JPH02160124A - アルミニウム板材の温間深絞り加工方法 - Google Patents

アルミニウム板材の温間深絞り加工方法

Info

Publication number
JPH02160124A
JPH02160124A JP63315648A JP31564888A JPH02160124A JP H02160124 A JPH02160124 A JP H02160124A JP 63315648 A JP63315648 A JP 63315648A JP 31564888 A JP31564888 A JP 31564888A JP H02160124 A JPH02160124 A JP H02160124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
blank holder
temperature
deep drawing
punch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63315648A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0790293B2 (ja
Inventor
Yuji Abe
佑二 阿部
Masakatsu Yoshida
吉田 正勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sky Aluminium Co Ltd
Original Assignee
Sky Aluminium Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sky Aluminium Co Ltd filed Critical Sky Aluminium Co Ltd
Priority to JP63315648A priority Critical patent/JPH0790293B2/ja
Publication of JPH02160124A publication Critical patent/JPH02160124A/ja
Publication of JPH0790293B2 publication Critical patent/JPH0790293B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアルミニウム板材の温間深絞り加工方法および
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
アルミニウム板材およびアルミニウム合金板材のうち軟
鋼板相当の強度を持つものは、軟鋼板に比べて延性が乏
しく r値が低いため深絞り性に劣っており、このこと
は特に断面形状が異形の場合顕著である。しかしながら
、軟鋼板に替えてこれらのアルミニウム合金板材を使用
できれば、大幅なfI量軽減が可能となるので、これま
でアルミニウム板材の温間深絞り加工についても様々な
方法が検討されてきた。
温間深絞り加工は周知のとおり、波加工物を室温以上に
加熱して深絞り加工を行うものであるが、その際、如何
に深絞り性を高め、かつ焼付きやそれによるかじりを防
止できるかということが課題となる。このような課題を
解決するため従来より、特に加熱方法、潤滑剤、および
金型材料に付いての検討がなされてきた。
加熱方法としては、i)材料のみ加熱するもの、ii)
材料を加熱し、別に金型も加熱するもの、iii )金
型を加熱し、この熱で材料を加熱するもの等、があるが
、特に連続加工を指向する場合には上記iii )の方
法が適用されるのが一般的である。
潤滑剤については、大豆油、テトラフルオロエチレン(
通称テフロン:商品名)製のシート、ポリマー中にグラ
ファイトを混入させたもの、あるいは、グリースや潤滑
材にグラファイトや二硫化モリブデンまたは貢母を混入
させたもの、等がある。
金型材料についての検討は少なく、特にステンレス鋼の
絞り用金型としては、銅アルミニウム合金製のものが焼
付き防止の点などで効果的とされ、使用されている。
モして°rアルミニウム板材温間深絞り加工においても
上記各項目についての検討がなされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、未だアルミニウム板の温間深絞り加工は
、特に絞り深さや焼付きの点で満足できる結果が得られ
ておらず、アルミニウム材に関しては温間深絞りの温度
効果は期待できないとの報告(プレス技術:第25巻、
第9号、PO2)もある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、上記各加
工条件等の更なる詳究を行なうとともにそれら加工条件
