JPH02124209A - ツイストドリル - Google Patents

ツイストドリル

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Publication number
JPH02124209A
JPH02124209A JP63222941A JP22294188A JPH02124209A JP H02124209 A JPH02124209 A JP H02124209A JP 63222941 A JP63222941 A JP 63222941A JP 22294188 A JP22294188 A JP 22294188A JP H02124209 A JPH02124209 A JP H02124209A
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JP
Japan
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drill
thinning
blade
cutting
tip
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Pending
Application number
JP63222941A
Other languages
English (en)
Inventor
Kojiro Imanaga
今永 浩二郎
Shinichi Nakamura
伸一 中村
Hideji Hosono
細野 秀司
Yoshiyuki Yanase
柳瀬 芳之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Metal Corp
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Metal Corp filed Critical Mitsubishi Metal Corp
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Publication of JPH02124209A publication Critical patent/JPH02124209A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B51/00Tools for drilling machines
    • B23B51/02Twist drills

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、高速度鋼または粉末高速度鋼で構成された
ツイストドリル(以下、ドリルと略称する。)に係わり
、特に、切削抵抗を軽減する技術に関するものである。
[従来の技術] 従来、重切削用として高速度鋼または粉末高速度鋼で構
成したドリルが提供されている。たとえば、第13図に
示すドリルは、ドリル本体Iの外周に2つのねじれi7
i¥2が形成されるとともに、このねじれ溝2の回転方
向を向く先端稜線部に切刃3が形成され、ねじれ溝2の
軸線方向先端視における形状が、切刃3の外周端縁Qに
この端縁Qとドリル本体lの回転中心とを結んだ直線N
と直交する垂線りを引いたときに、この垂線りに対して
凹となる形状とされたものである。ここで、ドリル本体
lの芯厚Tはドリル直径の約30%、溝幅比A/Bは約
0.7に設定されており、芯厚Tを通常の高速度鋼製ド
リルよりも大きくし、溝幅比A/Bを小さくすることに
よってねじり剛性が向上されている。
し発明が解決しようとする課題] ところが、上記のようなドリルでは、重切削や高送り切
削を行った場合に切損し易いという問題があった。
すなわち、切刃3により生成された切屑は、外周側の方
が内周側よりも成長速度が速いため扇が開くように成長
し、成長するにつれて切屑の先端部がねじれ溝2の底部
2a、つまり、上記垂線りからの距離が最大となる部分
の周辺によって曲げられ、その際の抵抗によって切屑の
根元で破断が生じ、第14図に示すように、せん移折断
型とよばれる形態となる。ところか、上記ドリルにおい
ては、そのねじれ剛性を高めようとした結果、上記垂線
