JPH02174800A - 人尿トリプシンインヒビターの取得方法 - Google Patents

人尿トリプシンインヒビターの取得方法

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JPH02174800A
JPH02174800A JP63327839A JP32783988A JPH02174800A JP H02174800 A JPH02174800 A JP H02174800A JP 63327839 A JP63327839 A JP 63327839A JP 32783988 A JP32783988 A JP 32783988A JP H02174800 A JPH02174800 A JP H02174800A
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JP
Japan
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beeturia
adsorbent
urine
added
uti
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JP63327839A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Arai
一彦 新井
Toshihiko Umeda
俊彦 梅田
Kuniko Senoo
妹尾 邦子
Hiroyasu Suzuki
弘康 鈴木
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Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、急性膵炎や急性循環不全治療薬として有用な
人尿トリプシンインヒビターの取得方法に関する。
〔従来の技術〕
人尿中にトリプシンインヒビターが含有されていること
は知られている。人尿トリプシンインヒビター(以下、
UTIと略す)は、分子量68000、等電点pH2−
3の糖のタンパク賞であり、特にトリプシン、キモトリ
プシン、プラスミンなどを阻害する〔須見ら、日本生理
誌39.53 (1977) )ことから、抗炎症剤と
して臨床応用されている。
人尿からUTIを濃縮回収する方法としては、トリクロ
ロ酢酸、硫酸アンモニウム、メタノールを組み合わせた
沈澱法(N、R,Schulman ; J、Biol
Chea+、、213,655 (1955) ) 、
ベントナイトを用いる方法(T、^、Astrup ;
 5can、 J、 Cl1n。
Lab、[nvest、、11.181  (1959
) ) 、DEAE−セルロースを用いる方法(G、J
、Proksch ; J。
Lab & Cl1n、 Med、、  79,491
  (1972) )、固定化トリプシンを用いる方法
(特開昭51−123810号公報)、キトサンを用い
る方法(特開昭60−260518号公報)などがある
〔発明が解決しようとする課題〕
大量の人尿からUTIを回収する際に、操作が簡便であ
ること、効率がよいこと、再現性がよいこと、コストが
安いこと、UTIの分解、失活がないこと、さらに望ま
しくは、UTIに選択性が高いこと等が要求されている
しかし、前記UTI濃縮回収法では、これらの条件を満
足することができず、これらに代わる吸着剤の探索が望
まれている。
DEAE−セルロースをはじめとするイオン交換原理に
基づく吸着剤は、尿の物性、例えば、pH、電気伝導度
により太き(影響され、UTIの吸着性が変動する。吸
着を完全に行うためには、尿の希釈、脱塩、透析などが
必要であるが、工業規模での実施には問題が多い。
また、有機溶媒を用いる沈澱法では、大量の有機溶媒を
用いるため安全性、作業者への影響などが懸念される。
カオリン、ベントナイト等を用いる方法では、濾過性、
沈降性など、操作性に問題がある。
キトサンを用いる方法では、対尿当りの添加量が2〜3
%と多量に必要であり、効率が悪い。
固定化トリプシンを用いる方法は、UTIに対する選択
性が非常に・高い方法ではあるが、UTIの分解が認め
られる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、人尿を弱酸性条件下、水酸化アルミニウムゲ
ルまたは合成ケイ酸アルミニウムよりなる吸着剤と接触
させ、次いで該吸着剤からアルカリ性溶液で溶出するこ
とを特徴とるす人尿トリプシンインヒビターの取得方法
である。
また、本発明は、人尿が6ケイ酸マグネシウムによって
処理されたものである人尿トリプシンインヒビターの取
得方法にも関する。
水酸化アルミニウムゲルまたは合成ケイ酸アルミニウム
はそれぞれ式AI!Os  ・YHl OまたはAI、
02  ・9SiOオ ・YH,0(式中、yは化合物
の含水量によって定められる化合物1分子中の水の分子
数を示し、それぞれ0.3〜0.6.2.2〜4.9の
値をとる)で示される。これら吸着剤は、それぞれ例え
ば、キョーワード・200、キョーワード・700(協
和化学工業■製)の商品名で市販されている。
本発明では、尿をそのまま用いてもよいが、予め尿をp
H8〜9、望ましくは8.5として夾雑するムコ多I!
類等の不純物を沈澱させ、濾過その他の手段により除去
したものを用いるのが望ましい。
吸着剤と接触させる場合には、これらの尿に適当な酸、
例えば酢酸を添加し、pHを3〜5、望ましくは3.5
〜4.5に調整し、生じる不純物を遠心分離などで除去
後接触させる。略加する吸着剤の量は、可能な限り多い
方がよいが、人尿当り0.25〜2%が望ましく、実用
的には0.5〜1%程度が適当である。吸着時間は、0
.5時間以上であればよいが、より完全に吸着させるた
めには1〜2時間攪拌吸着させるのがよい、目的の因子
を吸着した吸着剤は、攪拌を止め静置することで沈降さ
せ、デカンテーション、サイホン原理で上清を除去し、
吸引濾過などにより水または緩衝液で吸着剤を洗浄し、
アルカリ性溶液、好ましくは9810〜12の溶液で溶
出を行う0弱アルカリ溶液としては、1〜2Nアンモニ
ア水、1〜2N炭酸ナトリウム水溶液などが使用可能で
ある。
溶出液中のUTIを濃縮するためには、硫酸アンモニウ
ムのような塩類を溶出液に加えて因子を沈澱□させる方
法が、大量処理には一般的に使用可能である。ただし、
アセトンのような水和性有機溶媒による沈澱法、凍結乾
燥法などに変更しても一向に問題はない。
本発明に用いる人尿は、ある種の吸着剤で予備的に不純
物を除去し精製されていてもよい。これら前処理吸着剤
としては、UTI以外のタンパク質を効率よく吸着し、
UTIの失活、ロスの極力少ないものであればいずれで
もよい0例えば、式2Mg0・6SiOt−yH!O(
式中、yは前記と同義で、1.2〜2.8の値をとる)
で示される6ケイ酸マグネシウムが利用できるが、これ
はキョーワードの600(協和化学工業■製)の商品面
で市販されている。
人尿を、適当な酸、例えば酢酸でpHを3〜5、のぞま
しくは3.5〜4.5に調整し、前処理吸着剤を人尿当
り0.25〜2%、実用的には0.5〜1%添加し、0
.5時間以上、のぞましくは1〜2時間攪拌吸着させ、
遠心分離、吸引濾過などにより吸着剤を除くことで、予
備的に不純物を除去した前処理尿を得ることが可能であ
る。前処理吸着剤としては、その他、中性アルミナ、酸
性アルミナ、フロリシール等を用いてもよい。
これら前処理尿を用いることで、より比活性の高いUT
Iを吸着剤から回収することが可能である。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
前処理吸着剤との組合せなどこれらに限定されるもので
はない。
実施例1 正常人尿101を、IN水酸化ナトリウム溶液でpoa
、sとし、生じた沈澱を8000回転、15分間遠心分
離で除去後、酢酸でρ■を4.0に調整した。再度生じ
た沈澱を同様に遠心分離で除去し酸処理尿を得た。この
酸処理尿に、50gの水酸化アルミニウムゲル(キヨー
ワード@200;協和化学工業■製)を添加し、室温に
て2時間攪拌した。1時間の静置後、上清と吸着剤をデ
カンテーションで分離し、さらに吸引濾過により水で吸
着剤を洗浄した。この洗浄吸着剤を1%アンモニア50
0mlで1時間攪拌溶出を行い、10000回転、10
分間の遠心分離により溶出液を得た。
溶出液に硫酸アンモニウムを80%飽和となるように加
え、5時間放置後10000回転、10分間の遠心分離
により得られた沈澱を、リン酸緩衝生理食塩水(P B
 S)に対して透析を行い、UTI標品とした。
UTI活性は、Muramatsu等の方法(J、Bi
ochevb、、  57.402.1965)に準拠
し、トリプシンとUTI標品を反応させた後に残存する
酵素活性を、Lowry法によるカゼイン分解法で測定
した。
その結果、尿102より76000単位のUTIが回収
され、比活性は552単位/■・タンノクク質であった
実施例2 正常人尿507を、実施例1と同様に処理し酸処理尿を
得た。この酸処理尿に500gの6ケイ酸マグネシウム
(キラーワード・600;協和化学工業■製)を添加し
、室温にて2時間攪拌した。
吸引濾過により吸着剤を除去し、前処理尿に250gの
水酸化アルミニウムゲル(キラーワードの200)を添
加し、室温にて2時間攪拌した。1時間の静置後、上滑
と吸着剤をデカンテーションで分離し、さらに吸引濾過
により水で吸着剤を洗浄した。この洗浄吸着剤を、1%
アンモニア溶液2500mJIで1時間攪拌溶出を行い
、8000回転、30分間の遠心分離により溶出液を得
た。
溶出液に、硫酸アンモニウムを80%飽和となるように
加え、aooo回転、30分間の遠心分離により得られ
た沈澱を、PBSに対して透析を行いUTI標品とした
その結果、尿5071より462500単位のUTIが
回収され、比活性は、813単位/■・タンパク質であ
った。
実施例3 正常人尿101を、IN水酸化ナトリウム溶液でpH8
,5とし、生じた沈澱を8000回転、15分間遠心分
離で除去後、IN塩酸でpHを4.0に調整した。再度
生じた沈澱を同様に遠心分離で除去し酸処理尿を得た。
この酸処理尿に、50gの合成ケイ酸アルミニウム(キ
ツーワード@700;協和化学工業■製)を添加し、室
温にて2時間攪拌した。1時間の静置後、上清と吸着剤
をデカンテーションで分離し、さらに吸引濾過により水
で吸着剤を洗浄した。この洗浄吸着剤を1%アンモニア
500mlで1時間攪拌溶出を行い、10000回転、
10分間の遠心分離により溶出液を得た。
溶出液に硫酸アンモニウムを80%飽和となるように加
え、5時間放置後10000回転、10分間の遠心分離
により得られた沈澱を、リン酸緩衝生理食塩水(P B
 S)に対して透析を行い、UTI標品とした。
その結果、尿1(lより69000単位のUTIが回収
され、比活性は511単位/■・タンパク質であった。
比較例 正常人尿lOlを、IN水酸化ナトリウム溶液でpH,
5とし、生じた沈澱を8000回転、15分間遠心分離
で除去後、IN塩酸でp)lを5.5に調整した。この
酸処理尿に、250gのキトサン(フローナックN;共
和油脂工業梧鶏製)を添加し、室温にて2時間攪拌した
。吸引濾過により吸着剤を回収し、さらに水で吸着剤を
洗浄した。この洗浄吸着剤を3Nアンモニアs o Q
mj!で1時間攪拌溶出を行い、遠心分離により溶出液
を得た。溶出液に硫酸アンモニウムを80%飽和となる
ように加え、得られた沈澱を、リン酸緩衝生理食塩水(
PBS)に対して透析を行い、UTI標品とした。
その結果、尿1(lより44840単位のUTIが回収
され(実施例1の約59%)、比活性は344単位/■
・タンパク質であった。
〔発明の効果〕 本発明の方法により、大量の人尿中から人尿トリプシン
インヒビターを簡便かつ効率的に回収することが可能と
なった。さらに、人尿トリプシンインヒビター以外のタ
ンパク質を効率よく吸着する吸着剤との組合せにより、
高純度の人尿トリプシンインヒビターを回収することも
可能となった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、人尿を弱酸性条件下、水酸化アルミニウムゲルまた
    は合成ケイ酸アルミニウムよりなる吸着剤と接触させ、
    次いで該吸着剤からアルカリ性溶液で溶出することを特
    徴とする人尿トリプシンインヒビターの取得方法。 2、人尿が、6ケイ酸マグネシウムによって処理された
    ものである請求項1項記載の人尿トリプシンインヒビタ
    ーの取得方法。
JP63327839A 1988-12-27 1988-12-27 人尿トリプシンインヒビターの取得方法 Pending JPH02174800A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019163212A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 地方独立行政法人鳥取県産業技術センター スフェロイド形成促進剤の濃縮方法および精製方法。

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019163212A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 地方独立行政法人鳥取県産業技術センター スフェロイド形成促進剤の濃縮方法および精製方法。

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