JPH02124861A - イソポリペプチド及びその製造方法 - Google Patents

イソポリペプチド及びその製造方法

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JPH02124861A
JPH02124861A JP63264255A JP26425588A JPH02124861A JP H02124861 A JPH02124861 A JP H02124861A JP 63264255 A JP63264255 A JP 63264255A JP 26425588 A JP26425588 A JP 26425588A JP H02124861 A JPH02124861 A JP H02124861A
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Gyula Szokan
ヂュラ ソーカーン
Ernoe Thihak
エルノエー ティハーク
Bela Szende
ベーラ センデ
Karoly Lapis
カーロイ ラピシュ
Richard Gaborjanyi
リチャールド ガーボリャーニュイ
Nee Neuport Marta Almas
マールタ アルマーシュ ネーエ ネウポルト
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Magyar Tudomanyos Akademia Kutatas es Szervezetelemzo Intezete
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MTA NOEVENYVEDELMI KUTATO INTEZET
Magyar Tudomanyos Akademia Kutatas es Szervezetelemzo Intezete
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08G69/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
    • C08G69/02Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids
    • C08G69/08Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids derived from amino-carboxylic acids
    • C08G69/10Alpha-amino-carboxylic acids
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規なジアミノモノカルボン酸のイソポリペプ
チド、その塩、光学異性体及びラセミ体、並びに4れら
の化合物の製造方法に関する。
特に1本発明は下記−数式(1)からなる新規なジアミ
ノモノカルボン酸のイソポリペプチドに関する。
(式中 R4、ns、R6、R7、R1、R’及ヒR1
l1t:[しぞれ独自に水素原子又はC1〜、のアルキ
ル基(以下、低級アルキル基と呼ぶ):rは平均値lG
乃至400;mはO乃至10の整数;nはO乃至10の
整数)なお、各項でそれぞれ対応する置換基の内容は必
ずしも同一である必要はなく異なっていてもよい。
(従来の技術) ジアミノ−モノカルボン酸のイソペプチドは自然界には
殆んど存在せず、ある種のペプチド抗生物質、バクテリ
アの細胞壁、いくつかのタンパク質の架橋中、およびク
ラビセパミン(clavicepamine )に見ら
れるに過ぎない。これらのうちの成る物は生物学的作用
を示し、微生物学的手法によりつくることができる。
日本人研究者によって、25〜30モノマ一単位からな
り互いにイソペプチド結合により結合されたL−リシン
ポリマーをストレプトマイセス・アルプラス(stre
ptomyces albulus)によりつくること
が見出されている〔シマおよびサカイ:アグリ力ルチュ
ラル・アンド・バイオロジカル・ケミストリー(Agr
ic、 Biol、 Chew、) 45.2503(
1981))、このポリーε−L−リシンは種々のバク
テリアファージを不活性化し〔シマ等: Agric、
 Biol、 Chew、 46゜1917 (198
2))、その生合成的手法がこの製造のために適用され
ている(シマ等:日本農芸化学会誌57、第221〜2
26頁(1983)]。
クラビセパミンは表向(麦角菌)の腐生培養から分離さ
れたりシン富化塩基性タンパク質であり、ヒトに対して
の薬理学的重要性を有する。これらのタンパク質は30
〜95モル%の高リジン含有の分子量、2000〜17
,000の化合物に分別することができる。これらの化
合物についての生物学的研究の結果、これらの化合物は
細胞増殖遅延作用を有し、実質的な毒性の副作用をもた
らすことなく動物の腫瘍の生育を抑制する〔ティハク(
TyihAk):Dissertation、1978
)。
C−リシン(ポリ)ペプチドはクラビセバミンの基本的
構造単位であることが、その構造判定に基づき立証され
た〔スジカン(Sz6に6n) 、ケレメン(Kele
men)及びテレク(T8r8k):ジャーナル・オブ
・クロマトグラフィ(J、Chromatogr、)、
 366、第283頁(1986))。今までクレビセ
パミンの有望な生物学的作用におけるポリイソリシン摺
造の役割については知られていなかった。
合成ポリ−L−イソリシン、そのアミノ酸とのアシル化
誘導体、及びポリーβ−L−α、β−ジアミノプロピオ
ン酸の抗ウィルス活性がインド国研究者により測定され
た。その結果、これらのポリペプチドの抗ウィルス活性
は、CAM培養中にインターフェロン様抗ウィルス因子
を誘発する能力に関連していることが見出された〔イン
ディアン・ジャーナル・オブ・イクスペリメンタル・バ
イオロジー(Indian J、 Exper、 Bi
ology) 20.第227頁(1982) ;イン
ディアン・ジャーナル・オブ・ケミストリー(Indi
an J、 Chew、) 21B、第483頁(19
82))。
(発明の開示) 化学的構造と生物学的作用との関係を研究するため、本
発明は特定の分子It (MW)及び多分散性(10〜
400単位)を有するし一ジアミノーモノカルボン酸の
イソペプチドを工業的規模でつくることを目標とした。
この所定の化合物についての基本的要望は高純度、低い
多分散性及び立体化学的高純度であった。
バイオポリマーの作用はその分子量分布に大きく左右さ
れることが知られている。アミノ酸の配置も非常に重要
である。なぜならば別の光学異性体が反対で全く別の生
物学的作用を有することがあるからである。例えば、動
物のIllll前がD−アルギニンにより抑制されるが
、これがL−アルギニンでは逆に刺激されるのである〔
スゼンド(Szende)及びティハク(TyibAk
) : ランセット(Iancet) 7546、第8
24頁(+968);スゼンド(Szende): D
issertation、 1974)。そのラセミ体
混合物又はラセミ化ポリマーは元の好ましい生物学的作
用を示さなくなる。
上記ポリペプチドは高純度であり、かつ多分散度が小さ
いことが望まれ、この問題を解決するため合成法が選ば
れた。ハル(Hull)の方法〔パイオポリマース(B
iopolymers) 17.2427(1978)
)によりα−Z−保護りシン活性エステルが、さらにガ
ンゴパデアイ(Gangopadhyay)及びマーサ
(Mathur)の方法〔インディアン・ジャーナル・
オブ・ケミストリー(Indian J、 Chem、
) 21B、第483頁(1982))の方法によりα
−BOC−保護りシン・ペンタクロロフェニル−エステ
ルがそれぞれ重縮合された。ニジ(Nishi)の方法
〔インターナショナル・ジャーナル・オブ・バイオロジ
カル・マクロモレキュール(Int、 J、 Biol
、 Macromol、) 2.第53頁(1980月
の方法によりα−Z−Lys−OHがジフェニルホスホ
リルアジド(DI’PA)を用いて重合された。この文
献には分子量(MW)、1分布及びその光沢的純度につ
いてのデータは全くない。しかし1本発明者の経験では
Iが低く(最大2500)、多分散性の大きいもののみ
が低収率で得られ、これらは生物学的作用を有しないも
のであった。クシャワ(Kushatia)及び共同研
究者の合成法〔バイオポリマー(Biopolymer
)則、第219頁(1980))及びマーサー(Mat
hur)等の合成法(インターナショナル・ジャーナル
・オブ・ペプチド・プロティン・リサーチ(Int、 
J、 PeptideProt、 Res、) 17.
