JPH02138735A - プラズマ処理装置及びその方法 - Google Patents

プラズマ処理装置及びその方法

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JPH02138735A
JPH02138735A JP15231189A JP15231189A JPH02138735A JP H02138735 A JPH02138735 A JP H02138735A JP 15231189 A JP15231189 A JP 15231189A JP 15231189 A JP15231189 A JP 15231189A JP H02138735 A JPH02138735 A JP H02138735A
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plasma processing
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徳田 光雄
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淳三 東
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、低温プラズマを用いて半導体素子等の製造に
使用されるプラズマ処理装置に係り、特に、CVD、エ
ツチング、スパッタ、アッシング等の各処理を高速に行
なうのに好敵なプラズマ処理装置に関する。
〔従来の技術〕
低温プラズマを用いた装置を大別すれば、真空中で平行
平板の電極の一方に1OKIlz〜30MLIz!M度
の高周波電圧を印加して、プラズマを発生させる技術を
用いるもの(半導体研究18;p121〜p l 70
 +半導体研究19;p225〜P267>と、2.4
5G)Izのマイクロ波を真空室へ導入してプラズマを
発生させる技術を用いるものがある。
従来、二九らの内で平行平板電極による技術が主として
用いられてきた。
一方、半導体素子の微細化に伴い、プラズマ処理時に発
生するイオンの衝撃により素子特性が影響を受けること
が問題になってきた。更に、処理能力の向上のために処
理速度を上げることが要δ11されている。
処理速度を高める場合、単にプラズマの密度あるいはラ
ジカル(イオン化直前の活性粒子)a度を高めるだけで
は不十分である。プラズマ処理によるドライエツチング
や、プラズマCVDではイオンのエネルギーが重要な役
割をはたしている。
ドライエツチングの場合、イオンのエネルギーが大きす
ぎると、下地の膜が削られたり結晶構造に影響を与え、
素子特性が劣化する。また小さすぎるとエツチング面に
形成されるポリマーの除去が十分行われず、エツチング
速度が低下する。または逆にポリマーによる保護膜が形
成されず、パターンの側面がエツチングされ、パターン
の寸法精度が悪くなるといった問題を発生する。
プラズマCVDでもイオンのエネルギーが弱いと膜組成
が粗となり、エネルギーが強いと密になるというように
イオンエネルギーが成膜に影響する。
したがってプラズマの高密度化と、イオンエネルギーを
適正に制御することが、今後のプラズマ処理に不可欠で
ある。公知例として特開昭56−13480号、特開昭
56−96841号公報に示されるようなマイクロ波を
用いた方式が提案されている。
マイクロ波によりプラズマを発生させる場合、マグネト
ロンにより発生したマイクロ波を低圧にしたプラズマ発
生室に放射しても、マイクロ波の電界強度が十分でない
ため電子に十分なエネルギーが供給されず、プラズマを
発生させることは困難である。したがってマイクロ波に
よりプラズマを発生させるためには、電子が磁場と垂直
な平面を回転するサイクロトロン周波数とマイクロ波の
周波数を合致させ共鳴状態にして電子にエネルギーを供
給する方法と、マイクロ波を空洞共振器に放射してマイ
クロ波の振幅を大きくし、電界強度を強めて電子にエネ
ルギーを供給する方法の2つがある。曲者が特開昭56
−13480号公報に示されたもので有磁場マイクロ波
、あるいはECR(Elect−ron  Cyclo
tronRe s o n a n c e)法とよば
れている。後者は特開昭56−96841号公報に示さ
れたものである。
マイクロ波により発生したプラズマではマイクロ波から
電子へ直接エネルギーが供給されるために、プラズマと
基板との間に形成されるシー入間電圧はほとんど変化し
