JPH0211529A - グリセリンの製造方法 - Google Patents

グリセリンの製造方法

Info

Publication number
JPH0211529A
JPH0211529A JP16190388A JP16190388A JPH0211529A JP H0211529 A JPH0211529 A JP H0211529A JP 16190388 A JP16190388 A JP 16190388A JP 16190388 A JP16190388 A JP 16190388A JP H0211529 A JPH0211529 A JP H0211529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sweet water
water
visco
elastic material
glycerin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16190388A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Satake
佐竹 猛雄
Isoo Shimizu
清水 五十雄
Masakazu Aoki
正和 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SATAKE GIKEN KK
Eneos Corp
Original Assignee
SATAKE GIKEN KK
Nippon Petrochemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SATAKE GIKEN KK, Nippon Petrochemicals Co Ltd filed Critical SATAKE GIKEN KK
Priority to JP16190388A priority Critical patent/JPH0211529A/ja
Publication of JPH0211529A publication Critical patent/JPH0211529A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、脂肪酸油脂の分解甘水および/または鹸化甘
水からグリセリンを製造する方法に関する。更に詳しく
は、油脂を分解した際に副生する不純物を含む分解甘水
および/または鹸化甘水からグリセリンを製造する方法
に関するものである。
[従来技術とその課題] 油脂工業分野では、動物性油脂や植物性油脂を分解し、
脂肪酸や石鹸を製造する工業が大規模に実施されている
。この油脂分解工業分野には、油脂を水と共に高温高圧
で加熱分解し天然脂肪酸を製造する油脂分解工業と、石
鹸を製造する目的でアルカリ水溶液と油脂とを加熱する
鹸化工業とがある。
何れの工業においても、副産物として、油脂分解からは
分解甘水が、石鹸製造からは鹸化甘水といわれる廃水(
以下併せて単に「甘水」と称することがある)が大量に
副生じてくる。この甘水に工業−F重要なグリセリンが
含まれており、生産されるグリセリンのかなりの部分は
この甘水から回収製造されている。このため、甘水から
効率よくグリセリンを製造することは工業上重要な課題
であると共に、その効率的な実施方法が望まれてきた。
ところでこの甘水は、元々複雑な組成を有する動物油脂
または植物油脂を分解あるいは鹸化したときに副生する
廃液であり、廃液甘水中には未分解油脂、分離不十分な
脂肪酸や石鹸分の他に、油脂中に共存していた物質の分
解物等も含まれている。従って、これらの物質による汚
染のために、グリセリンを製造することは困難であり、
そのためグリセリンの回収には複雑な工程を必要として
いるのが現状である。
例えば、従来背水からグリセリンを回収製造するための
濃縮前処理として、生石灰、ソーダ灰、硫酸バンド、高
分子凝集剤等の凝集剤を用いて井水中の有機成分を浮上
分離させる凝集沈殿処理工程と、凝集物を分離する濾過
分離工程とを組合せたり、更に甘水の汚濁状態に応じて
この操作を繰り返して処理をしているのが実状である。
しかし上記の前処理を行なっても、副生せ水中の不純物
は必ずしも完全に除去されず、処理済み仕水を濃縮して
得られる粗グリセリンは、無機塩類、着色成分、タール
状物質などを含んでいる。
このために脱色や蒸留工程における熱分解を防ぐ目的で
、更に処理を繰り返している。この二次処理として、例
えば、活性炭による吸着処理を行なった後、蒸留操作を