第189頁(1981))が分散性の小さい製品を得る
のに最も適しているように思われる。
ε−ポリ−リシン及びδ−ポリ−オルニチンが彼等によ
り合成されている。この方法の原理は双方の化合物とも
同じである。即ち、保護活性エステル又はアジ化物で保
護したアミノ酸メチルエステルから出発し、最初にトリ
ペプチド−メチルエステルを得る。次にアルカリ性加水
分解ののちに、このトリペプチド酸を活性化し工活性エ
ステル型(これはペンタクロロフェニルエステルに変換
される)とする。ω−7ミノ末端の脱保護をおこなった
のち、このトリペプチドは容易に重縮合される。最後に
α−アミノ保護基は除去され、イソポリペプチドが分離
される。これらの手法においては、α−位ではBOD、
α−位では2−アミノ保護基が用いられる。これら保護
基の除去は強酸を用いた処理及び接触水素添加によりそ
れぞれおこなわれる。上述の文献にはポリマーが分子量
1分子量分布又は光学的純度により特徴づけられていな
い。
本明細書で用いられている略記号は生化学命名について
のIUPAC−IUB委員会の推奨によるもので〔ジャ
ーナル・オブ・バイオロジー・アンド・ケミストリー(
J、 Biol、 Chell、) 247.第977
頁(1972))、これにさらに記号を付加し、以下に
要約する。
2:   ベンジルオキシカルボニル BOC:   tert−ブチルオキシカルボニル−0
Np:   P−ニトロフェニル −05n:   N−ヒドロキシ−スクシンイミド−0
Pcp:  ペンタクロロフェニル−0Pfp:  ペ
ンタフルオロフェニル−0Bt:   N−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾリルBuOCO:  イソブチルオキシ
カルボニルEtOCO:  エチルオキシカルボニルN
、:   アジド EEDQ:  N−エトキシカルボニル−2−エトキシ
−1゜2−ジヒドロイソキノリン 1!tOAc:  酢酸エチル IIDQ:  N−イソブトキシカルボニル−2−イソ
ブトキシ−1,2−ジヒドロイソキノリンTHF:  
 テトラヒドロフラン DMF:   ジメチルホルムアミド )IPLc:  高性能液体クロマトグラフィ0PTL
C:  過圧薄層クロマトグラフィIEF:   等電
果束 MS:   質量分析法 NMR:   核磁気共鳴分光 Zco、 :  解放されたCO2から測定された2−
基Mv=   分子量 TLC:   薄層クロマトグラフィ BuOH:   ブタノール AcOH:  酢酸 上述の方法を再現した際、いくつかの欠点が判明した。
即ち、オリゴマーの製造においてそのカルボキシル基は
常にメチルエステルで保護され、そのため得られるオリ
ゴマーはそのまま重縮するのには適さない、活性中間体
を得るためにはカルボキシル基をアルカリ加水分解によ
り対応するメチルエステルから解放させなければならな
い、この工程はラセミ化ならびに他の副反応をもたらし
、これにより収率が減少する。さらに残念ながら合成さ
れたポリマーの多分散性は大きい、又、ベンジルオキシ
カルボニル−ω−アミノ保護基の適用はこれが接触水素
添加により除去されるため不利となる。さらに残念なが
ら、このようにして得られたポリマーは本発明で意図す
る生物学的テストにおいて有効なものでないことが判明
した。
本発明は従って上述のような従来の方法の欠点を除去し
得る新しい方法を提供することを目的とするもので、こ
の新規な方法はジアミノジカルボン酸のイソペプチドの
製造で従来試みられたことはなかった。
本発明は以下に説明する方法により上記目的を達成し得
ることを知見したことに基づくものである。即ち、まず
重縮合を直接おこなうことができる活性オリゴマーを製
造する6、ここでカルボキシル基は活性エステル基で保
護され、ペプチド結合はこの活性保護エステル基のアミ
ノ分解よりもかなり速い速度でおこなわれる。ここで本
発明者等は後退(backing off)活性化法が
ジアミノカルボン酸を含むイソペプチド及びその塩を製
造するのに良く適していることを見出した。 C0OH
基の一時的保護及び同時の活性化のためにはρ−ニトロ
フェニルエステルが好ましく、ペプチド結合には混合無
水物法が好ましく、これにより後のアミド結合中のアミ
ノ基をBOC基で保護し、反応に参加しないアミノ基を
2基で保護する。このようにして。
いかなるジアミノ−カルボン酸のホモ又は序列イソペプ
チドをも合成することができる。さらに本発明者等は種
々の分子量のイソポリペプチドを小さい多分散性を以っ
て再現性良く製造し得ることを見出した。得られる中間
体及び最終製品は結晶性の良好な物質で純度も高く、か
つ容易に単離することができる。
本発明はさらに以下の知見に基づくものである。
即ち、ジアミノカルボン酸の場合、p−ニトロフェニル
エステルはカルボキシル基の一時間保護及び同時活性化
のために最も都合のよい基であり、混合無水物法はペプ
チド結合に最適であり、Z基及びBOC基は他の基の保
護のために選択的に用いられる。
最後に、本発明は以下の知見に基づくものである。即ち
、いかなるジアミノ−モノカルボン酸のホモ又は序列イ
ソペプチドをも上記方法で合成することができ、しかも
その形態が保持され、ラセミ化も生じない。
本発明は上記一般式(■)(置換基は上記定義同様)の
イソポリペプチド、その塩、光学異性体及びラセミ体を
提供するものである。
本発明の方法によれば、上記一般式(1)の化合物及び
その塩は以下のように製造される。
下記一般式(II)のモノマー又はオリゴマー:(式中
、qは1乃至9の整数;R1はアミノ保護基(オリゴマ
ーの場合、全てのR1が同一);R1は保護並びに活性
化のために適したカルボキシル基のタメノ活性エステル
保護基;R4、RG、RG、R7、R8、R″、 R”
、 m及びnは前記のものと同様;但し、オリゴマーの
場合、置換基は同一又は異なるものでよい) を下記一般式(III)のモノマー: (式中、R2はアミノ保護基でR1とは異なり、かつ8
1基とは別個に選択的に除去し得るもの;Xはカルボキ
シル−活性化基(但し、 −COX基はCOOR3基よ
りも反応性が大き&N);R”、R4、R5,RG、R
’、R”、R’、 R” 、m及びnは前記と同様)と
カップリングさせ、得られた下記一般式(IV)の化合
物: (式中、全ての置換基は前記と同様;Sは2乃至10の
整数) からR2保護基を除去し、ついでS≦9の場合、得られ
た化合物を一般式(III)のモノマーと反応させるか
、又は常套手段により重縮合させる。ついでR1保護基
を生成物から取り除く、得られた一般式(1)の化合物
が遊離塩基の場合は所望により薬剤として使用可能な塩
に変換させ、又はそれが塩の場合は遊離塩基又は別の塩
に変換させることができる。
光学異性体は対応する異性体を出発物質として用いるこ
とにより得ることができる。ラセミ体ポリマーを得たい
場合はそのモノマーのラセミ体を出発物質として使用す
べきである。本発明の方法において、R1及びR2はペ
プチド化学で周知の選択的に除去し得る保護基である。
R1として好ましいものはベンジルオキシカルボニル基
(Z)であり、R2として好ましいものは第3ブチルオ
キシカルボニル基(BOC)である。−OR’基はカル
ボキシル基の保護及び活性化の双方のための活性エステ
ル基、例えば−0Np、−0Sn、−0Pcp、−0P
fp、−0atである。
XはBuiOCO−1EtOCO−、N、、−0Sn、
−0Pcp、−0Pfpであり、具体的には反応条件及
びR3の内容に依存し、例えばBuiOCo−又はEt
OCO−基である。本発明の最も有利な方法において出
発物質として用いられる一般式(II)のモノマーとし
てR1がZ、 R”がBOC1R3が一0Npのものが
用いられる7このBOC基はアシドリシスによって除去
され、ついで保護されたジアミノカルボン酸(R”=Z
= R”=BOC)は混合無水物法により結合される。
BOC保護基を除去したのち、得られたジペプチドは重
縮合され、又は再び上述のように次の保護されたアミノ
酸で結合され、この工程を繰り返し、てデカペプチドと
する。
最も良い方法は上記結合を繰り返してトリペプチドとし
、得られたオリゴマー(直接、重縮合するのに適したも
の)を予定数のアミノ酸残渣を有するイソポリペプチド
に変換する。2−保護基の除去(即ち、脱保護)は好ま
しくは酢酸中でHBrによっておこなわれ、最終製品は
単離される。
混合無水結合法の最も有利な処理条件は以下の通りであ
る。
(a)溶 媒ニアセトニトリル、THF、 DMF、ジ
クロロメタン; (b)試薬形成無水物:エチルグロロホルメート、イソ
ブチル−クロロホルメート、 EEDQ、IIDQ ; 第3級塩基ニトリエチルアミン、ジイソプロピル−エチ
ルアミン、N−メチル−モ ルホリン: (c)活性化時間及び温度:10〜30分、−10℃乃
至−20℃; (d)アミノ成分塩の中和:反応混合物中でトリエチル
アミン又はジイソプロピル−エ チルアミンを用いる。
純粋な最終製品の収率:60〜80%。
ホモ−及び序列−イソポリペプチドの双方とも本発明の
方法でつくることができる。
製造されたイソペプチドの分析については最新の分離技
術としてHPLClOPTLC,IEF、さらに判定法
としてIR,MS、 NMRが用いられた。これらの研
究および対照により化学構造が立証された。
生物学的活性の調査のため、実施例で記載したような方
法が精製された物質が用いられた。即ち、この精製は析
出、コラム及びゲルクロマトグラフィによっておこなわ
れた。
生物学的検査の結果、本発明の方法でつくられたポリー
L−イソリシン〔重合度(p、d、): 10〜400
〕のうち9重合度40〜200(分子量: 5500〜
20,300)のものは細胞増殖抑制作用、即ち生体内
、生体外での抗腫瘍活性を有し、腫瘍転移を抑制し得る
ことが本発明者等により見出された6特に分子量10.
