JPH0220425B2 - - Google Patents

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JPH0220425B2
JPH0220425B2 JP62270500A JP27050087A JPH0220425B2 JP H0220425 B2 JPH0220425 B2 JP H0220425B2 JP 62270500 A JP62270500 A JP 62270500A JP 27050087 A JP27050087 A JP 27050087A JP H0220425 B2 JPH0220425 B2 JP H0220425B2
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JP
Japan
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copolyetherester
glycol
elastomer
poly
weight
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JP62270500A
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English (en)
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JPS63116850A (ja
Inventor
Josefu Osutapuchenko Jooji
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EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
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Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPS63116850A publication Critical patent/JPS63116850A/ja
Publication of JPH0220425B2 publication Critical patent/JPH0220425B2/ja
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  • Outer Garments And Coats (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、外科用滅菌布としてまた防水性の衣
服及び装置において使用するための2成分構造体
に関する。 織物工業は、織物材料に接合された水蒸気透過
性の重合体物質のフイルムからなる所謂通気性の
織物を製造している。最も有名な且つ成功してい
る水蒸気透過性の材料は織物材料に接着された微
孔性のポリテトラフルオルエチレンのフイルムで
ある。この生成物は際だつて成功しているけれ
ど、かなり高価であり、その孔は塵、身体の油及
び洗剤によつて塞がれてしまう傾向がある。他の
重合体例えばナイロン又はポリ(エチレンテレフ
タレート)も、高水蒸気透過性を有し、且つ織物
材料例えばナイロン又はポリエチレンテレフタレ
ートで被覆した時に防水性で水蒸気透過性の衣服
を製造するために使用できるということが知られ
ている。米国特記第4493870号は、ジカルボン酸、
脂肪族ジオール及びポリ(アルキレンオキシド)
グリコールから製造される。但し該グリコールの
少くとも70%が2.0〜2.4の炭素と酸素の比を有す
るコポリエーテルエステルの単層フイルムで被覆
された織物材料から作られる防水性の衣服を開示
している。ここに共重合体記述されているそのよ
うな防水性の衣服は、高湿度側に面するフイルム
表面に存在しない水蒸気透過速度値を示す。得ら
れる値は、いずれの側を同一値に露呈したとして
も同一となる。内部からよりも外部のかんきよう
から保護する製品に対して水蒸気を遅い速度で移
動させる防水性で水蒸気透過性の製品が必要とさ
れている。例えば心地良さを保証するために内部
から、より速い速度で水蒸気を移動させる能力を
有するそのような製品から作られた靴又はブーツ
は外部の濡れた状態のもとに米国特記第4493870
号に開示されている製品よりも着用者の足を乾い
た状態に維持するであろう。本発明の時点まで
は、製品例えばレインコートの水蒸気透過性層の
水蒸気透過速度はいずれの方向においても実質的
に同一であつた。1976年10月1日付けの日本国特
記願第50―35623号は織物材料で被覆されたコポ
リエーテルエステル弾性体の単層フイルムの水蒸
気透過性製品を開示している。この日本国特記願
の教示は米国特記第4493870号のものと同一の欠
点、例えば水蒸気透過性製品が同一程度の湿度に
露呈した時水蒸気をシート又はフイルムの各側か
ら同一の速度で透過するという欠点を有する。外
科用滅菌布として及びフイルムを通して外部へ或
いは衣服又は製品の外気側へ水蒸気を迅速に透過
するが、水の反対方向への透過を最小にし、着用
者を外部源からの水、液体及び蒸気から保護しつ
つ着用者から外への水蒸気の透過を増大させて衣
服又は製品を心地良くするという最大の利点をも
つ防水性衣服又は製品において用いるための容易
に加工でき且つ安価な防水で水蒸気透過性のフイ
ルムが技術的に必要とされている。 本発明は、 (A) 厚さが0.05〜0.8ミルであり且つASTM E96
―66(第BW法)に従つて400〜2500g・ミル/
m2/24時の水蒸気透過速度を有する疎水性弾性
体の連続層、但し該疎水性弾性体はエステル結
合を通して頭尾結合した多数の反復長鎖エステ
ル単位及び短鎖エステル単位を有するコポリエ
ーテルエステル弾性体或いは2種又はそれ以上
のコポリエーテルエステル弾性体の混合物であ
り、該長鎖エステル単位は式 で表わされ且つ該短鎖エステル単位は式 で表わされ、ここで、Gは平均分子量約400〜
3500を有するポリ(アルキレンオキシド)グリ
コールから末端のヒドロキシル基を除去した後
に残る2価の基であり、そして更にコポリエー
テルエステル或いは2種又はそれ以上のコポリ
エーテルエステルの混合物中にポリ(アルキレ
ンオキシド)グリコールによつて導入されるエ
チレンオキサイド基の量はコポリエーテルエス
テル或いは2種又はそれ以上のコポリエーテル
エステルの混合物の全重量に基づいて約20重量
%より多くなく;Rは分子量が300より小さい
ジカルボン酸からカルボキシル基を除去した後
に残る2価の基であり;Dは分子量が約250よ
り小さいジオールからヒドロキシル基を除去し
た後に残る2価の基であり;そして該疎水性コ
ポリエーテルエステル或いは2種又はそれ以上
のコポリエーテルエステルの混合物は約25〜80
重量%の短鎖エステル単位を有する; (B) 厚さが0.3〜6ミルであり且つASTM E96―
66(第BW法)に従つて少なくとも3500g・ミ
ル/m2/24時の水蒸気透過速度を有する親水性
弾性体の連続相、但し該親水性弾性体は式
()及び()で表わされるエステル結合を
通して頭尾結合した且つ上述の値を有する多数
の長鎖エステル単位及び短鎖エステル単位をも
つコポリエーテルエステル弾性体或いは2種又
はそれ以上のコポリエーテルエステル弾性体の
