JPH02175997A - 濾紙及びその製造方法 - Google Patents
濾紙及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH02175997A JPH02175997A JP32832488A JP32832488A JPH02175997A JP H02175997 A JPH02175997 A JP H02175997A JP 32832488 A JP32832488 A JP 32832488A JP 32832488 A JP32832488 A JP 32832488A JP H02175997 A JPH02175997 A JP H02175997A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter paper
- binder
- silicone resin
- fluororesin
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 11
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 claims abstract description 45
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 43
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 claims abstract description 35
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 15
- 239000002002 slurry Substances 0.000 claims abstract description 11
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims abstract description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 12
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 8
- 239000000839 emulsion Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 5
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N Sulfuric acid Chemical compound OS(O)(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
- QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-N Acetic acid Chemical compound CC(O)=O QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- -1 Dimethylsiloxane Chemical class 0.000 description 3
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- BJQHLKABXJIVAM-UHFFFAOYSA-N bis(2-ethylhexyl) phthalate Chemical compound CCCCC(CC)COC(=O)C1=CC=CC=C1C(=O)OCC(CC)CCCC BJQHLKABXJIVAM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 235000013870 dimethyl polysiloxane Nutrition 0.000 description 3
- 239000004205 dimethyl polysiloxane Substances 0.000 description 3
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 3
- 229920000435 poly(dimethylsiloxane) Polymers 0.000 description 3
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 3
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 3
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 3
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 2
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 2
- VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N Hydrochloric acid Chemical compound Cl VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000004372 Polyvinyl alcohol Substances 0.000 description 2
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 2
- 125000000217 alkyl group Chemical group 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 2
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 2
- 229910052731 fluorine Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 125000005010 perfluoroalkyl group Chemical group 0.000 description 2
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 2
- 229920002451 polyvinyl alcohol Polymers 0.000 description 2
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 description 2
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 1
- 241000219112 Cucumis Species 0.000 description 1
- 235000015510 Cucumis melo subsp melo Nutrition 0.000 description 1
- MQIUGAXCHLFZKX-UHFFFAOYSA-N Di-n-octyl phthalate Natural products CCCCCCCCOC(=O)C1=CC=CC=C1C(=O)OCCCCCCCC MQIUGAXCHLFZKX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N Fluorine atom Chemical compound [F] YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- GRYLNZFGIOXLOG-UHFFFAOYSA-N Nitric acid Chemical compound O[N+]([O-])=O GRYLNZFGIOXLOG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 1
- FJJCIZWZNKZHII-UHFFFAOYSA-N [4,6-bis(cyanoamino)-1,3,5-triazin-2-yl]cyanamide Chemical compound N#CNC1=NC(NC#N)=NC(NC#N)=N1 FJJCIZWZNKZHII-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002378 acidificating effect Effects 0.000 description 1
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 125000004432 carbon atom Chemical group C* 0.000 description 1
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000001112 coagulating effect Effects 0.000 description 1
- 238000004132 cross linking Methods 0.000 description 1
- 238000007865 diluting Methods 0.000 description 1
- 125000000118 dimethyl group Chemical group [H]C([H])([H])* 0.000 description 1
- 238000004945 emulsification Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 1
- 239000011737 fluorine Substances 0.000 description 1
