JPH02152905A - カキの果実の生育方法 - Google Patents

カキの果実の生育方法

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JPH02152905A
JPH02152905A JP1186389A JP1186389A JPH02152905A JP H02152905 A JPH02152905 A JP H02152905A JP 1186389 A JP1186389 A JP 1186389A JP 1186389 A JP1186389 A JP 1186389A JP H02152905 A JPH02152905 A JP H02152905A
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JP
Japan
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fruit
brassinolide
persimmon
fruits
treatment
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JP1186389A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Yamanaka
山中 義之
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、カキの果実の生育方法に関するものである。
更に詳しくは、カキをブラシノライドにより処理するこ
とによって、その果実の結実の改良および生理落果を抑
制する方法に関するものである。また、カキにブラシノ
ライド処理を施すことによりその果実の軟化を防止する
こと、すなわち果頂軟化を抑制することにより、高品質
のカキの果実を生産する方法に関するものである。更に
、ブラシノライドによりカキを処理することによって、
その果実の収穫後の日持ち性を向上させる方法に関する
ものである。加えて、ブラシノライドによりカキを処理
することによりカキの果実の熟期促進を行う方法に関す
るものである。そして、カキ果実の軟化を防止しながら
果実の熟期促進を行うことに関するものである。
〈従来の技術〉 植物の生育調節、特に生長促進のための研究は、主要穀
物を中心として近年急速にかつ広範に進められている。
中でもオーキシン、ジベレリン、サイトカイニン、アブ
シジン酸、エチレンのごとき植物ホルモンは実用化され
ており、更に新しい植物ホルモンが数多く提案されてい
る。
近年提案された植物生長促進物質の一つとしてブラシノ
ライドがある。ブラシノライドは、ミッチェルとマンダ
ーバらがセイヨウアブラナの花粉中から見いだしたもの
である[Hitchell、 J、W、。
N、Handava、 J、F、Worley and
 J、R,PIimer、Nature。
225、1065(1970)参照]。このブラシノラ
イドは、ミツチェルらの研究によって、インゲンマメの
若芽に施用することによって極めて顕著な伸長作用があ
ることが確認された。その後、マンダーバらは、このブ
ラシノライドが下記の化学構造であることを確認し発表
した[Nature、 281.216(1979)参
照]。
従来知られたブラシノライドは、植物への生理活性効果
が種々調べられ報告されている。それらの内いくつかの
例を示すと、稲、トウモロコシ。
大豆、小麦、トマト、キラリなどの穀物、野菜に対する
増収効果、稲やトウモロコシに対する生長促進効果、そ
の他生前環境の悪化に対する耐ストレス効果、などが知
られている。
このようにブラシノライドの生理活性の研究は主要穀物
及び野菜類に集中している。そしてその効果は前述の通
り、増収、生長促進、耐ストレスなどである。
一方、わが国において、数多くある果樹の中で多く生産
されているのは、カキである。カキは北海道を除き全国
的に栽培されており、寒冷地でも栽培可能でおる。カキ
は、栄養及び保健のいずれにおいても価値ある果実であ
り、直接食用の用途ばかりでなく加工用にもかなり使用
されている。
従ってその種類も多くまた新しい品種の創作にも多くの
努力が行なわれている。
更に、栽培技術も改良が重ねられ、効率よく高品質のも
のが収穫できる多くの技術が提案されているが、外的環
