JPH02156954A - 生物学的機能を有するコラーゲン膜の製造法 - Google Patents
生物学的機能を有するコラーゲン膜の製造法Info
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- JPH02156954A JPH02156954A JP63309845A JP30984588A JPH02156954A JP H02156954 A JPH02156954 A JP H02156954A JP 63309845 A JP63309845 A JP 63309845A JP 30984588 A JP30984588 A JP 30984588A JP H02156954 A JPH02156954 A JP H02156954A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はコラーゲン膜の製造法、詳しくは可溶性コラー
ゲンを線維状に再構成して、架橋結合を導入又は安定化
させた上で乾燥し、膜を製造するコラーゲン膜の製造法
、ならびに、上記膜にコラーゲン以外の結合組織成分を
配合して製造する複合コラーゲン膜、及びその膜を歯周
疾患などにより破壊された歯周組織(歯槽骨・セメント
質・歯根膜)をはじめとする各種の生体修復材料として
使用する使用法に関するものである。
ゲンを線維状に再構成して、架橋結合を導入又は安定化
させた上で乾燥し、膜を製造するコラーゲン膜の製造法
、ならびに、上記膜にコラーゲン以外の結合組織成分を
配合して製造する複合コラーゲン膜、及びその膜を歯周
疾患などにより破壊された歯周組織(歯槽骨・セメント
質・歯根膜)をはじめとする各種の生体修復材料として
使用する使用法に関するものである。
(従来の技術)
線維タンパク質コラーゲンは、は乳類、鳥類などの結合
組織、骨、歯、靭帯、肘、真皮及び筋膜などに広く分布
する生体タンパク質で、最近各種の医学、生物学的応用
が検討されている。例えば再構成したコラーゲンは、細
胞培養用の優れた支持体であるばかりでなく、人体の皮
下に注入することにより、陥凹した皮膚面に膨らみを与
えること(所謂しわのばし)などにも有効であり、各種
の可溶性コラーゲンが頭髪用、化粧用、家庭用、動物用
及び工業用製品に広く使用されている。又、コラーゲン
膜、例えばメタスキンは熱傷や皮膚欠損側に対する被覆
治療剤として医療に用いられている。
組織、骨、歯、靭帯、肘、真皮及び筋膜などに広く分布
する生体タンパク質で、最近各種の医学、生物学的応用
が検討されている。例えば再構成したコラーゲンは、細
胞培養用の優れた支持体であるばかりでなく、人体の皮
下に注入することにより、陥凹した皮膚面に膨らみを与
えること(所謂しわのばし)などにも有効であり、各種
の可溶性コラーゲンが頭髪用、化粧用、家庭用、動物用
及び工業用製品に広く使用されている。又、コラーゲン
膜、例えばメタスキンは熱傷や皮膚欠損側に対する被覆
治療剤として医療に用いられている。
しかしながら、現在使用されているコラーゲン膜は、や
や剛性があり、人体組織になじみ難く、柔らかさに欠け
ている。このため使用時生理食塩水で柔軟化する必要が
ある上、膜の種類によっては創に貼付時膜の表裏を区別
する必要があり、又創面と膜との間に浸出液が貯留し、
創面との密着が不良となる場合がある。これらの欠点を
有するため、コラーゲンを創に貼付すると、その自己吸
収性と保護効果により表皮形成を促進し、創面の治療が
促進されることが判明しているもにかかわらず、あまり
利用されていない。特に歯科領域での歯周疾患治療のよ
うな細かな処理を要する治療には使用されていない。そ
のためこれらの欠点を改良するため種々検討が加えられ
ている。
や剛性があり、人体組織になじみ難く、柔らかさに欠け
ている。このため使用時生理食塩水で柔軟化する必要が
ある上、膜の種類によっては創に貼付時膜の表裏を区別
する必要があり、又創面と膜との間に浸出液が貯留し、
創面との密着が不良となる場合がある。これらの欠点を
有するため、コラーゲンを創に貼付すると、その自己吸
収性と保護効果により表皮形成を促進し、創面の治療が