- 125000001153 fluoro group Chemical group F* 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 150000007522 mineralic acids Chemical class 0.000 description 1
- 229910017604 nitric acid Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000007524 organic acids Chemical class 0.000 description 1
- 235000005985 organic acids Nutrition 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は濾紙及びその製造方法に係り、特に粒子捕集効
率が高く、しかも圧力損失が低く処理効率にも優れる濾
紙及びその製造方法に関する。
率が高く、しかも圧力損失が低く処理効率にも優れる濾
紙及びその製造方法に関する。
[従来の技術]
電子精密工場等のクリーンルーム、バイオロジカルクリ
ーンルーム、クリーンベンチ等の清浄空間における空気
中の浮遊微粒子の捕集には、空気中のサブミクロン粒子
を効率的に捕集することができるエアフィルタ用濾紙が
用いられている。このようなエアフィルタ用濾紙は、一
般に微細なマイクログラスファイバーを水中に分散させ
て湿式抄紙し、樹脂溶液又はエマルジョン中に浸漬処理
後、乾燥して製造される。
ーンルーム、クリーンベンチ等の清浄空間における空気
中の浮遊微粒子の捕集には、空気中のサブミクロン粒子
を効率的に捕集することができるエアフィルタ用濾紙が
用いられている。このようなエアフィルタ用濾紙は、一
般に微細なマイクログラスファイバーを水中に分散させ
て湿式抄紙し、樹脂溶液又はエマルジョン中に浸漬処理
後、乾燥して製造される。
このようなエアフィルタ用濾紙においては、送風によっ
て空気中の微粒子を捕集する際、微粒子の捕集効率が高
いことは言うまでもないが、動力費の節減のためにはで
きるだけ空気抵抗の少ない(ΔPの低い)濾紙が要求さ
れる。この捕集効率とΔPのバランスに大きく影響を及
ぼすのは、製造に際してグラスファイバーに付着させる
バインダーの種類、量であり、一般にはアクリル系樹脂
、ウレタン系樹脂、ポリビニルアルコール、エポキシ系
樹脂を主剤として、ワックス、シリコンが併用され、マ
イクログラスファイバーに対して1〜10ii%付着さ
せることにより、繊維の再飛散が防止されると共に、濾
紙の強度及びその他の特性の向上を図っている。また、
従来、弗素含有樹脂を繊維に付着させた濾紙及びその製
造方法も提案されている(特開昭62−90395号)
。
て空気中の微粒子を捕集する際、微粒子の捕集効率が高
いことは言うまでもないが、動力費の節減のためにはで
きるだけ空気抵抗の少ない(ΔPの低い)濾紙が要求さ
れる。この捕集効率とΔPのバランスに大きく影響を及
ぼすのは、製造に際してグラスファイバーに付着させる
バインダーの種類、量であり、一般にはアクリル系樹脂
、ウレタン系樹脂、ポリビニルアルコール、エポキシ系
樹脂を主剤として、ワックス、シリコンが併用され、マ
イクログラスファイバーに対して1〜10ii%付着さ
せることにより、繊維の再飛散が防止されると共に、濾
紙の強度及びその他の特性の向上を図っている。また、
従来、弗素含有樹脂を繊維に付着させた濾紙及びその製
造方法も提案されている(特開昭62−90395号)
。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、従来のエアフィルタ用濾紙にあっては、
その製造に際し、マイクログラスファイバーの微細繊維
同志の凝集、結合が生じ、これがia維表面積を低下さ
せ、捕集効率の高い濾紙が得られない。また、前述の如
く、再飛散防止、濾紙の強度、その他の特性の向上のた
めにバインダーを用いるが、バインダーを付着させるこ
とにより次のような問題が生じる。
その製造に際し、マイクログラスファイバーの微細繊維
同志の凝集、結合が生じ、これがia維表面積を低下さ
せ、捕集効率の高い濾紙が得られない。また、前述の如
く、再飛散防止、濾紙の強度、その他の特性の向上のた
めにバインダーを用いるが、バインダーを付着させるこ
とにより次のような問題が生じる。
即ち、バインダーの表面張力が高いために、繊維間にバ
インダーの膜が水かき状に形成され、圧力損失が高くな
り空気が通り難くなる。このため処理効率が低下する。
インダーの膜が水かき状に形成され、圧力損失が高くな
り空気が通り難くなる。このため処理効率が低下する。
圧力損失を低くおさえるためにバインダーの使用量を少
なくすると、強度が保持できなくなる。
なくすると、強度が保持できなくなる。
本発明の目的は上記従来の問題点を解決し、圧力損失が
小さく、しかも高い捕集効率を有する濾紙及びその製造
方法を提供することにある。
小さく、しかも高い捕集効率を有する濾紙及びその製造
方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明の濾紙は、濾紙を構成する繊維にバインダー フ
