JPH02132182A - 防火用目地材 - Google Patents

防火用目地材

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JPH02132182A
JPH02132182A JP28630788A JP28630788A JPH02132182A JP H02132182 A JPH02132182 A JP H02132182A JP 28630788 A JP28630788 A JP 28630788A JP 28630788 A JP28630788 A JP 28630788A JP H02132182 A JPH02132182 A JP H02132182A
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JP
Japan
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emulsion
joint material
fire prevention
joint
fire
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Application number
JP28630788A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Yasuda
安田 哲夫
Hiroshi Iizuka
弘 飯塚
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SANKIN TOKUSHU TORYO KK
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
SANKIN TOKUSHU TORYO KK
National House Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、防火用目地材に関し、詳しくは、目地部分
(目地部)に挿入(注入)されて同部の防火性能を向上
させる防火用目地材に関するものである。
〔従来の技術〕
住宅等の外壁構造には、石綿スレートやALC(オート
クレープ養生軽量気泡コンクリート)板等からなるパネ
ル状の外装材を敷き詰める式のものがある。このような
パネル構造の外壁の防火性を向上させて、実際の火災時
の延焼を防止するためには、外装材自体の防火性を高め
るのは勿論のことであるが、外装}」同士の継目になる
目地部の防火性についても考える必要がある。すなわち
、目地部では、可燃性の木材等からなる目地下地材(間
柱,胴縁等)が露出しているため、いくら外装材自体が
優れた防火材料で構成されていたとしても、火災時には
、目地部から上記可燃性の目地下地材へと炎がまわり、
そこから延焼してしまうからである。
そのため、従来、目地部に防火セFを付与してこうした
延焼を防止するため、その目地幅に合わせて裁断した発
泡石綿体(たとえば商品名『リトフレックスjニチアス
GI1)製)等を目地部底部に圧縮挿入して上記目地下
地材の露出部分を塞き゛、その上から、防水性等を付与
するためにコーキング仕上げをする、という方法が採用
されてきた。
しかしながら、目地幅というのは、製造時に生じる±2
1m程度の誤差を有するため、上記方法では、それに応
して幅寸法の異なる2〜3種類の発泡石綿体を用意しな
ければならない。さらに、それらが若干でも目地幅より
大きめである場合は、目地部への挿入が困難であり、反
対に、目地幅より小さいものであれば、隙間が生じて可
燃性L1地下地材が露出してしまうことから、石綿発泡
体は非常に厳密に裁断される必要がある。
そこで、発明者らは、このような手間のかかろ面{a1
な作業を必要とせずに、効率よく目地部に防火性を付与
することを検討し、先に、加熱により発泡断熱層となる
発泡型防火塗料層を「1地部に設けることの有効性を而
認して、先に特許出願を行っている(特願昭62−33
5007号)。すなわち、従来の上記石綿発泡体の代わ
りにこの発泡型防火塗料層を目地部に設けることにより
、極めて容易に、優れた防火性が付与されるのである7
、〔発明が解決しようとする課題〕 ところが、七記発泡型防火塗料について、さらに8’P
 L, <検討した結果、得られる乾燥塗膜の伺着性と
伸長,伸延性については、未だ充分とはいえないことが
判明した。すなわち、実際の火災時、あるいは防火試験
を行った場合に、高熱によって外装材に反りや脱水収縮
が起こり、いわゆる目地開きが発生ずる。したがって、
目地部に挿入される防火塗料は、この目地開きに追随し
て伸長,伸延するとともに、乾燥塗膜にクランク,ワレ
等が発生しないことが大切であり、こうした性能が不充
分な防火塗料であれば、目地部からの延焼を充分に防止
