JPH02171401A - 単軌条運搬車のレール取付構造 - Google Patents
単軌条運搬車のレール取付構造Info
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- JPH02171401A JPH02171401A JP33001188A JP33001188A JPH02171401A JP H02171401 A JPH02171401 A JP H02171401A JP 33001188 A JP33001188 A JP 33001188A JP 33001188 A JP33001188 A JP 33001188A JP H02171401 A JPH02171401 A JP H02171401A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(7)要 旨
側方にラックのある単軌条運搬車用レールであって、1
〜1.5m間隔で、 レールの下面を、支持棒によって
支持する。下面を支持するので、簡単な1本レール構造
でありながら、重い荷重に耐える。一本レール構造で、
従来、下面を支持するものはなかった。
〜1.5m間隔で、 レールの下面を、支持棒によって
支持する。下面を支持するので、簡単な1本レール構造
でありながら、重い荷重に耐える。一本レール構造で、
従来、下面を支持するものはなかった。
(イ)技術分野
この発明は、単軌条運搬車のレール取付構造に関する。
単軌条運搬車は、一本の角形のレールの上を、動力車と
台車とが互に連結されて走行するものである。
台車とが互に連結されて走行するものである。
一本のレールであるから敷設も容易である。傾斜地など
にも適する。みかん山などの果樹園に於て、果実、肥料
などの運搬に用いられる。
にも適する。みかん山などの果樹園に於て、果実、肥料
などの運搬に用いられる。
レールには、ラックが溶接されていたり、穴が等間隔で
穿たれていたりする。動力車は、駆動源、動力伝達系、
駆動ビニオンを持ち、駆動とニオンが前記のラック又は
穴に嵌合する。
穿たれていたりする。動力車は、駆動源、動力伝達系、
駆動ビニオンを持ち、駆動とニオンが前記のラック又は
穴に嵌合する。
駆動源により駆動ビニオンが回転すると、動力車は前進
或は後進する。
或は後進する。
運転者は不要である。1本の連続した単軌条の始端、中
間、終端にいる作業者が、停止、ミッション切換え、発
進などの操作をする。また、自動的に終端に停止する。
間、終端にいる作業者が、停止、ミッション切換え、発
進などの操作をする。また、自動的に終端に停止する。
果樹園などに使われている単軌条運搬車は、既に長い使
用の実績を持つ。
用の実績を持つ。
単軌条運搬車は、特に急勾配の土地に於ても、昇り降り
し、果実、肥料、資材などを運搬することができる。
し、果実、肥料、資材などを運搬することができる。
駆動ビニオンとレールの嵌合については、いくつかの種
類がある。
類がある。
(つ)下火方式レール
角形レールの下面に、多数の穴を等間隔に穿孔する。
駆動輪は、レールの下面に接触するように設けられる。
駆動輪の中央円周上には、等間隔に突起がある。
駆動輪の突起が、角形レールの下面下穴に入り込む。
駆動輪が回転すると、レールから反作用を受けるので、
動力車が動く。
動力車が動く。
このような下穴方式のレールは、
実開昭56−55005 (S 56.5.13 )
実開昭56−53669 、 (S 56.・5.11
)特開昭56−47353 (S 56.4.30
)特開昭56−117354 (S 56)1.30
)特開昭56−47352 (S 56.4.30
)特開昭56−47351 (S 56.4.30
)実公昭59−23764 (S 59.7.14
)などに示される。
実開昭56−53669 、 (S 56.・5.11
)特開昭56−47353 (S 56.4.30
)特開昭56−117354 (S 56)1.30
)特開昭56−47352 (S 56.4.30
)特開昭56−47351 (S 56.4.30
)実公昭59−23764 (S 59.7.14
)などに示される。
単軌条なのであるから、レールの支持が難しい。
レールは、上車輪が上に載る。
下穴方式であれば、駆動輪がレールの下にある。
駆動輪と上車輪とは片側のフレームでつながれている。
従って、レールは、反対側の側面から、棒を通し、この
棒を支持支柱により片持ち支持される。
棒を支持支柱により片持ち支持される。
このように、レールは空いた側方から、片もち支持する
しかない。これ以外の支持は不可能である。
しかない。これ以外の支持は不可能である。
レールの直下、下面を支持するという事は、思いもよら
ない。不可能である。
ない。不可能である。
に)下ラック方式
角形レールの下に穴を穿つかわりに、角形レールの下面
にラックを溶接するものである。
にラックを溶接するものである。
駆動輪はレール下面に当るようにしたビニオンである。
ビニオンが下面ラックに嵌合する。
レールには上車輪が載っており、下に駆動ビニオンが接
触している。上車輪と駆動ビニオンは同一のフレームで
支持でれる。
触している。上車輪と駆動ビニオンは同一のフレームで
支持でれる。
つまり、上面、一方の側面、下面には支持構造を設ける
事ができない。下火方式と同じである。
事ができない。下火方式と同じである。
これも、空いた方の側面から、棒を通し、これによりレ
ールを支持する。
ールを支持する。
現在作られている多くの単軌条運搬車は下穴、下ラック
方式である。
方式である。
(2)上穴、上ラック方式
角形レールの上面に上穴を穿ち、レール上に設けた駆動
輪の突起に嵌合させるものである。上火方式とよぶ。
輪の突起に嵌合させるものである。上火方式とよぶ。
あるいは、角形レールの上面にラックを溶接し、レール
上に設けた駆動ビニオンを噛合わせる。上ラック方式と
よぶ。
上に設けた駆動ビニオンを噛合わせる。上ラック方式と
よぶ。
このような単軌条運搬車は、現在のところ存在しない。
存在しないのは、理由がある。
レールの上面は、車輪の荷重を支える重要な面である。
レールの上に支持用の車輪と、駆動輪が載ることになる
。
。
駆動輪にも荷重がかかる。このため、レールの穴が、駆
動輪の突起により、大きくなる傾向にある。それだけで
はなく、穴と突起の位相が次第にずれて、突起により、
レールの上面に新たな穴を穿つ、という事故が起こる。
