JPH02127561A - ドライクリーニング方法及び装置 - Google Patents
ドライクリーニング方法及び装置Info
- Publication number
- JPH02127561A JPH02127561A JP63277378A JP27737888A JPH02127561A JP H02127561 A JPH02127561 A JP H02127561A JP 63277378 A JP63277378 A JP 63277378A JP 27737888 A JP27737888 A JP 27737888A JP H02127561 A JPH02127561 A JP H02127561A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solvent
- freon
- cleaning
- clothing
- dry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、有機溶剤を使って衣料を洗浄から乾燥に至る
まで連続して処理するドライクリーニング方法及び装置
に関する。
まで連続して処理するドライクリーニング方法及び装置
に関する。
(従来の技術)
従来のドライクリーニングでは、1.1.1 )リク
ロルエタン、パークロルエチレン、フロン113、フロ
ン11、ターペン(石油系)の5種類の有機溶剤が洗浄
剤として使用されている。
ロルエタン、パークロルエチレン、フロン113、フロ
ン11、ターペン(石油系)の5種類の有機溶剤が洗浄
剤として使用されている。
従来の一般的なドライクリーニングのシステム図を第4
図に示す。
図に示す。
同図を用いて、ターペン以外でのドライクリーニング工
程を概説する。先ずドア1から衣料2を投入し、ドア1
を閉じて運転を開始すると、一般には次の順序で工程が
進行する。
程を概説する。先ずドア1から衣料2を投入し、ドア1
を閉じて運転を開始すると、一般には次の順序で工程が
進行する。
■、溶剤タンク3から溶剤4をバルブ5を介してポンプ
6で汲揚げ、バルブ7、フィルタ8から成る経路または
バルブ9から成る経路によって処理槽10に溶剤4を必
要量送り込む。
6で汲揚げ、バルブ7、フィルタ8から成る経路または
バルブ9から成る経路によって処理槽10に溶剤4を必
要量送り込む。
■、処理ドラム11をゆっ(り回し、溶剤4を処理槽1
0、ボタントラップ12、バルブ13、ポンプ6、バル
ブ7、フィルタ8、又はバルブ9から成る回路で循環さ
せて衣料2を洗浄する。
0、ボタントラップ12、バルブ13、ポンプ6、バル
ブ7、フィルタ8、又はバルブ9から成る回路で循環さ
せて衣料2を洗浄する。
■、処理槽10、ボタントラップ12、バルブ13、ポ
ンプ6、バルブ14、蒸留器15の経路で排液し、つづ
いて処理ドラム11が高速回転して衣料2中の溶剤4を
遠心分離し、同様に排液する。
ンプ6、バルブ14、蒸留器15の経路で排液し、つづ
いて処理ドラム11が高速回転して衣料2中の溶剤4を
遠心分離し、同様に排液する。
■、前記■、■の工程をくりかえす。
■、処理槽10、ボタントラップ12、バルブ13、バ
ルブ5の経路で溶剤タンク3に排液し、つづいて処理ド
ラム11が高速回転して衣料2中の溶剤4を遠心分離し
、排液する。
ルブ5の経路で溶剤タンク3に排液し、つづいて処理ド
ラム11が高速回転して衣料2中の溶剤4を遠心分離し
、排液する。
■、再び処理ドラム11をゆっくり回し、ファン16、
エアクーラ17、エアヒータ18から成るリカバリエア
ダクト19と、処理槽10の間を矢印20の向きでエア
を循環させ、衣料2を乾燥する。衣料2から蒸発した溶
剤ガスは、エアクーラ17で凝縮し、回収経路21を経
て水分離器22に入り、溶剤配管23を通ってタリンタ
ンク24に入る。
エアクーラ17、エアヒータ18から成るリカバリエア
ダクト19と、処理槽10の間を矢印20の向きでエア
を循環させ、衣料2を乾燥する。衣料2から蒸発した溶
剤ガスは、エアクーラ17で凝縮し、回収経路21を経
て水分離器22に入り、溶剤配管23を通ってタリンタ
ンク24に入る。
■、乾燥が終了すると、ダンパ25,26が破線の如く
開き、ダンパ25から新鮮な空気をとり入れて、ダンパ
26からエアクーラ17では回収できない未凝縮溶剤ガ
スを排気し、衣料2中の溶剤臭を脱臭する。
開き、ダンパ25から新鮮な空気をとり入れて、ダンパ
26からエアクーラ17では回収できない未凝縮溶剤ガ
スを排気し、衣料2中の溶剤臭を脱臭する。
■、前記■の工程で蒸留器15に入った溶剤4は蒸発し
てコンデンサ27で凝縮回収され、水分離器22、溶剤
配管23を通ってタリンタンク24に入り、オーバーフ
ロー付仕切板28から、溶剤タンク3にもどる。なお、
水分離器22で分離した水は、水配管29によって系外
へ排出する。
てコンデンサ27で凝縮回収され、水分離器22、溶剤
配管23を通ってタリンタンク24に入り、オーバーフ
ロー付仕切板28から、溶剤タンク3にもどる。なお、
水分離器22で分離した水は、水配管29によって系外
へ排出する。
次に、ターペン(石油系溶剤)を用いたドライクリーニ
ング工程につき、第5図及び第6図を用いて概説する。
ング工程につき、第5図及び第6図を用いて概説する。
ターペンドライクリーナは、通常、第4図に示す処理槽
部分と類似した第5図に示す洗浄・脱液槽100と、第
6図の乾燥専用槽200(タンブラと呼ばれる。)とに
分れている。洗浄・脱液槽100では、先に述べた他の
溶剤による洗浄工程、前記■、■、及び■と同等の工程
を踏み、全工程を終了する。なお、ターペンドライクリ
ーニングは、通常蒸留は行なわず、フィルタ8aの内部
に多孔質アルミナ等脂肪酸吸着剤や、活性炭等の脱色剤
を充填して溶剤4の浄化を図っているケースが多い。
部分と類似した第5図に示す洗浄・脱液槽100と、第