できないとともに、発泡が部分的で不均一なものとなり
、防火性能が充分に発揮されないのである。
以上の事情に鑑み、この発明は、付着性,伸延性に優れ
た防火層(膜)を形成できる防火用目地材を提供するこ
とを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、この発明は、少なくとも炭化
膨張剤,脱水触媒およびエマルジョン型展色剤を含む防
火用目地材であって、前記エマルジョン型展色剤として
、25゜Cで液状ないし半固形状のエボキシ樹脂(以下
、r E P jと記す)のエマルジョンおよび/また
はボリブテン樹脂(以下、rPBJと記す)のエマルジ
ョンが含まれているようにする。
−1一記E I)エマルジョンおよび/またはPBエマ
ルジョンは、15正量%(以下、単に1%」と記す)以
上含まれていることが好ましい。
さらに、この発明にかかる防火用目地材は、エマルジョ
ン型展色剤として、塩化ビニルー酢酸ビニル−エヂレン
共重合体(以下、[VVEJと記す)エマルジョンを併
せて含んでいることが好ましい。
脱水触媒としては、20℃の水に対する溶解率が5%以
下であるポリリン酸アンモニウムが用いられていること
が好ましい。
顔料としては、加熱により水蒸気を放出する無機化合物
を用いることが好ましい。
また、ダレ防止剤として、デンプンを含んでいてもよい
以上の、この発明にかかる防火用目地材は、粘度が1万
〜15万cpsに調整されていることが通当である。
〔作   用〕
請求項1記載の発明にかかる防火用目地材は、加熱によ
り膨張および炭化して熱を遮断する断熱層として働く発
泡層を形成する炭化膨張剤、上記炭化層を形成する物質
に脱水作用を起こさせて炭化させる脱水触媒、および目
地材のビヒクル(rilc色剤)として被着物に付着し
て連続した皮膜を形成するエマルジョン型展色剤の3成
分を必須構成成分としており、それらの上記各作用によ
り、目地部に挿入されて防火層を形成できる、水溶性の
目地材となっている。エマルジョン型展色剤としての上
記EPエマルジョン,PBエマルジョンは、共に、液状
ないし半固形状であることから、目地材乾燥膜に優れた
付着性および伸延,伸長性を付与し、外装材等の目地開
きへの充分な対応を可能とする。換言すると、粉末ある
いはフレーク状の固形状樹脂では、仮に有機溶剤等で溶
解させてから水と合わせてエマルジョン化しても、乾燥
すると固形に戻ってしまうことから、外装材等への付着
性および伸延性を期待できないのである。
請求項2記載の発明によれば、上記BP,PBエマルジ
ョンが15%以上含まれているため、上記付着性および
伸延,伸長性付与効果は一層顕著なものとなる。
請求項3記載の発明によれば、エマルジョン型展色剤と
してV V Eエマルジョンが併用されているため、目
地材の造股性および目地材防火層の耐水性が向上する。
また、加熱によりVVB中の塩化ビニルに由来する塩素
ガスが発生するのであるが、これが消化性であって燃焼
・炭化を遅くする作用を有するとともに、発泡剤として
の役割も果たす。
請求項4記栽の発明によれば、脱水触媒として水に対す
る溶解度の低い、たとえば20゜Cの水に対する熔解率
が5%以下であるポリリン酸アンモニウムが用いられて
いる。したがって、この目地材が外壁や屋根等の外回り
に使用された際にも、脱水触媒自身が雨水等に熔けて流
出してしまうことなく、長期にわたる脱水触媒作用が保
証されるため、目地材自身の耐水性が向上する。その結
果、必要に応じて目地材上に施工される防水シーラント
等の効果と相まって、長期の防火性能が期待できる。ま
た、ポリリン酸アンモニウムからは、加熱によりアンモ
ニアガスが発生するため、発泡剤としての作用も有して
いる。
請求項5記載の発明によれば、顔料として加熱により水
蒸気を放出する無機化合物が用いられているため、燃焼
時に顔料から発生する水蒸気が燃焼・炭化を抑制すると
共に、有効な発泡剤としても作用する。また、燃焼試験
による防火用目地材層の裏面温度についてみれば、水蒸
気が発生する分、裏面温度がIQQ℃に留まる時間が長
くなることから、発泡完了までに長時間かかるようにな
り、下地材の温度上昇を抑えることができる。
請求項6記載の発明によれば、デンプンが含まれている
ため、これが炭化剤として働いて難燃効果を与えると共
に、ダレ防止剤あるいは増粘剤(もしくは粘度調整剤)
としての効果を発揮する。
しかも、このダレ防止剤は、目地材の発泡性を阻害する
ことがない。したがって、防火用目地材の発泡.膨張に
伴って発泡層が垂れ、その部分が薄くなって断熱効果が
低下する、という思れがな《なり、良好な発泡性が維持
された強固な発泡炭化膜が形成される。
さらに、請求項7記載の発明によれば、防火用目地材の
粘度が1万〜15万cpsに調整されているため、縦.
