JPH0217200Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0217200Y2 JPH0217200Y2 JP1985057715U JP5771585U JPH0217200Y2 JP H0217200 Y2 JPH0217200 Y2 JP H0217200Y2 JP 1985057715 U JP1985057715 U JP 1985057715U JP 5771585 U JP5771585 U JP 5771585U JP H0217200 Y2 JPH0217200 Y2 JP H0217200Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- pump
- vortex
- plate
- shelf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、ポンプ吸水槽内の渦防止装置に関す
るものである。
るものである。
(従来の技術)
ポンプ吸水槽内には、ポンプ運転中に水面に局
部的な旋回流れを生じ、これが次第に錐もみ状の
深い渦に発達し、ついには、ポンプ吸込管のベル
マウスに到達するまでに成長し、ポンプに吸い込
まれる空気吸込渦となつてポンプの正常な運転を
阻害し、揚水性能の低下や振動、騒音の原因とな
ることがしばしばあつた。これを防止するため
に、種々の対策が採られているが、十分なものは
なかつた。
部的な旋回流れを生じ、これが次第に錐もみ状の
深い渦に発達し、ついには、ポンプ吸込管のベル
マウスに到達するまでに成長し、ポンプに吸い込
まれる空気吸込渦となつてポンプの正常な運転を
阻害し、揚水性能の低下や振動、騒音の原因とな
ることがしばしばあつた。これを防止するため
に、種々の対策が採られているが、十分なものは
なかつた。
また、従来において、揚水管は吸水槽内で何等
支持されていないため、長大な揚水管にあつて
は、振動しやすく、さらには、揚水管の点検、整
備を行う場合には、非常に不便であるという問題
点も有していた。
支持されていないため、長大な揚水管にあつて
は、振動しやすく、さらには、揚水管の点検、整
備を行う場合には、非常に不便であるという問題
点も有していた。
ところで、横軸ポンプの吸水管または立軸ポン
プ自身のベルマウスに吸い込まれる空気吸込渦の
挙動を実験的に観察すると、次の通りである。
プ自身のベルマウスに吸い込まれる空気吸込渦の
挙動を実験的に観察すると、次の通りである。
すなわち、第5図、第6図において、吸水槽4
に向かつてA方向に流れ込んできた水流は、水面
上に起立しているポンプ1の揚水管2に突き当た
ると、揚水管2の正面側では、Bのように若干の
水面上昇を呈し、その結果、水面の上昇トツプは
C点にまで上昇するが、そのとき、揚水管2と吸
込槽4との間にある空間Eを通つて背面側に廻り
込んできた水が、上昇Bの反動として、Dのよう
に水面下降を生じることになる。
に向かつてA方向に流れ込んできた水流は、水面
上に起立しているポンプ1の揚水管2に突き当た
ると、揚水管2の正面側では、Bのように若干の
水面上昇を呈し、その結果、水面の上昇トツプは
C点にまで上昇するが、そのとき、揚水管2と吸
込槽4との間にある空間Eを通つて背面側に廻り
込んできた水が、上昇Bの反動として、Dのよう
に水面下降を生じることになる。
また、一方、一般に、自由水面を有する水路内
では、流水中に、揚水管2のような障害物がある
と、第7図に示すように、揚水管2の背面側に
は、必ず、カルマン渦といわれる旋回渦Fが発生
するものである。
では、流水中に、揚水管2のような障害物がある
と、第7図に示すように、揚水管2の背面側に
は、必ず、カルマン渦といわれる旋回渦Fが発生
するものである。
ポンプ1の吸い込み側における空気吸込渦Gの
発生過程は、前記第5図の水面下降Dと、第7図
の旋回渦(カルマン渦)Fとが相加わつて、ベル
マウス3に達する連続的な深い空気吸込渦Gとな
るものである。
発生過程は、前記第5図の水面下降Dと、第7図
の旋回渦(カルマン渦)Fとが相加わつて、ベル
マウス3に達する連続的な深い空気吸込渦Gとな
るものである。
ここで、前記空気吸込渦Gの現象を観察し、分
析してみると次のとおりである。すなわち、カル
マン渦Fそのものの発生は避けられないものであ
るが、揚水管2の背面側に生じる水面下降Dを回
避することさえできれば、前記空気吸込渦Gのよ
うな深い錐もみ状のものは発生しなくなるのは明
白であり、実験的にも証明された。
析してみると次のとおりである。すなわち、カル
マン渦Fそのものの発生は避けられないものであ
るが、揚水管2の背面側に生じる水面下降Dを回
避することさえできれば、前記空気吸込渦Gのよ
うな深い錐もみ状のものは発生しなくなるのは明
白であり、実験的にも証明された。
本考案は、前記の結果にもとずき、簡単な構成
で、前記従来の問題点を解決することのできる渦
防止装置を提供することを目的とする。