境殊に天候の影響は、最もコントロールの困難な条件の
ひとつである。外的環境の影響を受けることによる不利
益にいくつかは、結実不良、生理落果てあり、これらは
果実の収8j開の低下1品質の劣化を引起すことになる
また、カキは果頂軟化により品質低下をきたしたり、収
穫後長期間保有することが困難である。
また熟期を促進し早出しを行うことも強く要望されてい
る。
〈発明の目的〉 そこで、本発明の一つの目的は、カキの結実不良を改善
する方法を提供することにある。他の目的はカキの生理
落果を有効に抑制する方法を提供することにある。更に
他の目的は、カキの果実の収穫数量を増大せしめる方法
を提供することにある。更に他の目的は、外的環境の悪
化、殊に天候の不順による影響による結実の低下や生理
落果の増加を抑止する方法を提供することにある。いま
一つの目的は、果頂軟化を抑制し高品質の果実を生産す
る方法を提供することにある。他の目的は、果実の収穫
後の日持ちを向上させ長期間にわたり消費者に美味な果
実を供給しうる方法を提供することにある。更に他の目
的は、カキ果実の熟期促進を行うことにより早出しを行
い1qる方法を提供することにある。更には、果実の軟
化を防止しながら果実の熟期を促進する方法を提供する
ことにある。その他の目的は、以下の説明から一層明ら
かとなるであろう。
〈発明の構成〉 本発明者の研究によれば、前述の如き本発明の目的は、
カキをブラシノライドによって処理しすることを特徴と
するカキの果実の生育方法により一挙に達成されること
が判った。
かかる本発明において、カキに対してブラシノライドを
作用せしめることにより、従来穀物や野菜の場合におけ
るブラシノライドの作用とは全く異なった特異的な効果
が得られる。
すなわち、カキにブラシノライド処理を施すことによっ
て、処理しない場合に比較して結実率が向上し、結実し
た幼果が落下する所謂生理落果の割合が顕著に低減され
る。従って、本発明によれば、成熟する果実の割合を増
大することが可能であるばかりでなく、結実率の向上と
生理落果の低減効果により、不良果実の摘果または適性
果実の選別を人為的にコントロールすることが出来るの
で、優良果実を多く収穫することが可能となる。
更に、カキの果実にあける欠点とぎれる果頂軟化が防止
され、より高品質の果実を生産することが出来る。更に
果実の収穫後の日持ら性が向上し、果実の収穫後の保存
の長期化をはかれるため、果実の流通の長期化、消費者
の購入後の賞味期間の延長を達成することが出来る。更
にまたカキ果実の熟期が促進されることにより、生産者
は果実の早出しができ、消費者は通常の時期より早く食
することができるようになる。
本発明において使用されるブラシノライドは、2α、3
α、 22R,23R−テトラヒドロキシ−243=メ
チル−B−ホモ−7−オキサ−5α−コレスタン−6−
オンと称され、下記化学式で表わされる融点が247〜
275℃の化合物であり、水に難溶である。
ブラシノライドは、前述したように水に難溶であるが、
極めて低濃度であっても活性を呈するので、水に微粒子
として分散させるか或いは水に可溶性の有機溶媒中に溶
解させて後、水と混合して使用することができる。かか
る有機溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、
プロパツールの如き低級アルコール類;メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトンの如き低級ケトン類;メ
チルエーテル、エチルエーテルの如き低級エーテル類を
挙げることができる。
また、本発明方法を実施するに当り、ブラシノライド含
有液中には、生理活性効果を高めた含有液を安定に保持
するために、界面活性剤、乳化剤。
展着剤などの農薬散布に一般的に使用される化合物を含
有することができ、またその方が通常好ましい。
本発明方法において、ブラシノライドをカキに適用する
に当って、ブラシノライドは極めて少Tで効果を有する
ので一般には、ブラシノライドの低濃度含有液が使用さ
れる。かかる含有液中のブラシノライドの濃度は、一般
に0.01 X 10−6 ppm〜10ppmの範囲
、好ましくは()、 I X 10−6 ppm 〜5
ppmの範囲、得に好ましくは1 X 10−61)p
m 〜1ppmの範囲であるのが有利である。前記ブラ
シノライド含有液の濃度は、処理する時期、処理方法。
