JPH0212013Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0212013Y2 JPH0212013Y2 JP2481986U JP2481986U JPH0212013Y2 JP H0212013 Y2 JPH0212013 Y2 JP H0212013Y2 JP 2481986 U JP2481986 U JP 2481986U JP 2481986 U JP2481986 U JP 2481986U JP H0212013 Y2 JPH0212013 Y2 JP H0212013Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- margin
- drill
- width
- section
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Drilling Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、切削抵抗の大きな材料、例えば鋼
類の穴加工に好適なドリルに関する。
類の穴加工に好適なドリルに関する。
周知の汎用ツイストドリルには、ねじれ溝に沿
つた本体外周部に、ほぼ一定巾のマージン部が長
手方向に延びて設けられている。マージン部設置
の主目的は、ドリルの加工穴内での不規則な挙動
を抑制してドリルの直進性を高めること、即ち、
穿孔時の案内機能を得ることにあり、従つて、マ
ージン巾はあまり小さ過ぎては具合が悪く、一般
的には、ドリル直径の8〜12%程度に設定され
る。例えば、直径10mmのドリルの場合、その巾は
1mm前後である。
つた本体外周部に、ほぼ一定巾のマージン部が長
手方向に延びて設けられている。マージン部設置
の主目的は、ドリルの加工穴内での不規則な挙動
を抑制してドリルの直進性を高めること、即ち、
穿孔時の案内機能を得ることにあり、従つて、マ
ージン巾はあまり小さ過ぎては具合が悪く、一般
的には、ドリル直径の8〜12%程度に設定され
る。例えば、直径10mmのドリルの場合、その巾は
1mm前後である。
なお、マージン巾を全体においてほぼ一定とし
ているのは、摩耗した切刃を研磨して再生したと
きの先端形状に変化を生じさせないためである。
ているのは、摩耗した切刃を研磨して再生したと
きの先端形状に変化を生じさせないためである。
ところで、マージン部の付されたドリルには、
通常、先行する切刃の軸方向逃げ角として、長さ
100mmに対し、ドリル径が後方側で0.05〜0.3mm程
度小さくなるバツクテーパが付されている。
通常、先行する切刃の軸方向逃げ角として、長さ
100mmに対し、ドリル径が後方側で0.05〜0.3mm程
度小さくなるバツクテーパが付されている。
ところが、従来のマージン部付きドリルは、こ
のバツクテーパが付されていてもマージン巾がほ
ぼ一定であつたために、高速切削を行う場合には
特に、マージン部先端が摩滅し易く、比較的早い
時期に穿孔作業に支障を来たす程切削抵抗(トル
ク、スラスト力)が上昇すると言う問題があつ
た。
のバツクテーパが付されていてもマージン巾がほ
ぼ一定であつたために、高速切削を行う場合には
特に、マージン部先端が摩滅し易く、比較的早い
時期に穿孔作業に支障を来たす程切削抵抗(トル
ク、スラスト力)が上昇すると言う問題があつ
た。
マージン部先端の早期摩耗は、周速の最も早い
ドリル外周部にすくい面、前逃げ面、周方向には
逃げ角のないマージン面の3面が集中しているた
めに当該部が被削材との最も激しい擦過現場とな
ること、擦過による発熱が大きく、これがドリル
材の強度を低下させて摩耗を助長することの2つ
が主な要因となつて起り、その摩耗の状況次第で
は、ドリルの強度面での安全率が大きく低下して
ドリルが折れることがあつた。
ドリル外周部にすくい面、前逃げ面、周方向には
逃げ角のないマージン面の3面が集中しているた
めに当該部が被削材との最も激しい擦過現場とな
ること、擦過による発熱が大きく、これがドリル
材の強度を低下させて摩耗を助長することの2つ
が主な要因となつて起り、その摩耗の状況次第で
は、ドリルの強度面での安全率が大きく低下して
ドリルが折れることがあつた。
そこで、この考案は、マージン部先端の摩滅
と、この部分の摩滅による切削抵抗の増加を抑制
できるドリル構造を提供することを目的としてい
る。
と、この部分の摩滅による切削抵抗の増加を抑制
できるドリル構造を提供することを目的としてい
る。
この考案は上記の目的を達成するため、マージ
ン部とバツクテーパを有するドリルにおいて、マ
ージン部の最先端から所定距離後退した位置迄の
区間のマージン巾を、マージン巾がほぼ一定の他
の部分よりも狭くしたのである。
ン部とバツクテーパを有するドリルにおいて、マ
ージン部の最先端から所定距離後退した位置迄の
区間のマージン巾を、マージン巾がほぼ一定の他
の部分よりも狭くしたのである。
このようにすれば、切削に直接関与する(バニ