動輪の突起により、大きくなる傾向にある。それだけで
はなく、穴と突起の位相が次第にずれて、突起により、
レールの上面に新たな穴を穿つ、という事故が起こる。
こうなるとレールが破壊される。
上ラック方式の場合は、上車輪がレール上面の全体に載
ることができない。レールの幅Uからラックの幅Rを引
いた半分(U−R’) / 2 の狭い部分に上車輪
が載ることになる。
ることができない。レールの幅Uからラックの幅Rを引
いた半分(U−R’) / 2 の狭い部分に上車輪
が載ることになる。
こういう事は、レールがよほど太くないと不可能である
。
。
このような理由があって、レールの上面に穴やラックを
設けた方式は存在しない。
設けた方式は存在しない。
(2)側面ラック方式
角形レールの側面にラックを溶接し、これに駆動ビニオ
ンを噛合させたものである。
ンを噛合させたものである。
レールは上車輪と上車輪によって挾まれている。
これは下火、下ラック方式と同じである。
上下車輪の池に駆動ビニオンがある。駆動ビニオンはレ
ールの側方にある。駆動ビニオンの歯がラックに噛みあ
っている。
ールの側方にある。駆動ビニオンの歯がラックに噛みあ
っている。
側面ラック方式は、本出願人が一貫して、古くから製造
しているものである。
しているものである。
これも、レールが1下車輪で挾まれ、一方にはこれらを
支持するフレームが存在するのである。
支持するフレームが存在するのである。
このため、レールは側方から支持するようになっていた
。片もち支持する。
。片もち支持する。
いずれにしても片もち支持するので、支柱には強いねじ
りモーメントが働き、支柱をねじ曲げようとする。これ
は、下面ラック、下面下穴、側面ラック方式のいずれで
あっても同じことである。
りモーメントが働き、支柱をねじ曲げようとする。これ
は、下面ラック、下面下穴、側面ラック方式のいずれで
あっても同じことである。
レールの3方がふさがる。開いているのはひとつの側方
だけである。側方から支持するしかない。
だけである。側方から支持するしかない。
(ト)二本レール単軌条運搬車
みかん園の場合、荷重の最大は200kg〜300kg
程度である。軽荷重であるので、単軌条運搬車の動力車
、台車ともに小型、軽量であってよい。レールも一本で
済む。
程度である。軽荷重であるので、単軌条運搬車の動力車
、台車ともに小型、軽量であってよい。レールも一本で
済む。
ところが土木用として、単軌条運搬車に強い期待が寄せ
られ始めている。狭あいな傾斜地を走行できるからであ
る。
られ始めている。狭あいな傾斜地を走行できるからであ
る。
土木用であると、荷重は1m程度になる。みかん園用の
ものでは間に合わない。
ものでは間に合わない。
動力車、台車ともに大型にしなければならない。
またレールもより丈夫なものにしなければならないQ
レールを太くすればよいのであろう。しかし、レールは
、みかん園用で、50nmX 50mmの角形のものを
使っている。同じ寸法のものを使う方がコストの点で有
利である。
、みかん園用で、50nmX 50mmの角形のものを
使っている。同じ寸法のものを使う方がコストの点で有
利である。
そこで、太いレールを使うのをやめて、レールを上下2
本にする事にした。
本にする事にした。
特公昭63−51202号(S 63.10.13 )
にこの上うなレール構造を明らかにしている。これは、
2本の上下レールを剛結合するために、本発明者が特別
の創意工夫を払ったものである。
にこの上うなレール構造を明らかにしている。これは、
2本の上下レールを剛結合するために、本発明者が特別
の創意工夫を払ったものである。
角形の同じ寸法(50朋x 50 tn* )のレール
を、これより薄い幅を持つ箱形のリプによって結合して
いる。
を、これより薄い幅を持つ箱形のリプによって結合して
いる。
レールの幅をU1箱形リプの幅をWとすると、余幅Eが
E=(U−W)/2 となる。上車輪が、両方に2つ
ずつあって、レールの余幅Eの部分を下から押えるよう
にしている。
E=(U−W)/2 となる。上車輪が、両方に2つ
ずつあって、レールの余幅Eの部分を下から押えるよう
にしている。
上車輪が2つに分かれる事になる。実際には、上車輪を
ひとつにして、駆動ビニオンに上車輪の作用を代行させ
た。
ひとつにして、駆動ビニオンに上車輪の作用を代行させ
た。
ラックは上レールのみに溶接しである。
下レールは水平方向のレール受けにより支持され、レー
ル受けは、左右の支柱により支持される。
ル受けは、左右の支柱により支持される。
さらに、安定に走行するため、フレームの下端に、鉛直
軸のまわりに回転するサイドローラを設け、サイドロー
ラが下レールの左右側面を転動するようにしている。
軸のまわりに回転するサイドローラを設け、サイドロー
ラが下レールの左右側面を転動するようにしている。
このような2本し−ル方式は、箱形リプで上下レールを
剛結合している。箱形であるからねじりに強い。きわめ
て堅牢なレール構造であった。
剛結合している。箱形であるからねじりに強い。きわめ
て堅牢なレール構造であった。
上レールだけに着目すれば、ラックは側方にあるが、側
方から支持されているのではない。直下から箱形リブに
よって支持されているのである。
方から支持されているのではない。直下から箱形リブに
よって支持されているのである。
レールは、上下に剛結合されている。このため上下方向
の曲げ剛性は2倍よりずっと大きくなる。
の曲げ剛性は2倍よりずっと大きくなる。
溶接の強度にもよるが、曲げ剛性は4〜6倍にもなるの
である。
である。
先はどねじりに強いということを述べた。左右にレール
が曲ったり、上下に曲ったりすると、横方向の振動が発
生しやすい。この振動により、上下レール間にねじり力
が発生する。
が曲ったり、上下に曲ったりすると、横方向の振動が発
生しやすい。この振動により、上下レール間にねじり力
が発生する。
それはそうなのであるが、この上下レール構造は左右対
称であって均斉がとれている。正常であればねじり力が
存在しない。こんな利点がある。
称であって均斉がとれている。正常であればねじり力が
存在しない。こんな利点がある。
これまで述べたものは全て、レールを片側から片もち支
持するから、ねじりモーメントが常に存在した。荷重に
よるねじりモーメントである。これに振動によるねじり
モーメントが加わる。
持するから、ねじりモーメントが常に存在した。荷重に
よるねじりモーメントである。これに振動によるねじり
モーメントが加わる。
本発明者は上下2本レール構造のレールを創案するとと
もに、動力車、台車ともに、大型、大出力にした。
もに、動力車、台車ともに、大型、大出力にした。
こうして、1tlBの荷重を、やすやすと運ぶ単軌条運
搬車が実現できた。
搬車が実現できた。
まことに優れた重荷重用の単軌条運搬車とレール構造で
あった。
あった。
上下2本レール方式は、ラックが側方にあるから可能な
のである。
のである。
下穴、下ラック方式では、上下2本レールにする事がで
きない。
きない。
(り)横複数本レール方式
下穴、下ラック方式の場合、重い荷重に耐えるようにす
るには、上下にレールを固結するという事ができない。
るには、上下にレールを固結するという事ができない。
かわりに、左右に2本の補助レールを設けるという事に
なる。既に挙げた 実開昭56−55005 実開昭56−53669 特開昭56−4.7351 実公昭59−23764 などは、水平に3本のレールを敷設している。左右の補
助レールがあるので、重い荷重に耐える。
なる。既に挙げた 実開昭56−55005 実開昭56−53669 特開昭56−4.7351 実公昭59−23764 などは、水平に3本のレールを敷設している。左右の補
助レールがあるので、重い荷重に耐える。
また左右の揺れにたいして強い。
また、いずれか一方に補助レールを設けたというものも
ある。先記のうち などである。
ある。先記のうち などである。
3本のレールを使えば、重い荷重に耐えられるのは当然
の事である。また、左右の揺れが少なくなるのもあたり
まえである。
の事である。また、左右の揺れが少なくなるのもあたり
まえである。
ところが、3本のレールを敷設するのであるから、1本
のレールを敷設するのに比べて、資材が3倍必要である
。レール敷設工事も3倍の手間になる。それだけではな
く、3本のレール間の水平距離、垂直距離を調整しなけ
ればならない゛。このような調整が必要であるので、工
事の手間は3倍以上になってしまう。
のレールを敷設するのに比べて、資材が3倍必要である
。レール敷設工事も3倍の手間になる。それだけではな
く、3本のレール間の水平距離、垂直距離を調整しなけ
ればならない゛。このような調整が必要であるので、工
事の手間は3倍以上になってしまう。
これは単軌条とはいえない。
ケ)発明が解決しようとする問題点
本発明者が創案した上下2本レール方式は1−の荷重を
運ぶことができ真に優れたものであった。
運ぶことができ真に優れたものであった。
一体化されたレールなので、敷設の手間は1本レールと
ほぼ同じである。
ほぼ同じである。
しかし、上下に2本のレールがあるから、材料、製作の
コストが2倍以上になってしまう。
コストが2倍以上になってしまう。
レールは多数本必要なのであるから、一本あたりのコス
トが安いという事が望まれる。
トが安いという事が望まれる。
たとえばレールの長さを3mとすると、全軌道の長さが
1500 mであれば、500本のレールが必要である
。上下2本レールであれば1000本のレールが要るこ
とになる。
1500 mであれば、500本のレールが必要である
。上下2本レールであれば1000本のレールが要るこ
とになる。
土建工業の業界でも、請負工事費が多ければ、上下2本
レール方式の単軌条運搬車、レールを購入する事ができ
る。ところが、多くの場合、工事費の額が少ない。
レール方式の単軌条運搬車、レールを購入する事ができ
る。ところが、多くの場合、工事費の額が少ない。
日本の傾斜面の工事は、全体の約60%が、500万円
以下の工事費である。上下2本レール方式は耐久力に富
み優れたものであるが、このような安価な土木工事には
導入する事ができない。
以下の工事費である。上下2本レール方式は耐久力に富
み優れたものであるが、このような安価な土木工事には
導入する事ができない。
しかも、使用回数が少ないので、ユーザーは上下2本レ
ール方式の購入を渋る傾向にある。技術的に優れていて
もコストの点で導入できない。
ール方式の購入を渋る傾向にある。技術的に優れていて
もコストの点で導入できない。
1本し−ル方式であれば、より安価になる。しかし、1
本レールでは200 kg〜300 kg Lか運搬で
きない。多くても500kgである。
本レールでは200 kg〜300 kg Lか運搬で
きない。多くても500kgである。
しかし、土木作業場に於ては、1−程度のものを運びた
いという要求が強い。200 kgや300 kgぐら
いでは、不便であって使いものにならない。
いという要求が強い。200 kgや300 kgぐら
いでは、不便であって使いものにならない。
安(て、しかも、1艙ぐらいの荷重を運搬できるレール
が強く望まれる。
が強く望まれる。
安くて、ということになると、どうしても1本レールで
なければならない。2本、3本ではだめである。
なければならない。2本、3本ではだめである。
(コ) 目 的
レールを大きくする事なく、1本レールであって、しか
も、1亙程度の荷重を運搬できる単軌条運搬車のレール
構造を提供することが本発明の目的である。
も、1亙程度の荷重を運搬できる単軌条運搬車のレール
構造を提供することが本発明の目的である。
(ロ)構 成
本発明のレール構造は、単軌条運搬車のレールを直下か
ら支持するようにしている。
ら支持するようにしている。
レールを直下から支えるので重力によって支持構造が捩
じれるという事がない。支持部材に対して、力がかなら
ず軸方向に加えるから、レールの支持構造の強度が著し
く増強される。
じれるという事がない。支持部材に対して、力がかなら
ず軸方向に加えるから、レールの支持構造の強度が著し
く増強される。
レールを直下で支えればよい、というのはあたりまえの
事であるように思える。しかし、単軌条運搬車の場合、
1本レールであって、レールヲ直下で支持するものは、
かつてなかった。
事であるように思える。しかし、単軌条運搬車の場合、
1本レールであって、レールヲ直下で支持するものは、
かつてなかった。
本発明者が2本レールを発明した時、2本レールの下レ
ールを直下から支持するようにした。下レールは、車輪
を支持しないので、直下で支持できたのである。
ールを直下から支持するようにした。下レールは、車輪
を支持しないので、直下で支持できたのである。
1本レールの場合、これができない。
くりかえして述べたように、車輪がレールの下を把持し
