JPH02207002A - ゲル型揮散薬剤 - Google Patents
ゲル型揮散薬剤Info
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- JPH02207002A JPH02207002A JP1026678A JP2667889A JPH02207002A JP H02207002 A JPH02207002 A JP H02207002A JP 1026678 A JP1026678 A JP 1026678A JP 2667889 A JP2667889 A JP 2667889A JP H02207002 A JPH02207002 A JP H02207002A
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- Japan
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- gel
- drug
- nonwoven fabric
- volatile
- inner container
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ゲル型揮散薬剤に関し、さらに詳しくは、常
温揮散性薬剤を一定期間安定して徐放的に揮散させるこ
とができるゲル型揮散薬剤に関する。
温揮散性薬剤を一定期間安定して徐放的に揮散させるこ
とができるゲル型揮散薬剤に関する。
揮発性薬剤をゲル化して固形化する方法は、例えば消臭
芳香剤の分野で用いられており、このような固形消臭芳
香剤のゲル化剤としては一般に寒天、カラギーナン、ロ
ーカストビーンガム、キサンタンガムなどが用いられて
いる(例えば、特開昭49−1204(i号公報、特開
昭53−50340号公報参照)。一般に、このような
従来の消臭芳香剤のゲル状物の場合、水ベースであって
香料等の有効成分が比較的揮散し易いため、揮散促進や
揮散:J!J整等の工夫はされておらず、ゲルの表面か
ら直接揮散させている。
芳香剤の分野で用いられており、このような固形消臭芳
香剤のゲル化剤としては一般に寒天、カラギーナン、ロ
ーカストビーンガム、キサンタンガムなどが用いられて
いる(例えば、特開昭49−1204(i号公報、特開
昭53−50340号公報参照)。一般に、このような
従来の消臭芳香剤のゲル状物の場合、水ベースであって
香料等の有効成分が比較的揮散し易いため、揮散促進や
揮散:J!J整等の工夫はされておらず、ゲルの表面か
ら直接揮散させている。
一方、衣料用防虫剤としては、従来、パラジクロルベン
ゼン、ナフタレン、樟脳などの昇華性固体薬剤が用いら
れてきた。これらはそれ自身常温常圧下で徐々に昇華す
るため、顆粒、錠剤、ボール状の剤型においてその大き
さ及び消失状態で薬効残存状態及びその終点を認知する
ことができる。しかしながら、これらの固形防虫剤は、
パラジクロルベンゼン、ナフタレンについては異臭と安
全性(毒性)の点で問題があり、一方、樟脳については
殺虫効力が低いという問題がある。このような問題を解
決するものとして、近年、常温揮散性の液状の殺虫剤、
防虫剤等、殊にピレスロイド系殺虫剤であるエムベント
リンが注目されてきており、これを使った商品も多数山
男っている。例えば、異臭がなく安全性の高いエムベン
トリンを紙又はプラスチックに含浸させた防虫マットを
、プラスチックケースあるいはラミネート加工した紙又
は不織布の内装紙に包納する方法が特願昭59−159
40号に開示されている。
ゼン、ナフタレン、樟脳などの昇華性固体薬剤が用いら
れてきた。これらはそれ自身常温常圧下で徐々に昇華す
るため、顆粒、錠剤、ボール状の剤型においてその大き
さ及び消失状態で薬効残存状態及びその終点を認知する
ことができる。しかしながら、これらの固形防虫剤は、
パラジクロルベンゼン、ナフタレンについては異臭と安
全性(毒性)の点で問題があり、一方、樟脳については
殺虫効力が低いという問題がある。このような問題を解
決するものとして、近年、常温揮散性の液状の殺虫剤、
防虫剤等、殊にピレスロイド系殺虫剤であるエムベント
リンが注目されてきており、これを使った商品も多数山
男っている。例えば、異臭がなく安全性の高いエムベン
トリンを紙又はプラスチックに含浸させた防虫マットを
、プラスチックケースあるいはラミネート加工した紙又
は不織布の内装紙に包納する方法が特願昭59−159
40号に開示されている。
前記従来のゲル型消臭芳香剤の場合、ゲルの表面から直
接揮散させているため、使用初期においては香料等の有
効成分が比較的揮散し易いが、経時的にゲルの表面が硬
くなって揮散量が漸減し、薬剤ゲル中になお相当の有効
成分が残存しているに拘らず揮散量が少なく、使用期間
を通じて好ましい一定の揮散量が得られないという欠点
がある。
接揮散させているため、使用初期においては香料等の有
効成分が比較的揮散し易いが、経時的にゲルの表面が硬
くなって揮散量が漸減し、薬剤ゲル中になお相当の有効
成分が残存しているに拘らず揮散量が少なく、使用期間
を通じて好ましい一定の揮散量が得られないという欠点
がある。
このような欠点を解消すべく、特開昭(i3−1886
57号公報には、蓋に微多孔性フィルムを用いた容器中
に揮発性薬剤液を収納し、該容器を、蓋部を上、横また
は下向きに、自動的または手動により周期的に向きをか
え放置することを特徴とする薬剤の揮散量を調節する方
法が提案されている。しかし、このような手動により周
期的に容器の向きを変える方法では消費者にその煩を負
担させることになり、また自動的に向きを変える方法で
はそのための特別の装置が必要となり、従って製品価格
が高くなり、いずれにしても商品化するには困難がある
。また、薬剤の蒸気が微多孔性フィルムを透過していく
必要があるために、薬剤自身の揮散性がかなり高くない
と効果が低く、防殺虫剤のような比較的揮散しにくい薬
剤の場合、必要な揮散量が確保できないという問題があ
る。さらに、容器内の薬剤液が過剰に滲出し液垂れ等の
危険性があり、また容器やフィルムが破損した場合に周
囲を汚損するという可能性がある。
57号公報には、蓋に微多孔性フィルムを用いた容器中
に揮発性薬剤液を収納し、該容器を、蓋部を上、横また
は下向きに、自動的または手動により周期的に向きをか
え放置することを特徴とする薬剤の揮散量を調節する方
法が提案されている。しかし、このような手動により周
期的に容器の向きを変える方法では消費者にその煩を負
担させることになり、また自動的に向きを変える方法で
はそのための特別の装置が必要となり、従って製品価格
が高くなり、いずれにしても商品化するには困難がある
。また、薬剤の蒸気が微多孔性フィルムを透過していく
必要があるために、薬剤自身の揮散性がかなり高くない
と効果が低く、防殺虫剤のような比較的揮散しにくい薬
剤の場合、必要な揮散量が確保できないという問題があ
る。さらに、容器内の薬剤液が過剰に滲出し液垂れ等の
危険性があり、また容器やフィルムが破損した場合に周
囲を汚損するという可能性がある。
一方、前記エムベントリンに代表される常温揮散性の液
状の殺虫剤等はその効力が高く、前記昇華性防虫剤に比
べて充分に満足すべきものである。しかしながら、反面
、前記昇華性防虫剤が消失することによってその終点を
明確に表示するのに比較して、前記エムベントリン等の
液状薬剤はその性状から一般に含浸体に含浸保持させた
剤型として使用されるので、効力終点時においても紙又
はプラスチック等の含浸体がそのままの形状で残り、外
観的には何ら変化を起こさず、使用のエンドポイントを
明確に認知することができないという問題がある。
状の殺虫剤等はその効力が高く、前記昇華性防虫剤に比
べて充分に満足すべきものである。しかしながら、反面
、前記昇華性防虫剤が消失することによってその終点を
明確に表示するのに比較して、前記エムベントリン等の
液状薬剤はその性状から一般に含浸体に含浸保持させた
剤型として使用されるので、効力終点時においても紙又
はプラスチック等の含浸体がそのままの形状で残り、外
観的には何ら変化を起こさず、使用のエンドポイントを
明確に認知することができないという問題がある。
従って、本発明の目的は、前記のような欠点をなくし、
全ゆる常温揮散性薬剤をその使用目的に応じて一定期間
安定して徐放的に揮散させることができると共に、薬剤
揮散完了後に残渣が殆んどなく、従って終点が明確に判
別できるゲル型揮散薬剤を提供することにある。
全ゆる常温揮散性薬剤をその使用目的に応じて一定期間
安定して徐放的に揮散させることができると共に、薬剤
揮散完了後に残渣が殆んどなく、従って終点が明確に判
別できるゲル型揮散薬剤を提供することにある。
本発明によれば、前記目的を達成するため、常温揮散性
薬剤を含有する薬剤ゲルを、少なくとも1側部に不織布
を設けた内容器内に上記薬剤ゲルが不織布と接触するよ
うに充填し、このように薬剤ゲルが充填された内容器を
、上記不織布の面が全面的にもしくは部分的に水平面に
対して0″乃至90″未満の角度となるように下向きも
しくは斜め下向きに傾斜した状態で、透孔部を有する外
容器内に収納してなるゲル型揮散薬剤が提供される。
薬剤を含有する薬剤ゲルを、少なくとも1側部に不織布
を設けた内容器内に上記薬剤ゲルが不織布と接触するよ
うに充填し、このように薬剤ゲルが充填された内容器を
、上記不織布の面が全面的にもしくは部分的に水平面に
対して0″乃至90″未満の角度となるように下向きも
しくは斜め下向きに傾斜した状態で、透孔部を有する外
容器内に収納してなるゲル型揮散薬剤が提供される。
前記したように、水ベースの薬剤ゲルにおいて揮散性薬
剤をゲル表面から直接揮散させた場合、経時的にゲルの
表面が硬くなって揮散量が漸減し、揮散効率が悪くなる
。また、液状の防殺虫剤等を含有する油性ゲルの場合、
これらの防殺虫剤等は芳香・消臭成分に比較すると揮散
しにくいため、従来と同じような剤型、即ちゲル表面か
ら直接揮散させる方法では、必要な揮散量が確保できな
い。
剤をゲル表面から直接揮散させた場合、経時的にゲルの
表面が硬くなって揮散量が漸減し、揮散効率が悪くなる
。また、液状の防殺虫剤等を含有する油性ゲルの場合、
これらの防殺虫剤等は芳香・消臭成分に比較すると揮散
しにくいため、従来と同じような剤型、即ちゲル表面か
ら直接揮散させる方法では、必要な揮散量が確保できな
い。
これに対して、本発明のように、薬剤ゲルが不織布と接
触するように充填した内容器を、上記不織布の面が全面
的にもしくは部分的に水平面に対して0″乃至90″未
満の角度となるように下向きもしくは斜め下向きに傾斜
した状態で透孔部を有する外容器内に収納すれば、高い
効率で一定期間揮散性薬剤を徐放的に揮散させることが
できる。すなわち、ゲル中の溶剤と揮散性薬剤が不織布
に滲出、含浸され、ミクロ的に見て非常に凹凸があり結
果として広い揮散面積を有する不織布面を揮散面として
揮散するため、高い効率で揮散性薬剤が揮散される。こ
のとき、ゲルと不織布が常に接触していないと、溶剤と
揮散性薬剤が不織布表面に滲出してぃかず、揮散効率は
低下してしまう。このようなことは、揮散が進みゲルの
容積が小さくなったときに起こり得るが、本発明では内
容器の不織布の面が下向きもしくは斜め下向きに傾斜し
た状態で外容器内に収納されているため、ゲルの容積が
小さくなったときにも常にゲルは不織布面と接触するこ
とになり、溶剤と揮散性薬剤の不織布面への滲出、不織
布面からの揮散が効率的に行なえ、揮散量を補う形で溶
剤及び揮散性薬剤の不織布面への滲出が進行し、高い効
率で一定期間揮散性薬剤を徐放的に揮散させることがで
きる。なお、上記不織布のみの場合に代えて、後述する
ような透過性フィルムの両面に不織布が接管されたもの
を用いることができ、上記と同様な作用を奏すると共に
、ゲルの液化時の液漏れも有効に防止できる。
触するように充填した内容器を、上記不織布の面が全面
的にもしくは部分的に水平面に対して0″乃至90″未
満の角度となるように下向きもしくは斜め下向きに傾斜
した状態で透孔部を有する外容器内に収納すれば、高い
効率で一定期間揮散性薬剤を徐放的に揮散させることが
できる。すなわち、ゲル中の溶剤と揮散性薬剤が不織布
に滲出、含浸され、ミクロ的に見て非常に凹凸があり結
果として広い揮散面積を有する不織布面を揮散面として
揮散するため、高い効率で揮散性薬剤が揮散される。こ
のとき、ゲルと不織布が常に接触していないと、溶剤と
揮散性薬剤が不織布表面に滲出してぃかず、揮散効率は
低下してしまう。このようなことは、揮散が進みゲルの
容積が小さくなったときに起こり得るが、本発明では内
容器の不織布の面が下向きもしくは斜め下向きに傾斜し
た状態で外容器内に収納されているため、ゲルの容積が
小さくなったときにも常にゲルは不織布面と接触するこ
とになり、溶剤と揮散性薬剤の不織布面への滲出、不織
布面からの揮散が効率的に行なえ、揮散量を補う形で溶
剤及び揮散性薬剤の不織布面への滲出が進行し、高い効
率で一定期間揮散性薬剤を徐放的に揮散させることがで
きる。なお、上記不織布のみの場合に代えて、後述する
ような透過性フィルムの両面に不織布が接管されたもの
を用いることができ、上記と同様な作用を奏すると共に
、ゲルの液化時の液漏れも有効に防止できる。
本発明のゲル型揮散薬剤は、寒天、カラギーナン、ロー
カストビーンガム、キサンタンガム、水ゲル化剤(例え
ば住友化学■製スミカゲルN−100等)、ゼラチン、
アルギン酸塩、カゼイン、ポリビニルアルコール、ポリ
エチレンオキサイド、ポリアクリル酸塩など及びこれら
を主体とした従来公知の各種ゲル化剤により、イソオイ
ゲノール、ベンズアルデヒド、オクチルアルデヒド、ジ
ャスミン、g−カルボン、ベンジルアセテート、メチル
ベンゾエート、メチルベンジルカルビノール、アセトア
ルデヒド、パインアップルオイル、等の各種香料及び調
合香料などをゲル化した水ベースの消臭芳香剤ゲルに適
用できることはもとより、油性ゲルにも適用できる。揮
散を効率的に行なえるという観点から、常温揮散性を有
する防殺虫剤や防カビ剤等の面性ゲルに好適に適用でき
、長期間に亘って防殺虫剤や防カビ剤を徐放的に揮散さ
せる衣料用防虫剤、防カビ剤等として好適に用いること
ができる。
カストビーンガム、キサンタンガム、水ゲル化剤(例え
ば住友化学■製スミカゲルN−100等)、ゼラチン、
アルギン酸塩、カゼイン、ポリビニルアルコール、ポリ
エチレンオキサイド、ポリアクリル酸塩など及びこれら
を主体とした従来公知の各種ゲル化剤により、イソオイ
ゲノール、ベンズアルデヒド、オクチルアルデヒド、ジ
ャスミン、g−カルボン、ベンジルアセテート、メチル
ベンゾエート、メチルベンジルカルビノール、アセトア
ルデヒド、パインアップルオイル、等の各種香料及び調
合香料などをゲル化した水ベースの消臭芳香剤ゲルに適
用できることはもとより、油性ゲルにも適用できる。揮
散を効率的に行なえるという観点から、常温揮散性を有
する防殺虫剤や防カビ剤等の面性ゲルに好適に適用でき
、長期間に亘って防殺虫剤や防カビ剤を徐放的に揮散さ
せる衣料用防虫剤、防カビ剤等として好適に用いること
ができる。
本発明者らの研究によると、常温揮散性を有する液状防
殺虫剤や気化性防カビ剤等は、従来、油の固形化に用い
られているN−アシルアミノ酸アミド、N−アシルアミ
ノ酸アミン塩、N−アシルアミノ酸エステル等のN−ア
シルアミノ酸誘導体系ゲル化剤(特公昭51−4207
9号参照)や12−ヒドロキシステアリン酸、ベンジル
ソルビトール誘導体(例えば商品名ゲルオールT1新日
本理化■製)、硬化ヒマシ脂肪酸等を用い、しかも炭化
水素系溶剤を用いた場合に、良好にゲル化が起こると共
に、上記薬剤の揮散も長期間にわたって安定して行なわ
れることが見い出された。
殺虫剤や気化性防カビ剤等は、従来、油の固形化に用い
られているN−アシルアミノ酸アミド、N−アシルアミ
ノ酸アミン塩、N−アシルアミノ酸エステル等のN−ア
シルアミノ酸誘導体系ゲル化剤(特公昭51−4207
9号参照)や12−ヒドロキシステアリン酸、ベンジル
ソルビトール誘導体(例えば商品名ゲルオールT1新日
本理化■製)、硬化ヒマシ脂肪酸等を用い、しかも炭化
水素系溶剤を用いた場合に、良好にゲル化が起こると共
に、上記薬剤の揮散も長期間にわたって安定して行なわ
れることが見い出された。
このような常温揮散性を有する防殺虫剤としては、例え
ば(R,5)−1−エチニル−2−メチルベント−2−
エニル(IR)−シス、トランスクリサンテマート(以
下、エムベントリンという)、1−エチニル−2−メチ
ル−2=ペンテニル−2,2−ジメチル−3−(2’2
′−ジクロルビニル)−シクロプロパン−1カルボキシ
レート、1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル−
2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキ
シレート、3−アリル−2−メチルシクロベント−2−
エン−4−オン−1−イル−2,2,3,3−テトラメ
チルシクロプロパンカルボキシレート(以下、テラレス
リンという) 、5− (2−プロパルギル)−3−フ
リルメチルクリサンテマート(−般名フラメトリン)、
等のピレスロイド系殺虫剤、ジクロルボス等の常温揮散
性殺虫剤、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタ
ル酸ジブチル、フマル酸ジエチル、N、N−ジエチル−
m−トルアミド等の防虫、忌避剤、安息香酸エチル、サ
フロール、イソプロピル、オイゲノール、シトロネロー
ル、アネトール、g−カルボン等の防虫性6料、ケイ皮
アルデヒド、ベンズアルデヒド等の防虫・防黴剤、その
他昇華性の防虫剤などが挙げられ、上記防殺虫性薬剤を
単独であるいは2種以上組み合わせて使用することがで
きる。また、気化性防カビ剤としては、α−ブロムシン
ナムアルデヒド(BCA)、2−イソプロピル−5−メ
チルフェノール(チモール)などが挙げられる。
ば(R,5)−1−エチニル−2−メチルベント−2−
エニル(IR)−シス、トランスクリサンテマート(以
下、エムベントリンという)、1−エチニル−2−メチ
ル−2=ペンテニル−2,2−ジメチル−3−(2’2
′−ジクロルビニル)−シクロプロパン−1カルボキシ
レート、1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル−
2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキ
シレート、3−アリル−2−メチルシクロベント−2−
エン−4−オン−1−イル−2,2,3,3−テトラメ
チルシクロプロパンカルボキシレート(以下、テラレス
リンという) 、5− (2−プロパルギル)−3−フ
リルメチルクリサンテマート(−般名フラメトリン)、
等のピレスロイド系殺虫剤、ジクロルボス等の常温揮散
性殺虫剤、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタ
ル酸ジブチル、フマル酸ジエチル、N、N−ジエチル−
m−トルアミド等の防虫、忌避剤、安息香酸エチル、サ
フロール、イソプロピル、オイゲノール、シトロネロー
ル、アネトール、g−カルボン等の防虫性6料、ケイ皮
アルデヒド、ベンズアルデヒド等の防虫・防黴剤、その
他昇華性の防虫剤などが挙げられ、上記防殺虫性薬剤を
単独であるいは2種以上組み合わせて使用することがで
きる。また、気化性防カビ剤としては、α−ブロムシン
ナムアルデヒド(BCA)、2−イソプロピル−5−メ
チルフェノール(チモール)などが挙げられる。
上記各種薬剤のゲル化剤として使用される前記3種のN
−アシルアミノ酸誘導体のうち、N−アシルアミノ酸エ
ステル及びN−アシルアミノ酸アミドは、例えばN−ア
シルアミノ酸とアルコール又はアミンとをそれぞれ酸触
媒の存在下又は無触媒下に加熱反応させるか、あるいは
アミノ酸エステルもしくはアミノ酸アミドを脂肪酸ハラ
イド等のアシル化剤でN−アシル化しても得られる。ま
た、N−アシルアミノ酸アミン塩は、N−アシルアミノ
酸をアミンで中和することによって容易に得られる。
−アシルアミノ酸誘導体のうち、N−アシルアミノ酸エ
ステル及びN−アシルアミノ酸アミドは、例えばN−ア
シルアミノ酸とアルコール又はアミンとをそれぞれ酸触
媒の存在下又は無触媒下に加熱反応させるか、あるいは
アミノ酸エステルもしくはアミノ酸アミドを脂肪酸ハラ
イド等のアシル化剤でN−アシル化しても得られる。ま
た、N−アシルアミノ酸アミン塩は、N−アシルアミノ
酸をアミンで中和することによって容易に得られる。
上記N−アシルアミノ酸誘導体のアミノ酸としては、α
−β−ω−アミノ酸など種々のアミノ酸が用いられるが
、特にグリシン、α−アラニン、β−アラニン、バリン
、セリン、メチオニン、フェニルアラニン、3,4−ジ
オキシフェニルアラニン、アスパラギン酸、グルタミン
酸、リジン、オルニチン、アルギニン、ヒスチジン、ε
−アミノカプロン酸等が用いられる。その他、アミノ酸
の混合物であってもよく、例えば大豆、魚肉、酵母、藻
菌類の蛋白質の加水分解物、又はアミノ酸製造廃液中の
残存アミノ酸等も用いることができる。
−β−ω−アミノ酸など種々のアミノ酸が用いられるが
、特にグリシン、α−アラニン、β−アラニン、バリン
、セリン、メチオニン、フェニルアラニン、3,4−ジ
オキシフェニルアラニン、アスパラギン酸、グルタミン
酸、リジン、オルニチン、アルギニン、ヒスチジン、ε
−アミノカプロン酸等が用いられる。その他、アミノ酸
の混合物であってもよく、例えば大豆、魚肉、酵母、藻
菌類の蛋白質の加水分解物、又はアミノ酸製造廃液中の
残存アミノ酸等も用いることができる。
また、前記N−アシルアミノ酸誘導体におけるN−アシ
ル基は、炭素数1〜30好ましくは2〜18の直鎖及び
分枝の飽和、不飽和の脂肪族もしくは芳香族アシル基又
は脂環式アシル基であればよく、特にカプロイル基、カ
プリロイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、ステア
ロイル基等あるいはこれらの混合物である。
ル基は、炭素数1〜30好ましくは2〜18の直鎖及び
分枝の飽和、不飽和の脂肪族もしくは芳香族アシル基又
は脂環式アシル基であればよく、特にカプロイル基、カ
プリロイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、ステア
ロイル基等あるいはこれらの混合物である。
エステル化に使用するアルコールは、炭素数1〜30好
ましくは8〜18の直鎖及び分枝の飽和、不飽和の脂肪
族もしくは芳香族アルコール又は脂環式アルコール等が
用いられ、例えばオクチルアルコール、ラウリルアルコ
ール、七升ルアルコール、イソステアリルアルコール、
ステアリルアルコール、ベンジルアルコール、シクロヘ
キサノール等が挙げられる。
ましくは8〜18の直鎖及び分枝の飽和、不飽和の脂肪
族もしくは芳香族アルコール又は脂環式アルコール等が
用いられ、例えばオクチルアルコール、ラウリルアルコ
ール、七升ルアルコール、イソステアリルアルコール、
ステアリルアルコール、ベンジルアルコール、シクロヘ
キサノール等が挙げられる。
また、アミド化、アミン塩に使用するアミンは、アンモ
ニア及び炭素数2〜60好ましくは2〜18の直鎖及び
分枝の飽和、不飽和な一級、二級アミン、モノ−及びジ
アルコールアミン(例えばモノ−及びジェタノールアミ
ン)、芳香族アミン、脂環式アミン並びにアミン塩にお
いては三級アミン、トリアルコールアミン(例えばトリ
エタノールアミン)が用いられる。
ニア及び炭素数2〜60好ましくは2〜18の直鎖及び
分枝の飽和、不飽和な一級、二級アミン、モノ−及びジ
アルコールアミン(例えばモノ−及びジェタノールアミ
ン)、芳香族アミン、脂環式アミン並びにアミン塩にお
いては三級アミン、トリアルコールアミン(例えばトリ
エタノールアミン)が用いられる。
このようなゲル化剤としては各種のものが市販されてお
り、例えば味の素(株)製[油ゲル化剤GP−IJ、新
日本理化(株)製「ゲルオールD」などがあるが、特に
低濃度でゲル化する点において上記rGP−IJが好ま
しい。また、12−ヒドロキシステアリン酸についても
日本油脂(株)製の油性ゲル化剤が市販されている。
り、例えば味の素(株)製[油ゲル化剤GP−IJ、新
日本理化(株)製「ゲルオールD」などがあるが、特に
低濃度でゲル化する点において上記rGP−IJが好ま
しい。また、12−ヒドロキシステアリン酸についても
日本油脂(株)製の油性ゲル化剤が市販されている。
また、溶剤としては炭化水素系溶剤が使用され、例えば
灯油、流動パラフィン、ベンゼン、トルエン等の脂肪族
もしくは芳香族系の炭化水素類が使用できる。パラフィ
ン系炭化水素の場合は、炭素数が少ない程揮散が速くな
り、長期に亘って安定した揮散が困難であるので、炭素
数13〜18のものを用いることが好ましい。
灯油、流動パラフィン、ベンゼン、トルエン等の脂肪族
もしくは芳香族系の炭化水素類が使用できる。パラフィ
ン系炭化水素の場合は、炭素数が少ない程揮散が速くな
り、長期に亘って安定した揮散が困難であるので、炭素
数13〜18のものを用いることが好ましい。
この範囲の炭素数のパラフィン系炭化水素を溶剤として
用いることにより、約4〜7ケ月の継続揮散が可能とな
る。また、灯油系統の溶剤を使用すれば約6ケ月程度の
継続揮散が可能となる。
用いることにより、約4〜7ケ月の継続揮散が可能とな
る。また、灯油系統の溶剤を使用すれば約6ケ月程度の
継続揮散が可能となる。
このような油性薬剤ゲルの各成分の配合割合は、炭素水
素系溶剤100重量部に対してゲル化剤2〜15ffi
量部、常温揮散性薬剤065〜10重量部が適当であり
、前記炭化水素系溶剤に所定量のゲル化剤を添加して溶
解温度以上(約70−150℃)で加熱溶解した後、前
記液状の防殺虫割等常温揮散性薬剤の所定量を加えて静
置冷却することによって、ゲル状物として容易に製造で
きる。
素系溶剤100重量部に対してゲル化剤2〜15ffi
量部、常温揮散性薬剤065〜10重量部が適当であり
、前記炭化水素系溶剤に所定量のゲル化剤を添加して溶
解温度以上(約70−150℃)で加熱溶解した後、前
記液状の防殺虫割等常温揮散性薬剤の所定量を加えて静
置冷却することによって、ゲル状物として容易に製造で
きる。
一般的に、ゲルは温度が高くなると離液、液化を始める
。例えばゲル化剤として12−ヒドロキシステアリン酸
を用いた場合、形成されたゲルは60数℃以上になると
徐々に液化し始める。そのため、液化時の液漏れを防ぐ
ために内容器の不織布好ましくはその内面に透過性フィ
ルム、例えばポリオレフィン系のフィルムを積層するこ
とが好ましい。この場合、使用時にゲル中から有効成分
と溶剤が液体として徐々に透過性フィルムを透過して不
織布に一旦含浸され、揮散は表面積の大きい不織布を介
して行なわれるため、恒常的に揮散率を保持する点で非
常に好ましい。透過性フィルムの厚みは15〜70μm
が好ましい。15μmよりも薄くなるとピンホールが発
生し易くなり、高温時の液漏れが防止でき難くなるので
好ましくなく、一方、70μmよりも厚くなると、加工
上熱融着しにくくなったり、ゲル中の有効成分と溶剤が
浸透していきにくくなったりするため、揮散率の低下を
招くので好ましくない。
。例えばゲル化剤として12−ヒドロキシステアリン酸
を用いた場合、形成されたゲルは60数℃以上になると
徐々に液化し始める。そのため、液化時の液漏れを防ぐ
ために内容器の不織布好ましくはその内面に透過性フィ
ルム、例えばポリオレフィン系のフィルムを積層するこ
とが好ましい。この場合、使用時にゲル中から有効成分
と溶剤が液体として徐々に透過性フィルムを透過して不
織布に一旦含浸され、揮散は表面積の大きい不織布を介
して行なわれるため、恒常的に揮散率を保持する点で非
常に好ましい。透過性フィルムの厚みは15〜70μm
が好ましい。15μmよりも薄くなるとピンホールが発
生し易くなり、高温時の液漏れが防止でき難くなるので
好ましくなく、一方、70μmよりも厚くなると、加工
上熱融着しにくくなったり、ゲル中の有効成分と溶剤が
浸透していきにくくなったりするため、揮散率の低下を
招くので好ましくない。
なお、本発明で用いる薬剤ゲルには、必要に応じて着色
剤、香料、抗酸化剤、紫外線吸収剤等を適宜配合するこ
とができる。
剤、香料、抗酸化剤、紫外線吸収剤等を適宜配合するこ
とができる。
以下、実施例を示して本発明について具体的に説明する
。
。
実施例1
香料6重量部、乳化剤0.6重量部、カラギーナン3重
量部、塩化カリウム0.5重量部、及び水100重量部
からなるゲルを調製した。
量部、塩化カリウム0.5重量部、及び水100重量部
からなるゲルを調製した。
このゲルGを、第1図(A)に示すように、内容器l内
に上記ゲルGが内容器開口部に覆設されたレーヨン製の
不織布2と接触するように充填し、このようにゲルGが
充填された内容器1を上記不織布2の面が斜め下向きと
なるように透孔部4を有する外容器3内に収納した。
に上記ゲルGが内容器開口部に覆設されたレーヨン製の
不織布2と接触するように充填し、このようにゲルGが
充填された内容器1を上記不織布2の面が斜め下向きと
なるように透孔部4を有する外容器3内に収納した。
該ゲルの薬剤揮散に伴なう経時変化状態は第1図(B)
及び(C)のとおりであり、薬剤の揮散に伴ないゲルの
容積は漸次減少していくが、その自重により常に不織布
に接触した状態にあった。
及び(C)のとおりであり、薬剤の揮散に伴ないゲルの
容積は漸次減少していくが、その自重により常に不織布
に接触した状態にあった。
比較例1
上記実施例1に従って調製したゲルGを、第8図に示す
ように、内容器1内に充填し、そのままの状態でゲル表
面から直接揮散させた。
ように、内容器1内に充填し、そのままの状態でゲル表
面から直接揮散させた。
上記実施例1及び比較例1のゲル製品の経時的な香りの
変化を嗅覚により評価した。その結果を表−1に示す。
変化を嗅覚により評価した。その結果を表−1に示す。
表−1
上表中の記号の意味(O;よくにおう、Δ:におう、×
;殆どにおわない) 8週間後のゲル製品を比較したところ、比較例1の方が
ゲルが多く残っていた。
;殆どにおわない) 8週間後のゲル製品を比較したところ、比較例1の方が
ゲルが多く残っていた。
実施例2〜13
表−2に示す各種処方によりゲルを調製し、これを第1
図(A)に示すように容器に充填した。なお、溶剤の使
用量は100重量部である。
図(A)に示すように容器に充填した。なお、溶剤の使
用量は100重量部である。
各実施例のゲル化状態及び揮散期間を表−2に併せて示
す。
す。
実施例14
0号ソルベント(日本石油化学側!2)100重量部、
12−ヒドロキシステアリン酸5重量部及びエムペント
リン5重量部からなるゲルを調製し、これを第1図(A
)に示すように容器に20g充填した。
12−ヒドロキシステアリン酸5重量部及びエムペント
リン5重量部からなるゲルを調製し、これを第1図(A
)に示すように容器に20g充填した。
但し、内容器1開口部を覆う不織布2は、レーヨン不織
布の内面に20μmの厚みのポリエチレンフィルムをラ
ミネートしたものである。
布の内面に20μmの厚みのポリエチレンフィルムをラ
ミネートしたものである。
実施例15
実施例14に従って調製されたゲルを、第2図(A)に
示すように容器に20g収納した。
示すように容器に20g収納した。
すなわち、ゲルGを充填した内容器1を、内面に20μ
m厚のポリエチレンフィルムがラミネートされたレーヨ
ン不織布2の面が下向きとなるように、脚部5を介して
外容器3の一側面と一定の間隔が生じるように、外容器
3内に収納した。該製品の薬剤揮散に伴なう経時変化状
態は第2図(B)及び(C)のとおりであり、ゲルGは
常に不織布に接触している。
m厚のポリエチレンフィルムがラミネートされたレーヨ
ン不織布2の面が下向きとなるように、脚部5を介して
外容器3の一側面と一定の間隔が生じるように、外容器
3内に収納した。該製品の薬剤揮散に伴なう経時変化状
態は第2図(B)及び(C)のとおりであり、ゲルGは
常に不織布に接触している。
実施例16
実施例14に従って調製されたゲルを、第3図に示すよ
うに、−側部が20μm厚ポリエチレンフィルムを内面
にラミネートした不織布2からなる袋状内容器1aに2
0g充填し、これを直立状態で外容器3a内に収納した
。
うに、−側部が20μm厚ポリエチレンフィルムを内面
にラミネートした不織布2からなる袋状内容器1aに2
0g充填し、これを直立状態で外容器3a内に収納した
。
実施例17
第4図に示すように、不織布2の面が下向きとなるよう
に配置する以外は、実施例16と同様にしてゲルを容器
内に20g収納した。
に配置する以外は、実施例16と同様にしてゲルを容器
内に20g収納した。
比較例2
第5図に示すように、不織布2と接触しないようにゲル
Gを充填した内容器1を、不織布2の面が斜め上を向く
ように配置する以外は、上記実施例14と同様にしてゲ
ルを容器内に収納した。
Gを充填した内容器1を、不織布2の面が斜め上を向く
ように配置する以外は、上記実施例14と同様にしてゲ
ルを容器内に収納した。
比較例3
第6図に示すように、不織布2と接触するようにゲルG
を充填した内容器1を、不織布2の面が斜め上を向くよ
うに配置する以外は、上記実施例14と同様にしてゲル
を容器内に収納した。
を充填した内容器1を、不織布2の面が斜め上を向くよ
うに配置する以外は、上記実施例14と同様にしてゲル
を容器内に収納した。
上記比較例2及び3の製品の薬剤揮散に伴なう経時変化
状態は第7図に示すとおりである。
状態は第7図に示すとおりである。
比較例4
第8図に示すように、実施例14に従って調製されたゲ
ルGを内容器1内に20g充填し、不織布で被覆するこ
となくゲル表面から直接揮散させた。
ルGを内容器1内に20g充填し、不織布で被覆するこ
となくゲル表面から直接揮散させた。
試験例1
上記実施例14〜16及び比較例2〜4のゲル製品を揮
散させ、一定時間毎にゲルの残存量とエムベントリンの
残存量を4−1定し、各製品の揮散速度を比較した。そ
の結果を表−3に示す。
散させ、一定時間毎にゲルの残存量とエムベントリンの
残存量を4−1定し、各製品の揮散速度を比較した。そ
の結果を表−3に示す。
表−3
表−4:ラミネートフィルムの厚みと揮散率の関係
試験例2
厚みの異なるポリエチレンフィルムを積層した不織布を
使用した第1図に示す本発明の容器に、0号ソルベント
(日本石油化学(株)製)100重量部、12−ヒドロ
キシステアリン酸5重量部およびエムペントリン5重量
部からなる衣料用防虫ゲルを充填し、一定期間毎にゲル
の残存量を比較した。その結果を表−4に示す。
使用した第1図に示す本発明の容器に、0号ソルベント
(日本石油化学(株)製)100重量部、12−ヒドロ
キシステアリン酸5重量部およびエムペントリン5重量
部からなる衣料用防虫ゲルを充填し、一定期間毎にゲル
の残存量を比較した。その結果を表−4に示す。
上記衣−3に示す結果から明らかなように、本発明の収
納態様によるゲル型揮散薬剤の場合、約6ケ月程度の長
期間にわたって高い揮散効率で薬剤を揮散できることが
わかる。また、表−4に示す結果から、不織布に透過性
フィルムをラミネートする場合には、フィルムの厚みは
15−70μmが適当であることがわかる。
納態様によるゲル型揮散薬剤の場合、約6ケ月程度の長
期間にわたって高い揮散効率で薬剤を揮散できることが
わかる。また、表−4に示す結果から、不織布に透過性
フィルムをラミネートする場合には、フィルムの厚みは
15−70μmが適当であることがわかる。
以上のように、本発明のゲル型揮散薬剤は、薬剤ゲルが
不織布と接触するように充填した内容器を、上記不織布
の面が全面的にまたは部分的に水平面に対して0″乃至
90@未満の角度となるように下向きもしくは斜め下向
きに傾斜した状態で透孔部を有する外容器内に収納され
ているため、配置した状態において、ゲル中の溶剤と揮
散性薬剤が不織布に滲出、含浸され、ミクロ的に見て非
常に凹凸があり結果として広い揮散面積を有する不織布
面を揮散面として揮散するため、高い効率で揮散性薬剤
が揮散され、また、ゲルの容積が小さくなったときにも
常にゲルは不織布面と接触することになり、溶剤と揮散
性薬剤の不織布面への滲出、不織布面からの揮散が効率
的に行なえ、揮散量を補う形で溶剤及び揮散性薬剤の不
織布面への滲出が進行し、高い効率で一定期間揮散性薬
剤を徐放的に揮散させることができる。従って、従来の
水ベースの消臭芳香剤ゲルのように経時的にゲルの表面
が硬くなって揮散量が漸減するというような問題もなく
、また比較的揮散速度の遅い液状の防殺虫剤等を含む油
性ゲルであっても、効率的に揮散させることができる。
不織布と接触するように充填した内容器を、上記不織布
の面が全面的にまたは部分的に水平面に対して0″乃至
90@未満の角度となるように下向きもしくは斜め下向
きに傾斜した状態で透孔部を有する外容器内に収納され
ているため、配置した状態において、ゲル中の溶剤と揮
散性薬剤が不織布に滲出、含浸され、ミクロ的に見て非
常に凹凸があり結果として広い揮散面積を有する不織布
面を揮散面として揮散するため、高い効率で揮散性薬剤
が揮散され、また、ゲルの容積が小さくなったときにも
常にゲルは不織布面と接触することになり、溶剤と揮散
性薬剤の不織布面への滲出、不織布面からの揮散が効率
的に行なえ、揮散量を補う形で溶剤及び揮散性薬剤の不
織布面への滲出が進行し、高い効率で一定期間揮散性薬
剤を徐放的に揮散させることができる。従って、従来の
水ベースの消臭芳香剤ゲルのように経時的にゲルの表面
が硬くなって揮散量が漸減するというような問題もなく
、また比較的揮散速度の遅い液状の防殺虫剤等を含む油
性ゲルであっても、効率的に揮散させることができる。
さらに、ゲル状の剤型のために、使い易く、また効力の
終点においては有効成分が殆んど揮散してしまい、残渣
が殆んど残らないため、使用のエンドポイントを明確に
判別できる。
終点においては有効成分が殆んど揮散してしまい、残渣
が殆んど残らないため、使用のエンドポイントを明確に
判別できる。
第1図は本発明のゲル型揮散薬剤の一実施例を示す縦断
面図であり、第1図(A)はゲル充填時、第1図(B)
及び(C)は一定期間経過した時の状態を示し、第2図
は本発明の他の実施例を示す縦断面図であり、第2図(
A)はゲル充填時、第2図(B)及び(C)は一定期間
経過した時の状態を示し、第3図及び第4図は他の実施
例の縦断面図、第5図乃至第8図は比較例の縦断面図で
ある。 1.1aは内容器、2は不織布、3,3aは外容器、4
は透孔部、Gはゲル。 第 図 +41 1B+ (C1 第 / 第 図 第 図
面図であり、第1図(A)はゲル充填時、第1図(B)
及び(C)は一定期間経過した時の状態を示し、第2図
は本発明の他の実施例を示す縦断面図であり、第2図(
A)はゲル充填時、第2図(B)及び(C)は一定期間
経過した時の状態を示し、第3図及び第4図は他の実施
例の縦断面図、第5図乃至第8図は比較例の縦断面図で
ある。 1.1aは内容器、2は不織布、3,3aは外容器、4
は透孔部、Gはゲル。 第 図 +41 1B+ (C1 第 / 第 図 第 図
Claims (3)
- (1)常温揮散性薬剤を含有する薬剤ゲルを、少なくと
も一側部に不織布を設けた内容器内に上記薬剤ゲルが不
織布と接触するように充填し、このように薬剤ゲルが充
填された内容器を、上記不織布の面が全面的にもしくは
部分的に水平面に対して0°乃至90°未満の角度とな
るように下向きもしくは斜め下向きに傾斜した状態で、
透孔部を有する外容器内に収納してなるゲル型揮散薬剤
。 - (2)不織布の内面に透過性フィルムがラミネートされ
、薬剤ゲルが透過性フィルムを介して不織布に接触して
いる請求項1記載のゲル型揮散薬剤。 - (3)不織布として、透過性フィルムの両面に不織布が
接着されているものを用いる請求項1記載のゲル型揮散
薬剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1026678A JPH02207002A (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | ゲル型揮散薬剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1026678A JPH02207002A (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | ゲル型揮散薬剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02207002A true JPH02207002A (ja) | 1990-08-16 |
Family
ID=12200057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1026678A Pending JPH02207002A (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | ゲル型揮散薬剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02207002A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0693254A1 (de) * | 1994-07-14 | 1996-01-24 | Bayer Ag | Insektizid-enthaltende Gelformulieringen für Verdampfersysteme |
| JPH11209207A (ja) * | 1998-01-27 | 1999-08-03 | Fumakilla Ltd | 衣料用防虫消臭剤 |
| JP2004175745A (ja) * | 2002-11-28 | 2004-06-24 | S T Chem Co Ltd | 穀物・乾物用防虫剤及び穀物・乾物害虫の防虫方法 |
| JP2005206558A (ja) * | 2004-01-26 | 2005-08-04 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 防虫材 |
| WO2013084983A1 (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-13 | 信越化学工業株式会社 | 害虫用ゲル組成物を導入した徐放性製剤 |
| JP2016120813A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | 石原ケミカル株式会社 | エバポレータユニット用抗菌剤収容器 |
Citations (6)
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| JPS5343074U (ja) * | 1976-09-17 | 1978-04-13 | ||
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| JPS63186657A (ja) * | 1987-01-28 | 1988-08-02 | エステ−化学株式会社 | 揮散量調節方法 |
| JPH01104263A (ja) * | 1987-10-16 | 1989-04-21 | Nitto Denko Corp | 脱臭装置 |
-
1989
- 1989-02-07 JP JP1026678A patent/JPH02207002A/ja active Pending
Patent Citations (6)
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| EP0693254A1 (de) * | 1994-07-14 | 1996-01-24 | Bayer Ag | Insektizid-enthaltende Gelformulieringen für Verdampfersysteme |
| JPH11209207A (ja) * | 1998-01-27 | 1999-08-03 | Fumakilla Ltd | 衣料用防虫消臭剤 |
| JP2004175745A (ja) * | 2002-11-28 | 2004-06-24 | S T Chem Co Ltd | 穀物・乾物用防虫剤及び穀物・乾物害虫の防虫方法 |
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| WO2013084983A1 (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-13 | 信越化学工業株式会社 | 害虫用ゲル組成物を導入した徐放性製剤 |
| WO2013084984A1 (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-13 | 信越化学工業株式会社 | 害虫用ゲル組成物を導入した徐放性製剤 |
| WO2013084982A1 (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-13 | 信越化学工業株式会社 | 害虫用ゲル組成物及びこれを導入した徐放性製剤 |
| JP2013139429A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-07-18 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 害虫用ゲル組成物及びこれを導入した徐放性製剤 |
| US9549546B2 (en) | 2011-12-09 | 2017-01-24 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Sustained release preparation comprising insect pest-targeting gel composition |
| US10244750B2 (en) | 2011-12-09 | 2019-04-02 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Insect pest-targeting gel composition and sustained release preparation comprising that |
| JP2016120813A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | 石原ケミカル株式会社 | エバポレータユニット用抗菌剤収容器 |
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