JPH02178509A - オイルコークス末燃ダストの燃焼方法およびその装置 - Google Patents

オイルコークス末燃ダストの燃焼方法およびその装置

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JPH02178509A
JPH02178509A JP33380888A JP33380888A JPH02178509A JP H02178509 A JPH02178509 A JP H02178509A JP 33380888 A JP33380888 A JP 33380888A JP 33380888 A JP33380888 A JP 33380888A JP H02178509 A JPH02178509 A JP H02178509A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オイルコークス未燃ダストの脱水ケーキを効
率よく燃焼・溶融する方法およびその装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
石油の残渣油を熱分解することによって製造されるオイ
ルコークス(石油コークスとも呼ばれる)は、石炭と同
様に細かく粉砕されてボイラ火炉、ガス化炉などの燃料
として用いられている。しかし、オイルコークスは揮発
分が少なく難燃性であるので、投入燃料量の5〜10w
t%が未燃分(未燃ダスト)として排出される。
−Cに、オイルコークス未燃ダストは、ボイラからは脱
硫装置で、また、ガス化炉では水封集じん袋面で水スラ
リーとして回収される。従来、この水スラリーは脱水ケ
ーキ状に脱水処理され、セメントキルンに供給され、石
炭の補助燃料として焼却処理されるか、または脱水ケー
キの状態で産業廃棄物として処分されている。
〔発明が解決しようとする課題] オイルコークス未燃ダストは、平均粒径100μm以下
、可燃公約95wt%、灰分約5wt%の性状を有して
いるので、燃料となり得るものであり、またその灰分は
、貴金属であるバナジウムを10〜30wt%と多量に
含んでいる。
しかし、オイルコークス未燃ダストは揮発分が2wt%
以下と少なく、非常に燃え難い性質を有している。この
ため、1000”C以下の温度条件では燃焼速度が遅く
、95%以上の燃焼効率を得ることが技術的に困難であ
る。一方、灰分中にバナジウム、硫黄、ナトリウム、カ
リウムが含まれるので、600 ’C以上にて灰分が軟
化する性質があり、600°C未満の温度でないと、安
定した焼却処理を行うことは技術的に困難である。
これら2つの温度条件を満足することはできないので、
現実には、オイルコークス未燃ダストの焼却処理は、ロ
ークリキルンでの処理を除いてなされていない。オイル
コークス未燃ダストからバナジウムを回収するためには
、経済的理由から、可燃分を燃焼させて燃焼灰中のバナ
ジウム濃度を10wt%以上にする必要がある。そのた
めには、オイルコークス未燃ダストの性状を、可燃分9
54%、灰分5wt%、バナジウム濃度1wL%とする
と、可燃分を約95%以上燃焼させる必要がある(燃焼
効率95%以上を確保する必要がある)。
本発明は上記の諸点に漏みなされたもので、オイルコー
クス未燃ダストを乾燥処理して乾粉とし、この乾粉を燃
焼・溶融炉で燃やし、燃料エネルギーを水蒸気として回
収し、不燃分である灰分をバナジウムを多量に含むスラ
グとすることにより、廃棄物であるオイルコークス未燃
ダストを燃料として、可燃分を利用して水蒸気を発生さ
せるとともに、不燃分を高純度化して貴金属であるバナ
ジウムの回収原料を生産する方法およびその装置を提供
することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明のオイルコークス
未燃ダストの燃焼方法は、図面を参照して説明すれば、
