JPH0215424B2 - - Google Patents

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JPH0215424B2
JPH0215424B2 JP5897783A JP5897783A JPH0215424B2 JP H0215424 B2 JPH0215424 B2 JP H0215424B2 JP 5897783 A JP5897783 A JP 5897783A JP 5897783 A JP5897783 A JP 5897783A JP H0215424 B2 JPH0215424 B2 JP H0215424B2
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JP
Japan
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wheel
wheel speed
signal
lock
pseudo
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JP5897783A
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JPS59184052A (ja
Inventor
Hiroshi Kaneko
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP5897783A priority Critical patent/JPS59184052A/ja
Publication of JPS59184052A publication Critical patent/JPS59184052A/ja
Publication of JPH0215424B2 publication Critical patent/JPH0215424B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/88Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration with failure responsive means, i.e. means for detecting and indicating faulty operation of the speed responsive control means
    • B60T8/90Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration with failure responsive means, i.e. means for detecting and indicating faulty operation of the speed responsive control means using a simulated speed signal to test speed responsive control means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、予め選択された複数個の車輪の周速
度にそれぞれ対応して複数の車輪速度信号を発生
させる信号発生手段と、前記複数の車輪速度信号
のうち最低の周速度に対応したものを選択する信
号選択手段と、その信号選択手段によつて選択さ
れた車輪速度信号に基づいて車輪のスリツプ状態
を検知して該複数個の車輪に対しアンチロツク制
御を行う制御手段とを有するアンチロツク制動装
置に対して、車両の停車中に機能検査を行うため
のアンチロツク制動機能検査方法に関する。
例えば後輪側の支持荷重よりも前輪側の支持荷
重の方が大きい前方エンジン前輪駆動型の四輪自
動車用アンチロツク制動装置においては、後輪側
の車輪のロツクを回避して車両の走行安定性を確
保するために、左右一対の後輪のうちロツク状態
となり易い方の車輪の周速度、すなわち周速度が
低い方の車輪の周速度に応答してアンチロツク制
御が行われるように構成されるのが普通である。
このように、一般にあらかじめ選択された複数個
の車輪の周速度のうち最低速度に応答してアンチ
ロツク制御を行うアンチロツク制動装置を備えた
車両について、アンチロツク制動装置の機能検査
を行う場合、従来においては、各車両ごとに走行
テストを行いながらアンチロツク制動装置の機能
検査を行つていた。
しかし、走行テストを通してアンチロツク制動
装置の機能検査を行うにあたつては、まずテスト
コースが必要であり、しかも低摩擦係数の走行面
を備えたテストコースが必要であるばかりでな
く、テスト走行には多大な運転時間を要し、更に
高速走行テストには危険が伴ない、又合否判定時
の判断が困難である等の不都合があつた。
そこで、本発明の主な目的は、予め選択された
複数個の車輪の周速度にそれぞれ対応して複数の
車輪速度信号を発生させる信号発生手段と、前記
複数の車輪速度信号のうち最低の周速度に対応し
たものを選択する信号選択手段と、その信号選択
手段によつて選択された車輪速度信号に基づいて
車輪のスリツプ状態を検知して該複数個の車輪に
対しアンチロツク制御を行う制御手段とを有する
アンチロツク制動装置に対して、車両の停車中
に、静的に機能検査を行うことができるようなア
ンチロツク制動機能検査方法を得ることである。
上記目的を達成するために本発明は、予め選択
された複数の車輪の周速度にそれぞれ対応した複
数の車輪速度信号が入力される、信号選択手段の
全ての入力部に、車輪の加速過程から車輪のロツ
クが生じることのない通常の減速過程までの第1
擬似車輪速度信号を入力して、通常の減速状態に
おいてアンチロツク制御が行われるか否かを制動
油圧の検知により確認し、そのアンチロツク制御
が行われない場合を正常とする第1の検査工程
と、前記入力部のうちの任意に選択された一つの
入力部に、対応する車輪の一定速度までの加速過
程からアンチロツク制御を受けつつ減速する減速
過程までの第2擬似車輪速度信号を入力すると同
時に、残余の入力部には、対応する車輪の前記第
1擬似車輪速度信号を入力して、前記第2擬似車
輪速度信号に基づきアンチロツク制御が行われる
か否かを制動油圧の検知により確認し、そのアン
チロツク制御が行われる場合を正常とする検査
を、全部の入力部について順次に行う第2の検査
工程とを含むことを特徴とする。
以下、図面に従つて、本発明を後輪側の支持荷
重よりも前輪側の支持荷重の方が大きい前方エン
ジン前輪駆動型の四輪自動車用アンチロツク制動
装置について適用した場合の一実施例について説
明する。
先ず第1図において、タンデム型のマスターシ
リンダ1は、制動ペダル2が踏まれることによつ
て、油槽3から供給された制動油を、互いに独立
した制動油圧系統を構成する一対の油路4,4′
を介して、それぞれ前輪側制動油圧調整装置5の
一次制動油圧室6,6′に送るようになつている。
前輪側制動油圧調整装置5は、一対の端壁部材
8,8′により両端部が閉塞されたシリンダ7と、
このシリンダ7内において各端壁部材8,8′か
ら離隔した位置に配設された一対の隔壁9,9′
と、両端部にそれぞれ一対のピストン11,12
および11′,12′を備え、それぞれ各ピストン
間の部分において対応する隔壁9,9′を軸方向
に滑接自在に貫通する一対のロツド10,10′
とを有し、隔壁9とピストン11との間のシリン
ダ室は第一の油圧系統の一次制動油圧室6とし
て、油路4を介してマスターシリンダ1に連通さ
れ、隔壁9とピストン12との間のシリンダ室は
第1の油圧系統の二次制動油圧室14として、油
路18を介して右前輪用ホイルシリンダ19のホ
イルシリンダ油圧室20に連通され、端壁部材8
とピストン12との間のシリンダ室は解放油室1
5として、油路21を介して油槽3に連通されて
いるのに対し、隔壁9′とピストン11′との間の
シリンダ室は第2の油圧系統の一次制動油圧室
6′として、油路4′を介してマスターシリンダ1
に連通され、隔壁9′とピストン12′との間のシ
リンダ室は第2の油圧系統の二次制動油圧室1
4′として、油路18′を介して左前輪用ホイルシ
リンダ19′のホイルシリンダ油圧室20′に連通
され、端壁部材8′とピストン12′との間のシリ
ンダ室は解放油室15′として、油路21を介し
て油槽3に連通されており、また、一対のピスト
ン11,11′間のシリンダ室はアンチロツク制
御油圧室13として、導圧制御弁41および排圧
制御弁42の関連作動によりアンチロツク制動油
の供給あるいは排出制御を受けるようになつてい
る。
一対のピストン11,11間には圧縮ばね16
が介装されているとともに、隔壁9とピストン1
1との間および隔壁9′とピストン11′との間に
はそれぞれ圧縮ばね17,17′が介装されてお
り、これらの圧縮ばね16および17,17′の
弾発復元作用により、各ピストン11,12およ
び11′,12′は弾力的で滑らかな運動を行なう
とともに、非制動時には常に適正な位置に保持さ
れているものである。
ところで、各シリンダ室間の圧油の漏洩を防止
するために、ピストン11,11′の各両面側に
は、それぞれ圧油に対し逆止効果を有する環状
の、いわゆるカップ型シール部材11a,11b
および11a′,11b′が装着されていると共に、
各隔壁9,9′の一次制動油圧室6,6′側にはそ
れぞれカップ型シール部材9a,9a′が装着さ
れ、更に、各ピストン12,12′の二次制動油
圧室14,14′側にはそれぞれカップ型シール
部材12a,12a′が装着されている。このう
ち、特に一対のシール部材9a,9a′は、一次制
動油圧室6,6′内圧油が二次制動油圧室14,
14′内へ漏洩することによつて、各ピストン1
2,12′が互いに接近する方向に移動する機能
が失なわれることを防止し、また、一対のシール
部材12a,12a′は、二次制動油圧室14,1
4′内の圧油が油路21へ漏洩することによつて、
充分な二次制動油圧の発生が妨げられることを防
止する。
またピストンロツド10,10′には、その中
間部外周にそれぞれ軸方向に延びる数条の連通溝
10a,10a′が設けられており、ピストンロツ
ド10,10′が所定距離を超えて内側へ移動し
たとき、隔壁9,9′の両側にそれぞれ形成され
る一次制動油圧室6,6′および二次制動油圧室
14,14′はそれぞれ連通溝10a,10a′を
介して各別に連通されるようになつている。
各一次制動油圧室6,6′は更にそれぞれ、途
中に油圧制御弁22,22′を備えた23,2
3′を介して、後輪側制動油圧調整装置24の対
応する一次制動油圧室25,25′に連通されて
いる。後輪側制動油圧調整装置24は、基本的に
は前輪側制動油圧調整装置5と同一の構造を有し
ており、一対の端壁部材27,27′により両端
部が閉塞されたシリンダ26と、このシリンダ2
6内において各端壁部材27,27′から離隔し
た位置に配設された一対の隔壁28,28′と、
両端部にそれぞれ一対のピストン30,31およ
び30′,31″を備え、それぞれ各ピストン間の
部分において対応する隔壁28,28′を軸方向
に滑接自在に貫通する一対のロツド29,29′
とを有し、隔壁28とピストン30との間のシリ
ンダ室は第1の油圧系統の一次制動油圧室25と
して、油路23、油圧制御弁22、前輪側制動油
圧調整装置5の一次制動油圧室6、油路4を介し
てマスターシリンダ1に連通され、隔壁28とピ
ストン31との間のシリンダ室は第1の油圧系統
の二次制動油圧室33として、油路37を介して
左後輪用ホイルシリンダ38のホイルシリンダ油
圧室39に連通され、端壁部材27とピストン3
1との間のシリンダ室は解放油室34として、油
路40、前輪側制動油圧調整装置5の解放油室1
5、油路21を介して油槽3に連通されているの
に対し、隔壁28′とピストン30′との間のシリ
ンダ室は第2の油圧系統の一次制動油圧室25′
として、油路23′、油圧制御弁22′、前輪側制
動油圧調整装置5の一次制動油圧室6′、油路
4′を介してマスターシリンダ1に連通され、隔
壁28′とピストン31′との間のシリンダ室は第
2の油圧系統の二次制動油圧室33′として、油
路37′を介して右後輪用ホイルシリンダ38′の
ホイルシリンダ油圧室39′に連通され、端壁部
材27′とピストン31′との間のシリンダ室は解
放油室34′として、油路40′、前輪側制動油圧
調整装置5の解放油室15′、油路21を介して
油槽3に連通されており、また、一対のピストン
30,30′間のシリンダ室はアンチロツク制御
油圧室32として、導圧制御弁43および排圧制
御弁44の関連作動によりアンチロツク制御油の
供給あるいは排出制御を受けるようになつてい
る。
一対のピストン30,30′間には圧縮ばね3
5が介装されているとともに、隔壁28とピスト
ン30との間および隔壁28′とピストン30′と
の間にはそれぞれ圧縮ばね36,36′が介装さ
れており、これらの圧縮ばね35および36,3
6′の弾発復元作用により、各ピストン30,3
1および30′,31′は弾力的で滑らかな運動を
行なうとともに、非制動時には常に適正な位置に
保持されている。
前輪側制動油圧調整装置5の場合と同様にし
て、各シリンダ室間の圧油の漏洩を防止するため
に、一対のピストン30,30′の各両面側には、
それぞれカップ型シール部材30a,30bおよ
び30a′,30b′が装着されていると共に、各隔
壁28,28′の一次制動油圧室25,25′側に
はそれぞれカップ型シール部材28a,28a′が
装着され、更にピストン31,31′の二次制動
油圧室33,33′側にはそれぞれカップ型シー
ル部材31a,31a′が装着されている。
またピストンロツド29,29′には、その中
間部外周にそれぞれ軸方向に延びる数条の連通溝
29a,29a′が設けられており、ピストンロツ
ド29,29′が所定距離を超えて内側へ移動し
たとき、隔壁28,28′の両側にそれぞれ形成
される一次制動油圧室25,25′および二次制
動油圧室33,33′はそれぞれ連通溝29a,
29a′を介して各別に連通されるようになつてい
る。
一対の油圧制御弁22,22′は、支持荷重の
大きい前輪に対する制動力よりも支持荷重の小さ
い後輪に対する制動力の方が支持荷重の配分に応
じて小さくなるように、特に制動開始直後の一次
制動油圧を調整するための制御弁であつて、これ
ら一対の油圧制御弁22,22′の油圧降下作用
により、特に制動開始直後においては、一対の一
次制動油圧室6,6′内の油圧よりも一対の一次
制動油圧室25,25′内の油圧の方が、各車輪
の支持荷重の配分に応じて低く保たれる。その結
果、制動開始後においては、前輪後の二次制動油
圧室14,14′内に発生する油圧は後輪側の二
次制動油圧室33,33′内に発生する油圧より
も大きいため、もし前輪側の二次制動油圧系に故
障が生じて前輪側の各ホイルシリンダ19,1
9′に油圧が伝達されないような事態が発生する
と、後輪側の二次制動油圧系に故障が生じた場合
に比べて、車輛全体に対する制動効果の損失がよ
り大きくなつて、不都合な事態となる。そこで、
このような事態に至ることを未然に防止するため
の手段として、一対の油路18,18′は、それ
ぞれ途中にチエツク弁55,55′を備えた油路
56,56′を介して対応する油路37,37′に
連通しうるようになつており、これら一対のチエ
ツク弁55,55′の作用により、前輪側の二次
制動油圧系が故障して、一対の二次制動油圧室1
4,14′のうちの少なくとも一方にでも二次制
動油圧が発生しなくなつて、後輪側のホイルシリ
ンダ油圧室39,39′内の油圧が前輪側のホイ
ルシリンダ油圧室20,20′内の油圧よりも設
定圧を超えて高くなつた場合には、直ちに後輪側
の二次制動油圧室33,33′内の油圧が対応す
る前輪側のホイルシリンダ油圧室20あるいは2
0′内に伝達されるようになつている。
次にアンチロツク制御系について説明する。例
えばプランジヤポンプのような油圧源Pにより加
圧された制御油は、逆止弁45および途中で蓄圧
器46に連通している油路47を経て導圧制御弁
41に送られると共に、油路47から分岐してい
る油路48を経て導圧制御弁43にも送られる。
また、排圧制御弁42により排出された制御油は
油路49を経て油槽51に送られると共に、排圧
制御弁44により排出された制御油は油路50,
49を経て油槽51に送られる。そして油槽51
内の制御油はフイルタ52を通つた後、油路5
3、逆止弁54を経て再び油圧源Pにより加圧さ
れる。
次に、第2図に従つてアンチロツク制御系にお
ける導圧制御弁41,43および排圧制御弁4
2,44の開閉制御装置Aについて説明する。
第2図において、導圧制御弁41および排圧制
御弁42は晩期作動型アンチロツク制御油圧供給
装置65により開閉制御される一方、導圧制御弁
43および導圧制御弁44は早期作動型アンチロ
ツク制御油圧供給装置66により開閉制御される
ようになつている。右前輪用車輪速度検出器57
が発生した信号は車輪速度算出器59により右前
輪の周速度に比例した車輪速度信号に変換された
後、オア回路67を介してハイセレクト回路のよ
うな高速信号選択器61に送られると共に、左前
輪用車輪速度検出器57′が発生した信号は車輪
速度検出器59′により左前輪の周速度に比例し
た車輪速度信号に変換された後、オア回路68を
介して高速信号選択器61に送られる。高速信号
選択器61は、左右前輪のうち周速度が高い方の
車輪の車輪速度信号を選択して、その信号を前輪
用制御回路63へ送る。前輪用制御回路63は、
左右前輪のうち周速度が高い方の車輪のスリツプ
率および増減速度を算定した上、通常は導圧制御
弁41を閉状態に、排圧制御弁42を開状態に保
つているが、左右前輪のうち周速度が高い方の車
輪、すなわち遅れてロツクの発生状態に達する方
の車輪がロツクの発生状態に達したときには、直
ちに導圧制御弁41を開状態に、排圧制御弁42
を閉状態にして、アンチロツク制御油圧室13内
に油圧源Pから送られた制御油を導入する。
これに対し、右後輪用車輪速度検出器58′が
発生した信号は車輪速度算出器60′により右後
輪の周速度に比例した車輪速度信号に変換された
後、オア回路69を介してローセレクト回路のよ
うな低速信号選択器62に送られると共に、左後
輪用車輪速度検出器58が発生した信号は車輪速
度算出器60により左後輪の周速度に比例した車
輪速度信号に変換された後、オア回路70を介し
て低速信号選択器62に送られる。低速信号選択
器62は、左右後輪のうち周速度が低い方の車輪
の車輪速度信号を選択して、その信号を後輪用制
御回路64へ送る。後輪用制御回路64は、左右
後輪のうち周速度が低い方の車輪のスリツプ率お
よび増減速度を算定した上、通常は導圧制御弁4
3を閉状態に、導圧制御弁44を開状態に保つて
いるが、左右後輪のうち周速度が低い方の車輪、
すなわち先にロツクの発生状態に達する方の車輪
がロツクの発生状態に達したときには、直ちに導
圧制御弁43を開状態に、排圧制御弁44を閉状
態にして、アンチロツク制御油圧室32内に油圧
源Pから送られた制御油を導入する。
各導圧制御弁41,43および排圧制御弁4
2,44はそれぞれ電磁ソレノイドにより作動さ
れる電磁制御弁であつて良く、導圧制御弁41,
43に対しては、通電されていないときには閉状
態を保ち、通電されると開状態となるように構成
することができ、また、排圧制御弁42,44に
対しては、通電されていないときには開状態を保
ち、通電されると閉状態となるように構成するこ
とができる。
以上のように構成されているので、制動時にお
いて、制動ペダル2が踏まれると、マスターシリ
ンダ1内に発生した制動圧は、油路4,4′を介
して前輪側の各一次制動油圧室6,6′内に伝達
されると共に、更に油路23,23′を介して後
輪側の各一次制動油圧室25,25′内に伝達さ
れる。その結果、各一対のピストン11,11′
および30,30′は、それぞれ一次制動油圧室
6,6′および25,25′内の一次制動油圧によ
り押圧されて、各ロツド10,10′および29,
29′を各シリンダ7,26内において互いに接
近するように軸方向に移動させ、各二次制動油圧
室14,14′および33,33′内に二次制動油
圧を発生させる。この際、一対の油圧制御弁2
2,22′の作用により、後輪側の一次制動油圧
室25,25′内の一次制動油圧は、前輪側の一
次制動油圧室6,6′内の一次制動油圧よりも、
車輪の支持荷重の配分に応じて低くなるように調
整されるので、それに伴なつて、後輪側の二次制
動油圧室33,33′内に発生する二次制動油圧
は、前輪側の二次制動油圧室14,14′内に発
生する二次制動油圧よりも、車輪の支持荷重の配
分に応じて低い。
前輪側の二次制動油圧室14,14′内の二次
制動油圧は、直ちにそれぞれ油路18,18′を
介して右前輪用ホイルシリンダ19のホイルシリ
ンダ油圧室20および左前輪用ホイルシリンダ1
9′のホイルシリンダ油圧室20′に伝達されるこ
とにより、左右前輪が制動力を受け、また、後輪
側の二次制動油圧室33,33′内の二次制動油
圧は、それぞれ油路37,37′を介して左後輪
用ホイルシリンダ38のホイルシリンダ油圧室3
9および右後輪用ホイルシリンダ38′のホイル
シリンダ油圧室39′に伝達されることにより、
左右後輪が制動力を受ける。
前輪側の二次制動油圧系が何らかの原因により
故障することによつて、制動時において、後輪側
のホイルシリンダ油圧室39あるいは39′内の
油圧が、前輪側のホイルシリンダ油圧室20ある
いは20′内圧の油圧よりも、対応するチエツク
弁55あるいは55′の設定圧を超えて高くなつ
た場合には、直ちに対応する後輪側の二次制動油
圧室33あるいは33′内の油圧が油路56ある
いは56′を経て前輪側のホイルシリンダ油圧室
20あるいは20′内に伝達されて、前輪側の制
動力の損失を補償する。
制動中に、左右の前輪のうち遅れてロツクの発
生状態に達する方の車輪がロツクの発生状態に達
すると、晩期作動型アンチロツク制御油圧供給装
置65の作動により、それまで閉状態であつた導
圧制御弁41が開状態に置かれるとともに、それ
まで開状態にあつた排圧制御弁42が閉状態に置
かれることによつて、油圧源Pから送られた制御
油は直ちにアンチロツク制御油圧室13内に導入
され、一対のピストン11,11′を互いに離反
する方向に押圧する。その結果、二次制動油圧室
14,14′内の二次制動油圧が低下し、各ホイ
ルシリンダ19,19′による左右各前輪に対す
る制動力が、左右前輪のうち少なくとも一方がロ
ツクの発生状態から脱するまでの間、緩和され、
あるいは解除される。この間、各解放油室15,
15′内の油は、それぞれピストン12,12′に
より押圧されて、油路21を経て油槽3内へ向け
て還流する。
また、制動中に、左右後輪のうち少なくとも一
方がロツクの発生状態に達すると、早期作動型ア
ンチロツク制御油圧供給装置66の作動により、
それまで閉状態にあつた導圧制御弁43が開状態
に置かれるとともに、それまで開状態にあつた排
圧制御弁44が閉状態に置かれることによつて、
油圧源Pから送られた制御油は直ちにアンチロツ
ク制御油圧室32内に導入され、一対のピストン
30,30′を互いに離反する方向に押圧する。
その結果、二次制動油圧室33,33′内の二次
制動油圧が低下し、各ホイルシリンダ38,3
8′による左右各後輪に対する制動力が、左右後
輪がロツクの発生状態から脱するまでの間、緩和
され、あるいは解除される。この間、各解放油室
34,34′内の油は、それぞれピストン31,
31′により押圧されて、油路40,40′、解放
油室15,15′、油路21を経て油槽3内へ向
けて還流する。
ところで制動時にホイルシリンダ19,19′,
38,38′のうちいずれか1個、例えば第1の
制動油圧系統の前輪用ホイルシリンダ19が故障
した場合には、ホイルシリンダ油圧室20に連通
する二次制動油圧室14の油圧が低下するので一
次制動油圧室6の油圧によりロツド10が左動
(第1図)して一次制動油圧室6は連通溝10a
を介して二次制動油圧室14に連通し、一次制動
油圧室6より二次制動油圧室14へ圧油が流入し
て一次制動油圧室6は減圧される。従つて一次制
動油圧室6と連通する、第1の制動油圧系統の後
輪用ホイルシリンダ38の作動用一次制動油圧室
25も減圧され、後輪用ホイルシリンダ38は不
作動となる。この結果、故障した第1の制動油圧
系統のホイルシリンダ19,38は全て不作動と
なり、他方の第2の制動油圧系統のホイルシリン
ダ19′,38のみが正常に作動するので、車輪
に加わる制動力は全体としてバランスし操向安定
性が損われることがない。尚、後輪用ホイルシリ
ンダ38が故障した場合には、その作動用一次制
動油圧室25が連通溝29aを介して二次制動油
圧室33に連通して減圧され、この結果その一次
制動油圧室25に連通する、前輪用ホイルシリン
ダ19の作動用の一次制動油圧室6も減圧される
ので、前輪用ホイルシリンダ19も不作動にな
り、従つてこの場合にも車輪に加わる制動力は全
体としてバランスする。
次に、本発明のアンチロツク制動機能検査方法
を中心にして、図示されたアンチロツク制動装置
に対して車両の停車中に機能検査を行うためのア
ンチロツク制動機能検査方法について説明する。
第2図において、制御弁開閉制御装置Aの各オ
ア回路67,68,69,70の入力側は、それ
ぞれ接続部73に配設された接続端子J,K,
L,Mに接続されている。車両の停車中において
は、各車輪は回転していないので、各車輪速度算
出器59,59′,60′,60は出力信号を発生
しない。アンチロツク制動機能検査装置Bは、そ
れ自体単体であつて、車両から切り離して自由に
持ち運ぶことができ、アンチロツク制動機能検査
を行う際には、その接続線を接続部73におい
て、例えばソケツトのようなコネクタにより随時
接続することができる。
アンチロツク制動機能検査装置Bは、出力部
C,D,Eを有する擬似信号発生器71と、擬似
信号選択スイツチ72と、第1図の各ホイルシリ
ンダ19,19′,38,38′にそれぞれ付設さ
れた油圧振動検知器74,74′,75,75′に
接続部73の接続端子Nを介して接続される確認
ランプ76とを備える。
擬似信号発生器71の出力部Cにおいては、第
3図Cに示されるような擬似車輪速度信号cをく
り返し発生してこれを擬似信号選択スイツチ72
に送り、出力部Dにおいては、第3図Dに示され
るような擬似車輪速度信号dをくり返し発生して
これを擬似信号選択スイツチ72に送り、又、出
力部Eにおいては、第3図Eに示されるような擬
似車輪速度信号eをくり返し発生してこれを擬似
信号選択スイツチ72に送る。
第3図において、擬似車輪速度信号cは、時刻
t0から時刻t1までの間に車輪が停止状態から周速
度Vwまで加速された後、車輪のロツクが生じる
ことなく通常の制動過程を経て、時刻t4において
停止する車輪の周速度を示す擬似信号であり、擬
似車輪速度信号dは、擬似車輪速度信号cと同期
して時刻t0から時刻t1までの間に車輪が停止状態
から周速度Vwまで加速された後、車輪に制動力
が加えられ、制動力が大き過ぎて車輪がロツクし
そうになることによりアンチロツク制御が行われ
て制動力が解除され、車輪の周速度が回復すると
再び車輪に制動力が加えられ、制動力が大き過ぎ
て車輪がロツクしそうになると再びアンチロツク
制御が行われて制動力が解除されるという過程を
小刻みにくり返しながら、時刻t3において停止す
る車輪の周速度を示す擬似信号であり、擬似車輪
速度信号eは、擬似車輪速度信号cと同期して時
刻t0から時刻t1までの間に車輪が停止状態から周
速度Vwまで加速された後、車輪がロツクして急
速に減速し、時刻t2において停止する車輪の周速
度を示す擬似信号である。
擬似信号選択スイツチ72は、擬似信号発生器
71が発生した擬似車輪速度信号c,d,eをあ
らかじめ定められた選択モードに従つて選択し
て、それら擬似車輪速度信号c,d,eを各接続
端子J,K,L,Mを介してそれぞれオア回路6
7,68,69,70に送る。この際、本発明の
方法は、早期作動型アンチロツク制御油圧供給装
置66に対して適用されるものであるが、参考の
ために、以下、晩期作動型アンチロツク制御油圧
供給装置65に対する選択モードについても併せ
て説明する。
第4図において、選択モードは、左右の前輪
及び後輪の全ての車輪について擬似車輪速度信号
cを選択し、各オア回路67,68,69,70
にそれぞれ擬似車輪速度信号cを送る場合の選択
モードを示す。選択モードは、右前輪について
は擬似車輪速度信号dを選択し、左前輪について
は擬似車輪速度信号eを選択し、左右の後輪につ
いては擬似車輪速度信号cをそれぞれ選択し、オ
ア回路67には擬似車輪速度信号dを送り、オア
回路68には擬似車輪速度信号eを送り、オア回
路69,70にはそれぞれ擬似車輪速度信号cを
送る場合の選択モードを示す。同様にして、選択
モードは、オア回路67に擬似車輪速度信号e
を送り、オア回路68に擬似車輪速度信号dを送
り、オア回路69,70にはそれぞれ擬似車輪速
度信号cを送る選択モードを示し、選択モード
は、オア回路67,68にそれぞれ擬似車輪速度
信号cを送り、オア回路69には擬似車輪速度信
号dを送り、オア回路70には擬似車輪速度信号
cを送る選択モードを示し、又、選択モード
は、オア回路67,68,69にそれぞれ擬似車
輪速度信号cを送り、オア回路70に擬似車輪速
度信号dを送る選択モードを示す。
アンチロツク制動機能の検査は、例えば次の手
順に従つて行われる。まず車両のエンジンを始動
させてから、接続部73において各接続端子J,
K,L,M,Nを接続状態に置き、アンチロツク
制動機能検査装置Bの電源を入れた後、擬似信号
選択スイツチ72により選択モードIを選択し、
制動ペダル2を踏む。このときには、各オア回路
67,68,69,70にはそれぞれ擬似車輪速
度信号cが送られるので、アンチロツク制動機能
が正常である限り、アンチロツク制御が行われる
ことはなく、各油圧振動検知器74,74′,7
5,75′は出力信号を発生せず、確認ランプ7
6は点灯しないと共に、制動ペダル2を介して油
圧振動を感知することもない。この際、もし確認
ランプ76が点灯するか、制動ペダル2を介して
油圧振動を感知すれば、アンチロツク制御系に故
障が生じているものと判断することができる。
次いで、擬似信号選択スイツチ72により選択
モードを選択し、制動ペダル2を踏むと、オア
回路67には擬似車輪速度信号dが送られ、オア
回路68には擬似車輪速度信号eが送られ、オア
回路69,70にはそれぞれ擬似車輪速度信号c
が送られるので、アンチロツク制動機能が正常で
ある限り、油圧振動検知器74がアンチロツク制
御系の作動に基づいて発生する油圧振動を検知し
て出力信号を発生することにより確認ランプ76
を点灯させると共に、制動ペダル2には油圧振動
が伝達されて、作業者は、前記擬似車輪速度信号
dに基づいて該信号dの減少過程でアンチロツク
制御系が継続的に作動していることを感知するこ
とができる。この際、もし確認ランプ76が点灯
せず、制動ペダル2を介して油圧振動も感知しな
かつた場合には、右前輪に係るアンチロツク制御
系に故障が生じているものと判断することができ
る。尚、かかる選択モードにおいて仮に、オア
回路67に対し擬似車輪速度信号dに代えて擬似
車輪速度信号eを送つた場合には、その擬似車輪
速度信号eに基づいて該信号eの減少過程でアン
チロツク制御系は、制動油圧を減少させる作動状
態(導圧制御弁41を開に、また排圧制御弁42
を閉にそれぞれ保持する状態)に終始連続的に置
かれてしまうため、アンチロツク制御系が制動油
圧を断続的に減少させる所謂アンチロツク制御を
故障なく行い得るものか否かを的確には判断でき
ないと問題がある。
次いで、擬似信号選択スイツチ72により選択
モードを選択し、制動ペダル2を踏むと、オア
回路67には擬似車輪速度信号eが送られ、オア
回路68には擬似車輪速度信号dが送られ、オア
回路69,70にはそれぞれ擬似車輪速度信号c
が送られるので、アンチロツク制動機能が正常で
ある限り、油圧振動検知器74′がアンチロツク
制御系の作動に基づいて発生する油圧振動を検知
して出力信号を発生することにより確認ランプ7
6を点灯させると共に、制動ペダル2には油圧振
動が伝達されて、作業者はアンチロツク制御系が
作動していることを感知することができる。この
際、もし確認ランプ76が点灯せず、制動ペダル
2を介して油圧振動も感知しなかつた場合には、
左前輪に係るアンチロツク制御系に故障が生じて
いるものと判断することができる。
次いで、擬似信号選択スイツチ72により選択
モードを選択し、制動ペダル2を踏むと、オア
回路67,68,70にはそれぞれ擬似車輪速度
信号cが送られ、オア回路69には擬似車輪速度
信号dが送られるので、アンチロツク制動機能が
正常である限り、油圧振動検知器75′がアンチ
ロツク制御系の作動に基づいて発生する油圧振動
を検知して出力信号を発生することにより確認ラ
ンプ76を点灯させると共に、制動ペダル2には
油圧振動が伝達されて、作業者は、前記擬似車輪
速度信号dに基づいて該信号dの減少過程でアン
チロツク制御系が継続的に作動していることを感
知することができる。この際、もし確認ランプ7
6が点灯せず、制動ペダル2を介して油圧振動も
感知しなかつた場合には、右後輪に係るアンチロ
ツク制御系に故障が生じているものと判断するこ
とができる。尚、かかる選択モードにおいて仮
に、オア回路69に対し擬似車輪速度信号dに代
えて擬似車輪速度信号eを送つた場合には、その
擬似車輪速度信号eに基づいて該信号eの減少過
程でアンチロツク制御系は、制動油圧を減少させ
る作動状態(導圧制御弁41を開に、また排圧制
御弁42を閉にそれぞれ保持する状態)に終始連
続的に置かれてしまうため、アンチロツク制御系
が制動油圧を断続的に減少させる所謂アンチロツ
ク制御を故障なく行い得るものか否かを的確には
判断できないと問題がある。
最後に、擬似信号選択スイツチ72により選択
モードを選択し、制動ペダル2を踏むと、オア
回路67,68,69にはそれぞれ擬似車輪速度
信号cが送られ、オア回路70には擬似車輪速度
信号dが送られるので、アンチロツク制動機能が
正常である限り、油圧振動検知器75がアンチロ
ツク制御系の作動に基づいて発生する油圧振動を
検知して出力信号を発生することにより確認ラン
プ76を点灯させると共に、制動ペダル2には油
圧振動が伝達されて、作業者はアンチロツク制御
系が作動していることを感知することができる。
この際、もし確認ランプ76が点灯せず、制動ペ
ダル2を介して油圧振動も感知しなかつた場合に
は、左後輪に係るアンチロツク制御系に故障が生
じているものと判断することができる。
而して本発明は、複数の車輪速度信号のうち最
低の周速度に対応したものを基準としてアンチロ
ツク制御を行う所謂早期作動型アンチロツク制動
装置の機能検査に対して適用されるものであるか
ら、図示例では左右後輪だけが、本発明の「予め
選択された複数個の車輪」に該当する。そして前
記選択モードのうち、、が、本発明の適用
対象である左右後輪用アンチロツク制動装置に対
する制動機能検査の為の工程(特にモードにお
ける左右後輪に対応する部分が本発明の第1の検
査工程、モード、における左右後輪に対応す
る部分が本発明の第2の検査工程)に相当し、そ
れ以外のモード、や、モード、、にお
ける左右前輪に対応する部分は、本発明の適用対
象外である。
尚、前記実施例において、左右後輪用の車輪速
度検出器58,58′及び車輪速度算出器60,
60′は互いに協働して本発明の信号発生手段を、
後輪用高速信号選択器62は本発明の信号選択手
段を、オア回路69,70は本発明の入力部を、
また後輪用制御回路64及び制御弁43,44は
互いに協働して本発明の制御手段をそれぞれ構成
している。
以上のように本発明によれば、予め選択された
複数個の車輪の周速度にそれぞれ対応して複数の
車輪速度信号を発生させる信号発生手段と、前記
複数の車輪速度信号のうち最低の周速度に対応し
たものを選択する信号選択手段と、その信号選択
手段によつて選択された車輪速度信号に基づいて
車輪のスリツプ状態を検知して該複数個の車輪に
対しアンチロツク制御を行う制御手段とを有する
アンチロツク制動装置に対して、車両の停車中に
機能検査を行うためのアンチロツク制動機能検査
方法であつて、前記複数の車輪速度信号が入力さ
れる、信号選択手段の全ての入力部に、車輪の加
速過程から車輪のロツクが生じることのない通常
の減速過程までの第1擬似車輪速度信号を入力し
て、通常の減速状態においてアンチロツク制御が
行われるか否かを制動油圧の検知により確認し、
そのアンチロツク制御が行われない場合を正常と
する第1の検査工程と、前記入力部のうちの任意
に選択された一つの入力部に、対応する車輪の一
定速度までの加速過程からアンチロツク制御を受
けつつ減速する減速過程までの第2擬似車輪速度
信号を入力すると同時に、残余の入力部には、対
応する車輪の前記第1擬似車輪速度信号を入力し
て、前記第2擬似車輪速度信号に基づきアンチロ
ツク制御が行われるか否かを制動油圧の検知によ
り確認し、そのアンチロツク制御が行われる場合
を正常とする検査を、全部の入力部について順次
に行う第2の検査工程とを含むので、複数個の車
輪の周速度にそれぞれ対応して複数の車輪速度信
号を発生させる信号発生手段と、前記複数の車輪
速度信号のうち最低の周速度に対応したものを選
択する信号選択手段と、その信号選択手段によつ
て選択された車輪速度信号に基づいて車輪のスリ
ツプ状態を検知して該複数個の車輪に対しアンチ
ロツク制御を行う制御手段とを有する、所謂早期
作動型のアンチロツク制御装置に対して、車両の
停止状態で簡易に、しかも短時間のうちに静的に
機能検査を行うことができ、その検査効率の向上
に大いに寄与し得る。
特に車輪を普通に減速した時にアンチロツク制
御が不用意に行われないか否かを前記第1の検査
工程により、また車輪を減速し過ぎた時にアンチ
ロツク制御が正常に行われるか否かを前記第2の
検査工程によりそれぞれ的確に判定することがで
きる。しかも上記第2の検査工程においては、上
記信号選択手段の任意に選択された一つの入力部
に、対応する車輪の一定速度までの加速過程から
アンチロツク制御を受けつつ減速する減速過程ま
での第2擬似車輪速度信号を入力すると同時に、
残余の入力部には、対応する車輪の前記一定速度
までの加速過程から該車輪のロツクが生じること
のない通常の減速過程までの第1擬似車輪速度信
号を入力して、前記第2擬似車輪速度信号に基づ
きアンチロツク制御が行われるか否かを確認する
ようにしているから、第2擬似車輪速度信号の減
少過程では終始アンチロツク制御を行わせること
ができ、アンチロツク制御が継続的に行われるか
否かを的確に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は四輪車のアンチロツク制動装置の一例
を示す油圧系統図、第2図は第1図のアンチロツ
ク制動装置の電気的な制御回路及びアンチロツク
制動機能検査装置の一例を示す配線図を併せて示
す回路図、第3図C,D,Eはそれぞれ互いに異
なる擬似車輪速度信号の波形図、第4図は擬似車
輪速度信号の選択モードの類型の一例を示す選択
モード図表である。 58,60;58′,60′……信号発生手段を
構成する後輪用車輪速度検出器;車輪速度算出
器、62……信号選択手段としての前輪用高速信
号選択器、43,44;64……制御手段を構成
する後輪用制御弁;制御回路、69,70……入
力部としてのオア回路、c……第1擬似車輪速度
信号、d……第2擬似車輪速度信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 予め選択された複数個の車輪の周速度にそれ
    ぞれ対応して複数の車輪速度信号を発生させる信
    号発生手段58,60;58′,60′と、前記複
    数の車輪速度信号のうち最低の周速度に対応した
    ものを選択する信号選択手段62と、その信号選
    択手段62によつて選択された車輪速度信号に基
    づいて車輪のスリツプ状態を検知して該複数個の
    車輪に対しアンチロツク制御を行う制御手段4
    3,44,64とを有するアンチロツク制動装置
    に対して、車両の停車中に機能検査を行うための
    アンチロツク制動機能検査方法であつて、前記複
    数の車輪速度信号が入力される、前記信号選択手
    段62の全ての入力部69,70に、各車輪の加
    速過程から車輪のロツクが生じることのない通常
    の減速過程までの第1擬似車輪速度信号cを入力
    して、通常の減速状態においてアンチロツク制御
    が行われるか否かを制動油圧の検知により確認
    し、そのアンチロツク制御が行われない場合を正
    常とする第1の検査工程と、前記入力部69,7
    0のうちの任意に選択された一つの入力部69;
    70に、対応する車輪の一定速度までの加速過程
    からアンチロツク制御を受けつつ減速する減速過
    程までの第2擬似車輪速度信号dを入力すると同
    時に、残余の入力部70;69には、対応する車
    輪の前記第1擬似車輪速度信号cを入力して、前
    記第2擬似車輪速度信号dに基づきアンチロツク
    制御が行われるか否かを制動油圧の検知により確
    認し、そのアンチロツク制御が行われる場合を正
    常とする検査を、全部の入力部69,70につい
    て順次に行う第2の検査工程とを含むことを特徴
    とする、アンチロツク制動機能検査方法。
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