JPH02167314A - スチレン系重合体の製造装置及び製造方法 - Google Patents

スチレン系重合体の製造装置及び製造方法

Info

Publication number
JPH02167314A
JPH02167314A JP1139090A JP13909089A JPH02167314A JP H02167314 A JPH02167314 A JP H02167314A JP 1139090 A JP1139090 A JP 1139090A JP 13909089 A JP13909089 A JP 13909089A JP H02167314 A JPH02167314 A JP H02167314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction vessel
scraper
paddle
paddles
stirring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1139090A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2695469B2 (ja
Inventor
Koji Yamamoto
浩司 山本
Kazutoshi Ishikawa
和利 石川
Hideki Imabayashi
今林 秀樹
Takashi Izumi
伊積 孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Petrochemical Co Ltd filed Critical Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Publication of JPH02167314A publication Critical patent/JPH02167314A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2695469B2 publication Critical patent/JP2695469B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スチレン系重合体の製造装置及び製造方法に
関し、詳しくは、重合体連鎖の立体化学構造が主として
シンジオタクチック構造を有するスチレン系重合体を効
率よく製造する装置及び方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来、
スチレン系重合体として、その立体化学構造がアタクチ
ック構造のもの及びアイソタクチック構造のものはよく
知られているが、最近この立体化学構造が主としてシン
ジオタクチック構造であるスチレン系重合体の開発が行
われつつあり、例えば特開昭62−187708号公報
等に開示されている。
しかしながら、シンジオタクチック構造を有するスチレ
ン系重合体は、その製造段階において、転化率が20%
程度で系全体が固相化するが、重合反応は転化率70%
程度まで進行する。そのため、従来のパドル翼等の撹拌
翼を具備した反応器で重合反応を行うと、液相からシン
ジオタクチック構造を有するスチレン系重合体が析出す
る際に、その粒径が約5−以上の巨大粒子が生威し、こ
れが乾燥効率の低下の原因になっていた。さらに撹拌に
よる剪断力が及ばない部分では、これらの粒子が塊状に
固化し、重合反応終了時には反応器の内部壁面、撹拌翼
、熱電対等の器内突起物に重合体が付着してしまうとい
う問題がある。
そこで、本発明者らは、重合物の後処理を容易にするた
めに、生成する重合物の粒径を制御可能とするとともに
、重合反応中に生成する重合物の反応器内部への付着を
防止でき、効率よくシンジオタクチック構造を有するス
チレン系重合体を製造することのできる装置及び方法を
開発すべく、鋭意研究を重ねた。
〔課題を解決するための手段〕
その結果、適当な装置を用いて、充分な剪断力を加えな
がら重合反応を行うことにより、上記課題を解決できる
ことを見出した。本発明はかかる知見に基いて完成した
ものである。
すなわち、本発明は主としてシンジオタクチック構造を
有するスチレン系重合体を製造する装置であって、略円
筒状の反応容器と、該反応容器内に回転可能に設けられ
た複数のフラットパドルまたは傾斜パドルを有する攪拌
翼と、該反応容器の軸長さの底部から少なくとも1/4
以上の上部に位置する前記パドルの先端に装着されたス
クレーパとを備え、該スクレーパは、その先端と反応容