横向きの目地部に挿入してもダレたリせず、かつ、発泡
,膨張が阻害されることもなく、発泡・膨張倍率の大き
な炭化層の形成が可能となるのである。
〔実 施 例〕
以下に、この発明を詳しく説明する。
まず、エマルジョン型展色剤としては、上記のように、
EPエマルジョンおよび/またはPBエマルジョンが用
いられる。上記EPとしては、25℃で液状ないし半固
形状を呈する分子量範囲のものが選ばれ、たとえば、2
5℃で液状であるビスフェノールA型,ビスフェノール
F型,タレゾールノボランク型.多価アルコールエーテ
ル型等の各EPや、これらのウレタン.液状ゴム等によ
る変性BP等の1種以上が好ましく用いられるが、同例
示に限定されることはない。市販品では、三井石油化学
工業@製『エポミノクR−139, I?−140, 
R−144J 、シェル石油化学側製『エピコート82
7, 828, 834 J等を好ましく使用できる。
他方、PBとしては、たとえば、液状で市販されている
出光石油化学i製『出光ポリブテンエマルジョン300
HEM−75AS(平均分子ffll450),r出光
ポリフテンエマルジョン200011HM−75AS 
(平均分子量2400)等を好ましく使用できるが、特
に限定されることはない。なお、半固形状とは、液状で
も固形状でもない、その中間の状態を示しており、たと
えば、容器に入れられた場合、横にして流し出そうとし
てもすぐに変形して流れ出すことはないが、長時間放置
すると流れ出す状態であって、もちろん、エマルジョン
化も可能である。エポキシ樹脂については、粘度200
万cps以上のものが該当する。
上記EPエマルジョンおよび/またば}) B Iマル
ジョンは、上述のように、一般的には15%以上含まれ
ていることが好ましいが、この範囲に限定されることは
なく、防火用目地材を適用する目地部を構成する外装材
の収縮度合いに応して、すなわち、収縮度合いの大きな
外装材の場合は多めに、反対に収縮度合いの小さな外装
ロの場合は少なめに、適宜配合量を設定すればよい。
展色剤としては、」一記EP,PBエマルジョンに加え
て、V V Eエマルジョンが併用されることが−屓好
ましい。このVV}Bの組成は、塩化ビニル30〜60
%,酢酸ビニル30〜60%,エチレン5〜22%程度
であることが適切である。このような条件を満たず市販
品としては、ヘキス1・合成1’l2)製『モビニール
ll7E. 190E, 191E, 123[E,1
30E J等が挙げられ、なかでも、同117E, 1
90Eの2種が発泡倍率の向上に有りjである。
さらに必要に応じては、その他のエマルジョン型展色剤
を用いることも可能である。ただし、アクリル樹脂系エ
マルジョンは燃焼速度が大きい、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共ffi合体系エマルジョンでは得られる塗膜が硬く
て脆い、塩化ビニルーエチレン共重合体系エマルジョン
は造膜性に乏しいといった問題が個々に生じる恐れがあ
るため、それぞれの使用量や組み合わせ等に留意して用
いることが推奨される。
脱水触媒については、上記のように、溶解度の低い(2
0゜Cの水に対する溶解率が5%以下)ポリリン酸アン
モニウムを用いることが好ましい。
市販品としては、たとえば住友化学工業■製『スミセー
フPMJ等を好ましく使用できる。なお、上記20゛C
の水に対する溶解率とは、すなわち、100c.cの水
(20℃)中にポリリン酸アンモニウムIOJを入れ、
30分間振とうした後のl容出率を測定して求めた値で
ある。ポリリン酸アンモニウムの同熔解率が20%以上
であれば、長期の耐水性試験(デューサイクル試験50
0時間,低温・高温・高湿繰り返し試験50サイクル)
6こ際して、充分な発泡性を維持することができない。
なお、この発明では、上記ポリリン酸アンモr一ウム以
外の脱水触媒を用いることも勿論可能である。たとえば
、防火用目地材自身の耐水性が問題とされない場合、あ
るいは、目地材防火層上にさらに防水屓を形成する場合
等には、このポリリン酸アンモニウムの溶解度等は問題
にはならず、その他の脱水触媒、具体的には、不燃性の
無機質リン酸脱を形成できる各種無機リン酸塩(第一リ
ン酸塩,第二リン酸塩,第三リン酸塩等)系のもの等を
任意に選択することができる。以上の脱水触媒は、単独
で用いられる他、複数種が併用されてもよい。
炭化膨張剤については、たとえば、ペンタエリスリトー
ル,ジペンクエリスリトール,1・リベンタエリスリト
ール等の多価アルコール類1種以上を用いることが好ま
しいが、これらに限定されることはない。
この発明にかかる防火用[]地材は、以上の3成分を必
須構成成分とするが、その他にも、各種顔料,ダレ防l
i−剤(増粘剤),発泡剤,分散剤,造股助剤,可塑剤
,防腐・防かび剤,消泡剤等を、必要に応じて含有する
ことができる。
顔料としては、難燃性を有する無機系のものなどが適宜
選択され、たとえば、チタン白.カーボンブラック等の
着色顔料やタルク,炭酸カルシウム.バライト,マイ力
,カオリン,珪砂粉等の体質顔料等が挙げられる。なか
でも、上述のように加熱により水蒸気を放出する無機化
合物、たとえば無機化合物の水和物を用いることが好ま
しい。
具体的には、水酸化アルミニウム水和物,含水型のカオ
リン等が通例として挙げられる。同水酸化アルミニウム
の場合は、30〜33%程度の結晶水を含んでおり、加
熱により容易にこの結晶水を失って酸化物となる。カオ
リンでは、約14%の水が含まれており、約450℃で
脱水してメタカオリンとなる。もちろん、加熱により水
蒸気を放出する無機化合物としては、上記2種以外にも
、たとえば、 ・リン酸水素カルシウム(第二リン酸カルシウム)  
: CaHPO4・211tO ・ヘクトライト: Na*.in(Mgs.t4Lie
.am)SisOz*(On)4・nnzo ?亜硫酸ナトリウム七水和物: NatSOx・71h
O・エトリンジャイト:Caa^Is (So4) *
 (OH) ! ・2611tO・明雰石(アルナイト
ーAlunite) : KgO・3^1−Os・4S
ins・6H20 ・水滑石(ブルース石= Bruci te) : M
gOII*・ダイアスボア;^ltos・H.0 ・ギブス石(水穿石,ハイドラーギライト= Hydr
argillite): 八1i0x・3HJ・カオリ
ナイト: A120.・2SiO■・2H20・モンモ
リロナイト: AI2os・4SiOz・6H■0・蛇
紋石: 3Mg0・2SiO■・21110・消石灰:
 Ca (Oil) t ・石膏: CaS04・211aO 等を好ましく使用できる。なお、水和物の場合でも、水
の含まれ方については、結晶水として含まれる他、水分
子の形で単に含まれていたり包接されていたりしてもよ
く、その形態は特に限定はされない。他方、顔料として
ケイ酸カルシウム等の繊維質のものが用いられていれば
、燃焼中の垂れ防止に効果的である。
また、この発明の防火用目地材には、上述のように、ダ
レ防止剤あるいは増粘剤として、デンプンが含まれてお
り、目地材粘度が所定の範囲に調整されていることが好
ましいのであるが、もちろん、その他の増粘剤(メチル
セルロース.カルボキシメチルセルロース,各種アクリ
ルエマルジョン等)を単独で使用してもよいし、あるい
はデンブンと併せて用いてもよい。なお、この発明にお
