JPH0218408A - 錫を含有する共重合体及びその用途 - Google Patents

錫を含有する共重合体及びその用途

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JPH0218408A
JPH0218408A JP12465189A JP12465189A JPH0218408A JP H0218408 A JPH0218408 A JP H0218408A JP 12465189 A JP12465189 A JP 12465189A JP 12465189 A JP12465189 A JP 12465189A JP H0218408 A JPH0218408 A JP H0218408A
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カスパー・ボツト
Gregor Ley
グレゴール・レイ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、錫を有機的に結合して含有する水性分散液の
形の共重合体、及び木材保護用ラッカー、分散塗料及び
樹脂配合プラスターのための殺菌性結合剤としてのその
用途に関する。
有機結合した錫を含有する重合体は、いわゆる「防汚」
塗料、すなわち船体、浮標その他の海水と接触する部分
をスライム形成バクテリア、海藻、貝類、その他の海棲
生物の寄生から保証する塗料のための結合剤として知ら
れている。
この種の重合体は、この目的に適するためには、二つの
条件を満足しなければならないことが明らかになってい
る。即ち1)有機結合の錫を多量に重合含有することを
要し、又は別法としては錫その他の毒性成分を含む海水
に可溶な材料と混和されることを要し、モして2)その
殺菌作用を発揮出来るように、海水と接触した時に制御
可能な方法で徐々に加水分解して溶解することを要する
( M、 H0Gi’tlitz著ジャーナル・オブ・
コーティング・チクノロシイ53 % (1981)、
扁678.43〜52頁特に50頁;US−特許402
1392及び4532269 ; OB−出願2087
415;EP−出願151809参照)。
木材保護ラッカー、分散塗料及び合成樹脂結合プラスタ
ーの場合にも、殺菌作用が要求される。これは従来は、
殺菌作用を有する物質を上記の生成物中に添加混合する
ことにより得られる。この手段により十分な効果が得ら
れるが、生態学的な問題を生じる。なぜならば殺菌性物
質自体が一般に健康に有害であり、従って相当する予防
処置を構じた場合にのみ生成物中に混入することが出来
るからであり、そして後にその層から再び移行すること
があるからである。
防汚塗料用に選ばれた錫含有重合体を木材保護ラッカー
、分散塗料及び合成樹脂結合プラスターのために゛利用
する研究も、満足すべき成果を挙げていない。なぜなら
ばこの重合体は加水分解し易く錫含有量が高いために毒
物学上の問題があり、多くの場合十分安定した塗膜を与
えないからである。
本発明者らは、木材保護ラッカー、分散塗料及び樹脂結
合プラスターの殺菌性結合剤として使用した場合に前記
の欠点を有せず、有機結合した錫の含有量が非常に少な
く、加水分解に対する安定性が高いにもかかわらず、非
常に高い殺菌作用を発揮し、特に菌類、海藻、地衣類、
→シ 鮮苔類その他に対し優れた寄生抑制を示す、水性分散液
の形の錫含有共重合体を見出した。それにもかかわらず
、この共重合体自体は虹鱒の様な敏感な魚類に対して毒
物として分類された(・。
本発明の共重合体は、水性分散液として存在し、このも
のは無水の重合体に対して、仏)少なくとも1個の重合
可能なC=C結合を有する有機錫化合物の単位構造中に
錫0.03〜2重量%、 (b)硬化性モノマーを単位構造の10〜80重量%、 (c)軟化性モノマーを単位構造の90〜20重量%、 (d)アクリル酸、メタクリル酸、ビニルスルホン酸、
マレイン酸、アクリルアミド、メタクリルアミド又はN
KC1〜C,Cブーキル基、ヒドロキシメチル基、又は
cIS−08−アルコキシメチル基の置換基を有するア
クリル−又はメタクリルアミドを単位構造00〜5重量
%、及び (e)その他の非親水性であり且つ加水分解が困難なモ
ノマー0〜5重量%、 を含有し、そして−40〜+50℃好ましくは一20〜
+60℃のガラス転移温度を有する。
本発明の重合体内に組込まれる有機錫化合物としては、
基本的には少な(とも1個好ましくは1〜2個の重合性
のC=C結合を含む全てのものが用いられる。入手容易
であるために、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸
もしくはイタコン酸の基又はアリル残基を有する有機錫
化合物が好ましい。特に重要なものは、−形式で表わさ
れる物質であり、式中R1は水素又は式−CH2−Xの
基、R2は式−Xの基であり、Xは水素又は式−〇〇−
0−A (2個の基Xが存在するときは、少なくとも一
方は水素である)の基であり、Aは水素、C2〜C6−
アルキル基又は次式%式% の基であり、R3及び1(4は同一でも異なってもよ<
、02〜C8−アルキル基、シクロアルキル基又はフェ
ニル基、R5はRs及びR4の場合に挙げた種類の基又
は次式 の基であり、R6はR3及びR4の場合に挙げた種類の
基又はアルキル基である。
上記の一般式の有機錫化合物は公知であるか又は公知の
方法により得ることが出来る。この種の化合物の例とし
ては、次のものがあげられる。トリーn−ブチル錫アク
リレート8、トリーn−ブチル錫メタクリレート、トリ
シクロヘキシル錫メタクリレート、トリシクロヘキシル
錫アクリレート、トリフェニル錫アクリレート、トリフ
ェニル錫メタクリレート、トリーn−プロピル錫アクリ
レ−ト、トリーn−プロピル錫メタクリレート、トリイ
ソプロピル錫アクリレート、トリイソプロピル錫メタク
リレート、トリー二級ブチル錫アクリレート、トリー二
級ブチル錫メタクリレート、トリエチル錫アクリレート
、トリエチル錫メタクリレート、ジエチル−ブチル錫ア
クリレート、ジエチル−ブチル錫メタクリレート、ジエ
チル−アミル錫アクリレート、ジエチル−アミル錫メタ
クリレート、ジアミルーメγル錫アクリレート、シアミ
ル−ブチル錫メタクリレート、プロピル−ブチル−アミ
ル錫アクリレート、プロピル−ブチルアミル錫メタクリ
レート、ジエチル−フェニル錫アクリレート、ジエチル
−フェニル錫メタクリレート、エチル−ジフェニル錫ア
クリレート、エチル−ジフェニル錫メタクリレート、n
−オクチル−ジフェニル錫アクリレート、n−オクチル
−ジフェニル錫メタクリレート、ジ゛エチルーオクチル
錫アクリレート、ジエチル−オクチル錫メタクリレート
、ジ−n−ブチル錫ジアクリレート、ジ−n−ブチル錫
ジメタクリレート、マレイン酸−()リプロビル錫)−
モノ−及び−ジエステル、マーレイン酸−(ト!jシク
ロヘキシル錫)−モノー及ヒージエステル、マレイン酸
−()ジフェニル錫)−モノー及ヒージエステル、マレ
イン酸()!J−n−7”チル錫)−七ノー及び−ジエ
ステル、並びにイタコン酸及びシトラコン酸の対応する
モノエステル又はジエステル、アリル−トリーn−ブチ
ル錫、ジアリル−ジ−n−ブチル錫、アリル−トリシク
ロヘキシル錫、ジアリル−ジシクロヘキシル錫、アリル
−トリフェニル錫、ジアリル−ジフェニル錫。その効果
が特に良好なため、式(I)及び(■)の物質のうち、
基R3、R4、R11及びR6がC5〜C8−アルキル
基、フェニル基又はシクロヘキシル基であるものが好ま
しく、その除幕R3、R4及びR5あるいはR3、R4
及びR6が同一であるものは、特に容易に入手できる利
点を有し、従って本発明に好ましく用いられる。
有機錫化合物(a)は本発明の分散液の重合体中に1個
以上のC=C−2重結合により、重合体が0,03〜2
重量%好ましくは0.3〜1.5重量%の錫を含有する
量で重合含有される。
本発明の重合体は、更に硬化性のモノマー及び軟化性の
モノマーを重合含有する。「硬化性」−7(、“1・ 又は「軟化性」の表現は、文献中に時として厳密でな(
「硬質」又は「軟質」として示されるモノマー、即ちそ
れ自体が重合して硬い又は軟らかい単独重合体を生じる
モノマーを示す。この意味において一般に、硬化性七ツ
マ−とは、その単独重合体が約25〜120℃のガラス
転移温度を有するものであり、軟化性モノマーとは、そ
の単独重合体が約−60〜+25℃のガラス転移温度を
有するものである。周知の様にこれらのモノマー群の間
には不明確な経過があるが、両種の代表的な物質は公知
である。
代表的な硬化性モノマー(b)は、例えばスチロール、
メチルメタクリレート、三級ブチルアクリレート、アク
リロニトリル、酢酸ビニル、塩化ビニリデン及び塩化ビ
ニルである。これらのうち、本発明の範囲内ではメチル
メタクリレート及びスチロールが好ましい。
代表的な軟化性モノマー(c)は、例えば2〜8個の炭
素原子を有するアクリル酸エステル又はメタクリ□ル酸
エステル、非第3フルカノール、ブタジェン及びビニル
プロピオネートである。
これらのうち1本発明の範囲内では非第6アルカノール
が好ましい。
上記のモノマー群のほかに、本発明の重合体は下記の群
のモノマー(d)を少量即ち7重量%まで、好ましくは
6.5重量%まで重合含有することが出来る。アクリル
酸、メタクリル酸、ビニルスルホン酸、マレイン酸(こ
れらの酸は遊離の形で又はその塩特にアルカリ塩及びア
ンモニウム塩の形である)、アクリルアミド、メタクリ
ルアミド及びその窒素原子上でC,%C,Cブーキル基
、ヒドロキシメチル基もしくは01〜C8−アルコキシ
メチル基により置換された誘導体、例えばN−メチルア
クリルアミド、N−インフチルアクリルアミド、N−エ
トキシ−又はN−プトキシメチルアクリルアミド、及び
ヒドロキシアルキルアクリレート及び−メタクリレート
、例えばヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキ
シ−及び3−ヒドロキシアルキルアクリレート。
最後に本発明の重合体は、5重景%までのその他のモノ
マーtelを、これが親水性でなく容易に加水分解もし
ないことを前提として含有することができる。、なぜな
らばそうしないと、重合体の有用な特性を損うことがあ
るからである。
このモノマー群(e)のうち、化学反応により重合体の
架橋を生じさせうるモノマー、例えばエポキシ基を有す
るモノマー例えばグリシジルアクリレート及びグリシジ
ルメタクリレートが特に好ましい。その他の重要なモノ
マー群((3)は、カルボニル基を有するものである。
本発明の意味においてカルボニル基を有するモノマーと
は、例えばエステル例えばエチルアクリレートもしくは
酢酸ビニル、アミド例えばアクリルアミド又はカルボン
酸例えばアクリル酸ではなく、少なくとも1個のアルド
基もしくはケト基及び重合可能な2重結合を有するモノ
マーである。特に重要なのは、アクロレイン、ジアセト
ンアクリルアミド、ホルミルスチロール、好マシクは炭
素原子数4〜7のビニルアルキルケトン例えば特にビニ
ルメチルケトン、ビニルエチルケトン及びビニルイソブ
チルケトン及び/又は一般式 (式中RはH又はCH3、R2はH又は炭素原子数1〜
乙のアルキル基、R3は炭素原子数1〜3のアルキル基
、R4は炭素原子数1〜4のアルキル基である)で表わ
される(メタ)アクリロイルーアルキルプロパナールで
ある。この種の(メタ)アクリロイルオキシ−プロパナ
ールはDE−O82722097の方法に従って、一般
式(式中R2、R3及びR4は式(IIl)の場合と同
じ意味を有する)で表わされるβ−ヒドロキシアルキル
−プロパナールを、不活性希釈剤並びに少量のスルホン
酸及び鉱酸の存在下に40〜120°C好ましくは60
〜90℃の温度でエステル化することにより製造するこ
とが出来る。ケト基を有するモノマーとしては、更にジ
アセトンアクリレート、アセトニルアクリレート、ジア
セトン(メタ)アクリレート、ジアセトンアクリルアミ
ド、ジアセトンメタクリルアミド、2ヒドロキシプロピ
ルアクリルアセチルアセテート及びブタンジオール−1
,4−アクリルアセチルアセテートが挙げられる。重合
含有されるカルボニル基又はケト基を有するコモノマー
の量は、共重合体に対して好ましくは1〜5重量%であ
る。本発明の共重合体の水性分散液は常法により、普通
の乳化助剤及び分散助剤を用いて水性エマルジョン中で
モノマーを共重合させることにより製造することが出来
、共重合体の濃度は多(の場合40〜60重量%である
。この分散液は乳化助剤及び分散助剤として、陰イオン
系及び/又は非イオン系乳化剤、例えばジアルキルスル
ホこはく酸ナトリウム、アルキルスルホン酸のナトリウ
ム塩、アルキル硫酸ナトリウム、−カリウム及ヒーアン
モニウム、スルホン酸のアルカリ塩、オキシアルキル化
した012〜C24−脂肪アルコール及びオキシアルキ
ル化したアルキルフェノールのアルカリ塩、並びに更に
オキシエチル化した脂肪酸、脂肪アルコール及び/又は
脂肪アミド、オキシエチル化したアルキルフェノール、
更に脂肪酸のナトリウム塩例えばステアリン酸ナトリウ
ム及びオレイン酸す) IJウムを、共重合体量に対し
一般に0.2〜3重量%の量で含有する。モノマー特に
(b)及び(c1群からのものの量比は前記の範囲内で
、重合体が−40〜+50℃好ましくは一20〜+60
°Cのガラス転移温度を有する様に選ばれる。
ガラス転移゛温度は通常の方法により、例えば温度の関
数としてのクリープ試験でのE−弾性率の測定から、又
は示差熱分析(DTA )により決定される (A、z
osel著ファルペ・ラント・ラック82巻1976年
125〜134頁参照)。
超遠心分析により測定した本発明の共重合体の平均分子
量は、フィルム形成性重合体の場合に通常の範囲内、即
ち20000以上好ましくは5oooo以上である。特
に利用技術上重要なものは、100000以上の平均分
子量を有する本発明の共重合体である。その分散液の粒
径は、Coulter Electronics社のナ
ノサイザー中での動的光散乱により測定して、一般に5
0〜500 nmであり、本発明の共重合体の好ましい
分散液においては80〜280 nmである。
本発明の重合体がエポキシ基又はカルボニル基を有する
モノマーを重合含有する場合には、これは水溶性の脂肪
族ジヒドラジン化合物と架橋反応することが出来る。こ
のジヒドラジン化合物は重合体の分散液に直接に、重合
体中に含まれるエポキシ基又はカルボニル基1モル当り
好ましくは0.05〜1モル特に0.4〜0.6モルの
量で添加することが出来る。好適なジヒドラジン化合物
は、特に2〜10個特に4〜6個の炭素原子を有する脂
肪族ジカルボン酸のジヒドラジド、例えば修酸ジヒドラ
ジド、マロン酸ジヒドラジド、こはく酸ジヒドラジド、
グルタル酸ジヒドラジド、アジピン酸ジヒドラジド、セ
バシン酸ジヒドラジド、マレイン酸ジヒドラジド、フマ
ル酸ジヒドラジド及び/又はイタコン酸ジヒドラジドで
ある。更に2〜4個の炭素原子を有する水溶性の脂肪族
ジヒドラジン、例えばエチレン−1,2−ジヒドラジン
、プロピレン−1,6−ジヒドラジン及びブチレン−1
,4−ジヒドラジンも適している。
その際特に−本発明の共重合体の分散液に、ジヒドラジ
ン化合物のほかに常法により重金属塩を、ジヒドラジン
化合物1モル当りo、 o o 。
2〜0.02モル特に0.002〜0.01モルの量で
添加することが好ましいことが知られた。重金属の塩は
、例えばマンガン、コバルト、ニッケル、鉄、銅、クロ
ム、鉛又はバーナジンの塩であってよい。特に酢酸塩、
硫酸塩、硝酸塩及び亜硝酸塩が用いられる。塩化物も用
いられるが、これは時として好ましくない副作用を示す
本発明の重合体の水性分散液は、木材保護ラッカー、分
散塗料及び合成樹脂結合プラスターのための殺菌性結合
剤として著しく適している。
この分散液は場合により水で希釈された顔料無添加の形
で、例えば下塗り塗料として適する。
顔料添加塗料を製造するためには、普通の顔料及び顔料
調製物を普通の量で使用できる。特に二酸化チタン(ル
チル)、さらに鉛白、リトポン並びに有゛色顔料調製物
が適する。塗料用の充填剤としては、例えば白亜、方解
石、タルク及び微細な砂を普通の量で使用できる。その
ほか塗料は多くの場合、イオン性及び/又は非イオン性
分散剤例えば低分子量ポリカルボン酸又はエトキシル化
したp−ノニルフェノール、増粘剤例えばセルロースエ
ーテル、ポリウレタン増粘剤、スチロール/マレイン酸
共重合体及び/又はポリビニルピロリドン、フィルム形
成助剤側エバクリコールエーテル、グリコールエーテル
アセテート、パイン油又は8〜15個の炭素原子及び1
〜3個のOH基を有する室温で液状のアルコール及び/
又は流動助剤例えばアルキルポリエチレングリコールエ
ーテル−ビスウレタンも使用できる。場合により保存剤
例えばクロルアセトアミド又は塩素化フェノールを併用
することもできるが、普通は必要でない。
本発明の重合体は、合成樹脂結合プラスター及び多色砕
石プラスターのだめの結合剤としても好適であり、この
ために普通の量で使用できる。プラスターは、最低フィ
ルム形成温度(MFT )が普通は5〜60℃である共
重合体を基礎とする結合剤を一般に5〜12%(固体と
して)含有し、そして鉱物質成分例えば顔料(例えばチ
タン白)、充填剤(例えば白亜、タルク等)及び炭酸カ
ルシウム及び/又は二酸化珪素を基礎とする粒状物(プ
ラスターの種類及び構造に応じて・約0.5〜4 am
の粒径を有する)のほかに、増粘剤例えばセルロースエ
ーテル、高分子量ポリアクリル酸の塩及び/又はポリビ
ニルピロリドン、並びに≦5°Cのフィルム形成温度を
可能にするフィルム形成助剤を追加含有する。
フィルム形成助剤としては、高級脂肪酸のエステル例え
ばアジピン酸ジインプロピルエステル、並びに芳香族化
合物含有ベンジン、グリコールエーテル、グリコールエ
ーテルアセテート及ヒこれらの混合物が用いられる。多
色砕石プラスターは無機質成分として粒状物だけを含有
するが、充填剤を含有しない。
本発明の重合体の分散液は、それから製造した塗料でさ
えも、微生物による攻撃の危険なしに高い貯蔵安定性を
有するほど良好な殺菌活性を有する。従って普通は追加
の保存剤を添加する必要がない。このことは実施例の終
りに記載するポット保存試、験により示される。
下記実施例中で用いられる略語は下記の意味を有する。
VE−水=完全脱塩水、上、4MA−メチルメタクリレ
ート、nBA = n−ブチルアクリレ−1・、AM−
アクリルアミド、MAM=メタクリルアミド、AS=S
ニアクリルS=ニスチロール1BA−インブチルアクリ
レート、GMA =グリシジルツタクリレート、  n
BMA =: n−ブチルアクリレート。部及び%は重
量に関する。
実施例1 サーモスタット、いかり形倍拌器、還流冷却器、数個の
供給容器、温度計及び窒素導入管を有するウィツトのポ
ット中に、 650部 VE−水 4、5 Mli   ノニルフェノール1モル及ヒエチ
レンオキシド25モルからの付加物の酸性硫酸エステル
のNa塩の65%水溶液 この装入物を窒素で洗浄し、90℃に加熱する。次いで
VE−水60部中のパーオキシニ硫酸Na 2.5部の
水溶液の6部を加えたのち、この溶液の残りを供給物I
として6.5時間かけて一様に反応させる。同時に 168部 VE−水 22部 、前記の乳化剤溶液 294部 MMA 284部 mBA 31部  トリーn−ブチル錫メタクリレート9部 A
M からの乳化液から成る供給物Hの添加を開始し、これを
反応器に6時間かけて一様に加えろ。同じ温度で1.5
時間さらに重合させ、分散液を冷却し、アンモニア水で
pH価を8〜1oにする。
約49%の固形物含量及び約15Dnmの平均粒径(ナ
ノサイザー中で測定)を有する淡黄色に着色した中程度
の粘性の分散液が得られ、このものはガラス上に塗布し
て乾燥すると、透明な光沢を有するフィルムを生じる。
この分散液は、乾燥重合体に対し1.5%の錫を含有す
る。
実施例2 実施例1と同様に操作し、ただし供給物Hにおいて 288部 5 280部 nBA 61部  トリー〇−ブチル錫メタクリレート9部 A
M 9部 As だけをモノマーとして用いる。約48%の固形物含量及
び約130部mの平均粒径(ナノサイブー中で測定)を
有する淡黄色に着色した中程度の粘性の分散液が得られ
る。この分散液は、乾燥重合体に対し1.6%の錫を含
有する。
実施例3 実施例1と同様に操作し、ただし供給物■として 304部 MMA 294部 nBA 12.5部  トリーn−ブチル錫メタクリレート7部
 MAM 6部 As の混合物を用いる。約50%の固形物含量及び約160
 nmの平均粒径(ナノサイザー中で測定)を有するほ
とんど無色の分散液が得られる。
この分散液は、乾燥重合体に対し0.6%の錫を含有す
る。・ 実施例4 実施例1と同様に操作し、ただし供給物■として 165部 5 145部 MMA 292部 nBA 12.5部  トリーn−ブチル錫メタクリレート2.
5部 店 4部 MAS を用いる。約48%の固形物含量及び約120nmの平
均粒径(ナノサイザー中で測定)を有するほとんど無色
の分散液が得られる。この分散液は、乾燥重合体に対し
0.6%の錫を含有する。
実施例5 実施例4と同様に操作し、ただしトリーn −ブチル錫
メタクリレートの代わりにジアリル−ジ−n−ブチル錫
12.5部を用いる。約50%の固形物含量及び約18
0 nmの平均粒径(ナノサイザー中で測定)を有する
ほとんど無色の分散液が得られる。この分散液は、乾燥
重合体に対し0.76%の錫を含有する。
実施例6 実施例4と同様に操作し、たたし) I) −n −ブ
チル錫メタクリレートの代わりにジーn−ブチル錫ジメ
タクリレー)12.5部を用い、これを供給物Hの最後
の1/3中に加える。
約50%の固形物含量及び約140nmの平均粒径(ナ
ノサイザー中で測定)を有するほとんど無色の分散液が
得られる。この分散液は、乾燥重合体に対し0.59%
の錫を含有する。
実施例7 実施例1と同様の装置であって、さらにもう1個の供給
容器を有するものを用いる。
700部  VE−水 1.5部 新たに調製した1%硫酸鉄(II)溶液から
の混合物を装入する。
供給物■としては、 665部 VB−水中の 11.5部 ・パーオキシニ硫酸カリウムの溶液を用い
る。
供給物■は 365部 VE−水 25部 実施例1の乳化剤の35%溶液15部  CI
4〜Cl8−アルキルスルホナートのNa塩の40%溶
液 650部 750部 75部 30部 から成る。
供給物■の組成は 100部 VE−水 15部 実施例1の乳化剤の溶液 7.5部  前記のアルキルスルホナートの溶液2部 
 ナトリウムスルホキシレート である。
窒素で洗浄した装入物を40℃に加熱し、供給物■及び
■の各5%を加え、供給物■5%の添加により乳化重合
を開始させる。15分後に、供給物1.II及び■をそ
れぞれ2.5時間、2時間及び3時間かけて一様に加え
、その際内部温度を約50℃に保つ。次いで約1時間8
5℃に加熱し、室温に冷却し、アンモニア水でpH7M
A BA ジアセトンアクリルアミド トリーn−ブチル錫メタクリレート 〜8となし、さらにアジピン酸ジヒドラジド60部を分
散液中に添加攪拌する。
約190 nmの平均粒径(ナノサイザー中で測定)及
び約46%の固形物含量を有するほとんど無色の分散液
が得られる。この分散液は、乾燥重合体に対し0.6%
の錫を含有する。
実施例8 実施例1の装置を用い、装入物として 1020部  VE−水 供給物Iとして 500部  VE−水 72部  実施例1の乳化剤の溶液 975部 nBA 225部 0MA 225部 nBMA 75部・ ジアセトンアクリルアミド 50部  トリーn−ブチル錫メタクリレート供給物■
として 250部  VE−水中の 15部  ナトリウムバーオキシジスルファートの溶液
を用いる。
窒素で洗浄した装入物を85℃に加熱する。
次℃・で供給物I及び■の各6%を加える。さらに15
分後に1.供給物I及び■の添加を開始し、これらを−
様に平行して2時間かけて反応器に加える。さらに1時
間重合させたのち、室温に冷却し、アジピン酸ジヒドラ
ジド45部を分散液中に添加攪拌する。
約46%の固形物含量、約4のpH及び約39Qnmの
平均粒径(ナノサイザー中で測定)を有するほとんど無
色の分散液が得られる。この分散液は、乾燥重合体に対
し1%の錫を含有する。
実施例9 実施例1と同様に操作し、ただし供給物■にお(・てト
リーn−ブチル錫メタクリレートを31部の代わりに1
2部だけ用いる。実施例1の分散液と同様の分散液が得
られ、ただしこれは乾燥重合体に対し0.6%だけの錫
を含有する点で相違する。
実施例10 実施例2と同様に操作し、ただし供給物■において) 
IJ−n−ブチル錫メタクリレートを31部の代わりに
12部だけ用いる。
実施例2の分散液と同様の分散液が得られ、ただしこれ
は乾燥重合体に対し0.6%だけの錫を含有する点で相
違する。
実施例11 実施例9による重合体分散液から、並びに実施例1の指
示によりトリーn−ブチル錫メタクリレートを用いない
で製造した錫不含の重合体分散液から、それぞれ下記の
処方により木材保護ラッカーを製造した。
A         B 本発明   比較 水              100部 100部ポ
リアクリレート−アンモニウム、    2部    
2部水中30% プロピレングリコール      50部  50部艶
消剤(sio□)        17部  17部殺
菌一般藻剤1) 透明な水性酸化鉄かゆ 実施例9による重合体分散液 錫不含の重合体分散液 ブチルグリコール 鉱油を基礎とする消泡剤 部   15部 70部  70部 720部  一部 部  720部 24部  24部 2部   2部 1)木材塗料の殺菌及び殺藻仕上げ用の市販品で、製造
業者により魚毒性を有すると指示されている。
両方の木材保強ラッカーを松材の板上に150 g/m
2の量で塗布し、この板を45°の位置で1.5年間戸
外の気候にさらした。この時間ののち、魚毒性成分を含
有しないラッカーAを用いて処理された試料は、技術水
準による比較の試料と同様に、藻類及び菌類の攻撃が全
くなかった。
実施例12及び16 実施例9及び10による重合体分散液から、並びに実施
例1及び2の指示により)!J−n−ブチル錫メタジメ
タクリレートないで製造した錫不含の重合体分散液から
、それぞれ下記の処方により屋外用塗料を製造した。実
施例12及び13の処方はそれぞれ本発明による重合体
分散液を含有するが、比較例12a及びb並びに13a
及びbの処方はそれぞれ錫不含の対応する重合体分散液
を含有し、その際aで示される比較例は殺菌−殺藻剤不
含の処方であり、bで示されるものは市販の殺菌剤及び
殺藻剤を含有する処方に関する。
これらの屋外用塗料を松材の板上に300g/m2の量
で塗布し、1年間戸外の気候にさらした。この時間のの
ち、塗布した前面上ですべての試料において菌等の繁殖
が全くなく、裏面上では下記衣の最後に示す繁殖の相違
が認められた。
水 例12 12a 12b 13 15a  13bポリ
アクリレートアンモニウム、 水中30%          2 ポリ燐酸ナトリウム、水中10% 濃アンモニア水 市販の殺菌一般藻剤 テストベンジン、180/22ff℃ グルタル酸、アジピン酸及び こはく酸のブチルエステル混合−12 ヒドロキシエチルセルロース、 水中2%         110 7.4 ポリウレタン増粘斉L5% チタン白 白亜 メルク シリコーン2基礎とする消泡剤 実施例90重合体分散液 実施例10重合脅吠団幼気ただし 錫不含 実施例10の重合体分散液 60,60 実施例2の重合体分散液、 ただし錫不含 1年間の野ざらし後の 裏面上の繁殖      僅か 強い中程度なし中程度
僅か実施例14及び15 実施例9及び10による重合体分散液から、並びに実施
例1及び2の指示により) IJ −n −ブチル錫メ
タクリレートを用いないで製造した錫不含の重合体分散
液から、下記の処方により合成樹脂結合プラスターを製
造した。実施例14及び15の処方は本発明の重合体分
散液を含有するが、比較例14a及び15aの処方は錫
不含の対応する重合体分散液を含有し、その代わりに市
販の殺菌剤及び殺藻剤を含有する。
これらのプラスターを繊維セメント板上に3000 g
/m2の量で塗、布し、45°の位置で1年間戸外の気
候にさらした。この時間ののち、すべてのプラスター表
面には繁殖がなかった。
例 4a 実施例90重合体分散液 実施例10重合体分散液、ただし 錫不含 実施例100重合体分散液 実施例20重合体分散液、ただし 錫不含 ヒドロキシエチルセルロース、水中3%燐酸トリカリウ
ム、水中50% シリコーン油を基礎とする消泡剤 市販の殺菌−殺藻剤 テストベンジン、180/220℃ アジピン酸ジプチル チタン白 白亜 珪酸アルミニウム 粒状炭酸カルシウム、1.5■ ポット保存試験: 例11A、11B、12.12b、15.15b、14
.14a、15及び15aに記載の塗装材料を、下記の
ようにしてその貯蔵安定性について試験した。
塗装材料に、下記の細菌、酵母及び糸状菌の混合物を接
種した。
接種菌ニブソイトモナス・エルギノーザ、カンジダ・ボ
イデイニイ、シトロバクテリウム・フロインデイイ、ゲ
トリクム・カンジドウム、プロテウス・ブルガリス、E
、コリ、アスペルギルス・ニガー、クレブシェラ−ニュ
ーモニア、ペニシリウムゆフニクロスム、ピシア・ビス
ポーラ、カンジダ・リポリテイ力。
接種した混合物を次いで30°Cで閉鎖容器中に貯蔵し
た。7日及び21日の貯蔵ののち試料を採り、微年物の
発生に関する塗装材料の侵害を評価するため、栄養培地
上に移した。
結果:本発明の重合体を含有する塗装材料は、保存剤不
合であるにもかかわらず、殺菌剤及び殺藻剤を含有する
技術水準の混合物と同様に、微生物の発生を全く示さな
かった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、乾燥重合体に対して、 (a)少なくとも1個の重合可能なC=C結合を有する
    有機錫化合物の単位の形の錫0.03〜2重量%、 (b)硬化性モノマーの単位10〜80重量%、 (c)軟化性モノマーの単位90〜20重量%、 (d)アクリル酸、メタクリル酸、ビニルスルホン酸、
    マレイン酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、又は
    NにおいてC_1〜C_8−アルキル基、ヒドロキシメ
    チル基、もしくはC_1〜C_8−アルコキシメチル基
    により置換されたアクリルアミド又はメタクリルアミド
    の単位0〜7重量%、及び (e)親水化せぜ且つ容易に加水分解されないその他の
    モノマー0〜5重量%、 を重合含有し、そして−40〜+50℃のガラス転移温
    度を有することを特徴とする、水性分散液の形のエチレ
    ン性不飽和モノマーの錫含有重合体。 2、無水重合体に対し錫0.3〜1重量%を含有するこ
    とを特徴とする、第1請求項に記載の重合体。 3、ガラス転移温度が−20〜+30℃であることを特
    徴とする、第1又は第2請求項に記載の重合体。 4、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1は水素原子又は式−CH_2−Xの基、R
    ^2は式−Xの基であり、Xは両方が水素原子であるか
    、又は一方のXが水素で他方が式−CO−O−Aの基で
    あり、Aは水素原子、C_1〜C_8−アルキル基又は
    次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の基であり、R^3及びR^4は同一でも異なつてもよ
    く、C_1〜C_8−アルキル基、シクロアルキル基又
    はフェニル基、R^5はR^3及びR^4と同種の基又
    は次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の基である)で表わされる単位の形の錫を含有すること
    を特徴とする、第1ないし第3請求項のいずれかに記載
    の共重合体。 5、錫をトリ−n−ブチル錫アクリレート又は−メタク
    リレートの単位の形で含有することを特徴とする、第1
    ないし第4請求項のいずれかに記載の共重合体。 6、錫をジ−n−ブチル錫−ジアクリレート又は−ジメ
    タクリレートの単位の形で含有することを特徴とする、
    第1ないし第4請求項のいずれかに記載の共重合体。 7、錫を次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^3及びR^4は同一でも異なつてもよく、C
    _1〜C_8−アルキル基、シクロアルキル基又はフェ
    ニル基、R^6はR^3及びR^4と同種の基又は次式
    ▲数式、化学式、表等があります▼ の基を意味する)の単位の形で含有することを特徴とす
    る、第1ないし第3請求項のいずれかに記載の共重合体
    。 8、錫をジアリル−ジ−n−ブチル錫又はジアリル−ジ
    シクロヘキシル錫の単位の形で含有することを特徴とす
    る、第1、第2、第3又は第7請求項に記載の共重合体
    。 9、カルボニル基を有するモノマーを重合含有すること
    を特徴とする、第1ないし第8請求項のいずれかに記載
    の共重合体。 10、ジヒドラジン化合物をカルボニル基1モル当り0
    .05〜1モルの量で含有する水性分散液として存在す
    ることを特徴とする、第9請求項に記載の共重合体。 11、水溶性の重金属塩をジヒドラジン化合物1モル当
    り0.0002〜0.02モルの量で含有する水性分散
    液として存在することを特徴とする、第10請求項に記
    載の共重合体。 12、第1ないし第11請求項のいずれかに記載の共重
    合体を、木材保護用ラッカー、分散塗料及び合成樹脂配
    合プラスターのための殺菌性結合剤として使用する方法
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