ない。したがって基板を載せる電極に高周波電圧を印加
し、シー入間電圧を任意にコントロールすることにより
、高速処理に必要な高いプラズマ密度と適正なイオンエ
ネルギーに制御できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
プラズマ処理ではイオンのエネルギーが重要な役割をは
だすことをさきに述べた。
従来技術の中でECR方式では、特開昭5613480
号公報に示されるように、基板を載せた?ff極に高周
波電圧を印加すると、この電極の対向する側にはアース
電極がないため、高周波電流は周囲処理室との間に流れ
、基板上でのイオンエネルギーの効果が基板周囲で強く
中心部で弱くなり、基板全体を均一な条件で処理できな
いという問題があった。
また空洞共振器を使った方式では、共振器の中でプラズ
マを発生させる構造のため、プラズマが発生すると、マ
イクロ波の波長がプラズマの密度により変化するため、
共振条件が満たされず、プラズマが不安定になるという
問題があった。即ちプラズマが発生するまでは共振条件
が満足されているためマイクロ波の電界強度が強くなり
プラズマが発生する。しかしプラズマが発生しプラズマ
密度が高くなると、マイクロ波の波長が変わり共振条件
が満たされなくなって電界強度が小さくなる。そして電
子へのエネルギーの供給が低下しプラズマ密度が低下す
る。プラズマ密度が低下すると共振条件が満たされ、ふ
たたびプラズマ密度が高まる。このような現象のためプ
ラズマを安定に発生させることは困難であった。
また、これらのプラズマから基板に入射するイオンのエ
ネルギーを制御するため、高周波電圧印加電極を空洞共
振器内に設けると、マイクロ波の反射等が発生し、プラ
ズマはさらに不安定になるという問題があった。
本発明の目的は、安定で高密度なプラズマを発生させる
とともに、基板に入射するイオンのエネルギーが、基板
全体で均一にできるプラズマ処理装置を提供することに
ある。
また本発明の目的は、マイクロ波を空洞共振器に導入す
る導波口が偏寄った位置に設けられても、空洞共振器か
らプラズマ室に導入される共振されたマイクロ波の分布
を均一にし、これによりプラズマ処理を安定して均一化
するようにしたプラズマ処理装置及びその方法を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、内部に発生したプラズマを維持しプラズマ
処理を行なうプラズマ室と、該プラズマ族こ第1スロッ
ト板を介して連設したマイクロ波蓄積増大用の第1空洞
共振室と、該第1空洞共振室に前記第1スロット板と平
行な第2スロット板を介して連設したマイクロ波蓄積増
大用の第2空洞共振室と、該第2空洞共振室に導波管を
介してマイクロ波を導入するマイクロ波発生器とを備え
プラズマ処理装置を構成することで、達成される。
また本発明は、上記目的を達成するために、空洞共振器
の共振の固有モードへの影響を与えずに、空洞共振器内
部の電磁気に対するインピーダンスの分布を制御する手
段を空洞共振器内に設けたものである。
また、インピーダンスの分布を制御する手段は、空洞共
振器内壁を構成する材料や表面処理に場所によるインピ
ーダンスの相違を利用するものである。
また、インピーダンスの分布を制御する手段は、マイク
ロ波放射スロット板のスロット形状の調整によって行う
ものである。
また、インピーダンスの分布を制御する手段は。
2αμ上の空洞共振器を電磁気的に結合する第2のスロ
ット板のスロット形状の調整によって行うものである。
〔作用〕
一般に、導波管あるいは導波管の一種と考えられる、空
洞共振器内をマイクロ波が進行する場合、導波管の表面
には、電場、磁場に対応した電流が流れる。
したがってこの電流を横切るように導波管の一部にスロ
ットを設けると、スロットの両端に電荷がたまり、これ
がマイクロ波の進行に伴って変化することからスロット
両端間の電界が変化し導波管の外部にマイクロ波が放射
される。
マイクロ波発生器から発生されたマイクロ波を空洞共振
器に導入する導波管は、その導入口を、該空洞共振器に
対して偏心して設けているのが一般的である。従って、
第2空洞共振室に導入されたマイクロ波が第2スロット
板を通っても、そのマイクロ波のエネルギー分布は今だ
均一とはいえない。そこで、この第2スロット板を通っ
たマイクロ竣を第1空洞共振室内に導入し、更に第1ス
ロット板を通してプラズマ室内に導入すると、マイクロ
波のエネルギー分布は更に均一化されることになる。こ