ッ素樹脂及びシリコン樹脂を付着させたことを特徴とす
る。
ッ素樹脂及びシリコン樹脂を付着させたことを特徴とす
る。
本発明の濾紙の製造方法は、濾紙を構成する繊維を水中
に分散させてなるスラリーを湿式抄紙し、得られた湿紙
にフッ素樹脂及びシリコン樹脂を含有するバインダーを
付着させた後乾燥することを特徴とする。
に分散させてなるスラリーを湿式抄紙し、得られた湿紙
にフッ素樹脂及びシリコン樹脂を含有するバインダーを
付着させた後乾燥することを特徴とする。
なお、以下において、フッ素樹脂及びシリコン樹脂を含
有するバインダーをフッ素樹脂・シリコン樹脂含有バイ
ンダーということがある。
有するバインダーをフッ素樹脂・シリコン樹脂含有バイ
ンダーということがある。
本発明において、濾紙を構成する繊維としては特に制限
はなく、従来より用いられているものをいずれも通用す
ることができるが、特にマイクログラスファイバーが好
適である。用いるマイクログラスファイバーは、平均繊
維径0.1〜10μm程度のものが好ましく、濾紙の強
度、耐薬品性等の向上のために、ポリアミドia維等の
有機繊維や炭素繊維等を1〜10重量%混合使用しても
良い。
はなく、従来より用いられているものをいずれも通用す
ることができるが、特にマイクログラスファイバーが好
適である。用いるマイクログラスファイバーは、平均繊
維径0.1〜10μm程度のものが好ましく、濾紙の強
度、耐薬品性等の向上のために、ポリアミドia維等の
有機繊維や炭素繊維等を1〜10重量%混合使用しても
良い。
フッ素樹脂としては、下記一般式で示されるパーフルオ
ロアルキル基含有樹脂等のフッ素原子を含有する樹脂を
用いることができる。
ロアルキル基含有樹脂等のフッ素原子を含有する樹脂を
用いることができる。
f
■
H2
■
H2
■
お、撥水性、耐水性の面から、下記[II 1式で示さ
れるジメチルシリコン(通常のシリコン油)よりも下記
[II式で示されるHシリコンが好ましい。
れるジメチルシリコン(通常のシリコン油)よりも下記
[II式で示されるHシリコンが好ましい。
Hシリコン
に
なお、上記式中、パーフルオロアルキル基Rfとしては
CF 、CF 等が挙げられる。また、アクリル主
鎖のアルキル基Rとしては炭素数4〜12のアルキル基
が挙げられる。
CF 、CF 等が挙げられる。また、アクリル主
鎖のアルキル基Rとしては炭素数4〜12のアルキル基
が挙げられる。
一方、シリコン樹脂としては、その粘度が1000cp
s以下のシリコン油が好ましい、粘度が1000cps
を超えるシリコン油であると、エマルジョン化が困難で
処理効率が悪い。なジメチルシリコン シリコン樹脂としては、特に、ジメチルポリシロキサン
等のジメチルシロキサンが好ましい。
s以下のシリコン油が好ましい、粘度が1000cps
を超えるシリコン油であると、エマルジョン化が困難で
処理効率が悪い。なジメチルシリコン シリコン樹脂としては、特に、ジメチルポリシロキサン
等のジメチルシロキサンが好ましい。
バインダー中の樹脂成分(以下、バインダー樹脂成分と
いうことがある。)としては従来用いられているものを
いずれも適用可能であり、例えばポリビニルアルコール
、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂等
が挙げられる。
いうことがある。)としては従来用いられているものを
いずれも適用可能であり、例えばポリビニルアルコール
、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂等
が挙げられる。
本発明の濾紙においては、フッ素樹脂及びシリコン樹脂
を含むバインダーを繊維に付着させることにより製造し
ても良いが、フッ素樹脂及びシリコン樹脂を先に繊維に
付着させ、その後バインダーを付着させて繊維同志を結
着させるようにしても良い。
を含むバインダーを繊維に付着させることにより製造し
ても良いが、フッ素樹脂及びシリコン樹脂を先に繊維に
付着させ、その後バインダーを付着させて繊維同志を結
着させるようにしても良い。
フッ素樹脂及びシリコン樹脂とバインダー樹脂成分との
割合は、フッ素樹脂及びシリコン樹脂をフッ素樹脂、シ
リコン樹脂及びバインダー樹脂成分の含量に対し0.1
〜20重量%とするのが好ましい。シリコン樹脂の割合
がO,lii量%未満では表面張力の低下効果が少なく
、20重量%を超えるとバインダーの接合強度の低下が
著しく、バインダーとしての作用が不十分となる。
割合は、フッ素樹脂及びシリコン樹脂をフッ素樹脂、シ
リコン樹脂及びバインダー樹脂成分の含量に対し0.1
〜20重量%とするのが好ましい。シリコン樹脂の割合
がO,lii量%未満では表面張力の低下効果が少なく
、20重量%を超えるとバインダーの接合強度の低下が
著しく、バインダーとしての作用が不十分となる。
また、フッ素樹脂・シリコン樹脂含有バインダーの付着
量(樹脂重量)は、濾紙を構成する繊維重量に対して3
.0〜10瓜量%とするのが好ましい。シリコン樹脂含
