JPH0215400Y2 - - Google Patents
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- JPH0215400Y2 JPH0215400Y2 JP1983116330U JP11633083U JPH0215400Y2 JP H0215400 Y2 JPH0215400 Y2 JP H0215400Y2 JP 1983116330 U JP1983116330 U JP 1983116330U JP 11633083 U JP11633083 U JP 11633083U JP H0215400 Y2 JPH0215400 Y2 JP H0215400Y2
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- JP
- Japan
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- output
- feedback circuit
- pass filter
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Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
この考案は電子楽器の音色回路あるいはその他
に用いられる電圧制御型フイルタに関し、特に4
次のステートバリアブル型フイルタに関する。
に用いられる電圧制御型フイルタに関し、特に4
次のステートバリアブル型フイルタに関する。
従来技術
4次特性(24dB/octの傾斜をもつ特性)の電
圧制御型フイルタを構成する場合、一般的には、
第1図に示すように、電圧制御型の1次フイルタ
ユニツト1〜4を4個直列接続し、各ユニツト1
〜4を共通のカツトオフ周波数制御電圧Vfcで制
御する。この構成でローパスフイルタ出力を得る
場合は各ユニツト1〜4を1次のローパスフイル
タとする。また、ハイパスフイルタ出力を得る場
合は各ユニツト1〜4を1次のハイパスフイルタ
とする。更に、バンドパスフイルタ出力を得る場
合はユニツト1,2を1次のハイパスフイルタと
し、ユニツト3,4を1次のローパスフイルタと
する。
圧制御型フイルタを構成する場合、一般的には、
第1図に示すように、電圧制御型の1次フイルタ
ユニツト1〜4を4個直列接続し、各ユニツト1
〜4を共通のカツトオフ周波数制御電圧Vfcで制
御する。この構成でローパスフイルタ出力を得る
場合は各ユニツト1〜4を1次のローパスフイル
タとする。また、ハイパスフイルタ出力を得る場
合は各ユニツト1〜4を1次のハイパスフイルタ
とする。更に、バンドパスフイルタ出力を得る場
合はユニツト1,2を1次のハイパスフイルタと
し、ユニツト3,4を1次のローパスフイルタと
する。
ところで、電子楽器等における音色制御のため
に電圧制御型フイルタを用いる場合、各種音色に
応じてローパスフイルタ、ハイパスフイルタ、バ
ンドパスフイルタの特性が夫々必要となる。しか
るに、上述のような従来の電圧制御型フイルタで
は各特性毎に別々にフイルタを構成しなければな
らないため、構成が複雑となつてしまう。
に電圧制御型フイルタを用いる場合、各種音色に
応じてローパスフイルタ、ハイパスフイルタ、バ
ンドパスフイルタの特性が夫々必要となる。しか
るに、上述のような従来の電圧制御型フイルタで
は各特性毎に別々にフイルタを構成しなければな
らないため、構成が複雑となつてしまう。
考案の目的
そこでこの考案の目的は、簡単な構成で、4次
特性のローパスフイルタ出力、ハイパスフイルタ
出力、バンドパスフイルタ出力が得られる電圧制
御型フイルタを提供することにある。また、電子
楽器の音色回路としてのフイルタではQ(選択度)
の制御を容易に行なうことができることも重要で
あるため、ローパス、ハイパス、バンドパスの各
フイルタ特性のQの制御が容易に行なえる電圧制
御型フイルタを提供しようとするものである。
特性のローパスフイルタ出力、ハイパスフイルタ
出力、バンドパスフイルタ出力が得られる電圧制
御型フイルタを提供することにある。また、電子
楽器の音色回路としてのフイルタではQ(選択度)
の制御を容易に行なうことができることも重要で
あるため、ローパス、ハイパス、バンドパスの各
フイルタ特性のQの制御が容易に行なえる電圧制
御型フイルタを提供しようとするものである。
考案の構成
この考案の電圧制御型フイルタの基本構成は第
2図の通りであり、−1/Sなる伝達関数の1次の電 圧制御型のローパスフイルタユニツトU1〜U4
が4個直列接続されている。1段目のフイルタユ
ニツトU1の前段には、入力信号Vioと帰還信号
を加算または減算するための演算器OPが接続さ
れている。帰還信号は5つの帰還回路f1〜f5
を介して演算器OPに与えられる。各帰還回路f
1〜f5は夫々ゲイン設定器G1〜G5を含んで
おり、そこで設定されたゲインC0−1〜C4に応
じた比率で信号を帰還する。
2図の通りであり、−1/Sなる伝達関数の1次の電 圧制御型のローパスフイルタユニツトU1〜U4
が4個直列接続されている。1段目のフイルタユ
ニツトU1の前段には、入力信号Vioと帰還信号
を加算または減算するための演算器OPが接続さ
れている。帰還信号は5つの帰還回路f1〜f5
を介して演算器OPに与えられる。各帰還回路f
1〜f5は夫々ゲイン設定器G1〜G5を含んで
おり、そこで設定されたゲインC0−1〜C4に応
じた比率で信号を帰還する。
第1の帰還回路f1は、演算器OPの出力信号
V1を所定のゲインC0−1(ここで−1はバイアス
がかかつていることを示す)で演算器OPに負帰
還する。第2の帰還回路f2は、1段目のフイル
タユニツトU1の出力信号V2を所定のゲインC1
で演算器OPに正帰還する。第3の帰還回路f3は、
2段目のフイルタユニツトU2の出力信号V3を
所定のゲインC2で演算器OPに負帰還する。第4
の帰還回路f4は、3段目のフイルタユニツトU
3の出力信号V4を所定のゲインC3で演算器OPに
正帰還する。第5の帰還回路f5は、4段目のフ
イルタユニツトU4の出力信号V5を所定のゲイ
ンC4で演算器OPに負帰還する。入力信号Vio及び
正帰還信号(第2,第4の帰還回路f2,f4の
信号)は演算器OPの加数入力(+)に加わり、
負帰還信号(第1,第3,第5の帰還回路f1,
f3,f5の信号)は演算器OPの減数入力(−)
に加わる。
V1を所定のゲインC0−1(ここで−1はバイアス
がかかつていることを示す)で演算器OPに負帰
還する。第2の帰還回路f2は、1段目のフイル
タユニツトU1の出力信号V2を所定のゲインC1
で演算器OPに正帰還する。第3の帰還回路f3は、
2段目のフイルタユニツトU2の出力信号V3を
所定のゲインC2で演算器OPに負帰還する。第4
の帰還回路f4は、3段目のフイルタユニツトU
3の出力信号V4を所定のゲインC3で演算器OPに
正帰還する。第5の帰還回路f5は、4段目のフ
イルタユニツトU4の出力信号V5を所定のゲイ
ンC4で演算器OPに負帰還する。入力信号Vio及び
正帰還信号(第2,第4の帰還回路f2,f4の
信号)は演算器OPの加数入力(+)に加わり、
負帰還信号(第1,第3,第5の帰還回路f1,
f3,f5の信号)は演算器OPの減数入力(−)
に加わる。
以上の構成により、演算器OPの出力をハイパ
スフイルタ(HPF)出力として取り出すことが
でき、2段目のフイルタユニツトU2の出力をバ
ンドパスフイルタ(BPF)出力として取り出す
ことができ、4段目のフイルタユニツトU4の出
力をローパスフイルタ(LPF)出力として取り
出すことができる。この点につき説明すると、演
算器OPの出力電圧V1は V1=Vio−(C0−1)V1+C1V2−C2V3+C3V4−C4V5 =Vio−{(C0−1)+C1/S+C2/S2+C3/S3+C
4/S4}V1 と表すことができるので、演算器OPの出力電圧
V1の伝達関数は、 V1/Vio=1/C0+C1/S+C2/S2+C3/S3+C4/S4 =S4/C0S4+C1S3+C2S2+C3S+C4 ……(1) となり、4次のハイパスフイルタの特性を示す。
また、V3=V1/S2なので、2段目のフイルタユニツ トU2の出力電圧V3の伝達関数は、 V3/Vio =S2/C0S4+C1S3+C2S2+C3S+C4 ……(2) となり、4次のバンドパスフイルタの特性を示
す。また、V5=V1/S4なので、4段目のフイルタユ ニツトU4の出力電圧V5の伝達関数は、 V5/Vio =1/C0S4+C1S3+C2S2+C3S+C4 ……(3) となり、4次のローパスフイルタの特性を示す。
スフイルタ(HPF)出力として取り出すことが
でき、2段目のフイルタユニツトU2の出力をバ
ンドパスフイルタ(BPF)出力として取り出す
ことができ、4段目のフイルタユニツトU4の出
力をローパスフイルタ(LPF)出力として取り
出すことができる。この点につき説明すると、演
算器OPの出力電圧V1は V1=Vio−(C0−1)V1+C1V2−C2V3+C3V4−C4V5 =Vio−{(C0−1)+C1/S+C2/S2+C3/S3+C
4/S4}V1 と表すことができるので、演算器OPの出力電圧
V1の伝達関数は、 V1/Vio=1/C0+C1/S+C2/S2+C3/S3+C4/S4 =S4/C0S4+C1S3+C2S2+C3S+C4 ……(1) となり、4次のハイパスフイルタの特性を示す。
また、V3=V1/S2なので、2段目のフイルタユニツ トU2の出力電圧V3の伝達関数は、 V3/Vio =S2/C0S4+C1S3+C2S2+C3S+C4 ……(2) となり、4次のバンドパスフイルタの特性を示
す。また、V5=V1/S4なので、4段目のフイルタユ ニツトU4の出力電圧V5の伝達関数は、 V5/Vio =1/C0S4+C1S3+C2S2+C3S+C4 ……(3) となり、4次のローパスフイルタの特性を示す。
各フイルタユニツトU1〜U4には共通のカツ
トオフ周波数制御電圧Vfcが与えられ、これによ
り各フイルタ特性のカツトオフ周波数が共通に制
御される。フイルタのQは、第5の帰環回路f5
のゲインC4を可変制御することにより制御する
ことができる。より好ましくは、4段目のフイル
タユニツトU4から取り出されるローパスフイル
タ特性のQは、この4段目のフイルタユニツトU
4の出力信号を帰還する第5の帰還回路f5のゲ
インC4を可変制御することにより制御すること
ができ、演算器OPから取り出されるハイパスフ
イルタ特性のQは、この演算器OPの出力信号を
帰還する第1の帰還回路f1のゲインC0−1を
可変制御することにより制御することができ、2
段目のフイルタユニツトU2から取り出されるバ
ンドパスフイルタ特性のQは、この2段目のフイ
ルタユニツトU2の出力信号を帰還する第3の帰
還回路f3のゲインC2を可変制御することによ
り制御することができる。また、バンドパスフイ
ルタ特性のQは、第1及び第5の帰還回路f1,
f5のゲインC0−1,C4を同時に可変制御する
ことによつても制御することができる。
トオフ周波数制御電圧Vfcが与えられ、これによ
り各フイルタ特性のカツトオフ周波数が共通に制
御される。フイルタのQは、第5の帰環回路f5
のゲインC4を可変制御することにより制御する
ことができる。より好ましくは、4段目のフイル
タユニツトU4から取り出されるローパスフイル
タ特性のQは、この4段目のフイルタユニツトU
4の出力信号を帰還する第5の帰還回路f5のゲ
インC4を可変制御することにより制御すること
ができ、演算器OPから取り出されるハイパスフ
イルタ特性のQは、この演算器OPの出力信号を
帰還する第1の帰還回路f1のゲインC0−1を
可変制御することにより制御することができ、2
段目のフイルタユニツトU2から取り出されるバ
ンドパスフイルタ特性のQは、この2段目のフイ
ルタユニツトU2の出力信号を帰還する第3の帰
還回路f3のゲインC2を可変制御することによ
り制御することができる。また、バンドパスフイ
ルタ特性のQは、第1及び第5の帰還回路f1,
f5のゲインC0−1,C4を同時に可変制御する
ことによつても制御することができる。
実施例
次に、第2図に示したこの考案の基本構成に関
連して、より詳しい実施例を説明する。
連して、より詳しい実施例を説明する。
第2図における電圧制御型の1次ローパスフイ
ルタユニツトU1〜U4としては第3図Aまたは
Bに示すような構成のフイルタユニツトを用いる
ことができる。10,11は、回路の相互コンダ
クタンスgnを制御電圧Vfcに応じて可変制御し得
る相互コンダクタンス変換回路である。このよう
な相互コンダクタンス変換回路としては実公昭57
−31334号公報に示されたような公知の回路を用
いることができる。第3図Aでは、入力電圧Viが
相互コンダクタンス変換回路10の反転入力
(−)に与えられ、この回路10の出力端と接地
点との間にコンデンサCが設けられ、このコンデ
ンサCの端子間電圧がバツフアアンプ12に入力
され、バツフアアンプ12から出力電圧Vpが得
られる。相互コンダクタンス変換回路10の出力
電流Iは−gnViであるので、出力電圧Vpは Vp=I/jωC=−gn/jωCVi であり、jωC/gn=Sとおけば、伝達関数は Vp/Vi=−1/S と表すことができ、1次ローパスフイルタの特性
を示す。第3図Bでは、入力電圧Viが相互コンダ
クタンス変換回路11の非反転入力(+)に与え
られ、この回路11の出力端がオペアンプ13の
反転入力(−)に接続され、オペアンプ13の反
転入力(−)と出力端との間にコンデンサCが設
けられ、オペアンプ13から出力電圧Vpが得ら
れる。オペアンプ13は高入力インピーダンスで
あるため相互コンダクタンス変換回路11の出力
電流I=gnViはすべてコンデンサCに流れ、オ
ペアンプ13の出力電圧Vpは Vp=−I/jωC=−gn/jωCVi であり、jωC/gn=Sとおけば、伝達関数は Vp/Vi=−1/S と表すことができ、1次ローパスフイルタの特性
を示す。
ルタユニツトU1〜U4としては第3図Aまたは
Bに示すような構成のフイルタユニツトを用いる
ことができる。10,11は、回路の相互コンダ
クタンスgnを制御電圧Vfcに応じて可変制御し得
る相互コンダクタンス変換回路である。このよう
な相互コンダクタンス変換回路としては実公昭57
−31334号公報に示されたような公知の回路を用
いることができる。第3図Aでは、入力電圧Viが
相互コンダクタンス変換回路10の反転入力
(−)に与えられ、この回路10の出力端と接地
点との間にコンデンサCが設けられ、このコンデ
ンサCの端子間電圧がバツフアアンプ12に入力
され、バツフアアンプ12から出力電圧Vpが得
られる。相互コンダクタンス変換回路10の出力
電流Iは−gnViであるので、出力電圧Vpは Vp=I/jωC=−gn/jωCVi であり、jωC/gn=Sとおけば、伝達関数は Vp/Vi=−1/S と表すことができ、1次ローパスフイルタの特性
を示す。第3図Bでは、入力電圧Viが相互コンダ
クタンス変換回路11の非反転入力(+)に与え
られ、この回路11の出力端がオペアンプ13の
反転入力(−)に接続され、オペアンプ13の反
転入力(−)と出力端との間にコンデンサCが設
けられ、オペアンプ13から出力電圧Vpが得ら
れる。オペアンプ13は高入力インピーダンスで
あるため相互コンダクタンス変換回路11の出力
電流I=gnViはすべてコンデンサCに流れ、オ
ペアンプ13の出力電圧Vpは Vp=−I/jωC=−gn/jωCVi であり、jωC/gn=Sとおけば、伝達関数は Vp/Vi=−1/S と表すことができ、1次ローパスフイルタの特性
を示す。
次に、Qの制御について説明する。
Qは第1,第3,第5の帰還回路f1,f3,
f5のゲインC0−1,C2,C4を可変制御するこ
とにより制御することができる。ゲイン設定器G
1,G3,G5としては抵抗素子又はゲイン制御
可能なアンプ又は電圧制御型相互コンダクタンス
変換回路など適宜のものを用いることができる
が、抵抗素子を用いるのが最も簡単である。ゲイ
ン制御のために抵抗素子を可変(電圧制御によつ
て、又は手操作によつて)としてもよいが、後述
のように、固定の抵抗素子と帰還率調整用電圧制
御型アンプとの組合せを用いてもよい。
f5のゲインC0−1,C2,C4を可変制御するこ
とにより制御することができる。ゲイン設定器G
1,G3,G5としては抵抗素子又はゲイン制御
可能なアンプ又は電圧制御型相互コンダクタンス
変換回路など適宜のものを用いることができる
が、抵抗素子を用いるのが最も簡単である。ゲイ
ン制御のために抵抗素子を可変(電圧制御によつ
て、又は手操作によつて)としてもよいが、後述
のように、固定の抵抗素子と帰還率調整用電圧制
御型アンプとの組合せを用いてもよい。
第2図において、第5の帰還回路f5のゲイン
C4を可変制御し、他のゲインは固定したときの
各フイルタ特性を計算によつてシミユレートした
データを第4図A乃至Cに示す。同図において、
たて軸は振幅(dB)であり、横軸は周波数(カ
ツトオフ周波数ωcと各周波数ωの比ω/ωc)で
ある。図中に示したように、各ゲインC0,C1,
C2,C3は夫々「1」,「4」,「6,」,「4」で固定
し、ゲインC4は「1」,「2」,「4」,「4.5」,
「4.8」というように変化させ、この変化に対応し
てカーブa,b,c,d,eに示すような特性が
得られた。尚、ゲインC0が「1」ということは
第1の帰還回路f1のゲインC0−1が「0」と
いうことであり、実際は帰還がかかつていないこ
とを意味する。
C4を可変制御し、他のゲインは固定したときの
各フイルタ特性を計算によつてシミユレートした
データを第4図A乃至Cに示す。同図において、
たて軸は振幅(dB)であり、横軸は周波数(カ
ツトオフ周波数ωcと各周波数ωの比ω/ωc)で
ある。図中に示したように、各ゲインC0,C1,
C2,C3は夫々「1」,「4」,「6,」,「4」で固定
し、ゲインC4は「1」,「2」,「4」,「4.5」,
「4.8」というように変化させ、この変化に対応し
てカーブa,b,c,d,eに示すような特性が
得られた。尚、ゲインC0が「1」ということは
第1の帰還回路f1のゲインC0−1が「0」と
いうことであり、実際は帰還がかかつていないこ
とを意味する。
第4図Aは、4段目のフイルタユニツトU4か
ら取り出したローパスフイルタの特性を示す図
で、ゲインC4の変化に応じてQが正確に制御さ
れていることが判る。
ら取り出したローパスフイルタの特性を示す図
で、ゲインC4の変化に応じてQが正確に制御さ
れていることが判る。
2第4図Bは、演算器OPから取り出したハイパ
スフイルタの特性を示す図で、ゲインC4の変化
に応じてカツトオフ周波数の周辺ではQが制御さ
れているが、平坦部ではQに従つた振幅変化が見
られないことが判る。このようなQ制御は、音色
制御の面では不十分であり、あまり好ましいとは
いえない。つまり、Qの制御によつてカツトオフ
周波数付近の周波数成分のレベルだけが変化し、
平坦部の周波数成分のレベルは変化しないので、
結果として楽音の音量がQ制御に応じて変動して
しまう、という不都合が起る。尚、これに対し
て、第4図AのようなQ制御ではそのような不都
合は起らない。
スフイルタの特性を示す図で、ゲインC4の変化
に応じてカツトオフ周波数の周辺ではQが制御さ
れているが、平坦部ではQに従つた振幅変化が見
られないことが判る。このようなQ制御は、音色
制御の面では不十分であり、あまり好ましいとは
いえない。つまり、Qの制御によつてカツトオフ
周波数付近の周波数成分のレベルだけが変化し、
平坦部の周波数成分のレベルは変化しないので、
結果として楽音の音量がQ制御に応じて変動して
しまう、という不都合が起る。尚、これに対し
て、第4図AのようなQ制御ではそのような不都
合は起らない。
第4図Cは、2段目のフイルタユニツトU2か
ら取り出したバンドパスフイルタの特性を示す図
で、ゲインC4の変化に応じてカツトオフ周波数
の付近ではQが制御され、低域側傾斜部ではQに
従つた振幅変化が見られるが、高域側傾斜部では
Qに従つた振幅変化が見られないことが判る。こ
のようなQ制御は、音色制御の面であまり好まし
いとはいえない。
ら取り出したバンドパスフイルタの特性を示す図
で、ゲインC4の変化に応じてカツトオフ周波数
の付近ではQが制御され、低域側傾斜部ではQに
従つた振幅変化が見られるが、高域側傾斜部では
Qに従つた振幅変化が見られないことが判る。こ
のようなQ制御は、音色制御の面であまり好まし
いとはいえない。
上述のような不都合に対処するために、ハイパ
スフイルタ特性に関しては、次のような観点から
第1の帰還回路f1のゲインC0を可変制御する
のがよい。
スフイルタ特性に関しては、次のような観点から
第1の帰還回路f1のゲインC0を可変制御する
のがよい。
ハイパスフイルタ特性がローパスフイルタ特性
と対称であれば、第4図AのようなQ制御と同様
の好ましいQ制御がハイパスフイルタにおいても
実現できる筈である。そこで、前記(3)式に示した
ローパスフイルタの伝達関数を周波数変換してS
=1/S′を代入すると、このローパスフイルタ特 性と対称なハイパスフイルタ特性の伝達関数とし
て T(S′)= S′4/C4S′4+C3S′3+C2S′2+C1S′+C0 ……(4) が得られる。この(4)式から、前記(3)式のC4を可
変制御したときのローパスフイルタ特性と対称な
ハイパスフイルタ特性を実現するにはC0を可変
制御すればよいことが判る。そこで、第2図の構
成において、第1の帰還回路f1のゲインC0を
可変制御すると、第5図Aに示すような好ましい
Q制御(第4図Aのローパスフイルタ特性と対称
なハイパスフイルタ特性のQ制御)がハイパスフ
イルタ特性において実現できることが実験によつ
て確められた。第5図AのようなQ制御によれ
ば、カツトオフ周波数付近でのQを高くすれば平
坦部の振幅レベルが相対的に下がり、全体的な楽
音の音量レベルはQ制御によつて変動を受けるこ
とがない。
と対称であれば、第4図AのようなQ制御と同様
の好ましいQ制御がハイパスフイルタにおいても
実現できる筈である。そこで、前記(3)式に示した
ローパスフイルタの伝達関数を周波数変換してS
=1/S′を代入すると、このローパスフイルタ特 性と対称なハイパスフイルタ特性の伝達関数とし
て T(S′)= S′4/C4S′4+C3S′3+C2S′2+C1S′+C0 ……(4) が得られる。この(4)式から、前記(3)式のC4を可
変制御したときのローパスフイルタ特性と対称な
ハイパスフイルタ特性を実現するにはC0を可変
制御すればよいことが判る。そこで、第2図の構
成において、第1の帰還回路f1のゲインC0を
可変制御すると、第5図Aに示すような好ましい
Q制御(第4図Aのローパスフイルタ特性と対称
なハイパスフイルタ特性のQ制御)がハイパスフ
イルタ特性において実現できることが実験によつ
て確められた。第5図AのようなQ制御によれ
ば、カツトオフ周波数付近でのQを高くすれば平
坦部の振幅レベルが相対的に下がり、全体的な楽
音の音量レベルはQ制御によつて変動を受けるこ
とがない。
バンドパスフイルタ特性に関しては、第3の帰
還回路f3のゲインC2を可変制御するか、ある
いは第1及び第5の帰還回路f1,f5のゲイン
C0,C4を同時に可変制御するようにすれば、好
ましいQ制御が行えることが実験の結果判明し
た。C2を可変制御したときのバンドパスフイル
タ特性を計算によつてシミユレートしたデータが
第5図Bに示されており、C0及びC4を可変制御
したときのバンドパスフイルタ特性を計算によつ
てシミユレートしたデータが第5図Cに示されて
いる。いずれの場合も、Q制御によつてバンドパ
スフイルタ特性の左右対称性が損われることはな
いことが判る。
還回路f3のゲインC2を可変制御するか、ある
いは第1及び第5の帰還回路f1,f5のゲイン
C0,C4を同時に可変制御するようにすれば、好
ましいQ制御が行えることが実験の結果判明し
た。C2を可変制御したときのバンドパスフイル
タ特性を計算によつてシミユレートしたデータが
第5図Bに示されており、C0及びC4を可変制御
したときのバンドパスフイルタ特性を計算によつ
てシミユレートしたデータが第5図Cに示されて
いる。いずれの場合も、Q制御によつてバンドパ
スフイルタ特性の左右対称性が損われることはな
いことが判る。
この考案の電圧制御型フイルタの具体的実施例
を示すと、第6図のようである。
を示すと、第6図のようである。
第6図において、各フイルタユニツトU1〜U
4は第3図Bに示したような構成の1次のローパ
スフイルタユニツトから成り、14,15,1
6,17は電圧制御型の相互コンダクタンス変換
回路であり、OP1〜OP4はオペアンプである。
第2乃至第5の帰還回路f2〜f5のゲイン設定
器G2〜G5は、夫々所定の比率の抵抗値に設定
された固定抵抗素子を含んでいる。演算器OPは
帰還抵抗R0を接続したオペアンプOP0によつて構
成され、その非反転入力(+)には入力信号Vio
及び帰還回路f2,f4の帰還信号を夫々所定の
ゲイン設定用の抵抗素子を介して加算した信号が
加わり、反転入力(−)には帰還回路f3,f5
の各帰還信号を夫々所定のゲイン設定用抵抗素子
を介して加算した信号が加わる。尚、この例では
第1の帰還回路f1の制御可能なゲイン成分C0
を通常は「1」とし、全体のゲインC0−1が
「0」となるようにしているので、固定抵抗素子
から成る第1の帰還回路f1は実際には設けられ
ていない。しかし、後述のようにハイパスフイル
タ選択時にVCA20を含む帰還回路が第1の帰
還回路f1として機能する。
4は第3図Bに示したような構成の1次のローパ
スフイルタユニツトから成り、14,15,1
6,17は電圧制御型の相互コンダクタンス変換
回路であり、OP1〜OP4はオペアンプである。
第2乃至第5の帰還回路f2〜f5のゲイン設定
器G2〜G5は、夫々所定の比率の抵抗値に設定
された固定抵抗素子を含んでいる。演算器OPは
帰還抵抗R0を接続したオペアンプOP0によつて構
成され、その非反転入力(+)には入力信号Vio
及び帰還回路f2,f4の帰還信号を夫々所定の
ゲイン設定用の抵抗素子を介して加算した信号が
加わり、反転入力(−)には帰還回路f3,f5
の各帰還信号を夫々所定のゲイン設定用抵抗素子
を介して加算した信号が加わる。尚、この例では
第1の帰還回路f1の制御可能なゲイン成分C0
を通常は「1」とし、全体のゲインC0−1が
「0」となるようにしているので、固定抵抗素子
から成る第1の帰還回路f1は実際には設けられ
ていない。しかし、後述のようにハイパスフイル
タ選択時にVCA20を含む帰還回路が第1の帰
還回路f1として機能する。
演算器OPから取り出したハイパスフイルタ出
力(HPF)、2段目のフイルタユニツトU2から
取り出したバンドパスフイルタ出力(BPF)を
反転増幅器18を経由させて位相反転した出力、
及び4段目のフイルタユニツトU4から取り出し
たローパスフイルタ出力(LPF)が、フイルタ
出力切換スイツチ19の固定接点側に夫々接続さ
れ、このスイツチ19の可動接点の接続位置を切
換えることにより所望の1つのフイルタ特性が選
択される。このスイツチ19から出力されるフイ
ルタ出力信号が、電圧制御型増幅器(VCA)2
0及びリミツタ21を介して演算器OPの反転入
力(−)に帰還されるようになつている。VCA
20の制御入力にはQ制御用の電圧VQが与えら
れる。
力(HPF)、2段目のフイルタユニツトU2から
取り出したバンドパスフイルタ出力(BPF)を
反転増幅器18を経由させて位相反転した出力、
及び4段目のフイルタユニツトU4から取り出し
たローパスフイルタ出力(LPF)が、フイルタ
出力切換スイツチ19の固定接点側に夫々接続さ
れ、このスイツチ19の可動接点の接続位置を切
換えることにより所望の1つのフイルタ特性が選
択される。このスイツチ19から出力されるフイ
ルタ出力信号が、電圧制御型増幅器(VCA)2
0及びリミツタ21を介して演算器OPの反転入
力(−)に帰還されるようになつている。VCA
20の制御入力にはQ制御用の電圧VQが与えら
れる。
各フイルタ特性のQを決定する帰還回路f1,
f3,f5のゲインC0−1,C2,C4は固定の抵
抗素子によつて一応固定されているが(例えば
C0−1は固定抵抗を設けないことにより「0」、
C2は56kΩ抵抗により「6」、C4は330kΩ抵抗によ
り「1」に半固定)、スイツチ19によつて選択
されたフイルタ出力信号がVCA20、リミツタ
21を介して制御された振幅比率でオペアンプ
OP0の入力側に帰還されることにより、選択され
たフイルタ特性に対応する(ゲインを制御しよう
とする)帰還回路f3またはf5と同じ信号を帰
還する帰還回路が並列的に追加されることにな
り、この追加の帰還回路(VCA20の回路)の
帰還率即ちゲインに応じて帰還回路f1又はf3
又はf5のゲインC0−1又はC2又はC4が実質的
に可変制御される。
f3,f5のゲインC0−1,C2,C4は固定の抵
抗素子によつて一応固定されているが(例えば
C0−1は固定抵抗を設けないことにより「0」、
C2は56kΩ抵抗により「6」、C4は330kΩ抵抗によ
り「1」に半固定)、スイツチ19によつて選択
されたフイルタ出力信号がVCA20、リミツタ
21を介して制御された振幅比率でオペアンプ
OP0の入力側に帰還されることにより、選択され
たフイルタ特性に対応する(ゲインを制御しよう
とする)帰還回路f3またはf5と同じ信号を帰
還する帰還回路が並列的に追加されることにな
り、この追加の帰還回路(VCA20の回路)の
帰還率即ちゲインに応じて帰還回路f1又はf3
又はf5のゲインC0−1又はC2又はC4が実質的
に可変制御される。
詳しくは、ローパスフイルタ特性が選択された
場合は、第5の帰還回路f5に与えられるのと同
じ4段目のフイルタユニツトU4の出力信号がス
イツチ19を介してVCA20を含む帰還回路に
与えられ、このVCA20を含む帰還回路が実質
的に第5の帰還回路f5の一部として機能する。
従つて、第5の帰還回路f5のゲインC4は、そ
の本来の回路に挿入された330kΩの固定抵抗と制
御電圧VQによつて制御されたVCA20のゲイン
とによつて決定されることになり、制御電圧VQ
によつてゲインC4を可変制御してローパスフイ
ルタ特性のQを第4図Aに示すように制御するこ
とができる。
場合は、第5の帰還回路f5に与えられるのと同
じ4段目のフイルタユニツトU4の出力信号がス
イツチ19を介してVCA20を含む帰還回路に
与えられ、このVCA20を含む帰還回路が実質
的に第5の帰還回路f5の一部として機能する。
従つて、第5の帰還回路f5のゲインC4は、そ
の本来の回路に挿入された330kΩの固定抵抗と制
御電圧VQによつて制御されたVCA20のゲイン
とによつて決定されることになり、制御電圧VQ
によつてゲインC4を可変制御してローパスフイ
ルタ特性のQを第4図Aに示すように制御するこ
とができる。
また、ハイパスフイルタ特性が選択された場合
は、第1の帰還回路f1に与えられるべき演算器
OPの出力信号がスイツチ19を介してVCA20
を含む帰還回路に与えられ、このVCA20を含
む帰還回路が実質的に第1の帰還回路f1として
機能する。従つて、第1の帰還回路f1のゲイン
C0−1は、制御電圧VQによつて制御されたVCA
20のゲインによつて決定されることになり、制
御電圧VQによつてゲインC0−1を可変制御して
ハイパスフイルタ特性のQを第5図Aのように制
御することができる。
は、第1の帰還回路f1に与えられるべき演算器
OPの出力信号がスイツチ19を介してVCA20
を含む帰還回路に与えられ、このVCA20を含
む帰還回路が実質的に第1の帰還回路f1として
機能する。従つて、第1の帰還回路f1のゲイン
C0−1は、制御電圧VQによつて制御されたVCA
20のゲインによつて決定されることになり、制
御電圧VQによつてゲインC0−1を可変制御して
ハイパスフイルタ特性のQを第5図Aのように制
御することができる。
また、バンドパスフイルタ特性が選択された場
合は、第3図の帰還回路f3に与えられるのと同
じ2段目のフイルタユニツトU2の出力信号を反
転増幅器18で位相反転した信号がスイツチ19
を介してVCA20を含む帰還回路に与えられ、
このVCA20を含む帰還回路が実質的に第3の
帰還回路f3の一部として機能する。従つて、第
3図の帰還回路f3のゲインC2は、その本来の
回路に挿入された56kΩの固定抵抗と制御電圧VQ
によつて制御されたVCA20のゲインとによつ
て決定されることになり、制御電圧VQによつて
ゲインC2を可変制御してバンドパスフイルタ特
性のQを第5図Bのように制御することができ
る。第5図Bの特性ではゲインC2を小さくする
ほどQが高くなるようになつており、他の特性に
比べてQの制御方向が異なる。そのため、反転増
幅器18を設けて、VCA20の帰還回路に導か
れる信号を本来の帰還回路f3に導かれる信号に
対して逆相とし、制御電圧VQが高くなるほどゲ
インC2が小さくなるようにし、制御電圧VQとQ
の制御方向を同じにしている。
合は、第3図の帰還回路f3に与えられるのと同
じ2段目のフイルタユニツトU2の出力信号を反
転増幅器18で位相反転した信号がスイツチ19
を介してVCA20を含む帰還回路に与えられ、
このVCA20を含む帰還回路が実質的に第3の
帰還回路f3の一部として機能する。従つて、第
3図の帰還回路f3のゲインC2は、その本来の
回路に挿入された56kΩの固定抵抗と制御電圧VQ
によつて制御されたVCA20のゲインとによつ
て決定されることになり、制御電圧VQによつて
ゲインC2を可変制御してバンドパスフイルタ特
性のQを第5図Bのように制御することができ
る。第5図Bの特性ではゲインC2を小さくする
ほどQが高くなるようになつており、他の特性に
比べてQの制御方向が異なる。そのため、反転増
幅器18を設けて、VCA20の帰還回路に導か
れる信号を本来の帰還回路f3に導かれる信号に
対して逆相とし、制御電圧VQが高くなるほどゲ
インC2が小さくなるようにし、制御電圧VQとQ
の制御方向を同じにしている。
尚、第2図及び第6図の構成において、フイル
タユニツトU1〜U4を2段に減らせば(例えば
U1又はU2の一方をバイパスし、かつU3又は
U4の一方をバイパスすれば)、2次特性の
(12dB/octの傾斜をもつ)ステートバリアブル
型フイルタとすることができる。
タユニツトU1〜U4を2段に減らせば(例えば
U1又はU2の一方をバイパスし、かつU3又は
U4の一方をバイパスすれば)、2次特性の
(12dB/octの傾斜をもつ)ステートバリアブル
型フイルタとすることができる。
考案の効果
以上の通りこの考案によれば、加減算演算器と
4段の電圧制御型1次ローパスフイルタユニツト
とゲイン制御された帰還回路という極めて簡単な
構成で4次のステートバリアブル型の電圧制御型
フイルタを実現することができる、という優れた
効果を奏する。
4段の電圧制御型1次ローパスフイルタユニツト
とゲイン制御された帰還回路という極めて簡単な
構成で4次のステートバリアブル型の電圧制御型
フイルタを実現することができる、という優れた
効果を奏する。
また、スイツチ選択手段による選択に従つて、
どのフイルタ出力が現在選択されているかに応じ
て、ゲイン可変制御回路を含む共通帰還回路の配
置が自動的に切換わり、第1の帰還回路の一部を
成したり、第3の帰還回路の一部を成したり、第
5の帰還回路の一部を成したりするので、取り出
そうとするフイルタ特性に応じて最適のQ制御
(つまり第4図A,第5図Aに示すようなカツト
オフ周波数付近のレベルのみならず平坦部のレベ
ルもQ制御に連動して制御される好ましいQ制
御)を実現することができる、という優れた効果
を奏する。しかも、そのような好ましいQ制御の
実現のために、第1の帰還回路、第3の帰還回
路、第5の帰還回路毎に個別にゲイン可変制御回
路を設ける必要がなく、構成が簡単である、とい
う効果を奏する。
どのフイルタ出力が現在選択されているかに応じ
て、ゲイン可変制御回路を含む共通帰還回路の配
置が自動的に切換わり、第1の帰還回路の一部を
成したり、第3の帰還回路の一部を成したり、第
5の帰還回路の一部を成したりするので、取り出
そうとするフイルタ特性に応じて最適のQ制御
(つまり第4図A,第5図Aに示すようなカツト
オフ周波数付近のレベルのみならず平坦部のレベ
ルもQ制御に連動して制御される好ましいQ制
御)を実現することができる、という優れた効果
を奏する。しかも、そのような好ましいQ制御の
実現のために、第1の帰還回路、第3の帰還回
路、第5の帰還回路毎に個別にゲイン可変制御回
路を設ける必要がなく、構成が簡単である、とい
う効果を奏する。
第1図は4次特性の電圧制御型フイルタの一般
的な構成を示す電気的ブロツク図、第2図はこの
考案に係る電圧制御型フイルタの基本構成を示す
電気的ブロツク図、第3図A及びBは第2図にお
ける電圧制御型の1次のローパスフイルタユニツ
トの内部構成例を夫々示す電気的ブロツク図、第
4図A乃至C及び第5図A乃至Cは第2図の構成
で実現できる各フイルタ特性の実測データを示す
図で、第4図Aはローパスフイルタ特性、同図B
はハイパスフイルタ特性、同図Cはバンドパスフ
イルタ特性を夫々示し、更に、第5図AはQ制御
法を改良したハイパスフイルタ特性、同図B及び
Cは夫々異なる方法でQ制御法を改良したバンド
パスフイルタ特性を夫々示すものであり、第6図
はこの考案に係る電圧制御型フイルタの具体的な
一実施例を示す電気回路図、である。 U1〜U4……電圧制御型の1次のローパスフ
イルタユニツト、OP……加減算用の演算器、f
1〜f5……第1乃至第5の帰還回路、G1〜G
5……ゲイン設定器、10,11,14〜17…
…電圧制御型の相互コンダクタンス変換回路、1
2……バツフアアンプ、13,OP1〜OP4……
オペアンプ、18……反転増幅器、19……フイ
ルタ出力切換スイツチ、20……電圧制御型増幅
器。
的な構成を示す電気的ブロツク図、第2図はこの
考案に係る電圧制御型フイルタの基本構成を示す
電気的ブロツク図、第3図A及びBは第2図にお
ける電圧制御型の1次のローパスフイルタユニツ
トの内部構成例を夫々示す電気的ブロツク図、第
4図A乃至C及び第5図A乃至Cは第2図の構成
で実現できる各フイルタ特性の実測データを示す
図で、第4図Aはローパスフイルタ特性、同図B
はハイパスフイルタ特性、同図Cはバンドパスフ
イルタ特性を夫々示し、更に、第5図AはQ制御
法を改良したハイパスフイルタ特性、同図B及び
Cは夫々異なる方法でQ制御法を改良したバンド
パスフイルタ特性を夫々示すものであり、第6図
はこの考案に係る電圧制御型フイルタの具体的な
一実施例を示す電気回路図、である。 U1〜U4……電圧制御型の1次のローパスフ
イルタユニツト、OP……加減算用の演算器、f
1〜f5……第1乃至第5の帰還回路、G1〜G
5……ゲイン設定器、10,11,14〜17…
…電圧制御型の相互コンダクタンス変換回路、1
2……バツフアアンプ、13,OP1〜OP4……
オペアンプ、18……反転増幅器、19……フイ
ルタ出力切換スイツチ、20……電圧制御型増幅
器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 直列に接続され、共通のカツトオフ周波数制御
電圧で制御される4個の電圧制御型の1次ローパ
スフイルタユニツトと、 入力信号と帰還信号を加算または減算し、その
出力が1段目の前記ローパスフイルタユニツトに
接続された演算器と、 この演算器の出力信号を所定のゲインで該演算
器に負帰還する第1の帰還回路と、 1段目の前記フイルタユニツトの出力信号を所
定のゲインで前記演算器に正帰還する第2の帰還
回路と、 2段目の前記フイルタユニツトの出力信号を所
定のゲインで前記演算器に負帰還する第3の帰還
回路と、 3段目の前記フイルタユニツトの出力信号を所
定のゲインで前記演算器に正帰還する第4の帰還
回路と、 4段目の前記フイルタユニツトの出力信号を所
定のゲインで前記演算器に負帰還する第5の帰還
回路と、 ハイパスフイルタ出力、バンドパスフイルタ出
力、ローパスフイルタ出力のいずれかを選択する
ことができ、この選択に従つて、前記演算器の出
力をハイパスフイルタ出力として取り出し、前記
2段目のフイルタユニツトの出力をバンドパスフ
イルタ出力として取り出し、前記4段目のフイル
タユニツトの出力をローパスフイルタ出力として
取り出すスイツチ選択手段と、 このスイツチ選択手段の取り出し出力側と前記
演算器の負帰還入力側との間に設けられたゲイン
可変制御回路を含み、該スイツチ選択手段による
選択に従つて、ローパスフイルタ出力を取り出す
場合は、前記第5の帰還回路の一部を成し、該第
5の帰還回路のゲインを該ゲイン可変制御回路に
より可変制御することにより前記4段目のフイル
タユニツトから得られるローパスフイルタ出力の
Qを制御し、ハイパスフイルタ出力を取り出す場
合は、前記第1の帰還回路の一部を成し、該第1
の帰還回路のゲインを該ゲイン可変制御回路によ
り可変制御することにより前記演算器から得られ
るハイパスフイルタ出力のQを制御し、バンドパ
スフイルタ出力を取り出す場合は、前記第3の帰
還回路の一部を成し、該第3の帰還回路のゲイン
を該ゲイン可変制御回路により可変制御すること
により前記2段目のフイルタユニツトから得られ
るバンドパスフイルタ出力のQを制御するように
した共通帰還回路と を具えた電圧制御型フイルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11633083U JPS6025238U (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 電圧制御型フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11633083U JPS6025238U (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 電圧制御型フィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6025238U JPS6025238U (ja) | 1985-02-20 |
| JPH0215400Y2 true JPH0215400Y2 (ja) | 1990-04-25 |
Family
ID=30268203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11633083U Granted JPS6025238U (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 電圧制御型フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6025238U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003084059A1 (en) * | 2002-03-28 | 2003-10-09 | Thine Electronics, Inc. | Semiconductor integrated circuit |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5731334U (ja) * | 1980-07-25 | 1982-02-18 |
-
1983
- 1983-07-28 JP JP11633083U patent/JPS6025238U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6025238U (ja) | 1985-02-20 |
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