行ないグリセリンを製造している。
このように、甘水からグリセリンを製造する従来の工程
は複雑であるため、効率の改善が要望されていた。
また、効率の改善や操作の簡易化などの点以外にも、凝
集沈澱分離や活性炭処理工程を採用する場合は、これか
ら必然的に分離排出される処理済みの凝集剤、処理済み
の活性炭など大量の固形廃棄物の処理も、副次的ではあ
るが重大な課題である。
更に鹸化甘水中には、石鹸分難のための塩析で使用した
食塩分も含まれている。この食塩も回収できれば経済的
である。しかしながら、例えば、従来の各種無機系凝集
剤を添加するM製法では、濃縮の段階で食塩が回収され
たとしても績製が必要であり、そのため、折角食塩を回
収してもそれを塩析用の食塩として再び使用することは
できないものであった。
本発明は、甘水から高純度のグリセリンを容易に製造す
ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] すなわち本発明は、脂肪酸油脂類の分解甘水および/ま
たは鹸化甘水と、粘弾性体とを、高せん断力のかかる条
件下で、該粘弾性体が曳糸性を示す範囲において混練処
理した後、処理された甘水から粗グリセリンを分離し、
これを蒸留することを特徴とするグリセリンの製造方法
を提供するものである。
以下に本発明を更に説明する 本発明の方法において処理対象となる原料は、脂肪酸油
脂の分解や鹸化の際に副生ずるグリセリンを含む分解甘
水または鹸化甘水である。分解甘水や鹸化甘水は混合し
て用いることもできる。
油脂の分解は、牛脂等の動物油、ヤシ油、オリーブ油、
米糠油等の植物油から、例えば、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等の脂
肪酸を製造する目的で行なわわている。この分解は、目
的に応じた油脂を高温高圧で水と接触させて加水分解す
る。分解甘水はこの工程から副生するものである。鹸化
甘水は、目的とする石鹸の種類に応じた油脂を、アルカ
リ水と共に加熱し鹸化する際に副生ずるものである。
こ4らの甘水は一般的にアルカリ性を示すので、本発明
の処理を行なうときには、塩酸、硫酸、硝酸、燐酸など
の酸性物質によりpH7以下に調整することが好ましい
。pHを5.5以下に調整し処理すれば、処理効率が一
層向上し更に好ましい。
調整すべきpHの下限は特にないが、処理装置の酸によ
る腐食等を考慮すれば、pH1,5が実用上の限界であ
る。
本発明の方法における粘弾性体は、下記のように定義さ
れる物質である。ここで曳糸性とは、力のかからない通
常の状態では、弾性を示すほどの高粘性の物質が、強い
応力がかかる状態で混練されたときには、それ自体が有
する粘性のために糸を引きながら大きく変形する性質を
いう。このように、高せん断力で混練する場合に、曳糸
性を示しながら変形するような、弾性と粘性とを兼ね備
えた性質を示す物質を粘弾性体という。本発明の粘弾性
体は、高せん断力のかかる状態、即ち高せん断力下で粘
性を示すと共に、曳糸性を示す物質であると定義される
。更に、このような粘弾性体は、水およびグリセリンな
どのアルコール類には実質的に溶解しないか、または溶
解度の低いものである。
通常の状態で弾性を示す半固体物質であフて、高せん断
力のかかる状態では粘性を示す物質としては、アスファ
ルト、コールタールピッチ、ロジン、天然ゴム等の天然
物質、ポリビニルアルコール、グルタルアルデヒドなど
により部分架橋されたポリビニルアルコール、部分鹸化
ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール等のよう
なビニル樹脂、ポリブテン、ポリイソブチレン、ポリブ
タジェン、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ酢酸ビニル、例えばシクロペンタジェンを主成
分とする主として炭素数5である留分や、スチレン、イ
ンダン類を主成分とする主として炭素数9である留分を
重合して得られる芳香族系、脂環族系もしくは脂肪族系
石油樹脂等のような付加重合によって重合される樹脂状
物質、ナイロン、ポリエステル等縮重合で製造される樹
脂状物質などがある。
曳糸性を示す状態に保つためには、それ自体が曳糸性を
示す粘弾性体を用いてもよく、あるいは粘性を示す領域
の粘弾性体と弾性を示す領域の粘弾性体とを適宜混合し
て曳糸性を示す状態に保つこともできる。また、これら
は混練された状態における曳糸性を更に良好に保つため
に、軟化剤として溶剤を用いて稀釈することもできる。