有バインダーの付着量が3.0!i量%未満では濾紙の
強度が十分に得られず、10!i量%を超えると濾紙の
圧力損失を不必要に高めることとなる。
量(樹脂重量)は、濾紙を構成する繊維重量に対して3
.0〜10瓜量%とするのが好ましい。シリコン樹脂含
有バインダーの付着量が3.0!i量%未満では濾紙の
強度が十分に得られず、10!i量%を超えると濾紙の
圧力損失を不必要に高めることとなる。
なお、付着させるフッ素樹脂とシリコン樹脂との比率に
は特に制限はなく、10:90〜90;10の範囲で適
宜調整することができるが、好ましくは30 : 70
〜50 : 50とするのが有利である。
は特に制限はなく、10:90〜90;10の範囲で適
宜調整することができるが、好ましくは30 : 70
〜50 : 50とするのが有利である。
次に請求項(2)の濾紙の製造方法について説明する。
この製造方法においては、まず、繊維を水中に分散させ
たスラリーを湿式抄紙して湿紙を得る。
たスラリーを湿式抄紙して湿紙を得る。
例えば、ガラス微結繊維とガラスチョツプドスラントを
水中に分散させ、このスラリーを抄紙機にて抄紙し湿紙
を得る。この湿式抄紙にあたり、スラリー中の繊維の分
散性を良くするために、水に少量の酸を加え、スラリー
をpH2〜5程度の酸性とするのが好ましい。即ち、ス
ラリーのpHは低いほど繊維の分散性が良くなるが、p
H2未満では、酸性が強すぎて繊維や装置等に悪影響を
及ぼすこととなるため、スラリーのpHは2〜5程度に
調整するのが好ましい。スラリーのpH調整に用いる酸
としては、塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸、酢酸等の有機
酸を用いることができる。
水中に分散させ、このスラリーを抄紙機にて抄紙し湿紙
を得る。この湿式抄紙にあたり、スラリー中の繊維の分
散性を良くするために、水に少量の酸を加え、スラリー
をpH2〜5程度の酸性とするのが好ましい。即ち、ス
ラリーのpHは低いほど繊維の分散性が良くなるが、p
H2未満では、酸性が強すぎて繊維や装置等に悪影響を
及ぼすこととなるため、スラリーのpHは2〜5程度に
調整するのが好ましい。スラリーのpH調整に用いる酸
としては、塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸、酢酸等の有機
酸を用いることができる。
次いで、得られた湿紙にフッ素樹脂・シリコン樹脂含有
バインダーを付着させる。このフッ素樹脂・シリコン樹
脂含有バインダーを付着させる方法としては、特に制限
はないが、例えば次の■、■の方法を採用することがで
きる。
バインダーを付着させる。このフッ素樹脂・シリコン樹
脂含有バインダーを付着させる方法としては、特に制限
はないが、例えば次の■、■の方法を採用することがで
きる。
■ 湿紙をフッ素樹脂・シリコン樹脂含有バインダーの
液又はエマルジョン中に浸漬する。
液又はエマルジョン中に浸漬する。
■ 湿紙の表面にフッ素樹脂・シリコン樹脂含有バイン
ダー液又はエマルジョンをスプレーにより吹き付ける。
ダー液又はエマルジョンをスプレーにより吹き付ける。
あるいは塗布する。
ここで用いるフッ素樹脂・シリコン樹脂含有バインダー
液又はエマルジョンのフッ素樹脂・シリコン樹脂含有バ
インダーの濃度は、0.1〜10重量%であることが好
ましい。フッ素樹脂・シリコン樹脂含有バインダー濃度
が0.in量%未満では湿紙へのシリコン樹脂含有バイ
ンダーの付着効率が悪く、10瓜量%を超えても付着効
率に差異はなくコスト高となる。
液又はエマルジョンのフッ素樹脂・シリコン樹脂含有バ
インダーの濃度は、0.1〜10重量%であることが好
ましい。フッ素樹脂・シリコン樹脂含有バインダー濃度
が0.in量%未満では湿紙へのシリコン樹脂含有バイ
ンダーの付着効率が悪く、10瓜量%を超えても付着効
率に差異はなくコスト高となる。
このようにして湿紙をフッ素樹脂・シリコン樹脂含有バ
インダーで処理した後は、これを加熱炉等により乾燥す
る。乾燥温度は110〜200℃とするのが好ましい。
インダーで処理した後は、これを加熱炉等により乾燥す
る。乾燥温度は110〜200℃とするのが好ましい。
この乾燥のための熱処理によりフッ素樹脂は繊維表面を
均一に覆う。また、シリコン樹脂は高分子化し、ゴム状
になって撥水性、耐水性を有するようになる。また、バ
インダーも架橋反応を起し、濾紙の強度を向上させる。
均一に覆う。また、シリコン樹脂は高分子化し、ゴム状
になって撥水性、耐水性を有するようになる。また、バ
インダーも架橋反応を起し、濾紙の強度を向上させる。
[作用]
フッ素樹脂は、繊維の均一分散性を高める作用があり、
また、シリコン樹脂はバインダーの表面張力を低下させ
る作用がある。そのため、本発明によれば、抄き上げら
れた濾紙中の微細繊維同志の凝集・結合を防止し、均一
分散性を高めると共に、繊維間に形成される水かき状の
膜を解消又は減少させ、バインダーを繊維同志の交点に
集中して存在させることができる。従って、ia維の有
効表面積を大きくすることができ、また、濾紙の圧力損
失を小さくすることができる。しかも、繊維密度を高め
ても圧力損失は従来の濾紙と同程度又はそれ以下にでき
るから、圧力損失が小さくしかも捕集効率の高いエアフ
ィルタ用濾紙を提供することができる。
また、シリコン樹脂はバインダーの表面張力を低下させ
る作用がある。そのため、本発明によれば、抄き上げら
れた濾紙中の微細繊維同志の凝集・結合を防止し、均一
分散性を高めると共に、繊維間に形成される水かき状の
膜を解消又は減少させ、バインダーを繊維同志の交点に
集中して存在させることができる。従って、ia維の有
効表面積を大きくすることができ、また、濾紙の圧力損
失を小さくすることができる。しかも、繊維密度を高め
ても圧力損失は従来の濾紙と同程度又はそれ以下にでき
るから、圧力損失が小さくしかも捕集効率の高いエアフ
ィルタ用濾紙を提供することができる。
更に、フッ素樹脂及びシリコン樹脂とりわけシリコンは
、著しく撥水性が良く、かつ耐水性に優れることから、
濾紙に水が浸み込みにくくすることができるという作用
もある。このため、濾紙の耐水特性が著しく高められる
。
、著しく撥水性が良く、かつ耐水性に優れることから、
濾紙に水が浸み込みにくくすることができるという作用
もある。このため、濾紙の耐水特性が著しく高められる
。
特に、本発明においてはフッ素樹脂とシリコン樹脂とを
併用することにより、その優れた相乗作用により各々の
単独使用では実現することができないような、著しく捕
集効率の高いエアフィルタ用濾紙が提供される。
併用することにより、その優れた相乗作用により各々の
単独使用では実現することができないような、著しく捕
集効率の高いエアフィルタ用濾紙が提供される。
[実施例コ
以下、実施例及び比較例について説明する。
実施例1
平均繊維径0.5μm、1μm、4μmの三種類の繊維
をそれぞれ30重量部、50重量部及び20重量部の割
合で混合してなるマイクログラスファイバーを、pH4
の硫酸水溶液中に分散後、TAPPIシートマシンによ
り湿式抄紙した。
をそれぞれ30重量部、50重量部及び20重量部の割
合で混合してなるマイクログラスファイバーを、pH4
の硫酸水溶液中に分散後、TAPPIシートマシンによ
り湿式抄紙した。
得られた湿紙をバインダー液として下記組成のフッ素樹
脂・シリコン樹脂含有バインダーのエマルジョンに浸漬
して脱液後、140℃にて乾燥させた。フッ素樹脂・シ
リコン樹脂含有バインダーの付着量は4.4g/rrl
’であり、濾紙を構成するマイクログラスファイバーに
対して6重量%であった。
脂・シリコン樹脂含有バインダーのエマルジョンに浸漬
して脱液後、140℃にて乾燥させた。フッ素樹脂・シ
リコン樹脂含有バインダーの付着量は4.4g/rrl
’であり、濾紙を構成するマイクログラスファイバーに
対して6重量%であった。
バインダー組成(樹脂の重量%)
パーフルオロアルキル化合物:0.08重量%ジメチル
ポリシロキサン:0.08重量%アクリル酸エステル共
重合物:1.84ii%(合計:2重量%) なお、上記バインダー液は、アクリル酸エステル共重合
エマルジョンにパーフルオロアルキル化合物とジメチル
ポリシロキサンを混合し、更に希釈して調製した。この
バインダー液の表面張力をデニュイ氏法表面張力測定器
(島津製作所)にて測定し、結果を第1表に示した。
ポリシロキサン:0.08重量%アクリル酸エステル共
重合物:1.84ii%(合計:2重量%) なお、上記バインダー液は、アクリル酸エステル共重合
エマルジョンにパーフルオロアルキル化合物とジメチル
ポリシロキサンを混合し、更に希釈して調製した。この
バインダー液の表面張力をデニュイ氏法表面張力測定器
(島津製作所)にて測定し、結果を第1表に示した。
また、得られた濾紙について、下記方法により圧力損失
、捕集効率を測定し、結果を第1表に示した。
、捕集効率を測定し、結果を第1表に示した。
圧 損失(mmA q )
濾紙に通過風速5.3cm/秒で空気を通風させた時の
通気抵抗をマノメーターにより測定した。
通気抵抗をマノメーターにより測定した。
旦fi箆工
平均粒子径約0.3μm程度のジオクチルフタレート(
DOP粒子)を発生させて濾紙に通し、濾紙の上流側と
下流側のDOPスモークの濃度比をフォトメータで測定
し、0.3μmの粒子の捕集効率を翼圧した。
DOP粒子)を発生させて濾紙に通し、濾紙の上流側と
下流側のDOPスモークの濃度比をフォトメータで測定
し、0.3μmの粒子の捕集効率を翼圧した。
比較例1〜3
第1表に示す如く、フッ素樹脂及び/又はシリコン樹脂
を含まないバインダー液で処理したこと以外は実施例1
と同様にして濾紙を製造した。バインダー液の表面張力
、得られた濾紙の圧力損失、捕集効率を実施例1と同様
にして測定し、その結果を第1表に示す。
を含まないバインダー液で処理したこと以外は実施例1
と同様にして濾紙を製造した。バインダー液の表面張力
、得られた濾紙の圧力損失、捕集効率を実施例1と同様
にして測定し、その結果を第1表に示す。
第1表より明らかなように、本発明で用いるバインダー
