できると
いう長所がある。 また以上の説明においては、カラーテレビジヨ
ンカメラへの本発明の櫛形フイルタを用いた色信
号処理回路を適用する場合について述べてきた
が、カラーテレビジヨン受像機において、カラー
テレビジヨン信号より分離されたR−Y、B−Y
信号もしくはR、B、Gのベースバンド色信号に
も適用できる事は明らかである。 以上のように本発明は、帰還形櫛形フイルタを
電荷結合素子と帰還回路を用いて構成しこれにベ
ースバンド色信号を入力するようにしたことによ
り、低周波駆動の電荷結合素子を使うことができ
消費電力を大幅に減少することができる。またベ
ースバンド色信号を通すことにより帰還量を大き
くすることができ、よつてS/Nを十分に改善で
きる。さらに各ベースバンド色信号ごとに前記帰
還形櫛形フイルタを設けており、必要によりそれ
ぞれの帰還率を変えて垂直解像度の劣化を目立た
なくすることもできその実用上の効果が大なるも
のである。
第1図は櫛形フイルタを用いた従来の色信号処
理回路のブロツク図、第2図は本発明の第一の実
施例による色信号処理回路のブロツク図、第3図
は要部の具体回路図、第4図は第2の実施例のブ
ロツク図、第5図は第3の実施例のブロツク図、
第6図は要部の信号波形図、第7図は本発明の第
4の実施例のブロツク図である。 10,10′,13,13′……加算器、11,
11′……帰還回路、12,12′……低周波信号
用CCDIH遅延回路。
理回路のブロツク図、第2図は本発明の第一の実
施例による色信号処理回路のブロツク図、第3図
は要部の具体回路図、第4図は第2の実施例のブ
ロツク図、第5図は第3の実施例のブロツク図、
第6図は要部の信号波形図、第7図は本発明の第
4の実施例のブロツク図である。 10,10′,13,13′……加算器、11,
11′……帰還回路、12,12′……低周波信号
用CCDIH遅延回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 相互に異なる複数のベースバンド色信号をそ
れぞれ独立に、帰還形櫛形フイルタを通過させる
色信号処理回路であつて、前記帰還形櫛形フイル
タが、ベースバンド色信号が入力される第1の加
算器と、前記第1の加算器の出力信号が入力され
る電荷結合素子によつて構成された1水平走査期
間遅延回路と、前記遅延回路の出力信号と前記ベ
ースバンド色信号とを加算する第2の加算器と、
この第2の加算器の出力信号を前記第1の加算器
に導く帰還回路とで構成され、且つ前記帰還形櫛
形フイルタの帰還率が、赤信号もしくはR−Y信
号もしくはI信号の帰還率に対し、青信号もしく
はB−Y信号もしくはQ信号の帰還率を大きくし
たことを特徴とする色信号処理回路。 2 相互に異なる少なくとも第1、第2のベース
バンド色信号をそれぞれ入力する少なくとも第
1、第2の帰還形櫛形フイルタと、この各帰還形
櫛形フイルタの出力を入力とする各垂直解像度補
償回路とを備え、前記各帰還形櫛形フイルタは、
それぞれベースバンド色信号を第1の加算器に導
く手段と、前記第1の加算器の出力信号を電荷結
合素子によつて構成された1水平走査期間遅延回
路に導く手段と、前記遅延回路の出力信号と前記
色情報を伝達する信号とを加算する第2の加算器
と、この第2の加算器の出力信号を帰還回路を介
して第1の加算器に導く手段とで構成され、前記
各垂直解像度補償回路は、それぞれ前記帰還形櫛
形フイルタの第2の加算器の出力信号から前記ベ
ースバンド色信号を減じる第1の減算器と、この
第1の減算器の出力信号の低レベルを抑圧する低
レベル抑圧回路と、前記第2の加算器の出力信号
から前記低レベル抑圧回路の出力信号を減じる第
2の減算器とで構成されたことを特徴とする色信
号処理回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5451780A JPS56149885A (en) | 1980-04-23 | 1980-04-23 | Color signal processing circuit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5451780A JPS56149885A (en) | 1980-04-23 | 1980-04-23 | Color signal processing circuit |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56149885A JPS56149885A (en) | 1981-11-19 |
| JPH0211073B2 true JPH0211073B2 (ja) | 1990-03-12 |
Family
ID=12972833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5451780A Granted JPS56149885A (en) | 1980-04-23 | 1980-04-23 | Color signal processing circuit |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56149885A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61230482A (ja) * | 1985-04-04 | 1986-10-14 | Tokyo Electric Co Ltd | テレビジヨン複合映像信号波形処理装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5545251A (en) * | 1978-09-25 | 1980-03-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Filter circuit |
-
1980
- 1980-04-23 JP JP5451780A patent/JPS56149885A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56149885A (en) | 1981-11-19 |
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