JPH0214053B2 - - Google Patents
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- JPH0214053B2 JPH0214053B2 JP55108775A JP10877580A JPH0214053B2 JP H0214053 B2 JPH0214053 B2 JP H0214053B2 JP 55108775 A JP55108775 A JP 55108775A JP 10877580 A JP10877580 A JP 10877580A JP H0214053 B2 JPH0214053 B2 JP H0214053B2
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/24—Heart valves ; Vascular valves, e.g. venous valves; Heart implants, e.g. passive devices for improving the function of the native valve or the heart muscle; Transmyocardial revascularisation [TMR] devices; Valves implantable in the body
- A61F2/2403—Heart valves ; Vascular valves, e.g. venous valves; Heart implants, e.g. passive devices for improving the function of the native valve or the heart muscle; Transmyocardial revascularisation [TMR] devices; Valves implantable in the body with pivoting rigid closure members
- A61F2/2406—Heart valves ; Vascular valves, e.g. venous valves; Heart implants, e.g. passive devices for improving the function of the native valve or the heart muscle; Transmyocardial revascularisation [TMR] devices; Valves implantable in the body with pivoting rigid closure members without fixed axis
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- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/24—Heart valves ; Vascular valves, e.g. venous valves; Heart implants, e.g. passive devices for improving the function of the native valve or the heart muscle; Transmyocardial revascularisation [TMR] devices; Valves implantable in the body
- A61F2/2409—Support rings therefor, e.g. for connecting valves to tissue
-
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- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/15577—Apparatus or processes for manufacturing
- A61F2013/15821—Apparatus or processes for manufacturing characterized by the apparatus for manufacturing
- A61F2013/15845—Apparatus or processes for manufacturing characterized by the apparatus for manufacturing using a specific cam for programming the apparatus
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7837—Direct response valves [i.e., check valve type]
- Y10T137/7838—Plural
- Y10T137/7839—Dividing and recombining in a single flow path
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T137/7903—Weight biased
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- Veterinary Medicine (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、機能不良となつた本来の心臓弁に代
えて取り付ける人工心臓弁に関する。
えて取り付ける人工心臓弁に関する。
(従来の技術)
心臓の圧送作用に従つて血流力学的に作動する
人工心臓弁は、各種形式のものが開発されてい
る。実用化された心臓弁の例としてボールとケー
ジ型及び円板弁部材型がある。自由浮動型の円板
の例としては米国特許第3534411号がある。回動
可能の円板型の弁の例としては米国特許第
3546711号及び第3859668号がある。
人工心臓弁は、各種形式のものが開発されてい
る。実用化された心臓弁の例としてボールとケー
ジ型及び円板弁部材型がある。自由浮動型の円板
の例としては米国特許第3534411号がある。回動
可能の円板型の弁の例としては米国特許第
3546711号及び第3859668号がある。
一個の円板でなく、2個の葉片を使用し平行軸
線を中心として回動する型式の円板型心臓弁も既
知である。英国特許第1160008号に初期の型式が
示され、米国特許第4078268号に改良型が示され
ている。また、米国特許第4159543号も参照され
たい。
線を中心として回動する型式の円板型心臓弁も既
知である。英国特許第1160008号に初期の型式が
示され、米国特許第4078268号に改良型が示され
ている。また、米国特許第4159543号も参照され
たい。
(発明が解決しようとする課題)
上記2個の葉片を用いる型式の従来の人工心臓
弁は、弁本体に取り付けられる葉片すなわち弁部
材が単に枢動することにより、弁の開閉を行うよ
うに構成されており、その開位置における弁の流
通面積が不十分であるという欠点を有していた。
弁は、弁本体に取り付けられる葉片すなわち弁部
材が単に枢動することにより、弁の開閉を行うよ
うに構成されており、その開位置における弁の流
通面積が不十分であるという欠点を有していた。
(課題を解決するための手段)
上述の如き従来技術の人工心臓弁における欠点
を解消するために、本発明においては、所定方向
へ向かう血液の流れを許容するようになされた中
央通路を有する環状の弁本体と、該弁本体により
支持されて前記中央通路を通る血液の流れを阻止
する閉位置と前記所定方向への血液の流れを許容
する開位置との間で偏心して枢動する一対の葉片
と、を備え、前記葉片には突出する案内部が設け
られ、また前記弁本体には前記案内部を収容する
ようになされた細長い凹みが設けられており、こ
れによつて前記葉片の枢動および移動を許容する
ようになされた人工心臓弁において、前記各葉片
を曲面状の断面形状となし、この曲面状の断面形
状を管状体の一部とし、各葉片を前記開位置にお
いてその凹面が前記中央通路の中心線に向きかつ
管状体の軸心が前記中央通路の中心線にほぼ平行
になるようになし、また隣接する細長い凹みを前
記弁本体の平面部に設け、更にこれら隣接する細
長い凹みを中央通路の中心線に対して少なくとも
20゜の角度をなして互いに離れるように前記所定
方向に延在せしめている。
を解消するために、本発明においては、所定方向
へ向かう血液の流れを許容するようになされた中
央通路を有する環状の弁本体と、該弁本体により
支持されて前記中央通路を通る血液の流れを阻止
する閉位置と前記所定方向への血液の流れを許容
する開位置との間で偏心して枢動する一対の葉片
と、を備え、前記葉片には突出する案内部が設け
られ、また前記弁本体には前記案内部を収容する