稀釈剤として用いる溶剤は、長時間の混練で蒸発飛散し
ないように、沸点の高いものを用いることが好ましい。
具体的には、灯油、軽油、タービン油、重油などが例示
される。
本発明で用いる粘弾性体に酸基、特にスルホン基を導入
すれば、本発明の方法の処理効率が向上し脱色されたグ
リセリンが得られるのでさらに好ましい。
導入するスルホン基は非常に少量存在すれば充分である
。即ち、本発明の粘弾性体1kg当りo、ooi当遣の
スルホン基が存在する程度でよい。
スルホン基の存在量の上限はなく適宜に選択できるが、
実用上は粘弾性体1 kg”lす0.5当量が上限であ
る。
粘弾性物質の酸基1例えばスルホン基は、粘弾性体に対
して後変性あるいは共重合などのような化学的手段によ
り導入しても良いし、またはスルホン基を持たない粘弾
性体とスルホン基を有する粘弾性体とを適宜混合するこ
ともできる。
スルホン基導入の具体例として、例えば、芳香族炭化水
素やオレフィン系炭化水素のスルホン化に用いられる従
来の方法を適宜選択すればよい。
例えば、硫酸、濃硫酸、発煙硫酸、無水硫酸等の硫酸に
よる方法、クロル硫酸によるスルホン化などの方法を用
いることができる。また、スルホン基を有するモノマー
の共重合によることもできる。
本発明の方法は、上記のpH調整された甘水と、上記の
粘弾性体とを高せん断力のかかる状態で混練して行なう
。混練により、粘弾性体は曳糸性を示しつつ大きく変形
しながら甘水と接触し、その結果、実質的に甘水中のグ
リセリン以外の有機性物質は粘弾性体に吸収され、高純
度のグリセリンを含む甘水が得られる。
なお、本発明の混練において、粘弾性体はある程度の水
を見掛は上均−に包含する。この粘弾性体の水包含能力
を越えたときに初めて水が分離されて来る。従って本発
明の混練では、見掛は上均−に水を包含した粘弾性体と
、更に過剰となった甘水とが共存する状態で、粘弾性体
が曳糸性を示しながら混練されることとなる。
本発明においては、粘弾性体は高せん断力下で混練され
るために、常に大きな力を受け、液相との接触面は常に
更新され、また混練下の曳糸性により微細な糸状になっ
て変形するために、その接触面は巨大なものとなり、処
理物の吸収が効率よく達成される。
混練処理における粘弾性体と甘水との接触は、混練に用
いる機器の混練効率にもよるが、通常は2時間程度接触
させれば充分である。混練処理の温度は、混線状態で粘
弾性体が曳糸性を示す範囲であれば特に制限はないが、
通常は0℃から100℃の間が好ましい。0℃未満では
処理すべき甘水中の水の凍結により処理効率が悪化する
。
また100℃を越える温度では、甘水中の水の沸騰を抑
制するため、処理装置を耐圧構造にする必要があり、実
用的には経済性が悪くなる。
高せん断力下に曳糸性を示す状態に保フて混練するため
には、従来から使用されている単軸あるいは二輪式ニー
ダ−、バンバリーミキサ−など、処理の目的に応じて通
常の混練機を使用すれば良い。これらの混練機は必要に
応じて加熱冷却のできる構造にすることができる。この
ように本発明の方法に用いる混練機は、混練時に粘弾性
体に高せん断力のかかる構造ないし機構を有するもので
あれば何れのものを使用しても差し支えない。
混練後、必要に応して適宜の分離方法、例えば減圧ある
いは加熱蒸発により甘水を濃縮するか、あるいは冷却し
て粗グリセリンを分離する。鹸化甘水の場合は、更に食
塩を分離してもよい。この食塩の分離には、例えば遠心
濾過などが適用できる。このようにして得られた粗グリ
セリンを適宜の蒸留にかければグリセリンが製造される
。この蒸留は通常減圧蒸留により行なわれる。
[発明の効果] 本発明は、従来複雑で何段階もの工程を経て製造された
グリセリンを、粘弾性という特定の物理性状を持つ物質
と共に混練するという簡単な処理のみで、容易に高純度
の状態で製造が可能となる方法を提供するものである。
従来の方法とは異なり、凝集剤の添加を何ら必要としな
いため、グリセリンは勿論、濃縮により分離して来る食
塩も高い純度で得られ、得られた食塩は油脂の鹸化工程
における塩析用にそのまま再使用することができる。
更に、詳細な機構は不明であるが、本発明の方法におい
て使用する粘弾性体は、好ましくは酸基を有しているた
め、甘水中のグリセリン以外の種々の有機物質が選択的
に除去されるので、特異的に甘水からグリセリンを製造
するために有効である。
[実施例] 以下に実施例により本発明を詳述する。
(実施例1) 鹸化甘水の処理 350gの針入度60から80のストレートアスファル
トを二軸式ニーダ−に入れ、温度40℃から45℃に保
って練りながら、100gの純水を徐々に添加し、水が
見掛は上均−に包含されるまで1時間混練し、粘弾性体
の前処理を行なった。
強アルカリを示す石鹸製造時の副生廃水に塩酸を加えて
中和しpH5から4.5に調整し、400gの中和廃水
をニーダ−に加え30分混練処理を行なった。次に混練
を停止し、処理操作を受けた水相を、ニーダ−を傾ける
ことにより分離補数した。
この副生廃水の添加、混練、分離の操作を20回繰り返
し、それらを併せて処理水として8kgを得た。
得られた処理水を50〜60 n++lHgの減圧で蒸
発濃縮し、6400gの凝縮水および濃縮物としての食
塩とグリセリンとの混合物を1600g得た。
次に遠心濾過操作により880gの食塩および720g
の淡黄色の粗グリセリンを得た。得られた食塩は僅かに
黄色を示す程度であった。
淡黄色の粗グリセリンを更に2〜3 mmHHの減圧下
で精密蒸留することにより、680gの無色透明、無臭
のグリセリンが得られた。
(実施例2) 分解甘水の処理 実施例1と同様に、350gの針入度60から80のス
トレートアスファルトを二輪式ニーダ−に入れ、温度4
0から45℃に保って練りながら100gの純水を徐々
に添加し、水が見掛は上均−に包含されるまで約1時間
混練し、粘弾性体の前処理を行なった。
油脂の分解甘水は、僅かな浮遊物質を含み、黒赤茶色を
呈しており、強いアルカリ性を示すものであり、特有の
臭気を持つ。実施例1と同様に塩酸を用いpH5から4
.5に調整した。pHの中和調整によって多量の不溶成
分が分離析出し、中和廃水は完全に不透明な茶褐色の液
体に変化した。
400gの中和廃水をニーダ−に入れ、実施例1と同様
に一時間混練処理を行なった。次に混練を停止Hシ、処
理操作を受けた水相を、ニーダ−を傾けることにより分
離補数した。
この中和廃水の添加、混練、分離の操作を20回繰り返
し、処理水として8kgを得た。
得られた処理水を50〜60 Ilm)Igの減圧で蒸
発濃縮し、6500gの凝縮水および濃縮物として食塩
とグリセリンとの混合物を1500g得た。
遠心濾過操作により、650gの食塩と850gの淡褐
色の粗グリセリンとを得た。得られた食塩は僅かに黄色
を示す程度であり、塩析用に再使用するために充分なも
のであった。
淡黄色の粗グリセリンを更に2〜3 mmHgの減圧下
で1密蒸留することにより730gの無色透明のグリセ
リンが得られた。
(実施例3) スルホン化粘弾性体による処理イソブチ
レン重合体である日本石油化学■製テトラックスIT(
商品名、粘度平均分子m 110000)400をn−
ヘキサン1.5リツトルに溶解し、温度50から60℃
に保って30%の発煙硫酸を徐々に加えてスルホン化し
た。発煙硫酸はテトラックスITに対して、503とし
て5倍モルとなるように添加した。その後2時間反応さ
せ、反応終了後更に1リツトルのヘキサンを加え、廃酸
層を静置分離して洗浄水が中性になるまで洗浄した。
その後、溶媒のヘキサンを減圧で蒸留分離してスルホン
化ポリイソブチレンを得た。スルホン化率は65モル%
であった。
t 50gのテトラックス3T(日本石油化学■製、商
品名、粘度平均分子量30000)と150gのテトラ
ックスITと30gの上記で得られたスルホン化物とを
二軸式ニーダ−に入れ、温度40℃から45℃に保って
練りながら100gの純水を徐々に添加し、水が見掛は
上層−に包含されるまで約1時間混練し粘弾性体の前処
理を行なった。
実施例1で用いた石鹸製造時の副生廃水の中和廃水(4
00g)をニーダ−に加え40分混練処理した。
混練後、中和廃水を実施例1と同様に処理し、蒸留する
ことにより、無色透明で無臭のグリセリンを700g製
造した。
(比較例1) 鹸化甘水の凝集沈澱処理実施例1と同様
に強アルカリを示す石鹸製造時の副生廃水に塩酸を加え
て中和し、pH5から4.5に調整した。中和処理後の
廃水10kgに50gの硫酸バンド20%水溶液および
100gの凝集剤(2%水溶液である市販凝集剤)を添
加し、10分静かにかき混ぜながら混合した後、2時間
静置分離した。成長した凝集物を遠心分離により透明な
上澄みと凝集物とに分離し、上澄みを更に濾過し処理廃
水を得た。
処理水を50〜60 mmHHの減圧で蒸発濃縮し、7
900gの凝縮水および、濃縮物として食塩とグリセリ
ンとの混合物2100gを得た。遠心濾過操作により1
050gの食塩と1050gの淡褐色の粗グリセリンと
を得た。得られた食塩は、明らかに着色成分を含有して
