JPH02180499A - 誘導型スピーカ - Google Patents

誘導型スピーカ

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Publication number
JPH02180499A
JPH02180499A JP33490188A JP33490188A JPH02180499A JP H02180499 A JPH02180499 A JP H02180499A JP 33490188 A JP33490188 A JP 33490188A JP 33490188 A JP33490188 A JP 33490188A JP H02180499 A JPH02180499 A JP H02180499A
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JP
Japan
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voice coil
coil
diaphragm
wire
feeding
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Pending
Application number
JP33490188A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyofumi Inanaga
潔文 稲永
Hiroyuki Sagawa
寒川 博行
Shiro Tsukamoto
塚本 士郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、振り1板に支持されるボイスコイルと対向し
て磁気回路側に給電コイルを配置し、この給電コイルに
音響信号電流を供給することによって磁気誘導により上
記ボイスコイルに誘導電流を誘起させて上記振動板の駆
動を行うようにした誘導型スピーカに関する。
B1発明の概要 本発明は、振動板に支持される短絡されたボイスコイル
及びこのボイスコイルに対向して磁気回路に配設される
給電コイルの少なくとも一方を、平坦面を有するととも
に密接巻回されてなる導電部材で構成することによって
、所定体積当たりのコイル体積の増大を図るとともに放
熱効果を高め、。
給電コイルに供給される音響信号電流の増大を可能とな
し、大きな駆動力を得るようになし、さらにボイスコイ
ルと給電コイル間の間隙を高精度に制御することを可能
とすることによって、上記ボイスコイルと給電コイル間
での効率の良い音響信号の伝送を回部としたものである
C1従来の技術 従来、スピーカとして動電型のものが広く用いられてい
る。この動電型スピーカは、振動板に支持されたボイス
コイルボビンに巻回され、直流磁界中に配置されたボイ
スコイルに音響信号電流を供給する。そして、このボイ
スコイルに供給される音響信号電流に応した駆動力を得
、この駆動ツノによって上記振動板を振動駆動させ、上
記¥r9信号に対応する音響再生を行うように構成され
ている。
上記ボイスコイルへの音響信号電流の供給は、振動板の
一部に固着されたリード線を介して行われる。このよう
に振動駆動される振動板にリード線の如き線材を配する
ことにより、上記振動板の自由度を■害し、振動時にお
ける上記振動板の往復動の線形性を阻害する虞れがある
。そのため、上記リード線は、振動板の振動時に大きな
負荷とならず自由度を阻害することなく振動時の線形性
の維持を達成するため、極細の錦糸線の如き線材が用い
られている。このように極細の線材は、機械的強度が十
分でないため、振動板の振動により断線しゃずいという
問題点がある。また、リード線の切断事故を発生させな
くとも、上記リード線自身が共振を起こし、異音を生じ
させたり再生音を歪ませたりして音響再生特性の劣下を
招いてしまう。
上述したような動電型スピーカが有する問題点の解消を
図るため、振動板側に配されるリード線を用いることな
く上記振動板に支持されるボイスコイルに磁気誘導によ
って誘起電流を誘起させ、上記振動板を駆動するように
した誘導型のスピーカが提案されている。
この種の誘導型スピーカとして、特公昭56−2703
9号公報、実開昭50−105438号公報に開示され
るようなものが知られている。
上記各公報に開示される誘導型スピーカは、振動板に支
持されるボイスコイルと対向して磁気回路側に給電コイ
ルを配置し、この給電コイルに音響信号電流を供給する
ことによって磁気誘導により上記ボイスコイルに上記音
響信号電流に対応する誘導電流を誘起させるように構成
