JPH02190169A - カルシウム水溶液組成物 - Google Patents

カルシウム水溶液組成物

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JPH02190169A
JPH02190169A JP1009772A JP977289A JPH02190169A JP H02190169 A JPH02190169 A JP H02190169A JP 1009772 A JP1009772 A JP 1009772A JP 977289 A JP977289 A JP 977289A JP H02190169 A JPH02190169 A JP H02190169A
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JP
Japan
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calcium
acid
phosphate
aqueous solution
water
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JP1009772A
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English (en)
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Keijiro Shigeru
啓二郎 茂
Yoshifumi Kubota
久保田 喜文
Takashi Oku
奥 隆司
Shigeharu Takagi
高木 茂栄
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Sumitomo Cement Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カルシウム水溶液組成物に関するものである
。更に詳しく述べるならば、本発明は、清涼飲料の成分
として有用なカルシウム水溶液組成物に関するものであ
る。
〔従来の技術と、発明が解決しようとする課題〕カルシ
ウムは人体や動物にとって重要な栄養素の一つであり、
その欠乏は骨の脆弱化、或は高血圧症の原因になる。カ
ルシウムは毎日の食事から摂取することが好ましいが、
食物習慣によっては、しばしば不足しがちになる。また
、食品中のカルシウムは水に溶けにくく、摂取しても吸
収されにくい性質があった。しかし、その例外は牛乳中
のカルシウムであり、このカルシウムは既に水に溶解し
ており、人体、或は動物体に非常に吸収されやすい性質
を持っている。
しかし、水に溶解しているカルシウムはすべて牛乳の例
のように吸収されやすいとは限らない。
例えば、牛乳には約11000pp程度のカルシウムが
含有されているが、これと同程度のカルシウムを含有す
る水の場合、水中のカルシウムは遊離しているためこれ
を飲用しても人体に吸収されにくいだけでなく、不快な
味がし、下痢を誘発する。このような水は硬水と称され
るものであって、飲用には適さない。
牛乳がカルシウムを多く含みながら飲用に適するのは、
このなかのカルシウムが蛋白質と結合しているためであ
る。このような、牛乳中のカルシウムは遊離カルシウム
と異なり、飲みやすく、吸収されやすく、下痢を生じる
ことがない。しかしながら、従来、カルシウムを溶けた
状態、即ち飲料として摂取することは、牛乳あるいはこ
れの加工品以外では困難であるとされていた。
また、体内に吸収されたカルシウムが骨に沈着するため
には、りん酸の存在が必須である。しかし、りん酸はカ
ルシウムと難溶性の塩を生成するため、カルシウム飲料
中のりん酸の存在は、カルシウムの吸収を阻害すると考
えられていた。従って、同時にりん酸とカルシウムを摂
取しながらカルシウムの吸収を良好にするということは
極めて困難であるとされていた。
カルシウム含有量の多い食品とは、食品100g当たり
、50mg以上のカルシウムを含むものと定義されてい
る。飲料の場合、1リツトル当たり500mg、即ち濃
度で12.5mmol/ 1以上のカルシウムを含有す
る飲料は、カルシウム含有量の多い飲料と云うことがで
きる。一方、りん酸は、カルシウムとの含有比率におい
て、カルシウム:りん酸モル比が1.5:1〜2.0:
1の範囲内にあることが好ましいとされている。
このようにカルシウムの含有量が多く、シかもりん酸が
、カルシウムに対しバランスよく含まれている水溶液は
、pHが約2以下の強い酸性領域においてのみ存在可能
であるが、このような水溶液は、飲料として適切なもの
ではない。一般に飲料として適切なpHは3〜8の範囲
であるが、このようなpH領域では、カルシウムとりん
酸とが反応して沈澱を生じてしまうという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みて為されたもので、牛乳ある
いはこれの加工品とは異る組成において、水に溶解して
吸収されやすいカルシウムを多量に含み、しかもりん酸
含有量が適切で、飲料成分として使用しても下痢などの
不都合を生ずることのないカルシウム水溶液組成物を提
供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のカルシウム水溶液組成物は、クエン酸、リンゴ
酸、グルコン酸、乳酸、および酢酸、ならびに前記カル
ボン酸の水溶性塩から選ばれた少なくとも1員からなる
有機カルボン酸成分の水溶液に、少なくとも1種のりん
酸カルシウムからなるりん酸カルシウム成分を溶解して
得られるものであることを特徴とする。
本発明のカルシウム水溶液組成物は、水に溶解されたカ
ルシウムとりん酸根とを含むものであるが、清涼飲料の
成分として有用なものである。
本発明のカルシウム水溶液組成物を得るために必要な一
成分は、クエン酸、リンゴ酸、グルコン酸、乳酸、およ
び酢酸、ならびに前記カルボン酸の水溶性塩、例えばナ
トリウム塩、カリウム塩、から選ばれた少なくとも1員
からなる有機カルボン酸成分の水溶液である。
本発明のカルシウム水溶液組成物を得るために必要な他
の成分は、少なくとも1種のりん酸カルシウムからなる
りん酸カルシウム成分である。
りん酸カルシウム成分は、α−りん酸三カルシウムとり
ん酸四カルシウムとの混合物からなるものであることが
好ましいが、水溶性カルシウム化合物、例えば水酸化カ
ルシウムと、りん酸との反応生成物からなるものであっ
てもよい。
α−りん酸三カルシウムと、りん酸四カルシウムとの混
合物は、食品添加物として用いられている第三りん酸カ
ルシウムを1200℃以上の高温で脱水熱分解して得る
か、或は、食品添加物として使用されるりん酸、第一り
ん酸カルシウム、および第二りん酸カルシウムから選ば
れた少なくとも1員に、炭酸カルシウム、および/又は
水酸化カルシウムを、カルシウムとりん酸基とのモル比
が1.5:1〜2.0:1になるように配合混合し、こ
の混合物を1200℃以上の高温で加熱処理することに
より得ることができる。
上記りん酸カルシウム成分を、前記有機カルボン酸成分
水溶液に混合すると、両成分は互に溶解して本発明のカ
ルシウム水溶液組成物が得られる。
本発明の特定りん酸カルシウム成分は、本発明の特定有
機カルボン酸成分水溶液に、極めて溶解しやすく、この
組成物の組成は十分には明らかでないが、カルシウムは
有機カルボン酸アニオンとキレート結合して水溶性有機
錯体を形成して水に溶解しており、この錯体は、はゾ中
性においてりん酸アニオンと接触しても沈澱を生ずるこ
とがないものと考えられる。このような水溶性カルシウ
ム有機錯体は飲料成分として飲みやすく、下痢などの不
都合を生ずることがなく、これを飲用すると、りん酸イ
オンとともに人体又は動物体に吸収されやすく、速かに
骨に沈着する性質を有している。
本発明の組成物において、カルシウムの総含有! Ca
度)が12.5〜250 mmol/ lであり、カル
ボキシル基の総含有量が37.5mmol/ 1以上で
あり、かつりん酸根の総含有量が8.2〜170 mm
ol / 1であることが好ましい。
本発明の組成物において、カルシウムの総含有量が、1
2.5mmol / lより少なくなると、カルシウム
含有率が過少であって、組成物の有用性が低下し、また
、250 mmol/ Itより大きくなると、遊離カ
ルシウムの含有量が過大となる、カルシウムの吸収効率
が低下することがある。
また、カルボキシル基の総含有I(濃度)が37、5m
mol/ 12より低くなると、カルシウム有機錯体の
安定性が不十分になるおそれがなる。一般に、カルボキ
シル基の総含有量は、37.5〜1000+y+mol
/ Itであることが好ましい。カルボキシル基の総含
有量は40〜750mrno I / Itの範囲内に
あることが、より好ましい。
更に、りん酸根の含有量が、8.2mmol/nより少
ないか、或は170mmol / Itより多くなると
、カルシウム含有量とのバランスを崩し、組成物の安定
性を低下させることがある。
一般に、本発明の組成物において、カルシウムとカルボ
キシル基との含有モル比は1:3以上であることが好ま
しく、1:3.6〜1:6の範囲内にあることが更に好
ましい。すなわちカルシウム1モルに対し、カルボキシ
ル基が3モル以上配位して安定な錯体構造を形成するか
らである。
カルシウムとカルボキシル基とのモル比が1:3より小
さくなると、カルシウム錯体の安定性が低下し、遊離カ
ルシウムの含有率が増大し、従って本発明の組成物の飲
用用途における有用性が低下する。
本発明の組成物において、カルシウムとりん酸根との含
有モル比は、1.5:1〜2.0:1の範囲内にあるこ
とが好ましい。カルシウム/りん酸根モル比が1.5:
1より低くなると、カルシウムとりん酸根との反応によ
る沈澱を生成しやすくなり、また、2.0:1より高く
なると、カルシウムの骨における沈着が低下する傾向が
ある。
本発明のカルシウム水溶液組成物は、これを蒸発飽和さ
せて、沈澱を生成させ、この沈澱を分離乾燥することが
できる。この乾燥沈澱を水に溶解すれば本発明のカルシ
ウム水溶液組成物を得ることができる。
本発明のカルシウム水溶液組成物は、清涼飲料の一成分
として使用し、これに、所望の甘味料、香料、着色料な
どを混合してもよい。このような飲料は、カルシウム補
給飲料として有用なものである。
〔実施例〕
本発明を、実施例により更に説明する。
実施例1 食品添加物として使用される第三りん酸カルシウムを、
1500℃に加熱して脱水熱分解させ、αりん酸三カル
シウムとりん酸四カルシウムの混合物を得た。この混合
物2.5gを0.2%のクエン酸と、0.7%のクエン
酸三ナトリウムとの混合溶液1000ccに溶解した後
、これに砂糖と香料を添加して、清涼飲料を調製した。
この組成物中のカルシウム濃度は25 mmol / 
Itであり、クエン酸のカルボキシル基の濃度は112
.5 mmol / 42であり、かつ、りん酸根の濃
度は15. Qmmol / i’であった。したがっ
て、カルシウムとカルボキシル基の含有割合は1 : 
4.5であり、カルシウムとりん酸の割合は1.67 
: 1であった。この組成物のpHを測定すると4.3
であった。また、イオン電極で遊離カルシウムイオン濃
度を測定すると3mmol/lであった。
したがって可溶性有機錯体の濃度は25−3=5−3=
22/Aである。従って、こ\に得られた組成物は本発
明のカルシウム入り清涼飲料として適切なものであった
実施例2 カルシウム入り清涼飲料水の効果を確認するため、実施
例1で製造された飲料水50mI!をモルモットに経口
投与したところ、血清カルシウム濃度が一時的に上昇し
、下痢等の異常はみとめられなかった。
実施例3 水酸化カルシウム25mmolと、燐酸12.5mmo
lとの水中反応液を、クエン酸IQmmolと、クエン
酸三ナトリウム27.5mmolとの水溶液に混合して
溶解し、水の総量をIt2とした。この組成物中のカル
シウム濃度は25 mmol / Itであり、カルボ
キシル基の濃度は(10+27.5) X 3 =11
2.5 m+nol / Itであり、りん酸根濃度は
12.5mmol/ 47であった。従って、カルシウ
ムとカルボキシル基のモル比は1:4.5でありカルシ
ウムとりん酸根のモル比は2:1であった。この組成物
のpHを測定したところ4゜3であった。また、イオン
電極を用いて遊離カルシウムイオン濃度を測定したとこ
ろ3mmol/jl!であった。従って可溶性カルシウ
ム有機錯体の濃度は25−3=5−3=22/lテあツ
タ。
実施例4 水酸化カルシウム1mol 、りん酸Q、5molの水
中反応液を、乳酸3mol 、乳酸ナトリウム3mol
の水溶液に混合し、水の総量を11とした。すると乳白
色のゾルが生じた。このゾルをさらに攪拌していると沈
澱が生じた。この沈澱を凍結乾燥機にて乾燥した。乾燥
物50gを水1リットル中に投入したところ完全に溶解
した。この溶液を分析したところ、カルシウム濃度が2
0mmol/jl’であり、りん酸根濃度が12mmo
l/ lであり、乳酸濃度は120mmol/ lであ
った。また、カルシウムとカルボキシル基のモル比は1
:6であり、カルシウムとりん酸根のモル比が1.7:
1であった。
実施例5 カルシウム水溶液組成物の効果をfIigBするため、
実施例でえた飲料水50−をモルモットに経口投与した
ところ血清カルシウム濃度が一時的に上昇し、下痢等の
異常は認められなかった。
本発明のカルシウム水溶液組成物の実施態様をあげると
下記の通りである。
1、 カルシウムの総含有量が、12.5〜250mm
o l / Itであり、カルボキシル基の総含有量が
37.5mm0l/ 1以上であり、かつりん酸根の総
含有量が、8.2〜170 mmol / Itである
、請求項1記載の組成物。
2、 カルシウムとカルボキシル基の含有モル比が、1
:3以上である、請求項1記載の組成物。
3、 カルシウムとりん酸基との含有モル比が、1.5
:1〜2.0:1の範囲内にある、請求項1記載の組成
物。
4、 りん酸カルシウム成分がα−りん酸三カルシウム
とりん酸四カルシウムとの混合物からなる、請求項1記
載の組成物。
〔発明の効果〕
本発明のカルシウム水溶液組成物はカルシウムを安定な
水溶性有機カルボン酸錯体として含み、かつ、沈澱を生
ずることなくりん酸基と共存させることに成功したもの
であり、また、飲みやすく、かつ人体や動物体に下痢な
どの異常を生ずることがない。
従って、本発明のカルシウム水溶液組成物は吸収しやす
いカルシウム補給用飲料、或は、カルシウム含有清涼飲
用の成分として有用なものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、クエン酸、リンゴ酸、グルコン酸、乳酸、および酢
    酸ならびに前記カルボン酸の水溶性塩から選ばれた少な
    くとも1員からなる有機カルボン酸成分の水溶液に、 少なくとも1種のりん酸カルシウム塩からなるりん酸カ
    ルシウム成分を溶解して得られるカルシウム水溶液組成
    物。 2、請求項1記載のカルシウム水溶液組成物を主成分と
    して含む清涼飲料。
JP1009772A 1989-01-20 1989-01-20 カルシウム水溶液組成物 Pending JPH02190169A (ja)

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