促進されることが判明しているもにかかわらず、あまり
利用されていない。特に歯科領域での歯周疾患治療のよ
うな細かな処理を要する治療には使用されていない。そ
のためこれらの欠点を改良するため種々検討が加えられ
ている。
(本発明が解決しようとする課題)
本発明は、従来のコラーゲン膜の存する欠点を除き、柔
軟で浸出組V@液を吸収し創面との密着性が良く、使用
時その表皮形成促進効果を常に回持でき、細かな処理に
も使用出来るコラーゲン膜の製造法及びその膜を用いて
歯周疾患により破壊された歯槽骨・セメント質・歯根膜
を再生させる術弐を確立するものである。
軟で浸出組V@液を吸収し創面との密着性が良く、使用
時その表皮形成促進効果を常に回持でき、細かな処理に
も使用出来るコラーゲン膜の製造法及びその膜を用いて
歯周疾患により破壊された歯槽骨・セメント質・歯根膜
を再生させる術弐を確立するものである。
(課題を解決するための手段)
コラーゲンの分子はケラチンなどのように高弾性を示さ
ないが、その構造上の特徴として中心軸の回りを三本ポ
リペプチド鎖がらせん状により合い、コラーゲン特有の
構造(コラーゲンへリソクス)を作っている。コラーゲ
ンの線維は、コラーゲン分子が規則的に配列し、その所
々をリジン及びハイドロギシリジンを介して、シック塩
基型を主とする架橋を形成して構造を安定化しているこ
とが知られている。可溶性コラーゲンは、コラーゲン分
子のモノマーとしての存在形態であり、コラーゲン線維
は分子がきわめて秩序だって配列したコラーゲン本来の
性能を発現する存在形態であることも知られている。従
って従来のコラーゲン膜は、可溶性コラーゲン溶液を常
法によりそのまま脱水乾燥して膜としているため、得ら
れた膜はコラーゲンがランダムに任意の方向に配位され
、コラーゲン本来の機能を発揮し得ないことは明らかで
ある。そのため物理的性質としても剛性があり、柔軟性
に欠けるものとなっている。そこで膜にコラーゲン本来
の物理的性質を与え、また物理的性状としても弾性及び
柔軟性を与える方法を種種検討した。
ないが、その構造上の特徴として中心軸の回りを三本ポ
リペプチド鎖がらせん状により合い、コラーゲン特有の
構造(コラーゲンへリソクス)を作っている。コラーゲ
ンの線維は、コラーゲン分子が規則的に配列し、その所
々をリジン及びハイドロギシリジンを介して、シック塩
基型を主とする架橋を形成して構造を安定化しているこ
とが知られている。可溶性コラーゲンは、コラーゲン分
子のモノマーとしての存在形態であり、コラーゲン線維
は分子がきわめて秩序だって配列したコラーゲン本来の
性能を発現する存在形態であることも知られている。従
って従来のコラーゲン膜は、可溶性コラーゲン溶液を常
法によりそのまま脱水乾燥して膜としているため、得ら
れた膜はコラーゲンがランダムに任意の方向に配位され
、コラーゲン本来の機能を発揮し得ないことは明らかで
ある。そのため物理的性質としても剛性があり、柔軟性
に欠けるものとなっている。そこで膜にコラーゲン本来
の物理的性質を与え、また物理的性状としても弾性及び
柔軟性を与える方法を種種検討した。
その結果、可溶性コラーゲン溶液を平たい容器内で線維
状に再構成しゲル化させ、その後コラーゲンに存在する
アルドール縮合体、及びシッフ型の架橋結合を温和な還
元剤で還元して安定化することにより、コラーゲンが急
速に強度を増して強化ゲルとなること、この布状構造物
は必要に応じて人工的に架橋を導入してさらに強化でき
るごと一ゲン膜に配合することによりさらに生物学的機
能を賦与することができるごと、これらを常法によりエ
タノールなどで徐々に脱水し乾燥すると得られる膜はフ
ィルム状ではなく柔軟で柔らかい布状構造物になること
を知った(以下このようにして作った膜を架橋コラーゲ
ンシートと記す)。
状に再構成しゲル化させ、その後コラーゲンに存在する
アルドール縮合体、及びシッフ型の架橋結合を温和な還
元剤で還元して安定化することにより、コラーゲンが急
速に強度を増して強化ゲルとなること、この布状構造物
は必要に応じて人工的に架橋を導入してさらに強化でき
るごと一ゲン膜に配合することによりさらに生物学的機
能を賦与することができるごと、これらを常法によりエ
