JPH02161366A - 変電所の事故点判別方法 - Google Patents

変電所の事故点判別方法

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JPH02161366A
JPH02161366A JP31535888A JP31535888A JPH02161366A JP H02161366 A JPH02161366 A JP H02161366A JP 31535888 A JP31535888 A JP 31535888A JP 31535888 A JP31535888 A JP 31535888A JP H02161366 A JPH02161366 A JP H02161366A
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Shinji Kanayama
金山 愼治
Jun Yamamoto
潤 山本
Masafumi Nishimura
西村 雅文
Yoshihisa Fujii
藤井 吉久
Kozo Sakagami
坂上 耕三
Kazuyuki Saeki
和之 佐伯
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Kansai Electric Power Co Inc
Toko Seiki Co Ltd
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Toko Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、主に無人化された変電所における短絡事故や
地絡事故の発生点を判別する、変電所の事故点判別方法
に関する。
[従来の技術] 従来、上記のような無人変電所で事故が発生ずると、輸
送車により試験用変圧器を現地まで運び、絶縁試験を行
った後耐圧試験電圧を印加して事故点を判別するように
していた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のような方法で事故点を判別してい
ると、現地l\の出動要請に要する時間や出動時間等を
必要とするために、事故判別までに非常に多くの時間が
係り、例えば出動時間に30分必要とする無人変電所で
は事故点確認までにおおよそ50分余りの時間を要し、
出動要請に時間がかかればさらに多くの時間を要してい
るのが現状である。
本発明は上記のような事情に鑑みなされたものであって
、変電所において事故が発生した場合に、迅速にその事
故点を判別することのできる変電所の事故点’I:Jl
別方法を提供することを目的としている。
[課題を解決するだめの手段] 本発明による変電所の事故点判別方法は上記課題を解決
するために、母線に、変圧器二次遮断器及び複数のフィ
ーダ遮断器と少なくとも一個の計器用変成器が並列接続
された変電所において事故が発生したとき、母線に接続
された全ての遮断器を遮断し、次いで前記計器用変成器
の二次側に電圧を印加して前記母線側に耐圧試験電圧を
発生させ、前記母線側における事故の有無を判別するよ
うにしたことを特徴としている。
本発明は、計器用変成器の二次側に印加する電圧を、各
相iIfに111α次対地間に印加するが4相電圧とし
たことを特徴としている。
本発明は、計器用変成器に印加する電圧を段1ij、7
的に昇圧して耐圧試験を行うようにしたことを特徴とし
ている。
本発明は、前記変電所が2以上のn線を有し且つ隣接す
る各母線の母線側が常時は遮断状態とさhている区分遮
断器で接続されている変電所であって、−・つの1.L
線に事故が発生したとき、事故が発生した母線の計器用
変成器の二次側に印加する電圧を、事故が発生していな
い母線に接ながる所内変圧器を介して供給するようにし
たことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記計器用変成器の二次側への電圧
の印加が、遠隔制御所からの起動指令に基づいて行われ
るものであることを特徴としている。
[nミ Hl ] 上記のように予め設置1;nされた31器用変成器の二
次111すに電圧を印加して計器用変成器の一次側に接
続した肢試験区域に耐圧試験電圧をかけるようにしたこ
とにより、耐圧試験用のトランスを運搬してくる必要が
ない。
また、l!線側の耐圧試験の結果、この母線が健全であ
るか、又は発生している事故が地絡事故か短絡事故かを
