JPH02205658A - 耐h↓2s性および耐海水腐食性に優れた二相ステンレス鋼 - Google Patents
耐h↓2s性および耐海水腐食性に優れた二相ステンレス鋼Info
- Publication number
- JPH02205658A JPH02205658A JP2520789A JP2520789A JPH02205658A JP H02205658 A JPH02205658 A JP H02205658A JP 2520789 A JP2520789 A JP 2520789A JP 2520789 A JP2520789 A JP 2520789A JP H02205658 A JPH02205658 A JP H02205658A
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- duplex stainless
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、海底で使用されるフローラインバイブ等に好
適な耐His性および耐海水腐食性に優れた二相ステン
レス鋼に関する。なお、本明細書では、%は特にこのこ
とわりのない限り重量%である。
適な耐His性および耐海水腐食性に優れた二相ステン
レス鋼に関する。なお、本明細書では、%は特にこのこ
とわりのない限り重量%である。
近年の油井環境の悪化に伴い、採掘される石油、天然ガ
スのH2S濃度は上昇する傾向にある。現在の高合金油
井管の主流はCO8井用0l3C「鋼管であるが、H2
S?a度の上昇に伴って22Cr、25Crといった二
相ステンレス鋼管の使用が増加し始めている。
スのH2S濃度は上昇する傾向にある。現在の高合金油
井管の主流はCO8井用0l3C「鋼管であるが、H2
S?a度の上昇に伴って22Cr、25Crといった二
相ステンレス鋼管の使用が増加し始めている。
すなわち、H2Sを含有しないCO□−CI!−系の環
境では、通常13%Cr以上のCr鋼が使用される。ま
た、H2S分圧が0.1気圧以下(厳密には0.03気
圧以下)の微量H2S系環境(Coっ−Cj!−は含有
)であれば、22Cr −5Ni3Mo系、25Cr−
7Ni−3Mo−N系の二相ステンレス鋼の使用が可能
になる。
境では、通常13%Cr以上のCr鋼が使用される。ま
た、H2S分圧が0.1気圧以下(厳密には0.03気
圧以下)の微量H2S系環境(Coっ−Cj!−は含有
)であれば、22Cr −5Ni3Mo系、25Cr−
7Ni−3Mo−N系の二相ステンレス鋼の使用が可能
になる。
一方、H2S分圧が0.1気圧以上の高HzS系環境(
Co、−(1−は含有)では、Nl量が25%以上、望
ましくは30%以上の材料が推奨され、Mod904L
と称される2030(20Cr30 N J −4M
o −Cu )や2’D35(221Gr38Nl−5
Mo−Cu)、更にA11oy825 (21Cr−4
2N+−3Mo−Cu)等のNi基合金が使用可能にな
る。ただし、これらのN1基合金は掻めて高価で、且つ
低強度であり、ソリッド管での使用は困難である。
Co、−(1−は含有)では、Nl量が25%以上、望
ましくは30%以上の材料が推奨され、Mod904L
と称される2030(20Cr30 N J −4M
o −Cu )や2’D35(221Gr38Nl−5
Mo−Cu)、更にA11oy825 (21Cr−4
2N+−3Mo−Cu)等のNi基合金が使用可能にな
る。ただし、これらのN1基合金は掻めて高価で、且つ
低強度であり、ソリッド管での使用は困難である。
以上のようなことから、海底で使用されるフローライン
パイプとしても、微量H2S系環境では、二相ステンレ
ス鋼からなるソリッド管が使用され、高H2S系環境で
は、炭素鋼からなる母管の内面にMod904Lまたは
A11oy825をクラッドしたクラツド管の使用が始
められている。
パイプとしても、微量H2S系環境では、二相ステンレ
