JPH021168B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH021168B2
JPH021168B2 JP17063881A JP17063881A JPH021168B2 JP H021168 B2 JPH021168 B2 JP H021168B2 JP 17063881 A JP17063881 A JP 17063881A JP 17063881 A JP17063881 A JP 17063881A JP H021168 B2 JPH021168 B2 JP H021168B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
carbon atoms
alkyl group
hydrogen atom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17063881A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57100124A (en
Inventor
Jooji Denmaa Kurisutofuaa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ciba Geigy AG filed Critical Ciba Geigy AG
Publication of JPS57100124A publication Critical patent/JPS57100124A/ja
Publication of JPH021168B2 publication Critical patent/JPH021168B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規水溶性もしくは水分散性の樹脂性
カルボン酸塩、該塩を含有する水性組成物ならび
に該塩もしくは該組成物による塗装方法および塗
装面に関するものである。 食品、飲物または腐食性物質と接触する金属容
器の耐腐食性被膜を得るためには、金属表面を有
機溶媒に溶解した架橋性樹脂組成物で被覆し、次
いでこの被膜を加熱して溶媒を蒸発させて樹脂を
架橋させる方法が一般に行なわれている。架橋に
よつて被膜は強靭、固着性、柔軟性の保護フイル
ムに変換される。加熱の間に、溶媒は通常、大気
中に蒸発する。有機溶媒は比較的高価かつ可燃性
で、通常環境上好ましくないため、そのような溶
媒を最小限の割合に抑えて使用できる塗料の要求
がされており、特に、水を多量に含む塗料組成物
が有用である。このような塗料の他の重要な要件
は、それ自体無毒でしかも長期間食品または飲料
と接触したとき有毒成分または風味を損なう成分
を浸出させないことである。この後者の要件は従
来水性塗料の使用を制限してきた。 本発明者らは硬化して優れた機械特性および化
学耐性を有し、一般に食品および飲料に有毒成分
または風味を損なう成分を浸出させない塗膜を与
える安定な水性塗料組成物が新規樹脂性カルボン
酸塩から製造できることを見出した。 本発明の新規カルボン酸塩は、末端フエノール
基を有する樹脂をマンニツヒ反応により、アミノ
酸およびアルデヒドと、該アミノ酸によつて導入
されたカルボン酸基を部分的または完全に中和し
ながら反応させて製造する。こうして得られたカ
ルボン酸塩は、アミノプラスト、フエノール―ホ
ルムアルデヒド樹脂またはプロツクポリイソシア
ネートとともに水性表面塗料組成物として使用で
きる。しかしながら、ある場合には、そのような
共反応体の添加は必要でない。 水溶性塗料組成物を得るためにマンニツヒ反応
を使用することは既に開示されている。 例えば、米国特許第4188312号および4189450号
明細書には、エポキシ樹脂(すなわち、平均分子
当り1個以上の1,2―エポキシ基を有する化合
物)とマンニツヒ塩基および前者の米国特許の場
合には不飽和アルキルフエノールとの反応生成物
を含む塗料組成物が記載されている。このマンニ
ツヒ塩基は、多価多環フエノール、N―アルキル
エタノールアミンまたはN―アルキル―イソプロ
パノールアミンのような少なくとも1個のヒドロ
キシアルキル基を有する第2アミン、ホルムアル
デヒドおよび上記後者の米国特許の場合にはフエ
ノール性の基を有するブタジエンもしくはイソプ
レンのホモ―もしくはコポリマーの反応生成物で
ある。 英国特許第1428835号明細書には、ホルムアル
デヒドおよび窒素原子に結合したアルキル、アル
ケニルもしくは芳香族基を有する第2アミンまた
は環に炭素原子を4ないし6個有する複素環より
なる第2アミンを使用して、p―ヒドロキシスチ
レンポリマーをアミノメチル化して製造した陽イ
オン性ポリマーが記載されている。この生成物は
四級化してもよく、またはこの生成物から酸付加
塩を形成してもよい。 米国特許第4000116号および第4014955号明細書
には、マンニツヒ塩基をポリオキシドと反応さ
せ、次いでポリ四級化するか、または炭化水素基
に結合した塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子
および少なくとも1個のエポキシ基を有する化合
物と反応させて得られる架橋した巨大分子量のポ
リエーテルが開示されている。このマンニツヒ塩
基はモノマー性ビスフエノールから製造されたも
のであり、使用されるアミンはジアルキルアミン
またはモルホリンである。 英国特許第1457932号明細書には、プロトン化
状態で水に可溶で塗料中で使用するために適する
エポキシ基を含まないポリマーが開示されてい
る。このポリマーはマンニツヒ塩基とエポキシ樹
脂を反応させ、次いで塩を形成させることによつ
て製造される。各芳香環に結合した陽イオン性ヒ
ドロキシアルキルアミノメチル基を1個もしくは
それ以上有するこの英国特許のマンニツヒ塩基
は、ビスフエノール、水酸基含有第2アミンまた
はそのようなアミンと他の第1もしくは第2アミ
ンとの混合物およびホルムアルデヒドの反応によ
り製造される。 したがつて、この米国特許の樹脂はこれらの陽
イオンを、マンニツヒ塩基から誘導されて分子鎖
中に存在する数と同じ数の各環に結合して有す
る。 この種の他の特許明細書に開示された方法によ
れば、モノマー性ビスフエノールとエポキシ樹脂
との反応生成物であるポリマー性ビスフエノール
を、ホルムアルデヒドおよびヒドロキシアルキル
基含有第2アミンと反応させることによりポリマ
ー性マンニツヒ塩基ビスフエノールが製造されて
いる。例えば、米国特許第3994989号明細書に記
載された方法によれば、そのようなポリマー性ビ
スフエノールをモノマー性ビスフエノールと混合
して反応させており、英国特許第1563917号明細
書に記載された方法によれば、ポリマー性ビスフ
エノールを単独もしくはモノマー性ビスフエノー
ルと混合して反応させている。これらのポリマー
性マンニツヒ塩基ビスフエノールは、鎖の各末端
のただ1つの芳香環に結合した陽イオン性ヒドロ
キシアルキルアミノメチル基を有する。しかしな
がら、これらのポリマー性マンニツヒ塩基ビスフ
エノールは、塗料組成物中に直接使用されておら
ず、さらにエポキシ樹脂と前駆反応させて、より
高分子量のビスフエノールとされている。上記明
細書のうち、後者のビスフエノールにおいては陽
イオン基は、最終生成物の分子鎖の末端だけでな
く、分子鎖の他の部分にも存在する、ポリマー性
マンニツヒ塩基ビスフエノールから誘導された残
基の末端芳香環にも結合している。 前記特許明細書のいずれにも、アミン酸から製
造した陰イオン基を有する水溶性または水分散性
の生成物であるマンニツヒ塩基を使用することは
示唆されていない。 英国特許第1327071号明細書には、ポリエポキ
シドとアミノ酸であつてよいアミンとの反応生成
物よりなる水性陽イオン性の電着可能な組成物が
開示されている。しかしながら、この明細書には
ポリエポキシドを可溶化するためにアミンをマン
ニツヒ反応に付すことができるとの示唆はなされ
ていない。カルボキシル基で置換されたアルキル
アミノメチル基を有するフエノール基含有樹脂は
米国特許第2717263号に開示されており、蛋白質
の分散剤および接着剤の成分として有用であると
記載されている。これらの分散剤はA段階フエノ
ール樹脂をアミノ酸およびホルムアルデヒドと縮
合させて製造される。しかしながら、これらの生
成物が塗料用樹脂としての使用に適するか否か、
あるいはこのフエノール樹脂をフエノールとポリ
エポキシドとの反応生成物で置代えられるか否か
については示唆されていない。 米国特許第3936399号には、フエノール、イミ
ノ二酢酸およびアルデヒドをマンニツヒ反応に付
し、得られた生成物をアルデヒドと重縮合させて
製造したフエノール性キレート樹脂が開示されて
いる。この重縮合樹脂は重金属に対する高度に選
択的な吸着性を有する。しかしながら、このマン
ニツヒ反応で製造した中間生成物に他の用途があ
るとの示唆はされていない。 最後に、米国特許第3563926号には、樹脂性エ
ポキシドをフエノールまたはアミンと縮合させ、
この生成物をアルデヒドと反応させて予備縮合物
を得る方法が開示されている。この予備縮合物
は、次いでポリカルボン酸と反応させ、そして窒
素塩基を添加して水溶性にされる。この米国特許
明細書には、フエノールおよびアミンの用途の外
に、アルデヒドとフエノールまたはアミンとの縮
合物の用途も記載されている。しかしながら、こ
の米国特許明細書には樹脂性エポキシド、フエノ
ール、アミンおよびアルデヒドから製造された予
備縮合物の用途は記載されていないので、マンニ
ツヒ反応は行なわれていない。これに対して、本
発明は式: (式中、 R1は炭素原子数1ないし10の脂肪族、芳香族、
または芳香脂肪族の二価の基を表わすか、または
さらに別の―COO-M+基で置換された上記二価
の基を表わすが、好ましくは炭素原子数1ないし
4のアルキレン基またはフエニレン基を表わし、 R2は水素原子、次式: で表わされる基、炭素原子数1ないし6のアルキ
ル基、さらに別の―COO-M+基で置換された炭
素原子数1ないし6のアルキル基、―CH(R3
OH基で置換された炭素原子数1ないし6のアル
キル基または―CH(R3)OR8基で置換された炭
素原子数1ないし6のアルキル基を表わし、 但し、R1とR2とは合計で―COO-M+基を1つ
より多く有することはなく、 R3は水素原子または炭素原子数1ないし4の
アルキル基または炭素原子数6ないし10のアリー
ル基を表わし、 各R4は同一もしくは異なつて各々水素原子、
ハロゲン原子、例えば塩素原子または臭素原子、
炭素原子数1ないし4のアルキル基、または炭素
原子数2ないし4のアルケニル基を表わし、 R5は、水素原子、ハロゲン原子、例えば塩素
原子または臭素原子、炭素原子数1ないし4のア
ルキル基、炭素原子数1ないし4のアルケニル
基、―CH(R3)OH基、―CH(R3)OR8基または
前記式で表わされるより選ばれる、式中のフ
エノール性水酸基に対してオルトまたはパラ位の