している。すなわち、上記誘導型スピーカは、給電コイ
ルに音声周波の電力増幅器からの交流信号が供給される
と、上記交流信号によって、上記給電コイルから入力波
形に対応した交流磁束が発生する。この交流磁束は給電
コイルに近接して対向配置されたボイスコイルと密接に
鎖交する。一方、ボイスコイルは、それ自身が短絡され
ているので、上述の交流磁束によって短絡電流が流れる
。上記ボイスコイルは、磁気回路を構成するポールピー
スと周囲磁極で形成される磁界内に位置されている。そ
のため、上記ボイスコイルには、磁界の強さと短絡電流
の積に比例した駆動力が働く。この駆動力は、ボイスコ
イルからボイスコイルボビンを通じて、このボイスコイ
ルボビンと一体となされた振動板を振動駆動せしめる。
その結果、動電型のスピーカと同様に振動板から再生音
の放射が行われる。
上述のように上記各公報に開示される誘導型のスピーカ
は、動電型のスピーカの如く振動板側に固着されるリー
ド線の如き線材を用いる必要がないので、リード線を用
いることらか生ずる問題点の解消を図ることができる。
D9発明が解決しようとする課題 ところで、上述したような誘導型のスピーカは、磁気誘
導によって給電コイルに供給される音響信号電流に対応
する誘導電流を振動板側に配置されるボイスコイルに誘
起させて上記振動板の振動駆動を行うものであるので、
音響信号に対し応答性良く高能率で振動板を振動駆動さ
せるためには、伝送特性を良好にして給電コイルからボ
イスコイルに対し高能率で誘導電流の誘起を図る必要が
ある。ボイスコイル側に伝送特性を良好にして誘導電流
の誘起を図るためには、給電コイルとボイスコイル間の
電磁結合を高める必要がある。そこで、磁気回路の磁気
ギャップを一層狭くなし、上記磁気ギャンプの磁束密度
を高めるとともに上記給電コイルとボイスコイルを近接
させることが要求される。
さらに、給電コイルに供給される音響信号電流を、伝達
特性を良好して高能率でボイスコイル側に伝達誘起させ
るためには、ボイスコイル側の巻回数を高める、すなわ
ち巻回密度の向上を図ることが要求される。あるいはボ
イスコイルに用いられるコイル径を大きくなし所定巻回
空nn内におけるコイルの占有率を高めることが要求さ
れる。
また、振動板の振動駆動力を高め良好な音圧周波数特性
を得るためには、給電コイル側に供給し得る音響信号電
流の供給可能量を高める口上が要求される。音響信号電
流の供給可能量を高めるためには、上記音響信号電流が
供給される給電コイル及び上記音響信号電流が誘起され
るボイスコイルに用いられるコイル径を大きくなし各コ
イルの電気抵抗を小さくなすことが要求される。
しかし、従来の誘導型スピーカにおける給電コイル及び
ボイスコイルは、断面円形をなす丸線を巻回して形成さ
れているため、巻回したとき各線材間に空間が生じ相互
に密接した巻回を行う口上ができない。そのため、所定
巻回体積中における′4fA+tの巻回数を高めること
に限界がある。さらに、所定巻回体積中における線材の
占有率の向上にも限界がある。このように所定体積中に
おける線材の巻回数あるいは線材の占有率に限界がある
ため、給電コイルに供給される音響信号電流を、伝達特
性を良好して高能率で可ボイスコイルに伝達誘起させる
ことができない。
また、丸線を用いて構成したコイルにあっては、所定体
積中における巻回数及び線材の占有面積に限界があるた
め、巻回数あるいは線材の占有体積を大きくしようさす
ると、各コイルの体積が大きくなる。その結果、上記コ
イルを用いたスピーカにあっては、磁気回路の磁気ギャ
ップを狭めるこ、!:に限界があり、且つ給電コイル及
びボイスコイル間の距離を小さくすることができず、上
記給電コイルとボイスコイル間の電磁結合を高めること
ができない。
さらに、丸線を巻回して形成したコイルは、上述したよ
うに各線材間に空間が生しているため、上記コイルが支
持される磁気回路やボイスコイルボビンに対する接触面
積を太き(することができない。そのため、音響信号電
流を供給して駆動させたときに給電コイルやボイスコイ
ルに生ずる発熱を、放熱体として機能する磁気回路や振
動板を支持するダンパー等に効率良く伝達させることが
できない。このように効率の良い放熱が行われず、コイ
ルに熱が蓄積されると、この熱の影響によって断線を生
しさせてしまう。そこで、丸線を用いたコイルにあって
は、発熱による断線を防止するため、用いる線材の太さ
を細くすることに限界があり、所定体積当たりのコイル
の巻回数を増加することができず、伝達特性を良好にし
て給電コイルとボイスコイル間で音響信号の伝達を行う
ことができない。そして、効率の良い振動板の振動駆動