処理回数、カキの種類、目的などによってその好適範囲
は左右される。
本発明のカキの果実の生育方法においては、ブラシノラ
イドを前記溶媒に溶解した溶液もしくはその水希釈溶液
としてカキの樹木全体または所定の枝等に散布するか、
ブラシノライド含有ペーストを果梗等に塗布するなどの
手段によりブラシノライド処理が行なわれるが、ブラシ
ノライドは、下記に説明する液状組成物またはペースト
として処理することによりその効果がより高められ、ま
た安定して効果を発現させることができる。
ブラシノライド含有液状組成物 ブラシノライドを、水以外の成分が(i)低級脂肪族ア
ルコール50〜98重量%、(ii)アミド系極性溶媒
及びジメチルスルフォオキシドから選ばれた少くとも一
種の溶媒1〜25重看%、(町水溶性ポリマー1〜25
重量%からなる混合液1重量部に対し、(iv)展着剤
(非水成分)0.002〜2重量%を加えた混合液と、
(■)ブラシノライド類とより実質的になる液状組成物
を調製し、それをカキに施用することにより、よりすぐ
れた効果が得られる。
上記組成物中においては、(ii)アミド系極性溶媒ま
たはジメチルスルホキシド及び(iii)ポリアルキレ
ングリコールが前記割合混合されてあり、これらを配合
したものは、これらを使用しないものに比べて、ブラシ
ノライドの活性が向上し、またその活性発現が安定化す
るという極めて優れた利点が得られる。
以下、かかる組成物を構成する各成分(i)〜(iv)
について説明する。
mの低級脂肪族アルコールとしては、例えばメタノール
、エタノール、n−プロパツール、 is。
−プロパツール、n−ブタノール、1so−ブタノール
、 5ec−ブタノールなどがあるが、とりわけエタノ
ールであるのが好ましい。これら低級脂肪族アルコール
は、(i)、 (ii)、 (iii)の各成分の合計
量に対して50〜98重量%の範囲、好ま°しくは60
〜95重量%の範囲で使用されるd (ii)の溶媒は、アミド系極性溶媒及びジメチルスル
ホキシド(DMSO>から選ばれる。アミド系極性溶媒
としては、例えばジメチルホルムアミド(DMF>、N
−メチルピロリドン(NMP)。
ジメチルアセトアミド(DMAA)などが挙げられ、D
MFまたはNMPが好ましく、特にNMPが好ましい。
これらの溶媒は(i)、 (ii)、 (iiilの合
計量当り、1〜25重量%の範囲、好ましくは2〜20
重量%の範囲で使用される。
(iii)の水溶性ポリマーとしては、例えばポリエチ
レングリコール(PEG)、ポリプロピレングリコール
、ポリブチレングリコールの如きポリアルキレングリコ
ール、及びポリビニルピロリドン及びポリビニルアルコ
ール或いはこれらの共重合体を示すことができるが、特
にポリエチレングリコールが好ましい。これらポリアル
キレングリコールは、分子量300〜5,000 、好
ましくは500〜3.000の範囲が有利に使用できる
が、分子量は水又は低級脂肪族アルコールに可溶性であ
れば、特に制限されない。これら水溶性ポリマーは(i
l、 (ii)。
(iii)の合計量当り、1〜25重岳%の範囲、好ま
しくは2〜20重看%の範囲で使用される。
一方、(iv)の展着剤としては、植物生長調節剤。
除草剤、殺虫剤、殺菌剤、防黴剤などの通常農薬組成物
において、展着剤として使用されているものを用いるこ
とができる。展着剤の具体例としては、例えば、ポリオ
キシエチレンジアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
アルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンジアリル
エーテルの如きポリオキシアルキレンエーテル系;例え
ばポリオキシエチレンジアルキルエステル、ポリオキシ
エチレンアルキルアリルエステル、ポリオキシエチレン
ジアリルエステルの如きポリオキシアルキレンジエステ
ル系:例えばジナフチルメタンスルホン酸ナトリウム、
リグニンスルホン酸カルシウム。
ジアルキルスルホサクシネートの如きスルホン酸塩系な
どが挙げられる。これら展着剤は、通常農薬用として市
販されており、それを使用することができ、またこれら
は、2種以上混合して使用することも可能である。展着
剤は水以外の成分の重量にして、上記(i)、 (ii
l、 (iii)からなる組成物1重量部に対して0.
