JPH0214560Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0214560Y2 JPH0214560Y2 JP15163783U JP15163783U JPH0214560Y2 JP H0214560 Y2 JPH0214560 Y2 JP H0214560Y2 JP 15163783 U JP15163783 U JP 15163783U JP 15163783 U JP15163783 U JP 15163783U JP H0214560 Y2 JPH0214560 Y2 JP H0214560Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- axis
- pitch conversion
- centrifugal
- bell crank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 20
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000004918 carbon fiber reinforced polymer Substances 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、可変ピツチプロペラの各ブレード
が回転時に受ける遠心捩りモーメントと、逆方向
のピツチ変換軸回りの回転力を発生するカウンタ
ーウエイトの改良に係り、特に高速プロペラ、多
ブレードのプロペラに適したカウンターウエイト
機構に関する。
が回転時に受ける遠心捩りモーメントと、逆方向
のピツチ変換軸回りの回転力を発生するカウンタ
ーウエイトの改良に係り、特に高速プロペラ、多
ブレードのプロペラに適したカウンターウエイト
機構に関する。
可変ピツチプロペラのピツチ変換機構に対する
負荷は、その大部分がブレードに働く遠心力に起
因するピツチ変換軸回りの遠心捩りモーメントで
あり、これは回転面内にないブレードを回転面内
に一致させようとするモーメントである。
負荷は、その大部分がブレードに働く遠心力に起
因するピツチ変換軸回りの遠心捩りモーメントで
あり、これは回転面内にないブレードを回転面内
に一致させようとするモーメントである。
この遠心捩りモーメントを小さくできれば、ピ
ツチ変換機構に働く負荷を小さくでき、ピツチ変
換機構の小型化及び同機構駆動力を小さくできる
等、プロペラシステムとして望ましいため、従来
種々の工夫がなされ、遠心捩りモーメントを小さ
くする装置として、カウンターウエイトが利用さ
れていた。
ツチ変換機構に働く負荷を小さくでき、ピツチ変
換機構の小型化及び同機構駆動力を小さくできる
等、プロペラシステムとして望ましいため、従来
種々の工夫がなされ、遠心捩りモーメントを小さ
くする装置として、カウンターウエイトが利用さ
れていた。
従来のカウンターウエイトは、例えば、第1図
に示すように、ブレード1の付根付近に固定し、
ハブ2内先端側の空間部にウエイト部分が突出す
るように配置したカウンターウエイト3のほか、
第2図のように、隣接するブレード1間の付根付
近間に、カウンターウエイト4を配置したものな
ど、いずれも直接ブレード1の付根付近に固着し
ている。
に示すように、ブレード1の付根付近に固定し、
ハブ2内先端側の空間部にウエイト部分が突出す
るように配置したカウンターウエイト3のほか、
第2図のように、隣接するブレード1間の付根付
近間に、カウンターウエイト4を配置したものな
ど、いずれも直接ブレード1の付根付近に固着し
ている。
これらのカウンターウエイトは、十分に有効な
ものであるが、今日注目されている高速プロペラ
に適用すると、種々の問題を生じる。すなわち、
高速プロペラに働く遠心捩りモーメントは従来プ
ロペラの数倍も発生するため、従来のカウンター
ウエイトでこれに対処するには重量を増加させる
しかなく、ブレードに対するカウンターウエイト
重量比が著しく増加してしまう。
ものであるが、今日注目されている高速プロペラ
に適用すると、種々の問題を生じる。すなわち、
高速プロペラに働く遠心捩りモーメントは従来プ
ロペラの数倍も発生するため、従来のカウンター
ウエイトでこれに対処するには重量を増加させる
しかなく、ブレードに対するカウンターウエイト
重量比が著しく増加してしまう。
また、高速プロペラは、ブレード枚数が多く、
隣接ブレード間距離が少ないため、フエザリング
時隣接ブレードとカウンターウエイトが接近しす
ぎ、カウンターウエイトをピツチ変換軸から距離
を隔てて設置するのが難しくなり、その重量を大
きくすることで所要機能を実現しなければなら
ず、アーム長さを十分にとつた軽量で有効なカウ
ンターウエイトを得ることが困難になつてくる。
隣接ブレード間距離が少ないため、フエザリング
時隣接ブレードとカウンターウエイトが接近しす
ぎ、カウンターウエイトをピツチ変換軸から距離
を隔てて設置するのが難しくなり、その重量を大
きくすることで所要機能を実現しなければなら
ず、アーム長さを十分にとつた軽量で有効なカウ
ンターウエイトを得ることが困難になつてくる。
この考案は、かかる現状に鑑み、高速プロペラ
に適した可変ピツチプロペラ用カウンターウエイ
ト機構を目的としている。
に適した可変ピツチプロペラ用カウンターウエイ
ト機構を目的としている。
すなわち、この考案は、各ブレードのピツチ変
換軸に直交する機体進行方向軸上におけるブレー
ド軸部付近のハブに枢着したベル・クランクと、
ブレード離反側のベル・クランク先端に設けたウ
エイト部と、ブレード軸部端面にピツチ変換軸に
対して偏心させて突設した偏心ピンと、ベル・ク
ランクのブレード側先端部と上記偏心ピンとの間
を連結するロツドとリンクとからなり、プロペラ
回転時にウエイト部の受ける遠心力を、各ブレー
ドが受ける遠心捩りモーメントと逆方向のピツチ
変換軸回りの回転力に変換することを特徴とする
可変ピツチプロペラのカウンターウエイト機構で
ある。
換軸に直交する機体進行方向軸上におけるブレー
ド軸部付近のハブに枢着したベル・クランクと、
ブレード離反側のベル・クランク先端に設けたウ
エイト部と、ブレード軸部端面にピツチ変換軸に
対して偏心させて突設した偏心ピンと、ベル・ク
ランクのブレード側先端部と上記偏心ピンとの間
を連結するロツドとリンクとからなり、プロペラ
回転時にウエイト部の受ける遠心力を、各ブレー
ドが受ける遠心捩りモーメントと逆方向のピツチ
変換軸回りの回転力に変換することを特徴とする
可変ピツチプロペラのカウンターウエイト機構で
ある。
この考案は、カウンターウエイトをハブ固定と
し、ハブ壁を貫通して内側にあるブレード軸部
に、カウンターウエイトの遠心捩りモーメントを
伝達するリンク機構であり、ブレード軸部端面に
偏心ピンを設けることができれば、例えば、作動
ギア・ボールスクリユー式、油圧シリンダー・リ
ンク式等のいずれの方式のピツチ変換機構であつ
ても適用でき、多ブレードに伴なうスペースの減
少に容易に対処でき、従来のプロペラ用カウンタ
ーウエイトと同等の対ブレード重量比でもつて、
高速プロペラがうける大きな遠心捩りモーメント
に対応できるカウンターウエイト機構である。
し、ハブ壁を貫通して内側にあるブレード軸部
に、カウンターウエイトの遠心捩りモーメントを
伝達するリンク機構であり、ブレード軸部端面に
偏心ピンを設けることができれば、例えば、作動
ギア・ボールスクリユー式、油圧シリンダー・リ
ンク式等のいずれの方式のピツチ変換機構であつ
ても適用でき、多ブレードに伴なうスペースの減
少に容易に対処でき、従来のプロペラ用カウンタ
ーウエイトと同等の対ブレード重量比でもつて、
高速プロペラがうける大きな遠心捩りモーメント
に対応できるカウンターウエイト機構である。
以下に、この考案を図面に基づいて詳述する。
第3図はこの考案の実施例を示す高速プロペラ
のブレードシヤンク部付近を示す縦断説明図であ
り、第4図は第3図のピツチ変換軸に直交する平
面でみたこの考案のカウンターウエイト機構の説
明図である。
のブレードシヤンク部付近を示す縦断説明図であ
り、第4図は第3図のピツチ変換軸に直交する平
面でみたこの考案のカウンターウエイト機構の説
明図である。
この考案のカウンターウエイト機構を説明する
と、まず、ブレード10はハブ13の所定部分に
軸受12でブレード軸部11を軸支されており、
各ブレード10のピツチ変換軸zに直交する機体
進行方向軸x上後方のブレード軸部11付近のハ
ブ13外面に、一対のピン座14を付設し、略L
型のベル・クランク20をピン21で枢着してあ
る。
と、まず、ブレード10はハブ13の所定部分に
軸受12でブレード軸部11を軸支されており、
各ブレード10のピツチ変換軸zに直交する機体
進行方向軸x上後方のブレード軸部11付近のハ
ブ13外面に、一対のピン座14を付設し、略L
型のベル・クランク20をピン21で枢着してあ
る。
このベル・クランク20には、ブレード10離
反側の先端に、一体または別部材のウエイト部2
2が設けてあり、また、ブレード10近接側に
は、ピン23で小さなリンク24が連結してあ
る。
反側の先端に、一体または別部材のウエイト部2
2が設けてあり、また、ブレード10近接側に
は、ピン23で小さなリンク24が連結してあ
る。
ブレード軸部11端面には、ピツチ変換軸zに
対して偏心させて、偏心ピン25が着設してあ
り、上記のベル・クランク20のブレード近接側
先端部のリンク24と、上記偏心ピン25との間
をピン27を介しロツド26で連結してある。
対して偏心させて、偏心ピン25が着設してあ
り、上記のベル・クランク20のブレード近接側
先端部のリンク24と、上記偏心ピン25との間
をピン27を介しロツド26で連結してある。
以上の構成からなるカウンターウエイト機構の
動作を説明すると、第4図において、プロペラ回
転時にウエイト部22が遠心力を受けて、ベル・
クランク20が起立し、ウエイト部22の受ける
遠心力はリンク24及びロツド26を介して、偏
心ピン25にブレード軸11の右回りの回転モー
メントとして伝達され、各ブレード10が受ける
遠心捩りモーメント、すなわち、第4図で左回り
の回転力に対して、逆方向のピツチ変換軸回りの
回転力として伝達されるため、ブレード10の受
ける遠心捩りモーメントを減少させることができ
る。
動作を説明すると、第4図において、プロペラ回
転時にウエイト部22が遠心力を受けて、ベル・
クランク20が起立し、ウエイト部22の受ける
遠心力はリンク24及びロツド26を介して、偏
心ピン25にブレード軸11の右回りの回転モー
メントとして伝達され、各ブレード10が受ける
遠心捩りモーメント、すなわち、第4図で左回り
の回転力に対して、逆方向のピツチ変換軸回りの
回転力として伝達されるため、ブレード10の受
ける遠心捩りモーメントを減少させることができ
る。
この考案において、ベル・クランクと偏心ピン
間のリンク機構は、ベル・クランク及びウエイト
部が受ける遠心捩りモーメントをピツチ変換軸回
りの回転力に変換できる構成であれば、いかなる
構成でもよく、ベル・クランクの枢軸からの寸法
比や偏心ピンと連結するベル・クランクの先端間
距離及びウエイト部重量等は、必要とする遠心捩
りモーメントに応じて適宜選定すればよく、必要
に応じて、ベル・クランクを比重や比強度等の異
なる別材質のものと交換したり、ウエイト部のみ
着脱自在となして、別重量や材質のものと交換す
るのもよい。
間のリンク機構は、ベル・クランク及びウエイト
部が受ける遠心捩りモーメントをピツチ変換軸回
りの回転力に変換できる構成であれば、いかなる
構成でもよく、ベル・クランクの枢軸からの寸法
比や偏心ピンと連結するベル・クランクの先端間
距離及びウエイト部重量等は、必要とする遠心捩
りモーメントに応じて適宜選定すればよく、必要
に応じて、ベル・クランクを比重や比強度等の異
なる別材質のものと交換したり、ウエイト部のみ
着脱自在となして、別重量や材質のものと交換す
るのもよい。
ちなみに、上述した構成のカウンターウエイト
機構において、ベル・クランクとウエイト部を一
体構造で、取付部を含めた総重量3.7Kg、ウエイ
ト部2KgのCFRP製となし、8枚のブレードから
なる高速プロペラに適用した。対ブレード重量比
は19%で従来のプロペラ用と同等の値となつた。
機構において、ベル・クランクとウエイト部を一
体構造で、取付部を含めた総重量3.7Kg、ウエイ
ト部2KgのCFRP製となし、8枚のブレードから
なる高速プロペラに適用した。対ブレード重量比
は19%で従来のプロペラ用と同等の値となつた。
この考案によるカウンターウエイト機構を設け
た場合aと全く使用しない場合bの2種の高速プ
ロペラにおいて、ブレードにかかる遠心捩りモー
メントをブレード角度を変化させて測定したとこ
ろ、第5図に示すごとく、上記構成の本考案のも
のは、著しく遠心捩りモーメントを減少させるこ
とができた。
た場合aと全く使用しない場合bの2種の高速プ
ロペラにおいて、ブレードにかかる遠心捩りモー
メントをブレード角度を変化させて測定したとこ
ろ、第5図に示すごとく、上記構成の本考案のも
のは、著しく遠心捩りモーメントを減少させるこ
とができた。
第1図は従来のカウンターウエイトを示すハブ
内の縦断説明図、第2図は別の従来例を示すハブ
内の縦断説明図と正面説明図である。第3図はこ
の考案の実施例を示す高速プロペラのブレードシ
