JPH0216434B2 - - Google Patents

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JPH0216434B2
JPH0216434B2 JP57160226A JP16022682A JPH0216434B2 JP H0216434 B2 JPH0216434 B2 JP H0216434B2 JP 57160226 A JP57160226 A JP 57160226A JP 16022682 A JP16022682 A JP 16022682A JP H0216434 B2 JPH0216434 B2 JP H0216434B2
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JP
Japan
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bolt
latch bolt
dead
latch
cam
Prior art date
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Application number
JP57160226A
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English (en)
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JPS5948568A (ja
Inventor
Yoshiaki Kato
Tadayoshi Sudo
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Miwa Lock KK
Original Assignee
Miwa Lock KK
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Publication date
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Publication of JPS5948568A publication Critical patent/JPS5948568A/ja
Publication of JPH0216434B2 publication Critical patent/JPH0216434B2/ja
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、対震錠に係り、特に、地震等に起因
する衝撃によつて扉や扉枠がゆがみ、錠装置のボ
ルトに大きな側圧が印加されたときにも確実に解
錠を行うことができ、よつて安全性を高めた対震
錠に関する。
一般の錠装置は、第1図乃至第3図に示すよう
に、施錠のためのデツドボルト1と、扉を扉枠に
一時的に係止するためのラツチボルト2とを有し
ている。そして、上記デツドボルト1は、扉の外
側からはシリンダ3(第1図参照)および図示し
ないクラツチを介して図示しないキーによつて操
作され、扉の内側からは例えばサムターン4(第
2図参照)によつて操作される。また、ラツチボ
ルト2は、扉枠への当り面が斜面になつていて扉
閉止時扉枠側に開口した受け孔に自動的に投入さ
れると共に、扉の内外において相互に連動する例
えばハンドルやノブなどの扉操作部材5(以下単
にハンドルという)によつても操作される。な
お、上記デツドボルト1およびラツチボルト2の
操作機構は、これらのボルトの操作を相互に独立
に行うように構成されているのが普通である。
また、扉閉止時におけるいわゆる側圧、すなわ
ち扉を扉枠に係止しようとする力がボルトに及ぼ
す反力はラツチボルト2が負担している。つま
り、デツドボルト1およびラツチボルト2共扉枠
内端縁に開口した図示しないボルト受け入れ孔に
それぞれ挿入されているとき、ラツチボルト2は
受け入れ孔の開口端縁に接触しているが、デツド
ボルト1は対応するボルト受け入れ孔に遊嵌して
いる。
それは、ラツチボルト2はハンドル5によつて
