JPH0211603Y2 - - Google Patents

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JPH0211603Y2
JPH0211603Y2 JP1983079110U JP7911083U JPH0211603Y2 JP H0211603 Y2 JPH0211603 Y2 JP H0211603Y2 JP 1983079110 U JP1983079110 U JP 1983079110U JP 7911083 U JP7911083 U JP 7911083U JP H0211603 Y2 JPH0211603 Y2 JP H0211603Y2
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Japan
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port
push rod
valve
spool
pressurizing chamber
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、油圧ジヤツキ装置に於いて使用する
エマジエンシーバルブの改良に係り、負荷状態に
ある油圧ジヤツキの下降作動時に、パイロツトチ
エツキ弁の下流側送油管に破断等の事故が万一生
じても、油圧ジヤツキの下降を極めて迅速且つ確
実に停止できるようにしたエマジエンシーバルブ
に関する。
(従来の技術) 第3図は、従前のエマジエンシーバルブを用い
た油圧ジヤツキ装置の油圧回路の一例を示すもの
であり、図に於いてAは油圧ポンプ、Bはポンプ
駆動装置、Cは油圧ジヤツキの作動切換用ソレノ
イド弁、Dはジヤツキ降下速度制御用の流量調整
弁、E1,E2はドレーンタンク、F1,F2,F3は接
続用ホース、Gは油圧ジヤツキ、Hはパイロツト
チエツクバルブ、Iはスロツトルチエツクバル
ブ、Jはストツプバルブ、Kは安全弁、Lはエマ
ジエンシーバルブ、Mはリミツトスイツチ、Nは
エマジエンシーバルブの復帰時間調整装置、S0
リミツトスイツチの接点信号、L0はエマジエン
シーバルブのピストンである。
而して、負荷状態にある油圧ジヤツキGを降下
させる場合には、作動切換用ソレノイド弁C→ホ
ースF3を通してリターン回路Rに作動油が供給
されると共に、パイロツト回路Pを通してパイロ
ツトチエツクバルブHへ作動油が供給され、当該
チエツクバルブHが開放状態に保持される。その
結果、油圧ジヤツキG内の作動油はチエツクバル
ブH→スロツトルチエツクバルブI→ストツプバ
ルブJ→作動切換用ソレノイド弁Cを通してタン
クE2内へ排出され、油圧ジヤツキGは所定の速
度で降下する。
いま、前記負荷状態にある油圧ジヤツキGの降
下時に接続用ホースF1に破損等の事故が生じる
と、スロツトルチエツクバルブIの下流側の作動
油流量が急増し、バルブIの出・入口側に圧力差
が発生する。これにより、中位位置にあるエマジ
エンシーバルブLのピストンL0が矢印方向へ移
動し、直接若しくは関接的にリミツトスイツチM
が作動され、その接点信号S0により油圧ポンプA
の停止等が行なわれる。また、油圧ポンプAの停
止により、パイロツトチエツクバルブH及び油圧
ジヤツキGへの作動油の供給が遮断され、バルブ
Hが閉鎖状態に戻つて油圧ジヤツキGの下降が停
止する。
しかし乍ら、従前のこの種エマジエンシーバル
ブLでは、上述の如くスロツトルチエツクバルブ
Iの出・入口間の圧力差によつて先ずリミツトス
イツチMを作動させ、次にその接点信号S0を利用
して油圧ポンプAを停止させ、パイロツト回路P
やリターン回路Rの加圧を停止することにより、
パイロツトチエツクバルブHの閉鎖及び油圧ジヤ
ツキGの加圧の停止を行なうようにしているた
め、リターン回路Rやパイロツト回路Pの配管路
が長い場合には、パイロツト回路P内の油圧が所
定値以下まで低下してパイロツトチエツクバルブ
Hが全閉状態となるまでに相当の時間を必要とす
る。その結果、油圧ジヤツキGの下降量が必然的
に大きくなり、緊急時の応答性に欠けるという大
きな難点がある。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、従前のこの種油圧ジヤツキ装置のエ