ようになされた細長い凹みが設けられており、こ
れによつて前記葉片の枢動および移動を許容する
ようになされた人工心臓弁において、前記各葉片
を曲面状の断面形状となし、この曲面状の断面形
状を管状体の一部とし、各葉片を前記開位置にお
いてその凹面が前記中央通路の中心線に向きかつ
管状体の軸心が前記中央通路の中心線にほぼ平行
になるようになし、また隣接する細長い凹みを前
記弁本体の平面部に設け、更にこれら隣接する細
長い凹みを中央通路の中心線に対して少なくとも
20゜の角度をなして互いに離れるように前記所定
方向に延在せしめている。
(作用及び効果)
上記構成により、本願発明の人工心臓弁の葉片
は、前記開位置へ動く時に、前記所定方向へ移動
するとともに互いに関して径方向において離れ、
したがつてこれら葉片の間に相対的に広い中央流
通路が画成される。従つて、血流に対する抵抗の
少ない人工心臓弁が提供されるのである。
は、前記開位置へ動く時に、前記所定方向へ移動
するとともに互いに関して径方向において離れ、
したがつてこれら葉片の間に相対的に広い中央流
通路が画成される。従つて、血流に対する抵抗の
少ない人工心臓弁が提供されるのである。
(実施例)
以下に本発明を例示した実施例並びに図面につ
いて説明する。
いて説明する。
第1図乃至第9図は、本発明の第1の実施例に
よる人工心臓弁11を示し、環状の弁本体13に
2個の回動可能な弁部材即ち葉片15が支持され
ている。葉片15は血行力学的に開閉して、中央
通路17内を矢印19で示す所定方向に流れる血
流を制御する。葉片15は偏心軸線を中心として
回動可能に支持される。環状の弁本体13から下
流方向に突出した2個の支柱部23の内壁に形成
したほぼ直径方向に対向した凹み21内に葉片1
5を支持する。人工心臓弁11はどんな姿勢でも
作動可能であり、重力の影響はほとんどない。し
かし、説明のために、環状の弁本体13を水平に
置いた場合を図示して説明する。
よる人工心臓弁11を示し、環状の弁本体13に
2個の回動可能な弁部材即ち葉片15が支持され
ている。葉片15は血行力学的に開閉して、中央
通路17内を矢印19で示す所定方向に流れる血
流を制御する。葉片15は偏心軸線を中心として
回動可能に支持される。環状の弁本体13から下
流方向に突出した2個の支柱部23の内壁に形成
したほぼ直径方向に対向した凹み21内に葉片1
5を支持する。人工心臓弁11はどんな姿勢でも
作動可能であり、重力の影響はほとんどない。し
かし、説明のために、環状の弁本体13を水平に
置いた場合を図示して説明する。
弁本体13の外周に円周溝24を形成し、図示
しない縫合用リングを取り付ける。縫合用リング
は既知のどんな型式でもよい。縫合用リングは人
工心臓弁11を心臓組織に縫合するのを容易にす
る。
しない縫合用リングを取り付ける。縫合用リング
は既知のどんな型式でもよい。縫合用リングは人
工心臓弁11を心臓組織に縫合するのを容易にす
る。
弁本体13を通る中央通路17の断面はほぼ円
形とし、中央通路17を画成する内壁25は第4
図に示す通り、上部を僅かに上開きのテーパと
し、下部には後述する座を形成する。内壁25の
平面部27の長円形のすなわち細長い凹み21を
形成し、凹み21は支柱部23の内面に延長す
る。このため中央通路17の断面は完全な円では
ない。
形とし、中央通路17を画成する内壁25は第4
図に示す通り、上部を僅かに上開きのテーパと
し、下部には後述する座を形成する。内壁25の
平面部27の長円形のすなわち細長い凹み21を
形成し、凹み21は支柱部23の内面に延長す
る。このため中央通路17の断面は完全な円では
ない。
弁本体13と葉片15とは、生体適合及び非血
栓形成の適切な材料製とし、葉片の極めて多い開
閉を受けても摩耗の少ない材料とする。この材料
の好適な例は、等方性多結晶グラフアイト、例え
ば商品名POCOとし、これに熱分解炭素、例えば
商品名PYROLITEを被覆してすぐれた生体適合
性と耐摩耗性を得る。
栓形成の適切な材料製とし、葉片の極めて多い開
閉を受けても摩耗の少ない材料とする。この材料
の好適な例は、等方性多結晶グラフアイト、例え
ば商品名POCOとし、これに熱分解炭素、例えば
商品名PYROLITEを被覆してすぐれた生体適合
性と耐摩耗性を得る。
葉片15の横断面は第8図に示す通り曲面状と
し、上流縁から下流縁にわたつてほぼ均等な厚さ
とする。葉片は楕円断面の管から切り出した形状
に近似する。通常の血流方向における上流縁であ
る葉片の合わせ縁29は平坦面とする。開位置で
下流縁である周縁31は半円の一部とし、ほぼ円
筒形の中央通路17に線接触する。第4図、、第
5図に示す通り、弁本体の内壁25に水平の座3
3を形成し周縁31の外周部が座33のほぼ半円
の部分に接触する。各葉片15の楕円曲率を適宜
選択して、弁本体13の正円筒形の内壁25との
接触部がほぼ半円となるようにする。葉片15の
合わせ縁29と周縁31との形状は、人工心臓弁
11の閉位置において、周縁31の上流側の面が
座33の下流側の面に接触し、合わせ縁29は左
右の葉片の合わせ縁29が互いに接触するように
する。座33を中央通路17を通る中心線に垂直
とすることによつて、座の機械加工を容易にする
と共に葉片の周縁に沿う優れたシールを形成す
る。葉片15の周縁31の曲率半径を座33に対
して線接触を行なうようになすことによつて血球
破壊即ち溶血を減少させるようにする。
し、上流縁から下流縁にわたつてほぼ均等な厚さ
とする。葉片は楕円断面の管から切り出した形状
に近似する。通常の血流方向における上流縁であ
る葉片の合わせ縁29は平坦面とする。開位置で
下流縁である周縁31は半円の一部とし、ほぼ円
筒形の中央通路17に線接触する。第4図、、第
5図に示す通り、弁本体の内壁25に水平の座3
3を形成し周縁31の外周部が座33のほぼ半円
の部分に接触する。各葉片15の楕円曲率を適宜
選択して、弁本体13の正円筒形の内壁25との
接触部がほぼ半円となるようにする。葉片15の
合わせ縁29と周縁31との形状は、人工心臓弁
11の閉位置において、周縁31の上流側の面が
座33の下流側の面に接触し、合わせ縁29は左
右の葉片の合わせ縁29が互いに接触するように
する。座33を中央通路17を通る中心線に垂直
とすることによつて、座の機械加工を容易にする
と共に葉片の周縁に沿う優れたシールを形成す
る。葉片15の周縁31の曲率半径を座33に対
して線接触を行なうようになすことによつて血球
破壊即ち溶血を減少させるようにする。
各葉片15の枢支軸線は葉片に対して偏心と
し、さらに中央通路17を通る中心線に対して偏
心とする。葉片15の両側に突出した2個の球面
の案内部35の位置によつて、枢支軸線の位置が
定まる。案内部35は球の一部を切断した形状と
し、最大直径は切断部の直径となる。案内部35
は曲面の葉片15の対向した横位置に形成され、
長円形の凹み21内に入る。凹み21の両端の曲
率半径は、案内部35の最大半径にほぼ等しいか
又は僅かに大とする。長円形の凹み21の断面の
曲率は、案内部35の曲率とほぼ等しくして案内
部の長手方向の動き及び回動を容易にする。葉片
15を弁本体13に組み合わせて、第2図に示す
開位置に置いて凹面が中央通路17の中心線に向
くようにする。
し、さらに中央通路17を通る中心線に対して偏
心とする。葉片15の両側に突出した2個の球面
の案内部35の位置によつて、枢支軸線の位置が
定まる。案内部35は球の一部を切断した形状と
し、最大直径は切断部の直径となる。案内部35
は曲面の葉片15の対向した横位置に形成され、
長円形の凹み21内に入る。凹み21の両端の曲
率半径は、案内部35の最大半径にほぼ等しいか
又は僅かに大とする。長円形の凹み21の断面の
曲率は、案内部35の曲率とほぼ等しくして案内
部の長手方向の動き及び回動を容易にする。葉片
15を弁本体13に組み合わせて、第2図に示す
開位置に置いて凹面が中央通路17の中心線に向
くようにする。
長円形の凹み21は、垂直すなわち中央通路1
7の軸線に平行な方向乃至は第5図に示す傾き角
Aの間で角度付けられる。角度Aは60゜以下とし
て血流の下流方向に開く。図示の例では角度Aは
15゜であり、約45゜以下が好適である。凹み21の
凹面底部間の対向寸法は、案内部35の凸面端部
間の葉片寸法よりも僅かに大として間〓を形成
し、案内部35の自由な回動及び滑動を可能にす
る。弁本体13及び葉片15は、組み立てに際し
て案内部35を凹み21内に容易に嵌め込むこと
を許容するに十分な弾性を有する材料から形成さ
れる。
7の軸線に平行な方向乃至は第5図に示す傾き角
Aの間で角度付けられる。角度Aは60゜以下とし
て血流の下流方向に開く。図示の例では角度Aは
15゜であり、約45゜以下が好適である。凹み21の
凹面底部間の対向寸法は、案内部35の凸面端部
間の葉片寸法よりも僅かに大として間〓を形成
し、案内部35の自由な回動及び滑動を可能にす
る。弁本体13及び葉片15は、組み立てに際し
て案内部35を凹み21内に容易に嵌め込むこと
