JPH02150558A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents
自動変速機の制御装置Info
- Publication number
- JPH02150558A JPH02150558A JP30340888A JP30340888A JPH02150558A JP H02150558 A JPH02150558 A JP H02150558A JP 30340888 A JP30340888 A JP 30340888A JP 30340888 A JP30340888 A JP 30340888A JP H02150558 A JPH02150558 A JP H02150558A
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- JP
- Japan
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- shift
- vehicle
- gear
- value
- ratio
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- Control Of Transmission Device (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自動変速機の制御装置に関し、より具体的には
ファジィ制御理論を応用することによって従来の手動変
速機において行われていたエキスパート運転者の判断・
操作に類似する制御を可能とする自動変速機の制御装置
に関する。
ファジィ制御理論を応用することによって従来の手動変
速機において行われていたエキスパート運転者の判断・
操作に類似する制御を可能とする自動変速機の制御装置
に関する。
(従来の技術)
車両の変速機にあっては従来は手動変速機が用いられ、
運転者が四囲の状況を考慮しつつ運転状態に応じて変速
時期を判断し、クラッチペダルとシフトレバ−を操作し
て変速していた。しかしながら、斯る手動による変速は
煩瑣であることから自動変速機が開発され、昨今におい
ては販売される乗用車の過半に装着されるに至っている
。而して、斯る自動変速機の制御装置にあっては油圧回
路にシフトバルブを設けて当該バルブの一端にスロット
ル開度に比例したスロットル圧を作用させると共に他端
に車速に比例するガバナ圧を作用させ、両者の圧力比に
応じてギヤクラッチへ油圧を供給/遮断して自動的にギ
ヤの切り換えを行っていた。又、その後の電子制御化に
伴ってマイクロ・コンピュータで制御装置を構成し、そ
のメモリに格納した変速マツプをスロットル開度と車速
とから検索して変速点を検出し、ソレノイドバルブを励
磁/非励磁して前記のシフトバルブを駆動してギヤの切
り換えを行っている。
運転者が四囲の状況を考慮しつつ運転状態に応じて変速
時期を判断し、クラッチペダルとシフトレバ−を操作し
て変速していた。しかしながら、斯る手動による変速は
煩瑣であることから自動変速機が開発され、昨今におい
ては販売される乗用車の過半に装着されるに至っている
。而して、斯る自動変速機の制御装置にあっては油圧回
路にシフトバルブを設けて当該バルブの一端にスロット
ル開度に比例したスロットル圧を作用させると共に他端
に車速に比例するガバナ圧を作用させ、両者の圧力比に
応じてギヤクラッチへ油圧を供給/遮断して自動的にギ
ヤの切り換えを行っていた。又、その後の電子制御化に
伴ってマイクロ・コンピュータで制御装置を構成し、そ
のメモリに格納した変速マツプをスロットル開度と車速
とから検索して変速点を検出し、ソレノイドバルブを励
磁/非励磁して前記のシフトバルブを駆動してギヤの切
り換えを行っている。
而して、従来の自動変速制御装置においては以前の手動
変速機であれば運転者自身が判断・操作しでいた変速時
点がスロットル開度と車速とから一義的に決定されるた
め、どうしても不自然な変速が生じることは否めなかっ
た。例えば、登板時において運転者が平地走行と同じ様
にスロットル開度をクルーズ開度に戻した場合、走行車
速によってはシフトアップしてしまい、そのため余裕駆
動力が不足して再度アクセルペダルを踏んでシフトダウ
ンすることとなり、シフトダウン、シフトアップの繰り
返しが生じて運転者にビジー感を与える如き不都合があ
った。この様な不都合は、キャンピングカー等を牽引す
る場合、積載等によって車両重量が増加する場合乃至は
機関充填効率が悪化する高地走行時等にも発生する。
変速機であれば運転者自身が判断・操作しでいた変速時
点がスロットル開度と車速とから一義的に決定されるた
め、どうしても不自然な変速が生じることは否めなかっ
た。例えば、登板時において運転者が平地走行と同じ様
にスロットル開度をクルーズ開度に戻した場合、走行車
速によってはシフトアップしてしまい、そのため余裕駆
動力が不足して再度アクセルペダルを踏んでシフトダウ
ンすることとなり、シフトダウン、シフトアップの繰り
返しが生じて運転者にビジー感を与える如き不都合があ
った。この様な不都合は、キャンピングカー等を牽引す
る場合、積載等によって車両重量が増加する場合乃至は
機関充填効率が悪化する高地走行時等にも発生する。
ここで運転者が何故アクセルペダルを踏んでスロットル
弁を開くかを考えてみると、このスロットル弁を開いて
示した運転者の加速要求に対して車両の走行が追随する
ことを期待するからに他ならない。即ち、前述の如き不
都合が発生するのは換言すれば余裕駆動力が減少して車
両の制御性が十分確保されていないにも関わらず制御装
置において変速指令が出されることに起因する。従って
、そのためには制御装置において駆動力と走行抵抗とを
確実に把握し、駆動力が走行抵抗を上回って余裕駆動力
が存在することを確認してシフトアップすべきであるに
も関わらず其の様になされていないことに起因する。
弁を開くかを考えてみると、このスロットル弁を開いて
示した運転者の加速要求に対して車両の走行が追随する
ことを期待するからに他ならない。即ち、前述の如き不
都合が発生するのは換言すれば余裕駆動力が減少して車
両の制御性が十分確保されていないにも関わらず制御装
置において変速指令が出されることに起因する。従って
、そのためには制御装置において駆動力と走行抵抗とを
確実に把握し、駆動力が走行抵抗を上回って余裕駆動力
が存在することを確認してシフトアップすべきであるに
も関わらず其の様になされていないことに起因する。
この点から近時特開昭60−143133号公報記載の
技術が提案されており、その技術にあってはアクセルペ
ダル踏込量から運転者の要求するトルクを求め、別途算
出した登板抵抗を減算して要求加速度を算出している。
技術が提案されており、その技術にあってはアクセルペ
ダル踏込量から運転者の要求するトルクを求め、別途算
出した登板抵抗を減算して要求加速度を算出している。
更に、複数個の最良燃費変速線図の中から検出した登板
抵抗に対応する変速線図を選択すると共に、その変速線
図上の一定加速走行軌跡データから要求加速度を実現す
べくスロットル開度を制御し、更に其の変更されたスロ
ットル開度と車速とから変速線図を検索して変速判断を
行い、変更前の加速度を維持すべく構成している。
抵抗に対応する変速線図を選択すると共に、その変速線
図上の一定加速走行軌跡データから要求加速度を実現す
べくスロットル開度を制御し、更に其の変更されたスロ
ットル開度と車速とから変速線図を検索して変速判断を
行い、変更前の加速度を維持すべく構成している。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記従来技術にあっては、運転者の要求
するトルクを勘案して変更判断を行うも、その変速判断
はあくまでも予め設定しておいた変更線図に基づいてな
されるのであって設定しである状況にしか対応すること
が出来ず、又いづれにしてもスロットル開度と車速とか
ら変速時点が一義的に決定される点で先に記した従前の
技術と同様の批判を免れ難い物であった。
するトルクを勘案して変更判断を行うも、その変速判断
はあくまでも予め設定しておいた変更線図に基づいてな
されるのであって設定しである状況にしか対応すること
が出来ず、又いづれにしてもスロットル開度と車速とか
ら変速時点が一義的に決定される点で先に記した従前の
技術と同様の批判を免れ難い物であった。
これが、手動変速機車両であれば運転者は登板中である
ことを認識して不用意なシフトアップを避ける筈である
。即ち、手動変速機車両においては運転者が四囲の状況
を含む車両の運転状態を把握し、車両が出力している駆
動力を認識すると共にシフトした場合の駆動力の増減を
も予見し、体得した種々の経験則を取捨選択してシフト
時期を判断した筈である。即ち、前記した不都合は、従
来の制御においては人間の判断・動作が等閑視されてい
て制御中に反映されていないことに起因するものである
。即ち、従来の自動変速制御技術においては基本的にス
ロットル開度と車速とから変速時点を機械的に決定する
ものであり、車両の運転状態を多変数で捉えて変速時点
を判断するものではないことから、上記した不都合が生
じるのは避は難いものであった。又、上記した事情は、
有段変速機のみならず無段変速機においても同様なもの
であった。即ち、無段変速機においても車両の走行状態
に応じて速度比を変える点で有段変速機の変速の場合と
異ならないからである。従うて、本明細書において「変
速Jなる語は、有段変速機におけるシフト位置の変更と
無段変速機における変速比(速度比)の変更との両者を
意味するものとして使用する。
ことを認識して不用意なシフトアップを避ける筈である
。即ち、手動変速機車両においては運転者が四囲の状況
を含む車両の運転状態を把握し、車両が出力している駆
動力を認識すると共にシフトした場合の駆動力の増減を
も予見し、体得した種々の経験則を取捨選択してシフト
時期を判断した筈である。即ち、前記した不都合は、従
来の制御においては人間の判断・動作が等閑視されてい
て制御中に反映されていないことに起因するものである
。即ち、従来の自動変速制御技術においては基本的にス
ロットル開度と車速とから変速時点を機械的に決定する
ものであり、車両の運転状態を多変数で捉えて変速時点
を判断するものではないことから、上記した不都合が生
じるのは避は難いものであった。又、上記した事情は、
有段変速機のみならず無段変速機においても同様なもの
であった。即ち、無段変速機においても車両の走行状態
に応じて速度比を変える点で有段変速機の変速の場合と
異ならないからである。従うて、本明細書において「変
速Jなる語は、有段変速機におけるシフト位置の変更と
無段変速機における変速比(速度比)の変更との両者を
意味するものとして使用する。
従って、本発明の目的は従来技術における上記した欠点
を解消することにあり、手動変速機車両で運転者が判断
・操作していた変速動作をファジィ制御理論を応用して
自動変速制御に取り込み、よって人間の意思決定に類似
した変速判断を可能とする自動変速機の制御装置を提供
することにある。
を解消することにあり、手動変速機車両で運転者が判断
・操作していた変速動作をファジィ制御理論を応用して
自動変速制御に取り込み、よって人間の意思決定に類似
した変速判断を可能とする自動変速機の制御装置を提供
することにある。
一
更には斯る制御装置において、走行抵抗と変速後の駆動
力とから車両の操作性を予見して変速判断の一助とする
と共にその走行抵抗の算出にはある一定時間の駆動力の
平均値を用いる如く構成し、よって−層正確に走行抵抗
を算出して変速判断をより的確に行うことが出来る自動
変速機の制御装置を提供することを目的とする。
力とから車両の操作性を予見して変速判断の一助とする
と共にその走行抵抗の算出にはある一定時間の駆動力の
平均値を用いる如く構成し、よって−層正確に走行抵抗
を算出して変速判断をより的確に行うことが出来る自動
変速機の制御装置を提供することを目的とする。
更には、有段変速機のみならず無段変速機に付いても上
記した制御を実現する自動変速機の制御装置を提供する
ことを目的とする。
記した制御を実現する自動変速機の制御装置を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段及び作用)上記の目的を達
成するために本発明に係る自動変速機の制御装置は第1
図に示す如く、少なくともスロットル開度、その変化量
、機関回転数、車両の走行加速度のいづれか又は其の組
合わせを含む車両の運転状態を検出する車両運転状態検
出手段1、該車両運転状態検出手段の出力を入力して車
両が出力する駆動力を算出すると共に、検出した走行加
速度と車重との積を求めて前記駆動力から減算して車両
に加わっている走行抵抗を算出する走行抵抗演算手段2
、該走行抵抗演算手段及び前記車両運転状態検出手段の
出力を入力し、検出値から変速後のスロットル全開時の
駆動力を演算して前記走行抵抗との比を求め、核化から
少なくともスロットル開度から推定される運転者の変速
意図に対する変速後の車両の反応の適合度を定量的に予
見する車両反応適合度予見手段3、該車両反応適合度予
見手段及び前記車両運転状態検出手段の出力を入力して
評価スケールとし、運転者の変速動作を分析して帰納さ
れる判断・操作に基づいて設定された言語表現からなる
複数個の変速ルールを適用して該変速ルールの満足度を
評価する変速ルール評価手段4、該変速ルール評価手段
の出力を入力して評価値に基づいて変速ルールの一つを
選択し、それに基づいて変速制御値を決定する変速制御
値決定手段5及び該変速制御値決定手段の出力を入力し
て変速機構を駆動する変速手段6からなり、ファジィ推
論を用いてなる如く構成した。
成するために本発明に係る自動変速機の制御装置は第1
図に示す如く、少なくともスロットル開度、その変化量
、機関回転数、車両の走行加速度のいづれか又は其の組
合わせを含む車両の運転状態を検出する車両運転状態検
出手段1、該車両運転状態検出手段の出力を入力して車
両が出力する駆動力を算出すると共に、検出した走行加
速度と車重との積を求めて前記駆動力から減算して車両
に加わっている走行抵抗を算出する走行抵抗演算手段2
、該走行抵抗演算手段及び前記車両運転状態検出手段の
出力を入力し、検出値から変速後のスロットル全開時の
駆動力を演算して前記走行抵抗との比を求め、核化から
少なくともスロットル開度から推定される運転者の変速
意図に対する変速後の車両の反応の適合度を定量的に予
見する車両反応適合度予見手段3、該車両反応適合度予
見手段及び前記車両運転状態検出手段の出力を入力して
評価スケールとし、運転者の変速動作を分析して帰納さ
れる判断・操作に基づいて設定された言語表現からなる
複数個の変速ルールを適用して該変速ルールの満足度を
評価する変速ルール評価手段4、該変速ルール評価手段
の出力を入力して評価値に基づいて変速ルールの一つを
選択し、それに基づいて変速制御値を決定する変速制御
値決定手段5及び該変速制御値決定手段の出力を入力し
て変速機構を駆動する変速手段6からなり、ファジィ推
論を用いてなる如く構成した。
更に無段変速機構を備えてなる自動変速機の制御装置に
おいても請求項3項に記載する如く略同様に構成した。
おいても請求項3項に記載する如く略同様に構成した。
尚、前記した如く、有段変速機におけるシフト位置の変
更も無段変速機における変速比の変更も搭載機関と駆動
軸との回転速度比を車両の走行状態に応じて変える点で
異ならないので、上記において「変速」なる語は、有段
変速機におけるシフト位置の変更と無段変速機における
変速比(速度比)の変更との両者を含むものとして使用
する。
更も無段変速機における変速比の変更も搭載機関と駆動
軸との回転速度比を車両の走行状態に応じて変える点で
異ならないので、上記において「変速」なる語は、有段
変速機におけるシフト位置の変更と無段変速機における
変速比(速度比)の変更との両者を含むものとして使用
する。
(実施例)
以下、添付図面に即して本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明に係る自動変速機の制御装置を全体的に
示す概略図であり、同図に従って説明すると、符号10
は内燃機関の本体を示す。機関本体10には吸気路12
が接続されており、その先端側にはエアクリーナ14が
取着される。而して、該エアクリーナ14から導入され
た吸気は、車両運転席床面のアクセルペダル(図示せず
)に連動して作動するスロットル弁16を介して流量を
調節されて機関本体に至る。該吸気路12の燃焼室(図
示せず)付近の適宜位置には燃料噴射弁(図示せず)が
設けられて燃料を供給しており、吸入空気は燃料と混合
されて燃焼室内に入りピストン(図示せず)で圧縮され
た後点火プラグ(図示せず)を介して着火されて爆発し
、ピストンを駆動する。該ピストン駆動力は回転運動に
変換されて機関出力軸18から取り出される。
示す概略図であり、同図に従って説明すると、符号10
は内燃機関の本体を示す。機関本体10には吸気路12
が接続されており、その先端側にはエアクリーナ14が
取着される。而して、該エアクリーナ14から導入され
た吸気は、車両運転席床面のアクセルペダル(図示せず
)に連動して作動するスロットル弁16を介して流量を
調節されて機関本体に至る。該吸気路12の燃焼室(図
示せず)付近の適宜位置には燃料噴射弁(図示せず)が
設けられて燃料を供給しており、吸入空気は燃料と混合
されて燃焼室内に入りピストン(図示せず)で圧縮され
た後点火プラグ(図示せず)を介して着火されて爆発し
、ピストンを駆動する。該ピストン駆動力は回転運動に
変換されて機関出力軸18から取り出される。
機関本体10の後段にはトランスミッション20が接続
されており、機関出力軸18は其処でトルクコンバータ
22に接続され、そのポンプインペラ22aに連結され
る。トルクコンバータ22のタービンランナ22bはメ
インシャフト(ミッション入力軸)24に連結される。
されており、機関出力軸18は其処でトルクコンバータ
22に接続され、そのポンプインペラ22aに連結され
る。トルクコンバータ22のタービンランナ22bはメ
インシャフト(ミッション入力軸)24に連結される。
メインシャフト24にはカウンタシャフト(ミッション
出力軸)26が並置されており、両シャフト間には1速
ギヤGl、2速ギヤG2.3速ギヤG3及び4速ギヤG
4並びにリバースギヤGRが設けられると共に、それぞ
れのギヤには多板式の油圧クラッチCLI、 Cl3.
Cl3. Cl3 (リバースギヤのクラッチは
図示の簡略化のため省略した)が対応して設けられる。
出力軸)26が並置されており、両シャフト間には1速
ギヤGl、2速ギヤG2.3速ギヤG3及び4速ギヤG
4並びにリバースギヤGRが設けられると共に、それぞ
れのギヤには多板式の油圧クラッチCLI、 Cl3.
