JPH021511Y2 - - Google Patents

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JPH021511Y2
JPH021511Y2 JP20204784U JP20204784U JPH021511Y2 JP H021511 Y2 JPH021511 Y2 JP H021511Y2 JP 20204784 U JP20204784 U JP 20204784U JP 20204784 U JP20204784 U JP 20204784U JP H021511 Y2 JPH021511 Y2 JP H021511Y2
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gas
suction
rotor
vane
compressor
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はマルチベーン圧縮機に関するもので
ある。
(従来の技術) マルチベーン圧縮機は、例えば特開昭59−
87292号公報にも記載されているように、シリン
ダ室内に複数の圧縮室を設けると共に、各圧縮室
に対してそれぞれガスの吸入孔と吐出孔とを設
け、上記シリンダ室内にロータを配置し、このロ
ータに出没自在に複数のベーンを装着した構造の
ものである。そして上記ベーン先端部をシリンダ
室内周面に接触させながらロータを回転させるこ
とにより、相隣接するベーンとシリンダ室内面と
の間で、吸入孔から吸入された冷媒ガス等のガス
を圧縮し、吐出孔から吐出し得るようなされてい
る。
この場合、シリンダには各圧縮室毎に吸入孔が
設けられており、また各吸入孔毎に配管が接続さ
れている。そしてこれら配管はいずれも、最終的
には、冷媒ガスを供給する1本の主配管に接続さ
れる。
上記のようにシリンダに複数の配管を接続し、
これを1本の配管に接続するような構造を採用し
た場合には、各吸入孔に配管を接続する作業、各
配管をケーシングに取着する作業及び各配管を主
配管に接続する作業等の多くの作業が必要であ
り、組立及び加圧面において煩雑である。
そこで第5図に記載されているように、ケーシ
ング内における吸入配管を集合化させることが考
えられる。これは、ケーシング50の内部におい
てシリンダ51の上部を覆うフロントヘツド52
に、ガスの吸入口53を形成すると共に、該ヘツ
ド52の内部にこの吸入口53からのガスを受入
れる環状のガス集合部54を形成し、このガス集
合部54を各吸入孔55,55に連通させたもの
である。このようにすれば、ケーシング50を貫
通して内部へと至る吸入配管56は1本ですみ、
上記のような煩雑さは解消し得る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記のような構造においては、ケ
ーシング50内の圧縮された高圧高温ガスによつ
てフロントヘツド52、ひいてはガス集合部54
が過熱され、吸入ガスも過大に加熱されることに
なる。このように吸入ガスが過熱された場合に
は、容積効率の低下を招き、この結果、圧縮機の
総合効率の低下を招くことになる。
この考案は上記した従来の欠点を解消するため
になされたものであつて、その目的は、各吸入孔
に対する吸入配管を集合化することができると共
に、上記のような圧縮機の総合効率の低下を招く
ことのないマルチベーン圧縮機を提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案のマルチベーン圧縮機において
は、第1図に示すように、シリンダ室5の下部を
覆うと共に、油溜17内に位置するリアヘツド1
8に、ガスの吸入口21と、この吸入口21から
のガスを受入れるガス集合部20とをそれぞれ設
け、このガス集合部20を複数の吸入孔12に連
通させてある。
(作用) 上記の結果、ケーシング1を貫通して内方へと
至る吸入配管23は、従来と同様に圧縮室の数よ
り減少させることができ、加工及び組立面での煩
雑さを解消し得る。またこの場合、リアヘツド1
8が、油溜17内の油中に位置するため、吸入ガ
スはこの油から間接的に加熱されることになる
が、これとは逆に油溜17内の油は、吸入ガスに
よつて冷却されることにもなる。潤滑油は圧縮機
内部を循環するものであるため、潤滑油が上記の
ように冷却されることによつて、圧縮効率を向上
し、また粘度が向上することから各部隙間での洩
れを低減することができるので、結果として圧縮
機の総合効率を向上することが可能となる。
(実施例) 次ぎにこの考案のマルチベーン圧縮機の具体的
な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明
する。
第1図において、1はケーシングであつて、こ
