JPH02140433A - 分配型燃料噴射ポンプ - Google Patents

分配型燃料噴射ポンプ

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JPH02140433A
JPH02140433A JP19927389A JP19927389A JPH02140433A JP H02140433 A JPH02140433 A JP H02140433A JP 19927389 A JP19927389 A JP 19927389A JP 19927389 A JP19927389 A JP 19927389A JP H02140433 A JPH02140433 A JP H02140433A
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Hisashi Nakamura
久 中村
Toshiro Hirakawa
敏朗 平川
Kenichi Kubo
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Diesel Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は分配型燃料噴射ポンプとりわけ噴射時期を電子
制御する形式の分配型燃料噴射ポンプに関するものであ
る。
〔従来の技術とその技術的課題〕
ディーゼルエンジンに用いられる分配型燃料噴射ポンプ
の一形式として、タイミングコントロールバルブをデユ
ーティ制御することでタイマピストンを移動させ、噴射
時期を制御するようにしたものは、特開昭57−970
24号公報等に示されるように従来公知である。
この種のタイマにおいては、第10図のように、ハウジ
ングにタイマピストン室2aを形成し、ここに両側の高
圧室2oと低圧室21とを仕切るタイマピストン2bを
摺動自在に挿入する一方、ハウジングの端部位置に電磁
弁作動式のタイミングコントロールバルブ3を取付けて
いる。そして、高圧室2oを、タイマビス1ヘン2bそ
のものに穿ったオリフィス200及びボート201によ
りポンプ室9と通じさせ、その高圧室20の側部をタイ
ミングコントロールバルブ3の高圧グループ30とボー
ト300により結んでいた。また、低圧室21にはタイ
マピストン2bを高圧室側に常時付勢するスプリング2
dを配し、その低圧室21をタイミングコントロールバ
ルブ3の低圧穴と通路32により結んでいた。
この先行技術では、第11図のように、ポンプ室圧PL
に対して、タイマピストンに穿ったオリフィス200を
境としてタイマピストン制御油圧経路が構成され、ポン
プ室9の燃料油は、オリフィス200→ポート201→
高圧室20→ポート300を経てタイミングコントロー
ルバルブ3の高圧グループ3oに流入する。
前記油圧経路において、オリフィス200はポンプ室9
の一部を切り離していると考えられる。この切り離し部
分のデッドボリュームは小さい方がタイミング制御性能
が向上することは明確である。
従来の前記経路は、これを動的に見た場合、タイマピス
トン2bを実際に動かすのは高圧室20の圧力であるこ
とから、前記ボート201.300分だけデッドボリュ
ーム■2が増す。その結果、タイミングコントロールバ
ルブ3のリークコントロールにより高圧室20の圧力P
t2を変化させる仕事量が増す。すなわち言い替えると
、タイマピストン2bの作動圧を変化させるのに必要な
仕事量が増し、噴射時期制御の応答性が低下するという
問題があった。
本発明の基本的目的は、比較的簡単な構造により、前記
のようなタイマー制御油圧経路のデッドボリュームを低
減し、それにより電子制御方式タイマーピストンの応答
性を向−ヒさせ、噴射時期タイミング制御性能を向上で
きる分配型燃料噴射ポンプを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明は、エンジンの回転に従
って回動および往復動自在なプランジャを内蔵したポン