200〜15,400(重合度=80〜120)のもの
はその作用が最も大きかった。得られた他の物質は今ま
でのところ、この点についての作用は見出されていない
。その理由は主としてクシャワ(Kushava)又は
マーサー(Mathur)の方法によってもたらされる
高い多分散性及びラセミ化のためである。
クシャワ(Kushawa)又はハル(Hull)の方
法でつくられた重合度80〜120のポリーL−イソリ
シンは抗ウィルス活性を全く示さなかった。
従来の方法と比較して本発明の合成法の主たる利点は以
下の通りである。
有望な生物学的作用を有する製品を再現性良く製造する
ことができる。
直接、重縮合し得るオリゴマーを得ることができ、これ
により前述の加水分解工程を省略でき、さらに生物学的
作用の点から非常に危険なラセミ化を回避することがで
きる。
広範な分子量の範囲において、好ましい分子量分布(即
ち、多分散性が小さい)の製品が得られ、これは所望の
生物学的効果を達成するのにも有利である(例えばポリ
マー5ZTP−14の場合、分子量は12,700±2
00;多分散性: 3.7)。収率も高く、中間体及び
最終製品の純度も高い。さらに結晶化が容易で、単離も
容易である。工程の再現性についても特に困難はない。
ペプチドのカップリング工程での反応時間も短い。
本発明のアミノ保護基の組合せにより接触水素添加によ
る脱保護を省略することができる。これは工業的規模で
の製造において極めて有利となる。
本発明の方法における最も重要な利点はラセミ化のない
反応工程の適用にある。
上述のように、従来の方法で得られた製品は本発明者等
による生物学的テストでの作用効果は認められなかった
。これに対し、本発明で合成されたポリマーは極めて有
望な生物学的活性を示した。
本発明の方法により得られる一般式(1)の化合物にお
いて以下の事項は新規である。
R4、R%、RG、R?及びR1@ がそれぞれ独自に
水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基又はブチル
基であり; R″及びR’がそれぞれ水素原子であり;rが10乃至
400の整数であり: mが6.1.2又は3であり; nがOであること。
好ましい化合物群の場合では: R4、R5,RG、R’及ヒR” カll’tL独自二
水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基又はブチル
基であり; R1及びR″がそれぞれ水素原子であり;rが40乃至
200の整数であり; mが3で; nが0である。
好ましい他の化合物群の場合では: R4、R8,RG、R’ 及ヒR” がツレぞし水素原
子テあり; R”及びR’が水素原子であり; rが80乃至120の整数であり; mが3で; nが0である。
さらに他の好ましい化合物群の場合では二R4、R”、
R’、R7及びR111がそれぞれ独自に水素原子、メ
チル基、エチル基、プロピル基又はブチル基であり; R8及びR9がそれぞれ水素原子であり;rがlO乃至
120の整数であり; mが2で; nが0である。
さらに他の好ましい化合物群では: R4、R5、R@、R7及びR10がそれぞれ独自に水
素原子、メチル基、エチル基、プロピル基又はブチル基
であり: R1及びR9がそれぞれ水素原子であり;rが10乃至
400の整数であり; mが1で; nがOである。
さらに他の好ましい化合物群では: R4、R5及びR10がそれぞれ独自に水素原子、メチ
ル基、エチル基、プロピル基又はブチル基であり; R5、R6、R1及びR9がそれぞれ水素原子であり:
rが10乃至400の整数であり; m及びnがOである。
一般式(1)のイソポリペプチドのL−立体異性体及び
その塩は腫瘍及びウィルス性疾患に対し極めて効果的で
あることが見出された。
本発明の方法でつくられたポリイソリシンの生物学的活
性は生体外ならびに生体内で検査され。
以下の点で有望な作用が立証された。なお、抗腫瘍作用
は動物の腫瘍系統について測定し、抗ウィルス作用は植
物ウィルスについて検査したものである。
これらの実験において、分子量5500乃至25,60
0のイソポリ−L−リシンが極めて効果的であり、特に
分子量10,200乃至15,400のものが最良であ
ることが判明した。
双方の測定において、物質5ZTP−14が最も有効で
あった。その特性は以下の通りであった。
−z−保護ポリマーノ粘度: 正=31.92cd/g
、・Zeo、 : 16.8%(計算値); 16.3
(実験値)。
遊離ポリマーはHBr塩として入手された。
・Br成分: 37.7%(計算値)、 36.8%(
実験値)。
・A2□;0(即ち、UV吸収はゼロ)。
精製はエーテルを用いアルコールから析出させることに
よりおこなわれた。
・〔α〕ら’=+32.4’ (c=2;水)・分子量
=12,700±200 坑J1E阪葺m麦 細胞増殖に影響を与える化合物の効果は通常、土生蓋の
場合は細胞培養を用い、1盗方の場合は移殖可能な動物
種を用いておこなわれる。したがって、本発明の化合物
はヒト赤血白血病細胞ライン(K−562,力ロリンス
力・インスティチュート(Karolinska In
5titut)、ストックホルム〕、及び4種の移殖可
能なマウス腫(I12x。リンパ性白血病、PjmDマ
クロファージ誘発腫誘発−ルリッヒ(Ehrlich)
がん、ルイス(Iewis)肺腫瘍〕についてテストし
た@ I−txt。及びR3゜腫、ならびにエールリッ
ヒがんの場合は動物の生存数を効果の指標とした。LL
Tの場合は転移の数及び大きさ(肺又は肝ぞう中での)
を処置及び非処置マウスについて判定した。この実験は
注射用溶液、即ち各化合物をそれぞれ生理食塩水10m
Gに50mg溶かした溶液を用いておこなった。
検査された化合物には以下のラベルを付した。
5ZTP :本発明の方法でつくられたポリイソ−L−
リシン; 5ZTP−14:ポリイソ−し一リシンHBr塩、遊離
塩基に基づいて計算された分子量: 12,700±2
00;多分散性: 3.7(数平均/重量平均);5Z
TP−15:ボリイソ−し−リシンHBr塩、遊離塩基
に基づいて計算された分子量: 11,600±200
;5ZTP−16:ポリイソーL−リシンHBr塩、遊
離塩基に基づいて計算された分子量: 13,400±
200;5ZTP−17:ポリイソーL−リシンHBr
塩、遊離塩基に基づいて計算された分子量: 14,5
00±200;5ZTO:本発明の方法で製造されたポ
リイソ−し−オルニチン; 5ZTO−18:ポリイソ−1,−オルニチン)lBr
塩、遊離塩基に基づいて計算された分子量: 8 、900±200ニ ド17:ハル(Hull)等により製造されたポリイソ
リシン; に−17: クシャワ(Kushawa)等により製造
されたポリイソリシン; A−3: α−ポリリシン。
腫瘍細胞増 についての 験結果要約 本発明の方法で製造された化合物は、生体外では投与量
に依存しながらも腫瘍細胞数が対照のものと比較して減
少した。この作用は投与量が少ない場合は細胞数の停滞
となって現われたが、投与量が多い場合は細胞を死滅さ
せた。H−17及びト17は全く効果がなかった。α−
ポリリシン(A−3)は細胞数の停滞を示すにとどまっ
た。
生体内実験においては、5ZTPによる処置の結果、そ
の処置を受けた動物の生存数の増加が見られた。
エールリッヒ腫の場合は、この処置によって無腫瘍期間
が非常に長くなり、腫瘍生育は処置停止後のみに見られ
た。
5ZTPによる処置の結果、腫瘍を牌ぞう中に接種した
場合でも肝臓中への転移を完全に防止することができ、
筋肉内に腫瘍を接種した場合でも肺への転移の数及び大
きさの減少が見られた。
従って、本発明によって製造されたポリイソリシン及び
ポリイソオルニチンは腫瘍細胞増殖を抑制し得ることが
立証された。これらの化合物のうち、特にポリイソリシ
ンが極めて強い抑制作用を示した。この抑制作用は動物
の生存率の点で従来の最良の細胞増殖抑制薬と比較し得
るものであった。本発明の化合物はきわめてすぐれた抗
転移作用をも明確に示した。本発明の他の利点は毒性が
小さいことで従来の細胞増殖抑制薬と比べ著るしく小さ
いことである。
例えば、本発明における生物学的検査によれば治療指数
: (最大許容投与量/最低有効投与量)は10以上で
あり、これに対し従来の細胞増殖抑制薬のほとんどは通
常、10をはるかに下回るものである。
又、オス−メス間での生物学的応答の差異は全くなく、
この点でも有利である。
以下、抗腫瘍効果の説明についてのデータを記載する。
1本外夫机 表1a〜ICは種々の方法で製造したポリイソリシン、
本発明で製造したポリイソオルニチン。
α−ポリリシンのに一562細胞の増殖に対する効果を
示している。
実験上のパラメータは以下の通りである。
細胞: K−562ヒト赤血白血病細胞ライン〔力ロリ
ンス力・インスティチュート(KarolinskaI
nstitute)、ストックホルム〕を用いた。
細胞数: 5 X to’/mQ(ガラス製試験管中に
培地5〜6IIIQ収容したものを用いた)。
検査数=1投与当り3本の試験管を用いた。
培地=10%のウシ胎児血清で補なったパーカース(P
arkers) M−199[フロー・ラボラドリース
(Flow Laboratories)、スコツトラ
ンド]。
温度及び雰囲気:37℃、5%CO□+95%空気。
処置:細胞培地の希釈後、24時間経過後。
投与量: 1−10−100μg/mQ。
評価:セルの計数を培地の希釈後、24時間、48時間
、72時間、96時間経過したのち、バーカーズ6チャ
ンバー(Buerker’s chamber)を用い
ておこなった。
実験数:1化合物当り2回。
表1aは5ZTP−,14,5ZTP−15,5ZTP
−16,5ZTP−17及び5ZTP−18が、シカシ
特L: 5ZTP−14が、細胞増殖の投与量依存的抑
制効果の大きいことを示している。ここで注目すべきは
、わずか1μg/IIIQの投与による処置でも明瞭な
抗増殖作用をもたらしたことである。
表1bは、これとは反対に、K−562細胞増殖に対す
る影響を全く示さなかったことを示している。
表10はα−ポリリシンが対照と比較したとき、細胞数
の停滞を及ぼしていることを示している。
しかし、高い投与量(100μg/m12)の場合でも
細胞数の増加をもたらすことはなかった。
これら表中の値は与えられたその時間でのものである。
細胞数は各投与の場合も対照の場合も3本の試験管につ
いて数えた。
表1a(生体外でのに一562細胞ラインに対する本発
明の化合物の効果) 処置: 1−10−100μg/+aQ、培養希釈後2
4時間。
表1a 細胞数X1037mQ(栄養液) SZTP−1448時間   72時間   96時間
100μg/mQ        0      0 
     010μg/m12      90   
   90     1501μg/laQ 対 照 5ZTP−15 100μg/rnQ 107A g/1aQ 1 p g/mQ 対 照 SZTP−16 100μg/lllQ 10μg/mQ 1μg/mQ 対 照 5ZTP−17 100μg/mQ 10μg/m12 1μg/mQ 対 照 5ZTP−18 100Pg/+mQ 10μg/mQ 1μg/mQ 対 照 表1b 花」(斜−でのに−562細胞増殖に対するFl−17
及びに−17の処置による効果。
処置: 1−10−1007A g/mQ、培地希釈後
24時間。
L」 細胞数X10’/mQ(栄養液) 48時間   72時間   96時時間−17 100μg/mQ       125     23
010 p g/mQ       120     
2201μg/mQ       130     2
40に−17 100ug/mQ       120     22
01101t/d       125     24
01μg/mQ       140     240
対  照      120     210表  1
0 生体外でのに一562細胞増殖に対するA−3の処置に
よる効果。
処置: 1−10−100 p g/mQ、培地希釈後
24時間。
表10 細胞数X1037mQ(栄養液) 48時間   72時間   96時間100μg/r
nQ      110    110    100
10μg/mQ      130    120  
  1201μg/mQ      110     
110     100対  照      120 
    250     300生体内検査 (a) LL2111腫瘍、5ZTP−14の検査腫瘍
源:チエスター・ビーティ・インスティチュート(Ch
ester Beatty In5titute)+ロ
ンドン。
動物種:DBA72同種繁殖、自己繁殖。
動物の体重、性別=20〜23g、メス、1群当り5匹
腫瘍細胞数:1動物当り10’、腹腔内接種。
処置:腫瘍接種後24時間経たのち、腹腔的投与の方法
で投与量、50■/kgで8日間、1日1回の割合で薬
剤投与をおこなう。
対照群:生理食塩水を毎日0.2mQ腹腔内投与した。
評 価:動物の生存数 結 果:表2に示す如く、処置が与えられた動物の生存
率は対照のものよりすぐれ、例えば対照マウスでは腫瘍
接種後10日経過して生存したものは一匹もなかったの
に対し、処置を受けた動物では全ての生存が認められ、
処置を受けた動物で最初に死亡が認められたものは腫瘍
接種から13日経過後であり、最後の死亡が認められた
ものは15日経過後であった。
表  2 (I、、□。JI瘍の接種を受けたDBA/2マウスの
生存に対する薬剤の50■/kg/日での投与の効果)
BDF/ 1雑種、自己繁殖。
動物の体重、性別=20〜23g、オス、1群当り5匹
腫瘍細胞数=1動物当り2,8 X 10’、腹腔内接
種。
処 置:腫瘍接種後24時間経たのち、毎日10■/k
gを腹腔的投与。
対照群:生理食塩水を毎日0.2mQ腹腔内投与した。
評 価:動物の生存数 結 果:表3は動物の生存数を示している。処置を受け
た全てのマウスは対照マウスを超えて生存した。
(c)エールリッヒ腹水腫瘍、5ZTP−14での処置
動物種ニスイス産、非同種繁殖、自己繁殖。
動物の体重及び性別:20g、オス5匹、メス5匹腫瘍
細胞数:1動物当り106 処W: j1瘍接種24時間後から開始し、毎日、50
■/蹟及び75■/kgを20日間腹腔内投与した。
対象:生理食塩水を毎日0.2m12腹腔内投与した。
評価:生存中における毎日の体重測定。
腫瘍接種後55日間生存した動物を殺し、解剖し、腹水
量を測定し、腹腔内に時折り見られる固形腫瘍形成を記
録する。
結果:表4は腫瘍接種後16日目がらマウスの体重を示
している。対照マウスは17日乃至22日目で死亡した
1体重過剰は腫瘍性腹水の形成を示している。各処置動
物群では1つの群を除いて腫瘍接種後55日生存した。
これらの動物はついで殺され、腹水の量及び腫瘍内での
固形腫瘍の存否について調べた。これを表5に示す、こ
の結果、腫瘍の全くないものは見当らなかったが520
匹の処置を受けたマウスのうち、16匹は対照マウスの
最後まで生存したものより33日長く生存した。