おり、茶褐色を呈していた。
淡褐色の粗グリセリンを更に2〜3 +nmHHの減圧
下で精密蒸留しても、加熱による分解が生じ、得られた
グリセリンは黄褐色であり、不快な異臭を呈していた。
当然ながらこれらは商品価値のないものであった。
(比較例2) 分解甘水の処理 実施例2と同様に強アルカリを示す分解甘水である副生
廃水に塩酸を加えて中和し、pH5から4.5調整した
。中和処理後の廃水10リツトルに100gの硫酸バン
ド20%水溶液および200gの凝集剤(2%水溶液で
ある市販凝集剤)を添加し、10分間静かにかき混ぜな
がら混合した後2時間静置分離した。成長した凝集物を
遠心分離により透明な上澄みと凝集物とに分離し、上澄
みを更に濾過し処理廃水を得た。
処理水を50〜60 mmHHの減圧で蒸発濃縮し、8
200gの凝縮水および濃縮物として食塩とグリセリン
との混合物1800gを得た。遠心分離操作により82
0gの食塩を主として含む下層と980gの黒褐色の粗
グリセリンを主として含む上層とに分離した。得られた
食塩を主として含む下層は黒茶色の泥状物質として回収
されたに過ぎない。
黒褐色の粗グリセリンを更に2〜3 mIMHgの減圧
下で績密蕃留しても、加熱による分解が生じ、得られた
グリセリンは褐色であり、不快な胃臭を呈する物に過ぎ
なかった。
回収された食塩およびグリセリンの何れも商品価値はな
いものであった。
特許出願人 日本石油化学株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)適宜にpHを調整した脂肪酸油脂類の分解甘水お
    よび/または鹸化甘水と、粘弾性体とを、高せん断力の
    かかる条件下で、該粘弾性体が曳糸性を示す範囲におい
    て混練処理した後、処理された甘水から粗グリセリンを
    分離し、蒸留することを特徴とするグリセリンの製造方
    法。
JP16190388A 1988-06-29 1988-06-29 グリセリンの製造方法 Pending JPH0211529A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16190388A JPH0211529A (ja) 1988-06-29 1988-06-29 グリセリンの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16190388A JPH0211529A (ja) 1988-06-29 1988-06-29 グリセリンの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0211529A true JPH0211529A (ja) 1990-01-16

Family

ID=15744209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16190388A Pending JPH0211529A (ja) 1988-06-29 1988-06-29 グリセリンの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0211529A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6288287B2 (en) 2000-01-28 2001-09-11 Kao Corporation Process for preparing glycerol
WO2009006923A1 (de) * 2007-07-11 2009-01-15 Lurgi Ag Verfahren und vorrichtung zur behandlung einer rückstände enthaltenden glyzerinreichen phase
JP2013100489A (ja) * 2011-10-12 2013-05-23 Osaka Prefecture Univ グリセリンの精製方法
CN104803510A (zh) * 2015-04-09 2015-07-29 天津大学 一种混凝净化油脂水解甜水的方法
JP2020508243A (ja) * 2017-02-23 2020-03-19 ディーダブリューエス エス.アール.エル. 3次元3d印刷により作成されるモデルから樹脂残渣を取り除くための方法及びコンテナ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6288287B2 (en) 2000-01-28 2001-09-11 Kao Corporation Process for preparing glycerol