操作されるためその操作力が大きく、側圧がかか
つていても円滑にこれを引つ込める方向に操作で
きるからである。一方、側圧をデツドボルト1で
受けることにすると、デツドボルトはキーまたは
小さなサムターンで操作されるため、場合によつ
ては操作不能の場合が生じる。
しかして、上記した構成の従来の錠装置は、施
錠後地震等の衝撃によつて扉や扉枠がゆがみ、大
きな側圧がラツチボルト2にかかつた場合、解錠
操作を誤ると解錠が不可能になり、人が室外にい
るときには閉め出され、また、人が室内にいると
きには閉じ込められて室外に脱出することができ
なくなるという恐れがある。すなわち、先ずキー
またはサムターン4によつてフロント板6(第3
図参照)から突出しているデツドボルト1を引つ
込ませ、次いでハンドル5によつてラツチボルト
2を操作すれば、ラツチボルト2にかかる側圧が
大きくなつていてもハンドル5による操作力は大
きいのでなんとかラツチボルトを動かすことはで
きるが、あわてて先ずハンドル5を回動させてラ
ツチボルト2を引つ込ませてしまうと、それまで
ラツチボルト2にかかつていた大きな側圧は今度
はデツドボルト1にかかることになり、こうなる
とキー又はサムターン4(第2図)ではデツドボ
ルト1を操作できなくなり、解錠不能になつてし
まうのである。
上記した不都合を解消するため、例えば特開昭
52−110198号公報、あるいは実開昭50−112593号
公報に記載されている発明は、施錠時にはラツチ
ボルトを引き込めないようにした錠装置を提案し
ている。かかる錠装置は、錠箱に対し扉枠側のボ
ルト受け入れ孔が正規の位置に開口していて、施
錠時デツドボルトが対応するボルト受け入れ孔に
遊嵌している場合には、所期のボルト出し入れ操
作が可能である。しかしながら、扉枠にのみでボ
ルト受け入れ孔を掘り込むとき2つのボルト受け
入れ孔の見込み方向の相対位置が正規のものより
ずれた場合、あるいは2つのボルト受け入れ孔を
開口させたストライク板を扉枠に対し若干斜めに
装着してしまつたときには、施錠時デツドボルト
が側圧を受けたり、あるいはボルト受け入れ孔に
遊嵌はしていても余裕がない場合がある。当該錠
装置は、デツドボルトをラツチボルトとは独立に
鍵又はサムターンによつて操作するように構成さ
れているので、かかる場合扉や扉枠の変形によつ
てそもそもデツドボルトの出し入れ操作が不可能
になる場合がある、という不都合がある。
そこで、本発明の目的は、地震等の衝撃によつ
てラツチボルトに大きな側圧がかかるようになつ
ても、確実に解錠操作を行うことができ、安全性
を高めた対震錠を提供するにある。
上記の目的を達成するため、本願に係る一の発
明は、施錠および解錠操作に応じてフロント板か
ら出入りできるように案内されたデツドボルト
と、錠箱内において回動自在に支承されると共に
上記デツドボルトと係合できるように配設され、
キーまたはサムターンによつて回動されてデツド
ボルトの出入りを制御するデツドカムと、上記デ
ツドボルトとほぼ平行に移動可能に案内され、フ
ロント板から突出する方向に常時付勢されたラツ
チボルトと、この付勢されたラツチボルトの内端
部にフロント板側から係合して、ラツチボルトの
フロント板からの突出量を規定すると共に、扉操
作部材の操作時これと連動してラツチボルトを引
つ込ませる方向に移動するラツチボルト操作部材
とを有するものにおいて上記デツドボルトに、施
錠時にのみデツドカムと係合し、施錠後はデツド
カムに係止される第1係合部と、上記ラツチボル
ト操作部材の錠箱内方への移動時にのみラツチボ
ルトまたはラツチボルト操作部材に係合する第2
係合部とをそれぞれ形成し、キーまたはサムター
ンによるデツドカムの解錠方向への回動によつて
デツドボルトの係止を解き、扉操作部材と連動し
て錠箱内方へ移動するラツチボルトまたはラツチ
ボルト操作部材によつて、デツドボルトをラツチ
ボルトと共に引つ込ませるようにしたことを特徴
とする。
また、上記一の発明と主要な構成要素を同一に
し、ラツチボルト操作部材をラツチボルトスライ
ダとする他の発明においては、ラツチボルトに関
してデツドボルトとは反対側における錠箱内に一
端を回動自在に支承され、自由端部を錠箱の内側
からラツチボルトまたはラツチボルトスライダに
係合させた連結レバーを設け、この連結レバーの
自由端部を介して、デツドボルトの第2係合部を
ラツチボルトまたはラツチボルトスライダに係合
させるようにしたことを特徴としている。
以下本発明による対震錠の実施例を第4図乃至
第11図を参照して説明する。
第4図において符号6はフロント板を、また符
号7は錠箱をそれぞれ示し、この錠箱7のほぼ中
央部には杆状のデツドボルト1がほぼ水平に設け
られている。このデツドボルト1は、図示の実施
例では、フロント板6に開口したデツドボルト出
し入れ用の穴の開口端縁と、錠箱7の内面に植設
されたフランジ付のデツドボルトガイドピン8と
に支持され、フロント板6に垂直な方向へ移動で
きるように案内されている。デツドボルトガイド
ピン8は、デツドボルト1の長さ方向に沿つて形
成された長孔9に挿通されている。
デツドボルト1の上方における錠箱7内には、
デツドボルト1の出入りを制御するデツドカム1
1が配設されている。このデツドカム11は、例
えば一端にデツドボルト操作腕12を、他端には
山形の停止位置規制部13をそれぞれ一体に形成
した板状の部材で、異形断面のデツドカム軸14
に一体的に結合されている。このデツドカム軸1
4は、通常の錠装置におけると同様に、その一端
は図示しないクラツチを介してシリンダ3(第1
図参照)に、他端はサムターン4(第2図および
第3図参照)にそれぞれ連結されており、一定角
度(図示の実施例ではほぼ90゜)回動できるよう
に支承されている。また、デツドカム11の回動
にスナツプアクシヨン性を持たせ、かつその停止
位置を正確に保つため、デツドカムの上記山形の
位置規制部13の側端縁にはスナツプばね10が
接触してこれを弾圧している。
上記デツドカム11に対応して、前記デツドボ
ルト1のデツドカム11側の側部には第1係合部
15が形成されている。この第1係合部15は、
本実施例では、デツドカムのデツドボルト操作腕
12の回動軌跡と干渉するように突出する段部と
し形成され、デツドカム11の施錠のための回
動、すなわち第4図で時計方向の回動時にのみデ
ツドボルト操作腕12と係合するように、第1係
合部の基部より内端部分はほぼ水平にそがれてい
る。また、第1係合部15の肩部は斜めにそがれ
て衝止面16が形成されている。
一方、デツドボルト1の下方にはこれとほぼ平
行なラツチボルト2が設けられており、このラツ
チボルト2は、フロント板6に開口したラツチボ
ルト出し入れ用の孔の開口端縁と、後述するハン
ドルカム17のストツパをも兼ねるガイドピン1
8とによつて支持され、かつ長さ方向に移動可能
に案内されている。また、ラツチボルトの内端に
形成されたフランジ部19と錠箱7の背板との間
には例えば圧縮コイルばね20が弾装され、この
ばね20の弾力によつて、ラツチボルト2は常時
フロント板6から突出する方向に付勢されてい
る。
他方、ラツチボルトの下方における錠箱7内に
はハンドルカム17が配設されている。このハン
ドルカム17は、図示の実施例では、一端にラツ
チボルト操作部材としてのボルト操作アーム21
を形成し、全体の形状が勾玉形の板状体で、異形
断面のハンドルカム軸22に一体的に結合されて
いる。
このハンドルカム軸22は、図示しない回転支
承部を介して、扉の内、外面のハンドル5,5に
連結されると共に、図示しないばねの弾力によつ
て、第4図で反時計方向に回動するように付勢さ
れている。したがつて、ハンドルカム17も第4
図で反時計方向に回動するように付勢されるが、
この回動は前記ラツチボルトのガイドピン18に
よつて阻止され、自由状態におけるハンドルカム
17の停止位置はこのガイドピン18によつて一
義的に規定される。
なお、前記ラツチボルトのフランジ部19は、
ハンドルカムのボルト操作アーム21の上記ガイ
ドピン18とは反対側の側面と係合しており、し
たがつて、ラツチボルト2は、ボルト操作アーム
21を介してガイドピン18に係止され、自由状
態におけるフロント板6からの突出位置を規定さ