なければならない、という単軌条運搬車固有の条件があ
る。これがレール直下支持を不可能と思わせてきたので
ある。
なければならない、という単軌条運搬車固有の条件があ
る。これがレール直下支持を不可能と思わせてきたので
ある。
ところが、本発明者は、単軌条運搬車の車輪の形状に工
夫を加える事により、レール直下支持できる構造を可能
にした。
夫を加える事により、レール直下支持できる構造を可能
にした。
図面によって説明する。
第1図は本発明のレール構造を示す一部分解斜視図、第
2図はレール構造の正面図、第3図は地面に取付けたも
のの側面図である。第4図は、レール受けとソケットの
取付構造図である。
2図はレール構造の正面図、第3図は地面に取付けたも
のの側面図である。第4図は、レール受けとソケットの
取付構造図である。
レール1は角形の鉄製レール(例えば50朋×50 m
rn X 3.2朋t)である。
rn X 3.2朋t)である。
レール1の側面に、波を打つ形状のラック2が溶接しで
ある。
ある。
レール1は、その直下を支持棒3によって支持されてい
る。支持棒3は、継目と継目でない部分とに、例えば、
1.2mおきに設けられる。
る。支持棒3は、継目と継目でない部分とに、例えば、
1.2mおきに設けられる。
横方向の角形部材であるレール受4に、支持棒3の下端
が溶接しである。
が溶接しである。
レール受40両端にはソケット5が固着しである。
ソケット5は、地中に打込まれた打込支柱6の適当な高
さに固定される。
さに固定される。
打込支柱6の先端は、地面の中に差込まれているが、地
表に沈下防止板7が固定され、沈降を防いでいる。
表に沈下防止板7が固定され、沈降を防いでいる。
ソケット5を任意の高さに固定できるから、どのような
地形にも対応できる。
地形にも対応できる。
概略このような構造である。つぎに各部分の構造をより
詳しく説明する。
詳しく説明する。
レール1の継目には、突部12があり、これが隣りのレ
ール1の差込み口13に挿入でれるようになっている。
ール1の差込み口13に挿入でれるようになっている。
レール1の下面には、レール幅より狭い幅を持つタップ
付プレート8が溶接されている。
付プレート8が溶接されている。
タップ付プレート8は、継目においては、両方のレール
に分割して設けられている。これらは、タップ孔をひと
つ持つ。
に分割して設けられている。これらは、タップ孔をひと
つ持つ。
継目でない部分は、1枚のタップ付プレート8になって
いる。これはタップ孔をふたつ持っている。
いる。これはタップ孔をふたつ持っている。
これに対して、支持棒3の上端には、タップ付プレート
8と同じ大きさの受は板9が溶接されている。
8と同じ大きさの受は板9が溶接されている。
受は板9には、2つのねじ通し穴16が穿たれている。
継目でない部分に於ては、タップ付プレート8を受は板
9の上に重ね、バネ座金14を入れた取付ボルト15を
、ねじ通し穴16、タップ孔に通し、螺合する。取付ボ
ルト15によって、タップ付プレート8が受は板9に固
定される。
9の上に重ね、バネ座金14を入れた取付ボルト15を
、ねじ通し穴16、タップ孔に通し、螺合する。取付ボ
ルト15によって、タップ付プレート8が受は板9に固
定される。
継目の部分では、ひとつのレール1の突部12を、他の
レールの差込み口13に入れ、レールの面を突き合わせ
る。
レールの差込み口13に入れ、レールの面を突き合わせ
る。
面一に揃ったタップ付プレート8を受は板9に重ねる。
そして、バネ座金14、取付ボルト15により、受は板
9にタップ付プレート8を固定する。レールの端面を溶
接する。
9にタップ付プレート8を固定する。レールの端面を溶
接する。
ソケット5、レール受4、打込支柱6の近傍の取付構造
を第4図によって説明する。
を第4図によって説明する。
角形のパイプであるレール受4の両端には、ねじ穴30
を穿った端板25が溶接きれる。
を穿った端板25が溶接きれる。
ソケット5は、短い円筒形の部材である。これは、打込
支柱6の外側に固定される。
支柱6の外側に固定される。
ソケット5の一側面には、連結ボルト24の頭部が溶接
されている。
されている。
ソケット5の他の側面には、穴27が穿たれる。
穴27の周囲に止めナツト26が溶接されている。
ロックナツト18を螺合した連結ボルト24を、レール
受4の端板25のねじ穴30に螺着する。
受4の端板25のねじ穴30に螺着する。
こうして、レール受4の両側にソケット5が取付けられ
る。
る。
このソケット5を打込支柱6に差し入れる。
セットボルト17にロックナツト19を螺合しておき、
止めナツト26に螺込んでゆく。セットボルト17を締
めてゆくと、その先端が打込支柱6の側面の一点を強く
押す。これにより、ソケット5が打込支柱6に対して固
定される。
止めナツト26に螺込んでゆく。セットボルト17を締
めてゆくと、その先端が打込支柱6の側面の一点を強く
押す。これにより、ソケット5が打込支柱6に対して固
定される。
位置決めをした後、ロックナツト18.19を緊締する
。これにより、レール受4が打込支柱6に対して固定き
れることになる。
。これにより、レール受4が打込支柱6に対して固定き
れることになる。
打込支柱6は、レールの両側に並んでいる。打込支柱6
が高くて、十分に強くない場合は、補助ステー10によ
って、打込支柱6を前後方向、又は左右方向に補強する
。
が高くて、十分に強くない場合は、補助ステー10によ
って、打込支柱6を前後方向、又は左右方向に補強する
。
補助ステー10は、ステーバンド11によって、打込支
柱6に固着される。
柱6に固着される。
レール1からみれば、これは、ある決まった周期(たと
えば1.2m)で、直下を支持されている事になる。直
下を支持するので、1本レールであるにもかかわらず、
重い荷重に耐える。たとえば50mm X 50mm
X 3.:2mmtの角形レールで、1tyLの荷重に
耐えた。
えば1.2m)で、直下を支持されている事になる。直
下を支持するので、1本レールであるにもかかわらず、
重い荷重に耐える。たとえば50mm X 50mm
X 3.:2mmtの角形レールで、1tyLの荷重に
耐えた。
本発明のレール構造は以上のとおりである。レールの直
下を、ある周期ごとに支持するというものである。
下を、ある周期ごとに支持するというものである。
それでは、どうして、レール直下を支持できるのか?
という事が問題になる。そのために、動力車と、台車の
車輪支持構造を説明しなければならない。
という事が問題になる。そのために、動力車と、台車の
車輪支持構造を説明しなければならない。
第5図は単軌条運搬車の一例を示す連結状態の全体図で
ある。
ある。
動力車31の後にパケット32を有する台車が2つ接続
されている。パケット32は、土木工事において、生コ
ン、土砂などを運搬するために使用するものである。全
重量が、最大で約1−になる。
されている。パケット32は、土木工事において、生コ
ン、土砂などを運搬するために使用するものである。全
重量が、最大で約1−になる。
もちろん、パケット台車の数は増減できる。またパケッ
ト台車以外の台車でも差支えない。
ト台車以外の台車でも差支えない。
動力車31はエンジン33を持ち、無人で走行できる。
連結棒34によって、動力車と台車が接続される。
パケット台車は、前後に走行装置36&有する。
走行装置36は、前後に、上車輪、上車輪を有し、角形
レール1を上下から挾むようになっている。
レール1を上下から挾むようになっている。
第6図は台車の走行装置の部分の拡大縦断正面図である
。
。
パケット台枠フレーム35の下面の左右に横メタル37
が取付けられている。
が取付けられている。
横メタル37は、水平方向の横軸を枢支する軸受けとな
っている。横軸と縦軸とよりなる縦メタル38が横メタ
ル31により枢支される。
っている。横軸と縦軸とよりなる縦メタル38が横メタ
ル31により枢支される。
縦メタル38の縦軸は、フレーム板43の軸受(図示せ
ず)によって支持される。このため、フレーム板43は
縦軸の周りに回転できる。
ず)によって支持される。このため、フレーム板43は
縦軸の周りに回転できる。
フレーム板43は左右に側板を持つ。側板上部を貫(よ
うに、上部車輪軸39が設けられる。これは前後2本あ
る。
うに、上部車輪軸39が設けられる。これは前後2本あ
る。
上部車輪軸39の両端は、ナツト40によってフレーム
板43に固定される。
板43に固定される。
上部車輪軸39には、軸受42によって、ひとつの上車
輪41が回転自在に支持されている。
輪41が回転自在に支持されている。
上車輪41は、レール1の上面に戴っていて、走行時は
、レールの上面を転動する。台車や走行装置の荷重は、
上車輪41からレール1に伝わる。
、レールの上面を転動する。台車や走行装置の荷重は、
上車輪41からレール1に伝わる。
この装置に於て、特徴的であるのは、上車輪46と下部
車輪軸44の幾何学的配置である。
車輪軸44の幾何学的配置である。
通常の単軌条運搬車であれば、下部車輪軸は1本しかな
く、片持ち支持され、ここに完全な(両鍔を有する)上
車輪が設けられていた。
く、片持ち支持され、ここに完全な(両鍔を有する)上
車輪が設けられていた。
ところが、本発明においては、両側のフレーム板43に
、ひとつずつ(前後で2つずつになる)の下部車輪軸4
4を片持ち支持している。ナツト45が下部車輪軸44
を、フレーム板43に対して固定している。
、ひとつずつ(前後で2つずつになる)の下部車輪軸4
4を片持ち支持している。ナツト45が下部車輪軸44
を、フレーム板43に対して固定している。
さらに、下部車輪軸44の内端に、単車輪である上車輪
46が、軸受47によって回転自在に支承されている。
46が、軸受47によって回転自在に支承されている。
ここで単車輪というのは、ひとつの車輪を半分に割った
ような形状を持つ、という意味である。
ような形状を持つ、という意味である。
鍔部が両側にあるのが通常の車輪であるが、この上車輪
46は片鍔部48のみを持つ。レールとの接触部である
転動面も片転動面49となっている。
46は片鍔部48のみを持つ。レールとの接触部である
転動面も片転動面49となっている。
レール1の下面は、中央部にタップ付プレート8が取付
けられているが、両側が少こし空いている。この空いた
下面側部を両側から、手車輪状の上車輪46が挾むこと
になる。
けられているが、両側が少こし空いている。この空いた
下面側部を両側から、手車輪状の上車輪46が挾むこと
になる。
上車輪46がふたつに分離しているので、この間に支持
棒3が通りうる。
棒3が通りうる。
ここが重要である。
レール幅を、支持棒3と、上車輪46の片転動面49で
分かつことになる。このため、窮屈な設計となるが、不
可能ではない。
分かつことになる。このため、窮屈な設計となるが、不
可能ではない。
レール幅を50mmとすると、支持棒3の幅を例えば2
5朋程度にすることができる。そして、片転勤面49の
幅を8〜Low程度にできる。すると、支持棒3と、上
車輪46端而との間隔が2.5〜4.5朋という事にな
る。
5朋程度にすることができる。そして、片転勤面49の
幅を8〜Low程度にできる。すると、支持棒3と、上
車輪46端而との間隔が2.5〜4.5朋という事にな
る。
部材の精度によるが、支持棒3に上車輪46が接触しな
いで走行する事ができる。
いで走行する事ができる。
以上は、台車の走行装置である。
動力車の走行装置についても同様である。
第7図は動力車の背面図である。
フレーム50に、多くのギア、ギア軸、軸受、パツキン
などが内蔵されている。
などが内蔵されている。
注油タンク51、停発進レバー52、定速ブレーキ53
、自動操作レバー54、燃料タンク55などが見える。
、自動操作レバー54、燃料タンク55などが見える。
もちろんエンジン33もあり、動力は、最終的に駆動ビ
ニオン59に伝達される。
ニオン59に伝達される。
フレーム50はレールの左右に存在する。左側がミッシ
ョンケース56で、右側がギアケース57である。エン
ジンの動力は、ミッションケース56から、ギアケース
57に伝わる。
ョンケース56で、右側がギアケース57である。エン
ジンの動力は、ミッションケース56から、ギアケース
57に伝わる。
レール1をと下に挾んで車輪が設けられる。
上車輪58は前後2個存在する。
下方の車輪は前後と左右に4つ存在する。
上車輪が2個、上車輪が4個という構造は、第6図の台
車のものと同じである。
車のものと同じである。
ただし動力車であるので、上車輪のうち左方は、台車と
同じく単車輪である上車輪60となっているが、右方は
駆動ビニオン59となっている。
同じく単車輪である上車輪60となっているが、右方は
駆動ビニオン59となっている。
駆動ビニオン59も上車輪60も、レールの下面側方を
押さえる片転勤面61.62を有する。
押さえる片転勤面61.62を有する。
鍔部について、駆動ビニオンは、ビニオンのすそを利用
している。
している。
ヒニオンハラック2と噛合う。ラックをピニオンが押す
ことにより、動力車が自刃走行できる。
ことにより、動力車が自刃走行できる。
上車輪60と駆動ビニオン59の端面の間に隙間がある
ので、レール′1を支える支持棒3がこの隙間を通る事
ができる。
ので、レール′1を支える支持棒3がこの隙間を通る事
ができる。
このように、台車の走行装置にも、動力車の走行装置に
も、上車輪がニラ割りになっており、それらの間が空い
ているから、レールを直下で支持できるのである。
も、上車輪がニラ割りになっており、それらの間が空い
ているから、レールを直下で支持できるのである。
