JPH0220502B2 - - Google Patents
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- JPH0220502B2 JPH0220502B2 JP58149083A JP14908383A JPH0220502B2 JP H0220502 B2 JPH0220502 B2 JP H0220502B2 JP 58149083 A JP58149083 A JP 58149083A JP 14908383 A JP14908383 A JP 14908383A JP H0220502 B2 JPH0220502 B2 JP H0220502B2
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- sealing
- container
- annular protrusion
- liner layer
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- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は容器蓋に関し、さらに詳しくは金属シ
エルと、合成樹脂よりなるライナー層を備えた、
容器口部を密封するための容器蓋に関する。 従来種々の断面形状の(例えば断面台形の凹部
を有する)密封用環状突部を有する合成樹脂(例
えばポリエチレン)よりなる、シエル内部で型押
成形により形成されたライナー層が、金属シエル
の天板内面に熱接着されてなる容器蓋が提案され
ている。しかしこれらの容器蓋は、容器口部に打
栓した後、特に密封性を向上させるため、リフオ
ーミングタイプの打栓ヘツドを用いて打栓した
後、輸送中や取扱い中等に、天板周縁部近傍のコ
ーナ部に偶々加わる衝撃によつて、密封用環状突
部にクラツク等が生じて密封性が損われ易いとい
う問題があつた。また密封性を高めようとしてラ
イナー層を厚くする等すると、開栓トルクが大き
くなつて、開封が困難になる場合が多いという問
題があつた。 本発明は以上に述べた従来の容器蓋の問題の解
消を図ることを目的とする。 上記目的を達成するため、本発明は、天板と該
天板の周縁部から垂下するスカート部を有する金
属シエルと、該天板の内面に接着された合成樹脂
よりなるライナー層を備えた、容器口部を密封す
るための容器蓋において、該ライナー層は薄肉の
中央部と厚肉の外周部を有し、該外周部は位置付
け用内側環状突条と、該内側環状突条の外周端に
接続する下面が外側上方に傾斜する密封用外側環
状突部を備えることを特徴とする容器蓋を提供す
るものである。 以下実施例である図面を参照しながら本発明に
ついて説明する。 第1図に示す容器蓋1は、所謂ピルフアープル
ーフ・キヤツプであつて、天板2a、天板の周縁
部より垂下する円筒状のスカート部2bよりなる
金属シエル2(例えばアルミニウム合金薄板より
なる)、および合成樹脂よりなるライナー層3を
備えており、スカート部2bの下端にはピルフア
ープルーフ・バンド2b1が設けられている。 金属シエル2の全内面には、ライナー層3を形
成する合成樹脂と熱接着性を有する接着性プライ
マー層4が形成されており、必要に応じプライマ
ー層4と金属シエル2の内面の間には、図示され
ない防食用塗膜(例えばエポキシ樹脂系塗料より
なる)が形成されている。 ライナー層3は比較的薄肉の中央部3aと、比
較的厚肉の外周部3bよりなつている。外周部3
bは、密封すべき容器口部5に対する位置付け用
内側環状突条6と、密封用外側環状突部7を備え
ている。密封用外側環状突部7は、内側環状突条
6の外周端6b1(第2図参照)から、天板2の面、
すなわち軸線に対し垂直な平面に対し、角度θ
(好ましくは3〜15度)の勾配をもつて外側上方
に傾斜する下面7aを有しており、すなわち外方
に向つて次第に僅かに薄肉となつており、下面7
aは、密封されるべき容器口部5の外側コーナ5
cを越えて、外方に延びている。 内側環状突条6は、中央部3aの外周端3a1か
ら垂下する内周壁6aと、内周壁6aの下端6a1
から比較的急な勾配で外側上方に延び、外周端6
b1で終るテーパ面6bを有している。そして容器
蓋1を容器口部5上に載置した状態において、第
2図に示すように、外周端6b1が容器口部5の内
側コーナ5aにほぼ対接し、下面7aの内側部が
容器口部5の上端面5bにほぼ対接する。 密封用外側環状突部7にほぼ対応する天板内面
部分の接着性プライマー層4の上には、ライナー
層3を形成する合成樹脂と非接着性の塗料からな
るマスキング層8が円環状に形成されている。 ライナー層3は、以上のような接着性プライマ
ー層4およびマスキング層8を形成された、金属
シエル2の天板2aを下側にした状態において、
天板2aを所定温度に加熱し、天板2a内面に溶
融樹脂塊を押出機等により落下した後、上記形状
に型押しすることに形成される。この型押し工程
において、接着性プライマー層4と直接接する中
央部3aおよび内側環状突条6は、天板2aの内
面と強固に熱接着されるが、マスキング層8と直
接接する外側環状突部7は、天板2aと非接着と
なる。 ライナー層3を形成する合成樹脂としては、ポ
リオレフイン、例えば低密度ポリエチレン、中密
度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリエ
チレンを主とするブレンド等が低コストおよび型
押成形性等の点で優れているので好ましく用いら
れる。中でもクツシヨン性および柔軟性の優れた
低密度ポリエチレン、もしくは低密度ポリエチレ
ンを主とするブレンドが好適に用いられる。 接着性プライマー層4を形成する塗料として
は、ポリオレフインに対して熱接着性を有する、
エポキシ−フエノール樹脂系塗料、エポキシ−ア
ミノ樹脂系塗料、エポキシ−ビニル樹脂系塗料、
エポキシ−アクリル樹脂系塗料、ビニル−フエノ
ール樹脂系塗料等のベース塗料に、酸化ポリエチ
レンや、無水マレイン酸、アクリル酸等のエチレ
ン系不飽和カルボン酸乃至はその無水物でグラフ
ト変性された酸変性オレフイン樹脂を接着促進成
分として分散させて成る塗料が好適に用いられ
る。 マスキング層8を形成する塗料としては、乾性
油変性アルキド樹脂系塗料、ロジン系塗料、ロジ
ン変性アルキド樹脂系塗料、ロジン変性フエノー
ル樹脂系塗料、石油樹脂系塗料等が好適に使用さ
れる。 第3図は容器蓋1を容器口部5に打栓した後の
状態を示したものであつて、この場合の打栓は、
密封性を高めるため、特公昭42−23471号公報に
開示されているタイプの所謂リフオーミングヘツ
ド(図示されない)を用いて、金属シエル2の天
板2aの周縁部近傍のコーナ部2cを半径方向内
方に押潰するようにして行なつた。このさい同時
にスカート部2bにねじ部2b2が形成される。そ
して密封用外側状突部7は圧縮され、その下面7
aは湾曲して、容器口部の上端面5bのほぼ全域
にわたつて密接して、密封性が確保される。ここ
に密封性とは容器内圧(正圧又は負圧)が、打栓
後長期間にわたり変化しない、すなわち下面7a
および上端面5bの間を通つて、外気、又は容器
内部の気体又は液体が、侵入又は逃失しない性能
をいう。 そして密封用外側環状突部7の大部分は天板2
aと接着されていないので、打栓のさいの圧縮の
さい、拘束されることなく比較的自由に変形しう
る。その上その下面7aは、外側上方に傾斜して
いるので、傾斜角度θを、リフオーミングの大き
さ(つまりコーナ部2cの押潰し量)および容器
口部の上端面5bの形状等に合せて、経験もしく
は実験にもとづいて適当に定めることによつて、
密封用外側環状突部7の上端面5bに対向する外
側環状突部7の部分内に生ずる応力を、円周方向
は勿論半径方向に沿い比較的均一にすることがで
きる。 従つて局部的な応力集中が防止され、応力が比
較的均等に分散することに起因すると推測される
が、ポリオレフインに起り易い環境ストレスクラ
ツキング(これは特に熱間充填を行なう場合、水
蒸気と熱の作用を受けて起り易い)が外周部3b
には発生し難く、そのためこのクラツキングにも
とづく密封性の低下が防止される。また上記のよ
うに応力が比較的均等に分散しているためと推測
されるが、逆さになつて落下して、コーナ部2c
が床面に当つた場合等にコーナ部2cに作用する
衝撃力によつても、外周部3b特に密封用外側環
状突部7にクラツクは発生し難く、従つてクラツ
クにもとづく密封性の低下が防止される。 以上のように密封用環状突部7が、打栓のさい
比較的自由に変形しうるためには、マスキング層
8すなわち非接着領域の内径D1が、容器口部5
の内径D2(第2図)と実質的に等しいか、それよ
り僅かに小さく(内径D1の最小値がD2/2程度
に)、かつ非接着領域が密封用環状突部7の外端
まで延びていることが望ましい。 また上記角度θは、通常用いられるリフオーミ
ングヘツド、および通常の容器口部の上端部5b
の形状等の場合、3〜15度に範囲内にある場合
に、前記のような半径方向に沿い比較的均一な応
力分布が得られる。すなわち3度より小さい場合
は、上端面5bの外側コーナ5c近傍に大きな応
力が発生し易く、1方15度より大きい場合は内側
コーナ5a近傍に大きな応力が発生し易い。また
上記角度θが大きくなると共に、開栓トルクが低
下して開封性が向上する。 本発明は以上の実施例によつて制約されるもの
でなく、例えば密封用外側環状突部の下面は半径
方向に僅かに、湾曲した曲面であつてもよい。ま
たライナー層を形成する合成樹脂も、ポリオレフ
イン以外の樹脂、例えばポリ塩化ビニルであつて
もよい。さらに金属シエルも錫めつき鋼板やアル
ミニウムめつき鋼板、もしくはテインフリースチ
ール等の通常容器蓋に用いられる金属よりなるも
のであつてもよく、かつスクリユーキヤツプ、リ
フトオフ・キヤツプ、ラグキヤツプ、王冠等の任
意の形態をとりうるものである。 本発明の容器蓋は、密封性を低下させることな
く耐衝撃性と開封性に優れているという効果を有
する。 以下具体例について説明する。 具体例 片面にエポキシ樹脂系塗膜、その上に酸化ポリ
エチレン粒子を分散させたエポキシ・フエノール
系樹脂塗膜、さらにその上に多数の内径21mm、外
径30mmのリング状のアルキツド系インキ膜を形成
された、厚さ0.23mmのアルミニウム合金薄板
(JIS3105、H19)より、外径28.3mmの、第1図に
示すタイプの金属シエル2を形成した。 この金属シエル2の天板2aを下側にして、高
周波誘導加熱により天板2aを約180℃に加熱し
た後、直ちに天板2a上に押出機より溶融低密度
ポリエチレン(密度0.920、メルトインデツクス
4g〜5g/10分)を落下させ、第1図に示すタ
イプのライナー層3を形成した。 ライナー層3の中央部3aの厚さは0.18mm、直
径は18mm、内側環状突条6の内周壁6aの高さは
1.5mm、内周壁6aとテーパ面6b間の角度は45
度、テーパ面6bの外周端6b1の天板内面よりの
高さは0.95mm、外周端6b1より密封用外側環状突
部7の下面7aの外周端7a1までの半径方向距離
は3.5mmで、下面7aの傾斜角度θが、第1表に
示すように、0度、4度、8度、12度、および−
4度、−20度(−は下面7aが外側下方に傾斜して
いることを示す)と異なる、種々の容器蓋を製造
した。 これらの容器蓋を内径が19.3mm、外径が24.1
mm、上端面5bが第2図に示す形状の硝子容器の
口部5に、リフオーミングタイプの打栓ヘツドを
用いて、220Kgの打栓荷重で打栓し、同時にロー
ルオン方式でねじ部を形成して密封を行なつた。 密封後の、密封性、開栓トルク、および耐衝撃
性の試験結果を第1表に示す。 【表】
エルと、合成樹脂よりなるライナー層を備えた、
容器口部を密封するための容器蓋に関する。 従来種々の断面形状の(例えば断面台形の凹部
を有する)密封用環状突部を有する合成樹脂(例
えばポリエチレン)よりなる、シエル内部で型押
成形により形成されたライナー層が、金属シエル
の天板内面に熱接着されてなる容器蓋が提案され
ている。しかしこれらの容器蓋は、容器口部に打
栓した後、特に密封性を向上させるため、リフオ
ーミングタイプの打栓ヘツドを用いて打栓した
後、輸送中や取扱い中等に、天板周縁部近傍のコ
ーナ部に偶々加わる衝撃によつて、密封用環状突
部にクラツク等が生じて密封性が損われ易いとい
う問題があつた。また密封性を高めようとしてラ
イナー層を厚くする等すると、開栓トルクが大き
くなつて、開封が困難になる場合が多いという問
題があつた。 本発明は以上に述べた従来の容器蓋の問題の解
消を図ることを目的とする。 上記目的を達成するため、本発明は、天板と該
天板の周縁部から垂下するスカート部を有する金
属シエルと、該天板の内面に接着された合成樹脂
よりなるライナー層を備えた、容器口部を密封す
るための容器蓋において、該ライナー層は薄肉の
中央部と厚肉の外周部を有し、該外周部は位置付
け用内側環状突条と、該内側環状突条の外周端に
接続する下面が外側上方に傾斜する密封用外側環
状突部を備えることを特徴とする容器蓋を提供す
るものである。 以下実施例である図面を参照しながら本発明に
ついて説明する。 第1図に示す容器蓋1は、所謂ピルフアープル
ーフ・キヤツプであつて、天板2a、天板の周縁
部より垂下する円筒状のスカート部2bよりなる
金属シエル2(例えばアルミニウム合金薄板より
なる)、および合成樹脂よりなるライナー層3を
備えており、スカート部2bの下端にはピルフア
ープルーフ・バンド2b1が設けられている。 金属シエル2の全内面には、ライナー層3を形
成する合成樹脂と熱接着性を有する接着性プライ
マー層4が形成されており、必要に応じプライマ
ー層4と金属シエル2の内面の間には、図示され
ない防食用塗膜(例えばエポキシ樹脂系塗料より
なる)が形成されている。 ライナー層3は比較的薄肉の中央部3aと、比
較的厚肉の外周部3bよりなつている。外周部3
bは、密封すべき容器口部5に対する位置付け用
内側環状突条6と、密封用外側環状突部7を備え
ている。密封用外側環状突部7は、内側環状突条
6の外周端6b1(第2図参照)から、天板2の面、
すなわち軸線に対し垂直な平面に対し、角度θ
(好ましくは3〜15度)の勾配をもつて外側上方
に傾斜する下面7aを有しており、すなわち外方
に向つて次第に僅かに薄肉となつており、下面7
aは、密封されるべき容器口部5の外側コーナ5
cを越えて、外方に延びている。 内側環状突条6は、中央部3aの外周端3a1か
ら垂下する内周壁6aと、内周壁6aの下端6a1
から比較的急な勾配で外側上方に延び、外周端6
b1で終るテーパ面6bを有している。そして容器
蓋1を容器口部5上に載置した状態において、第
2図に示すように、外周端6b1が容器口部5の内
側コーナ5aにほぼ対接し、下面7aの内側部が
容器口部5の上端面5bにほぼ対接する。 密封用外側環状突部7にほぼ対応する天板内面
部分の接着性プライマー層4の上には、ライナー
層3を形成する合成樹脂と非接着性の塗料からな
るマスキング層8が円環状に形成されている。 ライナー層3は、以上のような接着性プライマ
ー層4およびマスキング層8を形成された、金属
シエル2の天板2aを下側にした状態において、
天板2aを所定温度に加熱し、天板2a内面に溶
融樹脂塊を押出機等により落下した後、上記形状
に型押しすることに形成される。この型押し工程
において、接着性プライマー層4と直接接する中
央部3aおよび内側環状突条6は、天板2aの内
面と強固に熱接着されるが、マスキング層8と直
接接する外側環状突部7は、天板2aと非接着と
なる。 ライナー層3を形成する合成樹脂としては、ポ
リオレフイン、例えば低密度ポリエチレン、中密
度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリエ
チレンを主とするブレンド等が低コストおよび型
押成形性等の点で優れているので好ましく用いら
れる。中でもクツシヨン性および柔軟性の優れた
低密度ポリエチレン、もしくは低密度ポリエチレ
ンを主とするブレンドが好適に用いられる。 接着性プライマー層4を形成する塗料として
は、ポリオレフインに対して熱接着性を有する、
エポキシ−フエノール樹脂系塗料、エポキシ−ア
ミノ樹脂系塗料、エポキシ−ビニル樹脂系塗料、
エポキシ−アクリル樹脂系塗料、ビニル−フエノ
ール樹脂系塗料等のベース塗料に、酸化ポリエチ
レンや、無水マレイン酸、アクリル酸等のエチレ
ン系不飽和カルボン酸乃至はその無水物でグラフ
ト変性された酸変性オレフイン樹脂を接着促進成
分として分散させて成る塗料が好適に用いられ
る。 マスキング層8を形成する塗料としては、乾性
油変性アルキド樹脂系塗料、ロジン系塗料、ロジ
ン変性アルキド樹脂系塗料、ロジン変性フエノー
ル樹脂系塗料、石油樹脂系塗料等が好適に使用さ
れる。 第3図は容器蓋1を容器口部5に打栓した後の
状態を示したものであつて、この場合の打栓は、
密封性を高めるため、特公昭42−23471号公報に
開示されているタイプの所謂リフオーミングヘツ
ド(図示されない)を用いて、金属シエル2の天
板2aの周縁部近傍のコーナ部2cを半径方向内
方に押潰するようにして行なつた。このさい同時
にスカート部2bにねじ部2b2が形成される。そ
して密封用外側状突部7は圧縮され、その下面7
aは湾曲して、容器口部の上端面5bのほぼ全域
にわたつて密接して、密封性が確保される。ここ
に密封性とは容器内圧(正圧又は負圧)が、打栓
後長期間にわたり変化しない、すなわち下面7a
および上端面5bの間を通つて、外気、又は容器
内部の気体又は液体が、侵入又は逃失しない性能
をいう。 そして密封用外側環状突部7の大部分は天板2
aと接着されていないので、打栓のさいの圧縮の
さい、拘束されることなく比較的自由に変形しう
る。その上その下面7aは、外側上方に傾斜して
いるので、傾斜角度θを、リフオーミングの大き
さ(つまりコーナ部2cの押潰し量)および容器
口部の上端面5bの形状等に合せて、経験もしく
は実験にもとづいて適当に定めることによつて、
密封用外側環状突部7の上端面5bに対向する外
側環状突部7の部分内に生ずる応力を、円周方向
は勿論半径方向に沿い比較的均一にすることがで
きる。 従つて局部的な応力集中が防止され、応力が比
較的均等に分散することに起因すると推測される
が、ポリオレフインに起り易い環境ストレスクラ
ツキング(これは特に熱間充填を行なう場合、水
蒸気と熱の作用を受けて起り易い)が外周部3b
には発生し難く、そのためこのクラツキングにも
とづく密封性の低下が防止される。また上記のよ
うに応力が比較的均等に分散しているためと推測
されるが、逆さになつて落下して、コーナ部2c
が床面に当つた場合等にコーナ部2cに作用する
衝撃力によつても、外周部3b特に密封用外側環
状突部7にクラツクは発生し難く、従つてクラツ
クにもとづく密封性の低下が防止される。 以上のように密封用環状突部7が、打栓のさい
比較的自由に変形しうるためには、マスキング層
8すなわち非接着領域の内径D1が、容器口部5
の内径D2(第2図)と実質的に等しいか、それよ
り僅かに小さく(内径D1の最小値がD2/2程度
に)、かつ非接着領域が密封用環状突部7の外端
まで延びていることが望ましい。 また上記角度θは、通常用いられるリフオーミ
ングヘツド、および通常の容器口部の上端部5b
の形状等の場合、3〜15度に範囲内にある場合
に、前記のような半径方向に沿い比較的均一な応
力分布が得られる。すなわち3度より小さい場合
は、上端面5bの外側コーナ5c近傍に大きな応
力が発生し易く、1方15度より大きい場合は内側
コーナ5a近傍に大きな応力が発生し易い。また
上記角度θが大きくなると共に、開栓トルクが低
下して開封性が向上する。 本発明は以上の実施例によつて制約されるもの
でなく、例えば密封用外側環状突部の下面は半径
方向に僅かに、湾曲した曲面であつてもよい。ま
たライナー層を形成する合成樹脂も、ポリオレフ
イン以外の樹脂、例えばポリ塩化ビニルであつて
もよい。さらに金属シエルも錫めつき鋼板やアル
ミニウムめつき鋼板、もしくはテインフリースチ
ール等の通常容器蓋に用いられる金属よりなるも
のであつてもよく、かつスクリユーキヤツプ、リ
フトオフ・キヤツプ、ラグキヤツプ、王冠等の任
意の形態をとりうるものである。 本発明の容器蓋は、密封性を低下させることな
く耐衝撃性と開封性に優れているという効果を有
する。 以下具体例について説明する。 具体例 片面にエポキシ樹脂系塗膜、その上に酸化ポリ
エチレン粒子を分散させたエポキシ・フエノール
系樹脂塗膜、さらにその上に多数の内径21mm、外
径30mmのリング状のアルキツド系インキ膜を形成
された、厚さ0.23mmのアルミニウム合金薄板
(JIS3105、H19)より、外径28.3mmの、第1図に
示すタイプの金属シエル2を形成した。 この金属シエル2の天板2aを下側にして、高
周波誘導加熱により天板2aを約180℃に加熱し
た後、直ちに天板2a上に押出機より溶融低密度
ポリエチレン(密度0.920、メルトインデツクス
4g〜5g/10分)を落下させ、第1図に示すタ
イプのライナー層3を形成した。 ライナー層3の中央部3aの厚さは0.18mm、直
径は18mm、内側環状突条6の内周壁6aの高さは
1.5mm、内周壁6aとテーパ面6b間の角度は45
度、テーパ面6bの外周端6b1の天板内面よりの
高さは0.95mm、外周端6b1より密封用外側環状突
部7の下面7aの外周端7a1までの半径方向距離
は3.5mmで、下面7aの傾斜角度θが、第1表に
示すように、0度、4度、8度、12度、および−
4度、−20度(−は下面7aが外側下方に傾斜して
いることを示す)と異なる、種々の容器蓋を製造
した。 これらの容器蓋を内径が19.3mm、外径が24.1
mm、上端面5bが第2図に示す形状の硝子容器の
口部5に、リフオーミングタイプの打栓ヘツドを
用いて、220Kgの打栓荷重で打栓し、同時にロー
ルオン方式でねじ部を形成して密封を行なつた。 密封後の、密封性、開栓トルク、および耐衝撃
性の試験結果を第1表に示す。 【表】
第1図は本発明の一実施例である容器蓋の1部
切断正面図、第2図は第1図のA部の拡大縦断面
図、第3図は第1図の容器蓋を打栓した後の状態
を示す要部縦断面図である。 1……容器蓋、2……金属シエル、2a……天
板、2b……スカート部、3……ライナー層、3
a……中央部、3b……外周部、4……接着性プ
ライマー層、5……容器口部、6……内側環状突
条、6b1……外周端、7……密封用外側環状突
部、7a……下面。
切断正面図、第2図は第1図のA部の拡大縦断面
図、第3図は第1図の容器蓋を打栓した後の状態
を示す要部縦断面図である。 1……容器蓋、2……金属シエル、2a……天
板、2b……スカート部、3……ライナー層、3
a……中央部、3b……外周部、4……接着性プ
ライマー層、5……容器口部、6……内側環状突
条、6b1……外周端、7……密封用外側環状突
部、7a……下面。
Claims (1)
- 1 天板と該天板と周縁部から垂下するスカート
部を有する金属シエルと、該天板の内面に接着さ
れた合成樹脂よりなるライナー層を備えた、容器
口部を密封するための容器蓋において、該ライナ
ー層は薄肉の中央部と厚肉の外周部を有し、該外
周部は位置付け用内側環状突条と、該内側環状突
条の外周端に接続する下面が外側上方に傾斜する
密封用外側環状突部を備えることを特徴とする容
器蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58149083A JPS6045162A (ja) | 1983-08-15 | 1983-08-15 | 容器蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58149083A JPS6045162A (ja) | 1983-08-15 | 1983-08-15 | 容器蓋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6045162A JPS6045162A (ja) | 1985-03-11 |
| JPH0220502B2 true JPH0220502B2 (ja) | 1990-05-09 |
Family
ID=15467321
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58149083A Granted JPS6045162A (ja) | 1983-08-15 | 1983-08-15 | 容器蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6045162A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6133948A (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-18 | ナシヨナルクラウン株式会社 | 耐衝撃性容器蓋 |
| JPS6248966U (ja) * | 1985-09-13 | 1987-03-26 | ||
| JP4493149B2 (ja) * | 2000-03-21 | 2010-06-30 | 東洋製罐株式会社 | 加熱殺菌可能なキャップ |
| JP4503308B2 (ja) * | 2004-02-13 | 2010-07-14 | 日本クラウンコルク株式会社 | 金属薄板製容器のための容器蓋 |
| JP2006248533A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Universal Seikan Kk | キャップ及びキャップ付容器 |
| JP2014114055A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-26 | Csi Japan:Kk | 金属製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置 |
| JP7648348B2 (ja) * | 2020-06-19 | 2025-03-18 | 日本クロージャー株式会社 | 金属製容器蓋 |
-
1983
- 1983-08-15 JP JP58149083A patent/JPS6045162A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6045162A (ja) | 1985-03-11 |
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