器の内壁との間隔を10mm以下とし、かつ上下のスク
レーパの回転方向の位相をずらして設けたことを特徴と
するスチレン系重合体の製造装置を提供するとともに、
スチレン系モノマーを重合して主としてシンジオタクチ
ック構造を有するスチレン系重合体を製造するにあたり
、略円筒状の反応容器に、攪拌翼として複数のフラット
パドルまたは(頃斜バドルを備え、反応容器の軸長さの
底部から1/4以上の上部に位置する前記パドルの先端
に、その先端と反応容器の内壁との間隔を10+n+n
以下としたスクレーパを、回転方向の位相をずらして装
着した反応装置を用いてスチレン系モノマーを攪拌し、
重合することを特徴とするスチレン系重合体の製造方法
を提供するものである。
本発明において製造される重合体は、主としてシンジオ
タクチック構造を有するスチレン系重合体である。ここ
で、スチレン系重合体における主としてシンジオタクチ
ック構造とは、立体化学構造が主としてシンジオタクチ
ック構造、即ち炭素−炭素結合から形成される主鎖に対
して側む1であるフェニル基や置換フェニル基が交互に
反対方向に位置する立体構造を有することを意味し、そ
のタフティシティ−は同位体炭素による核磁気共鳴法(
”C−NMR法)により定量される。13C−NMR法
により測定されるタフティシティ−は、連続する複数個
の構成単位の存在割合、例えば2個の場合はラセミダイ
アツド、3個の場合はラセミトリアンド、5個の場合は
ラセミペンタッドによって示すことができるが、本発明
に言う「主としてシンジオタクチック構造を有するスチ
レン系重合体」とは、通常はラセミダイアツドで75%
以上、好ましくは85%以上、若しくはラセミペンタッ
ドで30%以上、好ましくは50%以上のシンジオタク
テイシテイ−を有するボリスヂレン。
ポリ (アルキルスチレン)、ポリ (ハロゲン化スチ
レン)、ポリ(アルコキシスチレン)、ポリ(ビニル安
息香酸エステル)及びこれらの混合物、あるいはこれら
を主成分とする共重合体を意味する。なお、ここでポリ
(アルキルスチレン)としては、ポリ(メチルスチレン
)、ポリ(エチルスチレン)、ポリ(イソプロピルスチ
レン)、ポリ(ターシャリ−ブチルスチレン)等があり
、ポリ(ハロゲン化スチレン)としては、ポリ(クロロ
スチレン)、ポリ(ブロモスチレン)、ポリ(フルオロ
スチレン)等がある。また、ポリ(アルコキシスチレン
)としては、ポリ(メトキシスチレン)、ポリ(エトキ
シスチレン)等がある。これらのうち特に好ましいスチ
レン系重合体としては、ポリスチレン、ポリ(p−メチ
ルスチレン)、ポリ(m−メチルスチレン)、ポリ(p
−ターシャリ−ブチルスチレン)、ポリ(p−クロロス
チレン)、ポリ(m〜ジクロロチレン)、ポリ (p−
フルオロスチレン)、さらにはスチレンとp−メチルス
チレンとの共重合体をあげることができる。
本発明により製造されるスチレン系重合体は、一般に重
量平均分子量5.000以上、好ましくは10.000
〜20,000,000 、数平均分子量2.500以
上、好ましくは5.000〜io、ooo、oooのも
のであり、上記のようにジンジオクタティシティ−の高
いものであるが、重合後、必要に応じて塩酸等を含む洗
浄液で脱灰処理し、さらに洗浄、減圧乾燥を経てメチル
エチルケトン等の溶媒で洗浄して可溶分を除去し、得ら
れる不溶分をさらにクロロホルム等を用いて処理すれば
、極めてシンジオタクテイシテイ−の大きい高純度のス
チレン系重合体が入手できる。
上記の如き主としてシンジオタクチック構造を有するス
チレン系重合体は、例えば不活性炭化水素溶媒中または
溶媒の不存在下に、チタン化合物及び有機アルミニウム
化合物と縮合剤との接触生成物からなる触媒を存在させ
、スチレン系モノマー(上記スチレン系重合体に対する
モノマーであり、スチレンあるいはその誘導体)を重合
することにより製造することができる。
ここで、上記触媒として用いられるチタン化合物として
は様々なものがあるが、好ましくは一般式 %式% 〔式中、R1,RzおよびR″はそれぞれ水素原子。
炭素数1〜20のアルキル基、炭素数1〜20のアルコ
キシ基、炭素数6〜20のアリール基。
アルキルアリール基、アリールアルキル基、炭素数1〜
20のアシルオキシ基、シクロペンタジェニルL 置換
シクロペンタジェニル基あるいはインデニル基を示し、
Xlはハロゲン原子を示す。a、b、cはそれぞれO〜
4の整数を示し、d、eはそれぞれ0〜3の整数を示す
。〕で表わされるチタン化合物およびチタンキレート化
合物よりなる群から選ばれた少なくとも一種の化合物で