りからねじれ苛2の底部2aまでの距離Wが小さくなっ
ている。このため、切屑がねじれ溝2の底部2aから受
けろ抵抗が切屑の成長方向と逆方向に直接作用し、強圧
縮された厚さの厚い切屑が生成される。そして、切屑を
強圧縮する際の抵抗が加わり”ζ多大な切削トルクやス
ラスト荷重がドリル本体1に中下されてしまうのである
さらに、上記ドリルでは、垂線りからねじれ溝2の底部
2aまでの距離Wが短いから、ねじれ溝2の軸線と直交
する断面の断面積、すなわち切屑の流出面積が必然的に
小さくなり、切屑詰まりが生じ易く、これによって、高
送り切削や重切削を行った際にドリルの折損事故がより
一層生じ易くなるのである。
[発明の目的] この発明は、 上記実情に鑑みてなされたもので、 切屑を強圧縮することなく無理なくカーリングすること
によってスラスト荷重や切削トルク等を軽減することが
できるのは勿論のこと、切屑詰まりを防止することがで
き、高送り切削や重切削にお士る折損事故の発生を未然
に防止することができるドリルを提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] この発明の第1の特徴は、ドリル本体の芯厚をドリル直
径の15〜30%、溝幅比を0.4〜0゜9とし、かつ
、ドリルの軸線方向先端視における切刃の外周端縁にこ
の端縁とドリル本体の回転中心とを結んだ直線と直交す
る垂線を引いたときに、垂線からねじれ溝の壁面までの
距離の最大値をドリル直径の45〜65%に設定し、か
つ、上記ドリル本体の少なくとも先端部の表面にTiC
,T1CN等のコーティング層を設けたしのである=ま
た、この発明の第2の特徴は、シンニングによってドリ
ル本体の芯厚部に軸線部から外周方向へ延びるシンニン
グ刃を形成し、切刃およびシンニング刃の軸線方向先端
視における形状を直線状とするとともに、シンニング刃
と切刃との交叉部の軸線方向先端視における形状を円弧
状としたものである。
[作用コ 成長した切屑の先端部がねじれ溝の底部で曲げられる際
に、切屑がその成長方向と逆方向へ向かう抵抗を受ける
ことば萌述の通りであるが、この場合において、切屑の
長さが比較的長ければ切屑の自由度が大きく、したがっ
て、切屑に作用する抵抗は切屑をたわませたり、あるい
は座屈を生じさせるような力に分散される。本発明者は
この点に鑑みて多数の実験を行った結果、上記垂線から
ねじれ溝の底部までの距離がドリル直径の45%以上で
あれば、切屑に直接作用する抵抗が大幅に^λ少するこ
とを見いだした。
第1表は、上記距離のドリル直径に対する比率を種々の
値に設定したドリルによって生じた切屑の厚さを示すも
のである。なお、切屑のηさは第14図中点Sで示す箇
所を測定した。
第1表 被削材:SCM440、硬さ:llB100ドリル直径
:I2mm、先端角・1 切刃のラジアルレーキrrl : −15゜切削速度 
35m/分 送り(m m /rev) :表の上段に示す40゜ 上記実験結果から、垂線からねじれ溝の底部までの距離
がドリル直径の45%以上であると、切屑の厚さが大幅
にF、’# くなることが判る。これは、切屑に作用す
る抵抗が小さくなっていることを意味する。つまり、本
発明の第1の特徴では、上記距離をドリル直径の45%
以上としたことにより、切屑に作用する抵抗を昔しく減
少さ仕ることができるのである。一方、上記距離がドリ
ル直径の65%を上回る場合には、ねじれ溝のヒール側
の壁面と外周ランドとの間の肉厚が薄くなり、その部分
に欠けや割れが発生し易くなるばかりでなく、ドリルの
ねじり剛性ら低下する。
また、ドリル本体の少なくとも先端部の表面にTic、
T1CN等のコーティング層を設けているから耐摩耗性
が向上され、重切削や高送り切削に充分耐えることがで
きろ。さらに、ドリルのねじれ剛性を向上させるために
は、芯厚をドリル直径の15〜30%とし、溝幅比を0
4〜0.9とする必要かある。
また、本発明の第2の特徴では、シンニングによってド
リル本体の芯厚部に軸線部から外周方向へ延びるシンニ
ング刃を形成しているから、チゼル幅が狭くスラスト荷
重が軽減されることは勿論のこと、切刃およびシンニン
グ刃の形状が直線状であるため、切屑の厚さがその幅方
