JPH0213353Y2 - - Google Patents

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JPH0213353Y2
JPH0213353Y2 JP1984013477U JP1347784U JPH0213353Y2 JP H0213353 Y2 JPH0213353 Y2 JP H0213353Y2 JP 1984013477 U JP1984013477 U JP 1984013477U JP 1347784 U JP1347784 U JP 1347784U JP H0213353 Y2 JPH0213353 Y2 JP H0213353Y2
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water
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tank
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は整流壁を設備した組立式貯水槽に関す
る。更に詳しくは、低コストで組立てが簡単な、
整流壁を有する組立式貯水槽に関する。
(従来の技術およびその問題点) 従来の組立式貯水槽(以下水槽1′と記す)は
第3図に例示するように、水槽1′の上段隅部の
側壁単位板に設けられた入水口2より水が水槽
1′内へ入り、水槽1′内へ水が溜められる。使用
時には、該入水口2と対角線方向に対向する下段
隅部に設けられた出水口3より水が水槽1′外へ
給水される。第3図に例示するような6m×6m
×2m(深さ)の大型の水槽1′では、使用時の
水の流れ方向Aに対して水槽1′の両隅部B,C
に貯水された水は使用される長期にわたり水槽
1′内に滞留し、いわゆる死水となる。この死水
が腐り、水槽の衛生上の問題を生じた。また、水
槽が大型になれば地震発生時に起こる波による水
圧がおおきくなり、側壁単位板や、屋根単位板が
破壊する危険があつた。なお、組立式水槽の組立
に使用される各単位板11,12等(通常1m×
1m)は、必要に応じて、その使用される部位の
水圧に応じてそれぞれ板厚を変化させ、1〜4段
用程度まで用意して(段数が大きくなる程、下方
部位の板厚は厚い)、使用部位に応じて使い分け
ている。
本考案者らは上記の欠点を解消した整流壁を設
けた貯水槽を先に開発した(昭和58年11月9日付
け実願昭58−173883号(実開昭60−92990号))。
その要旨とするところは、通水路を形成する導水
板を少なくとも側辺近傍に有する整流用単位板か
らなる整流壁を内部に構築したことを特徴とす
る、整流壁を設けた組立式貯水槽である。
この考案において、水槽内の死水を防止するた
めそして地震時に対する水槽の強度を保全するた
めに、整流壁を設備した。この整流壁においても
上記の水槽側壁の場合と同様に、上から1段用、
2段用、3段用と単位板の厚さを増して使い分け
ていた。また、単位板を接合する時は、単位板1
枚ごとにテープパツキン等を介在させることが常
識になつており、この整流壁においてもパツキン
等の介在物を採用していた。しかしながら、整流
壁の構築に際し、厚さの異なる各単位板を使い分
けることおよびテープパツキン等の介在物を使用
することは、組立上煩雑でありそして不便であ
り、また整流壁の重量も増加する欠点があつた。
従つて本考案の目的は、貯水槽内の整流壁につ
いて(イ)材料コストを低減し、しかも(ロ)厚さの異な
る各単位板の使い分けおよびテープパツキン等の
介在物使用時の組立上の煩雑さを解消した、組立
が容易で低コストの、整流壁を有する組立式貯水
槽を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案者等は、貯水槽を区分する整流壁は、下
段であつても貯水槽の側壁の最上段の壁部を構成
する単位板と同程度の厚さで十分であること、お
よび該整流壁用の単位板は介在物を挟まず直接接
合してもその機能が損なわれないことを見いだし
た。すなわち、該整流壁は通水路を有するため静
水圧を受けないので、壁板を薄くすることが可能
であり、また多少の水漏れがあつても差し支えな
いことを見いだして、本考案を達成した。
従つて本考案によつて、第1図にその一態様を
例示するように、上段の単位板は相対的に薄くそ
して下段の単位板は相対的に厚い上下二段以上の
単位板からなる側壁を有する貯水槽の一側壁の下
隅部分に出水口を設けた組立式貯水槽であり、該
貯水槽内に該貯水槽を区分して設置した内壁から
なりそして該出水口を有する下隅部分から離れた
位置の該内壁の少なくとも下隅部分に通水路を設
けた整流壁を設備し、そして該整流壁が該貯水槽
の側壁の最上段の壁部を構成する単位板と実質的
に同程度の厚さを有する単位板を介在物をはさま
ずに直接に接合してなる構造を特徴とする、整流
壁を設備した組立式貯水槽が提供される。
上記の貯水槽1において、該整流壁4は該貯水
槽内の実質的に中央部分に設置されるのが普通で
ある。かなりの大きさの貯水槽(例えば5m×6
m×深さ3m)でも該整流壁は1個で充分である
が、本考案は必ずしも1個の整流壁に限定される
ものではなく複数個の整流壁を設置することも可
能である。例えば該貯水槽が横長である場合、必
要に応じて、上記の整流壁4を出水口3から横長
方向に約1/3の位置に設置し、そして該通水路5
に対して反対の下隅部分の位置に通水路を設けた
第二の整流壁を該横長方向の約2/3の位置に設置
することも当然可能である。
(実施例) 以下に、添付図面を参照して本考案の代表的な
態様を更に説明する。第1図は本考案の一態様を
例示する貯水槽(5m×6m×深さ3m)の斜視
略図である。第1図において、整流壁4は便宜上
ハツチングで示し、貯水槽1を構成する側壁用単
位板11,12,13は便宜上(その大部分の図
示を省略して)部分的に示し、そして矢印は出水
時の貯水の流れを略式に示す。通水路5は必要に
応じてその周囲を補強材等の公知の手段で補強す
ることができる。なお、水の流れを効果的に助長
するために、該通水路5の位置の最上方近辺に上
部通水路6を設けるのが普通である。当業者に自
明なことであるが、水の流れを一層助長するため
には、該通水路5と上部通水路6との間に更に通
水路を設けることも、当然可能である。
該貯水槽において側壁用単位板11,12,1
3等は、通常1m平方の大きさであり、その厚さ
は一般にそれぞれ上段用11が6mm(15Kg)、第
2段用12が8mm(20Kg)そして第3段よう13
が10mm(25Kg)程度である。本考案に従つて、整
流壁用単位板7,8,9,10等にはその段数と
無関係に上記の上段用単位板11同様なものが使
用し得る。一般に、整流壁用の最上段の単位板7
には貯水槽の天井板との接合のためにそして通水
路用単位板10には通水路5を効果的に形成する
ために、上記の単位板の半載板程度の単位板が任
意に使用される。これらの単位板は、ボルト−ナ
ツト,リベツト、溶接等の公知の手段によつて組
立てられる。なお、上記のように本考案における
整流壁用単位板の厚さは、水槽の深さに応じて変
化しないので、側壁用単位板より大寸法のものも
任意に使用できる。
第2図は整流壁4の単位板の接合を例示する断
面部分図を示す。整流壁4は多少の水もれがあつ
ても差支えないので、接合する単位板間にパツキ
ンまたはパテ等の介在物を用いずに直接に接合さ
れる。第2図の断面略図において単位板10と単
位板8とが介在物なしにボルト−ナツト14によ
つて直接に接合されているが、他の整流壁用単位
板の接合においても同様である。
(考案の作用) 上記のように本考案は、整流壁について全て上
段用の軽量単位板を用い、そして整流壁の単位板
の接合の際にはテープパツキン等を用いていない
ことを特徴とする。全てに上段用の単位板を用い
ることの理由としては、整流壁に使用する単位板
は静水圧(水の自重による水圧)は考慮する必要
がなく、地震時に発生する変動水圧のみを考慮す
ればよいため(変動水圧は通常静水圧よりも小さ
い)である。又、テープパツキン等を用いる必要
のない理由は、水槽内に設けられた壁であるため
該内壁を多少の水が通り抜けても、整流壁として
の機能は充分に作用し問題がないためである。
(考案の効果) 本考案によつて、貯水槽内の水は水槽の隅部に
長期間滞留せずいわゆる死水の問題が解消される
ほかに、(i)整流壁の重量および材料コストの低減
および(ii)施工性の向上の効果が有利に達成され
る。すなわち、(i)整流板の設置においてパッキン
等の材料費が不要となりまた単位板が相対的に薄
くできるので材料費(合計重量)が節減される。
ちなみに、第1図に例示した5×6×3mの貯水
槽の整流壁において、前記の先考案では整流壁の
重量が約240Kgであつたが、本考案によれば約180
Kgであり約25%の節減となる。また、(ii)整流壁の
施工において、パツキン等の介在物を介在させる
手数が不要となり、そして同じ厚さの単位板を用
いて迅速に組立作業が実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の組立式貯水槽の一態様を示
す斜視略図である。第2図は、本考案における整
流壁の組立を例示する断面部分図である。第3図
は、従来の組立式貯水槽を例示する斜視略図であ
る。 1,1′……貯水槽、3……出水口、4……整
流板、5……通水路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上段の単位板は相対的に薄くそして下段の単位
    板は相対的に厚い上下二段以上の単位板からなる
    側壁を有する貯水槽の一側壁の下隅部分に出水口
    を設けた組立式貯水槽であり、該貯水槽内に該貯
    水槽を区分して設置した内壁からなりそして該出
    水口を有する下隅部分から離れた位置の該内壁の
    少なくとも下隅部分に通水路を設けた整流壁を設
    備し、そして該整流壁が該貯水槽の側壁の最上段
    の壁部を構成する単位板と実質的に同程度の厚さ
    を有する単位板を介在物をはさまずに直接に接合
    してなる構造を特徴とする、整流壁を設備した組
    立式貯水槽。
JP1347784U 1984-02-01 1984-02-01 整流壁を設備した組立式貯水槽 Granted JPS60126393U (ja)

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JP1347784U JPS60126393U (ja) 1984-02-01 1984-02-01 整流壁を設備した組立式貯水槽

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JP1347784U JPS60126393U (ja) 1984-02-01 1984-02-01 整流壁を設備した組立式貯水槽

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JPS60126393U JPS60126393U (ja) 1985-08-26
JPH0213353Y2 true JPH0213353Y2 (ja) 1990-04-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5951081A (ja) * 1982-09-16 1984-03-24 株式会社ブリヂストン 貯槽用還流壁配置構造

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JPS60126393U (ja) 1985-08-26

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