JPH0219586A - 製紙用二重織物 - Google Patents

製紙用二重織物

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JPH0219586A
JPH0219586A JP63166989A JP16698988A JPH0219586A JP H0219586 A JPH0219586 A JP H0219586A JP 63166989 A JP63166989 A JP 63166989A JP 16698988 A JP16698988 A JP 16698988A JP H0219586 A JPH0219586 A JP H0219586A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、製紙用織物に関する。 [従来の技術] 製紙用織物に対しては従来より多くの要求がある。大別
すると、(イ)ワイヤーマークの発生防止、紙繊維の十
分な絡み合い等、紙の品質そのものに関する間1ffま
たは製紙の歩留りの問題、(ロ)耐摩耗性の向上、織物
の使用寿命の延長、(ハ)良好なP水性の問題、などが
ある、それぞれの問題は互いに関連する点が多いが、大
雑把にいえば、(イ)の問題は主として織物の製紙面の
構造が大きく関係する問題であり、(ロ)は織物の走行
側表面の構造に関係が深く、(ハ)は織物全体に関する
問題である。 このような問題は多重織りの織物だけでなく、−重織り
の織物においても同様に解決しなければならない問題で
ある。 従来(イ)の解決には多くの提案がなされてきた。しか
しながら、(ロ)の問題すなわち製紙用織物の耐摩耗性
の向上については十分な工夫がなされておらず、製紙用
11i8I物の走行側を緯糸阜耗型として、経糸の牽耗
を防ぐ程度に止まっている。 しかしながら、近年製紙スピードの高速化、填料の使用
量の増大、中性製紙の!%!遣の必要性の増大などの諸
条件が要求され、製紙用織物の耐摩耗性が大きな問題と
なっている。 このような耐)胚性を向上させるために、従来緯糸摩耗
型の製紙用IIIIl物の走行面の緯糸として、耐摩耗
性のあるポリアミドを用いることも試みられているが、
ポリアミドを用いた製紙用織物は伸びやすく、姿勢安定
性が悪いという欠点があった。 そこで、従来、経糸緯糸いずれにも剛性に優れたポリエ
ステルを用いて、伸びにくく姿勢性に潰れた製紙用織物
を構成する試みが行われていた。 第16図はポリエステル製の経糸緯糸それぞれ16本の
従来使用されている製紙用織物を示す完全意匠図である
。同図中、○印は経糸が走行面の緯糸を織込んでいる位
置を示し、X印は経糸が製紙面の緯糸を織込んでいる位
置を示す、したがって、○印と○印との間は走行面の緯
糸のクリンプの長さを示す、第16図の従来の製紙用織
物においては走行面の隣合う緯糸のクリンプの長さは同
じである。 しかし、このような従来の製紙用織物では、上記のよう
な諸要求を満たす゛ため、製紙用織物の走行側の緯糸に
太い線径の糸を使用することが試みられており、耐摩耗
性の改善はある程度図られるものの、緯糸が太いので緯
糸と経糸とのバランスが崩れ、クリンプ性が悪化しワイ
ヤーマーク発生の原因となる。 さらに、上記(ハ)の問題から理解されるように走行面
の横道が変化すれば炉水性も影響があり単に緯糸を太く
する程度の姑息な手段では問題は解決されない。 〔発明が解決しようとするii!題〕 上記のような従来の技術の問題に鑑みて、本発明は製紙
用織物の炉水性やワイヤーマーク性などの紙を抄造する
・性能には悪影響を与えることなく、耐摩耗性を改善し
ようとするものである。 [課題を解決するための手段] 本発明はnX2本(nは7以上の整数)の緯糸をそれぞ
れ上下二層に配設し、下層の緯糸はポリエステル系とポ
リアミド糸を配置しこの下層緯糸がポリアミド緯糸は1
か所でポリエステル緯糸は2か所で隣り合う2本の経糸
により織り込まれた完全組織を有する製紙用二j1m物
を提供するものである。 [作 用] 製紙用織物の走行面の耐摩耗性は、走行面を形成する摩
耗繊維の摩耗体積を大きくすることにより増大する。使
用中の織物の姿勢の安定性と、使用寿命の延長の点から
緯糸に耐摩耗作用を奏させることが望ましい、経糸が摩
耗すると織物の寸法の変化や切断が生ずるからである。 本発明の緯糸を上下二重に配置した製紙用織物は、走行
面において開性に優れたポリエステル製の緯糸と耐摩耗
性に優れたポリアミド製の緯糸とを配置することにより
、耐摩耗性に優れたポリアミド緯糸のクリンプを長くす
ることができる。さらに隣り合う経糸2本が対になって
走行面のポリエステル緯糸及びポリアミド緯糸に絡むよ
うにすることにより、緯糸を強い力で曲げることができ
るので太い緯糸を使用することが可能となる。これによ
り、従来の製紙用織物の表面性即ち、パルプ繊維のサポ
ート性、ワイヤーマーク特性を変えることなく走行面の