向において一定化し易い。このため、切屑が曲げられる
際に上述したような座屈等が生じ易く、切屑を強圧綿す
ることなくカーリングすることができる。しかも、切刃
およびシンニング刃の交叉部を円弧状としているため、
交叉部において切屑が分離しにくく、これによって切屑
詰まりが防止され、ドリルの折損事故を未然に防Ifす
ることができろ。
[第1実施例] 以下、第1図ないし第3図を参照しながら本発明の第1
の特徴の一実施例について説明する。第1図は実施例の
ドリルを示す軸線方向先端矢視図である。この図に示す
ドリルは、高速度鋼または粉末高速度鋼からなるドリル
本体IOの外周に2つのねじれン面11が形成されると
と乙(こ、ねじれ17411の回転方向を向く壁面の先
端稜線部に切刃12が形成され、ドリル本体10の軸線
方向先端視におけるねじれ溝11の形状が、切刃12の
外周端縁Qにこの端縁Qと上記ドリル本体10の回?云
中心とを結んだ直線Nと直交する垂線■7を引いたとき
に、この垂線17に対して凹となる形状とされたもので
ある。ここで、芯厚Tはドリル直径りの15〜30%、
溝幅比A/Bは04〜0.9に設定され、これによ、っ
て、ドリルのねじり剛性が向上されている。また、ドリ
ル本体10の先端逃げ而には、その後ろ側部分が削り取
られてそこにX型シンニング13が形成され、芯厚部に
軸線部から外周方向へ延びるシンニング刃+3aが切刃
12に連続して形成されている。
さらに、軸線方向先端視において、上記垂線りからねじ
れdη11の底部11aまでの距離、すなわち、垂線り
からねじれ溝11の壁面までの距離の最大値Wは、ドリ
ル直径りの45%〜65%に設定されている。これによ
ってねじれ溝11は、第1図に示すように、底部11a
側の壁面が回転方向へ向かって深く入り込んだような形
状となっている。またさらに、ドリル本体10の全表面
には、T r C% T iCN % A l 20 
sなどのコーティングが施されている。
このようなドリルにおいては、切刃12で生成された切
屑はねじれ溝11の底部11aに達して曲げられ、第1
4図に示すようなせん移折断型の切屑に分断される。こ
の場合において1.垂線りからねじれ溝の底部1 i 
a、士での距離Wがドリル直径の45%以上であるから
切屑の自由度が高(、このため、切屑の成長方向と逆方
向へ作用する抵抗は、切屑をたわませたり、あるいは座
屈を生じさせるような力に分散される。したがって、切
屑が強圧縮されることがなく、スラスト荷重や切削トル
クを大幅に低減することができる。
この点について、具体的実験例を参照してさらに詳述す
ると、第2表は、距離Wを53%とし、ラジアルレーキ
角を一15°とした実施例のドリルと、距離Wを41%
として池の条件を実施例のドリルと全て同じにした従来
のドリルとによって穴明は加工を行った場合の、スラス
ト荷重、切削トルク、切削動力、ドリルを装着した加工
装置の穴明は加工時の主軸の振動の振幅の最大値をそれ
ぞれを示したものである。なお、切削条件は以下の通り
である。
ドリル直径:12mm、先端角:140゜切削速度:3
5m/分 送り(m m /rev) :表の上段に示す第2表 上記実験結果から、実施例のドリルでは、スラスト荷重
、切削トルクおよび切削動力の値が従来のドリルに比し
て著しく低減されていることが判る。このように上記ド
リルでは、切屑を強圧縮することなく無理なく曲げるこ
とができるから、切屑に作用する抵抗を低減することが
でき、これによってスラスト荷重などの切削抵抗を大幅
に低減することができるのである。
また、垂線りからねじれMllの底部11aまでの距離
Wをドリル直径りの65%以下としているから、ねじれ
溝のヒール側の壁面と外周ランド10aとの間の肉厚を
充分確保することができ、欠けや割れの発生を防止する
ことができるのは勿論のこと、ドリルのねじり剛性を維
持することができる。しかも、ドリル本体10の表面に
TiC。
T1CN等のコーティングを施しているから耐摩耗性が
向上され、重切削や高送り切削に充分耐えろことができ
る。
さらに、上記ドリルでは切削抵抗が小さいため、上記実
験結果からし判るように、穴明は加工装置の主軸の振動
の振幅か小さく、したがって、切刃のデツピングを防止
するとともに加工精度を向上させることができる。また
、ねじれ溝11の底部11a側の壁面の形状が回転方向
へ向かって深く入り込んだ形状となっているからねじれ
溝11の横断面積が大きく、したがって、切屑が流出し
易く、切屑詰まりを防止することができる。
し第2実施例] 次に、第4図および第5図は本発明の第2の特徴の好適
な実施例を示すものである。これらの図に示すドリルは
、X型シンニング13により形成されるシンニング刃1
3aおよび切刃12の軸線方向先端視における形状を直
線状とするととらに、シンニング刃13aと切刃12と
の交叉部14の軸線方向先端視における形状を円弧状と
したらのである。
このようなドリルでは、X型シンニングI3によってチ
ゼル幅を狭くしているから、スラスト荷重が軽減される
ことは勿論のこと、切刃I2およびシンニング刃13a
の形状が直線状であるため、切屑の厚さがその幅方向に
おいて一定化し易い。
このため、切屑が曲げられる際に座屈等が生じ易く、切
屑を強圧縮することなくカーリングすることができろ。
しかも、切刃12およびシンニング刃13aの交叉部1
4を円弧状としているため、交叉部14において切屑が
分離しにくく、これによって切屑詰まりが防止され、ド
リルの折損事故を未然に防止することができる。
ここで、第5図に示す交叉部14の曲率半径rは、ドリ
ル直径をDとしたときに0.05D≦r≦015Dとさ
れている。曲率半径rが0. 15Dを上回ると、ねじ
れ溝11のねじれ角に応じたすくい角を有する切刃12
のq動部分の割合が少なくなるため、切削抵抗が大きく
なるからである。一方、曲率半径rが0.05Dを下回
ると、交叉部14においてチッピングや切屑の分離が発
生し易くなるからである。
なお、前記第1実施例において切刃12およびシンニン
グ刃13aを第2実施例と同様に構成してら同一の効果
を得ることができるのは勿論である。
「その他の実施例」 次に、第6図ないし第12図を参照しながら本発明の他
の実施例について説明する。この実施例のツイストドリ
ルは、切刃12およびシンニング刃+3aの軸線方向先
端視におけろ形状を直線状としたもので、前記第1また
は第2実施例の構成要件に加えて以下のような特徴ら有
している。なお、この実施例において切刃12とシンニ
ング刃13aとの交叉部Pは尖鋭にされているが、第2
実施例のような円弧状としても良い。
■軸線Oから切刃外周端縁Qへ伸ばした直線Nに対して
シンニング刃132Lがなす軸線方向先端視における角
度αは15°〜35°に設定されている。
上記角度αの範囲は、切屑の排出性を向上させて切屑詰
まりを確実に防止し得る範囲である。すなわち、シンニ
ング刃13aによって生成される切屑と切刃12によっ
て生成される切屑は、それらの成長速度の差により互い
に干渉し合って成長方向を相互に拘束するため、切屑は
自由な挙動をとることなくドリル中心側へ伸びることに
よってカーリングされる。ところが、シンニング刃I3
ユと直線Nとのなす角度が35°を上回ると、シンニン
グ刃13aと切刃12とにより生成される切屑の成長方
向が大きく異なるため、切屑がシンニング刃13aと切
刃12との交叉部■〕に対応する部分で分離し易くなる
。また、シンニング刃13aと切刃12とのなす角度(
α+δ)が小さくなるため、それらの交叉部Pで欠けが
生じ易くなる。
一方、シンニング刃13aと直線Nとのなす角度αが1
5°を下回ると、切刃12の長さに対するシンニング刃
13aの長さの比が大きくなるため、切屑の成長方向が
シンニング刃13aで生成された部分の影響を大きく受
け、切屑の相互干渉作用が適切に行われなくなる。また
、シンニング刃13aの長さが長くなることは切削抵抗
の増加の原因となる。
■切刃12の外周端縁におけるラジアルレーキ角δは一
10°〜−20°とされ、軸線Oから切刃12とシンニ
ング刃13λとの交叉部Pまでの長さし、と交叉部Pか
ら切刃の外周端縁Qまでの長さり、との比り、/L、は
0.4〜07.1に設定されている。
切屑詰まりを確実に防止するとともに切削抵抗を軽減し
得る範囲である。すなわち、比し、/L。
が0.4を下回ると、シンニング刃13aにより幅の狭
い切屑が生成され、この切屑がねじれ溝ll内へ延出す
る際に受ける大きな抵抗によって切刃12の切屑から引
き離されてしまう。一方、比L 、/ L Pが0.7
を上回ると、切屑の成長方向がシンニング刃13aで生
成された部分の影響を大きく受けるとともに、切屑が第
14図に示す正常なせん移折断型とならずに伸びぎみと
なってしまう。また、シンニング刃13aの割合が大き
くなることは切削抵抗の増加の原因となる。
また、ラジアルレーキ角δが一10’ を上回ると、必
然的に切刃12とシンニング刃13aとのなす角度(α
+δ)が小さくなり、切屑の相互干渉作用が適切に行イ
つれなくなるとともに、切刃12の外周端縁Qにおける
刃先強度の低下を来す。
一方、ラジアルレーキ角δが−20”を下回ると、切刃
12とシンニング刃13aとのなす角度(α+δ)が大
きくなるため、切屑が切刃I2とシンニング刃13aと
の交叉部14において分離し易くなるとともに切削抵抗
が大きくなる。
■シンニング刃13aのアキシャルレーキ角θは、0°
〜−5°に設定されている(18図)。
シンニング刃13aのアキシャルレーキ角0が負角であ
るから、ドリルの再研磨に際してシンニングの研ぎ出し
面をそのままシンニング刃13aのすくい面とすること
ができ、再研磨を容易に行うことができるとともに、シ
ンニング刃131の刃先強度を高めることができる。た
だし、アキシャルレーキ角θが極端に負角となるとシン
ニング刃13aにおける切削抵抗が増大するため、−5
以上とする必要がある。
■ シンニングにより構成された先端研ぎ出し面15と
シンニング刃13aに沿うすく(1面16とのなす角度
λは95°〜115°に設定されてし)る(第9図)。
シンニング刃13aで生成された切屑は、シンニングの
先端研ぎ出し面15に達してそこからねじれ溝11内に
延出するため、その際に切屑は大きな抵抗を受ける。上
記角度λが95°を下回ると、シンニング刃13aの切
屑に作用する抵抗力(大きくなりすぎるため、切刃12
の切屑と分離し易くなってしまう。また、切屑に作用す
る抵抗が大きいとスラスト荷重が増加する。一方、角度
λが115°を上回ると、ドリル本体10のヒール11
b側の部分が大きく削り取られてしまう結果、切屑をね
じれ溝11内で曲げることが困難となる。
■シンニングにより構成された先端研ぎ出し而15とシ
ンニング刃13aに沿うすくい而16との谷線17が軸
線Oと交叉してなす角度φは30〜40°に設定されて
いる(第7図(イ))。
角度φが40°を上回ると、シンニング刃13aで生成
された切屑と先端研ぎ出し而15との摩擦抵抗が大きく
なり、上記した切屑分離の問題が生じる外、スラスト荷
重が増加する。ただし、角度φをあまりに小さくすると
、ドリル本体10のヒール11b側の部分が太き(削り
取られてしまうため、30°以上とする必要がある。そ
して、角度φを30°〜40°とすることにより、シン
ニング刃13aで生成される切屑の分離を防止するとと
もにスラスト荷重を軽減することができる。
■切刃X2の外周端縁Qとねじれ溝のヒールllb先端
縁Tとの軸線方向における距離Qはドリル直径の0.3
〜l、0倍に設定されている(第7図(イ))。
距離aをドリル直径の0.3倍以上とすることにより、
切削部への切削油の流路か確保される。
ただし、距離gがドリル直径の1.0倍を上回ると、上
記したように、ドリル本体10のヒール11b側の部分
が確保されなくなってしまう。
■ ドリル本体lの先端面には、第10図に示すように
、逃げ角β1が79〜15°でかっ平坦な第1逃げ而1
8が切刃12に沿って形成されるとともに、逃げ角β2
か逃げ角β1よりら大きい15〜25°の範囲でかつ平
坦な第2逃げ面19が上記第1逃げ而5に沿って形成さ
れ、さらに、第1逃げ面18と第2逃げ面19との交叉
後Fは切刃12と平行でかつ軸線Oと交叉させられてい
る。
第2逃げ面19が形成されているので、逃げ面と加工穴
の底との擦過(いわゆる二番当たり)か防止されるとと
もに切削油の流路が確保され、切削油による切削部の潤
滑、冷却効果を高めることができる。したがって、重切
削を行うことh【多い超硬ドリルでは極めて重要な効果
といえる。
また、第1、第2逃げ而18.19が平坦に形成されて
いるので、平面研削加工により第1、第2逃げ面18.