環構成炭素原子に結合する原子または基を表わ
し、 R6は水素原子を表わし、その場合R7はポリエ
ポキシ基から(m+p)個の1,2―エポキシ基
を除去した部分よりなる残基を表わすか、あるい
はR6はR7に結合した共有結合を表わし、その場
合R7は該R6を有するヒドロキシエチレン基と一
緒になつて環状脂肪族環を表わし、但し該環は脂
肪族、環状脂肪族および/または複素環基で置換
されていてもよく、 R7は平均分子量1000ないし5000を有しており、 R8は炭素原子数1ないし6のアルキル基また
はアルコキシアルキル基(基中、アルコキシ部分
およびアルキル部分は各々1ないし6個の炭素原
子を有する。)を表わし、 R9は1価フエノール、第2モノアミンもしく
はモノカルボン酸から、フエノール性水酸基、カ
ルボキシル基もしくは第2アミノ基の水素原子を
除いた部分よりなる残基を表わし、 mは1,2,3または4の数を表わし、 nはゼロまたは1の数を表わし、 pは(m+p)が最小で2、最大で4そして好
ましくは2になるようにゼロまたは1の数を表わ
し、 Xは炭素原子数1ないし3のアルキレンもしく
はアルキリデン基、カルボニル基、スルホニル
基、酸素原子、硫黄原子または原子価結合を表わ
し、 M+は水素イオンまたはアルカリ金属、アンモ
ニアもしくはアミンから誘導される一価の陽イオ
ン(第4アンモニウム陽イオンを含む)を表わ
し、但し、イオンM+の少なくとも25%は一価の
陽イオンであり、 式中のフエノール性水酸基は、式中の
【式】基に対してオルトま たはパラ位に存在し、 R10は水素原子、―COO-M+基、炭素原子数1
ないし6のアルキル基、さらに別の―COO-M+
で置換された炭素原子数1ないし6のアルキル
基、―CH(R3)OH基で置換された炭素原子数1
ないし6のアルキル基または―CH(R3)OR8
で置換された炭素原子数1ないし6のアルキル基
を表わす。) で表わされる新規水溶性もしくは水分散性カルボ
ン酸塩を提供するものである。 式で表わされる塩のうち、次式または: (式および式中、 R1,R2,R3,R4,R5,R9,XおよびM+は式
で与えられた意味を表わし、 R11は脂肪族、シクロ脂肪族もしくは芳香族ジ
グリシジルエーテルもしくはエステルから両方の
グリシジル基を除いた部分よりなる残基を表わ
す。) で表わされるものが好ましい。 さらに、式または式で表わされる化合物の
うち、R11が式: (式中、R4およびXは式で与えられた意味を
表わし、 qはゼロまたは1ないし20、好ましくは2ない
し10の整数を表わす。) で表わされる基を表わすものが好ましい。 式、またはで表わされる塩のうち、式中
のフエノール性水酸基が基Xに対してパラ位に存
在するもの、ならびに式中のR3およびR4の両者
が水素原子を表わすものは特に好ましい。 式で表わされる新規カルボン酸塩は、相当す
る式: (式中、R4,R6,R7,R9,X,m,nおよびp
は式で与えられた意味を表わすが、 但し、フエノール性水酸基の結合している炭素
原子に対してオルト位の2つの炭素原子のうち少
なくとも1つまたはパラ位の炭素原子は未置換で
ある。) で表わされるフエノール末端を有する樹脂をM+
イオン(M+は式で与えられた意味を表わす。)
供給源の存在下で式: R3CHO () (式中、R3は式で与えられた意味を表わす。) で表わされるアルデヒドおよび式: (式中、R1 1およびR2 1は式でそれぞれR1および
R2に与えられた意味を表わすが、それ以外に―
COO-M+置換基の代りにカルボキシル基を置換
基として有してよい。) で表わされるアミノ酸とマンニツヒ反応させて製
造することができる。 この反応は好ましくは、通常、不活性溶媒中
で、少なくとも部分的にアミノ酸を中和するに十
分な量の塩基存在下に反応体を加熱することによ
り行なう。 反応温度は通常60ないし180℃、特に75ないし
130℃であり、そして反応は通常15分ないし4時
間で完了する。反応に適する不活性溶媒は炭化水
素、エーテル、アルコールおよびエステルを含
み、これらのうち、トルエン、キシレン、テトラ
ヒドロフラン、ブタノール、酢酸エチル、および
特に2―ブトキシエタノールおよび2―エトキシ
エタノールが好ましい。少なくとも部分的に中和
するために適する塩基は、水酸化ナトリウム、炭
酸ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、
アンモニア、トリエチルアミンおよびトリエタノ
ールアミンであるが、2―(ジメチルアミノ)―
2―メチルプロパン―1―オールおよび2―(ジ
メチルアミノ)エタノールが特に好ましい。 通常、式で表わされる樹脂中のフエノール性
水酸基1モル当り式で表わされるアミノ酸0.3
ないし2.0モルを使用する。通常式で表わされ
るアルデヒドは過剰量で使用され、特に式で表
わされるアミノ酸1モル当りアルデヒド1.1ない
し4.0モルを使用する:その理由は過剰量のアル
デヒドを使用すると室温での貯蔵安定性の大きい
生成物が得られるからである。 式で表わされる好ましいアルデヒドは、R3
がアルキル基または水素原子を表わすものであ
り、ホルムアルデヒド(パラホルムアルデヒドか
ら反応系中で都合よく生成する。)が特に好まし
い。式で表わされる使用に適するアミノ酸は、
サルコシン、イミノニ酢酸、アントラニル酸、お
よび特にグリシン、グルタミン酸、アスパラギン
酸、およびp―アミノ安息香酸等である。 出発物質として使用するフエノール末端基を有
する式で表わされる樹脂は、ポリエポキシド、
好ましくはジエポキシドを過剰量の二価フエノー
ルと公知の方法で反応させて製造される。この反
応は、二価フエノールの両方の水酸基の反応を通
じてポリエポキシドの前駆化をひき起す。少なく
とも1個の末端フエノール基を有する生成物を得
るためには、モル量にしてポリエポキシドよりも
多くの二価フエノールが存在しなければならな
い。ポリエポキシドと二価フエノールとのモル比
は、通常1:1.02ないし1:1.6、特に1:1.1な
いし1:1.5である。この反応を行なう好ましい
方法は、反応体を100ないし200℃で不活性溶媒の
存在下または不存在下に、塩基(第3アミンであ
つてもよいが、好ましくはアルカリ金属水酸化
物)の存在下に加熱することよりなる。 前駆反応に使用する二価フエノールは、単環の
もの例えばヒドロキノンであつてよいが、好まし
くはビスフエノール、特に次式: (式中、XおよびR4は前記の意味を表わす。) で表わされるビスフエノール、例えばビス(4―
ヒドロキシフエニル)メタン(すなわち、ビスフ
エノールF)および2,2―ビス(4―ヒドロキ
シフエニル)プロパン(すなわち、ビスフエノー
ルA)である。 式で表わされる出発物質を生成するために前
駆化しうる好ましいポリエポキシドは、次式X: で表わされる末端基2個を、酸素原子、窒素原子
または硫黄原子に直接結合して有するものであ
る。 そのような樹脂の例として、分子中に2個のカ
ルボン酸基を有する化合物をアルカリ存在下にエ
ピクロロヒドリンもしくはグリセロールジクロロ
ヒドリンと反応させて得られるポリグリシジルエ
ステルがあげられる。そのようなポリグリシジル
エステルは、脂肪族ポリカルボン酸、例えばしゆ
う酸、コハク酸、グルタール酸、アジピン酸、ピ
メリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸およびダイマー化リノレン酸から;脂環式ポリ
カルボン酸、例えばテトラヒドロフタル酸、4―
メチル―テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフ
タル酸および4―メチルヘキサヒドロフタル酸か
ら;および芳香族ポリカルボン酸、例えばフタル
酸、イソフタル酸およびテレフタル酸から誘導さ
れうる。 さらに別の例は、1分子中に少なくとも2個の
遊離のアルコール性水酸基またはフエノール性水
酸基を有する化合物とエピクロロヒドリンまたは
グリセロールジクロロヒドリンとをアルカリ条件
下で反応させるか、または酸触媒の存在下で反応
させ、続いてアルカリで処理して得られるポリグ
リシジルエーテルである。これらのエーテルは非
環式アルコール、例えばエチレングリコール、ジ
エチレングリコール、および高級ポリ(オキシエ
チレン)グリコール、プロパン―1,2―ジオー
ルおよびポリ(オキシプロピレン)グリコール、
プロパン―1,3―ジオール、ブタン―1,4―
ジオール、ポリ(オキシテトラメチレン)グリコ
ール、ペンタン―1,5―ジオール、およびポリ
(エピクロロヒドリン)から;脂環式アルコール、
例えばレゾルシトール、キニトール、ビス(4―
ヒドロキシシクロヘキシル)メタン、2,2―ビ
ス(4―ヒドロキシシクロヘキシル)プロパン、
および1,1―ビス(ヒドロキシメチル)―シク
ロヘキシ―3―エンから;および芳香環を有する
アルコール、例えばN,N―ビス(2―ヒドロキ
シエチル)アニリンおよびp,p′―ビス(2―ヒ
ドロキシエチルアミノ)ジフエニルメタンから製
造されうる。あるいは上記エーテルは単環フエノ
ール、例えばレゾルシノールおよびヒドロキノン
から、および多環フエノール、例えばビス(4―
ヒドロキシフエニル)メタン、4,4′―ジヒドロ
キシジフエニル、ビス(4―ヒドロキシフエニ
ル)スルホン、2,2―ビス(4―ヒドロキシフ
エニル)プロパン、2,2―ビス(3,5―ジブ
ロモ―4―ヒドロキシフエニル)プロパン(テト
ラブロモビスフエノールAとしても知られる)、
および2,2―ビス(2―アリル―4―ヒドロキ
シフエニル)プロパンからも製造できる。 ポリ(N―グリシジル)化合物は、例えば、エ
ピクロロヒドリンとアミノ水素原子を2個有する
アミン、例えばアニリン、n―ブチルアミン、お
よびビス(4―メチルアミノフエニル)メタンと
の反応生成物を脱塩酸したもの;および環状アル
キレン尿素、例えばエチレン尿素および1,3―
プロピレン尿素のN,N′―ジグリシジル誘導体
およびヒダントイン、例えば5,5―ジメチルヒ
ダントインのN,N′―ジグリシジル誘導体であ
る。 ポリ(s―グリシジル)化合物の例は、ジチオ
ール、例えばエタン―1,2―ジチオールおよび
ビス(4―メルカプトメチルフエニル)エーテル
のジ―s―グリシジル誘導体である。 異なる種類のヘテロ原子に結合した1,2―エ
ポキシ基を有するポリエポキシドとしては、例え
ば、サリチル酸のグリシジルエーテル―グリシジ
ルエステル、N―グリシジル―N′―(2―グリ
シジルオキシプロピル)―5,5―ジメチルヒダ
ントインおよび2―グリシジルオキシ―1,3―
ビス(5,5―ジメチル―1―グリシジルヒダン
トイン―3―イル)プロパンが使用できる。 非末端エポキシ基を有するポリエポキシド例え
ば、ビニルシクロヘキセンジオキシド、リモネン
ジオキシド、ジシクロペンタジエンオキシド、4
―オキサテトラシクロ〔6,2,1,02,7,03,5
―ウンデク―9―イルグリシジルエーテル、エチ
レングリコールのビス(4―オキサテトラシクロ
〔6,2,1,02,7,03,5〕―ウンデク―9―イル)
エーテル、3,4―エポキシシクロヘキシルメチ
ル―3′,4′―エポキシシクロヘキサンカルボキシ
レートおよびその6,6′―ジメチル誘導体、エチ
レングリコールのビス(3,4―エポキシシクロ
ヘキサンカルボキシレート)および3―(3,4
―エポキシシクロヘキシル)―8,9―エポキシ
―2,4―ジオキサスピロ〔5,5〕ウンデカン
も使用できる。 さらに、所望により、ジエポキシドの混合物も
使用できる。所望により、2個より多いエポキシ
基を有するポリエポキシドを前駆させてもよい
が、エポキシ樹脂の当業者に知られているとお
り、そのような樹脂の前駆はゲル化の危険がある
のでより困難である。 好ましいジエポキシドは、ジグリシジルエーテ
ルおよびジグリシジルエステルである。好ましい
ジエポキシドの具体例は、1Kg当りの1,2―エ
ポキシ含量が1.0当量より多い2,2―ビス(4
―ヒドロキシフエニル)プロパンまたはビス(4
―ヒドロキシフエニル)メタンである。 二価フエノールは単独で使用してもよくあるい
は所望により、ポリエポキシドの末端エポキシ基
の1つと反応するがそれ以上には反応しないこと
によつて鎖長延長反応を防止する化合物の存在下
で使用してもよい。そのような連鎖停止剤の適す
るものは、第2モノアミン、モノカルボン酸であ
り、そしてより具体的には、一価フエノール、p
―第3ブチルフエノールが特に好ましい。連鎖停
止剤を添加するときは、その量はポリエポキシド
の平均分子当りエポキシ基少なくとも1個は二価
フエノールと反応させるために遊離状態に残され
る量でなければならない。 前記のとおり、本発明の塩は、熱硬化性組成物
の形で表面塗膜を形成するために使用される。 したがつて、本発明は式で表わされる塩を固
形分で100重量部およびアミドの単数もしくは複
数の窒素原子に直接結合するか、フエニル環の炭
素原子に直接結合した式XI: ―CH2OR12 (XI) (式中、R12は水素原子または炭素原子数1ない
し6のアルキル基を表わす。) で表わされる基を少なくとも2個有するアミノプ
ラストもしくはフエノール―ホルムアルデヒド樹
脂、またはブロツクイソシアネートを固形分で2
ないし200重量部、好ましくは25ないし150重量部
含有する熱硬化性組成物をも提供するものであ
る。 そのような組成物は使用に適する形において、
通常さらに水および該水に比して少量の有機溶
媒、例えばエーテル、アルコール、ケトンまたは
エステル、特に2―ブトキシエタノールまたは2
―エトキシエタノールを含有する。組成物を製造
するために使用しうるメチロール化化合物には、
尿素―ホルムアルデヒド縮合物、アミノトリアジ
ン―ホルムアルデヒド縮合物、特にメラミン―ホ
ルムアルデヒドおよびベンゾグアナミン―ホルム
アルデヒド縮合物およびフエノール―ホルムアル
デヒド縮合物が含まれる。これらは所望によりエ
ーテル化されていてもよく、例えばn―ブチルエ
ーテルが使用できる。多くの場合、メチロール化
化合物およびそのエーテル自体は水溶性もしくは
水分散性ではない。式で表わされる化合物を混
入することにより、上記物質の水への分散または
溶解が促進され、安定な溶液状もしくは分散状組
成物が得られる。 適するブロツクポリイソシアネート(すなわ
ち、室温においては水性分散液中で安定である
が、加熱すると式で表わされる化合物と反応す
るもの)には、カプロラクタム、オキシム(例え
ばシクロヘキサノンオキシム)、一価フエノール
(例えばフエノール自体、p―クレゾール、p―
第3ブチルフエノール)または一価の脂肪族、脂
環式もしくは芳香脂肪族アルコール(例えば、メ
タノール、n―ブタノール、デカノール、1―フ
エニルエタノール、2―エトキシエタノールおよ
び2―n―ブトキシエタノール)でブロツクした
ジ―およびポリ―イソシアネートが含まれる。適
するイソシアネートには、芳香族ジ―イソシアネ
ート、例えばm―フエニレン―、1,4―ナフチ
レン―、2,4―および2,6―トリレン―およ
び4,4′―メチレンビス(フエニレン)―ジ―イ
ソシアネートならびにそれらとグリコール(例え
ばエチレンおよびプロピレングリコール)、グリ
セロール、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール、ジエチレングリコールおよびアルキ
レンオキシドと上記脂肪族二価および多価アルコ
ールとの付加物とのプレポリマーも含まれる。 本発明の組成物は、100℃ないし275℃、好まし
くは150℃ないし225℃にて、30秒ないし1時間、
好ましくは2ないし30分間加熱して硬化すること
ができる。 組成物中に、他の水溶性または水分散性のフイ
ルム形成性物質、例えばアルキツド樹脂およびア
クリル樹脂を含有させてもよい。そのような物質
の量は広い範囲で変化させうるが、本発明組成物
の有利な特性を損なわない程度に抑える必要があ
る。典型的には、物質の固形分を基準として50%
まで、好ましくは30%以下添加する。 「固形分」の語は本明細書において、物質試料
1gを直径5cmのふた無し皿に入れ、120℃のオ
ーブン中で常圧において3時間加熱した後の残留
物量を表わす。 本発明者らはさらに、式においてR5が―CH
(R3)OHで表わされる基を表わす塩は、アミノ
プラスト、フエノール―ホルムアルデヒド樹脂ま
たはブロツクポリイソシアネートを加えることな
く熱硬化させうることが見出した。 したがつて、本発明はさらに、物体表面に式
においてR5が―CH(R3)OHで表わされる基を表
わす塩を塗布し、塗布面を100℃ないし275℃、好
ましくは150℃ないし225℃にて30秒ないし1時
間、好ましくは2ないし30分間加熱することより
なる表面塗装方法を提供するものでもある。 本発明はさらに、本発明の組成物で塗布された
硬化および未硬化状態両方の塗布面をも範囲に含
むものである。そのような表面は、好ましくは下
塗り前もしくは後の金属、特に鉄系金属である
が、本材もしくは合成材料の面であつてもよい。 本発明の組成物は、浸漬、ハケ塗り、ロール塗
り、噴霧(静電塗装も含む)、電着または他の任
意の慣用方法で適用しうる。組成物には、所望に
より顔料および染料を含有させてもよい。混入さ
せうる他の物質には、エクステンダー、例えば炭
酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウムお
よび珪酸マグネシウム、表面活性剤、流れ調整
剤、および可塑剤が含まれる。さらに、組成物は
好ましくは強酸、例えば芳香族スルホン酸また
は、そのアミンもしくはアンモニアとの塩を触媒
として含有してもよい。 本発明を以下の実施例によりさらに詳しく説明
する。実施例中、パーセントは全て重量パーセン
トを表わす。各実施例で使用した出発物質は下記
のようにして製造した: フエノール エポキシ樹脂すなわち、2,2―ビス(4―
ヒドロキシフエニル)プロパンの液状グリシジル
ポリエーテル(エポキシ基を5.35当量/Kg含む)
934g、2,2―ビス(4―ヒドロキシフエニル)
プロパン684gおよび水酸化ナトリウム1gの5
%水溶液を窒素雰囲気中で160℃に撹拌および加
熱した。エポキシ樹脂をビスフエノールのモル比
は1:1.2である。発熱反応が生じ、混合物の温
度は自然に208℃に上昇した。混合物を180℃に冷
却し、この温度でさらに3時間撹拌してフエノー
ルすなわち、エポキシ基を殆んど有しない
(0.02当量/Kgより多くない)フエノール性末端
水酸基を有する平均分子量2370の樹脂、を得た。 フエノール エポキシ樹脂855g、2,2―ビス(4―ヒ
ドロキシフエニル)プロパン645g、p―第3ブ
チルフエノール90gおよび水酸化ナトリウム1.5
gの5%水溶液を窒素雰囲気中で180℃に撹拌お
よび加熱した。エポキシ樹脂対ビスフエノール対
一価フエノールのモル比は1:1.24:0.4である。
発熱反応が生じ、混合物の温度は自然に207℃に
上昇した。この混合物を180℃に冷却し、この温
度で3.5時間撹拌してフエノールすなわち、エ
ポキシ基を殆んど有しないフエノール性末端水酸
基を有する平均分子量1320の樹脂、を得た。 フエノール この樹脂はフエノールに似るが、エポキシ基
を殆んど有しない(0.016当量/Kg)平均分子量
2580の樹脂である。その製造にはエポキシ樹脂
、ビスフエノール、および一価フエノールをモ
ル比1:1.5:0.04で使用した。 フエノール フエノールに似るが、エポキシ樹脂、ビスフ
エノールおよび一価フエノールをモル比1:
1.22:0.08で用いて製造した。平均分子量は1780
であり、エポキシ基を殆んど有しない。 フエノール フエノールに似るが、エポキシ樹脂およびビ
スフエノールをモル比1:1.25で用いて製造し
た。平均分子量は2020であり、エポキシ基を殆ん
ど有しない。 フエノール フエノールに似るが、エポキシ樹脂およびビ
スフエノールをモル比1:1.18で用いて製造し
た。平均分子量は2520であり、エポキシ基を殆ん
ど有しない。 フエノール フエノールに似るが、エポキシ樹脂、ビスフ
エノールおよび一価フエノールをモル比1:
1.14:0.14で使用して製造した。平均分子量は
1880であり、エポキシ基を殆んど有しない。 フエノール 3,4―エポキシシクロヘキシルメチル―3′,
4′―エポキシシクロヘキサンカルボキシレート
(エポキシ基を7.00当量/Kg含む)200g、2,2
―ビス(4―ヒドロキシフエニル)プロパン
199.5gおよび塩化テトラメチルアンモニウム2.4
gの50%水性液を120℃に撹拌および加熱した。
エポキシ樹脂とビスフエノールのモル比は1:
1.25である。発熱反応が生じ、混合物の温度は自
然に132℃に上昇した。混合物を120℃に冷却し、
この温度でさらに2時間撹拌し、つづいて160℃
で3時間撹拌してフエノールすなわち、エポキ
シ基を殆んど有しない(0.08当量/Kg)フエノー
ル性末端水酸基を有する平均分子量1220の樹脂、
を得た。 フエノール 1,3―ジグリシジル―5,5―ジメチルヒダ
ントイン(エポキシ基を7.70当量/Kg含む)97.5
g、2,2―ビス(4―ヒドロキシフエニル)プ
ロパン114gおよび塩化テトラメチルアンモニウ
ム1.3gの50%水性液を130℃に撹拌および加熱し
た。エポキシ樹脂とビスフエノールのモル比は
1:1.33である。発熱反応が開始し、混合物の温
度は自然に202℃に上昇した。混合物を160℃に冷
却し、この温度でさらに2時間撹拌してフエノー
ルすなわち、エポキシ基を殆んど有しない
(0.02当量/Kgより多くない)フエノール性末端
水酸基を有する樹脂、を得た。 フエノール エポキシ樹脂114.3g、ヒドロキノン44g、
および塩化テトラメチルアンモニウム1gの50%
水性液を130℃に撹拌および加熱した。エポキシ
樹脂とヒドロキノンのモル比は1:1.33であ
る。発熱反応が生じ、混合物の温度は自然に190
℃に上昇した。混合物を160℃に冷却し、この温
度で3.5時間撹拌してフエノールXすなわち、エ
