JPH0219747Y2 - - Google Patents

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JPH0219747Y2
JPH0219747Y2 JP6111683U JP6111683U JPH0219747Y2 JP H0219747 Y2 JPH0219747 Y2 JP H0219747Y2 JP 6111683 U JP6111683 U JP 6111683U JP 6111683 U JP6111683 U JP 6111683U JP H0219747 Y2 JPH0219747 Y2 JP H0219747Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 この考案はマイクロ波集積回路に関し、特に方
向識別ドツプラレーダの高周波部をマイクロ波
IC化する技術に関する。
従来技術と問題点 移動物体に対しマイクロ波を発射したとき、そ
の反射波の回転ベクトルが、送信周波数を基準に
して移動物体が近づく場合はプラス方向に、遠ざ
かる場合はマイナス方向に回転することを利用し
て、移動物体との相対速度およびその変化方向を
識別する方向識別ドツプラレーダが従来より知ら
れている。
第1図はこのようなレーダの高周波部の従来構
成を示すブロツク図である。マイクロ波発振器1
の出力がアンテナ2から送信波として発射される
と共に、方向性結合器3,4で一部分岐されてロ
ーカル信号としてミキサ5,6に加えられ、アン
テナ2で受信された反射波がサーキユレータ7を
介してハイブリツド回路(等分配器)8に加えら
れ、ミキサ5は前記ローカル信号と反射波をπ/
2移相器9により位相シフトした信号とを混合
し、ミキサ6は前記ローカル信号と反射波とを混
合する。各ミキサ5,6の出力は、ローパスフイ
ルタ10,11に加えられ、送信波と反射波のビ
ート信号がIF出力端子12,13より取出され
る。また、このようにして得られたビート信号
は、第2図に示すIF入力端子20,21に加え
られ、増幅器22,23で増幅された後、波形整
形回路24,25で矩形波に整形され、位相比較
回路26で両信号の位相差が求められて、相対速
度およびその変化方向がそれぞれ相対速度出力端
子27,28より取出される。
ところで、第1図に示す方向識別ドツプラレー
ダの高周波部は、従来導波管等の立体回路を使用
して構成されている。その為、ドツプラレーダの
小型化には限界があつた。そこで、この高周波部
をマイクロストリツプ線路を使用してマイクロ波
IC化することが考えられる。このとき、マイク
ロ波発振器1を固体発振器たとえばガン発振器を
使用した場合、そのバイアス電圧がミキサ5,6
に印加されてはならない。また2個のミキサ5,
6のIF波を完全に分離する必要がある。更に、
サーキユレータをマイクロ波IC化するには他の
回路と別基板を使用しなければならず、同一基板
を使用したマイクロ波IC化が困難でコスト高と
なる。
考案の目的 この考案は、このような事情に鑑みて為された
ものであり、その目的は、サーキユレータを使用
せず又簡単な構成でガン発振器と両ミキサ間の低
域遮断を行なうようにして上記方向識別ドツプラ
レーダの高周波部をマイクロ波IC化した経済的
なマイクロ波集積回路を提供することにある。
本発明の構成は以下に示す通りである。即ち、
本発明は方向識別ドツプラレーダの高周波部を集
積化したマイクロ波集積回路において、固体発振
器、一端が該固体発振器の出力につながり他端が
前記固体発振器のバイアス端子につながる主線路
と該主線路と直流的に分離された副線路とを有す
る第1の方向性結合器、該第1の方向性結合器の
副線路の一端に入力がつながる第1のミキサ、該
第1のミキサの出力とIF出力端子間につながる
第1のローパスフイルタ、前記第1の方向性結合
器の副線路の他端につながる低域遮断素子、一端
が該低域遮断素子につながる主線路と該主線路と
直流的に分離された副線路とを有する第2の方向
性結合器、該第2の方向性結合器の副線路の一端
に入力がつながる第2のミキサ、該第2のミキサ
の出力とIF出力端子間につながる第2のローパ
スフイルタ、前記第2の方向性結合器の主線路及
び副線路の他端並びにアンテナ端子につながるハ
イブリツド回路が同一基板上に集積化されてな
り、且つ前記ハイブリツド回路から前記第2の方
向性結合器の主線路並びに副線路を介して夫々前
記第1及び第2のミキサに至る線路長を送信波の
ほぼπ/2だけ相互に異ならせたことを特徴とす
るマイクロ波集積回路の構成を有している。
考案の実施例 第3図は方向性識別ドツプラレーダの高周波部
のマイクロ波IC化に適したこの考案の実施例を
示すブロツク図である。
同図において、30は固体マイクロ波発振器た
とえばガン発振器であり、その出力は第1の方向
性結合器31の端子1に入力され、そのメイン出
力は端子2から無反射終端器32に導かれる。ガ
ン発振器30のバアス電圧はガンバイアス端子4
4から方向性結合器31を介して加えられる。方
向性結合器31は、4個の端子1〜4を有し、端
子1,2と端子3,4とは直流的に分離されてい
る。端子1の入力は、例えば10dB程度減衰し
て端子3に導かれ、例えば20dB減衰して端子4
へ導かれる。33は低域遮断素子である。ドツプ
ラレーダのIF波は送信波(マイクロ波)に比べ
て十分に低い周波数であることに注目すると、低
域遮断素子33は、第4図に示すようにマイクロ
ストリツプ線路52,53に1/4波長結合線路5
4,55を設けて対向させたDCブロツクを採用
することができる。この低域遮断素子33は方向
性結合器31の端子3と方向性結合器34の端子
1との間に接続される。
方向性結合器34は、端子1〜端子4を有し、
方向性結合器31と同様端子1,2と端子3,4
とは直流的に分離されている。端子1と端子2間
の伝送はほぼ無損失で行なわれ、端子1から端子
3へは例えば10dB程度の減衰で伝送する。端子
1と端子4との伝送損失は大きく設定した方が好
ましい。35は3dBハイブリツド回路(等分配
器)である。その端子1,3は方向性結合器34
の端子2,4に接続され、端子2はアンテナ37
に接続され、端子4は無反射終端器36に接続さ
れている。アンテナ37は送受信で兼用される。
38はミキサ回路であり、混合入力は方向性結合
器31の端子4から入力され、混合出力はローパ
スフイルタ39に出力される。このローパスフイ
ルタ39はミキサ回路38の出力成分からビート
信号成分を取出すもので、取出されたビート信号
成分はIF出力端子40に出力される。41もミ
キサ回路であり、混合入力は方向性結合器34の
端子3から入力され、混合出力はローパスフイル
タ42に出力され、ここでビート信号成分が取出
されて、IF出力端子43に出力される。なお、
第1図に示されたπ/2位相器9は、第3図のブ
ロツク図では特に図示していないが、これはハイ
ブリツド回路35の端子1から方向性結合器34
の端子2,1、低域遮断素子33、方向性結合器
31を介してミキサ回路38に至るマイクロスト
リツプ線路の線路長と、ハイブリツド回路35の
端子3から方向性結合器の端子4,3を介してミ
キサ回路41に至るマイクロストリツプ線路の線
路長とにπ/2だけの位相差が生じるように違い
を持たせているからである。
第3図のブロツク図において、ガンバイアス端
子44からのバイアス電圧で動作するガン発信器
30の出力の一部は、方向性結合器31の端子
3、低域遮断素子33、方向性結合器34の端子
1,2、ハイブリツド回路35の端子1,2を介
してアンテナ37に導かれ、このアンテナ37か
ら送信波として放射される。例えば、ガン発信器
30の発信電力を18dBm程度にすると、5dBm程
度の送信波電力となる。また、ガン発信器30の
出力の他の一部は方向性結合器31の端子4より
取出され、ローカル信号としてミキサ回路38に
入力されると共に、方向性結合器34の端子3か
らも取出されミキサ回路41にローカル信号とし
て入力される。アンテナ37で受信した物体から
の反射波は、ハイブリツド回路35の端子2より
入力されて端子1,3から取出され、端子1の出
力は、方向性結合器34、低域遮断素子33、方
向性結合器31の端子3,4を介してミキサ回路
38に入力される。またハイブリツド回路の端子
3より取出された受信波は、方向性結合器34の
端子4,3を介してミキサ回路41に入力され
る。ミキサ回路38は方向性結合器31の端子4
から入力されるローカル信号と受信波とを混合
し、ミキサ回路41は方向性結合器34の端子
3,4から入力されるローカル信号と受信波とを
混合する。そして、各ミキサ回路38,41の混
合出力がローパスフイルタ39,42を介して取
出される。
第3図の構成においては、方向性結合器31,
34間に低域遮断素子33が設けられているの
で、各ミキサのIF出力は互いに分離され、また
方向性結合器31の端子1,2と端子3,4間を
直流的に絶縁したのでガンバイアスが各ミキサ回
路38,41へ加わることは防止される。
第5図は第3図に示したブロツク図の回路をマ
イクロ波IC化したときのMICパターンを示す平
面図であり、斜線を施した部分がマイクロストリ
ツプ線路である。なお、第3図と対応する部分に
は同一符号を付してあり、60はグラウンド端
子、61な抵抗パターン、62はアンテナ端子の
パターンである。方向性結合器31は端子1,2
間が主線路となり、端子3,4間が副線路とな
る。また方向性結合器34は端子1,2間が主線
路となり、端子3,4間が副線路となる。基板と
しては例えばアルミナ基板が使用でき、マイクロ
ストリツプ線路としてはAuが使用できる。
本発明は2つのミキサ38,41の線路長に
π/2だけの位相差が生じるように間隔を持たせ
ているのではなく、ハイブリツド35より結合器
34の主線路(1,2をむすぶ線路)を介して第
1のミキサ38に至る線路長とハイブリツド35
より結合器34の副線路(4,3をむすぶ線路)
を介して第2のミキサ41に至る線路長とにπ/
2だけの位相差が生じるように間隔を持たせた構
成となつている。この位相差は受信時のみ生じる
ものである。なぜならばハイブリツド35と結合
器34の副線路とを結ぶ線路(ハイブリツド35
の端子3と結合器34の端子4間の線路)を送信
波は通らないからである。従つて、送信波でπ/
2位相差が生じることはない。
尚、送信波の位相差は結合器31からミキサ3
8の線路長と結合器31から低域遮断素子33、
結合器34を介してミキサ回路41に至る線路長
との差で決まる。本発明の場合、2π×n(nは整
数)だけの位相差が生じるように両線路長に間隔
を持たせている。
即ち、方向識別を可能にするためには2つのミ
キサに到達する送信波の位相差と受信波の位相差
との和が送信波のπ/2+2π×n(nは整数)と
なるようにする必要がある。第1図に図示した従
来構成においてハイブリツド8から各ミキサ5,
6に至る受信波の位相をπ/2移相器9により
π/2だけずらすということは、結合器3からミ
キサ5への線路長と結合器3から結合器4を介し
てミキサ6への線路長との差、即ち、送信波の位
相差が2π×nに設定されているということを示
している。第3図、第5図に示す本願の構成にお
いても同様であり、ミキサ38,41における受
信波の位相差がπ/2であることから、送信波の
位相差は2π×nとなる。
考案の効果 以上説明したように、この考案では、2個のミ
キサの間にマイクロ波ICパターンだけで構成で
きるDCブロツクの低域遮断素子を挿入してある
ので、製造工程の増加やコストの上昇を招くこと
なくミキサ相互間の影響を除去して、低域遮断効
果のないマイクロストリツプ線路を用いて高周波
部をマイクロ波IC化することができた。また、
主線路と副線路とが直流的に分離された方向性結
合器31を使用しているので、ガンバイアスが各
ミキサに加わることがない。更に、サーキユレー
タの代りにハイブリツド回路を採用したので、単
一の基板を使用して回路をマイクロ波IC化する
ことができ、更にコストの低減が可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は方向識別ドツプラレーダの高周波部の
従来構成を示すブロツク図、第2図はビート信号
から相対速度および速度の変化方向を識別する回
路のブロツク図、第3図は方向性識別ドツプラレ
ーダの高周波部のマイクロ波IC化に適したこの
考案の実施例を示すブロツク図、第4図は低域遮
断素子33の実施例を示すマイクロストリツプ線
路のパターン図、第5図は第3図に示したブロツ
ク図の回路をマイクロ波IC化したときのMICパ
ターンを示す平面図である。 30はガン発信器、31,34は方向性結合
器、33は低域遮断素子、35はハイブリツド回
路、38,41はミキサ回路、39,42はロー
パスフイルタである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 方向識別ドツプラレーダの高周波部を集積化し
    たマイクロ波集積回路において、固体発振器、一
    端が該固体発振器の出力につながり他端が前記固
    体発振器のバイアス端子につながる主線路と該主
    線路と直流的に分離された副線路とを有する第1
    の方向性結合器、該第1の方向性結合器の副線路
    の一端に入力がつながる第1のミキサ、該第1の
    ミキサの出力とIF出力端子間につながる第1の
    ローパスフイルタ、前記第1の方向性結合器の副
    線路の他端につながる低域遮断素子、一端が該低
    域遮断素子につながる主線路と該主線路と直流的
    に分離された副線路とを有する第2の方向性結合
    器、該第2の方向性結合器の副線路の一端に入力
    がつながる第2のミキサ、該第2のミキサの出力
    とIF出力端子間につながる第2のローパスフイ
    ルタ、前記第2の方向性結合器の主線路及び副線
    路の他端並びにアンテナ端子につながるハイブリ
    ツド回路が同一基板上に集積化されてなり、且つ
    前記ハイブリツド回路から前記第2の方向性結合
    器の主線路並びに副線路を介して夫々前記第1及
    び第2のミキサに至る線路長を送信波のほぼπ/
    2だけ相互に異ならせたことを特徴とするマイク
    ロ波集積回路。
JP6111683U 1983-04-23 1983-04-23 マイクロ波集積回路 Granted JPS59166186U (ja)

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JP6111683U JPS59166186U (ja) 1983-04-23 1983-04-23 マイクロ波集積回路

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JP6111683U JPS59166186U (ja) 1983-04-23 1983-04-23 マイクロ波集積回路

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JPS59166186U JPS59166186U (ja) 1984-11-07
JPH0219747Y2 true JPH0219747Y2 (ja) 1990-05-30

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