タノールなどで徐々に脱水し乾燥すると得られる膜はフ
ィルム状ではなく柔軟で柔らかい布状構造物になること
を知った(以下このようにして作った膜を架橋コラーゲ
ンシートと記す)。
即ち本願は生物学的機能を備えた点で従来法とは基本的
に異なる架橋コラーゲンシートの製造法及びその使用を
目的としている。架橋コラーゲンシートの厚さは、ゲル
の厚さにより任意に調節でき、その強度及び柔軟性は架
橋導入の程度、即ち使用する還元剤及び架橋剤の種類及
びその処理条件により調節可能である。牛、豚、その他
動物由来の可溶性コラーゲン及び分子末端部のテロペプ
チドを除いたコラーゲン又はこのコラーゲンに結合組成
4分、例えば骨形成タンパク質(BMP)、ヒアルロン
酸、コンドロイチン硫酸、粘着性タンパク質フィブロネ
クチン、オステオネクチン等、を添加した物質を中性化
緩衝液に溶解してpHを中性に調節する。そのコラーゲ
ン濃度は特に限定されないが高濃度溶液は取り扱い上問
題を生じるので1%以下の?眉度、好ましくは0.2%
程度の濃度に調製する。又コラーゲンに結合組成4分を
添加することは、えられる膜の強度、柔軟性を向上させ
るので好ましい。そのコラーゲンに対する添加割合は、
目的とする膜の性状により任意に変化させることができ
、特に限定されないが、比較的少量の添加でよく、一般
にコラーゲン重量に対し、10重量%以下で充分である
。この溶液をろ過滅菌の上、水平に置かれた平板容器に
注ぎゲル化させる。約37°Cで一晩放置してゲル化さ
せる。得られたゲルを中性緩衝液に保持させ、還元剤、
例えば水素化ホウ素化合物のような弱い還元剤、好まし
くは水素化ホウ素ナトリウムで処理する。架橋コラーゲ
ンシートの強度、柔軟性を増すためには還元剤による生
理的架橋の安定化の他、例えばヘキサメチレンジイソシ
アネートなどのような架橋剤で人工的に架橋を導入する
。架橋剤の種類及びその処理条件を、目的とする架橋コ
ラーゲンシートの性質により選択するが、一般に還元剤
として水素化ホウ素ナトリウムを使用する場合、その量
は使用されたコラーゲンの約1)50〜l/10(重量
)、好ましくは約1/30量で、50℃以下の温度、好
ましくは室温程度で1〜数時間、ヘキサメチレンジイソ
シアネートの場合はコラーゲンの1/20〜1/10f
fiで、室温で1〜数時間処理される。還元剤で処理さ
れたゲルは、水洗により還元剤を完全に除去した後、常
法によりエタノールによる脱水を繰り返し、最後に低温
下に減圧乾燥して架橋コラーゲンシートを得る。
に異なる架橋コラーゲンシートの製造法及びその使用を
目的としている。架橋コラーゲンシートの厚さは、ゲル
の厚さにより任意に調節でき、その強度及び柔軟性は架
橋導入の程度、即ち使用する還元剤及び架橋剤の種類及
びその処理条件により調節可能である。牛、豚、その他
動物由来の可溶性コラーゲン及び分子末端部のテロペプ
チドを除いたコラーゲン又はこのコラーゲンに結合組成
4分、例えば骨形成タンパク質(BMP)、ヒアルロン
酸、コンドロイチン硫酸、粘着性タンパク質フィブロネ
クチン、オステオネクチン等、を添加した物質を中性化
緩衝液に溶解してpHを中性に調節する。そのコラーゲ
ン濃度は特に限定されないが高濃度溶液は取り扱い上問
題を生じるので1%以下の?眉度、好ましくは0.2%
程度の濃度に調製する。又コラーゲンに結合組成4分を
添加することは、えられる膜の強度、柔軟性を向上させ
るので好ましい。そのコラーゲンに対する添加割合は、
目的とする膜の性状により任意に変化させることができ
、特に限定されないが、比較的少量の添加でよく、一般
にコラーゲン重量に対し、10重量%以下で充分である
。この溶液をろ過滅菌の上、水平に置かれた平板容器に
注ぎゲル化させる。約37°Cで一晩放置してゲル化さ
せる。得られたゲルを中性緩衝液に保持させ、還元剤、
例えば水素化ホウ素化合物のような弱い還元剤、好まし
くは水素化ホウ素ナトリウムで処理する。架橋コラーゲ
ンシートの強度、柔軟性を増すためには還元剤による生
理的架橋の安定化の他、例えばヘキサメチレンジイソシ
アネートなどのような架橋剤で人工的に架橋を導入する
。架橋剤の種類及びその処理条件を、目的とする架橋コ
ラーゲンシートの性質により選択するが、一般に還元剤
として水素化ホウ素ナトリウムを使用する場合、その量
は使用されたコラーゲンの約1)50〜l/10(重量
)、好ましくは約1/30量で、50℃以下の温度、好
ましくは室温程度で1〜数時間、ヘキサメチレンジイソ
シアネートの場合はコラーゲンの1/20〜1/10f
fiで、室温で1〜数時間処理される。還元剤で処理さ
れたゲルは、水洗により還元剤を完全に除去した後、常
法によりエタノールによる脱水を繰り返し、最後に低温
下に減圧乾燥して架橋コラーゲンシートを得る。
このようにして得られた架橋コラーゲンシートは組織に
貼付されるとき、最終的に組織に吸収され、柔らかい布
状で強度が強いのでいかなるMi織にも貼付でき、密着
する。又、コラーゲンは免疫原性が低(、分子末端のテ
ロペプチドを除いた場合はさらに低くなり、細胞に対し
異物としての作用は少なく親和性に優れている。従って
、この架橋コラーゲンシートを歯周組織の再生材料とし
て歯周疾患における歯肉弁剥離手術時、歯表面に使用す
ると、手術後の歯周組織の再生が著しく良好で歯周疾患
の治療を促進させる。即ち架橋コラーゲンシートは従来
、歯周治療に一部使用されていた生体内非吸収性のミリ
ボア・フィルターの欠点を補い、これに取って代わる新
材料としての使用を可能にしている。第1図に歯肉上皮
が正常に付着していない歯周疾患の図を、第2図に歯肉
弁剥離手術時、架橋コラーゲンシートを歯に貼付させた
図を、第3図に歯肉・歯槽骨・セメント質・歯根膜が再
生し、歯肉が正しく歯に付着した図を示したが、架橋コ
ラーゲンシートを歯表面に密着させたため、上皮は歯根
方向に向かって不必要な増殖を示さず、上皮本来の位置
にとどまり、その下には歯槽骨・セメント質が再生し、
歯根膜が正しく歯根の周囲を包んでいる。そのため第1
図にみられるような歯肉上皮の歯根方向への侵入が生ぜ
ず、歯周疾患の治療にきわめて大きな効果をもたらす。
貼付されるとき、最終的に組織に吸収され、柔らかい布
状で強度が強いのでいかなるMi織にも貼付でき、密着
する。又、コラーゲンは免疫原性が低(、分子末端のテ
ロペプチドを除いた場合はさらに低くなり、細胞に対し
異物としての作用は少なく親和性に優れている。従って
、この架橋コラーゲンシートを歯周組織の再生材料とし
て歯周疾患における歯肉弁剥離手術時、歯表面に使用す
ると、手術後の歯周組織の再生が著しく良好で歯周疾患
の治療を促進させる。即ち架橋コラーゲンシートは従来
、歯周治療に一部使用されていた生体内非吸収性のミリ
ボア・フィルターの欠点を補い、これに取って代わる新
材料としての使用を可能にしている。第1図に歯肉上皮
が正常に付着していない歯周疾患の図を、第2図に歯肉
弁剥離手術時、架橋コラーゲンシートを歯に貼付させた
図を、第3図に歯肉・歯槽骨・セメント質・歯根膜が再
生し、歯肉が正しく歯に付着した図を示したが、架橋コ
ラーゲンシートを歯表面に密着させたため、上皮は歯根
方向に向かって不必要な増殖を示さず、上皮本来の位置
にとどまり、その下には歯槽骨・セメント質が再生し、
歯根膜が正しく歯根の周囲を包んでいる。そのため第1
図にみられるような歯肉上皮の歯根方向への侵入が生ぜ
ず、歯周疾患の治療にきわめて大きな効果をもたらす。
(作用)
架橋コラーゲンシートは可溶性コラーゲンを線維として
再構成した後、還元剤処理して、さらには必要に応じて
人工的に架橋を導入して作製しである。このため従来の
ようにコラーゲン分子を無秩序な状態のまま乾燥したも
のとは全く異なり、本願によるコラーゲン膜は生物学的
機能を保持し、剛性がなく、柔軟で強い布状をなすため
細かな細工に適している。以下、実施例をあげて本発明
を説明する。
再構成した後、還元剤処理して、さらには必要に応じて
人工的に架橋を導入して作製しである。このため従来の
ようにコラーゲン分子を無秩序な状態のまま乾燥したも
のとは全く異なり、本願によるコラーゲン膜は生物学的
機能を保持し、剛性がなく、柔軟で強い布状をなすため
細かな細工に適している。以下、実施例をあげて本発明
を説明する。
例1゜
牛の皮膚Mi織から得られた0、 3%酸可溶性コラー
ゲン0.1 M酢酸溶液(pH3)7容をろ過滅菌した
後、0.5 M IIEPES緩衝液を1容、I M
Na01)を2容混合し、均質とし、pHが中性で
あることを確認した後、20X10cmの底面積を有す
る平板に均一に注ぎこみ、平板を37±1 ”cの恒温
槽に一晩放置してゲルを得た。このゲルをp1)7のリ
ン酸緩衝液400m1に保持し、140mgのNaBL
を添加し、1時間室温に保持した。水層を除去した後、
水洗して還元剤を除いた後エチルアルコールによる脱水
を常法により行い、充分にエチルアルコールで脱水後室
温下に減圧乾燥して厚さ約20μのコラーゲン膜を得た
。市販のもの(メタスキン)に比し剛性がなく、柔軟性
を有していた。
ゲン0.1 M酢酸溶液(pH3)7容をろ過滅菌した
後、0.5 M IIEPES緩衝液を1容、I M
Na01)を2容混合し、均質とし、pHが中性で
あることを確認した後、20X10cmの底面積を有す
る平板に均一に注ぎこみ、平板を37±1 ”cの恒温
槽に一晩放置してゲルを得た。このゲルをp1)7のリ
ン酸緩衝液400m1に保持し、140mgのNaBL
を添加し、1時間室温に保持した。水層を除去した後、
水洗して還元剤を除いた後エチルアルコールによる脱水
を常法により行い、充分にエチルアルコールで脱水後室
温下に減圧乾燥して厚さ約20μのコラーゲン膜を得た
。市販のもの(メタスキン)に比し剛性がなく、柔軟性
を有していた。
例2゜
例1により得られたコラーゲン膜を歯周疾患の歯肉弁剥
離手術時の歯表面に第2図で示したように貼付密着させ
た。膜を使用すると、歯肉上皮の根尖側移動が阻止され
歯根膜や骨から若い細胞が分化増殖して、歯槽骨・セメ
ント質・歯根膜を再生させる。一方、膜を使用しない場
合は、図1のように上皮が下方に成長してしまい、歯槽
骨・セメント質・歯根膜の再生はごくわずかしか生じな
かった。
離手術時の歯表面に第2図で示したように貼付密着させ
た。膜を使用すると、歯肉上皮の根尖側移動が阻止され
歯根膜や骨から若い細胞が分化増殖して、歯槽骨・セメ
ント質・歯根膜を再生させる。一方、膜を使用しない場
合は、図1のように上皮が下方に成長してしまい、歯槽
骨・セメント質・歯根膜の再生はごくわずかしか生じな
かった。
(効果)
本発明により得られる架橋コラーゲンシートは強く柔軟
で布状であるのでいかなる微細な操作にも対応でき、人
工皮膚として優れている。
で布状であるのでいかなる微細な操作にも対応でき、人
工皮膚として優れている。
第1図は歯周疾患に罹患し、深い歯周ポケットが形成さ
れ、歯槽骨は吸収し、セメント質と歯根膜も大幅に破壊
され、歯肉が正しく歯面に付着していない歯周疾患の歯
の断面図である。 第2図は歯周疾患り黒山の歯肉弁剥離手術時に、本願架
橋コラーゲンシートを歯から骨の表面にかけ貼付密着さ
せた歯の断面図である。 第3図は完治した歯の断面図である。 図中 ■、歯槽骨 2、セメント質 3、歯根膜 4、歯肉 5、歯周ポケット 6、架橋コラーゲンシート 7、歯槽骨の再生 8、セメント質の再生 9、歯根膜の再生 代 理 人 弁理士 桑 原 英(自発)手続主
甫正書 平成元年
れ、歯槽骨は吸収し、セメント質と歯根膜も大幅に破壊
され、歯肉が正しく歯面に付着していない歯周疾患の歯
の断面図である。 第2図は歯周疾患り黒山の歯肉弁剥離手術時に、本願架
橋コラーゲンシートを歯から骨の表面にかけ貼付密着さ
せた歯の断面図である。 第3図は完治した歯の断面図である。 図中 ■、歯槽骨 2、セメント質 3、歯根膜 4、歯肉 5、歯周ポケット 6、架橋コラーゲンシート 7、歯槽骨の再生 8、セメント質の再生 9、歯根膜の再生 代 理 人 弁理士 桑 原 英(自発)手続主
甫正書 平成元年
Claims (3)
- (1)可溶性コラーゲンを線維状に再構成し、架橋剤及
び水素化ホウ素ナトリウムのような架橋強化剤で処理す
ることを特徴とするコラーゲン膜の製造法。 - (2)請求項(1)の膜の作成時に、骨形成タンパク質
(BMP)を初めとする各種成長分化因子、並びに各種
の細胞間マトリックス成分、即ちヒアルロン酸、コンド
ロイチン硫酸、接着性タンパク質フィブロネクチン、オ
ステオネクチン等を混合して作製した複合膜の製造法。 - (3)請求項(1)及び(2)により製造された膜を歯
周疾患などにより破壊された歯槽骨・セメント質歯根膜
の再生手術に使用する使用法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63309845A JPH0669486B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 生物学的機能を有するコラーゲン膜の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63309845A JPH0669486B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 生物学的機能を有するコラーゲン膜の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02156954A true JPH02156954A (ja) | 1990-06-15 |
| JPH0669486B2 JPH0669486B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=17997975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63309845A Expired - Fee Related JPH0669486B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 生物学的機能を有するコラーゲン膜の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0669486B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004078148A1 (ja) * | 2003-03-07 | 2004-09-16 | The Nippon Synthetic Chemical Industry Co., Ltd. | 歯科材料用プライマーおよび象牙質再生覆髄剤 |
| JP2004292433A (ja) * | 2003-03-07 | 2004-10-21 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 象牙質再生覆髄剤 |
| JP2004307475A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-11-04 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 歯科材料用プライマー |
| EP3888710A1 (de) * | 2020-04-01 | 2021-10-06 | Kasperk, Christian | Verfahren zum aufbereiten von kollagenformkörpern sowie kollagenformkörpern |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57168920A (en) * | 1980-11-13 | 1982-10-18 | Heyl & Co | Collagen blend, manufacture and use |
| JPS62266064A (ja) * | 1986-05-14 | 1987-11-18 | 株式会社 高研 | コラ−ゲン膜の製造方法 |
-
1988
- 1988-12-09 JP JP63309845A patent/JPH0669486B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2004292433A (ja) * | 2003-03-07 | 2004-10-21 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 象牙質再生覆髄剤 |
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