混合物であり、ここで、コポリエーテルエステ
ル或いは2種又はそれ以上のコポリエーテルエ
ステルの混合物中にポリ(アルキレンオキシ
ド)グリコールによつて導入されるエチレンオ
キサイド基の量がコポリエーテルエステル或い
は2種又はそれ以上のコポリエーテルエステル
の混合物の全重量に基づいて約25〜68重量%で
あり、そして親水性コポリエーテルエステル或
いは2種又はそれ以上のコポリエーテルエステ
ルの混合物が約25〜80重量%の短鎖エステル単
位を含む;を含んでなる水分の増大を防止する
ために水蒸気の示差的移動を可能にする一緒に
接合されたコポリエーテルエステル弾性体の疎
水性層及び親水性層の、ASTM E−96―66
(第BW法)によつて決定した少なくとも1.2の
水蒸気に対する分離比を有する2成分フイルム
に関する。 コポリエーテルエステル弾性体中のエチレンオ
キサイド基とは、長鎖エステル単位中の(CH2−
CH2−O−)基の全弾性体中の重量%を意味す
る。 重合体中の量を決定するために数えられるコポ
リエーテルエステル中のエチレンオキサイド基は
ポリ(アルキレンオキシド)グリコールに由来す
るものであつて、低分子量ジオールによつてコポ
リエーテルエステル中に導入することのできるエ
チレンオキシド基でない。 水蒸気の分離比は、ASTM E―96―66(第
BW法)に記述されている如く測定を22℃で行な
い、2成分フイルムの親水性層を水の表面に隣ら
せて得た水蒸気透過性速度の値を、2成分フイル
ムの疎水性層を水の表面に隣らせて得た水蒸気透
過性速度の値で割つた値を意味する。2成分フイ
ルム上の織布の存在はフイルムの分離比の値に何
の影響もない。 2成分フイルムは、バクテリヤ感染の可能性を
減じて手術を行なう場合に患者の身体を覆うため
に用いる外科用滅菌布として特に有用である。ま
た2成分フイルムは水蒸気透過性製品例えばレイ
ンコート、ジヤケツト、テント、ウエツトスー
ツ、保護服、手袋、靴、ブーツ、車のカバーなど
を通気性にするために疎水性層を通して織布に接
着せしめるのに特に適している。 本発明の2成分フイルムは、ASTM E―96―
66(第BW法)によつて測定されるように、水蒸
気が、フイルムの疎水性層から次いでフイルムの
親水性層を通る通過よりも、フイルムの親水性層
の方向に次いで2成分構造のフイルムの疎水性層
を通過する場合、非常に高い水蒸気透過速度
(WVTR)を示す。本発明の2成分フイルム構造
体を外科用滅菌布として用い且つフイルムの親水
性層を患者の皮膚に隣つて置く場合、傷に隣る或
いは患者の皮膚上の外科用滅菌布の下の水蒸気の
蓄積は、親水性層から疎水性層を通る水蒸気の透
過が高速のために実質的に減ぜられうる。2成分
フイルムがの無孔性はその区域の汚れによつて引
き起こされる感染の可能性を減ずる。更に親水性
層の水蒸気透過の高速度は、2成分フイルムを衣
服例えばレインコート、ジヤケツト及び靴の内張
りに用いた時に有用である。例えば本発明の2成
分フイルムをレインコートの製造に用い且つ織物
材料を溶融接合により或いは接着剤接合によりフ
イルムの疎水性層に接着させる場合、水蒸気の透
過速度はフイルムの疎水性層からフイルムの疎水
性に至る及び疎水性層を通る水蒸気の方が逆の方
向よりも実質的に高い。結果として、レインコー
トの着用者は、2成分フイルムの親水性層に隣る
コートの内側に蓄積する水蒸気が、WVTRが各
方向において凡そ同一ならば蓄積するであろう量
よりも少ないから、より快適である。 重合体鎖の単位に適用される如き「長鎖エステ
ル単位」とは長鎖グリコールのジカルボン酸との
反応生成物に関するものである。本発明のコポリ
エーテルエステルの反復単位である「長鎖エステ
ル単位」は上式()に相当する。長鎖グリコー
ルは末端(或いはできる限り殆んど末端)ヒドロ
キシ基を有する重合体グリコールである。疎水性
フイルム又は親水性フイルムに対するコポリエー
テルエステルを製造するために使用される重合体
グリコールの分子量は約400〜3500である。 疎水性コポリエーテルエステル弾性体を製造す
るために使用されるポリ(アルキレンオキシド)
グリコールは、全重量が重合体の全重量の約20重
量%以下であるようにエチレンオキサイド基を含
有することができる。多くの場合、そのようなコ
ポリエーテルエステルを製造するために用いられ
るポリ(アルキレンオキシド)グリコールはエチ
レンオキサイドを含有せず、結果として得られる
コポリエーテルエステルはエチレンオキサイド残
基を含有しない。しかしながら、弾性体に基づい
て高々20重量%、好ましくは15重量%より多くな
いエチレンオキサイド基を有するコポリエーテル
エステルをもたらさず量でエチレンオキサイド基
を含有するポリ(アルキレンオキシド)グリコー
ルは、得られるコポリエーテルエステルが十分低
度の、即ち約2500g・ミル/m2/24時より大きく
ない水蒸気透過性を示すから使用することができ
る。疎水性コポリエーテルエステルの長鎖エステ
ル単位を形成させるために使用することのできる
代表的なポリ(アルキレンオキシド)グリコール
は400〜3500、普通600〜1500の分子量を有し、そ
してポリ(1,2―及び1,3―プロピレンオキ
シド)グリコール、ポリ(テトラメチレンオキシ
ド)グリコール、適当な割合のエチレンオキサイ
ド及び1,2―プロピレンオキサイドのランダム
又はブロツク共重合体、及びテトラヒドロフラン
の、少量の第2の単量体例えばメチルテトラヒド
ロフランとのランダム又はブロツク共重合体を含
む。但しエチレンオキサイドの含量はエチレンオ
キサイド基を高々約20重量%有するコポリエーテ
ルエステルを生成するような量である。好ましく
は、疎水性フイルムを製造するために使用される
ポリ(アルキレンオキシド)グリコールはポリ
(テトラメチレンエーテル)グリコール又はエチ
レンオキサイドで末端処理されたポリプロピレン
オキサイドグリコールである。 親水性コポリエーテルエステルを製造するため
に使用されるポリ(アルキレンオキシド)グリコ
ールは、コポリエーテルエステル弾性体の全重量
に基づいて約25〜68重量%のエチレンオキサイド
基を有するコポリエーテルエステルをもたらすの
に十分な量でエチレンオキサイド基を含有しなけ
ればならない。このエチレンオキサイド基は、重
合体に、水蒸気を容易に透過させる特性を有しせ
しめる。一般にコポリエーテルエステル中のエチ
レンオキサイドのパーセントが高くなればなる
程、水蒸気の透過の程度が高くなる。第2のポリ
(アルキレンオキシド)グリコールを少量含有す
るエチレンオキサイドのランダム又はブロツク共
重合体も使用できる。一般に第2の単量体が存在
するならば、第2の単量体はポリ(アルキレンオ
キシド)グリコールの約30モル%以下、普通約20
モル%以下を構成するであろう。親水性フイルム
を形成するコポリエーテルエステルを製造するた
めに使用される代表的な長鎖グリコールは、400
〜3500、普通600〜1500の分子量を有し、そして
ポリ(エチレンオキシド)グリコール、エチレン
オキサイドで末端処理されたポリプロピレンオキ
シドグリコール、ポリ(エチレンオキシド)グリ
コールの他のグリコール例えばエチレンオキサイ
ドで末端処理されたポリ(プロピレンオキシド)
グリコール及び/又はポリ(テトラメチレンオキ
シド)グリコールとの混合物を含む。但しこの場
合得られるコポリエーテルエステルは少なくとも
25重量%のエチレンオキサイド基の量を有する。
約600〜1500の分子量を有するポリ(エチレンオ
キシド)グリコールから製造されるコポリエーテ
ルエステルは優秀な水蒸気透過性及び限られた水
での膨潤を組合せて有するから好適であり、また
フイルムに成形した時広い温度範囲にわたつて有
用な性質を示す。 2成分フイルムの疎水性層又は親水性層を形成
するコポリエーテルエステルの重合体鎖中の単位
に適用される如き「短鎖エステル単位」とは、低
分子量化合物又は分子量約500以下の重合体鎖単
位に関するものである。それらは低分子量ジオー
ル又はジオール(分子量約250以下)の混合物を
ジカルボン酸と反応させて上式()で表わされ
るエステル結合を形成するように製造される。 好ましくは、疎水性及び親水性弾性体のコポリ
エーテルエステルの融点は120℃以上、普通約120
℃から約220℃以上までである。コポリエーテル
エステルの融点は約120℃以下であるならば、重
合体は粘着性となり、フイルム形で取り扱い難く
なる。融点が約220℃以上ならば、フイルムは過
度に堅くなる。融点は示差掃査型熱量計(DSC)
で決定される。 2成分フイルムの疎水性又は親水性層のいずれ
かを形成するコポリエーテルエステルを製造する
のに適当である短鎖エステル単位を形成させるた
めに反応せしめうる低分子量ジオールの中には、
非環式、脂環式及び芳香族ジヒドロキシ化合物が
含まれる。好適な化合物は炭素数2〜15のジオー
ル例えばエチレン、プロピレン、イソブチレン、
テトラメチレン、1,5―ペンタメチレン、2,
2―ジメチルトリメチレン、ヘキサメチレン及び
デカメチレングリコール、ジヒドロキシシクロヘ
キサン、シクロヘキサンジメタノール、レゾルシ
ノール、ハイドロキノン、1,5―ジヒドロキシ
ナフタレンなどを含む。特に好適なジオールは炭
素数2〜8の脂肪族ジオール、最も特に1,4―
ブタンジオールである。使用しうるビスフエノー
ルには、ビス(p―ヒドロキシ)ジフエニル、ビ
ス(p―ヒドロキシフエニル)メタン、及びビス
(p―ヒドロキシフエニルプロパンが含まれる。
ジオールと同等のそのエステル生成誘導体も有用
である(例えばエチレンオキサイド又はエチレン
カーボネートをエチレングリコールの代わりに使
用することができる)。本明細書に用いる如き
「低分子量ジオール」はそのような同等のエステ
ル生成誘導体を含むものと見なすべきである。し
かしながらその分子量の必要条件はジオールに関
するものであり、その誘導体に係るものではな
い。 前述の長鎖グリコール及び低分子量ジオールと
反応して、本発明における2成分フイルムの疎水
性及び親水性の双方に対して使用しうるコポリエ
ーテルエステルを生成するジカルボン酸は、低分
子量の、即ち約300以下の分子量を有する脂肪族、
脂環族又は芳香族ジカルボン酸である。本明細書
に用いる如き「ジカルボン酸」は、コポリエーテ
ルエステル重合体の製造におけるグリコール及び
ジオールとの反応で実質的にジカルボン酸と同様
に機能する2官能性カルボキシル基を有するジカ
ルボン酸の酸同等物を含む。これらの同等物はエ
ステル及びエステル生成誘導体例えば酸ハライド
及び酸無水物を含む分子量の必要条件は酸に関す
るものであり、その同等のエステル又はエステル
生成誘導体に係るものではない。即ち300より大
きい分子量を有するジカルボン酸のエステル或い
は300より大きい分子量を有するジカルボン酸の
酸同等物も、その酸が300以下の分子量を有する
ならば包含しうる。ジカルボン酸はコポリエーテ
ルエステル重合体の製造及び本発明の組成物にお
ける重合体の使用を実質的に妨害しないいずれか
の置換基又は組合せを含有していてよい。 本明細書で用いる如き脂肪族ジカルボン酸は、
それぞれ飽和炭素原子に結合した2つのカルボキ
シル基を有するカルボン酸に関するものである。
カルボキシル基の結合する炭素原子が飽和であり
且つ環内に存在するならば、その酸は脂環族であ
る。共役不飽和を有する脂肪族又は脂環族酸はし
ばしば単独重合のために使用することができな
い。しかしながらいくつかの不飽和酸例えばマレ
イン酸は使用しうる。 本明細書で用いる如き芳香族ジカルボン酸は、
2つのカルボキシル基が炭素環芳香族環の炭素原
子に結合しているジカルボン酸である。両官能性
カルボキシル基が同一の芳香族環に結合している
ということは必ずしも必要でなく、また1つ以上
の環が存在する場合にはそれらは脂肪族又は芳香
族の2価の基或いは−O−又は−SO2−のような
2価の基によつて連結していてもよい。 使用しうる代表的な脂肪族及び脂環族酸は、セ
バシン酸、1,3―シクロヘキサンジカルボン
酸、1,4―シクロヘキサンジカルボン酸、アジ
ピン酸、グルタール酸、4―シクロヘキサン―
1,2―ジカルボン酸、2―エチルスベリン酸、
シクロペンタンジカルボン酸、デカヒドロ―2,
6―ナフタレンジカルボン酸、4,4′―メチレン
ビス(シクロヘキシル)カルボン酸、3,4―フ
ランジカルボン酸である。好適な酸はシクロヘキ
サン―ジカルボン酸及びアジピン酸である。 フイルムを製造するために用いるコポリエーテ
ルエステルを作るのに使用しうる代表的な芳香族
ジカルボン酸はフタル酸、テレフタル酸、イソフ
タル酸、ビス安息香酸、2つのベンゼン核を有す
る置換ジカルボキシ化合物例えばビス(p―カル
ボキシフエニル)メタン、p―オキシ―1,5―
ナフタレンジカルボン酸、2,6―ナフタレンジ
カルボン酸、2,7―ナフタレンジカルボン酸、
4,4′―スルホニルビス安息香酸及びこれらのC1
〜C12アルキル及び環置換誘導体例えばハロ、ア
ルコキシ及びアリール誘導体を含む。ヒドロキシ
酸例えばp―(β―ヒドロキシエトキシ)安息香
酸も、芳香族ジカルボン酸が共存するならば使用
うることができる。 芳香族ジカルボン酸は、本発明の2成分フイル
ムを作るのに有用なコポリエーテルエステル重合
体を製造するための好適な種類である。芳香族酸
では炭素数8〜16のもの、特にテレフタル酸単独
或いはそれとフタル酸及び/又はイソフタル酸と
の混合物は好適である。 上述したように、2成分フイルムの親水性層を
形成するコポリエーテルエステル弾性体は、コポ
リエーテルエステル中のエチレンオキサイド基を
除いて2成分フイルムの疎水性層を形成するコポ
リエーテルエステル弾性体に同様である。上式
()において、親水性コポリエーテルエステル
又は疎水性コポリエーテルエステルに対するG
は、分子量約400〜3500のポリ(アルキレンオキ
シド)グリコールから末端ヒドロキシル基を除い
た後に残る2価の基である。親水性コポリエステ
ルに対して用いられるポリ(アルキレンオキシ
ド)グリコールは、得られるコポリエーテルエス
テルが約25〜68重量%、好ましくは約30〜55重量
%のエチレンオキサイド含量を有するように十分
なエチレンオキサイド基を含む。疎水性コポリエ
ステルに対して使用されるポリ(アルキレンオキ
シド)グリコールは0〜20重量%のエチレンオキ
サイド含量を有する。 本発明の2成分フイルムの親水性層を製造する
ために使用されるコポリエーテルエステルは、上
式()に相当する短鎖エステル単位を約25〜80
重量%、好ましくは約40〜60重量%で含有し、残
りが上式()に相当する長鎖エステル単位であ
る。2成分フイルムの親水性層に用いるコポリエ
ーテルエステル弾性体が約25重量%より少ない短
鎖エステル単位を含有する時、結晶化速度は非常
に遅くなり、そしてコポリエーテルエステルは粘
着で取り扱い難くなる。親水性層に用いるコポリ
エーテルエステル弾性体が約80重量%より多い短
鎖エステル単位を含有すると、コポリエーテルエ
ステルフイルムは固くなりすぎる。好適な性質の
バランスは、短鎖エステル単位が約40〜60重量%
の時に得られる。 厚さ0.05〜0.8ミルの2成分フイルムの疎水性
層を製造するために使用されるコポリエーテルエ
ステルは上式()に相当する短鎖エステル単位
を約25〜80重量%、好ましくは約30〜60重量%で
含有し、残りが上式()に相当する長鎖エステ
ル単位である。一般にコポリエーテルエステル中
の短鎖エステル単位のパーセントが増大するにつ
れて、重合体は高引張り強度及びモジユラスを有
し、そして水蒸気透過速度は減少する。最も好ま
しくは、2成分フイルムの親水性層及び疎水性層
を形成する両コポリエーテルエステルに対して、
上式()及び()のRで表わされる基の少な
くとも約70%は1,4―フエニレン基であり、そ
して上式()のDで表わされる基の少なくとも
70%は1,4―ブチレン基であり、また1,4―
フエニレン基でないR基及び1,4―ブチレン基
でないD基のパーセントの合計は30%を越えな
い。コポリエーテルエステルを製造するために第
2のジカルボン酸を用いる場合にはイソフタル酸
が選択できる酸であり、そして第2の底分子量ジ
オールを用いるならば1,4―ブタンジオール又
はヘキサメチレングリコールが選択しうるジオー
ルである。 2成分フイルムの疎水性及び親水性層は、2種
又はそれ以上のコポリエーテルエステル弾性体の
ブレンド又は混合物であつてよい。ブレンドに使
用されるコポリエーテルエステルは、個々の基準
において弾性体に対して上述した値内に入る必要
がない。しかしながら疎水性層又は親水性層のい
ずれかを形成する2種又はそれ以上のコポリエー
テルエステル弾性体のブレンドは、重量平均基準
に基づいて、コポリエーテルエステルに対して上
述した値に一致しなければならない。例えば2種
のコポリエーテルエステル弾性体を等量で含有す
る2成分フイルムの親水性層を製造するために混
合物を用いる場合には、1つのコポリエーテルエ
ステルは60重量%の短鎖エステル単位を含有する
ことができ、そして他のコポリエーテルエステル
は2成分フイルムの親水性層における短鎖エステ
ル単位の45重量%という重量平均に対して30重量
%の短鎖エステル単位を含有することができる。 2成分フイルムを構成する疎水性層及び親水性
層の水蒸気透過速度は種々の手段によつて調節す
ることができる。明らかにコポリエーテルエステ
ルの層の厚さは水蒸気透過速度に影響し、層が薄
ければ薄いほど値は大きくなる。2成分フイルム
の層を製造するために使用されるコポリエーテル
エステルの短鎖エステル単位のパーセントの増加
は水蒸気透過速度の値を減少させるが、重合体が
より結晶性になるという事実のために層の引張り
強度値を増大させる。普通疎水性層に対する水蒸
気透過速度はASTM E96―66(第BW法)による
と400〜2500g・ミル/m2/24時、好ましくは800
〜1200g・ミル/m2/24時である。親水性層に対
する水蒸気透過速度はASTM E96―66(第BW
法)によると少なくとも3500g・ミル/m2/24
時、好ましくは3500〜20000g・ミル/m2/24時
である。 疎水性層及び親水性層を製造するために使用さ
れるコポリエーテルエステル弾性体のヤング率は
ASTM 法D―412によつて決定される如く1000
〜14000psi、普通2000〜10000psiである。このヤ
ング率はコポリエーテルエステル弾性体の短鎖セ
グメントと長鎖セグメントの比及びコポリエーテ
ルエステルの製造に対する共単量体の選択によつ
て制御できる。比較的低いヤング率を有するコポ
リエーテルエステルを用いることの重要性は衣服
例えばジヤケツト及びレインコートの製造のため
に織物材料に接合した時の複合物の良好な延伸回
復と美観とであり、この場合衣服の固さ及び滅菌
性も快適さのために重要である。 2成分フイルムの親水性層を製造するために使
用される最も好適なコポリエーテルエステル弾性
体はテレフタル酸のエステル例えばテレフタル酸
ジメチル、1,4―ブタンジオール及びポリ(エ
チレンオキシド)グリコールから製造されるもの
である。2成分フイルムの疎水性層を製造するた
めに使用される最も好適なコポリエーテルエステ
ル弾性体はテレフタル酸及びイソフタル酸のエス
テル又はエステル混合物、1,4―ブタンジオー
ル及びポリ(テトラメチレンエーテル)グリコー
ル又はエチレンオキサイドで末端処理されたポリ
プロピレンオキシドグリコールから製造されるも
のである。 ジカルボン酸又はその誘導体及び重合体グリコ
ールは反応混合物中に存在するものと同一のモル
割合で最終生成物中に導入される。実際に導入さ
れる低分子量ジオールの量は反応混合物中に存在
するジ酸と重合体グリコールのモル数の差に相当
する。低分子量のジオールの混合物を用いる場
合、導入される各ジオールの量は主に存在するジ
オールの量、その沸点、及び相対反応性の関数で
ある。導入されるグリコールの全量は以前ジ酸と
重合体グリコールのモル数の差である。本明細書
に記述される2成分フイルムの疎水性層と親水性
層を製造するために使用されるコポリエーテルエ
ステル弾性体は通常のエステル交換反応によつて
簡便に製造することができる。好適な方法は芳香
族酸のエステル例えばテレフタル酸のジメチルエ
ステルを、触媒の存在下にポリ(エチレンオキシ
ド)グリコール及びモル過剰量の低分子量ジオー
ル、1,4―ブタンジオールと共に150〜260℃に
加熱し、続いて交換反応によつて生成するメタノ
ールを留去することを含む。加熱はメタノールの
発生が完結するまで継続される。温度、触媒及び
グリコールの過剰に依存して、この重合は数分な
いし数時間以内に完了する。生成物は上述した方
法による高分子量コポリエーテルエステルに対し
て行なうことのできる低分子量プレポリマーの製
造に至る。そのようなプレポリマーは多くの他の
エステル化又はエステル交換法によつて製造する
ことができる;例えば長鎖グリコールはランダム
化が起こるまで触媒の存在下に高又は低分子量の
短鎖エステル単独重合体又は共重合体と反応させ
ることができる。短鎖エステル単独重合体又は共
重合体は上述の如くジメチルエステル及び低分子
量のジオールから或いは遊離の酸及び酢酸ジオー
ルからエステル交換によつて製造することができ
る。他に短鎖エステル共重合体は適当な酸、酸無
水物又は酸クロライドの例えばジオールの直接エ
ステル化により或いは他の方法例えば酸の環式エ
ーテル又はカーボネートとの反応により製造する
ことができる。明らかにプレポリマーはこれらの
工程を長鎖グリコールの存在下に行なうことによ
つても製造しうる。 得られるプレポリマーは続いて過剰の短鎖ジオ
ールを蒸留することによつて高分子量にすること
ができる。この方法は「重縮合」として公知であ
る。この蒸留中には更なるエステル交換が起こ
り、分子量が増大し、コポリエーテルエステル単
位の配列がランダム化する。最良の結果は普通こ
の最終の蒸留又は重縮合を酸化防止剤例えば1,
6―ビス[(3,5―ジ―tert―ブチル―4―ヒ
ドロキシフエノール)―プロピオンアミド]―ヘ
キサン又は1,3,5―トリメチル―2,4,6
―トリス[3,5―ジ―tert―ブチル―4―ヒド
ロキシベンジル]ベンゼンの存在下に1mm以下の
圧力及び240〜260℃で2時間以下にわたつて行な
う時に得られる。最も実際的な重合法は重合反応
を完結するためのエステル交換法である。不可逆
的な熱分解の可能性があるため高温での過度な保
持時間を避ける目的により、エステル交換反応に
対する触媒を用いることが有利である。種々の触
媒が使用しうるけれど、有機チタネート例えばテ
トラブチルチタネートを単独で或いは炭酸マグネ
シウム又はカルシウムと組合せて用いることが好
適である。例えばアルカリ又はアルカリ土類金属
アルコキシド及びチタネートエステルに由来する
錯体チタネートも非常に効果的である。無機チタ
ネート例えばチタン酸ランタン、酢酸カルシウ
ム/三酸化アンチモン混合物及びリチウム及びマ
グネシウムアルコキシドは使用しうる他の触媒の
代表である。 エステル交換重合は一般に溶媒を添加しないで
溶融物中で行なわれるが、不活性な溶媒を用いて
反応物から低温における揮発性成分の除去を容易
にしてもよい。この方法は例えば直接エステル化
によるプレポリマーの製造中に特に有用である。
しかしながらある種の低分子量ジオール例えばブ
タンジオールは共沸蒸留によつて重合中に簡便に
除去しうる。他の特別な重合法例えばビスフエノ
ールのビスアシルハライド及びビスアシルハライ
ドで末端処理された線状ジオールとの界面重合は
特別な重合体の製造に対して有用である。コポリ
エーテルエステル重合体の製造のいずれの段階に
対してもバツチ式及び連続方法が使用できる。プ
レポリマーの重縮合は、微粉砕した固体のプレポ
リマーを真空下に或いは不活性な気体流中で加熱
して遊離した低分子量のジオールを除去すること
によつて固相で行なつてもよい。この方法はプレ
ポリマーの軟化点以下の温度で使用しなければな
らないから分解を減ずる利点をもつ。主な欠点は
期待する重合を達成するのに長時間要することで
ある。 コポリエーテルエステルは多くの望ましい性質
を有するけれど、時にこれらの組成物を熱又は光
による劣化に対して更に安定化することが得策で
ある。幸運なことに、これは安定剤をコポリエー
テルエステル中に混入することによつて非常に容
易に行なうことができる。満足しうる安定剤はフ
エノール、特に立体障害されたフエノール及びそ
の誘導体、アミン及びその誘導体、特にアリール
アミンを含んでなる。 安定剤として有用な代表的フエノール誘導体は
4,4′―ビス(2,6―ジ―tert―ブチルフエノ
ール);1,3,5―トリメチル―2,4,6―
トリス[3,5―ジ―tert―ブチル―4―ヒドロ
キシベンジル]ベンゼン及び1,6―ビス(3,
5―ジ―tert―ブチル―4―ヒドロキシフエニ
ル)プロピオンアミド]―ヘキサンを含む。立体
障害されたフエノールの、共安定剤例えばジラウ
リルチオジプロピオネート又はホスフアイトとの
混合物は特に有用である。光安定性の改良は少量
の顔料の添加或いは光安定剤例えばベンゾトリア
ゾール紫外線吸収剤の導入によつて行なわれる。
ヒンダード・アミン光安定剤、例えばビス(1,
2,2,6,6―ペンタメチル―4―ピペリジニ
ル)m―ブチル―(3,5―ジ―tert―ブチル―
4―ヒドロキシベンジル)マロネートの、普通コ
ポリエーテルエステルの0,05〜1.0重量%の量
での添加は、耐光分解性を有する組成物の製造に
特に有用である。 コポリエーテルエステルには、普通コポリエー
テルエステル又は2成分フイルムの層を形成する
コポリエーテルエステルの混合物の約1〜10重量
%の量で種々の通常の充填剤を添加することがで
きる。粘土、タルク、アルミナ、カーボンブラツ
ク、シリカのような充填剤が使用でき、この後者
が好適である。また白色及び明色の顔料が重合体
に添加しうる。一般にこれらの添加剤は種々の伸
張においてヤング率を増大させる効果を有する。
無機充填剤を微粉砕形で、用いる親水性コポリエ
ーテルエステルに添加して、衣服などの親水性層
の滑り及びブロツキング性を改良し且つ層の織物
材料への接着合体性を犠牲にしないで改良された
縫製性及び美観を付与することは有利である。 雨天着、ジヤケツト、保護服、テントなどの製
造に対して用いるいずれか適当な織物材料は好ま
しくは溶融接合又は接着剤での接合により2成分
フイルムの疎水性層に接着させることができる。
疎水性層は2成分フイルムの必須部分である。疎
水性層は2成分フイルムを形成する親水性層の1
つの表面を被覆する。この疎水性層はWVTR分
離比を調節する手段として機能し、親水性材料の
単一層フイルムの結合に比べて織物材料に対する
接着剤での接合を容易にする。また疎水性層を形
成する重合体が親水性相を形成するコポリエーテ
ルエステルよりも十分低い融点(少なくとも約10
℃以下の融点)を有する場合、それは高融点の親
水性層を柔らかくせず且つ2成分フイルムの合体
性を維持して衣服などに加工できる柔軟な層状生
成物を形成せしめつつ織物材料、即ち織布又は不
織布をそれ自体に接合させるための接着剤として
も機能しうる。更にフイルムの親水性層と共押出
しされるフイルムのコポリエーテルエステル親水
性層は2成分フイルムを形成するコポリエーテル
エステル弾性体の化学的類似性のために層間に強
力な接着をもたらす。普通使用される織物材料は
ポリエチレンテレフタレート、或いはポリアミド
例えばナイロン6、又はナイロン66、木綿、三酢
酸セルロースである。織物材料は層状生成物を製
造するために2成分フイルムの疎水性層に付着又
は接着させることができる。普通織物材料をより
撥水性にするためには通常の物質例えばフルオル
カーボン及びシリコーンを織物上に被覆又は噴霧
することができる。 2成分フイルムの疎水性層及び該フイルムの疎
水性層及び該フイルムの親水性層という複合構造
は、最初に親水性層、次いで疎水性層を通る水蒸
気の通過に対して、水蒸気源が疎水性層に隣つて
存在する最初に疎水性層、次いで親水性層を通る
場合よりも、非常に大きいWVTRをもたらす。
該2成分フイルムから作つた衣服は着用者に隣る
内側に親水性層を有し、従つてWVTRは親水性
層から疎水性層への方向により高いからその衣服
の着用者に好ましい涼感効果を与える。そのよう
な衣服は通気を維持しつつ雪や雨を遮断する。 本発明の2成分フイルムを形成する疎水性層及
び親水性層は透過性バルブのように挙動する。2
成分フイルム構造体の透過性は蒸気圧(相対湿
度)と共に直線的でない。相対湿度が増大するに
つれて親水性層は、その膨潤性及び透過性の組成
によつて決定される量で水を吸収する。コポリエ
ーテルエステル中の長鎖エステル単位の重量%が
高くなればなるほど、重合体の水による膨潤性が
高くなる。結果として2成分フイルムの親水性層
が水源に隣る場合、水蒸気透過速度の値は疎水性
層が水源に隣る時よりも約2〜3倍高い。疎水性
コポリエーテルエステル弾性体及び親水性コポリ
エーテルエステル弾性体の2成分フイルムは通常
の共押出し法によつて製造される。コポリエーテ
ルエステル弾性体の構造、組成及び溶融粘度挙動
における化学的類似性は層間に優秀な接着性を有
する。2成分フイルムの均一層をもたらす。 簡単に言えば、共押出しによる2成分フイルム
の製造法は以下の通りである。2成分フイルムの
親水性層を形成するコポリエーテルエステル及び
存在するならば添加剤を1つの押出し機に供給
し、また疎水性層を形成するコポリエーテルエス
テル及び存在するならば添加剤を第2の押出し機
に供給しする。押出し機中の重合体をその融点以
上に加熱する。但しこれは織物材料を疎水性層に
溶融接合する場合、少なくとも約10℃だけ異なる
べきである。次いで各層を押出し機に連結された
通常の溶融物合体ブロツクに通過させ、そこで押
出した層の一方を他の層の上に接触させる。次い
で層を合体ブロツクに連結された平らな口金に通
じ、そこで共押出した層を互いに接着し、2成分
フイルム構造体を製造する。口金から出てくる2
成分フイルムを支持体物質例えば軽量ポリエステ
ルフイルム、離型紙などに溶融被覆し、次いで2
成分フイルムを巻き取り、使用のために貯蔵す
る。この2成分フイルムは外科用滅菌布として用
いることができる。 2成分フイルム構造体をレインコート、ジヤケ
ツト又は他の衣服への加工のための材料にしたい
場合には、2成分フイルムを熱ロール・カレンダ
リング装置上において、フイルムの疎水性層を織
物材料に隣らせるように熱的に積層することによ
り、2成分フイルムを織物材料例えばポリ(エチ
レンテレフタレート)に接合する。簡単に言う
と、1つのそのような方法は次の通りである。織
物材料を2成分フイルムの疎水性層に接合させる
ために用いる温度は疎水性層を溶融するのに十分
であるが親水性層を溶融しない温度であり、そし
て十分な圧力を適用して層を接合する。得られる
柔軟な層状生成物は衣服、テントなどにすること
ができる。 次の実施例は本発明を例示する。実施例中及び
パーセントは断らない限り重量によるものとす
る。 実施例 使用成分 フイルムの親水性層を形成するコポリエーテル
エステルAは、1,4―ブチレンテレフタレート
49.9重量%及びポリ(エチレンオキシド)テレフ
タレート50.1重量%を含有し、このコポリエーテ
ルエステルを製造するために用いたポリ(アルキ
レンオキシド)グリコールは1450の分子量を有し
た。このコポリエーテルエステルは46.0重量%の
計算されたエチレンオキサイド含量を有し、そし
て49.9重量%の短鎖エステル単位を含有した。重
合体は194℃の融点と18500g・ミル/m2/24時の
水蒸気透過速度(WVTR)を有した。 フイルムの疎水性層を形成するコポリエーテル
エステルBは、1,4―ブチレンテレフタレート
38重量%、1,4―ブチレンイソテレフタレート
11重量%、ポリ(テトラメチレンエーテル)テレ
フタレート39.6重量%及びポリ(テトラメチレン
エーテル)イソフタレート11.4重量%を含有し
た。このコポリエーテルエステルを製造するため
に使用したポリ(アルキレンオキシド)グリコー
ルは分子量1000を有した。このコポリエーテルエ
ステルのエチレンオキサイド含量は0であつた。
重合体は49重量%の短鎖エステル単位を含み、そ
して148℃の融点と450g・ミル/m2/24時の
WVTRを有した。 フイルムの疎水性層を形成するコポリエーテル
エステルCは、1,4―ブチレンテレフタレート
20.3重量%、1,4―ブチレンイソフタレート
7.9重量%、ポリ(テトラメチレンエーテル)グ
リコールテレフタレート51.7重量%、ポリ(テト
ラメチレンエーテル)イソフタレート20.1重量%
を含有し、そしてこのコポリエーテルエステルを
製造するために使用したポリ(アルキレンオキシ
ド)グリコールは分子量2000を有した。このコポ
リエーテルエステルのエチレンオキサイド含量は
0であつた。重合体は28.2重量%の短鎖エステル
単位を含み、124℃の融点と1300g・ミル/m2/
24時のWVTR値を有した。 フイルムの親水性層を形成するコポリエーテル
エステルDは1,4―ブチレンテレフタレート25
重量%、コポリエーテルエステル製造するために
用いたポリ(アルキレンオキシド)グリコールの
分子量が1450であるポリ(エチレンオキシド)テ
レフタレート50重量%、及びポリ(アルキレンオ
キシド)グリコールが分子量2000を有するポリ
(テトラメチレンエーテル)テレフタレート25重
量%を含有した。このコポリエーテルエステルは
45.8重量%の計算されたエチレンオキサイド含量
を有し且つ25重量%の短鎖エステル単位を含ん
だ。この化合物は150℃の融点と17500g・ミル/
m2/24時のWVTRを有した。 フイルムの疎水性層を形成するコポリエーテル
エステルEは、1,4―ブチレンテレフタレート
31重量%、1,4―ブチレンイソテレフタレート
9重量%、エチレンオキサイド/プロピレンオキ
サイドのコポリエーテルのテレフタレート46.5重
量%エチレンオキサイド/プロピレンオキサイド
のコポリエーテルのテレフタレート13.5重量%を
含有した。このコポリエーテルエステルを製造す
るために用いたコポリ(アルキレンオキシド)グ
リコールは、ポリ(プロピレンエーテル)グリコ
ールを30重量%のエチレンオキサイドで末端処理
することによつて製造した。これは分子量2150を
有した。このコポリエーテルエステルは17重量%
の計算されたエチレンオキサイド含量を有し、ま
た40重量%の短鎖エステル単位を含有した。重合
体は155℃の融点と2240g・ミル/m2/24時の
WVTRを有した。 使用した試験 水蒸気透過速度(WVTR)はASTM E96―66
(第BW法)により22℃で決定した。 実施例 1 コポリエーテルエステルAを、溶融物合体ブロ
ツクに連結された直径1.5インチの押出し機に供
給した。コポリエーテルエステルBは、同一の溶
融物合体ブロツクに連結された直径1インチの押
出し機に供給した。コポリエーテルエステルAを
205℃まで加熱し且つ20rpmで共押出しし、また
コポリエーテルエステルBを205℃まで加熱し且
つ押出し機な連結された溶融合体ブロツクに
5rpmで共押出しした。この共押出しした層を溶
融物ブロツク中で合体させた。次いで層を、約
205℃に加熱した巾14インチの口金ブロツクを有
する合体ブロツクに連結された口金中を通過させ
た。接合された2成分フイルムは、合体厚さ1ミ
ルを有して口金から出てきた。コポリエーテルエ
ステルA、即ち親水性層は0.9ミル(0.0229mm)
であり、そしてコポリエーテルエステルB、即ち
疎水性層は厚さ0.1ミル(0.0025mm)であつた。
口金から出てくる2成分フイルムを、親水性層を
スクリム織布に隣らせて、基材としての紡糸結合
させたポリエチレンテレフタレートの不織布の軽
量スクリム織布上に被覆した。スクリム基材を有
する2成分フイルムのWVTRをASTM E96―66
(第BW法)に従つて決定した。親水性層が水に
面する場合のWVTR値は3890g・ミル/m2/24
時であり、また2成分フイルムの疎水性層が水に
面する時のWVTR値は1850g・ミル/m2/24時
にすぎず、結果として水蒸気分離比は2.1であつ
た。 実施例 2 疎水性コポリエーテルエステルC(1310g・ミ
ル/m2/24時のWVTRを有する)を疎水性コポ
リエーテルエステルBと同一量で代替し且つ同一
条件下に押出す以外実施例1に上述した方法を繰
返した。スクリム織布の代りに離型紙を基材とし
て用い、そしてこれを水蒸気透過性の決定前に2
成分フイルムから除去した。共押出しした2成分
フイルムは、試験中を水をコポリエーテルエステ
ルAと接触させて測定した時8450g・ミル/m2/
24時のWVTRを有し、また水をコポリエーテル
エステルCと接触させて測定した時4120g・ミ
ル/m2/24時にすぎなかつた。水蒸気分離比は
2.05であつた。 実施例 3〜4 2成分フイルムの疎水性層に対してコポリエー
テルエステルBの代りにコポリエーテルエステル
Cとを用いる以外実施例1において上述した方法
を繰返した。また2成分構造体の押出したフイル
ムの全厚さはそれぞれ3.1ミル(実施例3)及び
6.5ミル(実施例4)であつた。それらは装置の
スクリユー速度及び線速度を変えることに基づい
て第表に示す如き異なつた厚さの層部分を有し
た。スクリム織布よりむしろ離型紙を基材として
用い、これを水蒸気透過性を決定する前に除去し
た。 第表に記述したフイルムの各における重合体
の全厚さ及び各部分を、ASTM E96―66(第BW
法)で測定される如き水蒸気透過性速度
(WVTR)と一緒に、断面の顕微鏡写真の測定で
決定した。
【表】 第表のデータは、水蒸気分離比(WVTR
()/WVTR(D))がコポリエーテルエステルC
部分0(比=1.0)と0.47の間で最大値を経ること
を示している。 実施例 5〜6 実施例5及び6においてコポリエーテルエステ
ルBの代りにコポリエーテルエステルEを用い且
つこれを直径1インチの押出し機から10rpmで押
出す以上実施例1において上述した方法を繰返し
た。コポリエーテルエステルAを実施例5で且つ
コポリエーテルエステルDを実施例6で用いた。
この両者は6重量%の珪藻土を有した。コポリエ
ーテルエステルをそれぞれの場合直径1.5インチ
の押出し機から20rpmで押出した。得られたコポ
リエーテルエステルA及びE(実施例5)そして
コポリエーテルエステルD及びE(実施例6)の
2成分フイルムを、ポリエチレンテレフタレート
フイルム[マイラー(MYLAR )]基材に溶融
被覆した。各実施例において、2成分フイルム構
造体の全フイルムの厚さは0.65ミルであり、コポ
リエーテルエステルE部分の厚さは0.2であつた。
マイラー基材の除去後にASTM E96―66BWで
測定したWVTR及び計算された水蒸気分離比を
表に示す。
【表】 実施例 7 スクリム織物基材を有する実施例1の2成分フ
イルム構造体を、種々の織物材料(a)ナイロンタフ
タ、(b)ポリエステル木綿ブレンド、及び(c)ライク
ラ(Lycra )スパンデツクス繊維と熱で積層し
た。疎水性層、即ちコポリエーテルエステルBを
織物材料に隣つて置き、柔軟な層状生成物を、加
熱ロール上に置かれたゴム製ロールからなるバー
ドウイン(Verduin)カレンダーで製造した。各
の場合、織物材料をコポリエーテルエステルBの
層に隣らせ且つロールのニツプに40トンの力をか
け、また下方のロールを170℃に加熱することに
より、2成分フイルム構造体を13フイート/分の
速度でカレンダーのロール間に供給した。各の場
合に得られる柔軟な層状生成物の2成分フイルム
構造体は、引裂くことなしに織物材料から剥離す
ることができなかつた。親水性側が水に面してい
る2成分フイルム構造体及び織物材料のWVTR
は、ナイロンタフタ試料の場合4705g・ミル/
m2/24時、ポリエステル木綿ブレンド試料の場合
3711g・ミル/m2/24時及びライクラ・スパンデ
ツクス試料の場合4772g・ミル/m2/24時であつ
た。 実施例 8 実施例5及び6に記述した2成分フイルムをそ
れぞれ、接着剤適用機、接着剤溶剤を除去するた
めの炉及び加熱した積層ロールからなるイントラ
ーロト(Intra―roto)被覆及び積層機である通
常の積層装置により、ナイロンタフタ織物材料に
接着剤で積層した。 各2成分フイルムの疎水性側を、84号グラビヤ
ロールを用いることにより、メチルエチルケトン
に溶解したポリウレタン接着剤[アドコート
(Adcote)503―A]で被覆した。各疎水性層を
接着剤で被覆した後、2成分フイルムを82℃に加
熱した炉中に通して溶剤を除去した。織布をロー
ルからほどいて機械の積層側に置き、接着剤で被
覆された層と一緒にし、次いで加熱されたロール
(121℃)上に挟んで、2成分フイルムを疎水性側
で織布に接合させ、柔軟な層状生成物を形勢せし
めた。それぞれの場合の積層機の線速度は10フイ
ート/分であつた。 この2成分フイルムは引裂きなしに織布から剥
離することができず、フイルムと織布の間の良好
な結合強度を示唆した。上述の実施例5及び6に
記述した2成分フイルムの場合、水を2成分フイ
ルムに隣らせて測定した柔軟な生成物(2成分フ
イルムと織布)のWVTRはそれぞれ2551及び
3490g・ミル/m2/24時であつた。 実施例 9 親水性コポリエーテルエステルD80重量%及び
シリカ[スーパーフロス(Super―Floss)]20重
量%からなるペレツトの形の濃厚物Fを、最初に
成分を乾式混合し、次いで28mmの双軸押出し機を
215℃の溶融温度で用いて溶融混合することによ
り製造した。親水性コポリエーテルエステルA70
重量%親濃厚物F30重量%からなる物理的混合物
を溶融物合体ブロツクに連結された直径2.5イン
チの押出し機に供給した。疎水性コポリエーテル
エステルCを同一の溶融物合体ブロツクに連結さ
れた直径1インチの押出し機に供給した。濃厚物
F及びコポリエーテルエステルAのブレンドを
2.5インチの押出し機中で205℃まで加熱し且つ
40rpmの速度で共押出しした。またコポリエーテ
ルエステルCを205℃に加熱し且つ22rpmで共押
出しした。次いで層を約205℃に加熱した巾60イ
ンチのフイルム用口金を通過させた。接合した2
成分フイルムが合体した厚さ約0.5ミルを有して
口金から出てきた。濃厚物F及びコポリエーテル
エステルAのブレンドによつて形成された層は
0.45ミルであり、またコポリエーテルエステルに
よつて形成された層は約0.05ミルであつた。2成
分フイルムはシリカ充填剤を含有し、親水性層を
形成するコポリエーテルエステル弾性体のブレン
ドを含有した。2成分フイルムは、ASTM E96
―66(第BW法)によると、水を濃厚物F及びコ
ポリエーテルエステルAのブレンドからの層(親
水性層)と接触させた時に5391g・ミル/m2/24
時の水蒸気透過速度、そして水をコポリエーテル
エステルCの疎水性層と接触させた時に4452g・
ミル/m2/24時にすぎないそれを有した。この結
果分離比は1.21であつた。 上記実施例は中でも、2成分フイルム構造体の
水蒸気透過性及び水蒸気透過性比がブレンドを含
めて重合体の適当な選択、複合物フイルムの厚さ
及び個々の層の厚さによつて調節できることを示
している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) 厚さが0.05〜0.8ミルであり且つASTM
    E96―66(第BW法)に従つて400〜2500g・ミ
    ル/m2/24時の水蒸気透過速度を有する疎水性
    弾性体の連続層、ここで該疎水性弾性体はエス
    テル結合を通して頭尾結合した多数の反復長鎖
    エステル単位及び短鎖エステル単位を有するコ
    ポリエーテルエステル弾性体或いは2種又はそ
    れ以上のコポリエーテルエステル弾性体の混合
    物であり、該長鎖エステル単位は式 で表わされ且つ該短鎖エステル単位は式 で表わされ、ここで、Gは平均分子量約400〜
    3500を有するポリ(アルキレンオキシド)グリ
    コールから末端のヒドロキシル基を除去した後
    に残る2価の基であり、そして更にコポリエー
    テルエステル或いは2種又はそれ以上のコポリ
    エーテルエステルの混合物中にポリ(アルキレ
    ンオキシド)グリコールによつて導入されるエ
    チレンオキサイド基の量はコポリエーテルエス
    テル或いは2種又はそれ以上のコポリエーテル
    エステルの混合物の全重量に基づいて約20重量
    %より多くなく;Rは分子量が300より小さい
    ジカルボン酸からカルボキシル基を除去した後
    に残る2価の基であり;Dは分子量が約250よ
    り小さいジオールからヒドロキシル基を除去し
    た後に残る2価の基であり;そして該疎水性コ
    ポリエーテルエステル或いは2種又はそれ以上
    のコポリエーテルエステルの混合物は約25〜80
    重量%の短鎖エステル単位を有する; (B) 厚さが0.3〜6ミルであり且つASTM E96―
    66(第BW法)に従つて少なくとも3500g・ミ
    ル/m2/24時の水蒸気透過速度を有する親水性
    弾性体の連続相、ここで、該親水性弾性体は式
    ()及び()で表わされるエステル結合を
    通して頭尾結合した且つ上述の値を有する多数
    の長鎖エステル単位及び短鎖エステル単位をも
    つコポリエーテルエステル弾性体或いは2種又
    はそれ以上のコポリエーテルエステル弾性体の
    混合物であり、ここで、コポリエーテルエステ
    ル或いは2種又はそれ以上のコポリエーテルエ
    ステルの混合物中にポリ(アルキレンオキシ
    ド)グリコールによつて導入されるエチレンオ
    キサイド基の量はコポリエーテルエステル或い
    は2種又はそれ以上のコポリエーテルエステル
    の混合物の全重量に基づいて約25〜68重量%で
    あり、そして親水性コポリエーテルエステル或
    いは2種又はそれ以上のコポリエーテルエステ
    ルの混合物は約25〜80重量%の短鎖エステル単
    位を含む;を含んでなり、そして ASTM E96―66(第BW法)によつて決定し
    て少なくとも1.2の水蒸気に対する分離比を有
    する、水分の増大を防止するために水蒸気の示
    差的移動を可能にする一緒に接合されたコポリ
    エーテルエステル弾性体の疎水性層及び親水性
    層の2成分フイルム。 2 親水性弾性体の連続層がコポリエーテルエス
    テルの混合物を含んでなる特許請求の範囲第1項
    記載の2成分フイルム。 3 親水性弾性体の連続層が無機充填剤を含む特
    許請求の範囲第1項記載の2成分フイルム。 4 (A) 厚さが0.05〜0.8ミルであり且つASTM
    E96―66(第BW法)に従つて400〜2500g・ミ
    ル/m2/24時の水蒸気透過速度を有する疎水性
    弾性体の連続層、ここで該疎水性弾性体はエス
    テル結合を通して頭尾結合した多数の反復長鎖
    エステル単位及び短鎖エステル単位を有するコ
    ポリエーテルエステル弾性体であり、該長鎖エ
    ステル単位は式 で表わされ且つ該短鎖エステル単位は式 で表わされ、ここで、Gは平均分子量約400〜
    3500を有するポリ(アルキレンオキシド)グリ
    コールから末端のヒドロキシル基を除去した後
    に残る2価の基であり、そして更にコポリエー
    テルエステル中にポリ(アルキレンオキシド)
    グリコールによつて導入されるエチレンオキサ
    イド基の量は弾性体の全重量に基づいて約20重
    量%より多くなく;Rは分子量が300より小さ
    いジカルボン酸からカルボキシル基を除去した
    後に残る2価の基であり;Dは分子量が約250
    より小さいジオールからヒドロキシル基を除去
    した後に残る2価の基であり;そして該疎水性
    コポリエーテルエステルは約25〜80重量%の短
    鎖エステル単位を有する; (B) 厚さが0.3〜6ミルであり且つASTM E96―
    66(第BW法)に従つて少なくとも3500g・ミ
    ル/m2/24時の水蒸気透過速度を有する親水性
    弾性体の連続相、ここで、該親水性弾性体は式
    ()及び()で表わされるエステル結合を
    通して頭尾結合した且つ上述の値を有する多数
    の長鎖エステル単位及び短鎖エステル単位をも
    つコポリエーテルエステル弾性体であり、ここ
    で、コポリエーテルエステル中にポリ(アルキ
    レンオキシド)グリコールによつて導入される
    エチレンオキサイド基の量はコポリエーテルエ
    ステルの全重量に基づいて約25〜68重量%であ
    り、そして親水性コポリエーテルエステルは約
    25〜80重量%の短鎖エステル単位を含む;を含
    んでなり、そして ASTM E96―66(第BW
    法)によつて決定して少なくとも1.4の水蒸気
    に対する分離比を有する、特許請求の範囲第1
    項の記載による2成分フイルム。 5 疎水性弾性体に対するポリ(アルキレンオキ
    シド)グリコールがポリ(テトラメチレンオキシ
    ド)グリコールである特許請求の範囲第4項記載
    の2成分フイルム。 6 疎水性弾性体に対するポリ(アルキレンオキ
    シド)グリコールがエチレンオキサイドで末端処
    理されたポリプロピレンオキシドグリコールであ
    る特許請求の範囲第4項記載の2成分フイルム。 7 親水性弾性体に対するポリ(アルキレンオキ
    シド)グリコールがポリ(エチレンオキシド)グ
    リコールである特許請求の範囲第4項記載の2成
    分フイルム。 8 式()及び()においてRで表わされる
    基の少なくとも約70%が1,4―フエニレン基で
    あり及び式()においてDで表わされる基の少
    なくとも約70%が1,4―ブチレン基であり、そ
    して1,4―フエニレン基でないR基と1,4―
    ブチレン基でないD基のパーセントの合計が30%
    を越えない特許請求の範囲第4項記載の2成分フ
    イルム。 9 親水性弾性体のコポリエーテルエステルが40
    〜60重量%の短鎖エステル単位を含む特許請求の
    範囲第4項記載の2成分フイルム。 10 疎水性弾性体のコポリエーテルエステルが
    30〜60重量%の短鎖エステル単位を含む特許請求
    の範囲第4項記載の2成分フイルム。 11 疎水性弾性体のポリ(アルキレンオキシ
    ド)グリコールがポリ(テトラメチレンエーテ
    ル)グリコールであり、そして親水性弾性体のポ
    リ(アルキレンオキシド)グリコールがポリ(エ
    チレンオキシド)グリコールである特許請求の範
    囲第4項記載の2成分フイルム。 12 親水性層が無機充填剤を含有する特許請求
    の範囲第4項記載の2成分フイルム。
JP62270500A 1986-10-31 1987-10-28 蒸気透過性、防水性二成分構造 Granted JPS63116850A (ja)

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KR100706729B1 (ko) * 1999-09-27 2007-04-12 이 아이 듀폰 디 네모아 앤드 캄파니 압출 코팅 방법
MXPA02003188A (es) * 1999-09-27 2002-11-07 Du Pont Estructura laminada.
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