緯糸に長いクリンプを形成することによって摩耗体積を
増大させ製紙用織物のIII牽耗性を大きく改善するも
のである。 実際には、経糸緯糸は交差し糸が急激に曲げられるナッ
クル部においてはそのクリンプの形状のため耐摩耗作用
を営まない緯糸部分が存在する。 つまり同じ面積内ではナックルの数の少ない方が耐摩耗
性の点からみてP水性も向上する。 また、クリンプ性、すなわち経糸が緯糸を曲げようとす
るとき緯糸の反発力に打勝って緯糸を押し曲げることが
できる指標であるか、これはクリンプの長さつまり緯糸
を押し上げる経糸と経糸との距離が長くなると良好とな
る。そしてクリンプ性が向上すると太い緯糸の使用が可
能となる。 本発明においては、織物の走行面のポリアミド緯糸のク
リンプが長くなっているのでクリンプ性は良好であり、
従来使用できなかった太い緯糸が配置できるので摩耗体
積をさらに大きくすることができる。 さらに本発明においては隣合う2本の経糸が対になって
走行面の緯糸を強い力で曲げるので、クリンプaかさら
に良好となり、さらに太い緯糸を使用することができ、
耐摩耗性が飛躍的に向上する。 なお、摩耗体積の増大、耐摩耗性の増大については次の
実施例の項において従来例と比較しながら具体的に説明
する。 [実施例] 第1図から第6図まではそれぞれ本発明の経糸緯糸とか
各16本(16シヤフト)、14本(14シヤフト)、
18本(18シヤフト)、20本(20シヤフト)、2
2本(22シヤフト)、24本(24シヤフト)である
二重織り製紙用織物を示す完全意匠図であり、図中の番
号は、経糸緯糸それぞれの番号を示す、これらの実施例
において、ダッシュのある偶数番号の緯糸はポリエステ
ル糸であり、ダッシュのある奇数番号の緯糸はポリアミ
ド糸である。ダ・yシュのない番号はポリエステル経糸
である。 第1図から第6図までにおいて、○印は経糸が走行面の
緯糸を織込んでいる位置を示し、X印は経糸が製紙面の
緯糸を織込んでいる位置を示す。 各図において、Q印が2個ずつi!枕しているが、これ
は隣り合う2本の経糸が走行面の1本の緯糸を織り込ん
でいることを示す、ここで、2個連続する○印と左右に
隅り合う2個31するO印との間の距離は製紙用織物の
走行面を形成する緯糸のクリンプの長さを示している。 これらの図から明らかなように緯糸のクリンプが一本お
きに長く、しかもクリンプの長さが長いクリンプ同士、
それぞれ同じであることか明示されている。 第1図のものは第16図の従来のものと同様、経糸と緯
糸とがそれぞれ16本のものであり、第16図のものと
比較すると明らかに緯糸のクリンプの長さが長くなって
いる。すなわち、例えば、第16図の緯糸1(ポリエス
テル糸)は経糸7と経糸15とでクリンプを形成してお
り緯糸2(ポリエステル糸)は経糸2と経糸1oとでク
リンプを形成しており、それぞれ両クリンプの間には7
本の経糸が存在するが、第1図の緯糸1′ (ポリエス
テル糸)は経糸7,8と経糸15.16とでクリンプを
形成しており両クリンプの間には6本の経糸が存在し、
緯糸2′は経糸10.11とクリンプを形成し、右また
は左隣りに繰り返す完全X面図(図示せず)の次のクリ
ンプとの間には14本の経糸か存在する。 第7図及び第8図は製紙用織物のナックル部を示すもの
である。25〜27は経糸であり、28は走行面に突出
している緯糸である。第8図は経糸が緯糸の下を通って
緯糸を織り込んでいるところを示す。第7図と第8図の
斜線部分が耐摩耗性を奏していないことは明らかである
。即ち、ナックル数が多くなると耐摩耗機能を持たない
緯糸部分が増加して有効摩耗体積が減少する。 第9図はクリンプの形状を示すものである。経糸30と
31が緯糸29の下を通り緯糸を織り込んでいるが、こ
の図から明らがなように経糸30゜31は緯糸29を上
方に押し上げている。また、経糸33と34とは緯糸2
9の反発力を受けているが緯糸を押し下げている。また
経糸32は緯糸を下方に押しているがその作用は経糸3
3.34に比べると小さい。この経糸が緯糸の反発力に
勝って緯糸を押し曲げる指標をクリンプ性というが、ク
リンプ性が良ければ太い緯糸を使用することができるわ
けである。 経糸30と経糸31との距離が長いほど、また経糸32
,33,34.・・・の数の多いほどクリンプ性はよく
なる。 本発明においては織物の走行面に突出する緯糸のクリン
プの長さを互いに異ならせているからクリンプの長いポ
リアミド緯糸に太い糸を配置することができるのでri
#摩耗体積を大きくすることができ、耐摩耗性を向上さ
せることができるのである。 第10図は本発明の製紙用織物のナックル部を示すもの
であり、緯糸35を、経糸36と39との間で2本の隣
り合う経糸が強い力で押し上げており、鉱糸のクリンプ
性が良好となり織物組織が安定化し、より太い緯糸が使
用できるようになるので、m物の剛性が向上するととも
