JPH0218316B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0218316B2 JPH0218316B2 JP60056049A JP5604985A JPH0218316B2 JP H0218316 B2 JPH0218316 B2 JP H0218316B2 JP 60056049 A JP60056049 A JP 60056049A JP 5604985 A JP5604985 A JP 5604985A JP H0218316 B2 JPH0218316 B2 JP H0218316B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- strength
- products
- product
- sulfate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は建材その他に広い用途を有するセメン
ト板、石綿セメント板その他これに類するセメン
ト製品の強度を増大強化せしめる方法に係るもの
である。
ト板、石綿セメント板その他これに類するセメン
ト製品の強度を増大強化せしめる方法に係るもの
である。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題
点) 各種組成のセメント板、石綿セメント板等のセ
メント製品は、時間の経過と共に次第に表面の炭
酸化等により強度が低下するので、一度水和硬化
したセメント製品の強度を増大させることは従来
困難とされていた。本発明はかかるセメント製品
の強度を増大強化させたいとの要望に応える方法
を提供するもので、その詳細は以下に説明すると
おりである。
点) 各種組成のセメント板、石綿セメント板等のセ
メント製品は、時間の経過と共に次第に表面の炭
酸化等により強度が低下するので、一度水和硬化
したセメント製品の強度を増大させることは従来
困難とされていた。本発明はかかるセメント製品
の強度を増大強化させたいとの要望に応える方法
を提供するもので、その詳細は以下に説明すると
おりである。
(問題を解決するための手段及び作用、効果)
セメント(普通ポルトランドセメント、早強ポ
ルトランドセメント、超早強ポルトランドセメン
ト、中庸熱ポルトランドセメント等)は一度水和
硬化してしまうと約30日でその最高強度の80〜90
%に達し、その後はその強度を維持するが、前述
の如く時間の経過と共に次第に表面の炭酸化
(Ca(OH)2+CO2→CaCO3+H2O)等によつて強
度の低下を起こすことは避け難いこととされてい
た。然るに本発明は一度水和硬化したセメント製
品を硫酸塩水溶液に浸漬することにより強度を増
大せしめることに成功したものである。
ルトランドセメント、超早強ポルトランドセメン
ト、中庸熱ポルトランドセメント等)は一度水和
硬化してしまうと約30日でその最高強度の80〜90
%に達し、その後はその強度を維持するが、前述
の如く時間の経過と共に次第に表面の炭酸化
(Ca(OH)2+CO2→CaCO3+H2O)等によつて強
度の低下を起こすことは避け難いこととされてい
た。然るに本発明は一度水和硬化したセメント製
品を硫酸塩水溶液に浸漬することにより強度を増
大せしめることに成功したものである。
セメント硬化体はこれを硫酸塩水溶液に長期間
浸漬させると、石膏やエトリンガイトを生成する
ことは知られている。
浸漬させると、石膏やエトリンガイトを生成する
ことは知られている。
Ca(OH)2+NaSO4・10H2O→CaSO4・2H2O+2NaOH+8H2
O 3CaO+Al2O3・12H2O+3(CaSO4・2H2O)+13H2O→3CaO
・Al2O3・3CaSO4・31H2O 又アルカリがセメントの硬化促進の触媒となる
ことも知られている。
O 3CaO+Al2O3・12H2O+3(CaSO4・2H2O)+13H2O→3CaO
・Al2O3・3CaSO4・31H2O 又アルカリがセメントの硬化促進の触媒となる
ことも知られている。
本発明はかかる事実に着目し、これをセメント
製品の強化に利用したもので、石綿セメント板そ
の他の各種のセメント製品を質量濃度20%以下の
硫酸塩水溶液中に浸漬することにより製品の強度
を増大せしめることに成功したものである。以下
これを詳細に説明する。
製品の強化に利用したもので、石綿セメント板そ
の他の各種のセメント製品を質量濃度20%以下の
硫酸塩水溶液中に浸漬することにより製品の強度
を増大せしめることに成功したものである。以下
これを詳細に説明する。
本発明においては水和硬化したセメント製品を
質量濃度20%以下の硫酸塩水溶液中に浸漬するこ
とにより製品の表面及び内部の空隙が石膏やエト
リンガイトで充填され、これによつて製品の強度
が増大されるものである。そして硫酸塩の濃度は
後記実施例に示すとおり1%程度でも有効である
ことが判明した。(なお20%は概ね飽和濃度であ
る。)又浸漬期間は概ね2週間程度までであり、
それ以上浸漬させると石膏やエトリンガイトの生
成による結晶圧によつて周囲の組織が破壊され反
つて強度の低下を招く。更に石膏とエトリンガイ
トの製品の空隙を充填するまでの間に硫酸塩のア
ルカリ分がセメント製品中の未水和分の水和を促
進することも製品の強度増大に寄与するものと認
められる。
質量濃度20%以下の硫酸塩水溶液中に浸漬するこ
とにより製品の表面及び内部の空隙が石膏やエト
リンガイトで充填され、これによつて製品の強度
が増大されるものである。そして硫酸塩の濃度は
後記実施例に示すとおり1%程度でも有効である
ことが判明した。(なお20%は概ね飽和濃度であ
る。)又浸漬期間は概ね2週間程度までであり、
それ以上浸漬させると石膏やエトリンガイトの生
成による結晶圧によつて周囲の組織が破壊され反
つて強度の低下を招く。更に石膏とエトリンガイ
トの製品の空隙を充填するまでの間に硫酸塩のア
ルカリ分がセメント製品中の未水和分の水和を促
進することも製品の強度増大に寄与するものと認
められる。
次に硫酸塩水溶液の液温は概ね15〜40℃程度が
望ましく、通常20℃前後が適当である。液温が15
℃以下に低下すると漸次強度増大の効果は現われ
にくくなり、又適度の加熱によつて効果は促進さ
れるが、40℃以上になると石膏やエトリンガイト
の生成による浸食が進んで強度は低下する。
望ましく、通常20℃前後が適当である。液温が15
℃以下に低下すると漸次強度増大の効果は現われ
にくくなり、又適度の加熱によつて効果は促進さ
れるが、40℃以上になると石膏やエトリンガイト
の生成による浸食が進んで強度は低下する。
上述の如く本発明はセメント製品を濃度20%以
下の硫酸塩水溶液中に適当な液温及び期間、浸漬
することにより製品の強度を増大せしめることを
可能にしたものである。
下の硫酸塩水溶液中に適当な液温及び期間、浸漬
することにより製品の強度を増大せしめることを
可能にしたものである。
(実施例)
(1) 普通ポルトランドセメント(以下同じ)100
部、石綿20部に水を加えて混練しモルデイング
により石綿セメント板(長さ20cm、巾15cm、厚
さ6mm)を作成した。これを1ケ月間自然養生
した後、10%の硫酸ナトリウム水溶液(液温20
℃)に14日間浸漬した。製品の曲げ強度(Kg/
cm2)は次のとおりである。
部、石綿20部に水を加えて混練しモルデイング
により石綿セメント板(長さ20cm、巾15cm、厚
さ6mm)を作成した。これを1ケ月間自然養生
した後、10%の硫酸ナトリウム水溶液(液温20
℃)に14日間浸漬した。製品の曲げ強度(Kg/
cm2)は次のとおりである。
自然養生後 250
溶液浸漬後 295
(2) セメント100部、石綿20部、パルプ3部を水
で混練し(1)と同様に板を作成した。2ケ月間自
然養生した後、1%の硫酸マグネシウム水溶液
に14日間浸漬した。製品の曲げ強度は次のとお
りである。
で混練し(1)と同様に板を作成した。2ケ月間自
然養生した後、1%の硫酸マグネシウム水溶液
に14日間浸漬した。製品の曲げ強度は次のとお
りである。
自然養生後 220
溶液浸漬後 231
(3) セメント100部、砂20部を水で混練しモルデ
イング成型した板を1ケ月間自然養生後、20%
の硫酸ナトリウム水溶液に10日間浸漬した。製
品の曲げ強度は次のとおりである。
イング成型した板を1ケ月間自然養生後、20%
の硫酸ナトリウム水溶液に10日間浸漬した。製
品の曲げ強度は次のとおりである。
自然養生後 170
溶液浸漬後 195
以上実施例の数列を示したが本発明は各種組成
のセメント製品の強化に役立つものである。又本
発明は養生完了直後の製品だけでなく、例えば材
令2ケ月程度の製品にも適用しうることは、該材
令の市販押出成型セメント板の曲げ強度を280か
ら337まで高め得た実験結果からも、これを認め
ることができる。
のセメント製品の強化に役立つものである。又本
発明は養生完了直後の製品だけでなく、例えば材
令2ケ月程度の製品にも適用しうることは、該材
令の市販押出成型セメント板の曲げ強度を280か
ら337まで高め得た実験結果からも、これを認め
ることができる。
Claims (1)
- 1 セメント板、石綿セメント板等のセメント製
品を質量濃度20%以下の硫酸塩水溶液中に浸漬す
ることを特徴とするセメント製品の強化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5604985A JPS61215277A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | セメント製品の強化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5604985A JPS61215277A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | セメント製品の強化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61215277A JPS61215277A (ja) | 1986-09-25 |
| JPH0218316B2 true JPH0218316B2 (ja) | 1990-04-25 |
Family
ID=13016226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5604985A Granted JPS61215277A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | セメント製品の強化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61215277A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0320913U (ja) * | 1989-07-10 | 1991-02-28 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49106521A (ja) * | 1973-02-10 | 1974-10-09 |
-
1985
- 1985-03-22 JP JP5604985A patent/JPS61215277A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0320913U (ja) * | 1989-07-10 | 1991-02-28 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61215277A (ja) | 1986-09-25 |
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