JPH0213351Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0213351Y2 JPH0213351Y2 JP6611584U JP6611584U JPH0213351Y2 JP H0213351 Y2 JPH0213351 Y2 JP H0213351Y2 JP 6611584 U JP6611584 U JP 6611584U JP 6611584 U JP6611584 U JP 6611584U JP H0213351 Y2 JPH0213351 Y2 JP H0213351Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- container
- liquid level
- opening
- discharge pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は液体を回収するタンクまたはフアンネ
ル等に適用される液体排出用容器に関する。
ル等に適用される液体排出用容器に関する。
(従来の技術)
液体の回収タンクまたはフアンネルの底部から
垂直に延びる排出管を備えたものにおいて、液体
の排出時のタンク又はフアンネルに流入する流体
の量が比較的少なく、排出管の開口部から排水管
内にかけて常に満水状態とならない場合、排水管
内に気相の封じ込み状態が周期的に発生し、タン
ク内では液体の液位変動、排出管に連なる配管系
では流量変動、さらには排出管の振動現象といつ
た様々な不安定現象が発生することがある。
垂直に延びる排出管を備えたものにおいて、液体
の排出時のタンク又はフアンネルに流入する流体
の量が比較的少なく、排出管の開口部から排水管
内にかけて常に満水状態とならない場合、排水管
内に気相の封じ込み状態が周期的に発生し、タン
ク内では液体の液位変動、排出管に連なる配管系
では流量変動、さらには排出管の振動現象といつ
た様々な不安定現象が発生することがある。
第1図はこの種のタンクの一例を示すもので、
タンク1にはその底面に開口している排出管2が
接続されている。液体はタンク1の底面から少し
高いところに自由液面5を保ち、そこから排出管
2の内部にかけて形成された気柱3により排出管
2の開口部4から排出管2内の液面6までの間、
膜状の流れを保持して流動する。
タンク1にはその底面に開口している排出管2が
接続されている。液体はタンク1の底面から少し
高いところに自由液面5を保ち、そこから排出管
2の内部にかけて形成された気柱3により排出管
2の開口部4から排出管2内の液面6までの間、
膜状の流れを保持して流動する。
(考案が解決しようとする課題)
第1図においてはタンク1の底面に近い自由液
面5から排出管2の内部にかけて形成された気柱
3が排出管2の開口部4で開放されて液体は安定
した状態で排出されているが、タンク1への液体
流入量が増加したり、タンク1内の自由液面5が
波立つたりすると、開口部4は閉塞され、排出管
2内に気相が封じ込められ、タンク1からの液体
流出量は減少し、タンク1内の液体レベルの上昇
とともに気相は圧縮され、排出管2内の液面6も
低下した気柱3が成長を遂げ、第2図に示す状態
になる。
面5から排出管2の内部にかけて形成された気柱
3が排出管2の開口部4で開放されて液体は安定
した状態で排出されているが、タンク1への液体
流入量が増加したり、タンク1内の自由液面5が
波立つたりすると、開口部4は閉塞され、排出管
2内に気相が封じ込められ、タンク1からの液体
流出量は減少し、タンク1内の液体レベルの上昇
とともに気相は圧縮され、排出管2内の液面6も
低下した気柱3が成長を遂げ、第2図に示す状態
になる。
この後、封じ込められた気柱3の圧力が高まる
と、気柱3は開口部4の閉塞液膜を破つてタンク
1側へ逃げ、これと逆にタンク1内に滞留蓄積し
つつあつた液体は急激に排出管2内に流入する。
この際、流体は多量の気泡を巻き込んで排出管2
に流れ込むため、排出管2内で気泡が結合して再
び気柱3として成長し、液体の排出が悪くなり、
再び第2図の状態となる。
と、気柱3は開口部4の閉塞液膜を破つてタンク
1側へ逃げ、これと逆にタンク1内に滞留蓄積し
つつあつた液体は急激に排出管2内に流入する。
この際、流体は多量の気泡を巻き込んで排出管2
に流れ込むため、排出管2内で気泡が結合して再
び気柱3として成長し、液体の排出が悪くなり、
再び第2図の状態となる。
この繰り返しによりタンクおよび配管系にはタ
ンクでの液位変動および配管系での流動変動など
様々な不安定現象が発生する。
ンクでの液位変動および配管系での流動変動など
様々な不安定現象が発生する。
そこで、本考案の目的はタンクまたはフアンネ
ルにおける液体流動上の不安定現象をなくすこと
のできる液体排出用容器を提供することにある。
ルにおける液体流動上の不安定現象をなくすこと
のできる液体排出用容器を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本考案は上記目的を達成するために容器内に自
由液面を形成して液体を収容すると共に、容器の
底面に開口する排出管を容器軸線方向に沿つて設
けてなる液体排出用容器において、排出管の開口
部に連ねて容器の底面から決められた距離を保つ
て自由液面を形成する液位調節部を設けたことを
特徴とするものである。
由液面を形成して液体を収容すると共に、容器の
底面に開口する排出管を容器軸線方向に沿つて設
けてなる液体排出用容器において、排出管の開口
部に連ねて容器の底面から決められた距離を保つ
て自由液面を形成する液位調節部を設けたことを
特徴とするものである。
(作用)
排出管の開口部から延在する液位調節部はある
決められた位置に開口している。容器内に導かれ
た液体の液位が上昇してその開口部に達すると、
液体は開口部から液位調節部内の壁面に沿つて流
出し、そこに膜状の流れが形成される。この流れ
は液位調節部からさらに排出管に達し、同様の流
動状態を保ちつつ、排出管内の液面まで流れる。
決められた位置に開口している。容器内に導かれ
た液体の液位が上昇してその開口部に達すると、
液体は開口部から液位調節部内の壁面に沿つて流
出し、そこに膜状の流れが形成される。この流れ
は液位調節部からさらに排出管に達し、同様の流
動状態を保ちつつ、排出管内の液面まで流れる。
この膜状の流れが保たれる状態のとき、気柱の
状態は安定しており、気柱が液体内に封じ込めら
れる懸念は全くない。
状態は安定しており、気柱が液体内に封じ込めら
れる懸念は全くない。
たとえば、気柱が排出管内で液体内に封じ込ま
れてしまう場合の原因として液位の変動が激し
く、排出管の開口部全体が液体で塞がれてしまう
場合があり、液位の変動の影響を受けにくくして
いる液位調節部は最も効果的な構成ということが
できる。
れてしまう場合の原因として液位の変動が激し
く、排出管の開口部全体が液体で塞がれてしまう
場合があり、液位の変動の影響を受けにくくして
いる液位調節部は最も効果的な構成ということが
できる。
また、容器の上方から液体が容器内に流れ込む
ように設計されたものでは直接液体が液位調節部
に注がれるため、液位調節部入口側に液膜が形成
され、気柱が液位調節部内に封じ込まれてしま
う。この液膜による閉塞をなくすために上記設計
のものにおいては保護部材を液位調節部の入口側
に設けるのがより望ましい。
ように設計されたものでは直接液体が液位調節部
に注がれるため、液位調節部入口側に液膜が形成
され、気柱が液位調節部内に封じ込まれてしま
う。この液膜による閉塞をなくすために上記設計
のものにおいては保護部材を液位調節部の入口側
に設けるのがより望ましい。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
第3図において、タンク1の底面に開口してい
る排出管2にベルマウス管7が接続され、底面よ
り少し高い位置に開口部8を備えた液位調節部が
形成される。この開口部8はベルマウス状に形成
され、排出液体が流れ易い構造としている。
る排出管2にベルマウス管7が接続され、底面よ
り少し高い位置に開口部8を備えた液位調節部が
形成される。この開口部8はベルマウス状に形成
され、排出液体が流れ易い構造としている。
上記構成において、タンク1に流入した液体は
ベルマウス管7の開口部8まで徐々に上昇して行
き、自由液面5を形成する。さらに、液位が上が
つたとき、液体は開口部8からベルマウス管7内
に流出し、壁面に沿つて膜状に流動し、さらに排
出管2内も同様に流動して液面6まで流れる。
ベルマウス管7の開口部8まで徐々に上昇して行
き、自由液面5を形成する。さらに、液位が上が
つたとき、液体は開口部8からベルマウス管7内
に流出し、壁面に沿つて膜状に流動し、さらに排
出管2内も同様に流動して液面6まで流れる。
かくして、ベルマウス管7の開口部8から排出
管2内の液面6まで膜状の流れが保たれる間、気
柱3は安定した状態に保たれ、気柱3が液体内に
封じ込まれることがない。したがつて、タンク1
での液位変動および配管系での流動変動などの不
安定現象の発生が抑制される。
管2内の液面6まで膜状の流れが保たれる間、気
柱3は安定した状態に保たれ、気柱3が液体内に
封じ込まれることがない。したがつて、タンク1
での液位変動および配管系での流動変動などの不
安定現象の発生が抑制される。
また、タンク1内に流れ込む液体によつて安定
した気柱3の形成が妨げられる懸念がある場合、
次に述べる実施例のものが効果がある。
した気柱3の形成が妨げられる懸念がある場合、
次に述べる実施例のものが効果がある。
すなわち、第4図および第5図に示されるもの
は保護部材を用いてベルマウス管7の開口部8を
覆う。
は保護部材を用いてベルマウス管7の開口部8を
覆う。
開口部8の真上には複数の整流板9により支え
られた天井板10が開口部8のすべての領域を覆
うように設けられる。ここで、整流板9は天井板
10の支持部材を兼ねており、タンク1の底面か
ら立ち上がり、天井板10の下面まで延長され
る。
られた天井板10が開口部8のすべての領域を覆
うように設けられる。ここで、整流板9は天井板
10の支持部材を兼ねており、タンク1の底面か
ら立ち上がり、天井板10の下面まで延長され
る。
タンク1に流れ込む液体がベルマウス管7の開
口部8の方向に降り注ぐとき、傘状に配置された
天井板10の上面で受け、開口部8に直接流れ込
むのを防止する。また、整流板9により自由液面
5が波立ち、不均一な液面状態が表われるのを抑
制する。これにより気柱3が流入液体のために塞
がれてしまうのを抑制し、かつ自由液面5を一定
させて膜状の流れが安定に保たれるようにする。
口部8の方向に降り注ぐとき、傘状に配置された
天井板10の上面で受け、開口部8に直接流れ込
むのを防止する。また、整流板9により自由液面
5が波立ち、不均一な液面状態が表われるのを抑
制する。これにより気柱3が流入液体のために塞
がれてしまうのを抑制し、かつ自由液面5を一定
させて膜状の流れが安定に保たれるようにする。
以上説明したように本考案は容器の底面に開口
する排出管に連ねて容器の底面から決められた距
離を保つて自由液面を形成する液位調節部を設け
ているので、容器から排出管にかけて安定した気
柱が形成され、例えばタンクまたはフアンネルを
利用する機器での液体流動上の不安定現象を防止
することができ、機器の安全性が向上するという
優れた効果を奏する。
する排出管に連ねて容器の底面から決められた距
離を保つて自由液面を形成する液位調節部を設け
ているので、容器から排出管にかけて安定した気
柱が形成され、例えばタンクまたはフアンネルを
利用する機器での液体流動上の不安定現象を防止
することができ、機器の安全性が向上するという
優れた効果を奏する。
第1図および第2図は従来のタンクを示す断面
図、第3図は本考案による液体排出用容器の一実
施例を示す断面図、第4図および第5図は本考案
の他の実施例を示す断面図および平面図である。 1……タンク、2……排出管、3……気柱、7
……ベルマウス管、8……開口部、9……整流
板、10……天井板。
図、第3図は本考案による液体排出用容器の一実
施例を示す断面図、第4図および第5図は本考案
の他の実施例を示す断面図および平面図である。 1……タンク、2……排出管、3……気柱、7
……ベルマウス管、8……開口部、9……整流
板、10……天井板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 容器内に自由液面を形成して液体を収容する
と共に、前記容器の底面に開口する排出管を該
容器軸線方向に沿つて設けてなる液体排出用容
器において、前記排出管の開口部に連ねて前記
容器の底面から決められ距離を保つて自由液面
を形成する液位調節部を設けたことを特徴とす
る液体排出用容器。 (2) 液位調節部の開口部全体を覆う傘状の気柱保
護部材を設けたことを特徴とする液体排出用容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6611584U JPS60179691U (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | 液体排出用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6611584U JPS60179691U (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | 液体排出用容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60179691U JPS60179691U (ja) | 1985-11-29 |
| JPH0213351Y2 true JPH0213351Y2 (ja) | 1990-04-12 |
Family
ID=30598717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6611584U Granted JPS60179691U (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | 液体排出用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60179691U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7458266B2 (ja) * | 2020-08-07 | 2024-03-29 | 川崎重工業株式会社 | 液化ガスタンク |
-
1984
- 1984-05-08 JP JP6611584U patent/JPS60179691U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60179691U (ja) | 1985-11-29 |
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