JPH0212555Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0212555Y2
JPH0212555Y2 JP1984060862U JP6086284U JPH0212555Y2 JP H0212555 Y2 JPH0212555 Y2 JP H0212555Y2 JP 1984060862 U JP1984060862 U JP 1984060862U JP 6086284 U JP6086284 U JP 6086284U JP H0212555 Y2 JPH0212555 Y2 JP H0212555Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
veneer
moisture content
heating
roll
drying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984060862U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60173890U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6086284U priority Critical patent/JPS60173890U/ja
Publication of JPS60173890U publication Critical patent/JPS60173890U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0212555Y2 publication Critical patent/JPH0212555Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
[技術分野] 本考案は染色後などの高含水率の単板を規格の
含水率まで乾燥させるための装置に関する。 [背景技術] 従来の乾燥装置のうちには、第5図に示すよう
に、常温のロール10間を単板1を通過させて単
板1の水分を絞り取るようにしたものがあるが、
単板1の硬度のために絞り条件が厳しく、ロール
10間の間隙を小さくしないと十分な脱水が行え
ず、またプレス手段も力の強いものが必要であつ
た。更に絞り条件が厳しいために単板1に割れが
生じることもあつた。 他の従来例としては、熱風雰囲気中で乾燥する
熱風乾燥機によるものもあるが、間接乾燥である
ことと全ての水分を蒸発させるための蒸発潜熱が
必要で乾燥コストが高くつき、また単板1内部の
水分の乾燥が困難であつた。 [考案の目的] 本考案は叙上のような技術的背景に鑑みて為さ
れたものであり、その目的とするところは単板の
加熱と同時に圧締を加えることにより単板中の水
分を絞り出すことができて乾燥コストを低くで
き、しかも圧締と同時に加熱することで単板の圧
締力を下げて圧締を容易にでき、更に直接加熱を
行うことのできる単板の乾燥装置を提供するにあ
る。 [考案の開示] 本考案単板の乾燥装置は、単板1の板厚tと等
しいかそれよりも小さな間隔hを隔てて一対をな
して互いに対向せる複数段の加熱ロール2を単板
1の搬送方向に沿つて配設し、上記複数段の加熱
ロール2のうち後段部のものを近接離間自在とし
てその前部に配置された含水率センサー3の検出
値に連動して加熱ロール2が近接離間するように
して成ることを特徴とするものであり、これによ
つて上記目的を達成するに至つた。 以下本考案の実施例を添付図に基づいて詳述す
る。2は上下一対の回転自在な加熱ロールであ
り、単板1の板厚t(圧締前の板厚;例えば0.25
〜5.5mm)と等しいかそれよりも小さい間隙h(単
板圧締中の加熱ロール2間距離)を隔てて上下に
対向させられている。具体的には、0.4t≦h≦t
としてある。また、加熱ロール2は高温を有して
おり、その表面温度は100℃〜350℃の温度範囲内
でコントロールできるようにしてある。このよう
な上下一対をなす加熱ロール2は、第1図に示す
ように、単板1の搬送方向に沿つて搬送コンベア
4の後方に複数対配設されており、図示例では5
段(No.1,No.2,……No.5)の加熱ロール2が配
設されている。この5段(No.1,No.2……No.5)
の加熱ロールのうち後方2段(No.4,No.5)の上
方の加熱ロール2は上下に昇降自在となつてお
り、この後方2段(No.4,No.5)の加熱ロール2
の前後には含水率センサー3が設けられ、各々の
前方には温度センサー5が設けられている。含水
率センサー3としては、近赤外含水率計やマイク
ロ波含水率計などが用いられる。尚、図示例では
5段のものを示したが、適宜乾燥条件などに合わ
せて1段〜10段のものであつてもよい。乾燥前の
単板1は、例えば染色、脱色などの化学処理のた
めに高含水率となつており、例えば初期含水率
265±50%となつている。 而して、木材の単板1は搬送コンベア4によつ
て加熱ロール2内へ単板1繊維方向に沿つて投入
され、加熱ロール2によつて圧締して脱水される
(絞り効果)と共に加熱ロール2表面で加熱乾燥
させられ(直接加熱効果)、高い乾燥効率で処理
され、また単板1の表面は平滑に仕上げられる。
この時の加熱ロール2の送り速度は、板厚、樹
種、比重などの材要因、あるいはロール温度、ロ
ール間の間隙hなどの加熱ロール2の絞り条件に
よつて変わり得るものである。 上記のように単板1を加熱ロール2間へ投入し
て単板1の加熱を行うことにより、単板1は加熱
ロール2の表面によつて必要とする熱の供給を受
けて温度上昇し、このため熱膨張、結晶格子間隔
変化を生じ、凝集力の減少、分子振動などによる
機械的性質の低下をきたす。すなわち、単板1は
軟化して圧縮強度が低下し、加熱ロール2の力は
小さな力で済むことになり、このため小さな圧締
力で単板1を効率的に脱水することができると共
に単板1の表面を平滑に仕上げることができる。
一方、単板1内部の水分移動は、液体の水の移動
と水蒸気の拡散の2作用に分けて考えられる。前
者及び後者は、下記式及び式で表される。 Gw=−kdu/dx …… Gw:毛細管作用により単位時間に単位面積を
通過する水分量(Kg/m2・hr) k:水分伝導係数(Kg/m・hr%) u:単板の含水率(%) x:位置(cm) du/dx:水分傾斜 Gd=−K/μ・1/47.1T・p/p−P・dP/dx……
但し、K=0.0861000/p(T/T02.3…… Gd:単位時間に単位面積を通過する水蒸気量
(Kg/m2・hr) K:水蒸気拡散係数 μ:含水率uの単板の拡散係数 T:水蒸気の絶対温度(〓) P:水蒸気と空気の混合気体の全圧(Kg/m2) p:x(cm)の位置での水蒸気の分圧(Kg/m2) dP/dx:水蒸気圧傾斜 上式に基いて加熱ロール2の作用を説明する。
第2図に示すごとく単板1は加熱ロール2により
圧締されると同図A部において加熱ロール2表面
からの熱伝導により熱の供給を受けると共に圧力
を受け、上記,式のT,Pが大きくなり、単
板1内部の水蒸気の拡散速度が急激に拡大する。
即ち、単板1内部の熱移動は単に熱伝導によるも
のだけの場合よりも急速に増大し、短時間で材温
が急上昇して柔らかくなり、その為同図C部の圧
締が容易になる。更に、このC部付近が順次圧締
されて単板1内部の水分移動が生じるのである
(式のdu/dx→大)。即ち、圧締と加熱とを行
うことで、GwとGdとを単位時間で大きくできる
点に本考案の特徴がある。 次に、この加熱ロール2による脱水加熱方法に
より乾燥させられた単板の特徴を示す。 脱水効果が極めて高いことを表わす実測例を
表1に示す。
【表】 単板の粗度(平滑性)について示す。 上記事例の3の圧締条件で、 初期単板の粗さ 90〜120μ 圧締処理後の粗さ 40〜60μ (使用ロール:フラツトロール、 圧締回数:4回〜5回) 下記のように単板含水率を10%以下にした場
合の単板の反り、暴れが極めて小さくなつた。 圧締条件 ロール間隙 0.8mm ロール温度 246℃ 送り速度 3m/min 圧締回数 7〜11回 使用材料 単板サイズ 500mm×900mm×1.0mm 比重ρ 0.33〜0.46 初期含水率 84〜170% 処理後 処理後含水率 0.1〜10% 反り 5mm以下 (熱風乾燥の場合 反り30〜50mm) 染色単板の表面と内部との色ばらつき幅が小
さくなる。即ち、下記のa値のばらつき幅が小
さくなつている。 従来の熱風乾燥による場合 L値 a値 b値 内部色 73.8 0.5 28.4 表面色 70.8 6.6 29.9 ロール圧締による脱水乾燥 L値 a値 b値 内部色 76.2 3.8 28.1 表面色 75.6 3.5 26.4 当て物(パツチ)を有する単板の割れが無く
なる。 圧締条件 ロール間隙 0.9mm ロール温度 300℃ 送り速度 3m/min 圧締回数 8回 使用材料 単板サイズ 500mm×2000mm×1.0mm 比重ρ 0.33〜0.46 初期含水率 200〜270% 当て物の寸法 幅100mm×長さ1500mm以下 処理後 処理後含水率 6〜18% 単板の割れ 20枚処理に対し発生0枚 次に、後段部(No.4,No.5)での動作について
説明する。含水率センサー3はその後方の加熱ロ
ール2と組み合わさつており、前方の含水率セン
サー3で検知した含水率の値に連動してその後方
の加熱ロール2が昇降するようになつている。前
段部(No.1,No.2,No.3)で乾燥させられた単板
1は、通過しながら含水率センサー3により含水
率を測定され、所定含水率以下であれば、上方の
加熱ロール2が上昇して加熱ロール2間は単板1
の板厚t以上開き、単板1は加熱ロール2間をそ
のまま通過する。また含水率が所定含水率以上で
あれば、加熱ロール2は通常の動作状態のままで
単板1を脱水加熱し、通過する単板1を乾燥させ
る。また、後段部の加熱ロール2の温度は温度セ
ンサー5によりコントロールされており、一番後
の含水率センサー3は最終的に単板1の含水率を
チエツクするものである。 次に最終的な含水率の値を示す。 圧締条件など ロール間隙 0.8mm ロール温度 245℃ 送り速度 3m/min 圧締回数 5〜7回 含水率センサー 近赤外含水率計 単板条件 染色単板 単板サイズ 550mm×500mm×1.0mm 比重ρ 0.36〜0.40 含水率均一効果 初期含水率 84〜170% 最終含水率 18〜40% (n=7) 第3図に示すものは本考案の他例であり、一番
後の含水率センサー3と温度センサー5を省略し
たものであり、やはり後段部の加熱ロール2と含
水率センサー3とで連動しており、後段部で選別
乾燥を行つている。第4図には各段の加熱ロール
2による乾燥処理直後の含水率分布を示してあ
り、例えば第4図のNo.3,No.4の分布中斜線で示
した領域の単板1を次のNo.4,No.5の加熱ロール
2で選別乾燥するのである。 [考案の効果] 本考案は叙述のごとく構成されているから、加
熱ロールによる単板の圧締によつて単板中の水分
を絞り出して脱水することができ、脱水された水
分を蒸発させるための蒸発潜熱が大幅に不要にな
り、乾燥コストが大きく削減でき、脱水されない
水分は直接加熱により乾燥させられ、高い乾燥能
力を有するという効果がある。しかも加熱によつ
て単板が軟化させられることにより、加熱ロール
による圧締力が小さくて済み、加圧手段も簡単な
装置で済むという利点がある。しかして、加熱と
圧締とを同じに行わせることにより、互いに相手
を利用して相乗効果を発揮し、優れた乾燥能力を
発揮するものである。しかも、複数段の加熱ロー
ルのうち後段部のものを近接離間自在としてその
前部に配置された含水率センサーの検出値に連動
して加熱ロールが近接離間するようにしているの
で、前段部で乾燥された単板は後段部を通過しな
がら含水率センサーにより含水率が測定され、所
定含水率以下であれば、対をなす加熱ロールが離
間して加熱ロール間は単板の板厚以上に開き、単
板は加熱ロール間をそのまま通過し、一方単板の
含水率が所定含水率以上であれば加熱ロールは通
常の動作状態のままで単板を脱水加熱し、通過す
る単板を乾燥させることができるものであり、こ
のように加熱ロールと含水率センサーとが連動し
て選別乾燥を行わせることができ、乾燥処理され
た単板の含水率を常に均一にできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略全体図、
第2図は同上の作用説明図、第3図は本考案の他
例を示す概略全体図、第4図は同上の作用を示す
グラフ、第5図は従来例の説明図であり、1は単
板、2は加熱ロール、3は含水率センサーであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 単板の板厚と等しいかそれよりも小さな間隔を
    隔てて一対をなして互いに対向せる複数段の加熱
    ロールを単板の搬送方向に沿つて配設し、上記複
    数段の加熱ロールのうち後段部のものを近接離間
    自在としてその前部に配置された含水率センサー
    の検出値に連動して加熱ロールが近接離間するよ
    うにして成る単板の乾燥装置。
JP6086284U 1984-04-25 1984-04-25 単板の乾燥装置 Granted JPS60173890U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6086284U JPS60173890U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 単板の乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6086284U JPS60173890U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 単板の乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60173890U JPS60173890U (ja) 1985-11-18
JPH0212555Y2 true JPH0212555Y2 (ja) 1990-04-09

Family

ID=30588600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6086284U Granted JPS60173890U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 単板の乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60173890U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2584232B2 (ja) * 1987-06-27 1997-02-26 株式会社 名南製作所 間歇搬送式熱盤乾燥装置におけるベニヤ単板の加熱方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5650183B2 (ja) * 1972-04-17 1981-11-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60173890U (ja) 1985-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SE7803672L (sv) Forfarande och anordning for snabb konsolidering av en fuktig poros materialbana, i synnerhet en bana av papper eller pappersmassa
US3649396A (en) Method of making rigid particle boards or the like
JP3107394B2 (ja) 乾 燥
US3064363A (en) Device for drying veneers and plates
US3744147A (en) Artificial seasoning of timber
JPH0212555Y2 (ja)
US2323918A (en) Drying fiberboard and the like
CN107036394B (zh) 一种楠木板材的真空干燥方法
CN107339873A (zh) 具备俯冲碾压块状物料功能的干燥机构
US3284917A (en) Warpage control in molded pulp articles
JPS6366370A (ja) 織物、編物等の連続蒸絨方法
US3525163A (en) Method of drying nodular fiberboard
US2904893A (en) Process of humidifying hardboard
US2960428A (en) Method of treating sheets of ligno cellulose
NO133578B (ja)
JPH045985Y2 (ja)
US130133A (en) Improvement in apparatus for drying wadding, paper
ES223849A1 (es) UN APARATO PARA TRATAR DE MODO CONTINUO LáMINAS VINILICAS EN FORMA DE HOJAS
SE8103070L (sv) Sett att ytbehandla trefaner eller ersettningsmaterial till trefaner och anordning for genomforande av settet
JPH07150498A (ja) 紙シートの加工方法及び装置
JPH0466841B2 (ja)
CN1331360A (zh) 一种熨平机
CN219373768U (zh) 一种均匀供热的烟草晾晒装置
US3193403A (en) Method of drying paper to produce a cockle finish
US3507053A (en) Method to accelerate drying of wood