プハウジングの下部に、ローラホルダアッセンブリを動
かすタイマピストンと、該タイマピストンの軸線方向両
側の高圧室と低圧室とを連通・遮断する電磁式タイミン
グコントロールバルブとを備えた形式の燃料噴射ポンプ
において、前記タイミングコントロールバルブの高圧グ
ループとタイマピストンの高圧室上流側を通路により導
通するとともに、ポンプハウジングに設けた固定オリフ
ィスを介して通路によりポンプ室と高圧グループを直結
したものである。
本発明は、ディスクカムゾーンを含めポンプハウジング
内全体がポンプ室である場合は勿論、ポンプ室がポンプ
ハウジング内の一部にだけ形成されている構造の場合も
含む。
後者は、具体的には次のようなものである。すなわち、
ポンプ室が、ポンプハウジング内壁とプランジャスプリ
ングアッセンブリの一部を構成する筒状ばね座とにより
環状に区画形成され、その環状のポンプ室は、カム室を
迂回する燃料供給通路によりフィードポンプから燃料が
供給されるようになっており、かつポンプハウジング内
側の残余の空間であるカム室と油密に遮断されている。
前記固定オリフィスは、ポンプハウジングの壁にダイレ
クトに穿かれた径の細い穴でもよいし、あるいは、細い
穴を有するチップ状部品として作られ、これをポンプバ
ウンシング壁の穴に嵌着することで作られてもよい。
〔作  用〕
本発明においては、ポンプ室内の燃料油はポンプハウジ
ングに設けられた固定オリフィスで流量を絞られ、通路
からタイミンクコントロールバルブの高圧グループに流
入し、さらにここから通路によりタイマの高圧室に流入
する。
タイミンクコントロールバルブff1m部を通電すれば
、ニードルバルブは開弁じ、高圧グループと低圧穴とが
通じあうため、タイマの高圧室の圧力Pt1は通路、低
圧穴、低圧通路を経て低圧室にリークされ、高圧室の圧
力Pt2が低下する。これにより、タイマピストンは、
この調節された圧力とスプリングとがバランスする位置
に位置決めされる。したがって、電磁部の通電を電子制
御装置により所望のデユティ比でオンオフすることによ
り、ローラホルダアッセンブリの角度位置が調節され、
タイミングを自在に変化させることができる。
このような制御において、タイマピストンを実際に動か
す作動圧は高圧室の圧力PL2であるが、本発明ではポ
ンプ室から高圧室に到る油圧経路が、ポンプ室−ポンプ
ハウジングの固定オリフィス−通路−高圧グループ−通
路から構成される。このため、ポンプ室からタイミング
コントロールバルブのバルブシート部(高圧と低圧との
境界)までのデッドボリュームV□は、著しく小さくな
る。この結果、タイマピストンの作動圧力を変化させる
のに必要な仕事量はそれだけ小さくて済むことになり、
したがってまたタイマピストンの応答性が良くなる。
〔実 施 例〕
第1図は本発明の第1実施例を示している。第1図にお
いて、1はポンプハウジングであり、中空状のボディ1
aと、該ボディ1aの上部開口に固定されるカバー1b
と、ボディ1aの右端側開口を閉塞するディストリビュ
ータヘッドICとを有し、それらによりボディ内にはポ
ンプ室9が形成されている。カバー1b内はフィルタを
介してポンプ室9と通じている。
4は駆動軸であり、ボディ1aの左端側からボディ内の
ポンプ室9に挿入され、ボディ外の突出部には図示しな
い減速歯車等を介してエンジンのクランクシャフトが連
結され、ディーゼルエンジンにより傭動される。前記駆
動軸4のポンプ室左端部には同軸上にフィードポンプ2
3が配置されており、外部のタンクから導入された燃料
油を、レギュレーティングバルブ800を介してポンプ
室9に供給するようになっている。レギュレーティング
バルブ800は常用回転域でのポンプ室内圧の変化を小
さくする機能を有している。
6はプランジャであり、前記ディストリビュータヘッド
1cに駆動軸4と同軸をなすように挿入固定されたプラ
ンジャバレル16に摺動自在に内挿されている。プラン
ジャ6の頂面とプランジャバレル16の底部には燃料加
圧室68が形成される。この燃料加圧室68は、後記す
る第2実施例に示すように、プランジャバレル16が筒
体の場合には、プランジャバレル16の頂部に密接する
ようにディストリビュータヘッドにねじ込まれたヘッド
プラグとの間に形成される。
プランジャ6の左端部は前記駆動軸4の右端部にカム機
構5を介して連結され、プランジャ6は駆動軸4の回転
に従って回転往復動されるようになっている。カム機構
5は、プランジャ6とビンで連結されるカムディスク4
1と、該カムディスク41を支持する複数のローラ44
を備えたローラホルダアッセンブリ42と、カムディス
ク41を付勢し、カム面を前記ローラ44に対し接触さ
せるスプリングアッセンブリ45とを備えている。
これらの機構については、第2実施例で詳細に説明する
前記プランジャ6は、端部外周にエンジンの気筒数に対
応する複数のインレットスリット80を備え、頂面から
軸方向にはセンター穴83が穿設され、センター穴83
の端部はプランジャバレル16で囲まれる領域よりも先
にカットオフポート84として開孔している。このカッ
トオフポート84は、後記するようにプランジャ6に対
し摺動自在に外嵌するコントロールスリーブ12aによ
り開閉制御され、それにより燃料噴射量が調整される。
また、前記プランジャ6の中間外周には、センター穴8
3の途中と側路を介してつながった単一のアウトレット
スリット86が設けられ、またこれと周方向で変位した
位置に均圧スリット85が設けられている。
カムディスク41とプランジャスプリングによるプラン
ジャ6の下降行程で、プランジャバレル16のインレッ
トポート67と合致したときに、前記ポンプ室9に通じ
る供給通路66から燃料油が燃料加圧室68に吸入され
る。同時に縦穴83にも充填される。そして、プランジ
ャ6が上昇しつつ回転する噴射行程において燃料は加圧
され、アウトレットスリット86がプランジャバレル1
Gに設けられている気筒数分のアウトレットポート71
の一つに出会ったときに、加圧燃料は吐出通路70から
デリバリバルブ11を経て図示しない噴射ノズルに圧送
されるようになっている。そして、噴射終了後、プラン
ジャ6が180度回転するとアウトレットボート71は
均圧スリット85に出会い、これにより吐出通路70は
ポンプ室9に通じ、吐出通路70内の燃料の圧力はポン
プ室圧力と同じ圧力に下げられる。
なお、供給通路66の途中には燃料カット用のソレノイ
ドバルブ8が設けられ、エンジン停止時に供給通路66
を閉塞するようになっている。
コントロールスリーブ】−2aは、カバー1b内に配置
されているエレクトリックガバナ12により制御される
。すなわち、エレクトリックガバナ12は、コイル12
bとコア12cとロータ12dを有し、ロータ12dは
シャフト12eとボール12fを介してコントロールス
リーブ12aと結ばれている。したがって、コイルへの
通電コントロールによるロータ12bの回転角の変化に
より、コートロールスリーブ12aの位置が制御され、
これでプランジャ6の有効ストロークが変化させられる
ボディ1aの下部には噴射時期を制御する手段としての
タイマ2が設けられている。タイマ2は。
シリンダ状のタイマピストン室2aと、これに摺動自在
に内挿されたタイマピストン2bとを有し、タイマピス
トン2bは中間部がピン2cによりローラホルダアッセ
ンブリ42のホルダ43に連結されている。
タイマピストン室2aは、左端側にタイマピストン2b
を右方に付勢するスプリング2dが配された低圧室21
となっており、該低圧室21は、低圧通路22によりフ
ィードポンプ23の吸込み側に接続されている。また、
タイマピストン室2aの右端側は高圧室20となってい
る。なお、第1図において、説明の便宜上タイマ2を9
0度展開した状態で示しているが、実際にはタイマピス
トン室2aやタイマピストン2bは紙面に対し直角方向
にある。第2図はこの実際の状態を示している。第2図
ではビン等の連結手段を省略している。
第1図と第2図において、符号3はタイマピストン2と
協働して燃料噴射時期を調整する電磁式のタイミングコ
ントロールバルブである。該タイミングコントロールバ
ルブ3は、この実施例では、ボディ1aの下部に設けた
穴1dに挿着されており、側孔3fと先端孔3gを有す
るバルブボディ3eと、バルブボディ3e内に摺動可能
に配されたニードル3aと、これを付勢し先端孔3gを
閉じるばね3bと、通電よりニードル3aをばね3bに
抗して開弁させる電磁部3Cとを僅えている。
タイミングコントロールバルブ3を取付けた穴1dには
、前記側孔3fに対応する中間部位に高圧グループ30
が、先端孔3gに対応する部位に低圧穴31がそれぞれ
形成されている。前記高圧グループ30は通路35によ
り前記タイマピストン室2aの高圧室20と通じており
、低圧穴31は通路32により前記タイマピストン室2
aの低圧室21に連通されている。
電磁部3cは電子制御装置13に電気的に接続されてい
る。この電子制御装置13では、負荷センサ、エンジン
回転数センサ(センシングギヤプレート)37、燃料温
度センサ36などからの信号を演算し、それに基づく指
令により電磁部3cは所望のデユーティ比制御で作動さ
れるようになっている。なお、電子溝装置13は前記エ
レクトリックガバナ12、カットソレノイド8とも電気
的に接続され、それらの作動をコントロールするように
なっている。
上記のような構造において、従来では、ポンプ穴9とタ
イマピストン高圧室20とを、タイマビス1−ン2bそ
のものに穿ったオリフィスとポートにより連通させてい
た。つまりポンプ室9とタイミングコントロールバルブ
3の高圧グループ30とをタイマピストン2bを経由し
てつないでいた。
本発明の特徴は、このオリフィスとポートを廃止し、ポ
ンプ室9とタイミングコントロールバルブ3の高圧グル
ープ30を、ポンプハウジング1を貫く通路33により
ダイレクトに通じさせることにある。そして、この通路
33の一部に、高圧グループ3oに対する制御用油圧(
ポンプ室油圧)の脈動の影響を減少させるための固定オ
リフィス34を設けている。前記固定オリフィス34は
加工上等の面から、ボディ1aの底に設けるのが好適で
ある。その具体的態様については後記する。
なお、前記通路33の高圧グループ30に対する接続口
は、タイマピストン高圧室20に対する前記通路35の
接続口と周方向で変位した位置にある。
第3図は本発明の第2実施例を示している。この実施例
では、タイミングコントロールバルブ3はボディ1aと
別のバルブホルダ用のブロック7に取付けられ、ブロッ
ク7は図示しないボルトによりボディ1aに連結される
。したがって、穴1dや高圧グループ30.低圧穴31
は、この場合ブロック7に設けられている。通路33は
ボディ1aからブロック7にかけて穿設され、通路35
はブロック7に穿設されている。低圧通路32はこの実
施例では外部配管が用いられているが、これに限られず
内部通路としてもよいことは言うまでもない。
第4a図、第4b図、第4c図は第1、第2実施例さら
に後記する第3実施例に適用される固定オリフィス34
の態様を示している。第4a図は、ボデイトaの底壁に
細孔を加工したものである。
第4b図は、ボディ1aの底壁に段付きの穴340を穿
ち、この底から細孔を穿ち、段付きの穴340にフィル
タ341を取付けたものである。第4c図は、細孔34
3を有するチップ342を別に作り、これをボディ1a
の底壁に穿った段付きの穴340に圧入、ねじ込み等に
よりはめ込み固定したものである。
第5図ないし第8図は本発明の第3実施例を示している
第1実施例や第2実施例のポンプ室9がボディ1a内の
全域にわたって形成されていたのに対し、この実施例に
おいては、成る区画された領域だけが環状ポンプ室9(
他は潤滑油が収容される形式)となっている。本発明は
、この形式の分配燃料噴射ポンプにも適用されるもので
、環状ポンプ室9の底部とタイミングコントロールバル
ブ3の高圧グループ30を、固定オリフィス34を有す
る通路33でダイレクトにつないでいる。
この実施例は、燃料(軽油)が潤滑油を兼ねることを知
らないユーザーが、軽油の代わりに灯油のような軽質油
を使用した場合にも、カム機構5の潤滑を良好に行える
メリットがある。すなねち、誤って軽質油をハウジング
内に入れた場合、カム機構5の潤滑が不十分となり、ス
プリングにより強く接触しているローラとディスクカム
に表面剥離が生じ、剥離された切粉によりボディ内の機
構の運動が阻害される。この実施例によれば、かかる問
題を解消することができる。
この第3実施例と前記第1実施例との大きな違いは、ボ
ディ1a内に、カム機構5のためのスプリングアッセン
ブリ45を利用して環状ポンプ室9とカム室14を区画
形成し、カム室14に潤滑油を収容し、該カム室14を
迂回して環状ポンプ室9にフィードポンプ23から燃料
を供給するようにしているである。
詳しく説明すると、フィードポンプ23は遮蔽板25に
よりカム室14と仕切られており、カム室14には第7
図のように入口ポート18aと出口ポート18bが開口
し、これらに図示しないアイボルトを介してエンジンオ
イルの循環系が接続されるようになっている。
一方、フィードポンプ23より左方のボディ1aには吸
入通路24と吸入ポート23aが形成され、燃料は外部
の燃料タンクから吸入通路24と吸入ポート23aを介
してフィードポンプ23に供給され、フィードポンプ2
3の吐出ボート23bはボディ1aとカバー1bにかけ
て形成した燃料供給路6oを介して環状ポンプ室9に接
続されている。燃料供給路60は、第5図のように、ボ
ディ1aのほぼ径方向に伸びる通路61と、カバーlb
に形成された屈曲状の通路62.63とを有し、通路6
3の端部は、ボディ1aの形成した凹部101とカバー
1bとで形成される燃料溜室64に通じている。そして
、燃料溜室64は燃料溜室64の底に形成したフィルタ
ー付きの通孔65を介して環状ポンプ室9に通じている
。環状ポンプ室9から燃料加圧室68の経路は第1実施
例と同じである。前記各通路61,62.63および燃
料溜室64は0リング69a、69bにより外部および
カム室14と油密に遮断されている。
前記環状ポンプ室9は、スプリングアッセンブリ45の
部品としてのばね座47を利用して形成されている。詳
述すると、スプリングアッセンブリ45は、2つのばね
座47.48と、ばね座47.48間に同心状に配置さ
れたスプリング46a、46bと、ばね座47に固定さ
れた係止リング49とを備えている。
ばね座47は端面がOリング55を介してディストリビ
ュータヘッドICの端面に接し、ねじ50により固定さ
れている。ばね座47は平板ではなく、外周側に、ボデ
ィ1aとの間に所定のクリアランスを得ることができる
ようにラッパ状に拡大した筒部47aを有している。筒
部47aの軸線方向端部は直筒状拡大部47bをなし、
ボディ1aの内周面にOリング56を介して密接してい
る。これらの構成により環状ポンプ室9が形成されてい
る。
係止リング49は、スプリングアッセンブリ45の組立
てのための部材であり、前記筒部47aの軸線方向端部
47bにねじで固定されている。
したがって、ばね座48の外周縁は係止リング49と離
間しており、内周側はベアリングワッシャと調整シムを
介してプランジャ左端の大径部6aに係止され、スプリ
ング46a、46bのばね力をプランジャ6に伝達して
いる。
また、この第3実施例は、噴射量の制御手段としてコン
トロールスリーブを用いず、第8図のようにスピル用電
磁弁120を用いる点も第1実施例と異なっている。詳
述すると、スピル用電磁弁120はポペット弁121を
有し、これを含む先端部がディストリビュータヘッドI
Cの側部に形成した凹部102に挿入固定されている。
凹部102の底には環状溝90が形成されており、この
環状溝90がディストリビュータヘッドICとプランジ
ャバレル16に形成した図示しないスピル用通路を介し
て燃料加圧室68に通じている。
また、凹部102の底の中央部にはプランジャバレル1
6により閉塞されたスピル室91が形成されており、こ
のスピル室91はプランジャバレル16に形成した図示
しない通路により環状ポンプ室9または供給供路66に
通じている。
この実施例においては、プランジャ6の往路行程におい
て、スピル用電磁弁120のポペット弁121が電磁弁
中の通路穴122を閉じており。
したがって、燃料加圧室68と燃料供給路60は遮断さ
れる。このため、燃料は燃料加圧室68で加圧され、ア
ウトレットボート71.吐出通路70およびデリバリバ
ルブ11を経て噴射ノズルから噴射される。ついで、ス
ピル用電磁弁120の図示しない電磁部に通電されると
、ポペット弁121は開弁じ、これにより燃料加圧室6
8内の燃料は、環状溝90、スピル室91、図示しない
通路を介して環状ポンプ室9または供給供路66に逃さ
れ、燃料噴射が終了する。
なお、プランジャ6の周面とプランジャバレル16の間
にはリークストッパ溝82が形成されており、このリー
クストッパ溝82は、プランジャバレル16とディスト
リビュータヘッドICにぞれぞれ形成したリーク通路7
3.74を介して図示しないパイプにつながり、燃料タ
ンクに通じている。燃料加圧室68内の加圧燃料は微量
ではあるが、プランジャ6の周面とプランジャバレル1
6の摺動スキマを経てカム室14の方向に流れる。
これをリークストッパ溝82が収容し、燃料タンク戻す
ことができる。
また、この実施例では、プランジャバレル16に均圧ボ
ート75と一部が通じる環状溝76が形成され、ディス
トリビュータヘッドICには環状溝76に一端が連なる
均圧通路77が形成され、この均圧通路77が環状ポン
プ室9に連なっている。したがって、プランジャ6が所
定のストローりおよび回転角位置にあるときに、均圧ス
リン1−85が均圧ボート75と吐出通路70を連通さ
せ、吐出通路70内の残圧を燃料供給圧力と等しくする
なお、前記均圧ボート75はプランジャバレル16の端
面に開孔するリーク通路78に連なっており、リーク通
路78は燃料加圧室68の天井側を構成するヘッドプラ
グ17のエツジ外周側に通じ、この部分に溜ったリーク
燃料をリーク通路78から均圧ボート75、環状溝76
、均圧通路77を経て環状ポンプ室9に戻すようになっ
ている。
プランジャ6の大径部6aは切欠きを有し、これとカム
ディスク41に形成された穴にピン330が挿入される
ことでプランジャ6とカムディスク41は一体回転され
る。また、カムディスク41の軸線方向には非円形断面
形状のカプラ部41aを有し、カプラ部41aは原動軸
4の内側突起4aと軸線方向相対移動噛み合っている。
前記タイマ2とタイミングコントロールバルブ3の構造
は実施例1,2と同じである。そしてまた、タイマ2の
低圧室21が低圧通路22を介してフィードポンプ23
の吸入通路24に連なっていること、その低圧室2】は
低圧通路32により高圧室20がタイミングコントロー
ルバルブ3の低圧穴31に通じていること、高圧室21
がタイミングコントロールバルブ3の高圧グループ30
に通じていること、その高圧グループ30は固定オリフ
ィス34を介して環状ポンプ室9にダイレクトに通じて
いること、固定オリフィス34は第48図ないし第4c
図の態様を取りうろことも実施例1,2と同じである。
〔実施例の作用〕
次に実施例の作動と作用を説明する。
第1実施例においては、ポンプ室9内の燃料油は、ポン
プハウジング1のボディ1aに設けられた固定オリフィ
ス34で流量を絞られ、通路33を通ってタイミンクコ
ントロールバルブ36の高圧グループ30に流入し、さ
らにここから通路35によりタイマ2の高圧室2oに流
入する。
タイミンクコントロールバルブ3の電磁部3Cに通電さ
れていないときには、ニードル3aは閉弁しており、高
圧グループ30と低圧穴31とは遮断され、したがって
タイマ2の高圧室20と低圧室21とは遮断されている
ポンプ室9の圧力はエンジンの回転数すなわちフィード
ポンプ23の送油圧力に依存しており。
回転数が低いときには高圧室20の圧力も低いため、タ
イマピストン2bはスプリング2dのセット力により高
圧室20側に押圧される。すなわち、遅角側に位置され
る。エンジンの回転数が高くなり、高圧室2oの圧力が
スプリング2dのセット力に勝ると、タイマピストン2
bは低圧室側に移動し、それにより、ピン2Cを介して
ローラホルダアッセンブリ42が回転する。これにより
ディスクカム5のリフト位置が早まり、着火遅れ時期を
補正する。
このような状況でタイミンクコントロールバルブ3の電
磁部3cに通電すれば、ニードル3aはリフトして開弁
じ、それにより、高圧グループ30は、側孔3f、バル
ブ本体3eとニードルバルブ3a間の内部通路、先端孔
3gを介して低圧穴31と通じあう、そのため、タイマ
2の高圧室20の圧力は通路35、低圧穴31、低圧通
路32を経て低圧室21にリークされ、高圧室20の圧
力が低下する。
これにより、タイマピストン2bは、この調節された圧
力とスプリング2dとがバランスする位置に位置決めさ
れ、この動きがピン2cを介してローラホルダアッセン
ブリに伝えられ1回動する。
したがって、電磁部3の通電を電子制御装置13により
所望のデユティ比でオンオフすることにより、ローラホ
ルダアッセンブリ42の角度位置が調節され、燃料噴射
時期におけるカムディスク41のカムプロフィル使用域
が制御され、運転条件に適合した噴射タイミングに調節
される。
このような制御において、タイマピストン2bを実際に
動かす作動圧は、先に述べたように、高圧室20の圧力
Pt2である。本発明ではポンプ室9から高圧室20に
到る油圧経路が、第9図のように、ポンプ室9−ポンプ
ハウジングの固定オリフイス34−通l833−高圧グ
ループ30−通路35から構成される。このため、固定
オリフィスからタイミングコントロールバルブ3のバル
ブシート部(高圧と低圧との境界)までのデッドボリュ
ーム■□は、第11図の従来の系統によるデッドボリュ
ームv2に較べ、著しく小さくなる。
この結果、タイマピストン2bの作動圧力を変化させる
のに必要な仕事量はそれだけ小さくて済むことになり、
したがってまたタイマビス1ヘン2bの応答性が良くな
り、電子制御形式の特徴を十分に発揮させたタイミング
制御を実現することができる。
上記の動作と作用は、ポンプ室が環状となっていること
を除き第3実施例においても全く同様である。第3実施
例における特有の動作と作用を説明すると、カム室14
の下部には潤滑油(エンジンオイル)が収容されており
、その潤滑油は高速回転するカムディスク41により掻
き上げられて飛散し、カム面と各ローラ7aとの接触部
を潤滑する。またプランジャ6とプランジャバレル16
間との潤滑も行う。
一方、フィードポンプ23から吐出された燃料油は1通
路61→屈曲通路62,63→燃料溜室64に送られ、
この燃料溜室64で脈動が吸収されてフィルタ付き通孔
65から環状ポンプ室9に供給される。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明の第1項によるときには、電子制御
式タイマを備えた分配型燃料噴射ポンプにおいて、タイ
ミングコントロールバルブの高圧グループと高圧室の上
流側を通路により導通するとともに、ポンプ室と高圧グ
ループを、タイマピスト・ンを介してでなく、ポンプハ
ウジングに設けた固定オリフィスを介して通路で直結し
たため、タイマ制御用の油圧経路の動的なデッドボリュ
ームを小さくすることができ、これにより応答性がよく
なり、タイマピストンの制御性能を向上できるというす
ぐれた効果が得られる。
また、本発明の第2項によるときには、ポンプ室が残余
のカム室と区画され、カム室に燃料と独立して潤滑油を
収容し、カム機構5の潤滑を図るようにしているため、
使用燃料を誤ってカム機構の表面剥離を起こすという不
具合が回避され、常に良好な潤滑を行うことができると
いうすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す部分切欠側面図、第
2図は第1図に置けるボディ下部の横断面図、第3図は
本発明の第2実施例を示す部分的断面図、第48図ない
し第4c図は本発明における固定オリフィスの態様を示
す断面図、第5図は本発明の第3実施例を示す縦断側面
図、第6図は第3実施例におけるタイマとローラホルダ
アッセンブリの関係を示す断面図、第7図は第3実施例
における潤滑油の出入関係を示す部分的断面図。 第8図はスピル用電磁弁とスピル通路を示す部分的断面
図、第9図は本発明におけるタイマ制御系統図、第10
図は従来のポンプの部分的断面図、第11図は従来のポ
ンプによるタイマ制御系FA図である。 1・・・ポンプハウジング、1a・・・ボディ、1b・
・・カバー、1c・・・ディストリビュータヘッド、2
・・・タイマ、2b・・・タイマピストン、3・・・タ
イミングコントロールバルブ、3c・・・電磁部、6・
・・プランジャ、9・・・ポンプ室(環状ポンプ室)、
20・・・高圧室、21・・・低圧室、30・・・高圧
グループ、33・・・通路、34・・・固定オリフィス
、35・・・通路特許出願人 ヂーゼル機器株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) エンジンの回転に従って回動および往復動自在
    なプランジャを内蔵したポンプハウジングの下部に、ロ
    ーラホルダアッセンブリを動かすためのタイマピストン
    と、該タイマピストンの軸線方向両側の高圧室と低圧室
    とを連通・遮断する電磁式タイミングコントロールバル
    ブとを備えた形式の燃料噴射ポンプにおいて、  前記タイミングコントロールバルブの高圧グループと
    タイマピストン高圧室上流側を通路により導通するとと
    もに、高圧グループとポンプ室をポンプハウジングに設
    けた固定オリフイスを含む通路により直結したことを特
    徴とする分配型燃料噴射ポンプ。
  2. (2) ポンプ室が、ポンプハウジング内壁とプランジ
    ャスプリングアッセンブリの一部を構成する筒状ばね座
    により環状に区画形成され、その環状のポンプ室は、ポ
    ンプハウジング内側の残余の空間であるカム室と油密に
    遮断され、環状のポンプ室はカム室を迂回する燃料供給
    路によりフィードポンプから燃料が供給されるようにな
    っているものを含む特許請求の範囲第1項記載の分配型
    燃料噴射ポンプ。
JP19927389A 1988-08-26 1989-08-02 分配型燃料噴射ポンプ Expired - Lifetime JP2850019B2 (ja)

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US07/396,984 US4977882A (en) 1988-08-26 1989-08-22 Distributor type fuel injection pump
DE3928219A DE3928219A1 (de) 1988-08-26 1989-08-25 Kraftstoff-einspritzpumpe mit verteilerfunktion

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JP63-210563 1988-08-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04191422A (ja) * 1990-11-23 1992-07-09 Toyota Motor Corp ディーゼルエンジン用の燃料噴射時期制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04191422A (ja) * 1990-11-23 1992-07-09 Toyota Motor Corp ディーゼルエンジン用の燃料噴射時期制御装置

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