6図の乾燥専用槽200(タンブラと呼ばれる。)とに
分れている。洗浄・脱液槽100では、先に述べた他の
溶剤による洗浄工程、前記■、■、及び■と同等の工程
を踏み、全工程を終了する。なお、ターペンドライクリ
ーニングは、通常蒸留は行なわず、フィルタ8aの内部
に多孔質アルミナ等脂肪酸吸着剤や、活性炭等の脱色剤
を充填して溶剤4の浄化を図っているケースが多い。
次に、脱液後の衣料2をドア1より外へ取り出し、第6
図のタンブラのドア1aから処理槽10aに投入する。
図のタンブラのドア1aから処理槽10aに投入する。
タンブラでは、外気20aをファン16によって入口ダ
クト19aからとり入れ、エアヒータ18によって加熱
して処理槽10aに送り込む。衣料2中の溶剤4は蒸発
して、出口ダクト19bから系外(屋外)へ排出され、
乾燥が終了する。
クト19aからとり入れ、エアヒータ18によって加熱
して処理槽10aに送り込む。衣料2中の溶剤4は蒸発
して、出口ダクト19bから系外(屋外)へ排出され、
乾燥が終了する。
以上、各種溶剤による一般的なドライクリーニング工程
を概説したが、現在これらの溶剤は、いずれの溶剤にお
いても、大小の公害問題がある。なかでも、最も毒性が
小さいとして近年急激な伸びを示しているフロン113
においては、その性状が非常に安定なため、大気中に逸
散したガスが簡単には分解せず、最終的には地球をとり
巻くオゾン層を破壊するとして国際的規模での段階的生
産量規制が昭和64年度より実行されることになってい
る。
を概説したが、現在これらの溶剤は、いずれの溶剤にお
いても、大小の公害問題がある。なかでも、最も毒性が
小さいとして近年急激な伸びを示しているフロン113
においては、その性状が非常に安定なため、大気中に逸
散したガスが簡単には分解せず、最終的には地球をとり
巻くオゾン層を破壊するとして国際的規模での段階的生
産量規制が昭和64年度より実行されることになってい
る。
また、他の溶剤であるパークロルエチレン、1.1,1
. l−リクロルエチレン、については地下水汚染の問
題、ターペンについては大気汚染の問題がそれぞれ深刻
化しており、公害防止機器の取付義務化等、従来溶剤を
とりまく環境は増々厳しいものとなりつつある。
. l−リクロルエチレン、については地下水汚染の問
題、ターペンについては大気汚染の問題がそれぞれ深刻
化しており、公害防止機器の取付義務化等、従来溶剤を
とりまく環境は増々厳しいものとなりつつある。
以上は公害の面からの問題であるが、更に、これらの溶
剤は洗浄力がそれぞれで異なっており、比較的強固な汚
れ洗浄用には1.LL、 l−リクロルエタン及びパー
クロルエチレンが用いられ、デリケート衣料にはフロン
113及びターペンが用いられるというような使いわけ
がなされるが、そのいずれにも一長一短があり、1,1
,1. トリクロルエタン、パークロルエチレンは汚れ
はよく落ちるが衣料に損傷を与える虞れがあり、フロン
113、ターペンは安全に洗浄は出来るが強度の汚れを
落としにくく、そのため現在の溶剤の使用態様はこれら
に二極化されている。
剤は洗浄力がそれぞれで異なっており、比較的強固な汚
れ洗浄用には1.LL、 l−リクロルエタン及びパー
クロルエチレンが用いられ、デリケート衣料にはフロン
113及びターペンが用いられるというような使いわけ
がなされるが、そのいずれにも一長一短があり、1,1
,1. トリクロルエタン、パークロルエチレンは汚れ
はよく落ちるが衣料に損傷を与える虞れがあり、フロン
113、ターペンは安全に洗浄は出来るが強度の汚れを
落としにくく、そのため現在の溶剤の使用態様はこれら
に二極化されている。
また、この他に中間的洗浄力を有する溶剤としてフロン
11があるが、これは毒性が強く、また沸点が28℃と
低いため極めて蒸発し易く、夏期の溶剤ロスが大きい。
11があるが、これは毒性が強く、また沸点が28℃と
低いため極めて蒸発し易く、夏期の溶剤ロスが大きい。
これを防ぐためには装置が複雑高価になるため殆んど実
用化されていない。従って、最近の多様化する衣料素材
や加工形態に対応するためには、たとえばパークロルエ
チレンを使うドライクリーナとフロン113を使うドラ
イクリーナの2種類が必要となり、クリーニング業者に
とっては購入資金、スペース、設備要領等が増大し、メ
ンテナンス業務の繁雑化など極めて大きな負担となって
いる(発明が解決しようとする課題) 従って、本発明の第1の目的は従来の溶剤がもつ公害問
題を解決することにあり、とりわけそのうちでも現在大
きな社会問題に発展しつつあり、かつその生産量が規制
を受けることになっているフロン113に代わる新溶剤
の開発にあり、第2の目的は前記新溶剤を使い全ての衣
料及び汚れに対して共用でき、それぞれに洗浄力を確保
すると共に、衣料に損傷を与えることのないドライクリ
ーニング装置(以下、ドライクリーナという。)を開発
することにある。
用化されていない。従って、最近の多様化する衣料素材
や加工形態に対応するためには、たとえばパークロルエ
チレンを使うドライクリーナとフロン113を使うドラ
イクリーナの2種類が必要となり、クリーニング業者に
とっては購入資金、スペース、設備要領等が増大し、メ
ンテナンス業務の繁雑化など極めて大きな負担となって
いる(発明が解決しようとする課題) 従って、本発明の第1の目的は従来の溶剤がもつ公害問
題を解決することにあり、とりわけそのうちでも現在大
きな社会問題に発展しつつあり、かつその生産量が規制
を受けることになっているフロン113に代わる新溶剤
の開発にあり、第2の目的は前記新溶剤を使い全ての衣
料及び汚れに対して共用でき、それぞれに洗浄力を確保
すると共に、衣料に損傷を与えることのないドライクリ
ーニング装置(以下、ドライクリーナという。)を開発
することにある。
(課題を解決するだめの手段及び作用)そこで、本発明