19を再研磨することかでき、従来行われていたいわゆ
るリード研削に比して研削面の面粗度を向上させろこと
ができる。また、研削加工が容易となり、切刃12等の
稜線部における微細な研削欠けの発生を防止することが
でき、ドリルの寿命を延長するとともに初期折損等の重
大なトラブルの発生を防止することができる。
さらに、第1逃げ而18の逃げ角β1が7°以上とされ
ているため、逃げ面摩耗を有効に防止することができる
。この効果は、特に高送り切削を行う場合に顕著に発揮
される。ただし、逃げ角β、が15°を上回ると、切刃
I2の刃物角ρが小さくなり、切刃12にデツピングや
欠損が生じ易くなる。
またさらに、第2逃げ而19の逃げ角β、が15°以上
とされているので、切削油を切削部に供給するための流
路が充分に確保され、切削部による潤滑、冷却効果をさ
らに高めることができる。
しかし、刃先剛性を確保するために、逃げ角β2は25
°以下とすることが望ましい。
ところで、第1、第2逃げ面18.19の交叉部Fを切
刃12と平行にし、交叉部Fを軸線0と交叉させたのは
次の理由による。
すなわち、交叉部Fが切刃I2に対していわゆる芯上が
り方向へ傾斜すると、外周部において第1逃げ面18の
幅が狭くなり、外周部における刃先剛性が低下するから
である。また、交叉部Fが切刃12に対して芯下がり方
向へ傾斜すると、第1逃げ面18か幅広となる結果、第
1逃げ而18での二番当たりが生じ易くなるからである
さらに、交叉部Fが芯上がりに位置すると、第12図に
示すように第2逃げ而19どうしの境にチゼル角γの大
きなチゼル20が形成されることになり、チゼル20の
機械的強度が低下する。したかって、交叉部Fは軸線O
を通るように又は芯下がりに位置することが望ましいが
、交叉部Fが軸線0と交叉する形状であれば再研磨に際
して第1、第2逃げ面18.19の形状をより正確に再
現し得るからである。
■軸線方向先端視において、一方のシンニング刃4の稜
線にそって仮想延長線を引いた場合のこの仮想延長線と
、他方のシンニング刃との離間距離が0〜0.3mmで
あり、かつシンニング刃の芯厚部側端部どうしの間にチ
ゼル20が形成され、チゼル幅Gは0〜0.4mmとさ
れている(第11図)。
チゼル20は被削材を押し分けるように作用するため、
チゼル幅Gが広いとスラスト荷重が増大するとともに、
チゼル20の端部では切削速度が速くなるため欠けが生
じ易くなる。したがって、チゼル幅GはOに近い方が良
く、0.4mm以下とすることにより、かかる欠点を解
消するとともに食付き安定性を向上させることができる
■ ドリル本体IOにはねじれ溝lIに沿って螺旋状を
なす油穴22が形成されている(第7図(ロ)参照)。
このようなドリルでは、再研磨を行っても油穴22の位
置が変わらず、常に一定の条件で切削加圧を行うことが
できるのは勿論であるが、油穴22が螺旋状であるため
ドリルのねじり剛性を損なうことが少ない。このため、
上記ドリルでは、第1図に示す距MWをドリル直径りの
45%以上として切削抵抗を低減したことと相俟って、
より重切削側での使用が可能となる。なお、このような
作用効果は、切刃12およびシンニング刃13aの形状
が直線状でなくても得られ、以下についても同じである
[株]ねじれ溝11と外周ランドloaとの交叉部、す
なわちヒールllbにはねじれ1MIrに沿うチャンフ
ァ面が形成されている。このチャンファ面は幅が0.5
mm程度とされている。なお、チャンファ面の代わりに
曲率半径0.5mm程度の丸ホーニング面を形成しても
良い。このようなチャンファ面により、その部分の切屑
による欠けや割れの発生を防止することができる。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明の第1の特徴では、ドリル
本体の芯厚をドリル直径の15〜30%、溝幅比を0.