ポキシ基を殆んど有しない(0.02当量/Kgより多
くない)フエノール性末端水酸基を有する樹脂、
を得た。 フエノール XI エポキシ樹脂114.3g、2.2―ビス(4―ヒド
ロキシフエニル)メタン80.0gおよび塩化テトラ
メチルアンモニウム1.2gの50%水性液を130℃に
撹拌および加熱した。エポキシ樹脂とビスフエ
ノールのモル比は1:1.33である。発熱反応が生
じ、混合物の不活性は自然に185℃に上昇した。
混合物を160℃に冷却し、この温度で3時間撹拌
してフエノールXIすなわち、エポキシ基を殆んど
有しないフエノール性末端水酸基を有する樹脂、
を得た。 フエノール XII エポキシ樹脂152.4g、2,2―ビス(3―
アリル―4―ヒドロキシフエニル)プロパン
184.8gおよび塩化テトラメチルアンモニウム2
gの50%水性液を120℃に撹拌および加熱した。
エポキシ樹脂とビスフエノールのモル比は1:
1.5である。発熱反応が開始し、混合物の温度は
自然に160℃に上昇した。混合物を160℃に冷却
し、この温度で3時間撹拌してフエノールXIIすな
わち、エポキシ基を殆んど有しないフエノール性
末端水酸基を有する樹脂、を得た。 アミノプラスト この樹脂は、実質的に固形分100%の十分にメ
チル化された尿素―ホルムアルデヒド樹脂であ
る。 アミノプラスト この樹脂は、アミノトリアジン環当り平均4.0
個のメトキシメチル基を有し、25℃での粘度が
10Pasの、固形分100%のメチル化ヘキサメチロ
ールメラミン樹脂である。 アミノプラスト この樹脂は、固形分53%の市販ブチル化尿素―
ホルムアルデヒド樹脂である。 アミノプラスト この樹脂は、固形分70%の市販ブチル化ベンゾ
グアナミン―ホルムアルデヒド樹脂である。 フエノプラスト この樹脂は、ホルムアルデヒドおよび2,2―
ビス(4―ヒドロキシフエニル)プロパンを、ビ
スフエノールとホルムアルデヒドのモル比を1:
2.5で用いて製造したレゾールである。この樹脂
は水に不溶でかつ分散不能である。その固形分は
80%である。 フエノプラスト この樹脂は、少量のトルエンを含むn―ブタノ
ール中の溶液(固形分56%)として供給されてい
る市販のブチル化フエノール―ホルムアルデヒド
樹脂である。この樹脂は水に不溶でかつ分散不能
である。 遊離ホルムアルデヒドは次の方法で測定した: 樹脂約1.5gを精秤し、コニカルフラスコへ入
れた。蒸留水を30ml加え、内容物を十分混合し
た。チモールフタレイン指示薬を3滴加え、必要
に応じて1/10規定塩酸または水酸化ナトリウムに
より混合物を中性にした。混合物を氷で冷却し、
氷冷した亜硫酸ナトリウム溶液(12.5%W/W)
を25ml添加した。混合物を激しく振とうし、次い
で青色が消失するまで1/10規定塩酸で滴定した。
遊離ホルムアルデヒドの パーセント =滴定量(ml)×塩酸の規定数×3.001/試料の重
量(g) 実施例 1 2―ブトキシエタノール19.7g中のフエノール
50.7g(0.021モル)の溶液をサルコシン4.6g
(0.052モル)および2―(ジメチルアミノ)エタ
ノール4g(0.045モル)で処理し80℃に加熱し
た。この溶液を2―ブトキシエタノール10gおよ
び2―(ジメチルアミノ)エタノール0.5g
(0.005モル)中のパラホルムアルデヒド(活成成
分91%)1.7g(0.052モル)の溶液と混合し、混
合物を80℃に1時間保持した。 生成物は実質的に、式においてR1が―CH2
―を表わし、R2が―CH3を表わし、R3,R4およ
びR6が水素原子を表わし、R5の約25%が式で
表わされる基を表わし、残りのR5が水素原子を
表わし、R7が次式XII: (式中、rは平均5.5の数を表わす。) で表わされる基を表わし、mが2の数を表わし、
pが0を表わし、nが1の数を表わし、Xがイソ
プロピリデン基を表わし、そして実質的にM+
100%が次式:HOCH2CH2H(CH32で表わさ
れるイオンを表わす塩であつた。 蒸留水170gを加えて固形分量25.7%および25
℃における粘度5.6Pasの溶液を得た。この溶液は
水で十分希釈可能であつた。 実施例 2 2―ブトキシエタノール18.4g中のフエノール
45.6g(0.019モル)の溶液を2―(ジメチル
アミノ)エタノール3.6g(0.04モル)と混合し
た。この混合物を80℃に撹拌および混合し、次い
で2―ブトキシエタノール10gおよび2―(ジメ
チルアミノ)エタノール0.5g(0.005モル)中の
91%パラホルムアルデヒド1.5g(0.046モル)の
溶液を添加した。混合物を80℃で30撹拌した。撹
拌後、測定した反応混合物の遊離ホルムアルデヒ
ド値は0であつた。この反応混合物にサルコシン
4.1g(0.046モル)および2―(ジメチルアミ
ノ)エタノール0.5g(0.005モル)を添加した。
さらに1.5時間80℃で保持した後、水96gを添加
した。得られた溶液は、固形分33.2%、25℃での
粘度39.9Pasであり、水で十分分散可能であつた。 生成物の組成は実質的に実施例1のものと同一
であつた。 実施例 3 2―ブトキシエタノール67g中のフエノール
201g(0.152モル)の溶液をグリシン20g(0.27
モル)および2―(ジメチルアミノ)―エタノー
ル22g(0.25モル)と混合した。混合物を撹拌
し、80℃に加熱し、そして2―ブトキシエタノー
ル30gおよび2―(ジメチルアミノ)エタノール
3g(0.033モル)中の91%パラホルムアルデヒ
ド17.6g(0.53モル)の溶液を添加した。混合物
の不活性は85℃に上昇し、次いで80℃で25分間保
持した。この時間経過後に測定した反応混合物中
の遊離ホルムアルデヒド値は0であつた。 生成物は実質的に、式においてR1を―CH2
―を表わし、R3,R4およびR6が水素原子を表わ
し、R2およびR5が水素原子または―CH2OH基の
いずれかを表わし、R7が式XIIにおいてrが平均
2.3の数を表わす基を表わし、(m+p)が2の数
を表わし、nが1の数を表わし、R9がp―第3
ブチルフエノキシ基を表わし、Xがイソプロピリ
デン基を表わし、M+の100%が次式: HOCH2CH2H(CH32で表わされるイオンを
表わす塩であつた。 蒸留水250gを添加して、固形分31.2%および
25℃における粘度50Pasの溶液を得た。この溶液
は水で十分に希釈可能であつた。 実施例 4 2―ブトキシ―エタノール35.2g中のフエノー
ル52.8g(0.020モル)の溶液をサルコシン2.8
g(0.031モル)および2―(ジメチルアミノ)
エタノール1.7g(0.019モル)と混合した。混合
物を80℃に撹拌および加熱し、次いで2―ブトキ
シエタノール15gおよび2―(ジメチルアミノ)
―エタノール1.2g(0.013モル)中の91%パラホ
ルムアルデヒド1g(0.030モル)の溶液を添加
した。混合物を80℃で3時間撹拌し、蒸留水90g
を添加した。得られた溶液は、固形分26.3%、25
℃での粘度2.2Pasであり、水に十分分散可能であ
つた。 この生成物は、式においてR1が―CH2―を
表わし、R2がメチル基を表わし、R3,R4,R5
よびR6が各々水素原子を表わし、R7が式XIIにお
いてrが平均6.2の数を表わす基を表わし、(m+
p)が2の数を表わし、nが1の数を表わし、
R9がp―第3ブチルフエノキシ基を表わし、X
がイソプロピリデン基を表わし、M+の100%が次
式:HOCH2CH2N+H(CH32で表わされるイオ
ンを表わす塩を平均約75%含んでいた。 実施例 5 2―ブトキシエタノール29.7g中のフエノール
44.5g(0.025モル)の溶液をグリシン1.9g
(0.025モル)および2―(ジメチルアミノ)エタ
ノール1.3g(0.015モル)と混合した。混合物を
撹拌および80℃に加熱し、2―ブトキシエタノー
ル10gおよび2―(ジメチルアミノ)エタノール
2g(0.022モル)中の91%パラホルムアルデヒ
ド1.8g(0.055モル)の溶液を添加した。混合物
を80℃に2時間、次いで100℃に30分間保持した。 この生成物は、式においてR1が―CH2―を
表わし、R3,R4およびR6が水素原子を表わし、
R2およびR5が各々水素原子または―CH2OH基を
表わし、R7が式XIIにおいてrが平均3.7の数を表
わす基を表わし、(m+p)が2の数を表わし、
nが1の数を表わし、R9がp―第3ブチルフエ
ノキシ基を表わし、Xがイソプロピリデン基を表
わし、M+の100%が次式:HOCH2CH2N+
(CH32で表わされるイオンを表わす塩を平均約
50%含有していた。 蒸留水100gを加えて、固形分22.7%および25
℃での粘度0.41Pasの溶液を得た。この溶液は水
で十分希釈可能であつた。 実施例 6 2―ブトキシエタノール39.4g中のフエノール
101.3g(0.043モル)の溶液をサルコシン8.9g
(0.1モル)および2―(ジメチルアミノ)エタノ
ール8.8g(0.099モル)と混合して80℃に加熱し
た。この溶液を2―ブトキシエタノール10gおよ
び2―(ジメチルアミノ)―エタノール1.0g
(0.01モル)中の91%パラホルムアルデヒド3.6g
(0.11モル)の溶液と混合し、混合物を80℃に1
時間保持した。次いで、2―ブトキシエタノール
5gおよび2―(ジメチルアミノ)エタノール
0.5g(0.006モル)中の91%パラホルムアルデヒ
ド1.3g(0.4モル)の溶液を添加し、次いで混合
物をさらに2時間80℃に加熱した。 この生成物は、実質的に式においてR1が―
CH2―を表わし、R2がメチル基を表わし、R3
R4およびR6が各々水素原子を表わし、R5の約17
%が式で表わされる基を表わし、残りのR5
水素原子を表わし、R7が式XIIにおいてrが平均
5.5の数を表わす基を表わし、mが2の数を表わ
し、nが1の数を表わし、pが0を表わし、Xが
イソプロピリデン基を表わし、M+の100%が次
式:HOCH2CH2N+H(CH32で表わされるイオ
ンを表わす塩であつた。 蒸留水200gを加え、固形分35.9%のペースト
様溶液を得た。この溶液は水で十分希釈可能であ
つた。 実施例 7 2―ブトキシエタノール19.7g中のフエノール
50.7g(0.021モル)の溶液を、p―アミノ安
息香酸6.9g(0.050モル)および2―(ジメチル
アミノ)エタノール4.0g(0.045モル)と混合
し、次いで120℃に加熱した。次いで2―ブトキ
シエタノール7gおよび2―(ジメチルアミノ)
エタノール0.5g(0.006モル)中の91%パラホル
ムアルデヒド1.7g(0.052モル)の溶液を添加
し、混合物をさらに1時間120℃に保持した。 この生成物は、実質的に式においてR1がp
―フエニレン基を表わし、R2,R3,R4およびR6
が各々水素原子を表わし、R5の19%が式で表
わされる基を表わし、残りのR5が水素原子を表
わし、R7が式XIIにおいてrが平均5.5の数を表わ
す基を表わし、mが2の数を表わし、nが1の数
を表わし、pが0を表わし、Xがイソプロピリデ
ン基を表わし、そしてM+の100%が次式:
HOCH2CH2N+H(CH32で表わされるイオンを
表わす塩であつた。 混合物を80℃に冷却した後、蒸留水を160g加
えて、固形分25.4%のペースト様溶液を得た。こ
の溶液は水で十分希釈可能であつた。 実施例 8 2―ブトキシエタノール38.0g中のフエノール
100g(0.050モル)の溶液を、p―アミノ安息
香酸13.7g(0.1モル)および2―(ジメチルア
ミノ)エタノール8.5g(0.096モル)と混合し、
混合物を120℃に加熱した。2―ブトキシエタノ
ール10.0gおよび2―(ジメチルアミノ)エタノ
ール1.0g(0.011モル)中の91%パラホルムアル
デヒド5g(0.15モル)の溶液を加え、混合物を
さらに3.5時間120℃に保持した。 この生成物は、実質的に式においてR1がp
―フエニレン基を表わし、R3,R4およびR6が水
素原子を表わし、R2およびR5が各々―CH2OH基
または水素原子を表わし、R7が式XIIにおいてr
が平均5.3の数を表わす基を表わし、mが2の数
を表わし、nが1の数を表わし、pが0を表わ
し、Xがイソプロピリデン基を表わし、M+の100
%が次式:HOCH2CH2N+H(CH32で表わされ
るイオンを表わす塩であつた。 混合物を80℃に冷却して蒸留水207gを添加し
た。得られた溶液は、固形分35.8%、25℃での粘
度6.2Pasであつた。この溶液は水で十分に希釈可
能であつた。 実施例 9 2―ブトキシ―エタノール68.8g中のフエノー
ル103.2g(0.041モル)の溶液をp―アミノ安
息香酸8.2g(0.060モル)および2―(ジメチル
アミノ)エタノール3.9g(0.044モル)と混合し
て120℃に加熱した。2―ブトキシエタノール15
gおよび2―(ジメチルアミノ)エタノール1.5
g(0.017モル)中の91%パラホルムアルデヒド
2g(0.061モル)の溶液を添加して、混合物を
さらに6時間120℃に保持した。 この生成物は、式においてR1がp―フエニ
レン基を表わし、R2,R3,R4,R5およびR6
各々水素原子を表わし、R7が式XIIにおいてrが
平均5.6の数を表わす基を表わし、mが2の数を
表わし、nが1の数を表わし、pが0を表わし、
Xがイソプロピリデン基を表わし、M+の100%が
次式:HOCH2CH2N+H(CH32で表わされるイ
オンを表わす塩を平均約75%含んでいた。 冷却後、水175gを加えて固形分28.9%、25℃
での粘度9.6Pasの溶液を得た。この溶液は水と十
分相容性を有した。 実施例 10 2―ブトキシエタノール84.0g中のフエノール
126g(0.050モル)の溶液をイミノ二酢酸6.7
g(0.050モル)および2―(ジメチルアミノ)
エタノール6.9g(0.078モル)と混合して80℃に
加熱した。2―ブトキシエタノール10gおよび2
―(ジメチルアミノ)エタノール2g(0.022モ
ル)中の91%パラホルムアルデヒド1.8g(0.055
モル)の溶液が添加した。混合物を1.5時間80℃
に保持した後、蒸留水215gを添加して固形分
27.6%および25℃における粘度39.9Pasの溶液を
得た。 この生成物は、式においてR1が―CH2―を
表わし、R2が―CH2COO-M+を表わし、R3
R4,R5およびR6が各々水素原子を表わし、R7
式XIIにおいてrが平均5.6の数を表わす基を表わ
し、mが2の数を表わし、nが1の数を表わし、
pが0を表わし、Xがイソプロピリデン基を表わ
し、M+の100%が次式:HOCH2CH2N+H
(CH32で表わされるイオンを表わす塩を約50%
含有していた。この溶液は水と十分相容性であつ
た。 実施例 11 2―ブトキシエタノール19.7g中のフエノール
50.7g(0.021モル)の溶液をイミノ二酢酸5.0
g(0.038モル)および2―(ジメチルアミノ)
エタノール6.0g(0.067モル)と混合して120℃
に加熱した。2―ブトキシエタノール5gおよび
2―(ジメチルアミノ)エタノール1g(0.011
モル)中の91%パラホルムアルデヒド1.8g
(0.055モル)の溶液を添加し、混合物をさらに15
分間120℃で撹拌した。混合物を冷却して蒸留水
100gを加えた。 この生成物は、実質的に式においてR1が―
CH2―を表わし、R2が―CH2COO-M+を表わし、
R3,R4およびR6が各々水素原子を表わし、R5
半分が―CH2OHを表わし、残りのR5が水素原子
を表わし、R7が式XIIにおいてrが平均5.5の数を
表わす基を表わし、mが2の数を表わし、nが1
の数を表わし、pが0を表わし、Xがイソプロピ
リデン基を表わし、そしてM+の100%が次式:
HOCH2CH2N+(CH32で表わされるイオンを表
わす塩であつた。 得られた溶液は固形分34.2%および25℃での粘
度140mPasを有した。これは水で十分希釈可能
であつた。 実施例 12 2―ブトキシ―エタノール13.1g中のフエノー
ル52.1g(0.040モル)の溶液を、アントラニ
ル酸18.3g(0.13モル)および2―(ジメチルア
ミノ)エタノール11.0g(0.124モル)と混合し
た。混合物を80℃に加熱し、次いで2―(ジメチ
ルアミノ)エタノール2.0g(0.022モル)および
2―ブトキシエタノール15g中の91%パラホルム
アルデヒド8.8g(0.27モル)の溶液と混合した。
混合物を80℃に30分間保持した後、蒸留水139g
を添加して固形分32.9%の溶液を得た。 この生成物は、実質的に式においてR1が0
―フエニレン基を表わし、R2,R3,R4およびR6
が各々水素原子を表わし、R5の約63%が式で
表わされる基を表わし、残りのR5が―CH2OHを
表わし、R7が式XIIにおいてrが平均2.3の数を表
わす基を表わし、(m+p)が2の数を表わし、
nが1の数を表わし、Xがイソプロピリデン基を
表わし、R9がp―第3ブチルフエノキシ基を表
わし、M+の100%が次式:HOCH2CH2N+H
(CH32で表わされるイオンを表わす塩であつた。 この溶液は水で十分希釈可能であつた。 実施例 13 2―ブトキシエタノール17g中のフエノール
50g(0.038モル)の溶液をサルコシン5.9g
(0.066モル)、2―(ジメチルアミノ)エタノー
ル6g(0.067モル)、91%パラホルムアルデヒド
4.4g(0.133モル)およびさらに2―ブトキシエ
タノール10gと混合した。この混合物を100℃で
30分撹拌して蒸留水100gを加えた。得られた溶
液は固形分32%および25℃での粘度39.2Pasを有
し、水で十分希釈可能であつた。 この生成物は、実質的に式においてR1が―
CH2―を表わし、R2がメチル基を表わし、R3
R4およびR6の各々が水素原子を表わし、R5が―
CH2OHを表わし、R7が式XIIにおいてrが平均2.3
の数を表わす基を表わし、(m+p)が2の数を
表わし、nが1の数を表わし、Xがイソプロピリ
デン基を表わし、R9がp―第3ブチルフエノキ
シ基を表わし、M+の100%が次式:
HOCH2CH2N+H(CH32で表わされるイオンを
表わす塩であつた。 実施例 14 2―ブトキシエタノール17g中のフエノール
50g(0.038モル)の溶液をグルタミン酸3.7g
(0.025モル)および2―(ジメチルアミノ)エタ
ノール4.2g(0.047モル)と混合した。混合物を
80℃に撹拌および加熱し、次いで2―エトキシエ
タノール10gおよび2―(ジメチルアミノ)―エ
タノール0.5g(0.006モル)中の91%パラホルム
アルデヒド1.7g(0.051モル)の溶液を加え、混
合物を80℃に30分間保持した。蒸留水を加えて固
形分35.6%の溶液を得た。この溶液は水で十分希
釈可能であつた。 この生成物は、式においてR1
【式】を表わし、R3,R4および R6が水素原子を表わし、R2およびR5が各々水素
原子または―CH2OH基を表わし、R7が式XIIにお
いてrが平均2.3の数を表わす基を表わし、(m+
p)が2の数を表わし、nが1の数を表わし、X
がイソプロピリデン基を表わし、R9がp―第3
ブチルフエノキシ基を表わし、M+の100%が次
式: HOCH2CH2N+H(CH32で表わされるイオン
を表わす塩を平均約58%含有していた。 実施例 15 フエノール2000g(1.06モル)を2―ブトキ
シエタノール1354gと混合し、120℃に加熱した。
フエノールが完全に溶解したとき、アスパラギン
酸133.1g(1モル)および2―ジメチルアミノ
―2―メチルプロパン―1―オール138.1g
(0.944モル)の80%水溶液を加えた。混合物をさ
らに30分間120℃に保持した後、80℃に冷却した。
次いで2―ブトキシエタノール238.1g中の91%
パラホルムアルデヒド99.1g(3モル)の溶液お
よび2―ジメチルアミノ―2―メチルプロパン―
1―オール9.9g(0.068モル)の80%水溶液を加
えた。この混合物を80℃で3時間撹拌すると、そ
の間に混合物中の遊離ホルムアルデヒドの測定値
は0になつた。生成物は固形分量56%、25℃にお
ける粘度81.0Pasを有し、水で十分希釈可能であ
つた。 この生成物は、式においてR1
【式】を表わし、R3,R4およびR6 が水素原子を表わし、R2およびR5が各々水素原
子または―CH2OH基を表わし、R7が式XIIにおい
てrが平均4.0の数を表わす基を表わし、(m+
p)が2の数を表わし、nが1の数を表わし、
R9がp―第3ブチルフエノキシ基を表わし、X
がイソプロピリデン基を表わし、M+の50%が次
式: HOCH2C(CH32N+H(CH32で表わされるイ
オンを表わし、M+の残りが水素イオンを表わす
塩を平均約50%含んでいた。 実施例 16 アスパラギン酸量を少なくして実施例15の方法
を繰返した。すなわち、フエノール300g
(0.160モル)を2―ブトキシエタノール207.8g
と混合し、アスパラギン酸10g(0.075モル)及
びそして2―ジメチルアミノ―2―メチルプロパ
ン―1―オールの80%水溶液10.4g(0.07モル)
を加えた。次いで、2―ブトキシエタノール29.3
g中の91%パラホルムアルデヒド7.5g(0.23モ
ル)の溶液および2―ジメチルアミノ―2―メチ
ルプロパン―1―オール0.75g(0.005モル)の
80%水溶液を加えた。得られた溶液は水で十分希
釈可能であり、25℃における59.0Pasの粘度を有
した。 生成物は、式においてR1
【式】を表わし、R3,R4およびR6 が水素原子を表わし、R2およびR5が水素原子ま
たは―CH2OHを表わし、R7が式XIIにおいてrが
平均4.0の数を表わす基を表わし、(m+p)が2
の数を表わし、nが1の数を表わし、R9がp―
第3ブチルフエノキシ基を表わし、Xがイソプロ
ピリデン基を表わし、M+の100%が次式:
HOCH2C(CH32N+H(CH32で表わされるイオ
ンを表わす塩を平均約23%含んでいた。 実施例 17 2―ブトキシエタノール19g中のフエノール
50g(0.025モル)の溶液をグリシン7.5g(0.1モ
ル)および2―(ジメチルアミノ)エタノール
8.5g(0.096モル)と混合した。混合物を80℃に
撹拌および加熱し、次いで2―エトキシエタノー
ル20gおよび2―(ジメチルアミノ)エタノール
1g(0.01モル)中の91%パラホルムアルデヒド
9.9g(0.3モル)の溶液を添加し、混合物を1.5時
間80℃に保持した。この時間の後、測定した混合
物の遊離ホルムアルデヒド量は2.6%であつた。
2―ブトキシエタノール20gを添加した。得られ
た溶液は25℃での粘度22.4Pas、固形分55.5%を
有し、水で十分希釈可能であつた。 この生成物は、実質的に式においてR1が―
CH2―を表わし、R2が―CH2OHを表わし、R3
R4およびR6が水素原子を表わし、R5
【式】を表わし、R7が式XII においいてrが平均5.3の数を表わす基を表わし、
mが2の数を表わし、nが1の数を表わし、pが
0を表わし、Xがイソプロピリデン基を表わし、
M+の100%が次式:HOCH2CH2N+H(CH32
表わされるイオンを表わす塩であつた。 実施例 18 フエノール50g(0.041モル)を2―ブトキ
シエタノール40gと混合し、120℃に加熱した。
フエノールが完全に溶解したときアスパラギン酸
6.6g(0.050モル)を加え、混合物をさらに30分
間120℃に保持した。混合物を80℃に冷却した後、
91%パラホルムアルデヒド5g(0.15モル)およ
び2―ジメチルアミノ―2―メチルプロパン―1
―オール14.8g(0.1モル)の80%水溶液を加え
た。混合物を80℃で5時間撹拌すると、この間に
測定される遊離ホルムアルデヒド量は0.15%に低
下した。生成物は固形分53%を有し、水で十分希
釈可能であつた。 この生成物は、式においてR1
【式】を表わし、R3およびR4が水素 原子を表わし、R2およびR5が各々水素原子また
は―CH2OH基を表わし、R6がR7との共有結合に
より、式中のヒドロキシエチレン基と一緒にな
つて脂環式環を表わし、mが2の数を表わし、p
が0を表わし、nが1の数を表わし、Xがイソプ
ロピリデン基を表わし、M+の100%が次式: HOCH2C(CH32N+H(CH32で表わされるイ
オンを表わす塩を約50%含んでいた。 実施例 19 フエノール50gを2―ブトキシエタノール40
gと混合し、120℃に加熱した。フエノールが完
全に溶解したときアスパラギン酸6.6g(0.050モ
ル)を加え、混合物をさらに30分間100℃に保持
した。混合物を80℃に冷却した後、91%パラホル
ムアルデヒド5g(0.15モル)および2―ジメチ
ルアミノ―2―メチルプロパン―1―オール14.8
g(0.1モル)の80%水溶液を添加した。この混
合物を80℃で2時間撹拌すると、この間に遊離ホ
ルムアルデヒド量の測定値は1.5%に低下した。
生成物は固形分53%であり、水で十分希釈可能で
あつた。この生成物は、実質的に式において
R1
【式】を表わし、R2,R3,R4, R5およびR6が各々水素原子を表わし、R7が―
CH2CH(OH)CH2―基、次式: で表わされる基および2,2―ビス(4―オキシ
フエニル)プロパン基を含む残基を表わし、nが
1の数を表わし、mが2の数を表わし、pが0を
表わし、Xがイソプロピリデン基を表わし、M+
の100%が次式:HOCH2C(CH32N+H(CH32
表わされるイオンを表わす塩であつた。 実施例 20 フエノール50gを2―ブトキシエタノール40
gと混合し、120℃に加熱した。フエノールが完
全に溶解したときアスパラギン酸6.6g(0.05モ
ル)を加え、混合物をさらに30分間100℃に保持
した。混合物を80℃に冷却した後、91%パラホル
ムアルデヒド5g(0.15モル)および2―ジメチ
ルアミノ―2―メチルプロパン―1―オール14.8
g(0.1モル)の80%水性液を加えた。この混合
物を80℃で2時間撹拌すると、この間に遊離ホル
ムアルデヒド量は0.9%に低下した。生成物は固
形分53%であり、水で十分希釈可能であつた。こ
の生成物は、実質的に式においてR1
【式】を表わし、R2,R3,R4,R5 およびR6が各々水素原子を表わし、mが2の数
を表わし、nおよびpが0を表わし、R7が2,
2―ビス(4―オキシフエニル)プロパン基、―
CH2CH(OH)CH2―基およびp―フエニレンジ
オキシ基を含む残基を表わし、M+の100%が次
式:HOCH2C(CH32N+H(CH32で表わされる
イオンを表わす塩であつた。 実施例 21 フエノールXI50gを2―ブトキシエタノール40
gを混合し、100℃に加熱した。フエノールが完
全に溶解したとき、アスパラギン酸6.6g(0.050
モル)を添加し、混合物をさらに30分間100℃に
保持した。混合物を80℃に冷却した後、91%パラ
ホルムアルデヒド5g(0.15モル)および2―ジ
メチルアミノ―2―メチルプロパン―1―オール
14.8g(0.1モル)の80%水性溶液を加えた。混
合物を80℃で3時間撹拌すると、その間に遊離ホ
ルムアルデヒドの量は1.5%になつた。この生成
物は固形分53%であり、水で十分希釈可能であつ
た。この生成物は、実質的に式においてR1
【式】を表わし、R2,R3,R4,R5 およびR6が各々水素原子を表わし、mが2の数
を表わし、nが1の数を表わし、pが0を表わ
し、R7が2,2―ビス(4―オキシフエニル)
プロパン基、―CH2CH(OH)CH2―基およびビ
ス(4―オキシフエニル)メタン基を含む残基を
表わし、Xが―CH2―を表わし、M+の100%が次
式:HOCH2C(CH32N+H(CH32で表わされる
イオンを表わす塩であつた。 実施例 22 フエノールXII40gを2―ブトキシエタノール40
gを混合し、100℃に加熱した。フエノールが完
全に溶解したときアスパラギン酸5.3g(0.040モ
ル)を添加し、混合物をさらに30分間100℃に保
持した。混合物を80℃に冷却した後、91%パラホ
ルムアルデヒド4g(0.12モル)および2―ジメ
チルアミノ―2―メチルプロパン―1―オール
14.8g(0.1モル)の80%水性溶液を加えた。こ
の混合物を80℃で1.5時間撹拌すると、この間に
遊離ホルムアルデヒド量は0.44%に低下した。こ
の生成物は固形分49%であり、水で十分希釈可能
であつた。この生成物は、実質的に式において
R1
【式】を表わし、R2,R3,R6 およびR4のあるものが水素原子を表わし、R5
よび残りのR4がプロペニル基を表わし、R7が2,
2―ビス(4―オキシフエニル)プロパン基、―
CH2CH(OH)CH2―基および2,2―ビス(3
―アリル―4―オキシフエニル)プロパン基を含
む残基を表わし、Xがイソプロピリデン基を表わ
し、M+の100%が次式: HOCH2(CH32N+H(CH32で表わされるイオ
ンを表わす塩であつた。 実施例 23 2―ブトキシエタノール40g中のフエノール
50g(0.027モル)をアスパラギン酸6.6g(0.050
モル)および1,4―ジアザビシクロ〔2,2,
2〕オクタン5.6g(0.050モル)と混合した。混
合物を100℃に撹拌および加熱し、この温度に30
分間保持した。80℃に冷却した後、91%パラホル
ムアルデヒド5g(0.15モル)を加えた。この混
合物を80℃で3時間撹拌すると、この間に混合物
の遊離ホルムアルデヒド量は0.98%に低下した。
生成物は固形分62%であり、水で十分希釈可能で
あつた。この生成物は、実質的に式において
R1
【式】を表わし、R2,R3,R4, R5およびR6が各々水素原子を表わし、R7が式XII
においてrが平均4.0の数を表わす基を表わし、
(m+p)が2の数を表わし、nが1の数を表わ
し、R9がp―第3ブチルフエノキシ基を表わし、
Xがイソプロピリデン基を表わし、M+が次式
で表わされるイオンを表わす塩であつた。 実施例 24 次の組成: 実施例3の生成物 22.4g アミノプラスト 3.0g 2―(ジメチルアミノ)エタノールのトルエン
―p―スルホン酸塩の10%水性溶液 0.4g 水(25℃での粘度20〜30m Pasを与えるに要
する量)よりなる塗料組成物を製造した。 この組成物を、錫メツキしたスチール板へ、ス
ピンコーテイングで塗布して厚さ2ないし4μm
の塗膜を形成した。次いでこのスチール板を215
℃で3分間加熱して、塗膜の性状を調べた。結果
を後記表1に示す。 実施例 25 次の組成: 実施例3の生成物 11.2g アミノプラスト 3.0g 水(25℃での粘度20〜30m Pasを与えるに要
する量) よりなる塗料組成物を製造した。 この組成物を実施例24に記載したようにして塗
布および硬化し、その塗膜の性状を調べた。結果
を表1に示す。 実施例 26 実施例8の生成物90gを60℃に加温し、フエノ
プラスト10.7gを2―ブトキシエタノール2.7
gに溶解した液を加え、次いで蒸留水20gを加え
て塗料組成物を製造した。この組成物を60℃で30
分間保持し、次いで冷却した。得られた組成物
は、固形分30.1%および25℃での粘度1.7Pasであ
つた。 この組成物から試料33.2gをとり、2―(ジメ
チルアミノ)エタノールのトルエン―p―スルホ
ン酸塩0.8gの10%水溶液と混合し、水で希釈し
て25℃での粘度が20〜30m Pasとなるようにし
た。この塗料を実施例24に記載したようにして適
用し、200℃で10分間加熱して硬化させた。次い
でこの塗膜を試験し、その結果を表1に示した。 実施例 27 実施例6の生成物337gを2―ブトキシエタノ
ール17.2g中のフエノプラスト33.7gと混合し
て塗料組成物を製造した。蒸留水100gを加えて、
得られた溶液の粘度を25℃で4.8Pasとし、固形分
を27.9%にした。この溶液は室温で3ケ月間貯蔵
後も分離の徴候を示さなかつた。 この溶液35.8gを2―(ジメチルアミノ)―エ
タノール0.6g中のトルエン―p―スルホン酸塩
0.6gの10%水性溶液で処理した。これをさらに
蒸留水で希釈して25℃での粘度を20〜30m Pas
とし、次いで実施例24に記載したようにして適用
し、そして200℃で10分間加熱して硬化した。そ
の塗膜の試験結果を表1に示す。 実施例 28 実施例15の生成物50gを固形分比66:34に相当
するようにフエノプラスト22gと混合し、そし
て脱イオン水を加えて固形分量を26%にした。こ
の塗料をワイヤーに結合したドローバー(No.3K
バー)により錫メツキしたスチール板に塗布し、
200℃で12分間加熱して硬化させた。結果を表1
に示す。
【表】 実施例 29―34 実施例4,5および9ないし12の生成物を
夫々、固形分の比率で75:25となるようにフエノ
プラストと混合して塗料組成物を製造した。得
られた溶液を水および2―(ジメチルアミノ)エ
タノールのトルエン―p―スルホン酸塩の10%水
性溶液(樹脂の固形分10g当り10%水性溶液0.4
g)で希釈した。この溶液をアルミニウム板に適
用し、実施例24に記載したようにして硬化した。
次いでこの塗膜の試験を行なつた。結果を表2に
示す。
【表】 実施例 35 本実施例においては、アミノプラストまたはフ
エノプラストの不存在下で本発明のカルボン酸塩
を強酸とアミンとの塩とともに加熱して硬化させ
た。塗料は次の組成により製造した: 実施例3の生成物 5g 2―(ジメチルアミノ)エタノールのトルエン
―p―スルホン酸塩の10%水性溶液 0.2g 水(25℃での粘度を20〜30m Pasとするに必
要な量) この組成物をスピンコーテイングにより錫メツ
キしたスチール板に塗布して厚さ2ないし4μm
の塗膜を形成した。この塗膜を200℃で5分間硬
化させた。この塗膜は前記のメチルエチルケトン
摩擦試験および水中での滅菌試験に合格した。 実施例 36 本実施例では、本発明のカルボン酸塩をアミノ
プラストと一緒に電着により金属表面に沈着させ
た。 実施例15の生成物とアミノプラストを固形分
の比率で80:20の割合で混合して塗料組成物を製
造した。得られた混合物を脱イオン水で希釈して
固形分10%とし、電気コーテイング浴に入れ、陽
極に置いたスチールおよび錫メツキしたスチール
を塗装するために用いた。50ボルトで10秒間通電
して孔の無いフイルムを形成した。 実施例 37―40 実施例15の生成物を下記表3に列記したアミノ
プラストと固形分の比で80:20になるように混合
して塗料組成物を製造し、次いで脱イオン水で希
釈して固形分26%にした。この塗料をワイヤーに
結合したドローバー(No.3Kバー)を用いて錫メ
ツキしたスチール板に適用し、215℃で6分間硬
化させた。種々の浸漬試験で得た付着力の結果を
表3に示す。
【表】 試験すべき塗装パネルは、ナイフの刃により、
一方向に3mm間隔の平行線の切込みを入れ、次い
でこれらの線と90゜で交差する別の平行線の切込
みを入れて十字形に切込みを入れた。次いで粘着
テープ片を上記の面にしつかりと押しつけた。テ
ープをすばやく連続的に引き剥し、十字形切込部
の塗膜の剥離を調べた。表3の剥離率(%)は次
の基準で測定した:0=剥離しない、100=塗膜
が完全に剥離する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式: (式中、 R1は炭素原子数1ないし10の脂肪族、芳香族、
    または芳香脂肪族の二価の基を表わすか、または
    さらに別の―COO-M+基で置換された上記二価
    の基を表わし、 R2は水素原子、次式: で表わされる基、炭素原子数1ないし6のアルキ
    ル基、さらに別の―COO-M+基で置換された炭
    素原子数1ないし6のアルキル基、―CH(R3
    OH基で置換された炭素原子数1ないし6のアル
    キル基または―CH(R3)OR8基で置換された炭
    素原子数1ないし6のアルキル基を表わし、 但し、R1とR2とは合計で―COO-M+基を1つ
    より多く有することはなく、 R3は水素原子または炭素原子数1ないし4の
    アルキル基または炭素原子数6ないし10のアリー
    ル基を表わし、 各R4は同一もしくは異なつて各々水素原子、
    ハロゲン原子、炭素原子数1ないし4のアルキル
    基、または炭素原子数2ないし4のアルケニル基
    を表わし、 R5は、水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数
    1ないし4のアルキル基、炭素原子数2ないし4
    のアルケニル基、―CH(R3)OH基、―CH(R3
    OR8基または前記式で表わされる基より選ばれ
    る、式中のフエノール性水酸基に対してオルト
    またはパラ位の環構成炭素原子に結合する原子ま
    たは基を表わし、 R6は水素原子を表わし、その場合R7はポリエ
    ポキシ基から(m+p)個の1,2―エポキシ基
    を除去した部分よりなる残基を表わすか、あるい
    はR6はR7に結合した共有結合を表わし、その場
    合R7は該R6を有するヒドロキシエチレン基と一
    緒になつて環状脂肪族環を表わし、R7は平均分
    子量1000ないし5000を有しており、 R8は炭素原子数1ないし6のアルキル基また
    はアルコキシアルキル基(基中、アルコキシ部分
    およびアルキル部分は各々1ないし6個の炭素原
    子を有する。)を表わし、 R9は一価フエノール、第2モノアミンもしく
    はモノカルボン酸から、フエノール性水酸基、カ
    ルボキシル基もしくは第2アミノ基の水素原子を
    除いた部分よりなる残基を表わし、 mは1,2,3または4の数を表わし、 nはゼロまたは1の数を表わし、 pは(m+p)が最小で2、最大で4になるよ
    うにゼロまたは1の数を表わし、 Xは炭素原子数1ないし3のアルキレンもしく
    はアルキリデン基、カルボニル基、スルホニル
    基、酸素原子、硫黄原子または原子価結合を表わ
    し、 M+は水素イオンまたはアルカリ金属、アンモ
    ニアもしくはアミンから誘導される一価の陽イオ
    ン(第4アンモニウム陽イオンを含む)を表わ
    し、但し、イオンM+の少なくとも25%は一価の
    陽イオンであり、 式中のフエノール性水酸基は、式中の
    【式】基に対してオルトま たはパラ位に存在し、 R10は水素原子、―COO-M+基、炭素原子数1
    ないし6のアルキル基、さらに別の―COO-M+
    で置換された炭素原子数1ないし6のアルキル
    基、―CH(R3)OH基で置換された炭素原子数1
    ないし6のアルキル基または―CH(R3)OR8
    で置換された炭素原子数1ないし6のアルキル基
    を表わす。) で表わされるカルボン酸塩。 2 式もしくは式: (式および式中、 R1,R2,R3,R4,R5,R9,XおよびM+は特
    許請求の範囲第1項で与えられた意味を表わし、 R11は脂肪族、環状脂肪族もしくは芳香族ジグ
    リシジルエーテルもしくはエステルから両方のグ
    リシジル基を除いた部分よりなる残基を表わす。) で表わされる特許請求の範囲第1項記載の塩。 3 R1が炭素原子数1ないし4のアルキレン基
    またはフエニレン基を表わす特許請求の範囲第1
    項ないし第2項のいずれか一項に記載の塩。 4 R11が式: (式中、R4およびXは特許請求の範囲第1項で
    与えられた意味を表わし、 qはゼロまたは1ないし20の整数を表わす。) で表わされる基を表わす特許請求の範囲第2項ま
    たは第3項記載の塩。 5 式: (式中、R4,R6,R7,R9,X,m,nおよびp
    は下記式で与えられる意味を表わすが、 但し、フエノール性水酸基の結合している炭素
    原子に対してオルト位の2つの炭素原子のうち少
    なくとも1つまたはパラ位の炭素原子は未置換で
    ある。) で表わされるフエノール末端を有する樹脂をM+
    イオン(M+は下記式で与えられる意味を表わ
    す。)供給源の存在下で式: R3CHO () (式中、R3は下記式で与えられる意味を表わ
    す。) で表わされるアルデヒドおよび式: 〔式中、 R1 1は置換基としてカルボキシル基1個を有し
    てもよい炭素原子数1ないし10の脂肪族、芳香
    族、または芳香脂肪族の三価の残基を表わし、 R2 1は水素原子、下記式で表わされる基また
    はカルボキシル基(―COOH),―CH(R3)OH
    基もしくは―CH(R3)OR8基で置換されていて
    もよい炭素原子数1ないし6のアルキル基を表わ
    すが、但し、R1 1およびR2 1のうち一方のみしかカ
    ルボキシル基を置換基として有することはでき
    ず、 M+,R1,R3,R8およびR10は下記式で与え
    られる意味を表わす。〕 で表わされるアミノ酸とマンニツヒ反応に付する
    ことよりなる式: (式中、 R1は炭素原子数1ないし10の脂肪族、芳香族、
    または芳香脂肪族の二価の基を表わすか、または
    さらに別の―COO-M+基で置換された上記二価
    の基を表わし、 R2は水素原子、次式: で表わされる基、炭素原子数1ないし6のアルキ
    ル基、さらに別の―COO-M+基で置換された炭
    素原子数1ないし6のアルキル基、―CH(R3
    OH基で置換された炭素原子数1ないし6のアル
    キル基または―CH(R3)OR8基で置換された炭
    素原子数1ないし6のアルキル基を表わし、 但し、R1とR2とは合計で―COO-M+基を1つ
    より多く有することはなく、 R3は水素原子または炭素原子数1ないし4の
    アルキル基または炭素原子数6ないし10のアリー
    ル基を表わし、 各R4は同一もしくは異なつて各々水素原子、
    ハロゲン原子、炭素原子数1ないし4のアルキル
    基または炭素原子数2ないし4のアルケニル基を
    表わし、 R5は、水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数
    1ないし4のアルキル基、炭素原子数2ないし4
    のアルケニル基、―CH(R3)OH基、―CH(R3
    OR8基または前記式で表わされる基より選ばれ
    る、式中のフエノール性水酸基に対してオルト
    またはパラ位の環構成炭素原子に結合する原子ま
    たは基を表わし、 R6は水素原子を表わし、その場合、R7はポリ
    エポキシ基から(m+p)個の1,2―エポキシ
    基を除去した部分よりなる残基を表わすか、ある
    いはR6はR7に結合した共有結合を表わし、その
    場合R7は該R6を有するヒドロキシエチレン基と
    一緒になつて環状脂肪族環を表わし、R7は平均
    分子量1000ないし5000を有しており、 R8は炭素原子数1ないし6のアルキル基また
    はアルコキシアルキル基(基中、アルコキシ部分
    およびアルキル部分は各々1ないし6個の炭素原
    子を有する。)を表わし、 R9は1価フエノール、第2モノアミンもしく
    はモノカルボン酸から、フエノール性水酸基、カ
    ルボキシル基もしくは第2アミノ基の水素原子を
    除いた部分よりなる残基を表わし、 mは1,2,3または4の数を表わし、 nはゼロまたは1の数を表わし、 pは(m+p)が最小で2、最大で4になるよ
    うにゼロまたは1の数を表わし、 Xは炭素原子数1ないし3のアルキレンもしく
    はアルキリデン基、カルボニル基、スルホニル
    基、酸素原子、硫黄原子または原子価結合を表わ
    し、 M+は水素イオンまたはアルカリ金属、アンモ
    ニアもしくはアミンから誘導される一価の陽イオ
    ン(第4アンモニウム陽イオンを含む)を表わ
    し、但し、イオンM+の少なくとも25%は一価の
    陽イオンであり、 式中のフエノール性水酸基は、式中の
    【式】基に対してオルトま たはパラ位に存在し、 R10は水素原子、―COO-M+基、炭素原子数1
    ないし6のアルキル基、さらに別の―COO-M+
    で置換された炭素原子数1ないし6のアルキル
    基、―CH(R3)OH基で置換された炭素原子数1
    ないし6のアルキル基または―CH(R3)OR8
    で置換された炭素原子数1ないし6のアルキル基
    を表わす。) で表わされるカルボン酸塩の製造方法。 6 アミノ酸がザルコシン、イミノ二酢酸、アン
    トラニル酸、グリシン、グルタミン酸、アスパラ
    ギン酸またはp―アミノ安息香酸である特許請求
    の範囲第5項記載の方法。 7 反応体をアミノ酸を少なくとも部分的に中和
    するために充分な量の、水酸化ナトリウム、炭酸
    ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、ア
    ンモニア、トリエチルアミン、トリエタノールア
    ミン、2―(ジメチルアミノ)―2―メチルプロ
    パン―1―オールまたは2―(ジエチルアミノ)
    エタノールよりなる群から選ばれる塩基の存在下
    で加熱する特許請求の範囲第5項または第6項記
    載の方法。 8 式で表わされるフエノール末端基を有する
    樹脂中のフエノール性水酸基1モル当り、式で
    表わされるアミノ酸を0.3ないし2.0モル使用する
    特許請求の範囲第5項ないし第7項のいずれか一
    項に記載の方法。 9 式で表わされるアミノ酸1モル当り、式
    で表わされるアルデヒドを1.1ないし4.0モル使用
    する特許請求の範囲第5項ないし第8項のいずれ
    か一項に記載の方法。 10 式: (式中、 R1は炭素原子数1ないし10の脂肪族、芳香族、
    または芳香脂肪族の二価の基を表わすか、または
    さらに別の―COO-M+基で置換された上記二価
    の基を表わし、 R2は水素原子、次式: で表わされる基、炭素原子数1ないし6のアルキ
    ル基、さらに別の―COO-M+基で置換された炭
    素原子数1ないし6のアルキル基、―CH(R3
    OH基で置換された炭素原子数1ないし6のアル
    キル基または―CH(R3)OR8基で置換された炭
    素原子数1ないし6のアルキル基を表わし、 但し、R1とR2とは合計で―COO-M+基を1つ
    より多く有することなく、 R3は水素原子または炭素原子数1ないし4の
    アルキル基または炭素原子数6ないし10のアリー
    ル基を表わし、 各R4は同一もしくは異なつて各々水素原子、
    ハロゲン原子、炭素原子数1ないし4のアルキル
    基、または炭素原子数2ないし4のアルケニル基
    を表わし、 R5は、式中のフエノール性水酸基に対して
    オルトまたはパラ位の環構成炭素原子に結合する
    ―CH(R3)OH基を表わし、 R6は水素原子を表わし、その場合R7はポリエ
    ポキシ基から(m+p)個の1,2―エポキシ基
    を除去した部分よりなる残基を表わすか、あるい
    はR6はR7に結合した共有結合を表わし、その場
    合R7は該R6を有するヒドロキシエチレン基と一
    緒になつて環状脂肪族環を表わし、R7は平均分
    子量1000ないし5000を有しており、 R8は炭素原子数1ないし6のアルキル基また
    はアルコキシアルキル基(基中、アルコキシ部分
    およびアルキル部分は各々1ないし6個の炭素原
    子を有する。)を表わし、 R9は1価フエノール、第2モノアミンもしく
    はモノカルボン酸から、フエノール性水酸基、カ
    ルボキシル基もしくは第2アミノ基の水素原子を
    除いた部分よりなる残基を表わし、 mは1,2,3または4の数を表わし、 nはゼロまたは1の数を表わし、 pは(m+p)が最小で2、最大で4になるよ
    うにゼロまたは1の数を表わし、 Xは炭素原子数1ないし3のアルキレンもしく
    はアルキリデン基、カルボニル基、スルホニル
    基、酸素原子、硫黄原子または原子価結合を表わ
    し、 M+は水素イオンまたはアルカリ金属、アンモ
    ニアもしくはアミンから誘導される一価の陽イオ
    ン(第4アンモニウム陽イオンを含む)を表わ
    し、但し、イオンM+の少なくとも25%は一価の
    陽イオンであり、 式中のフエノール性水酸基は、式中の
    【式】基に対してオルトま たはパラ位に存在し、 R10は水素原子、―COO-M+基、炭素原子数1
    ないし6のアルキル基、さらに別の―COO-M+
    で置換された炭素原子数1ないし6のアルキル
    基、―CH(R3)OH基で置換された炭素原子数1
    ないし6のアルキル基または―CH(R3)OR8
    で置換された炭素原子数1ないし6のアルキル基
    を表わす。) で表わされるカルボン酸塩を物体表面に適用し、
    100ないし275℃に加熱することによりなる表面塗
    装方法。
JP17063881A 1980-10-24 1981-10-24 Resinous carboxylate, manufacture, curable composition containing same and surface painting method Granted JPS57100124A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8034886 1980-10-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57100124A JPS57100124A (en) 1982-06-22
JPH021168B2 true JPH021168B2 (ja) 1990-01-10

Family

ID=10516979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17063881A Granted JPS57100124A (en) 1980-10-24 1981-10-24 Resinous carboxylate, manufacture, curable composition containing same and surface painting method

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS57100124A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5748219B2 (ja) * 2011-10-14 2015-07-15 関西ペイント株式会社 アミン系硬化剤及びそれを含む水性塗料組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57100124A (en) 1982-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5204385A (en) Water reducible epoxy resin curing agent
JPS6356271B2 (ja)
CA2075879A1 (en) Process for the preparation of aqueous epoxy resin dispersions
US4738995A (en) Preparation of epoxy binders for coatings
US4362853A (en) Resinous salts, their preparation, and their use in coatings
US4593078A (en) Polyglycidyl ethers, their preparation and their use in preparing thermosetting coating compositions
JPS60177199A (ja) 樹脂分散物を金属基体に付着させる方法
US4692484A (en) Epoxy-phosphate/phenolic electrocoating compositions
CA1181892A (en) Process for the preparation of water-dilutable resins, resins produced thereby, and their use in thermosetting surface coatings
EP0000086B1 (en) Resin binders containing amino groups and process for their preparation
US4686248A (en) Preparation of binders for coatings, thermosetting coating compositions and their use
CN106414632A (zh) 用于卷材涂覆的涂料组合物、此种涂料组合物的制备方法和卷材涂覆方法
US4507446A (en) Water-soluble or water-dispersible resinous sulphur or phosphorus containing salts, their preparation, and their use in coatings
EP0127915B1 (en) Novel polyglycidyl ethers, their preparation and their use as thermosetting coating compositions
JPH021168B2 (ja)
US4410675A (en) Resinous salts, their preparations, and their use in coatings
US4578438A (en) Preparation of resinous products
US4614775A (en) Preparation of binders for coatings, thermosetting coating compositions and their use
JP2525610B2 (ja) 陽イオン性被覆組成物の製造方法
JPH07207222A (ja) 塗料組成物
EP0261715B1 (en) Process for cationic coating compositions
CA1196015A (en) Resinous salts, their preparation, and their use in coatings
JPH07258387A (ja) 水性エポキシ系のための硬化剤としての新規のエポキシ−アミン付加物
JPS58117215A (ja) 水溶性または水分散性樹脂の塩、その製造方法、該樹脂の塩を含む組成物及び該組成物で表面塗装する方法
JPH035414B2 (ja)