を達成し得る誘導型スピーカを構成することができない
そこで、本発明は、従来の誘導型スピーカが有する問題
点の解消を図ることを目的に提案されたものである。
そして、本発明は、磁気回路の磁気ギャップを一層狭く
なし、上記磁気ギャップの磁束密度を高めるとともに給
電コイルとボイスコイルを近接配置し、伝達特性を良好
にして音響信号のボイスコイルへの伝達を行い、効率良
く振動板の振動駆動を可能となす誘導型スピーカ壱提供
しようとするものである。
さらに、本発明は、給電コイルあるいはボイスコイルの
発熱を効率よく放熱することを可能となし、供給し得る
音響信号電流の増大を図り、高能率の誘導型スピーカを
提供することを目的とする。
89課題を解決するための手段 本発明は、上述したような目的を達成するため、磁気回
路と、この磁気回路に対し可動自在に支持された振動板
と、この振動板に支持され上記磁気回路の磁気空隙内に
臨まされるとともに短絡されたボイスコイルと、このボ
イスコイルに対向して磁気回路に配設される給電コイル
とを備え、上記ボイスコイル及び給電コイルの少なくと
も一方が、平坦面を有するとともに密接巻回されてなる
導電部材で構成してなるものである。
F1作用 本発明は、ボイスコイル及び給電コイルの少なくとも一
方が、平坦面を有するとともに密接巻回されてなる導電
部材で構成されてなるので、右同精度を向上することが
でき、上記各コイル間の間隔を高精度に維持できる。そ
の結果、上記各コイルが位置する磁気回路の磁気ギャッ
プを、」二記各コイルの精度に合わせ高精度に維持でき
るので、上記磁気ギャップの間隔を一層小さくできる。
また、上記各コイルは、所定体積当たりの線材の巻回数
の増大を達成でき、あるいは所定体積中に巻回される線
材の巻回数を一定にするとき当該線材の断面積を大きく
なすことができる。
さらに、平坦面を有するとともに密接巻回されてなる導
電部材で構成されたボイスコイル及び給電コイルの、磁
気回路又はボイスコイルボビンに対する接触面積の増大
を図り、効率の良い放熱が達成される。
G、実施例 以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照しながら説
明する。
本発明に係る誘導型スピーカは、第1図に示すように、
磁気回路1とこの磁気回路1に対し可動自在に支持され
た振動板2とを備えている。
上記磁気回路Iは、中心部にポールピース3を有し磁性
体により形成されたヨークプレート4と、このヨークプ
レート4上に配置されたリング状のマグネット5と、こ
のマグネント5上に配置された磁性体により形成された
リング状のトンプブレ−1・6とから構成されている。
このトッププレート6の内周面と上記トッププレート6
の外周面の相対対向する空隙部分をもって、磁気回路l
の磁気ギャップ7が構成されてなる。
一方、振動板2は、磁気回路1上に基端側を結合して取
付けられたフレーム8を介して上記磁気回路1に対し可
動自在に支持されている。すなわち、振動板2は、ホー
ン状に形成された外周縁を上記フレーム8の周縁部にガ
スケット9とともに接着結合されて上記フレーム8に支
持されている。
この振動Fi、2の中央部には、ボイスコイルIOが巻
回されるボイスコイルボビン11が結合されている。こ
のボイスコイルボビン11は、611気回路lの一部又
はフレーム8に外周縁側を固定したダンパー12によっ
て中間部を支持され、磁気回路1の磁気ギヤノブ7に対
し偏心することなく嵌合するように取付けられている。
このように外周縁側をフレーム8に支持し、中央部に結
合したボイスコイルボビン11をダンパー■2に支持さ
せて取付けられてなる振動板2は、磁気回路1の軸方向
に可動自在となされている。
なお、振動板2の中央部には、上記ボイスコイルボビン
11の開口を塞ぐようにセンターキャップ2aが取付け
られている。
また、磁気回路lの磁気ギャンプ7内に臨む位置には、
給電コイル13が設けられている。この給電コイル13
は、上記磁気ギャップ7に嵌合配置された振動板2側の
ボイスコイル10に接触することなく所定間隙を隔て上
記ボイスコイル10と対向するように、トッププレート
6の内周伊襲こ接合等して取付けられている。
そして、上記ボイスコイル10は、第2図に示すように
、少なくとも環状に巻回したとき相互に重なり合う接触
面が平坦面100aとなされた断面が方形状をなす導電
性部材である銅線の如き角形線材100をボイスコイル
ボビン11の外周面に環状に巻回して形成されている。
すなわち、ボイスコイル10は、断面方形状に成形され
た第2図に示す如き角形線材+00を、第3図に示すよ
うに平坦面100aを相互に接触するように密接させて
螺旋状に巻回させるエツジワイズ巻きにしてボイスコイ
ルボビン11の外周面の高さ方向に順次巻回させて構成
されてなる。このボイスコイル10は、上記角形線材1
000両端部が短絡された状態に巻回される。
上述のように角形線材100をエツジワイズ巻きして形
成さてなるボイスコイル10は、第4図に示すように相
互に隣接する角形線材100間に空間を生ずることなく
密接して巻回されてなるので、その外周面10a及びボ
イスコイルボビンlIに接触する内周面10bは均一な
平坦面となされている。
なお、角形線材lOOをエツジワイズ巻きして形成さて
なるボイスコイル10は、巻回基体としてのボイスコイ
ルボビンに巻回されていなくとも十分に筒状前を維持で
きる。そのため、このボイスコイルIOは、第1図及び
第4図に示すようなボイスコイルボビンを用いることな
く、第5図に示すように振動板2に直接取付けることが
できる。
このようにボイスコイルボビンを省略することにより、
振動板2の軽量化を図ることができる。
また、給電コイルエ3も上記ボイスコイル10と同様に
第2図に示すように成形された角形線材100を平坦面
100aを相互に接触するように密接させて螺旋状に巻
回さセるエツジワイズ巻きして形成されてなる。この給
電コイル13は、第4図に示すように外周径がトッププ
レート6の内周径に略対応するようにこのトッププレー
ト6の厚さWlと一致する高さH,をもって円vJ杖に
形成されてなる。この給電コイル13には、音響信号入
力端子a、a’が設けられ、この入力端子aa゛を通し
所定の増幅器を介して音響電流信号が供給される。
そして、上記給電コイル13は、外周@ I E a側
をトッププレート6の内周面に接着等させて取付けられ
る。この給電コイル13も、前記ボイスコイルIOと同
様に、トッププレート6の内周面に接触する外周面L3
a及びその内周面13bは均一な平坦面となされている
上述のように構成されてなる本発明に係る誘導型スピー
カは、給電コイル13に入力端子a。
a を介して音響信号としての交流信号が供給されると
人力波形に対応して交/A磁束が発生する。
この交流磁束による鎖交磁束に基づいて環状のボイスコ
イル10に、相互誘導作用により上記交流電流と同一周
波数の誘導電流が誘起される。このボイスコイル10ば
、磁気回路Iの磁気ギャップ7内に位置しているので、
上記ボイスコイル10が巻回されるボイスコイルボビン
11には6m気ギャンプ7における直流磁界の強さと誘
導電流との積に比例した駆動力が働く。すなわち、ボイ
スコイル10の誘導電流は、磁気ギャップ7内において
直流磁界と作用して振動板2を直接的に振動駆動させて
音波を放射する。
上記給電コイル13は、上述の実施例では磁気回路1の
トッププレート6側に取付けているが、第6図に示すよ
うに、ポールピース3の外周面側に取付けてボイスコイ
ル10と対向するようにしてもよい。
ところで、本発明にあっては、ボイスコイル10及び給
電コイル13が、角形線材100を平坦面100aを相
互に接触するように密接させて巻回させるエツジワイズ
巻きして形成されてなるので、磁気ギャンブ7内で相対
向するボイスコイル10の外周面10a及び給電コイル
13の内周面13bが均一な平坦面とすることができる
。従って、ボイスコイル10及び給電コイル13の間隔
を高精度に制御できる。そのため磁気回路1の磁気ギャ
フプ7の間隔を狭くなすことができ効率の良い音響信号
の伝送を行うことができる。
また、上記ボイスコイルIOは均一の平坦面となされた
内周面10bをボイスコイルボビン11に接触させて該
コイルボビン11に巻回されてなるので、ボイスコイル
ボビン11に対する接触面積を大きくなすことができる
。さらに、給電コイル13も平坦面となされた外周面1
3aをトッププレート6に接触させて取付けられてなる
ので、上記トッププレート6に対する接触面積を大きく
なすことができる。従って、放熱体として機能するダン
パー12やトッププレート6等(■見回路lの構成部材
への熱伝導率を高めることができ、駆動時にボイスコイ
ル10及び給電コイル13に生ずる発熱を効率よく放熱
することができる。そのため、発熱による各コイルlo
及び13の損傷を防止し、給電コイル13に供給し得る
電流の増大を図り大容量の音響再生が可能となる。
さらに、上記ボイスコイル10及び給電コイル13は、
角形線材100を密接させて巻回させ形成してなるので
、所定体積中における線材100の巻回数あるいは線材
100の占有率を高めごとができ、上記給電コイル13
に供給し得る音響信号電流を、伝達特性を良好して高能
率でボイスコイル10側に伝達誘起させることができ、
効率の良い振動板2の駆動を行うことができる。
そして、従来の丸線を用いた誘導型スピーカと本発明に
係るスピーカの音響特性を比較すると次のようになる。
このとき、給電コイルに供給させる音響信号電流は同一
とする。
まず、従来の誘導型スピーカの音圧周波数特性は、第7
図中Aで示す如き特性を示すのに対し、本発明に係るス
ピーカの音圧周波数特性は、第7図中Bで示す如き特性
を示す。この第7図から明らかように、本発明にあって
は、再生可能な周波数帯域の略全域に亘って音圧レベル
の向上を達成でき、供給させる音響信号電流に対し高能
率で振動板2の駆動を行うことができる。
また、従来の誘導型スピーカの周波数−インピーダンス
特性は、第8図中Cで示す如き特性を示すのに対し、本
発明に係るスピーカの周波数−インピーダンス特性は、
第8図中りで示す如き特性を示す。そして、従来の誘導
型スピーカの高調波歪み歪み特性は、第8図中Eで示す
如き特性を示すのに対し、本発明に係るスピーカの高調
波歪み歪み特性は、第8図中Fで示す如き特性を示す。
この第8図に示す特性図から明らかように、本発明に係
るスピーカによれば、周波数−インピーダンス特性の改
ふが図られ、高調波歪みの改善を達成できる。
上述の実施例では、ボイスコイルIO及び給電コイル1
3を角形線材100で形成しているが、第9図に示すよ
うにボイスコイル10のみを上記角形線材100で形成
したものを用いたものであってもよい。さらに、第10
図に示すように給電側コイル13のみを上記角形線材】
00で形成したものを用いたものであってもよい。
第9図及び第10図に示すようにボイスコイル10及び
給電コイル13のいずれか一方を角形線材100を平坦
面100aが相互に接触するように密接させて巻回させ
るエツジワイズ巻きしたものであれば、ボイスコイル1
0及び給電コイル13の間隔を高精度に制御でき、磁気
回路1の磁気ギヤング7の間隔を狭くなすことができる
。さらに上記角形線材100を用いた側のコイル10又
は13の放熱効果を向上でき、発熱よる悪影響を除去で
きる。従って、発熱の影響を受けやすい側のコイル10
又は13を角形線材100で形成することが望ましい、
そして、少なくとも音圧周波数特性の改善を達成できる
また、上述の実施例では、ボイスコイル10及び/又は
給電コイル13を角形線材100で形成してなるが、第
11図に示すように薄いリボン状をなず銅箔の導電性薄
体200を、薄い合成樹脂体の如き絶縁性薄体201を
挟んで第12図に示すように同心円状に積層するように
して円筒状に巻回したものであってもよい。なお、上記
導電性薄体2010両側端部には、第11図に示すよう
に、リード線等への接続あるいは両端を短絡させる際の
接続部となす一対の引き出し部201a201bが形成
されている。この引き出し部201a、201bは、リ
ード線等への接続の状態を考慮して一例側の両端部に設
けるようにしてもよい。
上述のように導電性薄体200を巻回して形成してなる
ボイスコイル10及び給電コイルI3は、上記導電性薄
体200が密接して巻回された状態となりぐ所定体積中
における上記導電性薄体200の巻回数あるいは導電性
薄体200の占有率を高めことができる。また、上記ボ
イスコイル10及び給電コイル13は、各内外周面10
a、10b及び13a、13bに上記導電性薄体200
の平面が臨むことになり均一な平坦面となる。従って、
ボイスコイル10及び給電コイル13の間隔を高精度に
制御でき、磁気回路1の磁気ギャップ7の間隔を狭くな
すことにより効率の良い音響信号の伝送を行うことがで
きる。
特に、導電性薄体200を巻回して形成してなるボイス
コイル10は、巻回したままの状態で十分に円筒状態を
保持できる。従って、ボイスコイル10は、第13図に
示すように、ボイスコイルボビンを用いることなく単独
で振動板2に取付けることができる。そして、給電コイ
ル13は、均一な平坦面となされた外周面13aを磁気
回路のトンブプレート6の内周面に接触させて取付ける
ことができるので、駆動時に生ずる発熱を効率よく上記
トッププレート6等を介して放熱することができる。
また、上記第13図に示すものにあっては、駆動時に移
動変位して給電コイル13と対向しなくなる上記ボイス
コイル10の一部が、ショートリングとして機能し、イ
ンピーダンス特性の改善がはかれ、高調波歪の改善を図
ることができる。
H0発明の効果 本発明は、上述したようにボイスコイル及び給電コイル
の少なくとも一方が、平坦面を有するとともに密接巻回
されてなる導電部材で構成されてなるので、巻回精度を