確認することができる。
また、計器用変成器の二次側に印加する電圧を単相電圧
とし、耐圧試験を各相海に順次行うようにしたことのよ
り、計器用変成器の負荷が軽減され、運転電圧に近い電
圧で耐圧試験が行われる。
さらに、計器用変成器に二次側に印加する電圧を段階的
に昇圧して耐圧試験を行うようにしたことにより、事故
が地絡事故であった場合に計器用変成器の二次側に流入
する過大電流を軽減できる。
さらにまた、常時は遮断状態にある区分遮断器で各母線
側間が接続された2以上のn線を有する変電所において
、事故が発生した母線の計器用変成器二次11jlJに
印加する電圧を、事故が発生していない母線に接ながる
所内変圧器を介して供給するようにしたから、前記電圧
を格別の電源を設けることなく得ることができる。
[実施例] 以下、本発明を図を参照しながら説明する。
第1図は本発明方法を実施する変電所を示す単線結線図
である。
図において101〜301は変電所構内に設置された、
第1バンク81〜第3バンクB3の大−へ降圧トランス
であって、それぞれこの変電所に供給された77 kV
の電圧を6.6に■に降圧している。これら降圧トラン
ス701〜301の二次側にはそれぞれ変圧器二次遮断
器102〜302が接続されている。また、前記変圧器
二次遮断器102〜302の二次側には、それぞれ複数
のフィーダ遮断器110・・・〜310・・・と、少な
くとも1個以上の計器用変成器103〜303が接続さ
れている。
ここで、前記変圧器二次遮断器102〜302の二次側
と各フィーダ3I!断器110・・・〜310・・・の
間を各バンクの母線104〜304とする。
前記母線104と母線204間は区分遮断器6を介して
接続されており、母!!204と母線304間は区分遮
断器7を介して接続されている。これら区分3!!断器
6,7は常時は遮断状態とされており、・シたがってそ
れぞれの母線104〜304には各降圧トランス101
〜301より個別に電力を供給している。
前記計器用変成器103〜303はG、 (3KVの母
線電圧を110Vに降圧するもので、常時は電圧監視に
用いられたり、績算電力計(図示せず)に接続されて用
いられるものである。
109、209は所内変圧器であって、前記変圧器二次
遮断器102.202に接続された各母線104.20
4に遮断器111.211を介して接続されている。
12は前記変電所横内に設置された事故点判別装置であ
って、事故発生時に起動させて、この事故が発生した母
線に接続された計器用変成器103〜303に、予め定
めた手jlnにしたがって電圧を印加するものである。
以下、この事故点判別装置12について詳説する。
第2図に示すように、前記事故点判別装置12は、電源
入力部12八、試験電圧形成部12B、試験電圧出力部
12C1各配電盤開閉器等(図示せず)からの信号受信
部12D、遠隔制御所(図示せず)との信号送受信部1
2E及びマイクロコンピュータでなる制御部12Fを備
えている。
電源入力部12八は、前記所内変圧器109.209に
よって200■に降圧された二次側を並列入力し、それ
ぞれブレーカ112Δa、 212Aa及び受電切換接
点112AI)、 212Allを介して試験電圧形成
部12Bに接続されている。また、この電源入力部12
八には、ブレーカ112Aa、 212Aaと受電9ノ
換接点112Ab、 212八1)の間に電圧変換器1
2Acが接続されている。これらブレーカ112^a、
 212八a、受電切換接点112Ab、 212肺及
び電圧変換器12八Cは全て後述する制御部12Fに接
続されている。
試験電圧形成部12Bは、二次側に1.3,10゜30
、63.5Vの5段階のタップを設けた絶縁I・ランス
12Baをfliiえている。この絶縁1〜ランス12
Baの一次+l!I+には、前記電源人力部12Aの2
回線すなわち所内変圧器109.20!11からのそれ
ぞれの入力線が並列に接続されている。また、この絶縁
トランス12Baの二次側の各タップにはタップ切換接
点1281〜12Bb5が接続されており、これらタッ
プ切換接点12Bt)1〜12Bl+5は共通線12B
Cに接続されている。
前記絶縁1ヘランス12Baの二次側には電磁接点12
Bdが接続されており、この電磁接点12Bdの二次側
に電圧変換器12Be、電流変換器12B[が接続され
ている。この試験電圧形成部12Bを構成する絶縁トラ
ンス12Ba、タップ切換接点12Bbl 〜12Bl
+5 、電磁接点12Bd、電圧変換器12Bc及び電
流変換器12B「も後述する制(1部12[に接続され
ている。
試験電圧出力・部12Cは、各バンクに対応する出力タ
ーミナル112Ca〜312Caを備えている。これら
出力ターミナル112Ca〜312Caに接続される出
力線は、それぞれ前記試験電圧形成部12Bの出力部か
ら3分岐されたもので、各出力ターミナル112Ca〜
312Caに対応する各出力線のうちの一方の州側はさ
らに3分岐されている。このようにして、一方の州側に
おいて3分岐された出力線には、各出力ターミナル11
2Ca〜312Caに対応して、試験相切換接点112
CI+、 112C3,112C丁、試験相切換接点2
12CIt、212C3,212CT及び試験相切換接
点312CR,312C3,312C丁がそれぞれ接続
されている。そして、試験相切換接点112CR,21
2CR,312CRが接続された出力ターミナルの端子
は、それぞれ前記計器用変成器103〜303二次側の
R相に接続され、以下同様に、試験相切換接点112C
3,212C3,312C3が接続された端子はS相に
、試験相切換接点112CT、 212CT、312C
Tが接続された端子はT相に接続されている。一方、試
験用9)換接点が接続されていない出力ターミナルの端
子は、それぞれ前記計器用変成器103〜303の接地
線に接続されている。また、前記りJ換接点112CR
〜312CTと出力ターミナル112Ca〜312Ca
の間には線間電圧を計測するための電圧変換器12CC
が接続されている。
信号受信部120は、この無人変電所内の事故母線に接
ながる全ての断路器、すなわち変圧器二次遮断器102
〜302、区分3!!断器6,7及び各フィーダ遮断器
110・・・〜310・・・の開閉状態を入力する部分
であり、それらの開閉状態は全て制御部12Fに入力さ
れている。
信号送受信部12Eは、この無人変電所を遠隔制御卸す
る遠隔制御所と信号の送受信を行う部分で、遠隔制御所
からこの事故点判別装置12に対する起動指令を受ける
とともに、正常か事故かの判別結果を遠隔制御所へ送り
出す出力部を備えている。
また、この信号送受信部12Eは、事故発生と見做され
たlI線が休止母線であった場合に、遠隔制御所へ起動
不可であることを示す信号を送り出すようになっている
。
次に、−1−記のようにしてなる無人変電所において、
事故が発生した場合の、本発明の要旨である事故点判別
方法について、第3図のフローチャー1・図を参照しな
がら説明する。
今、葭にq線104において事故が発生したとする。
先ず、前記第1バンクB1に装備された公知の保護継電
器(図示せず)が動作して、この第1バンクB1の変圧
器二次遮断器102がトリップする。
このようにして変圧器二次遮断器102がトリップした
ことを第3図のフローチャー1・図のおけるステップA
において遠隔制御所に送信する。
そして、これを受けた遠隔制御所ではステップBにおい
て、この母線104に接ながる各フィーダ遮断器110
・・・を全て遮断し、且つ区分遮断器6が遮断されてい
ることを確認する。
次いで遠隔制御所ではステップCにおいて前記変圧器二
次遮断器102がトリップにより線路を遮断しているこ
とを確認し、ステップDにおいて無人変電所にある事故
点判別装置12に装置起動指令を発令する。
この装置起動指令は事故点判別装置12の信号送受信部
12[の起動信号入力端子を介して制御部12Fに送ら
れる。
制御部12[では、前記起動指令を受けると、ステップ
Eにおいて計器用変成器103の二次側に電圧が発生し
ていないことを電圧変換器12Ccを介して確認すると
ともに、変圧器二次遮断器102、区分遮断器6及びフ
ィーダ遮断器110・・・が全て開であることを信号受
信部12Dを介して確認しく起動条件成立)、これらの
確認が全てなされたことを条件に、ステップFにおいて
母線104部の耐圧試験を行う。゛以下これを詳述する
。
前記制御部12[は、電源入力部12への電圧変換器1
2八cより入力した信号により、2台の所内変圧器10
9.209のいずれかが200Vの二次電圧を発生して
いることを確認し、電圧を発生している側の受電切換接
点112Ab、 212Abを閉じる。この事例の場合
、第1バンクB1の母線104は変圧器二次遮断器10
2カ月・リップしたことにより停電状態であるから、も
ちろん所内変圧器109の二次側には電圧が発生してお
らず、制御部12Fは受電切換接点212八すを閉じる
ことになる。
以上のようにして電源入力部12Aから試験電圧形成部