等の多面的な検討を実施することで、上述の如(極めて
利用価値の高いアルミニウム板の効果的な温間深絞り加
工法を確立・実現し、提供することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るアルミニウム板材の温間深絞り加工方法は
、少な(とも深絞り用金型のダイスおよびブランクホル
ダーにおける被加工材と接触する面とコーナー部とを銅
アルミニウム合金より構成した金型を使用すると共に、
加工前に、震母粉末を重量比5%以上20%以下の範囲
で混入分散させた工業用潤滑材(グリース、石鹸、ワッ
クス、エマルジョン、動植物油脂、合成エステルのいず
れか)を被加工材表面に塗布することを特徴とするもの
、および、少なくとも深絞り用金型のダイスおよびブラ
ンクホルダーにおける被加工材と接触する面とコーナー
部とを銅アルミニウム合金より構成した金型を使用する
と共に、前記ダイスおよびブランクホルダーの表面温度
を180 ”C以上300℃以下の範囲とし、かつポン
チの表面UKを前記ダイスおよびブランクホルダーの表
面温度に対し20℃〜250℃低く設定することを特徴
とするものである。
さらに上記2つの方法を併合して実施した場合には、際
立った効果を得ることができる。
また、本発明に係るアルミニウム板材の温間深絞り加工
装置は、ダイス、ブランクホルダー、およびポンチのそ
れぞれに設けられ、これらダイス、ブランクホルダー、
ポンチのそれぞれを温度調整するための加熱・冷却手段
と、前記各加熱・冷却手段を個々に制御するための温度
制御手段と、を備えていることを特徴とするものである
〔作用〕
銅アルミニウム合金は、摩擦係数が小さ(滑り性がよい
ため特に深絞り用金型としては良好な性能を発揮する。
また、雲母を適量潤滑基剤中に混入することにより焼付
き防止作用が得られ、これを銅アルミニウム合金からな
る金型と併用することで双方の相乗効果により優れた焼
付き・かじり防止効果が発揮される。また、加工時の金
型およびポンチの表面温度を上記範囲に設定することに
よりアルミニウム板材の優れた深絞り性が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明に係るアルミニウム板材の温間深絞り加
工装置の一例を示したもので、全体として符号lが温間
深絞り加工装置、Bは加工すべきブランク(被加工物)
、2はダイス、3はブランクホルダー、4はポンチ、5
はブランクホルダー3を押圧するための作動機構、6は
断熱材である。
本発明に係る前記ブランクBはアルミニウム板材である
。ポンチ4の作動機構は略しである。また該温間深絞り
加工装置1はこの場合、図示の如く異形成形、すなわち
同時に2箇所の絞り部を形成するものとなっている。
前記ダイス2におけるブランクBと接触する面(接触面
)2mとコーナー部2b、および前記ブランクホルダー
3における接触面3aとコーナー部31)は銅アルミニ
ウム合金(Cu−A1合金)により構成されている。さ
らに本実施例では、前記ポンチ4におけるブランクBと
接触する而つまりポンチ頭部4aも銅アルミニウム合金
で構成したものとなっている。この場合の銅アルミニウ
ム合金としては、At、、r%〜15%を含む他、I)
b。
F e、  Z nl M n、 N L Co等の1
種または2種゛以上を各々10%くいずれも重量比)未
満含有するCu合金が好ましい。
前記ダイス2およびブランクホルダー3には、これらを
加熱するためのヒーター7(ダイス加熱用)、8(ブラ
ンクホルダー加熱用)が、また前記ポンチ4には、これ
を加熱するためのヒーター9(ポンチ加熱用)および冷
却するための冷却水配管9′(ポンチ冷却用)がそれぞ
れ内臓されている。これらヒーター7.8.9は、電気
式のリングヒーター、パイプヒーター バンドヒーター
等いずれのものでもよく、前記ダイス2等の内部に直接
挿入されている。これらヒーター7.8.9、および冷
却水配管9′は第2図に簡略化して示すように、コント
ローラー(温度制御手段)10゜11.12によりそれ
ぞれ加熱温度・冷却水流1tiを制御されるようになっ
ている。これらコントローラー10(ダイス用)、11
(ブランクホルダー用)、12(ポンチ用)のうち、ダ
イス用コントローラー10と、ブランクホルダー用コン
トローラー11は、ダイス2、ブランクホルダー3の温
度を検出してヒーター7.8 を制御し、ダイス2およ
びブランクホルダー3を予め入力設定された一定温度に
保持する機能を有している。またポンチ用コントローラ
ー12は、ポンチ4の温度を検出するとともに演算出力
器I3による信号に基づきポンチ加熱用ヒーター9、及
び又は冷却水配管9′内を流れる冷却水量を制御するも
