JPH02185520A - ジシクロペンタジエンとノルボルネン誘導体との共重合方法とその共重合体 - Google Patents

ジシクロペンタジエンとノルボルネン誘導体との共重合方法とその共重合体

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JPH02185520A
JPH02185520A JP1301792A JP30179289A JPH02185520A JP H02185520 A JPH02185520 A JP H02185520A JP 1301792 A JP1301792 A JP 1301792A JP 30179289 A JP30179289 A JP 30179289A JP H02185520 A JPH02185520 A JP H02185520A
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dicyclopentadiene
tungsten
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JP1301792A
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Willem Sjardijn
ウイレム・シヤルデイン
Snel Johannes J Maria
ヨハンネス・ヤコブス・マリア・スネル
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F232/00Copolymers of cyclic compounds containing no unsaturated aliphatic radicals in a side chain, and having one or more carbon-to-carbon double bonds in a carbocyclic ring system
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G61/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbon-to-carbon link in the main chain of the macromolecule
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    • C08G61/08Macromolecular compounds containing only carbon atoms in the main chain of the macromolecule, e.g. polyxylylenes only aliphatic carbon atoms prepared by ring-opening of carbocyclic compounds of carbocyclic compounds containing one or more carbon-to-carbon double bonds in the ring
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、ジシクロペンタジェンとノルボルネン誘導体
との共重合方法とその方法により得られるコポリマーに
関する。さらに詳しくは、本発明は所望程度に改良され
た( ta i Iored )製品物性、さらに特定
的には増大したガラス転移温度を示すコポリマーをあた
えるための、ジシクロペンタジェンとかさ高いノルボル
ネン系モノマーとの共重合方法に関する。
(先行技術) 開環重合によるジシクロペンタジェンと比較的かさ高い
ノルボルネン系モノマーとの共重合方法は、日本特許出
願箱61−293.208号、米国特許第4、568.
660号、米国特許第3,718,474号およびヨー
0ツバ特許第0.142.861号により知られている
日本特許出願箱61−293.208号は、無機タング
ステン化合物を含む触媒と活性化剤との存在下で少なく
とも2種類のノルボルネンタイプの七ツマ−から反応射
出成形(RIM)法により開環と共重合を行い、許容で
きる耐熱性を示す成形コポリマを形成させるコポリマー
の製造を開示している。
とくに開示されたコモノマーは、例えばテトラシクロド
デセン、メチルテトラシクロドデセン、ジメチルテトラ
シクロドデセン、エチルテトラシクロドデセンおよびプ
ロピルテトラシクロドデセン、ならびに好ましくは、2
−ノルボルネン類の少なくとも1種類であり、ジシクロ
ペンタジェンおよび少なくとも1種のテトラシクロドデ
センを、それぞれ5〜8重量%および20〜95重量%
使用し、WC! またはWOCl4のようなタングステ
ン化合物、およびジアルキルアルミニウム七ノハロゲン
化物、アルミニウムセスキハロゲン化物、トリアルキル
アルミニウムおよび/またはアルミニウム1−リハロゲ
ン化物のような活性化剤をメタセシス触媒系どして使用
する共重合を開示している。
米国特許第4,568,660号は、とくに32欄の5
8〜68行および33欄の1〜32行に、それぞれ、2
個またはそれ以上のひずみのある反応性の二重結合を有
し、重合中にそれが開くことによって架橋点数を増加す
ることになるコモノマーの添加、または4個またはそれ
以上の環を有しその結果得られた骨格の回転または運動
がより制限をうけることによってポリマーのTgを上昇
させることになるコ七ツマ−の添加を開示している。
有用なノルボルネンタイプの七ツマ−の例として、シク
ロペンタジェンとノルボルネン、ノルボルナジェンまた
は1,5−シクロオクタジエンとの1:1デイールスア
ルダー付加物、1〜リメチロールプロパントリアクリレ
ー1−などの多官能性アクリレ−1〜とシクロペンタジ
ェンとの付加物、およびシクロペンタジェンとジアリル
アジペートとの2;1付加物が記述されている。架橋密
度の実質的な増加(]コポリマの膨潤度により測定され
る)は、ジシクロペンタジェン(DCPD> 、ならび
にシクロペンタジェンとノルボルナジェン、トリメチル
プロパン1〜リアクリレート、エチレングリコールジア
クリレートおよびエチレングリコールジアクリレート マーの場合に報告されている。
米国特許第3.718.474号は、とくに4欄の52
〜58行において、光照射で架橋し不溶になる固体可溶
性ポリマー層の像形成化(ima(]eWiSe)露光
用装置に使用されるDCPDと7セナフチレンとの]ポ
リマーの調製を開示している。
ヨーロッパ特許第0.142.861号は、D CP 
D lpら誘導される単位を含有する架橋熱硬化ポリマ
ーの製法を開示している。その方法は、メタセシス触媒
系の有機アルミニウムハロゲン化物すなわちアルキルア
ルミニウムハロゲン化物活性化剤を含有する反応剤溶液
と、メタセシス触媒系の触媒を含有する反応剤溶液とを
混合するものであり、少なくとも1つの反応剤溶液がD
CPDを含有する。
得られた混合物はDCPDが重合するのに十分なだ(プ
の時間加熱される。
この方法においては、DCPD単位の20%以下が仙の
重合性単位によって置き換えられており、触媒は弐丁a
−Y5 [式中、−Yはa)ハロゲン化物、b)式−0
−R(式中、有機基Rは炭素原子1個〜10個を含有す
る炭化水素である)を有するアルコキシ基、09式−0
−A r(式中、基Arは芳香環1個〜3個を含有する
芳香族基である)を有するアリールオキシ基、またはd
)弐〇OCR’(式中、有機基R1は炭素原子1個〜1
0個を含有する炭化水素基である)を有するアシルオキ
シ基である]により示される5価のタンタル触媒である
使用する他のシクロオレフィンモノマーは、ノルボルネ
ン、ノルボルナジェン、シクロペンテン、ジメタンへキ
サヒドロナフタレンおよびジメタンオクタヒドロナフタ
レンからなる群から選ばれる。
上述の開示にもかかわらず、所望の製品物性(例えばガ
ラス転移温度の上昇)を示すDCPDから主として誘導
される架橋熱硬化ポリマー製造用のさらに改善された経
済的な方法が要望され続けている。
(発明の目的) したがって、本発明の目的は、かかる方法を特定の構造
を有するコモノマーを使用して提供することにある。
(発明の開示) 広範な研究と実験の結果、ジシクロペンタジェンとかさ
高いコモノマーとの共重合に対する驚くべき改善方法が
発見された。この方法は、少なくとも触媒成分と活性化
剤成分とを組合せて得られる開環メタセシス触媒系をモ
ノマー混合物と接触させるものであり、式: で示される化合物の1種またはそれ以上をコモノマーと
して使用することを特徴とする。
上記コモノマーは、原則的に2つの異性体の形、すなわ
ちエンド形およびエキソ形があり、従ってその混合物も
存在するが、これらはすべて重合して熱硬化ポリマーに
なるモノマー混合物中に含ませることができる。
DCPDと上記コモノマーA、B、CおよびDとの共重
合は、通常DCPD重量をもとに計算して、これらコモ
ノマーの1種またはそれ以上を5〜25重量%、さらに
好ましくは10〜20重量%含有する混合物を用いて実
施できる。
上記方法により得られる熱硬化コポリマーは所望の改良
された製品物性、とくにガラス転移温度および/または
架橋度の所定の増加を示すものであるが、これは該組成
物の最終用途に応じて変動できるものであり、初期コモ
ノマー濃度および/またはコモノマーのタイプを変動さ
せることによって達成しうることは当業者には理解でき
よう。
また上記コモノマーA、B、CおよびDに坤え、さらに
1種またはそれ以上のかさ高くないコモノマーであって
槙造的にDCPDにより近いもの、例えばノルボルネン
を出発上ツマー組成物中に含ませうることも当業者には
理解できよう。
さらに本発明の別の利点は、少なくともスズ化合物を活
性化剤として含有する好ましい触媒組成物を用いる場合
、未精製コモノマーA、B、CおよびDを適用できるこ
とである。
コモノマーA、B、CおよびDは新規な化合物であって
、これは本発明の他の特徴を形成するものである。
前記コモノマーA、B、CおよびDは、通常DCPDと
ジェノフィルとから出発するそれ自身知られた方法によ
り調製できる。とくにコモノマーAは、DCP、D、ア
セナフチレン(アセナフチレン)およびヒドロキノンを
加熱下で反応させるディールス・アルダ−付加反応を経
由して調製でき、また出発アセナフチレンは、通常市場
で入手できる製品である。
」モノマーBは、例えば、アメリカ化学会誌(Jour
nal of the American Chemi
cal 5ociety)102:2 、1980年1
月、674頁に開示のように、窒素雰囲気下ノルボルナ
ジェンとアントラセンとを加熱下ディールス・アルダ−
付加反応させて調製される。
コモノマー〇は、例えばジャーナル・オブ・第−ガニツ
ク・ケミス1〜リー(J、 Org、Chem、) 3
8巻。
24号、 1973年に記載された、DCPDとスチレ
ンとのイ」加物の調製法と同様の方法により、DCPD
とジビニルベンげンのディールス・アルダ−(=J加反
応により調製される。コモノマーDは、DCPDとイン
デンとのディールス・アルダ−付加反応により調製でき
る。
触媒成分の調製に使用しつるタングステンハロゲン化物
は臭化物またはフッ化物でもよいが、塩化物が好ましく
、とくにタングステン六塩化物が好ましい。タングステ
ン塩化物の伯の例は、タングステンオキシ四塩化物(W
OC!4)である。
好ましくは、共重合方法は、触媒成分として、タングス
テンハロゲン化物とフェノール誘導体との組合せにより
得られるタングステン化合物、活性止剤成分として、ス
ズ原子および/またはケイ素原子に結合した少なくとも
1個の水素原子を含有する有機のスズ化合物および/ま
たはケイ素化合物を用いて行われる。
通常、上記フェノール誘導体は、ヒドロキシル基に対し
てオ゛ル1〜の位置にかざ高いアルキル置換基を有する
ことができよう。他方フェノール誘導体は、芳香核に結
合したハロゲン原子を有する単環式のハロフェノールで
もよい。ハロフェノールの中では、フルオロフェノール
が好ましいが、クロロフェノールおよびブロモフェノー
ルも使用できる。ポリフルオロフェノールを使用すると
、非常に高い反応速度が得られる。4個または5個のフ
ッ素原子を有するポリフルオロフェノールの場合、最高
の重合速度が得られる。このようなフェノール誘導体の
例には、2.3.4.5−テ1〜ラフルオロフェノール
、2,4,5.6−チトラフルオロフエノールおよび2
3,5.6−テ1〜ラフルオロフエノールがある。
2356−テ1〜ラフルオロフエノールおよびペンタフ
ルオロフェノールの場合、非常に良好な結果が得られた
。このような非常に活性な触媒系を用いる利点は、触媒
使用量が極めて僅かであることである。
フェノール誘導体が芳香核に結合したトリハロメチル置
換基を有する単環式フェノールである場合、非常に高い
重合速度が得られる。トリハロメチル置換基は、好まし
くはトリフルオロメチル基であるが、トリクロロメチル
基またはトリブロモメチル基であってもよい。3−トリ
フルオロメチルフェノールの場合、非常に良好な結果が
得られた。
このようなフェノール誘導体の他の例は、2−トリクロ
ロメチルフェノール、4−トリフルオロメチルフェノー
ル、2−トリフルオロメチルフェノール、3−クロロジ
フルオロメチルフェノール、3−ジクロロフルオロメチ
ルフェノールおよび3−トリブロモメチルフェノールで
ある。
本発明の好ましい具体例では、次の2成分の組合せによ
り得られる触媒系を使用する。
(1)タングステンハロゲン化物とフェニル核がアルキ
ル基またはハロゲン原子により置換されていてもよいp
−1〜リハロメチルフエノールとの組合せにより得られ
るタングステン化合物、および (2)式: [式中、Qは3nまたはSlを示し、R、RおよびR3
はそれぞれ水素でもよいし、あるいは、R1、R2およ
びR3は、炭素原子1〜20個の任意に置換されていて
もよいアルキル基、シクロアルキル環に3〜6個の炭素
原子を有し、任意に置換されていてもよいシクロアルキ
ル基、または任意に置換されていてもよいフェニル基を
示してもよい]の化合物。
成分(1)は適当な溶媒の存在下に調製できる。
このような溶媒の例は、シクロペンタン、シクロヘキサ
ン、ベンゼン、トルエン、o−m−およびp−キシレン
、クロロベンゼンおよび1,2−ジクロロベンゼンであ
る。
しかしながら、本発明のさらに好ましい具体例では、D
CPDと前記コモノマーとの混合物を溶媒として用い、
これに成分(1)を溶解させる。
好適には、フェノール誘導体対タングステンのモル比は
1:1から10:1、好ましくは3:2カ)ら3:1の
範囲が用いられる。成分(1)を調製するには、タング
ステンハロゲン化物を溶媒中に懸濁せしめ、得られた懸
濁液にフェノール誘導体を添加し、反応混合物を撹拌し
、乾燥不活性ガス流、例えば窒素を混合物中に吹込んで
生成したへ〇ゲン化水素を除去するとよい。
成分(2)は、一般式■[式中、R1、R2およびR3
はそれぞれ、Qがスズの場合、1〜10個の、とくに2
〜4個の炭素原子を有するアルキル基またはフェニル基
を示す]のスズ化合物が好ましい。
一方、Qがケイ素の場合、R1、R2およびR3の少な
くとも2個がアルキル基またはフェニル基を示す。好適
なスズ化合物の例は、水素化トリプロピルスズ、水素化
トリペンチルスズ、水素化トリブチルスズ、水素化メチ
ルジシクロヘキシルスズ、水素化シクロペンチルジメチ
ルスズ、水素化トリオクチルスズ、水素化トリフェニル
スズおよび水素化フェニルジメチルスズであり、なかで
も水素化トリブチルスズが好ましい。好適なケイ素化合
物の例は、ジブチルシラン、トリエチルシラン、トリヘ
キシルシラン、ジプロピルシラン、ジペンチルシラン、
ジフェニルシラン、ジシクロヘキシルシラン、ジシクロ
ペンチルシランおよびジオクチルシランである。R、R
およびR3の置換基の例は、1〜20個の炭素原子を有
するアルコキシ基ならびに塩素原子およびフッ素原子で
ある。
本発明による方法を実施する際、タングステン対ジシク
ロペンタジェンモノマーのモル比および一般式■のスズ
化合物および/またはケイ素化合物対タングステンのモ
ル比は臨界的ではなく広範囲に変えることができる。好
ましくは、前者の比は、l : 20,000からl:
100まで、とくには、1:1.000からi : i
o、oooであり、後者の比は、15:1から1:1ま
で、とくには12:1から3:1までの範囲にある。
本方法のさらに有利な具体例では、12,400±40
0 Paの圧力、100℃未満の塔頂温度で蒸溜される
不純物を含みうる工業縁のジシクロベンタジエンをコモ
ノマー組成物中に使用できる。このような不純物はジシ
クロペンタジェンと共沸混合物を形成するのが通常であ
る。工業縁のジシクロペンタジェンは、例えば少なくと
も83重量%の純ジシクロペンタジェンを含有しうる。
このような工業縁の薬品を使用することの利点は、室温
例えば20℃において通常液体である点である。純粋な
エンド−ジシクロペンタジェンの融点は32℃である。
工業的に、通常市販のジシクロペンタジェンはエンド形
であるが、所望ならばエキソ形も使用でき、エンド形お
よびエキソ形の混合物も使用できる。
■業級のDCPDは、好適には工業縁のシクロペンタジ
ェンの二間化反応により得られるが、このようなシクロ
ペンタジェン自体は、スチームの存在下、炭化水素例え
ばナフサ留分のクラッキングにより得られる生成物の分
留により得られる。
通常、重合は塊状で行われるが、触媒成分(1)および
(2)は少量の溶媒、例えばトルエンに溶解することも
できる。しかしながら、2成分の少なくとも1つに対す
る溶媒としてDCPDを使用するのが好ましい。スズ化
合物に対しては、全く溶媒なしで十分である。スズ化合
物は通常室温で液体であるからである。
七ツマー混合物の好ましい重合方法では、触媒成分(1
)の流れと触媒成分(2)の流れをお互いに接触させる
ことにより重合前にこれらの流れの少なくとも一つをコ
モノマー混合物またはDCPDと混合してからコモノマ
ーを重合する。例えば、成分(1)を七ツマー混合物も
しくはDCPDに溶解ゼしめ、さらに成分(2)を七ツ
マー混合物もしくはDCPDまたは他の溶媒に溶解させ
るか、または溶媒なしで活性化剤を用いることが可能で
ある。双方の流れがお互いに接触した後、得られた混合
物は、好ましくは金型内に射出または注型され、そこで
モノマー混合物の重合反応が起る。
触媒成分(1)および(2)は、もしDCPDが百万分
の数重量部(数ppm)以下の水分を含有する場合、D
CPD中に多少の期間貯蔵できる。成分(2)は、その
活性を失うことなく、1〜2ケ月程度DCPD中に貯蔵
できる。これら貯蔵溶液を、選択されたモノマーの所望
する所定量と混合すると好ましい。モノマーA、B、C
またはDの少なくとも1種、触媒成分(1)または(2
)、ならびに任意成分としてのDCPDおよび/または
他の溶媒からなる出発混合物またはその成分もまた本発
明の1つの態様を形成するものと理解されたい。
好ましくは、モノマーA、B、CおよびDの少なくとも
1種、DCPD、および触媒成分(1)からなる反応混
合物成分または流れを本発明は包含意図している。
上記反応混合物成分または流れにさらに別の溶媒を付加
することもできる。
本発明の方法は補助的材料、例えば充填材、繊維、酸化
防止剤、強化材、安定剤、顔料および可塑剤の存在下に
実施してもよい。
本方法に使用する触媒系は、反応射出成形または注型に
とくに重要である。本重合は、モノマー/触媒系混合物
の粘度が低いため、複雑な形状の金型を用いる大型注型
に非常に好適である。本方法は、通常50℃から200
℃の平均重合温度で実施される。触媒系の成分(1)お
よび(2)が非常に安定であるのも本発明の好ましい特
徴である。
本発明の方法のさらなる利点は、本発明による方法によ
り得られた熱硬化ポリマーが、ポリマーのガラス転移温
度を最初の125℃の値から160℃の値まで上昇させ
るために200℃〜300℃の温度で約1時間以上の熱
処理に供する必要がない点であり、このため、このポリ
マーはさらに有用なものとなり、かつエネルギーコスト
が削減される。
本発明の方法によると定量的重合が可能であり、最終ポ
リマーは出発モノマーとくにDCPDを全く含まない。
このため本熱硬化ポリマーは臭いが全く無く、多くの用
途、例えば(a)構造用複合材、例えば自動車産業用、
(b)電気工業における用途、例えば印刷回路板に利用
できる。
以下の実施例は本発明を説明するが、本発明の範囲をこ
れら特定の実施例に限定するものではない。
共重合実験はすべて、工業級のDCPDを用いて行なっ
た。これは、イソプロペニル−2−ノルボルネンを3.
5%、5−シスおよびトランス−1−プロペニル−2−
ノルボルネンを11%、5−メチルテトラヒドロインデ
ンを0.7%、水分70 ppmを含有するものであっ
た。このDCPDを水分含有量1pp+n未満まで乾燥
して使用した。
実施例1 a)5.6−アセナフテン−ノルボルネン(コモノマー
A>の合成 りCPD97g(0,73モル)、アセナフチレン11
29 (0,66モル)およびヒドロキノン4gの混合
物を140〜150℃で20時間加熱した。その後混合
物を冷却してt過した。残液を真空蒸溜して黄色液を得
、これをその後結晶化した。収量は約20びのエンド5
,6−アセナフテン−ノルボルネンであった。
b)触媒1の調製 WCl62gを1001dの乾燥シラムキャップびん(
dried serum cap bottle)に秤
量して取り、乾燥窒素雰囲気下、乾燥トルエン40af
!に溶解した。
乾燥2.6−シイ’/プロピ/L/ 7 x /−Az
l、73dを100℃でゆっくり添加した。発生したH
Cilは、過剰の水酸化ナトリウム水溶液に捕集した。
反応混合物を、4時間100℃に保持した。
C)共重合 100dのシラムキャップびん中で、D CP D 3
59とa)で得られた5、6−アセナフテンノルボルネ
ン7gの乾燥混合物に0.089の触媒1を溶解した。
水素化トリブチルスズの0.2IllOI/f!トルエ
ン溶液3dを皮下注射器を用いて室温で添加した。びん
をよく振盪し、90℃の油浴中に保持した。反応混合物
は非常に急速にゲル化し、発熱重合反応が観察された。
反応開始から4.5分後に200℃の最高温度が観察さ
れた。
実施例2 a)触媒2の調製 WCl64yを1001dの乾燥シラムキャップびんに
秤量して取り、乾燥窒素雰囲気下、乾燥トルエン201
1!!に溶解した。乾燥トルエン20mに乾燥26−ジ
ーtert−ブチル−4−メチルフェノール(イオノル
Ionol)  6.6gを溶かした溶液を95℃でゆ
っくり添加した。発生したHCl)は、過剰の水酸化ナ
トリウム水溶液に捕集した。反応混合物を4時間95℃
に保持した。生成物は溶媒の蒸発により単離した。
b)共重合 100Idのシラムキャップびん中で、0.07gの触
媒2を、実施例1のa)で得られた5、6−アセナフテ
ンノルボルネン7gとDCPD35yの乾燥混合物に溶
解した。0.25モル/ρの水素化トリブチルスズのト
ルエン溶液2゜5dを皮下注射器を用いて室温で添加し
た。びんはよく振盪し90℃の油浴中に保持した。発熱
重合反応が観察され、反応が開始してから11分後に最
高温度150℃が記録された。
実施例3 a)触媒3の調製 乾燥窒素雰囲気下、WCl6 (173ミリモル)を乾
燥シクロペンタン(5d)に室温で懸濁させた。
シクロペンタン(20d)中のp−トリフルオロメチル
フェノール(35ミリモル)を添加した。反応終了後、
溶媒を蒸発させて触媒を単離した。
b)共重合 乾燥窒素雰囲気下、30mのシラムキャップびんに、実
施例3 a>で調製した触媒22111!j、およびD
CP D 10mと実施例1  a>で得られた5、6
−7セナフテンノルボルネン1gとの乾燥混合物を仕込
んだ。次に水素化トリブチルスズ(80■)を添加する
と発熱重合反応が起った。導入後2分で最高温度170
℃に達した。
実施例4 a)エキソ−1,4,4a、 9.9a、 10−へキ
サヒドロ−9,10(1°、2゛)−ベンゼン−1,4
−メタノアントラセン(コモノマーB)の合成 窒素雰囲気下、アントラセン(8,4g;  0.04
6モル)およびノルボルナジェン(21,69; 0.
24モル)を含有するオー1〜クレープを、40時間1
75〜190℃に加熱し、その後室温に冷却し開放した
。過剰のノルボルナジェンを減圧下で除去した。黄色固
体は石油スピリッ1〜(60〜80℃)で洗浄、濾過、
真空乾燥した。収量123がえられ、想定される構造は
PMR(CDCj!3)で確認した。
b)乾燥窒素雰囲気下、DCPDlodとa)により調
製されたコモノマー1gとの乾燥混合物を、実施例3a
)により調製した触媒20mgと混合した。次に水素化
トリブチルスズ(80mg)を添加すると発熱重合反応
が起った。導入後2分で最高温度170℃に到達した。
実施例5 乾燥窒素雰囲気下、30dのシラムキャップびん中で、
実施例3 a’)により得られた触媒22JI!IFを
、実施例4  a>により得られたコモノマー81gと
D CP D 10dの乾燥混合物と混合し、溶解させ
た。
次にジフェニルシラン(60mg)を添加した。反応混
合物を90°Cの油浴中に入れると発熱重合反応が起っ
た。5介接最高温度210℃が記録された。
実施例6 乾燥窒素雰囲気下、30m1のシラムキャップびんに、
実施例3 a)の触媒(20m9 ) a5よびDCP
D(10m )と実施例4 a>により得られたコモノ
マーs igとの乾燥混合物を仕込んだ。次に1へりエ
ヂルシラン(0,15m)を添加した。反応混合物を9
0℃の油浴中に入れると発熱重合反応が生起した。
5分径最高温度180℃が記録された。
実施例7 a)ひとつのりアクタ−中での5,8−メチレン5a 
8a−ジヒドロフルオレン(コモノマーD)の合成 インデン58.5m(0,5モル)、ジシクロペンタジ
エン66.11Irp、(0,5モル)およびヒドロキ
ノン2qの混合物を150〜160℃に18時間加熱し
た。その後反応混合物を室温に冷却した。次に反応混合
物を濾過してヒドロキノンを除去した。e液を真空蒸溜
し、ノルボルネン誘導体を、68℃、1ミリパルで無色
の液体として回収した。収■は約60g(66%)であ
った。得られたノルボルネン誘導体は以下の特性NMR
シグナルにより同定できた。
P)IR(CDQ!3)  :60.5−4.OppJ
8H) ;δ 5.6 ppm(ill);δ5.95
 ppm(III)およびδ6.9−7.21)I)m
(4H) 13CNHR(CDα3):δ346:δ41.8 :
δ466:δ 46.9 :δ 50.7 ;δ 53
.7 :δ 124.i;δ 124.3 ;δ 12
5.7;δ 126.2:δ 133.0;δ 136
.3;δ 1451およびδ 145.7 ppmb 
) 5.8−メチレン〜5a、 8a−ジヒドロフルオ
レン(1)とDCPDとの共重合 a)により得られた工の10重量%とDCPDの混合物
を、DCPD対タングステン比2100〜2400およ
びタングステン対水素化トリブチルスズ比023〜02
5として共重合した。
窒素化、30 mQのシラムキャップびんに、実施例1
  b)で得られた触媒成分(1) 22mgトI (
7) 1.0yを秤量して入れた。そこにDCPD8d
を加えた。
この混合物を充分に均質化した。次に、DCPD1d中
に水素化1−リブチルスズ40m3を溶かした溶液を添
加した。激しく振盪した後びんを90℃の油浴中に入れ
た。約7分後発熱反応が起り温度は約185°Cに上昇
した。重合後、1qられた生成物を90℃でさらに1時
間硬化させた。得られた生成物はTg 131〜136
°Cを示した1゜実施例8 a )DCPDおJ:びジビニルベンゼンからジノルボ
ルニル−ベンゼンモノマー況合物(コモノマー〇)の調
製 DCPD18td、ジビニルベンゼン11R1およびイ
ルガノックス(Irganox) 1010 (登録商
標>  100mgをオートクレーブ中で180〜20
0℃に1部門加熱した。冷却後混合物をモレキュラーシ
ーブで乾燥し 1こ 。
b)次に得られたモノマー混合物9dに窒素雰囲気下、
実施例1  b)で得られた触媒成分(1) 22IR
gとDCPD中の水素化トリブチルスズ(40Iyj)
溶液1dを添加して共重合させた。反応混合物を90℃
の油浴中に入れると発熱重合反応が起り、6分後最高温
度185℃が記録された。生成物のガラス転移温度は、
比較対照実験のそれが132℃であるのに対し、137
℃であった。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ジシクロペンタジエンとかさ高いコモノマーとの
    共重合方法であつて、少なくとも触媒成分と活性化剤成
    分との組合せにより得られる開環メタセシス触媒系とモ
    ノマー混合物とを接触させることからなり、式: ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼ AB ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼ CD で示される化合物の1種以上をコモノマーとして用いる
    ことを特徴とする、ジシクロペンタジエンとかさ高いコ
    モノマーとの共重合方法。
  2. (2)触媒成分として、タングステンハロゲン化物とフ
    ェノール誘導体との組合せにより得られるタングステン
    化合物を用い、活性化剤成分として、スズ原子および/
    またはケイ素原子に結合した少なくとも1個の水素原子
    を含有する有機スズ化合物および/または有機ケイ素化
    合物を用いて共重合を行うことを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  3. (3)ジシクロペンタジエン(DCPD)の重量をもと
    に計算して5〜25重量%の前記1種以上のコモノマー
    を含有するモノマー混合物を用いて共重合を行うことを
    特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. (4)前記コモノマーの1種を10〜20重量%含有す
    るモノマー混合物を用いることを特徴とする請求項3に
    記載の方法。
  5. (5)触媒成分として、芳香核に結合したトリハロメチ
    ル置換基を有する単環式フェノールとハロゲン化タング
    ステンとの組合せにより得られるタングステン化合物を
    用いて共重合を行うことを特徴とする請求項1から4の
    いずれか1項に記載の方法。
  6. (6)3−トリフルオロメチルフェノール、2−トリク
    ロロメチルフェノール、4−トリフルオロメチルフェノ
    ール、2−トリフルオロメチルフェノール、3−クロロ
    ジフルオロメチルフェノール、3−ジクロロフルオロメ
    チルフェノール、または3−トリブロモメチルフェノー
    ルを用いることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. (7)次の成分: (a)フェニル核が任意にアルキル基またはハロゲン原
    子により置換されていてもよい p−トリハロメチルフ
    ェノールとタングステンハロゲン化物との組合せにより
    得られるタングステン化合物、および (b)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ I [式中、QはSnまたはSiを示し、R^1およびR^
    2はそれぞれ水素を示してもよいが、R^1、R^2お
    よびR^3が炭素原子1〜20個の任意に置換されてい
    てもよいアルキル基、3〜6個の環炭素原子を有し任意
    に置換されていてもよいシクロアルキル基、または任意
    に置換されていてもよいフェニル基を示してもよい]の
    化合物を組合せて得られる触媒系を用いて共重合を行う
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載
    の方法。
  8. (8)ジシクロペンタジエンと前記コモノマーの1種以
    上との混合物を溶媒としてこれに触媒成分(a)を溶解
    させることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項
    に記載の方法。
  9. (9)フェノール誘導体対タングステンのモル比が3:
    2から3:1までの範囲内にあることを特徴とする請求
    項1から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. (10)触媒成分(b)として、水素化トリプロピルス
    ズ、水素化トリペンチルスズ、水素化トリブチルスズ、
    水素化メチルジシクロヘキシルスズ、水素化シクロペン
    チルジメチルスズ、水素化トリオクチルスズ、水素化ト
    リフェニルスズおよび水素化フェニルジメチルスズより
    なる群から選ばれる化合物を用いることを特徴とする請
    求項1から9のいずれか1項に記載の方法。
  11. (11)水素化トリブチルスズを用いることを特徴とす
    る請求項10に記載の方法。
  12. (12)触媒成分(b)として、ジブチルシラン、トリ
    エチルシラン、トリヘキシルシラン、ジプロピルシラン
    、ジペンチルシラン、ジフェニルシラン、ジシクロヘキ
    シルシラン、ジシクロペンチルシランおよびジオクチル
    シランよりなる群から選ばれるケイ素化合物を用いるこ
    とを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載
    の方法。
  13. (13)タングステン対ジシクロペンタジエンモノマー
    のモル比が1:1,000から1:10,000までの
    範囲にあることを特徴とする請求項1から12のいずれ
    か1項に記載の方法。
  14. (14)スズ化合物および/またはケイ素化合物対タン
    グステンのモル比が12:1から3:1までの範囲にあ
    ることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に
    記載の方法。
  15. (15)所望の製品物性、例えば向上したガラス転移温
    度および/または架橋度を有し開環メタセシス触媒によ
    り調製される熱硬化コポリマー製造用のコモノマーであ
    つて、式: ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼ AB ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼ CD を有する該コモノマー。
  16. (16)5,6−アセナフテン−ノルボルネン。
  17. (17)5,8−メチレン−5a,8a−ジヒドロフル
    オレン。
  18. (18)1,4,4a,9,9a,10−ヘキサヒドロ
    −9,10(1′,2′)ベンゼン−1,4−メタノア
    ントラセン。
  19. (19)ジノルボルニルベンゼン。
  20. (20)式: ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼ AB ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼ CD を有するモノマーの少なくとも1種および触媒成分(a
    )または(b)からなり、任意にジシクロペンタジエン
    および/または他の溶媒を含んでいてもよい、開環メタ
    セシス触媒による共重合用反応混合物またはその成分。
  21. (21)モノマーA、B、CまたはDの少なくとも1種
    、ジシクロペンタジエンおよび触媒成分(a)からなり
    、任意に別の溶媒と混合されていてもよいことを特徴と
    する請求項20に記載の反応混合物またはその成分。
  22. (22)請求項1から14のいずれか1項に記載の方法
    により得られ、ガラス転移温度および/または架橋度が
    所定の程度改良された熱硬化コポリマー。
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