ツシユ作用をもつ)マージン部先端の被削材との
摩擦面積が減少するので、擦過による発熱が抑制
され、この熱に助長されるマージン部先端の摩
耗、それによる切味低下(切味の低下は切削トル
クの増加につながる)が減少する。
ツシユ作用をもつ)マージン部先端の被削材との
摩擦面積が減少するので、擦過による発熱が抑制
され、この熱に助長されるマージン部先端の摩
耗、それによる切味低下(切味の低下は切削トル
クの増加につながる)が減少する。
また、仮にマージン部先端が摩耗しても、この
部分ではマージン巾が狭く擦過面積が減少してい
るために、切削抵抗が極端に上昇することがな
く、従来に比して強度面での安全率低下が低く制
えられる。
部分ではマージン巾が狭く擦過面積が減少してい
るために、切削抵抗が極端に上昇することがな
く、従来に比して強度面での安全率低下が低く制
えられる。
さらに、一定区間より後方ではマージン巾が充
分に確保されているため、ドリルの挙動を抑える
マージン部本来の案内機能も損われない。
分に確保されているため、ドリルの挙動を抑える
マージン部本来の案内機能も損われない。
添付図にこの考案の実施例を示す。
第1図乃至第3図に示すように、本体1には、
2条のねじれ溝2と対の対刃3が形成されてい
る。また、ねじれ溝2に沿つた本体外周部には、
ねじれ溝と同一ねじれ角で長手方向に延びるマー
ジン部4が形成され、さらに、本体外周には、第
3図に示すバツクテーパαが付されている。
2条のねじれ溝2と対の対刃3が形成されてい
る。また、ねじれ溝2に沿つた本体外周部には、
ねじれ溝と同一ねじれ角で長手方向に延びるマー
ジン部4が形成され、さらに、本体外周には、第
3図に示すバツクテーパαが付されている。
マージン4のマージン巾Wは、ドリル直径のほ
ぼ10%程度、即ち、直径16mmのドリルであれば約
1.6mmである。一方、バツクテーパαは0.1/100mm
程度の勾配であり、回転中心軸の両側にそのバツ
クテーパがついているため、本体の直径は、長さ
2mmの間で後端側の直径が約4μm小さくなつて
いる。
ぼ10%程度、即ち、直径16mmのドリルであれば約
1.6mmである。一方、バツクテーパαは0.1/100mm
程度の勾配であり、回転中心軸の両側にそのバツ
クテーパがついているため、本体の直径は、長さ
2mmの間で後端側の直径が約4μm小さくなつて
いる。
上記のマージン部4には、第5図に詳しく示す
ように、先端側、即ち、マージン部最先端より所
定の距離l後退し位置迄の区間に、マージン面の
回転方向後部を削り取つた狭巾部4aが形成され
ている。狭巾部の巾W1は、小さ過ぎると狭巾部
の摩滅が早まり、逆に大き過ぎると擦過面の低減
効果、摩擦熱の抑制効果が薄れるので、0.2mmを
最小限としてWの1/3〜1/2程度に設定するのが望
ましい。lの値も0.5〜5mm程度が望ましい。0.5
mm以下であると上記の効果だけでなくスラスト力
の低減効果も薄れ、一方、5mmを越すと穿孔初期
のドリルの案内機能が低下する恐れがある。
ように、先端側、即ち、マージン部最先端より所
定の距離l後退し位置迄の区間に、マージン面の
回転方向後部を削り取つた狭巾部4aが形成され
ている。狭巾部の巾W1は、小さ過ぎると狭巾部
の摩滅が早まり、逆に大き過ぎると擦過面の低減
効果、摩擦熱の抑制効果が薄れるので、0.2mmを
最小限としてWの1/3〜1/2程度に設定するのが望
ましい。lの値も0.5〜5mm程度が望ましい。0.5
mm以下であると上記の効果だけでなくスラスト力
の低減効果も薄れ、一方、5mmを越すと穿孔初期
のドリルの案内機能が低下する恐れがある。
なお、狭巾部4aの形状としては、第5図の形
状のほかに、第6図或いは第7図に示すように、
マージン巾W1がl部の全長においてドリル後方
に向かい漸次広がる形状(このときには最先端側
でW1を0.2〜0.5mmに定めるとよい)、第8図に示
すようにl部の全長においてW1が等しくなる形
状等が考えられ、これ等の中から加工性等の面で
有利な形状を任意に選択してよい。
状のほかに、第6図或いは第7図に示すように、
マージン巾W1がl部の全長においてドリル後方
に向かい漸次広がる形状(このときには最先端側
でW1を0.2〜0.5mmに定めるとよい)、第8図に示
すようにl部の全長においてW1が等しくなる形
状等が考えられ、これ等の中から加工性等の面で
有利な形状を任意に選択してよい。
また、例示のドリルは、シンニング溝5により
対刃3の回転中心近傍を回転方向に凸形の刃とな
し、さらに凸形の刃に連なる切刃中央部は回転方
向に凹形となしたチゼルの無いドリルであるが、
この考案はチゼル刃の付いた一般的な刃形のドリ
ルにも有効である。
対刃3の回転中心近傍を回転方向に凸形の刃とな
し、さらに凸形の刃に連なる切刃中央部は回転方
向に凹形となしたチゼルの無いドリルであるが、
この考案はチゼル刃の付いた一般的な刃形のドリ
ルにも有効である。
以上の通り、この考案は、マージン部先端のマ
ージン巾を案内機能の損われ無い範囲において他
の部分よりも狭くしたので、被削材との擦過面積
が減少し、当該部の発熱が抑制される。従つて、
切削熱に助長されるマージン部先端の摩耗が減少
し、そのため及び仮にマージン部先端が摩耗して
もマージン巾が先端側で小さくなつていることの
ために切削抵抗の増加が抑えられ、早期のうちに
本体に無理な力が作用してドリルが折損すると言
つた事態が起こり難くなる。
ージン巾を案内機能の損われ無い範囲において他
の部分よりも狭くしたので、被削材との擦過面積
が減少し、当該部の発熱が抑制される。従つて、
切削熱に助長されるマージン部先端の摩耗が減少
し、そのため及び仮にマージン部先端が摩耗して
もマージン巾が先端側で小さくなつていることの
ために切削抵抗の増加が抑えられ、早期のうちに
本体に無理な力が作用してドリルが折損すると言
つた事態が起こり難くなる。
なお、この効果は、切刃の再研磨による再生時
に、狭巾部を研削して徐々に後退させることが可
能であるので再現性がある。また、最初はマージ
ン巾一定で使用したドリルの再研磨による切刃再
生時に狭巾部を付すことにより、従来ドリルに使
用の途中からこの効果を付与することも可能であ
る。
に、狭巾部を研削して徐々に後退させることが可
能であるので再現性がある。また、最初はマージ
ン巾一定で使用したドリルの再研磨による切刃再
生時に狭巾部を付すことにより、従来ドリルに使
用の途中からこの効果を付与することも可能であ
る。
第1図はこの考案のドリルの一例を示す側面
図、第2図はそれを90゜回転させた状態の要部拡
大側面図、第3図は正面の拡大図、第4図は第1
図の要部の拡大図、第5図はマージン部先端の斜
視図、第6図乃至第8図はマージン部先端の変形
例を示す側面図である。 1……本体、2……ねじれ溝、3……切刃、4
……マージン部、4a……狭巾部、5……シンニ
ング溝。
図、第2図はそれを90゜回転させた状態の要部拡
大側面図、第3図は正面の拡大図、第4図は第1
図の要部の拡大図、第5図はマージン部先端の斜
視図、第6図乃至第8図はマージン部先端の変形
例を示す側面図である。 1……本体、2……ねじれ溝、3……切刃、4
……マージン部、4a……狭巾部、5……シンニ
ング溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体の外周部に、ねじれ溝に沿つて長手方向
に延びるマージン部が設けられ、かつ、本体に
は、後方に向かつて外径を所定の勾配で細くす
るバツクテーパの付されたドリルにおいて、上
記マージン部の最先端から所定の距離l後退し
た位置迄の区間のマージン巾W1を、マージン
巾がほぼ一定の他の部分よりも狭くしたことを
特徴とするドリル。 (2) 上記lの値が0.5〜5mm、W1の値が0.2mmを最
小値として他の部分のマージン巾の1/3〜1/2に
定められていることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第(1)項記載のドリル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2481986U JPH0212013Y2 (ja) | 1986-02-21 | 1986-02-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2481986U JPH0212013Y2 (ja) | 1986-02-21 | 1986-02-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62138519U JPS62138519U (ja) | 1987-09-01 |
| JPH0212013Y2 true JPH0212013Y2 (ja) | 1990-04-04 |
Family
ID=30824388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2481986U Expired JPH0212013Y2 (ja) | 1986-02-21 | 1986-02-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0212013Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102009033942A1 (de) * | 2009-07-14 | 2011-01-20 | MAPAL Fabrik für Präzisionswerkzeuge Dr. Kress KG | Bohrer |
-
1986
- 1986-02-21 JP JP2481986U patent/JPH0212013Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62138519U (ja) | 1987-09-01 |
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