表  4 [5ZTP−14を50■/kg及び75■/kg腹腔
内投与した場合(20日間)の体重及び生存に対する作
用(オス及びメススイスマウスにエールリッヒ腹水腫瘍
を接種した場合、なお腫瘍接種前の体重は20 g )
)、表中、「O」は腫瘍のために死亡;[+」は他の理
由により死亡したことを意味する。
oooo。
oooo。
oooo。
2024272425.5 (表4のつづき) 30.526313031 26283243  + 人−旦 (エールリッヒ腹水腫瘍で接種し、 5ZTP−14を
50■/−及び75mg/kg投与し、腫瘍接種55日
後に殺したスイスマウスの腹腔内の腹水斌及び固形腫瘍
)処  置 (a)ルイス肺腫瘍(ILT)、肺臓中に接種。
動物種:同種繁McstBx、 LATT、ゴドロ(G
5d811δ)、ハンガリー 動物の体重及び性別:20〜23g、メス(対照6匹;
処置4匹)。
腫瘍細胞数:肺臓に接種されたLTT細胞:5xlO’
処W:腫接種種24時間後から開始し、毎日、75■l
聴を8日間投与。
評価:腫瘍接種後9日目に動物を殺し、肝臓転移につい
て計数する。
結果8表6は転移数を示している。 5ZTP−14で
処置したのちは1個の肝臓転移も見当らなかった。
人−且 (ILTを肺臓に接種したメスC,,Blマウスの肝臓
転移に対する5ZTP−14での処理による効果(腹腔
内投与=75、/kgを8日間)〕 肝臓転移数 対  照    31  20  63  36  3
8  56(マ=40.66 ;    s:16.0
2 ;   n=6)SZTP(40000(II=4
) 動物種:C,7B1同種繁殖LATT、ゴドロ(G8d
811δ)、ハンガリー 動物の体重及び性別:20〜22g、メス。
動物数:1群当り5匹。
腫瘍細胞:1動物当り5X10’細胞、右もも筋肉の右
方最端部に筋肉内投与。腫瘍接種10日後、腫瘍性端部
を取り除いた。この処置ののち、接種後の111日目1
77日目の間ニ5ZTP−14を50@/kgの割合で
腹腔内投与した。対象動物に対しては生理食塩水を毎日
0.2■a、腹腔内投与した。
評価:腫瘍接種後の188日目動物を殺し、肺転移の数
、平均的大きさを立体顕微鏡で判定した。
結果8表7は肺転移の数及び平均的大きさを示している
。5ZTP−14による処置により肺転移の数、平均的
大きさの顕著な減少が認められた。
−I 〔ルイス肺腫瘍で腹腔内投与されたC、、Blマウスに
おける肺転移数及び平均的大きさに対する5ZTP−1
4による処置の効果(腫瘍接種後111日目177日目
の間に毎日50■/)cgを腹腔内投与した。〕対照 
 63.13±27.53 49.45±29.07S
ZTP−1426,291,18,8720,lO+3
5.38無傷のタバコ植物〔ニコチアナ・タバカム・C
v・サムサン(Nicotiana tabacum 
CV、 Samsun))でタバコモザイクウィルス(
TMV)に感染し易いものを機械的に接種した。この場
合、カーポランダム粉(粒径;500メツシユ)を研磨
材として使用した。接種材料は0.1Mゼーレンセンり
ん酸緩衝液(pH7,2)中に200rgの耐精製タバ
コモザイクウィルス(TMV 01血統)を含有させた
。接種3時間後、集用スプレーとして。
5ZTP−14で無傷の葉の処理をおこなった。この処
理は3日間連続して繰り返した。症状の程度は接種2週
間後に調査した。葉サンプルとして、接種された植物の
全ての序列の葉、即ち、高さの異なる部分の葉1種々の
日令の葉を接種14日後に採取した。
ウィルスの濃度は凍結サンプル1gから測定した。
葉サンプルをりん酸緩衝液(p)l 7,2)4mQ中
に均一に分散させエッペンドルフ(Eppendorf
 )遠心分離(約10.000r、ρ、mで5分間)を
おこなった。この上澄液15μQを定量分析用に用いた
。ロケット免疫電気泳動を用い、さらに特異的抗−TM
W (旧)血清(免疫グロブリン/13を1μQ)を用
いてウィルス含有量の予測をおこなった。バルビッル酸
ナトリウム緩衝液(0,2阿、pFl 8.6)を流動
緩衝液として使用した。
ウィルス含有量は標準目盛曲線により析出ピークの高さ
から計算した。
嚢−」− (抗ウィルス作用の概算例) SZTP−14による処理   ウィルス含有量200
mg/fi        11+ng/mQ20■I
Q        24.6■l−2mg/12   
    29.3■lmQ対  照        5
1.3■lmQ本発明によるイソポリペプチドは遊離塩
基及び無毒性塩の双方の形で有効成分として薬剤組成物
中に用いることができる。この場合、イソポリペプチド
を薬品工業で一般に用いられている担体及び補助剤と混
合して用いられる。さらに本発明の化合物は遊離塩基及
び塩の双方の形で植物のウィルス感染に対する抵抗を高
めるために用いることができる。この場合も植物保護用
に一般的に用いられている補助剤と混合して用いられる
薬理学的に許容し得る塩としては酸付加塩、例えば塩酸
塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、スルフェート、ニ
トレート、オキサレート、フマレート、グルコネート、
酒石酸塩、マレート、アセテート。
クエン酸塩、ベンゾエート、アルコルベート、ラクテー
ト、アルギン酸塩を用いることができる。
本発明による化合物を活性成分として含む薬剤製品とし
ては注射用溶液、錠剤、糖衣錠、生薬、懸濁液、飲料溶
液、粉末等の状態で用い得る。
本発明の化合物の薬理学的有効投与量は適用方法、患者
の状態等に依存するが、一般に0.02〜20■/体重
kg/日の投与割合を1日2〜4回に分けて用いられる
。経口投与の場合は投与量が多くなる。
有利な薬剤の形態は注射用溶液であり、これは静脈、皮
下、筋肉等を介して投与することができる。
この注射用溶液の製造において、等張NaC1溶液を所
望により、りん酸緩衝液、アスコルビン酸安定化剤等と
混ぜ合せて使用することができる。
この活性物質は固体又は液体の形の薬剤組成物として投
与することができる。液体の場合は甘味料、芳香料等を
添加してもよい。
固形の経口用投与単位は、錠剤、糖衣錠、カプセル等の
形で用いることが好ましい。これらの薬剤を製造する場
合は上記活性成分を通常の薬剤用担体と混合し、これを
プレスして錠剤としたり、これを糖衣錠に変えたり、こ
れをカプセル中に収容する0通常用いられている充填剤
、添加剤、例えばミルクシュガー、ステアリン酸マグネ
シウム、サッカロース。
タルク、ステアリン酸、ゼラチン、かんでん、ペクチン
、トラガカントゴム、コロイド状シリカゲル。
トウモロコシでん粉、アルギン酸等を用いることができ
る。
植物に対する処理は、本発明の化合物を通常の補助剤、
例えば湿潤剤、固形担体例えばカオリンを用いて固形状
又は液状製剤に変換させて、さらに好ましくはさらに他
の活性成分と組合せておこなうことができる。この場合
、このようにつくられた製剤を本発明の化合物が1乃至
50ppH含むような溶液又は懸濁液として、これを公
知の方法で好ましくは0.5乃至5g/haの割合で植
物に適用する。
(実施例) 以下、本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明が
これら実施例に限定されるものでない。
(a) N”−ベンジルオキシカルボニル−し−リシン
−p−ニトロフェニルエステル・HCI : No−ベンジルオキシカルボニル−(NE−第3ブチル
オキシカルボニル)−L−リシン−p−ニトロフェニル
エステル10gをトリフルオロ酢酸40mQ中に溶解さ