ス鋼からなるソリッド管が使用され、高H2S系環境で
は、炭素鋼からなる母管の内面にMod904Lまたは
A11oy825をクラッドしたクラツド管の使用が始
められている。
しかるに、このようなフローラインパイプは、いずれも
耐海水腐食性が不充分である。すなわち、二相ステンレ
ス鋼からなるソリッド管では、それ自体の耐海水性が不
充分であり、クラツド管では外面側を構成する炭素鋼が
海水中で腐食を生じる。
耐海水腐食性が不充分である。すなわち、二相ステンレ
ス鋼からなるソリッド管では、それ自体の耐海水性が不
充分であり、クラツド管では外面側を構成する炭素鋼が
海水中で腐食を生じる。
したがって、いずれのフローラインもパイプ重防食被覆
を行った上でカソード防食を施すことが必要になる。
を行った上でカソード防食を施すことが必要になる。
他方、耐海水鋼としては、二相ステンレス系ではDP3
(25Cr−7Ni−3Mo)があるが、耐隙間腐食
性および静止海水中での耐孔食性が若干不充分である。
(25Cr−7Ni−3Mo)があるが、耐隙間腐食
性および静止海水中での耐孔食性が若干不充分である。
フェライト系材料では、29 Cr−4Mo系を中心と
したいわゆるスーパーフェライト系が存在し、耐海水腐
食性の点では特に問題がない。オーステナイト系材料の
なかで耐海水腐食性を満足する材料をさがせば、AI
1oy254 (18Cr−25Ni−6Mo−0,2
N)があり、更に高NiなAt 1oy625 (21
Cr−62N i−9Mo−3,7Nb)も耐海水腐食
性は良好である。しかし、これらのオーステナイト系材
料は、高Ni材であることから非常に高価である。
したいわゆるスーパーフェライト系が存在し、耐海水腐
食性の点では特に問題がない。オーステナイト系材料の
なかで耐海水腐食性を満足する材料をさがせば、AI
1oy254 (18Cr−25Ni−6Mo−0,2
N)があり、更に高NiなAt 1oy625 (21
Cr−62N i−9Mo−3,7Nb)も耐海水腐食
性は良好である。しかし、これらのオーステナイト系材
料は、高Ni材であることから非常に高価である。
したがって、耐海水鋼は、スーパーフェライト系材料を
中心に開発が進められてきた。ただし、スーパーフェラ
イト系材料は、あくまでも耐海水性を考慮した材料で、
耐H2S綱として見た場合は、十分な耐His性を有し
ない、耐H2S性を確保しようとすると、油井管材料、
フローラインパイプ材料の場合と同様、高Ni化に依存
せざるを得ない。
中心に開発が進められてきた。ただし、スーパーフェラ
イト系材料は、あくまでも耐海水性を考慮した材料で、
耐H2S綱として見た場合は、十分な耐His性を有し
ない、耐H2S性を確保しようとすると、油井管材料、
フローラインパイプ材料の場合と同様、高Ni化に依存
せざるを得ない。
以上を要するに、海底で使用されるフローラインパイプ
としては、高H2S化にともなって22Cr−5Nt−
3Mo系、25Cr−INl−3Mo−N系の二相ステ
ンレス鋼が主流になりつつあるが、その限界使用H2S
濃度は決して高くはない(H2S分圧0.1気圧以下、
厳密には0.003気圧以下)。
としては、高H2S化にともなって22Cr−5Nt−
3Mo系、25Cr−INl−3Mo−N系の二相ステ
ンレス鋼が主流になりつつあるが、その限界使用H2S
濃度は決して高くはない(H2S分圧0.1気圧以下、
厳密には0.003気圧以下)。
しかも、耐海水腐食性が劣るため、外面に重防食被覆を
行った上に、カソード防食を必要とし、材料費以外にこ
れらの防食対策費が必要になり、高価になる。
行った上に、カソード防食を必要とし、材料費以外にこ
れらの防食対策費が必要になり、高価になる。
高H2S系環境下で十分な耐SCC性を確保しようとす
ると、極めて高価なNi基合金を必要とし、クラシト管
を採用せざるを得なくなる。また、クラツド管を採用し
たとしても外面カソード防食は必要であり、また製管コ
ストがかさむことがら、期待する程の経済性は得られな
い。
ると、極めて高価なNi基合金を必要とし、クラシト管
を採用せざるを得なくなる。また、クラツド管を採用し
たとしても外面カソード防食は必要であり、また製管コ
ストがかさむことがら、期待する程の経済性は得られな
い。
耐海水鋼のなから好適な材料を探そうとする場合にも状
況は変わらない。
況は変わらない。
本発明は、斯かる状況に鑑みなされたもので、高Niに
依存することなく、耐H2S性および耐海水腐食性を改
善した二相ステンレス鋼を提供することを目的とする。
依存することなく、耐H2S性および耐海水腐食性を改
善した二相ステンレス鋼を提供することを目的とする。
H2S環境下での耐SCC性向上させるためには、前述
したように、Nilの増加が有効であり、N4225〜
30%ではH2S分圧が10気圧程度の環境下でも耐S
CC性確保が可能なことが知られている。しかし、Ni
lの増加は直接コスト増加につながり、しかも材料強度
を低下させる。
したように、Nilの増加が有効であり、N4225〜
30%ではH2S分圧が10気圧程度の環境下でも耐S
CC性確保が可能なことが知られている。しかし、Ni
lの増加は直接コスト増加につながり、しかも材料強度
を低下させる。
したがって、Mod904L、Al 1oy825等の
Ni基合金は、クラシト管でしかフローラインパイプに
適用できない。しかるに、フローラインパイプでの耐S
CC性は、H2S分圧10気圧まで考慮する必要はなく
、1気圧程度までを考慮すれば十分と言える。つまり、
フローラインパイプではNi基合金はむしろ過剰な材料
と言える。
Ni基合金は、クラシト管でしかフローラインパイプに
適用できない。しかるに、フローラインパイプでの耐S
CC性は、H2S分圧10気圧まで考慮する必要はなく
、1気圧程度までを考慮すれば十分と言える。つまり、
フローラインパイプではNi基合金はむしろ過剰な材料
と言える。
以上のようなことから、本発明者らは、フローラインパ
イプに使用上十分な耐H2S性および耐海水腐食性を付
与するには、二相ステンレス鋼でその耐H2S性および
耐海水腐食性を改善するのが得策であると考え、その成
分バランスについて検討したその結果、特定の成分条件
では、二相ステンレス鋼のままでカソード防食を必要と
しない耐海水性が得られること、およびH2S分圧が0
゜1〜1気圧のH2S環境下での十分な耐SCC性が得
られることを知見した。
イプに使用上十分な耐H2S性および耐海水腐食性を付
与するには、二相ステンレス鋼でその耐H2S性および
耐海水腐食性を改善するのが得策であると考え、その成
分バランスについて検討したその結果、特定の成分条件
では、二相ステンレス鋼のままでカソード防食を必要と
しない耐海水性が得られること、およびH2S分圧が0
゜1〜1気圧のH2S環境下での十分な耐SCC性が得
られることを知見した。
本発明は、斯かる知見に基づき開発されたもので、重量
%でC:0.015%以下、Si:1.0%以下、Mr
zl、5%以下、P:0.030%以下、S:0.01
5%以下、Ni:13〜18%、C「:24〜26%、
Mo:4〜8%、N:o、oa〜0.25%を含み、残
部実質的にFeからなり、(Cr+3Mo)≧37%を
満足することを特徴とする耐H2S性および耐海水腐食
性に優れた二相ステンレス鋼を要旨とする。
%でC:0.015%以下、Si:1.0%以下、Mr
zl、5%以下、P:0.030%以下、S:0.01
5%以下、Ni:13〜18%、C「:24〜26%、
Mo:4〜8%、N:o、oa〜0.25%を含み、残
部実質的にFeからなり、(Cr+3Mo)≧37%を
満足することを特徴とする耐H2S性および耐海水腐食
性に優れた二相ステンレス鋼を要旨とする。
本発明の二相ステンレス鋼は、オーステナイト系材料と
比べてNi量が少なく、低コストかつ高強度であり、ソ
リッド管のままでフローラインバイブとしての使用が可
能である。更に、HzS分圧が0.1気圧以上の高H2
S環境下でも使用に耐え得る耐SCC性を示す。しかも
、海水中での耐腐食性に優れ、カソード防食を必要とし
ない。したがって、高品質なフローラインバイブを低コ
ストで提供できる。
比べてNi量が少なく、低コストかつ高強度であり、ソ
リッド管のままでフローラインバイブとしての使用が可
能である。更に、HzS分圧が0.1気圧以上の高H2
S環境下でも使用に耐え得る耐SCC性を示す。しかも
、海水中での耐腐食性に優れ、カソード防食を必要とし
ない。したがって、高品質なフローラインバイブを低コ
ストで提供できる。
本発明の二相ステンレス鋼における成分限定理由は、以
下のとおりである。
下のとおりである。
C:フローラインバイブに限らず、この種の鋼材では溶
接が不可欠であり、溶材としては例えばAI 1oy6
25等が使用される。その際、母材中のC量が多いと、
溶接熱影響部が鋭敏化する。この鋭敏化防止のために、
Cは0.015%以下に制限した。
接が不可欠であり、溶材としては例えばAI 1oy6
25等が使用される。その際、母材中のC量が多いと、
溶接熱影響部が鋭敏化する。この鋭敏化防止のために、
Cは0.015%以下に制限した。
Si:脱酸剤として使用されるが、過剰に含有されると
、熱間加工性をt員なうので、1.0%以下に制限した
。熱間加工性を向上させるためには低Si化が望ましく
、その場合は0.1%以下が望ましい。
、熱間加工性をt員なうので、1.0%以下に制限した
。熱間加工性を向上させるためには低Si化が望ましく
、その場合は0.1%以下が望ましい。
Mn:脱酸剤として使用される場合の通常含有レベルで
ある1、5%以下に制限した。
ある1、5%以下に制限した。
P:耐SCC性の低下原因になるので、0.030%以
下とした。
下とした。
S:熱間加工性を低下させるので、0.015%以下と
した。
した。
C「:耐食性を向上させるための必須元素である。
海水腐食を考慮する場合は、Cr量が多いほど耐食性が
向上するが、その一方でσ相等が析出しやすくなり、熱
間加工性を低下させる。したがって、26%を上限とし
た。下限は、耐海水腐食性を確保し、かつ今一方の耐海
水腐食抑制元素であるM。
向上するが、その一方でσ相等が析出しやすくなり、熱
間加工性を低下させる。したがって、26%を上限とし
た。下限は、耐海水腐食性を確保し、かつ今一方の耐海
水腐食抑制元素であるM。
の添加量を制限するために24%とした。
Mo二Crとの共存下で耐海水腐食性を著しく向上させ
る。耐海水腐食性の向上には高Moはど好ましいが、高
Mo化はσ相等の析出物の形成を促進する。したがって
8%を上限とした。下限は、耐海水腐食性を確保するた
めと、Crへの依存度を低下させるために4%とした。
る。耐海水腐食性の向上には高Moはど好ましいが、高
Mo化はσ相等の析出物の形成を促進する。したがって
8%を上限とした。下限は、耐海水腐食性を確保するた
めと、Crへの依存度を低下させるために4%とした。
Cr+3Mo :Moの耐海水腐食性に対する抑止効果
はCrの略3倍である。十分な耐海水腐食性を確保する
ためにはCr+3Mo≧37%が必要である。Cr、M
oの個々の含有量を上記の如く規定した上で、Cr+3
Mo≧37%を確保することにより、σ相析出による熱
間加工性低下等が問題となることなく、優れた耐海水腐
食性が確保される。
はCrの略3倍である。十分な耐海水腐食性を確保する
ためにはCr+3Mo≧37%が必要である。Cr、M
oの個々の含有量を上記の如く規定した上で、Cr+3
Mo≧37%を確保することにより、σ相析出による熱
間加工性低下等が問題となることなく、優れた耐海水腐
食性が確保される。
N i : H□S環境下での耐SCC性を向上させる
ための必須元素である。またオーステナイト化元素で、
二相化に必須である。耐SCC性向上のためには、高N
iが望ましいが、高Ni孔はコスト上昇だけでな(、過
剰なオーステナイト化を招く。
ための必須元素である。またオーステナイト化元素で、
二相化に必須である。耐SCC性向上のためには、高N
iが望ましいが、高Ni孔はコスト上昇だけでな(、過
剰なオーステナイト化を招く。
その結果、高強度な二相ステンレス鋼が形成されなくな
る。二相ステンレス鋼で良好な耐SCC性を確保するた
めの好ましいオーステナイト相とフェライト相との相比
は40〜60容積%であり、この相比確保のために13
〜18%とした。
る。二相ステンレス鋼で良好な耐SCC性を確保するた
めの好ましいオーステナイト相とフェライト相との相比
は40〜60容積%であり、この相比確保のために13
〜18%とした。
N:Niと同様にオーステナイト化元素であり、かつσ
相析出防止、耐孔食性向上、溶接部の機械的性質向上に
寄与する。このため0.08%以上の含有とした。ただ
し、過剰になると窒化物が形成されるので、0.25%
以下に制限した。
相析出防止、耐孔食性向上、溶接部の機械的性質向上に
寄与する。このため0.08%以上の含有とした。ただ
し、過剰になると窒化物が形成されるので、0.25%
以下に制限した。
以下に本発明を実施例に基づいて説明する。
第1表に成分を示す溶製鋼より長さ40M、幅201I
IS厚み2III11および長さ20M、幅10m、厚
み2Illの各2種類の試験片を採取した。しかる後、
2種類の試験片をテフロンボルトおよびナツトで隙間を
形成した状態で組合せ、各組合せ試験片に対し60’C
15%NaC1溶液中での3000hの大気吹込み隙間
腐食試験を実施した。各20個の組合せ試験片に対して
この試験を実施した時の隙間腐食発生率をCr+3Mo
量をパラメータとして第1図に示す。
IS厚み2III11および長さ20M、幅10m、厚
み2Illの各2種類の試験片を採取した。しかる後、
2種類の試験片をテフロンボルトおよびナツトで隙間を
形成した状態で組合せ、各組合せ試験片に対し60’C
15%NaC1溶液中での3000hの大気吹込み隙間
腐食試験を実施した。各20個の組合せ試験片に対して
この試験を実施した時の隙間腐食発生率をCr+3Mo
量をパラメータとして第1図に示す。
本発明の二相ステンレス鋼は、いずれも隙間腐食は全く
生じていない、ここで隙間腐食が生じなければ、海水中
では重防食被覆のみで腐食防止が図れる。これに対し比
較鋼は、いずれも二相ステンレス鋼であるが、Cr+3
Mo量が42.4%であるB4、Cr+3Mo量が40
.8%であるB5、Cr+3Mo量が41.7%である
B6を除いて、いずれの鋼も隙間腐食を生じ、Cr+3
Mofが少ないほど腐食発生率が高くなっている。
生じていない、ここで隙間腐食が生じなければ、海水中
では重防食被覆のみで腐食防止が図れる。これに対し比
較鋼は、いずれも二相ステンレス鋼であるが、Cr+3
Mo量が42.4%であるB4、Cr+3Mo量が40
.8%であるB5、Cr+3Mo量が41.7%である
B6を除いて、いずれの鋼も隙間腐食を生じ、Cr+3
Mofが少ないほど腐食発生率が高くなっている。
また、各鋼より採取した長さ70鵡、輻10III11
、厚み2閤の4点曲げ試験片に対し、応力1σy、5%
NaCj!Pa液、H2S分圧0.01.0.1、l。
、厚み2閤の4点曲げ試験片に対し、応力1σy、5%
NaCj!Pa液、H2S分圧0.01.0.1、l。
0.10気圧、100°Cのオートクレーブ試験を72
0h実施した後のSCC発生状況を第2表に0 (SC
C発生なし)、x(SCC発生)で示す。
0h実施した後のSCC発生状況を第2表に0 (SC
C発生なし)、x(SCC発生)で示す。
本発明の二相ステンレス鋼は、いずれもH2S分圧が1
.0気圧以下の試験雰囲気中でSCCを生じていない、
しかるに、比較鋼はB4、B5、B6を除けばH2S分
圧0.1気圧でSCCを生じている。B6は比較鋼の中
ではNi量が最も多いが、それでもH2S分圧1.0気
圧でSCCを生じている。
.0気圧以下の試験雰囲気中でSCCを生じていない、
しかるに、比較鋼はB4、B5、B6を除けばH2S分
圧0.1気圧でSCCを生じている。B6は比較鋼の中
ではNi量が最も多いが、それでもH2S分圧1.0気
圧でSCCを生じている。
第 1 表 (wL%)
第 2 表
−本発明範囲外
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明の二相ステンレ
ス鋼は、Ni基合金はもとよりオーステナイト系ステン
レス鋼と比べてもNilが少なく、低コストかつ高強度
である。したがって、クラツド化することなくソリッド
管のままでフローラインパイプに使用できる。しかも、
従来の二相ステンレス鋼製フローラインパイプで問題に
なっていた高H2S環境下での耐SCC性の低さが、実
用上支障ない程度に改善される。更に耐海水腐食性にも
優れ、カソード防食の必要性がない。したがって、フロ
ーラインパイプ等に適用して、その耐久性向上、バイブ
施工コスト低減に大きな効果を奏する。
ス鋼は、Ni基合金はもとよりオーステナイト系ステン
レス鋼と比べてもNilが少なく、低コストかつ高強度
である。したがって、クラツド化することなくソリッド
管のままでフローラインパイプに使用できる。しかも、
従来の二相ステンレス鋼製フローラインパイプで問題に
なっていた高H2S環境下での耐SCC性の低さが、実
用上支障ない程度に改善される。更に耐海水腐食性にも
優れ、カソード防食の必要性がない。したがって、フロ
ーラインパイプ等に適用して、その耐久性向上、バイブ
施工コスト低減に大きな効果を奏する。
第1図は本発明鋼の耐海水腐食性を比較鋼と対比して示
した図表である。
した図表である。
Claims (1)
- 1、重量%でC:0.015%以下、Si:1.0%以
下、Mn:1.5%以下、P:0.030%以下、S:
0.015%以下、Ni:13〜18%、Cr:24〜
26%、Mo:4〜8%、N:0.08〜0.25%を
含み、残部実質的にFeからなり、(Cr+3Mo)≧
37%を満足することを特徴とする耐H_2S性および
耐海水腐食性に優れた二相ステンレス鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2520789A JPH02205658A (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 耐h↓2s性および耐海水腐食性に優れた二相ステンレス鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2520789A JPH02205658A (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 耐h↓2s性および耐海水腐食性に優れた二相ステンレス鋼 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02205658A true JPH02205658A (ja) | 1990-08-15 |
Family
ID=12159510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2520789A Pending JPH02205658A (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 耐h↓2s性および耐海水腐食性に優れた二相ステンレス鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02205658A (ja) |
-
1989
- 1989-02-02 JP JP2520789A patent/JPH02205658A/ja active Pending
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