4〜0.9とし、かつ、ドリルの軸線方向先端視におけ
ろ切刃の外周端縁にこの端縁とドリル本体の回転中心と
を結んだ直線と直交する垂線を引いたときに、垂線から
ねじれ溝の壁面までの距離の最大値をドリル直径の45
〜・65%に設定し、かっ、上記ドリル本体の少なくと
も先端部の表面にTiC,T1CN等のコーティング層
を設けたものであり、第2の特徴では、シンニングによ
ってドリル本体の芯厚部に軸線部から外周方向へ延びる
シンニング刃を形成し、切刃およびシンニング刃の軸線
方向先端視における形状を直線状とするとともに、シン
ニング刃と切刃との交叉部の軸線方向先端視における形
状を円弧状としたものであるから、切屑を強圧縮するこ
となく無理なくカーリングすることによってスラスト荷
重や切削トルク等を軽減することができるのは勿論のこ
と、切屑詰まり防止することかでき、高送り切削や重切
削において折損事故の発生を未然に防止することができ
、重切削、高送り切削に使用して極めて有望である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例を示す図であ
って、第1図はドリルを示す軸線方向先端親図、第2図
は第1図の■方向側面図、第3図は第2図のI−I[I
線断面図、第4図および第5図は本発明の第2実施例を
示し、第4図はその軸線方向先端親図、第5図は第4図
中矢印Aで示す部分の拡大図、第6図ないし第12図は
その他の実施例を示すもので、第6図はドリルを示す軸
線方向先端親図、第7図(イ)(ロ)は第6図の■方向
矢視図、第8図は第6図の■−■線断面図、第9図は第
7図(イ)のIX方向矢視図、第10図は第7図(イ)
のX方向矢視図、第11図および第12図はチゼル部分
を示す拡大図、第13図は従来のドリルを示す軸線方向
先端親図、第14図は切屑を示す斜視図である。 10・・・・・・ドリル本体、11・・・・・・ねじれ
溝、12・・・・・・切刃、13a・・・・・・シンニ
ング刃、4・・・・・・交叉部、15・・・・・・先端
研出し面、6・・・・・すくい面、17・・・・・・谷
線、8・・・・・・第1逃げ面、19・・・・・・第2
逃げ面、0・・・・・・チゼル、21・・・・・・ホー
ニング、2・・・・・・油入、0・・・・・・軸線、L
・・・・・・垂線。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高速度鋼または粉末高速度鋼からなるドリル本体
    の外周にねじれ溝を形成するとともに、このねじれ溝の
    回転方向を向く壁面の先端稜線部に切刃を形成し、ドリ
    ルの軸線方向先端視におけるねじれ溝の形状を、上記切
    刃の外周端縁に、この端縁とドリル本体の回転中心とを
    結んだ直線と直交する垂線を引いたときに、この垂線に
    対して凹となる形状としたツイストドリルにおいて、上
    記ドリル本体の芯厚をドリル直径の15〜30%、溝幅
    比を0.4〜0.9とし、かつ、上記垂線から壁面まで
    の距離の最大値をドリル直径の45〜65%に設定し、
    さらに、上記ドリル本体の少なくとも先端部の表面にT
    iC、TiCN等のコーティング層を設けたことを特徴
    とするツイストドリル。
  2. (2)シンニングによって芯厚部に軸線部から外周方向
    へ延びるシンニング刃を形成し、このシンニング刃と前
    記切刃との軸線方向先端視における形状を直線状とした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のツイス
    トドリル。
  3. (3)前記シンニング刃と切刃との交叉部の軸線方向先
    端視における形状を円弧状としたことを特徴とする特許
    請求の範囲第2項に記載のツイストドリル。
  4. (4)高速度鋼または粉末高速度鋼からなるドリル本体
    の外周にねじれ溝を形成するとともに、このねじれ溝の
    回転方向を向く壁面の先端稜線部に切刃を形成し、シン
    ニングによって芯厚部に軸線部から外周方向へ延びるシ
    ンニング刃を形成し、ドリル本体の少なくとも先端部の
    表面にTiC、TiN、TiCN等のコーティング層を
    設けてなるツイストドリルにおいて、 上記切刃およびシンニング刃の軸線方向先端視における
    形状を直線状とするとともに、シンニング刃と切刃との
    交叉部の軸線方向先端視における形状を円弧状としたこ
    とを特徴とするツイストドリル。
  5. (5)前記シンニング刃と切刃との交叉部の曲率半径を
    、ドリル直径の0.05倍〜0.15倍としたことを特
    徴とする特許請求の範囲第3項または第4項に記載のツ
    イストドリル。
  6. (6)前記切刃の外周端縁におけるラジアルレーキ角を
    −10°〜−20°としたことを特徴とする特許請求の
    範囲第2項ないし第5項のいずれかに記載のツイストド
    リル。
  7. (7)前記シンニング刃と切刃との軸線方向先端視にお
    ける延長線どうしの交点をPとしたときに、軸線から交
    点Pまでの長さと交点Pから上記切刃の外周端縁までの
    長さとの比を0.4〜0.7:1に設定したことを特徴
    とする特許請求の範囲第2項ないし第6項のいずれかに
    記載のツイストドリル。
  8. (8)軸線から切刃の外周端縁に延ばした直線に対して
    前記シンニング刃がなす軸線方向先端視における角度を
    15°〜35°としたことを特徴とする特許請求の範囲
    第2項ないし第7項のいずれかに記載のツイストドリル
  9. (9)前記ドリル本体の先端面に、逃げ角が7°〜15
    °でかつ平坦な第1逃げ面を切刃に沿って形成し、逃げ
    角が第1逃げ面の逃げ角よりも大きい15°〜25°の
    範囲でかつ平坦な第2逃げ面を上記第1逃げ面に沿って
    形成し、さらに、第1逃げ面と第2逃げ面との交叉稜を
    切刃と平行にしかつ軸線と交叉させたことを特徴とする
    特許請求の範囲第2項ないし第8項のいずれかに記載の
    ツイストドリル。
  10. (10)軸線方向先端視において、一方のシンニング刃
    の稜線に沿って仮想延長線を引いた場合のこの仮想延長
    線と、他方のシンニング刃との離間距離が0〜0.3m
    mであり、かつシンニング刃の芯厚部側端部どうしの間
    にチゼルを形成したことを特徴とする特許請求の範囲第
    2項ないし第9項のいずれかに記載のツイストドリル。
  11. (11)前記チゼルのチゼル幅を0〜0.4mmとした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載のツイ
    ストドリル。
  12. (12)前記シンニング刃のアキシャルレーキ角を0°
    〜−5°に設定したことを特徴とする特許請求の範囲第
    2項ないし第11項のいずれかに記載のツイストドリル
  13. (13)前記シンニングにより構成される先端研ぎ出し
    面とシンニング刃に沿うすくい面とのなす角度を95°
    〜115°としたことを特徴とする特許請求の範囲第2
    項ないし第12項のいずれかに記載のツイストドリル。
  14. (14)前記シンニングにより構成される先端研ぎ出し
    面とシンニング刃に沿うすくい面との谷線が軸線と交叉
    してなす角度を30°〜40°としたことを特徴とする
    特許請求の範囲第2項ないし第13項のいずれかに記載
    のツイストドリル。
  15. (15)前記切刃外周端縁とねじれ溝のヒール先端縁と
    の軸線方向における距離をドリル直径の0.3〜1.0
    倍としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
    第14項のいずれかに記載のツイストドリル。
  16. (16)前記ドリル本体にねじれ溝に沿って螺旋状をな
    す油穴を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    ないし第15項のいずれかに記載のツイストドリル。
  17. (17)前記ねじれ溝の壁面とドリル本体の外周ランド
    との交叉部に、ねじれ溝に沿うチャンファ面または丸ホ
    ーニング面を形成したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項ないし第16項のいずれかに記載のツイストドリ
    ル。
JP63222941A 1987-12-17 1988-09-06 ツイストドリル Pending JPH02124209A (ja)

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JP31950987 1987-12-17
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JP63-184818 1988-07-25
JP63-188651 1988-07-28
JP63-189936 1988-07-29
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020519464A (ja) * 2017-05-11 2020-07-02 サンドビック インテレクチュアル プロパティー アクティエボラーグ ドリル本体およびドリル

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