WO2009006923A1 (de) * 2007-07-11 2009-01-15 Lurgi Ag Verfahren und vorrichtung zur behandlung einer rückstände enthaltenden glyzerinreichen phase
JP2013100489A (ja) * 2011-10-12 2013-05-23 Osaka Prefecture Univ グリセリンの精製方法
CN104803510A (zh) * 2015-04-09 2015-07-29 天津大学 一种混凝净化油脂水解甜水的方法
JP2020508243A (ja) * 2017-02-23 2020-03-19 ディーダブリューエス エス.アール.エル. 3次元3d印刷により作成されるモデルから樹脂残渣を取り除くための方法及びコンテナ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104693018A (zh) 一种长链二元酸发酵液的破乳和精制方法
CN103145286A (zh) 一种高浓度废水的预处理方法
US2067985A (en) Treatment of waste sulphuric acid and manufacture of sulphate and carbonaceous compositions therefrom
CN112174817A (zh) 一种(甲基)丙烯酸长链烷基酯的制备工艺
AU2008200253B2 (en) Method for treatment of distillation waste from starchy materials
US2318669A (en) Method for oxidizing wax
CN1852903A (zh) 环氧丙烷纯化工艺
US2543440A (en) Process for treating polymers produced by alkali metal catalyzed polymerizations
CN101143822A (zh) 甲基丙烯酸长链酯单体精制提纯的方法
CN105017089B (zh) 一种络合萃取工艺提取间苯二甲酸‑5‑磺酸钠方法
KR101043464B1 (ko) 고비누화도를 갖는 폴리비닐알코올의 제조방법 및 그제조장치
JPH0776533A (ja) α−メチルスチレン類の不飽和二量体の製造法
US3960939A (en) Method for preparing sorbic acid
JPH029485A (ja) 疎水性有機物質の分離方法
JPS6038356A (ja) パラフインのスルホキシド化の際に得られる反応混合物からパラフイン‐スルホン酸またはパラフイン‐スルホナートを穏やかな条件下で単離する方法
US2454349A (en) Process for treating aqueous liquors containing unsaturated organic compounds for recovering the same
EP3277626B1 (en) Treating sulfuric acid
JPS6048526B2 (ja) ブテン重合体の精製方法
CN116323541A (zh) 纯化通过生物技术方法生产的脂肪族二羧酸
US2466889A (en) Alcohol-soluble phenol-modified coumarone-indene resin
GB2116985A (en) Isolating rubber from guayule plants
US2371307A (en) Purification of organic compounds
US2133766A (en) Purification of naphthenic acids
US2422826A (en) Production of pure mercaptans
US4344889A (en) Process for the continuous preparation of sulfonates derived from molecules having long alkyl chains and, more particularly, sulfonates derived from fatty esters