のケーシング1内の上部には電動機2が、またそ
の下部にはこの電動機2によつて駆動される圧縮
手段3がそれぞれ配置されている。上記圧縮手段
3は、シリンダ室4と、このシリンダ室4内に形
成された楕円状のシリンダ室5内で回転するロー
タ6とを有しており、このロータ6が、シヤフト
7を介して上記電動機2によつて回転駆動される
ようになつている。上記ロータ6には、第2図に
示すように、複数のベーン溝8…8が形成されて
おり、この各溝8内には、ベーン9が出没自在に
配置されている。なお各ベーン溝8の底部には、
ベーン背圧空間10が設けられている。一方上記
シリンダ室5内には、2つのコンタクトポイント
P,Pで区画さる2つの圧縮室11,11が設け
られ、上記シリンダ4には各圧縮室11,11へ
ガスを供給する吸入孔12,12と、圧縮された
ガスを吐出する吐出孔13,13とがそれぞれ設
けられている。なお上記各吸入孔12,12へ入
つたガスは、吹き出し口14,14から各圧縮室
11,11内へと導入される。そして上記各ベー
ン9の先端部をシリンダ室5の内壁に接触させた
状態でロータ6を回転させ、圧縮室11,11内
のガスを圧縮し、吐出孔13,13から吐出す
る。
上記シリンダ4の上部には、第1図のように、
シリンダ室5の上部を覆うフロントヘツド15が
装着されており、このフロントヘツド15には、
上記吐出孔13,13から吐出された圧縮ガスを
ケーシング1内に送出するための送出口16,1
6が形成されている。一方上記シリンダ4の下部
には、シリンダ室5の下部を覆うと共に、油溜1
7内に位置するリアヘツド18が装着されている
が、次ぎにリアヘツド18の構造について説明す
る。
第3図及び第4図に示すように、リアヘツド1
8は概略円板状の外形を有し、その中央部にはシ
ヤフト7の嵌入する透孔19が形成されている。
またこの透孔19と同心状に下方に開口する環状
溝が形成され、ガス集合部20となされており、
このガス集合部20はリアヘツド18の外周部に
開口した吸入口21によつて外部と連通してい
る。さらに上記リアヘツド18には、一対の連通
孔22,22が形成されているが、これら連通孔
22,22は、該ヘツド18の上面に開口すると
共に、上記シリンダ4の吸入孔12,12と略同
軸上に位置し、さらに上記ガス集合部20に連通
している。また上記吸入口21には、第1図のよ
うに吸入パイプ23の一端部が装着され、該パイ
プ23の他端部はケーシング1の外方へと導出さ
れている。このパイプ23の内端部はやや径小に
形成されており、この径小部にOリング25が装
着され、この状態で、上記吸入口21に装着され
ている訳である。なお上記リアヘツド18の下
部、すなわちガス集合部20の開口部は、リアカ
バー26によつて閉止されている。
上記したマルチベーン圧縮機においては、ケー
シング1の外部に位置する冷媒ガスの主配管を上
記吸入パイプ23に接続すれば、ガスは上記パイ
プ23の内部を通つて、吸入口21からガス集合
部20に至り、この集合部20から各連通孔2
2,22を経て、シリンダ4の各吸入孔12,1
2へと供給されることになる。このように上記装
置においては、ケーシング1を貫通してその内部
へと至る吸入用の配管、すなわち収納パイプ23
が1本でよく、したがつて各吸入孔12,12に
対する各配管を集合させる作業は必要なく、加工
及び組立面での煩雑さを解消し得る。
またこの場合、リアヘツド18が油溜17の油
中に位置することになるため、吸入ガスはこの油
から加熱されることになるが、これとは逆に油溜
17内の油は、吸入ガスによつて冷却されること
にもなる。潤滑油は、圧縮機の内部を循環するも
のであるために、潤滑油が上記のように冷却され
ることによつて、圧縮機の圧縮効率を向上し、ま
た粘度が向上されることから各部隙間での洩れを
低減することができるので、圧縮機の総合効率を
向上することが可能となる。つまり、上記実施例
においては、第5図に示した従来例と同様に、ガ
スが過熱されることによる容積効率の低下は生じ
るものの、その反面、潤滑油の冷却による圧縮効
率の向上、洩れの減少という利点が生ずることに
なり、全体として総合効率を向上し得ることにな
る訳である。
ちなみに、上記実施例と、第5図に示す従来例
とにおいてフロン冷媒(R22)を用いた比較テス
トを行つた結果、吸入圧力4.9atG(温度13℃)、吐
出圧力21.1atGの条件では、従来例では95℃であ
つた油温が、本実施例においては65℃へと低下し
ていることが確認された。また本実施例の圧縮機
の総合効率は、各吸入孔毎に接続配管を行う従来
例に比較して、2%程度低下するのみで、遜色の
ないことが確認された。
上記実施例においては、吸入パイプ23の内端
部にOリング25を装着し、この状態で吸入口2
1に装着する構造を採用しているが、これはOリ
ング25によつて伝播する音を減衰させ、防音効
果を生じさせるためである。またリアヘツド18
は上記のように油溜17内に位置している訳であ
るが、この点においても音の減衰効果があり、効
果的な防音を行うことが可能となる。
以上にこの考案のマルチベーン圧縮機の一実施
例の説明をしたが、この考案の圧縮機は上記実施
例に限られるものではなく、例えばその形状や圧
縮室の設置数を変更する等、種々変更して実施す
ることが可能である。
(考案の効果) 以上のように、この考案のマルチベーン圧縮機
によれば、各吸入孔に対する吸入配管を集合化で
き、ケーシングを貫通する吸入配管数を減少する
ことができるので、その加工、組立面での煩雑さ
を解消することが可能である。また吸入ガスによ
つて、油溜内の潤滑油を冷却するようにしてある
ので、吸入ガスの過熱によつて容積効率が低下し
たとしても、上記潤滑油の冷却による圧縮効率の
向上及び洩れの減少によつて、圧縮機の総合効率
を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のマルチベーン圧縮機の一実
施例の縦断面図、第2図は前図−線に沿う縦
断面図、第3図は上記におけるリアヘツドの上面
側を示す斜視図、第4図はその下面側を示す斜視
図、第5図は従来例を示す縦断面図である。 5…シリンダ室、6…ロータ、9…ベーン、1
1…圧縮室、12…吸入孔、13…吐出孔、17
…油溜、18…リアヘツド、20…ガス集合部、
21…吸入口、22…連通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダ室5内に複数の圧縮室11を設けると
    共に、各圧縮室11に対してそれぞれガスの吸入
    孔12と吐出孔13とを設け、上記シリンダ室5
    内にロータ6を配置し、該ロータ6に出没自在に
    複数のベーン9を装着して成るマルチベーン圧縮
    機において、上記シリンダ室5の下部を覆うと共
    に、油溜17内に位置するリアヘツド18に、ガ
    スの吸入口21と、この吸収口21からのガスを
    受入れるガス集合部20とをそれぞれ設け、この
    ガス集合部20を複数の上記吸入孔12に連通さ
    せたことを特徴とするマルチベーン圧縮機。
JP20204784U 1984-12-31 1984-12-31 Expired JPH021511Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20204784U JPH021511Y2 (ja) 1984-12-31 1984-12-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20204784U JPH021511Y2 (ja) 1984-12-31 1984-12-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61116184U JPS61116184U (ja) 1986-07-22
JPH021511Y2 true JPH021511Y2 (ja) 1990-01-16

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ID=30764404

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JP20204784U Expired JPH021511Y2 (ja) 1984-12-31 1984-12-31

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JP3972548B2 (ja) * 2000-01-20 2007-09-05 松下電器産業株式会社 ロータリ圧縮機
JP3778203B2 (ja) * 2004-05-11 2006-05-24 ダイキン工業株式会社 回転式圧縮機
US8137754B2 (en) 2004-08-06 2012-03-20 Lubrizol Advanced Materials, Inc. Hydroxyl-terminated thiocarbonate containing compounds, polymers, and copolymers, and polyurethanes and urethane acrylics made therefrom

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JPS61116184U (ja) 1986-07-22

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