のエネルギー分布の均一化が進んだマイクロ波により発
生したプラズマ室内のプラズマは安定で、且つ、プラズ
マ処理する基板等に入射するイオンのエネルギーも基板
全面で均一化されることになる。即ち空洞共振器へマイ
クロ波を導入する導波口が空洞共振器の中心からずれた
位置に設けられる。このため、空洞共振器内部において
この導波口は周囲の部分に比べて電磁気に対するインピ
ーダンスが高くなるので、空洞共振器内部に流れる表面
電流の分布は不均一になる。そこで、空洞共振器内部の
インピーダンスを、材料や表面処理の相違、あるいはマ
イクロ波放射スロット板のスロット形状の調整、あるい
は2個以上連結した空洞共振室の中間に設けたスロット
板の形状をiuすることにより、補正制御する。これに
より空洞共振器内の表面電流の分布は均一化できるので
、外部へ放射されるマイクロ波の分布、ひいてはプラズ
マの分布が均一となり、プラズマ処理も均一化できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るプラズマ処理装置の
断面図である。有底円筒形のプラズマ室6の内周面には
厚手の石英円筒15と石英リング16とが取り付けられ
、上部開口部にはOリング13を介して厚手の石英板4
が覆蓋され、該石英板4が押さえリング14によりプラ
ズマ室6内を気密に閉塞するようになっている。プラズ
マ室6の周壁にはリング状のガス案内溝6bが穿設され
、このガス案内溝6bに連通ずる複数のガス吹出孔15
bが1石英円筒15の外周に等間隔で穿設され、図示し
ないガス供給源からガス供給管9を介し更にガス案内溝
15bを通ってきたガスがプラズマ室6内に均一に吹き
出すようになっている。
プラズマ室6には、その底面から絶縁物8で絶縁された
電極7が気密に挿入固定され、該電極7の上に基)12
が載置される構造となっている。
この電極7には高周波電源11が接続されている。
尚電極7の周縁部は石英リング17で覆っである。
また5プラズマ室6にはガス排気管10が連通され1図
示しない真空ポンプに接続されている。
円筒状の空洞共振器を構成する空洞共振室1aは、その
一方の開口部がスロット板20で閉塞され、この空洞共
振室1aがそのスロット板20が石英板4に密着するよ
うにプラズマ室6上部に固定されている。このスロット
板20は、電極7上に載置された基板12と石英板4を
介して対向する構成となっており、空洞共振室1aとス
ロット板20とはアースに接続されている。空洞共振室
la、lbは本実施例では、EOIモードの円形空洞共
振器を形成している。
有底円筒状の空洞共振室1bは、その開口部がスロット
板21で閉塞され、このスロット板21が前記空洞共振
室1aの他方の開口部を閉塞する様に空洞共振室la上
に接続固定されている。このため、空洞共振室ib及び
スロット21もアースに接続はれることになる。このと
き、両スロット板21.20は平行となるようになって
いる。
空洞共振室1bの底部には、空洞共振室1bに対して偏
心した位置に導波管2が接続され、この導波管2の端部
にはマイクロ波発生器であるマグネトロン3が設けであ
る。導波管2を空洞共振室1bに偏心して取り付けたの
は、EQLモードとの結合をよくするためである。空洞
共振室1a。
1bの長さしは、管内波長の1/2の整数倍あるいはそ
れに近い値にしである。
第2図は、スロット板21の平面図である。スロット板
21には、Eo!モードの電界に対して直角となる方向
にリング状のスロット21aが穿設されており、各スロ
ッh 21 aの長さは、例えば2 、45 G ll
zのマイクロ波を用いる場合、マイクロ波の1/2波長
に当たる60mm以上の寸法にして、スロット21aか
らのマイクロ波の放射を良好にしている。
上述したプラズマ処理装置を使用する場合、先ず1図示
しない真空ポンプを作動させてプラズマ室6内ヒ罪真空
状態とし、次に、図示しないガス発生源からのガスの流
量と、真空ポンプの排気量とを調整し、プラズマ室6内
のガス圧が1〜1O−3T o r rの所定圧となる
ようにする。マグネトロン3を動作させてマイクロ波を
発生させる。このマイクロ波は導波管2を通して空洞共
振室la内に導入される。空洞共振室la内に導入され
たマイクロ波は空洞共振室la内で振幅が大きくなり。
このマイクロ波はスロット板21のスロット21aを介
して空洞共振室1b内に放射される。
ところで、複数個設けたスロット21aから放射される
マイクロ波のエネルギーは、空洞共振器内の定在波によ
り形成される電界の強度分布によって変化するので、定
在波が空洞共振器内で均一になっていなければならない
。しかし、上側の空洞共振室la内で形成される定在波
は、導波管2との結合口があるために、均一な分布にな
りにくい。そこで、下側に更に、空洞共振室1b及びス
ロット板20を設けることにより、空洞共振室lb内の
定在波の分布は空洞共振室la内のそれに比較して大幅
に均一化される。その結果、スロット20aからプラズ
マ発生室へ放射されるマイクロ波のエネルギー分布の均
一性が向上する。
マグネトロン3で発生されたマイクロ波の振幅は、2つ
の空洞共振室1a、lbで形成される空洞共振器1を通
して増大されているため、プラズマ室6が空洞共振器構
造でなくても、マイクロ波の供給により、プラズマ室6
内のガスは励起されてイオンやラジカルとなってプラズ
マが点灯し維持される。
マイクロ波により発生したプラズマは、マイクロ波がプ
ラズマ中の電子に直接作用するため、プラズマと基板1
2間の電位差は20〜30Vのレベルである。したがっ
て、マイクロ波によるプラズマだけでは基板12に入射
するイオンのエネルギーが弱く、異方性エツチングは困
難である。そこで、電極7に高周波電源11から高周波
電圧を印加し、この電圧によりプラズマ中のイオンを加
速して基板12へ入射させる。このときのイオンエネル
ギーは、印加する電圧により任意に制御でき、適正な値
に設定できる。これにより異方性が高く、高精度なエツ
チングが可能となる。
電極7に印加した高周波電力はプラズマ中を流れアース
側へ流入する。この高周波電流が均一でなければ、基板
12に入射するイオンのエネルギーが基板12上で均一
にならず、エツチングの速度も基板上でばらつくという
不具合が生じる。しかし本実施例では電極7と対向する
位置にスロット板20があり、高周波電流が電極7上で
均等に流れるようになっている。
従来装置において、サイドエツチングの生じない条件で
のPo1y−8i膜のエツチング特性は、エツチング速
度1100n/分、均一性±10%。
下地Sio2膜とのエツチング速度比6〜7というもの
であった。この従来装置でエツチング速度を300 n
 m 7分以上に高めると、イオンの入射エネルギーが
過大になるため、下地SiO□膜とのエツチング速度比
が5以下に低下する。また素子ダメージも発生するため
、実用できなかった。
しかるに、本実施例による装置では、エッチング速度1
0QOnm/分以上、下地SiO2膜とのエツチング速
度比10以上、均一性±5%以下を得ることができる。
以上により、プラズマ処理した製品の歩留まりや信頼性
が向上する。尚、プラズマ処理としてエツチングについ
て説明したが、他のプラズマ処理についても同様に効果
があることはいうまでもない。
第3図、第4図は、スロット板21のスロット板21a
の別の構造を示すものである。尚、スリット板20とし
て、スロット板21と同じものを使用してもよく、また
、別の任意のものを使用してもよい。例えば、第2図の
形状をしたスロット板20.21を使用しても、また、
第3図のスロット板21と第4図のスロット板20を組
み合わせて使用してもよい。
更に、上述した実施例では、空洞共振器とスリット板と
の組合せを2段にしたプラズマ処理装置について説明し
たが、3段以上にしてもよく、段ユ欅重ねる程、プラズ
マ室6内に供給されるマイクロ波のエネルギー分布の均
一性が高くなることはいうまでもない。
更にまた、共振器の構造、高周波電源周波数も本実施例
に限定されるものではない。共振器の構造は矩形構造に
よる共振器、同軸構造による共ζ器など、共振条件が成
り立つものであれば共振モード、構造とも任意に選ぶこ
とができる。高周波電源周波数も直流から数+M)Iz
まで任意に選ぶことができる。ただしプラズマ処理する
対象が絶縁膜もしくは対象に絶縁膜が含まれる場合には
100Kllzから数+旧kまでの高周波が適当である
従来のECR方式では導波管の開口部より直接マイクロ
波をプラズマ発生室に放射する構成となっている。この
ためプラズマ発生室と導波管の開口部の間にアース電極
を設置すると、マイクロ波がアース電極で反射され、プ
ラズマ発生室に供給できない。
上述した実施例では、導波管つまり空洞共振器の端面を
閉じた構造とし、この端面にマイクロ波を放射するスロ
ットを設けた。そして必要に応して、この導波管の端面
をアース電位になるようにした。
スロット20a、21aの開口面積は導波管(空洞共振
室1a、lb)の端面全体の1/3程にすることができ
る。したがって基板12を載せた電極7に高周波電圧を
印加した場合、高周波電流は導波管(空洞共振器1b)
の端面(スロット板20)と電極7と間に均等に流れ、
イオンの効果を基板12全面に対し均等に発生させるこ
とができる。またスロット20aを通して十分な量のマ
イクロ波が供給でき、高密度のプラズマを発生させるこ
とができる。
導波管2に空洞共振器を接続した本実施例の場合には、
空洞共振室1a、lb内で共振により振幅を大きくした
マイクロ波がスロット21a。
20aを通してプラズマ発生室6に放射される。
そのため、プラズマ発生室6を従来のように空洞共振器
内造にしなくとも、高密度のプラズマを発生させること
ができる。
このさめ本実施例に係る電極構造は従来のように空洞共
振器との関連による制約を受けない。また空洞共振器内
ではプラズマが発生しないため、Jt振状態の変化がな
く、プラズマを安定に発生させることができる。さらに
空洞共振器をアース電位に接続することで、ECR方式
の場合と同様に、ff1iに平行な対向電極とすること
ができ、イオンの効果も基板全体に均一に発生させるこ
とができる。
次に本発明の他の実施例を第5図乃至第18図に基づい
て説明する。即ち第5図は本発明の他の一実施例に係る
プラズマ処理装置の断面図である。
有底円筒形の下部容器5の上部に石英容器6a及び、こ
れを固定する容器押え6b及び高さ調整用の容器6cが
乗り、上部開口部には厚手の石英板4を取付けた容器フ
ランジ16でri蓋され、上記各容器等の当接面はOリ
ング等により、プラズマ室6の内部が気密に保たれる。
なお石英板4の周囲には○リング13が、Oリング押え
14により固定されている。プラズマ室6上部の容Hg
フランジ16にはガス導入管9を設け、これに連通した
ガスノズルリング18の溝18b、ガスノズル18cを
設けることによりプラズマ室内へ処理ガスを均一に吹出
すようになっている。ガスノズルリング18の内部には
プラズマの着火性を向上するための永久磁石を周方向に
等ピッチで配置している。即ちプラズマの着火性を向上
させる磁石手段を処理ガスを導入するガスノズルリング
18の内部に設けている。
下部容器5には、その底面から絶縁物8で絶縁されたス
テージ電極7が気密かつ、上下動容易に挿入固定され、
ステージ電極7の上に基板12が載置される構造となっ
ている。このステージ電極には高周波電源11が接続さ
れている。なおステージ電極の周囲部は石英リング17
で覆っである。
また、プラズマ室6にはガス排気管10が連通され、図
示しない真空ポンプに接続されている。
円筒状の空洞共振室1aは、その一方の開口部が、例え
ば第18図に示すようなスロット20aを形成したスロ
ット板20で閉塞され、この空洞共叫室のスロット板2
0が石英板4に密着するようにプラズマ室6上部に固定
されている。空洞共振器を構成する空洞共振室1a、l
bは、本実施例では、Eoiモードの円形空洞共振器で
ある。
有底円筒の空洞共振室1bは、その開口部がスロット板
21で閉塞され、このスロット板21が。
前記空洞共振室1aの他方の開口部を閉塞する様に空洞
共振室1a上に接続固定されている。なお、スロット板
21は空洞共振室1aと1bの中間に挾まれつつ、水平
方向にある程度移動できるようになっており止めねじ1
5によって位置決めされている。両スロット板21.2
0は平行となるようになっている。空洞共振室1bの底
部には、空洞共振室1bに対して偏心した位置に導波管
2が接続され、この導波管2の端部にはマイクロ波発生
器であるマグネトロン3が設けである。導波管2を空洞
共振室1bに偏心して取付けたのは、EQIモードとの
結合をよくするためである。即ちEOIモードの場合、
表面電流が中心から外周へと放射状に流れる関係で導波
管2を空洞共振室1bに偏心して取付は結合をよくする
必要がある。導波管2はダミーロード2a、コーナ導波
管2b及び整合器2cで構成されている。空洞共振室1
a。
1bの内部の長さLa、Lbは、管内波長λgの1/2
の整数倍あるいはそれに近い値にしている。
第6図は、スロット板21の平面図である。スロット板
21には、EO、モードの電界に対して直角となる方向
にリング状のスロット21b及び21cが穿設されてお
り、各スロット21bの長さは、本実施例では導波口1
cの直下のスロット21cを除いて、例えば2.45G
I(zのマイクロ波を用いる場合、マイクロ波の1/2
波長に当たる60I+++I+強の寸法にして、スロッ
ト21bからの放射を良好にしている。スロット21c
の長さは、導波口1cとスロット21cを併せた合計イ
ンピーダンスが、スロット21bのみのインピーダンス
がおよそ等しくなるような長さに設定している。
本実施例の場合では実験結果から約5On+n+として
いる。
上述したプラズマ処理装置を使用する場合、先ず、図示
しない真空ポンプを作動させてプラズマ室6内を高真空
状態とし、次に、図示しないガス発生源からのガス流量
と、真空ポンプの排気量とを調整し、プラズマ室6内の
ガス圧が0.1〜100Paの所定圧となるようにする
。マグネトロン3を動作させてマイクロ波を発生させる
。このマイクロ波は導波管2を通して空洞共振室lb内
に導入される。空洞共振室lb内に導入されたマイクロ
波は空洞共振室1b内で振幅が大きくなり、このマイク
ロ波はスロット板21のスロット21b。
21cを介して空洞共振室1a内に放射される。
この場合、導波口1cは第16図に空洞共振器内の電磁
界分布モデルを示す模式図のようにマイクロ波の結合度
を高めるために、円筒状の空洞共振器1の中心軸に対し
て偏心した位置にあり、しかもプラズマ処理の能力を高
める上で、マイクロ波電力量を大きくする必要性から、
導波口1cの寸法を導波管の内寸法と同じにしているた
め導波口1cを横切る表面電流に対するインピーダンス
が大きいのみならず、空洞共振室1bの内部のインピー
ダンスが導波口lc側で大きくなる。おな第16図にお
いて、31は磁界を、32は電界を示す。上記の結果、
スロット板20のスロット20aから放射されるマイク
ロ波電界強度は、そのままでは第17図に導波口の影響
による表面電流分布の偏心を示すように、また第18図
に放射スロット板の表面電流分布及びマイクロ波放射強
度分布” (X)p m (y)を示すように、導波口
1cと反対側へ偏ってしまうが1本実施例においては空
洞共振器1を複数の空洞共振室1a、lbにて形成し、
その間にスロット板21を配置し、スロット21cの長
さを、スロット21bより短かくしてインピーダンスを
下げているため、空洞共振室1bから空洞共振室1aに
放射されるマイクロ波の放射インピーダンスは全周に亘
って一様になるように矯正される。なお第17図におい
て。
33は空洞共振室1bの天井を示し、34はその表面電
流を示す。第18図において、20はマイクロ波放射ス
ロット板を示し、35はその表面電流を示す。またm 
(X)はこのスロット板20から放射されるX方向のマ
イクロ波放射強度分布を示し、 m (y)はこのスロ
ット板20から放射されるX方向のマイクロ波放射強度
分布を示す。従って空洞共振室la内のマイクロ波の定
在波によって生じる表面電流は円周方向にほとんど一定
となる。これにより、スロット板20のスロット20a
から放射されるマイクロ波の分布は中心軸に対して軸対
称になる。
こうして電界強度が高く、かつ偏りのないマイクロ波が
プラズマ室6内へ放射される。この場合の均一性は±3
0〜±80%から±2%以下まで改善できる。プラズマ
室内の自由電子はマイクロ波の電界により加速され、処
理ガス(例えばBeΩ□とCρ2の混合ガスもしくはS
F6の混合ガスからなるエツチングガス又はS i H
4ガス。
N20ガスあるいは02ガス及び稀釈用ガスとしてN2
ガスを組合せたCVDガス)の分子に衝突して励起され
イオンやラジカルとなり、プラズマが発生する。
マイクロ波により発生したプラズマは、マイクロ波がプ
ラズマ中の電子に直接作用するため、プラズマと基板1
2間の電位差は20〜30Vのレベルである。したがっ
て、マイクロ波によるプラズマだけでは基板12に入射
するイオンのエネルギーが弱く、異方性エツチングは困
難である。そこで、電極7に高周波電源11から高周波
電圧を印加し、この電圧によりプラズマ中のイオンを加
速して基板12へ入射させる。このときのイオンエネル
ギーは、印加する電圧により任意に制御でき、適正な値
に設定できる。これにより異方性が高く、高精度なエツ
チングが可能となる。なお、電極7に印加した高周波電
力はプラズマ中を流れ、アース電位とした容器6及びガ
スノズルリング18の表面へ流入する。ガスノズルリン
グ18や容器6は基板12におよそ対向した位置にある
ので、基板12に印加される高周波電圧の基板12内で
の分布は均一となり、均一なエツチングや成膜が実現で
きる。
本実施例によるドライエツチング装置では、例えばPo
1y−8iのエツチング速度600n m、/ m i
 n以上、下地となるSin、膜とのエツチング速度比
15以上、均一性±2%以下かつサイドエッチio、0
2μm以下の高性能なエツチング又は均一性の優れた成
膜を実現できる。
以上により、プラズマ処理した製品の歩留まりや信頼性
が大きく向上できる。なお、プラズマ処理としてエツチ
ングについて説明したが、他のプラズマ処理、例えばプ
ラズマCVDにおいても基本的には処理ガスが異なるだ
けで同様の効果が得られることは言うまでもない。
第7図乃至第10図は1表面電流分布を矯正できるE、
□モードのスロット板21の他の実施例を示したもので
ある。第7図に示すように、スロット21dの幅を他の
スロット2bに比へて減少させて面積を減少させてもよ
く、また第8図に示すようにスロット21b全体を中心
から導波口1eの偏心と逆側偏心させてもよく、また第
9図に示すように分割させたスロット21eで形成して
面積を減少させてもよく、また第10図に示すようにス
ロット21fのみ中心方向に変位させて配置させてもよ
いことは明らかである。またこれらの実施例は単独又は
組合せても同様に、マイクロ波放射強度分布m (x)
を矯正でき、しかもスロット板21のみを交換すること
で、使用条件が変更になっても容易に対応できる効果を
有する。
第11図の実施例は空洞共振器1の上端面に導波口1e
のマイクロ波に対するインピーダンスに対してインピー
ダンスが軸対称になるように、蒸着またはスパッタ等の
手法で表面に、部分的に抵抗体3oを設けたものである
。形状は第12図に示す矩形の他に第13図に示すリン
グ形でもよい。
更には第14図及びそのCC断面を示す第15図のよう
に空洞共振器1の側面に設けてもよい。
上記実施例はすべてE。1モードの場合を示しているが
H81モートの場合についても同様の考え方ができ、具
体化が可能であることは言うまでもない。即ち第19図
にH61モードの空洞共振器内の電磁界分布モデルを示
す。導波口ICについても電界32の向きに合せるため
、Hotモードにおいても偏心させる必要がある。その
ため第20図に示すように空洞共振器の天井33におい
て表面電流が導波口ICの影響によって偏り、マイクロ
波放射強度分布についてX方向に不均一性が生じ、前記
実施例に示したように対策する必要がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、マイクロ波を用い
たプラズマの発生を安定させる効果がある。
また本発明によれば空洞共振器との関連による装置構成
↓の制約を受けない効果がある。従って空洞共振器をア
ース電位に接続することで処理対象を載置した電極に平
行な対向電極を構成できる。
この結果、対向電極に設けられたスロットを通してマイ
クロ波のエネルギーを伝播できるので、このエネルギー
により生じるイオンやラジカルの効果を均一に処理対象
に与えることができる。
またイオンやラジカルの影響を均一に発生させることが
できる。この結果、高速で最適なイオンエネルギーによ
るプラズマ処理ができる。更に、半導体ウェハの微細パ
ターンを高精度、高速にかつ低損傷で形成できる。更に
また均一な成膜を高速に行える効果がある。
また、空洞共振器とスロット板の組合せを2段以上重ね
ることにより、スロットから放射されるマイクロ波のエ
ネルギー分布の均一性を向上でき、これにより、プラズ
マ処理の均一性を、更に向上できる効果がある。
また本発明によれば、空洞共振器とスロットアンテナを
組合せてプラズマ室へ電界強度の高いマイクロ波を放射
してプラズマを発生ずる場合において、プラズマ発生室
へ放射されるマイクロ波の分布を容易に矯正でき、しか
も調整方法も簡単であるので、プラズマ処理において極
めて良い均一性が得られ、プラズマ処理した製品の歩留
まりや信頼性を向上させることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の一実施例に係るプラズマ処理装
置の構成図、第2図乃至第4図は各々第1図に示すスロ
ット板の夫々別の平面図、第5図は本発明の第2の一実
施例に係るプラズマ処理装置を示す縦断面図、第6図は
第5図に示す空洞共振室間に設けられたスロット板の一
実施例を示す平面図、第7図乃至第10図は第6図と異
なるスロット板の各実施例を示す平面図、第11図は本
発明の第3の一実施例のプラズマ処理装置を示す縦断面
図、第12図及び第13図は各々第11図に示すスロッ
ト板の実施例を示した平面図、第14図は本発明の第4
の一実施例のプラズマ処理装置の空洞共振器部を示す縦
断面図、第15図は第14図のC−C断面を示す図、第
16図は本発明に係るE。1モードの場合の空洞共振器
内部の電磁界分布と導波口との関係を示す模式図、第1
7図及び第18図はE。、モードにおいて導波口の偏心
により生ずる空洞共振器内の表面電流及びマイク0波放
射強度分布の偏りを表わす模式図、第18図はH01モ
ードの場合の空洞共振器内部の電磁界Ho1モードにお
いて導波口の偏心による影響を示す図である。 1・・・空洞共振器。 la、lb・・・空洞共振室。 1c・・・導波口。 2・・・導波管。 3・・マグネトロン。 4・・・石英板。 6・・・プラズマ発生室。 7・・・電極。 9・・ガス導入管。 10・・真空排気管。 11・・・高周波電極。 12・・・基板。 20.21・・・スロット板。 20a、21a、21b、21c。 ロフト。 1e ・・ス 扇 2固 (20ユ) スロ・νと 躬 躬 宋 図 モ l乙 第 虐 佑 j 口 躬/2η 拓 B 扇 /乙 記

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内部に発生したプラズマを維持し、プラズマ処理を
    行なうプラズマ室と、該プラズマ室に第1のスロット板
    を介して連設したマイクロ波蓄積増大用の第1空洞共振
    室と、該第1空洞共振室に前記第1スロット板と平行な
    第2スロット板を介して連設したマイクロ波蓄積増大用
    の第2空洞共振室と、該第2空洞共振室に導波管を介し
    てマイクロ波を導入するマイクロ波発生器とを備えて成
    ることを特徴とするプラズマ処理装置。 2、更に、前記第2の空洞共振室とマイクロ波導入用の
    導波管との間に前記第2の空洞共振室側に第3のスロッ
    ト板を備えた第3の空洞共振室を介挿したことを請求項
    1記載のプラズマ処理装置。 3、各スロット板の間隔を、マイクロ波の波長の1/2
    の整数倍あるいはこれに近い値にしたことを特徴とする
    請求項1又は2記載のプラズマ処理装置。 4、導波管を有し、マイクロ波を発生して導くマイクロ
    波発生器と、共振の固有モードへの影響を与えずに、内
    部の電気、又は磁気に対するインピーダンスの分布を制
    御するインピーダンス分布制御手段を有し、上記マイク
    ロ波発生器から導入されたマイクロ波を共振させる空洞
    共振器と、該空洞共振器で共振されたマイクロ波を放射
    させる結合部材と、該結合部材から放射されたマイクロ
    波によりプラズマを発生させてプラズマ処理するプラズ
    マ室とを備えたことを特徴とするプラズマ処理装置。 5、上記空洞共振器を、複数の空洞共振室を連接して構
    成し、上記空洞共振器のインピーダンス分布制御手段と
    して上記連接する箇所にスロットの面積又は位置を偏心
    させたスロット板を設置して構成したことを特徴とする
    請求項4記載のプラズマ処理装置。 6、上記空洞共振器のインピーダンス分布制御手段とし
    て、内壁に少なくとも部分的に上記インピーダンスの異
    なる材料を設けて形成したことを特徴とする請求項4記
    載のプラズマ処理装置。 7、上記空洞共振器のインピーダンス分布制御手段とし
    て、上記結合部材にスロットの面積又は位置を偏心させ
    たスロット板を設置して構成したことを特徴とする請求
    項4記載のプラズマ処理装置。 8、更に、上記プラズマ室内における上記結合部材の周
    辺部から処理ガスを上記プラズマ室内に導入する処理ガ
    ス導入手段を設けたことを特徴とする請求項4記載のプ
    ラズマ処理装置。 9、上記処理ガス導入手段内に、処理ガスを着火性を向
    上するための磁石手段を設けたことを特徴とする請求項
    8記載のプラズマ処理装置。 10、マイクロ波を大気圧雰囲気の空洞共振器に偏心し
    た位置から導入し、該空洞共振器内でマイクロ波を共振
    させ、該空洞共振器から共振され、且つ偏心のない分布
    を有するマイクロ波を処理基板を設置したプラズマ室に
    導入し、該プラズマ室内においてプラズマを発生させて
    上記処理基板に対して処理することを特徴とするプラズ
    マ処理方法。
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