はオゾン層を破壊することがない、或いは生産量規制か
ら外されている新規の衣料洗浄用溶剤を選定するため、
鋭意衣料洗浄剤としての基本特性を研究し、現在、工業
的あるいは社内用として生産されている有機溶剤につい
て、従来、衣料の洗浄剤としては検討されたことのない
溶剤にまで調査範囲を広げ、新たな洗浄剤を見い出し、
公害の発生を掻力押え、かつその特性に基づいて洗浄力
を変化させ広範な衣料を安全に洗浄できるドライクリー
ニング方法及びそのための装置を開発したものである。
はオゾン層を破壊することがない、或いは生産量規制か
ら外されている新規の衣料洗浄用溶剤を選定するため、
鋭意衣料洗浄剤としての基本特性を研究し、現在、工業
的あるいは社内用として生産されている有機溶剤につい
て、従来、衣料の洗浄剤としては検討されたことのない
溶剤にまで調査範囲を広げ、新たな洗浄剤を見い出し、
公害の発生を掻力押え、かつその特性に基づいて洗浄力
を変化させ広範な衣料を安全に洗浄できるドライクリー
ニング方法及びそのための装置を開発したものである。
即ち、本発明では、まず大気中において容易に分解する
ことがfllL’lされ、かつ洗浄力の高いことが実験
により判明したフロン123(1,1ジクロロ−2,2
,2−トリフルオロエタン)を衣料洗浄剤の主体とする
ことにより、従来のフロン溶剤の致命的問題であるオゾ
ン層破壊問題を根本的に解決する手段とするものである
。
ことがfllL’lされ、かつ洗浄力の高いことが実験
により判明したフロン123(1,1ジクロロ−2,2
,2−トリフルオロエタン)を衣料洗浄剤の主体とする
ことにより、従来のフロン溶剤の致命的問題であるオゾ
ン層破壊問題を根本的に解決する手段とするものである
。
なお、フロン123のオゾン破壊力はフロン11を1と
したとき、0.05以下、即ち工/20以下とされてい
る。ただ、フロン123は沸点が比較的低い(28,7
℃)ことと、フロン123単独で洗浄を行うとデリケー
ト衣料に対して損傷を与え易いという物性があり、これ
らを補完するには他に適当な溶剤を混合することが好結
果を生むことを見い出した。この混合溶剤には不活性液
体として知られるパーフルオロカーボンが好適である。
したとき、0.05以下、即ち工/20以下とされてい
る。ただ、フロン123は沸点が比較的低い(28,7
℃)ことと、フロン123単独で洗浄を行うとデリケー
ト衣料に対して損傷を与え易いという物性があり、これ
らを補完するには他に適当な溶剤を混合することが好結
果を生むことを見い出した。この混合溶剤には不活性液
体として知られるパーフルオロカーボンが好適である。
更に、上記フロン123以外にも低毒性、不燃性であり
、ゴムやプラスチックなど高分子素材にほとんど影響を
与えないフロン112も、衣料洗浄剤の主体とすること
が可能であることが判明し、一方その欠点である洗浄力
不足および高凝固点を補うために、フロン112に少量
のパークロルエチレンを混合すると、従来使用されてい
る1、1,1. トリクロルエタン、パークロルエチレ
ン、フロン113、ターペンなどそれぞれがもつ欠点を
解消した溶剤が得られることも分った。
、ゴムやプラスチックなど高分子素材にほとんど影響を
与えないフロン112も、衣料洗浄剤の主体とすること
が可能であることが判明し、一方その欠点である洗浄力
不足および高凝固点を補うために、フロン112に少量
のパークロルエチレンを混合すると、従来使用されてい
る1、1,1. トリクロルエタン、パークロルエチレ
ン、フロン113、ターペンなどそれぞれがもつ欠点を
解消した溶剤が得られることも分った。
しかるに、上記各組合わせによる混合溶剤は、その混合
割合を変えると洗浄剤としての特性も変化するため、−
率の混合割合で使用する場合には多様な衣料、汚れに対
応できない。
割合を変えると洗浄剤としての特性も変化するため、−
率の混合割合で使用する場合には多様な衣料、汚れに対
応できない。
そこで、本発明では蒸留器に全凝縮液を戻す全還流回路
と、凝縮液の全還流状態で蒸留器内のガス温度を検知し
、設定値と比較する温度検出器と、同温度検出器の信号
により混合液のいずれか不足する溶剤の必要量を混合タ
ンク内に補給する供液装置とを具備することを特徴とす
るドライクリーニング装置を開発し、−台のドライクリ
ーナをもって多様な衣料汚れに対応できるようにした。
と、凝縮液の全還流状態で蒸留器内のガス温度を検知し
、設定値と比較する温度検出器と、同温度検出器の信号
により混合液のいずれか不足する溶剤の必要量を混合タ
ンク内に補給する供液装置とを具備することを特徴とす
るドライクリーニング装置を開発し、−台のドライクリ
ーナをもって多様な衣料汚れに対応できるようにした。
即ち、ドライクリーニング工程が終了した後、蒸留器に
一旦全凝縮液を戻し、この状態で蒸留器内のガス温度を
検知すると、同ガス温度に基づいて混合溶剤の混合比が
判明する。この混合比とガス温度の相関は予め実験等に
より決まっており、設定された値と比較して混合溶剤の
いずれかに過不足があると、自動的に必要量を補充する
。
一旦全凝縮液を戻し、この状態で蒸留器内のガス温度を
検知すると、同ガス温度に基づいて混合溶剤の混合比が
判明する。この混合比とガス温度の相関は予め実験等に
より決まっており、設定された値と比較して混合溶剤の
いずれかに過不足があると、自動的に必要量を補充する
。
こうして、本発明はドライクリーニング溶剤としてフロ
ン123とパーフルオロカーボン類(たとえば、パーフ
ルオロヘキサン等、その他パーフルオロシクロアルカン
、パーフルオロベンゼンを含む。)との混合液を使用す
ることにより、従来使われていたフロン溶剤の致命的欠
陥であるオゾン層破壊を防止することができ、またフロ
ン112に少量のパークロルエチレンを混合することに
より凝固点を下げることができるので、通常温度下でも
ドライクリーニング溶剤として十分に使用が可能となり