に耐摩耗性が飛躍的に向上する。 また、本発明においては次に第11図、第12図、第1
3図、第14図、第15図の実施例で説明するように織
物の走行側に突出するクリンプの長さの異なる緯糸は互
いに隣合って配置しなくても、また同本数配置しなくて
も良い、第11図の実施例は長いクリンプのポリアミド
緯糸を2本配置した次に短いクリンプのポリエステル緯
糸を1本配置した18シヤフI〜の2:1交織製紙用m
′!11Jである。 第117図の実施例では、長いクリンプの緯糸は経糸1
6本分、短いクリンプの緯糸は経糸7本分の長さである
ことが理解される。第11図においてポリアミド緯糸は
1′、2′、4’  5′7’、8′、10’、11′
 13’  14’16′  17′に配置されている
。なお図示はしないが、長いクリンプのポリアミド緯糸
を1本配置した次に短いクリンプのポリエステル緯糸を
2本配置しな18シヤフ)への2:1交織製紙用織物も
所定の耐摩耗性を得ることができる。 第12図の実施例は、長いクリンプのポリアミド緯糸を
3本配置した次に短いクリンプのポリエステル緯糸を1
本配置した16シヤフトの1:3交織製紙用織物である
。この実施例では長いクリンプの緯糸は経糸14本分、
短いクリンプの緯糸は経糸6本分の長さであることが理
解される。 第13図の実施例は、長いクリンプのポリアミド緯糸を
1本配置した次に短いクリンプのポリエステル緒糸を3
本配置した16シヤフhの3:1交織製紙用′#4物で
ある。この実施例も所定の耐摩耗性を得ることができる
。 第14図の実施例は、長いクリンプの緯糸と短いクリン
プの緯糸との割合いを3:2とした20シヤフトの3:
2交織製紙用織物である。第14図において、1′、3
’、5′、6’、8’10′ 11′ 13′ 15′
 16”18′、20′が長いクリンプとなっているポ
リアミド緯糸であり、他は短いクリンプとなっているポ
リエステル緯糸である。 第15図の実施例は、長いクリンプの緯糸と短いクリン
プの緯糸との割合いを2:3とした20シヤフトの2=
3交@製紙用織物である。第15図において、2′ 4
’  7’  9’  12’14′、17’、19′
が長いクリンプとなっているポリアミド緯糸であり、他
は短いクリンプとなっているポリエステル緯糸である。 このように本発明においては、走行側に突出する長いク
リンプのポリアミド緯糸と短いクリンプのポリエステル
緯糸との割合いか3=1〜1:3(2:1,3:2,1
:1,2:3,1:2を含む。)とするものである。 走行側に突出する緯糸を、長いクリンプの緯糸と短いク
リンプの緯糸との割合を3:1〜1:3とするのは、耐
摩耗性の向上と織物の姿勢維持のバランス上好ましいか
らである。即ち長いクリンプの緯糸は耐摩耗性の効果は
大きい。しかしながら経糸により織り込まれる回数が少
ないので織物の姿勢維持の効果は小さい。一方短いクリ
ンプの緯糸は織物の姿勢維持効果は大きいが耐摩耗性は
小さい、長いクリンプの緯糸と短いクリンプの緯糸との
比か長いクリンプのものからみて3:1以上になると織
物の姿勢維持が悪くなり、好ましくない6ス両者の比が
1:3以下になると耐摩耗性が悪くなり、やはり好まし
くない、また長いクリンプと短いクリンプとの間には段
差が生じるが、このように3:1〜1:3にすると段差
が減り走行面が平滑になる効果がある。 耐摩耗面を形成する走行側に突出する緯糸のクリンプの
長さを、長いクリンプ同士、短いクリンプ同士をそれぞ
れ同じ長さにすると、製紙用織物の姿勢の維持が良好と
なる効果があるが必ずしも同じ長さにしなければ耐摩耗
性が奏されないということはない、耐摩耗性を奏する長
いクリンプと、姿勢の維持を受は持つ短いクリンプが配
置されていることが重要なのである。 なお、上記各実施例においては長いクリンプの緯糸にポ
リアミド糸を用いたが、ポリエステル糸を用いてもよい
ことはいうまでもない。 このように本発明においては製紙用織物の走行側の有効
耐摩耗体積を従来の織物に比較して著しく大きくするこ
とができ、耐摩耗性を飛躍的に改善することかできた。 このことは次に比較試験で具体的に示す。 第1図に示す本発明の製紙用織物を代表例とし、第16
図の従来の製紙用織物の耐摩耗性の比較を示す。 まず摩耗体積を比較する緯糸のクリンプの体積の計算上
、クリンプは、経糸と経糸との間で円筒状とした。実際
には後で説明するように緯糸の屈曲部や経糸の上方に存
在する摩耗に無関係の部分があるので従来例では摩耗体
積はもつと小さくなる4本発明では長いクリンプと通常
の長さのクリンプが1本置きに形成されているので、隣
合う2本の緯糸についてクリンプの体積を計算したが、
比較例についても隣合う2本の緯糸について計算し両者
を比較しな。 第1図と第16図とに示す同じ16本の経糸と緯糸で形
成される製紙用織物について、隣合う2本の緯糸は第1
6図の従来例ではクリンプを形成する経糸と経糸との間
には各7本の経糸が配置されているので、7x4=28
本分の長さのクリンプが形成されている。したがってそ
の体積は、経糸の線径が0.17oun、緯糸の線径が
0.22+nnであるから、 28x0.17x <0.22/2)  π=0.18
11al11’である。 同様に第1図の本発明の実施例においては、隣合う2本
の緯糸のうち1本の緯糸に対して経糸6X2=12木分
の長さのクリンプか、他の1本の緯糸に対して経糸14
本分の長さのクリンプがそれぞれ形成されており、隣合
う経糸2本が対になって緯糸に絡んでいるため太い緯糸
が使用できるので、経糸の線径が0.17+m+n、ポ
リエステル緯糸の線径が0.25++++n、ポリアミ
ド緯糸の線径が0.301mであると、クリンプの体積
は、 12x0.17x <0.25/2) ”π+14x0
.17x (0,30/2)  π=0.268 ++
un3である。そこで摩耗体積の増加割合は、(0,2
68÷0.181−1)xloo =48.1 (%)
即ち、単純計算したたけでも本発明の実施例においては
約50%摩耗体積か大きい。 第15図の従来例の走行面のクリンプの長さは実測によ
れば1.1105nであり、第1図の本発明の実施例で
は2.28n+s+であった。 比較試験の結果を次の第1表に示す。 (以下余白) 第   1   表 試験方法:日本フィルコン製摩耗試験機(実用新案登録
第1350124号)を用 いて、フィラーには重質炭酸カルシ ウムを用いて行った。 試験結果:第1表に示すごとく、本発明品は従来品に比
べて、上緯糸が1耗切断す るまでの時間(ワイヤー寿命)が約 1.6倍であった。 [効 果] 以上説明したとおり、本発明の製紙用織物は、その走行
面において、耐摩耗性に優れたポリアミド緯糸のクリン
プはポリエステル緯糸のクリンプの2倍となって長いク
リンプを形成し、クリング性が良好となるので、従来使
用できなかった太いポリアミド緯糸が使用できることと
なり、剛性に優れたポリエステル緯糸は短いクリンプを
形成して織込まれているので′a物の剛性は良好であり
、隣り合う経糸2本が対になって当該走行面の緯糸を強
い力で曲げるのでさらに太い緯糸を使用することができ
ることとなり、織物の姿勢の維持、即ち使用中の伸びを
防止し、当該R物の炉水性やワイヤーマーク性などの紙
を抄造する性能には悪影響を与えることなく、さらに織
物の剛性を損なうことなく、耐摩耗性を飛躍的に改善す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図及び第6図は
、本発明の実施例であって、それぞれ経糸と緯糸とか各
16本(16シヤフI−)、14本(14シャフト)、
・18本(18シヤフト)、20本(20シヤフト)、
22本(22シヤフト)及び24本(24シヤフト)で
構成される完全組織の製紙用二重織物の完全意匠図であ
る。第7図と第8図は製紙用織物のナックル部を示し、
第9図はクリンプの形状を示す。第10図は本発明の製
紙用織物のナックル部を示す。第11図、第12図、第
13図、第14図及び第15図は、本発明の実施例であ
って、それぞれ第11図は18シヤフ1〜の1:2交織
製紙用織物、第12図は16シヤフトの1,3交織製紙
用織物、第13図は16シヤフ1への3:1交織製紙用
織物、第14図は20シャフトの3:2交織製紙用織物
、及び第15図は20シャフトの2:3交織製紙用織物
の完全意匠図であり、第16図は従来例の経糸と緯糸と
が各16本(16シヤフト)で構成される完全組織の製
紙用織物の完全意匠図である。 1〜24,25,26,27,30,31゜36.37
,38.39・・・経糸 1 ′ 〜24 ′ 28.29.35・・・緯糸 特許出願人 日本フィルコン株式会社 代 理 人  渡   辺   秀   夫第2図 第3図 10  If  12 13 14 15  +6 1
7 18第7図 2? 第8図 第10図 第12図 第11図 10 11 12 13 14 15 16 1’/ 
 lδ第13図 手続ネ由正−出二(自発) 第16図 平成1;1− と月23F」 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 昭和63年特許出願第166989号 事件との関係  出願人 住所 東京都凹田谷区池尻3丁目27番24号名称 日
本フィルコン株式会社 代表者  梶 野 鉄 吉 4、代理人 〒107(電話582−72111住所 
東京都港区赤坂4丁目13番5号6、補正の内容 別紙
の通り全文訂正明細書を提出する。 明     細     書 1、発明の名称 製紙用二重織物 2、特許請求の範囲 1、  nX2本(nは7以上の整数)の緯糸をそれぞ
れ上下二層に配設し、下層の緯糸はポリエステル糸とポ
リアミド糸を配置しこの下層緯糸がポリアミド緯糸は1
か所でポリエステル緯糸は2か所で■う2本の経糸によ
り織り込まれた完全組織を有する製紙用二重a物。 2、 ポリアミド緯糸はポリエステル緯糸より線径が大
きい糸である:li゛ 1に8 された二」口1惣よ 3、 ポリアミド緯糸とポリエステル緯糸との比は1:
3〜3:1である、 1−1tいし3のいれか1 に9
 され7’−− 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、製紙用織物に関する。 し従来の技術] 製紙用織物に対しては従来より多くの要求がある。大別
すると、(イ)ワイヤーマークの発生防止、紙繊維の十
分な絡み合い等、紙の品質そのものに関する問題または
製紙の歩留りの問題、(ロ)耐牽耗性の向上、織物の使
用寿命の延長、(ハ)良好なP水性の問題、などがある
、それぞれの問題は互いに関連する点が多いが、大雑把
にいえば、(イ)の問題は主として織物の製紙面の構造
が大きく関係する問題であり、(ロ)は織物の走行側表
面の構造に関係が深く、(ハ)は織物全体に関する問題
である。 このような問題は多重織りの織物だけでなく、−重織り
の織物においても同様に解決しなければならない問題で
ある。 従来(イ)の解決には多くの提案がなされてきた。しか
しながら、(ロ)の問題すなわち製紙用織物の′fIi
摩耗性の向上については十分な工夫がなされておらず、
製紙用織物の走行側を緯糸摩耗型として、経糸の摩耗を
防ぐ程度に止まっている。 しかしながら、近年製紙スピードの高速化、填料の使用
量の増大、中性製紙の製造の必要性の増大などの諸条件
が要求され、製紙用織物の耐摩耗性が大きな問題となっ
ている。 このような耐摩耗性を向上させるために、従来緯糸1耗
型の製紙用織物の走行面の緯糸として、耐摩耗性のある
ポリアミドを用いることも試みられているが、ポリアミ
ドを用いた製紙用織物は伸びやすく、姿勢安定性が悪い
という欠点があった。 そこで、従来、経糸緯糸いずれにも剛性に優れたポリエ
ステルを用いて、伸びにくく姿勢性に優れた製紙用織物
を構成する試みが行われていた。 第16図はポリエステル製の経糸緯糸それぞれ16本の
従来使用されている二重織りの製紙用織物を示す完全意
匠図である。同図中、O印は経糸が走行面の緯糸を織込
んでいる位置を示し、X印は経糸が製紙面の緯糸を織込
んでいる位置を示す。 したがって、O印とO印との間は走行面の緯糸のクリン
プの長さを示す、第16図の従来の製紙用織物において
は走行面の隣合う緯糸のクリンプの長さは同じである。 しかし、このような従来の製紙用織物では、上記のよう
な諸要求を満たすため、製紙用織物の走行側の緯糸に太
い線径の糸を使用することが試みられており、耐摩耗性
の改善はある程度図られるものの、緯糸が太いので緯糸
と経糸とのバランスが崩れ、クリンプ性が悪化しワイヤ
ーマーク発生の原因となる。 さらに、上記(ハ)の間趙から理解されるように走行面
の構造か変化すれば炉水性も影響があり単に緯糸を太く
する程度の姑息な手段では問題は解決されない。 [発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の技術の問題に鑑みて、本発明は製紙
用織物のP水性やワイヤーマーク性などの紙を抄造する
性能には悪影響を与えることなく、耐摩耗性を改善しよ
うとするものである。 [課題を解決するための手段] 本発明はr  1.  nX2本(nは7以上の整数)
の緯糸をそれぞれ上下二層に配設し、下層の緯糸はポリ
エステル糸とポリアミド糸を配置しこの下層緯糸がポリ
アミド緯糸は1か所でポリエステル緯糸は2か所でUう
2本の経糸により織り込まれた完全組織を有する製紙用
二重織物。 2、 ポリアミド緯糸はポリエステル緯糸より線径が大
きい糸である請求項1に記載された製紙用二重織物。 3、ポリアミド緯糸とポリエステル緯糸との比は1:3
〜3:1である、請求項1ないし3のいずれか1項に記
載された製紙用二重織物、」に関する。 し作 用] 製紙用織物の走行面の耐摩耗性は、走行面を形成する緯
糸の摩耗体積を大きくすることにより増大する。使用中
の織物の姿勢の安定性と、使用寿命の延長の点から緯糸
に耐摩耗作用を奏させることが望ましい、経糸が摩耗す
ると織物の寸法の変化や切断が生ずるからである。 本発明の緯糸を上下二重に配置した製紙用織物は、走行
面において剛性に優れたポリエステル製の緯糸と耐摩耗
性に優れたポリアミド製の緯糸とを配置することにより
、耐摩耗性に優れたポリアミド緯糸のクリンプを長くす
ることができる。さらに隣合う経糸2本が対になって走
行面のポリエステル緯糸及びポリアミド緯糸を織り込む
ことにより、緯糸を強い力で曲げることができるので太
い緯糸を使用することが可能となる。これにより、従来
の製紙用織物の表面性即ち、バルブ繊維のサポート性、
ワイヤーマーク特性を変えることなく走行面の緯糸に長
いクリンプを形成することによって摩耗体積を増大させ
製紙用織物の耐摩耗性を大きく改善するものである。 実際には、経糸緯糸が交差し糸が急激に曲げられるナッ
クル部においてはそのクリンプの形状のため耐摩耗作用
を営まない緯糸部分が存在する。 つまり同じ面積内ではナックルの数の少ない方が耐摩耗
性の点からみてP水性も向上する。 また、クリンプ性、すなわち経糸が緯糸を曲げようとす
るとき緯糸の反発力に打勝って緯糸を押し曲げることが
できる指標であるが、これはクリンプの長さつまり緯糸
を押し上げる経糸と経糸との距離が長くなると良好とな
る。そしてクリンプ性が向上すると太い緯糸の使用が可
能となる。 本発明においては、織物の走行面のポリアミド緯糸のク
リンプが長くなっているのでクリンプ性は良好であり、
従来使用できなかった太い緯糸が配置できるのです耗[
をさらに大きくすることができる。 さらに本発明においては隣合う2本の経糸が対になって
走行面の緯糸を強い力で曲げるので、クリンプ性がさら
に良好となり、さらに太い緯糸を使用することができ、
耐摩耗性が飛躍的に向上する。 なお、摩耗体積の増大、耐摩耗性の増大については次の
実施例の項において従来例と比較しながら具体的に説明
する。 [実施例] 第1図から第6図まではそれぞれ本発明の経糸緯糸とが
各16本(16シヤフト)、14本(14シヤフト)、
18本(18シヤフト)、20本(20シヤフト)、2
2本(22シヤフト)、24本(24シヤフト)である
二重織り製紙用織物を示す完全意匠図であり、図中の番
号は、経糸緯糸それぞれの番号を示す、実施例において
、緯糸はダッシュのある番号で示し、ポリエステル糸ま
たは、ポリアミド糸であり、ダッシュのない番号はポリ
エステル経糸である。 第1図から第6図までにおいて
、Q印は経糸が走行面の緯糸を織込んでいる位置を示し
、X印は経糸が製紙面の緯糸を織込んでいる位置を示す
、 各図において、○印が2個ずつ連続しているが、こ
れは隣合う2本の経糸が走行面の1本の緯糸を織り込ん
でいることを示す、ここで、2個連続する○印と左右に
隣り合う2g連続するO印との間の距雛は製紙用織物の
走行面を形成する緯糸のクリンプの長さを示している。 これらの図から明らかなように緯糸のクリンプが一本お
きに長く、しがもクリンプの長さが長いクリング同士、
それぞれ同じであることが明示されている。 第1図のものは第16図の従来のものと同様、経糸と緯
糸とがそれぞれ16本のものであり、第16図のものと
比較すると明らかに緯糸のクリンプの長さか長くなって
いる。すなわち、例えば゛、第16図の緯糸1′ (ポ
リエステル糸)は経糸7と経糸15とでクリンプを形成
しており緯糸2′(ポリアミド糸)は経糸2と経糸10
とでクリンプを形成しており、それぞれ両クリンプの間
には7本の経糸が存在するが、第1図の緯糸1′ (ポ
リエステル糸)は経糸7,8と経糸15.16とでクリ
ンプを形成しており両クリンプの間には6本の経糸が存
在し、緯糸2′ (ポリアミド糸)は経糸10.11と
クリンプを形成し、右または左隣りに繰り返す完全意匠
図(図示せず)の次のクリングとの間には 14本の経
糸が存在する。 第7図及び第8図は製紙用織物のナックル部を示すもの
である。25〜27は経糸であり、28′は走行面に突
出している緯糸である。第7図は経糸26が緯糸28′
の下を通って緯糸28′を織り込んでいるところを、第
8図は経糸26が緯糸28′の上を通って緯糸28゛を
織り込んでいないところを示す、第7図と第8図の斜線
部分が耐豪粍性を奏していないことは明らかである。即
ち、ナックル数が多くなると耐摩耗機能を持たない緯糸
部分が増加して有効摩耗体積が減少する。 第9図はクリングの形状を示すものである。経糸30と
31が緯糸29′の下を通り緯糸29′を織り込んでい
るが、この図から明らかなように経糸30.31は緯糸
29′を上方に押し上げている。また、緯糸33と34
とは緯糸29′の反発力を受けているが緯糸29゛を押
し下げている。 また経糸32は緯糸29′を下方に押しているがその作
用は経糸33.34に比べると小さい。この経糸が緯糸
の反発力に勝って緯糸を押し曲ける指標をクリンプ性と
いうが、クリング性が良ければ太い緯糸を使用すること
ができるわけである。 経糸3oと経糸31との距雛が長いほど、また経糸32
,33,34.・・・の数の多いほどクリンプ性はよく
なる。 本発明においては織物の走行面に突出する緯糸のクリン
プの長さを互いに異ならせているからクリンプの長いポ
リアミド緯糸に太い糸を配置することができるので耐摩
耗体積を大きくすることができ、耐摩耗性を向上させる
ことができるのである。 第10図は本発明の製紙用織物のナックル部を示すもの
であり、#R糸35′を、経糸36と39との間で2本
の隣合う経糸37.38が強い力で押し上げており、緯
糸のクリンプ性が良好となり織物組織が安定化し、より
太い緯糸が使用できるようになるので、繊物の部性が向
上するとともに耐摩耗性か飛躍的に向上する。 また、本発明においては次に第11図、第12図、第1
3図、第14図、第15図の実施例で説明するように織
物の走行側に突出するクリングの長さの異なる緯糸は互
いに隣合って配置しなくても、また同本数配置しなくて
も良い、第11図の実施例は長いクリンプのポリアミド
緯糸を2本配置した次に短いクリンプのポリエステル緯
糸を1本配置した18シヤフトの1:2交織製紙用織物
である。 第11図の実施例では、長いクリンプの緯糸は経糸16
本分、短いクリンプの緯糸は経糸7本分の長さであるこ
とが理解される。第11図においてポリアミド緯糸は1
’ 、2’ 、4’ 、5′7’  8′  10′、
11′、13′、14′16′ 17′に配置されてい
る。なお図示はしないが、長いクリンプのポリアミド緯
糸を1本配置した次に短いクリンプのポリエステル緯糸
を2本配置した18シヤフトの2:1交織製紙用職物ら
所定の耐摩耗性を得ることができる。 第12図の実施例は、長いクリンプのポリアミド緯糸を
3本配置した次に短いクリンプのポリエステル緯糸を1
本配置した16シヤフトの1:3交織製紙用級物である
。この実施例では長いクリンプの緯糸は経糸14本分、
短いクリンプの緯糸は経糸6本分の長さであることが理
解される。 第13図の実施例は、長いクリンプのポリアミド緯糸を
1本配置した次に短いクリンプのポリエステル緯糸を3
本配置した16シヤフトの3;1交へ製紙用織物である
。この実施例も所定の耐摩耗性を得ることができる。 第14図の実施例は、長いクリンプの緯糸と短いクリン
グの緯糸との割合いを2:3とした20シヤフトの2=
3交織製紙用織物である。第14図において、1’、3
′、5’、6’、8’10’  11′、13′、15
′、16’18’ 、20′が長いクリンプとなってい
るポリアミド緯糸であり、池は短いクリンプとなってい
るポリエステル緯糸である。 第15図の実施例は、長いクリンプの緯糸と短いクリン
プの緯糸との割合いを2:3とした20シヤフトの3:
2交織製紙用織物である。第15図において、2′、4
’、7′、9’、12’14’ 、17’ 、19’が
長い′クリンプとなっているポリアミド緯糸であり、池
は短いクリンプとなっているポリエステル緯糸である。 このように本発明においては、走行側に突出する長いク
リンプのポリアミド緯糸と短いクリンプのポリエステル
緯糸との割合いが3:1〜1:3(2:1,3:2.1
:1,2:3,1:2を含む。)とするものである。 走行側に突出する緯糸を、長いクリンプの緯糸と短いク
リンプの緯糸との割合を3=1〜1:3とするのは、耐
摩耗性の向上と織物の姿勢維持のバランス上好ましいか
らである。即ち長いクリンプの緯糸は耐摩耗性の効果は
大きい。しかしながら経糸により織り込まれる回数が少
ないので織物の姿勢維持の効果は小さい、一方短いクリ
ンプの緯糸は織物の姿勢維持効果は大きいが耐摩耗性は
小さい。長いクリンプの緯糸と短いクリンプの緯糸との
比が長いクリンプのものからみて3:1以上になると織
物の姿勢維持が悪くなり、好ましくない、又両者の比が
1:3以下になると耐摩耗性が悪くなり、やはり好まし
くない、また長いクリンプと短いクリンプとの間には段
差が生じるが、このように3:1〜1:3にすると段差
が減り走行面が平滑になる効果がある。 19粍面を形成する走行側に突出する緯糸のクリングの
長さを、長いクリンプ同士、短いタリンプ同士をそれぞ
れ同じ長さにすると、製紙用m物の姿勢の維持が良好と
なる効果があるが必すしも同じ長さにしなければ耐摩耗
性が奏されないということはない、耐摩耗性を奏する長
いクリンプと、姿勢の維持を受は持つ短いクリンプが配
置されていることが重要なのである。 なお、上記各実施例においては長いクリンプの緯糸にポ
リアミド糸を用いたが、ポリエステル糸を用いてもよい
ことはいうまでもない。 このように本発明においては製紙用織物の走行側の有効
耐摩耗体積を従来の織物に比較して著しく大きくするこ
とかでき、耐宝耗性を飛躍的に改善することができた。 このことは次に比較試験で具体的に示す。 第1図に示す本発明の製紙用織物を代表例とし、第16
図の従来の製紙用織物の耐摩耗性の比較を示す。 まず摩耗体積を比較する緯糸のクリンプの体積の計算上
、クリンプは、経糸と経糸との間で円筒状とした。実際
には後で説明するように緯糸の屈曲部や経糸の上方に存
在する窄粍に無関係の部分かあるので従来例では牽粍体
積はもっと小さくなる6本発明では長いクリンプと通常
の長さのクリンプが1本置きに形成されているので、隣
合う2本の緯糸についてクリンプの#、積を計算したが
、比較例についても隣合う2本の緯糸について計算し両
者を比較した。 第1図と第16図とに示す同じ16本の経糸と緯糸で形
成される製紙用81i物について、隣合う2本の緯糸は
第16図の従来例ではクリンプを形成する経糸と経糸と
の間には各7本の経糸か配置されているので、7X4=
28本分の長さのクリンプが形成されている。したがっ
てその体積は、経糸の線径が0.17+n+n、緯糸の
線径か0.22m+nて′あるとすると、 28x0.17x (0,22/2) 2z=o、18
1 mm”である。 同様に第1図の本発明の実施例においては、隣合う2本
の緯糸のうち1本の緯糸に対して経糸6X2=12本分
の長さのクリンプが、他の1本の緯糸に対して経糸14
本分の長さのクリンプがそれぞれ形成されており、隣合
う経糸2本が対になって緯糸に絡んでいるなめ太い緯糸
が使用できるので、経糸の線径が0.17n++n、ポ
リエステル緯糸の線径か0.251m、ポリアミド緯糸
の線径が0.30nmであると、クリンプの体積は、 12x0.17x <0.25/2) 2π一?−14
・、0.17:<(0,30/2)  yr =0.2
6811m3である。そこで摩耗体積の増加割合は、(
0,268÷0.181−1)x 100 =48.1
 (%)即ち、単純計算しただけでも本発明の実施例に
おいては約うO%摩耗体積が大きい。 第15図の従来例の走行面のクリンプの長さは実測によ
れは1.105++n+であり、第1図の本発明の実施
例では2.28mmであった。 比較試験の結果を次の第1表に示す。 (以下余白) 第   1   表 試験方法:日本フィルコン製牽耗試験機(実用新案登録
第1350124号)を用 いて、フィラーには重質炭酸カルシ ウムを用いて行った。 試験結果:第1表に示すごとく、本発明品は従来品に比
べて、下緯糸が摩耗切断す るまでの時間(ワイヤー寿命)が約 1゜6倍であった。 [効 果コ 以上説明したとおり、本発明の製紙用織物は、その走行
面において、耐摩耗性に優れたポリアミド緯糸のクリン
プはポリエステル緯糸のクリンプの2倍となって長いク
リンプを形成し、クリング性か良好となるので、従来使
用できなかった太いポリアミド緯糸が使用できることと
なり、剛性に優れたポリエステル緯糸は短いクリンプを
形成して綴込まれているので織物の剛性は良好であり、
隣り合う経糸2本が対になって当該走行面の緯糸を強い
力で曲げるのでさらに太い緯糸を使用することかできる
こととなり、繊物の姿勢の維持、即ち(受用中の伸びを
防止し一当該へ物のと水性やワイヤーマーク性などの紙
を抄造する性能には悪影響を与えることなく、さらに織
物の剛性を損なうことなく、耐摩耗性を飛躍的に改善す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図及び第6図は
、本発明の実施例であって、それぞれ経糸と緯糸とが各
16本(16シヤフト)、14本(14シヤフト)、1
8本(18シヤフト)、20本(20シヤフト)、22
本(22シヤフト)及び24本(24シャフl−1で構
成される完全組織の製紙用二重織物の完全意匠図である
。第7図と第8図は製紙用織物のナックル部を示し、第
9図はクリンプの形状を示す、第10図は本発明の製紙
用織物のナックル部を示す、第11図、第12図、第1
3図、第14図及び第15図は、本発明の実施例であっ
て、それぞれ第11図は18シヤフトの1:2交織製紙
用織物、第12図は16シヤフトの1=3交織製紙用織
物、第13図は16シヤフトの3:1交織製紙用織物、
第14図は20シヤフトの2:3交織製紙用織物、及び
第15図は20シヤフトの3=2交′a製紙用織物の完
全意匠図であり、第16図は従来例の経糸と緯糸とが各
16本(16シヤフト)で構成される完全#fl繊の製
紙用二重!?i物の完全意匠図である。 1〜27.30〜34.36〜39・・・経糸1 ′ 
〜24 ′ 28′ 29 ′ 35′・・・緯糸 第1図 第2図 第3図 第7図 第8図 第10図 と 3/ 第12図 第11図 10 11 12 13 14 15 15 17  
ill第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、n×2本(nは7以上の整数)の緯糸をそれぞれ上
    下二層に配設し、下層の緯糸はポリエステル糸とポリア
    ミド糸を配置しこの下層緯糸がポリアミド緯糸は1か所
    でポリエステル緯糸は2か所で隣り合う2本の経糸によ
    り織り込まれた完全組織を有する製紙用二重織物。 2、ポリアミド緯糸はポリエステル緯糸より線径が大き
    い糸である特許請求の範囲第1項記載の製紙用二重織物
    。 3、ポリアミド緯糸とポリエステル緯糸との比は1:3
    〜3:1である特許請求の範囲第1項、第2項又は第3
    項記載の製紙用二重織物。
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JPH0274691A (ja) * 1988-06-27 1990-03-14 Nippon Filcon Co Ltd 製紙用二重織物

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