Cl3. Cl3 (リバースギヤのクラッチは
図示の簡略化のため省略した)が対応して設けられる。
又、■速ギヤG1にはワンウェイクラッチ28が装着さ
れる。これらの油圧クラッチには油圧源(図示せず)と
タンク(図示せず)とを結ぶ油路30が接続されており
、その途中にA、82個のシフトバルブ32.34が介
挿されており、該シフトバルブは2個の電磁ソレノイド
36.38の励磁/非励磁状態によって位置を変え、前
記したクラッチ群への圧油の供給/排出を制御する。尚
、トルクコンバータ22はロックアツプ機構40を備え
ており、後述する制御ユニットの指令に応じてタービン
ランチ22bと機関出力軸18とを直結する。而して、
カウンタシャフト26はディファレンシャル装置42を
介してリアアクスル44に接続されており、その両端に
は後輪46が取着される。尚、斯る機関本体10及びト
ランスミッション20並びにディファレンシャル装置4
2はシャシ(図示せず)に取り付けられており、そのシ
ャシ上にフレーム(図示せず)が取り付けられて車両を
構成する。
れる。これらの油圧クラッチには油圧源(図示せず)と
タンク(図示せず)とを結ぶ油路30が接続されており
、その途中にA、82個のシフトバルブ32.34が介
挿されており、該シフトバルブは2個の電磁ソレノイド
36.38の励磁/非励磁状態によって位置を変え、前
記したクラッチ群への圧油の供給/排出を制御する。尚
、トルクコンバータ22はロックアツプ機構40を備え
ており、後述する制御ユニットの指令に応じてタービン
ランチ22bと機関出力軸18とを直結する。而して、
カウンタシャフト26はディファレンシャル装置42を
介してリアアクスル44に接続されており、その両端に
は後輪46が取着される。尚、斯る機関本体10及びト
ランスミッション20並びにディファレンシャル装置4
2はシャシ(図示せず)に取り付けられており、そのシ
ャシ上にフレーム(図示せず)が取り付けられて車両を
構成する。
而して、前記吸気路12のスロットル弁16の付近には
其の開度を検出するポテンシロメータ等からなるスロッ
トルセンサ50が設けられると共に、機関本体10付近
のディストリビュータ(図示せず)等の回転部には電磁
ピックアップ等からなるクランク角センサ52が設けら
れ、ピストンのクランク角位置を検出して所定クランク
角度毎に信号を出力する。更に、車両運転席床面に設置
されたブレーキペダル(図示せず)の近傍にはブレーキ
ペダルの踏み込みを検出するブレーキスイッチ54が設
けられると共に、トランスミッション20の適宜位置に
はリードスイッチ等からなる車速センサ56が設けられ
て車両の走行速度を検出する。これらのセンサ50.5
2.54.56の出力は、変速制御ユニット60に送出
される。更に、該制御ユニットには、レンジセレクタの
選択位置を検出するレンジセレクタスイッチ62及びシ
フト位置(ギヤ段)を検出するシフトポジションスイッ
チ64の出力も送出される。
其の開度を検出するポテンシロメータ等からなるスロッ
トルセンサ50が設けられると共に、機関本体10付近
のディストリビュータ(図示せず)等の回転部には電磁
ピックアップ等からなるクランク角センサ52が設けら
れ、ピストンのクランク角位置を検出して所定クランク
角度毎に信号を出力する。更に、車両運転席床面に設置
されたブレーキペダル(図示せず)の近傍にはブレーキ
ペダルの踏み込みを検出するブレーキスイッチ54が設
けられると共に、トランスミッション20の適宜位置に
はリードスイッチ等からなる車速センサ56が設けられ
て車両の走行速度を検出する。これらのセンサ50.5
2.54.56の出力は、変速制御ユニット60に送出
される。更に、該制御ユニットには、レンジセレクタの
選択位置を検出するレンジセレクタスイッチ62及びシ
フト位置(ギヤ段)を検出するシフトポジションスイッ
チ64の出力も送出される。
第3図は該変速制御ユニット60の詳細を示すブロック
図であるが、同図に示す如くスロットルセンサ50の出
力は制御ユニット60に入力された後、先ずレベル変換
回路68に入力されて適宜レベルに増幅され、マイクロ
・コンピュータ70に入力される。マイクロ・コンピュ
ータ70は、入力ポードア0a、A/D変換回路70b
、CPU70 c、ROM70 d及びRAM70e及
び出力ポードア0f並びに−群のレジスタ及びカウンタ
(共に図示せず)を備えており、前記レベル変換回路6
8の出力は其のA/D変換回路70bに入力されてデジ
タル値に変換されてRAM70eに一時格納される。同
様に、クランク角センサ52等の出力も制御ユニット内
において波形整形回路72で波形整形された後、入カポ
−1−70aを介してマイクロ・コンピュータ内に入力
されてRAM70 eに一時記憶される。CPU70
cは此れ等の実測値及び其れ等から算出した種々の演算
値に基づいて後述の如く変速指令値を決定して出カポ−
)70fから第1出力回路74及び/又は第2出力回路
76に送出し、電磁ソレノイド36.38を励磁/非励
磁してギヤ段を切り換える乃至は現在段をホールドさせ
る。尚、ギヤ段の切り換えは例えば、両ソレノイドが非
励磁(オフ)された場合には4速ギヤが係合される如く
に行われるが、斯る電磁ソレノイドを介しての変速動作
自体は公知であり、本願の特徴とするところではないの
で、詳細な説明は省略する。
図であるが、同図に示す如くスロットルセンサ50の出
力は制御ユニット60に入力された後、先ずレベル変換
回路68に入力されて適宜レベルに増幅され、マイクロ
・コンピュータ70に入力される。マイクロ・コンピュ
ータ70は、入力ポードア0a、A/D変換回路70b
、CPU70 c、ROM70 d及びRAM70e及
び出力ポードア0f並びに−群のレジスタ及びカウンタ
(共に図示せず)を備えており、前記レベル変換回路6
8の出力は其のA/D変換回路70bに入力されてデジ
タル値に変換されてRAM70eに一時格納される。同
様に、クランク角センサ52等の出力も制御ユニット内
において波形整形回路72で波形整形された後、入カポ
−1−70aを介してマイクロ・コンピュータ内に入力
されてRAM70 eに一時記憶される。CPU70
cは此れ等の実測値及び其れ等から算出した種々の演算
値に基づいて後述の如く変速指令値を決定して出カポ−
)70fから第1出力回路74及び/又は第2出力回路
76に送出し、電磁ソレノイド36.38を励磁/非励
磁してギヤ段を切り換える乃至は現在段をホールドさせ
る。尚、ギヤ段の切り換えは例えば、両ソレノイドが非
励磁(オフ)された場合には4速ギヤが係合される如く
に行われるが、斯る電磁ソレノイドを介しての変速動作
自体は公知であり、本願の特徴とするところではないの
で、詳細な説明は省略する。
続いて、第4図以下のフロー・チャートを参照して本制
御装置の動作を説明する。
御装置の動作を説明する。
ここで、具体的な説明に入る前に本制御装置の特徴を概
略的に説明すると、本発明に係る制御装置の特徴はファ
ジィ制御理論を応用して人間の意思決定に近い形で変速
時点を決定する如く構成した点にある。即ち、本発明に
係る制御装置の特徴は装置自体の構成にあるのではなく
、その制御装置の動作、即ち制御方法にある。尚、ファ
ジィ制御理論自体は近時種々の分野で応用されつつある
ので、その詳細な説明は省略するが、簡単に云えば制御
対象の状態認識をあいまいに把握すると共に、その状態
認識に基づいて制御値を決定する制御規則(「プロダク
ションルール」と称される)自体も「もし〜ならば〜せ
よ」と云う形で言語表現され、そのプロダクションルー
ルの中では状況判断の基準乃至は操作の内容があいまい
量として扱われており、メンバーシップ関数で定量化さ
れているものである。即ち、人間の行っているあいまい
な情報を用いたものでありながら、柔軟で適応性の高い
制御動作をファジィ理論でモデル化し、ファジィ推論を
用いて制御値を算出するものであり、斯る如く人間の有
している知識を表現し易いことから熟練者の知識・判断
をコンピュータシステム中に取り込む所謂エキスパート
システムに馴染み易いものである。本制御装置はこの様
な理論を前提とする。
略的に説明すると、本発明に係る制御装置の特徴はファ
ジィ制御理論を応用して人間の意思決定に近い形で変速
時点を決定する如く構成した点にある。即ち、本発明に
係る制御装置の特徴は装置自体の構成にあるのではなく
、その制御装置の動作、即ち制御方法にある。尚、ファ
ジィ制御理論自体は近時種々の分野で応用されつつある
ので、その詳細な説明は省略するが、簡単に云えば制御
対象の状態認識をあいまいに把握すると共に、その状態
認識に基づいて制御値を決定する制御規則(「プロダク
ションルール」と称される)自体も「もし〜ならば〜せ
よ」と云う形で言語表現され、そのプロダクションルー
ルの中では状況判断の基準乃至は操作の内容があいまい
量として扱われており、メンバーシップ関数で定量化さ
れているものである。即ち、人間の行っているあいまい
な情報を用いたものでありながら、柔軟で適応性の高い
制御動作をファジィ理論でモデル化し、ファジィ推論を
用いて制御値を算出するものであり、斯る如く人間の有
している知識を表現し易いことから熟練者の知識・判断
をコンピュータシステム中に取り込む所謂エキスパート
システムに馴染み易いものである。本制御装置はこの様
な理論を前提とする。
従って、本制御装置にあっても自動変速機の制御システ
ムの設計時にファジィ制御理論の導入に必要なファジィ
プロダクションルールの作成等の作業を行うと共に、実
走時には其の制御アルゴリズムに基づいて制御値を決定
するものであり、具体的には以下の如くに行われる。
ムの設計時にファジィ制御理論の導入に必要なファジィ
プロダクションルールの作成等の作業を行うと共に、実
走時には其の制御アルゴリズムに基づいて制御値を決定
するものであり、具体的には以下の如くに行われる。
(1)プロダクションルールの作成
後述の如く、「極端な高回転になったときは機関保護の
ためI速アップするj等の言語表現されたルールを適宜
個数作成する。このルールの作成に際しては、手動変速
機車両におけるエキスパート運転者の判断・操作を分析
し、それから帰納される経験則を取捨選択して行う。
ためI速アップするj等の言語表現されたルールを適宜
個数作成する。このルールの作成に際しては、手動変速
機車両におけるエキスパート運転者の判断・操作を分析
し、それから帰納される経験則を取捨選択して行う。
(2)パラメータ及びメンバーシップ関数の決定それと
同時に、制御対象の状態をどの様なパラメータから認識
するか決定すると共に、前記のプロダクションルールの
夫々に付いて使用するパラメータ(変数)を選択し、更
にパラメータのメンバーシップ関数を定めて評価基準を
決定する(斯るメンバシップ関数で表現された状態をフ
ァジィラベルと称する)。このパラメータとしては本制
御装置においてはセンサをi!して検出した実測値及び
それを微分する等して得られた算出値(推定値、予見値
含む)からなる物理量が用いられる。具体的には機関回
転数、スロットル開度、車速、スロットル変化量、加速
度等がパラメータとして使用され、第25図に示す如く
座標上において該パラメータを横軸(以下「定義域」と
称する)にとって適宜な波形(前記メンバーシップ関数
)を与え、縦軸に゛0パから”1.O′までの値(「メ
ンバーシップ値(グレード)」と称する)を付す。
同時に、制御対象の状態をどの様なパラメータから認識
するか決定すると共に、前記のプロダクションルールの
夫々に付いて使用するパラメータ(変数)を選択し、更
にパラメータのメンバーシップ関数を定めて評価基準を
決定する(斯るメンバシップ関数で表現された状態をフ
ァジィラベルと称する)。このパラメータとしては本制
御装置においてはセンサをi!して検出した実測値及び
それを微分する等して得られた算出値(推定値、予見値
含む)からなる物理量が用いられる。具体的には機関回
転数、スロットル開度、車速、スロットル変化量、加速
度等がパラメータとして使用され、第25図に示す如く
座標上において該パラメータを横軸(以下「定義域」と
称する)にとって適宜な波形(前記メンバーシップ関数
)を与え、縦軸に゛0パから”1.O′までの値(「メ
ンバーシップ値(グレード)」と称する)を付す。
以上が車両設計時の準備作業である。尚、準備段階にお
いては此れと共に、決定したパラメータを検出するため
のセンサの選択、前記した制御ユニットのマイクロ・コ
ンピュータのメモリへの制御ルール等の格納或いは演算
手順の命令の格納等が行われる。
いては此れと共に、決定したパラメータを検出するため
のセンサの選択、前記した制御ユニットのマイクロ・コ
ンピュータのメモリへの制御ルール等の格納或いは演算
手順の命令の格納等が行われる。
(3)実走時の制御
走行中にあってはマイクロ・コンピュータにおいてCP
U70 cは、パラメータを検出(算出)し、制御ルー
ルを参照し、ファジィ推論を行っていづれかの制御ルー
ルを選択し、それに基づいて制御結果、例えば1速アツ
プを決定した後、所定の電磁ソレノイド36.38を励
磁/非励磁して1速ギヤを係合させることになる。尚、
このファジィ推論においては各制御ルール毎に関係する
パラメーターについてメンバーシップ値を算出し、その
最小値を其の制御ルールの評価値とし、全制御ルールの
中で評価値が最大である制御ルールを選択する。斯るミ
ニ・マックス演算自体はファジィ推論で良く用いられる
ところである。
U70 cは、パラメータを検出(算出)し、制御ルー
ルを参照し、ファジィ推論を行っていづれかの制御ルー
ルを選択し、それに基づいて制御結果、例えば1速アツ
プを決定した後、所定の電磁ソレノイド36.38を励
磁/非励磁して1速ギヤを係合させることになる。尚、
このファジィ推論においては各制御ルール毎に関係する
パラメーターについてメンバーシップ値を算出し、その
最小値を其の制御ルールの評価値とし、全制御ルールの
中で評価値が最大である制御ルールを選択する。斯るミ
ニ・マックス演算自体はファジィ推論で良く用いられる
ところである。
続いて、第4図フロー・チャートを参照して本制御装置
の動作を説明する。尚、このプログラムは例えば、10
m5乃至40m5の適宜なタイミングで起動される。
の動作を説明する。尚、このプログラムは例えば、10
m5乃至40m5の適宜なタイミングで起動される。
第4図は変速制御のメイン・ルーチンを示すフロー・チ
ャートであるが、先ずSIOにおいて今回プログラム起
動時に前記センサ群が検出した値を読み込んでRAM内
に一時的に格納する。検出値としては、機関回転数Ne
(rpm) (前述したクランク角センサ52の出力を
所定時間積算して算出する)、車速V (km/h)、
スロットル開度θT11(度)、現在のシフト位置(現
在のギヤ段)信号5i5(ミッションの入力軸回転数と
出力軸回転数との比、或いは機関回転数、スロットル開
度、車速等から算出する)、シフト後経過時間tspT
(s) (これはセンサ出力ではなくマイクロ・コンピ
ュータのタイマカウンタで時間計測して求める。具体的
にはマイクロ・コンピュータにおいてシフト指令がなさ
れると適宜フラグレジスタのビットがオンされるので、
それがオンされてからの経過時間を計測して求める)及
びブレーキスイッチ54のオン/オフ信号B Ke −
0N10FF並びにレンジ位置信号P RANGEが用
いられる。
ャートであるが、先ずSIOにおいて今回プログラム起
動時に前記センサ群が検出した値を読み込んでRAM内
に一時的に格納する。検出値としては、機関回転数Ne
(rpm) (前述したクランク角センサ52の出力を
所定時間積算して算出する)、車速V (km/h)、
スロットル開度θT11(度)、現在のシフト位置(現
在のギヤ段)信号5i5(ミッションの入力軸回転数と
出力軸回転数との比、或いは機関回転数、スロットル開
度、車速等から算出する)、シフト後経過時間tspT
(s) (これはセンサ出力ではなくマイクロ・コンピ
ュータのタイマカウンタで時間計測して求める。具体的
にはマイクロ・コンピュータにおいてシフト指令がなさ
れると適宜フラグレジスタのビットがオンされるので、
それがオンされてからの経過時間を計測して求める)及
びブレーキスイッチ54のオン/オフ信号B Ke −
0N10FF並びにレンジ位置信号P RANGEが用
いられる。
続いて、512においてレンジセレクタがDレンジにあ
ることを確認した後、S14において現在変速動作中で
あるか否か判断する。この判断作業は、前述のシフト指
令フラグを参照して行う。S14において変速中ではな
いことが確認された場合には、S16に進み変速指令値
を決定する。これに付いては後述する。尚、S12.S
14で否定及び肯定された場合には本プログラムを直ち
に終了する。
ることを確認した後、S14において現在変速動作中で
あるか否か判断する。この判断作業は、前述のシフト指
令フラグを参照して行う。S14において変速中ではな
いことが確認された場合には、S16に進み変速指令値
を決定する。これに付いては後述する。尚、S12.S
14で否定及び肯定された場合には本プログラムを直ち
に終了する。
第5図は変速指令値を決定するサブルーチンを示すフロ
ー・チャートである。同図に従って説明すると、先ず5
100において、前回プログラム起動時に検出したセン
サ出力値の中から車速■及びスロットル開度θTOを読
み出して加速度α(In++/h/s) (車速偏差
)及びスロットル変化量ΔθTll (度/S)を算出
する。即ち、第6図に示す如く、今回プログラム起動時
(時刻nとする)の値と前回プログラム起動時(時刻n
−1とする)の値の偏差(単位時間n−(n−1)で除
した1次微分値)を求めて算出する。尚、実際の演算に
おいては、加速度は“km/h10. Is ”で、ス
ロットル変化量は“度10.1s″で算出する。
ー・チャートである。同図に従って説明すると、先ず5
100において、前回プログラム起動時に検出したセン
サ出力値の中から車速■及びスロットル開度θTOを読
み出して加速度α(In++/h/s) (車速偏差
)及びスロットル変化量ΔθTll (度/S)を算出
する。即ち、第6図に示す如く、今回プログラム起動時
(時刻nとする)の値と前回プログラム起動時(時刻n
−1とする)の値の偏差(単位時間n−(n−1)で除
した1次微分値)を求めて算出する。尚、実際の演算に
おいては、加速度は“km/h10. Is ”で、ス
ロットル変化量は“度10.1s″で算出する。
続いて、5102において現在時刻nのスロットル開度
θTHから運転者が望んでいる出力を推定し、それと車
両が実際に出力している力との比(以下rPS比」と称
する)を計算する。尚、このPS比及び以下に述べる演
算パラメータの単位として馬力(PS)、駆動力(kg
f)等を使用するが、更にはトルク(kgf−m)、加
速度(k+n/h/s)を用いても良い。
θTHから運転者が望んでいる出力を推定し、それと車
両が実際に出力している力との比(以下rPS比」と称
する)を計算する。尚、このPS比及び以下に述べる演
算パラメータの単位として馬力(PS)、駆動力(kg
f)等を使用するが、更にはトルク(kgf−m)、加
速度(k+n/h/s)を用いても良い。
第7図乃至第9図は此のPS比の算出を示すサブルーチ
ン・フロー・チャートであり、同図に従って説明すると
、先ず5200において現在時刻のスロットル開度θT
HnからROM70d内に格納されているテーブル値を
検索し、運転者が望んでいる馬力利用度(以下rps%
Jと称する)を求める。第8図は此のテーブル値を示す
説明図であるが、図示の如く横軸に示したスロットル開
度θTHに比例した出力特性が予め実験によって求めら
れて格納されており、この特性図から例えばスロットル
がWOTまで開けられていれば運転者は其の時点で機関
の発生し得る最大馬力を望んでおり、スロットル開度が
θTH−αであれば機関の最大馬力のα%の馬力の利用
を望んでいるものと把握することが出来る。
ン・フロー・チャートであり、同図に従って説明すると
、先ず5200において現在時刻のスロットル開度θT
HnからROM70d内に格納されているテーブル値を
検索し、運転者が望んでいる馬力利用度(以下rps%
Jと称する)を求める。第8図は此のテーブル値を示す
説明図であるが、図示の如く横軸に示したスロットル開
度θTHに比例した出力特性が予め実験によって求めら
れて格納されており、この特性図から例えばスロットル
がWOTまで開けられていれば運転者は其の時点で機関
の発生し得る最大馬力を望んでおり、スロットル開度が
θTH−αであれば機関の最大馬力のα%の馬力の利用
を望んでいるものと把握することが出来る。
続いて、5202において現在時刻のスロットル開度θ
THnと機関回転数NeからROM70d内のマツプを
検索して実際に車両が出力している馬力PSDを算出す
る。第9図はROM内に格納されている此の化カマツブ
を示す説明図である。
THnと機関回転数NeからROM70d内のマツプを
検索して実際に車両が出力している馬力PSDを算出す
る。第9図はROM内に格納されている此の化カマツブ
を示す説明図である。
これも予め実験を通じて求めておくことは云うまでもな
い。
い。
続いて、5204において8200で求めた28%に最
高馬力(車両が出力することが出来る最大馬力)を乗じ
、その積で前ステップで求めた実際の発生馬力PSDを
除して前記したps比を求める。即ち、 6一 PS比=マツプから検索した実馬力/ 運転者が望んでいる馬力 を示しており、これから運転者が望んでいる馬力に対し
て車両が実際に出力している馬力の割合を把握すること
が出来る。而して、PS比が”l”に近い、又は其れよ
り大きい場合には運転者が望んでいる馬力が十分満足さ
れており、換言すればシフトアップして馬力を減少方向
に向けても良いとする運転者のモチベーションが高いと
考えることが出来、PS比が1”より小さければ運転者
が望んでいる程の馬力が得られておらず、よって運転者
にはシフトアップのモチベーションが低いと判断するこ
とが出来る。従って、このPS比をシフトアップ時の指
標とすることが出来る。
高馬力(車両が出力することが出来る最大馬力)を乗じ
、その積で前ステップで求めた実際の発生馬力PSDを
除して前記したps比を求める。即ち、 6一 PS比=マツプから検索した実馬力/ 運転者が望んでいる馬力 を示しており、これから運転者が望んでいる馬力に対し
て車両が実際に出力している馬力の割合を把握すること
が出来る。而して、PS比が”l”に近い、又は其れよ
り大きい場合には運転者が望んでいる馬力が十分満足さ
れており、換言すればシフトアップして馬力を減少方向
に向けても良いとする運転者のモチベーションが高いと
考えることが出来、PS比が1”より小さければ運転者
が望んでいる程の馬力が得られておらず、よって運転者
にはシフトアップのモチベーションが低いと判断するこ
とが出来る。従って、このPS比をシフトアップ時の指
標とすることが出来る。
再び第5図に戻ると、続いて5104において、スロッ
トル変化量ΔθTHから運転者が期待している馬力変化