れるが、錠箱内方に引つ込む方向には自由に動け
るようになつている。
しかして、本発明によれば、前記デツドボルト
1のハンドルカム17側の側部内端部には第2係
合部23が形成されている。この第2係合部23
は、図示の実施例では、ボルト操作アーム21の
先端部の回動軌跡と干渉するように突出する段部
として形成され、ハンドルカム17のラツチボル
ト2を引つ込める方向への回動、すなわち第4図
で時計方向の回動時にのみボルト操作アーム21
の先端部と係合するように、第2係合部23の基
部より外端部分はほぼ水平にそがれている。ま
た、第2係合部23のデツドボルト長さ方向にお
ける位置は、解錠状態を示す第4図において、開
扉のためにハンドル5を介してハンドルカム17
を時計方向に回動させたとき、ボルト操作アーム
21の先端と軽く当接するか又は若干の間隙を保
てるように定めるものとする。
なお、第4図において符号24は中央部にコイ
ル部分を有する開脚ばねを示し、その一端(第4
図で右側)はデツドボルト1の内端部に植設され
た一方のピンに、他端(第4図で左側、第5図で
右側)は錠箱7の内面に植設された他方のピンに
それぞれ回動自在に巻き掛けられている。上記錠
箱側の他方のピンの位置は、デツドボルト1の移
動に伴なう一方のピンの移動軌跡のほぼ中央で、
かつ上記移動軌跡から少し離間した個所に定める
ものとする。
次に、上記のように構成された本発明の一実施
例による対震錠の作動について説明する。
第4図は対震錠の解錠状態を示し、このときデ
ツドカム11はデツドボルト操作腕12を錠箱7
の背板側に向ける位置に回動していて、その回動
位置は前記スナツプばねの弾力によつて確保され
ている。また、デツドボルト1も上記開脚ばね2
4の弾力によつて錠箱内方に引つ込む方向に付勢
されている。そして、ハンドルカムのボルト操作
アーム21の先端とデツドボルトの第2係合部2
3とは相互に離間しており、ハンドル5を回せ
ば、従来の錠装置と同様に、デツドボルト1とは
独立にラツチボルト2を操作することができる。
施錠するときには、キー又はサムターン4(第
2図および第3図)によつてデツドカム11を第
4図で時計方向に回動させる。すると、デツドボ
ルト操作腕12がデツドボルトの第1係合部15
と係合し、前記開脚ばね24の弾力に抗して、デ
ツドボルト1を突出方向、すなわち左方に押動す
る。デツドボルト1が突出行程の半ば以上移動す
ると、デツドボルト操作腕12の押動に加えて、
反転した開脚ばね24の弾力がデツドボルト1を
突出させる方向に作用し、第5図に示すように、
デツドボルトを円滑にかつ完全に突出させる。
第5図に示す施錠状態においては、デツドボル
ト1は開脚ばね24の弾力によつて突出方向に付
勢されると共に、デツドボルト操作腕12の先端
が第1係合部の衝止面16に乗り上げてこれを安
定に係止しており、また、デツドボルトの第2係
合部23はボルト操作アーム21の先端部に極く
近接するか又は軽く当接するようになる。
このときには、ハンドル5を回してラツチボル
ト2を引つ込めようとしても、ハンドルカムのボ
ルト操作アーム21の先端が第2係合部23と係
合していてその回動を阻止されるので、ラツチボ
ルトを操作することはもちろんハンドル5も動か
ない。したがつて、地震時などにあわてて先ずラ
ツチボルトを引つ込めてしまうという事態は防止
される。
解錠するときには、第6図に示すように、キー
又はサムターン4によつてデツドカム11を反時
計方向に例えば90゜回動させる。このデツドカム
の回動時そのデツドボルト操作腕12はデツドボ
ルト1と干渉しないで独立に回動するから、デツ
ドカム11が解錠位置まで回動してもデツドボル
ト1は突出したままの状態である。
次いで、第7図に示すように、ハンドル5を時
計方向に回動すれば(室外から操作する場合)、
ハンドル5と一体のハンドルカム17も時計方向
に回動し、そのボルト操作アーム21の内側々端
縁に共に係合しているデツドボルトの第2係合部
23、およびラツチボルト2の内端のフランジ部
19を右方に押動し、デツドボルト1およびラツ
チボルト2は同時に引つ込む。このとき、扉や扉
枠が地震等の衝撃でゆがみ、ラツチボルト2に大
きな側圧がかかつていても、ハンドル5による操
作力が大きいので、側圧がかかつていないデツド
ボルト1共々ラツチボルト2を引つ込ませて、と
に角解錠を行うことができる。なお、ボルト操作
アーム21における係合位置の相違により、ハン
ドルカム17の回動によるデツドボルト1および
ラツチボルト2の移動距離が異なり、図示の実施
例ではデツドボルト1の移動距離の方が長いが、
第7図に示す解錠操作時デツドボルト1およびラ
ツチボルト2の外端がほぼフロント板6の外面に
揃うように、施錠時(第5図)におけるデツドボ
ルト1の突出長さをラツチボルト2のそれよりも
大きくなるように設計しておくべきことは勿論で
ある。
解錠後ハンドル5から手を放せば、ハンドルカ
ム17をガイドピン18方向に回動するように付
勢する前記図示しないばねの弾力により、ハンド
ルカム17はガイドピン18に当接するまで自動
的に回動し、第4図に示す状態に復帰する。
第8図は本発明の他の実施例を示し、この実施
例は、ハンドルまたはノブなどの扉操作部材を時
計方向に回動しても反時計方向に回動してもラツ
チボルト2を操作できる形式の錠装置に本発明を
適用したものである。すなわち、同図において符
号25はラツチボルト操作部材としてのラツチボ
ルトスライダを示し、このラツチボルトスライダ
25は、例えば全体の形状が略コ字形の板状体
で、外端部(フロント板6側の端部)および内端
部はそれぞれ垂直に折り曲げられて、外端にはラ
ツチボルト支持片26が、また内端には一対のハ
ンドルカム係合片27,27が形成されている。
上記ラツチボルト支持片26の中央部にはラツ
チボルト2の内端部が摺動可能に貫通しており、
また、ラツチボルト支持片26とラツチボルトの
頭部との間における軸部には圧縮コイルばね20
が巻装されていて、ラツチボルト2をフロント板
6から突出する方向に付勢しているが、ラツチボ
ルト2の内端に形成されたフランジ部19がラツ
チボルト支持片26に係止されているので、ラツ
チボルト2のフロント板からの突出量は規定値に
定まるようになつている。上記の構成により、ラ
ツチボルト2はラツチボルトスライダ25とは独
立にフロント板6から出入りできる。
一方、扉操作部材に連結されたハンドルカム軸
22には、例えば大径の半円板と小径の半円板と
を同軸的に結合した形状のハンドルカム17が一
体的に結合されており、このハンドルカム17の
一対の段部のそれぞれは、ラツチボルトスライダ
の前記ハンドルカム係合片27,27のそれぞれ
にフロント板6側から係合している。
他方、デツドボルト1のラツチボルト側の側部
には第2係合部23が突設されており、この第2
係合部23は、第8図に示す施錠状態においてラ
ツチボルト支持片26の内面に軽く当接するよう
にこれと係合している。なお、第8図において符
号28はラツチボルトスライダ25の案内ピンを
示し、同図において第4図乃至第7図と同符号を
付したものはこれらの図と均等の部分を示す。
上記のように構成された本発明の他の実施例に
よる対震錠は、キーまたはサムターンによつてデ
ツドカム11を反時計方向に回動させてデツドボ
ルト1の係止を解き、図示しない扉操作部材を介
してハンドルカム17を時計方向あるいは反時計
方向に回動させれば、その段部が圧縮コイルばね
20,20の弾力に抗してラツチボルトスライダ
25を錠箱内方(第8図で右方)に押動し、ラツ
チボルト2、およびラツチボルトスライダ25と
係合しているデツドボルト1の双方を同時に引つ
込ませることができるのは第4図乃至第7図示の
ものと同様である。また、施錠状態では、ハンド
ルカム17および扉操作部材共ロツクされて動か
なくなることも同様である。ただし、この実施例
では、第8図から明らかなように、デツドボルト
1およびラツチボルト2のフロント板6からの突
出量は同じになる。
なお、第8図示の実施例では、ラツチボルトス
ライダの一部であるラツチボルト支持片26の上
端部をフロント板6側から第2係合部23に係合
させているが、ラツチボルトスライダ25が内方
に移動するときにはラツチボルト2も一体的に移
動するのであるから、上記ラツチボルト支持片2
6の代りに、ラツチボルト2の内端部を第2係合
部23に係合させるようにしてもよいことは勿論
である。このとき、第2係合部23を少し内方
(右方)にずらせると共に下方に延伸させ、ラツ
チボルト2の内端に形成されたフランジ19の内
端面(第8図右端面)に係合可能に臨ませる(図
示せず)。
第9図は本発明のさらに他の実施例を示し、こ
の実施例は、シリンダ3(第1図)とノブとを同
軸にしたいわゆるインテグラル錠に本発明を適用
したものである。
インテグラル錠は、第9図に示すように、ハン
ドルカム17がデツドカム11の外側に同軸に嵌
合している点、およびハンドルカム17にノブと
一体のラツチバー(図示せず)が挿入されるラツ
チバー受入孔29が開口している点を除けば第8
図示のものとほぼ同様であるから、その構成の詳
細な説明は省略する。
しかして、第9図に示す実施例では、デツドボ
ルトの第2係合部23はラツチボルト操作部材と
してのラツチボルトスライダ25に植設された押
しピン31と係合するようになつている。
なお、第9図において符号32は断面逆L字形
でラツチボルトスライダ25の側端縁と摺接する
と共にその厚み方向の動きを規制するガイドブロ
ツクを、符号33はノブ座を扉面に呼びつけるボ
ルト用の開口をそれぞれ示し、また、同図におい
て第8図と同符号を付したものは第8図と均等な
部分を示す。
第9図に示すものの作用効果は第8図示のもの
と同様であるから、その詳細な説明は省略する。
第10図および第11図は以上述べた一の発明
と関連する他の発明の実施例による対震錠を示
し、第10図に示すものは第8図に示すものと、
第11図に示すものは第9図に示すものと、それ
ぞれ主要な構成要素を同一にしており、相違する
ところは、デツドボルトの第2係合部23がラツ
チボルトスライダ25のようなラツチボルト操作
部材と直接係合するのではなく、ラツチボルト2
に関してデツドボルト1と反対側における錠箱内
に一端を回動自在に支承された連結レバー34の
自由端部を介してラツチボルト2またはラツチボ
ルトスライダ25と係合している点である。
すなわち、第10図に示すものにおいては、ラ
ツチボルトスライダ25は、その側端縁と摺接す
る溝を有し、錠箱7の側板に固着された案内ブロ
ツク35,35によつて、錠箱7の側板から少し
浮いた状態で案内されており、一方、このラツチ
ボルトスライダ25と錠箱7の側板との間の間〓
部には、一端(第10図で下端)を錠箱7の側板
に回動自在に支承され、ほぼ上方に延伸する細長
い連結レバー34が配設されている。そして、デ
ツドボルトの第2係合部23は、これに自由端を
係合させた連結レバー34、およびラツチボルト
スライダ25の裏面に突設された押しピン31を
介して、ラツチボルトスライダ25と係合してい
る。
また、第11図におけるデツドボルトの第2係
合部23は、連結レバー34の自由端裏面に突設
された一の押しピン31、連結レバー34、およ
びラツチボルト2の頭部に植設された他の押しピ
ン31を介して、ラツチボルト2それ自体と係合
している。
第10図および第11図に示す対震錠は、ノブ
などの扉操作部材を介してハンドルカム17を回
動させると、ラツチボルトスライダ25が移動
し、この動きが連結レバー34を介してデツドボ
ルト1に伝達され、ラツチボルト2とデツドボル
ト1とを同時に引つ込ませる、という作動は第8
図および第9図に示すものと同様であるが、連結
レバー34におけるデツドボルトの第2係合部2
3の係合位置と、ラツチボルトの動きに関連した
押しピン31の係合位置との相違により、施錠時
におけるデツドボルト1のフロント板6からの突
出量を、通常の錠装置におけると同様にラツチボ
ルト2のそれより大きくして施錠を確実にするこ
とができる、という利点がある。
以上の説明から明らかなように、本願に係る一
の発明は、デツドカムとデツドボルトとの係合が
前者の施錠方向への回動時にのみ行われるように
し、通常の錠装置においてはラツチボルトのみを
操作する扉操作部材を介して、ラツチボルトまた
はラツチボルト操作部材により、デツドボルトを