ある。また、チタン化合物として上記−般式で表わされ
るもののほか、一般式 〔式中、R’、R5はそれぞれハロゲン原子、炭素数1
〜20のアルコキシ基、アシロキシ基を示し、kは2〜
20を示す。〕 で表わされる縮合チタン化合物を用いてもよい。
さらに、上記チタン化合物は、エステルやエーテルなど
と錯体を形成させたものを用いてもよい。
一方、上記チタン化合物とともに触媒の主成分を構成す
る有機アルミニウム化合物と縮合剤との接触生成物は、
各種の有機アルミニウム化合物と縮合剤とを接触して得
られるものである。ここで有機アルミニウムとしては各
種のものが使用可能であるが、通常は一般式 〔式中、R1,は炭素数1〜8のアルキル基を示す。〕
で表わされる有機アル藁ニウム化合物を挙げることがで
きる。
この有機アル5ニウム化合物を縮合させる縮合剤として
は、典型的には水が挙げられるが、このほかにアルキル
アル旦ニウム等の有機アルミニウム化合物が縮合反応す
る如何なるものを用いてもよい。この接触生成物の代表
例としては、トリアルキルアル貴ニウム化合物と水との
反応生成物をあげることができるが、具体的には一般式
C式中、nは重合度を示す。] で表わされる鎖状アルキルアルミノキサンあるいは一般
式 %式% で表わされる繰り返し単位を有する環状アルキルアルミ
ノキサン等がある。
一般に、トリアルキルアルミニウム等の有機アル旦ニウ
ム化合物と水との接触生成物は、上述の鎖状アルキルア
ルミノキサンや環状アルキルアルミノキサンとともに、
未反応のトリアルキルアルミニウム、各種の縮合生成物
の混合物、さらにはこれらが複雑に会合した分子であり
、これらはトリアルキルアルミニウムと水との接触条件
によって様々な生成物となる。
この際の有機アルミニウム化合物と水との反応は特に限
定はなく、公知の手法に準じて反応させればよい。例え
ば、■有機アルミニウム化合物を有機溶剤に溶解してお
き、これを水と接触させる方法、■重合時に当初有機ア
ルミニウム化合物を加えておき、後に水を添加する方法
、さらには■金属塩等に含有されている結晶水、無機物
や有機物への吸着水を有機アルミニウム化合物と反応さ
せる等の方法がある。ここで上記の水にはアンモニア、
エチルアミン等のアごン、硫化水素等の硫黄化合物、亜
燐酸エステル等の燐化合物などが20%程度まで含有さ
れていてもよい。
なお、これを触媒として用いる際には、上記接触生成物
を単独で用いることは勿論、前記有機アルミニウム化合
物を混合した態様で、さらには他の有機金属化合物を混
合し、あるいは接触生成物を無機物等へ吸着または担持
した態様で用いることもできる。
上記チタン化合物及び有機アルミニウム化合物と縮合剤
との接触生成物の量は、重合するスチレン系モノマー(
スチレンあるいはスチレン誘導体)の種類、触媒成分の
種類、その他の条件により適宜に設定されるものである
。またこの触媒には、他の触媒成分を加えることもでき
る。
本発明では、好ましくは上記原料と触媒を、重合体力<
a着する温度以下、即ち110″C以下の温度、好まし
くは0〜90°Cの温度で、多分散状態に保つに充分な
剪断力を加えながら、実質的に固体多分散体となるよう
に撹拌して重合反応を行い、シンジオタクチック構造を
有するスチレン系重合体を生成する。
ここで、重合反応時の撹拌は、■重合温度下で、モノマ
ー、オリゴマーおよびポリマーが液体状態であるか、あ
るいは一部のポリマーがモノマー中で液体にならずスラ
リー状になっている状態、または他の溶剤を含んだ実質
的に液体であるポリマーの低粘度状態での撹拌から、■
重合の進行に伴い高粘度状態の剪断力を加えながらの撹
Vドとなり、■最終的には実質的に全てが固体多分11
シ化し、固体多分1IIi体の撹拌となる三段階の撹拌
状態が同一反応器内で行われる。
第1図は、上記の主としてシンジオタクチック構造を有
するスチレン系重合体を重合するのに適した本発明の製
造装置であって、本発明を実施するための一例を示すも
のである。
この製造装置1は、略円筒状の反応容器2と、該反応容
器2内に回転可能に設けられた撹j’l’ ”tR3と
からなるもので、−iに攪拌槽型の反応器と称されるも
のである。本発明の製造装置lは、上記攪拌翼3として
複数のフラットパドルあるいは傾斜パドル(以下単にパ
ドルという)4.4を有するものを使用するとともに、
反応容器2の底部近傍に位置するパドルを除く上部のパ
ドルの先端にスクレーバ5,5を装着したものである。
また、第4図に示すように、さらに反応容器のdll+
 長さの底部から1/2以上の上部の位置では、バ1ル