向上することができ、上記各コイル間の間隔を高精度に
維持できる。その結果、上記各コイルが位置する磁気回
路の磁気ギャンプを、上記各コイルの精度に合わせ高精
度に維持できるので、上記磁気ギャップの間隔を一層小
さくでき、上記ボイスコイルと給電コイル間での効率の
良い音響信号の伝送を行い、高能率で音響再生を行うこ
とができる。
また、上記各コイルは、所定体積当たりの線材あるいは
導電性薄体の巻回数の増大を達成でき、あるいは所定体
積中に巻回される線材あるいは導電性薄体の巻回数を一
定にするとき当該線材あるいは導電性薄体の断面積を大
きくなすことができるので、信号伝送特性の向上を達成
できるとともに、給電コイルに供給される音響信号電流
の増大を可能となし、大きな駆動力を得るようになすこ
とができる。
さらに、上記線材あるいは導電性薄体は、断面積形状を
自在に選定できるので、磁気回路の磁気ギャップの幅等
を考慮して、自在のものを用いることができ、所定体積
中における巻回数を自在に選定できるなど設計の自由度
をまずことができる。
さらにまた、ボイスコイル及び/又は給電コイルは、平
坦面を有するとともに密接巻回されてなる導電部材で構
成されてなるので、ボイスコイルボビン又は磁気回路に
対する接触面積の増大を図り、効率の良い放熱が達成さ
れ、発熱による各コイルの1員傷を防止し、特に給電コ
イルに供給し得る電流の増大を図り大容量の音響再生が
可能となる。
よって、音圧周波数特性の改善を図り、歪みのない極め
て良好な音質を有する音響再生を行い(コ。
る誘導形スピーカを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るスピーカの一実施例を示す断面図
であり、第2図はボイスコイル及び給電コイ゛ルを構成
する線材の一部を拡大して示す斜視図であり、第3図は
ボイスコイル部分を示す一部破断斜視図であり、第4図
はボイスコイル及び給電コイル部分を示す拡大断面図で
ある。第5図はボイスコイルの取付は状態の他の例を示
す断面図である。第6図は給電コイルを磁気回路のトッ
ププレート側に取付けた例を示す断面図である。 第7図は音圧−周波数特性を従来のものと比較して示す
特性図であり、第8図はインピーダンス特性及び歪み特
性を従来のものと比較して示す特性図である。 第9図は本発明に係る誘導型スピーカの他の例を示す部
分拡大断面図であり、第1O図はさらに他の例を示す部
分拡大断面図である。 第11図はボイスコイル及び給電コ・イルを構成する導
電部材の他の例を示す斜視図であり、第12図は第11
図に示す導電部材を巻回する状態を示す斜視図であり、
第13図は第11図に示す導電部材により形成したコイ
ルを用いた導電型スピーカを示す断面図である。 1・・・磁気回路 2・・・振動板 7・・・磁気ギャップ io・・・ボイスコイル 13・・・給電コイル ioo・・・角形線材 200・・・導電性薄体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 磁気回路と、 この磁気回路に対し可動自在に支持された振動板と、 この振動板に支持され上記磁気回路の磁気空隙内に臨ま
    されるとともに短絡されたボイスコイルと、 このボイスコイルに対向して磁気回路に配設される給電
    コイルとを備え、 上記ボイスコイル及び給電コイルの少なくとも一方が、
    平坦面を有するとともに密接巻回されてなる導電部材で
    構成されたことを特徴とする誘導型スピーカ。
JP33490188A 1988-12-29 1988-12-29 誘導型スピーカ Pending JPH02180499A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5627039A (en) * 1979-08-10 1981-03-16 Nissan Motor Co Ltd Electronic control type fuel-jetting device for internal- combustion engine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5627039A (en) * 1979-08-10 1981-03-16 Nissan Motor Co Ltd Electronic control type fuel-jetting device for internal- combustion engine

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