JPH0219040Y2 - - Google Patents

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JPH0219040Y2
JPH0219040Y2 JP1987192689U JP19268987U JPH0219040Y2 JP H0219040 Y2 JPH0219040 Y2 JP H0219040Y2 JP 1987192689 U JP1987192689 U JP 1987192689U JP 19268987 U JP19268987 U JP 19268987U JP H0219040 Y2 JPH0219040 Y2 JP H0219040Y2
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hot air
furnace chamber
powder
roasting
outlet
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば、スープの原料として用い
る玉葱粉などの各種食品用粉粒中に含まれる雑菌
を加熱除去するための粉粒体の滅菌用加熱装置に
関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
調理用スープの原料として用いられる玉葱は、
野菜として輸送されたのちに調理加工することに
伴う経費や手間を解消するために、最近では食品
メーカーが粉末に加工して、調理用の味付け原料
として市場に供給されるようになつている。とこ
ろが、野菜としての玉葱を粉末に加工したままで
は、玉葱の細胞体に含まれている土壌菌などが粉
末加工の段階で死滅せずに粉末中にかなり多量の
状態で残存している。玉葱が生野菜として用いら
れる場合には、腐敗を考慮して早めに調理される
ので、本来玉葱中に含まれている雑菌はさほどの
量ではなく人体に有害な影響を与えないが、粉末
化された場合には、生野菜のときよりは長く保存
されることがあるために、粉末中に残留している
雑菌が繁殖することになつて、食品衛生の面から
好ましくないという問題がある。
このような問題に対し、従来では粉末化された
玉葱粉を出荷前に加熱して滅菌する方法が行われ
ているが、従来の加熱滅菌法は、玉葱粉を収容し
た容器をバーナーの火焔により直接加熱する直火
方式によつているために、火力が強いと容器底部
の粉末が焦げて上方部の滅菌が充分に行えず、ま
た、火力が弱いと全体としての滅菌が適切に行え
ないというように、焙焼に際しての加熱エネルギ
ーを有効に利用でき難いという問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、食品粉末、特に玉葱のような生野菜
から加工された粉末に含まれる雑菌を除去するに
当たつての上記のような問題点を解消するため
に、バーナーによる焙焼熱エネルギーを粉末を収
容した容器に直接照射するのではなく、蓄熱量の
ある熱風として集中的に収納容器に照射すること
によつて、容器内の粉末に対し均一な滅菌作用が
与えられるような加熱装置を提供しようとするも
のである。
本考案に係る加熱装置は、そのための具体的手
段として、室内にバーナーを介して熱風を供給さ
れる外周が壁面で囲まれた炉室と、この炉室内上
部において粉粒体を炉室外の一端から他端へ向け
て焙焼しながら移送するために、炉室の上部両側
壁を貫通して回転自在に横架された円筒形の粉粒
体焙焼胴部と、炉室内の熱風を前記焙焼胴部の下
面に集中的に供給するために炉室内に隔壁を介し
て区画形成された加熱室とからなり、該加熱室は
内部下方に前記バーナーからの熱風をダクトを介
して吸込んで内部上方へ吸上げるための送風機を
有すると共に、該加熱室上端が焙焼胴部の長さ方
向に沿つた断面山形の滞留部を有する傾斜面とな
つていて、この傾斜面に前記焙焼胴部の下面が配
置される長溝状の熱風吹出し口が開設されている
ことを特徴とするものである。
〔作用〕
この考案に係る加熱装置では、バーナーにより
炉室内が加熱されるが、炉室内には該室内と隔壁
を介して仕切られた加熱室があり、この加熱室の
下部には送風機があるために、炉室内のバーナー
により加熱された高温空気の大半がこの送風機を
介して加熱室内に導入される。
加熱室内に導入された熱風は、加熱室上端の傾
斜面に開設された吹出し口より、この吹出し口の
真上に配置された粉末の焙焼胴部下面を集中的に
加熱する。焙焼胴部は両端が炉室の両側壁に貫通
された状態で回転自在に支持されており、回転さ
れながら炉室外の一端から粉末が投入されると、
内周面のスクリユーが粉末を加熱焙焼しつつ順次
他端側へ移送する。
加熱室内において熱風が送風機により上方へ吹
上げられると、熱風は加圧状態で吹出し口から焙
焼胴部の下面を加熱する。その時、熱風の一部は
直接吹出し口から焙焼胴部を加熱すると共に、こ
の吹出し口が加熱室上端の傾斜面中間部分に設け
られているので、吹出し口の両側の傾斜面に当た
つた熱風の他の一部が夫々傾斜面に沿つて吹出し
口の方向へ導かれ、吹上げられた全ての熱風を吹
出し口より集中的に吹出して焙焼胴部の下面を効
率的に加熱する。
吹出し口より吹出される熱風は、バーナーによ
る直火ではないが、吹出し口より加圧力をもつて
集中的に焙焼胴部に照射されるので、胴部内の温
度と共に粉末を焦げない程度の熱に曝すこととな
り、粉末に質的変化を与えずに混入する雑菌を効
果的に滅菌する。
〔実施例〕
次に本考案に係る滅菌用加熱装置の構成を図面
に示す実施例により説明すると、第1図は炉室1
の内部構成を示す正面図であり、第2図は炉室1
の断面図を示している。炉室1は外周が壁面2で
囲まれていて、内部上方には両端4a,4bが炉
室両側壁2aに開設された穴3を遊挿貫通して、
炉室1外に突出するような円筒形の粉粒体の焙焼
胴部4が回転自在に横架されている。この焙焼胴
部4は、中心部の回転軸5が炉室1外の駆動部6
により駆動されて回転するようになつており、開
口された一端4aから投入された玉葱粉末7が内
周面に設けられたスクリユー8によつて他端4b
の方向へ移送される。
炉室1の一方の側壁2aにおける前面寄りの中
間部にはバーナー9が設けられていて、バーナー
9の取付部に設けられた吸気口10より供給され
る空気を伴つて、バーナー9が炉室1内を加熱す
る。
また、炉室1内における背面部分には、前記バ
ーナー9の取付け位置を避けるようにして、前記
円筒形の粉体焙焼胴部4の下面を加熱するための
加熱室11が設けられている。この加熱室11
は、焙焼胴部4の全長に沿つた炉室1内下方部全
域を、隔壁12によつて炉室1内とは独自に区画
できる部屋のように形成されている。この隔壁1
2による加熱室11の上端には焙焼胴部4の下面
に沿つて断面山形の滞留部14をもつた屋根形の
傾斜面13が設けられていて、この傾斜面13の
中間部に前記焙焼胴部4の下面が位置する長溝状
の熱風吹出し口15が開設されている。
また、前記加熱室11を形成する隔壁12の前
面下方中央部には、炉室1内のバーナー9からの
熱気を加熱室11内に導入するためのダクト16
が開設されていて、このダクト16の後端には送
風機17が設けられている。それ故、前記バーナ
ー9によつて生ずる炉室1内の熱気は、前記送風
機17によつて強制的にダクト16を通して送風
機17内に吸込まれたのち、加熱室11内の上方
に向け送り出される。
送風機17により所定圧力のもとに押し出され
た熱風は、一部が加熱室11の上端における吹出
し口15より直接焙焼胴部4の周面を加熱すると
共に、他の一部が傾斜面13に沿つて流れたのち
吹出し口15より噴出し、吹出し口15の両側縁
と焙焼胴部4との間に設けられた僅かな隙間を通
つて炉室1内へ流出する。
前記吹出し口15の両側縁には、夫々内側に向
けた折返し片18を設けておくことが好ましい。
これらの折返し片18を設けておくと、傾斜面1
3に沿つて流れた熱風が、吹出し口15の両側縁
からそのまま無駄に焙焼胴部4との間の隙間から
外部に流出せず、矢印で示すように、一旦吹出し
口15の中央部方向へ流れの向きを変えられた形
で吹出し口15より流出することになり、吹出し
口15より噴出する熱風の熱効率を高めることが
できる。
また、吹出し口15は加熱室11上端の傾斜面
13の中間部分に設けられているので、吹出し口
15の両側の傾斜面13に当たつた熱風が夫々の
傾斜面13に沿つて吹出し口15の方向へ導かれ
る。この場合、吹出し口15の上側の傾斜面13
に当たつた熱風は、一旦上方の滞留部14内に滞
留したのち下から吹上げられる熱風の圧力よつて
吹出し口15の方向へ導かれることになり、吹出
し口15の下側の傾斜面13に当たつた熱風と共
に吹出し口15に向けて集中的に流動する。
焙焼胴部4内の一端に送りこまれた玉葱粉末7
は、該胴部4が回転することにより、内周面のス
クリユー8を介して胴部他端方向へ移送されなが
ら絶えず転動し、上層と下層とが入れ替わつて吹
出し口15からの集中的熱風加熱を受けて焙焼さ
れる。
吹出し口15から吹出された熱風は、焙焼胴部
4の外周を加熱しつつ炉室1の上部に滞留し、該
焙焼胴部4を全体にわたつて熱風雰囲気で包む
が、順次炉室1の両側壁2aに設けられた焙焼胴
部4の貫通用穴3の隙間から炉室1外に排出す
る。
また、焙焼胴部4の両端4a,4bはオープン
状態に開放されており、胴部4内で玉葱粉末7が
焙焼されることによつて放出される水分が胴部両
端4a,4bから外部に放出され、粉末の乾燥を
早める。
なお、加熱室11の吹出し口15から噴出する
熱風は、焙焼胴部4内を移送される玉葱粉末7の
量によつても相違するが、一時間当たり80Kgの粉
末を移送する場合で約90℃、100Kgで約97℃程度
であつて、全体として約80乃至110℃の範囲であ
ることが望ましい。
〔効果〕
本考案に係る加熱装置においては、上記のよう
に炉室内のバーナーによる加熱温度を直接焙焼胴
部に作用させず、炉室内に区画された加熱室内に
熱風を送風機を介して一旦吸込んだのち、この送
風機の圧力で熱風を焙焼胴部の下部に集中的に作
用させるので、胴部内の粉末に対して有効的な焙
焼温度を与えることができる。また、加熱室の上
端における吹出し口を一部に断面山形の滞留部を
もつた傾斜面に設けたので、加熱室の上部に上昇
した全ての熱風を無駄なく吹出し口に導入するこ
とができ熱源を効率的に用いることができる。そ
の結果、当初7乃至14%程度であつた粉末中の含
有水分を、短時間に3乃至4%程度に焦がすこと
なく低減でき、適切な滅菌作業を有効かつ能率的
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る加熱装置の内部構成を示
す炉室の一部欠切正面図、第2図は第1図の−
線における断面図である。 1:炉室、2:壁面、3:穴、4:焙焼胴部、
5:回転軸、6:駆動部、7:粉末、8:スクリ
ユー、9:バーナー、10:吸気口、11:加熱
室、12:隔壁、13:傾斜面、14:滞留部、
15:熱風吹出し口、16:ダクト、17:送風
機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室内のバーナーを介して熱風を供給される外周
    が壁面で囲まれた炉室と、この炉室内上部におい
    て粉粒体を炉室外の一端から他端へ向けて焙焼し
    ながら移送するために、炉室の上部両側壁を貫通
    して回転自在に横架された円筒形の粉粒体焙焼胴
    部と、炉室内の熱風を前記焙焼胴部の下面に集中
    的に供給するために炉室内に隔壁を介して区画形
    成された加熱室とからなり、該加熱室は内部下方
    に前記バーナーからの熱風をダクトを介して吸込
    んで内部上方へ吸上げるための送風機を有すると
    共に、該加熱室上端が焙焼胴部の長さ方向に沿つ
    た断面山形の滞留部を有する傾斜面となつてい
    て、この傾斜面に前記焙焼胴部の下面が配置され
    る長溝状の熱風吹出し口が開設されていることを
    特徴とした粉粒体の滅菌用加熱装置。
JP1987192689U 1987-12-21 1987-12-21 Expired JPH0219040Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987192689U JPH0219040Y2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21

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JP1987192689U JPH0219040Y2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21

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Publication Number Publication Date
JPH0198589U JPH0198589U (ja) 1989-06-30
JPH0219040Y2 true JPH0219040Y2 (ja) 1990-05-25

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