JPH02209430A - 自動車用燃料ポンプの駆動軸の製造方法 - Google Patents
自動車用燃料ポンプの駆動軸の製造方法Info
- Publication number
- JPH02209430A JPH02209430A JP3211789A JP3211789A JPH02209430A JP H02209430 A JPH02209430 A JP H02209430A JP 3211789 A JP3211789 A JP 3211789A JP 3211789 A JP3211789 A JP 3211789A JP H02209430 A JPH02209430 A JP H02209430A
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- Japan
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- driving shaft
- drive shaft
- fuel pump
- automobile fuel
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、直流電動機で駆動する自動車用燃料ポンプの
駆動軸の製造方法に関するものである。
駆動軸の製造方法に関するものである。
[従来の技術]
自動車用燃料ポンプの作動時において、この燃料ポンプ
に使用される駆動軸は、その回転数が約4500rpm
の高速で回転する。これにより、この駆動軸を支持して
いる軸受部と当接する駆動軸部分の摩耗を防止するため
、駆動軸には表面硬化処理が行なわれている。この表面
硬化処理の方法には従来塩浴軟窒化法(タフトライド法
)が用いられ、これにより駆動軸の表面には約100μ
mの厚さの表面硬化層が形成される。この駆動軸の材料
には、例えばマルテンサイト系ステンレス鋼(StlS
420BDなど)あるいはオーステナイト系ステンレス
鋼(SO3304BDなど)が使用される。前記塩浴軟
窒化法による駆動軸の窒化処理時の処理温度が約570
°Cであるため、駆動軸全体が高温に熱せられ、この熱
による変形が駆動軸に発生する。このため、前記処理後
、熱による変形を修正すべ(駆動軸の外周は、約10〜
50μm研削される。さらに研磨仕上げを行ない、最終
的に駆動軸の表面には表面硬化層の厚みが約50μm以
上残存する。
に使用される駆動軸は、その回転数が約4500rpm
の高速で回転する。これにより、この駆動軸を支持して
いる軸受部と当接する駆動軸部分の摩耗を防止するため
、駆動軸には表面硬化処理が行なわれている。この表面
硬化処理の方法には従来塩浴軟窒化法(タフトライド法
)が用いられ、これにより駆動軸の表面には約100μ
mの厚さの表面硬化層が形成される。この駆動軸の材料
には、例えばマルテンサイト系ステンレス鋼(StlS
420BDなど)あるいはオーステナイト系ステンレス
鋼(SO3304BDなど)が使用される。前記塩浴軟
窒化法による駆動軸の窒化処理時の処理温度が約570
°Cであるため、駆動軸全体が高温に熱せられ、この熱
による変形が駆動軸に発生する。このため、前記処理後
、熱による変形を修正すべ(駆動軸の外周は、約10〜
50μm研削される。さらに研磨仕上げを行ない、最終
的に駆動軸の表面には表面硬化層の厚みが約50μm以
上残存する。
[発明が解決しようとする課題]
従来の自動車用燃料ポンプの駆動軸の製造方法は以上の
ように表面硬化処理として塩浴軟窒化法を使用している
ため、駆動、軸は窒素化処理時の熱により変形する。こ
の変形を修正するため、駆動軸表面の高硬質の表面硬化
層をさらに仕上げ加工する必要がある。
ように表面硬化処理として塩浴軟窒化法を使用している
ため、駆動、軸は窒素化処理時の熱により変形する。こ
の変形を修正するため、駆動軸表面の高硬質の表面硬化
層をさらに仕上げ加工する必要がある。
本発明は駆動軸に表面硬化処理を行なっても、変形が少
なく、且つ表面硬化処理後に仕上げ加工を必要としない
自動車用燃料ポンプの駆動軸の製造方法を得ることを目
的とする。
なく、且つ表面硬化処理後に仕上げ加工を必要としない
自動車用燃料ポンプの駆動軸の製造方法を得ることを目
的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明に係る自動車用燃料ポンプの駆動軸の製造方法は
、少なくとも、自硬性金属を自動車用燃料ポンプの駆動
軸材料として所定形状に機械加工する第一工程と、機械
加工された駆動軸材料の軸受当接部に固体潤滑剤を塗付
する第二工程と、固体潤滑剤が塗付された部分を局部焼
入れ手段により表面焼入れする第三工程とを含むもので
ある。
、少なくとも、自硬性金属を自動車用燃料ポンプの駆動
軸材料として所定形状に機械加工する第一工程と、機械
加工された駆動軸材料の軸受当接部に固体潤滑剤を塗付
する第二工程と、固体潤滑剤が塗付された部分を局部焼
入れ手段により表面焼入れする第三工程とを含むもので
ある。
[作用]
本発明における、自動車用燃料ポンプの駆動軸の製造方
法の工程中、第一の工程の機械加工では仕上げ加工まで
行ない、第二の工程のペースト状の固体潤滑剤には例え
ば二硫化モリブデン(MOS2)微粒子を含むものを使
用し、第三の工程の局部焼入れ手段には例えばレーザ光
照射装置を使用するものである。前記工程の処理後の自
動車用燃料ポンプの駆動軸の表面には、焼入れ硬化層と
その外側に固体潤滑剤層との両層が形成される。
法の工程中、第一の工程の機械加工では仕上げ加工まで
行ない、第二の工程のペースト状の固体潤滑剤には例え
ば二硫化モリブデン(MOS2)微粒子を含むものを使
用し、第三の工程の局部焼入れ手段には例えばレーザ光
照射装置を使用するものである。前記工程の処理後の自
動車用燃料ポンプの駆動軸の表面には、焼入れ硬化層と
その外側に固体潤滑剤層との両層が形成される。
[実施例コ
以下、本発明の一実施例を図に基ずいて説明する。第1
図は本発明による駆動軸を使用した一実施例の自動車用
燃料ポンプ10の断面図である。第2図及び第3図は第
1図の自動車用燃料ポンプlOの駆動軸1の製造方法説
明図である。第1図において、駆動軸1は自動車用燃料
ポンプ10の略中心を貫通しており、この駆動軸1に回
転力を付加するための直流電動機としての電機子4及び
整流子3などが駆動軸1の回りに配設されている。この
駆動軸1の一端にはインペラ5が固着されており、この
インペラ5は自動車用燃料ポンプ10内に満たされてい
る自動車用燃料を駆動軸1の回転により給送する(第1
図内矢印にて図示)。この回転する駆動軸1を支えるた
め、駆動軸1の両端部近傍には軸受2a、2bがそれぞ
れ設けられている。
図は本発明による駆動軸を使用した一実施例の自動車用
燃料ポンプ10の断面図である。第2図及び第3図は第
1図の自動車用燃料ポンプlOの駆動軸1の製造方法説
明図である。第1図において、駆動軸1は自動車用燃料
ポンプ10の略中心を貫通しており、この駆動軸1に回
転力を付加するための直流電動機としての電機子4及び
整流子3などが駆動軸1の回りに配設されている。この
駆動軸1の一端にはインペラ5が固着されており、この
インペラ5は自動車用燃料ポンプ10内に満たされてい
る自動車用燃料を駆動軸1の回転により給送する(第1
図内矢印にて図示)。この回転する駆動軸1を支えるた
め、駆動軸1の両端部近傍には軸受2a、2bがそれぞ
れ設けられている。
自動車用燃料ポンプlOの作動時において、駆動軸1の
回転数は約450Orpmとなる。これにより、この駆
動軸1を軸支している軸受2a、2bと当接する駆動軸
1の摩耗を防止するため、駆動軸1には表面硬化処理が
施されている。駆動軸1の材料には自硬性金属が用いら
れており、例えばマルチンサイト系ステンレス鋼(SU
S403.5US410.5US414.5US416
.5US420など)である。また、駆動軸lを軸支し
ている各軸受2a、2bの材料は、例えば青銅系焼結金
属または鉄鋼系焼結金属が用いられている。
回転数は約450Orpmとなる。これにより、この駆
動軸1を軸支している軸受2a、2bと当接する駆動軸
1の摩耗を防止するため、駆動軸1には表面硬化処理が
施されている。駆動軸1の材料には自硬性金属が用いら
れており、例えばマルチンサイト系ステンレス鋼(SU
S403.5US410.5US414.5US416
.5US420など)である。また、駆動軸lを軸支し
ている各軸受2a、2bの材料は、例えば青銅系焼結金
属または鉄鋼系焼結金属が用いられている。
次に自動車用燃料ポンプ10の駆動軸1の製造方法につ
いて説明する。
いて説明する。
第一の工程において、表面硬化処理前の駆動軸1は、機
械加工により予め所定の形状に仕上げ加工されており、
駆動軸1の各軸受2a、2bと当接する部分の機械加工
仕上げ面は表面あらさの最大高さが2μm以下まで仕上
げ加工されている。
械加工により予め所定の形状に仕上げ加工されており、
駆動軸1の各軸受2a、2bと当接する部分の機械加工
仕上げ面は表面あらさの最大高さが2μm以下まで仕上
げ加工されている。
第二の工程において、駆動軸1の各軸受2a。
2bに当接する表面と、その近傍にはペースト状の固体
潤滑剤9をスプレー11などにより塗付する(第2図)
。このペースト状の固体潤滑剤9には、例えば、二流化
モリブデン(MOS2)微粒子と1−11トリクロロエ
タンやジメチルエーテルやフッ素系の溶剤とにより構成
したものが用いられる。第2図中、矢印Aは圧縮空気の
流れ方向である。この時、固体潤滑剤9は例えば約0.
1mmの厚さに塗付する。この時、駆動軸1をその軸1
を中心に回転させ(矢印B方向)、且つ軸方向へ水平移
動させて(矢印C方向)、固体潤滑剤9を所定の場所に
塗布する。
潤滑剤9をスプレー11などにより塗付する(第2図)
。このペースト状の固体潤滑剤9には、例えば、二流化
モリブデン(MOS2)微粒子と1−11トリクロロエ
タンやジメチルエーテルやフッ素系の溶剤とにより構成
したものが用いられる。第2図中、矢印Aは圧縮空気の
流れ方向である。この時、固体潤滑剤9は例えば約0.
1mmの厚さに塗付する。この時、駆動軸1をその軸1
を中心に回転させ(矢印B方向)、且つ軸方向へ水平移
動させて(矢印C方向)、固体潤滑剤9を所定の場所に
塗布する。
次に第三の工程において、局部焼入れ手段であるレーザ
光照射装置により、この駆動軸1の各軸受2a、2bが
当接する表面に焼入れする。第3図に示すレーザ光照射
による加熱時において、駆動軸1を50Orpm以上の
回転数でこの軸1の中心を中心に回転(矢印B方向)さ
せ、且つ軸方向へ2〜3m/+ninの速度で水平移動
(矢印C方向)させている。
光照射装置により、この駆動軸1の各軸受2a、2bが
当接する表面に焼入れする。第3図に示すレーザ光照射
による加熱時において、駆動軸1を50Orpm以上の
回転数でこの軸1の中心を中心に回転(矢印B方向)さ
せ、且つ軸方向へ2〜3m/+ninの速度で水平移動
(矢印C方向)させている。
このレーザ光照射装置としては、例えば炭酸ガスレーザ
や、YAGレーザを使用する。レーザ光はレーザ発振器
6から反射鏡7、集光レンズ8を経て、回転(矢印B方
向)および水平移動(矢印C方向)している駆動軸1上
に照射される(第3図)。このレーザ光発振器6は出力
が104w/cm2以上のものを使用する。この照射に
より熱せられた駆動軸1の冷却は空気中の自然冷却によ
る材料自身の自己冷却による。
や、YAGレーザを使用する。レーザ光はレーザ発振器
6から反射鏡7、集光レンズ8を経て、回転(矢印B方
向)および水平移動(矢印C方向)している駆動軸1上
に照射される(第3図)。このレーザ光発振器6は出力
が104w/cm2以上のものを使用する。この照射に
より熱せられた駆動軸1の冷却は空気中の自然冷却によ
る材料自身の自己冷却による。
前記の様な表面硬化処理条件により、駆動軸1の各軸受
2a、2bが当接するそれぞれの表面近傍には0.2〜
0.3mmの焼入れ硬化層と同時に固体潤滑剤層である
二流化モリブデン(MoS2)の黒色薄層が得られる。
2a、2bが当接するそれぞれの表面近傍には0.2〜
0.3mmの焼入れ硬化層と同時に固体潤滑剤層である
二流化モリブデン(MoS2)の黒色薄層が得られる。
この焼入れ硬化層の硬度は約Hv 900となる。前記
スプレー11などによる固体潤滑剤9の塗付をレーザ光
照射時と同時に行なうことにより処理時間の短縮を計っ
てもよい。また、固体潤滑剤9として黒色の二硫化モリ
ブデンなどを使用しているため、レーザ光の表面吸収率
が増大し、効率よく駆動軸1の所定の位置に加熱される
。また、本実施例では局部焼入れ手段としてレーザ光照
射装置を用いて説明したが、電子ビーム照射装置を使用
しても同様の効果を奏することは言うまでもない。
スプレー11などによる固体潤滑剤9の塗付をレーザ光
照射時と同時に行なうことにより処理時間の短縮を計っ
てもよい。また、固体潤滑剤9として黒色の二硫化モリ
ブデンなどを使用しているため、レーザ光の表面吸収率
が増大し、効率よく駆動軸1の所定の位置に加熱される
。また、本実施例では局部焼入れ手段としてレーザ光照
射装置を用いて説明したが、電子ビーム照射装置を使用
しても同様の効果を奏することは言うまでもない。
[発明の効果]
以上のように、本発明によれば駆動軸の少なくとも軸受
との当接部分に、固体潤滑剤を塗付し、局部焼入れ手段
によりその当接部分の表面硬化処理を行なっている。こ
のため、この駆動軸には焼入れ後の変形が少なく、焼入
れ後の仕上げ加工を必要としなく、駆動軸の製造を容易
なものとする。
との当接部分に、固体潤滑剤を塗付し、局部焼入れ手段
によりその当接部分の表面硬化処理を行なっている。こ
のため、この駆動軸には焼入れ後の変形が少なく、焼入
れ後の仕上げ加工を必要としなく、駆動軸の製造を容易
なものとする。
さらに、当接部分に固体潤滑剤層が形成されるため摩耗
の少ない高性能な摺動特性を有する自動車用燃料ポンプ
の駆動軸が得られる。
の少ない高性能な摺動特性を有する自動車用燃料ポンプ
の駆動軸が得られる。
第1図は本発明による駆動軸を使用した一実施例の自動
車用燃料ポンプの断面図、第2図及び第3図は第1図の
自動車用燃料ポンプの駆動軸の製造方法説明図である。 図において、lは駆動軸、2a、2bはそれぞれ軸受、
6はレーザ発振器、7は反射鏡、8は集光レンズ、9は
固体潤滑剤、10は自動車用燃料ポンプである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
車用燃料ポンプの断面図、第2図及び第3図は第1図の
自動車用燃料ポンプの駆動軸の製造方法説明図である。 図において、lは駆動軸、2a、2bはそれぞれ軸受、
6はレーザ発振器、7は反射鏡、8は集光レンズ、9は
固体潤滑剤、10は自動車用燃料ポンプである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- (1)少くとも、 (ア)自硬性金属を自動車用燃料ポンプの駆動軸材料と
して所定形状に機械加工する第一工程、(イ)機械加工
された駆動軸材料の軸受当接部に固体潤滑剤を塗付する
第二工程、 (ウ)固体潤滑剤が塗付された部分を局部焼入れ手段に
より表面焼入れする第三工程、 を含むことを特徴とする自動車用燃料ポンプの駆動軸の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3211789A JPH02209430A (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 自動車用燃料ポンプの駆動軸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3211789A JPH02209430A (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 自動車用燃料ポンプの駆動軸の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02209430A true JPH02209430A (ja) | 1990-08-20 |
Family
ID=12349956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3211789A Pending JPH02209430A (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 自動車用燃料ポンプの駆動軸の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02209430A (ja) |
-
1989
- 1989-02-10 JP JP3211789A patent/JPH02209430A/ja active Pending
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