つぎの(a)〜(c)の工程、すなわち、(a)  オ
イルコークス未燃ダストの乾粉を燃焼空気を利用して燃
焼・溶融炉まで空気搬送する工程、 (b)  燃!・溶融炉で、オイルコークス未燃ダスト
の乾粉を主燃料とし、補助燃料を供給して高温下で燃焼
・触圧し、灰分を溶融スラグとして回収する工程、 (c)燃焼・溶融炉からの高温燃焼ガスをボイラに導入
し、水蒸気を発生させる工程、 を包含するものである。
また、本発明の方法は、つぎの(al〜(elの工程、
すなわち、 (a)  オイルコークス未燃ダストの脱水ケーキを、
ボイラの燃焼排ガスとともに気流乾燥機に導入して乾燥
する工程、 (b)  乾燥したオイルコークス未燃ダストの乾粉を
集じん機で捕集し、乾粉サイロに集める工程、(c)乾
粉サイロから乾粉を定量供給し、燃焼空気を利用して燃
焼・溶融炉まで空気搬送する工程、 (d)  燃焼・溶融炉で、オイルコークス未燃ダスト
の乾粉を主燃料とし、補助燃料を供給して高温下で燃焼
・融灰し、天分を溶融スラグとして回収する工程、 (e)  燃焼・溶融炉からの高温燃焼ガスをボイラに
導入し、水蒸気を発生させる工程、 を包含するものである。
これらの方法において得られた溶融スラグは、バナジウ
ム回収原料とすることができる。
また、本発明のオイルコークス未燃ダストの燃焼装置は
、図面に示すように、オイルコークス未燃ダストをボイ
ラの燃焼排ガスとともGこ導入して乾燥する気流乾燥機
1と、乾燥したオイルコークス未燃ダストの乾粉を捕集
する集じん機12と、fit集したオイルコークス未燃
ダストの乾粉を貯蔵する乾粉サイロ13と、乾粉を燃焼
空気により燃焼・溶融炉まで搬送する気流搬送管15と
、気流搬送された乾粉を燃焼・融灰する燃焼・/8融炉
16と、燃焼・溶融炉からの高温燃焼ガスを導入するボ
イラ8とを包含するように構成される。
燃焼・溶融炉16としては、オイルコークス未燃ダスト
の乾粉と空気との混合物を、炉本体の接線方向に投入し
て、旋回流を生じさせながら燃焼溶融する旋回流式燃焼
・溶融炉を用いるのが望ましい。
〔作用〕
オイルコークス未燃ダストの脱水ケーキを、ボイラから
の燃焼排ガスにより気流乾燥機1に供給し乾燥処理して
乾粉とする。この乾粉を空気により燃焼・溶融炉16に
搬送し、燃焼・溶融させ、高温の燃焼ガスをボイラ8に
導入して水蒸気を発生させる。溶融したスラグはバナジ
ウム回収原料として利用される。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細に説
明する。ただしこの実施例に記載されている構成機器の
形状、その相対配置などは、とくに特定的な記載がない
限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のも
のではなく、単なる説明例にすぎない。
1は気流乾燥機で、解砕機2と気流乾燥管3とから構成
される。オイルコークス未燃ダストの水スラリーは、予
め脱水処理され脱水ケーキ(−例として、水分約60−
t%、固形公約4Qht%)として、脱水ケーキホンパ
ー4に投入される。この脱水ケーキを定量供給機5によ
り粗粒乾粉ホッパ6に供給し、後述の粗粒乾粉をコンベ
ア7により混練・調湿しつつ気流乾燥a1の解砕機2に
移送する。このとき、コンヘア7の出口にボイラ8の対
流部10からの高温燃焼排ガス(約400°C)を供給
して、解砕機2にて混合粉体を解砕する。
解砕された粉体は気流乾燥管3内で乾燥され、粗粒集じ
ん機11に送られ、粗粒の一部が捕集される。捕集され
た粗粒乾粉は粗粒乾粉ホッパー6へ投入され、排ガスは
細粒集じん機12に送られる。
粗粒集じん機11および粗粒乾粉ホンパー6は、解砕さ
れた粉体が1スルーでは乾燥しきらないので、粉体を繰
返し循環させるために設けられたものである。
細粒集じん機12では、粗粒集じんal+で捕集困難な
細粒および粗粒の残部が捕集され、捕集された細粒およ
び粗粒は乾粉サイロ13に貯蔵される。この乾粉は定量
供給機14により気流搬送管15に供給されて燃焼・溶
融炉16へ投入される。オイルコークス未燃ダストはオ
イルコークスの燃えがらであり、揮発分が2%以下とな
っているため、上記のような乾燥処理をしても、乾燥排
ガス中には悪臭成分がないので、問題なく操作すること
ができる。17は誘引ファン、18は脱硫装置、20は
煙突である。
押込ファン21により供給される空気は、空気予熱器2
2により予熱された後、1次空気管23.2次空気管2
4、二段燃焼空気管25内に分岐する。1次空気管23
には乾粉サイロ13からの乾粉が投入され、この管23
に接続された気流搬送管15により燃焼・溶融炉16へ
供給され、2次空気は燃焼・溶融炉16へ供給され、二
段燃焼空気はボイラ8へ供給される。
燃焼・溶融炉16では、灰分を溶融処理する必要性から
、約1500°Cの燃焼ガス温度が必要である。
このため、燃焼・溶融炉16は高負荷燃焼が可能で、吸
熱の少ない旋回流式とするのが望ましい。
また、乾粉中の水分濃度が高いと、水分の蒸発熱が多量
に必要となり、燃焼ガス温度が低下するため、気流乾燥
機1で水分20−1%以下にまで乾燥しておくことが望
ましい。第1図では、乾粉として、細粒乾粉と粗粒乾粉
とを同一サイロに集めた後、1次空気で燃焼・溶融炉1
6まで搬送しているが、第2図に示すように、細粒乾粉
と粗粒乾粉とを別々にして、1次空気管23に供給して
もよい。26は粗粒乾1′A供給管である。
粗粒集じん機11と細粒集じん機12の両者を設置する
ことにより、乾I5)の平均粒径の調節が可能となる。
この場合、乾粉の平均粒径は30〜70μmが望ましい
。なお、w1環割合を増やすと、細粒乾粉を増やすこと
ができる。
燃焼・溶融炉16では、着火保炎性を確保するために、
油または気体燃料などの補助燃料を全体の5〜40%使
用する。炉16内で、可燃分は燃焼反応によりCO□、
lI20となり、不燃分である灰分は溶融スラグとなる
。旋回流式の炉の場合は、灰分は強旋回力を受けて円筒
炉壁面上に捕捉され、溶融スラグとなる。を容量スラグ
はスラグ流下口27から安定的に流出する。このスラグ
中には未燃分がほとんど混ざらないために、回収スラグ
中のバナジウム濃度が高く、バナジウム回収原料として
有効利用が可能となる。28はバーナである。
灰分の約90%は溶融スラグとして炉16から排出され
るが、残りの約10%はボイラ8の火炉に飛散する。ボ
イラ火炉の内壁は水冷管で構成されており、このため、
飛散灰が壁面上に付着することはなく、連続操業上の支
障とはならない。また、NOx発生量を低減する目的で
、燃焼・溶融炉は完全燃焼空気量以下の空気量で運転さ
れ、ボイラ火炉に二段燃焼空気が供給され完全燃焼が行
われる。
なお、ボイラやガス化炉から排出されるオイルコークス
未燃ダストが水スラリーとしてでなく、もともと乾粉状
態で回収される場合には、乾燥工程および集じん工程を
省略して同様な溶融処理が可能である。すなわち、本発
明はオイルコークス未燃ダストの脱水ケーキの処理だけ
に限定されるものではない。
〔発明の効果〕
本発明は上記のように構成されているので、つぎのよう
な効果を奏する。
(1)  オイルコークス未燃ダストの乾粉を、燃焼・
溶融炉で高温燃焼・触圧処理するので、燃焼速度が速く
、可燃分を95%以上の割合で燃焼させることができ、
発生熱量を有効利用することができる。
(2)バナジウムを含む灰分を、バナジウム濃度10w
t%以上の?8融スラグとして回収することができる。
(3)灰分は完全に溶融するので、半溶融状態でのスラ
グの閉塞の問題も回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のオイルコークス未燃ダストの燃焼装置
の一実施例を示すフローシート、第2図は本発明の装置
の他の実施例を示すフローシートである。 1・・気流乾燥機、2・・・解砕機、3・・・気流乾燥
管、4・・・脱水ケーキホッパ〜、5・・・定量供給機
、6・・・粗粒乾粉ホッパー、7・・・コンヘア、8・
・・ボイラ、10・・・対流部、11・・・粗粒集じん
機、12・・・細粒集じん機、13・・・乾粉サイロ、
14・・・定量供給機、15・・・気流搬送管、16・
・・燃焼・溶融炉、17・・・誘引ファン、18・・・
脱硫装置、20・・・煙突、21・・・押込ファン、2
2・・・空気予熱器、23・・・1次空気管、24・・
・2次空気管、25・・・二段燃焼空気管、26・・・
粗粒乾粉供給管、 27・・・スラグ流下口、 8・・・バーナ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 つぎの(a)〜(c)の工程、すなわち、(a)オ
    イルコークス未燃ダストの乾粉を燃焼空気を利用して燃
    焼・溶融炉まで空気搬送する工程、 (b)燃焼・溶融炉で、オイルコークス未燃ダストの乾
    粉を主燃料とし、補助燃料を供給して高温下で燃焼・融
    灰し、灰分を溶融スラグとして回収する工程、 (c)燃焼・溶融炉からの高温燃焼ガスをボイラに導入
    し、水蒸気を発生させる工程、 を包含することを特徴とするオイルコークス未燃ダスト
    の燃焼方法。 2 つぎの(a)〜(e)の工程、すなわち、(a)オ
    イルコークス未燃ダストの脱水ケーキを、ボイラの燃焼
    排ガスとともに気流乾燥機に導入して乾燥する工程、 (b)乾燥したオイルコークス未燃ダストの乾粉を集じ
    ん機で捕集し、乾粉サイロに集める工程、 (c)乾粉サイロから乾粉を定量供給し、燃焼空気を利
    用して燃焼・溶融炉まで空気搬送する工程、 (d)燃焼・溶融炉で、オイルコークス未燃ダストの乾
    粉を主燃料とし、補助燃料を供給して高温下で燃焼・融
    灰し、灰分を溶融スラグとして回収する工程、 (e)燃焼・溶融炉からの高温燃焼ガスをボイラに導入
    し、水蒸気を発生させる工程、 を包含することを特徴とするオイルコークス未燃ダスト
    の燃焼方法。 3 溶融スラグをバナジウム回収原料とする請求項1又
    は2記載のオイルコークス未燃ダストの燃焼方法 4 オイルコークス未燃ダストをボイラの燃焼排ガスと
    ともに導入して乾燥する気流乾燥機(1)と、乾燥した
    オイルコークス未燃ダストの乾粉を捕集する集じん機(
    12)と、捕集したオイルコークス未燃ダストの乾粉を
    貯蔵する乾粉サイロ(13)と、乾粉を燃焼空気により
    燃焼・溶融炉まで搬送する気流搬送管(15)と、気流
    搬送された乾粉を燃焼・触圧する燃焼・溶融炉(16)
    と、燃焼・溶融炉からの高温燃焼ガスを導入するボイラ
    (8)とを包含することを特徴とするオイルコークス未
    燃ダストの燃焼装置。
JP63333808A 1988-12-28 1988-12-28 オイルコ―クス末燃ダストの燃焼方法およびその装置 Expired - Lifetime JP2519523B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012220112A (ja) * 2011-04-11 2012-11-12 Hitachi Ltd 太陽熱利用ボイラシステム

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JP2012220112A (ja) * 2011-04-11 2012-11-12 Hitachi Ltd 太陽熱利用ボイラシステム

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