せ、これにEtOAC中に溶かした2N HCIの等量
を加えた。これを1時間、室温にて静置したのち、この
溶液を真空中にて半分の量まで蒸発させた。ついでエー
テルをこれに加え、溶液を結晶化させた。
収電: 8.3 g (96,06%);融点(m、p
、) : 83〜86℃;TLCRt=0.68(II
−ブタノール−酢酸−水=4 : 1 : 1)。
(b) N”−ベンジルオキシカルボニル−N−(N’
 ”−ベンジルオキシカルボニル−N′ε−第3ブチル
オキシカルボニル−し−リシル)−L−リシン−P−ニ
トロフェニルエステル: No−ベンジルオキシカルボニル−(NE−第3ブチル
オキシカルボニル)−L−リシン7.69 g (20
ミルモル)を無水アセトニトリル中に溶解させた。つい
で、トリエチルアミン2.8mQ (20ミリモル)、
さらにイソブチルクロロホルメート2.8tQを激しい
攪拌下で滴下した。
次に、活性化(20分)ののち、上記工程(a)で得た
塩9gを加え、ついでこれにアセトニトリル5mQ中に
トリエチルアミン2.8■Q溶かした冷溶液を滴下させ
た。次に、−10℃で2時間攪拌を続けた。この混合物
を0.5MのHCI 300@Qで希釈した。その結果
得られた固形製品を集め、乾燥し、酢酸エチルと石油エ
ーテルの1:1混合物から再結晶させた。収量: 12
.9g(89,02%);■、p、 : 128〜13
1℃0分析値: −0NP含有量: 99.8%。TL
CR,=0.64 (EtOAC−シクロヘキサン=3
 : 1)、 Rf=0.91(II−ブタノール−酢
酸−水=4:l:1)  ; HPLCtr、 =8.
8分(K’=2.2);カラム: 0DS−ハイパージ
ル(Hypersil)−6(125X4mm) ;溶
出液: MaOH−CH3CN−0,02M−NaOA
c緩衝液(pH4)=40 : 30 : 30(v/
v) ;流速:1mQ/分;検出: UV 254nm
(c) N”−ベンジルオキシカルボニル−N”(N”
ベンジルオキシカルボニル−し−リシン)−L−リシン
−P−ニトロフェニルエステル塩酸塩: N“−ベンジルオキシカルボニル−N−(N ’ ”ベ
ンジルオキシカルボニル−N / i−第3ブチルオキ
シカルボニル−し−リシル)−L−リシン−P−ニトロ
フェニルエステル10.5gから上記工程(、)に従っ
て塩10.25 gを製造した。M、P : 109〜
113℃、 TLCR,=0.70(II−BuOH−
^cOH−H,0=4 : 1 : l)。
(d) N’−第3ブチルオキシカルボニル−トリ(N
=に一ベンジルオキシカルボニルーし一リジン)−p−
ニトロフェニルエステル: No−ベンジルオキシカルボニル−(Nε−第3ブチル
オキシカルボニル)−L−リシン5.71 g (Is
ミ、リモル)を。
アセトニトリル中に溶解させたトリエチルアミン及びイ
ソブチルクロロホルメートを用いて上記工程(b)と同
様にして混合無水物に変換させた。ついで、これに、ト
リエチルアミンの存在下でNo−ベンジルオキシカルボ
ニル−Nε(N″−ベンジルオキシカルボニル−し−リ
シル)−L−リシン−P−ニトロフェニルエステル塩酸
塩を加えた。さらに上記工程(b)と同様に処理し製品
13.9gを得た(収率85.4%)。さらにこれをア
セトニトリル及びエーテルから再結晶させた。m、p、
 :145〜150℃0分析値:含有率=99.6%:
 TLCR,=0.98(II−BuOH−AcOH−
)1.O=4 : 1 : l) : tlPLGtr
、=18.2分(K′=8.1);カラム:0DS−ハ
イパージル−6(125X 4+m) ;溶出液: M
eOH−C1,CN−0,02M Na0AC!llW
液(pH4)=40 : 30 :30);流速:1m
Q/分;検出: UV 254nm。
(e)トリー(N”−ベンジルオキシカルボニル−し−
リシン)−p−ニトロフェニルエステル塩酸: 上記工程(d)で製造したエステル12.2gを上記工
程(a)と同様に処理した。これによりその塩を12.
1g (95,4%)を得た。 m、p、 : 108
〜125℃。TLCR,=0.71(II−BuOH:
 AcOH: H,0=4 : 1 : l) −(f
)ポリ−ε−N0−ベンジルオキシカルボニル−し−リ
シン: トリー(No−ベンジルオキシカルボニル−し−リシン
)−p−ニトロフェニルエステル塩酸塩23g (24
ミリモル)をトリエチルアミン4.5taQの存在下で
ジメチルスルホキシド60mQ中で凝縮させゲル状物を
得た。このポリマーを5%Na、 Cos水溶液中に注
ぎ分離した。
収量: 16.8g(89,6%1分析値: Zco、
: 16.8%(計算値)、16.3%(実験値); 
(rt sp)/c=31.92aj/g(c=4.9
5gIQ、ジクロロ酢酸)。
(g)ポリーε−L−リシン臭化水素酸塩:上記工程(
f)の保護ポリマー16gをトリフロオロ酢酸100m
jl中に溶解させ、さらに4N HBr/AcOH10
0weQを加えた。この最終製品はエーテルを用いて析
出させた。
収f: 14.7g(91,6%、分析値: Br: 
37.7%(計算値)。
36.8%(実験値); A 2 s 4 n s+ 
= 0、ペーパークロマトグラフィ: vl 23x6
2.溶出液: n−BuOH−AcOH−Pyr。
−)1.0=30:6:24:20.収率: 36.8
2%(保護子ツマ−から計算して): 18.85%(
遊離リシンから計算しテ)s MW=5,500−20
,300゜(h)粗製最終製品の精製 上記工程(g)で得たポリマー250 gを水中に溶解
させ、ついでセファデックスG−50(微細)カラムを
用いてクロマトグラフィをおこなった。溶出液:蒸留水
、0.9%NaC1溶液又は0.1N HCI溶液。留
分(1mQ)の検出: UV 220nm。
(i)粗最終製品の精製 ポリ−ε−リシン臭化水素酸塩(上記工程(g)で得た
もの)2gを水2mQ中に溶かし、ついでエタノール2
0閣Qを力■えた。このポリマーをジエチルエーテル8
0mQを用いて析出させた。これを5℃で24時間静置
させたのち、これを濾過し、洗浄し、乾燥させた。収量
: 1.26g(83%)(保護トリペプチド出発物質
から計算して57.7%)。
この得られた物質を5ZTP−14と指定した。M%l
=+2,700;  (α)6”=+32−4@ (c
=2;  n、o);多分散性= 3.7゜ 以下の物質を同様にして製造した。
5ZTP−15: Mv =11−600 ±200 
: (α)3’ +31−9゜5ZTP−16:四=1
3.400f200:(a)♂’+32.6”5ZTP
−17: Mti =14.500f:200:Cαl
も’+32.1’実施例1で得たポリマー1gを2M 
NaC1溶液40■Qに溶かした溶液を2M NaC1
溶液、さらに水で透析した。これを凍結真空乾燥の結果
、ポリマー0.85gを得た6 ドウエックス(Dowex) 1−OHアニオン交換樹
脂からイオン交換カラム(40■Q)をつくった、実施
例1のようにして製造したポリマー1gを20maQの
水に溶かした溶液を流速1cj/分でクロマトグラフィ
に供した。両分を分析し、集め、凍結乾燥した結果、目
的ポリマー0.65gを単離することができた。
ス】11先 No−ベンジルオキシカルボニル−N[−第3ブチルオ
キシカルボニル−〇−リシンーp−ニトロフェニルエス
テル10gを出発物質とし、実施例1と同様に処理した
。その結果、目的ポリマー1.3gが得られた− MV
=8900; (a)3’=47−08’ (c=0.
