JPH0218183B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0218183B2 JPH0218183B2 JP20285483A JP20285483A JPH0218183B2 JP H0218183 B2 JPH0218183 B2 JP H0218183B2 JP 20285483 A JP20285483 A JP 20285483A JP 20285483 A JP20285483 A JP 20285483A JP H0218183 B2 JPH0218183 B2 JP H0218183B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- slag
- molded product
- molten
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/10—Supplying or treating molten metal
- B22D11/11—Treating the molten metal
- B22D11/111—Treating the molten metal by using protecting powders
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
本発明は鋼の連続鋳造用浮枠、特に鋳造用のス
ラグベア発生の防止に有効な浮枠に関するもので
ある。 現在、鋼の連続鋳造に於ては、溶鋼と鋳型間の
潤滑、介在物の吸収、溶鋼面の酸化防止、保温等
の目的で、鋳型添加剤が使用されている。一般
に、この添加剤は、CaO−SiO2−Al2O3系を基本
とし、融点および粘度調整剤としてアルカリ金属
やアルカリ土類金属の弗化物、及び酸化物を数%
〜数十%、溶融速度調整剤としてカーボン質を数
%から成る。又、鋳型添加剤は溶鋼表面の熱によ
り、未溶融粉末層、焼結層、溶融スラグ層に分か
れ、溶融スラグの溶鋼表面への連続した消費供給
がなされる。 しかしながら、鋳型は常に水冷により冷却され
ている為、溶鋼の湯面レベルが変動した場合に
は、鋳型周辺の鋳型添加剤の焼結層や溶融スラグ
層が、鋳型壁により急冷され鋳型壁に付着する。
付着凝固したスラグは、湯面変動のたびに同様機
構により次第に成長し、鋳片へのスラグやパウダ
ーの巻き込み、溶融スラグの溶鋼−鋳型間への不
均一流入といつた重大な操業作業不安定要因とな
る。この付着成長したものが、スラグベア8とい
われるもので、通常一般的に発生する。 溶鋼湯面の変動を全くなくすることは不可能で
あるので、現在とられているスラグベア対策とし
ては、鋳型添加剤の成分、融点、粘性等の特性を
変更し、できるだけスラグベアの発生を少くしよ
うとする方法や、操業中に適時、発生したスラグ
ベアを取り除く方法がとられている。 しかしながら鋳型添加剤の特性をスラグベア防
止の為に変更する場合には、鋳型添加剤の本来の
役割である潤滑、介在物吸収といつた機能が損わ
れ、更に溶融スラグ層の厚み過大による鋳片への
スラグかみ込み、ピンホールの発生といつた鋳片
の欠陥を引き起こす恐れがある。また操業中にス
ラグベアを除去する方法にしても、鋳片凝固シエ
ルブレークアウトの危険性、鋳造作業の煩雑さと
いつた問題は、何ら解決されない。 本発明は、操業不安定要因となるスラグベアの
発生を鋳型添加剤の特性や鋳造条件を変えること
なく防止し、良好な鋳造状況を実現させることを
目的とするものである。すなわち、この発明は、
スラグに濡れ難く熱伝導性の大きい耐火物質を主
成分とする枠状の成型物を提供するもので、これ
を連続鋳造中に鋳型内の溶融スラグ面上に浮か
べ、鋳型へのスラグ付着を防止し溶融スラグのみ
が鋳型−溶鋼間に流入するようにしたものであ
る。 以下に発明の実施例を図面により説明する。 第1図は従来の鋳造状況を示す鋳型内縦断面図
であり、第2図は本発明の実施状況を示す鋳型内
縦断面図である。 鋳型1内の鋳型添加剤溶融スラグ層7上に、本
発明の枠状の成型物9を浮かべる。この浮枠とし
て構成される枠状成型物9は、スラグに濡れ難く
かつ熱伝導性の大きい耐火物質を主成分とするも
ので、鋳型1の鋳型添加剤と接触する部位全周を
覆うに適した形状を有する。この成型物9は、第
3図に示すように鋳型形状に応じて成型される。 成型物9の下端は、溶融スラグ層7中にある
為、未溶融粉末層5や焼結層6が、直接鋳型1と
接触することがなく、また成型物9自体が浮いて
いる為に、湯面変動があつた場合にも、成型物9
が、この変動に容易に追随し、この場合にもやは
り未溶融粉末層5や焼結層6が、直接鋳型1と接
触することはない。 また成型物9自体のスラグへの濡れ性は非常に
小さい為、成型物9に対する未溶融層5、焼結層
6、溶融スラグ層7の付着は無視出来る程度で、
また熱伝導性が良好な為、鋳型や成型物に対する
スラグや粒鉄の付着が若干あつたとしても、すみ
やかに再溶解され脱落する。 以上のように成型物9を用いることでスラグベ
アの発生は完全に防止でき、鋳型1と溶鋼3の間
には常に、均一な溶融スラグのみが流入すること
になり、介在物の巻き込みも防止され良好な鋳造
状況が実現される。 成型物9の嵩比重は、溶融スラグ層7に浮かべ
る必要があることから、未溶融層5の比重よりも
大きく溶融スラグ層7の比重よりも小さくする必
要があり、また使用する鋳型添加剤の物性や鋳造
条件(溶鋼温度、鋳造時間帯)にもよるが、0.8
〜2.5の範囲内に限定される。成型物9の材質は
鋳型添加剤の焼結物や溶融物に濡れないことが重
要であり、かつ溶融スラグ層が鋳型に付着固化し
た場合に付着物をすみやかに溶解する為に大きな
熱伝導性を有することが必要である。また成型物
9自体充分な耐火性を持つことが必要である。こ
れらの条件からこの成型物9は、3.0m/m以下
の粒度を有する黒鉛、コークス、タール、ピツ
チ、無煙炭、炭化珪素、ジルコニア等の群より選
ばれる1種または2種以上を85〜98重量%と、水
ガラス、耐火粘土、フエノール樹脂、エポキシ樹
脂等の群より選ばれる結合剤の1種または2種以
上を2〜15重量%を含むものである。 本発明の構成要素中の耐火性物質は、成型物9
の母材となるもので、スラグとの濡れがなく、か
つ成型物や鋳型に付着固化したスラグをすみやか
に再溶解できるだけの熱伝導性を持つもの、すな
わち黒鉛、コークス、タール、ピツチ、無煙炭、
炭化珪素、ジルコニア等の中から鋼の鋳造条件に
応じて適宜選択する必要がある。粒度は成型物の
目標嵩比重に応じて変更する必要があるが、実用
的には、3m/m以下であれば、充分成型物嵩比
重を0.8〜2.5に制御することができる。含量は85
%以下では成型物の耐火性が充分に与えられ難く
寿命が短くなり、98%を超えては結合剤の含量が
相対的に減少して耐崩壊性、耐酸化性が弱くなり
共に不適である。 また、結合剤は、耐火性物質を結合するもの
で、成型物に常温並びに高温での強度を充分与え
るものであり、成型物製造時の成型物熱処理方法
によつて選択される。すなわち、水ガラス、耐火
粘土、フエノール樹脂、エポキシ樹脂等の中から
選択する。その含量は、15%を超えると母材の耐
火性を阻害し、また2%未満では、充分な結合強
度を与えることができない。 また、前記成型物は、必要に応じて前記以外の
物質、例えば繊維物質として、炭素繊維、炭化珪
素繊維、アスベスト、スラグウール、パルプ、化
学繊維等の有機、無機の繊維が10%以下の範囲
で、又酸化抑制剤として、リン酸塩、軟化点1000
℃以下の低融点ガラス(例えば、硼珪酸ガラス)
を5%以下の範囲で含有させる事が出来る。 本発明の代表的配合で行なつた実施例を次に示
す。
ラグベア発生の防止に有効な浮枠に関するもので
ある。 現在、鋼の連続鋳造に於ては、溶鋼と鋳型間の
潤滑、介在物の吸収、溶鋼面の酸化防止、保温等
の目的で、鋳型添加剤が使用されている。一般
に、この添加剤は、CaO−SiO2−Al2O3系を基本
とし、融点および粘度調整剤としてアルカリ金属
やアルカリ土類金属の弗化物、及び酸化物を数%
〜数十%、溶融速度調整剤としてカーボン質を数
%から成る。又、鋳型添加剤は溶鋼表面の熱によ
り、未溶融粉末層、焼結層、溶融スラグ層に分か
れ、溶融スラグの溶鋼表面への連続した消費供給
がなされる。 しかしながら、鋳型は常に水冷により冷却され
ている為、溶鋼の湯面レベルが変動した場合に
は、鋳型周辺の鋳型添加剤の焼結層や溶融スラグ
層が、鋳型壁により急冷され鋳型壁に付着する。
付着凝固したスラグは、湯面変動のたびに同様機
構により次第に成長し、鋳片へのスラグやパウダ
ーの巻き込み、溶融スラグの溶鋼−鋳型間への不
均一流入といつた重大な操業作業不安定要因とな
る。この付着成長したものが、スラグベア8とい
われるもので、通常一般的に発生する。 溶鋼湯面の変動を全くなくすることは不可能で
あるので、現在とられているスラグベア対策とし
ては、鋳型添加剤の成分、融点、粘性等の特性を
変更し、できるだけスラグベアの発生を少くしよ
うとする方法や、操業中に適時、発生したスラグ
ベアを取り除く方法がとられている。 しかしながら鋳型添加剤の特性をスラグベア防
止の為に変更する場合には、鋳型添加剤の本来の
役割である潤滑、介在物吸収といつた機能が損わ
れ、更に溶融スラグ層の厚み過大による鋳片への
スラグかみ込み、ピンホールの発生といつた鋳片
の欠陥を引き起こす恐れがある。また操業中にス
ラグベアを除去する方法にしても、鋳片凝固シエ
ルブレークアウトの危険性、鋳造作業の煩雑さと
いつた問題は、何ら解決されない。 本発明は、操業不安定要因となるスラグベアの
発生を鋳型添加剤の特性や鋳造条件を変えること
なく防止し、良好な鋳造状況を実現させることを
目的とするものである。すなわち、この発明は、
スラグに濡れ難く熱伝導性の大きい耐火物質を主
成分とする枠状の成型物を提供するもので、これ
を連続鋳造中に鋳型内の溶融スラグ面上に浮か
べ、鋳型へのスラグ付着を防止し溶融スラグのみ
が鋳型−溶鋼間に流入するようにしたものであ
る。 以下に発明の実施例を図面により説明する。 第1図は従来の鋳造状況を示す鋳型内縦断面図
であり、第2図は本発明の実施状況を示す鋳型内
縦断面図である。 鋳型1内の鋳型添加剤溶融スラグ層7上に、本
発明の枠状の成型物9を浮かべる。この浮枠とし
て構成される枠状成型物9は、スラグに濡れ難く
かつ熱伝導性の大きい耐火物質を主成分とするも
ので、鋳型1の鋳型添加剤と接触する部位全周を
覆うに適した形状を有する。この成型物9は、第
3図に示すように鋳型形状に応じて成型される。 成型物9の下端は、溶融スラグ層7中にある
為、未溶融粉末層5や焼結層6が、直接鋳型1と
接触することがなく、また成型物9自体が浮いて
いる為に、湯面変動があつた場合にも、成型物9
が、この変動に容易に追随し、この場合にもやは
り未溶融粉末層5や焼結層6が、直接鋳型1と接
触することはない。 また成型物9自体のスラグへの濡れ性は非常に
小さい為、成型物9に対する未溶融層5、焼結層
6、溶融スラグ層7の付着は無視出来る程度で、
また熱伝導性が良好な為、鋳型や成型物に対する
スラグや粒鉄の付着が若干あつたとしても、すみ
やかに再溶解され脱落する。 以上のように成型物9を用いることでスラグベ
アの発生は完全に防止でき、鋳型1と溶鋼3の間
には常に、均一な溶融スラグのみが流入すること
になり、介在物の巻き込みも防止され良好な鋳造
状況が実現される。 成型物9の嵩比重は、溶融スラグ層7に浮かべ
る必要があることから、未溶融層5の比重よりも
大きく溶融スラグ層7の比重よりも小さくする必
要があり、また使用する鋳型添加剤の物性や鋳造
条件(溶鋼温度、鋳造時間帯)にもよるが、0.8
〜2.5の範囲内に限定される。成型物9の材質は
鋳型添加剤の焼結物や溶融物に濡れないことが重
要であり、かつ溶融スラグ層が鋳型に付着固化し
た場合に付着物をすみやかに溶解する為に大きな
熱伝導性を有することが必要である。また成型物
9自体充分な耐火性を持つことが必要である。こ
れらの条件からこの成型物9は、3.0m/m以下
の粒度を有する黒鉛、コークス、タール、ピツ
チ、無煙炭、炭化珪素、ジルコニア等の群より選
ばれる1種または2種以上を85〜98重量%と、水
ガラス、耐火粘土、フエノール樹脂、エポキシ樹
脂等の群より選ばれる結合剤の1種または2種以
上を2〜15重量%を含むものである。 本発明の構成要素中の耐火性物質は、成型物9
の母材となるもので、スラグとの濡れがなく、か
つ成型物や鋳型に付着固化したスラグをすみやか
に再溶解できるだけの熱伝導性を持つもの、すな
わち黒鉛、コークス、タール、ピツチ、無煙炭、
炭化珪素、ジルコニア等の中から鋼の鋳造条件に
応じて適宜選択する必要がある。粒度は成型物の
目標嵩比重に応じて変更する必要があるが、実用
的には、3m/m以下であれば、充分成型物嵩比
重を0.8〜2.5に制御することができる。含量は85
%以下では成型物の耐火性が充分に与えられ難く
寿命が短くなり、98%を超えては結合剤の含量が
相対的に減少して耐崩壊性、耐酸化性が弱くなり
共に不適である。 また、結合剤は、耐火性物質を結合するもの
で、成型物に常温並びに高温での強度を充分与え
るものであり、成型物製造時の成型物熱処理方法
によつて選択される。すなわち、水ガラス、耐火
粘土、フエノール樹脂、エポキシ樹脂等の中から
選択する。その含量は、15%を超えると母材の耐
火性を阻害し、また2%未満では、充分な結合強
度を与えることができない。 また、前記成型物は、必要に応じて前記以外の
物質、例えば繊維物質として、炭素繊維、炭化珪
素繊維、アスベスト、スラグウール、パルプ、化
学繊維等の有機、無機の繊維が10%以下の範囲
で、又酸化抑制剤として、リン酸塩、軟化点1000
℃以下の低融点ガラス(例えば、硼珪酸ガラス)
を5%以下の範囲で含有させる事が出来る。 本発明の代表的配合で行なつた実施例を次に示
す。
【表】
【表】
【表】
実施例に見る如く、通常の操業ではスラグベア
の発生が大であつたが、本発明の枠状成型物を使
用した場合には、スラグベアの発生は皆無であつ
た。
の発生が大であつたが、本発明の枠状成型物を使
用した場合には、スラグベアの発生は皆無であつ
た。
第1図は従来の連続鋳造の鋳型位置の状況を示
す断面図、第2図は本発明の浮枠の使用状態を示
す断面図、第3図は本発明浮枠の形状例を示す斜
視図である。 1……鋳型、2……浸漬ノズル、3……溶鋼、
5……未溶融粉末層、6……焼結層、7……溶融
スラグ層、8……スラグベア、9……枠状成型
物。
す断面図、第2図は本発明の浮枠の使用状態を示
す断面図、第3図は本発明浮枠の形状例を示す斜
視図である。 1……鋳型、2……浸漬ノズル、3……溶鋼、
5……未溶融粉末層、6……焼結層、7……溶融
スラグ層、8……スラグベア、9……枠状成型
物。
Claims (1)
- 1 3.0m/m以下の粒度を有する耐火性物質85
〜98重量%と結合剤2〜15重量%とから成る嵩比
重0.8〜2.5の連続鋳造用浮枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20285483A JPS6096350A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 連続鋳造用浮枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20285483A JPS6096350A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 連続鋳造用浮枠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6096350A JPS6096350A (ja) | 1985-05-29 |
| JPH0218183B2 true JPH0218183B2 (ja) | 1990-04-24 |
Family
ID=16464288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20285483A Granted JPS6096350A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 連続鋳造用浮枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6096350A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103736952B (zh) * | 2013-12-25 | 2016-01-20 | 湖南文昌科技有限公司 | 一种过共晶铝硅合金连铸过程中的熔体处理装置及方法 |
| WO2018008814A1 (ko) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | 주식회사 포스코 | 주조용 치구 및 이를 이용한 주조방법 |
| CN112296286B (zh) * | 2020-11-03 | 2022-06-07 | 万恩同 | 钢水连续铸造隔离板结构 |
-
1983
- 1983-10-31 JP JP20285483A patent/JPS6096350A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6096350A (ja) | 1985-05-29 |
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