、強固な汚れ衣料からデリケート衣料に至るまで広範囲
な衣料の洗浄に対応することができるようになった。
ン123とパーフルオロカーボン類(たとえば、パーフ
ルオロヘキサン等、その他パーフルオロシクロアルカン
、パーフルオロベンゼンを含む。)との混合液を使用す
ることにより、従来使われていたフロン溶剤の致命的欠
陥であるオゾン層破壊を防止することができ、またフロ
ン112に少量のパークロルエチレンを混合することに
より凝固点を下げることができるので、通常温度下でも
ドライクリーニング溶剤として十分に使用が可能となり
、強固な汚れ衣料からデリケート衣料に至るまで広範囲
な衣料の洗浄に対応することができるようになった。
(実施例)
以下に、本発明の実施例について図面を参照しつつ詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本発明に係るドライクリーナの代表的な実施例
を示すものであるが、その説明に先立ち本発明のドライ
クリーニング溶剤の成分となるフロン123及びパーフ
ルオロカーボン類の一例であるパーフルオロヘキサンの
特性を第1表に示すと共に、フロン112の特性を第2
表に示し、これらの特性について説明する。
を示すものであるが、その説明に先立ち本発明のドライ
クリーニング溶剤の成分となるフロン123及びパーフ
ルオロカーボン類の一例であるパーフルオロヘキサンの
特性を第1表に示すと共に、フロン112の特性を第2
表に示し、これらの特性について説明する。
まず、フロン123については我が国では社内消費用と
して既に工業化されており、その将来用途としてアワ剤
、冷凍剤等の用途が検討されている。一方、これに混合
するパーフルオロヘキサン等のパーフルオロアルカン類
及びパーフルオロシクロアルカン類、パーフルオロベン
ゼン等のパーフルオロカーボンは熱媒として利用され、
その特徴は不活性で殆んどの油脂、樹脂に対して、また
かなりの有機溶剤に対して溶解力を示さず、僅かにフロ
ン系溶剤に対してのみ任意の割合で溶解するという特徴
があり、この点でもフロン123との組合せは特異なも
のとなる。
して既に工業化されており、その将来用途としてアワ剤
、冷凍剤等の用途が検討されている。一方、これに混合
するパーフルオロヘキサン等のパーフルオロアルカン類
及びパーフルオロシクロアルカン類、パーフルオロベン
ゼン等のパーフルオロカーボンは熱媒として利用され、
その特徴は不活性で殆んどの油脂、樹脂に対して、また
かなりの有機溶剤に対して溶解力を示さず、僅かにフロ
ン系溶剤に対してのみ任意の割合で溶解するという特徴
があり、この点でもフロン123との組合せは特異なも
のとなる。
第 1 表
本発明はフロン123の特性であるオゾン層の低破壊能
、非可燃性、生体に対する無毒性を生かし、衣料洗浄溶
剤としての利用可能性を洗浄力調整剤としてのパーフル
オロカーボン(たとえばパーフルオロヘキサン等)との
混合により引き出したものである。パーフルオロカーボ
ンとしては、パーフルオロヘキサンに代表されるパーフ
ルオロアルカン類、パーフルオロシクロヘキサンに代表
されるパーフルオロシクロアルカン類、パーフルオロベ
ンゼンに代表されるパーフルオロ芳香族類が挙げられる
。
、非可燃性、生体に対する無毒性を生かし、衣料洗浄溶
剤としての利用可能性を洗浄力調整剤としてのパーフル
オロカーボン(たとえばパーフルオロヘキサン等)との
混合により引き出したものである。パーフルオロカーボ
ンとしては、パーフルオロヘキサンに代表されるパーフ
ルオロアルカン類、パーフルオロシクロヘキサンに代表
されるパーフルオロシクロアルカン類、パーフルオロベ
ンゼンに代表されるパーフルオロ芳香族類が挙げられる
。
なお、フロン123は化学式CHCl2CFffで表わ
される物質で従来のフロン113と異なり、H原子が含
まれていることが特徴で、これが大気中での易分解性に
大きく寄与していると云われている。
される物質で従来のフロン113と異なり、H原子が含
まれていることが特徴で、これが大気中での易分解性に
大きく寄与していると云われている。
一方のドライクリーニング溶剤の主体となるフロン12
3は、従来電子部品などの金属洗浄や分散用冷媒体、冷
却剤、化学反応用溶媒などに用いられているものである
。
3は、従来電子部品などの金属洗浄や分散用冷媒体、冷
却剤、化学反応用溶媒などに用いられているものである
。
本発明はフロン112の物性のうち第2表のKB値70
、sp値8、凝固点26℃に特に着目し新規の衣料洗浄
溶剤としての可能性を鋭意研究した結果、既述したよう
な本発明に至ったものである。
、sp値8、凝固点26℃に特に着目し新規の衣料洗浄
溶剤としての可能性を鋭意研究した結果、既述したよう
な本発明に至ったものである。
(以下余白)
第
表
このように、本発明は従来のドライクリーニング溶剤で
なく、かつ現段階では衣料洗浄剤として知られていない
フロン123とパーフルオロカーボンの混合溶剤、又は
フロン112とパークロルエチレンの混合溶剤をそれぞ
れドライクリーニング溶剤として使用するものであるが
、以下にそのうちフロン123とパーフルオロヘキサン
との混合液を使用するドライクリーニング工程の例を第
1図に基づいて説明する。
なく、かつ現段階では衣料洗浄剤として知られていない
フロン123とパーフルオロカーボンの混合溶剤、又は
フロン112とパークロルエチレンの混合溶剤をそれぞ
れドライクリーニング溶剤として使用するものであるが
、以下にそのうちフロン123とパーフルオロヘキサン
との混合液を使用するドライクリーニング工程の例を第
1図に基づいて説明する。
さて、第1図において従来と相違する点は、まずオーバ
フロー付仕切板28を介して2槽に仕切られている溶剤
タンク3.24の中に入っている溶剤4が従来とは異な
りフロン123とパーフルオロアルカン類の一種である
パーフルオロヘキサンとの混合液であるという点にある
。また、装置の面からは第4図に示した従来装置に対し
て、本実施例装置では蒸留器15とコンデンサ27間に
全還流回路をバルブ32を介して設けると共に、蒸留器
15に内部温度を測定する温度検出端32を取付け、同
検出端32を温度検出器33に接続させている。また、
30は冷凍装置であり、同冷凍装230の蒸発管31は
溶剤タンク3と外部に設置されたフロン123補給タン
ク35とに内挿されて溶剤が常時5〜10℃に冷却され
る一方、前記溶剤タンク3とフロン123補給タンク3
5との間はポンプ36を介して給液管37で接続されて
おり、更にポンプ36は温度検出器34からケーブル3
8を介してON、OFFの制御を受けることになってい
る。その他の構造並びにドライクリーニング工程は既述
した従来のものと全く同様であるので、その詳細な説明
は割愛する。
フロー付仕切板28を介して2槽に仕切られている溶剤
タンク3.24の中に入っている溶剤4が従来とは異な
りフロン123とパーフルオロアルカン類の一種である
パーフルオロヘキサンとの混合液であるという点にある
。また、装置の面からは第4図に示した従来装置に対し
て、本実施例装置では蒸留器15とコンデンサ27間に
全還流回路をバルブ32を介して設けると共に、蒸留器
15に内部温度を測定する温度検出端32を取付け、同
検出端32を温度検出器33に接続させている。また、
30は冷凍装置であり、同冷凍装230の蒸発管31は
溶剤タンク3と外部に設置されたフロン123補給タン
ク35とに内挿されて溶剤が常時5〜10℃に冷却され
る一方、前記溶剤タンク3とフロン123補給タンク3
5との間はポンプ36を介して給液管37で接続されて
おり、更にポンプ36は温度検出器34からケーブル3
8を介してON、OFFの制御を受けることになってい
る。その他の構造並びにドライクリーニング工程は既述
した従来のものと全く同様であるので、その詳細な説明
は割愛する。
第2図は第1図の装置を用いてフロン123とパーフル
オロヘキサンの混合液の混合比を変えたときのカーボン
汚染布(日本油化学協会標準汚染布)の洗浄率変化と、
アクリル系糊で顔料を固着したプリント生地(商品名:
イミテーションスパンコール)の脱落度(40倍に拡大
し、画像処理装置で脱落率を計算)を示しているが、同
図より両溶剤の混合比を調整することにより、洗浄特性
、樹脂等の溶解特性が任意に調整できることが分る。
オロヘキサンの混合液の混合比を変えたときのカーボン
汚染布(日本油化学協会標準汚染布)の洗浄率変化と、
アクリル系糊で顔料を固着したプリント生地(商品名:
イミテーションスパンコール)の脱落度(40倍に拡大
し、画像処理装置で脱落率を計算)を示しているが、同
図より両溶剤の混合比を調整することにより、洗浄特性
、樹脂等の溶解特性が任意に調整できることが分る。
なお、ここでいう洗浄率は次式によって計算される。
W6 −W直
Wo :カーボン汚染布汚染前白布の白色度WI :カ
ーボン汚染布洗浄前白色度 Wz :カーボン汚染布洗浄後白色度 以上の結果から、本発明者などは上記2液体の混合比を
適正に選定することにより、それぞれ従来のフロン11
3、パークロルエチレンと同等の洗浄力(特にデリケー
ト衣料に対する影響力に注目)に等しくできることを見
い出したものである。因みに従来溶剤の洗浄率15%〜
20%と同等の洗浄率を有する溶剤とするには、フロン
123とパーフルオロヘキサンの混合溶剤では、フロン
123の混合比を約24〜27vo1%にすればよく、
脱落率も15%程度に納まる。かくして、本発明では被
洗物の洗浄要求特性によって、その混合比を使い分けれ
ば良いことが分る。
ーボン汚染布洗浄前白色度 Wz :カーボン汚染布洗浄後白色度 以上の結果から、本発明者などは上記2液体の混合比を
適正に選定することにより、それぞれ従来のフロン11
3、パークロルエチレンと同等の洗浄力(特にデリケー
ト衣料に対する影響力に注目)に等しくできることを見
い出したものである。因みに従来溶剤の洗浄率15%〜
20%と同等の洗浄率を有する溶剤とするには、フロン
123とパーフルオロヘキサンの混合溶剤では、フロン
123の混合比を約24〜27vo1%にすればよく、
脱落率も15%程度に納まる。かくして、本発明では被
洗物の洗浄要求特性によって、その混合比を使い分けれ
ば良いことが分る。
ところで、フロン123とパーフルオロヘキサンの組合
わせでは、フロン123の方が沸点が低く、ロス量もバ
ー、フルオロヘキサンに比べて多くなるため、長時間の
溶剤使用によって溶剤の組成がくずれ、フロン123の
割合が減少してくる。このため、溶剤の組成が許容範囲
を越えたら、フロン123を補給する必要があるが、上
記溶剤の組成変化は蒸留器15内での溶剤沸騰開始温度
を検出することによって判定できる。
わせでは、フロン123の方が沸点が低く、ロス量もバ
ー、フルオロヘキサンに比べて多くなるため、長時間の
溶剤使用によって溶剤の組成がくずれ、フロン123の
割合が減少してくる。このため、溶剤の組成が許容範囲
を越えたら、フロン123を補給する必要があるが、上
記溶剤の組成変化は蒸留器15内での溶剤沸騰開始温度
を検出することによって判定できる。
すなわち、フロン123が100%では28゜7%、パ
ーフルオロヘキサンが100%では59℃で両者の混合
液の沸点はその混合割合によって、28.7℃から59
℃の間にならぶことになる。
ーフルオロヘキサンが100%では59℃で両者の混合
液の沸点はその混合割合によって、28.7℃から59
℃の間にならぶことになる。
但し、一般の蒸留では上記混合液の場合、フロン123
の方が早く蒸発するから、蒸留液の組成は徐々にパーフ
ルオロヘキサンの割合が増えていき、沸点も順次上昇す
る。
の方が早く蒸発するから、蒸留液の組成は徐々にパーフ
ルオロヘキサンの割合が増えていき、沸点も順次上昇す
る。