の代わりに先端にスクレーパ12を有する棒状の撹拌体
8からなる攪拌翼3を設けることも右動である。
上記パドル4や撹拌体8は、前記原料や))1(媒等の
混合物(以下単に原料という)に充分な!3コ断力を与
えるもので、各パドル4や撹拌体8の幅等の形状や上下
間の配置間隔、配置角度等は従来から用いられているこ
の種のものと同様に形成することができる。例えば、パ
ドル4や棒状の撹拌体8の段数は反応容器2の軸線長さ
や翼幅等により異なるが、−i的には3〜20段が適当
である。またバドル40角度も特に制限は無いが、この
種の攪拌翼に一般に用いられている角度、すなわち回転
軸線に対して0度(フラット)〜45度が適当である。
また、上記パドル4や棒状の撹拌体8の先端に装着され
るスクレーパ5(あるいはスクレーパ12)は、反応容
器の内壁面にスケールが付着するのを防止するためのも
ので、その形状はフラットな板状のもの或いは丸棒状の
もので形成され、表面が滑らかなものであることが望ま
しい。材質は、翼に使用している材質(例えばステンレ
ススチール)と同じであってもよく、またテフロン等の
材質でもよい。金属を使用する場合は、その表面はパフ
仕上げ等で滑らかにしておくことが好ましい。このスク
レーパ5(あるいはスクレーパ12)と反応容器内壁面
との距離は、壁面に付着する原料の掻き取り残しが無い
ように、10InIn以下、特に5ffIIn以下とす
ることが好ましい。またスクレーパ5(スクレーパ12
)は、原料が回転翼と共に回転する供回りを防止するた
めに、上下のスクレーパの回転方向の位相をずらして配
置し、スクレーパ5(スクレーパ12)が鉛直方向に一
直線にならないようにする必要がある。このスクレーパ
5(スクレーパ12)の位相をずらす手段は、攪拌翼の
パドル4や棒状の撹拌体8の取り付は状態により適宜最
適な手段を採用することができるが、例えば、第1図に
示すように上下に隣接するパドル4が90度の位相差を
有する場合には、各パドル4の一端に90度ずつ位相を
変えてスクレーパ5を装着することにより行うことがで
きる。
また第2図A、Bに示すように各パドル4a、4aが同
位相に設けられている場合は、各パドル4aの一端に交
互にスクレーパ5,5を装着して180度の位相を設け
るなどの手段を採用することができる。また同様に原料
の供回りを防止するために、反応容器の軸線長さの少な
くとも1/4以下の底部に近い攪拌翼にはスクレーパを
設けずにおくことが必要である。原料に供回りを生じる
と原料に充分な剪断力を与えることができず、本発明の
目的を達成することができない。
さらに第1図に示すように攪拌翼3の上端部には、反応
容器2の上部内面に付着する原料掻き取る上部スクレー
バ6を装着するとともに、反応容器2底部には、通常の
パドルを装着してもよいが、これに代えて、反応容器の
底部の形状に合わせたアンカー型パドル7を装着するこ
とができる。
また、これらのパドル内、先端にスクレーパ5を装着し
ないパドルの先端と反応容器2内壁面との距離を、20
mm以下、好ましくは5 mm以下とすることにより、
原料に充分な剪断力を均等に与えることができる。
尚1反応容器や攪拌翼の材質は、ステンレススチールな
どの一般的な材料を用いることができる。
次に第4図に示す製造装置についてさらに詳細に説明す
る。
この製造装置9は、略円筒状の反応容器10内に回転可
能に設けられた撹拌翼11として該反応容器10内の中
段より上部(反応容器の軸長さの底部から1/2以上の
上部の位置)に設けられる複数の丸棒パドル(棒状の撹
拌体)8,8と該反応容器10内の中段より下部に設け
られる複数の傾斜フラットパドル(ftJi斜パドル)
4.4を有するものを使用するとともに、反応容器1o
の底部近傍に位置するパドルを除く上部のパドルの先端
に丸棒状のスクレーパ12.12を装着したものである
上記のごとく反応容器10の中段より上部に丸棒状パド
ル(棒状の撹拌体)8を、中段より下部に傾斜フラット
パドル4を配置することにより、原料に充分な剪断力を
与えながら、撹拌時の抵抗を低減するとともに、原料を
充分に攪拌することが可能となる。また反応容器IO底
部には、フラットパドルを装着してもよいが、これに代
えて、反応容器の底部の形状に合わせたアンカー型パド
ル13を装着することにより、さらに攪拌効率を向上さ
せることができる。
本発明では、これらの各パドルの径や幅等の形状や上下
間の配置間隔、配置角度等も前述の製造装置と同様に反
応容器10の大きさや原料の種類などにより適宜設定す
ることができる。例えば、各パドルの段数は5〜20段