けるデンプンとしては、モノエステル型のリン酸デンプ
ン(置換度0.02〜0.2%程度)が好ましいが、こ
れに限定されることはない。
発泡剤については、加熱により窒素,二酸化炭素,アン
モニア,水蒸気,酸素,水素等のガスを発生するもので
あれば、必要に応じて任意に用いることができる。ただ
し、上記エマルジョン展色剤との混合安定性が良好で、
反応等が生じないものを選択することが好ましい。たと
えば、メラミン,ジシアンジアミド,アゾジカルボンア
ミド等のアミノ基を有するものは、上記VVE等との混
合安定性が悪く、反応してアミノ基が消失し、発泡性が
維持できなくなったり、高温下でEPと反応したりする
恐れがあるため、その使用量等に留意することが推奨さ
れる。また、上記ジシアンジアミドもそうであるが、尿
素を用いる場合は、それ自身が水可熔性であるため、目
地材の耐水性能は期待できなくなる恐れがある。なお、
上述のように、目地材中に加熱により水蒸気を放出する
顔料が含まれている場合等には、燃焼時にこれらの顔料
から水蒸気が発生し、これが発泡剤としても作用するた
め、特に発泡剤を用いなくても、つまり、従来の水可溶
性発泡剤を用いて目地材の耐水性を犠牲にすることなく
、充分な発泡性を確保することができる。もちろん、耐
水性を問題としない場合等には、加熱により水蒸気を放
出する顔料と任意の発泡剤を併用して、さらに発泡性を
向上させるようにしてもよい。
さらに、樹脂エマルジョン中への顔料の湿潤分散性をよ
くするために添加される分散剤としては、アルキルヘン
ゼンスルホン酸ナトリウム,ポリビニルアルコール,ヒ
ドロキシエチルセルロース,ポリオキシエチレンアルキ
ルエステル,脂肪酸エステル等の有機系のものや、リン
酸ナトリウム.ケイ酸ナトリウム等の無機系のものを任
意に使用できる。さらには、非イオン系あるいはアニオ
ン系のものを、使用するエマルジョン樹脂の種類に応じ
て適宜選択することが好ましい。市販品では、非イオン
系のものとしてはサンノプコ■製『ハイオニソクI)E
Jおよび『ノブコウエノトSN−20T』,第一工業製
薬σ瀞製『ノイゲンE八』等を、アニオン系のものとし
ては花王石鹸@IJlrディモールEPJ等を好ましく
使用できる。
エマルジョンの造膜助剤としては、イ〜ス1・マン・ケ
ミカル社製『テキサノールJ  ( =2.2.4− 
1・リメチルーJ,3−ペンタジオールモノイソブチレ
ート)等を好ましく使用できる。可塑剤としてはポリエ
ステル系,エポキシ系等のポリメリソク型のものやフタ
ル酸エステル系等のモノメリンク型のものを、防腐・防
かび剤としてはホルマリン.ホウ酸、あるいは有機窒素
硫黄系のもの(たとえば北興化学上業住菊製『ホクホー
ドA,ホクザイド395J)等を、消泡剤としては水分
敗性のシリコーンオ・イル系(サンノプコ■製rサン(
SN)ディフォーマ−381j等),高級アルコール系
のもの等を、それぞれ必要に応じて用いることができる
以上述べてきた、防火用目地材の構成成分の配合量につ
いては、特に限定はされず、この発明における効果が妨
げられることなく充分に{与られる量の範囲内で、適宜
設定することができる。以下に、具体的な一配合例を挙
げる。数値は重グ部(以下、単にU部」と記す)を示す
上記配合例において、EPエマルジョンが15部未満で
あると、付着性,伸延性向上効果が不充分となる恐れが
あり、35部を越えると、目地材乾燥膜の耐水性が低下
する傾向が見られる。VVEエマルジョンについては、
EPユマルジョンとの総量が展色剤として適切な量の範
囲内となるよう、適宜調整されることが好ましい。ポリ
リン酸アンモニウムが3部未満の場合は、発泡性が不充
分となり、15部を越えると、炭化物は強固ではあるが
膨張の少ないものとなり、充分な防火性が発揮されない
恐れがある。モノ,ジ.あるいはトリベンタエリスワト
ールの配合量が15部未満では、炭化膨張剤としての効
果が充分にIMられす、30部を越えると、目地材乾燥
膜の付着性や伸延性を低下さ廿る{頃向が見られる。水
酸化アルミニウム,カオリンの添加■がl5部未満であ
ると、添加効果が不充分となり、35部を越えると、発
泡・膨張倍率の大きな炭化層が得られず、また、乾燥膜
の付着性および伸延性が1刹害される恐れがある。デン
ブンについては、配合量が0. 5部未満では充分な添
加効果が得られず、3部を越えると目地材の粘度が高く
なりすぎ、さらに発泡・膨張倍率の大きな炭化層の生成
が阻害される傾向が見られる。
さらに、この発明の防火用目地材は、上述のように、そ
の粘度が1万〜15万(psに調整されることが好まし
いが、使用目的あるいは使用形態挿入(注入)方法等に
応しては、この範囲を外れだものであってもよく、各々
に適切とされる流動性の目地材をglM 製すればよい
次に、この発明にかかる防火用目地Hの具体的な使用例
について説明する。
まず、防火川目地桐の適用個所については、防火性を要
求される目地部であれば特に限定されることばなく、た
とえば、へ一般住宅の外壁,天井,屋根,床など、各種
建築物における外装面の目地部に任意に適用できる。ま
た、この防火用目地材の施工場所によって、それぞれに
適した組成のものが選択されるとともに、必要に応じて
、種々の材料と組み合わせて用いることもできる。たと
えば、適用する目地部に、防火性と併せて耐水性や耐候
性等も要求されるが、目地材自身にその性能が充分に付
与されていない場合等には、目地材防火層上に防水層を
形成することも有用である。この防水層を形成するもの
としては、シリコーン系コーキング材(シーリング材)
等、難燃性を備えたものを使用することが好ましい。あ
るいは、上塗り用の難燃性防火塗料を使用してもよい。
さらに、耐火パテ,耐火セメントあるいは無機質粉粒を
含んだ組成物等からなる耐火組成物層等が設りられてい
てもよい。
上記任意の目地部への防火用目地材の挿入方法について
は、特に限定はされず、通常のはけ塗りやスプレー塗装
等によっても実施できるが、作業性や効率といった面か
ら、圧送ボンプやモーノポンプ等を用いて挿入すること
が好ましい。たとえば、圧送式挿入ガンを使用すれば、
作業能率が高く、周辺への目地材の飛び敗りが少ない。
圧送式タンクとしては、旭大隈産業ax製NP1844
Sν、モーノボンブとしては、兵神装備@製の各種モー
ノポンプを使用することが推奨される。
形成される目地材層の厚みについては、充分な防火性能
を発揮できるよう、ほぼl +n以上であることが好ま
しい。一方、厚みの上限については、通用する目地部深
さや、上記防水層などを重ねる可能性等を鑑みて、適宜
設定されることが好ましく、通常は、十数朋以内程度に
挿入される。
続いて、この発明のさらに詳しい実施例について、比較
例と併せて説明する。
実施例1〜9および比較例 以下に記載の各原料および水を第1表に示した割合で配
合し、全体を100として防火用目地材を調製した。な
お、上述した商品の製造元等については、ここでの記載
を省く。
・エマルジョン型展色剤 :エピコート828/エボミソクR−140(= E 
Pエマルジョン,不揮発分60%);モビニール117
E(表中★印付き)モビニール190E (表中無印) (二VVEエマルジョン) 二出光ポリブテンエマルジョン2000111M−75
AS (二PBエマルジョン) ・脱水触媒:スミセーフPM (=ポリリン酸アンモニウム) ・炭化膨張剤:ジベンタエリスリトール(広栄化学工業
@製) ・顔料:カオリナイトHAlzSizOs (叶)4灼
熱減量13〜15%(土屋カオリン@製)=水酸化アル
ミニウム(日本軽金属@製)・ダレ防止剤:ブリパイン (=デンプン;日穀化学@製) ・分散剤 :ノイゲン[A−120 造膜助剤:テキサノール ・消泡剤 :SNディフォーマ−381なお、@製は、
以下の手順に沿って行った。
■ まずEPエマルジョンに所定量の水を加え、攪拌し
ながら上記分散剤5造膜助剤および消泡剤を添加する。
■ この混合物を攪拌しつつ、ポリリン酸アンモニウム
、続いてVVEエマルジョンを添加する。
■ ゆっくり攪拌を続けつつ、カオリン ジペンタエリ
スリトール,水酸化アルミニウム,デンプンをこの順に
添加し、均一な混合物を調製する。
上記得られた実施例および比較例の防火用目地材につい
て、以下の性能試験を行った。
ff)  量水比±1段叫溶洸杜 5 X I Q X 5 0 Illの目地に防火用目
地材を注入し、24時間後に目地材層を取り出し、室内
で7日間乾燥した。乾燥後の目地材層(A)を水道水に
7日間浸漬して、塗膜の熔解の有無(熔解せず:○,溶
解:×)を確認した。
(イ)                      
         の上記(7)と同様にして作製され
た目地材層(Δ)に対し、以下の耐水性試験:i)水道
水浸漬48時間,ii )耐湿試験(温度50’c,湿
度95バーセント以上)1週間 iii )デューサイ
クル試験500時間,iv)温冷繰り返し試験50サイ
クル、を行った。その後、900℃の炎を当てて、試験
前の状態と比較しつつ変化の有無(発泡した二〇,発泡
せず:×)を確認した。
(ウ) ・  および 正J士 幅10uの目地部に、防火用目地材を厚さ5龍となるよ
うに注入し、1週間乾燥した。その後、目地幅を20m
mに開き、乾燥膜と外装材との付着状態(剥がれ無し良
好:○,剥がれ有り不良:×)および伸延状態(乾燥膜
が破れず良好:01乾燥模が破れ不良:×)をそれぞれ
確認した。
(工)発花届率 幅I Q amの目地部に、防火用目地材を厚さ5鰭と
なるように注入し、48時間乾燥した。その後乾燥膜を
取り出し、900℃の炎を当てて発泡状態(6倍以上:
◎,4倍以上6倍未満:0.2倍以上4倍未満:△,2
倍未満:×)を確認した。
(オiMU菌)売LEE 木質のパーティクルボード(148X148X12mm
)上にフライアソシュスラグセメント系(=NFC :
ノン石綿)外装材(65X140X12龍)2枚を並べ
て貼り合わせ、幅10mmの目地を作製した。同目地部
に、防火用目地材を厚さ5龍となるように注入し、さら
に、目地材層上にシーラント(ナショナル住宅産業0@
製『パナホームシーラント』)を厚さ7厘歳となるよう
に注入した後、これを室内で2日間乾燥させた。その後
、作製された目地部に900℃の炎を30分間当て、3
0分後の裏面温度を熱電対により測定した。
なお、以上の目地材の注入はいずれも、圧送式タンク(
旭大隈産業0旬製NP1844SV)を用いて行った。
結果を、同じく第1表に示す。
第1表にみるように、実施例の防火用目地材はいずれも
、充分な量のEP,PBエマルジョンヲ含んでいるため
、目地幅が2倍に拡大されても充分に追随できる、付着
性および伸延性に優れた防火層を形成している。それに
対し比較例では、このような条件下で使用される目地材
にあってはEPエマルジョン配合量が不足しているため
、上記特性に乏しいものとなっている。
さらに、実施例1〜5の防火用目地材では、ポリリン酸
アンモニウムからのアンモニアガスの発生,VVEエマ
ルジョンからの塩素ガスの発生、および、水酸化アルミ
ニウム.カオリンからの水蒸気の発生により充分に発泡
してなるとともに耐火性にも優れた、強固な防火炭化層
が得られている。実施例6および7の目地材では、炭化
膨張剤と発泡剤が併用されており、この発泡剤が水溶性
ないし反応性であるため、耐水性には乏しいものとなっ
ている。実施例8では、顔料として水和物以外のものが
用いられているため、顔料からの水蒸気発生効果が期待
できず、発泡性は低下している。
〔発明の効果〕
この発明にかかる防火用目地材は、EPエマルジョンお
よび/またはPB工゛7ルジョンが添加されているため
、燃焼時の外装材の目地開きに充分に対応可能な、非常
に優れた付着性および伸延,伸長性を有する防火層を形
成することができる。
すなわち、この発明にかかる防火用目地材は、外装材の
種類を問わず、収縮率の大きい外装材の目地部にも適用
できるものであり、従来より問題となっていた目地部か
らの延焼を確実に防止して目地部の防火性を格段に向上
させうるとともに、建造物全体の防火性を高めることが
可能になる。
さらに、展色剤としてVVEエマルジョンを併用し、脱
水触媒として水に対する熔解度の低いポリリン酸アンモ
ニウムを、顔料としてカロ熱により水蒸気を放出する無
機化合物を、ダレ防止剤としてデンプンを、それぞれ用
いることにより、上述の個々の作用が得られて、造膜性
,耐水性および発泡性に一層優れるとともに、垂れのな
いしっかりした、強固な防火層を形成することができる
その結果、防火層の裏面温度、ずなわら可燃性目地下地
材の温度の上昇が抑えられ、より高度な防火性が付与さ
れている。
また、この発明にかかる防火用目地材の粘度を任意に調
整することにより、たとえばl」地部への自動的な施工
が可能となり、作業効率の上でも、従来に比べて飛躍的
に優れた防火用目地材となっている。
代理人 弁理士  松 本 武 彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも炭化膨張剤、脱水触媒およびエマルジョ
    ン型展色剤を含む防火用目地材であって、前記エマルジ
    ョン型展色剤として、25℃で液状ないし半固形状のエ
    ポキシ樹脂のエマルジョンおよび/またはポリブテン樹
    脂のエマルジョンが含まれていることを特徴とする防火
    用目地材。 2 25℃で液状ないし半固形状のエポキシ樹脂のエマ
    ルジョンおよび/またはポリブテン樹脂のエマルジョン
    が15重量%以上含まれている請求項1記載の防火用目
    地材。 3 エマルジョン型展色剤として塩化ビニル−酢酸ビニ
    ル−エチレン共重合体エマルジョンをも含まれている請
    求項1または2記載の防火用目地材。 4 脱水触媒として20℃の水に対する溶解率が5重量
    %以下であるポリリン酸アンモニウムが含まれている請
    求項1から3までのいずれかに記載の防火用目地材 5 顔料として加熱により水蒸気を放出する無機化合物
    が含まれている請求項1から4までのいずれかに記載の
    防火用目地材。 6 ダレ防止剤としてデンプンが含まれている請求項1
    から5までのいずれかに記載の防火用目地材。 7 粘度が1万〜15万cpsである請求項1から6ま
    でのいずれかに記載の防火用目地材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100716523B1 (ko) * 2000-07-10 2007-05-10 유겐가이샤 고우리츠 유량 제어 밸브

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