を許容するに十分な弾性を有する材料から形成さ
れる。
各凹み21の全長は案内部35の最大直径の少
なくとも約125%とし、案内部35が凹み21内
を動くと、凹み内を通る血流の作用と相俟つて、
凹みの全凹面が洗われ、確実な凝固阻止が行われ
る。凹み21の長さを更に長くすることもでき図
示の例では凹み21の長さは案内部直径の2倍で
あり、完全な洗浄が行われる。案内部の動きを自
由にするために、凹み両端の曲率半径は案内部3
5の曲率半径よりも僅かに大きくする。
なくとも約125%とし、案内部35が凹み21内
を動くと、凹み内を通る血流の作用と相俟つて、
凹みの全凹面が洗われ、確実な凝固阻止が行われ
る。凹み21の長さを更に長くすることもでき図
示の例では凹み21の長さは案内部直径の2倍で
あり、完全な洗浄が行われる。案内部の動きを自
由にするために、凹み両端の曲率半径は案内部3
5の曲率半径よりも僅かに大きくする。
合わせ縁29は両葉片の閉位置において互いに
接触して分離面を形成するが、葉片の閉位置にお
ける停止は、主として葉片の周縁31と弁本体の
内壁25に形成した半円形の座33との接触によ
つて得られる。周縁31の上流側の縁部は座33
の全長にわたつて線接触する。座33の横縁部は
第6図に示す通りに切落して案内部35の付近で
葉片との間に間〓を形成する。
接触して分離面を形成するが、葉片の閉位置にお
ける停止は、主として葉片の周縁31と弁本体の
内壁25に形成した半円形の座33との接触によ
つて得られる。周縁31の上流側の縁部は座33
の全長にわたつて線接触する。座33の横縁部は
第6図に示す通りに切落して案内部35の付近で
葉片との間に間〓を形成する。
止め部39を凹み21間の部分に形成して、葉
片の面が中央通路17の軸線にほぼ平行となつて
血流に対して最小抵抗となつた位置で葉片の回動
を止める。大動脈弁について、止め部39の軸線
は中央通路の中心線に対して25゜以下の傾きとし、
第5図に示した例では15゜の傾きである。葉片が
開位置において中央通路の軸線に対して正確に平
行であつても、心室を通る血流が方向転換する時
は、背圧が血液の逆流を生じて曲面の葉片に引張
力を生ずる。葉片15の面積中心は葉片の回動軸
線から離れているため、引張力は葉片に合成モー
メント腕を作用して急速に人工心臓弁11を閉じ
る。0゜の傾きである時は弁が閉鎖するまでの大量
の血液が逆流し、逆流量が所要値を越える。即
ち、傾き角度が大きければ逆流は減少するため、
僧帽弁用の葉片は35゜までの傾斜としてもよい。
片の面が中央通路17の軸線にほぼ平行となつて
血流に対して最小抵抗となつた位置で葉片の回動
を止める。大動脈弁について、止め部39の軸線
は中央通路の中心線に対して25゜以下の傾きとし、
第5図に示した例では15゜の傾きである。葉片が
開位置において中央通路の軸線に対して正確に平
行であつても、心室を通る血流が方向転換する時
は、背圧が血液の逆流を生じて曲面の葉片に引張
力を生ずる。葉片15の面積中心は葉片の回動軸
線から離れているため、引張力は葉片に合成モー
メント腕を作用して急速に人工心臓弁11を閉じ
る。0゜の傾きである時は弁が閉鎖するまでの大量
の血液が逆流し、逆流量が所要値を越える。即
ち、傾き角度が大きければ逆流は減少するため、
僧帽弁用の葉片は35゜までの傾斜としてもよい。
突出した座33及び止め部39の割合と位置と
に応じて、各葉片15は約55゜―75゜の角度を回動
してほぼ垂直の開位置と第4図に示す閉位置との
間で回動する。前述した通り、葉片15の曲面は
正円筒を角度B(約10゜〜20゜)で第10図に示す
通りに切断した面によつて形成する。第3図に示
す葉片の曲率は、第10図の切断部X―Xによつ
て示す楕円の長軸に沿う楕円面とする。この角度
Bを選択して第4図に示す角度Cを得る。角度C
は、葉片15の閉位置における面と中央通路17
の中心線に垂直の面との間の角度である。角度C
は所要の閉弁姿勢を定め、心臓弁の場合は約15゜
を好適とする。第10図に示す円筒の直径は人工
心臓弁の中央通路の直径に応じて選定する。葉片
を形成する楕円断面の円筒を角度Cの面で切断す
れば、中央通路の直径と等しい円となる。
に応じて、各葉片15は約55゜―75゜の角度を回動
してほぼ垂直の開位置と第4図に示す閉位置との
間で回動する。前述した通り、葉片15の曲面は
正円筒を角度B(約10゜〜20゜)で第10図に示す
通りに切断した面によつて形成する。第3図に示
す葉片の曲率は、第10図の切断部X―Xによつ
て示す楕円の長軸に沿う楕円面とする。この角度
Bを選択して第4図に示す角度Cを得る。角度C
は、葉片15の閉位置における面と中央通路17
の中心線に垂直の面との間の角度である。角度C
は所要の閉弁姿勢を定め、心臓弁の場合は約15゜
を好適とする。第10図に示す円筒の直径は人工
心臓弁の中央通路の直径に応じて選定する。葉片
を形成する楕円断面の円筒を角度Cの面で切断す
れば、中央通路の直径と等しい円となる。
大動脈用とした人工心臓弁11の例では、外径
約24mm、中央通路の直径約21mmとする。球面の案
内部35は、葉片の両側面の平面部41から1/2
〜3/4mm外方へ伸びる。
約24mm、中央通路の直径約21mmとする。球面の案
内部35は、葉片の両側面の平面部41から1/2
〜3/4mm外方へ伸びる。
第5図に示す開位置において、各葉片15は下
方に回動して環状の弁本体のほぼ完全に下流側の
位置となる。環状の本体は最大絞り部を形成し、
僧帽弁位置では葉片15は心室内に入り、大動脈
位置では葉片15は大動脈入口の拡大部に入る。
人工心臓弁の開位置では、案内部35は凹み21
の下方の丸形の端部に動き、環状の弁本体の下方
となる葉片の変位を増大する。
方に回動して環状の弁本体のほぼ完全に下流側の
位置となる。環状の本体は最大絞り部を形成し、
僧帽弁位置では葉片15は心室内に入り、大動脈
位置では葉片15は大動脈入口の拡大部に入る。
人工心臓弁の開位置では、案内部35は凹み21
の下方の丸形の端部に動き、環状の弁本体の下方
となる葉片の変位を増大する。
葉片15の開き運動の間、血液は矢印19で示
す方向に中央通路17内を流れる。この血液の流
れは、人工心臓弁が大動脈位置にある場合には、
心室の収縮に伴う心臓の圧送ストロークによつて
生ずる。葉片の後面側の平面部43が止め部39
に接触すれば、回動運動は停止する。しかし、血
液は本質的に葉片15をほぼ垂直位置とする傾向
があるため、止め部39に作用する圧力は小さく
摩耗の問題は生じない。葉片は曲面であり、開位
置では長い凹み21の角度Aの開きによつて中心
よりも外方に動くため、葉片間の中央通路は著し
く大きな寸法となり、血流の自由通過を可能とす
る。前述した通り、葉片15の断面形は円筒を10
〜20゜の角度で第10図に示すように切断した楕
円形であり、このような楕円形状を10〜20゜の楕
円と称する。
す方向に中央通路17内を流れる。この血液の流
れは、人工心臓弁が大動脈位置にある場合には、
心室の収縮に伴う心臓の圧送ストロークによつて
生ずる。葉片の後面側の平面部43が止め部39
に接触すれば、回動運動は停止する。しかし、血
液は本質的に葉片15をほぼ垂直位置とする傾向
があるため、止め部39に作用する圧力は小さく
摩耗の問題は生じない。葉片は曲面であり、開位
置では長い凹み21の角度Aの開きによつて中心
よりも外方に動くため、葉片間の中央通路は著し
く大きな寸法となり、血流の自由通過を可能とす
る。前述した通り、葉片15の断面形は円筒を10
〜20゜の角度で第10図に示すように切断した楕
円形であり、このような楕円形状を10〜20゜の楕
円と称する。
血流圧送行程が終われば各心室は弛緩して血液
を心房から吸い込む。心室内の背圧によつて葉片
15は急速に回動して閉位置となる(第4図)。
各葉片の回動軸線は球面の案内部35によつて定
まる。葉片の構造は、葉片の面に沿う血流の逆流
によつて葉片の面に作用する力が大きなモーメン
ト腕を葉片に作用して急速に閉鎖応答を生ずるよ
うになつている。各葉片の重心は、葉片が開位置
にある時は回動軸線の下流側にあるため、血液の
逆流を開始すると共に急速に回動を開始する。葉
片15の閉鎖運動に際して、案内部35は凹み2
1内を上方に動いて互いに近接し、同時に案内部
35を中心として葉片が回動し、閉鎖位置では各
葉片の周縁31が中央通路17の内壁25の座3
3に接触する。
を心房から吸い込む。心室内の背圧によつて葉片
15は急速に回動して閉位置となる(第4図)。
各葉片の回動軸線は球面の案内部35によつて定
まる。葉片の構造は、葉片の面に沿う血流の逆流
によつて葉片の面に作用する力が大きなモーメン
ト腕を葉片に作用して急速に閉鎖応答を生ずるよ
うになつている。各葉片の重心は、葉片が開位置
にある時は回動軸線の下流側にあるため、血液の
逆流を開始すると共に急速に回動を開始する。葉
片15の閉鎖運動に際して、案内部35は凹み2
1内を上方に動いて互いに近接し、同時に案内部
35を中心として葉片が回動し、閉鎖位置では各
葉片の周縁31が中央通路17の内壁25の座3
3に接触する。
葉片が開位置で垂直に近くなるほど、また凹み
21が長いほど、葉片が閉位置になるまでの回動
運動は大となり、逆流は多くなる。それ故凹み2
1の長さは十分な洗浄を行い得る程度の長さと
し、止め部39の位置は、開位置において血流に
よる圧力低下が十分に小さい位置に達したら直ち
に回動を停止させるようにして閉鎖運動間の角度
運動量を小くするのが好適である。
21が長いほど、葉片が閉位置になるまでの回動
運動は大となり、逆流は多くなる。それ故凹み2
1の長さは十分な洗浄を行い得る程度の長さと
し、止め部39の位置は、開位置において血流に
よる圧力低下が十分に小さい位置に達したら直ち
に回動を停止させるようにして閉鎖運動間の角度
運動量を小くするのが好適である。
周縁31の上面は、座33の下面の曲率半径よ
りも小さな曲率半径として丸みをもたせ、線接触
を保ち、しかも所要の封鎖を行うようにする。合
わせ縁29間及び周縁31と座33との間の封鎖
接触が生じた時は、案内部35は凹み21の半円
形の上縁から僅かに引き込むように葉片15の寸
法関係を定め、枢支部間の横方向の押圧力をなく
し、摩耗を防ぐようにする。
りも小さな曲率半径として丸みをもたせ、線接触
を保ち、しかも所要の封鎖を行うようにする。合
わせ縁29間及び周縁31と座33との間の封鎖
接触が生じた時は、案内部35は凹み21の半円
形の上縁から僅かに引き込むように葉片15の寸
法関係を定め、枢支部間の横方向の押圧力をなく
し、摩耗を防ぐようにする。
第6図に示す通り、弁本体の内面の平坦な壁部
27は、葉片15の案内部35を囲む両横縁の平
面部41と接近している。これによつて、葉片が
回動する時に平面部41は壁部27とは接近して
運動して直径方向において対向する面間に所要の
封鎖をもたらし、また葉片と弁本体との間のかじ
りを防ぐ。
27は、葉片15の案内部35を囲む両横縁の平
面部41と接近している。これによつて、葉片が
回動する時に平面部41は壁部27とは接近して
運動して直径方向において対向する面間に所要の
封鎖をもたらし、また葉片と弁本体との間のかじ
りを防ぐ。
曲面の葉片15は、ほぼ楕円形断面の一部の形
状であり、多結晶グラフアイト等の材料から一体
として加工する。第1図、第2図に示す通り、葉
片15の外面45は凸面であり内面47は凹面で
ある。製造過程において、案内部35は所要半径
の球の一部として、各葉片の両横縁に同一軸線上
に形成し、葉片回動の偏心軸線を形成する。案内
部35は半球とする必要がなく、球の半径の1/2
の深さとするのが好適である。案内部5は球面以
外の他の回転体、例えば放物面、双曲面又は楕円
面等の回転体とすることができる。しかし球面と
するのが加工容易であるため好適である。
状であり、多結晶グラフアイト等の材料から一体
として加工する。第1図、第2図に示す通り、葉
片15の外面45は凸面であり内面47は凹面で
ある。製造過程において、案内部35は所要半径
の球の一部として、各葉片の両横縁に同一軸線上
に形成し、葉片回動の偏心軸線を形成する。案内
部35は半球とする必要がなく、球の半径の1/2
の深さとするのが好適である。案内部5は球面以
外の他の回転体、例えば放物面、双曲面又は楕円
面等の回転体とすることができる。しかし球面と
するのが加工容易であるため好適である。
球面の案内部35の加工後に、葉片15の両横
縁に案内部35を囲む平面部41を加工し、各葉
片の外面45を周縁31において所要の曲率半径
として弁本体から突出する座33の下面と線接触
させる。全部の加工工程を完了すれば、多結晶グ
ラフアイトの葉片に熱分解炭素を被覆して一体の
強固な耐摩耗性の生体適合面を全外面に有する葉
片となる。
縁に案内部35を囲む平面部41を加工し、各葉
片の外面45を周縁31において所要の曲率半径
として弁本体から突出する座33の下面と線接触
させる。全部の加工工程を完了すれば、多結晶グ
ラフアイトの葉片に熱分解炭素を被覆して一体の
強固な耐摩耗性の生体適合面を全外面に有する葉
片となる。
案内部35がその中で滑動する長円形の凹み2
1の曲率半径は案内部の半径にほぼ等しいか又は
5%以下だけ大きくし、約1―3%大きくするの
が好適である。凹み21の全長は第4図、第5図
に示した例では案内部35の外径の約2倍であ
り、125―225%の長さとするのが好適である。凹
み21を細長い形状とすることによつて、案内部
35は凹み内を上下に滑動するため、血液が凹み
内に停滞するのを防ぎ、凝固が起こらない。前述
した通り、凹みの全長は案内部の直径の125―200
%程度が好適である。
1の曲率半径は案内部の半径にほぼ等しいか又は
5%以下だけ大きくし、約1―3%大きくするの
が好適である。凹み21の全長は第4図、第5図
に示した例では案内部35の外径の約2倍であ
り、125―225%の長さとするのが好適である。凹
み21を細長い形状とすることによつて、案内部
35は凹み内を上下に滑動するため、血液が凹み
内に停滞するのを防ぎ、凝固が起こらない。前述
した通り、凹みの全長は案内部の直径の125―200
%程度が好適である。
第5図に示す通り、両凹み21は中央通路17
の中心線を通る垂直面に対して角度A(第5図の
例では15゜)として葉片の偏心軸を案内する。角
度Aは0―45゜とするのが好適であり、凹み21
は血流の方向、すなわち矢印19で示す方向、に
向かつて中心線から外方に開く。角度Aとした効
果は第4図、第5図に示される。開運動の間、葉
片はほぼ垂直位置に回動すると共に中央通路17
の中央から外方に動き、弁を通る広い中央通路を
第2図に示す通りに形成し、この中央通路は凹み
が垂直あるいは円形の場合よりも広い。血液の主
流路は中央通路の中央部であるため、葉片の外方
への動きは血流に対する抵抗を減少する。
の中心線を通る垂直面に対して角度A(第5図の
例では15゜)として葉片の偏心軸を案内する。角
度Aは0―45゜とするのが好適であり、凹み21
は血流の方向、すなわち矢印19で示す方向、に
向かつて中心線から外方に開く。角度Aとした効
果は第4図、第5図に示される。開運動の間、葉
片はほぼ垂直位置に回動すると共に中央通路17
の中央から外方に動き、弁を通る広い中央通路を
第2図に示す通りに形成し、この中央通路は凹み
が垂直あるいは円形の場合よりも広い。血液の主
流路は中央通路の中央部であるため、葉片の外方
への動きは血流に対する抵抗を減少する。
第4図、第5図に示す通り、弁本体13の高さ
は著しく小さく、人工心臓弁の構造としては著し
い利点である。これによつて弁の加工が容易にな
り、患者の心臓内への挿入が容易になる。環状の
弁本体は、最大絞り部を形成するように高さを小
さくすることで圧力低下を小さくする。
は著しく小さく、人工心臓弁の構造としては著し
い利点である。これによつて弁の加工が容易にな
り、患者の心臓内への挿入が容易になる。環状の
弁本体は、最大絞り部を形成するように高さを小
さくすることで圧力低下を小さくする。
第11図、第12図は、本発明の第2の実施例
による人工心臓弁51を示し、環状の弁本体53
と2枚の弁部材即ち葉片55とを有する。葉片5
5は前述の葉片15とほぼ同じであるが、案内部
57は球の一部ではなく、球面を有する台形部材
である。これは球を2個の平行な平面によつて切
断した形状であり、このため各案内部57は平坦
な端面59を有する。
による人工心臓弁51を示し、環状の弁本体53
と2枚の弁部材即ち葉片55とを有する。葉片5
5は前述の葉片15とほぼ同じであるが、案内部
57は球の一部ではなく、球面を有する台形部材
である。これは球を2個の平行な平面によつて切
断した形状であり、このため各案内部57は平坦
な端面59を有する。
環状の弁本体53は、対向配置にされ、前述の
座33とほぼ同様の一対のほぼ半円形の座61を
有している。環状の弁本体53はほぼ円形の中央
通路を形成し、この中央通路には上端から内方の
座61に向かつて僅かに細くなるテーパを付け
る。案内部57を受け入れる長円形すなわち細長
い凹み65を対向する平面部63に形成する。平
面部63は座61よりも僅かに上方から支柱部6
7に伸びている。弁本体53に形成した斜方向の
遷移面69は、弁本体の上縁から下方に平面部6
3まで延長させて平面部63を通る血流を滑らか
にする。
座33とほぼ同様の一対のほぼ半円形の座61を
有している。環状の弁本体53はほぼ円形の中央
通路を形成し、この中央通路には上端から内方の
座61に向かつて僅かに細くなるテーパを付け
る。案内部57を受け入れる長円形すなわち細長
い凹み65を対向する平面部63に形成する。平
面部63は座61よりも僅かに上方から支柱部6
7に伸びている。弁本体53に形成した斜方向の
遷移面69は、弁本体の上縁から下方に平面部6
3まで延長させて平面部63を通る血流を滑らか
にする。
凹み65はほぼ垂直方向、即ち中央通路の中心
線にほぼ平行な方向に伸びる。かくして、葉片5
5が開あるいは閉位置間で回動する時に、回動軸
線は中央通路の半径方向に動くことはなく、上流
あるいは下流方向の動きだけになる。
線にほぼ平行な方向に伸びる。かくして、葉片5
5が開あるいは閉位置間で回動する時に、回動軸
線は中央通路の半径方向に動くことはなく、上流
あるいは下流方向の動きだけになる。
平面部63の底部部分から突出する2個の止め
部71を形成して、葉片55の開位置での動きを
制限して点線位置(第11図)で停止させる。こ
の位置での葉片55の姿勢は、その曲面部の軸線
が垂直に対して約5゜となるようにし、血流に対す
る抵抗を少なくする。第11図に示す通り、開位
置では葉片55は下流方向に動き、ほぼ完全に環
状の弁本体の外方に位置するため、人工心臓弁全
体としての血流に対する抵抗は更に減少する。
部71を形成して、葉片55の開位置での動きを
制限して点線位置(第11図)で停止させる。こ
の位置での葉片55の姿勢は、その曲面部の軸線
が垂直に対して約5゜となるようにし、血流に対す
る抵抗を少なくする。第11図に示す通り、開位
置では葉片55は下流方向に動き、ほぼ完全に環
状の弁本体の外方に位置するため、人工心臓弁全
体としての血流に対する抵抗は更に減少する。
凹み65の上方の平面部63に小さな溝73を
形成し、この溝は遷移面69に達する。この溝7
3の目的は、葉片55が閉じた時に溝73を通る
逆流を生じさせることにある。この逆流が生じる
のは、凹み65の容積が案内部57の容積よりも
大きいからである。葉片55が第11図の実線位
置に閉じた時は、凹み65の下方は空間であり、
葉片より下方の血液の圧力を受ける。第12図に
示す通り、凹み65の下部から案内部57の端面
59との間〓を通つて溝73に達する流通路が形
成される。この4個の凹み65を通る制御逆流
は、座61のほぼ半円の長さに沿う封鎖が良い場
合は、弁設計の上から許容可能である。この逆流
は凹み65内の繰り返し洗浄を行い、凹み内の凝
固開始を防ぐ確実な防止手段となる。
形成し、この溝は遷移面69に達する。この溝7
3の目的は、葉片55が閉じた時に溝73を通る
逆流を生じさせることにある。この逆流が生じる
のは、凹み65の容積が案内部57の容積よりも
大きいからである。葉片55が第11図の実線位
置に閉じた時は、凹み65の下方は空間であり、
葉片より下方の血液の圧力を受ける。第12図に
示す通り、凹み65の下部から案内部57の端面
59との間〓を通つて溝73に達する流通路が形
成される。この4個の凹み65を通る制御逆流
は、座61のほぼ半円の長さに沿う封鎖が良い場
合は、弁設計の上から許容可能である。この逆流
は凹み65内の繰り返し洗浄を行い、凹み内の凝
固開始を防ぐ確実な防止手段となる。
第13図、第14図は他の実施例による人工心
臓弁75を示し、弁本体77は第1図の弁本体と
ほぼ同様であるが凹みが異なる。弁本体77に設
けられた支柱部79は環状の弁本体から下流方向
に突出する。1対の直径方向に対向する平面部8
1が弁本体77に設けられ、平面部81は下方に
伸びて支柱部79の内面を形成する。平面部81
に4個の凹み83を形成し、これらは部分球形状
の凹面とする。
臓弁75を示し、弁本体77は第1図の弁本体と
ほぼ同様であるが凹みが異なる。弁本体77に設
けられた支柱部79は環状の弁本体から下流方向
に突出する。1対の直径方向に対向する平面部8
1が弁本体77に設けられ、平面部81は下方に
伸びて支柱部79の内面を形成する。平面部81
に4個の凹み83を形成し、これらは部分球形状
の凹面とする。
弁本体77に回動可能に取り付ける葉片84
は、第11図、第12図に示す葉片55とほぼ同
様であるが、異なる形状とした案内部85を有す
る。各案内部85は球面から切出した形状であり
頂端に前の例と同様の円形の平面部87を形成
し、両側部を除去して平行側面89を形成してほ
ぼ細長の突出部を形成する(第14図)。
は、第11図、第12図に示す葉片55とほぼ同
様であるが、異なる形状とした案内部85を有す
る。各案内部85は球面から切出した形状であり
頂端に前の例と同様の円形の平面部87を形成
し、両側部を除去して平行側面89を形成してほ
ぼ細長の突出部を形成する(第14図)。
葉片84の開位置を限定する止め部91を形成
し、この止め部の形状は第12図の止め部71と
ほぼ同様とする。止め部71の位置と寸法とは、
葉片84の全開位置において第13図の点線で示
す通り、葉片の曲面部の軸線が垂直に対して10〜
20゜となるように定める。曲面の葉片84は、回
動軸線が面積中心に対して偏心するため、血流方
向の変化に急速に応答し、葉片面に作用する抗力
によつて急速に閉鎖し、血液の逆流は著しく少な
い。
し、この止め部の形状は第12図の止め部71と
ほぼ同様とする。止め部71の位置と寸法とは、
葉片84の全開位置において第13図の点線で示
す通り、葉片の曲面部の軸線が垂直に対して10〜
20゜となるように定める。曲面の葉片84は、回
動軸線が面積中心に対して偏心するため、血流方
向の変化に急速に応答し、葉片面に作用する抗力
によつて急速に閉鎖し、血液の逆流は著しく少な
い。
第13図の実線に示すように、人工心臓弁が閉
じた時は葉片84の半円形の周縁は弁本体77の
座93の下面に線接触し、合わせ縁95が互いに
接触することは第1〜10図の実施例で詳述した
通りである。閉位置において、案内部85は中央
通路の中心線に直角方向に配される。第11図、
第12図の実施例と同様に、葉片の突出部を囲む
平面部97と環状の弁本体の平面部81との間に
はある程度の間〓がある。更に案内部85と凹み
83との間のスペースに入つた血液の一部は、案
内部端の円形の平面部87と凹み83との間を通
り、溝99を通つて制御逆流を生ずる。弁閉位置
の時の背圧による上述の制御逆流は、凹み83を
洗浄して凝固開始を防ぐ。
じた時は葉片84の半円形の周縁は弁本体77の
座93の下面に線接触し、合わせ縁95が互いに
接触することは第1〜10図の実施例で詳述した
通りである。閉位置において、案内部85は中央
通路の中心線に直角方向に配される。第11図、
第12図の実施例と同様に、葉片の突出部を囲む
平面部97と環状の弁本体の平面部81との間に
はある程度の間〓がある。更に案内部85と凹み
83との間のスペースに入つた血液の一部は、案
内部端の円形の平面部87と凹み83との間を通
り、溝99を通つて制御逆流を生ずる。弁閉位置
の時の背圧による上述の制御逆流は、凹み83を
洗浄して凝固開始を防ぐ。
弁本体77の平面部81に凹み83を形成し、
葉片の突出した案内部85を囲む平面部97を形
成するのが好適であるが、凹みと案内部とを反対
にして、葉片の平面部97に凹みを形成し、弁本
体の平面部に案内部を形成することもできる。こ
のような反対の構成は上述の各実施例及び後述の
実施例についても行うことができれことは明らか
であり、再述しない。
葉片の突出した案内部85を囲む平面部97を形
成するのが好適であるが、凹みと案内部とを反対
にして、葉片の平面部97に凹みを形成し、弁本
体の平面部に案内部を形成することもできる。こ
のような反対の構成は上述の各実施例及び後述の
実施例についても行うことができれことは明らか
であり、再述しない。
第15図、第16図に示すのは本発明の他の実
施例であり、この人工心臓弁101は環状の弁本
体103を備えている。弁本体103は、弁本体
53とほぼ同様であり、対向する平面部105が
下方に延長して支柱部107の内面を形成する。
平面部105に2個の凹み109を形成し、その
形状を中央通路の中心線に近い位置に頂点を有す
るほぼ扇形とする。凹み109の上縁111は中
央通路の中心線に対してほぼ直角とし、下縁11
3は開位置での止め部を形成する。下縁113は
上縁111よりも僅かに長くして葉片の回動運動
に加えて凹み内での滑動運動を可能にする。凹み
109の弧状縁115は、葉片117が閉位置か
ら開位置に回動する時の案内面を形成する。
施例であり、この人工心臓弁101は環状の弁本
体103を備えている。弁本体103は、弁本体
53とほぼ同様であり、対向する平面部105が
下方に延長して支柱部107の内面を形成する。
平面部105に2個の凹み109を形成し、その
形状を中央通路の中心線に近い位置に頂点を有す
るほぼ扇形とする。凹み109の上縁111は中
央通路の中心線に対してほぼ直角とし、下縁11
3は開位置での止め部を形成する。下縁113は
上縁111よりも僅かに長くして葉片の回動運動
に加えて凹み内での滑動運動を可能にする。凹み
109の弧状縁115は、葉片117が閉位置か
ら開位置に回動する時の案内面を形成する。
葉片117の平面部121から突出した案内部
119は細長とし、その長さは凹み109の上縁
111の長さよりも僅かに短くし、案内部119
の両端縁は曲面とする。第16図に示す通り、案
内部119の端面123は平面とし、扇形の凹み
109の平らな底面に対向させる。葉片の案内部
119の寸法は、回動運動間の推力受け面が弁本
体の平面部105に対向する葉片の平面部121
となるようにする。それ故、案内部の端面123
と凹み109の底面との間に僅かな間〓が形成さ
れる。この間〓によつて、閉位置で案内部119
の周囲を通る凹み109内の逆流が生じ、十分な
洗浄流となつて凝固を防ぐ。案内部119は凹み
109の底面に接触する構成とすることもでき
る。開位置から閉位置に回動する時に案内部11
9の曲面の端部が凹みの頂点に接触して回動し、
両葉片の合わせ縁124が接触すれば、葉片は僅
かに下方に動いて案内部119と凹み109の縁
部とは離れ、案内部に対する側圧はなくなる。
119は細長とし、その長さは凹み109の上縁
111の長さよりも僅かに短くし、案内部119
の両端縁は曲面とする。第16図に示す通り、案
内部119の端面123は平面とし、扇形の凹み
109の平らな底面に対向させる。葉片の案内部
119の寸法は、回動運動間の推力受け面が弁本
体の平面部105に対向する葉片の平面部121
となるようにする。それ故、案内部の端面123
と凹み109の底面との間に僅かな間〓が形成さ
れる。この間〓によつて、閉位置で案内部119
の周囲を通る凹み109内の逆流が生じ、十分な
洗浄流となつて凝固を防ぐ。案内部119は凹み
109の底面に接触する構成とすることもでき
る。開位置から閉位置に回動する時に案内部11
9の曲面の端部が凹みの頂点に接触して回動し、
両葉片の合わせ縁124が接触すれば、葉片は僅
かに下方に動いて案内部119と凹み109の縁
部とは離れ、案内部に対する側圧はなくなる。
第17図は第15,16図の実施例の一部を変
更した例を示す。第17図において、葉片11
7′には細長の案内部125を設け、その端面1
27は平面ではなく、案内部の長手方向は円弧と
し、横方向は直線とする。凹み109′も対応す
る凹面とし、曲率半径を案内部の曲率半径よりも
約1%大としてかじりのない円滑な運動を行わせ
る。案内部の端面127と凹み109′の凹面と
の組み合わせによつて回動運動を行わせ、平面部
105,121は推力支持面となる。図示の例で
は、凹み109′の上縁および下縁は同じ長さと
して加工を容易にし、回動運動のみを可能にす
る。
更した例を示す。第17図において、葉片11
7′には細長の案内部125を設け、その端面1
27は平面ではなく、案内部の長手方向は円弧と
し、横方向は直線とする。凹み109′も対応す
る凹面とし、曲率半径を案内部の曲率半径よりも
約1%大としてかじりのない円滑な運動を行わせ
る。案内部の端面127と凹み109′の凹面と
の組み合わせによつて回動運動を行わせ、平面部
105,121は推力支持面となる。図示の例で
は、凹み109′の上縁および下縁は同じ長さと
して加工を容易にし、回動運動のみを可能にす
る。
第18図、第19図に示す実施例による人工心
臓弁131は第17図に示す例と類似する。しか
し、凹み135は扇形ではなく、弁本体133に
形成した凹み135は2個の扇形を組み合わせた
形、すなわちつづみ型とする。葉片137に形成
する案内部139は細長とし、長手方向端面を円
弧とし、第17図に示す案内部125を同形とす
る。
臓弁131は第17図に示す例と類似する。しか
し、凹み135は扇形ではなく、弁本体133に
形成した凹み135は2個の扇形を組み合わせた
形、すなわちつづみ型とする。葉片137に形成
する案内部139は細長とし、長手方向端面を円
弧とし、第17図に示す案内部125を同形とす
る。
凹み135のつづみ型の形成する2個の平面部
141は、案内部139の両側の平面に接触し
て、葉片の開位置での所要角度を定める。案内部
139と凹み135の曲面の底部との間には間〓
を形成して、葉片が閉じた時の制御逆流を生じさ
せて凝固を防ぐ。案内部139は曲面の端部とす
ることなく、第16図に示す長方形とすることも
できる。この場合はつづみ型の凹みの底面も平面
とする。
141は、案内部139の両側の平面に接触し
て、葉片の開位置での所要角度を定める。案内部
139と凹み135の曲面の底部との間には間〓
を形成して、葉片が閉じた時の制御逆流を生じさ
せて凝固を防ぐ。案内部139は曲面の端部とす
ることなく、第16図に示す長方形とすることも
できる。この場合はつづみ型の凹みの底面も平面
とする。
第1―19図に示した実施例では、すべて環状
の座を有して回動可能の2枚の葉片に対して、弁
が閉鎖して葉片に対する上下流間の圧力差が最大
の時に、葉片の周縁が座に線接触し、合わせ縁は
相互に接触して案内部に対してほとんど力が作用
しない構成となつている。大部分の摩耗は閉鎖の
時に生ずるため、摩耗は座の全縁に配分され、案
内部に集中することはない。
の座を有して回動可能の2枚の葉片に対して、弁
が閉鎖して葉片に対する上下流間の圧力差が最大
の時に、葉片の周縁が座に線接触し、合わせ縁は
相互に接触して案内部に対してほとんど力が作用
しない構成となつている。大部分の摩耗は閉鎖の
時に生ずるため、摩耗は座の全縁に配分され、案
内部に集中することはない。
第20―23図は、他の実施例による人工心臓
弁151を示し、環状の弁本体153と1個の弁
部材即ち葉片155を有する。葉片155は弁本
体153の形成する中央通路157を開閉する。
血液は矢印159で示す通り中央通路157を下
方に流れる。葉片155は偏心軸線を中心として
回動可能とし、案内部161が葉片155の両方
向外方に突出してほぼ直径方向に対向した凹み1
63に収容されている。環状の弁本体153の内
壁165に凹み163を形成する。
弁151を示し、環状の弁本体153と1個の弁
部材即ち葉片155を有する。葉片155は弁本
体153の形成する中央通路157を開閉する。
血液は矢印159で示す通り中央通路157を下
方に流れる。葉片155は偏心軸線を中心として
回動可能とし、案内部161が葉片155の両方
向外方に突出してほぼ直径方向に対向した凹み1
63に収容されている。環状の弁本体153の内
壁165に凹み163を形成する。
人工心臓弁151はどんな姿勢でも作用し、重
力の影響はほとんど受けない。説明の便宜上、環
状の弁本体を水平位置とし、定常の血流の方向は
垂直下方とする。弁本体153に外周溝167を
形成して縫合リングを適合させる。
力の影響はほとんど受けない。説明の便宜上、環
状の弁本体を水平位置とし、定常の血流の方向は
垂直下方とする。弁本体153に外周溝167を
形成して縫合リングを適合させる。
中央通路157は環状の弁本体153内に形成
したほぼ円形断面であり、弁本体の内壁165は
中空のほぼ正円筒形とする。凹み163は内壁1
65の平面部169に形成し、このため、中央通
路157は完全な円形断面ではない。弁本体15
3と葉片155とは人工心臓弁11と同じ材料で
形成する。
したほぼ円形断面であり、弁本体の内壁165は
中空のほぼ正円筒形とする。凹み163は内壁1
65の平面部169に形成し、このため、中央通
路157は完全な円形断面ではない。弁本体15
3と葉片155とは人工心臓弁11と同じ材料で
形成する。
葉片155の横断面は曲面であり、第21図、
第22図に示すように、上流および下流の周縁1
71,173に沿つてほぼ均等な厚さとする。全
体として葉片155は円形断面の管の一部とし、
案内部161が管の断面から外方に突出する。管
の長手方向に対して回動軸線は横方向となる。
第22図に示すように、上流および下流の周縁1
71,173に沿つてほぼ均等な厚さとする。全
体として葉片155は円形断面の管の一部とし、
案内部161が管の断面から外方に突出する。管
の長手方向に対して回動軸線は横方向となる。
第23図に示す通り、上流側の周縁171と下
流側の周縁173とはほぼ同じ長さとする。両周
縁の形状は異なる直径の2個の中空正円筒の交叉
によつて形成される。葉片の周縁171,173
は環状の弁本体153の円筒状の内壁165に滑
らかに密接して、第23図に示す閉位置において
人工心臓弁を通る中央通路を封鎖するように定め
る。
流側の周縁173とはほぼ同じ長さとする。両周
縁の形状は異なる直径の2個の中空正円筒の交叉
によつて形成される。葉片の周縁171,173
は環状の弁本体153の円筒状の内壁165に滑
らかに密接して、第23図に示す閉位置において
人工心臓弁を通る中央通路を封鎖するように定め
る。
葉片155の偏心回動軸線は、直径方向に延長
する案内部161によつて形成され、案内部16
1は人工心臓弁11の案内部35と同様にほぼ球
面、即ち球の一部の形状とする。案内部に係合す
る長円形の凹み163の寸法の割合は前述の凹み
21と同様である。凹み163の長さは案内部1
61の長さの125%以上とし、図示の例では約200
%である。この凹みの長さは案内部の直径の約
150―225%とするのが好適である。
する案内部161によつて形成され、案内部16
1は人工心臓弁11の案内部35と同様にほぼ球
面、即ち球の一部の形状とする。案内部に係合す
る長円形の凹み163の寸法の割合は前述の凹み
21と同様である。凹み163の長さは案内部1
61の長さの125%以上とし、図示の例では約200
%である。この凹みの長さは案内部の直径の約
150―225%とするのが好適である。
凹み163の延長する方向は、弁の中心線を通
る平面に対して約20―60゜の角度範囲が好適であ
る。中心線を通る平面に平行とすることもでき
る。この角度Bを第23図に示す。この角度の方
向は前述の例と同じく、葉片155の主部が開位
置に回動する時に半径方向外方に動くようにす
る。この動きと、葉片155の弧状の断面形状と
によつて、開位置においては、第21図に示す通
り中央通路157の中央が障害物がなく定常血流
に対する抵抗が小さくなる。
る平面に対して約20―60゜の角度範囲が好適であ
る。中心線を通る平面に平行とすることもでき
る。この角度Bを第23図に示す。この角度の方
向は前述の例と同じく、葉片155の主部が開位
置に回動する時に半径方向外方に動くようにす
る。この動きと、葉片155の弧状の断面形状と
によつて、開位置においては、第21図に示す通
り中央通路157の中央が障害物がなく定常血流
に対する抵抗が小さくなる。
弁本体153の平面部169から突出した止め
部175を形成して葉片155の開位置を定め、
葉片155が中央通路の中心線にほぼ平行であ
り、血流の最小抵抗位置となるようにする。しか
し、前述した通り、葉片155は開位置において
平行位置から約10゜傾いても支障は生じない。第
20図に示す通り、止め部175は弁本体の内縁
に沿つて形成し、葉片155に接触する端部を有
する。止め部175の反対側縁部は斜方向に弁本
体の内壁165に一致する。弁部材の止め部の部
分の縁部を僅かに突出させ、止め部は弁部材を厚
くした部分に形成することもできる。葉片が開位
置において中央通路を通る血流に対する最小抵抗
位置となる場合には、止め部に対する側圧力は著
しく小さいため、止め部の有効面積を大きくする
ことは必要条件ではない。
部175を形成して葉片155の開位置を定め、
葉片155が中央通路の中心線にほぼ平行であ
り、血流の最小抵抗位置となるようにする。しか
し、前述した通り、葉片155は開位置において
平行位置から約10゜傾いても支障は生じない。第
20図に示す通り、止め部175は弁本体の内縁
に沿つて形成し、葉片155に接触する端部を有
する。止め部175の反対側縁部は斜方向に弁本
体の内壁165に一致する。弁部材の止め部の部
分の縁部を僅かに突出させ、止め部は弁部材を厚
くした部分に形成することもできる。葉片が開位
置において中央通路を通る血流に対する最小抵抗
位置となる場合には、止め部に対する側圧力は著
しく小さいため、止め部の有効面積を大きくする
ことは必要条件ではない。
第22図に示す開位置において、葉片155は
下方に回動し、葉片の線軸即ち葉片を形成する円
筒の軸線に平行の軸線は中央通路157の中心線
に平行である。この位置では、案内部155は凹
み163の下端にあり、止め部175は葉片のこ
れ以上の反時計方向への回動を防ぐ。第21図に
示す通り、弁部材155は曲面であるため、開位
置では弁中心線から著しく離れた位置にあり、中
央通路157の中央部では血流は障害物なく流れ
る。葉片155を形成する円筒の半径は、外周の
凸面と凹面との中間で測定して、通路157の半
径の約125―200%の間とする。
下方に回動し、葉片の線軸即ち葉片を形成する円
筒の軸線に平行の軸線は中央通路157の中心線
に平行である。この位置では、案内部155は凹
み163の下端にあり、止め部175は葉片のこ
れ以上の反時計方向への回動を防ぐ。第21図に
示す通り、弁部材155は曲面であるため、開位
置では弁中心線から著しく離れた位置にあり、中
央通路157の中央部では血流は障害物なく流れ
る。葉片155を形成する円筒の半径は、外周の
凸面と凹面との中間で測定して、通路157の半
径の約125―200%の間とする。
開いた人工心臓弁151を通る血流を生ずる圧
送ストロークの終わりに、心室は拡張して心房か
ら血液を吸い込む。この時に大動脈からの血液の
逆流によつて葉片155は急速に回動して閉位置
となる(第23図)。図示の関係位置では、葉片
155は時計方向に67゜回動して全閉位置となる。
葉片1個の場合は、この間の回動角度は約60―
75゜が好適である。人工心臓弁の閉鎖運動は血流
の背圧によつて生じ、血液を人工心臓弁を通つて
逆流させる傾向となる。しかし、葉片155の凸
面および凹面間の血流の抗力、即ち圧力差によつ
て生ずる閉鎖力は、葉片の回動軸線と葉片の圧力
作用重心との間のモーメント腕の積として作用
し、葉片は急速に閉鎖位置に回動する。第22
図、第23図によつて明らかな通り、案内部16
1は閉鎖運動時に凹み163の下端から上端まで
動き、凹み内に血液の滞留を生ずることがない。
葉片155の機械加工は前述と同様に行う。葉片
の凹面にふくらみ部177を形成する。
送ストロークの終わりに、心室は拡張して心房か
ら血液を吸い込む。この時に大動脈からの血液の
逆流によつて葉片155は急速に回動して閉位置
となる(第23図)。図示の関係位置では、葉片
155は時計方向に67゜回動して全閉位置となる。
葉片1個の場合は、この間の回動角度は約60―
75゜が好適である。人工心臓弁の閉鎖運動は血流
の背圧によつて生じ、血液を人工心臓弁を通つて
逆流させる傾向となる。しかし、葉片155の凸
面および凹面間の血流の抗力、即ち圧力差によつ
て生ずる閉鎖力は、葉片の回動軸線と葉片の圧力
作用重心との間のモーメント腕の積として作用
し、葉片は急速に閉鎖位置に回動する。第22
図、第23図によつて明らかな通り、案内部16
1は閉鎖運動時に凹み163の下端から上端まで
動き、凹み内に血液の滞留を生ずることがない。
葉片155の機械加工は前述と同様に行う。葉片
の凹面にふくらみ部177を形成する。
本発明を好適な各種の実施例について説明した
が、本発明は各種の変型が可能である。例えば、
実施例に述べた葉片はすべて曲面であるが、第1
1図、15図、18図の実施例の場合には、平ら
な葉片を使用することも可能である。但しこの場
合は中央通路の中央部が障害物のない流路とはな
らない。
が、本発明は各種の変型が可能である。例えば、
実施例に述べた葉片はすべて曲面であるが、第1
1図、15図、18図の実施例の場合には、平ら
な葉片を使用することも可能である。但しこの場
合は中央通路の中央部が障害物のない流路とはな
らない。
実施例並びに図面は単なる例示であつて本発明
を限定するものではない。
を限定するものではない。
第1図は本発明の第1の実施例による2枚の葉
片を有する人工心臓弁の開位置を示す斜視図、第
2図は第1図の人工心臓弁の縮小平面図、第3図
は第1図の人工心臓弁の閉位置の拡大平面図、第
4図は第3図の4―4線に沿う弁閉位置の断面
図、第5図は第4図の人工心臓弁を開位置とした
断面図、第6図は第5図の人工心臓弁の部分平面
図、第7図は第1図の人工心臓弁の葉片の平面
図、第8図は第1図の人工心臓弁の正面図、第9
図は第7図の側面図、第10図は葉片の曲面の説
明図、第11図は別の実施例による人工心臓弁の
第4図と同様の位置を示しかつ一方の葉片を除去
した断面図、第12図は第11図の12―12線
に沿う部分断面図、第13図は他の実施例による
人工心臓弁の第11図と同様の断面図、第14図
は第13図の人工心臓弁の葉片の一部の斜視図、
第15図は別の実施例による人工心臓弁の第11
図と同様の断面図、第16図は第15図の16―
16線に沿う部分断面図、第17図は他の実施例
による人工心臓弁の第16図と同様の部分断面
図、第18図は別の実施例による人工心臓弁の第
11図と同様の断面図、第19図は第18図の1
9―19線に沿う部分断面図、第20図は他の実
施例による人工心臓弁の開位置を示す斜視図、第
21図は第20図の人工心臓弁の拡大平面図、第
22図は第21図の22―22線に沿う弁開位置
の縮小断面図、および第23図は第22図の人工
心臓弁を閉位置とした断面図である。 (主要符号の説明)、13…弁本体、15…葉
片、17…中央通路、21…凹み、23…支柱
部、35…案内部。
片を有する人工心臓弁の開位置を示す斜視図、第
2図は第1図の人工心臓弁の縮小平面図、第3図
は第1図の人工心臓弁の閉位置の拡大平面図、第
4図は第3図の4―4線に沿う弁閉位置の断面
図、第5図は第4図の人工心臓弁を開位置とした
断面図、第6図は第5図の人工心臓弁の部分平面
図、第7図は第1図の人工心臓弁の葉片の平面
図、第8図は第1図の人工心臓弁の正面図、第9
図は第7図の側面図、第10図は葉片の曲面の説
明図、第11図は別の実施例による人工心臓弁の
第4図と同様の位置を示しかつ一方の葉片を除去
した断面図、第12図は第11図の12―12線
に沿う部分断面図、第13図は他の実施例による
人工心臓弁の第11図と同様の断面図、第14図
は第13図の人工心臓弁の葉片の一部の斜視図、
第15図は別の実施例による人工心臓弁の第11
図と同様の断面図、第16図は第15図の16―
16線に沿う部分断面図、第17図は他の実施例
による人工心臓弁の第16図と同様の部分断面
図、第18図は別の実施例による人工心臓弁の第
11図と同様の断面図、第19図は第18図の1
9―19線に沿う部分断面図、第20図は他の実
施例による人工心臓弁の開位置を示す斜視図、第
21図は第20図の人工心臓弁の拡大平面図、第
22図は第21図の22―22線に沿う弁開位置
の縮小断面図、および第23図は第22図の人工
心臓弁を閉位置とした断面図である。 (主要符号の説明)、13…弁本体、15…葉
片、17…中央通路、21…凹み、23…支柱
部、35…案内部。
Claims (1)
- 1 所定方向19へ向かう血液の流れを許容する
ようになされた中央通路17を有する環状の弁本
体13と、該弁本体により支持されて前記中央通
路17を通る血液の流れを阻止する閉位置と前記
所定方向への血液の流れを許容する開位置との間
で偏心して枢動する一対の葉片15と、を備え、
前記葉片15には突出する案内部35が設けら
れ、また前記弁本体13には前記案内部を収容す
るようになされた細長い凹み21が設けられてお
り、これによつて前記葉片の枢動および移動を許
容するようになされた人工心臓弁において、前記
各葉片は曲面状の断面形状を有しており、この曲
面状の断面形状は管状体の一部であつて、各葉片
は前記開位置においてその凹面を前記中央通路の
中心線に向けかつ管状体の軸心を前記中央通路の
中心線にほぼ平行になるようになされており、ま
た隣接する細長い凹み21は前記弁本体の平坦な
側壁部に設けられ、更にこれら隣接する細長い凹
みは中央通路17の中心線に対して少なくとも
20゜の角度をなして互いに離れるように前記所定
方向に伸びており、これにより前記葉片は、前記
開位置へ動く時に、前記所定方向へ移動するとと
もに互いに関して径方向において離れ、これら葉
片の間に相対的に広い中央流通路が画成されるよ
うになされたことを特徴とする人工心臓弁。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/064,401 US4308624A (en) | 1979-08-07 | 1979-08-07 | Heart valve prosthesis |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5628750A JPS5628750A (en) | 1981-03-20 |
| JPH0214053B2 true JPH0214053B2 (ja) | 1990-04-06 |
Family
ID=22055716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10877580A Granted JPS5628750A (en) | 1979-08-07 | 1980-08-07 | Artificial heart valve |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4308624A (ja) |
| JP (1) | JPS5628750A (ja) |
Families Citing this family (46)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4446577A (en) * | 1980-04-28 | 1984-05-08 | Mitral Medical International, Inc. | Artificial heart valve |
| IT1144379B (it) | 1981-07-14 | 1986-10-29 | Sorin Biomedica Spa | Protesi valvolare cardiaca |
| US4451937A (en) * | 1982-02-08 | 1984-06-05 | Hemex, Inc. | Heart valve having ear guided occluders |
| US4488318A (en) * | 1982-04-07 | 1984-12-18 | Kaster Robert L | Prosthetic heart valve |
| US4443894A (en) * | 1982-04-12 | 1984-04-24 | Hemex, Inc. | Heart valve with dog-leg pivot |
| IT1156682B (it) * | 1982-10-14 | 1987-02-04 | Pro Bio Spe Produz Biolog Spec | Valvola biologica bicuspide a basso profilo |
| US4535483A (en) * | 1983-01-17 | 1985-08-20 | Hemex, Inc. | Suture rings for heart valves |
| US5387247A (en) * | 1983-10-25 | 1995-02-07 | Sorin Biomedia S.P.A. | Prosthetic device having a biocompatible carbon film thereon and a method of and apparatus for forming such device |
| JPS60116364A (ja) * | 1983-11-29 | 1985-06-22 | 泉工医科工業株式会社 | 人工弁 |
| US4601719A (en) * | 1984-02-03 | 1986-07-22 | Mitral Medical International, Inc. | Single leaflet valve |
| US4689046A (en) * | 1985-03-11 | 1987-08-25 | Carbomedics, Inc. | Heart valve prosthesis |
| US4676789A (en) * | 1985-05-16 | 1987-06-30 | Sorensen H Rahbek | Heart valve |
| US5084151A (en) * | 1985-11-26 | 1992-01-28 | Sorin Biomedica S.P.A. | Method and apparatus for forming prosthetic device having a biocompatible carbon film thereon |
| IT1196836B (it) * | 1986-12-12 | 1988-11-25 | Sorin Biomedica Spa | Protesi in materiale polimerico con rivestimento di carbonio biocompatibile |
| DE3828830A1 (de) * | 1988-08-25 | 1990-03-08 | Braun Melsungen Ag | Herzklappenprothese |
| DE3828781A1 (de) * | 1988-08-25 | 1990-03-08 | Braun Melsungen Ag | Herzklappenprothese |
| IT1224479B (it) * | 1988-10-11 | 1990-10-04 | Sorin Biomedica Spa | Otturatore per protesi valvolari cardiache protesi valvolare cardiaca provvista di un tale otturatore e relativo procedimento di fabbricazione |
| US4863458A (en) * | 1988-12-14 | 1989-09-05 | Carbomedics Inc. | Heart valve prosthesis having configured leaflets and mounting ears |
| US4863467A (en) * | 1988-12-14 | 1989-09-05 | Carbomedics Inc. | Heart valve prosthesis with leaflets varying in thickness and having spherical ears |
| US4888010A (en) * | 1988-12-14 | 1989-12-19 | Carbomedics, Inc. | Heart valve prosthesis with improved recess design |
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