このため、単に蒸留温度を測定しているだけでは、組成
は正確に知ることはできず、本発明のようにコンデンサ
27で凝縮した液を全て蒸留器15に戻し、蒸留器15
内の液組成を一定に保つことによってのみ安定した沸騰
温度が測定でき、溶剤組成に換算できることになる。
は正確に知ることはできず、本発明のようにコンデンサ
27で凝縮した液を全て蒸留器15に戻し、蒸留器15
内の液組成を一定に保つことによってのみ安定した沸騰
温度が測定でき、溶剤組成に換算できることになる。
そこで、本実施例では第1図に示す装置を使い、クリー
ニング工程の終了と同時に次の操作が行われる。
ニング工程の終了と同時に次の操作が行われる。
■ 蒸留器15に溶剤4が流入すると全還流回路のバル
ブ32が開となる。
ブ32が開となる。
■ 蒸留器15内の温度は徐々に上昇し、溶剤4が蒸発
し始め、コンデンサ27で凝縮した液が再び全還流回路
のバルブ32を介して蒸留器15に戻る。いわゆる全還
流が始まると、蒸留器15内の温度は一定となる。
し始め、コンデンサ27で凝縮した液が再び全還流回路
のバルブ32を介して蒸留器15に戻る。いわゆる全還
流が始まると、蒸留器15内の温度は一定となる。
■ 蒸留器15内の温度検出端33の測定温度と温度検
出器34の予め設定した温度とを比較し、測定温度が設
定温度より低ければ溶剤組成の変化は許容範囲内にある
と判断され、フロン123補給タンク35からのフロン
123の補給は行なわれない。
出器34の予め設定した温度とを比較し、測定温度が設
定温度より低ければ溶剤組成の変化は許容範囲内にある
と判断され、フロン123補給タンク35からのフロン
123の補給は行なわれない。
■ 逆に測定温度が設定温度と等しいか、それ以上のと
きは、ケーブル38を介してポンプ36を一定時間(図
示せぬタイマ等で設定される。)運転し、フロン123
補給タンク35からフロン123が給液管36を介して
溶剤タンク24に補給され、溶剤4の沸点を許容範囲内
に引き下げるようにする。
きは、ケーブル38を介してポンプ36を一定時間(図
示せぬタイマ等で設定される。)運転し、フロン123
補給タンク35からフロン123が給液管36を介して
溶剤タンク24に補給され、溶剤4の沸点を許容範囲内
に引き下げるようにする。
■ と記沸点検出後は全還流回路のバルブ32は閉とし
、正規の蒸留を行う。
、正規の蒸留を行う。
かくシ、で、フロン123とパーフルオロカーボンとの
各混合比の異なる数種の混合液が上記装置の如く準備で
きれば、衣料用の低公害新規溶剤として十分に従来の各
種溶剤の代替となり得るものとなる。
各混合比の異なる数種の混合液が上記装置の如く準備で
きれば、衣料用の低公害新規溶剤として十分に従来の各
種溶剤の代替となり得るものとなる。
なお、本実施例ではパーフルオロアルカン類等の実施例
としてパーフルオロヘキサンのケースを説明したが、他
のたとえば、パーフルオロシクロアルカン類であるパー
フルオロシクロヘキサン、あるいはベンゼン系のパーフ
ルオロベンゼン等でも同等の効果が得られる。
としてパーフルオロヘキサンのケースを説明したが、他
のたとえば、パーフルオロシクロアルカン類であるパー
フルオロシクロヘキサン、あるいはベンゼン系のパーフ
ルオロベンゼン等でも同等の効果が得られる。
次に、本発明に適用されるドライクリーニング溶剤の他
の例であるフロン112とパークロルエチレンを溶剤と
して使用する場合の実施例について説明する。
の例であるフロン112とパークロルエチレンを溶剤と
して使用する場合の実施例について説明する。
先ず、フロン112は第2表から明らかなように、凝固
点が26℃であることにより盛夏以外は常温で凝固する
ため、洗浄溶剤としては実用が極めて困難で、これが洗
浄溶剤として普及し得なかった最大の原因であった。そ
こで、本発明者らは、フロン112に従来の溶剤である
パークロルエチレンを少量混合すると凝固点が大幅に低
下することに着目し、これを実験により確認した上でよ
うやく実用化にこぎ付けたものである。即ち、フロン1
12及びパークロルエチレン混合比と、混合液の凝固点
との関係を第3図に示す。
点が26℃であることにより盛夏以外は常温で凝固する
ため、洗浄溶剤としては実用が極めて困難で、これが洗
浄溶剤として普及し得なかった最大の原因であった。そ
こで、本発明者らは、フロン112に従来の溶剤である
パークロルエチレンを少量混合すると凝固点が大幅に低
下することに着目し、これを実験により確認した上でよ
うやく実用化にこぎ付けたものである。即ち、フロン1
12及びパークロルエチレン混合比と、混合液の凝固点
との関係を第3図に示す。
同図からフロン112の凝固点26℃が、パークロルエ
チレンを10 vo1%を混合することにより4℃に、
15vo1%混合することにより8℃に低下し、冬期寒
冷地でも室内に設置されるドライクリーニング溶剤とし
て十分実用に耐え得るようになる。なお、参考のため同
じ〈従来溶剤である1、1,1. トリクロルエタンを
フロン112に混合した場合の凝固点変化についても同
図に示したが、パークロルエチレン混合に比べ凝固点変
化が極端に少ないことが分る。即ち、フロン112には
パークロルエチレンを混合することが有効であり、しか
もパークロルエチレンを少量添加するだけで凝固点の低
いフロン112混合溶剤が得られ、公害上の問題からも
十分に対処し得るものである。
チレンを10 vo1%を混合することにより4℃に、
15vo1%混合することにより8℃に低下し、冬期寒
冷地でも室内に設置されるドライクリーニング溶剤とし
て十分実用に耐え得るようになる。なお、参考のため同
じ〈従来溶剤である1、1,1. トリクロルエタンを
フロン112に混合した場合の凝固点変化についても同
図に示したが、パークロルエチレン混合に比べ凝固点変
化が極端に少ないことが分る。即ち、フロン112には
パークロルエチレンを混合することが有効であり、しか
