JPH0216921A - 幼植物の増殖方法 - Google Patents

幼植物の増殖方法

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JPH0216921A
JPH0216921A JP16729788A JP16729788A JPH0216921A JP H0216921 A JPH0216921 A JP H0216921A JP 16729788 A JP16729788 A JP 16729788A JP 16729788 A JP16729788 A JP 16729788A JP H0216921 A JPH0216921 A JP H0216921A
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JP
Japan
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carbon dioxide
culture
seedlings
oxygen gas
growth
Prior art date
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Pending
Application number
JP16729788A
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English (en)
Inventor
Tadashi Asahira
浅平 端
Motoaki Doi
土井 元章
Toru Oishi
徹 大石
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Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、植物組織培養によって培養され、光合成能
力を有するに至った幼植物を増殖させる際の増殖1ノ法
に関する。
[従来の技術] 茎頂18養やカルス培養等の植物組織培養によって培養
された幼植物については、光合成能ノjが低くて幼植物
それ自体では生長に必要とされる糖類の生産を充分に行
うことができないと考えられており、通常、基本培地組
成中に植物体の生長に利用される炭素源としてシミ糖、
ブドウ糖等の糖類を10〜5(1/J)の範囲で添加し
て調整された培地により実質的に無菌状態の培養系で増
殖させ、必要により再分化させあるいはこの増殖過程を
繰返し行った後、一定の大きさに生長した幼植物を非無
菌化で馴化培地に移植して馴化させ、定植用苗としてい
る。
しかも、この従来の方法では、無菌培養系内で通常3.
000ルックス程度の光を照射しているにもかかわらず
培養容器中に炭酸ガスを供給することなく培養していた
ので、培養容器中の炭酸ガス濃度は光の照側聞始後短時
間で数拾ppm程麿以下にまで低下し、幼植物の光合成
は抑えられ、幼植物の分化や増殖等の生長には専ら培地
中に添加した糖類のみが使用されることになり、このこ
とが幼植物の光合成OL力を低下させる原因になってい
ると考えられる。このため、この増殖過程で増殖し一定
の大きさに成長した幼植物は、次に馴化培地に移植され
て馴化されるが、光合成を行うことなく糖類のみを炭酸
源として無菌培養系で増殖した増殖過程から、馴化課程
に移行し、突如として雑菌に晒される自然環境の中で光
合成を行う必要に迫られ、この外部環境の変化や生活様
式の急変が大ぎなストレスとなり、結局この馴化時にお
いて活着率の低下や生育の遅れ等の問題を招く原因にな
っていた。
また、植物の生理上、葉で作られた光合成同化産物の利
用や地下部への転流を促進する観点からは、むしろ培養
容器の雰囲気中の酸素ガスの濃度についても配慮すべき
ではないかと思われるが、従来からの一般的な考え方と
して、酸素は空気中に約21%存在するために、培養中
の過不足は生じないと考えられており、従ってこれ迄の
組織培養では、酸素ガスの濃度は仝(考慮されていなか
っだ。
ところで、植物組織培養において、液体培地で発根した
植物体の光合成を促進させるため、非右孔性で相当の気
体分子を透過させる性質を′4−4’する低密度ポリエ
チレンパイプを使用し、液体培地内に酸素ガスをまた培
養容器空間部に炭酸ガスをそれぞれ所定濃度でバランス
良(供給する試みも提案されている(特開昭61−10
0189号公報)が、実際の幼植物の増殖方法に採用さ
れるには至っていない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、新規な幼植物の増殖方法を提供するこ
とにある。また、本発明の他の目的は、植物組織の増殖
を促進することかできる増殖方法を提供することにある
。ざらに、本発明の他の目的は、馴化時の活着率や馴化
後の植物体の生育が良好となるような幼植物の増殖方法
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明者は、かかる観点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果
、酸素ガス増りを行うと共に炭酸ガスも施用して幼植物
に光合成をさせることにより、幼植物の増殖、分化、生
長が著しく促進されることを見出だし、本発明を完成し
た。
すなわち、本発明は、植物組織培養によって培養され、
光合成能力を有するに至った幼植物を増殖させるに際し
、培養系内の雰囲気に酸素ガス増与を行うと共に、炭酸
ガスも施用することを特徴とする幼植物の増殖方法であ
る。以下本発明の詳細な説明する。
まず、本発明の増殖方法の対象となる幼植物としては、
それが光合成能力を有するものであればよく、植物の種
類や植物組織培養法等によって異なるが、例えば、植物
組織培養法が茎頂培養法である場合には、形成された苗
条若しくはプロトコームが光合成能力を有するものであ
ればこの苗条若しくはプロトコーム等を小さく切断した
植物体、又はこの切断植物体を誘芽培地で発芽させて得
られた植物体等がある。また、植物組織培養法がノJル
ス培養法である場合には、形成されたカルスが光合成能
力を有するものであればこのカルス、又は、カルスを誘
芽培地で苗条を再分化さゼて得られた植物体、又は、こ
の再分化した植物体を増殖させ分株して得られた植物体
等を挙げることができる。ざらに例えばセラミックファ
イバー等の繊維を培地材として使用して液体培地の交換
により馴化直重までの植物組織培養を−のして行う場合
にも、組織培養の対象となっている植物が光合成能力を
有するに至った段階から本発明にいう幼植物として本発
明方法を適用することができる。さらにまた、植物1J
IIJt @養の手法として知られている従来公知の他
の方法、例えば試験管内挿木、不定芽形成、不定胚形成
、苗条原基等の方法により培養され、光合成能力を有す
るに至った植物体も本発明にいう幼植物として本発明方
法を適用できるものである。
次に本発明における最大の骨子とする所は、光合成能力
を有するに至った幼植物を増殖させるに際し、培養系内
の雰囲気に酸素ガス増与を行うと共に炭酸ガスも施用す
る点にある。
即し、従来、幼植物のJ?i殖等の生長に当って、培養
系内に炭酸ガスを導入づることによって幼hQ物の光合
成能力を引き出す試みはなされているが、本発明におい
ては、これまで全く配慮されていなかった酸素ガスの別
毎を炭酸ガスの施用と共に行うことによって、幼植物の
増殖、分化、生民を著しく促進ゼしめるという全く予想
外の効果を発揮せしめることが可能どなるものである。
このような効果が発現される機構は今の所明らか(・は
ないが、恐らく酸素増勺により、同化速度及び異化速度
がはやめられ、これによって光合成産物の転流速度が増
大されるとともに培地からの糖類の吸収が促進され、(
11用される炭酸ガスとの相乗効果により、照射した光
エネル−V−と培地中の糖類とが有効に活用されるため
と考えられる。
この場合、本発明方法で行う酸素ガス増りについては、
培養系内の酸素ガス濃度を従来の組織培養のぞれJ:り
も高くづることが必要であり、酸素ガス濃度としては、
21.5%・〜75%好ましくは22%〜50%である
。酸素ガス濃度が75%を越えると植物が酸素ガスの過
剰によって障害を起し易く、21.5%より少ないと酸
素僧俗による幼植物の生長促進効果が認められなくなる
また、炭酸ガス施用については、]8養系内の炭酸ガス
濃度を従来の組織培養のそれj二りも高くすることが必
要であり、炭酸ガス濃度としでは0.005〜25%、
好ましくは0.025〜10%である。炭酸ガスS度が
25%を越えると植物が炭酸ガスの過剰によって障害を
起し易く、また、0.005%より少ないと光合成能力
が充分に発揮されず、炭酸ガス施用による幼植物の生長
促進効果が認められなくなる。
さらに、酸素ガス僧俗及び炭酸ガス施用の方法としては
、通気性の高い培養容器内で18養されている場合には
培養室内のmzガス・炭酸ガスの濃度を高めればよい。
この場合、培養′デ全体の酸素ガス・炭酸ガスの濃度を
高めてもよいし、培養室内に設置したコンテナ内に培養
容器を収納し、そのコンテナ内の酸素ガス・炭酸ガスの
濃度をコントロールするようにしてもよい。、また、培
養容器内に直接フィルター二りを通して酸素ガス・炭酸
ガスを供給するブノ法も適用できる。
また2本発明方法で使用する培地は通常基本培地とこれ
に添加される糖類とで構成され、上記基本培地としては
、ムラシゲ・スクーグ、ホワイト、ナドソン、リンスマ
イヤー・スクーグ、ヘラ−、ゴートレ、ニッチ・ニッチ
、エリクソン、ガンボーグ・ミラー、オジマ、原本・狩
野等の公知の植物組織培養用培地及びそれらの修正培地
を挙げることができ、必要に応じてカイネチン、オーキ
シン等の生長調節物質を添加してもよい。また、これら
の培地に添加されるショ糖、ブドウ糖等の糖類または、
グリセリン等の心機炭素源物質の濃度としては、通常の
レベルでよいが、必要に応じて増減してもにい。
なお、必要に応じてソルビトール等の公知の植物組織培
養に阻害作用を有しない物質を添加し、培地の浸透圧を
調整することもできる。
さらに、本発明方法において使用される培地として、植
物組織培養用培地材を併用することもできる。この培地
と組合わせて使用する培地材としては、寒天などのゲル
化剤等従来公知のものを使用できるが、好ましくは無機
繊維、右機繊郭、無機多孔質体、有機多孔質体等を挙げ
ることができ、より好ましくはセラミック繊維、ポリエ
ステル繊維等の成形体を挙げることができ、これらは植
物の生長に見合った養分や水分を供給?′きる点で優れ
ている。特に、本発明方法により幼植物の生長を促進さ
せる場合には、光合成にJ:る幼植物の生長促進が培地
中の肥料成分の欠乏を招き、それによって幼植物生長が
律速される危険性が高い。従って、幼植物の生長に見合
い、肥料成分や水分を補給するのが好ましく、また、幼
植物の生長の段階に合わせて培地中に添加づる糖類や植
物生長調節物質の糖濃度を増減するのが好ましい。
また、幼植物の光合成を行わせるための照明条件として
は、植物の種類によって異なり、基本的には植物によっ
て決まる光補償点から光飽和点までであるが、幼植物に
光合成を行なわける観点から2,000〜50,000
ルックス程度が適当である。炭酸ガス施用下では、培養
中の幼植物が光による生育障害を生じない程度にまでそ
の照明条件を高める方が幼植物の生長は促進されるが、
経済性と幼植物の生長を考慮して照明条件を選択するの
がよい。しかし、光補償点以下の光量では幼植物の生長
促進効果が認められなくなる。なお、明朗/ 118J
IQのザイクル、培M温度等の培養条件に関しては公知
の方式が適用される。
なお、本発明方法に関する以上の説明では、植物組織培
養によって培養され、光合成能力を有するに至った幼植
物の増殖方法として記載しているが、本発明方法はこれ
に限定されるものではなく、植物組織培養の手法や植物
の種類によっては植物体の分化過程ですでに光合成能力
を有する場合があるが、かかる場合にも本発明方法を適
用し得るものであり、これを除外するものではないこと
は勿論である。
また培養系外においても、閉鎖系または半開銀系の施設
内にお(ブる光合成能力を有する植物の増殖、育成、栽
培等にも本発明方法を適用し得るものであり、これを除
外するものではない。
[実施例] 以下、実施例及び比較例に基いて、本発明方法を具体的
に説明する。
(実施例1) ムラシゲ・スクーグ修正培地にショ糖10g/p、培養
用R製寒天8’j/f)を添加した寒天培地を200m
のエルレンマイヤーフラスコに5old分注後、それぞ
れがメンブレンフィルターに接続した2本の曲管をつけ
たゴム栓をして、120℃で15分間オートクレーブ滅
菌を行い、自然冷却させた。
一方、予め無菌培養系内で増殖させたカラジウム(Ca
ladium bicolor ’Candidum’
 )の幼植物をクリーンベンチ内で上記エルレンマイヤ
ーフラスコ内に8個体づつ置床した。
このエルレンマイヤーフラスコを、炭酸ガス濃度を1%
に高め、酸素ガス′m瓜を37%に調整した空気をエア
ーポンプにより、メンブレンフィルターを通して曲管の
一方からフラスコ内に通気し、他方の曲管から回収して
その空気の炭酸ガス濃度と酸素ガス濃度を再調I!後、
培養器内に循環させるシステムに接続して、培養温度2
5℃、明朗16時間及び暗期8時間、明朗での照度3.
000ルツクスとなるような培養条件下で60日間培養
し、この時の乾物重、板数、最大根長を調べた。結果を
第1表に示す。
(比較例1) エルレンマイヤーフラスコ内の炭酸ガス濃度を1%、酸
素ガス濃度を21%に調整した以外は実施例1と同様の
手順及び条件で同じ幼植物を培養し、実施例1と同じ項
目について調べた。結果を第1表に示す。
(比較例2) 実施例1で使用した、エルレンマイヤーフラスコの炭酸
ガス濃度及び酸素ガス濃度の調整システムに接続した曲
管をつけたゴム栓の代りにアルミボイル栓を用い、培養
容器内のガス環境は全くコントロールを行なわない点以
外は、実施例1と同様の手順及び条件で同じ幼植物を培
養し、実施例1と同じ項目について調べた。結果を第1
表に示す。
なお、第1表の多値は、比較例1で測定された測定値の
平均値を100として表わした。この第1表の結果から
明らかなように、酸素ガス僧俗と炭酸ガス施用を行った
実施例1の結果は、比較例1.2の場合に比べて、幼植
物の生長が著しく促進されているのが理解される。
(実施例2) Thomale G D修正培地にショ糖10g/N、
培養用精製寒天8g/Jを添加した寒天培地を使用し、
予め無菌培養系内で増殖させたデンドロビウム・ファレ
ノプシス(Dendrobium phalaemop
sis八5ahi  ’RedへQueen ’ )の
幼植物を実施例1で使用したと同じJ−ルレンマイヤー
フラスコ内に8個体づつ置床したものを用いた点以外は
、実施例1と同様の手順及び条件でjB養を行い、実施
例1と同じ項目について調べた。結果を第2表に示す。
(比較例3) エルレンマイヤーフラスコ内の炭酸カス濃度を1%、酸
素ガス濃度を21%に調整した以外は、実施例2ど同様
の手順及び集信で同じ幼植物を培養し、実施例2と同じ
項目について調べた。結果を第2表に示す。
(比較例4) 実施例2で使用した、エルレンマイヤーフラスコの炭酸
ガス濃度及び酸素ガス濃度の調整システムに接続した血
管をつけたゴム栓の代りにアルミホイル栓を用い、培養
容器内のガス環境は全くコントロールを行なわない点以
外は、実施例2ど同様の手順及び条件で同じ幼植物を培
養し、実施例2と同じ項目について調べた。結果を第2
表に示ず。
なお、第2表の多値は、比較例3で測定された測定値の
平均値を100として表した。この第2表の結果から明
らかなように、酸素ガス贈与と炭酸ガスM用を行った実
施例2の結果は、比較例3.4の場合に比べて、幼植物
の生長が著しく促進されているのが理解される。
第2表 [発明の効果] 本発明にJ:れば、培養系内の雰囲気に酸素ガス増与及
び炭酸ガス施用を行うため、幼植物の有づる光合成能力
を高めることができ、これによって幼植物の生長が著し
く促進され、また培養系から取出した後の馴化過程にお
ける植物体が受けるストレスを低減でき、馴化過程にお
りる活着率を向上させ、生長を促進づることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、植物組織培養によつて培養され、光合成能力を有す
    るに至った幼植物を増殖させるに際し、培養系内の雰囲
    気に酸素ガス増与を行うと共に炭酸ガスも施用すること
    を特徴とする幼植物の増殖方法。 2、酸素ガス濃度が21.5%〜75%である請求項1
    記載の幼植物の増殖方法。 3、炭酸ガス濃度が0.005%〜25%である請求項
    1又は2記載の幼植物の増殖方法。
JP16729788A 1988-07-05 1988-07-05 幼植物の増殖方法 Pending JPH0216921A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5862626A (en) * 1990-03-23 1999-01-26 Kirin Beer Kabushiki Kaisha Process for producing tuber

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5862626A (en) * 1990-03-23 1999-01-26 Kirin Beer Kabushiki Kaisha Process for producing tuber

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