12Bの絶縁トランス12Baの一次側に電圧が供給さ
れる。
このように絶縁トランス12Baの一次側に電圧が供給
された時点で、前記制御部12Fは絶縁トランス12B
aの二次側の各タップに接続されたタップ切換接点のう
ち、1■を出力するタップに接続されたタップ切換接点
12Bblを閑じ、且つ試験電圧出力部12Cの試験相
切換接点の内、事故発生母線である母線104に対応す
る出力ターミナル112Caの試験相切換接点112C
Rを閉じる。次いで、制御部12Fが試験電圧形成部1
2Bの電磁接点12Bdを閉じることにより、出力ター
ミナル112Caを介して計器用変成器103二次側の
R相と対地間に1■の電圧が印加される。よって−次側
のR相と対地間には約GOVの耐圧試験電圧が発生し、
これが母線104のR相と対地間に印加される。
上記130Vの耐圧試験電圧により事故の発生が確認さ
れない場合は、制御部12「は電磁接点12Bdを一旦
開いた後、絶縁トランス128a二次側のタップ切換接
点12Bblを開いて、代わりに3Vを出力するタップ
の接続されたタップ切換接点12Bb2を閉じ、その後
再度電磁接点12Bdを閉じる。このようにすることに
より、前記計器用変成器103二次側の1z相と対地間
には3■の電圧が印加され、よって−次側ずなわち母線
104のl(相と対地間には約180■の耐圧試験電圧
が印加される。
以下、事故の発生が確認されない限り、r71成するタ
ップ切換接点をタップ切換接点12Bb3.12BI+
4゜12Bl15の順で順次切り換えていき、計器用変
成器103二次側のR相と対地間に印加する電圧を10
V。
30V、G3.5Vと順次上昇させていく。これによっ
て、計器用変成iii+103−次側のR相と対地間に
はGOOV、 1800V、 3810Vの耐圧試験電
圧が発生ずる。尚、制御部121によって制御されるそ
れぞれの耐圧試験電圧の印加時間は、3810Vの耐圧
試験電圧では10秒間とし、他の耐圧試験電圧では5秒
間としている。
ところで、耐圧試験電圧3810Vは、運転電圧が線間
電圧GGOOVである場合の対地間電圧であり、本来耐
圧試験は可能な限りこの運転電圧で行うのが望ましい、
しかし、事故が地絡事故である場合は、過大な電流が流
れるため、試験回路特に計器用変成器103〜303の
保護を図るため、上述しなように極低電圧から段階的に
試験電圧を上昇させていくことにより、過大電流の流入
を抑制している。
上記のようにして、計器用変成器103二次側のR相と
接地線間に段階的に電圧を印加した結果、事故が確認さ
れなかった場合は、次いで31器用変成器103二次側
のS相と接地線間に同様にして段階的に電圧を印加する
ことにより事故の有無を確認する。そしてこれによって
も事故が確認されない場合には、さらに計器用変成器1
03二次側の1゛相と接地線間に電圧を段階的に印加し
て事故の有無を確認する。
次に、事故が確認された場合にその事故が地組事故であ
るか短絡事故であるかを判別する判別方法を説明する。
第5A図に示すように、母線104に事故が発生してい
ない場合、上記のような耐圧試験電圧を印加すると、こ
の1;1線104の対地静電容量Cあるいは所内変圧器
109による負荷T等により、計器用変成器103の二
次(jjllには、第5B図に示すように、試験電圧を
印加したR相に所定の流入電流11が流れるとともに、
R相とS相間に所定の線間電圧VB−11.R相と′r
相間にはV@−(が誘起される。
これら流入電流i、及び線間誘起電圧VB−6、V、−
6は、所内変圧器109以外の母線104に接続される
他の負荷が全て遮断されていることから、この所内変圧
器109による負荷の状態によって定まる。
第4A図は所内変圧器の負荷をパラメータとし、健全時
において、計器用変成器103二次側に63,5■を印
加して一次側に3810Vの耐圧試験電圧を発生させた
場合の、計器用変成器103二次側の流入電流を示して
いる。
一方、第4B図は所内変圧器の負荷をパラメータとし、
健全時において、計器用変成器103二次側に63.5
Vを印加して一次側に3810Vの耐圧試験電圧を発生
させた場合の、計器用変成器二次側における各線間誘起
電圧を示している。
尚、所内変圧器に接続されている負荷は、季節や時間に
よって大きく変動するものであり、まな事故時に手動あ
るいは自動で負荷を切り離すようにしている場合もある
ので、それらの諸条件に基づいて推定した所内変圧器の
容1【によって前記流入電流や線間誘起電圧は計算され
る。したがって、整定根拠とする装置起動時の1相当た
りの負荷を推定し、その負荷に対応した流入電流及び線
間誘起電圧を制御部12Fに記憶させる必要がある。
第6A図に示すように、母線104に発生した事故がR
相の地絡事故である場合、計器用変成器103の二次側
R相には第6B図に示すように、健全時に比べ遥かに大
きな流入電流i、が流れる。したがって、上記第4A図
に示される、所内変圧器109による1相当たりの推定
負荷における流入電流の上限値を制御部12「に記憶さ
せておけば、試験電圧形成部12Bの電流変換器128
rによって計器用変成器103二次側のR相の流入電流
を監視しておくことにより、前記上限値を越える流入電
流を電流変換器12B[を介して制御部12Fが計測し
たとき、この制御部12「は母線104のR相に地絡事
故が発生しているものと判断することができる0例えば
、第4A図において前記推定負荷を3KWとすれば、流
入電流の上限値を8Aとすることにより、地絡事故発生
時の過大電流を判別できる。もちろん、母線104のS
相、′r相に地絡事故が発生している場合でも、計器用
変成器103二次側のS相、′r相に試験電圧を印加し
て電流変換器12B「により、計器用変成器103二次
側のS相もしくはT相の電流を監視することにより、事
故の発生を検知することができる。
次に、第7A図に示すように、母線104に発生した事
故がR相とS相間の短絡事故である場合を説明する。こ
の場合、計器用変成器103−次側のR相とS相が短絡
しているから、この計器用変成器103二次側のR相と
対地間に試験電圧を印加しても、R相とS相の線間には
ほとんど電圧が誘起されない、したがって、上記第4B
図における、所内変圧器109による1相当たりの推定
負荷における線間誘起電圧の下限値を制御部12Fに記
憶させておけば、試験電圧出力部12Cの電圧変換器1
2Ccによって計器用変成器103二次側のR相とS相
の線間電圧を監視しておくことにより、前記下限値を下
回る線間電圧を電圧変換器12Ccを介して制御部12
Fが計測したとき、この制御部12Fは母線104のR
相とS相間に短絡事故が発生しているものと判断するこ
とができる。例えば、第4B図において前記推定負荷を
3KWとすれば、線間誘起電圧の下限値を9■とするこ
とにより、線間誘起電圧が9■未満である場合に、短絡
事故の発生があることを検知できる。もちろん、母線1
04の′r相とR相間に短絡事故が発生している場合で
も、計器用変成器103二次側のT相とR相間の線間電
圧を監視しておくことにより、上記と同様にして短絡事
故を確認できるし、母線104のS相とT相間に短絡事
故が発生している場合でも、計器用変成器103二次側
のS相と接地線間もしくはT相と接地線間に試験電圧を
印加した状態で、この二次側のS相と′r相間に誘起さ
れる線間電圧を監視しておくことにより、制御部12F
において検知することができる。
以上のようにして各相毎に且つそれぞれ段階的に試験電
圧を印加していくことにより行った耐圧試験の結果は、
ステップGにおいて信号送受信部12[を介して遠隔制
御所に送られる。
ずなわち、上記耐圧試験において地絡もしくは短絡事故
が確認され、遠隔制御所に事故表示が出された場合(ス
テップGの出力がNの場合)は、遠隔制御所ではステッ
プl−1、で事故内容を示す事故表示を受信し、その結
果に基づいてステップI、において現地での修復作業に
とりかかる。
また、ステップH2において事故点判別装置12から正
常信号を受信した遠隔制御所では、まずステップPにお
いて、第2バンクB2の降圧トランス201が第1バン
クB1の母線104に接続された負荷を負担するだけの
容量の余裕があるかどうかを確認する。
ステップPにおいて、降圧トランス201に余裕がある
ことが確認されれば、遠隔制御所ではステップQにおい
て第1バンクB1の変圧器二次遮断器102の遮断を確
認した上で、次いで、第1バンクB1の母線104と第
2バンクB2の母線204をつなぐ区分遮断器6を投入
する指令を送る。これによって、母線104には降圧ト
ランス201より電力が供給され、ステップRにおいて
このi&線104に接続された各フィーダ遮断器110
・・・を降圧1〜ランス201の余裕に見合うだけ投入
することにより、これらフィーダ遮断器110・・・に
接続された負荷に電力が供給されるのである。
以上のように、母線104が健全であることが確認され
た場合には、第2バンクB2の降圧トランス201に余
裕があれば母線204と母線104を接続することによ
って迅速に母線104の負荷に電力を供給することがで
きる。
このように母線104の負荷に対する停電状態を速やか
に解消したのち、遠隔制御所ではステップSにおいて、
第1バンクB1の断路器101と変圧器二次遮断器10
2が不測に投入されることがないように、これらに投入
ロックを行い、しかるのちに現地において事故の調査、
修復作業にとりかかるのである。
尚、事故発生1才線が他の母線である場合も全く同様に
して事故点を判別できることはいうまでもない、また、
ステップFにおいて行う耐圧試験はせ・ずしも上記実施
間通りである必要はなく、例えば、計器用変成器103
〜303二次側に印加する電圧の段階数や、各電圧値は
計器用変成器103〜303の負荷耐量等に応じて種々
に設計変更することができる。
また、耐圧対象の母線も、G、 GKV母線のみならず
22にV母線に適用することができる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明による変電所の
事故点判別方法によれば、計器用変成器の二次側から試
験電圧を印加して、被試験区域である母線に耐圧試験電
圧をかけることができるから、極めて迅速に耐圧試験を
行って変電所内の事故点を判別することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する変電所の単線結線図、第2図
は第1図の要部を示ず構成図、第3図は本発明の実施例
を示すフローチャー1・図、第4A図は地絡事故の整定
値を定める、健全時における所内変圧器による負荷に対
応する流入電流値を示すグラフ、第4B図は短絡事故の
整定値を定める、健全時における所内変圧器による負荷
に対応する線間誘起電圧値を示すグラフ、第5Atgは
被試験区域が健全である場合の電流分布を示す回路図、
第5B図は第5A図における電流及び電圧のベクトル図
、第6A図は被試験区域に地絡事故がある場合の電流分
布を示す回路図、第6B図は第6A図における電流及び
電圧のベクトル図、第7A図は被試験区域に短絡事故が
ある場合の電流分布を示す回路図、第7B図は第7A図
における電流及び電圧のベクトル図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)母線に、変圧器二次遮断器及び複数のフィーダ遮
    断器と少なくとも一個の計器用変成器が並列接続された
    変電所において事故が発生したとき、母線に接続された
    全ての遮断器を遮断し、次いで前記計器用変成器の二次
    側に電圧を印加して前記母線に耐圧試験電圧を発生させ
    、前記母線における事故の有無を判別するようにしたこ
    とを特徴とする変電所の事故点判別方法。
  2. (2)計器用変成器の二次側に印加する電圧を、各相毎
    に順次対地間に印加する単相電圧としたことを特徴とす
    る請求項1の変電所の事故判別方法。
  3. (3)計器用変成器に印加する電圧を段階的に昇圧して
    耐圧試験を行うようにしたことを特徴とする請求項1又
    は2の変電所の事故点判別方法。
  4. (4)前記変電所が2以上の母線を有し且つ隣接する各
    母線が常時は遮断状態とされている区分遮断器で接続さ
    れている変電所であって、一つの母線に事故が発生した
    とき、事故が発生した母線の計器用変成器の二次側に印
    加する電圧を、事故が発生していない母線に接ながる所
    内変圧器を介して供給するようにしたことを特徴とする
    請求項1、2又は3の変電所の事故点判別方法。
  5. (5)前記計器用変成器の二次側への電圧の印加が、遠
    隔制御所からの起動指令に基づいて行われるものである
    ことを特徴とする請求項1、2、3又は4の変電所の事
    故点判別方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104391207A (zh) * 2014-12-09 2015-03-04 湖南工业大学 一种采用基频单向量s变换的电压暂降检测方法
CN104459398A (zh) * 2014-12-08 2015-03-25 东北电力大学 一种采用二维形态学降噪的电能质量复合扰动识别方法

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