マジエンシーバルブに於ける上述の如き問題、即
ちエマジエンシーバルブLがリミツトスイツチM
の作動機構のみしか具備しておらず、その作動か
らパイロツトチエツクバルブHの全閉までに相当
の時間を必要とし、油圧ジヤツキの下降量が大き
くなつて緊急時の応答性に欠けるという問題を解
決せんとするものであり、エマジエンシーバルブ
Lに、その作動と同時にパイロツト回路P内の作
動油を排出する機構を具備せしめることにより、
負荷状態にある油圧ジヤツキの下降作動時に於け
る緊急停止の応答性を著しく高めると共に、エマ
ジエンシーバルブ自体の小形化や連装使用中の他
の油圧ジヤツキ装置の緊急停止等を容易に行なえ
るようにしたエマジエンシーバルブを提供するも
のである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、油圧ジヤツキGの下部油室へスロツ
トルチエツクバルブI及びパイロツトチエツクバ
ルブHを通して作動油を供給することにより油圧
ジヤツキGを上昇すると共に、リターン回路Rを
通して油圧ジヤツキGの上部油室並びに前記パイ
ロツトチエツクバルブHへ作動油を供給し、パイ
ロツトチエツクバルブHを開放することにより油
圧ジヤツキGを下降させ、更に前記スロツトルチ
エツクバルブHの出・入口間の圧力差を用いて、
前記油圧ジヤツキGの下降中に於ける送油管等の
破損時に油圧ジヤツキGの下降を停止するように
したエマジエンシーバルブに於いて、バルブ本体
1の軸芯方向に第1加圧室1bとスプール挿入孔
1aと第2加圧室1cとを連通状に形成し、前記
スプール挿入孔1aの内周面には第2加圧室1c
側より順に凹溝イ、凹溝ロ、凹溝ハ及び凹溝ニを
夫々形成して各凹溝イ,ロ,ハ,ニと連通する第
1ドレーンポート18、プツシユロツドポート1
9、パイロツトポート20、第2ドレーンポート
21を穿設すると共に、前記凹溝ロと凹溝ハの間
にスプール挿入孔1aに連通するリターンポート
22を穿設し、また、前記スプール挿入孔1a内
へはランドb及びランドcを有するスプール2を
挿入してその両端部を第1加圧室1b及び第2加
圧室1cの内方へ夫々突出させ、該スプール2の
両端にはスプリングシート5及びスプリングシー
ト6を夫々挿着してこれにスプリング7及びスプ
リング8の一端を支承し、前記第1加圧室1bの
開口側はキヤツプ3により、また前記第2加圧室
1cの開口側は前記スプリング8の外方に配設し
たスプリング押え9に接当する調整ねじ11を有
するグランドナツト10により、夫々油密状に閉
塞すると共に前記第1加圧室1bに連通する第1
差圧ポート23並びに第2加圧室1cに連通する
第2差圧ポート24を夫々設け、前記両差圧ポー
ト23,24へ加えた前記スロツトルチエツクバ
ルブIの出・入口間の圧力差が所定値以下の場合
には、前記スプール2により第1ドレーンポート
18とプツシユロツドポート19間並びにパイロ
ツトポート20とリターンポート22間を夫々連
通させ、また前記圧力差が所定値以上の場合に
は、スプール2の移動によりパイロツトポート2
0と第2ドレーンポート21間並びにプツシユロ
ツドポート19とリターンポート22間を夫々連
通し、更に、前記バルブ本体1にプツシユロツド
14を摺動自在に挿着したプツシユロツドケース
13を固着し、前記プツシユロツドポート19と
プツシユロツド挿入孔13a間を油路25により
連通すると共に、前記プツシユロツド14により
作動するリミツトスイツチ17を設けたことを、
考案の基本構成とするものである。
(作用) ソレノイド弁Cを下降側へ切換えると、油圧ポ
ンプAからの作動油がリターン回路Rを通して油
圧ジヤツキGの上部油室へ供給されると共に、エ
マジエンシーバルブのリターンポート22→パイ
ロツトポート20→パイロツト回路Pを通してパ
イロツトチエツクバルブHへ供給され、作動油の
パイロツト圧によりバルブHが開放される。
パイロツトチエツクバルブHが開放されると、
油圧ジヤツキGの下部油室の作動油が、スロツト
ルチエツクバルブI→ストツプバルブJ→流量調
整弁Dを通してタンクE2へ戻され、負荷状態に
ある油圧ジヤツキGは下降する。
この時、スロツトルチエツクバルブIを流れる
作動油の流量は比較的小流量であり、その結果、
当該チエツクバルブIの両端部の圧力差は極く僅
かであつて、エマジエンシーバルブのスプロール
2は中立位置(定常状態位置)に保持されてい
る。
いま、油圧ジヤツキGの下降作動中に加圧側回
路OのホースF1等が破損すると、スロツトルチ
エツクバルブIを流れる作動油の流量が増大し、
スロツトルチエツクバルブIの両端の圧力差が増
大する。即ち、差圧検出回路Q1とQ2間の圧力差
が増大し、エマジエンシーバルブのスプール2が
回路Q1側の圧力により矢印方向へ押し込まれる。
その結果、エマジエンシーバルブのパイロツト
ポート20が第2ドレーンポート21へ連通し、
パイロツト回路P内の作動油がドレーンタンク
E1内へ排出されると共に、リターンポート22
がプツシユロツドポート19へ連通し、リターン
回路Rを通して供給された作動油によりプツシユ
ロツド14が矢印方向へ押し出される。
これにより、パイロツト回路P内の油圧が急激
に喪失され、パイロツトチエツクバルブHが急閉
鎖されて油圧ジヤツキGの下降が停止する。
また、プツシユロツド14が矢印方向へ押し出
されることによつてリミツトスイツチ17が作動
される。
(実施例) 以下、第1図及び第2図に基づいて本考案の一
実施例を説明する。尚、第1図及び第2図に於い
て、前記第3図と同一の部位には同じ参照番号が
使用されている。
第1図は本考案に係るエマジエンシーバルブの
定常状態に於ける縦断面図であり、第2図は当該
エマジエンシーバルブを油圧ジヤツキ装置へ適用
した場合の定常状態に於ける油圧回路図である。
図に於いて、1はバルブ本体、2はスプール、
3,4はキヤツプ、5,6はスプリングシート、
7,8はスプリング、9はスプリング押え、10
はグランドナツト、11は調整ねじ、12はプツ
シユボタン、13はプツシユロツドケース、14
はプツシユロツド、15はロツドカバー、16は
スプリング、17はリミツトスイツチである。
前記バルブ本体1には、軸線方向にスプール孔
1aが貫穿されており、且つ当該スプール孔1a
の内周面には、第1図の左方より順に4個のリン
グ状の凹溝イ,ロ,ハ,ニが形成されている。ま
た当該各凹溝イ,ロ,ハ,ニには、第1図に示す
如く本体1に穿設した油路(第1ドレーンポー
ト)、油路(プツシユロツドポート)19、油路
(パイロツトポート)20及び油路(第2ドレー
ンポート)21が夫々連通されており、更に、ス
プール孔1aの中間位置即ち凹溝ロと凹溝ハの間
には、本体1に穿設した油路(リターンポート)
22が連通されている。
尚、前記凹溝イに連通する油路18は、第2図
に示す如くドレーン回路Tへ接続される第1ドレ
ーンポートであり、また前記凹溝ロに連通する油
路19はプツシユロツドケースに穿設した油路2
5へ接続されるプツシユロツドポートである。更
に前記凹溝ハに連通する油路20はパイロツト回
路Pへ接続されるパイロツトポートであり、前記
凹溝ニに連通する油路21はドレーン回路Tへ接
続される第2ドレーンポートである。また、前記
スプール孔1aの中間位置に連通する油路22
は、リターン回路Rへ接続されるリターンポート
である。
前記スプール2はスプール孔1a内へ摺動自在
に挿着されており、該スプール2の外周面には第
1図の左側より順に4個のランドa,b,c,d
が夫々形成されている。即ち、スプール2が定常
位置(第1図の状態)にある場合には、ランドb
及びcによつて第2図に示す如く油路18と油路
19、油路20と油路22が夫々連通状態に保持
される。また、スプール2が作動位置(スプール
2が左方向へ移動)にある場合には、ランドb及
びcによつて油路19と油路22、油路20と油
路21が夫々連通状態となる。
前記スプール2の右側端部は、バルブ本体1の
右側端部に形成した第1加圧室1b内へ突出され
ており、スプリングシート5及びスプリング7を
挿着して第1加圧室1bの開口側へキヤツプ3を
螺着することにより、第1加圧室1bの油密が確
保されている。
尚、キヤツプ3にはプツシユボタン12が配設
されており、該プツシユボタン12を押し込むこ
とにより、スプール2が定常位置から作動位置へ
移動される。また、23は加圧室1bに連通する
油路(第1差圧ポート)であり、第2図に示す如
く、加圧側回路Oに介設されたスロツトルチエツ
クバルブIの油圧ジヤツキ側へ、差圧検出回路
Q1を通して接続されている。
更に、前記スプール2の左側端部は、バルブ本
体1の左側端部の第2加圧室1c内へ突出されて
おり、スプリングシート6、スプリング8及びス
プリング押え9を挿着して第2加圧室1cの開口
側へグランドナツト10を螺着することにより、
第2加圧室1cが油密状に封じられている。
尚、グランドナツト10には調整ねじ11が螺
挿されており、この調整ねじ11によりスプリン
グ押え9を介してスプリング8の弾力が調整され
る。また、24は第2加圧室1cに連通する油路
(第2差圧ポート)であり、差圧検出回路Q2を通
して加圧側回路Oに介設したスロツトルチエツク
バルブIのストツプバルブ側へ接続されている。
前記プツシユロツドケース13はバルブ本体1
へ固着されており、且つ当該ロツドケース13内
にはロツド挿入孔13aが穿設されている。前記
ロツド挿入孔13a内にはプツシユロツド14が
摺動自在に挿着されており、スプリング16を介
設してロツドカバー15をロツド挿入孔13aの
開口側へ螺着することにより、挿入孔13aが油
密に封じられている。
尚、プツシユロツド14の先端部はロツドカバ
ー15から外方へ突出されており、ロツド14が
矢印方向へ摺動することによりリミツトスイツチ
17が作動する。また、前記ロツド挿入孔13a
内は油路25を介してバルブ本体1の油路19
(プツシユロツドポート)へ接続されている。
次に、本考案に係るエマジエンシーバルブの作
動について説明する。
第2図を参照して、負荷状態の油圧ジヤツキG
を上昇させる場合には、作動切換用ソレノイド弁
Cを上昇側へ入れ、加圧側回路Oを通して作動油
を油圧ジヤツキGの下部油室へ供給する。この
時、エマジエンシーバルブのスプール2は第2図
の如き位置に保持されており、パイロツト回路P
及びリターン回路Rは夫々無圧状態になると共
に、リミツトスイツチ17も非作動の状態にな
る。また、万一加圧側回路OのホースF1が破損
した様な場合には、パイロツト回路Pが無圧であ
るため、パイロツトチエツクバルブHが直ちに閉
鎖され、作動油の流出が阻止される。これによ
り、油圧ジヤツキGは殆んど下降することなしに
事故発生時の位置に保持されることになる。
一方、負荷状態にある油圧ジヤツキGを下降さ
せる場合には、前記ソレノイド弁Cを下降側へ切
換える。これにより、油圧ポンプAからの作動油
は、リターン回路Rを通して油圧ジヤツキGの上
部油室へ供給されると共に、エマジエンシーバル
ブのリターンポート22→パイロツトポート20
→パイロツト回路Pを通してパイロツトチエツク
バルブHへ供給され、作動油のパイロツト圧によ
りバルブHが開放される。
パイロツトチエツクバルブHが開放されると、
油圧ジヤツキGの下部油室の作動油は、スロツト
ルチエツクバルブI→ストツプバルブJ→流量調
整弁Dを通してタンクE2へ戻される。
この時、スロツトルチエツクバルブIを流れる
作動油の流量は比較的小流量であり、その結果、
当該チエツクバルブIの両端部の圧力差は極く僅
かな値になつている。即ち、差圧検出回路Q1
差圧検出回路Q2間の圧力差は極く僅かであつて、
エマジエンシーバルブのスプロール2は中立位置
(定常状態位置)に保持されている。
今、油圧ジヤツキGの下降作動中にリターン回
路RのホースF3が破損すると、油圧ジヤツキG
の上部油室とパイロツト回路Pへの油圧の供給が
夫々停止され、且つパイロツト回路P内の油圧は
急激に喪失される。その結果、パイロツトチエツ
クバルブHは迅速に閉鎖され、油圧ジヤツキGは
殆んど下降することなしに緊急停止することにな
る。
一方、油圧ジヤツキGの下降作動中に加圧側回
路OのホースF1等か破損すると、スロツトルチ
エツクバルブIを流れる作動油の流量が増大し、
スロツトルチエツクバルブIの両端の圧力差が増
大する。即ち、差圧検出回路Q1とQ2間の圧力差
が増大し、エマジエンシーバルブのスプール2が
回路Q1側の圧力により矢印方向へ押し込まれる。
その結果、エマジエンシーバルブのパイロツト
ポート20が第2ドレーンポート21へ連通し、
パイロツト回路P内の作動油がドレーンタンク
E1内へ排出されると共に、リターンポート22
がプツシユロツドポート19へ連通し、リターン
回路Rを通して供給された作動油によりプツシユ
ロツド14が矢印方向へ押し出される。
これにより、パイロツト回路P内の油圧が急激
に喪失され、パイロツトチエツクバルブHが急閉
鎖されて油圧ジヤツキGの下降が停止する。
また、プツシユロツド14が矢印方向へ押し出
されることによつてリミツトスイツチ17が作動
し、その接点信号S0を利用して油圧ポンプAの停
止、やソレノイド切換弁Cの停止位置への切換及
び他の連装中の油圧ジヤツキ装置の停止操作等が
行なわれる。
尚、パイロツトチエツクバルブHが急激に閉鎖
されて作動油の流出が止まると、スロツトルチエ
ツクバルブIの両端の圧力差が零となり、エマジ
エンシーバルブのスプール2はスプリング8によ
り定常状態の位置へ戻されることになる。しか
し、差圧検出回路Q1に介設したスプール復帰調
整装置Nにより、前記スプール2の復帰時間が調
整され、スプール2はリミツトスイツチ17の接
点信号S0により油圧ポンプA等が停止された後
に、定常位置へ復帰することになる。即ち、油圧
ポンプA等の停止後にエマジエンシーバルブが定
常状態へ復帰するため、これによつてパイロツト
チエツクバルブHが再開放されることは無い。
(考案の効果) 本考案は上述の通り、定常状態に於いてはパイ
ロツトポート20とリターンポート22並びに第
1ドレーンポート18とプツシユロツドポート1
9を夫々連通せしめると共に、非常時にはスロツ
トルチエツクバルブHの両端の圧力差を利用して
スプール2を作動させ、パイロツトポート20と
第2ドレーンポート21、リターンポート22と
プツシユロツドポート19を夫々連通する構成と
しているため、負荷状態にある油圧ジヤツキGの
下降作動時にスロツトルチエツクバルブHより下
流側の加圧側回路Oに破損等の事故が生じても、
パイロツト回路P内の作動油が前記ポート20と
第2ドレーンポート21を通して直接且つ迅速に
排出され、パイロツトチエツクバルブが直ちに閉
鎖されることになる。その結果、油圧ジヤツキG
が急激且つ大幅に下降することもなく、油圧ジヤ
ツキGは高い応答性を持つてその下降を停止す
る。
また、本考案では、非常時にリターンポート2
2とプツシユロツドポート19を連通し、プツシ
ユロツド14を介してリミツトスイツチ17を作
動させる構成としているため、リミツトスイツチ
17の接点信号S0を利用して油圧ポンプAの停止
や切換用ソレノイドCの停止位置への切換、他の
連装中の油圧ジヤツキ装置の停止等の各種の制御
を行なうことが出来、ジヤツキ荷重の平衡維持を
図りつつその停止位置を保持することが出来る。
更に、本件考案に於いては、エマジエンシーバ
ルブ自体の大幅な小形化が可能となり、実用上極
めて便宜である。
本件考案は上述の通り、優れた実用的効用を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るエマジエンシーバルブ
の定常状態に於ける縦断面である。第2図は、本
考案に係るエマジエンシーバルブを利用した油圧
ジヤツキ装置の定常状態に於ける油圧回路図であ
る。第3図は、従前のエマジエンシーバルブを利
用した油圧ジヤツキ装置の油圧回路図である。 A……油圧ポンプ、B……ポンプ駆動装置、C
……油圧ジヤツキの作動切換用ソレノイド弁、D
……流量調整弁、T……ドレーン回路、O……加
圧側回路、Q1,Q2……差圧検出回路、G……油
圧ジヤツキ、H……パイロツトチエツクバルブ、
I……スロツトルチエツクバルブ、K……安全
弁、N……復帰時間調整装置、S0……接点信号、
R……リターン回路、P……パイロツト回路、
イ,ロ,ハ,ニ……凹溝、1……バルブ本体、1
a……スプール挿入孔、1b……第1加圧室、1
c……第2加圧室、2……スプール、3,4……
キヤツプ、5,6……スプリングシート、7,8
……スプリング、9……スプリング押え、10…
…グランドナツト、11……調整ねじ、12……
プツシユボタン、13……プツシユロツドケー
ス、13a……ロツド挿入孔、14……プツシユ
ロツド、15……ロツドカバー、16……スプリ
ング、17……リミツトスイツチ、18……油路
(第1ドレーンポート)、19……油路(プツシユ
ロツドポート)、20……油路(パイロツトポー
ト)、21……油路(第2ドレーンポート)、22
……油路(リターンポート)、23……油路(第
1差圧ポート)、24……油路(第2差圧ポー
ト)、25……油路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧ジヤツキGの下部油室へスロツトルチエツ
    クバルブI及びパイロツトチエツクバルブHを通
    して作動油を供給することにより油圧ジヤツキG
    を上昇すると共に、リターン回路Rを通して油圧
    ジヤツキGの上部油室並びに前記パイロツトチエ
    ツクバルブHへ作動油を供給し、パイロツトチエ
    ツクバルブHを開放することにより油圧ジヤツキ
    Gを下降させ、更に前記スロツトルチエツクバル
    ブHの出・入口間の圧力差を用いて、前記油圧ジ
    ヤツキGの下降中に於ける送油管等の破損時に油
    圧ジヤツキGの下降を停止するようにしたエマー
    ジエンシーバルブに於いて、バルブ本体1の軸芯
    方向に第1加圧室1bとスプール挿入孔1aと第
    2加圧室1cとを連通状に形成し、前記スプール
    挿入孔1aの内周面には第2加圧室1c側より順
    に凹溝イ、凹溝ロ、凹溝ハ及び凹溝ニを夫々形成
    して各凹溝イ,ロ,ハ,ニと連通する第1ドレー
    ンポート18、プツシユロツドポート19、パイ
    ロツトポート20、第2ドレーンポート21を穿
    設すると共に、前記凹溝ロと凹溝ハの間にスプー
    ル挿入孔1aに連通するリターンポート22を穿
    設し、また、前記スプール挿入孔1a内へはラン
    ドb及びランドcを有するスプール2を挿入して
    その両端部を第1加圧室1b及び第2加圧室1c
    の内方へ夫々突出させ、該スプール2の両端には
    スプリングシート5及びスプリングシート6を
    夫々挿着してこれにスプリング7及びスプリング
    8の一端を支承し、前記第1加圧室1bの開口側
    はキヤツプ3により、また前記第2加圧室1cの
    開口側は前記スプリング8の外方に配設したスプ
    リング押え9に接当する調整ねじ11を有するグ
    ランドナツト10により、夫々油密状に閉塞する
    と共に前記第1加圧室1bに連通する第1差圧ポ
    ート23並びに第2加圧室1cに連通する第2差
    圧ポート24を夫々設け、前記両差圧ポート2
    3,24へ加えた前記スロツトルチエツクバルブ
    Iの出・入口間の圧力差が所定値以下の場合に
    は、前記スプール2により第1ドレーンポート1
    8とプツシユロツドポート19間並びにパイロツ
    トポート20とリターンポート22間を夫々連通
    させ、また前記圧力差が所定値以上の場合には、
    スプール2の移動によりパイロツトポート20と
    第2ドレーンポート21間並びにプツシユロツド
    ポート19とリターンポート22間を夫々連通
    し、更に、前記バルブ本体1にプツシユロツド1
    4を摺動自在に挿着したプツシユロツドケース1
    3を固着し、前記プツシユロツドポート19とプ
    ツシユロツド挿入孔13a間を油路25により連
    通すると共に、前記プツシユロツド14により作
    動するリミツトスイツチ17を設けたエマジエン
    シーバルブ。
JP7911083U 1983-05-25 1983-05-25 エマジエンシ−バルブ Granted JPS59183506U (ja)

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JPS59183506U JPS59183506U (ja) 1984-12-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS51109391U (ja) * 1975-02-28 1976-09-03
JPS5813122Y2 (ja) * 1977-06-18 1983-03-14 株式会社豊田自動織機製作所 油圧回路異常時の機器保護装置

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JPS59183506U (ja) 1984-12-06

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