(シ)作 用
レールは直下から支持される。このため、一本レールで
ありながら、重い荷重に耐える事ができる。たとえば1
鎗程度の重い積荷を運ぶことができる。
ありながら、重い荷重に耐える事ができる。たとえば1
鎗程度の重い積荷を運ぶことができる。
二本レールの場合は、先述の本発明者になる特公昭63
−51202のように、下レールを直下で支持できる。
−51202のように、下レールを直下で支持できる。
しかし、一本レールの場合、従来は必ず側方から、支持
していた。上車輪がレール下面を押えなければならない
という幾何学的制約のためである。
していた。上車輪がレール下面を押えなければならない
という幾何学的制約のためである。
本発明者は、上車輪を二つに分割する事によって、一本
レールであるにも拘わらず、レールを直下から支持でき
るようにした。
レールであるにも拘わらず、レールを直下から支持でき
るようにした。
レールの直下方向への撓みは僅かである。
まずこれを計算する。
台車が2台あって、l−の積荷を運ぶものとする。レー
ルは1,2mごとに支持されているとする。
ルは1,2mごとに支持されているとする。
ひとつの台車は2つの走行装置を持ち、これらの間隔が
1.2mであるとする。台車の自重を190kgとする
。積荷が500 kgであるから、1台の台車の総重量
は690kgである。
1.2mであるとする。台車の自重を190kgとする
。積荷が500 kgであるから、1台の台車の総重量
は690kgである。
第8図のように、台車がレール支持棒の上に来たときの
撓みを考えよう。このとき、支持棒3本で690kgの
荷重をうけるので、支持棒1本あたりの荷重が230
kgとなる。
撓みを考えよう。このとき、支持棒3本で690kgの
荷重をうけるので、支持棒1本あたりの荷重が230
kgとなる。
レールが50 mm X 501m X 3.2i+x
tとすると、断面二次モーメントエは I = 20.4cm’ となる。ヤング率Eを E = 2.1 x 10’ kg/cJ
(2)支持棒の間隔lを l = 120 cm として、たわみδは、 ”;i 0.193 cm (4)(
1)、)撓みの計算 レールが直下から支持されているので、支持棒3が座屈
を起さない限り、この構造は堅牢である。
tとすると、断面二次モーメントエは I = 20.4cm’ となる。ヤング率Eを E = 2.1 x 10’ kg/cJ
(2)支持棒の間隔lを l = 120 cm として、たわみδは、 ”;i 0.193 cm (4)(
1)、)撓みの計算 レールが直下から支持されているので、支持棒3が座屈
を起さない限り、この構造は堅牢である。
さきに、レールの撓みを計算した。これは、1本レール
構造であるときの、支持されていない部分でのレールの
撓みである。
構造であるときの、支持されていない部分でのレールの
撓みである。
この撓みδは、荷重と、支持棒の間隔とを与えて計算し
たものである。これは、レールを側方から支持しようが
、直下から支持しようが関係がない事である。
たものである。これは、レールを側方から支持しようが
、直下から支持しようが関係がない事である。
むしろ、問題になるのは、打込支柱に加わる曲げモーメ
ントである。従来の支持を第9図に示す。
ントである。従来の支持を第9図に示す。
本発明の支持を第10図に示す。
従来のものは片もち支持されているので、レールの上を
運搬車が通過するときに、レール受けが下に撓む。撓み
が非対称であるので、レールが傾く。レールが傾くと、
単軌条であるので、動力車、台車ともに傾いてしまう。
運搬車が通過するときに、レール受けが下に撓む。撓み
が非対称であるので、レールが傾く。レールが傾くと、
単軌条であるので、動力車、台車ともに傾いてしまう。
重心の高い台車の場合、レールをねじって転倒する惧れ
がある。
がある。
本発明のものは、レール直下を支持棒が受けてふ・す、
これをレール受で支持する。レールはいわば、両もち支
持されていることになる。均斉がとれているので、ねじ
り力がレールに対して殆ど発生しない。
これをレール受で支持する。レールはいわば、両もち支
持されていることになる。均斉がとれているので、ねじ
り力がレールに対して殆ど発生しない。
ねじり力によるものは、荷重が小さくても、レール受の
長さしが長く、支柱の高さHが高ければ、これらに対し
て深刻な影響を及ぼす。
長さしが長く、支柱の高さHが高ければ、これらに対し
て深刻な影響を及ぼす。
第9図に於て、レールのある点をPl レール受けと支
柱の交点をQ1支柱が地中に埋込まれている点をRとす
る。
柱の交点をQ1支柱が地中に埋込まれている点をRとす
る。
Q 点での曲げモーメントをMl、接地点Rでの曲げモ
ーメントをM2とする。9点での回転角を01.8点で
の回転角を02とする。レール受の断面二次モーメント
を11支柱の断面二次モーメントをJとする。
ーメントをM2とする。9点での回転角を01.8点で
の回転角を02とする。レール受の断面二次モーメント
を11支柱の断面二次モーメントをJとする。
支柱の両端Q、Hにモーメン)Ml、[2が加わってい
る。Q、R点での支柱の曲がり角θ1、θ2は、である
。R点では地中に埋込んでいるので曲がり角θ2は0で
ある。
る。Q、R点での支柱の曲がり角θ1、θ2は、である
。R点では地中に埋込んでいるので曲がり角θ2は0で
ある。
θ2=0
M2を消去できるので、(6)〜(8)よりである。P
点に荷重Wが加わるとする。これが、Q点に曲げモーメ
ント−WL を生ずる。ただし、部材が外に凸になる
ように曲がるモーメントを負にしている。
点に荷重Wが加わるとする。これが、Q点に曲げモーメ
ント−WL を生ずる。ただし、部材が外に凸になる
ように曲がるモーメントを負にしている。
M1= −WL
である。これを(9)に入れて、Q点での曲がり角θ1
は となる。
は となる。
また、Q点に対して、点Pが荷重Wのために曲る。この
曲り角を00とする。
曲り角を00とする。
これは、よく知られているように、
θp=θ0+01
となる。レールの傾きが大きくなる事が分る。
本発明の場合を第10図で説明する。
この場合、P点での曲げモーメントは0でない。
これをMOとする。荷重をWとすると、この半分W/2
が一方のレール受けの部分PQに加わる。のこり半分は
反対側のPQ′に加わる。
が一方のレール受けの部分PQに加わる。のこり半分は
反対側のPQ′に加わる。
モーメントMは、Q点からの距離をXとして、で与えら
れる。X = QとしたものがMlであり、である。
れる。X = QとしたものがMlであり、である。
P点でのレールの傾きはθ0+01であるので、である
。
。
弾性エネルギーUは
Kよって与えられる。P点での傾き角θ0はOである。
これが本発明の特徴である。θ0は(16)を町で微分
することによって得られる。これはカスティリアニの定
理である。
することによって得られる。これはカスティリアニの定
理である。
これが0であるのであるから、
これがP点でのモーメントである。Q点のモーメントM
1は09より、 となる。OQと比べると、従来のものより、本発明のも
のは、MlがKになっている事が分る。
1は09より、 となる。OQと比べると、従来のものより、本発明のも
のは、MlがKになっている事が分る。
(6)〜(9)は本発明の構造においても同様に成立つ
ので、(9)にMlの値α9を入れて、θ1が求まる。
ので、(9)にMlの値α9を入れて、θ1が求まる。
R点でのモーメントM2は
である。
このように、従来のものに比べて、本発明は、支柱の上
端Q点の曲がり角θlが図で、支柱にかかるモーメント
もZである事が分る。
端Q点の曲がり角θlが図で、支柱にかかるモーメント
もZである事が分る。
しかし、この計算は、荷重Wの重心Gが点Pにあるとい
う仮定にもとづいている。
う仮定にもとづいている。
実際には単軌条運搬車の重心はレールより高くなるのが
普通である。レールと同じ高さにはできないことが多い
。
普通である。レールと同じ高さにはできないことが多い
。
すると、単軌条運搬車が傾くことにより、従来例の場合
は新しく曲げモーメントMSが発生する。
は新しく曲げモーメントMSが発生する。
追加の曲げモーメントM、は、P点のレールの傾きをe
pとして、レールから重心の距離をSとじてMB =
−W S l ep l 12’21
である。epは負であるから、絶対値をとって、MSが
負である事を明らかにしている。
pとして、レールから重心の距離をSとじてMB =
−W S l ep l 12’21
である。epは負であるから、絶対値をとって、MSが
負である事を明らかにしている。
これがQO)に加わり、Q点での曲げモーメントM1M
l: −ws lθpl WL となる。Uυが、 Q点での曲げモーメントM1は(23)に07)を代入
してとなり、uのが、 で与えられる。θ0とθ1の和がθpであるからθp=
湾十〇。
l: −ws lθpl WL となる。Uυが、 Q点での曲げモーメントM1は(23)に07)を代入
してとなり、uのが、 で与えられる。θ0とθ1の和がθpであるからθp=
湾十〇。
θは負であるので、
となる。これを従来例の重心がレール上にある(S=O
)場合に比べると、レールの傾きが一層大きくなる事が
分る。
)場合に比べると、レールの傾きが一層大きくなる事が
分る。
となる。弼の第1項は荷重Wの2乗に比例して増加する
。
。
本発明では、単軌条運搬車が傾かない(θp=0)のに
、従来の片もちレール方式では、(27)式のようにθ
pが著しく傾き、支柱にはc!印式に示す大きなモーメ
ントが働く。重心とレールの距離Sが大きければ大きい
ほど支柱に働くモーメン)Mが大きくなる。
、従来の片もちレール方式では、(27)式のようにθ
pが著しく傾き、支柱にはc!印式に示す大きなモーメ
ントが働く。重心とレールの距離Sが大きければ大きい
ほど支柱に働くモーメン)Mが大きくなる。
と定義する。
分りやすくするために、第1表に、本発明と従来例の構
造について、Ml、M2、θpの値を示す。
造について、Ml、M2、θpの値を示す。
第1表 モーメントMl、 M2、傾き角θpこの結果
から、同じ寸法、同じ材料のものを支柱、レール受に使
っても、従来例に比べて、本発明は4倍以上の強さを持
つという事が分る。特に、従来例の場合、荷重Wが大き
くなると、Ml、θpの分母がOに近付き、これらの値
が発散する。
から、同じ寸法、同じ材料のものを支柱、レール受に使
っても、従来例に比べて、本発明は4倍以上の強さを持
つという事が分る。特に、従来例の場合、荷重Wが大き
くなると、Ml、θpの分母がOに近付き、これらの値
が発散する。
(ホ)効 果
単軌条運搬車が、1本レール構造をとる場合であって、
レールの直下を支持するようにしている。
レールの直下を支持するようにしている。
このなめ、片もち支持するものに比べて、支持構造が頑
強になる。左右対称になるので、荷重によってレールが
ねじれない。
強になる。左右対称になるので、荷重によってレールが
ねじれない。
1本レールでありながら、1000kgの積荷を運ぶこ
とができる。
とができる。
本発明者になる特公昭63−51202号の上下2本レ
ール構造は、より強い、耐久性ある構造体であるが、レ
ール敷設費が高くなるので、使用者が、容易に購入でき
ない。
ール構造は、より強い、耐久性ある構造体であるが、レ
ール敷設費が高くなるので、使用者が、容易に購入でき
ない。
安くて、1一程度の積荷に耐えられるレールの開発が切
望されていた。本発明は、この要求に応えるものである
。
望されていた。本発明は、この要求に応えるものである
。
1本レールで、1−に耐えられる、という事は、本発明
者も予想できなかった事である。実際に作って、試験し
てみて、これが1tyLの積荷に耐えられるという事を
知って、本発明者自身も驚いたものである。
者も予想できなかった事である。実際に作って、試験し
てみて、これが1tyLの積荷に耐えられるという事を
知って、本発明者自身も驚いたものである。
本発明は、1本レールであるから、2本レールに比べて
、コストが低くなる。購入しやすくなる。
、コストが低くなる。購入しやすくなる。
また2本レールの場合は、上下に弯曲するレールを、敷
設現場で作る事ができない。曲率半径を決め、2本のレ
ールを予め曲げてから、リブにより、2本のレールを結
合して、2本レールを作る。
設現場で作る事ができない。曲率半径を決め、2本のレ
ールを予め曲げてから、リブにより、2本のレールを結
合して、2本レールを作る。
従って、定まった曲率半径のものを予め作って揃えてお
く必要がある。2本レールの場合、このような不便な点
がある。
く必要がある。2本レールの場合、このような不便な点
がある。
本発明は、1本のレールを使うから、現場に於て、左右
上下に任意に彎曲させる事ができる。とくに上下方向の
彎曲も作る事ができる。柔軟に対応できる、という長所
がある。
上下に任意に彎曲させる事ができる。とくに上下方向の
彎曲も作る事ができる。柔軟に対応できる、という長所
がある。
他方、従来例の1本レール構造では、片もち支持になる
ので、重い積荷を運ぶことが難しい。50朋の角形レー
ルであれば、200kg〜300kgの果樹園用のもの
しか使えない。
ので、重い積荷を運ぶことが難しい。50朋の角形レー
ルであれば、200kg〜300kgの果樹園用のもの
しか使えない。
第1図は本発明の単軌条運搬車のレール構造の分解斜視
図。 第2図は地面に敷設したレール構造の正面図。 第3図は地面に敷設したレール構造の側面図。 第4図はレール受けと打込支柱、ソケットの接続部分の
断面図。 第5図は動力車と台車を連結した単軌条運搬車の全体側
面図。 第6図は台車の走行装置の縦断正面図。 第7図は動力車の背面図。 第8図はレールの撓みを計算するためのレール、台車の
略図。 第9図は従来の片もち支持構造のたわみ、曲げモーメン
トを計算するための略図。 第10図は本発明の直下支持構造のたわみ曲げモーメン
トを計算するための略図。 1・・・・・・レール 2・・・・・・ラック 3・・・・・・支持棒 4・・・・・・レール受 5・・・・・・ソケット 6・・・・・・打込支柱 7・・・・・・沈下防止板 8・・・・・・タップ付プレート 9・・・・・・受は板 10・・・・・・補助ステー 11・・・・・・ステーバンド 12・・・・・・突 部 13・・・・・・差込み口 14・・・・・・バネ座金 15・・・・・・取付ボルト 16・・・・・・ねじ通し穴 17・・・・・・セットボルト ICl3・・・・・・ロックナツト 20・・・・・・セットボルト 21・・・・・・受 筒 22・・・・・・ロックナツト 24・・・・・・連結ボルト 25・・・・・・端 板 26・・・・・・止めナツト 27・・・・・・穴 30・・・・・・ねじ穴 31・・・・・・動力車 32・・・・・・パケット 33・・・・・・エンジン 34・・・・・・連結棒 35・・・・・・パケット台枠フレーム36・・・・・
・走行装置 37・・・・・・横メタル 38・・・・・・縦メタル 39・・・・・・上部車輪軸 40・・・・・・ナツト 41・・・・・・上車輪 42・・・・・・軸 受 43・・・・・・フレーム板 44・・・・・・下部車輪軸 45・・・・・・ナツト 46・・・・・・上車輪 47・・・・・・軸 受 48・・・・・・片鍔部 49・・・・・・片転動面 50・・・・・・フレーム 51・・・・・・注油タンク 52・・・・・・停発進レバー 53・・・・・・定速ブレーキ 54・・・・・・ 55・・・・・・ 56・・・・・・ 57・・・・・・ 58・・・・・・ 59・・・・・・ 60・・・・・・ 61.62・・・・・・ 自動操作レバー 燃料タンク ミッションケース ギアケース 上車輪 駆動ピニオン 上車輪 片転勤面 発 明 者 千 種 英
図。 第2図は地面に敷設したレール構造の正面図。 第3図は地面に敷設したレール構造の側面図。 第4図はレール受けと打込支柱、ソケットの接続部分の
断面図。 第5図は動力車と台車を連結した単軌条運搬車の全体側
面図。 第6図は台車の走行装置の縦断正面図。 第7図は動力車の背面図。 第8図はレールの撓みを計算するためのレール、台車の
略図。 第9図は従来の片もち支持構造のたわみ、曲げモーメン
トを計算するための略図。 第10図は本発明の直下支持構造のたわみ曲げモーメン
トを計算するための略図。 1・・・・・・レール 2・・・・・・ラック 3・・・・・・支持棒 4・・・・・・レール受 5・・・・・・ソケット 6・・・・・・打込支柱 7・・・・・・沈下防止板 8・・・・・・タップ付プレート 9・・・・・・受は板 10・・・・・・補助ステー 11・・・・・・ステーバンド 12・・・・・・突 部 13・・・・・・差込み口 14・・・・・・バネ座金 15・・・・・・取付ボルト 16・・・・・・ねじ通し穴 17・・・・・・セットボルト ICl3・・・・・・ロックナツト 20・・・・・・セットボルト 21・・・・・・受 筒 22・・・・・・ロックナツト 24・・・・・・連結ボルト 25・・・・・・端 板 26・・・・・・止めナツト 27・・・・・・穴 30・・・・・・ねじ穴 31・・・・・・動力車 32・・・・・・パケット 33・・・・・・エンジン 34・・・・・・連結棒 35・・・・・・パケット台枠フレーム36・・・・・
・走行装置 37・・・・・・横メタル 38・・・・・・縦メタル 39・・・・・・上部車輪軸 40・・・・・・ナツト 41・・・・・・上車輪 42・・・・・・軸 受 43・・・・・・フレーム板 44・・・・・・下部車輪軸 45・・・・・・ナツト 46・・・・・・上車輪 47・・・・・・軸 受 48・・・・・・片鍔部 49・・・・・・片転動面 50・・・・・・フレーム 51・・・・・・注油タンク 52・・・・・・停発進レバー 53・・・・・・定速ブレーキ 54・・・・・・ 55・・・・・・ 56・・・・・・ 57・・・・・・ 58・・・・・・ 59・・・・・・ 60・・・・・・ 61.62・・・・・・ 自動操作レバー 燃料タンク ミッションケース ギアケース 上車輪 駆動ピニオン 上車輪 片転勤面 発 明 者 千 種 英
Claims (1)
- 側方にラック2が溶接してあり長手方向に多数連結され
てなる1本の角形レール1と、レールにそつて一定間隔
ごとに設けられレール幅よりも狭い幅を持ち角形レール
1の下面を支持する支持棒3と、支持棒3の下端を支持
し略水平方向に設けられるレール受4と、レール受4の
両端を支持する左右一対の打込支柱6とよりなり、一本
レールが下面において支持されている事を特徴とする単
軌条運搬車のレール取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33001188A JPH02171401A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 単軌条運搬車のレール取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33001188A JPH02171401A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 単軌条運搬車のレール取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02171401A true JPH02171401A (ja) | 1990-07-03 |
Family
ID=18227772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33001188A Pending JPH02171401A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 単軌条運搬車のレール取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02171401A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012101675A (ja) * | 2010-11-10 | 2012-05-31 | Nikkari Co Ltd | 複軌条運搬車の揺動抑制構造 |
| JP2019011652A (ja) * | 2017-07-03 | 2019-01-24 | 上田技研産業株式会社 | 跨座式台車用レールユニットの設置方法 |
| KR20230156692A (ko) | 2021-03-12 | 2023-11-14 | 니폰야긴고오교오가부시기가이샤 | 아웃 가스 특성이 뛰어난 Fe-Ni 합금 및 그 제조 방법 |
-
1988
- 1988-12-26 JP JP33001188A patent/JPH02171401A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012101675A (ja) * | 2010-11-10 | 2012-05-31 | Nikkari Co Ltd | 複軌条運搬車の揺動抑制構造 |
| JP2019011652A (ja) * | 2017-07-03 | 2019-01-24 | 上田技研産業株式会社 | 跨座式台車用レールユニットの設置方法 |
| KR20230156692A (ko) | 2021-03-12 | 2023-11-14 | 니폰야긴고오교오가부시기가이샤 | 아웃 가스 특성이 뛰어난 Fe-Ni 합금 및 그 제조 방법 |
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