002〜2重量部、好ましくは0.003〜1.8重量
部、特に好ましくは1.1〜1.7重量部の範囲で使用
される。展着剤の多い場合は植物表面での持続期間が長
いという利点がある。
この液状組成物は、上記(i)〜(iii)よりなる混
合液と(iV)1m着剤及びMブラシノライドより形成
される。
ブラシノライドは植物に対して極めて少量で活性を発瑛
するのでその含温は極少量でよい。従って組成物中のブ
ラシノライドの含有割合は極微量である。一般には、’
l X to−s ppm 〜io、oooppm 、
好ましくは1 X 110−51)l) 〜sooop
pmの範囲であればよい。
この組成物は上記した組成の他にざらに水を含有してい
ても何等差支えがない。一般に植物に施用するに当って
は、本発明の組成物は、水で希釈して使用される。その
場合水は、前記組成物の50〜7,000 a量倍、好
ましくは200〜5 、000重量倍の水で希釈して使
用される。かような水で希釈された組成物であっても、
水を計算上部いた成分が、前記範囲に入る限り十分な効
果を奏する。
°前述したように、この液状組成物は、水で希釈して使
用されるが、その水で希釈した状態にあける組成物中の
ブラシノライドの濃度は、一般に1x 10−8 pp
m 〜1100ppの範囲、好ましくは1lXl0−7
pp 〜50ppmの範囲、特に好ましくは’1X10
−”1)I)m〜1 hpmの範囲であるのが有利でお
る。
ブラシノライド含有ペースト 本発明方法において、ブラシノライドをカキに適用する
に当って、ブラシノライドの効果を持続させるためブラ
シノライドを含有するペーストとして使用することもで
きる。かかるペースト中のブラシノライドの濃度は、一
般に0.01 X 10−6 DI)m〜5x102 
ppmの範囲、好ましくはo、ooippm〜1100
ppの範囲、特に好ましくは0.11)l)m〜30p
pmの範囲とするのが有利である。上記ブラシノライド
含有液の濃度は、処理する時期、処理方法、処理回数、
カキの種類、目的などによってその好適範囲は左右され
る。
ペーストは、ブラシノライドを、アミド系極性溶媒また
はジメチルスルホキシドに溶かし次に低級脂肪族アルコ
ールに溶解させ、それを脱水ラノリン等のペースト基剤
とまぜあわせてつくる。組成比率は(i)低級脂肪族ア
ルコール5〜30重量%、(ii)アミド系極性溶媒ま
たはジメチルスルホキシド0.01〜1.0重量%、(
iii)脱水ラノ゛リン等のペースト基剤70〜95重
量%の割合が好ましく、この組成よりなるペーストを調
製し、それをカキの果梗等に塗布することにより、顕著
な効果が得られる。
このペースト中においては上記(ii)のアミド系極性
溶媒またはジメチルスルホキシドが前記割合配合されて
おり、これらを混合してペースト状にして使用すること
により、これらを使用しない場合に比べて、ブラシノラ
イドの活性が長期間持続し、またその活性発現が安定化
するという極めて優れた利点が得られる。
これらペーストを構成する各成分について以下説明する
(i)の低級脂肪族アルコールとしては、例えばメタノ
ール、エタノール、n−プロパツール、 l50−プロ
パツール、n−ブタノール、1so−ブタノール、 5
ec−ブタノールなどがあるが、とりわけエタノールで
おるのが好ましい。これら低級脂肪族アルコールは、組
成物に対して5〜30重1%の範囲で使用され、好まし
くは5〜20重量%の範囲である。
(ii)のアミド系極性溶媒としては、例えばジメチル
ホルムアミド(DMF)、N−メチルピロリドン(NM
P>、ジメチルアセトアミド(DMAA>などが挙げら
れ、殊にDMFまたはNMPが好ましい。これらアミド
系極性溶媒は組成物当り、0、01〜1重量%の範囲で
使用される。
(ii)ペースト基剤としては、脱水ラノリンが有利に
用いられる。
このペースト組成物中のブラシノライドの6.1は、0
.01x 10−4 ppm 〜500ppmの範囲で
使用するのが望ましい。
上記の組成物中に、オーキシン、ジベレリン等の他の植
物ホルモン類を混用してもよい。
本発明方法において、生育の対象とするカキとば、植物
分類上ではカキノキ科のカキ属に属し、このカキ属に属
するものとしてはカキ、マメガキ。
アメリカガキ及びアブラガキの4種で、果実が食用に供
されるのはカキだけである。カキは甘ガキと渋ガキに大
別され、受粉による種子形成の有無と果肉かつばん形成
によって4種類に分類する方法がよく使われる。
カキには常に甘ガキになる品種と常に渋ガキになる品種
のほかに種子が一定数以上入れば甘ガキになる品種とが
ある。後者は種子の有無2種子数の多少によって甘ガキ
になったり渋ガキになったりする中間的な品種であるが
、このうち、種子が入ればほとんど甘ガキになる品種群
(不完全村ガキ)と種子が入っても渋残りがひどかった
り、種子が入らないため甘ガキになることのなかったり
する品種群(不完全潰ガキ)とがあり後者は加工を必要
とする。
具体例を示すと、(a)富有、二部、伊豆、駿河。
御所、花御所などの完全甘ガキ(御所系材ガキ)(b)
西村早生、禅寺丸、正月、せ百目、筆柿、赤柿などの不
完全村ガキ(C)西条、四ツ溝、祇園坊。
葉隠、堂上蜂屋、大磨盤などの完全渋ガキ(d)平核無
、甲州百目、会津身不知などの不完全潰ガキがめげられ
る。
カキの生理落果の原因は授精不良によるものと栄養条件
によるものとに分けられる。
授精不良による果実の落下は富有のように単為結果力の
弱い品種では、受粉が不良で種の入らない果実はほとん
どすべて落下し、種子がおっても無核に近いものは落下
しやすい。
単為結果力の強い無核品種では、果実への養分供給の悪
いものが落下する。
栄養条件による落下は日照不足、!肥の不合理水分の過
不足などによって生ずる。
特に、結実直接から梅雨期に長雨がつづくと光合成が不
活発となり、炭水化物の生産が不定して落果が多くなる
。特に無核果は日照が不足すると落果しやすい。
本発明方法は、結実率の向上および生理落果の抑止に効
果が顕著であるから、これらが育種上問題となることが
予想される場合、或いは梅雨期の長雨の如く望ましくな
い環境下で生育する場合、またはこれら問題を起し易い
品種を生育する場合に特に有効である。つまり品種的に
または環境状況によって結実率の低下、生理落果の増加
など不利益を生ずることがあるので、それを回避する目
的で本発明方法は効果的である。
また本発明方法は、収穫後のカキ果実に線速等を生じる
ことなくカキ果実の果頂軟化を抑制する効果が顕著であ
るので、果頂軟化を生じやすい品種には特に有効である
。また果頂軟化を生じやすいため食味が極上であっても
実用に供されない品種が育種されたときにも、本発明に
よるブラシノライドの施用はその品種を実用化するのに
特に有効な手段となる。
ざらに本発明方法は、カキ果実の収穫後の日持ち性を向
上させる効果が顕著であるので、より長くカキ果実を保
存したいとき、より長期間流通をしたいとき、より長期
間店頭に並べたいとき等に特に有効である。
ざらに本発明方法はカキの果実の熟期を促進する効果が
高いので、生産者がカキ果実の早出しをしたいとき、消
費者が通常の収穫時期よりも早く購入したいとき等にも
有効である。
さらに本発明方法は以上の各々の効果の複合効゛果が顕
著でおり、例えば果頂軟化を抑制しながら熟期促進をは
かれるので早期出荷と高品質な果実を同時に目的とする
ときには特に有効である。
本発明方法によって、カキにブラシノライドを処理する
には、一般に前記ブラシノライド含有液状組成物をカキ
の生木の地上部ヘスプレーなどの手段により散布するこ
とによって行なわれる。通常カキの葉面、茎、花序に散
布するのが望ましく、一般には仝樹散布するのが好まし
い。また散布時期は、着蕾期から果実の収穫期迄の処理
で生理落果が抑止されるが、特に着蕾期、開花期または
幼果期での処理が好ましい。果頂軟化、収穫後の臼持ち
向上や熟期促進のためには開花結実期から収穫期迄の間
の処理が望ましいが、特に幼果期から収穫数日前の間が
望ましい。
本発明方法の好ましい実施態様は、カキに対してその着
蕾期、開花期または幼果期から収穫期迄の間に全樹散布
方式によってブラシノライド含有液状組成物を葉面、蕾
、花序・果実に散布することである。殊に開花時に散布
する場合花序に集中的に散布すると一層効果的である。
また幼果、果実が出来てからの散布の場合には果実に集
中的に散布すると一層効果的である。
しかしながら、ペースト状組成物を果梗、等に塗布して
もよい。
本発明方法により、着蕾期2開花期またはこれらより以
前の時期に処理することによって、処理しない場合に比
較して結実率が増大し、生理落果が抑えられる。また幼
果期に処理することによって処理しない場合と比べて生
理落果が少くなる。
特に生理落果の抑止を目的とする場合、ブラシノライド
含有組成物の処理は、前記生理落果またはそれ以前に行
うのが望ましい。しかしながら、果実の成熟期前であっ
ても成熟期における落果を抑える効果も期待出来る。果
頂軟化、収穫後の日持ち性向上や熟期促進のためには開
花結実期から収穫1期迄の間処理するのが好ましく、特
に収穫3ケ月前から収穫数日前の間の処理が望ましい。
本発明方法によるカキの処理は、1回に限らず数回行う
ことができ、また液状又はペースト状のブラシノライド
含有組成物の濃度は必ずしも一定である必要はなく、処
理時期によって変化させることもできる。
〈発明の効果〉 本発明方法によれば、カキにブラシノライドを施用する
ことにより、結実率の向上、生理落果の抑止という生育
において極めて優れた利点が得られる。また果頂軟化、
収穫1麦の日持ち性向上や熟期促進の効果により生育お
よび収穫後の品質面で極めて優れた利点が得られる。
〈実施例〉 以下実施例を掲げて本発明の方法を詳述する。
ただし、これらの実施例は本発明を説明するためのもの
であって、本発明を限定するものではない。
また、実施例中の「部」は、特にことわりのない限り重
量部を表わす。
実施例1 [エコ混合液の調製 以下各混合液の組成において下記略号はそれぞれ下記の
ものを意味する。
BR:ブラシノライド(Brassinol ide)
NMP : N−メチルピロリドン PEG1000.平均分子1ioooのポリエチレング
リコール EtOH:エタノール ネオエステリン■:[クミアイ化学@製コ下記組成より
なる処理液を調製した。
(1)混合液A; BR NMP (2)展着剤成分(展着削土 PEG100O ネオエステリン■ 20、7mg 0g PEG  1,000) 00g 上記混合液A10dに対し上記展着剤成分2.25dを
加え5Itの水に希釈して使用した。
[1F生育試験(昭和63年) 農水省果樹試験場内圃場に植栽されたカキの平核無成木
を用いて試験を行った。各処理区は50果(花)ずつ選
定して、試験区とした。対象は100果(はな)を選定
し用いた。
処理は開花前3日処理区(A)、開花後3日処理区(B
)開花後10日処理区(C)の3処理区を設定して評価
を行った。尚開花期(満開臼)は5月26日であった。
各処理区において、蕾、果実が十分ぬれる程度に散布し
た。各処理区とも更に4日後に第2回目の散布を行った
結果は処理を行った果(花)数に対する落果率で示し調
査は開花後3日迄を第1次調査として16−20日目間
で調査を行った。その結果を下記の第1表に示した。
第1表 ブラシノライドの時期別処理がカキ平核無上記第1表の
結果から、ブラシノライドを着蕾期、開花期、幼果期に
散布することにより、散布後の生理落果の割合を明らか
に抑止し得ることが理解できる。
実施例2 [エコ混合液の調整 実施例1と同様にして調整された製剤を利用した。
[■コ生育試験(昭和63年) カキの品種「ロー19」(袋御所X花御所)の成木を1
樹用いて試験を行った。各区とも50果づつ供試した。
処理は10月12日から11月14日にかけて、約1週
間間隔で計5日0.lppmの上記ブラシノライド混合
液を果実1葉面に十分ぬれる程度に散布した。収穫は1
1月21日であった。
調査は11月21日に収穫した40個について果頂軟化
率を調査すると共に果頂軟化のない果実について1果重
果肉硬度を測定した。
なお、果肉硬度はマグネステーラー硬度計で測定した。
その結果を次の第2表に示す。
カキの品種「富有」成木2樹を用いて試験を行った。濃
度は0.lppmで10月14日から11月18日まで
計5回上記ブラシノライド混合液を果実、葉面に十分ぬ
れる程度に散布した。
調査は11月22日に果実を採取し、室温(20℃)で
15日間放置後(12月7日)調査した。
調査項目は1果重、果色、果肉硬度、糖度を測定した。
をの結果を次の第3表に示す。
なお、第3表においてrBR区」とあるのはブアシノラ
イド0.lppm処理区を意味する。
上記第2表からブラシノライド散布により明らかに果頂
軟化が抑制されているのがわかる。
実施例3 [I]混合液の調整 実施例1と同様にして調整された製剤を利用した。
[II]生育試験(昭和63年) 上記第3表からブラシノライド散布により軟熟果率は少
く、果肉硬度も高く維持され日持ち性が明らかに向上し
ているのがわかる。
実施例4 [工]混合液の調整 実施例1と同様にして調整された製剤を利用した。
[n]生育試験(昭和63年) カキの品種「前用次回」の20年生の樹を用いて1処理
1亜主枝4反復で試験を行った。
上記混合液の処理濃度は0.lppm、 0.01pp
mで処理は9月22日に葉、果実ともに十分量散布した
調査は4e穫果率、果実品質について行った。
4e穫果率は10月21日、28日、11月7日、14
日、18日に果皮色4,5以上の果実を収穫して痺出し
た。果実品質は平均果重、軟化割合。
汚損果割合は全収穫果について調査した。
糖度は11月7日収穫果10果/亜主枝を調査した。
調査結果は下表の通りであった。
小さく軟化が同時に抑制されていることがわかる。
持許出 帝人株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カキにブラシノライドによる処理を施すことを特徴とす
    るカキの果実の生育方法。
JP1186389A 1988-08-17 1989-01-23 カキの果実の生育方法 Pending JPH02152905A (ja)

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JP20325588 1988-08-17
JP63-203255 1988-08-17

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JPH02152905A true JPH02152905A (ja) 1990-06-12

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ID=16470996

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN118525723A (zh) * 2023-11-21 2024-08-23 南通锄禾农业发展有限公司 一种提高春兰开花质量的种植方法

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