で、前記従来の問題点を解決することのできる渦
防止装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決すべき手段)
本考案は前記目的を達成するために、渦防止装
置を、中央部にポンプ揚水管の一部を位置させる
円弧状などの凹所を有し、かつ、吸水面下に設置
される棚板部と、この凹所開口端に揚水管と吸水
槽側壁との間を閉塞し、上端が吸水面上に突出す
るように垂直に設けた閉塞板部とからなる略L字
形の板状体を、前記棚板部が揚水管の正面側に位
置するように吸水槽に取り付けたものである。
置を、中央部にポンプ揚水管の一部を位置させる
円弧状などの凹所を有し、かつ、吸水面下に設置
される棚板部と、この凹所開口端に揚水管と吸水
槽側壁との間を閉塞し、上端が吸水面上に突出す
るように垂直に設けた閉塞板部とからなる略L字
形の板状体を、前記棚板部が揚水管の正面側に位
置するように吸水槽に取り付けたものである。
(実施例)
つぎに、本考案を一実施例である図面にしたが
つて説明する。
つて説明する。
第1図、第2図に示すように、本考案にかかる
渦流防止装置は、基本的には金属版あるいは、コ
ンクリート版からなる略L字形板状体5を揚水管
2の一部を囲んで吸水槽4に設けたものである。
渦流防止装置は、基本的には金属版あるいは、コ
ンクリート版からなる略L字形板状体5を揚水管
2の一部を囲んで吸水槽4に設けたものである。
すなわち、板状体5は吸水槽4の幅一杯で、後
側中央部にポンプ1の揚水管2の一部を位置させ
る円弧状の凹所7を有する棚板部6と、前記凹所
7の開口端から垂直に立ち上がつた閉塞板部8と
からなる。
側中央部にポンプ1の揚水管2の一部を位置させ
る円弧状の凹所7を有する棚板部6と、前記凹所
7の開口端から垂直に立ち上がつた閉塞板部8と
からなる。
そして、前記構成からなる板状体5は、その棚
板部6が、吸水面の下に常に没し、かつ、ポンプ
1の揚水管2を囲んで正面側に延びるように、ま
た、閉塞板部8はその上端が吸水面上に常に突出
するように、適宜手段により吸水槽4に取り付け
られている。
板部6が、吸水面の下に常に没し、かつ、ポンプ
1の揚水管2を囲んで正面側に延びるように、ま
た、閉塞板部8はその上端が吸水面上に常に突出
するように、適宜手段により吸水槽4に取り付け
られている。
第1図、第2図において、閉塞板部8は、揚水
管2の中心線に一致した位置にあるが、第3図の
ように、揚水管2の中心よりも背面寄りにした
り、あるいは、第4図のように揚水管2の中心よ
りも正面寄りにしてもよい。
管2の中心線に一致した位置にあるが、第3図の
ように、揚水管2の中心よりも背面寄りにした
り、あるいは、第4図のように揚水管2の中心よ
りも正面寄りにしてもよい。
このように、板状体5を揚水管2に対して設置
し、ポンプ1を駆動すると、正面側から流入して
きた水は、その表層流イは揚水管2に突き当た
り、水面はHのごとく上昇するが、閉塞板部8に
遮られるため、ポンプ揚水管2の背面での下降現
象はなくなり、単に、閉塞板部8にぶつかつて生
じる前記水面上昇と、正面側の水面に誘発される
渦だけであるが、この正面側に発生する渦は棚板
部6によつて消失させられる。
し、ポンプ1を駆動すると、正面側から流入して
きた水は、その表層流イは揚水管2に突き当た
り、水面はHのごとく上昇するが、閉塞板部8に
遮られるため、ポンプ揚水管2の背面での下降現
象はなくなり、単に、閉塞板部8にぶつかつて生
じる前記水面上昇と、正面側の水面に誘発される
渦だけであるが、この正面側に発生する渦は棚板
部6によつて消失させられる。
一方、正面側から流れ込む水の中層流ロまたは
底層流ハは、揚水管2のベルマウス3内に吸い込
まれるとともに、棚板部6の下をくぐり抜けたあ
とは、流路の急拡大に伴う誘発現象によつて、揚
水管2の背面側では上昇流ニに転換する。
底層流ハは、揚水管2のベルマウス3内に吸い込
まれるとともに、棚板部6の下をくぐり抜けたあ
とは、流路の急拡大に伴う誘発現象によつて、揚
水管2の背面側では上昇流ニに転換する。
したがつて、揚水管2の背後にカルマン渦が発
生しても、これは上昇流ニによつて押しあげられ
て壊滅し、決して、水面上に巻き込まれるような
錐もみ状の空気吸込渦Gにならない。逆に、水面
上に向かつて勢いよく湧上る流動となる。そのた
めポンプ1は正常運転を続行することができる。
生しても、これは上昇流ニによつて押しあげられ
て壊滅し、決して、水面上に巻き込まれるような
錐もみ状の空気吸込渦Gにならない。逆に、水面
上に向かつて勢いよく湧上る流動となる。そのた
めポンプ1は正常運転を続行することができる。
なお、前記実施例では、板状体を断面L形のも
のとしたが、形状はこれに限らず、実質的に棚板
部とこれに垂直な閉塞板部を有するものであれば
よい。
のとしたが、形状はこれに限らず、実質的に棚板
部とこれに垂直な閉塞板部を有するものであれば
よい。
(効 果)
以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、棚板部によりポンプ揚水管の正面側に発生す
る渦を消失させ、かつ、閉塞板部によりポンプ揚
水管の背面に生じる渦発生要因である水面下降を
防止する一方、中層流または低層流が棚部の下を
くぐり抜けた後の、流路の急拡大によつて生じる
上昇流により、揚水管の背後に、たとえカルマン
渦が発生しても、この渦を壊滅することができ
る。
ば、棚板部によりポンプ揚水管の正面側に発生す
る渦を消失させ、かつ、閉塞板部によりポンプ揚
水管の背面に生じる渦発生要因である水面下降を
防止する一方、中層流または低層流が棚部の下を
くぐり抜けた後の、流路の急拡大によつて生じる
上昇流により、揚水管の背後に、たとえカルマン
渦が発生しても、この渦を壊滅することができ
る。
また、棚板部と閉塞板部とからなる板状体は吸
水槽に取り付けたものであるため、棚板部を揚水
管の点検、整備の足場として使用できるばかり
か、揚水管とは別に吸水槽に取り付けるため、板
状体の設置作業は極めて容易である。しかも、板
状体は略L字状であるため剛性が高い。
水槽に取り付けたものであるため、棚板部を揚水
管の点検、整備の足場として使用できるばかり
か、揚水管とは別に吸水槽に取り付けるため、板
状体の設置作業は極めて容易である。しかも、板
状体は略L字状であるため剛性が高い。
したがつて、ポンプの振動防止を必要とする場
合には、この板状体を利用して振動防止を図るよ
うにすることも可能である。
合には、この板状体を利用して振動防止を図るよ
うにすることも可能である。
第1図は本考案にかかる渦防止装置を備えたポ
ンプ吸水槽の概略断面図、第2図は第1図の平面
図、第3図および第4図は他の実施例を示す平面
図、第5図、第6図は空気吸込渦の発生原理を説
明するためのポンプ吸水槽の概略断面図とその平
面図で、第7図はカルマン渦の発生を示す平面図
である。 1……ポンプ、2……揚水管、4……吸水槽、
5……板状体、6……棚板部、7……凹所、8…
…閉塞板部、G……空気吸込渦。
ンプ吸水槽の概略断面図、第2図は第1図の平面
図、第3図および第4図は他の実施例を示す平面
図、第5図、第6図は空気吸込渦の発生原理を説
明するためのポンプ吸水槽の概略断面図とその平
面図で、第7図はカルマン渦の発生を示す平面図
である。 1……ポンプ、2……揚水管、4……吸水槽、
5……板状体、6……棚板部、7……凹所、8…
…閉塞板部、G……空気吸込渦。
Claims (1)
- 中央部にポンプ揚水管の一部を位置させる凹所
を有し、かつ、吸水面下に設置される棚板部と、
この凹所開口端に揚水管と吸水槽側壁との間を閉
塞し、上端が吸水面上に突出するように垂直に設
けた閉塞板部とからなる略L字形の板状体を、前
記棚板部が揚水管の正面側に位置するように吸水
槽に取り付けたことを特徴とするポンプ吸水槽内
の渦防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985057715U JPH0217200Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985057715U JPH0217200Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61173799U JPS61173799U (ja) | 1986-10-29 |
| JPH0217200Y2 true JPH0217200Y2 (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=30582505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985057715U Expired JPH0217200Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0217200Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5922071B2 (ja) * | 1976-07-06 | 1984-05-24 | 株式会社荏原製作所 | ポンプ吸込水槽の渦発生防止装置 |
| JPS5557675A (en) * | 1978-10-25 | 1980-04-28 | Dengiyoushiya Kikai Seisakusho:Kk | Rectifier for pumped-in water vessel |
-
1985
- 1985-04-17 JP JP1985057715U patent/JPH0217200Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61173799U (ja) | 1986-10-29 |
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