92:水)。
実施例1の方法に従って、No−ベンジルオキシカルボ
ニル−(Na−第3ブチルオキシカルボニル)−L−オ
ルニチン−p−ニトロフェニルエステルlogからN”
−ベンジルカルボニル−し−オルニチン−P−ニトロフ
ェニルエステル塩酸塩7.9gを得た。■、p、: 8
7−90℃、この塩を上記工程(1b)と同様にしてN
“−ベンジルオキシカルボニル−(Na−第3ブチルオ
キシカルボニル)−L−オルニチンと結合させ、 N”
 −Z−N’(No6−第3ブチルオキシカルボニル−
し−オルニチン)−し−オルニチン−p−ニトロフェニ
ルエステル ジペプチド(12,1g)を得た。冒、P
、: 133〜136℃。
上記工程(1a)を繰り返し、N’−Z−Na −(N
’6−Z−L−オルニチン)−L−オルニチン−p−ニ
トロフェニルエステル塩酸塩をジペプチドから製造した
(11.99g:m、p、: 115〜l19℃)、さ
らに、これから上記工程(lb)の方法に従ってカップ
リングすることによりNa−BOC−トIJ (N”−
Z−L−オルニチン)−p−ニド07:cニルエステル
(14,8g、讃、P、: 150〜153℃)を得た
さらに、トリ(N”−Z−L−オルニチン)−p〜ニト
ロフェニルエステル塩を上記工程(1e)の方法により
製造した。層、p、: 115〜130℃、この製品2
2gを上記工程(1f)と同様にして重縮合し、δ−ポ
リ−N0−ベンジルオキシカルボニル−し−オルニチン
15.4 g (87,6%)を得た。この製品から上
記工程(1g)の方法に従ってポリ−δ−1−オルニチ
ン臭化水素酸塩13.1 g(93%)得た。
実施例5の方法を用い、N”−ベンジルオキシカルボニ
ル−Na−第3ブチルオキシカルボニル−D−オルニチ
ン−p−ニトロフェニルエステル1gを出発物質とし、
ポリ−δ−ローオルニチン臭化水素酸塩1.2g(89
%)を得た。
実施例7 ポリ−γ−L−α γ−ジアミノ酪酸 実施例1と同様にしてN“−ベンジルオキシカルボニル
−Na−第3ブチルオキシカルボニル−し−α−γ−ジ
アミノ酪酸−p−ニトロフェニルエステル9.8gから
No−ベンジルオキシカルボニル−し−α、γ−ジアミ
ノー酪酸−p−ニトロフェニルエステル塩酸塩6.9g
を得た。鵬、P、: 67−70℃、この塩を上記工程
(1b)の方法と同様にしてN”−ベンジルオキシカル
ボニル−Nγ−第3ブチルオキシカルボニル畦−α、γ
−ジアミノ酪酸と結合さセ、 N”−Z、Nγ−(N”
−Z−N’γ−第3ブチルオキシカルボニル−α、γ−
ジアミノ)−酪酸−p−ニトロフェニルエステルジペプ
チド(10,8g、園、p、:125〜127℃)を得
た。上記工程(1a)を繰り返し、このジペプチドから
N“−Z−Nγ−(N”−Z−L−α、γ−ジアミノブ
チリル)−L−α、γ−ジアミノ酪酸−ニトロフェニル
エステル塩酸塩10.35gを合成した。
m、p、:i08〜112℃。この塩から上記工程(1
b)の方法を用いてカップリングし、Nγ−BOC−ト
リ(N“−Z−L−α、γ−ジアミノ酪酸)−p−ニト
ロフェニルエステル13.7gを得た。鵬、p、:14
3〜145℃、上記工程(1e)を用い、この製品から
さらにトリ(N”−Z−L−α、γ−ジアミノ酪酸)−
p−ニトロフェニルエステル塩を10.5g得た。■、
p、:105〜110℃、さらに、上記工程(lf)の
方法に従い、メチルスルホキシド中で重縮合し、ポリ−
チーN0−ベンジルオキシカルボニル−L−α、γ−ジ
アミノ酪酸7.8 g (86,5%)を得た。この保
護ポリマーを上記工程(1g)の方法と同様にして処理
し、ポリーγ−L−α、γ−ジアミノ酪酸臭化水素酸塩
6.2g(90,5g)を得た。
実施例1の方法を用い、No−ベンジルオキシカルボニ
ル−Nβ−第3ブチルオキシカルボニル−L−α。
β−ジアミノプロピオン酸−p−ニトロフェニルエステ
ル9.6gからNo−ベンジルオキシカルボニル−し−
α。
β−ジアミノプロピオン酸−p−ニトロフェニルエステ
ル塩酸塩7.1gを得た0m、p、: 65〜67℃、
この塩を上記工程(1b)の方法に従い、No−ベンジ
ルオキシカルボニル−Nβ−第3ブチルオキシカルボニ
ル−し−α、β−ジアミノプロピオン酸と結合させ、N
’−Z−Nγ−(N”−Z−N’β−第3ブチルオキシ
カルボニル)−α。
β−ジアミノプロピオニル)−α、β−ジアミノプロピ
オン酸−P−ニトロフェニルエステルジペプチド11.