を求め、それと実際に車両が出力している馬力変化との
比(以下[期待PS比EPSRTOJと称する)を算出
する。後述の如く、この期待PS比はシフトダウンのモ
チベーションを決定する。
トル変化量ΔθTHから運転者が期待している馬力変化
を求め、それと実際に車両が出力している馬力変化との
比(以下[期待PS比EPSRTOJと称する)を算出
する。後述の如く、この期待PS比はシフトダウンのモ
チベーションを決定する。
第10図は此の期待PS比の演算手順を示すサブルーチ
ン・フロー・チャートであり、同図に従って説明すると
、先ず5300においてスロットル変化量ΔθTHが負
値ではないか否か判断し、負値であればスロットル弁が
戻されていることを意味するので、5302に進んで期
待PS比を零とする。即ち、この期待PS比は後述の如
く、シフトダウンするか否かを決定するものなので、ス
ロットル開度が減少している際には運転者の加速要求(
シフトダウン意思)が見受けられないからである。
ン・フロー・チャートであり、同図に従って説明すると
、先ず5300においてスロットル変化量ΔθTHが負
値ではないか否か判断し、負値であればスロットル弁が
戻されていることを意味するので、5302に進んで期
待PS比を零とする。即ち、この期待PS比は後述の如
く、シフトダウンするか否かを決定するものなので、ス
ロットル開度が減少している際には運転者の加速要求(
シフトダウン意思)が見受けられないからである。
5300においてスロットル弁が戻っていないことが確
認された場合には3304に移行し、前回検出時(時刻
n−1)のスロットル開度θTHn−1と、前回検出時
と今回検出時の間に生じたスロットル変化量ΔθTHと
からROM内に格納したマツプを検索し、運転者が期待
している馬力変化量(以下[期待PS変化量DEPS
Jと称する)を算出する。第11図は斯るマツプを説明
する説明図であり、これも予め実験を通じて求めて格納
しておくことは云うまでもない。
認された場合には3304に移行し、前回検出時(時刻
n−1)のスロットル開度θTHn−1と、前回検出時
と今回検出時の間に生じたスロットル変化量ΔθTHと
からROM内に格納したマツプを検索し、運転者が期待
している馬力変化量(以下[期待PS変化量DEPS
Jと称する)を算出する。第11図は斯るマツプを説明
する説明図であり、これも予め実験を通じて求めて格納
しておくことは云うまでもない。
続いて、5306において実際の馬力変化量(以下「実
際PS変化量DLTPSD Jと称する)を以下の如く
算出する。
際PS変化量DLTPSD Jと称する)を以下の如く
算出する。
実際PS変化量=マツプから検索した実馬力(時刻nに
おける)−マツ プから検索した実馬力(時 刻n−1における) このマツプから検索する実馬力は第9図に示した出カマ
ツブから、スロットル開度θTHと機関回転数Neによ
り検索するものであり、従って上式において時刻nでの
θTHnとNeとから検索した値と、時刻n−1でのθ
THnとNeとから検索した値の差を求めることになり
、これによって時刻n−1とnとの間における単位時間
当たりの実際の馬力変化を求めることが出来る。次いで
、3308において前ステップで求めた実際馬力変化量
と定数CARD (適宜設定)とから第12図テーブル
(ROM内に格納)を検索して補正係数kPSを求める
。
おける)−マツ プから検索した実馬力(時 刻n−1における) このマツプから検索する実馬力は第9図に示した出カマ
ツブから、スロットル開度θTHと機関回転数Neによ
り検索するものであり、従って上式において時刻nでの
θTHnとNeとから検索した値と、時刻n−1でのθ
THnとNeとから検索した値の差を求めることになり
、これによって時刻n−1とnとの間における単位時間
当たりの実際の馬力変化を求めることが出来る。次いで
、3308において前ステップで求めた実際馬力変化量
と定数CARD (適宜設定)とから第12図テーブル
(ROM内に格納)を検索して補正係数kPSを求める
。
続いて、ステップ310において期待PS比UPSRT
Oを以下の如く求める。
Oを以下の如く求める。
期待ps比=(kpsX期待馬力変化量)/(実際馬力
変化量子CARD ) 尚、上式においてkps及びGARDは演算上の便宜か
ら設けられたもので、低回転域においては馬力変化が零
となることがあることがら、その様な不都合を解消する
ために使用するものである。
変化量子CARD ) 尚、上式においてkps及びGARDは演算上の便宜か
ら設けられたもので、低回転域においては馬力変化が零
となることがあることがら、その様な不都合を解消する
ために使用するものである。
この期待PS比は上記した如く、車両が実際に出力して
いる馬力の変化に対する運転者が期待する馬力の変化の
割合を示しており、この値から運転者のシフトダウンに
対するモチベーションを判断することが出来。即ち、 期待PS比<1.、 、シフトダウンのモチベーション
が低い 期待Ps比≧1・・・シフトダウンのモチベーションが
高い と判断する。即ち、1より大きい場合には運転者の期待
量の方が大きくて車両が応えられないこと=29− になるので、シフトダウンして駆動力を増加する必要が
あり、1未満の場合は期待に応えることが出来、よって
シフトダウンの必要がないからである。尚、前述したシ
フトアップ判断指標たるPS比をシフトダウン判断に用
いることなく、新たに期待PS比なる概念を導入してダ
ウン判断指標としたのは、PS比がスロットル開度から
求められるのに対し期待PS比はスロットル変化量から
算出される故である。即ち、出力増加が意図されるシフ
トダウンのモチベーションを推定するのはスロットル変
化量の方が適切と考えられるからである。
いる馬力の変化に対する運転者が期待する馬力の変化の
割合を示しており、この値から運転者のシフトダウンに
対するモチベーションを判断することが出来。即ち、 期待PS比<1.、 、シフトダウンのモチベーション
が低い 期待Ps比≧1・・・シフトダウンのモチベーションが
高い と判断する。即ち、1より大きい場合には運転者の期待
量の方が大きくて車両が応えられないこと=29− になるので、シフトダウンして駆動力を増加する必要が
あり、1未満の場合は期待に応えることが出来、よって
シフトダウンの必要がないからである。尚、前述したシ
フトアップ判断指標たるPS比をシフトダウン判断に用
いることなく、新たに期待PS比なる概念を導入してダ
ウン判断指標としたのは、PS比がスロットル開度から
求められるのに対し期待PS比はスロットル変化量から
算出される故である。即ち、出力増加が意図されるシフ
トダウンのモチベーションを推定するのはスロットル変
化量の方が適切と考えられるからである。
ここで再び第5図に戻ると、続いて5106において現
状のシフト位置からアップ乃至ダウン可能な全てのシフ
ト位置(ギヤ段)に対するシフト後の機関回転数(以下
「変速後回転数」と称する)を求める。
状のシフト位置からアップ乃至ダウン可能な全てのシフ
ト位置(ギヤ段)に対するシフト後の機関回転数(以下
「変速後回転数」と称する)を求める。
第13図は其の演算手順を示しており、同図に従って説
明すると、先ず5400において変速可能なシフト位置
を順次示すカウンタS FTIの値を初期化する(初期
値”1”°)。即ち、この変速後回転数は特定のギヤ段
についてではなく、現在のシフト位置S6以外の全ての
、具体的には前進4速であるので、残るギヤ段から残り
の3速に付いて各別に算出することから、算出中のギヤ
段を表示するものとして此のカウンタを使用するため、
本ステップでカウント値を初期化5FT1=1とする(
即ち、変速光を散散えず第1速とする)。
明すると、先ず5400において変速可能なシフト位置
を順次示すカウンタS FTIの値を初期化する(初期
値”1”°)。即ち、この変速後回転数は特定のギヤ段
についてではなく、現在のシフト位置S6以外の全ての
、具体的には前進4速であるので、残るギヤ段から残り
の3速に付いて各別に算出することから、算出中のギヤ
段を表示するものとして此のカウンタを使用するため、
本ステップでカウント値を初期化5FT1=1とする(
即ち、変速光を散散えず第1速とする)。
続いて、5402において第1速(カウンタ値S PT
I)と現在のシフト位lS5とを比較し、シフトダウン
可能な最大段数CHMINを算出する。これは第14図
算出例に示す如く、例えば現在第3速にあれば2速分が
ダウン可能な段数となる。
I)と現在のシフト位lS5とを比較し、シフトダウン
可能な最大段数CHMINを算出する。これは第14図
算出例に示す如く、例えば現在第3速にあれば2速分が
ダウン可能な段数となる。
続いて、5404において現在段が第1速か否か判断し
、第1速になければ5406に進んで第1速にシフトし
たと仮定した場合の第1速における変速後回転数を算出
する。これは、第1速の総減速比GR 変速後回転数−〔rpI11〕 現在段の総減速比GR で算出する。尚、予め斯る総減速比をギヤ段毎にデータ
としてROM内に格納しておく。
、第1速になければ5406に進んで第1速にシフトし
たと仮定した場合の第1速における変速後回転数を算出
する。これは、第1速の総減速比GR 変速後回転数−〔rpI11〕 現在段の総減速比GR で算出する。尚、予め斯る総減速比をギヤ段毎にデータ
としてROM内に格納しておく。
続いて、3408において第1速(カウンタ値)と現在
段との差を算出して変速段数を計算し、5410におい
て算出した変速後回転数をRAM内の当該ギヤ段の欄に
ストア5する。この場合第14図に示す如く、ダウン側
のギヤ段の値はCnDNEとして、アップ側のギヤ段の
それはCn1JNEとして格納する(n:ギヤ段。従っ
て、この場合n−1)。
段との差を算出して変速段数を計算し、5410におい
て算出した変速後回転数をRAM内の当該ギヤ段の欄に
ストア5する。この場合第14図に示す如く、ダウン側
のギヤ段の値はCnDNEとして、アップ側のギヤ段の
それはCn1JNEとして格納する(n:ギヤ段。従っ
て、この場合n−1)。
続いて、5412においてカウンタ値5FTIが′”4
”′、即ち第4速に達したか否か判断する。
”′、即ち第4速に達したか否か判断する。
第1回の起動時の場合には第1速から算出するので当然
に到達しないことから、5414においてカウンタ値を
インクリメントして第2速以上に付いても現在段と一致
しない限り同様の手順で変速後回転数を算出し、第4速
到達確認後に最終ステップの3416において第4速と
現在段との差を計算してアップ可能な最大変速段数CH
MAXを求めて終わる。
に到達しないことから、5414においてカウンタ値を
インクリメントして第2速以上に付いても現在段と一致
しない限り同様の手順で変速後回転数を算出し、第4速
到達確認後に最終ステップの3416において第4速と
現在段との差を計算してアップ可能な最大変速段数CH
MAXを求めて終わる。
再び第5図フロー・チャートに戻ると、続いて3108
において運転者が期待している馬力変化とシフトダウン
後の予想される実車の馬力変化との比(以下「シフト後
期待PS比CnDPSRJと称する)を算出する。即ち
、本制御装置においてはシフトダウンは、運転者が行う
スロットル操作から運転者が期待している馬力変化を推
定し、それと車両側が実際に出力している馬力変化とを
比較して運転者が期待している変化が実現されているか
否かでシフトダウンするか否かを決定するものであり、
この比較が前記した期待PS比に相当する。而して、そ
の結果シフトダウンする必要があると判断される場合に
、どのギヤ段(シフト位置)にダウンするかを決定する
指標とするのがこれから算出するシフト後期待PS比で
あり、従って此のシフト後期待PS比は、どのギヤ段に
ダウンすれば運転者の期待する馬力変化を実現すること
が出来るかを示すものである。
において運転者が期待している馬力変化とシフトダウン
後の予想される実車の馬力変化との比(以下「シフト後
期待PS比CnDPSRJと称する)を算出する。即ち
、本制御装置においてはシフトダウンは、運転者が行う
スロットル操作から運転者が期待している馬力変化を推
定し、それと車両側が実際に出力している馬力変化とを
比較して運転者が期待している変化が実現されているか
否かでシフトダウンするか否かを決定するものであり、
この比較が前記した期待PS比に相当する。而して、そ
の結果シフトダウンする必要があると判断される場合に
、どのギヤ段(シフト位置)にダウンするかを決定する
指標とするのがこれから算出するシフト後期待PS比で
あり、従って此のシフト後期待PS比は、どのギヤ段に
ダウンすれば運転者の期待する馬力変化を実現すること
が出来るかを示すものである。
ついでにシフトアップに付いて云えば、現状のスロット
ル開度から運転者が期待している馬力を推定し、それと
実車が出力している馬力との比較(前述したPS比)を
もってシフトアップを判断すると共に、無理なシフトア
ップを行って余裕馬力が極端に減少して車両の操作性が
失われるのを避けるためにスロットル変化に対する車両
の反応の適切度を示す係数として設けたコントロールタ
フネスなる概念を通じて確認するものである。
ル開度から運転者が期待している馬力を推定し、それと
実車が出力している馬力との比較(前述したPS比)を
もってシフトアップを判断すると共に、無理なシフトア
ップを行って余裕馬力が極端に減少して車両の操作性が
失われるのを避けるためにスロットル変化に対する車両
の反応の適切度を示す係数として設けたコントロールタ
フネスなる概念を通じて確認するものである。
このコントロールタフネスに付いては後述する。
而して、本制御装置においては此れ等の種々の指標をパ
ラメータに含めてファジィ推論を通じてファジィプロダ
クションルールの満足度を判定して制御指令値を決定す
る。
ラメータに含めてファジィ推論を通じてファジィプロダ
クションルールの満足度を判定して制御指令値を決定す
る。
第15図を参照してシフト後期待PS比に付いて説明す
る。
る。
先ず、5500において前述した期待PS比と同様にス
ロットル弁が閉弁方向になく、従って少なくとも運転者
にシフトダウンの意思が見られない状態にはないことを
確認した後、5502において第13図フロー・チャー
トの8408で求めた変速段数5TEPを表示するカウ
ンタの値を初期化する(初期値”−1”)。この初期値
は、1速分ダウンしたと仮定する場合を意味する。
ロットル弁が閉弁方向になく、従って少なくとも運転者
にシフトダウンの意思が見られない状態にはないことを
確認した後、5502において第13図フロー・チャー
トの8408で求めた変速段数5TEPを表示するカウ
ンタの値を初期化する(初期値”−1”)。この初期値
は、1速分ダウンしたと仮定する場合を意味する。
続いて、5504において該初期値、即ち1速分が、同
様に先のフロー・チャートの8402で求めたシフトダ
ウン可能な最大変速段数CHMINを超えるか否か判断
する。超える場合、例えば現在段が第1速で1速分のダ
ウンが不可能な場合には演算が無駄なので直ちに終了す
ると共に、超えずダウン可能な場合には5506に進ん
で変速後回転数と現在のスロットル開度とから第9図に
示したPSマツプを検出して1速分ダウンしたと仮定し
た場合に車両が出力する馬力cpsを算出する。この場
合、変速後回転数は先の第13図フロー・チャートの3
410で格納したデータの中のダウン側の値の中の1速
分ダウン値CIDNEを使用する。
様に先のフロー・チャートの8402で求めたシフトダ
ウン可能な最大変速段数CHMINを超えるか否か判断
する。超える場合、例えば現在段が第1速で1速分のダ
ウンが不可能な場合には演算が無駄なので直ちに終了す
ると共に、超えずダウン可能な場合には5506に進ん
で変速後回転数と現在のスロットル開度とから第9図に
示したPSマツプを検出して1速分ダウンしたと仮定し
た場合に車両が出力する馬力cpsを算出する。この場
合、変速後回転数は先の第13図フロー・チャートの3
410で格納したデータの中のダウン側の値の中の1速
分ダウン値CIDNEを使用する。
続いて、8508において、予想馬力CPSから現在の
馬力PSD (第7図フロー・チャートで算出)を減
算してシフトによる馬力増分CDELTAを算出し、次
いで5510において、シフト後期待PS比CnDPS
R(n:当該ダウン数)を以下の如く算出する。
馬力PSD (第7図フロー・チャートで算出)を減
算してシフトによる馬力増分CDELTAを算出し、次
いで5510において、シフト後期待PS比CnDPS
R(n:当該ダウン数)を以下の如く算出する。
シフト後期待ps比=期待ps変化量/(シフトによる
馬力増分子CARD ) ここで、期待PS変化量は第10図で算出した変化量D
EPSを用いる。又、CARDは零割り防止定数である
。
馬力増分子CARD ) ここで、期待PS変化量は第10図で算出した変化量D
EPSを用いる。又、CARDは零割り防止定数である
。
続いて、5512において変速段数カウンタの値をデク
リメントし、5504においてダウン可能な最大値に達
したと判断されるまで、以上の動作を繰り返す。尚、S
5’OOで閉弁中と判断されるときは5514におい
てシフト後期待PS比を零として終了する。
リメントし、5504においてダウン可能な最大値に達
したと判断されるまで、以上の動作を繰り返す。尚、S
5’OOで閉弁中と判断されるときは5514におい
てシフト後期待PS比を零として終了する。
再び第5図フロー・チャートに戻ると、続いて5110
において前記したコントロールタフネスを算出する。第
16図は此の算出サブルーチンを示すフロー・チャート
である。
において前記したコントロールタフネスを算出する。第
16図は此の算出サブルーチンを示すフロー・チャート
である。
ここで、フロー・チャートの具体的な説明に入る前に、
第17図を参照してコントロールタフネスに付いて概略
的に説明すると、これは発明者達の造語に係る語であっ
て、「スロットル開度の変化に対する車両の反応の適切
度を表す係数」を意味するものとして使用する。斯る概
念は本出願が前述した如くに登板時或いはキャンピング
カー牽引時等のシフトが頻繁に繰り返されるビジー感を
解消することを一つの目的とするところから案出された
ものである。即ち、上記した不都合は駆動力から車両の
外因的な負荷たる走行抵抗を減算して得られる余裕駆動
力が十分確保されないことから生じるものであり、而し
て余裕駆動力の減少は駆動力自体が減少するシフトアッ
プ時において顕著となる。この点に付いて第17図を参
照して説明すると、いま機関回転数がNeoで走行して
いるとすると、全開駆動力との差分として示される余裕
馬力相当分は図示の如くに示される。この場合、走行抵
抗は登板時においては勾配抵抗が加わることから平坦路
走行時よりも増加する。而して、この状態でスロットル
開度がクルーズ開度に戻されると、従来の制御装置にお
いては車速とスロットル開度とから変速点が一義的に決
定されることから自動的にシフトアップし、そのため機
関回転数はNelに低下し、全開駆動力(シフト後の)
値も低下することから、シフト後の余裕馬力相当分も図
示の如くに減少し、結果として再度シフトダウンが行わ
れることとなる。即ち、この場合には運転者の要求に対
し、シフト後の余裕馬力相当分に対する走行抵抗が大き
く、車両が適切に反応することが出来ない状態にあり、
斯る状態をシフト判断時に勘案することが出来れば無意
味なシフトアップを回避することが出来る筈である。従
って、本制御装置においては此の車両の反応の適切度を
シフト後の駆動力に対する現在の走行抵抗で捉えてコン
トロールタフネスなる概念で示すと共に、シフトアップ
の判断に際しては斯る概念を考慮して決定することとし
た。より正確には前述の如く、シフトアップ判断に際し
てはPS比から運転者期待馬力と実馬力とを比較してア
ップ時期を判断すると共に、併せて此のコントロールタ
フネスからアップした場合の車両の操作性を判断してア
ップすべきか否か最終決定する。以下、このコントロー
ルタフネスの算出に付いて説明する。
第17図を参照してコントロールタフネスに付いて概略
的に説明すると、これは発明者達の造語に係る語であっ
て、「スロットル開度の変化に対する車両の反応の適切
度を表す係数」を意味するものとして使用する。斯る概
念は本出願が前述した如くに登板時或いはキャンピング
カー牽引時等のシフトが頻繁に繰り返されるビジー感を
解消することを一つの目的とするところから案出された
ものである。即ち、上記した不都合は駆動力から車両の
外因的な負荷たる走行抵抗を減算して得られる余裕駆動
力が十分確保されないことから生じるものであり、而し
て余裕駆動力の減少は駆動力自体が減少するシフトアッ
プ時において顕著となる。この点に付いて第17図を参
照して説明すると、いま機関回転数がNeoで走行して
いるとすると、全開駆動力との差分として示される余裕
馬力相当分は図示の如くに示される。この場合、走行抵
抗は登板時においては勾配抵抗が加わることから平坦路
走行時よりも増加する。而して、この状態でスロットル
開度がクルーズ開度に戻されると、従来の制御装置にお
いては車速とスロットル開度とから変速点が一義的に決
定されることから自動的にシフトアップし、そのため機
関回転数はNelに低下し、全開駆動力(シフト後の)
値も低下することから、シフト後の余裕馬力相当分も図
示の如くに減少し、結果として再度シフトダウンが行わ
れることとなる。即ち、この場合には運転者の要求に対
し、シフト後の余裕馬力相当分に対する走行抵抗が大き
く、車両が適切に反応することが出来ない状態にあり、
斯る状態をシフト判断時に勘案することが出来れば無意
味なシフトアップを回避することが出来る筈である。従
って、本制御装置においては此の車両の反応の適切度を
シフト後の駆動力に対する現在の走行抵抗で捉えてコン
トロールタフネスなる概念で示すと共に、シフトアップ
の判断に際しては斯る概念を考慮して決定することとし
た。より正確には前述の如く、シフトアップ判断に際し
てはPS比から運転者期待馬力と実馬力とを比較してア
ップ時期を判断すると共に、併せて此のコントロールタ
フネスからアップした場合の車両の操作性を判断してア
ップすべきか否か最終決定する。以下、このコントロー
ルタフネスの算出に付いて説明する。
先ず、5600において現在のトルクTEを下記の如く
算出する。
算出する。
現在トルク=(716,2X実馬力)/機関回転数
(kgim) 尚、716.2は周知の如く、馬力−トルク換算用の定
数である。
(kgim) 尚、716.2は周知の如く、馬力−トルク換算用の定
数である。
続いて、5602においてトルク比マツプを検索してト
ルク比TRを算出する。即ち、自動変速機においてはミ
ッション入力トルクは前記したトルクコンバータ22を
介して増幅されるので、その増幅度を算出してトルクを
補正する。第18図は此のトルク比マツプ(ROM内格
納)を示す説明図であって、横軸は速度比を示し、縦軸
が其れに対応するトルク比を示す。速度比はミッション
のメインシャフト24とカウンタシャフト26との回転
比であって、これらは具体的には機関回転数及び車速を
もって代用する。算出したトルク比TRは次いで560
4において3600で算出されたトルクTEに乗算され
、補正トルクTOが求められる。
ルク比TRを算出する。即ち、自動変速機においてはミ
ッション入力トルクは前記したトルクコンバータ22を
介して増幅されるので、その増幅度を算出してトルクを
補正する。第18図は此のトルク比マツプ(ROM内格
納)を示す説明図であって、横軸は速度比を示し、縦軸
が其れに対応するトルク比を示す。速度比はミッション
のメインシャフト24とカウンタシャフト26との回転
比であって、これらは具体的には機関回転数及び車速を
もって代用する。算出したトルク比TRは次いで560
4において3600で算出されたトルクTEに乗算され
、補正トルクTOが求められる。
続いて、5606において斯る如く算出した補正トルク
の値を適宜周期遡って平均化する。即ち、スロットル変
化が機関出力に反映されるまでには若干の時間的な遅れ
があるので、機関出力を所定期間の力積で把握して平均
化することによって一層正確に算出することが出来るか
らである。
の値を適宜周期遡って平均化する。即ち、スロットル変
化が機関出力に反映されるまでには若干の時間的な遅れ
があるので、機関出力を所定期間の力積で把握して平均
化することによって一層正確に算出することが出来るか
らである。
第19図は此の平均化作業を示す説明図であり、現時点
(今回の制御周期)の時刻nから所定周期区間n−Mま
で遡って其の間のトルクを合算し、次いで合算周期数で
除して平均値を算出する。
(今回の制御周期)の時刻nから所定周期区間n−Mま
で遡って其の間のトルクを合算し、次いで合算周期数で
除して平均値を算出する。
続いて、3608においてブレーキスイッチ54の検出
信号からブレーキが踏まれていないことを確認した後、
3610においてブレーキタイマをデクリメントする。
信号からブレーキが踏まれていないことを確認した後、
3610においてブレーキタイマをデクリメントする。
これはブレーキが作動している場合には結果的に車両側
に負荷乃至は走行抵抗が加わったのと同じことになり、
駆動力と走行抵抗との比からコントロールタフネスを算
出する関係上、走行抵抗の算出の正確を期し難いためで
ある。従って、ブレーキ動作中と判断されるときは56
12においてコントロールタフネスR1/口1を1.0
として結果とし、ファジィ推論においてシフトアップ指
令がなされない様にルールが選択される如く構成する。
に負荷乃至は走行抵抗が加わったのと同じことになり、
駆動力と走行抵抗との比からコントロールタフネスを算
出する関係上、走行抵抗の算出の正確を期し難いためで
ある。従って、ブレーキ動作中と判断されるときは56
12においてコントロールタフネスR1/口1を1.0
として結果とし、ファジィ推論においてシフトアップ指
令がなされない様にルールが選択される如く構成する。
この場合、R1は現時点の走行抵抗を、Qlはシフトし
たと仮定した場合の其のギヤ段での全開駆動力を意味す
る(尚、走行抵抗はシフトの前後を通じて変化しないの
で、R1はシフト後の走行抵抗と云っても良い)。又、
本フロー・チャートにおいてはブレーキ動作中のみなら
ず、それが終了してブレーキが戻された後も一定期間は
コントロールタフネスの算出を回避する如く構成して演
算の一層の正確化を期している。そのために、8608
でブレーキペダルが踏まれたと判断された場合には56
14でブレーキタイマ(前記マイクロ・コンピュータに
内蔵)をスタートさせると共に、3608でブレーキ操
作の終了が確認される度に8610でカウント値をデク
リメントし、又その間に5608で再度ブレーキが操作
されたことが検出された場合には5614でカウント値
をリセットする。
たと仮定した場合の其のギヤ段での全開駆動力を意味す
る(尚、走行抵抗はシフトの前後を通じて変化しないの
で、R1はシフト後の走行抵抗と云っても良い)。又、
本フロー・チャートにおいてはブレーキ動作中のみなら
ず、それが終了してブレーキが戻された後も一定期間は
コントロールタフネスの算出を回避する如く構成して演
算の一層の正確化を期している。そのために、8608
でブレーキペダルが踏まれたと判断された場合には56
14でブレーキタイマ(前記マイクロ・コンピュータに
内蔵)をスタートさせると共に、3608でブレーキ操
作の終了が確認される度に8610でカウント値をデク
リメントし、又その間に5608で再度ブレーキが操作
されたことが検出された場合には5614でカウント値
をリセットする。
而して、3616でブレーキタイマ値が零に達したこと
が確認された場合、続いて8618において車速■が所
定下限値Vl’1lNCT 、例えば2廟/hを超えて
いるか否か判断する。これは、斯る低車速の場合にはい
づれにしても変速動作が不要のためであり、この場合に
は5620でコントロールタフネスを1.0に設定して
プログラムを終了する。
が確認された場合、続いて8618において車速■が所
定下限値Vl’1lNCT 、例えば2廟/hを超えて
いるか否か判断する。これは、斯る低車速の場合にはい
づれにしても変速動作が不要のためであり、この場合に
は5620でコントロールタフネスを1.0に設定して
プログラムを終了する。
8618で車速か所定値以上と判断された場合、続いて
5622においてスロットル変化量ΔθTHが第20図
に示す如く所定開弁速度ΔθTl(−OPENを超える
か否か判断し、超えない場合には続いて5624におい
て同様に所定閉弁速度ΔθTHCLO3Eを趙えるか否
か判断する。即ち、斯るスロットル急変時は象、過渡状
態を示すが、急過渡状態、特に急加速の場合車両におい
ては前述した如くスロットルを開けて増加させた燃料が
インテークマニホルドを経て各気筒に配分されて機関出
力の増大となる迄に所定の時間遅れがあることから、斯
るスロットル急変時には走行抵抗ROの算出を中止する
と共に、それに続く所定時間に付いても算出を中止する
。具体的には、5622或いは5624でスロットルの
急変が検出されたときは5626に移行してスロットル
タイマのリセット/スタートを行うと共に、5624で
スロットルの急変動作が終わったことが検出される度に
3628で該タイマ値をデクリメントして行う。
5622においてスロットル変化量ΔθTHが第20図
に示す如く所定開弁速度ΔθTl(−OPENを超える
か否か判断し、超えない場合には続いて5624におい
て同様に所定閉弁速度ΔθTHCLO3Eを趙えるか否
か判断する。即ち、斯るスロットル急変時は象、過渡状
態を示すが、急過渡状態、特に急加速の場合車両におい
ては前述した如くスロットルを開けて増加させた燃料が
インテークマニホルドを経て各気筒に配分されて機関出
力の増大となる迄に所定の時間遅れがあることから、斯
るスロットル急変時には走行抵抗ROの算出を中止する
と共に、それに続く所定時間に付いても算出を中止する
。具体的には、5622或いは5624でスロットルの
急変が検出されたときは5626に移行してスロットル
タイマのリセット/スタートを行うと共に、5624で
スロットルの急変動作が終わったことが検出される度に
3628で該タイマ値をデクリメントして行う。
続いて、5630で該タイマ値が零に達したことが確認
された後、5632で現時点の走行抵抗ROを次の通り
算出する。
された後、5632で現時点の走行抵抗ROを次の通り
算出する。
走行抵抗RO= ((平均トルクTRQ X伝達効率η
×現在段の総減速比GR) / (タイヤ有効半径r)
)−((1+相当質量 係数)×(車重M×加速度α) (kgf〕 ・・・
(]) 尚、伝達効率η、総減速比GR、タイヤ有効半径r、相
当質量係数、車重M(理想値)は予めデータを求めてR
OM内に格納しておくと共に、トルクTRQは前記56
06で算出した値を、加速度αは第5図フロー・チャー
トの8100で算出した値を使用する。
×現在段の総減速比GR) / (タイヤ有効半径r)
)−((1+相当質量 係数)×(車重M×加速度α) (kgf〕 ・・・
(]) 尚、伝達効率η、総減速比GR、タイヤ有効半径r、相
当質量係数、車重M(理想値)は予めデータを求めてR
OM内に格納しておくと共に、トルクTRQは前記56
06で算出した値を、加速度αは第5図フロー・チャー
トの8100で算出した値を使用する。
ここで、走行抵抗を何故上式の如く算出するかに付いて
説明すると、車両の動力性能は運動方程式から、 駆動力F−走行抵抗R=車重M×加速度α〔kgf )
・・・(2) ’、° F=()ルクTRロ×ギヤ比GRX効率η)/
タイヤ有効半径r (kgf ) R=(ころがり抵抗μO十勾配sin θ)×車重Wr
+空気抵抗(μA X V ”)(kgf ) 上式において走行状態によって変化するものは、乗員数
及び積載貨物量により変動する車重Wrと走行路面に応
じて異なる勾配sin θであり、これらは全て走行抵
抗Rに含まれるものである。従って、上式(2)を変形
することにより、走行抵抗R=駆動力F−(車重M×加
速度α) (kgf ) とすることが出来る。(1)式はこれに基づ(。
説明すると、車両の動力性能は運動方程式から、 駆動力F−走行抵抗R=車重M×加速度α〔kgf )
・・・(2) ’、° F=()ルクTRロ×ギヤ比GRX効率η)/
タイヤ有効半径r (kgf ) R=(ころがり抵抗μO十勾配sin θ)×車重Wr
+空気抵抗(μA X V ”)(kgf ) 上式において走行状態によって変化するものは、乗員数
及び積載貨物量により変動する車重Wrと走行路面に応
じて異なる勾配sin θであり、これらは全て走行抵
抗Rに含まれるものである。従って、上式(2)を変形
することにより、走行抵抗R=駆動力F−(車重M×加
速度α) (kgf ) とすることが出来る。(1)式はこれに基づ(。
続いて、5633で加速度αが負値ではないことを確認
した後、5634で加速度保証率マツプ(hマツプ)を
検索して加速度保証率を算出し、8636で下記の如く
前出の走行抵抗ROを補正して補正抵抗R1を算出する
。尚、第16図フロー・チャートにおいて、スロットル
急変時と判断されたときは、走行抵抗ROの値は前回算
出値ROn−1を使用する(363B)。又、加速度が
負方向の場合は補正しない(3633)。
した後、5634で加速度保証率マツプ(hマツプ)を
検索して加速度保証率を算出し、8636で下記の如く
前出の走行抵抗ROを補正して補正抵抗R1を算出する
。尚、第16図フロー・チャートにおいて、スロットル
急変時と判断されたときは、走行抵抗ROの値は前回算
出値ROn−1を使用する(363B)。又、加速度が
負方向の場合は補正しない(3633)。
補正走行抵抗R1=RO+ (加速度保証率h×車重M
×加速度α) X5IGN (RO)(kgf ) この加速補正に付いて説明すると、第21図は加速度保
証率マツプを示しており、同図において横軸が加速度α
を表しており、例えば縦軸に示す保証率(補正係数)は
加速度が大きくなるに従って減少する様に設定する。こ
の点に付いて第22図を参照して説明すると、いま車速
Vが図示の如き状態にあるとき、時刻tnでシフトアッ
プ判断がなされたとする。今、シフトアップ判断の中の
コントロールタフネスがRO/Qlで与えられたと仮定
しよう。この場合、ROO中には加速状態を46一 維持するのに必要な駆動力部分が欠けているので、コン
トロールタフネスの指標は、現在の車速さえ維持できれ
ば良いと考えた時の余裕馬力を表すことになり、指標と
して適当でない。逆にROO中に加速状態を維持するの
に必要な駆動力全部分をROに加えてR1とし、R1/
Qlでコントロールタフネスを考えたとすると、シフト
アップによってギヤ比乃至は機関回転数の低下により必
ず駆動力の減少が起こることを考えれば、急加速時はR
1〉Qlとなり殆どシフトアップせず、これも我々の感
覚とマツチしない。当然、人はシフトアップによって加
速が損なわれるのを予想しているのであり、その人の期
待を何等かで表現し補正を施す必要がある。従って、斯
る如く構成することにより、加速時においてもシフト前
の加速度が維持出来る限り有効にシフトアップがなされ
て円滑な走行が確保されると共に、シフトアップ後に加
速度が急変して運転者が違和感を覚える如き不都合がな
い。
×加速度α) X5IGN (RO)(kgf ) この加速補正に付いて説明すると、第21図は加速度保
証率マツプを示しており、同図において横軸が加速度α
を表しており、例えば縦軸に示す保証率(補正係数)は
加速度が大きくなるに従って減少する様に設定する。こ
の点に付いて第22図を参照して説明すると、いま車速
Vが図示の如き状態にあるとき、時刻tnでシフトアッ
プ判断がなされたとする。今、シフトアップ判断の中の
コントロールタフネスがRO/Qlで与えられたと仮定
しよう。この場合、ROO中には加速状態を46一 維持するのに必要な駆動力部分が欠けているので、コン
トロールタフネスの指標は、現在の車速さえ維持できれ
ば良いと考えた時の余裕馬力を表すことになり、指標と
して適当でない。逆にROO中に加速状態を維持するの
に必要な駆動力全部分をROに加えてR1とし、R1/
Qlでコントロールタフネスを考えたとすると、シフト
アップによってギヤ比乃至は機関回転数の低下により必
ず駆動力の減少が起こることを考えれば、急加速時はR
1〉Qlとなり殆どシフトアップせず、これも我々の感
覚とマツチしない。当然、人はシフトアップによって加
速が損なわれるのを予想しているのであり、その人の期
待を何等かで表現し補正を施す必要がある。従って、斯
る如く構成することにより、加速時においてもシフト前
の加速度が維持出来る限り有効にシフトアップがなされ
て円滑な走行が確保されると共に、シフトアップ後に加
速度が急変して運転者が違和感を覚える如き不都合がな
い。
続いて、5640において前記変速段数カウンタの値を
初期化し、5642でシフトアップ上限段数に達したと
判断されるまで、5644以降においてシフト後全開駆
動力Q1を可能なギヤ段毎に算出する。以下、説明する
と、先ず5644でカウンタ値5TEP= 1、即ち1
速シフトアツプしたと仮定した場合のそのギヤ段での最
大馬力CPSMAχを検索する。これは第13図フロー
・チャートで算出した変速後回転数CIUNEとスロッ
トル開度全開値とから第9図の出カマツブを検索して算
出する。
初期化し、5642でシフトアップ上限段数に達したと
判断されるまで、5644以降においてシフト後全開駆
動力Q1を可能なギヤ段毎に算出する。以下、説明する
と、先ず5644でカウンタ値5TEP= 1、即ち1
速シフトアツプしたと仮定した場合のそのギヤ段での最
大馬力CPSMAχを検索する。これは第13図フロー
・チャートで算出した変速後回転数CIUNEとスロッ
トル開度全開値とから第9図の出カマツブを検索して算
出する。
続いて、8646で馬力−駆動力換算を行って全開駆動
力Q1を以下の如く算出する。
力Q1を以下の如く算出する。
全開駆動力Q1=(716,2xシフト後全開馬力CP
SMAX Xシフト後総減 速比GRXシフト後ギヤ伝達 効率η)/(変速後回転数 CnUNE Xタイヤ有効半径) (kgf ) 続いて、8648で全開駆動力Q1で走行抵抗R1を除
して1速アツプした場合のコントロールタフネスc、υ
CTを算出し、次いで5650でカウンタ値をインクリ
メントし、5642で上限値に達したと判断されるまで
、2速アツプ、3速アツプのコントロールタフネスC2
UCT、 C3UCTを算出する。上記の如く、コント
ロールタフネスはn速分シフトしたと仮定して其処で得
られる最大駆動力に対し走行抵抗がどの程度の割合を占
めるかを示すものであるため、即ちシフト後の余裕馬力
を示すものであるため、この意味でスロットル変化に示
される運転者の変速意図に対して車両がどの程度適切に
反応することが出来るかを示す係数としても捉えること
が出来る。
SMAX Xシフト後総減 速比GRXシフト後ギヤ伝達 効率η)/(変速後回転数 CnUNE Xタイヤ有効半径) (kgf ) 続いて、8648で全開駆動力Q1で走行抵抗R1を除
して1速アツプした場合のコントロールタフネスc、υ
CTを算出し、次いで5650でカウンタ値をインクリ
メントし、5642で上限値に達したと判断されるまで
、2速アツプ、3速アツプのコントロールタフネスC2
UCT、 C3UCTを算出する。上記の如く、コント
ロールタフネスはn速分シフトしたと仮定して其処で得
られる最大駆動力に対し走行抵抗がどの程度の割合を占
めるかを示すものであるため、即ちシフト後の余裕馬力
を示すものであるため、この意味でスロットル変化に示
される運転者の変速意図に対して車両がどの程度適切に
反応することが出来るかを示す係数としても捉えること
が出来る。
第23図は斯るコントロールタフネスをメンバーシップ
関数で定義した場合を示す説明図である。即ち、R1/
口1が1に近い又はlより大きいときは余裕駆動力がな
く、従ってシフトアップすると馬力不足となることから
評価値(グレード)μも低くなる。逆に、負値となる場
合にはMαが大きいことがら降板状態等を意味し、同様
に車両のコントロール性が低いことから評価値も低くな
る。従って、例の場合には0.2〜0.5程度の所定範
囲がシフトアップしたとしても駆動力に余裕があること
になる。本制御装置においては後述する如く、このコン
トロールタフネス等に付いてファジィ推論を通じて変速
ルール、例えばコントロールタフネスが良ければ1速ア
ツプせよ等の変速ルールの適合度を評価して変速指令値
を決定する。
関数で定義した場合を示す説明図である。即ち、R1/
口1が1に近い又はlより大きいときは余裕駆動力がな
く、従ってシフトアップすると馬力不足となることから
評価値(グレード)μも低くなる。逆に、負値となる場
合にはMαが大きいことがら降板状態等を意味し、同様
に車両のコントロール性が低いことから評価値も低くな
る。従って、例の場合には0.2〜0.5程度の所定範
囲がシフトアップしたとしても駆動力に余裕があること
になる。本制御装置においては後述する如く、このコン
トロールタフネス等に付いてファジィ推論を通じて変速
ルール、例えばコントロールタフネスが良ければ1速ア
ツプせよ等の変速ルールの適合度を評価して変速指令値
を決定する。
再び、第5図に戻ると、5110でコントロールタフネ
スを算出した後、5112でファジィプロダクションル
ールによるシフト位置の決定を行う。
スを算出した後、5112でファジィプロダクションル
ールによるシフト位置の決定を行う。
第24図は此のルール検索のメイン・ルーチンを示すフ
ロー・チャートであるが、同図の説明に入る前に第25
図を参照して本制御装置で使用するルールに付いて簡単
に説明する。尚、このルール及び使用パラメータ乃至は
其のファジィラベルは車両の制御系の設計時に設定する
ことは前述した通りである。尚、本実施例においては同
図に示す如く20個のルールが使用される。
ロー・チャートであるが、同図の説明に入る前に第25
図を参照して本制御装置で使用するルールに付いて簡単
に説明する。尚、このルール及び使用パラメータ乃至は
其のファジィラベルは車両の制御系の設計時に設定する
ことは前述した通りである。尚、本実施例においては同
図に示す如く20個のルールが使用される。
ルール1
D
使用パラメータ・・機関回転数Ne[rpm、以下同じ
] 結論・・・・・・・1速アツプ ルール含意10.「極端な高回転になったときは機関保
護のため1速アツ プする」 これは機関保護のルールであって、機関回転数が600
Orpmを超えるレッドゾーンに入る、乃至は入る恐れ
があるときはシフトアップして回転数を下げて保護する
ことを意味する。尚、このルールで云う「1速アツプJ
は、1速分アップ、例えば令弟2速であれば第3速へシ
フトアップすることを意味し、第1速へシフトアップす
ることを意味しない。
] 結論・・・・・・・1速アツプ ルール含意10.「極端な高回転になったときは機関保
護のため1速アツ プする」 これは機関保護のルールであって、機関回転数が600
Orpmを超えるレッドゾーンに入る、乃至は入る恐れ
があるときはシフトアップして回転数を下げて保護する
ことを意味する。尚、このルールで云う「1速アツプJ
は、1速分アップ、例えば令弟2速であれば第3速へシ
フトアップすることを意味し、第1速へシフトアップす
ることを意味しない。
ルール2
使用パラメータ0.現在のシフト位置Sδ車速V [k
m/h、以下同じ] スロットル開度θT?+ [OT 78度。以下同じ。
m/h、以下同じ] スロットル開度θT?+ [OT 78度。以下同じ。
尚間T=84度]
結論000011.第1速にシフトダウンルールの含意
0.「全閉かつ極低車速の場合、現在のシフト位置が第
4速 なら第1速へシフトダウン せよ」 本ルールからルール4まではスロットル全閉で極低車速
のとき第1速へのシフトダウンを指令するシフトのイニ
シャル動作を定めたルールであり、本ルールが現在のシ
フト位置が第4速にあるとき、ルール3が第3速にある
とき及びルール4が第2速にあるときを予定している。
0.「全閉かつ極低車速の場合、現在のシフト位置が第
4速 なら第1速へシフトダウン せよ」 本ルールからルール4まではスロットル全閉で極低車速
のとき第1速へのシフトダウンを指令するシフトのイニ
シャル動作を定めたルールであり、本ルールが現在のシ
フト位置が第4速にあるとき、ルール3が第3速にある
とき及びルール4が第2速にあるときを予定している。
ファジィ推論により斯るルールを評価するに付いては第
24図を参照して詳述するが、ここで簡単に述べておく
と、いま現在のシフト位置が第2速、車速か10km/
h、スロットル開度が178とすると、ルール2におい
て夫々のファジィラベルでのグレードは、現在のシフト
位置−〇(波形と交差しないことから得点は零)、車速
=0.95、スロットル開度=0.95となる。この場
合には3個のファジィラベルが関係し、それぞれの得点
も異なるが、最小の評価値が少なくとも其の範囲に付い
ては関係する全てが満足されると云うことから、最小の
評価値、例の場合にはシフト位置の評価値Oがルール2
の評価値となる。斯る評価を20個のルールに付いて順
次行い、最大の評価値を得たルールを満足度が最も高い
と云う意味で選択し、そのルールに基づいて変速指令値
を決定する。実例に付いて云えば、ルール3に付いて評
価すると、グレードは、現在のシフト位置=0、車速=
0.95、スロットル開度=0.95となり、ルール2
の評価値は同様に0となる。同様にルール4に付いて云
えば、現在のシフト位置=0.95、車速=0.95、
スロットル開度= 0.95であって0.95が評価値
となる。従って、他のルールの存在を無視したとすれば
、ルール4に従って第2速から第1速にシフトすること
になる。この場合、類似するルール2〜4の中でルール
4が選択されたのは云うまでもなく、現在の運転状態が
ルール4が予定する第2速から第1速へのシフトダウン
に最も近かったからである。尚、本実施例においてはメ
ンバーシップ関数の最大値をルールによって相違させて
いる。即ち、ルール1は最大値1.0、ルール2〜6は
最大値0.95、ルール7以降は最大値0.9とする。
24図を参照して詳述するが、ここで簡単に述べておく
と、いま現在のシフト位置が第2速、車速か10km/
h、スロットル開度が178とすると、ルール2におい
て夫々のファジィラベルでのグレードは、現在のシフト
位置−〇(波形と交差しないことから得点は零)、車速
=0.95、スロットル開度=0.95となる。この場
合には3個のファジィラベルが関係し、それぞれの得点
も異なるが、最小の評価値が少なくとも其の範囲に付い
ては関係する全てが満足されると云うことから、最小の
評価値、例の場合にはシフト位置の評価値Oがルール2
の評価値となる。斯る評価を20個のルールに付いて順
次行い、最大の評価値を得たルールを満足度が最も高い
と云う意味で選択し、そのルールに基づいて変速指令値
を決定する。実例に付いて云えば、ルール3に付いて評
価すると、グレードは、現在のシフト位置=0、車速=
0.95、スロットル開度=0.95となり、ルール2
の評価値は同様に0となる。同様にルール4に付いて云
えば、現在のシフト位置=0.95、車速=0.95、
スロットル開度= 0.95であって0.95が評価値
となる。従って、他のルールの存在を無視したとすれば
、ルール4に従って第2速から第1速にシフトすること
になる。この場合、類似するルール2〜4の中でルール
4が選択されたのは云うまでもなく、現在の運転状態が
ルール4が予定する第2速から第1速へのシフトダウン
に最も近かったからである。尚、本実施例においてはメ
ンバーシップ関数の最大値をルールによって相違させて
いる。即ち、ルール1は最大値1.0、ルール2〜6は
最大値0.95、ルール7以降は最大値0.9とする。
この理由は後述する。
以下、ルールの説明を続けると、
ルール5
使用パラメータ09.現在のシフト位置86車速V
スロットル開度θTH
結論001.181.第2速にシフトダウンルールの含
意40.「全閉かつ低車速の場合、現在のシフト位置が
第4 連ならば第2速へシフト ダウンせよ」 これはルール2〜4に類似するルールであって、車速か
それ程低くなっていない場合でも尚低速のときは第2速
ヘシフトする旨を定めている。
意40.「全閉かつ低車速の場合、現在のシフト位置が
第4 連ならば第2速へシフト ダウンせよ」 これはルール2〜4に類似するルールであって、車速か
それ程低くなっていない場合でも尚低速のときは第2速
ヘシフトする旨を定めている。
尚、ルール6も現在のシフト位置が第3速を予定してい
る点を除けば同旨である。
る点を除けば同旨である。
ルール7
−54=
使用パラメータ806機関回転数Ne
加速度α[km/h10.ls 。
以下同じ]
スロットル変化量ΔθTH
[度10.1s 0以下
同じ]
コントロールタフネスR1
/口I
PS比
結論、、、、、、、、1速アツプ
ルールの含意06.「加速時のスロットル一定のシフト
アップは、PS 比が1に近づき、コント ロールタフネスが良いな らば行う」 このルールは加速中のシフトアップを示している。即ち
、加速中であれば機関回転数も比較的高く、加速度も増
加方向であり、かつスロットルも開けられている(戻っ
ていない)筈である。前述の如く、シフトアップはPS
比とコントロールタフネスとから判断することから、其
れ等が満足出来る状態にあれば加速中であっても1速ア
ツプして良いことを示す。
アップは、PS 比が1に近づき、コント ロールタフネスが良いな らば行う」 このルールは加速中のシフトアップを示している。即ち
、加速中であれば機関回転数も比較的高く、加速度も増
加方向であり、かつスロットルも開けられている(戻っ
ていない)筈である。前述の如く、シフトアップはPS
比とコントロールタフネスとから判断することから、其
れ等が満足出来る状態にあれば加速中であっても1速ア
ツプして良いことを示す。
ルール8
使用パラメータ61.現在のシフト位1sδ期待PS比
結論・・・・・・・・変速せず
ルールの含意00.「スロットルが急激に全閉まで戻っ
てしまったとき には、シフトをホールド する」 これは、4速で走行中は期待PS比(シフトダウンのモ
チベーションの尺度)が小さいときは変速しないことを
意味する。
てしまったとき には、シフトをホールド する」 これは、4速で走行中は期待PS比(シフトダウンのモ
チベーションの尺度)が小さいときは変速しないことを
意味する。
ルール9
使用パラメータ01.加速度α
スロットル変化量ΔθT■
コントロールタフネスR1
機関回転数Ne
結論・・・・・・・・1速アツプ
ルールの含意09.「緩加速時のシフトアップは、回転
数が低くなく且 つコントロールタフネス が良いならば行う」 緩やかな加速である場合には加速度αは余り指標とする
ことが出来ず、従って機関回転数が比較的高いことを要
件としてシフトアップを判断することになる。シフトア
ップなので、当然コントロールタフネスが良いことが条
件となる。尚、PS比に付いて判断しないのは、PS比
が指標として使用出来るのは、車両加速度が一定以上の
場合のみとするのが妥当と考えたためである。
数が低くなく且 つコントロールタフネス が良いならば行う」 緩やかな加速である場合には加速度αは余り指標とする
ことが出来ず、従って機関回転数が比較的高いことを要
件としてシフトアップを判断することになる。シフトア
ップなので、当然コントロールタフネスが良いことが条
件となる。尚、PS比に付いて判断しないのは、PS比
が指標として使用出来るのは、車両加速度が一定以上の
場合のみとするのが妥当と考えたためである。
ルール10
使用パラメータ00.シフト後経過時間[sコスロット
ル変化量ΔθTl+ 結論0016600.変速せず ルールの含意81.「シフトチェンジ後直ぐにはスロッ
トルが動かなけ れば変速せず」 これは、シフト後すぐにスロットル弁が大きく踏まれな
い場合には運転者は変速意図を持たないと推定し、所定
時間、例えば1.6〜2.5秒程度の不感帯を設けるも
のである。
ル変化量ΔθTl+ 結論0016600.変速せず ルールの含意81.「シフトチェンジ後直ぐにはスロッ
トルが動かなけ れば変速せず」 これは、シフト後すぐにスロットル弁が大きく踏まれな
い場合には運転者は変速意図を持たないと推定し、所定
時間、例えば1.6〜2.5秒程度の不感帯を設けるも
のである。
ルール11
使用パラメータ000期待PS比
スロットル変化量ΔθTH
結論、・40006.変速せず
ルールの含意03.「スロットルが踏み込まれても期待
PS比が小さい 場合(車がスロットルの 動きに追いてくる場合) には変速せず シフトダウンに付いては期待PS比からダウンのモチベ
ーションを図ると共に、シフト後期待PS比から行先段
を決定するものであるが、期待PS比が小さいことは運
転者の期待する馬力変化より実車の馬力変化の方が大き
いことを意味するので、ダウンして馬力を増加させる必
要がなく、よって変速不要となる。
PS比が小さい 場合(車がスロットルの 動きに追いてくる場合) には変速せず シフトダウンに付いては期待PS比からダウンのモチベ
ーションを図ると共に、シフト後期待PS比から行先段
を決定するものであるが、期待PS比が小さいことは運
転者の期待する馬力変化より実車の馬力変化の方が大き
いことを意味するので、ダウンして馬力を増加させる必
要がなく、よって変速不要となる。
ルール12
使用パラメータ00.コントロールタフネス変速後回転
数[rpm 、以 下同じ] PS比 スロットル変化量ΔθTl( 結論、、、、、、、、3速アツプ ルールの含意01.「スロットルが戻り、クルーズが意
図された場合、 コントロールタフネスと 燃費の両立を考えて3速 アップする」 スロットルが戻り側にある場合はクルーズの意図が読み
取れる。又、回転数もシフトすれば低下することが予想
されれば燃費上から得策である。従って、実馬力と運転
者が望んでいる馬力との比であるPS比も1に近いか其
れより大であればシフトアップのモチベーションが大で
あることが窺われるので、シフト後のコントロールタフ
ネスが満足出来ればアップする。尚、ルール13〜14
も同様の趣旨から2速〜1速アツプを意図するものであ
る。
数[rpm 、以 下同じ] PS比 スロットル変化量ΔθTl( 結論、、、、、、、、3速アツプ ルールの含意01.「スロットルが戻り、クルーズが意
図された場合、 コントロールタフネスと 燃費の両立を考えて3速 アップする」 スロットルが戻り側にある場合はクルーズの意図が読み
取れる。又、回転数もシフトすれば低下することが予想
されれば燃費上から得策である。従って、実馬力と運転
者が望んでいる馬力との比であるPS比も1に近いか其
れより大であればシフトアップのモチベーションが大で
あることが窺われるので、シフト後のコントロールタフ
ネスが満足出来ればアップする。尚、ルール13〜14
も同様の趣旨から2速〜1速アツプを意図するものであ
る。
ルール15〜17
使用パラメータ896期待ps比
シフト後期待ps比(l
速〜3速ダウン値)
変速後回転数(1速〜3
速ダウン値)
結論、、、、、、、、3速(2速、■速)ダウン
ルールの含意10.「スロットルが踏み込まれても車が
スロットルの動 きに追いてこない場合に はシフト後期待ps比が 1となる様に3速(2速 、l速)ダウンする。
スロットルの動 きに追いてこない場合に はシフト後期待ps比が 1となる様に3速(2速 、l速)ダウンする。
ルールエ5乃至17はキックダウンのルールである。運
転者の期待する馬力変・化と実車の馬力変化との比であ
る期待PS比が大きいことからシフトダウンが必要と判
断される。従って、1速〜3速ダウンに付いてシフト後
に運転者の期待する馬力変化に対する実車の馬力変化(
シフト後期待PS比)を評価する。
転者の期待する馬力変・化と実車の馬力変化との比であ
る期待PS比が大きいことからシフトダウンが必要と判
断される。従って、1速〜3速ダウンに付いてシフト後
に運転者の期待する馬力変化に対する実車の馬力変化(
シフト後期待PS比)を評価する。
ルール18
使用パラメータ1.車速のみ
結論600600.シフトホールド
ルールの含意・・[極低車速又は止まっているときには
現状のシフト (l速)で待つ」 これは、車両停止時に採択されるルールがないと、他の
ルールが低いグレード値で採択される可能性があるため
、それを防ぐルールである。
現状のシフト (l速)で待つ」 これは、車両停止時に採択されるルールがないと、他の
ルールが低いグレード値で採択される可能性があるため
、それを防ぐルールである。
ルール19 20
使用パラメータ0.コントロールタフネス(1速アップ
時の) 結論000000.シフトホールド ルールの含意1.「1速アツプしてその結果コントロー
ルタフネスが ないと予測できるならば 、変速せず」 これはシフドアツブルールを補償するものであり、シフ
ドアツブルールではコントロールタフネスが良いときに
はシフトアップすると記述されているので、コントロー
ルタフネスが良くないときでも他のルールの満足度が低
ければ結果的にシフドアツブルールが採択されるに至り
、シフトのビジーを避けると云う本願の−っの目的は達
せられないことなるため設けたルール群である。
時の) 結論000000.シフトホールド ルールの含意1.「1速アツプしてその結果コントロー
ルタフネスが ないと予測できるならば 、変速せず」 これはシフドアツブルールを補償するものであり、シフ
ドアツブルールではコントロールタフネスが良いときに
はシフトアップすると記述されているので、コントロー
ルタフネスが良くないときでも他のルールの満足度が低
ければ結果的にシフドアツブルールが採択されるに至り
、シフトのビジーを避けると云う本願の−っの目的は達
せられないことなるため設けたルール群である。
続いて、第24図フロー・チャートを参照してルール検
索に付いて説明する。同図においては先ず5700にお
いてメンバーシップ関数のグレード値を計算する。これ
は第26図のサブルーチンに従って行われる。同図を参
照して説明すると、先ず5800において各物理量(パ
ラメータ)Noに対してデータをセットし、5802に
おいてアドレスレジスタのアドレス・コードNoを初期
化しく初期値=IL 5804において其のCN番値の
メンバーシップ値(グレード)(DAT)を読み取る。
索に付いて説明する。同図においては先ず5700にお
いてメンバーシップ関数のグレード値を計算する。これ
は第26図のサブルーチンに従って行われる。同図を参
照して説明すると、先ず5800において各物理量(パ
ラメータ)Noに対してデータをセットし、5802に
おいてアドレスレジスタのアドレス・コードNoを初期
化しく初期値=IL 5804において其のCN番値の
メンバーシップ値(グレード)(DAT)を読み取る。
以上に付いて第27図乃至第29図を参照して説明する
と、前記マイクロ・コンピュータのROM内には第27
図に示す如きデータが格納されている。データは、例え
ば車速等のパラメータ毎に設定されると共に、それに対
応するメンバーシップ関数が定義域(横軸)に当該物理
量を付されてテーブル形式で定義されて格納されており
、そノーツーつに物理INO及びアドレス(コードNO
)が付される。この物理量(パラメータ)のメンバーシ
ップ関数に付いては第25図のルールに関して説明した
。尚、一つの物理量に対して異なったメンバーシップ関
数(波形)が定義されている場合には格別にアドレスが
与えられる。又、第28図はRAM内に用意される演算
テーブルを示しており、物理量毎に実測した乃至は演算
した値を書き込む様に設定されている。第29図は、第
28図のデータを第27図に当てはめてコードNO毎に
メンバーシップ値(グレード)を算出した結果を書き込
む演算テーブルであって、同様にRAM内に設けられる
。
と、前記マイクロ・コンピュータのROM内には第27
図に示す如きデータが格納されている。データは、例え
ば車速等のパラメータ毎に設定されると共に、それに対
応するメンバーシップ関数が定義域(横軸)に当該物理
量を付されてテーブル形式で定義されて格納されており
、そノーツーつに物理INO及びアドレス(コードNO
)が付される。この物理量(パラメータ)のメンバーシ
ップ関数に付いては第25図のルールに関して説明した
。尚、一つの物理量に対して異なったメンバーシップ関
数(波形)が定義されている場合には格別にアドレスが
与えられる。又、第28図はRAM内に用意される演算
テーブルを示しており、物理量毎に実測した乃至は演算
した値を書き込む様に設定されている。第29図は、第
28図のデータを第27図に当てはめてコードNO毎に
メンバーシップ値(グレード)を算出した結果を書き込
む演算テーブルであって、同様にRAM内に設けられる
。
従って、第26図フロー・チャートにおいて3800は
第28図演算テーブルに実測乃至演算したデータを書き
込む作業を意味しており、5802は第27図のアドレ
ス・コードを指定するアドレス・レジスタの値を初期値
1(最初の欄を示す)とする作業を、5804は第28
図の演算テーブルを用いて実測値を第27図のメンバー
シップ関数テーブルに当てはめてグレード値を当該アド
レス(コードNo)毎に算出(読み取る)する、即ち最
初の欄の車速に付いて実測した値、例えば120km/
h等の値を当てはめて0.0等のグレード値を読み取る
作業を意味する。読み取られたデータは続いて5BO6
において当該コードのグレード値μ(CN)とされ、続
いて5808においてコードNoをインクリメントし、
5810で全てのコードに付いてグレード値が読み取ら
れたことが確認されるまで、繰り返す。
第28図演算テーブルに実測乃至演算したデータを書き
込む作業を意味しており、5802は第27図のアドレ
ス・コードを指定するアドレス・レジスタの値を初期値
1(最初の欄を示す)とする作業を、5804は第28
図の演算テーブルを用いて実測値を第27図のメンバー
シップ関数テーブルに当てはめてグレード値を当該アド
レス(コードNo)毎に算出(読み取る)する、即ち最
初の欄の車速に付いて実測した値、例えば120km/
h等の値を当てはめて0.0等のグレード値を読み取る
作業を意味する。読み取られたデータは続いて5BO6
において当該コードのグレード値μ(CN)とされ、続
いて5808においてコードNoをインクリメントし、
5810で全てのコードに付いてグレード値が読み取ら
れたことが確認されるまで、繰り返す。
再び第24図に戻ると、続いて5702において検索用
マトリックスを作成する。第30図は其の作成サブルー
チンを示すフロー・チャートである。即ち、第25図に
示したルール群は実際上は第31図に示す如く、ROM
内にマトリックス状に格納されているが、それを検索し
て先程求めたグレード値を当てはめて第32図に示すR
AM内に格納された演算マトリックスに書き込むのが此
のサブルーチンの目的である。以下、説明する先ず、5
900においてルール総数Nを読み取る。本例の場合は
20個である。続いて、5902においてルールNOを
計数するカウンタの値nを初期化しくn=1゜ルール1
を意味)、5904で同様にラベルNoを計数するカウ
ンタの値lを初期化する(l−1゜ルール1の最初のラ
ベルを意味する)。このラベルは、例えばルール2で云
えば現在のシフト位置、車速、スロットル開度が其れに
該り、それぞれラベル1.ラベル2゜ラベル3とNoを
付されることになる。続いて、5906でラベル総数Q
Lを読み取る。ルール2で云えば3個となる。続いて、
8908を経て5910において第31図に示すルール
・マトリックスから該当するルールのコードNoを読み
取る。
マトリックスを作成する。第30図は其の作成サブルー
チンを示すフロー・チャートである。即ち、第25図に
示したルール群は実際上は第31図に示す如く、ROM
内にマトリックス状に格納されているが、それを検索し
て先程求めたグレード値を当てはめて第32図に示すR
AM内に格納された演算マトリックスに書き込むのが此
のサブルーチンの目的である。以下、説明する先ず、5
900においてルール総数Nを読み取る。本例の場合は
20個である。続いて、5902においてルールNOを
計数するカウンタの値nを初期化しくn=1゜ルール1
を意味)、5904で同様にラベルNoを計数するカウ
ンタの値lを初期化する(l−1゜ルール1の最初のラ
ベルを意味する)。このラベルは、例えばルール2で云
えば現在のシフト位置、車速、スロットル開度が其れに
該り、それぞれラベル1.ラベル2゜ラベル3とNoを
付されることになる。続いて、5906でラベル総数Q
Lを読み取る。ルール2で云えば3個となる。続いて、
8908を経て5910において第31図に示すルール
・マトリックスから該当するルールのコードNoを読み
取る。
ルール2で云えばシフト位置、車速及びスロットル開度
に該当するコードNo(第27図テーブルに示す)を読
み取ることになる。続いて、5912において当該コー
ドNoに該当する先に演算済みのグレード値を読み取り
、5914において第32図演算用マトリックスに書き
込み、5916においてラベルNoをインクリメントす
る。
に該当するコードNo(第27図テーブルに示す)を読
み取ることになる。続いて、5912において当該コー
ドNoに該当する先に演算済みのグレード値を読み取り
、5914において第32図演算用マトリックスに書き
込み、5916においてラベルNoをインクリメントす
る。
面シて、3908において当該ルールのラベルに付いて
全て検索したことが確認されると、3918に進んでル
ールNoを更新して次のルールに付いて同様の作業を行
い、5920で全てのルールについて終了したことを確
認して終わる。
全て検索したことが確認されると、3918に進んでル
ールNoを更新して次のルールに付いて同様の作業を行
い、5920で全てのルールについて終了したことを確
認して終わる。
第24図メイン・ルーチンに再度戻ると、最後の370
4で出力決定を行うが、これは第33図に示すサブルー
チンに基づいて行う。このサブルーチンは、先に求めた
メンバーシップ値から各ルールの適合度と其の適合度を
決定しているラベルNoを求める作業と、適合度が最大
となるルールを選択して制御指令値を決定する所謂ミニ
・マックス演算を示す。
4で出力決定を行うが、これは第33図に示すサブルー
チンに基づいて行う。このサブルーチンは、先に求めた
メンバーシップ値から各ルールの適合度と其の適合度を
決定しているラベルNoを求める作業と、適合度が最大
となるルールを選択して制御指令値を決定する所謂ミニ
・マックス演算を示す。
先ず、31000においてルールNoカウンタを初期化
し、51002で最初のルールの結論を読み取る。第3
4図はROMに格納されているルールマツプを示してお
り、斯るマツプを参照して結論を読み取ることになる。
し、51002で最初のルールの結論を読み取る。第3
4図はROMに格納されているルールマツプを示してお
り、斯るマツプを参照して結論を読み取ることになる。
例えば、最初のルールの場合は1速アツプ(+1)であ
る。
る。
続いて、51004,1006で結論が実行可能である
か否か(例えば現在のシフト位置が第3速であれば1速
アツプは可能である)シフトアップ及びシフトダウンに
付いて判断し、続いて81008で比較用の出発メンバ
ーシップ値を初期化しく初期値=1.0)、5IO10
で最初のルールのラベル総数を読み取り、51012で
ラベルNoカウンタを初期化し、31014を経て51
016で最初のラベルに付いて先に求めたグレード値と
出発値1.0を比較し、グレード値の方が小さければ3
101Bで出発値と入れ替え、次いで51020で其の
値を取り敢えず当該ラベルのグレード値とし、5102
2でラベルNOをインクリメントして同様の作業を繰り
返し、51014で当該ルールの全てのラベルの検索が
終了したと判断されると31024に進んで検索された
最小値を当該ルールの代表値とし、51026で次のル
ールの検索に進む。尚、51004,1006で否定さ
れた場合はルール代表値はOとする(31028)。
か否か(例えば現在のシフト位置が第3速であれば1速
アツプは可能である)シフトアップ及びシフトダウンに
付いて判断し、続いて81008で比較用の出発メンバ
ーシップ値を初期化しく初期値=1.0)、5IO10
で最初のルールのラベル総数を読み取り、51012で
ラベルNoカウンタを初期化し、31014を経て51
016で最初のラベルに付いて先に求めたグレード値と
出発値1.0を比較し、グレード値の方が小さければ3
101Bで出発値と入れ替え、次いで51020で其の
値を取り敢えず当該ラベルのグレード値とし、5102
2でラベルNOをインクリメントして同様の作業を繰り
返し、51014で当該ルールの全てのラベルの検索が
終了したと判断されると31024に進んで検索された
最小値を当該ルールの代表値とし、51026で次のル
ールの検索に進む。尚、51004,1006で否定さ
れた場合はルール代表値はOとする(31028)。
而して、51030でルールNoカウンタを初期化した
後、51032で第2の比較用出発値を初期化しく初期
値=0)、次いで51034で最初のルールから其の代
表値(最小値)と前記第2出発値とを比較し、代表値の
方が大きければ51036に進んで出発値と入れ換え、
次いで31038において其のルールを散散えず最大の
適合値を有するルールとし、51040でルールをイン
クリメントして全てのルールに付いて同様に検索する。
後、51032で第2の比較用出発値を初期化しく初期
値=0)、次いで51034で最初のルールから其の代
表値(最小値)と前記第2出発値とを比較し、代表値の
方が大きければ51036に進んで出発値と入れ換え、
次いで31038において其のルールを散散えず最大の
適合値を有するルールとし、51040でルールをイン
クリメントして全てのルールに付いて同様に検索する。
51042で全てのルールの検索が終了したことが確認
されると、31044で其の中の最大値を最終選択ルー
ル適合値とする。
されると、31044で其の中の最大値を最終選択ルー
ル適合値とする。
次いで、51046で選択値を適宜設定した基準値μT
Hと比較し、それを超えていれば31048で当該ルー
ルの結論に従って現在のシフト位置S6から出力シフト
位置SAを決定すると共に、それを超えていない場合に
は31044で選択したルールを一旦廃棄し、5105
0で前回の制御値5An−1をそのまま使用する。即ち
、この基準値を設けた理由は、ミニ・マックス演算にお
いてはルールが相対的に選択されることから、その運転
状態において適合しているとは云えないルールが他のル
ールの得点が更に低い故に採択されることもあり、それ
を回避するためである。第35図は、出力決定ルーチン
で使用する演算テーブルを示す説明図である。尚、前述
の如く、本実施例においては、ルールによってメンバー
シップ値の最大値を相違させているが、斯る構成も不適
当なルールが選択されるのを回避するのに有益である。
Hと比較し、それを超えていれば31048で当該ルー
ルの結論に従って現在のシフト位置S6から出力シフト
位置SAを決定すると共に、それを超えていない場合に
は31044で選択したルールを一旦廃棄し、5105
0で前回の制御値5An−1をそのまま使用する。即ち
、この基準値を設けた理由は、ミニ・マックス演算にお
いてはルールが相対的に選択されることから、その運転
状態において適合しているとは云えないルールが他のル
ールの得点が更に低い故に採択されることもあり、それ
を回避するためである。第35図は、出力決定ルーチン
で使用する演算テーブルを示す説明図である。尚、前述
の如く、本実施例においては、ルールによってメンバー
シップ値の最大値を相違させているが、斯る構成も不適
当なルールが選択されるのを回避するのに有益である。
即ち、最大値を重要度の高い順に与えておくことにより
、当該重要度の高いルールが予定する運転状態において
其のルールが選択される可能性を高めることが出来、結
果として不適当なルールの選択を防止することが出来る
。
、当該重要度の高いルールが予定する運転状態において
其のルールが選択される可能性を高めることが出来、結
果として不適当なルールの選択を防止することが出来る
。
最後に再び第4図に戻ると、決定した制御指令値に従っ
て318において電磁ソレノイド36.38が励磁/非
励磁されて変速装置が駆動乃至はホールドされる。それ
と同時に、マイクロ・コンピュータにおいて変速指令フ
ラグがオンされることとなる。
て318において電磁ソレノイド36.38が励磁/非
励磁されて変速装置が駆動乃至はホールドされる。それ
と同時に、マイクロ・コンピュータにおいて変速指令フ
ラグがオンされることとなる。
本実施例は上記の如く、スロットル開度乃至は車速等の
実測値のみならず運転者の期待量に対する実車側の出力
量をも定量的に測定してパラメータとなすと共に、それ
らのパラメータに基づいてエキスパート運転者の手動変
速機車両で見られる判断・操作を分析して帰納される制
御則を複数個設定し、ファジィ推論を通じて該制御則を
評価して最適制御値を選択する如く構成したので、四囲
の状況を含む車両の運転状態を多変数で捉えて瞬時に処
理し、よって手動変速機での熟練運転者の判断・操作に
類似する自動変速制御が可能となったものである。即ち
、ファジィ手法を用いた制御によって人間の手動変速動
作に似たより適切な制御が可能となり、前記従来技術に
見られた如き、設定データに拘束される、乃至はスロッ
トル開度と車速とから変速時点が一時的に決定される等
の不都合がない。又、開示したルールを更に増やすこと
により、エミッション対策に対応した変速制御を実現す
ることも可能であり、更にはユーザの求める変速制御特
性に一層フレキシブルに応えることが出来る。この意味
において、従来技術とは目的、構成及び効果において全
く異なるものである。
実測値のみならず運転者の期待量に対する実車側の出力
量をも定量的に測定してパラメータとなすと共に、それ
らのパラメータに基づいてエキスパート運転者の手動変
速機車両で見られる判断・操作を分析して帰納される制
御則を複数個設定し、ファジィ推論を通じて該制御則を
評価して最適制御値を選択する如く構成したので、四囲
の状況を含む車両の運転状態を多変数で捉えて瞬時に処
理し、よって手動変速機での熟練運転者の判断・操作に
類似する自動変速制御が可能となったものである。即ち
、ファジィ手法を用いた制御によって人間の手動変速動
作に似たより適切な制御が可能となり、前記従来技術に
見られた如き、設定データに拘束される、乃至はスロッ
トル開度と車速とから変速時点が一時的に決定される等
の不都合がない。又、開示したルールを更に増やすこと
により、エミッション対策に対応した変速制御を実現す
ることも可能であり、更にはユーザの求める変速制御特
性に一層フレキシブルに応えることが出来る。この意味
において、従来技術とは目的、構成及び効果において全
く異なるものである。
更には、走行抵抗と変形後の駆動力から車両の操作性を
予見して変速判断の一助とすると共に、その走行抵抗の
算出に際しては所定の制御周期間の機関出力の平均値を
もって行う如く構成したので、走行抵抗を正確に算出す
ることが出来、的確に変速判断を行うことが出来る。
予見して変速判断の一助とすると共に、その走行抵抗の
算出に際しては所定の制御周期間の機関出力の平均値を
もって行う如く構成したので、走行抵抗を正確に算出す
ることが出来、的確に変速判断を行うことが出来る。
第36図以下は本発明の第2の実施例を示しており、上
記したファジィ推論を用いた変速制御を無段変速機(C
VT)に応用した例を示す。
記したファジィ推論を用いた変速制御を無段変速機(C
VT)に応用した例を示す。
以下、説明すると、第36図は無段変速機を油圧回路を
中心に説明する全体概略図である。同図において無段変
速機100は、機関本体10により機関出力軸18を介
して駆動されるミッション入力軸24を有する定吐出量
型油圧ポンプ102と、駆動軸104を有して該油圧ポ
ンプと同一軸線上に配設される可変容量型の油圧モータ
1゜6とが、油圧閉回路108を構成すべく相互に接続
される。該閉回路において、前記油圧ポンプ102の吐
出口及び前記油圧モータ106の流入口の間は高圧油路
108hにより相互に接続されると共に、油圧モータ1
06の吐出口と油圧ポンプ102の吸入口との間は低圧
油路1081により相互に接続される。該油圧閉回路に
おいて、油圧ポンプ102の吐出口と吸入口との間、即
ち高圧及び低圧油路108h、1081との間には短絡
路110が設けられており、その中途にはクラッチ弁1
12に設けられる。又、前記油圧ポンプ102に加えて
補給ポンプ114が設けられており、該補給ポンプはミ
ッション入力軸24により駆動され、その吐出口は逆止
弁116,118,120を介して前記高圧及び低圧油
路108h、1081に接続され、油タンク122から
汲み上げた作動油を該油圧閉回路に供給する。尚、符号
12・4は、リリーフ弁を示す。
中心に説明する全体概略図である。同図において無段変
速機100は、機関本体10により機関出力軸18を介
して駆動されるミッション入力軸24を有する定吐出量
型油圧ポンプ102と、駆動軸104を有して該油圧ポ
ンプと同一軸線上に配設される可変容量型の油圧モータ
1゜6とが、油圧閉回路108を構成すべく相互に接続
される。該閉回路において、前記油圧ポンプ102の吐
出口及び前記油圧モータ106の流入口の間は高圧油路
108hにより相互に接続されると共に、油圧モータ1
06の吐出口と油圧ポンプ102の吸入口との間は低圧
油路1081により相互に接続される。該油圧閉回路に
おいて、油圧ポンプ102の吐出口と吸入口との間、即
ち高圧及び低圧油路108h、1081との間には短絡
路110が設けられており、その中途にはクラッチ弁1
12に設けられる。又、前記油圧ポンプ102に加えて
補給ポンプ114が設けられており、該補給ポンプはミ
ッション入力軸24により駆動され、その吐出口は逆止
弁116,118,120を介して前記高圧及び低圧油
路108h、1081に接続され、油タンク122から
汲み上げた作動油を該油圧閉回路に供給する。尚、符号
12・4は、リリーフ弁を示す。
而して、後輪46に連結されたミッション出力軸26は
前記油圧モータ106の駆動軸104と平行に配置され
ており、その間に前後進切換装置130が設けられる。
前記油圧モータ106の駆動軸104と平行に配置され
ており、その間に前後進切換装置130が設けられる。
この前後進切換装置は、軸方向に間隔を空けて駆動軸1
04に固設される第1及び第2駆動歯車132,134
と、出力軸26に回転自在に支承されると共に、第1駆
動歯車に噛合する第1被動歯車136と、中間歯車13
8を介して第2駆動歯車に連結されると共に、出力軸2
6に回転自在に支承される第2被動歯車140と、第1
及び第2被動歯車138.140の間で出力軸26に固
設される被動クラッチ歯輪142と、該被動クラッチ歯
輪及び前記両被動歯車136,140間を選択的に連結
するクラッチ部材144とを備える。第1及び第2被動
歯車136.140の被動クラッチ歯輪142側端部に
は駆動クラッチ歯輪136a、140aが設けられてお
り、前記クラッチ部材144は、駆動クラッチ歯輪13
6a及び被動クラッチ歯輪142間を連結する位置と、
被動クラッチ歯輪142及び駆動クラッチ歯輪140a
間を連結する位置との間で移動可能である。斯る前後進
切換装!130では、第36図に示す様に駆動クラッチ
歯輪136aが被動クラッチ歯輪142に連結されてい
る状態では出力軸26が駆動軸104の回転方向と逆方
向に回転され、後輪46は前進方向に回転可能となる。
04に固設される第1及び第2駆動歯車132,134
と、出力軸26に回転自在に支承されると共に、第1駆
動歯車に噛合する第1被動歯車136と、中間歯車13
8を介して第2駆動歯車に連結されると共に、出力軸2
6に回転自在に支承される第2被動歯車140と、第1
及び第2被動歯車138.140の間で出力軸26に固
設される被動クラッチ歯輪142と、該被動クラッチ歯
輪及び前記両被動歯車136,140間を選択的に連結
するクラッチ部材144とを備える。第1及び第2被動
歯車136.140の被動クラッチ歯輪142側端部に
は駆動クラッチ歯輪136a、140aが設けられてお
り、前記クラッチ部材144は、駆動クラッチ歯輪13
6a及び被動クラッチ歯輪142間を連結する位置と、
被動クラッチ歯輪142及び駆動クラッチ歯輪140a
間を連結する位置との間で移動可能である。斯る前後進
切換装!130では、第36図に示す様に駆動クラッチ
歯輪136aが被動クラッチ歯輪142に連結されてい
る状態では出力軸26が駆動軸104の回転方向と逆方
向に回転され、後輪46は前進方向に回転可能となる。
逆に、被動クラッチ歯輪142と駆動クラッチ歯輪14
0aとが連結されると、出力軸26は駆動軸104と同
一方向に回転され、後輪46は後進方向に回転自在とな
る。
0aとが連結されると、出力軸26は駆動軸104と同
一方向に回転され、後輪46は後進方向に回転自在とな
る。
而して、前記クラッチ弁112はサーボシリンダ150
に駆動され、前後進切換装置130は油圧シリンダ等か
らなるレンジ駆動機構152によって行われ、油圧モー
タ106の容量制御は油圧シリンダ154によって行わ
れる。以下、個別に説明すると、サーボシリンダ150
は、シリンダ156と、該シリンダ内をヘッド室158
とロッド室160に画成するピストン162と、該ピス
トンに一体化されたピストンロッド164と、ロッド室
内においてピストン162をヘッド室側に向けて付勢す
るバネ166とからなる。ピストンロッド164の先端
はリンク168を介してクラッチ弁112に連結されて
おり、ピストン162がバネ166により最大限右動す
るとクラッチ弁112は全開状態となり、その状態では
油圧ポンプ102から吐出される作動油は短絡路110
を流通し、油圧モータ106は駆動されず、従って出力
軸26を介して後輪46に動力が伝達されることがない
。他方、ピストン162がバネ166のバネ力に抗して
左動すると、クラッチ弁112の開度が小となり、無段
変速機100が半クラツチ状態となると共に、更にピス
トン162を駆動して最大限左動させるとクラッチ弁1
12は閉弁し、動力が後輪46に完全に伝達される。
に駆動され、前後進切換装置130は油圧シリンダ等か
らなるレンジ駆動機構152によって行われ、油圧モー
タ106の容量制御は油圧シリンダ154によって行わ
れる。以下、個別に説明すると、サーボシリンダ150
は、シリンダ156と、該シリンダ内をヘッド室158
とロッド室160に画成するピストン162と、該ピス
トンに一体化されたピストンロッド164と、ロッド室
内においてピストン162をヘッド室側に向けて付勢す
るバネ166とからなる。ピストンロッド164の先端
はリンク168を介してクラッチ弁112に連結されて
おり、ピストン162がバネ166により最大限右動す
るとクラッチ弁112は全開状態となり、その状態では
油圧ポンプ102から吐出される作動油は短絡路110
を流通し、油圧モータ106は駆動されず、従って出力
軸26を介して後輪46に動力が伝達されることがない
。他方、ピストン162がバネ166のバネ力に抗して
左動すると、クラッチ弁112の開度が小となり、無段
変速機100が半クラツチ状態となると共に、更にピス
トン162を駆動して最大限左動させるとクラッチ弁1
12は閉弁し、動力が後輪46に完全に伝達される。
ここで、第37図を参照して油圧モータ106に付いて
説明すると、該モータは例えば可変容量型のアキシャル
ピストンモータからなり、図示の如く、駆動軸104に
連結されたシリンダブロック172には該軸の回転軸線
廻りに環状に配列された複数個のピストン174が摺合
されており、それらのピストンと対向する位置にはピス
トンの往復行程を規定する斜板176が傾斜角θTRU
を可変にして配置される。該ピストン群において、膨張
行程にあるピストンに対応したシリンダ室178は前記
高圧油路108hに連通され、収縮行程にあるピストン
に対応したシリンダ室180は低圧側の油路1081に
連通される。従って、油圧ポンプ102から吐出される
高圧油はシリンダ室17Bに吸入され、シリンダ室18
0から吐出される低圧油は油圧ポンプ102に還流され
、その間に膨張行程のピストン174が斜板176から
受ける反動トルクによってシリンダブロック172と駆
動軸104とが回転駆動される。
説明すると、該モータは例えば可変容量型のアキシャル
ピストンモータからなり、図示の如く、駆動軸104に
連結されたシリンダブロック172には該軸の回転軸線
廻りに環状に配列された複数個のピストン174が摺合
されており、それらのピストンと対向する位置にはピス
トンの往復行程を規定する斜板176が傾斜角θTRU
を可変にして配置される。該ピストン群において、膨張
行程にあるピストンに対応したシリンダ室178は前記
高圧油路108hに連通され、収縮行程にあるピストン
に対応したシリンダ室180は低圧側の油路1081に
連通される。従って、油圧ポンプ102から吐出される
高圧油はシリンダ室17Bに吸入され、シリンダ室18
0から吐出される低圧油は油圧ポンプ102に還流され
、その間に膨張行程のピストン174が斜板176から
受ける反動トルクによってシリンダブロック172と駆
動軸104とが回転駆動される。
而して、油圧モータの容量はピストン174のストロー
クにより定まるので、斜板176の傾斜角θTRIを実
線で示す最大位置から鎖線で示す最小位置まで左動させ
ることにより、速度比e (即ち、変速比(G/R))
を最小から最大まで無段階に変化させることが出来る。
クにより定まるので、斜板176の傾斜角θTRIを実
線で示す最大位置から鎖線で示す最小位置まで左動させ
ることにより、速度比e (即ち、変速比(G/R))
を最小から最大まで無段階に変化させることが出来る。
ここで、速度比eは次式で示される。
速度比e=出力回転数/入力回転数
=ポンプの容量/モータの容量
而して、斜板176の一端には揺動リンク182の一端
がピン184を介して連結されており、このリンク18
2の他端は第2のピン186を介して前記した油圧シリ
ンダ154に連結される油圧シリンダ154は、シリン
ダ190と、該シリンダ内に摺合されてシリンダ内をヘ
ッド室192とロッド室194に画成するピストン19
6と、該ピストンに一体化されたピストンロッド198
とからなる。ピストンロッド198の先端には前記ピン
186を介して揺動リンク182の一端が連結されてお
り、ピストン19Gが最大限右動すると斜板104の傾
斜角θTRIが最大となり、油圧モータ106の容量が
最大となって速度比eが最小となる。逆に、ピストン1
96が最大限左動すると、斜板の傾斜角が鎖線で示す様
に最小となり、モータ容量が最小となって速度比eが最
大となる。
がピン184を介して連結されており、このリンク18
2の他端は第2のピン186を介して前記した油圧シリ
ンダ154に連結される油圧シリンダ154は、シリン
ダ190と、該シリンダ内に摺合されてシリンダ内をヘ
ッド室192とロッド室194に画成するピストン19
6と、該ピストンに一体化されたピストンロッド198
とからなる。ピストンロッド198の先端には前記ピン
186を介して揺動リンク182の一端が連結されてお
り、ピストン19Gが最大限右動すると斜板104の傾
斜角θTRIが最大となり、油圧モータ106の容量が
最大となって速度比eが最小となる。逆に、ピストン1
96が最大限左動すると、斜板の傾斜角が鎖線で示す様
に最小となり、モータ容量が最小となって速度比eが最
大となる。
ここで再び36図に戻ってこれらの油圧シリンダを制御
するパイロット弁に付いて説明すると、先に述べたサー
ボシリンダ150には電磁パイロット弁200が設けら
れる。該パイロット弁200は、サーボシリンダ150
のヘッド室158=77− とロッド室160に夫々連通する油路202,204と
、補給ポンプ114の吐出口に連なる供給油路206及
び油タンク122に連通する戻り油路208との間に介
挿され、スリーブ210と該スリーブ内を相対移動可能
なスプール212とを備える。又、スリーブ210には
、サーボシリンダ150のピストンロッド164がリン
ク214を介して連結されており、サーボシリンダ15
0の働きがパイロット弁200にフィードバックされて
いる。
するパイロット弁に付いて説明すると、先に述べたサー
ボシリンダ150には電磁パイロット弁200が設けら
れる。該パイロット弁200は、サーボシリンダ150
のヘッド室158=77− とロッド室160に夫々連通する油路202,204と
、補給ポンプ114の吐出口に連なる供給油路206及
び油タンク122に連通する戻り油路208との間に介
挿され、スリーブ210と該スリーブ内を相対移動可能
なスプール212とを備える。又、スリーブ210には
、サーボシリンダ150のピストンロッド164がリン
ク214を介して連結されており、サーボシリンダ15
0の働きがパイロット弁200にフィードバックされて
いる。
而して、スプール212は中立位置を含む左右の3位置
間を移動自在であり、左動して右位置になると、サーボ
シリンダ150のヘッド室158には補給ポンプ114
の吐出油圧が導入されると共に、そのロッド室160は
油タンク122に解放され、それによってピストン16
2は左動して、前述の如くクラッチ弁112は閉弁する
。また、スプール212が右動すると、サーボシリンダ
150のロッド室160に吐出油圧が導かれると共にヘ
ッド室158は油タンクに解放されるので、ピストン1
62は右動し、クラッチ弁112は開弁する。尚、シリ
ンダ150はサーボシリンダであることから、ピストン
162の移動によりピストンロッド164が移動するに
伴ってスリーブ210も移動し、適宜位置で停止する。
間を移動自在であり、左動して右位置になると、サーボ
シリンダ150のヘッド室158には補給ポンプ114
の吐出油圧が導入されると共に、そのロッド室160は
油タンク122に解放され、それによってピストン16
2は左動して、前述の如くクラッチ弁112は閉弁する
。また、スプール212が右動すると、サーボシリンダ
150のロッド室160に吐出油圧が導かれると共にヘ
ッド室158は油タンクに解放されるので、ピストン1
62は右動し、クラッチ弁112は開弁する。尚、シリ
ンダ150はサーボシリンダであることから、ピストン
162の移動によりピストンロッド164が移動するに
伴ってスリーブ210も移動し、適宜位置で停止する。
斯る機構を通じて、スプール212の移動量に応じてピ
ストン162を移動させることにより、クラッチ弁11
2の開度、即ち短絡路1100開度を任意に調節するこ
とが出来る。
ストン162を移動させることにより、クラッチ弁11
2の開度、即ち短絡路1100開度を任意に調節するこ
とが出来る。
続いて、油圧シリンダ154を制御する第2のパイロッ
ト弁220に付いて説明する。このパイロット弁220
は、該油圧シリンダのヘッド室192に連通可能な油路
222及びロッド室194に連通する油路224と、補
給ポンプ114の吐出油圧を導く前記供給路206及び
油タンク122に連なる戻り油路226との間に介挿さ
れる4ボート絞り切換弁(電磁弁)からなる。このパイ
ロット弁220はスリーブ228及び該スリーブ内を移
動自在なスプール230とを備え、該スプールは中立位
置及び左右の3位置間を絞りの程度が連続的に変化する
中間位置を含めて移動自在である。即ち、スプール23
0が左動すると、高圧作動油が油圧シリンダ154のヘ
ッド室192に導入されると共にロッド室194から排
出され、ピストン196及びビスロンロッド198は左
動し、前述の如く、斜板176の傾斜角は小さくなり、
油圧モータ容量が小さくなって速度比eは大きくなる。
ト弁220に付いて説明する。このパイロット弁220
は、該油圧シリンダのヘッド室192に連通可能な油路
222及びロッド室194に連通する油路224と、補
給ポンプ114の吐出油圧を導く前記供給路206及び
油タンク122に連なる戻り油路226との間に介挿さ
れる4ボート絞り切換弁(電磁弁)からなる。このパイ
ロット弁220はスリーブ228及び該スリーブ内を移
動自在なスプール230とを備え、該スプールは中立位
置及び左右の3位置間を絞りの程度が連続的に変化する
中間位置を含めて移動自在である。即ち、スプール23
0が左動すると、高圧作動油が油圧シリンダ154のヘ
ッド室192に導入されると共にロッド室194から排
出され、ピストン196及びビスロンロッド198は左
動し、前述の如く、斜板176の傾斜角は小さくなり、
油圧モータ容量が小さくなって速度比eは大きくなる。
逆に、スプール230が右動すると、作動油がヘッド室
192から排出されると共にロッド室194に導かれて
ピストン196及びピストンロッド198は同様に右動
し、斜板傾斜角は増加し、油圧モータ容量が大きくなっ
て速度比eは小さくなる。而して、油圧シリンダ154
におけるヘッド室192とロッド室194との間の圧力
配分は、パイロット弁220の絞りの程度(即ち、スプ
ールの位置)によって定まり、ピストン196及びピス
トンロッド198は其の圧力差に応じた速度で作動し、
それにより油圧モータ106の容量が変化し、速度比e
、即ち、変速比(G/R)を変化させることが出来る。
192から排出されると共にロッド室194に導かれて
ピストン196及びピストンロッド198は同様に右動
し、斜板傾斜角は増加し、油圧モータ容量が大きくなっ
て速度比eは小さくなる。而して、油圧シリンダ154
におけるヘッド室192とロッド室194との間の圧力
配分は、パイロット弁220の絞りの程度(即ち、スプ
ールの位置)によって定まり、ピストン196及びピス
トンロッド198は其の圧力差に応じた速度で作動し、
それにより油圧モータ106の容量が変化し、速度比e
、即ち、変速比(G/R)を変化させることが出来る。
而して、パイロット弁200,220は変速制御ユニッ
ト60に接続されており、変速制御ユニットは該パイロ
ット弁のソレノイドを励磁/消磁してスプール212,
230を任意位置に移動させる。即ち、変速制御ユニッ
トは第1実施例におけると同様にスロットルセンサ50
、クランク角センサ52、ブレーキスイッチ54及び車
速センサ56の出力を受けており、それらの入力値から
後述の如く制御値を算出し、パイロット弁200を介し
て動力の伝達/遮断を制御すると共に、パイロット弁2
20を通じて変速比を任意に制御する。更に、変速制御
ユニットは油圧シリンダを備えるレンジ駆動機構152
の動作も制御しており、車両運転席床面に設置された手
動操作レバー(図示せず)を通じて指示されたF(前進
)、N(中立)、R(後退)信号に基づき、前記した前
後進切換装置130において前進又は後進用歯車列を確
立する。尚、斯るレンジ位置情報もレンジセレクタスイ
ッチ62を介して変速制御ユニットに人力されることは
云うまでもない。尚、本発明の主眼はファジィ推論を応
用した無段変速制御にあり無段変速機構そのものにない
ため、詳細は述べなかったが、パイロット弁200,2
20においてスプール212,230を、図示しない油
圧力乃至バネ力を介して或いはソレノイド弁のデユーテ
ィ制御を通じて、左右いづれかの方向に所定量だけ駆動
し、例えばパイロット弁220にあっては所望の絞りを
与えて無段変速機構の速度比を所望の値に制御可能であ
る様に構成していることは云うまでもない。
ト60に接続されており、変速制御ユニットは該パイロ
ット弁のソレノイドを励磁/消磁してスプール212,
230を任意位置に移動させる。即ち、変速制御ユニッ
トは第1実施例におけると同様にスロットルセンサ50
、クランク角センサ52、ブレーキスイッチ54及び車
速センサ56の出力を受けており、それらの入力値から
後述の如く制御値を算出し、パイロット弁200を介し
て動力の伝達/遮断を制御すると共に、パイロット弁2
20を通じて変速比を任意に制御する。更に、変速制御
ユニットは油圧シリンダを備えるレンジ駆動機構152
の動作も制御しており、車両運転席床面に設置された手
動操作レバー(図示せず)を通じて指示されたF(前進
)、N(中立)、R(後退)信号に基づき、前記した前
後進切換装置130において前進又は後進用歯車列を確
立する。尚、斯るレンジ位置情報もレンジセレクタスイ
ッチ62を介して変速制御ユニットに人力されることは
云うまでもない。尚、本発明の主眼はファジィ推論を応
用した無段変速制御にあり無段変速機構そのものにない
ため、詳細は述べなかったが、パイロット弁200,2
20においてスプール212,230を、図示しない油
圧力乃至バネ力を介して或いはソレノイド弁のデユーテ
ィ制御を通じて、左右いづれかの方向に所定量だけ駆動
し、例えばパイロット弁220にあっては所望の絞りを
与えて無段変速機構の速度比を所望の値に制御可能であ
る様に構成していることは云うまでもない。
続いて、第38図以下を参照して第2実施例における変
速制御ユニットの動作を説明する。尚、第2実施例は第
1実施例と本質的に相違する点を中心に説明し、例えば
変速制御ユニットの詳細等は第1実施例の第3図に示す
ものに類僚するので、省略する。又、実走前のルール作
成等の準備作業に付いても同様、であることは云うまで
もない第38図は第2実施例の変速制御を概略的に示す
メイン・フロー・チャートであり、同図に従って説明す
ると、先ず52010において実測パラメータ値を読み
込んでストアする。現在の変速比(ギヤ比) G/Rに
関してはミッションの入出力回転数比等から算出するこ
とは第1実施例と同様である。続いて、52012にお
いて前進レンジ(前記Fレンジ)にあるか否か判断し、
肯定される場合は32014に進んで変速指令値を決定
し、32016において出力処理すると共に、5201
2において前進レンジにないと判断されるときは直ちに
本プログラムを終了する。
速制御ユニットの動作を説明する。尚、第2実施例は第
1実施例と本質的に相違する点を中心に説明し、例えば
変速制御ユニットの詳細等は第1実施例の第3図に示す
ものに類僚するので、省略する。又、実走前のルール作
成等の準備作業に付いても同様、であることは云うまで
もない第38図は第2実施例の変速制御を概略的に示す
メイン・フロー・チャートであり、同図に従って説明す
ると、先ず52010において実測パラメータ値を読み
込んでストアする。現在の変速比(ギヤ比) G/Rに
関してはミッションの入出力回転数比等から算出するこ
とは第1実施例と同様である。続いて、52012にお
いて前進レンジ(前記Fレンジ)にあるか否か判断し、
肯定される場合は32014に進んで変速指令値を決定
し、32016において出力処理すると共に、5201
2において前進レンジにないと判断されるときは直ちに
本プログラムを終了する。
第39図は第38図フロー・チャートの82014の変
速指令値決定ルーチンを示すフロー・チャートである。
速指令値決定ルーチンを示すフロー・チャートである。
同図において3210O52102,32104におい
て第1実施例と同様に加速度α、スロットル変化量Δθ
TH,PS比及び期待PS比を算出した後、52106
に進んで変速後回転数を計算する。
て第1実施例と同様に加速度α、スロットル変化量Δθ
TH,PS比及び期待PS比を算出した後、52106
に進んで変速後回転数を計算する。
第40図は其の計算手法を示すフロー・チャートであり
、まず52200において変速比変化係数γの初期化、
具体的には其れをカウントするカウンタ値を初期化する
。
、まず52200において変速比変化係数γの初期化、
具体的には其れをカウントするカウンタ値を初期化する
。
ここで本実施例の制御を概括すると、本実施例において
は無段変速機での制御であることから、第1実施例での
シフト位置に代えて変速比なる概念を使用し、その目標
変速比を逐次′推論して行うものである。而して、推論
対象は変速比そのものではなく、その変速比を変える係
数(前記した変速比変化係数T)で与えるものとする。
は無段変速機での制御であることから、第1実施例での
シフト位置に代えて変速比なる概念を使用し、その目標
変速比を逐次′推論して行うものである。而して、推論
対象は変速比そのものではなく、その変速比を変える係
数(前記した変速比変化係数T)で与えるものとする。
即ち、目標変速比(G/R) =現在の変速比(G/R
) Xγで算出する。而して、変速比(G/R)に関し
ては第41図に示す如く、総減速比で示し、定義域は3
゜0(最旧gh側)〜11.0(最LoIl側)までの
閉区間で図に示す如きファジィ集合で網羅するものとし
た。図中、ファジィラベルH1は”変速比を大きく旧g
h側に’、MHは゛変速比を中程度胆gh側に°’、M
Lは゛′変速比を少しLow側に’、LOはパ変速比を
太き(Low側に“を示す。
) Xγで算出する。而して、変速比(G/R)に関し
ては第41図に示す如く、総減速比で示し、定義域は3
゜0(最旧gh側)〜11.0(最LoIl側)までの
閉区間で図に示す如きファジィ集合で網羅するものとし
た。図中、ファジィラベルH1は”変速比を大きく旧g
h側に’、MHは゛変速比を中程度胆gh側に°’、M
Lは゛′変速比を少しLow側に’、LOはパ変速比を
太き(Low側に“を示す。
又、変速比変化係数γに付いても第42図に示す如く、
0.27から3.74に至る値に付いて7つのファジィ
集合で定義した。尚、図示のファジィラベルにおいて、
BUは゛大きく旧gh側にMUは”′中程度にHigh
側に+、SUは″少し旧gh側に”、HDは”°現在の
変速比をホールド゛、SDは”少しLow側に”’、M
Dは”中程度にLo−側に’、BDは”太きく Low
側に“を意味する。
0.27から3.74に至る値に付いて7つのファジィ
集合で定義した。尚、図示のファジィラベルにおいて、
BUは゛大きく旧gh側にMUは”′中程度にHigh
側に+、SUは″少し旧gh側に”、HDは”°現在の
変速比をホールド゛、SDは”少しLow側に”’、M
Dは”中程度にLo−側に’、BDは”太きく Low
側に“を意味する。
従って、52200での初期化は、変速比変化係数γを
示すカウンタの値を最旧gh側の°°0.27”にセッ
トすることを意味する。
示すカウンタの値を最旧gh側の°°0.27”にセッ
トすることを意味する。
続いて、52202において変速後回転数を算出する。
尚、この変速後回転数に付いては数個のポイントに付い
て算出するものとし、具体的には第42図においてグレ
ード値1.0のときの変速比変化係数Tの値、即ち、0
.27.0.42.0.65.1.0.1.56,2.
42,3.74の7種を現在の変速比に乗じ、よって得
た値毎に算出する。
て算出するものとし、具体的には第42図においてグレ
ード値1.0のときの変速比変化係数Tの値、即ち、0
.27.0.42.0.65.1.0.1.56,2.
42,3.74の7種を現在の変速比に乗じ、よって得
た値毎に算出する。
次いで、52204において算出した変速後回転数を該
当するアドレス、CFLNEに格納する(ココ7、FL
は前記したHl、MH,ML、LOを意味する)。尚、
ここで変速比変化係数γが7個与えられているのに対し
変速比を示すFLが4個しか与えられていないのは、例
えば現在量L011側にいるとき、それよりLow側に
ならない様な制約があるからである。これは、最旧gh
側にいるとしたときも同様である。
当するアドレス、CFLNEに格納する(ココ7、FL
は前記したHl、MH,ML、LOを意味する)。尚、
ここで変速比変化係数γが7個与えられているのに対し
変速比を示すFLが4個しか与えられていないのは、例
えば現在量L011側にいるとき、それよりLow側に
ならない様な制約があるからである。これは、最旧gh
側にいるとしたときも同様である。
次いで、52206において変速比変化係数カウンタ値
γに1.55を乗じて更新し、32208で最Low側
の3.74に達したことが確認されるまで個別に算出す
る。
γに1.55を乗じて更新し、32208で最Low側
の3.74に達したことが確認されるまで個別に算出す
る。
再び、第39図に戻ると、次いで3210Bにおいてシ
フト後期待PS比を算出する。第43図は其の算出手順
を示すサブルーチン・フロー・チャートである。先ず、
52300においてスロットル弁が閉弁方向にないこと
を確認した後、52302において変速比変化係数カウ
ンタ値を初期化する。ここで、初期値を’1.0”とし
たのは、シフト後期待PS比はLow側(ダウン側)に
付いてのみ算出すれば足るからである。次いで、523
04において最Low値に達したと判断されるまで、5
2306〜2312において変速比に前記係数を乗じて
得た値毎に個別に算出する。尚、スロットル弁が閉弁方
向にあるときはシフト後期待PS比を零とすることは第
1実施例と同様である。
フト後期待PS比を算出する。第43図は其の算出手順
を示すサブルーチン・フロー・チャートである。先ず、
52300においてスロットル弁が閉弁方向にないこと
を確認した後、52302において変速比変化係数カウ
ンタ値を初期化する。ここで、初期値を’1.0”とし
たのは、シフト後期待PS比はLow側(ダウン側)に
付いてのみ算出すれば足るからである。次いで、523
04において最Low値に達したと判断されるまで、5
2306〜2312において変速比に前記係数を乗じて
得た値毎に個別に算出する。尚、スロットル弁が閉弁方
向にあるときはシフト後期待PS比を零とすることは第
1実施例と同様である。
再び、第39図に戻ると、次いで52110においてコ
ントロールタフネスを算出する。
ントロールタフネスを算出する。
第44図は其の算出手順を示すフロー・チャートである
が、52400〜52436において加速補正後の走行
抵抗R1を算出した後、32438において変速比変速
係数カウンタ値を初期化し、52440において最旧g
h側に達したと判断されるまで、32442〜3244
Bにおいて係数間の差たる値1.55で除して目標変速
比を算出し、その値毎に逐次全開時の駆動力Q1を算出
し、ストアして終わる。
が、52400〜52436において加速補正後の走行
抵抗R1を算出した後、32438において変速比変速
係数カウンタ値を初期化し、52440において最旧g
h側に達したと判断されるまで、32442〜3244
Bにおいて係数間の差たる値1.55で除して目標変速
比を算出し、その値毎に逐次全開時の駆動力Q1を算出
し、ストアして終わる。
再び、第39図に戻ると、最終ステップの52112に
おいてファジィ推論を通じて目標変速比を決定する。
おいてファジィ推論を通じて目標変速比を決定する。
第45図は其のサブルーチンを示すフロー・チャートで
あり、同図に従って説明すると、先ず52500におい
て全てのルールに付いてメンバーシップ関数のグレード
値を計算し、結論部の値を波形合成して合計する。次い
で、32502において重心計算を行い、52504に
おいて重心点と交差する定義域上の値から変速比変化係
数Tを求め、52506において目標変速比(G/R)
を算出する。
あり、同図に従って説明すると、先ず52500におい
て全てのルールに付いてメンバーシップ関数のグレード
値を計算し、結論部の値を波形合成して合計する。次い
で、32502において重心計算を行い、52504に
おいて重心点と交差する定義域上の値から変速比変化係
数Tを求め、52506において目標変速比(G/R)
を算出する。
第46図は第2実施例で使用される17個のルールを示
す。第1実施例において第25図に示したルールと相違
する点は、変速位置がシフト位置に代えて変速比(G/
R)で示されると共に、結論が前記した変速比変化係数
γで示されることであり、またルールの含意も其れに応
じて相違する点であるが、残余の構成は同様である。例
えば、コントロールタフネスに付いても当該ルールの結
論部が予定する変速比に該当する値を予め演算したおい
たものの中から検索してルール満足度を判断する点、第
1実施例と異ならない。
す。第1実施例において第25図に示したルールと相違
する点は、変速位置がシフト位置に代えて変速比(G/
R)で示されると共に、結論が前記した変速比変化係数
γで示されることであり、またルールの含意も其れに応
じて相違する点であるが、残余の構成は同様である。例
えば、コントロールタフネスに付いても当該ルールの結
論部が予定する変速比に該当する値を予め演算したおい
たものの中から検索してルール満足度を判断する点、第
1実施例と異ならない。
而して、第1実施例のファジィ推論においてはミニ・マ
ックス演算を用い、最大のグレード値を得たルールを選
択し、そのルールが定める結論に従って変速指令値を決
定したが、本実施例においてはミニ値を求めた後、得ら
れた波形を合成し、重心点を求めて変速指令値を決定す
る。この点に付いて、第47図を参照して説明すると、
いま機関回転数Neが150Orpm、現在の変速比(
G/R)が4.6、車速■が10)an/h、スロット
ル開度θTHが1 / 8 WOT (度)とする。
ックス演算を用い、最大のグレード値を得たルールを選
択し、そのルールが定める結論に従って変速指令値を決
定したが、本実施例においてはミニ値を求めた後、得ら
れた波形を合成し、重心点を求めて変速指令値を決定す
る。この点に付いて、第47図を参照して説明すると、
いま機関回転数Neが150Orpm、現在の変速比(
G/R)が4.6、車速■が10)an/h、スロット
ル開度θTHが1 / 8 WOT (度)とする。
ルール1のグレード値を計算すると定義域で150Or
pmの位置から上方に線を立てた場合波形と交差しない
ことから、グレード値=0となる。ルール2に付いては
、車速■とスロットル開度θTl+に付いては波形と交
差するが、現在の変速比(G/R)が交差しないことか
らミニ値としてグレード値は0となる。ルール3に付い
ても同様である。而して、ルール4の場合、現在の変速
比(G/R)が波形と交差しており、車速等に付いても
同様であることから、結論に示す如く波形が得られる(
この場合、最大メンバーシップで交差することから波形
がそのまま残ることになる)。同図末尾に示す如く、以
上の4つのルールから得られる結果を同一定義域上に写
像すると、結果的には斜線で示す2等辺三角形が得られ
、その重心Gを求め、それから再び定義域に垂線を下し
、交差する位置での値、この場合T=0.65が結論と
なる。尚、図示例としてはルール1〜4の場合だけを採
り上げたが、斯る手順でルール17まで行い、得られた
波形を合成して重心を求めることになる。尚、ルールは
夫々相違する運転状態を想定して作成されているので、
全部のルールに付いてファジィ推論を行っても残るのは
2.3個程度に止まる筈である。
pmの位置から上方に線を立てた場合波形と交差しない
ことから、グレード値=0となる。ルール2に付いては
、車速■とスロットル開度θTl+に付いては波形と交
差するが、現在の変速比(G/R)が交差しないことか
らミニ値としてグレード値は0となる。ルール3に付い
ても同様である。而して、ルール4の場合、現在の変速
比(G/R)が波形と交差しており、車速等に付いても
同様であることから、結論に示す如く波形が得られる(
この場合、最大メンバーシップで交差することから波形
がそのまま残ることになる)。同図末尾に示す如く、以
上の4つのルールから得られる結果を同一定義域上に写
像すると、結果的には斜線で示す2等辺三角形が得られ
、その重心Gを求め、それから再び定義域に垂線を下し
、交差する位置での値、この場合T=0.65が結論と
なる。尚、図示例としてはルール1〜4の場合だけを採
り上げたが、斯る手順でルール17まで行い、得られた
波形を合成して重心を求めることになる。尚、ルールは
夫々相違する運転状態を想定して作成されているので、
全部のルールに付いてファジィ推論を行っても残るのは
2.3個程度に止まる筈である。
而して、よって得られた結果に基づいて第38図メイン
・フロー・チャートの32016において出力処理を行
い、前記した電磁パイロット弁220を駆動して油圧モ
ータ106の容量を変化させ、変速比を所望の値に制御
する。
・フロー・チャートの32016において出力処理を行
い、前記した電磁パイロット弁220を駆動して油圧モ
ータ106の容量を変化させ、変速比を所望の値に制御
する。
本実施例は上記の如く構成したので 無段変速機の変速
制御を行うに際し、ファジィ推論を通じて変速比を制御
することによってエキスパート運転者が手動変速車両に
おいて行っていた変速判断・操作を無断変速制御にも採
り入れることが出来、ビジー感のない滑らかな変速特性
が得られると共に、エミッション対策及びユーザ個々の
要求にも的確に応えることが出来る。
制御を行うに際し、ファジィ推論を通じて変速比を制御
することによってエキスパート運転者が手動変速車両に
おいて行っていた変速判断・操作を無断変速制御にも採
り入れることが出来、ビジー感のない滑らかな変速特性
が得られると共に、エミッション対策及びユーザ個々の
要求にも的確に応えることが出来る。
尚、本実施例は変速比に付いてのみ制御したが、それ以
外にも変速比の変化速度に付いても可能であり、更には
斜板式の無段変速機構を例にとって説明したが、プーリ
ー式の機構であっても良いことは云うまでもなく、更に
は、トラクションの制御にも応用可能なものである。
外にも変速比の変化速度に付いても可能であり、更には
斜板式の無段変速機構を例にとって説明したが、プーリ
ー式の機構であっても良いことは云うまでもなく、更に
は、トラクションの制御にも応用可能なものである。
(発明の効果)
本発明に係る自動変速機の制御装置は、少なくともスロ
ットル開度、その変化量、機関回転数、車両の走行加速
度のいづれか又は其の組合わせを含む車両の運転状態を
検出する車両運転状態検出手段、該車両運転状態検出手
段の出力を入力して車両が出力する駆動力を算出すると
共に、検出した走行加速度と車重との積を求めて前記駆
動力から減算して車両に加わっている走行抵抗を算出す
る走行抵抗演算手段、該走行抵抗演算手段及び前記車両
運転状態検出手段の出力を入力し、検出値から変速後の
スロットル全開時の駆動力を演算して前記走行抵抗との
比を求め、酸比から少なくともスロットル開度から推定
される運転者の変速意図に対する変速後の車両の反応の
適合度を定量的に予見する車両反応適合度予見手段、該
車両反応適合度予見手段及び前記車両運転状態検出手段
の出力を入力して評価スケールとし、運転者の変速動作
を分析して帰納される判断・操作に基づいて設定された
言語表現からなる複数個の変速ルールを適用して該変速
ルールの満足度を評価する変速ルール評価手段、該変速
ルール評価手段の出力を入力して評価値に基づいて変速
ルールの一つを選択し、それに基づいて変速制御値を決
定する変速制御値決定手段及び該変速制御値決定手段の
出力を入力して変速機構を駆動する変速手段からなり、
ファジィ推論を用いてなる如く構成したので、四囲の状
況を含む車両の運転状態を多変数で捉えてファジィ推論
を通じて処理することによって手動変速機車両において
エキスパート運転者が行っていた変速判断・操作に類似
する判断・動作を制御中に再現することが出来る。更に
は、従来技術に見られる如き予め設定された変速線図に
基づいてスロットル開度と車速とから機械的に変速時点
を判断することがないため、刻々変化する運転状態に即
応した変速制御を実現することにより、エミッション対
策に対応した変速制御或いはユーザ個々が求める変速特
性に個別に応えることが出来る変速制御を実現すること
も可能となる。更には、走行抵抗と変速後の駆動力とか
ら車両反応適合度を予見して変速判断の一層とすると共
に、その走行抵抗を所定制御周期間の機関出力の平均値
をもって算出する如く構成したので、走行抵抗の算出が
一層正確となって車両反応適合度の予見が更に的確とな
り、よって変速判断を一層正確に行うことが可能となる
。
ットル開度、その変化量、機関回転数、車両の走行加速
度のいづれか又は其の組合わせを含む車両の運転状態を
検出する車両運転状態検出手段、該車両運転状態検出手
段の出力を入力して車両が出力する駆動力を算出すると
共に、検出した走行加速度と車重との積を求めて前記駆
動力から減算して車両に加わっている走行抵抗を算出す
る走行抵抗演算手段、該走行抵抗演算手段及び前記車両
運転状態検出手段の出力を入力し、検出値から変速後の
スロットル全開時の駆動力を演算して前記走行抵抗との
比を求め、酸比から少なくともスロットル開度から推定
される運転者の変速意図に対する変速後の車両の反応の
適合度を定量的に予見する車両反応適合度予見手段、該
車両反応適合度予見手段及び前記車両運転状態検出手段
の出力を入力して評価スケールとし、運転者の変速動作
を分析して帰納される判断・操作に基づいて設定された
言語表現からなる複数個の変速ルールを適用して該変速
ルールの満足度を評価する変速ルール評価手段、該変速
ルール評価手段の出力を入力して評価値に基づいて変速
ルールの一つを選択し、それに基づいて変速制御値を決
定する変速制御値決定手段及び該変速制御値決定手段の
出力を入力して変速機構を駆動する変速手段からなり、
ファジィ推論を用いてなる如く構成したので、四囲の状
況を含む車両の運転状態を多変数で捉えてファジィ推論
を通じて処理することによって手動変速機車両において
エキスパート運転者が行っていた変速判断・操作に類似
する判断・動作を制御中に再現することが出来る。更に
は、従来技術に見られる如き予め設定された変速線図に
基づいてスロットル開度と車速とから機械的に変速時点
を判断することがないため、刻々変化する運転状態に即
応した変速制御を実現することにより、エミッション対
策に対応した変速制御或いはユーザ個々が求める変速特
性に個別に応えることが出来る変速制御を実現すること
も可能となる。更には、走行抵抗と変速後の駆動力とか
ら車両反応適合度を予見して変速判断の一層とすると共
に、その走行抵抗を所定制御周期間の機関出力の平均値
をもって算出する如く構成したので、走行抵抗の算出が
一層正確となって車両反応適合度の予見が更に的確とな
り、よって変速判断を一層正確に行うことが可能となる
。
更には、請求項3項に記載した無段変速機構を備えた自
動変速機の制御装置にあっても略同様に構成したので、
同様に四囲の状態を含む車両の運転状態を多数で捉えて
ファジィ推論を通じて瞬時に処理することによって手動
変速機車両においてエキスパート運転者が行っていた変
速判断・操作に類似する判断・動作を制御中に再現する
ことが出来、同様に従来技術に見られる如き予め設定さ
れた変速線図に基づいてスロットル開度と車速とから機
械的に変速時点を判断することがないため、刻々変化す
る運転状態に即応した変速制御を実現することによって
エミッション対策に対応した変速制御或いはユーザ個々
が求める変速特性に個別に応えることが出来る。
動変速機の制御装置にあっても略同様に構成したので、
同様に四囲の状態を含む車両の運転状態を多数で捉えて
ファジィ推論を通じて瞬時に処理することによって手動
変速機車両においてエキスパート運転者が行っていた変
速判断・操作に類似する判断・動作を制御中に再現する
ことが出来、同様に従来技術に見られる如き予め設定さ
れた変速線図に基づいてスロットル開度と車速とから機
械的に変速時点を判断することがないため、刻々変化す
る運転状態に即応した変速制御を実現することによって
エミッション対策に対応した変速制御或いはユーザ個々
が求める変速特性に個別に応えることが出来る。
第1図は本発明のクレーム対応図、第2図は本発明に係
る自動変速機の制御装置の全体構成を示す概略図、第3
図は其の中の制御ユニットの構成を示すブロック図、第
4図は該ユニットの動作を示すメインルーチン・フロー
・チャート、第5図は其の中の変速指令値決定サブルー
チンを示すフロー・チャート、第6図は其の中の加速度
及びスロットル変化量の演算を示す説明図、第7図は第
5図フロー・チャートの中のPS比計算サブルーチンを
示すフロー・チャート、第8図はその中のPS%の算出
を示す説明図、第9図は同様に第7図フロー・チャート
の中の発生馬力の算出を示す説明図、第10図は第5図
フロー・チャートの中の期待PS比算出のサブルーチン
を示すフロー・チャート、第11図は其の中の期待(S
変化量の演算を示す説明図、第12図は同様に第10図
フロー・チャート中で使用される補正係数の算出を示す
説明図、第13図は第5図フロー・チャートの中の変速
後回転数の算出サブルーチンを示すフロー・チャート、
第14図は其の算出例を示す説明図、第15図は第5図
フロー・チャートの中のシフト後期待PS比の算出サブ
ルーチンを示すフロー・チャート、第16図は第5図フ
ロー・チャートの中のコントロールタフネス算出サブル
ーチンを示すフロー・チャート、第17図はコントロー
ルタフネスの前提を説明する駆動力線図、第18図は第
16図フロー・チャートで使用されるトルク比を示す説
明図、第19図は同様に第16図フロー・チャートで算
出される平均トルクを示す説明図、第20図は同様にト
ルク算出手法を示す説明図、第21図は同様に加速補正
を示す説明図、第22図は其の前提を示す説明図、第2
3図はコントロールタフネスのメンバーシップ関数を示
す説明図、第24図はファジィプロダクションルールの
検索のメインルーチンを示すフロー・チャート、第25
図はファジィプロダクションルールを示す説明図、第2
6図は第24図フロー・チ中−トのメンバーシップ値算
出サブルーチンを示すフロー・チャート、第271!l
は該算出で使用するROM格納テーブルを示す説明図、
第28図及び第29図は同様に該算出で用いる演算テー
ブルを示す説明図、第30図は第24図フロー・チャー
ト中の検索マトリックス作成サブルーチンを示すフロー
・チャート、第31図は其の算出で用いられるROMに
格納されるルール・マトリックスを示す説明図、第32
図は同様の演算マツプを示す説明図、第33図は第24
図フロー・チャートの出力決定サブルーチンを示すフロ
ー・チャート、第34図及び第35図は其処で使用され
るROM及びRAMに格納されるテーブルを示す説明図
、第36図は本発明の第2実施例である無断変速機の制
御装置を油圧回路を中心に全体的に示す概略図、第37
図はその中の油圧モータの構造を示す拡大説明断面図、
第38図は其の変速制御ユニットのメイン・ルーチンを
示すフロー・チャート、第39図は其の中の変速指令値
決定ルーチンを示すフロー・チャート、第40図は第3
9図フロー・チャート中の変速後回転数算出サブ・ルー
チンを示すフロー・チャート、第41図は第2実施例で
使用する変速比のメンバーシップ関数を示す説明図、第
42図は同様に変速比変化係数のメンバーシップ関数を
示す説明図、第43図は第39図フロー・チャート中の
シフト後期待PS比算出ルーチンを示すフロー・チャー
ト、第44図は同様にコントロール・タフネス算出サブ
・ルーチンを示すフロー・チャート、第45図は同様に
ファジィ推論ルーチンを示すフロー・チャート、第46
図は第2実施例で使用するルール群を示す説明図及び第
47図はファジィ推論手法を示す説明図である。 10・・・内燃機関本体、16・・・スロットル弁、1
8・・・機関出力軸、20・・・トランスミッション、
22・・・トルクコンバータ、24・・・メインシャフ
ト、26・・・カウンタシャフト、30・・・油路、3
2.34・・・シフトバルブ、36.38・・・電磁ソ
レノイド、42・・・ディファレンシャル装置、46・
・・後輪、50・・・スロットルセンサ、52・・・ク
ランク角センサ、54・・・ブレーキスイッチ、56・
・・車速センサ、60・・・変速制御ユニット、62・
・・レンジセレクタスイッチ、64・・・シフトポジシ
ョンスイッチ、80・・・マイクロ・コンピュータ、1
00・・・無段変速機、102・・・定量吐出型油圧ポ
ンプ、104・・・駆動軸、106・・・可変容量型油
圧モータ、108・・・油圧閉回路、110・・・短絡
路、112・・・クラッチ弁、114、補給ポンプ、1
16.118,120・・・逆止弁、122・・・油タ
ンク、124・・・リリーフ弁、130・・・前後進切
換装置、132・・・第1駆動歯車、134・・・第2
駆動歯車、136・・・第1被動歯車、138・・中間
歯車、140・・−・第2被動歯車、142・・・被動
クラッチ歯輪、144・・・クラッチ部材、150・・
・サーボシリンダ、152・・・レンジ駆動機構、15
4・・・油圧シリンダ、156・・・シリンダ、158
・・・ヘッド室、160・・・ロッド室、162・・・
ピストン、164・・・ピストンロッド、166・・・
バネ、168・・・リンク、170・・・連結部材、1
72・・・シリンダブロック、174・・・ピストン、
176・・・斜版、178,180・・・シリンダ室、
182・・・揺動リンク、184,186・・・ビン、
190・ ・・シリンダ、192・ ・・ヘッド室、1
94・・・ロッド室、196・・・ピストン、198・
・・ピストンロッド、200・・・パイロット弁、20
2,204・・・油路、206・・・供給路、208・
・・戻り油路、210・・・スリーブ、212・・・ス
プール、214・・・リンク、220・・・パイロット
弁、222,224・・・油路、226・・・戻り油路
、228・・・スリーブ、230・・・スプール
る自動変速機の制御装置の全体構成を示す概略図、第3
図は其の中の制御ユニットの構成を示すブロック図、第
4図は該ユニットの動作を示すメインルーチン・フロー
・チャート、第5図は其の中の変速指令値決定サブルー
チンを示すフロー・チャート、第6図は其の中の加速度
及びスロットル変化量の演算を示す説明図、第7図は第
5図フロー・チャートの中のPS比計算サブルーチンを
示すフロー・チャート、第8図はその中のPS%の算出
を示す説明図、第9図は同様に第7図フロー・チャート
の中の発生馬力の算出を示す説明図、第10図は第5図
フロー・チャートの中の期待PS比算出のサブルーチン
を示すフロー・チャート、第11図は其の中の期待(S
変化量の演算を示す説明図、第12図は同様に第10図
フロー・チャート中で使用される補正係数の算出を示す
説明図、第13図は第5図フロー・チャートの中の変速
後回転数の算出サブルーチンを示すフロー・チャート、
第14図は其の算出例を示す説明図、第15図は第5図
フロー・チャートの中のシフト後期待PS比の算出サブ
ルーチンを示すフロー・チャート、第16図は第5図フ
ロー・チャートの中のコントロールタフネス算出サブル
ーチンを示すフロー・チャート、第17図はコントロー
ルタフネスの前提を説明する駆動力線図、第18図は第
16図フロー・チャートで使用されるトルク比を示す説
明図、第19図は同様に第16図フロー・チャートで算
出される平均トルクを示す説明図、第20図は同様にト
ルク算出手法を示す説明図、第21図は同様に加速補正
を示す説明図、第22図は其の前提を示す説明図、第2
3図はコントロールタフネスのメンバーシップ関数を示
す説明図、第24図はファジィプロダクションルールの
検索のメインルーチンを示すフロー・チャート、第25
図はファジィプロダクションルールを示す説明図、第2
6図は第24図フロー・チ中−トのメンバーシップ値算
出サブルーチンを示すフロー・チャート、第271!l
は該算出で使用するROM格納テーブルを示す説明図、
第28図及び第29図は同様に該算出で用いる演算テー
ブルを示す説明図、第30図は第24図フロー・チャー
ト中の検索マトリックス作成サブルーチンを示すフロー
・チャート、第31図は其の算出で用いられるROMに
格納されるルール・マトリックスを示す説明図、第32
図は同様の演算マツプを示す説明図、第33図は第24
図フロー・チャートの出力決定サブルーチンを示すフロ
ー・チャート、第34図及び第35図は其処で使用され
るROM及びRAMに格納されるテーブルを示す説明図
、第36図は本発明の第2実施例である無断変速機の制
御装置を油圧回路を中心に全体的に示す概略図、第37
図はその中の油圧モータの構造を示す拡大説明断面図、
第38図は其の変速制御ユニットのメイン・ルーチンを
示すフロー・チャート、第39図は其の中の変速指令値
決定ルーチンを示すフロー・チャート、第40図は第3
9図フロー・チャート中の変速後回転数算出サブ・ルー
チンを示すフロー・チャート、第41図は第2実施例で
使用する変速比のメンバーシップ関数を示す説明図、第
42図は同様に変速比変化係数のメンバーシップ関数を
示す説明図、第43図は第39図フロー・チャート中の
シフト後期待PS比算出ルーチンを示すフロー・チャー
ト、第44図は同様にコントロール・タフネス算出サブ
・ルーチンを示すフロー・チャート、第45図は同様に
ファジィ推論ルーチンを示すフロー・チャート、第46
図は第2実施例で使用するルール群を示す説明図及び第
47図はファジィ推論手法を示す説明図である。 10・・・内燃機関本体、16・・・スロットル弁、1
8・・・機関出力軸、20・・・トランスミッション、
22・・・トルクコンバータ、24・・・メインシャフ
ト、26・・・カウンタシャフト、30・・・油路、3
2.34・・・シフトバルブ、36.38・・・電磁ソ
レノイド、42・・・ディファレンシャル装置、46・
・・後輪、50・・・スロットルセンサ、52・・・ク
ランク角センサ、54・・・ブレーキスイッチ、56・
・・車速センサ、60・・・変速制御ユニット、62・
・・レンジセレクタスイッチ、64・・・シフトポジシ
ョンスイッチ、80・・・マイクロ・コンピュータ、1
00・・・無段変速機、102・・・定量吐出型油圧ポ
ンプ、104・・・駆動軸、106・・・可変容量型油
圧モータ、108・・・油圧閉回路、110・・・短絡
路、112・・・クラッチ弁、114、補給ポンプ、1
16.118,120・・・逆止弁、122・・・油タ
ンク、124・・・リリーフ弁、130・・・前後進切
換装置、132・・・第1駆動歯車、134・・・第2
駆動歯車、136・・・第1被動歯車、138・・中間
歯車、140・・−・第2被動歯車、142・・・被動
クラッチ歯輪、144・・・クラッチ部材、150・・
・サーボシリンダ、152・・・レンジ駆動機構、15
4・・・油圧シリンダ、156・・・シリンダ、158
・・・ヘッド室、160・・・ロッド室、162・・・
ピストン、164・・・ピストンロッド、166・・・
バネ、168・・・リンク、170・・・連結部材、1
72・・・シリンダブロック、174・・・ピストン、
176・・・斜版、178,180・・・シリンダ室、
182・・・揺動リンク、184,186・・・ビン、
190・ ・・シリンダ、192・ ・・ヘッド室、1
94・・・ロッド室、196・・・ピストン、198・
・・ピストンロッド、200・・・パイロット弁、20
2,204・・・油路、206・・・供給路、208・
・・戻り油路、210・・・スリーブ、212・・・ス
プール、214・・・リンク、220・・・パイロット
弁、222,224・・・油路、226・・・戻り油路
、228・・・スリーブ、230・・・スプール
Claims (6)
- (1) a、少なくともスロットル開度、その変化量、機関回転
数、車両の走行加速度のいづれか又は其の組合わせを含
む車両の運転状態を検出する車両運転状態検出手段、 b、該車両運転状態検出手段の出力を入力して車両が出
力する駆動力を算出すると共に、検出した走行加速度と
車重との積を求めて前記駆動力から減算して車両に加わ
っている走行抵抗を算出する走行抵抗演算手段、 c、該走行抵抗演算手段及び前記車両運転状態検出手段
の出力を入力し、検出値から変速後のスロットル全開時
の駆動力を演算して前記走行抵抗との比を求め、該比か
ら少なくともスロットル開度から推定される運転者の変
速意図に対する変速後の車両の反応の適合度を定量的に
予見する車両反応適合度予見手段、 d、該車両反応適合度予見手段及び前記車両運転状態検
出手段の出力を入力して評価スケールとし、運転者の変
速動作を分析して帰納される判断・操作に基づいて設定
された言語表現からなる複数個の変速ルールを適用して
該変速ルールの満足度を評価する変速ルール評価手段、 e、該変速ルール評価手段の出力を入力して評価値に基
づいて変速ルールの一つを選択し、それに基づいて変速
制御値を決定する変速制御値決定手段、 及び、 f、該変速制御値決定手段の出力を入力して変速機構を
駆動する変速手段、 からなることを特徴とするファジィ推論を用いてなる自
動変速機の制御装置。 - (2)前記走行抵抗演算手段は、前記駆動力を所定制御
周期間の駆動力の平均値を使用して求めることを特徴と
する請求項1項記載の自動変速機の制御装置。 - (3)無段変速機構を備えてなる自動変速機の制御装置
であって、 a、スロットル開度、機関回転数のいづれか又は其の組
合わせを含む車両の運転状態を検出する車両運転状態検
出手段、 b、該車両運転状態検出手段の出力を入力して車両が出
力する駆動力を算出すると共に、検出した走行加速度と
車重との積を求めて前記駆動力から減算して車両に加わ
っている走行抵抗を算出する走行抵抗演算手段、 c、該走行抵抗演算手段及び前記車両運転状態検出手段
の出力を入力し、検出値から変速後のスロットル全開時
の駆動力を演算して前記走行抵抗との比を求め、該比か
ら少なくともスロットル開度から推定される運転者の変
速意図に対する変速後の車両の反応の適合度を定量的に
予見する車両反応適合度予見手段、 d、該車両反応適合度予見手段及び前記車両運転状態検
出手段の出力を入力して評価スケールとし、運転者の変
速動作を分析して帰納される判断・操作に基づいて設定
された言語表現からなる複数個の変速ルールを適用して
該変速ルールの満足度を評価する変速ルール満足度評価
手段、 e、該変速ルール評価手段の出力を入力して評価値に基
づいて該無段変速機構の変速比を決定する変速制御値決
定手段、 及び f、該変速制御値決定手段の出力を入力して該無段変速
機構を駆動する変速手段、 からなることを特徴とするファジィ推論を用いてなる自
動変速機の制御装置。 - (4)前記機関運転状態検出手段の出力を入力して変速
後の機関回転数を予想する変速後回転数予想手段を設け
、前記変速ルール評価手段は該変速後回転数予想手段の
出力を入力して前記検出値及び予見値と共に評価スケー
ルとすることを特徴とする請求項3項記載の自動変速機
の制御装置。 - (5)前記機関運転状態検出手段の出力を入力して運転
者が期待する駆動力乃至其の変化量と、車両が実際に出
力する駆動力乃至其の変化量とを算出して其れ等の比を
求め、該比から運転者の期待と車両の能力とを照合して
運転者の満足度を定量的に予見する運転者満足度予見手
段を設け、前記変速ルール評価手段は該運転者満足度予
見手段の出力を入力して前記検出値及び予見値と共に評
価スケールとすることを特徴とする請求項3項記載の自
動変速機の制御装置。 - (6)前記変速制御値決定手段は、現在の変速比に所定
の係数を乗じて目標変速比を算出することを特徴とする
請求項3項乃至5項のいづれかに記載の自動変速機の制
御装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30340888A JPH02150558A (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 自動変速機の制御装置 |
| DE68920013T DE68920013T2 (de) | 1988-11-18 | 1989-11-20 | Steuerungssystem für ein automatisches Fahrzeuggetriebe. |
| US07/439,933 US5079704A (en) | 1988-11-18 | 1989-11-20 | Vehicle automatic transmission control system |
| EP89311970A EP0377953B1 (en) | 1988-11-18 | 1989-11-20 | Vehicle automatic transmission control system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30340888A JPH02150558A (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 自動変速機の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02150558A true JPH02150558A (ja) | 1990-06-08 |
| JPH0581791B2 JPH0581791B2 (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=17920665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30340888A Granted JPH02150558A (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-30 | 自動変速機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02150558A (ja) |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP30340888A patent/JPH02150558A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0581791B2 (ja) | 1993-11-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |