JPH02206435A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents
磁気共鳴イメージング装置Info
- Publication number
- JPH02206435A JPH02206435A JP1025759A JP2575989A JPH02206435A JP H02206435 A JPH02206435 A JP H02206435A JP 1025759 A JP1025759 A JP 1025759A JP 2575989 A JP2575989 A JP 2575989A JP H02206435 A JPH02206435 A JP H02206435A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- slice
- magnetic resonance
- echo
- sequence
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000002595 magnetic resonance imaging Methods 0.000 title claims description 28
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims abstract description 53
- 238000005481 NMR spectroscopy Methods 0.000 claims abstract description 20
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 11
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 18
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 16
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 9
- 238000002592 echocardiography Methods 0.000 claims description 5
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 24
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 21
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 238000002075 inversion recovery Methods 0.000 description 4
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 4
- 230000003902 lesion Effects 0.000 description 3
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 238000013480 data collection Methods 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、核磁気共鳴(以下rNMRJと略記する)現
象を利用して被検体(人体)の所望部位の断層像を得る
磁気共鳴イメージング装置に関し、特にスライス厚の薄
い画像を多数枚計測できると共にその多数枚の画像を短
時間で撮像することができる磁気共鳴イメージング装置
に関する。
象を利用して被検体(人体)の所望部位の断層像を得る
磁気共鳴イメージング装置に関し、特にスライス厚の薄
い画像を多数枚計測できると共にその多数枚の画像を短
時間で撮像することができる磁気共鳴イメージング装置
に関する。
磁気共鳴イメージング装置は、NMR現象を利用して被
検体中の所望の検査部位における原子核スピン(以下単
に「スピン」と称す)の密度分布、緩和時間分布等を計
測して、その計測データから被検体の任意断面を画像表
示するものである。そして、従来の磁気共鳴イメージン
グ装置は、第1図に示すように、被検体1に静磁場及び
傾斜磁場を与える磁場発生手段2,3と、上記被検体1
の生体組織を構成する原子の原子核に核磁気共鳴を起こ
させるために高周波信号を照射する送信系4と、上記核
磁気共鳴により放出されるエコー信号を検出する受信系
5と、この受信系5で検出したエコー信号を用いて画像
再構成演算を行う信号処理系6とを備え、核磁気共鳴に
より放出されるエコー信号を計測するシーケンスを繰り
返し行って断層像を得るようになっていた。
検体中の所望の検査部位における原子核スピン(以下単
に「スピン」と称す)の密度分布、緩和時間分布等を計
測して、その計測データから被検体の任意断面を画像表
示するものである。そして、従来の磁気共鳴イメージン
グ装置は、第1図に示すように、被検体1に静磁場及び
傾斜磁場を与える磁場発生手段2,3と、上記被検体1
の生体組織を構成する原子の原子核に核磁気共鳴を起こ
させるために高周波信号を照射する送信系4と、上記核
磁気共鳴により放出されるエコー信号を検出する受信系
5と、この受信系5で検出したエコー信号を用いて画像
再構成演算を行う信号処理系6とを備え、核磁気共鳴に
より放出されるエコー信号を計測するシーケンスを繰り
返し行って断層像を得るようになっていた。
この装置では、第1図に示すように0.02〜2テスラ
程度の静磁場を発生させる静磁場発生磁石2の中に被検
体1が置かれる。この時、被検体1中のスピンは静磁場
の強さHoによって決まる周波数で静磁場の方向を軸と
して歳差′M動を行う。この周波数をラーモア周波数と
呼び、ラーモア周波散髪。は、 γ ここにHo:静磁場強度 γ:磁気回転比 で表わされ原子核の種類毎に固有の値を持っている。ま
た、ラーモア歳差運動の角速度をω。とすると。
程度の静磁場を発生させる静磁場発生磁石2の中に被検
体1が置かれる。この時、被検体1中のスピンは静磁場
の強さHoによって決まる周波数で静磁場の方向を軸と
して歳差′M動を行う。この周波数をラーモア周波数と
呼び、ラーモア周波散髪。は、 γ ここにHo:静磁場強度 γ:磁気回転比 で表わされ原子核の種類毎に固有の値を持っている。ま
た、ラーモア歳差運動の角速度をω。とすると。
ω。=2π乍◎
の関係にあるため
ω。=γ・Ho ・・・(2)で
与えられる。
与えられる。
そして、送信系4内の高周波コイル14aによって、計
測しようとする原子核のラーモア周波数ν。に等しい周
波数f、の高周波磁場(電磁波)を加えると、スピンが
励起され高いエネルギー状態に遷移する。この高周波磁
場を打ち切ると、スピンはそれぞれの状態に応じた時定
数でもとの低いエネルギー状態にもどる。この時に放出
される電磁波を受信系5内の高周波コイル14bで受信
し、増幅器15で増幅、波形整形した後、A/D変換器
17でディジタル化して中央処理装置(以下rCPUJ
と称す)8に送る。CPU8では、このデータを基に画
像を再構成演算し、被検体1の断層画像をデイスプレィ
20に表示する。上記の高周波磁場は、CPU8により
制御されるシーケンサ7が送り出す信号を図示省略の送
信側の高周波コイル用電源によって増幅したものを高周
波コイル14aに送ることで得られる。
測しようとする原子核のラーモア周波数ν。に等しい周
波数f、の高周波磁場(電磁波)を加えると、スピンが
励起され高いエネルギー状態に遷移する。この高周波磁
場を打ち切ると、スピンはそれぞれの状態に応じた時定
数でもとの低いエネルギー状態にもどる。この時に放出
される電磁波を受信系5内の高周波コイル14bで受信
し、増幅器15で増幅、波形整形した後、A/D変換器
17でディジタル化して中央処理装置(以下rCPUJ
と称す)8に送る。CPU8では、このデータを基に画
像を再構成演算し、被検体1の断層画像をデイスプレィ
20に表示する。上記の高周波磁場は、CPU8により
制御されるシーケンサ7が送り出す信号を図示省略の送
信側の高周波コイル用電源によって増幅したものを高周
波コイル14aに送ることで得られる。
また、上記の磁気共鳴イメージング装置においては、以
上の静磁場と高周波磁場の他に、空間内の位置情報を得
るための傾斜磁場を作るために傾斜磁場コイル9,9を
備えている。これらの傾斜磁場コイル9は、シーケンサ
7からの信号で動作する傾斜磁場電源10から電流を供
給され、傾斜磁場を発生するものである。
上の静磁場と高周波磁場の他に、空間内の位置情報を得
るための傾斜磁場を作るために傾斜磁場コイル9,9を
備えている。これらの傾斜磁場コイル9は、シーケンサ
7からの信号で動作する傾斜磁場電源10から電流を供
給され、傾斜磁場を発生するものである。
ここで、磁気共鳴イメージング装置の撮像原理について
、第7図を参照して説明する。まず、第7図(a)に示
すようにZ方向の静磁場H8中に置かれた原子核は、古
典物理学的に見ると1個の棒磁石のように振る舞い、先
に述べたラーモア周波散髪。でZ軸の回りに歳差運動を
行っている。
、第7図を参照して説明する。まず、第7図(a)に示
すようにZ方向の静磁場H8中に置かれた原子核は、古
典物理学的に見ると1個の棒磁石のように振る舞い、先
に述べたラーモア周波散髪。でZ軸の回りに歳差運動を
行っている。
この周波数は前記第(2)式で与えられ、静磁場の強度
H6に比例している。第(1)式及び第(2)式におけ
るγは磁気回転比と呼ばれ、原子核の固有の値を持って
いる。一般には測定対象の原子核は膨大な数にのぼり、
それぞれが勝手な位相で回転しているために全体で見る
とX−Y面内の成分は打ち消しあい、Z方向成分のみの
巨視的磁化が残る。この状態で、第7図(b)に示すよ
うに、X方向にラーモア周波数ν。に等しい周波数の高
周波磁場H1を印加すると、巨視的磁化はY方向に倒れ
始める。この倒れる角度は上記高周波磁場H□の振幅と
印加時間の積に比例、し、パルス印加時点に対し90度
倒れる時の高周波磁場H□を90度パルス、180度倒
れる時の高周波磁場H□を180度パルスと呼ぶ、なお
、第7図(a)、(b)におけるx、y、z三軸は、そ
れぞれ直交したデカルト座標軸である。
H6に比例している。第(1)式及び第(2)式におけ
るγは磁気回転比と呼ばれ、原子核の固有の値を持って
いる。一般には測定対象の原子核は膨大な数にのぼり、
それぞれが勝手な位相で回転しているために全体で見る
とX−Y面内の成分は打ち消しあい、Z方向成分のみの
巨視的磁化が残る。この状態で、第7図(b)に示すよ
うに、X方向にラーモア周波数ν。に等しい周波数の高
周波磁場H1を印加すると、巨視的磁化はY方向に倒れ
始める。この倒れる角度は上記高周波磁場H□の振幅と
印加時間の積に比例、し、パルス印加時点に対し90度
倒れる時の高周波磁場H□を90度パルス、180度倒
れる時の高周波磁場H□を180度パルスと呼ぶ、なお
、第7図(a)、(b)におけるx、y、z三軸は、そ
れぞれ直交したデカルト座標軸である。
このような磁気共鳴イメージング装置における撮像で一
般的に用いられる方法には、二次元フーリエイメージン
グ法がある。第8図は上記二次元フーリエイメージング
法のうち代表的なスピンエコー法によるマルチエコー計
測におけるタイムシーケンスを模式的に表したタイミン
グ線図である。
般的に用いられる方法には、二次元フーリエイメージン
グ法がある。第8図は上記二次元フーリエイメージング
法のうち代表的なスピンエコー法によるマルチエコー計
測におけるタイムシーケンスを模式的に表したタイミン
グ線図である。
第8図において、(a)図は高周波磁場の信号の照射タ
イミング及び被検体のスライス位置を選択的に励起する
ためのエンベロープを示している。
イミング及び被検体のスライス位置を選択的に励起する
ためのエンベロープを示している。
(b)図はスライス方向の傾斜磁場Gzの印加のタイミ
ングを示し、(c)図は位相エンコード方向傾斜磁場G
yの印加のタイミング及びその振幅を変えて計測するこ
とを示しており、(d)図は周波数エンコード方向傾斜
磁場Gxの印加のタイミングを示している。また、(e
)図は計測されるエコー信号(NMR信号)を示してい
る。さらに、(f)図はタイムシーケンスを■〜朋に区
間分けして示したものである。なお、最上段には。
ングを示し、(c)図は位相エンコード方向傾斜磁場G
yの印加のタイミング及びその振幅を変えて計測するこ
とを示しており、(d)図は周波数エンコード方向傾斜
磁場Gxの印加のタイミングを示している。また、(e
)図は計測されるエコー信号(NMR信号)を示してい
る。さらに、(f)図はタイムシーケンスを■〜朋に区
間分けして示したものである。なお、最上段には。
90度パルスの中心からの時刻をQ、t□、t2゜t3
1 t4で示しである。
1 t4で示しである。
第8図において、区間Iでは(a)図に示すように高周
波磁場として90度選択励起パルスPを照射すると共に
、(b)図に示すようにスライス方向傾斜磁場Gzを印
加する。次に、区間■においては、(c)図に示すよう
に位相エンコード方向傾斜磁場Gyを印加し、Y方向に
関して場所に依存した核スピンの回転を付加する。次に
、区間■では、(a)図に示すように180度選択励起
パルスP′を照射すると共に、(b)図に示すようにス
ライス方向傾斜磁場Gzを印加する。次に、区間■にお
いては、(d)図に示すように周波数エンコード方向傾
斜磁場Gxを印加すると共に、(e)図に示すようにエ
コー信号の計測を行う。
波磁場として90度選択励起パルスPを照射すると共に
、(b)図に示すようにスライス方向傾斜磁場Gzを印
加する。次に、区間■においては、(c)図に示すよう
に位相エンコード方向傾斜磁場Gyを印加し、Y方向に
関して場所に依存した核スピンの回転を付加する。次に
、区間■では、(a)図に示すように180度選択励起
パルスP′を照射すると共に、(b)図に示すようにス
ライス方向傾斜磁場Gzを印加する。次に、区間■にお
いては、(d)図に示すように周波数エンコード方向傾
斜磁場Gxを印加すると共に、(e)図に示すようにエ
コー信号の計測を行う。
これが第一エコーE□となる。次に、区間■では、第二
エコーE2を計測するための180度選択励起パルスP
′を(a)図に示すように照射すると共に、(b)図に
示すようにスライス方向傾斜磁場Gzを印加する。さら
に、区間Mにおいては、(d)図に示すように周波数エ
ンコード方向傾斜磁場Gxを印加すると共に、(e)図
に示すようにエコー信号の計測を行い、これを第二エコ
ーE2とする。ここで、区間■から区間店までは、その
前の区間■から区間■までと全く同じ動作をして、これ
をエコー信号の計測の一単位とみることができる。従っ
て、第三エコー以降は、上記区間v〜■の信号計測の一
単位を繰り返すことにより撮像が可能となる。
エコーE2を計測するための180度選択励起パルスP
′を(a)図に示すように照射すると共に、(b)図に
示すようにスライス方向傾斜磁場Gzを印加する。さら
に、区間Mにおいては、(d)図に示すように周波数エ
ンコード方向傾斜磁場Gxを印加すると共に、(e)図
に示すようにエコー信号の計測を行い、これを第二エコ
ーE2とする。ここで、区間■から区間店までは、その
前の区間■から区間■までと全く同じ動作をして、これ
をエコー信号の計測の一単位とみることができる。従っ
て、第三エコー以降は、上記区間v〜■の信号計測の一
単位を繰り返すことにより撮像が可能となる。
ここで、90度選択励起パルスPがら第一エコーE□の
中心までの時間をエコー時間Teとし、その半分をτと
すると、理論的には次のような関係が成り立つ。
中心までの時間をエコー時間Teとし、その半分をτと
すると、理論的には次のような関係が成り立つ。
r=Te/ 2=t2 tl=t3 tz=t4b
z以上に述べたタイムシーケンスを基本単位として、(
c)図に示す位相エンコード方向傾斜磁場Gyの強度を
毎回液えながら所要回数だけ繰り返す。
z以上に述べたタイムシーケンスを基本単位として、(
c)図に示す位相エンコード方向傾斜磁場Gyの強度を
毎回液えながら所要回数だけ繰り返す。
このようにして計測されたエコー信号E1.E2を二次
元フーリエ変換することにより、第7図(a)に示す巨
視的磁化の二次元空間的分布が求められる。
元フーリエ変換することにより、第7図(a)に示す巨
視的磁化の二次元空間的分布が求められる。
また、上記のスピンエコー法によるマルチエコー計測の
他に、マルチスライス/マルチエコー計測と呼ばれる方
法がある。これは、第8図に示すスピンエコー法による
マルチエコー計測において。
他に、マルチスライス/マルチエコー計測と呼ばれる方
法がある。これは、第8図に示すスピンエコー法による
マルチエコー計測において。
所要の繰り返し時間Tr内に、(f)図に示す区間1〜
別で示されるタイムシーケンスを別のスライス位置に対
して順次行ってエコー信号の取り込みを行うものである
。この場合は、信号計測にがかる時間はそのままで、第
ニスライス以降の複数スライスの画像を撮像することが
できる。
別で示されるタイムシーケンスを別のスライス位置に対
して順次行ってエコー信号の取り込みを行うものである
。この場合は、信号計測にがかる時間はそのままで、第
ニスライス以降の複数スライスの画像を撮像することが
できる。
このような従来の磁気共鳴イメージング装置における撮
像方法としての二次元フーリエイメージング法によれば
、計測されたエコー信号E、、E。
像方法としての二次元フーリエイメージング法によれば
、計測されたエコー信号E、、E。
は、選択励起パルスP、P’により選択的に励起された
領域全体の情報であり、その信号強度は励起された領域
が広い程強くなるものであった。そして、マルチスライ
ス/マルチエコー計測法では。
領域全体の情報であり、その信号強度は励起された領域
が広い程強くなるものであった。そして、マルチスライ
ス/マルチエコー計測法では。
選択した領域がそのまま画像−枚を再構成するのに必要
な生データの信号強度となるものであった。
な生データの信号強度となるものであった。
ここで、微細な病変部の診断には薄いスライス厚の画像
が必要となるが、上記マルチスライス/マルチエコー計
測法においては、スライス厚の薄い画像の計測を行うと
、エコー信号の強度が弱くなり生データのS/N比が下
がり、再構成画像の画質が劣化するものであった。従っ
て、微細な病変部の診断には使えないものとなってしま
うことがあった。
が必要となるが、上記マルチスライス/マルチエコー計
測法においては、スライス厚の薄い画像の計測を行うと
、エコー信号の強度が弱くなり生データのS/N比が下
がり、再構成画像の画質が劣化するものであった。従っ
て、微細な病変部の診断には使えないものとなってしま
うことがあった。
これに対して、薄いスライス厚の画像の計測に有効な撮
像方法として、三次元フーリエイメージング法というの
がある。この三次元フーリエイメージング法は、被検体
1のボリューム全体を励起して二次元のスライス画像を
得るもので、特開昭58−200145号公報に記載さ
れているように、スライス方向の傾斜磁場の振幅を変化
させながらエコー信号の計測を行い、その計測信号を三
次元フーリエ変換することにより画像を得る方法である
。このとき、信号計測後にスライス方向のデータの分離
を行うことによりS/N比を上げていた。しかし、この
三次元フーリエイメージング法においては、スライス方
向に傾斜磁場を変化させながら計測を行う(スライス方
向にエンコードをかける)ことが不可欠なため、例えば
8枚のスライスとすると、8回スライス方向のエンコー
ドを変えて通常の計測シーケンスを行うこととなり、計
測時間は通常の計測の8倍かかってしまうものであった
。更にスライス枚数を増やして例えば64枚とすると、
計測時間は通常の64倍ともなり、1分間で計測できる
シーケンスも1時間以上かかることとなり、それだけ被
検者を拘束して苦痛を与えることとなるものであった。
像方法として、三次元フーリエイメージング法というの
がある。この三次元フーリエイメージング法は、被検体
1のボリューム全体を励起して二次元のスライス画像を
得るもので、特開昭58−200145号公報に記載さ
れているように、スライス方向の傾斜磁場の振幅を変化
させながらエコー信号の計測を行い、その計測信号を三
次元フーリエ変換することにより画像を得る方法である
。このとき、信号計測後にスライス方向のデータの分離
を行うことによりS/N比を上げていた。しかし、この
三次元フーリエイメージング法においては、スライス方
向に傾斜磁場を変化させながら計測を行う(スライス方
向にエンコードをかける)ことが不可欠なため、例えば
8枚のスライスとすると、8回スライス方向のエンコー
ドを変えて通常の計測シーケンスを行うこととなり、計
測時間は通常の計測の8倍かかってしまうものであった
。更にスライス枚数を増やして例えば64枚とすると、
計測時間は通常の64倍ともなり、1分間で計測できる
シーケンスも1時間以上かかることとなり、それだけ被
検者を拘束して苦痛を与えることとなるものであった。
そこで、本発明は、このような問題点を解決することが
できる磁気共鳴イメージング装置を提供することを目的
とする。
できる磁気共鳴イメージング装置を提供することを目的
とする。
上記目的を達成するために1本発明による磁気共鳴イメ
ージング装置は、被検体に静磁場及び傾斜磁場を与える
磁場発生手段と、上記被検体の生体組織を構成する原子
の原子核に核磁気共鳴を起こさせるために高周波信号を
照射する送信系と、上記の核磁気共鳴により放出される
エコー信号を検出する受信系と、この受信系で検出した
エコー信号を用いて画像再構成演算を行う信号処理系と
を備え、核磁気共鳴により放出されるエコー信号を計測
するシーケンスを繰り返し9行って断りm像を得る磁気
共鳴イメージング装置において、上記シーケンスを発生
する手段は、シーケンスの繰り返し時間内で被検体の一
以上の異なったスライス位置に対して、スライス方向に
傾斜磁場を印加すると共に送信系には高周波磁場を印加
し、被検体のスライス位置を選択的に励起した後1位相
エンコード方向の傾斜磁場を変化させながら計測を行う
と共に、スライス方向にもエンコード傾斜磁場を印加す
ることによって、一つ以上の異なったスライス位置にて
それぞれ薄いスライスに分割し、この一群の薄いスライ
スについて一つ以上の異なったスライス位置でエコー信
号を計測するシーケンスを発生するようにしたものであ
る。
ージング装置は、被検体に静磁場及び傾斜磁場を与える
磁場発生手段と、上記被検体の生体組織を構成する原子
の原子核に核磁気共鳴を起こさせるために高周波信号を
照射する送信系と、上記の核磁気共鳴により放出される
エコー信号を検出する受信系と、この受信系で検出した
エコー信号を用いて画像再構成演算を行う信号処理系と
を備え、核磁気共鳴により放出されるエコー信号を計測
するシーケンスを繰り返し9行って断りm像を得る磁気
共鳴イメージング装置において、上記シーケンスを発生
する手段は、シーケンスの繰り返し時間内で被検体の一
以上の異なったスライス位置に対して、スライス方向に
傾斜磁場を印加すると共に送信系には高周波磁場を印加
し、被検体のスライス位置を選択的に励起した後1位相
エンコード方向の傾斜磁場を変化させながら計測を行う
と共に、スライス方向にもエンコード傾斜磁場を印加す
ることによって、一つ以上の異なったスライス位置にて
それぞれ薄いスライスに分割し、この一群の薄いスライ
スについて一つ以上の異なったスライス位置でエコー信
号を計測するシーケンスを発生するようにしたものであ
る。
また、送信系に印加する高周波磁場は90度選択励起パ
ルス及び180度選択励起パルスを使用し、これにより
エコー信号を計測すると共に、上記180度選択励起パ
ルスを1回以上同じ繰り返し時間内に印加することによ
って多重エコーを形成してそのエコー信号を計測するシ
ーケンスを発生するようにしてもよい。
ルス及び180度選択励起パルスを使用し、これにより
エコー信号を計測すると共に、上記180度選択励起パ
ルスを1回以上同じ繰り返し時間内に印加することによ
って多重エコーを形成してそのエコー信号を計測するシ
ーケンスを発生するようにしてもよい。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明による磁気共鳴イメージング装置の全体
構成を示すブロック図である。この磁気共鳴イメージン
グ装置は、核磁気共鳴(NMR)現象を利用して被検体
の断層像を得るもので、第1図に示すように、静磁場発
生磁石2と、磁場勾配発生系3と、送信系4と、受信系
5と、信号処理系6と、シーケンサ7と、中央処理装置
(CPU)8とを備えて成る。
構成を示すブロック図である。この磁気共鳴イメージン
グ装置は、核磁気共鳴(NMR)現象を利用して被検体
の断層像を得るもので、第1図に示すように、静磁場発
生磁石2と、磁場勾配発生系3と、送信系4と、受信系
5と、信号処理系6と、シーケンサ7と、中央処理装置
(CPU)8とを備えて成る。
上記静磁場発生磁石2は、被検体1の周りにその体軸方
向または体軸と直交する方向に均一な静磁場を発生させ
るもので、上記被検体1の周りのある広がりをもった空
間に永久磁石方式または常電動力式あるいは超電動力式
の磁場発生手段が配置されている。磁場勾配発生系3は
、x、y、zの三軸方向に巻かれた傾斜磁場コイル9と
、それぞれのコイルを駆動する傾斜磁場tftg10と
から成り、上記シーケンサ7からの命令に従ってそれぞ
れのコイルの傾斜磁場電源1oを駆動することにより、
X、Y、Zの三軸方向の傾斜磁場Gx。
向または体軸と直交する方向に均一な静磁場を発生させ
るもので、上記被検体1の周りのある広がりをもった空
間に永久磁石方式または常電動力式あるいは超電動力式
の磁場発生手段が配置されている。磁場勾配発生系3は
、x、y、zの三軸方向に巻かれた傾斜磁場コイル9と
、それぞれのコイルを駆動する傾斜磁場tftg10と
から成り、上記シーケンサ7からの命令に従ってそれぞ
れのコイルの傾斜磁場電源1oを駆動することにより、
X、Y、Zの三軸方向の傾斜磁場Gx。
Gy、Gzを被検体1に印加するようになっている。こ
の傾斜磁場の加え方により、被検体1に対するスライス
面を設定することができる。送信系4は、被検体1の生
体組織を端成する原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせ
るために高周波信号を照射するもので、高周波発振器1
1と変調器12と高周波増幅器13と送信側の高周波コ
イル14aとから成り、上記高周波発振器11から出力
された高周波パルスをシーケンサ7の命令に従って変調
器12で振幅変調し、この振幅変調された高周波パルス
を高周波増幅器13で増幅した後に被検体1に近接して
配置された高周波コイル14aに供給することにより、
電磁波が上記被検体1に照射されるようになっている。
の傾斜磁場の加え方により、被検体1に対するスライス
面を設定することができる。送信系4は、被検体1の生
体組織を端成する原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせ
るために高周波信号を照射するもので、高周波発振器1
1と変調器12と高周波増幅器13と送信側の高周波コ
イル14aとから成り、上記高周波発振器11から出力
された高周波パルスをシーケンサ7の命令に従って変調
器12で振幅変調し、この振幅変調された高周波パルス
を高周波増幅器13で増幅した後に被検体1に近接して
配置された高周波コイル14aに供給することにより、
電磁波が上記被検体1に照射されるようになっている。
受信系5は、被検体1の生体組織の原子核の核磁気共鳴
により放出されるエコー信号(NMR信号)を検出する
もので、受信側の高周波コイル14bと増幅器15と直
交位相検波器16とA/D変換器17とから成り、上記
送信側の高周波コイル14aから照射された電磁波によ
る被検体1の応答の電磁波(NMR信号)は被検体1に
近接して配置された高周波コイル14bで検出され、増
幅器15及び直交位相検波器16を介してA/D変換器
17に入力してディジタル最に変換され、さらにシーケ
ンサ7からの命令によるタンミングで直交位相検波器1
6によりサンプリングされた二系列の収集データとされ
、その信号が信号処理系6に送られるようになっている
。この信号処理系6は、CPU8と。
により放出されるエコー信号(NMR信号)を検出する
もので、受信側の高周波コイル14bと増幅器15と直
交位相検波器16とA/D変換器17とから成り、上記
送信側の高周波コイル14aから照射された電磁波によ
る被検体1の応答の電磁波(NMR信号)は被検体1に
近接して配置された高周波コイル14bで検出され、増
幅器15及び直交位相検波器16を介してA/D変換器
17に入力してディジタル最に変換され、さらにシーケ
ンサ7からの命令によるタンミングで直交位相検波器1
6によりサンプリングされた二系列の収集データとされ
、その信号が信号処理系6に送られるようになっている
。この信号処理系6は、CPU8と。
磁気ディスク18及び磁気テープ19等の記録装置と、
CRT等のデイスプレィ20とから成り。
CRT等のデイスプレィ20とから成り。
上記CPU8でフーリエ変換、補正係数計算像再構成等
の処理を行い、任意断面の信号強度分布あるいは複数の
信号に適当な演算を行って得られた分布を画像化してデ
イスプレィ20に断層像として表示するようになってい
る。また、シーケンサ7は、CPU8の制御で動作し、
被検体1の断層像のデータ収集に必要な種々の命令を送
信系4及び磁場勾配発生系3並びに受信系5に送り、上
記エコー信号を計ボ1するシーケンスを発生する手段と
なるものである。
の処理を行い、任意断面の信号強度分布あるいは複数の
信号に適当な演算を行って得られた分布を画像化してデ
イスプレィ20に断層像として表示するようになってい
る。また、シーケンサ7は、CPU8の制御で動作し、
被検体1の断層像のデータ収集に必要な種々の命令を送
信系4及び磁場勾配発生系3並びに受信系5に送り、上
記エコー信号を計ボ1するシーケンスを発生する手段と
なるものである。
ここで、本発明においては、上記シーケンサ7は、核磁
気共鳴により放出されるエコー信号を計測するシーケン
スの繰り返し時間内で被検体1の一以上の異なったスラ
イス位置に対して、スライス方向に傾斜磁場を印加する
と共に送信系4には高周波磁場を印加し、被検体1のス
ライス位置を選択的に励起した後、位相エンコード方向
の傾斜磁場を変化させながら計測を行うと共に、スライ
ス方向にもエンコード傾斜磁場を印加することによって
、一つ以上の異なったスライス位置にてそれぞれ薄いス
ライスに分割し、この一群の薄いスライスについて一つ
以上の異なったスライス位置でエコー信号を計測するシ
ーケンスを発生するようにされている。
気共鳴により放出されるエコー信号を計測するシーケン
スの繰り返し時間内で被検体1の一以上の異なったスラ
イス位置に対して、スライス方向に傾斜磁場を印加する
と共に送信系4には高周波磁場を印加し、被検体1のス
ライス位置を選択的に励起した後、位相エンコード方向
の傾斜磁場を変化させながら計測を行うと共に、スライ
ス方向にもエンコード傾斜磁場を印加することによって
、一つ以上の異なったスライス位置にてそれぞれ薄いス
ライスに分割し、この一群の薄いスライスについて一つ
以上の異なったスライス位置でエコー信号を計測するシ
ーケンスを発生するようにされている。
次に1本発明による磁気共鳴イメージング装置における
撮像方法の計測シーケンスを第2図〜第4図により説明
する。第2図は本発明の信号計測におけるタイムシーケ
ンスを模式的に表したタイミング線図である。第2図に
おいて、(a)図は高周波磁場の信号の照射タイミング
を示し、(b)図はスライス方向の傾斜磁場Gzの印加
のタイミングを示しており、(C)図は位相エンコード
方向傾斜磁場ayの印加のタイミング及びその振幅を変
えて計測することを示し、(d)図は周波数エンコード
方向傾斜磁場Gxの印加のタイミングを示している。ま
た、(e)図は計測されるエコー信号(NMR信号)を
示している。さらに、(f)図はタイムシーケンスを■
〜■に区聞分けして示したものである。
撮像方法の計測シーケンスを第2図〜第4図により説明
する。第2図は本発明の信号計測におけるタイムシーケ
ンスを模式的に表したタイミング線図である。第2図に
おいて、(a)図は高周波磁場の信号の照射タイミング
を示し、(b)図はスライス方向の傾斜磁場Gzの印加
のタイミングを示しており、(C)図は位相エンコード
方向傾斜磁場ayの印加のタイミング及びその振幅を変
えて計測することを示し、(d)図は周波数エンコード
方向傾斜磁場Gxの印加のタイミングを示している。ま
た、(e)図は計測されるエコー信号(NMR信号)を
示している。さらに、(f)図はタイムシーケンスを■
〜■に区聞分けして示したものである。
第2図の例においては、被検体1の検査部位の四つの領
域について同時に三次元計測を行う方法について説明す
る。まず、被検体1の四つのブロック化された領域をA
、B、C,Dとし、それぞれ斜線を付して示す。そして
、マルチスライス計測と同様に、(f)図に示す区間■
から■までの繰り返し時間Tr内で、区間■においては
領域Aについての撮像を行い、区間■では領域Bについ
ての撮像を行い、区間■においては領域Cについての撮
像を行い、区間■では領域りについての撮像を行う。こ
のとき、上記区間Iから■までを信号計測の一単位とし
、これについて(C)図に示すように位相エンコード方
向の傾斜磁場ayを変化させながら計測を行う。例えば
、位相エンコード回数を256回とすると、エンコード
量を256段階に変化させて計測を行って、256マト
リクスの画像を得る。ここまでは第8図に示す従来のマ
ルチスライス計測と同様であり、このままでは第2図に
示す領域A、B、C,Dにおいてスライス厚の厚い画像
ができる。そこで1本発明では、上記領域A、B、C,
Dにおいてさらに薄いスライスに分割するために、スラ
イス方向にもエンコード傾斜磁場を印加する。この場合
、例えば8枚の薄いスライスに分割するときは、段階的
にスライス方向のエンコード傾斜磁場を8回変えて計測
を行えばよい。従って、第2図の例では、区間Iから■
までのシーケンスを256 X 8 = 2048回の
計測を行うことになる。また、計測された信号データに
ついてみると、その信号データのサンプリング数を例え
ば512点とすると、512 X 256 X 8点の
三次元のデータセットが領域A、B、C,Dについてそ
れぞれ得られる。従って、画像再構成は、この三次元の
データを三次元フーリエ変換することにより、各領域A
、B、C,D内にて8枚の薄いスライスに分割された画
像が得られる。すなわち、領域Aのスライス厚を例えば
40inとすると、画像1枚のスライス厚は5a++と
なる。同様に、領域B。
域について同時に三次元計測を行う方法について説明す
る。まず、被検体1の四つのブロック化された領域をA
、B、C,Dとし、それぞれ斜線を付して示す。そして
、マルチスライス計測と同様に、(f)図に示す区間■
から■までの繰り返し時間Tr内で、区間■においては
領域Aについての撮像を行い、区間■では領域Bについ
ての撮像を行い、区間■においては領域Cについての撮
像を行い、区間■では領域りについての撮像を行う。こ
のとき、上記区間Iから■までを信号計測の一単位とし
、これについて(C)図に示すように位相エンコード方
向の傾斜磁場ayを変化させながら計測を行う。例えば
、位相エンコード回数を256回とすると、エンコード
量を256段階に変化させて計測を行って、256マト
リクスの画像を得る。ここまでは第8図に示す従来のマ
ルチスライス計測と同様であり、このままでは第2図に
示す領域A、B、C,Dにおいてスライス厚の厚い画像
ができる。そこで1本発明では、上記領域A、B、C,
Dにおいてさらに薄いスライスに分割するために、スラ
イス方向にもエンコード傾斜磁場を印加する。この場合
、例えば8枚の薄いスライスに分割するときは、段階的
にスライス方向のエンコード傾斜磁場を8回変えて計測
を行えばよい。従って、第2図の例では、区間Iから■
までのシーケンスを256 X 8 = 2048回の
計測を行うことになる。また、計測された信号データに
ついてみると、その信号データのサンプリング数を例え
ば512点とすると、512 X 256 X 8点の
三次元のデータセットが領域A、B、C,Dについてそ
れぞれ得られる。従って、画像再構成は、この三次元の
データを三次元フーリエ変換することにより、各領域A
、B、C,D内にて8枚の薄いスライスに分割された画
像が得られる。すなわち、領域Aのスライス厚を例えば
40inとすると、画像1枚のスライス厚は5a++と
なる。同様に、領域B。
C,Dについてもそれぞれ三次元フーリエ変換を行って
画像が得られ、第3図に示すように、被検体1の検査部
位の全体では、8X4=32枚の薄いスライス厚の画像
21a、21b、21c、21dが得られる。これによ
り、従来、マルチスライス計測ではスライス厚が薄くな
ると信号強度が減少して高画質の画像を得ることができ
なかったものが、三次元フーリエ変換法では高画質の画
像を得ることができる。
画像が得られ、第3図に示すように、被検体1の検査部
位の全体では、8X4=32枚の薄いスライス厚の画像
21a、21b、21c、21dが得られる。これによ
り、従来、マルチスライス計測ではスライス厚が薄くな
ると信号強度が減少して高画質の画像を得ることができ
なかったものが、三次元フーリエ変換法では高画質の画
像を得ることができる。
第2図に示す信号計測では、(f)図に示す各区間■〜
■において、(e)図に示すようにエコー信号として第
一エコーE□だけを計測しているが、さらに本発明によ
る磁気共鳴イメージング装置の計測シーケンスでは、各
区間I〜■においてエコー時間の長い第二エコー以降の
信号も計測することができる。第二エコー信号は、マル
チエコー計測においては、第4図(、)に符号E2で示
すように、第一エコー信号E工のピークからエコー時間
Teの半分を経過したところで第4図(a)に示すよう
にさらに180度選択励起パルスを照射すると、そこか
らさらにエコー時間Teの半分を経過したところで観測
される。従って、第2図(f)の区間r、 U、 II
I、 IVのそれぞれにおける計測シーケンスを、各々
第4図で示した計測シーケンスに置き換えることにより
、第二エコーE2以降の多重エコー信号も計測すること
ができる。
■において、(e)図に示すようにエコー信号として第
一エコーE□だけを計測しているが、さらに本発明によ
る磁気共鳴イメージング装置の計測シーケンスでは、各
区間I〜■においてエコー時間の長い第二エコー以降の
信号も計測することができる。第二エコー信号は、マル
チエコー計測においては、第4図(、)に符号E2で示
すように、第一エコー信号E工のピークからエコー時間
Teの半分を経過したところで第4図(a)に示すよう
にさらに180度選択励起パルスを照射すると、そこか
らさらにエコー時間Teの半分を経過したところで観測
される。従って、第2図(f)の区間r、 U、 II
I、 IVのそれぞれにおける計測シーケンスを、各々
第4図で示した計測シーケンスに置き換えることにより
、第二エコーE2以降の多重エコー信号も計測すること
ができる。
以上のことから、本発明による磁気共鳴イメージング装
置の計測シーケンスでは、あまり長い計測時間をかけず
に、薄いスライスの多数枚の画像の撮像が可能となる。
置の計測シーケンスでは、あまり長い計測時間をかけず
に、薄いスライスの多数枚の画像の撮像が可能となる。
なお、第2図及び第3図においては、被検体1の検査部
位の領域A、B、C,Dは互いに等間隔で離れたものと
して示したが、本発明はこれに限らず、各領域A−Dは
隣接して連続していてもよいし、不等間隔であってもよ
い。また、領域の数は四つに限られず、撮影可能範囲内
でいくつ設けてもよい、さらに、領域A、B、C,D内
を分割するスライス方向のエンコード回数、マルチエコ
ー枚数もいくつであってもよい。
位の領域A、B、C,Dは互いに等間隔で離れたものと
して示したが、本発明はこれに限らず、各領域A−Dは
隣接して連続していてもよいし、不等間隔であってもよ
い。また、領域の数は四つに限られず、撮影可能範囲内
でいくつ設けてもよい、さらに、領域A、B、C,D内
を分割するスライス方向のエンコード回数、マルチエコ
ー枚数もいくつであってもよい。
第5図は本発明による磁気共鳴イメージング装置の計測
シーケンスの他の実施例を示すタイミング線図である。
シーケンスの他の実施例を示すタイミング線図である。
この実施例は、グラジェントエコー法(フィールドエコ
ー法ともいう)におけるスライス画像の撮像の計測シー
ケンスの例を示している。このグラジェントエコー法で
は、(a)図に示す高周波磁場による選択励起パルスの
照射は90度パルス1回のみである。なお、図において
、α度と表記したのは、90度以外のフリップ角で照射
してもよいことを示している。また、(C)図に示す位
相エンコード方向傾斜磁場Gyは、スピンエコー法と同
様に傾斜磁場を段階的に変化させながら計測を行うもの
である。そして、このグラジェントエコー法での三次元
フーリエ変換計測法では、第2図に示すスピンエコー法
の場合と同様に、(b)図に示すスライス方向傾斜磁場
Gzを段階的に変化させながら計測を行えばよい、なお
、第5図においては、−例として被検体1の四つの領域
での撮像を想定して図示している。
ー法ともいう)におけるスライス画像の撮像の計測シー
ケンスの例を示している。このグラジェントエコー法で
は、(a)図に示す高周波磁場による選択励起パルスの
照射は90度パルス1回のみである。なお、図において
、α度と表記したのは、90度以外のフリップ角で照射
してもよいことを示している。また、(C)図に示す位
相エンコード方向傾斜磁場Gyは、スピンエコー法と同
様に傾斜磁場を段階的に変化させながら計測を行うもの
である。そして、このグラジェントエコー法での三次元
フーリエ変換計測法では、第2図に示すスピンエコー法
の場合と同様に、(b)図に示すスライス方向傾斜磁場
Gzを段階的に変化させながら計測を行えばよい、なお
、第5図においては、−例として被検体1の四つの領域
での撮像を想定して図示している。
第6図は本発明による磁気共鳴イメージング装置の計測
シーケンスの更に他の実施例を示すタイミング線図であ
る。この実施例は、反転回復法(IR法)におけるスラ
イス画像の撮像の計測シーケンスの例を示している。こ
の反転回復法での計測シーケンスは、第6図(a)に示
すように。
シーケンスの更に他の実施例を示すタイミング線図であ
る。この実施例は、反転回復法(IR法)におけるスラ
イス画像の撮像の計測シーケンスの例を示している。こ
の反転回復法での計測シーケンスは、第6図(a)に示
すように。
第2図に示すスピンエコー法における計測シーケンスの
90度選択励起パルスの前に180度選択励起パルスを
複数段付加したシーケンスとなっており、最初の180
度選択励起パルスから90度選択励起パルスまでの時間
を反転時間Tiと呼んでいる。そして、この反転回復法
でのマルチスライス計測においては、上記反転時間Ti
が比較的長いため、180度→90度→180度のシー
ケンスをマルチスライス枚数分だけ繰り返すのではなく
、初めにマルチスライス枚数分だけ180度選択励起パ
ルスを照射して、反転時間Tiの後にそれぞれのスライ
スにおいて90度→180度のスピンエコー法における
計測シーケンスを行うものである。そして、この反転回
復法での三次元フーリエ変換計測法では、第2図に示す
スピンエコー法の場合と同様に、(b)図に示すスライ
ス方向傾斜磁場Gzを段階的に変化させることにより、
撮像を複数の領域で行うことができる。なお、第6図に
おいては、−例として被検体1の四つの領域での撮像を
想定して図示している。
90度選択励起パルスの前に180度選択励起パルスを
複数段付加したシーケンスとなっており、最初の180
度選択励起パルスから90度選択励起パルスまでの時間
を反転時間Tiと呼んでいる。そして、この反転回復法
でのマルチスライス計測においては、上記反転時間Ti
が比較的長いため、180度→90度→180度のシー
ケンスをマルチスライス枚数分だけ繰り返すのではなく
、初めにマルチスライス枚数分だけ180度選択励起パ
ルスを照射して、反転時間Tiの後にそれぞれのスライ
スにおいて90度→180度のスピンエコー法における
計測シーケンスを行うものである。そして、この反転回
復法での三次元フーリエ変換計測法では、第2図に示す
スピンエコー法の場合と同様に、(b)図に示すスライ
ス方向傾斜磁場Gzを段階的に変化させることにより、
撮像を複数の領域で行うことができる。なお、第6図に
おいては、−例として被検体1の四つの領域での撮像を
想定して図示している。
また、本発明は、以上の第5図及び第6図の実施例以外
にも、二次元のスライス画像を得るあらゆる計測シーケ
ンスに適用することができる。
にも、二次元のスライス画像を得るあらゆる計測シーケ
ンスに適用することができる。
本発明は以上のように構成されたので、スライス厚の薄
い画像を多数枚計測することができると共に、その多数
枚の画像を短時間で撮像することができる。従って、検
査時間が短くなり、被検者に対する拘束時間を短縮して
苦痛を軽減することができる。また、スライス厚の薄い
画像が得られることから、微細な病変部の診断も可能と
することができる。さらに、上記のように計測時間が短
いことは計測の繰り返し時間を長くとれることになり、
被検体の生体組織の緩和時間の違いによるコントラスト
のある画像が得られたり、あるいは第二エコー、第三エ
コー等のエコー時間(73iい画像等が得られ、多くの
診断情報を提供することができる。このことから、磁気
共鳴イメージング装置の診断能力を向上することができ
る。
い画像を多数枚計測することができると共に、その多数
枚の画像を短時間で撮像することができる。従って、検
査時間が短くなり、被検者に対する拘束時間を短縮して
苦痛を軽減することができる。また、スライス厚の薄い
画像が得られることから、微細な病変部の診断も可能と
することができる。さらに、上記のように計測時間が短
いことは計測の繰り返し時間を長くとれることになり、
被検体の生体組織の緩和時間の違いによるコントラスト
のある画像が得られたり、あるいは第二エコー、第三エ
コー等のエコー時間(73iい画像等が得られ、多くの
診断情報を提供することができる。このことから、磁気
共鳴イメージング装置の診断能力を向上することができ
る。
第1図は本発明及び従来の磁気共鳴イメージング装置の
全体構成を示すブロック図、第2図は本発明の磁気共鳴
イメージング装置における撮像方法の信号計測のタイム
シーケンスを模式的に表したタイミング線図、第3図は
被検体の検査部位の例えば四つの領域のそれぞれのおい
て薄いスライスに分割される状態を示す説明図、第4図
はスピンエコー法による第一エコー及び第二エコーのイ
メージングにおける信号計測のタイムシーケンスを示す
タイミング線図、第5図及び第6図は本発明による磁気
共鳴イメージング装置の計測シーケンスの他の実施例を
示すタイミング線図、第7図は磁気共鳴イメージング装
置の撮像原理を説明するために原子核スピンの挙動を示
す説明図、第8図は従来の磁気共鳴イメージング装置に
おける二次元フーリエイメージング法のうち代表的なス
ピンエコー法によるマルチエコー計測におけるタイムシ
ーケンスを模式的に表したタイミング線図である。 1・・・被検体、 2・・・静磁場発生磁石、 3・
・・磁場勾配発生系、 4・・・送信系、 5・・・受
信系。
全体構成を示すブロック図、第2図は本発明の磁気共鳴
イメージング装置における撮像方法の信号計測のタイム
シーケンスを模式的に表したタイミング線図、第3図は
被検体の検査部位の例えば四つの領域のそれぞれのおい
て薄いスライスに分割される状態を示す説明図、第4図
はスピンエコー法による第一エコー及び第二エコーのイ
メージングにおける信号計測のタイムシーケンスを示す
タイミング線図、第5図及び第6図は本発明による磁気
共鳴イメージング装置の計測シーケンスの他の実施例を
示すタイミング線図、第7図は磁気共鳴イメージング装
置の撮像原理を説明するために原子核スピンの挙動を示
す説明図、第8図は従来の磁気共鳴イメージング装置に
おける二次元フーリエイメージング法のうち代表的なス
ピンエコー法によるマルチエコー計測におけるタイムシ
ーケンスを模式的に表したタイミング線図である。 1・・・被検体、 2・・・静磁場発生磁石、 3・
・・磁場勾配発生系、 4・・・送信系、 5・・・受
信系。
Claims (2)
- (1)被検体に静磁場及び傾斜磁場を与える磁場発生手
段と、上記被検体の生体組織を構成する原子の原子核に
核磁気共鳴を起こさせるために高周波信号を照射する送
信系と、上記の核磁気共鳴により放出されるエコー信号
を検出する受信系と、この受信系で検出したエコー信号
を用いて画像再構成演算を行う信号処理系とを備え、核
磁気共鳴により放出されるエコー信号を計測するシーケ
ンスを繰り返し行って断層像を得る磁気共鳴イメージン
グ装置において、上記シーケンスを発生する手段は、シ
ーケンスの繰り返し時間内で被検体の一以上の異なった
スライス位置に対して、スライス方向に傾斜磁場を印加
すると共に送信系には高周波磁場を印加し、被検体のス
ライス位置を選択的に励起した後、位相エンコード方向
の傾斜磁場を変化させながら計測を行うと共に、スライ
ス方向にもエンコード傾斜磁場を印加することによって
、一つ以上の異なったスライス位置にてそれぞれ薄いス
ライスに分割し、この一群の薄いスライスについて一つ
以上の異なったスライス位置でエコー信号を計測するシ
ーケンスを発生するようにしたことを特徴とする磁気共
鳴イメージング装置。 - (2)送信系に印加する高周波磁場は90度選択励起パ
ルス及び180度選択励起パルスを使用し、これにより
エコー信号を計測すると共に、上記180度選択励起パ
ルスを1回以上同じ繰り返し時間内に印加することによ
って多重エコーを形成してそのエコー信号を計測するシ
ーケンスを発生するようにした請求項1記載の磁気共鳴
イメージング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1025759A JPH02206435A (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 磁気共鳴イメージング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1025759A JPH02206435A (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 磁気共鳴イメージング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02206435A true JPH02206435A (ja) | 1990-08-16 |
Family
ID=12174761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1025759A Pending JPH02206435A (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 磁気共鳴イメージング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02206435A (ja) |
-
1989
- 1989-02-06 JP JP1025759A patent/JPH02206435A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0624527B2 (ja) | 核磁気共鳴イメージング方法 | |
| US5043665A (en) | Magnetic resonance imaging system | |
| JP3276669B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
| JPH1066684A (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
| JP3501182B2 (ja) | 流速画像を算出できる磁気共鳴イメージング装置 | |
| JP3514547B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
| US4721911A (en) | Nuclear magnetic resonance tomography apparatus | |
| JP3163125B2 (ja) | Mri装置 | |
| JPS6113143A (ja) | 核磁気共鳴を用いた検査装置 | |
| JPH02206435A (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
| JP3317552B2 (ja) | Mri装置 | |
| JP3201649B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
| JPS6266846A (ja) | 化学シフト値を用いたnmr検査装置 | |
| JP3194606B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
| JP4047457B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
| JP3332951B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
| JP2002143121A (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
| JP3152690B2 (ja) | 磁気共鳴映像装置 | |
| JPH03106339A (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
| JP3708135B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
| JPH0470013B2 (ja) | ||
| JP2677601B2 (ja) | 磁気共鳴映像装置 | |
| JPH07227387A (ja) | 磁気共鳴イメージング方法 | |
| JP2004057682A (ja) | Mrイメージング装置 | |
| JP3478867B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 |