0gを得た。 m、p、: 119〜122℃。上記(
1a)の工程を繰り返し、このジペプチドからN’−Z
−Nβ−(N’。
−Z−L−α、β−ジアミノブチリル)−L−α、β−
ジアミノプロピオン酸−p−ニトロフェニルエステル塩
酸塩10.85gを得た。収量: 10.85g、 m
、p、: 102〜・105℃。上記工程(1b)の方
法に従い、この塩からカップリングによりNβ−BOC
−トリ(N”−Z−L−α、β−ジアミノプロピオン酸
)−p−ニトロフェニルエステル12.6gを得た。■
、P、: 138〜140℃。さらに上記工程(le)
の方法に従い、この製品からトリ(N’−Z−L−α、
β−ジアミノプロピオン酸)−p−ニトロフェニルエス
テル塩12.4gを得た。 n+、p、: 102〜1
06℃、上記工程(If)の方法に従い、この化合物を
ジメチルスルホキシド中で重縮し、ポリ−β−N0−ベ
ンジルオキシカルボニル−し−α、β−ジアミノープロ
ピオン酸8.7 g (90,2%)を得た。この保護
ポリマーを上記工程(1g)と同様にして処理し、ポリ
−β−し一α。
β−ジアミノプロピオン酸臭化水素酸塩5.6g(88
,7%)を得た。
ポリーL−リシン・)IBr 500mgを生理食塩水
10−Q中に溶かした。この注射用溶液を無菌濾過した
。投与量は患者の状態に応じ、1〜100mg/kg/
日で用いられる。
下記成分を用いて錠剤をつくった。
ポリイソ−L−リシン・HCI ラクトース サッカロース とうもろこしでん粉 ステアリン酸マグネシウム アルギン酸 10g 0g 6g 0g 2g 2g 上記物質を均一に混合し、この混合物から錠剤100粒
をプレス成形した。
羞 ポリイソ−L−リシン5gから、水100Ωを用いて水
溶液をつくった。この溶液をpHをNaOH溶液を用い
て7.0〜7.2に調整した。ついで、これにツウィー
ン(Tween)20を1mQ加えた。この溶液を植物
の保護のため発芽後の状態のものに対し、面積1ヘクタ
ールの範囲で散布した。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I )の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^4、R^5、R^6、R^7及びR^1^
    0はそれぞれ独自に水素原子、C_1_〜_4のアルキ
    ル基;R^8及びR^9はそれぞれ水素原子;rは10
    乃至400の整数;mは0、1、2又は3;nは0)及
    びその塩、ラセミ体、光学的異性体。
  2. (2)R^4、R^5、R^6、R^7及びR^1^0
    がそれぞれ水素原子;rが10乃至400の整数;mは
    0、1、2又は3;nが0である請求項(1)記載の一
    般式( I )の化合物。
  3. (3)平均分子量が5500乃至25,600であるポ
    リイソリシン。
  4. (4)平均分子量が4400乃至13,500のポリイ
    ソオルニチン。
  5. (5)請求項(1)記載の一般式( I )の化合物(但
    し、R^4、R^5、R^6、R^7、R^8、R^9
    、R^1^0はそれぞれ水素原子;rは40乃至200
    の整数、mは0、1、2又は3;nは0;アミノ基がL
    型)を有効成分として含み、これを薬剤用担体又は薬剤
    用添加剤と混合してなる抗腫瘍、抗ウィルス薬剤組成物
  6. (6)有効成分が平均分子量5500乃至22,500
    のポリイソリシンである請求項(5)記載の薬剤組成物
  7. (7)請求項(1)記載の一般式( I )のポリイソジ
    アミノカルボン酸(但し、R^4、R^5、R^6、R
    ^7、R^8、R^9、R^1^0はそれぞれ同一又は
    異なるもので水素原子又はC_1_〜_4のアルキル基
    を意味し;rは10乃至400の整数;mは0乃至10
    の整数;nは0乃至10の整数)及びその塩、ラセミ体
    、光学異性体を、対応するモノマーのカップリング、さ
    らに得られたオリゴマーを重縮合することにより製造す
    る方法において; 下記一般式(II)のモノマー又はオリゴマー:▲数式、
    化学式、表等があります▼(II) (式中、qは1乃至9の整数;R^1はアミノ保護基(
    オリゴマーの場合、全てのR^2が同一);R^3は保
    護並びに活性化のために適したカルボキシル基のための
    活性エステル保護基;R^4、R^5、R^6、R^7
    、R^8、R^9、R^1^0、m及びnは前記のもの
    と同様;但し、オリゴマーの場合、置換基は同一又は異
    なるものでよい) を下記一般式(III)のモノマー: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^2はアミノ保護基でR^1とは異なり、か
    つR^1基とは別個に選択的に除去し得るもの;Xはカ
    ルボキシル活性化基(但し、−COX基はCOOR^3
    基よりも反応性が大きい);R^1、R^4、R^5、
    R^6、R^7、R^8、R^9、R^1^0、m及び
    nは前記と同様)とカップリングさせ、得られた下記一
    般式(IV)の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、全ての置換基は前記と同様;sは2乃至10の
    整数) からR^2保護基を除去し、ついでs≦9の場合、得ら
    れた化合物を一般式(III)のモノマーと反応させるか
    、又は常套手段により重縮合させ、得られた一般式(
    I )の化合物が遊離塩基の場合は所望により塩に変換さ
    せ、又はそれが塩の場合は塩基又は別の塩に変換させる
    ことを特徴とする方法。
  8. (8)一般式( I )のポリイソジアミノカルボン酸(
    但し、R^4、R^5、R^6、R^7、R^1^0及
    びrは請求項(1)のものと同様;mは3;nは0)及
    びその塩の製造方法であって、一般式(II)のモノマー
    又はオリゴマー(但し、R^1、R^3、R^4、R^
    5、R^6、R^7、R^1^0及びqは請求項(1)
    と同様)を一般式(III)のモノマー(但し、R^1、
    R^2、R^4、R^5、R^6、R^7、R^1^0
    及びXは請求項(1)と同様;m及びnは前記と同様)
    と反応させ、得られた一般式(IV)の化合物(但し、全
    ての置換基は前記と同様、sは請求項(1)と同様)か
    らR^2保護基を除去し、s≦9のときは所望により得
    られた化合物を一般式(III)のモノマーと反応させる
    か、又は常套手段により重縮合させることを特徴とする
    請求項(7)記載の方法。
  9. (9)請求項(1)記載の一般式( I )のポリイソジ
    アミノカルボン酸(但し、R^1、R^3、R^4、R
    ^5、R^6、R^7、R^1^0及びqは請求項(1
    )と同様;m及びnは前記と同様)及びその塩を製造す
    る方法であって、一般式(II)のモノマー又はオリゴマ
    ー(但し、R^1、R^3、R^4、^5、R^6、R
    ^7、R^1^0及びqは請求項(1)と同様;m及び
    nは前記と同様)を一般式(III)のモノマー(但し、
    R^1、R^2、R^4、R^5、R^6、R^7、R
    ^1^0及びXは請求項(1)と同様;m及びnは前記
    と同様)と反応させ、ついで得られた一般式(IV)の化
    合物(但し、全ての置換基は前記と同様;sは請求項(
    1)と同様)からR^2保護基を除去し、s≦9のとき
    は所望により、得られた化合物を一般式(III)の化合
    物と反応させるか、又は常套手段により重縮合すること
    を特徴とする請求項(7)記載の製造方法。
  10. (10)ポリイソ−L−リシン及びその塩の製造方法で
    あって、N^α−Z−L−リシン−p−ニトロフェニル
    エステル塩酸塩及びN^α−Z−L−N^ε−BOC−
    L−リシンをイソブチルクロロホルメートと一緒に混合
    無水物に変換したものを出発物質として用いることを特
    徴とする請求項(7)記載の製造方法。
  11. (11)ポリイソ−L−オルニチン及びその塩の製造方
    法であって、N^α−Z−L−オルニチン−p−ニトロ
    フェニルエステル塩酸塩及びN^α−Z−N^β−BO
    C−L−オルニチンをイソブチルクロロホルメートと一
    緒に混合無水物に変換したものを出発物質として用いる
    ことを特徴とする請求項(7)記載の製造方法。
  12. (12)ポリイソ−D−リシン及びその塩の製造方法で
    あって、N^α−Z−D−リシン−p−ニトロフェニル
    エステル塩酸塩及びN^α−Z−N^ε−BOC−D−
    リシンをイソブチルクロロホルメートと一緒に混合無水
    物に変換したものを出発物質として用いることを特徴と
    する請求項(7)記載の製造方法。
  13. (13)ポリイソ−D−オルニチン及びその塩の製造方
    法であって、N^α−Z−D−オルニチン−p−ニトロ
    フェニルエステル塩酸塩及びNC^α−Z−N^β−B
    OC−D−オルニチンをイソブチルクロロホルメートと
    一緒に混合無水物に変換したものを出発物質として用い
    ることを特徴とする請求項(7)記載の製造方法。
  14. (14)請求項(1)記載の化合物を有効成分として含
    む薬剤を有効投与量用いることを特徴とするガンの治療
    方法。
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