液は、フッ素樹脂及びシリコン樹脂の作用により、繊維
の均一分散性が良好で、また表面張力が小さく、従って
水かき状の膜の形成が低減されるため、製造される濾紙
は、圧力損失が低く、しかもia維の有効面積が大きい
ことから捕集効率は著しく高い。特に、本発明の方法に
従って、フッ素樹脂及びシリコン樹脂を併用することに
より、圧力損失に対する捕集効率の値を大幅に向上させ
ることができる。
液は、フッ素樹脂及びシリコン樹脂の作用により、繊維
の均一分散性が良好で、また表面張力が小さく、従って
水かき状の膜の形成が低減されるため、製造される濾紙
は、圧力損失が低く、しかもia維の有効面積が大きい
ことから捕集効率は著しく高い。特に、本発明の方法に
従って、フッ素樹脂及びシリコン樹脂を併用することに
より、圧力損失に対する捕集効率の値を大幅に向上させ
ることができる。
Claims (2)
- (1)濾紙を構成する繊維にバインダー、フッ素樹脂及
びシリコン樹脂を付着させたことを特徴とする濾紙。 - (2)濾紙を構成する繊維を水中に分散させてなるスラ
リーを湿式抄紙し、得られた湿紙にフッ素樹脂及びシリ
コン樹脂を含有するバインダーを付着させた後、乾燥す
ることを特徴とする濾紙の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32832488A JP2629327B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 濾紙及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32832488A JP2629327B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 濾紙及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02175997A true JPH02175997A (ja) | 1990-07-09 |
| JP2629327B2 JP2629327B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=18208965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32832488A Expired - Fee Related JP2629327B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 濾紙及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2629327B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009119054A1 (ja) | 2008-03-25 | 2009-10-01 | 北越製紙株式会社 | エアフィルタ用濾材 |
| CN102888785A (zh) * | 2012-09-20 | 2013-01-23 | 蚌埠凤凰滤清器有限责任公司 | 一种硅胶负载氧化锆空气滤纸及其制备方法 |
| WO2014171165A1 (ja) | 2013-04-15 | 2014-10-23 | 北越紀州製紙株式会社 | エアフィルタ用濾材、その製造方法及びそれを備えるエアフィルタ |
| KR20240038047A (ko) | 2021-10-15 | 2024-03-22 | 호쿠에츠 코포레이션 가부시키가이샤 | 고성능 에어 필터용 여과재 및 그 제조 방법 |
| KR20240038044A (ko) | 2021-10-04 | 2024-03-22 | 호쿠에츠 코포레이션 가부시키가이샤 | 에어 필터용 여과재 및 그 제조 방법 |
| KR20240151823A (ko) | 2022-04-04 | 2024-10-18 | 호쿠에츠 코포레이션 가부시키가이샤 | 에어 필터용 여과재 및 그 제조 방법 |
-
1988
- 1988-12-26 JP JP32832488A patent/JP2629327B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009119054A1 (ja) | 2008-03-25 | 2009-10-01 | 北越製紙株式会社 | エアフィルタ用濾材 |
| KR20110008153A (ko) | 2008-03-25 | 2011-01-26 | 호쿠에츠 기슈 세이시 가부시키가이샤 | 에어필터용 여과재 |
| EP2848295A1 (en) | 2008-03-25 | 2015-03-18 | Hokuetsu Kishu Paper Co., Ltd. | Filter material for air filters |
| KR20160116012A (ko) | 2008-03-25 | 2016-10-06 | 호쿠에츠 기슈 세이시 가부시키가이샤 | 에어필터용 여과재 |
| CN102888785A (zh) * | 2012-09-20 | 2013-01-23 | 蚌埠凤凰滤清器有限责任公司 | 一种硅胶负载氧化锆空气滤纸及其制备方法 |
| CN102888785B (zh) * | 2012-09-20 | 2014-10-29 | 蚌埠凤凰滤清器有限责任公司 | 一种硅胶负载氧化锆空气滤纸及其制备方法 |
| WO2014171165A1 (ja) | 2013-04-15 | 2014-10-23 | 北越紀州製紙株式会社 | エアフィルタ用濾材、その製造方法及びそれを備えるエアフィルタ |
| US9656196B2 (en) | 2013-04-15 | 2017-05-23 | Hokuetsu Kishu Paper Co., Ltd. | Filter material for air filter, method for manufacturing same, and air filter provided with same |
| KR20170116190A (ko) | 2013-04-15 | 2017-10-18 | 호쿠에츠 기슈 세이시 가부시키가이샤 | 에어 필터용 여재, 그 제조 방법 및 그것을 구비하는 에어 필터 |
| KR20240038044A (ko) | 2021-10-04 | 2024-03-22 | 호쿠에츠 코포레이션 가부시키가이샤 | 에어 필터용 여과재 및 그 제조 방법 |
| KR20240038047A (ko) | 2021-10-15 | 2024-03-22 | 호쿠에츠 코포레이션 가부시키가이샤 | 고성능 에어 필터용 여과재 및 그 제조 방법 |
| KR20240151823A (ko) | 2022-04-04 | 2024-10-18 | 호쿠에츠 코포레이션 가부시키가이샤 | 에어 필터용 여과재 및 그 제조 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2629327B2 (ja) | 1997-07-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN1207080C (zh) | 空气过滤器的过滤介质及其制造方法 | |
| JPWO2014171165A1 (ja) | エアフィルタ用濾材の製造方法 | |
| JPWO2002016005A1 (ja) | エアフィルタ用濾材およびその製造方法 | |
| JP3874038B2 (ja) | エアフィルタ用濾材およびその製造方法 | |
| JP5148888B2 (ja) | エアフィルタ用濾材及びその製造方法 | |
| CN112252022B (zh) | 一种超亲水pps复合纤维膜的制备方法 | |
| JPH02175997A (ja) | 濾紙及びその製造方法 | |
| JP6087207B2 (ja) | エアフィルタ用濾材及びその製造方法 | |
| JP7055261B1 (ja) | エアフィルタ用濾材及びその製造方法 | |
| CN111648038A (zh) | 一种熔喷布及其在防护口罩中的应用 | |
| JP3669756B2 (ja) | エアフィルタ用濾材およびその製造方法 | |
| CN108499374A (zh) | Pvdf复合石墨烯滤芯膜及其生产工艺 | |
| US4693928A (en) | Porous, fibrous structures with thermoplastic fluorocarbon coating and method of making | |
| JP4108447B2 (ja) | エアフィルタ用濾材及びその製造方法 | |
| CN109320651A (zh) | 一种超疏水聚丙烯酸酯复合乳液及其制备方法和应用 | |
| JP6270971B2 (ja) | エアフィルタ用濾材及びその製造方法 | |
| JPH0443684B2 (ja) | ||
| JP2764928B2 (ja) | 濾紙及びその製造方法 | |
| EP4506052A1 (en) | Filter material for air filters, and method for manufacturing same | |
| JP5635922B2 (ja) | エアフィルタ用濾材及びその製造方法 | |
| JP2011062643A (ja) | エアフィルタ用濾材 | |
| JP3669798B2 (ja) | 難燃減容高性能エアフィルタ濾材およびその製造方法 | |
| CN105735037A (zh) | 热固性空气滤纸及其制备方法 | |
| JP3848132B2 (ja) | エアフィルタ用濾材 | |
| CN120247431B (zh) | 一种滑油过滤材料的制备方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |