JPH0215743B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0215743B2 JPH0215743B2 JP8653785A JP8653785A JPH0215743B2 JP H0215743 B2 JPH0215743 B2 JP H0215743B2 JP 8653785 A JP8653785 A JP 8653785A JP 8653785 A JP8653785 A JP 8653785A JP H0215743 B2 JPH0215743 B2 JP H0215743B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curvature
- tooth profile
- gear
- tooth
- point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Gears, Cams (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は歯車、特に、接触点に於ける相対曲率
が小さく、滑り率が実質的に0である歯車に関す
る。
が小さく、滑り率が実質的に0である歯車に関す
る。
本明細書に於いて使用される技術用語の定義は
次の通りである。
次の通りである。
(1) 相対曲率1/K
歯車O1の歯形曲線F1と、歯車O2の歯形曲線
F2が一点Cが接触しているとき、点Cに於け
る両歯形曲線の曲率中心g1,g2は両歯形曲線の
共通の接線上にある。
F2が一点Cが接触しているとき、点Cに於け
る両歯形曲線の曲率中心g1,g2は両歯形曲線の
共通の接線上にある。
両歯形曲線の曲率半径をそれぞれρ1及びρ2で
あるとすると、 ρ1=g1 ρ2=g2 このとき、相対曲率1/Kは、 1/K=1/ρ1+1/ρ2 である。但し、Cに対しg1,g2が反対側にある
ときはρ1、ρ2は同符号、同じ側にあるときは
ρ1、ρ2は異符号であるとする。
あるとすると、 ρ1=g1 ρ2=g2 このとき、相対曲率1/Kは、 1/K=1/ρ1+1/ρ2 である。但し、Cに対しg1,g2が反対側にある
ときはρ1、ρ2は同符号、同じ側にあるときは
ρ1、ρ2は異符号であるとする。
(2) すべり率
微小角回転が行われ、噛み合い点が前記の点
Cから、F1、F2上の点C1,C2に移動したとき、
弧CC1、CC2の長さをdS1、dS2とすると、すべ
り率δ1、δ2はそれぞれ、 δ1=dS1−dS2/dS1 δ2=dS1−dS2/dS2 である。
Cから、F1、F2上の点C1,C2に移動したとき、
弧CC1、CC2の長さをdS1、dS2とすると、すべ
り率δ1、δ2はそれぞれ、 δ1=dS1−dS2/dS1 δ2=dS1−dS2/dS2 である。
(3) 噛み合い率ε
上記一対の歯形曲線F1、F2の噛み合い始め
(点CA)から、噛み合い終了点(点CB)までの
間に両歯車O1,O2が回転した角度をそれぞれ
φ1、φ2とし、歯数をZ1、Z2とし、かつ、 φ1=2π/Z1 φ2=2π/Z2 としたとき、噛み合い率εは、 ε=φ1/φ1=φ2/φ2 である。
(点CA)から、噛み合い終了点(点CB)までの
間に両歯車O1,O2が回転した角度をそれぞれ
φ1、φ2とし、歯数をZ1、Z2とし、かつ、 φ1=2π/Z1 φ2=2π/Z2 としたとき、噛み合い率εは、 ε=φ1/φ1=φ2/φ2 である。
動力伝達用歯車の歯形としては、インボリユー
ト歯形が代表的なものであるが、その外にもサイ
クロイド系歯形、円弧歯形又はそれらの組合せ歯
形が公知である。
ト歯形が代表的なものであるが、その外にもサイ
クロイド系歯形、円弧歯形又はそれらの組合せ歯
形が公知である。
上記各歯形を曲率半径について見ると、円弧歯
車以外の歯車では歯形の曲率半径が歯ケタ方向に
単調連続的に変化するものであり、又、噛合点で
は両歯車は凸面同士で接触するので、噛合時の歯
形曲線間の相対曲率を小さい値、望ましくは実質
的に0に保つことは不可能である。
車以外の歯車では歯形の曲率半径が歯ケタ方向に
単調連続的に変化するものであり、又、噛合点で
は両歯車は凸面同士で接触するので、噛合時の歯
形曲線間の相対曲率を小さい値、望ましくは実質
的に0に保つことは不可能である。
歯形の強度は、歯の曲げ応力によつて定まる限
界と、歯面間の面圧によつて定まる限界とがあ
る。然しながら、一般に広く用いられているイン
ボリユート歯車では、曲げ応力による限界は歯面
圧による限界よりも高いので、歯面圧応力による
限界、いわゆるK値を高めることが必要である。
界と、歯面間の面圧によつて定まる限界とがあ
る。然しながら、一般に広く用いられているイン
ボリユート歯車では、曲げ応力による限界は歯面
圧による限界よりも高いので、歯面圧応力による
限界、いわゆるK値を高めることが必要である。
このK値は歯面間に作用する所謂ヘルツ応力に
よつて定められるものであり、ヘルツ応力は歯面
間の相対曲率と歯面圧力とによつて定まるので、
上記K値を大きくするためには、噛合点に於ける
相対曲率を出来るだけ小さくすること、望ましく
は0とすることが必要である。
よつて定められるものであり、ヘルツ応力は歯面
間の相対曲率と歯面圧力とによつて定まるので、
上記K値を大きくするためには、噛合点に於ける
相対曲率を出来るだけ小さくすること、望ましく
は0とすることが必要である。
相対曲率が小さい歯形としては、円弧歯形から
成るウイルドハーバーノビコフ系歯形があるが、
この歯形は歯形の一点でしか噛み合わない点接触
歯形(噛合率=0)であるため、上記ウイルドハ
ーバーノビコフ系歯形を動力伝達用歯車として使
用するには、幅広のねじ歯車にしなければならな
いので、製造が困難でコストも嵩むという問題が
あつた。
成るウイルドハーバーノビコフ系歯形があるが、
この歯形は歯形の一点でしか噛み合わない点接触
歯形(噛合率=0)であるため、上記ウイルドハ
ーバーノビコフ系歯形を動力伝達用歯車として使
用するには、幅広のねじ歯車にしなければならな
いので、製造が困難でコストも嵩むという問題が
あつた。
その上、これを幅広のねじ歯車としても、実際
の噛み合いは常に一つの軸直角断面上の一点でし
か生起せず、且つその噛合点は歯車の回転に応じ
て歯の一端〔噛み合い開始点〕から他端〔噛み合
い終了点〕まで歯幅方向に移動するから、この歯
車系は振動を発生し易く、そのため高速で駆動で
きないと言う問題もあつて、広く実用化さるには
到つていない。
の噛み合いは常に一つの軸直角断面上の一点でし
か生起せず、且つその噛合点は歯車の回転に応じ
て歯の一端〔噛み合い開始点〕から他端〔噛み合
い終了点〕まで歯幅方向に移動するから、この歯
車系は振動を発生し易く、そのため高速で駆動で
きないと言う問題もあつて、広く実用化さるには
到つていない。
本発明は叙上の観点に立つてなされたものであ
つて、その目的とするところは、相対曲率を小さ
くしてK値、即ち、歯面圧応力による歯の強度限
界を大きくすると共に、噛合率を1以上とし、更
には噛合圧力角を比較的小さくして、面圧と軸受
応力が高まるのを防止し、総合的に大きな強度を
有する歯車を提供することにある。
つて、その目的とするところは、相対曲率を小さ
くしてK値、即ち、歯面圧応力による歯の強度限
界を大きくすると共に、噛合率を1以上とし、更
には噛合圧力角を比較的小さくして、面圧と軸受
応力が高まるのを防止し、総合的に大きな強度を
有する歯車を提供することにある。
而して、上記の目的は、歯形曲線の曲率が歯タ
ケに沿つて単調には変化しない連続且つ微分可能
な函数であるような歯車によつて達成される。
ケに沿つて単調には変化しない連続且つ微分可能
な函数であるような歯車によつて達成される。
そのような歯形では、曲率が周期的に増減し、
且つその曲率中心の軌跡が通常ピツチ円に接近し
てその片側又は両側に跨がつて存在する一連の鋸
歯状曲線となる。
且つその曲率中心の軌跡が通常ピツチ円に接近し
てその片側又は両側に跨がつて存在する一連の鋸
歯状曲線となる。
尚、上記の曲率が極小となる点に対応する曲率
中心はピツチ線上に位置することが望ましい。
中心はピツチ線上に位置することが望ましい。
上記の如く構成することにより、曲率の極小と
なる点では互いに噛み合う歯面の相対曲率を実質
的に0とすることができ、且つ一方では、互いに
噛み合う歯車の噛合率を1以上に保持することが
可能となり、更に噛合圧力角を比較的小さくして
面圧と軸受応力の高まるのを防止することがで
き、且つ、叙上の如く、歯車の歯面間の相対曲率
を従来のものに比べて小さく保つことができるの
で、歯形の総合強度を大幅に高めることができ、
従来の歯車に比して歯幅やモジユールを小さくす
ることができる。
なる点では互いに噛み合う歯面の相対曲率を実質
的に0とすることができ、且つ一方では、互いに
噛み合う歯車の噛合率を1以上に保持することが
可能となり、更に噛合圧力角を比較的小さくして
面圧と軸受応力の高まるのを防止することがで
き、且つ、叙上の如く、歯車の歯面間の相対曲率
を従来のものに比べて小さく保つことができるの
で、歯形の総合強度を大幅に高めることができ、
従来の歯車に比して歯幅やモジユールを小さくす
ることができる。
又、本発明にかかる歯車は、滑り率が実質的に
0であるので、伝達効率が高く、摩耗が少ない。
0であるので、伝達効率が高く、摩耗が少ない。
更に又、本発明にかかる歯車は、ねじ歯車とし
ても使用できることは勿論であるが、通常は平歯
車として利用できるものであり、平歯車として利
用する場合も、歯幅の全面で当たりが生じるので
一点でしか噛み合わない円弧歯車に較べると単位
歯幅当たりの強度が格段に高いものである。
ても使用できることは勿論であるが、通常は平歯
車として利用できるものであり、平歯車として利
用する場合も、歯幅の全面で当たりが生じるので
一点でしか噛み合わない円弧歯車に較べると単位
歯幅当たりの強度が格段に高いものである。
以下、図面により本発明の詳細を具体的に説明
する。
する。
第1図及び第2図はそれぞれ本発明にかゝる歯
車歯型の一例を示す破断一部拡大図、第3図は上
記歯車の噛み合い状態を示す説明図、第4図は基
準ラツク歯形曲線の構成を示す説明図、第5図は
上記基準ラツク歯形の全体を示す説明図である。
車歯型の一例を示す破断一部拡大図、第3図は上
記歯車の噛み合い状態を示す説明図、第4図は基
準ラツク歯形曲線の構成を示す説明図、第5図は
上記基準ラツク歯形の全体を示す説明図である。
而して、第1図乃至第3図中、1は歯数15の歯
車の歯形曲線、2はそのピツチ円、3は歯数5の
歯車の歯形曲線、4はそのピツチ円である。
車の歯形曲線、2はそのピツチ円、3は歯数5の
歯車の歯形曲線、4はそのピツチ円である。
而して、本発明にかゝる歯車の歯形1,3はそ
れらのピツチ線上より歯先及び歯元に向かつて、
その曲率半径が増加、減少を繰り返しながら周期
的に変化するよう構成されており、そして、曲率
半径が極小となる点では、両歯車の曲率半径の中
心がいずれもピツチ線上にあり、且つ、一方の歯
車のアデンダム及びデデンダムは、それぞれ他の
一方のデデンダム及びアデンダムと噛み合い、か
つ両歯車ともアデンダムは凸、デデンダムは凹で
あるから、噛み合いは常に凹面と凸面との間で行
なわれ、従つて、上記のように曲率半径が極小と
なる噛合点では歯形1及び3間の相対曲率は0と
なり、そのため滑り率も0となる。
れらのピツチ線上より歯先及び歯元に向かつて、
その曲率半径が増加、減少を繰り返しながら周期
的に変化するよう構成されており、そして、曲率
半径が極小となる点では、両歯車の曲率半径の中
心がいずれもピツチ線上にあり、且つ、一方の歯
車のアデンダム及びデデンダムは、それぞれ他の
一方のデデンダム及びアデンダムと噛み合い、か
つ両歯車ともアデンダムは凸、デデンダムは凹で
あるから、噛み合いは常に凹面と凸面との間で行
なわれ、従つて、上記のように曲率半径が極小と
なる噛合点では歯形1及び3間の相対曲率は0と
なり、そのため滑り率も0となる。
而して、本発明にかゝる歯車に於ては、そのよ
うな好ましい噛合点が1ピツチの間に多数周期的
に現れる。
うな好ましい噛合点が1ピツチの間に多数周期的
に現れる。
そして、相対曲率及び滑り率が0となる点の中
間では、相対曲率及び滑り率は完全には0となら
ないが、それらの点でも噛み合いは常に凸面と凹
面とで行なわれ、且つ、曲率の差もさほど大きな
値とならないから、相対曲率も亦比較的小さな値
に保たれるものであり、滑り率も亦実質的に0に
保たれるものである。而して、従来のインボリユ
ート歯車との間の相対曲率及び滑り率の差異は、
ピツチ線から離れた噛合点に於いて特に甚だしい
ものとなる。
間では、相対曲率及び滑り率は完全には0となら
ないが、それらの点でも噛み合いは常に凸面と凹
面とで行なわれ、且つ、曲率の差もさほど大きな
値とならないから、相対曲率も亦比較的小さな値
に保たれるものであり、滑り率も亦実質的に0に
保たれるものである。而して、従来のインボリユ
ート歯車との間の相対曲率及び滑り率の差異は、
ピツチ線から離れた噛合点に於いて特に甚だしい
ものとなる。
次に、第4図により上記本発明にかかる歯車の
歯形曲線の一例に就いて説明する。図中のX軸は
ピツチ線であり、曲線C0C1C2C3は基準ラツク歯
形曲線の一部である。
歯形曲線の一例に就いて説明する。図中のX軸は
ピツチ線であり、曲線C0C1C2C3は基準ラツク歯
形曲線の一部である。
而して、弧C0C1はアデンダム側に曲率中心A0
を有する小円弧g0g1のインボリユートであり、弧
C1C2はデデンダム側に曲率中心A1を有し、上記
小円弧g0g1と点g1で法線を共有する小円弧g1g2の
インボリユートであり、弧C2C3はアデンダム側
に曲率中心A2を有し、上記小円弧g1g2と点g2に
於て法線を共有する小円弧g2g3のインボリユート
である。
を有する小円弧g0g1のインボリユートであり、弧
C1C2はデデンダム側に曲率中心A1を有し、上記
小円弧g0g1と点g1で法線を共有する小円弧g1g2の
インボリユートであり、弧C2C3はアデンダム側
に曲率中心A2を有し、上記小円弧g1g2と点g2に
於て法線を共有する小円弧g2g3のインボリユート
である。
而して、これらの円弧の一方の終点g0、g2はピ
ツチ線上にあり、この点では曲率半径は極小であ
り、他の部分はピツチ線の近傍で歯形5と反対
側、即ち歯形がアデンダムであれば終点g1、g3は
デデンダムに、或いはその逆にある。
ツチ線上にあり、この点では曲率半径は極小であ
り、他の部分はピツチ線の近傍で歯形5と反対
側、即ち歯形がアデンダムであれば終点g1、g3は
デデンダムに、或いはその逆にある。
この図から曲率半径が、弧C0C1に於ては、C0
からC1に向かつてr0=C0g0からr1=C1g1まで単調
に増加しているが、弧C1C2に於ては、C1からC2
に向かつてr1=C1g1からr2=C2g2まで単調に減少
し、更に弧C2C3に於ては、C2からC3に向かつて
r2=C2g2からr3=C3g3まで再び単調に増加してい
ることが知られる。
からC1に向かつてr0=C0g0からr1=C1g1まで単調
に増加しているが、弧C1C2に於ては、C1からC2
に向かつてr1=C1g1からr2=C2g2まで単調に減少
し、更に弧C2C3に於ては、C2からC3に向かつて
r2=C2g2からr3=C3g3まで再び単調に増加してい
ることが知られる。
而して、実際の歯形は上記と同様の手法で歯形
曲線を図中左右に延長して成るものである。
曲線を図中左右に延長して成るものである。
なお、各小円弧がそれぞれ曲率半径に対して張
る角度は理論上は小さくすればする程有利となる
が、特に制限はなく、例えば1乃至5度とすれば
充分である。
る角度は理論上は小さくすればする程有利となる
が、特に制限はなく、例えば1乃至5度とすれば
充分である。
而して、このようにして構成されたラツク歯形
では多数の点g0,g2,…はそれぞれ歯形曲線上の
点C0,C2,C4,C6,…に対応する曲率中心であ
り、かつそれらの諸点はすべてピツチ線上にある
から、かつ基準ラツクを用いて創成した歯車はす
べてこの基準ラツク及び前記の歯車1,3と同様
にこれらの点C0,C2,C4,C6,…に対応する噛
合せ点で相対曲率が0となるものである。
では多数の点g0,g2,…はそれぞれ歯形曲線上の
点C0,C2,C4,C6,…に対応する曲率中心であ
り、かつそれらの諸点はすべてピツチ線上にある
から、かつ基準ラツクを用いて創成した歯車はす
べてこの基準ラツク及び前記の歯車1,3と同様
にこれらの点C0,C2,C4,C6,…に対応する噛
合せ点で相対曲率が0となるものである。
第5図に上記基準ラツク歯形の全体が示されて
いる。第4図及び第5図から明らかなように、歯
形曲線上の点C0,C2,C4,C6,…に於ける曲率
中心g0,g2,…はいずれもピツチ線上にあり、こ
れらの点に於ける曲率半径は極小値となる。即
ち、上記C0,C2,…以外の点、例えばC0C2の中
間では曲率半径はC0g0、C2g2より大であり、曲率
中心はピツチ線より下側に位置することゝとな
る。而して、これらの曲率中心の軌跡は、常にピ
ツチ線の近傍にある一連の鋸歯状の曲線となる。
いる。第4図及び第5図から明らかなように、歯
形曲線上の点C0,C2,C4,C6,…に於ける曲率
中心g0,g2,…はいずれもピツチ線上にあり、こ
れらの点に於ける曲率半径は極小値となる。即
ち、上記C0,C2,…以外の点、例えばC0C2の中
間では曲率半径はC0g0、C2g2より大であり、曲率
中心はピツチ線より下側に位置することゝとな
る。而して、これらの曲率中心の軌跡は、常にピ
ツチ線の近傍にある一連の鋸歯状の曲線となる。
このラツク工具により歯切りされた歯車は、ピ
ツチ円上に歯形の曲率中心が多数存在し、同じ工
具で製造さた他の歯車と噛み合うとき、相対曲率
が0で噛み合うことになる。
ツチ円上に歯形の曲率中心が多数存在し、同じ工
具で製造さた他の歯車と噛み合うとき、相対曲率
が0で噛み合うことになる。
而して、本発明にかかる歯車は相対曲率が0で
噛み合う点ではウイルドハーバーノビコフ歯車と
同一の長所を有し、且つ上記各小円弧がそれぞれ
曲率中心に対して張る角度を小さくすればこの相
対曲率が0となる点の数が増し、滑り率も減少す
るが、そのようにしても尚噛合率を1以上に保持
することができるから、本発明にかかる歯車は平
歯車として利用できものであり、この点ではイン
ポリユート歯車と同一の利点を具備するものであ
る。この観点から、本発明歯車がインボリユート
歯車とウイルドハーバーノビコフ歯車の長所を兼
ね備えたものであることが知られる。
噛み合う点ではウイルドハーバーノビコフ歯車と
同一の長所を有し、且つ上記各小円弧がそれぞれ
曲率中心に対して張る角度を小さくすればこの相
対曲率が0となる点の数が増し、滑り率も減少す
るが、そのようにしても尚噛合率を1以上に保持
することができるから、本発明にかかる歯車は平
歯車として利用できものであり、この点ではイン
ポリユート歯車と同一の利点を具備するものであ
る。この観点から、本発明歯車がインボリユート
歯車とウイルドハーバーノビコフ歯車の長所を兼
ね備えたものであることが知られる。
而して、上記の角度を3度前後とすると、例え
ば第1図及び第2図に示したような歯車が得られ
る。これらの歯車は、圧力角をあまり大きくとる
ことなく、比較的自由に設計でき、且つ、歯タケ
に沿つて曲率半径が周期的に増減を繰り返し、歯
面の噛み合いは常時凹面と凸面との間で行われる
ので、本発明によるときは噛合点に於ける相対曲
率を実質的に0となし得るものである。
ば第1図及び第2図に示したような歯車が得られ
る。これらの歯車は、圧力角をあまり大きくとる
ことなく、比較的自由に設計でき、且つ、歯タケ
に沿つて曲率半径が周期的に増減を繰り返し、歯
面の噛み合いは常時凹面と凸面との間で行われる
ので、本発明によるときは噛合点に於ける相対曲
率を実質的に0となし得るものである。
尚、本発明は叙上の実施例に限定されるもので
はない。即ち、例えば、実施例に於ては、歯形曲
線を構成する弧を円のインボリユートとしたが、
歯形曲線は必ずしもこれのみに限定されるもので
はなく、他の適宜の曲線のインボリユートであつ
てもよく、又更に、他の公知の曲線を採用するこ
とも可能である。
はない。即ち、例えば、実施例に於ては、歯形曲
線を構成する弧を円のインボリユートとしたが、
歯形曲線は必ずしもこれのみに限定されるもので
はなく、他の適宜の曲線のインボリユートであつ
てもよく、又更に、他の公知の曲線を採用するこ
とも可能である。
本発明は叙上の如く構成されるので、本発明に
よるときは、噛合点の相対曲率を小さくし、且つ
噛合圧力角を余り大きくすることなく、1以上の
噛合率を得ることが可能となり、面圧と軸受応力
の高まるのを防止することができるので、歯面の
強度を大幅に高めることができる。
よるときは、噛合点の相対曲率を小さくし、且つ
噛合圧力角を余り大きくすることなく、1以上の
噛合率を得ることが可能となり、面圧と軸受応力
の高まるのを防止することができるので、歯面の
強度を大幅に高めることができる。
第1図及び第2図はそれぞれ本発明にかゝる歯
車の歯形の一例を示す破断一部拡大図、第3図は
上記歯車の噛合状態を示す説明図、第4図は基準
ラツク歯形曲線の構成を示す説明図、第5図は上
記基準ラツク歯形の全体を示す説明図である。 1……歯数15の歯車、2,4……ピツチ円、3
……歯数5の歯車。
車の歯形の一例を示す破断一部拡大図、第3図は
上記歯車の噛合状態を示す説明図、第4図は基準
ラツク歯形曲線の構成を示す説明図、第5図は上
記基準ラツク歯形の全体を示す説明図である。 1……歯数15の歯車、2,4……ピツチ円、3
……歯数5の歯車。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 歯形曲線の曲率が歯タケ方向に周期的に増減
する連続且つ微分可能な函数であることを特徴と
する歯車。 2 歯形曲線の曲率中心の軌跡がピツチ線近傍に
存在する一連の鋸歯状曲線である特許請求の範囲
第1項記載の歯車。 3 曲率の極小となる歯形曲線上の点に対応する
曲率中心がピツチ線上に位置する特許請求の範囲
第1項記載の歯車。 4 曲率の極小となる点に於ける相対曲率が実質
的に0である特許請求の範囲第1項記載の歯車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8653785A JPS61244966A (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | 歯車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8653785A JPS61244966A (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | 歯車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61244966A JPS61244966A (ja) | 1986-10-31 |
| JPH0215743B2 true JPH0215743B2 (ja) | 1990-04-13 |
Family
ID=13889746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8653785A Granted JPS61244966A (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | 歯車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61244966A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006109838A1 (ja) | 2005-04-08 | 2006-10-19 | Tsutomu Miyaoku | コルヌ螺旋歯形歯車 |
| JP2007527981A (ja) * | 2004-03-11 | 2007-10-04 | アイエムエス ギアー ゲーエムベーハー | 歯車駆動を備えた自動車のエンジン補機駆動装置 |
| WO2010023995A1 (ja) | 2008-08-25 | 2010-03-04 | 株式会社オーバル | 軸流式容積流量計 |
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1985
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