ヤンク部付近を示す縦断説明図であり、第4図は
第3図のピツチ変換軸に直交する平面でみたこの
考案のカウンターウエイト機構の簡略説明図であ
る。第5図はブレードが受ける遠心捩りモーメン
トをブレード角度変化で示すグラフである。 10……ブレード、11……ブレード軸部、1
2……軸受、13……ハブ、14……ピン座、2
0……ベル・クランク、21……ピン、22……
ウエイト部、23……ピン、24……リンク、2
5……偏心ピン、26……ロツド、27……ピ
ン。
内の縦断説明図、第2図は別の従来例を示すハブ
内の縦断説明図と正面説明図である。第3図はこ
の考案の実施例を示す高速プロペラのブレードシ
ヤンク部付近を示す縦断説明図であり、第4図は
第3図のピツチ変換軸に直交する平面でみたこの
考案のカウンターウエイト機構の簡略説明図であ
る。第5図はブレードが受ける遠心捩りモーメン
トをブレード角度変化で示すグラフである。 10……ブレード、11……ブレード軸部、1
2……軸受、13……ハブ、14……ピン座、2
0……ベル・クランク、21……ピン、22……
ウエイト部、23……ピン、24……リンク、2
5……偏心ピン、26……ロツド、27……ピ
ン。
Claims (1)
- 各ブレードのピツチ変換軸に直交する機体進行
方向軸上におけるブレード軸部付近のハブに枢着
したベル・クランクと、ブレード離反側のベル・
クランク先端に設けたウエイト部と、ブレード軸
部端面にピツチ変換軸に対して偏心させて突設し
た偏心ピンと、ベル・クランクのブレード近接側
先端部と上記偏心ピンとの間を連結するロツドと
リンクとからなり、プロペラ回転時にウエイト部
の受ける遠心力を、各ブレードが受ける遠心捩り
モーメントと逆方向のピツチ変換軸回りの回転力
に変換することを特徴とする可変ピツチプロペラ
のカウンターウエイト機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15163783U JPS6058498U (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | 可変ピツチプロペラのカウンタ−ウエイト機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15163783U JPS6058498U (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | 可変ピツチプロペラのカウンタ−ウエイト機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6058498U JPS6058498U (ja) | 1985-04-23 |
| JPH0214560Y2 true JPH0214560Y2 (ja) | 1990-04-19 |
Family
ID=30335971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15163783U Granted JPS6058498U (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | 可変ピツチプロペラのカウンタ−ウエイト機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6058498U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102006029057A1 (de) * | 2006-06-24 | 2008-01-03 | Airbus Deutschland Gmbh | Verstellpropeller |
| GB2482545B (en) * | 2010-08-06 | 2017-05-03 | Ge Aviat Systems Ltd | Aircraft propellers with composite blades mounted to a single propeller hub |
-
1983
- 1983-09-29 JP JP15163783U patent/JPS6058498U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6058498U (ja) | 1985-04-23 |
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