、傾斜フラットパドル4の角度は回転軸線に対して0度
(フラット)〜45度など前記製造装置と同様に設定す
ることができる。
一方、上記パドルの先端に装着されるスクレーパ12を
丸棒状とすることにより、反応容器10の内壁面にスケ
ールなどが付着するのを防止することに加えて撹拌時の
抵抗を低減することができる。このスクレーパ12も、
前記製造装置に用いたスクレーパと同様に、表面が滑ら
かで耐摩耗性に優れた材料により形成し、スクレーパ1
2と反応容器10の内壁面との距離を、10mm以下、
特に5mm以下とすることが好ましい。また、このスク
レーパ12も、原料が回転翼11と共に回転する供回り
を防止するために、上下のスクレーパ12の回転方向の
位相をずらして配置し、スクレーパ12が鉛直方向に一
直線にならないようにする必要がある。
また、先端にスクレーパ12を装着しない下部の傾斜フ
ラットパドル4の先端と反応容RHIO内壁面との距離
を、20mm以下、好ましくは511Iff1以下とす
ることにより、前記同様、原料に充分な剪断力を均等に
与えることができる。
さらに反応容器10の内周壁上端部には、液返し14を
設けることにより、土壁部へのスケールの付着を防止す
ることができる。また撹拌翼11と回転駆動軸とを接続
するボス部15もできるだけ小さく形成することにより
、この部分へスケールの付着も低減することができる。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例及び比鮫例によりさらに詳しく説
明する。
実施例1 容積101.槽径200 mm槽に、翼径190mm。
パドル幅25+nm、翼角度30度(軸線に対して)。
翼段数5段、最下部のパドルはアンカー型パドル。
軸線長さ330n+m、各パドルがそれぞれ下端から2
90mm、230mm、170mm、1108nuの位
置にあるマルチパドルタイプの撹拌翼(第1図参照)を
設置し、底部に近い2つのパドルを除いたものノ先端に
長さ60[1111(最上部スクレーパ)、72M(二
段目スクレーパ)、85++un(三段目スクレーパ)
3幅13mm、槽内壁との距離を2 n+n+としたス
クレーパをそれぞれ装着した槽壁反応器を用い、原料と
してスチレン3.0ffi、触媒としてメチルアルミノ
キサン104−、リモル及びチタニウムテトラエトキシ
10.3549モルを加え、反応温度70°C1攪拌速
度400 rpmの条件で2時間重合反応を行った。但
し撹拌方向は掻き上げ方向とした。その結果、粉状体の
シンジオタクチック構造を有するスチレン重合体(以下
S P Sという)を1700g得た。このSPSのラ
セミペンタッドでのシンジオタクテイシテイ−は97%
であった。また反応後に槽内の内部観察を行っ2・外と
ころ、槽内壁や攪拌翼に付着したスケールは僅かであり
、このスケールと得られた5PSO中の5 mm以上の
粒子との和は全体に対して7%であった。
実施例2 実施例1において、スクレーパと槽内壁との間隔を5 
mmとした以外は実施例1と同様に操作を行い、SP3
1690gを得た。このsPsのラセミペンタッドでの
シンジオタクテイシテイ−は97%であった。実施例1
と同様にスケールと5肛以上の粒子との和をみたところ
、得られたSPS全体に対して15%であった。
実施例3 実施例1において、最下部のアンカー型パドルを通常の
パドル翼とした以外は実施例1と同様に操作を行い、S
P31680gを得た。このSPSのラセミペンタッド
でのシンジオタクテイシテイ−は97%であった。同様
にスケールと5 m111以上の粒子との和をみたとこ
ろ、得られたSPS全体に対して15%であった。
実施例4 実施例1において、パドルの傾斜をフラットとした以外
は実施例1と同様に操作を行い、5231720gを得
た。このSPSのラセミペンタッドでのシンジオタクテ
イシテイ−は97%であった。同様にスケールと5mm
以上の粒子との和をみたところ、得られたSPS全体に
対して15%であった。
実施例5 容積101.槽径200mm槽に、翼径190onn。
パドル幅2511111.翼角度30度(軸線に対して
)。
翼段数5段、最下部のパドルはアンカー型パドル。
軸線長さ330mm、各パドルがそれぞれ下端から1’
70mm、108mmの位置にマルチパドルタイプの攪
拌翼、および下端から290mm、230mmの位置に
棒状翼(第4図参照)を設置し、底部に近い2つのパド
ルを除いたものの先端に長さ60mm(最上部スクレー
パ)、72mm(二段目スクレーパ)。
85M(三段目スクレーパ)1幅13mm、槽内壁との
距離を2mmとしたスクレーパをそれぞれ装着した種型
反応器を用い、原料としてスチレン3.Ol、触媒とし
てメチルアルミツキサン104ミ9リモルを加え、反応
温度70°C2攪拌速度400rpIIlの条件で2時
間重合反応を行った。但し攪拌方向は掻き上げ方向とし
た。その結果、粉状体のシンジオタクチック構造を有す
るSPSを1700g得た。このSPSのラセミペンタ
ッドでのシンジオタクテイシテイ−は97%であった。
実施例1と同様にスケールと5mm以上の粒子との和を
みたところ、得られたSPS全体に対して5%以下であ
った。
比較例1 実施例3において、スクレーパの装着位置を第3図に示
すように鉛直方向に一直線とした以外は、実施例3と同
様に操作を行い、SP31700gを得た。同様にスケ
ールと5InI!1以上の粒子との和をみたところ、得
られたSPS全体に対して55%であった。
比較例2 実施例1において、スクレーパを装着せずにパドルのみ
で攪拌を行ったこと以外は、実施例1と同様に操作を行
い、SP31650gを得た。同様にスケールと5mm
以上の粒子との和をみたところ、得られたSPS全体に
対して70%であった。
比較例3 実施例3において、全てのパドル及びアンカー型パドル
の先端にスクレーパを装着して攪拌を行ったこと以外は
、実施例3と同様に操作を行い、SP51700gを得
た.同様にスケールと5mff1以上の粒子との和をみ
たところ、得られたSPS全体に対して60%であった
〔発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば重合反応の進行に
伴う重合生成物が反応槽や撹拌翼等に付着することがな
く、均質な粒径の粉状の主としてシンジオタクチック構
造を有するスチレン系重合体を効率よく得ることができ
る。また撹拌翼による剪断力を制御することにより、重
合物の粒径制御が可能となり、後処理なども容易となる
したがって、本発明は主としてシンジオタクチック構造
を有するスチレン系重合体の工業的な製造方法として有
効な利用が期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造装置及び製造方法を実施するため
の装置の一例を示す反応容器の断面図、第2図は攪拌翼
の他の例を示す攪拌翼の正面図及び平面図、第3図は比
較例2で用いた攪拌翼の正面図である。また、第4図は
本発明の製造装置及び製造方法を実施するための装置の
他の例示す反応容器の断面図である。 1:製造装置.  2:反応容器,  3:攪拌翼。 4、4a:パドル.  5:スクレーパ。 6:上部スクレーパ、  7:アンカー型パドル。 8:棒状の撹拌体,   9:製造装置。 10:反応容器,    11:ffl拌翼。 12:スクレーパ,  13:アンカー型パドル。 14:液返し,    15:ボス部 特許出願人 出光石油化学株式会社 第 図 (B) 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主としてシンジオタクチック構造を有するスチレ
    ン系重合体を製造する装置であって、略円筒状の反応容
    器と、該反応容器内に回転可能に設けられた複数のフラ
    ットパドルまたは傾斜パドルを有する撹拌翼と、該反応
    容器の軸長さの底部から少なくとも1/4以上の上部に
    位置する前記パドルの先端に装着されたスクレーパとを
    備え、該スクレーパは、その先端と反応容器の内壁との
    間隔を10mm以下とし、かつ上下のスクレーパの回転
    方向の位相をずらして設けたことを特徴とするスチレン
    系重合体の製造装置。
  2. (2)反応容器の軸長さの底部から1/2以上の上部の
    位置に、先端にスクレーパを有する棒状の撹拌体からな
    る撹拌翼を設けてなる請求項1記載の製造装置。
  3. (3)スチレン系モノマーを重合して主としてシンジオ
    タクチック構造を有するスチレン系重合体を製造するに
    あたり、略円筒状の反応容器に、撹拌翼として複数のフ
    ラットパドルまたは傾斜パドルを備え、反応容器の軸長
    さの底部から1/4以上の上部に位置する前記パドルの
    先端に、その先端と反応容器の内壁との間隔を10mm
    以下としたスクレーパを、回転方向の位相をずらして装
    着した反応装置を用いてスチレン系モノマーを撹拌し、
    重合することを特徴とするスチレン系重合体の製造方法
  4. (4)反応容器の軸長さの底部から1/2以上の上部の
    位置に、先端にスクレーパを有する棒状の撹拌体からな
    る攪拌翼を設けた反応装置を用いた請求項3記載の製造
    方法。
JP13909089A 1988-09-12 1989-06-02 スチレン系重合体の製造装置及び製造方法 Expired - Fee Related JP2695469B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-226357 1988-09-12
JP22635788 1988-09-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02167314A true JPH02167314A (ja) 1990-06-27
JP2695469B2 JP2695469B2 (ja) 1997-12-24

Family

ID=16843886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13909089A Expired - Fee Related JP2695469B2 (ja) 1988-09-12 1989-06-02 スチレン系重合体の製造装置及び製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2695469B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07292002A (ja) * 1994-04-27 1995-11-07 Asahi Chem Ind Co Ltd 重合体ラテックスの製造方法
JP2014501310A (ja) * 2010-12-29 2014-01-20 ランクセス・インターナショナル・ソシエテ・アノニム 連続重合のための反応器および方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07292002A (ja) * 1994-04-27 1995-11-07 Asahi Chem Ind Co Ltd 重合体ラテックスの製造方法
JP2014501310A (ja) * 2010-12-29 2014-01-20 ランクセス・インターナショナル・ソシエテ・アノニム 連続重合のための反応器および方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2695469B2 (ja) 1997-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR940008349B1 (ko) 스티렌계 중합체의 제조방법
Baugh et al. Discovery of syndiotactic polystyrene: its synthesis and impact
KR930010921B1 (ko) 스티렌계 중합체 제조방법 및 장치
JPH0637534B2 (ja) スチレン系重合体の製造方法
JP2752695B2 (ja) アルミノキサンの乾燥方法およびポリマーの製造方法
JP3378563B2 (ja) 生成物循環方式を用いたシンジオタクチックスチレン系重合体の製造方法
EP0390000B1 (en) Process for producing a styrene-based polymer
JPH02167314A (ja) スチレン系重合体の製造装置及び製造方法
JP2742062B2 (ja) スチレン系重合体の製造装置及び製造方法
JP2742063B2 (ja) スチレン系重合体の製造装置及び製造方法
JP2700189B2 (ja) スチレン系重合体の製造方法
KR100533230B1 (ko) 스티렌을 중합 또는 공중합하기 위한 장치
JPH0320308A (ja) スチレン系重合体の製造方法
KR100690352B1 (ko) 고속 촉매 분산 방법을 이용한 스티렌계 중합체의 제조방법
JPH04300901A (ja) 熱可塑性樹脂の製造方法
KR100837422B1 (ko) 중합체 제조 장치 및 그를 이용한 중합체 제조 방법
KR20040043649A (ko) 중합체 제조 시스템 및 이 시스템을 이용한 중합체 제조방법
JPH08208713A (ja) 立体規則性ポリスチレンの製造方法
JPH0725906A (ja) スチレン系重合体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees