JPH0218122A - 前後輪駆動車両用トルク分配制御クラッチの制御方法 - Google Patents
前後輪駆動車両用トルク分配制御クラッチの制御方法Info
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- JPH0218122A JPH0218122A JP16946388A JP16946388A JPH0218122A JP H0218122 A JPH0218122 A JP H0218122A JP 16946388 A JP16946388 A JP 16946388A JP 16946388 A JP16946388 A JP 16946388A JP H0218122 A JPH0218122 A JP H0218122A
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- clutch
- vehicle
- control
- control clutch
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、前輪および後輪の少なくとも一方に対してト
ルク分配制御クラッチを介して駆動トルクが伝達される
形式の前後輪駆動車両において、トルク分配制御クラッ
チの保合量を制御する方法に関するものである。
ルク分配制御クラッチを介して駆動トルクが伝達される
形式の前後輪駆動車両において、トルク分配制御クラッ
チの保合量を制御する方法に関するものである。
従来の技術
4輪駆動車などの前後輪駆動車両においては、前輪駆動
部材および後輪駆動部材の一方を他方に選択的に連結し
て2輪駆動状態と4輪駆動状態とを切り換えるための切
換クラッチを備えている所謂パートタイム型のものや、
前輪駆動部材と後輪駆動部材とへ駆動トルクを分配する
センタディファレンシャル装置の差動作用を制限するた
めの差動制御クラッチを備えている所謂フルタイム型の
ものなどがある。上記のような切換クラッチおよび差動
制御クラッチは、その保合状態が制御されることにより
前後と後輪との少なくとも一方に対する駆動トルクの伝
達を制御するものであるから、トルク分配制御クラッチ
と称される。
部材および後輪駆動部材の一方を他方に選択的に連結し
て2輪駆動状態と4輪駆動状態とを切り換えるための切
換クラッチを備えている所謂パートタイム型のものや、
前輪駆動部材と後輪駆動部材とへ駆動トルクを分配する
センタディファレンシャル装置の差動作用を制限するた
めの差動制御クラッチを備えている所謂フルタイム型の
ものなどがある。上記のような切換クラッチおよび差動
制御クラッチは、その保合状態が制御されることにより
前後と後輪との少なくとも一方に対する駆動トルクの伝
達を制御するものであるから、トルク分配制御クラッチ
と称される。
上記のようなトルク分配制御クラッチは、たとえば、車
両の駆動力に応じて係合量が常時制御される一方、車両
の走行状態に関連して解放或いは保合制御されている。
両の駆動力に応じて係合量が常時制御される一方、車両
の走行状態に関連して解放或いは保合制御されている。
たとえば、特開昭59−184025号に記載されてい
るように、車両制動時においては、制動作用を高めるた
めに積極的に4輪を相互に連結させる方向へ制御された
り、また、アンチスキッド制動装置を備えた車両では、
車両制動時においては、アンチスキッド作用を円滑に作
動させるためにセンタディファレンシャル装置の差動作
用を許可する方向へ制御される。
るように、車両制動時においては、制動作用を高めるた
めに積極的に4輪を相互に連結させる方向へ制御された
り、また、アンチスキッド制動装置を備えた車両では、
車両制動時においては、アンチスキッド作用を円滑に作
動させるためにセンタディファレンシャル装置の差動作
用を許可する方向へ制御される。
発明が解決しようとする課題
ところで、上記のように、車両の走行状態に関連してト
ルク分配制御クラッチの解放或いは保合制御が開始或い
は終了するときに、走行中の車両に挙動の変化が発生し
、乗車感が損なわれる欠点があった。たとえば、制動中
においてトルク分配制御クラッチの解放或いは保合制御
が行われると、ブレーキの操作感覚が変化したり、或い
はアンチスキッド制御制動装置を備えた車両ではアンチ
ンスキッド制御作動が不安定となる場合がある。また6
、車両の急旋回操作中では動力循環による駆動力変化に
起因して車両ショックが発生したり、急加速中のスリッ
プの原因となる場合があるのである。
ルク分配制御クラッチの解放或いは保合制御が開始或い
は終了するときに、走行中の車両に挙動の変化が発生し
、乗車感が損なわれる欠点があった。たとえば、制動中
においてトルク分配制御クラッチの解放或いは保合制御
が行われると、ブレーキの操作感覚が変化したり、或い
はアンチスキッド制御制動装置を備えた車両ではアンチ
ンスキッド制御作動が不安定となる場合がある。また6
、車両の急旋回操作中では動力循環による駆動力変化に
起因して車両ショックが発生したり、急加速中のスリッ
プの原因となる場合があるのである。
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、
その目的とするところは、車両の走行状態に関連してト
ルク分配制御クラッチの解放或いは係合制御が行われる
前後輪駆動車両において、走行中の車両の挙動変化によ
り乗車感が損なわれない制御方法を提供することにある
。
その目的とするところは、車両の走行状態に関連してト
ルク分配制御クラッチの解放或いは係合制御が行われる
前後輪駆動車両において、走行中の車両の挙動変化によ
り乗車感が損なわれない制御方法を提供することにある
。
課題を解決するための手段
斯る目的を達成するための本発明の要旨とするところは
、前輪および後輪の少なくとも一方に対してトルク分配
制御クラッチを介して駆動トルクが伝達される形式の前
後輪駆動車両におけるトルク分配制御クラッチの係合量
を制御する方法であって、前記車両の走行状態が予め定
められた条件を満たしたことに基づいて、前記トルク分
配制御クラッチの係合量の変化を抑制することにある。
、前輪および後輪の少なくとも一方に対してトルク分配
制御クラッチを介して駆動トルクが伝達される形式の前
後輪駆動車両におけるトルク分配制御クラッチの係合量
を制御する方法であって、前記車両の走行状態が予め定
められた条件を満たしたことに基づいて、前記トルク分
配制御クラッチの係合量の変化を抑制することにある。
作用および発明の効果
このようにすれば、車両の走行状態が予め定められた条
件を満たしたことに基づいてトルク分配制御クラッチの
係合量の変化が抑制されるので、それまでに行われてい
るトルク分配制御クラッチ制御における係合状態の変化
が優先的に制限される。すなわち、従来のトルク分配制
御クラッチの制御装置においてトルク分配制御クラッチ
が解放或いは係合開始するような車両走行状態において
、トルク分配制御クラッチの係合量の変化が抑制されて
、前後輪の相互連結状態が変化しないので、走行中の車
両の挙動が影響されず、トルク分配制御Bクラッチの係
合量の変化に起因して乗車感が損なわれることが解消さ
れるのである。
件を満たしたことに基づいてトルク分配制御クラッチの
係合量の変化が抑制されるので、それまでに行われてい
るトルク分配制御クラッチ制御における係合状態の変化
が優先的に制限される。すなわち、従来のトルク分配制
御クラッチの制御装置においてトルク分配制御クラッチ
が解放或いは係合開始するような車両走行状態において
、トルク分配制御クラッチの係合量の変化が抑制されて
、前後輪の相互連結状態が変化しないので、走行中の車
両の挙動が影響されず、トルク分配制御Bクラッチの係
合量の変化に起因して乗車感が損なわれることが解消さ
れるのである。
ここで、前記車両の走行状態は、たとえば、前記車両の
前後輪に加えられる制動力、前記車両の操舵角度、前記
車両に作用する加速度、前記車両のアクセルペダル操作
量、前記車両の変速機における変速比、前記車両の速度
のうちの少なくともひとつである。
前後輪に加えられる制動力、前記車両の操舵角度、前記
車両に作用する加速度、前記車両のアクセルペダル操作
量、前記車両の変速機における変速比、前記車両の速度
のうちの少なくともひとつである。
また、前記トルク分配制御クラッチの保合量の変化の抑
制は、好適にば、そのトルク分配制御クラッチの係合量
が所定値を超えている状態において実行される。また、
その所定値は、一定値であってもよいが、好適には、前
記車両の走行状態の関数である。
制は、好適にば、そのトルク分配制御クラッチの係合量
が所定値を超えている状態において実行される。また、
その所定値は、一定値であってもよいが、好適には、前
記車両の走行状態の関数である。
また、前記トルク分配制御クラッチの係合量の変化の抑
制は、好適には、前記車両の走行状態が予め定められた
条件を満たしたときから所定時間経過後に実行される。
制は、好適には、前記車両の走行状態が予め定められた
条件を満たしたときから所定時間経過後に実行される。
また、その所定時間は、−定の時間であってもよいが、
好適には、前記車両の制動力または制動力の変化率の関
数である。
好適には、前記車両の制動力または制動力の変化率の関
数である。
また、前記発明方法を実施するための装置は、好適には
、前輪および後輪の少なくとも一方に対してトルク分配
制御クラッチを介して駆動トルクが伝達される形式の前
後輪駆動車両において、そのトルク分配制御クラッチの
係合量を制御する装置であって、(a)前記車両の走行
状態が予め定められた条件を満たしたことを判定する走
行状態判定手段と、(b)その走行状態判定手段により
前記車両の走行状態が予め定められた条件を満たしたこ
とが判定されると、前記トルク分配制御クラッチの係合
量の変化を抑制する抑制手段とを、含んで構成される。
、前輪および後輪の少なくとも一方に対してトルク分配
制御クラッチを介して駆動トルクが伝達される形式の前
後輪駆動車両において、そのトルク分配制御クラッチの
係合量を制御する装置であって、(a)前記車両の走行
状態が予め定められた条件を満たしたことを判定する走
行状態判定手段と、(b)その走行状態判定手段により
前記車両の走行状態が予め定められた条件を満たしたこ
とが判定されると、前記トルク分配制御クラッチの係合
量の変化を抑制する抑制手段とを、含んで構成される。
実施例
以下、本発明の一適用例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図は、横置エンジン4輪駆動車両の動力伝達系およ
び差動制御クラッチ82の制御装置などを示す図である
。図において、エンジン10の出力は、クラッチ12を
介して自動変速機14へ供給される。このクラッチ12
は、トルクコンバータ、フルードカップリング、磁粉式
電磁クラッチ、油圧式多板クラッチなどから構成される
。上記自動変速機14は、たとえば遊星歯車式変速機に
より構成され、前進4段後進1段の変速ギヤ段を備えて
いる。自動変速機14には油圧制御回路16が設けられ
ており、自動変速機14内に設けられた複数の摩擦係合
装置が油圧制御回路16により選択的に作動させられる
ことによりギヤ段が自動的に切り換えられるようになっ
ている。
び差動制御クラッチ82の制御装置などを示す図である
。図において、エンジン10の出力は、クラッチ12を
介して自動変速機14へ供給される。このクラッチ12
は、トルクコンバータ、フルードカップリング、磁粉式
電磁クラッチ、油圧式多板クラッチなどから構成される
。上記自動変速機14は、たとえば遊星歯車式変速機に
より構成され、前進4段後進1段の変速ギヤ段を備えて
いる。自動変速機14には油圧制御回路16が設けられ
ており、自動変速機14内に設けられた複数の摩擦係合
装置が油圧制御回路16により選択的に作動させられる
ことによりギヤ段が自動的に切り換えられるようになっ
ている。
上記自動変速機14から出力された駆動トルクはセンタ
ディファレンシャル装置20により2分され、一方の駆
動トルクは前輪用ディファレンシャル装置22を介して
前輪24へ伝達されるとともに、他方の駆動トルクは後
輪用ディファレンシャル装置26を介して後輪2日へ伝
達される。
ディファレンシャル装置20により2分され、一方の駆
動トルクは前輪用ディファレンシャル装置22を介して
前輪24へ伝達されるとともに、他方の駆動トルクは後
輪用ディファレンシャル装置26を介して後輪2日へ伝
達される。
センタディファレンシャル装置20は、自動変速機14
の出力ギヤ18と噛み合う入力ギヤ30を一体的に備え
て一軸まわりに回転可能に設けられたディファレンシャ
ルケース32と、このディファレンシャルケース32に
おいて上記−軸に直交する方向に取り付けられたピニオ
ン軸34によってそれぞれ回転可能に支持された一対の
差動小歯車36および38と、それら差動小歯車36お
よび38とそれぞれ噛み合わされた前輪用差動大歯車4
0および後輪用差動大歯車42とを備え、自動変速機1
4の出力ギヤ18を介して入力された駆動トルクを前輪
用差動大歯車40および後輪用差動大歯車42へ分配す
る。
の出力ギヤ18と噛み合う入力ギヤ30を一体的に備え
て一軸まわりに回転可能に設けられたディファレンシャ
ルケース32と、このディファレンシャルケース32に
おいて上記−軸に直交する方向に取り付けられたピニオ
ン軸34によってそれぞれ回転可能に支持された一対の
差動小歯車36および38と、それら差動小歯車36お
よび38とそれぞれ噛み合わされた前輪用差動大歯車4
0および後輪用差動大歯車42とを備え、自動変速機1
4の出力ギヤ18を介して入力された駆動トルクを前輪
用差動大歯車40および後輪用差動大歯車42へ分配す
る。
前輪用ディファレンシャル装置22は、中空の前輪駆動
軸44を介して前輪用差動大歯車40に連結され且つ前
記−軸まわりに回転可能に設けられたディファレンシャ
ルケース46と、このディファレンシャルケース46に
おいて上記−軸に直交する方向に取り付けられたピニオ
ン軸48によってそれぞれ回転可能に支持された一対の
差動小歯車50および52と、それら差動小歯車50お
よび52とそれぞれ噛み合わされた一対の差動大歯車5
4および56とを備え、前輪駆動軸44を介して伝達さ
れた駆動トルクを一対の差動大歯車54および56を介
して左右の前輪24へ分配する。
軸44を介して前輪用差動大歯車40に連結され且つ前
記−軸まわりに回転可能に設けられたディファレンシャ
ルケース46と、このディファレンシャルケース46に
おいて上記−軸に直交する方向に取り付けられたピニオ
ン軸48によってそれぞれ回転可能に支持された一対の
差動小歯車50および52と、それら差動小歯車50お
よび52とそれぞれ噛み合わされた一対の差動大歯車5
4および56とを備え、前輪駆動軸44を介して伝達さ
れた駆動トルクを一対の差動大歯車54および56を介
して左右の前輪24へ分配する。
センタディファレンシャル装置20の後輪用差動大歯車
42を介して伝達された駆動トルクは、後輪用差動大歯
車42に固定された傘歯車58、これに噛み合う傘歯車
60、両端にユニバーサルジヨイントを備えた後輪駆動
用のプロペラシャフト62を介して、傘歯車64へ伝達
される。上記傘歯車58、傘歯車60、プロペラシャフ
ト62、および傘歯車64は、後輪28を駆動するため
の駆動トルクをセンタディファレンシャル装置20から
後輪用ディファレンシャル装置26へ伝達するためのト
ランスファ装置66を構成するものであり、上記傘歯車
64はトランスファ装置66の出力歯車として機能して
いる。
42を介して伝達された駆動トルクは、後輪用差動大歯
車42に固定された傘歯車58、これに噛み合う傘歯車
60、両端にユニバーサルジヨイントを備えた後輪駆動
用のプロペラシャフト62を介して、傘歯車64へ伝達
される。上記傘歯車58、傘歯車60、プロペラシャフ
ト62、および傘歯車64は、後輪28を駆動するため
の駆動トルクをセンタディファレンシャル装置20から
後輪用ディファレンシャル装置26へ伝達するためのト
ランスファ装置66を構成するものであり、上記傘歯車
64はトランスファ装置66の出力歯車として機能して
いる。
後輪用ディファレンシャル装置26は、上記傘歯車64
と噛み合うリングギヤ68を備えたディファレンシャル
ケース70と、このディファレンシャルケース70に取
り付けられたピニオン軸72によってそれぞれ回転可能
に支持された一対の差動小歯車74および76と、それ
ら差動小歯車74および76とそれぞれ噛み合わされた
一対の差動大歯車78および80とを備え、前記トラン
スファ装置66を介して伝達された駆動トルクを一対の
差動大歯車78および80を介して左右の後輪28へ分
配する。
と噛み合うリングギヤ68を備えたディファレンシャル
ケース70と、このディファレンシャルケース70に取
り付けられたピニオン軸72によってそれぞれ回転可能
に支持された一対の差動小歯車74および76と、それ
ら差動小歯車74および76とそれぞれ噛み合わされた
一対の差動大歯車78および80とを備え、前記トラン
スファ装置66を介して伝達された駆動トルクを一対の
差動大歯車78および80を介して左右の後輪28へ分
配する。
前記センタディファレンシャル装置20の入力部材とし
て機能するディファレンシャルケース32と、センタデ
ィファレンシャル装置20の出力部材として機能する前
輪駆動軸44との間には、本発明のトルク分配制御クラ
ッチに対応する差動制御クラッチ82が設けられている
。この差動制御クラッチ82は、たとえば湿式多板油圧
クラッチにより構成されており、差動制御クラッチ82
の差動制限力(保合量)が零である場合にはセンタディ
ファレンシャル装置20の差動作用、すなわちトルク分
配作用が許可されるが、その差動制限力の増大にともな
ってセンタディファレンシャル装置20のトルク分配作
用が制限され、差動制御クラッチ82が完全に係合され
るとセンタディファレンシャル装置20のディファレン
シャルケース32と差動大歯車40および42とが一体
的に連結されてトルク分配作用が阻止される。
て機能するディファレンシャルケース32と、センタデ
ィファレンシャル装置20の出力部材として機能する前
輪駆動軸44との間には、本発明のトルク分配制御クラ
ッチに対応する差動制御クラッチ82が設けられている
。この差動制御クラッチ82は、たとえば湿式多板油圧
クラッチにより構成されており、差動制御クラッチ82
の差動制限力(保合量)が零である場合にはセンタディ
ファレンシャル装置20の差動作用、すなわちトルク分
配作用が許可されるが、その差動制限力の増大にともな
ってセンタディファレンシャル装置20のトルク分配作
用が制限され、差動制御クラッチ82が完全に係合され
るとセンタディファレンシャル装置20のディファレン
シャルケース32と差動大歯車40および42とが一体
的に連結されてトルク分配作用が阻止される。
クラッチ油圧制御回路84は、電子制御装置86からの
指令信号に応答して、差動制御クラッチ82を駆動する
ための油圧アクチュエータ90に作動油を供給したり或
いは油圧アクチュエータ90がら作動油を排出したりし
て、差動制御クラッチ82の差動制限力を調節する。第
2図に詳しく示すように、上記油圧アクチュエータ90
は、シリンダボア91に摺動可能に嵌合されることによ
り油圧室93を形成するピストン95と、ピストン95
を付勢するリターンスプリング97とを備え、油圧室9
3内の作動油圧の増大に伴ってピストン95が差動制御
クラッチ82の摩擦板を押圧するように構成されている
。また、クラッチ油圧制御回路84には、車両の油圧ポ
ンプ92から圧送された作動油をクラッチ油圧に調圧す
る調圧弁94と、この調圧弁94により調圧されたクラ
ッチ油圧を油圧アクチュエータ90に供給したり或いは
油圧アクチュエータ90から作動油をドレン96へ排出
したりして差動制御クラッチ82の差動制限力を連続的
に変化させるクラッチ制御弁98とを備えている。この
クラッチ制御弁98は、たとえば、リニヤソレノイドを
備えて連続的に流量を変化させ得るリニヤ制御弁(流量
制御サーボ弁)や、オンオフ制御により流量を調節する
オンオフ開閉弁により構成される。リニヤ制御弁の場合
にはアナログ信号により駆動され、オンオフ開閉弁の場
合にはオンオフ信号によってデユーティ制御される。
指令信号に応答して、差動制御クラッチ82を駆動する
ための油圧アクチュエータ90に作動油を供給したり或
いは油圧アクチュエータ90がら作動油を排出したりし
て、差動制御クラッチ82の差動制限力を調節する。第
2図に詳しく示すように、上記油圧アクチュエータ90
は、シリンダボア91に摺動可能に嵌合されることによ
り油圧室93を形成するピストン95と、ピストン95
を付勢するリターンスプリング97とを備え、油圧室9
3内の作動油圧の増大に伴ってピストン95が差動制御
クラッチ82の摩擦板を押圧するように構成されている
。また、クラッチ油圧制御回路84には、車両の油圧ポ
ンプ92から圧送された作動油をクラッチ油圧に調圧す
る調圧弁94と、この調圧弁94により調圧されたクラ
ッチ油圧を油圧アクチュエータ90に供給したり或いは
油圧アクチュエータ90から作動油をドレン96へ排出
したりして差動制御クラッチ82の差動制限力を連続的
に変化させるクラッチ制御弁98とを備えている。この
クラッチ制御弁98は、たとえば、リニヤソレノイドを
備えて連続的に流量を変化させ得るリニヤ制御弁(流量
制御サーボ弁)や、オンオフ制御により流量を調節する
オンオフ開閉弁により構成される。リニヤ制御弁の場合
にはアナログ信号により駆動され、オンオフ開閉弁の場
合にはオンオフ信号によってデユーティ制御される。
電子制御装置86には、たとえば、車両の制動状態を制
動油圧や操作ペダル操作量に基づいて検出する制動セン
サ100、図示しないステアリングホイールの操舵角度
を検出する舵角検出センサ102、車体の前後方向およ
び左右方向の加速度を検出する加速度センサ104、ア
クセル操作ペダルの操作量に対応したスロットル弁開度
を検出するスロットルセンサ106、自動変速機14の
実際のギヤ段を検出するギヤ段センサ108、車両速度
を検出する車速センサ110、一対の前輪24の回転速
度をそれぞれ検出する前輪回転速度センサ112.11
4、後輪28の回転速度を検出する後輪回転速度センサ
116、エンジン10の回転速度を検出するエンジン回
転速度センサ117からの信号がそれぞれ供給されるよ
うになっている。
動油圧や操作ペダル操作量に基づいて検出する制動セン
サ100、図示しないステアリングホイールの操舵角度
を検出する舵角検出センサ102、車体の前後方向およ
び左右方向の加速度を検出する加速度センサ104、ア
クセル操作ペダルの操作量に対応したスロットル弁開度
を検出するスロットルセンサ106、自動変速機14の
実際のギヤ段を検出するギヤ段センサ108、車両速度
を検出する車速センサ110、一対の前輪24の回転速
度をそれぞれ検出する前輪回転速度センサ112.11
4、後輪28の回転速度を検出する後輪回転速度センサ
116、エンジン10の回転速度を検出するエンジン回
転速度センサ117からの信号がそれぞれ供給されるよ
うになっている。
電子制御装置86は、CPU、RAM、ROMから成る
所謂マイクロコンピュータにより構成されており、RA
Mの記憶機能を利用しつつ、予めROMに記憶されたプ
ログラムに従って人力信号を処理し、油圧制御回路16
およびクラッチ油圧制御回路84や、ブレーキ操作ペダ
ル120により油圧が発生させられるマスクシリンダ1
22とホイールシリンダ124との間に設けられたアン
チスキッド油圧制御回路126へ制御信号を出力する。
所謂マイクロコンピュータにより構成されており、RA
Mの記憶機能を利用しつつ、予めROMに記憶されたプ
ログラムに従って人力信号を処理し、油圧制御回路16
およびクラッチ油圧制御回路84や、ブレーキ操作ペダ
ル120により油圧が発生させられるマスクシリンダ1
22とホイールシリンダ124との間に設けられたアン
チスキッド油圧制御回路126へ制御信号を出力する。
また、電子制御装置86は、左右の前輪24および後輪
28の車輪回転速度を検出するとともに、それら回転速
度から近似車体速度を算出する一方、近似車体速度と車
輪回転速度とからスリップ率を算出し、このスリップ率
と車輪加減速度とから最適なスリップ率が得られるよう
に各ホイールシリンダ124へ供給すべき制動油圧を各
々決定し、この制動油圧を得るための制御信号をアンチ
スキッド油圧制御回路126へ出力する。また、電子制
御装置86は、図示しないプログラムに従って通常の差
動制限力の制御を常時実行し、たとえば、エンジン回転
速度N、とスロットル弁開度θと自動変速機14の変速
比iとの乗算により求められる車両駆動力、換言すれば
駆動輪24゜28へ伝達される駆動トルクが大きくなる
ほど、あるいは前輪24と後輪28との間の差動回転速
度が大きくなるほど差動制御クラッチ82の差動制限力
FCを高めるための制御信号をクラッチ油圧制御回路8
4へ出力する。また、電子制御装置86は、上記のよう
な差動制限力制御により常時調節される差動制御クラッ
チ82の差動制限力Fcの変化を、一定の車両走行状態
においては抑制する制御をも行う。以下、その差動制限
力変化抑制制御の要部をフローチャートを用いて説明す
る。
28の車輪回転速度を検出するとともに、それら回転速
度から近似車体速度を算出する一方、近似車体速度と車
輪回転速度とからスリップ率を算出し、このスリップ率
と車輪加減速度とから最適なスリップ率が得られるよう
に各ホイールシリンダ124へ供給すべき制動油圧を各
々決定し、この制動油圧を得るための制御信号をアンチ
スキッド油圧制御回路126へ出力する。また、電子制
御装置86は、図示しないプログラムに従って通常の差
動制限力の制御を常時実行し、たとえば、エンジン回転
速度N、とスロットル弁開度θと自動変速機14の変速
比iとの乗算により求められる車両駆動力、換言すれば
駆動輪24゜28へ伝達される駆動トルクが大きくなる
ほど、あるいは前輪24と後輪28との間の差動回転速
度が大きくなるほど差動制御クラッチ82の差動制限力
FCを高めるための制御信号をクラッチ油圧制御回路8
4へ出力する。また、電子制御装置86は、上記のよう
な差動制限力制御により常時調節される差動制御クラッ
チ82の差動制限力Fcの変化を、一定の車両走行状態
においては抑制する制御をも行う。以下、その差動制限
力変化抑制制御の要部をフローチャートを用いて説明す
る。
第3図において、ステップSAIでは、フラグF、の内
容が「1」であるか否かが判断される。
容が「1」であるか否かが判断される。
このフラグF、は、差動制御クラッチ82における差動
制限力が保持されている制御状態、換言すれば差動制御
クラッチ82の差動制限力の変化が禁止されている制御
状態を示すものである。初期状態では、フラグFtの内
容が「0」であるので、ステップSAIにおける判断は
当初は否定され、ステップSA2において、車両の制動
が開始されている状態であるか否かが制動センサ100
からの信号に基づいて判断される。制動が開始されてい
る状態でなければ、ステップSAl以下が再び実行され
るが、制動が開始されている状態であれば、ステップS
A3が実行されて、差動制御クラッチ82の差動制限力
を保持するために、クラッチ油圧制御回路84から差動
制御クラッチ82の油圧アクチュエータ90へ供給され
る油圧がそのときの値に一定に保持され、差動制御クラ
ッチ82の伝達トルク、すなわち差動制限力の変化が阻
止され、差動制限力がそのときの値に維持される。
制限力が保持されている制御状態、換言すれば差動制御
クラッチ82の差動制限力の変化が禁止されている制御
状態を示すものである。初期状態では、フラグFtの内
容が「0」であるので、ステップSAIにおける判断は
当初は否定され、ステップSA2において、車両の制動
が開始されている状態であるか否かが制動センサ100
からの信号に基づいて判断される。制動が開始されてい
る状態でなければ、ステップSAl以下が再び実行され
るが、制動が開始されている状態であれば、ステップS
A3が実行されて、差動制御クラッチ82の差動制限力
を保持するために、クラッチ油圧制御回路84から差動
制御クラッチ82の油圧アクチュエータ90へ供給され
る油圧がそのときの値に一定に保持され、差動制御クラ
ッチ82の伝達トルク、すなわち差動制限力の変化が阻
止され、差動制限力がそのときの値に維持される。
そして、ステップSA4においてフラグF’+の内容が
「1」とされた後、ステップSAl以下が再び実行され
る。
「1」とされた後、ステップSAl以下が再び実行され
る。
上記のように、フラグF、の内容が「1」とされると、
次のサイクルにおけるステップSAIの判断が肯定され
た後、ステップSA5において、車両の制動状態が終了
したか否かが判断される。
次のサイクルにおけるステップSAIの判断が肯定され
た後、ステップSA5において、車両の制動状態が終了
したか否かが判断される。
車両の制動状態が未だ終了していない場合には、ステッ
プSA6において車速■が予め定められた判断基準値■
、以下であるか否かが判断される。
プSA6において車速■が予め定められた判断基準値■
、以下であるか否かが判断される。
この判断基準値v1は、車両制動中に差動制御クラッチ
82による差動制限力に起因する車両の挙動変化が発生
しても問題が発生しない値、たとえば10km/h程度
の値に予め設定されている。
82による差動制限力に起因する車両の挙動変化が発生
しても問題が発生しない値、たとえば10km/h程度
の値に予め設定されている。
実際の車速■が判断基準値vIよりも大きい場合には、
ステップSA6における判断が否定されるので、ステッ
プSAl以下が再び実行される。
ステップSA6における判断が否定されるので、ステッ
プSAl以下が再び実行される。
しかし、実際の車速■が判断基準値■1以下まで低下す
ると、ステップSA6における判断が肯定されるので、
ステップSATにおいて、差動制御クラッチ82による
差動制限力の変化が許可されて通常の差動制限制御作動
へ復帰させられるとともに、ステップSA8においてフ
ラグF、の内容が「0」にリセットされ、その後再びス
テップSAl以下が繰り返される。なお、上記ステップ
SA5において車両の制動状態が終了したと判断された
後には、ステップSA6の実行が為されることなくステ
ップSAl以下が実行される。第4図は、上記差動制限
力の変化を示すタイムチャートである。図において、車
両の制動状態が開始された時点t、から差動制限力の変
化が阻止されている。
ると、ステップSA6における判断が肯定されるので、
ステップSATにおいて、差動制御クラッチ82による
差動制限力の変化が許可されて通常の差動制限制御作動
へ復帰させられるとともに、ステップSA8においてフ
ラグF、の内容が「0」にリセットされ、その後再びス
テップSAl以下が繰り返される。なお、上記ステップ
SA5において車両の制動状態が終了したと判断された
後には、ステップSA6の実行が為されることなくステ
ップSAl以下が実行される。第4図は、上記差動制限
力の変化を示すタイムチャートである。図において、車
両の制動状態が開始された時点t、から差動制限力の変
化が阻止されている。
本実施例では、ステップSA2が、差動制限力の変化を
制限すべき車両状態であることを判定する判定手段に対
応するものであり、ステップSA3が、差動制御クラッ
チ82の差動制限力の変化を抑制するための抑制手段に
対応している。
制限すべき車両状態であることを判定する判定手段に対
応するものであり、ステップSA3が、差動制御クラッ
チ82の差動制限力の変化を抑制するための抑制手段に
対応している。
上記のように、本実施例においては、車両の制動状態が
判断されると、差動制御クラッチ82による差動制限力
の変化が阻止されてその差動制限力が維持されるので、
車両の制動時において差動制御クラッチ82に起因して
運転者の予期しない車両の挙動変化が解消される。それ
故、制動中において、差動制御クラッチ82による差動
制限力の変化により乗車感が損なわれることが解消され
るのである。また、制動操作によりアンチスキッド制動
制御が開始された状態では、差動制限力の変化に起因す
る前輪24と後輪2日との間の回転速度差に変化が生じ
ないので安定したアンチスキッド制御が得られ、この点
においても乗車感の低下が解消される。
判断されると、差動制御クラッチ82による差動制限力
の変化が阻止されてその差動制限力が維持されるので、
車両の制動時において差動制御クラッチ82に起因して
運転者の予期しない車両の挙動変化が解消される。それ
故、制動中において、差動制御クラッチ82による差動
制限力の変化により乗車感が損なわれることが解消され
るのである。また、制動操作によりアンチスキッド制動
制御が開始された状態では、差動制限力の変化に起因す
る前輪24と後輪2日との間の回転速度差に変化が生じ
ないので安定したアンチスキッド制御が得られ、この点
においても乗車感の低下が解消される。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の説
明において前述の実施例と共通する部分には開−の符号
を付して説明を省略する。
明において前述の実施例と共通する部分には開−の符号
を付して説明を省略する。
第5図において、先ず、ステップSBiでは、フラグF
2の内容が「1」であるか否かが判断される。このフラ
グFtは、車両の制動が開始されてからT3時間経過後
の状態を示すものである。
2の内容が「1」であるか否かが判断される。このフラ
グFtは、車両の制動が開始されてからT3時間経過後
の状態を示すものである。
初期状態では、フラグF1およびフラグF2は共に「0
」であるから、ステップSBIにおける判断は当初は否
定され、ステップSB2において車両の制動中であるか
否かが制動センサ100からの信号に基づいて判断され
る。車両の制動中でなければ、ステップSB3において
タイマカウンタT、の内容が「0」にリセットされると
ともに、ステップSB4においてフラグF1の内容が「
0」にリセットされた後、ステップSBI以下が再び実
行される。
」であるから、ステップSBIにおける判断は当初は否
定され、ステップSB2において車両の制動中であるか
否かが制動センサ100からの信号に基づいて判断され
る。車両の制動中でなければ、ステップSB3において
タイマカウンタT、の内容が「0」にリセットされると
ともに、ステップSB4においてフラグF1の内容が「
0」にリセットされた後、ステップSBI以下が再び実
行される。
以上のステップが繰り返し実行されるうち、車両の制動
操作が開始されると、ステップSB2における判断が肯
定されるので、ステップSB5においてフラグF1の内
容が「1」であるか否かが判断される。前記のように当
初のフラグF1の内容は「0」であるので、ステップS
B6においてタイマカウンタTAの計数が許可された後
、ステップSB7においてフラグF、の内容が「1」に
セットされる。このため、次のサイクルでは、ステップ
SB5における判断が肯定される結果、続くステップS
B8においてタイマカウンタTAに1が加算されること
により計数が行われた後、ステップSB9においてタイ
マカウンタTAの内容が、予め定められた判断基準値T
0以上となったか否かが判断される。この判断基準値T
1は、定の値であってもよいが、第6図に示すような制
動力の変化量F、の関数、すなわち、制動力の変化量F
、の増加に伴って減少する関係に従って決定される値で
あってもよい。制動開始直後の所定期間は、制動力が小
さくて差動制御クラッチ82の差動制限力を変化させて
も問題が発生しないので、上記判断基準値T1はこのよ
うな期間に相当するように予め求められているのである
。
操作が開始されると、ステップSB2における判断が肯
定されるので、ステップSB5においてフラグF1の内
容が「1」であるか否かが判断される。前記のように当
初のフラグF1の内容は「0」であるので、ステップS
B6においてタイマカウンタTAの計数が許可された後
、ステップSB7においてフラグF、の内容が「1」に
セットされる。このため、次のサイクルでは、ステップ
SB5における判断が肯定される結果、続くステップS
B8においてタイマカウンタTAに1が加算されること
により計数が行われた後、ステップSB9においてタイ
マカウンタTAの内容が、予め定められた判断基準値T
0以上となったか否かが判断される。この判断基準値T
1は、定の値であってもよいが、第6図に示すような制
動力の変化量F、の関数、すなわち、制動力の変化量F
、の増加に伴って減少する関係に従って決定される値で
あってもよい。制動開始直後の所定期間は、制動力が小
さくて差動制御クラッチ82の差動制限力を変化させて
も問題が発生しないので、上記判断基準値T1はこのよ
うな期間に相当するように予め求められているのである
。
当初はタイマカウンタTAの内容が判断基準値T、より
も小さく、ステップSB9における判断が否定されるた
め、ステップ5BIOにおいて差動制御クラッチ82の
差動制限力の変化が許可される。しかし、以上のステッ
プが繰り返し実行されるうち、タイマカウンタTAの内
容が判断基準値T1以上となると、ステップSB9にお
ける判断が肯定されるので、ステップ5BIIにおいて
差動制限力Fcが予め定められた判断基準値FC1以上
であるか否かが判断される。この判断基準値PCIは、
車両の制動中において差動制御クラッチ82の差動制限
力が変化してもほとんど問題が生じないように予め決定
される。なお、第7図に示すように、路面摩擦係数μが
大きくなるほど小さくなる関数に基づいて決定されても
よい。
も小さく、ステップSB9における判断が否定されるた
め、ステップ5BIOにおいて差動制御クラッチ82の
差動制限力の変化が許可される。しかし、以上のステッ
プが繰り返し実行されるうち、タイマカウンタTAの内
容が判断基準値T1以上となると、ステップSB9にお
ける判断が肯定されるので、ステップ5BIIにおいて
差動制限力Fcが予め定められた判断基準値FC1以上
であるか否かが判断される。この判断基準値PCIは、
車両の制動中において差動制御クラッチ82の差動制限
力が変化してもほとんど問題が生じないように予め決定
される。なお、第7図に示すように、路面摩擦係数μが
大きくなるほど小さくなる関数に基づいて決定されても
よい。
ステップ5BIIにおいて差動制限力F、が予め定めら
れた判断基準値F’c+よりも小さいと判断された場合
には、ステップ5B12が実行されて、差動制限力Fc
が判断基準値Fel以下の範囲内では変化が許可される
。換言すれば、差動制限力Fcは判断基準値PCIより
大きい範囲内で変化が阻止される。このときの差動制限
力F。の大きさは、前記クラッチ制御弁9日へ供給され
る制御信号の大きさや油圧アクチュエータ90に供給さ
れている作動油圧などに基づいて検出される。
れた判断基準値F’c+よりも小さいと判断された場合
には、ステップ5B12が実行されて、差動制限力Fc
が判断基準値Fel以下の範囲内では変化が許可される
。換言すれば、差動制限力Fcは判断基準値PCIより
大きい範囲内で変化が阻止される。このときの差動制限
力F。の大きさは、前記クラッチ制御弁9日へ供給され
る制御信号の大きさや油圧アクチュエータ90に供給さ
れている作動油圧などに基づいて検出される。
反対に、ステップ5BIIにおいて差動制限力Fcが予
め定められた判断基準値FC1以上と判断された場合に
は、ステップ5B13において差動制限力Fcが阻止さ
れる。このようにして、差動制限力F、が阻止され或い
は一定の範囲内のみにおいて変化が許可されると、ステ
ップ5B14においてタイマカウンタTAの内容が「0
」にクリヤされ、ステップ5B15においてフラグF2
の内容が「1」にセットされ、さらにステップ5B16
においてフラグF1の内容が「0」にクリヤされた後、
ステップSBI以下が再び実行される。
め定められた判断基準値FC1以上と判断された場合に
は、ステップ5B13において差動制限力Fcが阻止さ
れる。このようにして、差動制限力F、が阻止され或い
は一定の範囲内のみにおいて変化が許可されると、ステ
ップ5B14においてタイマカウンタTAの内容が「0
」にクリヤされ、ステップ5B15においてフラグF2
の内容が「1」にセットされ、さらにステップ5B16
においてフラグF1の内容が「0」にクリヤされた後、
ステップSBI以下が再び実行される。
上記のようにステップ5B15においてフラグF2の内
容が「1」にセットされると、次のサイクルではステッ
プSBIの判断が肯定され、ステップ5B17において
車両の制動状態が終了したか否かが制動センサ100か
らの信号に基づいて判断される。車両の制動状態が未だ
終了していない場合には、ステップ5B17の判断が否
定されるので、ステップS01以下が繰り返し実行され
る。そして、車両の制動状態が終了したことがステップ
5B17において判断されると、ステップ5B1Bにお
いて差動制御クラッチ82の差動制限力の変化が許可さ
れた後、ステップ5B19においてフラグF2の内容が
「0」にクリヤされる。
容が「1」にセットされると、次のサイクルではステッ
プSBIの判断が肯定され、ステップ5B17において
車両の制動状態が終了したか否かが制動センサ100か
らの信号に基づいて判断される。車両の制動状態が未だ
終了していない場合には、ステップ5B17の判断が否
定されるので、ステップS01以下が繰り返し実行され
る。そして、車両の制動状態が終了したことがステップ
5B17において判断されると、ステップ5B1Bにお
いて差動制御クラッチ82の差動制限力の変化が許可さ
れた後、ステップ5B19においてフラグF2の内容が
「0」にクリヤされる。
本実施例では、ステップSB2が、差動制限力の変化を
制限すべき車両状態であることを判定する判定手段に対
応するものであり、ステップ5B13が、差動制御クラ
ッチ82の差動制限力の変化を抑制するための抑制手段
に対応している。
制限すべき車両状態であることを判定する判定手段に対
応するものであり、ステップ5B13が、差動制御クラ
ッチ82の差動制限力の変化を抑制するための抑制手段
に対応している。
第8図は、上記差動制限力の変化を示すタイムチャート
である。図において、(a)は車両の制動開始時点L1
において差動制限力Fcが判断基準値PCIよりも大き
い場合の変化を示しており、制動開始時点t1から11
時間経過後の時点L2において変化が制限されている。
である。図において、(a)は車両の制動開始時点L1
において差動制限力Fcが判断基準値PCIよりも大き
い場合の変化を示しており、制動開始時点t1から11
時間経過後の時点L2において変化が制限されている。
(b)は上記T1時間が極めて小さい場合の差動制限力
FCの変化曲線を示している。(C)は差動制限力Fc
の制御の一態様を示している。(d)は車両の制動開始
時点t、において差動制限力F、が判断基準値Fc+よ
りも小さい場合の変化を示しており、制動開始時点1.
がら以後においても変化が制限されていない。
FCの変化曲線を示している。(C)は差動制限力Fc
の制御の一態様を示している。(d)は車両の制動開始
時点t、において差動制限力F、が判断基準値Fc+よ
りも小さい場合の変化を示しており、制動開始時点1.
がら以後においても変化が制限されていない。
上述のように、本実施例においても、車両の制動状態が
判断されると、差動制御クラッチ82による差動制限力
の変化が阻止されてその差動制限力が維持されるので、
前述の実施例と同様に、車両の制動時において差動制御
クラッチ82に起因する車両の挙動変化およびこれによ
る乗車感の低下が解消される。
判断されると、差動制御クラッチ82による差動制限力
の変化が阻止されてその差動制限力が維持されるので、
前述の実施例と同様に、車両の制動時において差動制御
クラッチ82に起因する車両の挙動変化およびこれによ
る乗車感の低下が解消される。
また、本実施例によれば、差動制限力Fcは、制動開始
時点からT1時間経過するまでの期間内、および判断基
準値F C1以下の範囲内で変化が許可されているよう
に、車両の挙動に影響を及ぼさない範囲で差動制限力F
cの変化が許可されるので、差動制限効果を一層享受す
ることができる。
時点からT1時間経過するまでの期間内、および判断基
準値F C1以下の範囲内で変化が許可されているよう
に、車両の挙動に影響を及ぼさない範囲で差動制限力F
cの変化が許可されるので、差動制限効果を一層享受す
ることができる。
更に、本発明の他の実施例を説明する。以下の実施例は
、差動制限力の変化に関連して好ましくない影響が出る
他の走行状態においても差動制御クラッチ82の差動制
限力の変化を阻止するものである。
、差動制限力の変化に関連して好ましくない影響が出る
他の走行状態においても差動制御クラッチ82の差動制
限力の変化を阻止するものである。
第9図において、ステップSC1においては、差動制限
制御の自動モードを選択するためのセレクトスイッチ1
1゛8が自動モード側へ操作されているか否かが判断さ
れる。操作されていないと判断された場合には、ステッ
プSC2において差動制御クラッチ82が解放される。
制御の自動モードを選択するためのセレクトスイッチ1
1゛8が自動モード側へ操作されているか否かが判断さ
れる。操作されていないと判断された場合には、ステッ
プSC2において差動制御クラッチ82が解放される。
しかし、セレクトスイッチ118が自動モード側へ操作
されていると判断された場合には、ステップSC3が実
行されて差動制御クラッチ82による通常の差動制限制
御において差動制限力変化条件が成立したか否かが判断
される。ステップSC3の判断が否定される場合にはス
テップSCI以下が再び実行されるが、ステップS03
の判断が肯定されると、ステップSC4において図示し
ないステアリングホイール或いは前輪24の舵角θ、が
予め定められた判断基準値θ。よりも大きいか否かが判
断される。ステップSC4の判断が否定される場合には
ステップSCI以下が再び実行されるが、ステップSC
4の判断が肯定されると、ステップSC5およびSC6
において車体の左右の加速度GRLおよび前後加速度G
F、lが予め定められた判断基準値G1およびG、より
も大きいか否かがそれぞれ判断される。ステップSC5
およびSC6の判断がそれぞれ否定される場合にはステ
ップSCI以下が再び実行されるが、ステップSC5お
よびSC6の判断がそれぞれ肯定されると、ステップS
07においてアクセル操作量(=スロットル弁開度)T
Hが予め定められた判断基準値T Hoより大きいか否
かが判断される。ステップSC7の判断が否定される場
合にはステップSCI以下が再び実行されるが、ステッ
プSC7の判断が肯定されると、ステップSC8におい
てアクセル操作量の変化速度ΔTH/ΔLが予め定めら
れた判断基準値Aよりも大きいか否かが判断される。ス
テップSC8の判断が否定される場合にはステップS0
1以下が再び実行されるが、ステップSC8の判断が肯
定されると、ステップSC9において差動制御クラッチ
82の差動制限力の変化が許可されて通常の差動制限制
御へ復帰させられた後、スチップSCI以下が再び実行
される。ここで、上記ステップSC4,SC5,SC6
,SC7,SC8における判断が否定された場合には、
差動制御クラッチ82の差動制限力を変化させることが
適当ではないので、ステップS01以下のステップが繰
り返し実行させられて待機させられることによりステッ
プSC9の実行が保留されている。
されていると判断された場合には、ステップSC3が実
行されて差動制御クラッチ82による通常の差動制限制
御において差動制限力変化条件が成立したか否かが判断
される。ステップSC3の判断が否定される場合にはス
テップSCI以下が再び実行されるが、ステップS03
の判断が肯定されると、ステップSC4において図示し
ないステアリングホイール或いは前輪24の舵角θ、が
予め定められた判断基準値θ。よりも大きいか否かが判
断される。ステップSC4の判断が否定される場合には
ステップSCI以下が再び実行されるが、ステップSC
4の判断が肯定されると、ステップSC5およびSC6
において車体の左右の加速度GRLおよび前後加速度G
F、lが予め定められた判断基準値G1およびG、より
も大きいか否かがそれぞれ判断される。ステップSC5
およびSC6の判断がそれぞれ否定される場合にはステ
ップSCI以下が再び実行されるが、ステップSC5お
よびSC6の判断がそれぞれ肯定されると、ステップS
07においてアクセル操作量(=スロットル弁開度)T
Hが予め定められた判断基準値T Hoより大きいか否
かが判断される。ステップSC7の判断が否定される場
合にはステップSCI以下が再び実行されるが、ステッ
プSC7の判断が肯定されると、ステップSC8におい
てアクセル操作量の変化速度ΔTH/ΔLが予め定めら
れた判断基準値Aよりも大きいか否かが判断される。ス
テップSC8の判断が否定される場合にはステップS0
1以下が再び実行されるが、ステップSC8の判断が肯
定されると、ステップSC9において差動制御クラッチ
82の差動制限力の変化が許可されて通常の差動制限制
御へ復帰させられた後、スチップSCI以下が再び実行
される。ここで、上記ステップSC4,SC5,SC6
,SC7,SC8における判断が否定された場合には、
差動制御クラッチ82の差動制限力を変化させることが
適当ではないので、ステップS01以下のステップが繰
り返し実行させられて待機させられることによりステッ
プSC9の実行が保留されている。
上記判断基準値θ。、G、、G2.TH,、Aは、差動
制御クラッチ82による差動制限力が変化したときには
好ましくない挙動が発生する車両走行状態の範囲を判断
するために予め求められたものであり、一定の値または
路面摩擦係数μなどの関数である。
制御クラッチ82による差動制限力が変化したときには
好ましくない挙動が発生する車両走行状態の範囲を判断
するために予め求められたものであり、一定の値または
路面摩擦係数μなどの関数である。
本実施例では、ステップSC4,SC5,SC6、SC
7,SC8の各々が、差動制限力の変化を制限すべき車
両状態であることを判定する判定手段と、差動制御クラ
ッチ82の差動制限力の変化を抑制するための抑制手段
とに対応している。
7,SC8の各々が、差動制限力の変化を制限すべき車
両状態であることを判定する判定手段と、差動制御クラ
ッチ82の差動制限力の変化を抑制するための抑制手段
とに対応している。
本実施例によれば、差動制御クラッチ82による差動制
限制御において差動制限力変化条件が成立しても、差動
制御クラッチ82による差動制限力が変化したときに好
ましくない挙動が発生する車両走行状態、すなわち、急
旋回状態、急加速状態、急減速状態などでは、ステップ
SC9が実施されないことにより、差動制御クラッチ8
2による差動制限力の変化が制限されるので、前述の実
施例と同様な効果が得られる。
限制御において差動制限力変化条件が成立しても、差動
制御クラッチ82による差動制限力が変化したときに好
ましくない挙動が発生する車両走行状態、すなわち、急
旋回状態、急加速状態、急減速状態などでは、ステップ
SC9が実施されないことにより、差動制御クラッチ8
2による差動制限力の変化が制限されるので、前述の実
施例と同様な効果が得られる。
第10図において、ステップSDIにおいては、差動制
限制御の自動モードを選択するためのセレクトスイッチ
118が自動モード側へ操作されているか否かが判断さ
れる。操作されていないと判断された場合には、ステッ
プSD2において差動制御クラッチ82が解放される。
限制御の自動モードを選択するためのセレクトスイッチ
118が自動モード側へ操作されているか否かが判断さ
れる。操作されていないと判断された場合には、ステッ
プSD2において差動制御クラッチ82が解放される。
しかし、セレクトスイッチ118が自動モード側へ操作
されていると判断された場合には、ステップSD3が実
行されて差動制御クラッチ82による差動制限制御にお
いて差動制限力変化条件が成立したか否かが判断される
。ステップSD3の判断が否定される場合にはステップ
SDI以下が再び実行されるが、ステップSD3の判断
が肯定されると、ステップSD4において実際の車速■
が予め定められた判断基準値v0よりも大きいか否かが
判断される。
されていると判断された場合には、ステップSD3が実
行されて差動制御クラッチ82による差動制限制御にお
いて差動制限力変化条件が成立したか否かが判断される
。ステップSD3の判断が否定される場合にはステップ
SDI以下が再び実行されるが、ステップSD3の判断
が肯定されると、ステップSD4において実際の車速■
が予め定められた判断基準値v0よりも大きいか否かが
判断される。
この判断基準値■。は、車両の走行状態を実車速■。の
上および下の範囲において別の基準値をそれぞれ適用し
て細かく分類するためのものであり、たとえば10km
/h程度の値が採用される。
上および下の範囲において別の基準値をそれぞれ適用し
て細かく分類するためのものであり、たとえば10km
/h程度の値が採用される。
上記ステップSD4において、実際の車速■が予め定め
られた判断基準値■。よりも大きいと判断された場合に
は、ステップSD5.SD6.SD7において、舵角θ
5、左右加速度GIL、および前後加速度GFRが、判
断基準値θ+ 、G+ 、G3よりも大きいか否かがそ
れぞれ判断される。ステップSD5.SD6.SD7の
少なくともひとつの判断において肯定されるとステップ
SDI以下が繰り返し実行されるが、ステップSD5.
SD6、Sn7の全ての判断が否定されると、次のステ
ップ5DIIが実行される。また、実際の車速■が予め
定められた判断基準値■。以下であると判断された場合
には、ステップSD8.SD9゜5D10において、舵
角θ3、左右加速度G ML、および前後加速度G□が
、判断基準値θz、Gz。
られた判断基準値■。よりも大きいと判断された場合に
は、ステップSD5.SD6.SD7において、舵角θ
5、左右加速度GIL、および前後加速度GFRが、判
断基準値θ+ 、G+ 、G3よりも大きいか否かがそ
れぞれ判断される。ステップSD5.SD6.SD7の
少なくともひとつの判断において肯定されるとステップ
SDI以下が繰り返し実行されるが、ステップSD5.
SD6、Sn7の全ての判断が否定されると、次のステ
ップ5DIIが実行される。また、実際の車速■が予め
定められた判断基準値■。以下であると判断された場合
には、ステップSD8.SD9゜5D10において、舵
角θ3、左右加速度G ML、および前後加速度G□が
、判断基準値θz、Gz。
G4よりも大きいか否かがそれぞれ判断される。
ステップSD8.SD9,5DIOの少なくともひとつ
の判断において肯定されるとステップS01以下が繰り
返し実行されるが、ステップSD8゜Sn2,5DIO
の全ての判断が否定されると、次のステップ5DIIが
実行される。上記判断基準値θ、、C,,およびG3と
判断基準値θ2゜Gz、およびG4とは、車速■が■。
の判断において肯定されるとステップS01以下が繰り
返し実行されるが、ステップSD8゜Sn2,5DIO
の全ての判断が否定されると、次のステップ5DIIが
実行される。上記判断基準値θ、、C,,およびG3と
判断基準値θ2゜Gz、およびG4とは、車速■が■。
より高い場合と低い場合とにおいて、差動制御クラッチ
82の差動制限力が変化したときに好ましくない挙動が
発生する車両走行状態(旋回或いは急加減速など)の範
囲を判断するために予め求められたものであり、一般に
、高車速程差動制御クラッチ82の差動制限力の変化の
影響が大きいので、上記判断基準値θ、、C,,C,は
判断基準値θ2,02G4よりもそれぞれ小さい値に設
定されている。
82の差動制限力が変化したときに好ましくない挙動が
発生する車両走行状態(旋回或いは急加減速など)の範
囲を判断するために予め求められたものであり、一般に
、高車速程差動制御クラッチ82の差動制限力の変化の
影響が大きいので、上記判断基準値θ、、C,,C,は
判断基準値θ2,02G4よりもそれぞれ小さい値に設
定されている。
続くステップ5DIIでは、自動変速機14の実際のギ
ヤ段が第1速ギヤ段であるか否かが判断される。自動変
速機14のギヤ段が第1速ギヤ段であれば、ステップ5
DI2において実際のアクセル操作量(=スロットル弁
開度)THが予め定められた判断基準値T H+より大
きいか否かが判断される。大きい場合には、差動制御ク
ラッチ82の差動制限力を変化させることが適当ではな
いので、ステップSDI以下が再び実行される。しかし
、実際のアクセル操作量THが判断基準値TH2以下で
ある場合には、ステップ5D13において差動制御クラ
ッチ82の差動制限力の変化が許可されて、通常の差動
制限制御に復帰させられた後、ステップSCI以下が再
び実行される。
ヤ段が第1速ギヤ段であるか否かが判断される。自動変
速機14のギヤ段が第1速ギヤ段であれば、ステップ5
DI2において実際のアクセル操作量(=スロットル弁
開度)THが予め定められた判断基準値T H+より大
きいか否かが判断される。大きい場合には、差動制御ク
ラッチ82の差動制限力を変化させることが適当ではな
いので、ステップSDI以下が再び実行される。しかし
、実際のアクセル操作量THが判断基準値TH2以下で
ある場合には、ステップ5D13において差動制御クラ
ッチ82の差動制限力の変化が許可されて、通常の差動
制限制御に復帰させられた後、ステップSCI以下が再
び実行される。
上記ステップ5DIIにおいて実際のギヤ段が第1速ギ
ヤ段ではないと判断された場合には、ステップ5D14
において実際のギヤ段が第2速ギヤ饅であるか否かが判
断される。実際のギヤ段が第2速ギヤ段である場合には
、ステップ5D15において、実際のアクセル操作量T
Hが予め定められた判断基準値TH,よりも大きいか否
かが判断される。大きい場合にはステップSDI以下が
再び実行されるが、実際のアクセル操作量THが判断基
準値TH,以下である場合には、ステップ5D13が実
行され差動制御クラッチ82の差動制限力の変化が許可
されて、通常の差動制限制御に復帰させられる。
ヤ段ではないと判断された場合には、ステップ5D14
において実際のギヤ段が第2速ギヤ饅であるか否かが判
断される。実際のギヤ段が第2速ギヤ段である場合には
、ステップ5D15において、実際のアクセル操作量T
Hが予め定められた判断基準値TH,よりも大きいか否
かが判断される。大きい場合にはステップSDI以下が
再び実行されるが、実際のアクセル操作量THが判断基
準値TH,以下である場合には、ステップ5D13が実
行され差動制御クラッチ82の差動制限力の変化が許可
されて、通常の差動制限制御に復帰させられる。
ステップ5D14において実際のギヤ段が第2速ギヤ段
ではないと判断された場合には、ステップ5D16にお
いて実際のギヤ段が後進ギヤ段であるか否かが判断され
る。後進ギヤ段である場合には、ステップ5D17にお
いて、実際のアクセル操作i!kTHが予め定められた
判断基準値TH3よりも大きいか否かが判断される。大
きい場合にはステップSDI以下が再び実行されるが、
実際のアクセル操作量THが判断基準値TH,以下であ
る場合には、ステップ5D13が実行され差動制御クラ
ッチ82の差動制限力の変化が許可される。
ではないと判断された場合には、ステップ5D16にお
いて実際のギヤ段が後進ギヤ段であるか否かが判断され
る。後進ギヤ段である場合には、ステップ5D17にお
いて、実際のアクセル操作i!kTHが予め定められた
判断基準値TH3よりも大きいか否かが判断される。大
きい場合にはステップSDI以下が再び実行されるが、
実際のアクセル操作量THが判断基準値TH,以下であ
る場合には、ステップ5D13が実行され差動制御クラ
ッチ82の差動制限力の変化が許可される。
ステップ5D16において実際のギヤ段が後進ギヤ段で
はないと判断された場合には、ステップ5D18におい
て実際のアクセル操作量THが予め定められた判断基準
値TH4よりも大きいか否かが判断される。大きい場合
には、ステップSDI以下が再び実行されるが、実際の
アクセル操作量THが判断基準値TH,以下である場合
には、ステップ5D13が実行され差動制御クラッチ8
2の差動制限力の変化が許可される。
はないと判断された場合には、ステップ5D18におい
て実際のアクセル操作量THが予め定められた判断基準
値TH4よりも大きいか否かが判断される。大きい場合
には、ステップSDI以下が再び実行されるが、実際の
アクセル操作量THが判断基準値TH,以下である場合
には、ステップ5D13が実行され差動制御クラッチ8
2の差動制限力の変化が許可される。
車両の駆動力が大きいほど、換言すれば自動変速機14
の変速比(入力軸回転速度/出力軸回転速度)が大きい
ほど、差動制御クラッチ82の差動制限力を変化させる
のに適当ではない急加減速状態が生じ易いことから、た
とえば、第1速ギヤ段の変速比〉後進ギヤ段の変速比〉
第2速ギヤ段の変速比であるとすると、上記判断基準値
は、TH,<TH3<TH2<THaとなるように設定
されている。
の変速比(入力軸回転速度/出力軸回転速度)が大きい
ほど、差動制御クラッチ82の差動制限力を変化させる
のに適当ではない急加減速状態が生じ易いことから、た
とえば、第1速ギヤ段の変速比〉後進ギヤ段の変速比〉
第2速ギヤ段の変速比であるとすると、上記判断基準値
は、TH,<TH3<TH2<THaとなるように設定
されている。
本実施例では、ステップSD4.SD5.SD6、Sn
7.Sn8.Sn2,5DII、5DI2.5DII、
5D12,5D14.5D15゜5D16,5D17,
5D18の各々が、差動制限力の変化を制限すべき車両
状態であることを判定する判定手段と、差動制御クラッ
チ82の差動制限力の変化を抑制するための抑制手段と
に対応している。
7.Sn8.Sn2,5DII、5DI2.5DII、
5D12,5D14.5D15゜5D16,5D17,
5D18の各々が、差動制限力の変化を制限すべき車両
状態であることを判定する判定手段と、差動制御クラッ
チ82の差動制限力の変化を抑制するための抑制手段と
に対応している。
上記のように、本実施例においても、差動制御クラッチ
82による差動制限制御において差動制限力変化条件が
成立しても、差動制御クラッチ82による差動制限力が
変化したときに好ましくない挙動が発生する車両走行状
態、すなわち、急旋回状態、急加速状態、急減速状態な
どでは、ステップSDI以下のステップが繰り返し実行
されて待機させられることによりステップ5C13の実
行が保留されて、差動制御クラッチ82による差動制限
力の変化が制限されるので、前述の実施例と同様な効果
が得られる。
82による差動制限制御において差動制限力変化条件が
成立しても、差動制御クラッチ82による差動制限力が
変化したときに好ましくない挙動が発生する車両走行状
態、すなわち、急旋回状態、急加速状態、急減速状態な
どでは、ステップSDI以下のステップが繰り返し実行
されて待機させられることによりステップ5C13の実
行が保留されて、差動制御クラッチ82による差動制限
力の変化が制限されるので、前述の実施例と同様な効果
が得られる。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、
本発明はその他の態様においても適用される。
本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、前述の実施例では、差動制御クラッチ82の
差動制限力の変化が車両の挙動に影響を与えるような走
行状態においては、第3図および第5図の実施例のステ
ップSA3やステップSB13の実行により差動制御ク
ラッチ82の差動制限力の変化が積極的に阻止されてお
り、また、第9図および第10図の実施例ではステップ
SC9およびステップ5D13が実行されないようにリ
ターンさせられている。しかし、結果的に差動制御クラ
ッチ82の差動制限力の変化が制限されればよいのであ
るから、差動制限力を変化させる制御を実行するために
用いられる信号、たとえば車両の駆動力(自動変速機1
4の出力トルク)の変化を阻止する手段を設けたり、或
いは機械的に差動制御クラッチ82の保合量を保持させ
る手段を設けてもよいのである。
差動制限力の変化が車両の挙動に影響を与えるような走
行状態においては、第3図および第5図の実施例のステ
ップSA3やステップSB13の実行により差動制御ク
ラッチ82の差動制限力の変化が積極的に阻止されてお
り、また、第9図および第10図の実施例ではステップ
SC9およびステップ5D13が実行されないようにリ
ターンさせられている。しかし、結果的に差動制御クラ
ッチ82の差動制限力の変化が制限されればよいのであ
るから、差動制限力を変化させる制御を実行するために
用いられる信号、たとえば車両の駆動力(自動変速機1
4の出力トルク)の変化を阻止する手段を設けたり、或
いは機械的に差動制御クラッチ82の保合量を保持させ
る手段を設けてもよいのである。
また、前述の実施例では、差動制御クラッチ82の差動
制限力の変化が車両の挙動に影響を与えるような走行状
態においては、差動制御クラッチ82の差動制限力の変
化が阻止されていたが、その変化が緩やかとなるように
制限されても一応の効果が得られるのである。
制限力の変化が車両の挙動に影響を与えるような走行状
態においては、差動制御クラッチ82の差動制限力の変
化が阻止されていたが、その変化が緩やかとなるように
制限されても一応の効果が得られるのである。
また、前述の実施例は所謂フルタイム型の4輪駆動車に
ついて説明されていたが、4輪駆動状態と2輪駆動状態
とを切り換える切換クラッチを備えた所謂パートタイム
型の4輪駆動車において、その切換クラッチを制御する
ためにも本発明が適用され得る。
ついて説明されていたが、4輪駆動状態と2輪駆動状態
とを切り換える切換クラッチを備えた所謂パートタイム
型の4輪駆動車において、その切換クラッチを制御する
ためにも本発明が適用され得る。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一適用例であり
、本発明はその精神を逸脱しない範囲で種々変更が加え
られ得るものである。
、本発明はその精神を逸脱しない範囲で種々変更が加え
られ得るものである。
第1図は、本発明の一実施例の構成を説明する図である
。第2図は、第1図のクラッチ油圧制御回路を説明する
図である。第3図は、第1図の実施例の作動を説明する
フローチャートである。第4図は、第1図の実施例の作
動を示すタイムチャートである。第5図は、本発明の他
の実施例を説明する第3図に相当する図である。第6図
および第7図は、第5図のフローチャートにおいて用い
られる関係を示す図である。第8図は、第5図の実施例
の作動を説明する第4図に相当する図である。第9図お
よび第10図は、本発明の他の実施例をそれぞれ説明す
るフローチャートである。 24:前輪 28:後輪 82:差動制御クラッチ (トルク分配制御クラッチ) 第2図
。第2図は、第1図のクラッチ油圧制御回路を説明する
図である。第3図は、第1図の実施例の作動を説明する
フローチャートである。第4図は、第1図の実施例の作
動を示すタイムチャートである。第5図は、本発明の他
の実施例を説明する第3図に相当する図である。第6図
および第7図は、第5図のフローチャートにおいて用い
られる関係を示す図である。第8図は、第5図の実施例
の作動を説明する第4図に相当する図である。第9図お
よび第10図は、本発明の他の実施例をそれぞれ説明す
るフローチャートである。 24:前輪 28:後輪 82:差動制御クラッチ (トルク分配制御クラッチ) 第2図
Claims (1)
- 前輪および後輪の少なくとも一方に対してトルク分配
制御クラッチを介して駆動トルクが伝達される形式の前
後輪駆動車両において、該トルク分配制御クラッチの係
合量を制御する方法であって、前記車両の走行状態が予
め定められた条件を満たしたことに基づいて、前記トル
ク分配制御クラッチの係合量の変化を抑制することを特
徴とする前後輪駆動車両用トルク分配制御クラッチの制
御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16946388A JPH0218122A (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | 前後輪駆動車両用トルク分配制御クラッチの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16946388A JPH0218122A (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | 前後輪駆動車両用トルク分配制御クラッチの制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0218122A true JPH0218122A (ja) | 1990-01-22 |
Family
ID=15887037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16946388A Pending JPH0218122A (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | 前後輪駆動車両用トルク分配制御クラッチの制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0218122A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5275254A (en) * | 1991-06-27 | 1994-01-04 | Mazda Motor Corporation | Control system for four-wheel drive vehicle |
-
1988
- 1988-07-07 JP JP16946388A patent/JPH0218122A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5275254A (en) * | 1991-06-27 | 1994-01-04 | Mazda Motor Corporation | Control system for four-wheel drive vehicle |
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