ラツチボルトと共に錠箱内方へ引つ込ませるよう
にしたので、地震等の衝撃により大きな側圧を受
けたラツチボルトを先ず操作してしまい以後デツ
ドボルトを操作することができなくなるという事
態を完全に防止することができる。
本願に係る他の発明は、デツドボルトの第2係
合部が、ラツチボルトに関してデツドボルトと反
対側における錠箱側板に一端を回動自在に支承さ
れた連結レバーの自由端部を介して、ラツチボル
トまたはラツチボルトスライダと係合しているの
で、施錠時におけるデツドボルトのフロント板か
らの突出量を、通常の錠装置のように、ラツチボ
ルトのフロント板からの突出量より大きくして施
錠を確実にすることができ、前記本願に係る第1
の発明においてラツチボルト操作部材がラツチボ
ルトスライダであるときに生じる、施錠時デツド
ボルトのフロント板からの突出量をラツチボルト
のそれよりも大きくすることができない、という
若干の不都合を解消することができる。
また、本願に係る一の発明および他の発明によ
る対震錠の上記した機能は、必ずしも何時起こる
か分らない地震時にのみ有効なのではなく、例え
ば扉枠の戸当り部にゴムのパツキン条を装着し、
扉の前進面周辺部で上記パツキン条を弾性変形す
るように押圧して室内の気密を保つ気密扉や、あ
るいは経年変化によつて反つたり、あるいは蝶番
が変形した扉などのように、ラツチボルトにかか
る側圧が大きい場合にも有効であり、かつ必要で
ある。
さらにまた、施錠時には扉操作部材は固定され
て動かなくなるので、一寸扉操作部材に触れて回
してみれば施錠したかしないかがすぐにわかり、
したがつて施錠の確認が容易になる、など種々の
効果を奏する。
なお、施錠時悪意の第三者が扉操作部材を暴力
的に操作して解錠しようとする場合も考えられる
が、これは例えば扉操作部材に結合されたハンド
ルカム軸に応力が集中するシアリングポイントを
設け、強いトルクがハンドルカム軸に加わつた場
合上記シアリングポイント部がねじ切れるように
するか、または錠箱内部機構の強度を高めること
によつて有効に防止できる。
また、図示の実施例においては、第11図示の
ものを除き、デツドボルトの第2係合部はハンド
ルカムやラツチボルトスライダのようなラツチボ
ルト操作部材と係合するようになつているが、こ
れらは何れもラツチボルトと係合するように設計
できることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は扉の錠操作部の正面図、第2図は同背
面図、第3図は同側面図、第4図乃至第7図は本
願に係る一の発明の一実施例による対震錠の構成
を示す線図で、第4図は解錠時を、第5図は施錠
時を、第6図は解錠のためデツドカムを操作した
状態を、第7図は解錠操作時をそれぞれ示し、第
8図および第9図は上記一の発明の他の実施例を
示す線図、第10図および第11図は本願に係る
他の発明による対震錠の構成を示す線図である。 1……デツドボルト、2……ラツチボルト、3
……シリンダ、4……サムターン、5……ハンド
ル、6……フロント板、7……錠箱、11……デ
ツドカム、12……デツドボルト操作腕、14…
…デツドカム軸、15……第1係合部、16……
衝止面、17……ハンドルカム、19……フラン
ジ部、21……ボルト操作アーム、22……ハン
ドルカム軸、23……第2係合部、25……ラツ
チボルトスライダ、26……ラツチボルト支持
片、27……ハンドルカム係合片、31……押し
ピン、34……連結レバー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 施錠および解錠操作に応じてフロント板から
    出入りできるように案内されたデツドボルトと、
    錠箱内において回動自在に支承されると共に上記
    デツドボルトと係合できるように配設され、キー
    またはサムターンによつて回動されてデツドボル
    トの出入りを制御するデツドカムと、上記デツド
    ボルトとほぼ平行に移動可能に案内され、フロン
    ト板から突出する方向に常時付勢されたラツチボ
    ルトと、この付勢されたラツチボルトの内端部に
    フロント板側から係合して、ラツチボルトのフロ
    ント板から突出量を規定すると共に、扉操作部材
    の操作時これと連動してラツチボルトを引つ込ま
    せる方向に移動するラツチボルト操作部材とを有
    するものにおいて、上記デツドボルトに、施錠時
    にのみデツドカムと係合し、施錠時はデツドカム
    に係止される第1係合部と、上記ラツチボルト操
    作部材の錠箱内方へ移動時にのみラツチボルトま
    たはラツチボルト操作部材に係合する第2係合部
    とをそれぞれ形成し、キーまたはサムターンによ
    るデツドカムの解錠方向への回動によつてデツド
    ボルトの係止を解き、扉操作部材と連動して錠箱
    内方へ移動するラツチボルトまたはラツチボルト
    操作部材によつて、デツドボルトをラツチボルト
    と共に引つ込ませるようにしたことを特徴とする
    対震錠。 2 施錠および解錠操作に応じてフロント板から
    出入りできるように案内されたデツドボルトと、
    錠箱内において回動自在に支承されると共に上記
    デツドボルトと係合できるように配設され、キー
    またはサムターンによつて回動されてデツドボル
    トの出入りを制御するデツドカムと、上記デツド
    ボルトとほぼ平行に移動可能に案内され、フロン
    ト板から突出する方向に常時付勢されたラツチボ
    ルトと、この付勢されたラツチボルトの内端部に
    フロント板側から係合して、ラツチボルトのフロ
    ント板からの突出量を規定すると共に、扉操作部
    材の操作時これと連動してラツチボルトを引つ込
    ませる方向に移動するラツチボルトスライダとを
    有するものにおいて、上記ラツチボルトに関して
    デツドボルトとは反対側における錠箱内に一端を
    回動自在に支承され、自由端部を錠箱の内側から
    ラツチボルトまたはラツチボルトスライダに係合
    させた連結レバーを設けると共に、上記デツドボ
    ルトに、施錠時にのみデツドカムと係合し、施錠
    後はデツドカムに係止される第1係合部と、上記
    ラツチボルトスライダの錠箱内方への移動時にの
    み、上記連結レバーの自由端部を介して、ラツチ
    ボルトまたはラツチボルトスライダに係合する第
    2係合部とをそれぞれ形成し、キーまたはサムタ
    ーンによるデツドカムの解錠方向への回動によつ
    てデツドボルトの係止を解き、扉操作部材と連動
    するラツチボルトまたはラツチボルト操作部材の
    錠箱内方への移動を連結レバーの回動に交換し、
    この連結レバーの自由端部によつてデツドボルト
    をラツチボルトと共に引つ込ませるようにしたこ
    とを特徴とする対震錠。
JP16022682A 1982-09-13 1982-09-13 対震錠 Granted JPS5948568A (ja)

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JP16022682A JPS5948568A (ja) 1982-09-13 1982-09-13 対震錠

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JPS5948568A JPS5948568A (ja) 1984-03-19
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JPS50112593U (ja) * 1974-02-22 1975-09-13
JPS52110198A (en) * 1976-03-12 1977-09-16 Masatoshi Kawasaki Master clamping lock
JPS58117182A (ja) * 1981-12-29 1983-07-12 国産金属工業株式会社 ドア錠の非常解錠装置

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