のとなっている。演算出力′a13は、ダイス用コント
ローラーIOおよびブランクホルダー用コントa−ラー
11からの温度情報に基づきポンチ用コントローラー1
2に制御信号を送出するものである。
次に、」二足構成となる温間深絞り加工装置lの作用と
共に、本発明に係る温間深絞り加工方法について説明す
る。
第1図におけるブランクBの表面(両面)には、本図状
態となる前工程において、雲母粉末を重量lt5%以上
20%以下の範囲で混入分散させた潤滑剤を塗布してお
く。これら潤滑剤としては、工業用潤滑剤、例えばグリ
ース、石鹸、ワックス、エマルジクン、動植物油脂、合
成エステルのいずれのものであってもよいが、300℃
まで変質しないもので、かつ室温で潤滑性に優れている
ものとする。
ここで、混入分散させる前記M母粉末量を重量比5%以
上とするのは、5%以下ではその効果(焼き付き防止効
果)が発現せず、またff1ll比20%以下とするの
は、20%を越えてもその効果が一定でかつ絞り深さも
変化しないためコスト高となるためである。
上記の如く潤滑剤が塗布されたブランクBは、図示され
ない送り機構により、第1図の如くダイス2とブランク
ホルダー3との間にセットされる。
この間、前記ダイス加熱用、ブランクホルダー加熱用、
ポンチ加熱用の各ヒーター?、8.9は通電され(ある
いは冷却水配管9′に冷却水が流され)、ダイス2およ
びブランクホルダー3の表面温度が180℃〜300”
Cとなるように、またポンチ4の表面温度は、それらダ
イス2およびブランクホルダー3の温度に対し20”C
〜250”Cの範囲で低い温度となるように温度調整さ
れる。これらダイス2、ブランクホルダー3、ポンチ4
の表面温度は前記ダイス用コントローラーio、ブラン
クホルダー用コントローラー11.およびポンチ用コン
トローラー12の指令により、加工中にあっても前記範
囲内における一定値に保持される。
ここにおいて、ダイス2およびブランクホルダー3の表
面温度をtso”c以上とするのは、180℃未満では
ブランクBの伸びが僅かしか増加せず、また「値も室温
と変わらず低い値であり温間加工の温度効果が無いため
であり(第3図参照)、一方300°C以下とするのは
、該温度を越える温度では潤滑油が変質し、洗浄不能と
なるためである。ダイス2およびブランクホルダー3の
設定表面温度は、加工すべきブランクBの材質(合金種
類)および加工内容によって異なり、一般に伸び率の低
い材質程、また加工抵抗の大きい(例えば異形、絞り深
さが大、等)もの程、上記範囲における高い温度に設定
される。
また、ダイス2およびブランクホルダー3の表面温度に
対するポンチ4の表面温度差はブランクBを形成するア
ルミニウム板材の材質、およびその時のダイス2、ブラ
ンクホルダー3の設定加熱温度等に応じて決定されるが
詳しくは後述する。
上記温度差を20℃以上とするのは、ダイス2およびブ
ランクホルダー3に挾まれたブランクBのフランジ部の
変形抵抗を低くする一方でポンチ4のコーナー部(屈曲
部)に対する部分の強度を高くすべ(両所に強度差を得
るためで、また温度差を250℃以下とするのは、これ
以上の温度差を付けた場合、ブランクのコーナー部の伸
びが低下し過ぎ、特に異形断面の場合破断するおそれが
あるからである。
さて、実際の加工に当たっては、加熱されたダイス2と
ブランクホルダー3との間にブランクBを挾み、その状
態で数十秒間保持した後、温度分布を確認し、その条件
で保持したブランクBをポンチ4により深絞りする。
深絞りの加工中において、一般にアルミニウム合金板材
は軟鋼板に比べて弾性係数が小さいため焼付きを起こし
やすいものであるが、金型部分のブランクと接触する部
分、すなわちダイス2の接触面2aおよびコーナー部2
bと、ブランクホルダー3の接触面3aおよびコーナー
部31)と、ポンチ頭部4aとは、既に述べたように銅
アルミニウム合金からなるものとしているため、摩擦係
数が小さくなり滑り性が良好となり、鋳鉄製や合金工具
鋼製のものに比べ焼き付き現象が減少するものとなる。
この傾向は室温においても見ることができ、本発明に如
き温間加工においてその効果は顕著なものとなる。そし
て、その結果、絞り深さを増すことができる。
以下に、本発明に係る2つの実験例と、その結果をそれ
ぞれ表−1および表−2に示す。
〈実験例1〉 潤滑剤基剤を石鹸系潤滑剤として、雲母粉末と他の物質
(グラファイト)を混入させたとき、・および雲母粉末
の混入量の違いによる温間深絞り性の変化に付いて実験
した。金型は第1図のものを使用した。
実験条件 △潤滑剤基剤2召鹸系潤滑剤 Δブランク材質および板厚ニアルミニウム合金板材 A
3182P−0−11t。
△ダイス2及びブランクホルダー3の表面温度: 25
0℃。
△ポンチ4の表面温度:200”C。
表−1 表−1から明らかなように、混入する雲母粉末が重量比
5%未満では絞り深さが低く、焼付きおよびかじりが発
生する。また、混入量が20%を越えても絞り深さに変
化は見られなかった。混入剤をグラフ1イトとした場合
には、本実験例のように加工温度を高温としても絞り深
さが変わらず、加えて焼付き、かじりが生じた。
いずれにしても、雲母粉末を適当ff1(I1m比5%
〜20%)混入分散した潤滑剤を使用した場合、高温に
なるに従いグラフ1イトよりも絞り深さが大きくなり、
良好な高温深絞り性を示している。
またブランクサイズが、第1図の場合よりも大きく、ダ
イス2およびブランクホルダー3における銅アルミニウ
ム合金からなる部分からはみ出る大きさのものであった
場合、雲母粉末をff1ffi比lO%混入させた石鹸
系潤滑剤であっても150℃以」二でブーランクと接触
した工具鋼の部分(銅アルミニウム合金以外の部分)に
強い焼付き・かじりが発生した。
このことより、焼付きまたはかじりの発生防止には、ダ
イス2、ブランクホルダー3の材質と雲母粉末を5%〜
20%(tllfft比)混入分散した石鹸系潤滑材の
相乗効果があると解せられる。
〈実験例2〉 潤滑剤として石鹸系潤滑剤基剤に雲母粉末をmffll
tlo%混入したものを使用したときの、ダイス2およ
びブランクホルダー3の表面温度とポンチ4の表面温度
とを変化させた時の温間深絞り性の変化に付いて実験し
た。金型は同じ(第1図に示したものを使用した。
実験条件 △ブランク材質および板厚ニアルミニウム合金板材 A
3182P−0−1霞−(。
Δ潤滑剤:石鹸系潤滑剤十M母粉末lO%(iff量比
) 上記表−2より、ダイス2およびブランクホルダー3の
表面温度が180’C未満では絞り深さが浅いことが解
る。300℃を越える温度の場合は、潤滑剤が変質し黄
色に変色し、洗浄困難となった。
また、ポンチ4と、ダイス2およびブランクホルダー3
の表面温度との差が20”C以下では深絞り深さが浅く
、同じ(温度差が250”Cを越えた場合にも深絞り深
さが浅(なるシさらに、この表2に示されない幾つかの
点についても調べた結果、第4図に示すような結果が得
られた。図中、鎖線で示す右上がりの直線0は、T、(
ダイス2およびブランクホルダー3の温度)と1゛ハボ
ンチ4の温度)とが同じとなる点を示している。本発明
は図中、点a、I)、 L (L Aにより囲まれる範
佃を、アルミニウム板材の温間深絞り加工を行う領域と
したものであるが、この図は、実用上は図中斜線にて示
す領域内での加工を行うことが好ましいことを示してい
る。すなわち、例えば前記′r、が2゜0℃の場合はT
、は約120 ”Cに、またT、が250℃の場合+1
T、41約50〜190”cに、1゛。
が300℃の場合はT、は55℃近くに設定するのが最
も良好な結果を得ることができるわけである。概略的に
は、T、が低温(上記範囲内における低温)の場合T、
は比較的高温側へ、またT。
が高温(上記範囲内における高温)の場合T、は比較的
低温側へ、モしてT、が上記範囲内における中間的温度
である場合はT、は広い範囲に管理できる、といった傾
向がある。
一般に、アルミニウム板に限らず、深絞り加工において
このようにブランクの中心部と周辺部とに温度差をもた
らすことにより強度差を与え、それにより限界絞り比を
高めることは周知のことであるが、特にアルミニウム板
の場合には、ダイス2(およびブランクホルダー3)と
ポンチ4との表面温度を上記範囲に設定することにより
極めて顕著な効果を得ることができるものとなるわけで
ある。
このように、少なくとも深絞り用金型のダイス2および
ブランクホルダー3における被加工材と接触する面(接
触面2 m、 3 a)とコーナー部2b、3bとを銅
アルミニウム合金より構成した金型を使用し、かつ加工
前に、雲母粉末をff1ffl比5%以上20%以下の
範囲で混入分散させた潤滑剤を被加工材表面に塗布する
ことによりアルミニウム板材の温間深絞り加工を行なえ
ば、焼付きやそれに伴うかじりを確実に防止し得、これ
によって絞り深さを増しかつアルミニウム板材の連続深
絞り加工が可能となる。また同様に、上記金型を使用し
、ダイス2およびブランクホルダー3の表面温度を18
0℃以上300℃以下の範囲とし、かつポンチ4の表面
温度をダイス2およびブランクホルダー3の表面温度に
対し20℃〜250℃低(設定することにより深絞り深
さを確実に増大させることができるものとなり、絞り形
状が軸対象とならない異形の加工をする際においては特
に有利なものとなる。
そして、これら上記方法を同時に実施した場合には、深
絞り深さを十分に大きくできるとともに、焼付きやかじ
りを生じせしめず、アルミニウム板材の深絞り連続加工
が可能となる。
さらに、アルミニウム板材の温間深絞り加工装置lを」
−記構酸とすることにより、ダイス2、ブランクホルダ
ー3およびポンチ4の上記設定範囲における温度管理を
確実かつ自動的に行なうことができるものとなる。特に
ポンチ4には、ポンチ加熱用ヒーター9および冷却水配
管9′を設けた構成としたので、ダイス2およびブラン
クホルダー3の設定温度が変化した場合でも(特に高温
に設定された場合でも)確実にポンチ4の表面温度を上
記範囲内に設定し得、上記の如き良好な深絞り加工を行
なうことができるものとなる。ポンチ4の温度調整方法
は、図示は略すが、外部に配置したヒーターとクーラー
とにより温度調整した油をポンチ4内に流して温度制御
する方法でもよい。
なお、上記実施例においては、ポンチ4の頭部4aも銅
アルミニウム合金より形成した構成としたが、ブランク
Bとダイス2およびブランクホルダー3との焼付き防止
の観点からすれば、少なくともそれらダイス2における
接触面2aとコーナー部2b、およびブランクホルダー
3における接触面3畠とコーナー部3bを銅アルミニウ
ム合金により構成したものであればよい。ただし、この
ようにポンチ頭部4aも銅アルミニウム合金より構成す
れば、本実施例の如くポンチ4をも加熱する場合におい
て、該ポンチ4とブランクBとのかリリも防止し得て極
めて効果的である。また、金型(ダイス2およびブラン
クホルダー3)全体を銅アルミニウム合金としても無論
良いがコスト面で難があり、かつ上記効果に変化は生じ
ない。
また実施例では、ダイス加熱用ヒーター7およびブラン
クホルダー加熱用ヒーター8のそれぞれに対し、コント
ローラー10.2  を設けた構成としているが、本実
施例においてはダイス2とブランクホルダー3とに相対
的な温度差は設けないものであるため、それらダイス加
熱用ヒーター7とブランクホルダー加熱用ヒーター8と
を1つのコントローラーにて制御するようにしてもよい
さらに、本発明に係るアルミニウム板としては、工業用
純アルミニウム(J [S 1000番系)のみでなく
、J I S 2000.3000.4000.500
0.6000.7000.8000番系等も含むもので
あり、かついずれの合金においても上記効果を得ること
ができるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり請求項1に係る発明によれば、アル
ミニウム板材の温間深絞り加工を行なうに際し焼付きや
それに伴うかじりを確実に防止し得、これによって深絞
り深さを増しかつ連続深絞り加工が可能となる。
また請求項2に係る発明によれば、深絞り深さを増大さ
せることができ、特に絞り形状が軸対象とならない異形
深絞り加工に有利なものとなる。
そして請求項3に係る発明によれば、深絞り深さを焼付
き・かじりを生じるさせることなく十分に大きくするこ
とができ、異形深絞りの連続加工をも可能なものとなる
また請求項4に係る発明によれば、ダイス、ブランクホ
ルダー、およびポンチの温度管理を的確かつ自動的に行
ない、請求項2および請求項3に係る発明を確実に実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るアルミニウム板材の温間加工装置
の一実施例を示す立話面図、第2図は同装置における加
熱手段および制御手段を示す概略構成図、第3図はアル
ミニウム板材の温度特性を示すグラフ、第4図はダイス
・ブランクホルダー温度およびポンチ温度に対する最適
加工領域を示すグラフである。 口・・・・・・ブランク(被加工物)、1・・・・・・
温間深絞り加工装置、   2・・・・・・ダイス、2
a・・・・・・接触面、    2b・・・・・・コー
ナー部、3・・・・・・ブランクホルダー  38・・
・・・・接触面、31)・・・・・・コーナー部、  
    4・・・・・・ポンチ、7・・・・・・ダイス
加熱用ヒーター 8・・・・・・ブランクホルダー加熱用ヒーター9・・
・・・・ポンチ加熱用ヒーター (上記符号7.8.9は加熱手段) 9′・・・・・・冷却水配管(冷却手段)10・・・・
・・ダイス用コントa−ラー11・・・・・・ブランク
ホルダー用コントローラー12・・・・・・ポンチ用コ
ントローラー(上記符号10.ll、12は温度制御手
段)棺 1 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも深絞り用金型のダイスおよびブランク
    ホルダーにおける被加工材と接触する面とコーナー部と
    を銅アルミニウム合金より構成した金型を使用すると共
    に、加工前に、雲母粉末を重量比5%以上20%以下の
    範囲で混入分散させた工業用潤滑材(グリース、石鹸、
    ワックス、エマルジョン、動植物油脂、合成エステルの
    いずれか)を被加工材表面に塗布することを特徴とする
    アルミニウム板材の温間深絞り加工方法。
  2. (2)少なくとも深絞り用金型のダイスおよびブランク
    ホルダーにおける被加工材と接触する面とコーナー部と
    を銅アルミニウム合金より構成した金型を使用すると共
    に、前記ダイスおよびブランクホルダーの表面温度を1
    80℃以上300℃以下の範囲とし、かつポンチの表面
    温度を前記ダイスおよびブランクホルダーの表面温度に
    対し20℃〜250℃低く設定することを特徴とするア
    ルミニウム板材の温間深絞り加工方法。
  3. (3)請求項1記載のアルミニウム板材の温間深絞り加
    工方法において、前記ダイスおよびブランクホルダーの
    表面温度を180℃以上300℃以下の範囲とし、かつ
    ポンチの表面温度を前記ダイスおよびブランクホルダー
    の表面温度に対し20℃〜250℃低く設定することを
    特徴とするアルミニウム板材の温間深絞り加工方法。
  4. (4)ダイス、ブランクホルダー、およびポンチのそれ
    ぞれに設けられ、これらダイス、ブランクホルダー、ポ
    ンチのそれぞれを温度調整するための加熱・冷却手段と
    、前記各加熱・冷却手段を個々に制御するための温度制
    御手段と、を備えていることを特徴とするアルミニウム
    板材の温間深絞り加工装置。
JP63315648A 1988-12-14 1988-12-14 アルミニウム板材の温間深絞り加工方法 Expired - Fee Related JPH0790293B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63315648A JPH0790293B2 (ja) 1988-12-14 1988-12-14 アルミニウム板材の温間深絞り加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63315648A JPH0790293B2 (ja) 1988-12-14 1988-12-14 アルミニウム板材の温間深絞り加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02160124A true JPH02160124A (ja) 1990-06-20
JPH0790293B2 JPH0790293B2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=18067899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63315648A Expired - Fee Related JPH0790293B2 (ja) 1988-12-14 1988-12-14 アルミニウム板材の温間深絞り加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0790293B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002126827A (ja) * 2000-10-24 2002-05-08 Kawasaki Heavy Ind Ltd 高温バルジ成形法及び高温バルジ成形装置
JP2002126826A (ja) * 2000-10-24 2002-05-08 Kawasaki Heavy Ind Ltd 高温バルジ成形法及び高温バルジ成形装置
JP2003048026A (ja) * 2001-08-03 2003-02-18 Niigata Prefecture マグネシウム合金の塑性加工方法及びその装置
JP2006095596A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Jfe Steel Kk テーラードブランク材のプレス成形方法
JP2006102757A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Jfe Steel Kk テーラードブランク材のプレス成形方法及び装置
JP2007125601A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Nippon Steel Corp アルミニウム合金板の温間プレス成形方法
JP2007222927A (ja) * 2005-02-25 2007-09-06 Jfe Steel Kk 金属板のプレス成形装置およびプレス成形方法
JP2008132523A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Jfe Steel Kk 金属板のプレス成形装置
JP2008207212A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Kobe Steel Ltd プレス成形に優れたアルミニウム合金板ブランク
JP2008246555A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Kobe Steel Ltd プレス成形用ブランクおよびプレス成形方法
WO2010035468A1 (ja) * 2008-09-26 2010-04-01 株式会社青木科学研究所 金型用粉体含有油性潤滑剤、これを用いた静電塗布方法、及び静電塗布装置
JP2012139724A (ja) * 2010-12-17 2012-07-26 Univ Of Yamanashi 順送プレス加工装置
CN110614325A (zh) * 2018-06-19 2019-12-27 台山市万力达金属制品科技有限公司 一种具有控温功能的模具
JP2023522832A (ja) * 2020-03-23 2023-06-01 ノベリス・インコーポレイテッド 深絞りプロセスで加工片と深絞りツールとの間の摩擦を操作するように構成されたデバイス及び方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6084124U (ja) * 1983-11-15 1985-06-10 有限会社柴山機械製作所 温間絞り成型装置における成型金型装置
JPS62176617A (ja) * 1986-01-30 1987-08-03 Niigata Pref Gov ステンレスクラツド鋼薄板の極深絞り加工法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6084124U (ja) * 1983-11-15 1985-06-10 有限会社柴山機械製作所 温間絞り成型装置における成型金型装置
JPS62176617A (ja) * 1986-01-30 1987-08-03 Niigata Pref Gov ステンレスクラツド鋼薄板の極深絞り加工法

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002126827A (ja) * 2000-10-24 2002-05-08 Kawasaki Heavy Ind Ltd 高温バルジ成形法及び高温バルジ成形装置
JP2002126826A (ja) * 2000-10-24 2002-05-08 Kawasaki Heavy Ind Ltd 高温バルジ成形法及び高温バルジ成形装置
JP2003048026A (ja) * 2001-08-03 2003-02-18 Niigata Prefecture マグネシウム合金の塑性加工方法及びその装置
JP2006095596A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Jfe Steel Kk テーラードブランク材のプレス成形方法
JP2006102757A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Jfe Steel Kk テーラードブランク材のプレス成形方法及び装置
JP2007222927A (ja) * 2005-02-25 2007-09-06 Jfe Steel Kk 金属板のプレス成形装置およびプレス成形方法
JP2007125601A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Nippon Steel Corp アルミニウム合金板の温間プレス成形方法
JP2008132523A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Jfe Steel Kk 金属板のプレス成形装置
JP2008207212A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Kobe Steel Ltd プレス成形に優れたアルミニウム合金板ブランク
JP2008246555A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Kobe Steel Ltd プレス成形用ブランクおよびプレス成形方法
WO2010035468A1 (ja) * 2008-09-26 2010-04-01 株式会社青木科学研究所 金型用粉体含有油性潤滑剤、これを用いた静電塗布方法、及び静電塗布装置
JP2010077321A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Aoki Science Institute Co Ltd 金型用粉体含有油性潤滑剤、これを用いた静電塗布方法、及び静電塗布装置
US8394461B2 (en) 2008-09-26 2013-03-12 Aoki Science Institute Co., Ltd. Powder-containing oil based mold lubricant and method and apparatus for applying the lubricant
JP2012139724A (ja) * 2010-12-17 2012-07-26 Univ Of Yamanashi 順送プレス加工装置
CN110614325A (zh) * 2018-06-19 2019-12-27 台山市万力达金属制品科技有限公司 一种具有控温功能的模具
JP2023522832A (ja) * 2020-03-23 2023-06-01 ノベリス・インコーポレイテッド 深絞りプロセスで加工片と深絞りツールとの間の摩擦を操作するように構成されたデバイス及び方法
US12179248B2 (en) 2020-03-23 2024-12-31 Novelis Inc. Devices and methods configured to manipulate friction between a working piece and a deep drawing tool in a deep drawing process

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0790293B2 (ja) 1995-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02160124A (ja) アルミニウム板材の温間深絞り加工方法
CN101029271B (zh) 镀锌钢板冲压拉伸润滑油及生产方法
US2430400A (en) Lubricating and cooling compound for cold reducing mills
CN101029272A (zh) 冷轧钢板冲压拉伸润滑油及生产方法
EP0617118A1 (en) Forging lubricant composition and process
JP2007125601A (ja) アルミニウム合金板の温間プレス成形方法
CN114231825A (zh) 一种高碳高合金钢产品及其制备方法
CA1062560A (en) Method for the manufacture of a steel sheet adapted for use in ironing processing having good lubrication property
CN104450070A (zh) 一种钨及其合金温锻造润滑剂组合物
CN104531266B (zh) 一种含铝金属热轧轧制油
JP2009185311A (ja) 塑性加工用金属材
PL101948B1 (pl) A lubricant for hot-forming of metals
Nanayakkara et al. Friction and lubrication in sustainable metal forming
US7273086B2 (en) Lubricant for improved surface quality of cast aluminum and method
JPS6229000B2 (ja)
JP4792841B2 (ja) 熱間型鍛造方法及び熱間型鍛造用断熱潤滑剤
JPH1150083A (ja) 金属塑性加工用潤滑剤
Monaghan An upper-bound analysis of an axisymmetrical coining process
JP3256108B2 (ja) しごき加工を施して使用されるdi缶胴用アルミニウム合金圧延板
JPH11158485A (ja) 超塑性成形用潤滑離型剤
JPH05295380A (ja) 熱間圧延潤滑剤
JPH08143882A (ja) 鋼材の熱間圧延用潤滑剤組成物
JPH0873883A (ja) アルミニウム材温間加工用潤滑材
JP3866062B2 (ja) 成形性および溶接作業性に優れたステンレス被覆処理鋼板
Rehbein et al. Substitution of Zinc Stearate in Cold Extrusion Processes

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees