JPH0219409Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0219409Y2 JPH0219409Y2 JP1984146896U JP14689684U JPH0219409Y2 JP H0219409 Y2 JPH0219409 Y2 JP H0219409Y2 JP 1984146896 U JP1984146896 U JP 1984146896U JP 14689684 U JP14689684 U JP 14689684U JP H0219409 Y2 JPH0219409 Y2 JP H0219409Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- shaped
- opening
- skirt
- tab
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Packages (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本考案は二液収納容器に使用する適したコツプ
状キヤツプに関し、特に、容器の開口部内に挿入
されるコツプ状部と、該コツプ状部の上端周縁か
ら外方に延び容器の開口部上端周縁を覆うフラン
ジ部と、該フランジ部の周縁から下方に垂下する
スカート部と、該スカート部の下端に連設された
リング状タブとを備えたコツプ状キヤツプのスカ
ート部の下端を内方にクリンプ加工することによ
つて、容器の開口部を封鎖し、開蓋時にはリング
状タブを引張ることによつて、少なくとも該スカ
ート部の一部を破断して開口部から取外し可能と
なされている形式のコツプ状キヤツプに関する。 (従来の技術) コツプ状キヤツプと開蓋方法が似ているプルア
ツプキヤツプは種々の形式のものが知られてお
り、広く使用されている。スカート部に予めスリ
ツト(貫通溝又は裂け目)を設けており、開蓋を
容易にすることは知られてるが、従来のスリツト
は容器の軸心に平行であり、スリツトを軸心に傾
斜させて設けたものは知られていない。 この場合の開蓋動作を第14図−第16図に従
つて説明すれば第14図において瓶1′の開口部
に取付けられたプルアツプキヤツプ2′のリング
状タブ3′ははじめに矢Aに示す如く横方向外方
に引張られる。このときリング状タブに近い位置
に設けたスコア線14′に沿つて最初の破断が生
ずる。つぎに第15図に示す如くリング状タブ
3′は上方ないし斜上方に引張られる。リング状
タブに対してほゞ90゜の位置に設けたスリツト1
8′に沿つて変形が生じ、最終的には第16図に
示す如くプルアツプキヤツプ2′は瓶1′から取外
される。スリツト18′が広がり易いのは、第1
5図に示されているように、プルアツプキヤツプ
がその中心線で折れ曲がるからである。 ところが、プルアツプキヤツプの中央頂面部分
に対応する箇所が、深絞り加工されてコツプ形に
なつているコツプ状キヤツプは、コツプ状部がそ
の中心線等で折れ曲がることができないので、プ
ルアツプキヤツプと同様のスコア線やスリツトを
設けただけでは、瓶の開口部から取外すことが非
常に困難である。 (考案が解決しようとする問題点) 本考案は従来の技術によるプルアツプキヤツプ
に対比して剛性が高く折れ曲がりにくいために開
蓋作業が困難なコツプ状キヤツプにおいてその開
蓋作業を容易とすることを目的としている。 (問題点を解決するための手段) 本考案によれば上述形式のコツプ状キヤツプに
おいて、スカート部の下端部分から上方に向かつ
て延びる2対以上のスリツトを設けると共に該ス
リツトを垂直方向に対して傾斜せしめ、かつリン
グタブの反対側のスカート部の下端部分の一部に
切除部を設ける。 (作用) スリツトを斜めに設けることによつてコツプ状
キヤツプの瓶口からの取外しに必要な引張力を著
しく減少させることができる。 更にタブの反対側においてスカート部の下端部
分の一部に切除部を設けることによつてコツプ状
キヤツプを瓶などの開口部から取外す作業が著し
く容易となる。 (実施例) 第1〜8図は本考案のコツプ状キヤツプの実施
例としての二液収納容器を示し図において、1は
例えばガラス製のコツプ状をなす容器本体で、開
口部に玉縁部1aを有しており、第一の液体A
(例えば、ミネラルウオーター、ジユース等)を
収納する。2はアルミニウム合金の様な薄金属板
製のコツプ状キヤツプで、内部に第二の液体B
(例えば、ウイスキー、ブランデー、焼酎等)を
収納しており、下方程小径になつているコツプ状
部3と、コツプ状部3の上端周縁から直径方向外
方に延びているフランジ部4と、フランジ部4の
周縁から垂下しているスカート部5及びスカート
部5の下端から延出しているリング状タブ6とで
一体成形されており、コツプ状部3を容器本体1
の開口部内に挿入し、スカート部5の下端部分を
クリンパーにより、玉縁1aの下側部に沿う様に
直径方向内方に折り曲げる(クリンプする)こと
によりコツプ状キヤツプ2で容器本体1を密封す
る。 尚、密封性を高める為に、コツプ状キヤツプ2
のフランジ部4とスカート部5の内面側には密封
材7が塗布されている。 スカート部5には、リング状タブ6の引き上げ
操作によりコツプ状キヤツプ2の容器本体1から
の取外しを容易にするため、スコア線21とスリ
ツト18,19と切除部20とが設けられる(第
1図、第2図参照)。本考案による切除部20は
コツプ状部3を挟んでリング状タブの反対側のス
カート部5に第1図に示す如く設けられる。この
場合切除部の高さhはスカート部5の下端部分か
らの高さHの2/3以下とする。高さhが過大であ
ればクリンプ効果が失なわれ、密封が不十分とな
る。切除部を設けることによつて開蓋動作の最終
工程の動作が容易となる。 スリツト18,19は第9図の線Y−Y(縦軸
線)に対して斜、すなわち角度θをなしている。
角度θは0<θ<90゜とするが望ましくはθ≒45°
とする。またその高さh′は切除部20の場合と同
様にh′≦2/3Hとする。 第9図において矢印F方向にリング状タブによ
る力が作用するときスリツトに近いスカート部1
5に作用する力を歪ゲージによつて測定した結
果、ZZ方向(θ=45゜)に最も大きい力が作用
し、YY方向、XX方向の順に力が小であること
が判つた。そこで一番応力が高い方向すなわち
ZZ方向又はZ′Z′方向にスリツトを設けることに
よつて最も小さい力で破断を生じさせることが可
能となる。なおキヤツプの中央を境界としてタブ
に近い側では引張り力が、タブから遠い側で圧縮
力が作用していることが判つた。すなわちスリツ
ト18,19は開口に必要な引張り力を軽減する
状キヤツプに関し、特に、容器の開口部内に挿入
されるコツプ状部と、該コツプ状部の上端周縁か
ら外方に延び容器の開口部上端周縁を覆うフラン
ジ部と、該フランジ部の周縁から下方に垂下する
スカート部と、該スカート部の下端に連設された
リング状タブとを備えたコツプ状キヤツプのスカ
ート部の下端を内方にクリンプ加工することによ
つて、容器の開口部を封鎖し、開蓋時にはリング
状タブを引張ることによつて、少なくとも該スカ
ート部の一部を破断して開口部から取外し可能と
なされている形式のコツプ状キヤツプに関する。 (従来の技術) コツプ状キヤツプと開蓋方法が似ているプルア
ツプキヤツプは種々の形式のものが知られてお
り、広く使用されている。スカート部に予めスリ
ツト(貫通溝又は裂け目)を設けており、開蓋を
容易にすることは知られてるが、従来のスリツト
は容器の軸心に平行であり、スリツトを軸心に傾
斜させて設けたものは知られていない。 この場合の開蓋動作を第14図−第16図に従
つて説明すれば第14図において瓶1′の開口部
に取付けられたプルアツプキヤツプ2′のリング
状タブ3′ははじめに矢Aに示す如く横方向外方
に引張られる。このときリング状タブに近い位置
に設けたスコア線14′に沿つて最初の破断が生
ずる。つぎに第15図に示す如くリング状タブ
3′は上方ないし斜上方に引張られる。リング状
タブに対してほゞ90゜の位置に設けたスリツト1
8′に沿つて変形が生じ、最終的には第16図に
示す如くプルアツプキヤツプ2′は瓶1′から取外
される。スリツト18′が広がり易いのは、第1
5図に示されているように、プルアツプキヤツプ
がその中心線で折れ曲がるからである。 ところが、プルアツプキヤツプの中央頂面部分
に対応する箇所が、深絞り加工されてコツプ形に
なつているコツプ状キヤツプは、コツプ状部がそ
の中心線等で折れ曲がることができないので、プ
ルアツプキヤツプと同様のスコア線やスリツトを
設けただけでは、瓶の開口部から取外すことが非
常に困難である。 (考案が解決しようとする問題点) 本考案は従来の技術によるプルアツプキヤツプ
に対比して剛性が高く折れ曲がりにくいために開
蓋作業が困難なコツプ状キヤツプにおいてその開
蓋作業を容易とすることを目的としている。 (問題点を解決するための手段) 本考案によれば上述形式のコツプ状キヤツプに
おいて、スカート部の下端部分から上方に向かつ
て延びる2対以上のスリツトを設けると共に該ス
リツトを垂直方向に対して傾斜せしめ、かつリン
グタブの反対側のスカート部の下端部分の一部に
切除部を設ける。 (作用) スリツトを斜めに設けることによつてコツプ状
キヤツプの瓶口からの取外しに必要な引張力を著
しく減少させることができる。 更にタブの反対側においてスカート部の下端部
分の一部に切除部を設けることによつてコツプ状
キヤツプを瓶などの開口部から取外す作業が著し
く容易となる。 (実施例) 第1〜8図は本考案のコツプ状キヤツプの実施
例としての二液収納容器を示し図において、1は
例えばガラス製のコツプ状をなす容器本体で、開
口部に玉縁部1aを有しており、第一の液体A
(例えば、ミネラルウオーター、ジユース等)を
収納する。2はアルミニウム合金の様な薄金属板
製のコツプ状キヤツプで、内部に第二の液体B
(例えば、ウイスキー、ブランデー、焼酎等)を
収納しており、下方程小径になつているコツプ状
部3と、コツプ状部3の上端周縁から直径方向外
方に延びているフランジ部4と、フランジ部4の
周縁から垂下しているスカート部5及びスカート
部5の下端から延出しているリング状タブ6とで
一体成形されており、コツプ状部3を容器本体1
の開口部内に挿入し、スカート部5の下端部分を
クリンパーにより、玉縁1aの下側部に沿う様に
直径方向内方に折り曲げる(クリンプする)こと
によりコツプ状キヤツプ2で容器本体1を密封す
る。 尚、密封性を高める為に、コツプ状キヤツプ2
のフランジ部4とスカート部5の内面側には密封
材7が塗布されている。 スカート部5には、リング状タブ6の引き上げ
操作によりコツプ状キヤツプ2の容器本体1から
の取外しを容易にするため、スコア線21とスリ
ツト18,19と切除部20とが設けられる(第
1図、第2図参照)。本考案による切除部20は
コツプ状部3を挟んでリング状タブの反対側のス
カート部5に第1図に示す如く設けられる。この
場合切除部の高さhはスカート部5の下端部分か
らの高さHの2/3以下とする。高さhが過大であ
ればクリンプ効果が失なわれ、密封が不十分とな
る。切除部を設けることによつて開蓋動作の最終
工程の動作が容易となる。 スリツト18,19は第9図の線Y−Y(縦軸
線)に対して斜、すなわち角度θをなしている。
角度θは0<θ<90゜とするが望ましくはθ≒45°
とする。またその高さh′は切除部20の場合と同
様にh′≦2/3Hとする。 第9図において矢印F方向にリング状タブによ
る力が作用するときスリツトに近いスカート部1
5に作用する力を歪ゲージによつて測定した結
果、ZZ方向(θ=45゜)に最も大きい力が作用
し、YY方向、XX方向の順に力が小であること
が判つた。そこで一番応力が高い方向すなわち
ZZ方向又はZ′Z′方向にスリツトを設けることに
よつて最も小さい力で破断を生じさせることが可
能となる。なおキヤツプの中央を境界としてタブ
に近い側では引張り力が、タブから遠い側で圧縮
力が作用していることが判つた。すなわちスリツ
ト18,19は開口に必要な引張り力を軽減する
【表】
コツプ状キヤツプ2の開口部は、ポリエステ
ル、ポリエチレン、その他の樹脂の単層又は合成
樹脂層を一層以上含む多層構成(好ましくは、ガ
スバリヤー性の優れた層を含む)の可撓性に優れ
た上蓋8の周縁部分とコツプ状キヤツプ2のフラ
ンジ部4等とをヒートシールするか又は接着剤接
合する等の周知手段で密封される。 上蓋8の中央部には、下方に延びる突出部9が
設けられ、その先端は、コツプ状部3の底壁3a
近傍まで達している。 突出部9は、略円錐台状であつて、構造上剛性
が高いものとなされている。 本例では、上蓋と一体成形されているが、上蓋
とは別体に成形して上蓋に嵌着又は溶着してもよ
く、又形状も円錐台状以外のものでも良い。 上蓋4には、突出部9を下方に移動せしめる押
圧力が加えられた時、大きく変形できる様に波形
部4aが設けられている。 突出部9の押し下げによつて、底壁3aが破断
して開口が生じ易い様に、第6図に示す如く、底
壁3aには一部分がスコア線11で囲まれた開口
予定部12が設けてある。 このスコア線11は、刻み目、即ち貫通してい
ない薄肉部である。 13は、スコア線11の近傍の開口予定部12
を凹ませた凹部であり、押し下げられた突出部9
の先端部を受け入れて突出部9の横ずれを防止
し、突出部9の押し下げ力をスコア線11の初期
破断(最初の破断)及びその後の破断の為に有効
に作用させる役目をもつ。 スコア線11の形状、深さは適宜に定めること
ができるが、第6図に示す如く、初期破断する部
分の曲率半径を小さくするのが、スコア線11の
破断に要する力を軽減する意味で望ましく、又、
スコア線11の形状として、開口予定部12を完
全に取り囲む様にしてもよいが、この場合には、
開口予定部12が容器本体1内に落下するのを防
止する為に、突出部9が当る部分を開口予定部の
中心から外すのが好ましい。 二液収納容器の組み立ては、先ず、容器本体1
に第一の液体Aを充填する。 尚、第一の液体Aが、ミネラルウオーター、ジ
ユース等の場合には、熱間充填法を採用するの
が、内容液の劣化防止や作業性等の観点から望ま
しい。 次に、コツプ状キヤツプ2のコツプ状部3を容
器本体1の開口部内に挿入し、クリンパーによつ
てスカート部5の下端部分を、玉縁1aの下側部
に沿う様に直径方向内方に折り曲げて容器本体1
を密封する。 その後、コツプ状キヤツプ2のコツプ状部3
に、第二の液体Bを充填し、その上から上蓋8を
突出部9側を下にして被せ、上蓋8の周縁部とコ
ツプ状キヤツプ2のフランジ部4及び/又はコツ
プ状部3の上端部分とをヒートシールするか接着
剤接合する等の周知手段で接合してコツプ状部3
を密封する。 上記方法の他に、先ず、コツプ状キヤツプ2の
コツプ状部3内に第二の液体Bを充填した後、上
蓋8でコツプ状部3を密封し、次に、容器本体1
内に第一の液体Aを充填した後、コツプ状キヤツ
プ2のコツプ状部3を容器本体1の開口部内に挿
入した後、クリンパーによりスカート部5の下端
部分を玉縁1aの下側部に沿わせる様に折り曲げ
て容器本体1をコツプ状キヤツプ2で密封する方
法でも製造できる。 尚、図示してはいないが、内容液の種類や開封
方法及び商標等を印刷した覆板を、上蓋8の上か
ら被せ、その周縁部に於て上蓋8の周縁部と接合
するのが好ましい。特に、上蓋8の中央部分と覆
板との間に間隔をあけるのが、予期しない又はい
たずらによる底部3aのスコア線11の破断を防
止するという観点から好ましい。 内容液の使用又は飲用時には、覆板がある場合
は先ずこれを除き、次に指等により上蓋8の中央
部を押し下げることにより突出部9を下方に移動
させて、コツプ状部3の底壁3aに設けた開口予
定部12内の凹部13に押圧力を作用させる。す
ると、凹部13近傍のスコア線11が、先ず破断
(初期破断)し、更に押し下げ操作を続けると、
突出部9の先端部は凹部13に入つたまま破断し
た部分を下方に変位させるから、残りのスコア線
11部分には剪断力が働き、容易に破断する。 開口予定部12が開口すると、コツプ状部3内
に収納されていた第二の液体Bは、この開口から
容易に流下して容器本体1内に収納されている第
一の液体Aと混合する。 その後に、リング状タブ6を手前に引つ張つた
後、上方に引き上げると、リング状タブ6の両側
に設けてあるスコア線21が先ず破断し始め、そ
の破断がスカート部5を越えてフランジ部4にま
で到達する(この時、もし容器本体1内が負圧の
場合には、外から空気が入つて負圧は解除され
る。)と、リング状タブ6を上方に引き上げる力
はコツプ状キヤツプ2を容器本体1から上方に引
き上げる方向に働き、緊密係合しているスカート
部5の下端はタブに近い部分で玉縁1aの下側部
に沿いながら上方且つ直径方向外方へ移動し、そ
の際にスリツトの幅は広げられスカート部5と容
器本体1の玉縁1aとの緊密係合状態がリング状
タブ6の近傍から順に解かれ、タブの反対側に設
けた切除部により開蓋力を大幅に緩和されるため
コツプ状キヤツプ2は上蓋8と共に容器本体1か
ら容易に且つ完全に取り外すことができる。 従つて、液体Aと液体Bとの混合液を他の容器
に容易且つ最後まで注出できるだけでなく、容器
本体1に口を付けて直接に内容液を飲用すること
ができる。 そして、例えば液体Aをミネラルウオーターと
し、液体Bをウイスキーとすれば、ウイスキーの
水割りが、液体Aをレモン水とし、液体Bを焼酎
とすれば、焼酎のレモン水割りが極めて容易にで
き、又開封が特別の器具を用いずに容易且つ完全
に行なえるので、容器本体1をコツプとしてその
まま使用でき、いかなる場所でもウイスキーの水
割り等を楽しむことができる。 尚、図示した二液収納容器の好ましい具体的寸
法の一例を示せば次の通りである。 ガラス製容器本体の内径約51.8mm、外径60mm、
アルミニウム金合製のコツプ状キヤツプの厚さ
0.20mm、コツプ状部高さ約27.6mm、コツプ状部の
底部の外径約43mm、開口予定部の大径部の直径16
mm、開口予定部の小径部の直径6mm、開口予定部
内の凹部の直径4.8mm、凹部の深さ1.7mm、上蓋の
中央部上面から周縁部(フランジ部)上面までの
高さ3.0mm、突出部の長さ約22.2mm、突出部の下
端部の直径3.0mm突出部の下端部と開口予定部内
の凹部上面との間の距離3,4mm。 図示実施例ではコツプ状部3は下方程テーパ状
に小径となつているが容器本体1の内壁との間に
取外し可能なすきまを有するものであれば曲線
状、段つき状その他適宜の形状をもつものとする
ことができる。 (考案の効果) 本考案の対象となるコツプ状キヤツプは、プル
アツプキヤツプのように中央部が折れ曲げること
がないので、開けにくいものであるが、本考案の
ように、リング状タブの反対側のスカート部の下
端部に切除部を設けることによつて、開蓋力を小
さくすることができ、コツプ状キヤツプを外すこ
とが著しく容易になる。 また、スカート部の下端部の切除部に加えて、
スカート部のスリツトを斜めにすると、開蓋力
が、開蓋操作の後期だけでなく、中期も少なくて
すむようになるので、コツプ状キヤツプが、更に
開けやすくなる。
ル、ポリエチレン、その他の樹脂の単層又は合成
樹脂層を一層以上含む多層構成(好ましくは、ガ
スバリヤー性の優れた層を含む)の可撓性に優れ
た上蓋8の周縁部分とコツプ状キヤツプ2のフラ
ンジ部4等とをヒートシールするか又は接着剤接
合する等の周知手段で密封される。 上蓋8の中央部には、下方に延びる突出部9が
設けられ、その先端は、コツプ状部3の底壁3a
近傍まで達している。 突出部9は、略円錐台状であつて、構造上剛性
が高いものとなされている。 本例では、上蓋と一体成形されているが、上蓋
とは別体に成形して上蓋に嵌着又は溶着してもよ
く、又形状も円錐台状以外のものでも良い。 上蓋4には、突出部9を下方に移動せしめる押
圧力が加えられた時、大きく変形できる様に波形
部4aが設けられている。 突出部9の押し下げによつて、底壁3aが破断
して開口が生じ易い様に、第6図に示す如く、底
壁3aには一部分がスコア線11で囲まれた開口
予定部12が設けてある。 このスコア線11は、刻み目、即ち貫通してい
ない薄肉部である。 13は、スコア線11の近傍の開口予定部12
を凹ませた凹部であり、押し下げられた突出部9
の先端部を受け入れて突出部9の横ずれを防止
し、突出部9の押し下げ力をスコア線11の初期
破断(最初の破断)及びその後の破断の為に有効
に作用させる役目をもつ。 スコア線11の形状、深さは適宜に定めること
ができるが、第6図に示す如く、初期破断する部
分の曲率半径を小さくするのが、スコア線11の
破断に要する力を軽減する意味で望ましく、又、
スコア線11の形状として、開口予定部12を完
全に取り囲む様にしてもよいが、この場合には、
開口予定部12が容器本体1内に落下するのを防
止する為に、突出部9が当る部分を開口予定部の
中心から外すのが好ましい。 二液収納容器の組み立ては、先ず、容器本体1
に第一の液体Aを充填する。 尚、第一の液体Aが、ミネラルウオーター、ジ
ユース等の場合には、熱間充填法を採用するの
が、内容液の劣化防止や作業性等の観点から望ま
しい。 次に、コツプ状キヤツプ2のコツプ状部3を容
器本体1の開口部内に挿入し、クリンパーによつ
てスカート部5の下端部分を、玉縁1aの下側部
に沿う様に直径方向内方に折り曲げて容器本体1
を密封する。 その後、コツプ状キヤツプ2のコツプ状部3
に、第二の液体Bを充填し、その上から上蓋8を
突出部9側を下にして被せ、上蓋8の周縁部とコ
ツプ状キヤツプ2のフランジ部4及び/又はコツ
プ状部3の上端部分とをヒートシールするか接着
剤接合する等の周知手段で接合してコツプ状部3
を密封する。 上記方法の他に、先ず、コツプ状キヤツプ2の
コツプ状部3内に第二の液体Bを充填した後、上
蓋8でコツプ状部3を密封し、次に、容器本体1
内に第一の液体Aを充填した後、コツプ状キヤツ
プ2のコツプ状部3を容器本体1の開口部内に挿
入した後、クリンパーによりスカート部5の下端
部分を玉縁1aの下側部に沿わせる様に折り曲げ
て容器本体1をコツプ状キヤツプ2で密封する方
法でも製造できる。 尚、図示してはいないが、内容液の種類や開封
方法及び商標等を印刷した覆板を、上蓋8の上か
ら被せ、その周縁部に於て上蓋8の周縁部と接合
するのが好ましい。特に、上蓋8の中央部分と覆
板との間に間隔をあけるのが、予期しない又はい
たずらによる底部3aのスコア線11の破断を防
止するという観点から好ましい。 内容液の使用又は飲用時には、覆板がある場合
は先ずこれを除き、次に指等により上蓋8の中央
部を押し下げることにより突出部9を下方に移動
させて、コツプ状部3の底壁3aに設けた開口予
定部12内の凹部13に押圧力を作用させる。す
ると、凹部13近傍のスコア線11が、先ず破断
(初期破断)し、更に押し下げ操作を続けると、
突出部9の先端部は凹部13に入つたまま破断し
た部分を下方に変位させるから、残りのスコア線
11部分には剪断力が働き、容易に破断する。 開口予定部12が開口すると、コツプ状部3内
に収納されていた第二の液体Bは、この開口から
容易に流下して容器本体1内に収納されている第
一の液体Aと混合する。 その後に、リング状タブ6を手前に引つ張つた
後、上方に引き上げると、リング状タブ6の両側
に設けてあるスコア線21が先ず破断し始め、そ
の破断がスカート部5を越えてフランジ部4にま
で到達する(この時、もし容器本体1内が負圧の
場合には、外から空気が入つて負圧は解除され
る。)と、リング状タブ6を上方に引き上げる力
はコツプ状キヤツプ2を容器本体1から上方に引
き上げる方向に働き、緊密係合しているスカート
部5の下端はタブに近い部分で玉縁1aの下側部
に沿いながら上方且つ直径方向外方へ移動し、そ
の際にスリツトの幅は広げられスカート部5と容
器本体1の玉縁1aとの緊密係合状態がリング状
タブ6の近傍から順に解かれ、タブの反対側に設
けた切除部により開蓋力を大幅に緩和されるため
コツプ状キヤツプ2は上蓋8と共に容器本体1か
ら容易に且つ完全に取り外すことができる。 従つて、液体Aと液体Bとの混合液を他の容器
に容易且つ最後まで注出できるだけでなく、容器
本体1に口を付けて直接に内容液を飲用すること
ができる。 そして、例えば液体Aをミネラルウオーターと
し、液体Bをウイスキーとすれば、ウイスキーの
水割りが、液体Aをレモン水とし、液体Bを焼酎
とすれば、焼酎のレモン水割りが極めて容易にで
き、又開封が特別の器具を用いずに容易且つ完全
に行なえるので、容器本体1をコツプとしてその
まま使用でき、いかなる場所でもウイスキーの水
割り等を楽しむことができる。 尚、図示した二液収納容器の好ましい具体的寸
法の一例を示せば次の通りである。 ガラス製容器本体の内径約51.8mm、外径60mm、
アルミニウム金合製のコツプ状キヤツプの厚さ
0.20mm、コツプ状部高さ約27.6mm、コツプ状部の
底部の外径約43mm、開口予定部の大径部の直径16
mm、開口予定部の小径部の直径6mm、開口予定部
内の凹部の直径4.8mm、凹部の深さ1.7mm、上蓋の
中央部上面から周縁部(フランジ部)上面までの
高さ3.0mm、突出部の長さ約22.2mm、突出部の下
端部の直径3.0mm突出部の下端部と開口予定部内
の凹部上面との間の距離3,4mm。 図示実施例ではコツプ状部3は下方程テーパ状
に小径となつているが容器本体1の内壁との間に
取外し可能なすきまを有するものであれば曲線
状、段つき状その他適宜の形状をもつものとする
ことができる。 (考案の効果) 本考案の対象となるコツプ状キヤツプは、プル
アツプキヤツプのように中央部が折れ曲げること
がないので、開けにくいものであるが、本考案の
ように、リング状タブの反対側のスカート部の下
端部に切除部を設けることによつて、開蓋力を小
さくすることができ、コツプ状キヤツプを外すこ
とが著しく容易になる。 また、スカート部の下端部の切除部に加えて、
スカート部のスリツトを斜めにすると、開蓋力
が、開蓋操作の後期だけでなく、中期も少なくて
すむようになるので、コツプ状キヤツプが、更に
開けやすくなる。
第1図は本考案によるコツプ状キヤツプの正面
図、第2図は第1図のコツプ状キヤツプの側面
図、第3図は第1図のコツプ状キヤツプを使用し
た二液収納容器の縦断面図、第4図は上面図、第
5図はコツプ状キヤツプの縦断面図、第6図は第
5図の下面図、第7図はコツプ状キヤツプの破断
動作を示す概略図、第8図はコツプ状キヤツプの
取外動作を示す概略図、第9図はスカート部に設
けたスリツトの拡大図、第10図から第13図は
比較試験用のコツプ状キヤツプのスリツトの位置
および切除部の有無を示す概略図、第14図から
第16図は従来のプルアツプキヤツプを示す概略
図。 1……容器本体、2……コツプ状キヤツプ、3
……コツプ状部、4……フランジ部、5……スカ
ート部、6……リング状タブ、7……密封材、8
……上蓋、9……突出部、11……スコア線、1
2……開口予定部、13……凹部、A……第1の
液体、B……第2の液体、18,19……スリツ
ト、20……切除部、21……スコア線。
図、第2図は第1図のコツプ状キヤツプの側面
図、第3図は第1図のコツプ状キヤツプを使用し
た二液収納容器の縦断面図、第4図は上面図、第
5図はコツプ状キヤツプの縦断面図、第6図は第
5図の下面図、第7図はコツプ状キヤツプの破断
動作を示す概略図、第8図はコツプ状キヤツプの
取外動作を示す概略図、第9図はスカート部に設
けたスリツトの拡大図、第10図から第13図は
比較試験用のコツプ状キヤツプのスリツトの位置
および切除部の有無を示す概略図、第14図から
第16図は従来のプルアツプキヤツプを示す概略
図。 1……容器本体、2……コツプ状キヤツプ、3
……コツプ状部、4……フランジ部、5……スカ
ート部、6……リング状タブ、7……密封材、8
……上蓋、9……突出部、11……スコア線、1
2……開口予定部、13……凹部、A……第1の
液体、B……第2の液体、18,19……スリツ
ト、20……切除部、21……スコア線。
Claims (1)
- 容器の開口部内に挿入されるコツプ状部と、該
コツプ状部の上端周縁から外方に延び容器の開口
部上端周縁を覆うフランジ部と、該フランジ部の
周縁から下方に垂下するスカート部と、該スカー
ト部の下端に連接されたリング状タブとを備えた
コツプ状キヤツプのスカート部の下端を内方にク
リンプ加工することによつて、容器の開口部を封
鎖し、開蓋時にはリング状タブを引張ることによ
つて、少なくとも該スカート部の一部を破断して
開口部から取外し可能となされている形式のコツ
プ状キヤツプにおいて、該スカート部の下端部分
から上方に向かつて延びる2対以上のスリツトを
設けると共に該スリツトを垂直方向に対して傾斜
せしめ、かつ該コツプ状部を挟んで該リング状タ
ブの反対側のスカート部の下端部分の一部に切除
部を設けたことを特徴とするコツプ状キヤツプ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984146896U JPH0219409Y2 (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | |
| US06/767,431 US4634003A (en) | 1984-08-22 | 1985-08-20 | Container for accommodating two kinds of liquids |
| DE8585305958T DE3578159D1 (de) | 1984-08-22 | 1985-08-22 | Verpackung fuer zwei fluessigkeiten von verschiedener art. |
| EP85305958A EP0173547B1 (en) | 1984-08-22 | 1985-08-22 | Container for accommodating two kinds of liquids |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984146896U JPH0219409Y2 (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6162870U JPS6162870U (ja) | 1986-04-28 |
| JPH0219409Y2 true JPH0219409Y2 (ja) | 1990-05-29 |
Family
ID=30705134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984146896U Expired JPH0219409Y2 (ja) | 1984-08-22 | 1984-09-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0219409Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6148854B2 (ja) * | 2012-12-27 | 2017-06-14 | 麒麟麦酒株式会社 | カップ容器 |
| JP6578082B2 (ja) * | 2013-05-14 | 2019-09-18 | 郭 澤煌 | 複合コップの構造改良 |
| ES3046657T3 (en) * | 2021-05-12 | 2025-12-02 | Nestle Sa | Dosing system comprising a packaging |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59109678U (ja) * | 1983-01-12 | 1984-07-24 | サントリー株式会社 | 密封容器 |
-
1984
- 1984-09-28 JP JP1984146896U patent/JPH0219409Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6162870U (ja) | 1986-04-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4634003A (en) | Container for accommodating two kinds of liquids | |
| CA1254533A (en) | Container sealing cap | |
| US3794206A (en) | Frangible opening means for a container lid | |
| US6206222B1 (en) | Resealable closure on seamed can end | |
| RU2270794C2 (ru) | Крышка банки | |
| US4202462A (en) | Containers having locking structure | |
| US3380609A (en) | Roll-on crown with ring tab | |
| EP0187820B1 (en) | Sealed container with replaceable plug insert | |
| RU2033373C1 (ru) | Крышка для емкости | |
| JP5669597B2 (ja) | 分別廃棄用ヒンジキャップ | |
| US3949692A (en) | Container lid and method of manufacture | |
| JP2001213417A (ja) | 高い密閉性を保持できるねじ付金属缶 | |
| JPH06239360A (ja) | 容器用蓋 | |
| JPH0219409Y2 (ja) | ||
| JPH021267Y2 (ja) | ||
| JPH021266Y2 (ja) | ||
| US4785951A (en) | Container with resealable cap | |
| JPH0414387Y2 (ja) | ||
| JP3923071B1 (ja) | イージーオープン型缶とその開口方法 | |
| JP2006036360A (ja) | 容器、特にボトル用の密封装置 | |
| NL2038348B1 (en) | Beverage can container | |
| CN216944316U (zh) | 高嘴螺旋盖 | |
| JP2000033959A (ja) | 閉鎖膜付チュ―ブ容器 | |
| CN223560244U (zh) | 一种包装容器及其两边开门式顶穿盖 | |
| JP3537736B2 (ja) | ラムネびん及びその開栓具 |