もパークロルエチレンを少量添加するだけで凝固点の低
いフロン112混合溶剤が得られ、公害上の問題からも
十分に対処し得るものである。
また、フロン112による衣料の洗浄性及び溶剤の樹脂
溶解性から来るデリケート衣料素材の溶解損傷事故につ
いては、第2表に示すフロン112のKB値70、sp
値8.0からも推定できるように、従来溶剤のフロン1
13とパークロルエチレンの中間の衣料洗浄性、樹脂溶
解性をもつ特異な洗浄溶剤で、デリケート衣料にも強固
な汚れ衣料にも対応できる優れた洗浄性能を有すること
が分る。
溶解性から来るデリケート衣料素材の溶解損傷事故につ
いては、第2表に示すフロン112のKB値70、sp
値8.0からも推定できるように、従来溶剤のフロン1
13とパークロルエチレンの中間の衣料洗浄性、樹脂溶
解性をもつ特異な洗浄溶剤で、デリケート衣料にも強固
な汚れ衣料にも対応できる優れた洗浄性能を有すること
が分る。
ここで、上記KB値(カウリ ブタノール値)は溶解力
を表わす一つの性質として用いられ、この値の大きなも
の程溶解力の強い溶剤であることを示す。SP値(溶解
パラメータ)は溶剤の内部圧の大きさを示すもので一般
的には数値の大きい程多くの樹脂類を溶解し易い傾向が
ある。
を表わす一つの性質として用いられ、この値の大きなも
の程溶解力の強い溶剤であることを示す。SP値(溶解
パラメータ)は溶剤の内部圧の大きさを示すもので一般
的には数値の大きい程多くの樹脂類を溶解し易い傾向が
ある。
因みにフロン113はKB値31、SP値7.2、パー
クロルエチレンはKBBeO2SP値9.3、フロン1
1はKBBeO0、SP値7.5である。
クロルエチレンはKBBeO2SP値9.3、フロン1
1はKBBeO0、SP値7.5である。
フロン112にパークロルエチレンを混合することによ
り、混合溶剤のKB値、SP値は当然のことながらその
混合比率により異なってくるもので、両者間の任意の値
となるが、パークロルエチレンの混合比率が少ない範囲
ではほぼフロン112に近い値を示す。なお、大きな洗
浄力を必要とする場合はパークロルエチレン混合比率を
増加することでこれに対応することが可能であることは
勿論である。
り、混合溶剤のKB値、SP値は当然のことながらその
混合比率により異なってくるもので、両者間の任意の値
となるが、パークロルエチレンの混合比率が少ない範囲
ではほぼフロン112に近い値を示す。なお、大きな洗
浄力を必要とする場合はパークロルエチレン混合比率を
増加することでこれに対応することが可能であることは
勿論である。
このフロン112とパークロルエチレンとの混合液をド
ライクリーニング溶剤とする場合も第1図の装置が使用
できるもので、ドライクリニング工程終了時に既述した
と同様の操作により各回毎に混合比がチエツクされ、そ
の過不足分につき不足分の溶剤が補充される。
ライクリーニング溶剤とする場合も第1図の装置が使用
できるもので、ドライクリニング工程終了時に既述した
と同様の操作により各回毎に混合比がチエツクされ、そ
の過不足分につき不足分の溶剤が補充される。
なお、上記実施例とも、予め混合比の定まった混合溶剤
を一槽の溶剤タンクに収納して用いる例を中心に説明し
ているが、本発明は上記実施例に限るものではなく、例
えば異なる溶剤をそれぞれ独立したタンクに収納してお
き、その混合液を処理ドラムに供給するときは、例えば
別に設置された混合タンクを介して一定比率に混合する
ように構成することも可能である。
を一槽の溶剤タンクに収納して用いる例を中心に説明し
ているが、本発明は上記実施例に限るものではなく、例
えば異なる溶剤をそれぞれ独立したタンクに収納してお
き、その混合液を処理ドラムに供給するときは、例えば
別に設置された混合タンクを介して一定比率に混合する
ように構成することも可能である。
(発明の効果)
以上、詳細に説明した如く本発明によれば、従来、衣料
洗浄剤としては全く顧みられなかったフロン123とフ
ロン112を衣料洗浄剤の主溶剤として採用し、同時に
それぞれの溶剤を特定の混合液と共に使用することによ
り、フロン123又はフロン112を単独で使用する場
合の欠点を補い、かつ実用化が可能になったものである
。
洗浄剤としては全く顧みられなかったフロン123とフ
ロン112を衣料洗浄剤の主溶剤として採用し、同時に
それぞれの溶剤を特定の混合液と共に使用することによ
り、フロン123又はフロン112を単独で使用する場
合の欠点を補い、かつ実用化が可能になったものである
。
即ち、第1請求項記載の発明にあっては、空気中で分解
し易く、オゾン層を破壊する戊れのないフロン123と
、不活性液体であるパーフルオロアルカン類、パーフル
オロシクロアルカン類、パーフルオロベンゼン等の液状
パーフルオロカーボンとを混合し洗浄剤として使用する
ため、各種公害を発生させることがな(、また両者の混
合比を適宜選定することにより、洗浄力の点及び衣料損
傷防止の点で従来の各種溶剤に代替でき、デリケート衣
料から汚れのひどい衣料に至るまで安全、かつ広範囲に
洗浄が可能となる。
し易く、オゾン層を破壊する戊れのないフロン123と
、不活性液体であるパーフルオロアルカン類、パーフル
オロシクロアルカン類、パーフルオロベンゼン等の液状
パーフルオロカーボンとを混合し洗浄剤として使用する
ため、各種公害を発生させることがな(、また両者の混
合比を適宜選定することにより、洗浄力の点及び衣料損
傷防止の点で従来の各種溶剤に代替でき、デリケート衣
料から汚れのひどい衣料に至るまで安全、かつ広範囲に
洗浄が可能となる。
また、第2請求項記載の発明にあっては、生産規制等が
加わらないフロン112を使用するものであるが、フロ
ン112は凝固点が高いため単独使用が困難であるため
、このフロン112に少量のパークロルエチレンを混合
することで凝固点が下がり、常温において流動性をもた
せた状態で、かつ洗浄力の向上が計れる。また、パーク
ロルエチレンの使用量も十分に少量で済むため汚染によ
る公害等が低減できる上に、洗浄力の調整もその混合比
を変えることで簡単に調整ができるため、デリケート衣
料から汚れのひどい衣料まで十分に対応できる。
加わらないフロン112を使用するものであるが、フロ
ン112は凝固点が高いため単独使用が困難であるため
、このフロン112に少量のパークロルエチレンを混合
することで凝固点が下がり、常温において流動性をもた
せた状態で、かつ洗浄力の向上が計れる。また、パーク
ロルエチレンの使用量も十分に少量で済むため汚染によ
る公害等が低減できる上に、洗浄力の調整もその混合比
を変えることで簡単に調整ができるため、デリケート衣
料から汚れのひどい衣料まで十分に対応できる。
更に、第3請求項記載の発明は1.L記混合液を洗浄剤
として使用するドライクリーナに適するもので、特にそ
の混合比を任意に設定でき、かつ設定混合比を自動的に
維持させ得る構成となっているため、多様な混合比に対
応でき、従って一台のドライクリーナをもって広範囲な
衣料の洗浄が可能となる。
として使用するドライクリーナに適するもので、特にそ
の混合比を任意に設定でき、かつ設定混合比を自動的に
維持させ得る構成となっているため、多様な混合比に対
応でき、従って一台のドライクリーナをもって広範囲な
衣料の洗浄が可能となる。
第1図は本発明に係る代表的な実施例を示すドライクリ
ーナの全構成図、第2図はフロン123とパーフルオロ
ヘキサンの混合比に対する洗浄率及び脱落率の相関図、
第3図はフロン112とトリクロルエタン及びパークロ
ルエチレンの混合比に対する混合液の凝固点変化を示す
相関図、第4図乃至第6図は異なる態様をもつドライク
リーナの構成図である。 図の主要部分の説明 3.24・−・?8剤タンク 4−溶剤(混合液) 15・−・蒸留器 27− コンデンサ 冷凍装置 31−蒸発器 バルブ 34−温度検出器 35−・・(溶剤)補給タンク 特 許 出 願 人 三菱重工業株式会社 第2図 パつル木ハキサンICX) あ 印 混合湿剤I (VOL%) 手 3禿 補 正 妾I 昭和63年12月21日
ーナの全構成図、第2図はフロン123とパーフルオロ
ヘキサンの混合比に対する洗浄率及び脱落率の相関図、
第3図はフロン112とトリクロルエタン及びパークロ
ルエチレンの混合比に対する混合液の凝固点変化を示す
相関図、第4図乃至第6図は異なる態様をもつドライク
リーナの構成図である。 図の主要部分の説明 3.24・−・?8剤タンク 4−溶剤(混合液) 15・−・蒸留器 27− コンデンサ 冷凍装置 31−蒸発器 バルブ 34−温度検出器 35−・・(溶剤)補給タンク 特 許 出 願 人 三菱重工業株式会社 第2図 パつル木ハキサンICX) あ 印 混合湿剤I (VOL%) 手 3禿 補 正 妾I 昭和63年12月21日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、衣料の洗浄溶剤として、1,1−ジクロロ−2,2
,2−トリフルオロエタンと不活性液状物であるパーフ
ルオロカーボンとの混合液を使 用することを特徴とするドライクリーニン グ方法。 2、衣料の洗浄溶剤として、テトラクロロジフルオロエ
タンとパークロルエチレンとの混 合液を使用することを特徴とするドライク リーニング方法。 3、蒸留器に全凝縮液を戻す全還流回路と、凝縮液の全
還流状態で蒸留器内のガス温度を 検知し、設定値と比較する温度検出器と、 同温度検出器の信号により混合液のいずれ か不足する溶剤の必要量を混合タンク内に 補給する供液装置とを具備することを特徴 とするドライクリーニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63277378A JPH02127561A (ja) | 1988-11-04 | 1988-11-04 | ドライクリーニング方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63277378A JPH02127561A (ja) | 1988-11-04 | 1988-11-04 | ドライクリーニング方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02127561A true JPH02127561A (ja) | 1990-05-16 |
Family
ID=17582692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63277378A Pending JPH02127561A (ja) | 1988-11-04 | 1988-11-04 | ドライクリーニング方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02127561A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04118000A (ja) * | 1990-09-10 | 1992-04-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ドライクリーニング方法 |
-
1988
- 1988-11-04 JP JP63277378A patent/JPH02127561A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04118000A (ja) * | 1990-09-10 | 1992-04-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ドライクリーニング方法 |
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